JP2001078703A - フルクトースの甘味改質方法およびその応用 - Google Patents
フルクトースの甘味改質方法およびその応用Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】フルクトースの甘味質を改質し、よりこくのあ
る甘味質とする方法を提供することを目的とする。ま
た、フルクトースを含む食品の甘味質を改質し、よりこ
くのある甘味質とした食品を提供することを目的とす
る。さらに、甘味質をよりこくのあるものに改質したフ
ルクトース甘味料組成物を提供することを目的とする。 【解決手段】フルクトースとスクラロースとを共存させ
る。
る甘味質とする方法を提供することを目的とする。ま
た、フルクトースを含む食品の甘味質を改質し、よりこ
くのある甘味質とした食品を提供することを目的とす
る。さらに、甘味質をよりこくのあるものに改質したフ
ルクトース甘味料組成物を提供することを目的とする。 【解決手段】フルクトースとスクラロースとを共存させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フルクトースの甘
味改質方法に関する。また、本発明は、フルクトースを
含有する食品であって、その甘味質が改質された食品に
関する。さらに本発明は、甘味質の改質されたフルクト
ース甘味料に関する。本発明は、フルクトースを含む食
品全般に有用である。
味改質方法に関する。また、本発明は、フルクトースを
含有する食品であって、その甘味質が改質された食品に
関する。さらに本発明は、甘味質の改質されたフルクト
ース甘味料に関する。本発明は、フルクトースを含む食
品全般に有用である。
【0002】
【従来の技術】フルクトースの甘味質の改質について
は、従来ほとんど検討されていない。
は、従来ほとんど検討されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フルクトースは、自然
界に広く存在し、なしやすいかなどの果実、蜂蜜などに
特に多く含まれる甘味料である。ショ糖やイヌリンの分
解により得られるほか、グルコースからアルカリまたは
酵素による異性化で安価に大量に生産され、食品を始
め、多くの分野で使用されている。フルクトースは甘味
度がショ糖の1.3〜1.7倍と、糖類中で最も強く、ま
た、低温ほど甘味が強くなる性質を有する。さらに、フ
ルクトースは非常に結晶化しにくく、保湿性に富んでい
る。そのため、食品分野などでは、甘味料としての効果
に加えた、ショ糖では得られないそうした性質が、種々
に利用されている。例えば、カステラやスポンジケー
キ、羊羹などでは、甘味料と防乾燥剤を兼ねてフルクト
ースが用いられている。
界に広く存在し、なしやすいかなどの果実、蜂蜜などに
特に多く含まれる甘味料である。ショ糖やイヌリンの分
解により得られるほか、グルコースからアルカリまたは
酵素による異性化で安価に大量に生産され、食品を始
め、多くの分野で使用されている。フルクトースは甘味
度がショ糖の1.3〜1.7倍と、糖類中で最も強く、ま
た、低温ほど甘味が強くなる性質を有する。さらに、フ
ルクトースは非常に結晶化しにくく、保湿性に富んでい
る。そのため、食品分野などでは、甘味料としての効果
に加えた、ショ糖では得られないそうした性質が、種々
に利用されている。例えば、カステラやスポンジケー
キ、羊羹などでは、甘味料と防乾燥剤を兼ねてフルクト
ースが用いられている。
【0004】しかし、フルクトースは、その甘味度は強
いものの、甘味質がすっきり、あっさりとした、後切れ
のよいものであり、ショ糖のようなこくのある甘味質が
求められる場合には必ずしも要望を満たすことができな
かった。そこで、フルクトースの甘味質の改質、フルク
トースを含む食品の甘味質の改質、フルクトース主体の
甘味料であって、その甘味質がショ糖に近い、こくのあ
る甘味質とした甘味料組成物が求められている。
いものの、甘味質がすっきり、あっさりとした、後切れ
のよいものであり、ショ糖のようなこくのある甘味質が
求められる場合には必ずしも要望を満たすことができな
かった。そこで、フルクトースの甘味質の改質、フルク
トースを含む食品の甘味質の改質、フルクトース主体の
甘味料であって、その甘味質がショ糖に近い、こくのあ
る甘味質とした甘味料組成物が求められている。
【0005】本発明は、フルクトースの甘味質を改質
し、よりこくのある甘味質とする方法を提供することを
目的とする。また、本発明は、フルクトースを含む食品
の甘味質を改質し、よりこくのある甘味質とした食品を
提供することを目的とする。さらに本発明は、甘味質を
よりこくのあるものに改質したフルクトース甘味料組成
物を提供することを目的とする。
し、よりこくのある甘味質とする方法を提供することを
目的とする。また、本発明は、フルクトースを含む食品
の甘味質を改質し、よりこくのある甘味質とした食品を
提供することを目的とする。さらに本発明は、甘味質を
よりこくのあるものに改質したフルクトース甘味料組成
物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、フルクト
ース、およびフルクトースを含む食品について、その甘
味質をこくのあるものに改質すべく種々検討し、スクラ
ロースを共存させることで課題が解決されることを見い
だし、さらに、その効果が、フルクトースを添加した食
品だけでなく、食品中の成分としてもともと存在してい
る食品であっても発揮されることを確認し、本発明を完
成するに至った。
ース、およびフルクトースを含む食品について、その甘
味質をこくのあるものに改質すべく種々検討し、スクラ
ロースを共存させることで課題が解決されることを見い
だし、さらに、その効果が、フルクトースを添加した食
品だけでなく、食品中の成分としてもともと存在してい
る食品であっても発揮されることを確認し、本発明を完
成するに至った。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明においてスクラロースと
は、1-α-D-グルコピラノシル-2-β-D-フルクトフ
ラノシド分子(D-グルコースとD-フルクトースとが還
元基どうしで互いにグリコシド結合した非還元性二糖分
子)内のフルクトース残基の1、6位およびグルコース
残基の4位の三つの水酸基を塩素分子で置換した構造を
した高甘味度甘味料である(英国特許第1543167
号)。
は、1-α-D-グルコピラノシル-2-β-D-フルクトフ
ラノシド分子(D-グルコースとD-フルクトースとが還
元基どうしで互いにグリコシド結合した非還元性二糖分
子)内のフルクトース残基の1、6位およびグルコース
残基の4位の三つの水酸基を塩素分子で置換した構造を
した高甘味度甘味料である(英国特許第1543167
号)。
【0008】本発明の効果を奏するためには、結果的に
フルクトースとスクラロースとが共存していればよい。
本発明に係る、フルクトースの甘味改質方法としては、
その甘味料ないし食品を食する際に口腔内において、フ
ルクトースとスクラロースとが共存していればよい。共
存の時期や順序には特に制限はない。また、かならずし
も同一の食品中にフルクトースとスクラロースとが共存
している必要はなく、異なる食品にそれぞれ別々に含ま
れる場合であっても、食する時点においてフルクトース
とスクラロースとが共存すれば足りる。例えば、ソフト
クリームにフルクトースが含まれ、そのトッピングやコ
ーンカップにスクラロースが含まれる場合である。
フルクトースとスクラロースとが共存していればよい。
本発明に係る、フルクトースの甘味改質方法としては、
その甘味料ないし食品を食する際に口腔内において、フ
ルクトースとスクラロースとが共存していればよい。共
存の時期や順序には特に制限はない。また、かならずし
も同一の食品中にフルクトースとスクラロースとが共存
している必要はなく、異なる食品にそれぞれ別々に含ま
れる場合であっても、食する時点においてフルクトース
とスクラロースとが共存すれば足りる。例えば、ソフト
クリームにフルクトースが含まれ、そのトッピングやコ
ーンカップにスクラロースが含まれる場合である。
【0009】また、本発明に係る、フルクトースとスク
ラロースとが共存してなる食品としても、上記と同様
に、その食品を食する時点までに、フルクトースとスク
ラロースとが共存していればよい。共存の時期や順序に
は特に制限はない点も、また、かならずしも同一の食品
中にフルクトースとスクラロースとが共存している必要
がない点も同様である。
ラロースとが共存してなる食品としても、上記と同様
に、その食品を食する時点までに、フルクトースとスク
ラロースとが共存していればよい。共存の時期や順序に
は特に制限はない点も、また、かならずしも同一の食品
中にフルクトースとスクラロースとが共存している必要
がない点も同様である。
【0010】本発明を適用できる食品には特に制限はな
く、フルクトースを含む食品であればよい。食品の種類
として、菓子や加工食品、飲料、冷菓、魚肉・畜肉食品
などの別を問わない。例えば、フルクトースを含む果実
の表面にスクラロース含有粉末をふりかけてもよく、果
実のピューレにスクラロースを含ませてもよく、果汁に
スクラロースを含ませてもよい。また、蜂蜜や蜂蜜を含
む食品にスクラロースを混ぜたりふりかけたりしてもよ
く、フルクトースやフルクトースを含む食品を原材料と
して用いた食品に、原材料としてスクラロースを含ませ
ても、別の食品としてスクラロースを含む食品を合わせ
て同時に食するようにしてもよい。
く、フルクトースを含む食品であればよい。食品の種類
として、菓子や加工食品、飲料、冷菓、魚肉・畜肉食品
などの別を問わない。例えば、フルクトースを含む果実
の表面にスクラロース含有粉末をふりかけてもよく、果
実のピューレにスクラロースを含ませてもよく、果汁に
スクラロースを含ませてもよい。また、蜂蜜や蜂蜜を含
む食品にスクラロースを混ぜたりふりかけたりしてもよ
く、フルクトースやフルクトースを含む食品を原材料と
して用いた食品に、原材料としてスクラロースを含ませ
ても、別の食品としてスクラロースを含む食品を合わせ
て同時に食するようにしてもよい。
【0011】さらに、本発明に係る、フルクトースとス
クラロースとが共存してなるフルクトース甘味料組成物
としては、甘味料組成物全体としてフルクトースとスク
ラロースとが共存していればよく、粉末状、顆粒状、固
形状、液状といった剤型を問わず、また、一剤であると
二剤であるとを問わない。甘味料組成物として、フルク
トースとスクラロースとの粉体混合したものでもよく、
フルクトースの粉末にスクラロース溶液を噴霧して得ら
れたものでもよく、逆にフルクトース溶液をスクラロー
ス粉末に噴霧したものでもよい。また、フルクトース溶
液とスクラロース溶液とを混合した後、乾燥させて得ら
れたものでもよい。乾燥の方法にも特に制限はなく、ス
プレードライ、ドラムドライ、凍結乾燥など種々の方法
を使用できる。本発明に係るフルクトース甘味料組成物
には、本発明の効果を阻害しない限度において、他の食
品・食品添加物などを含むこともできる。
クラロースとが共存してなるフルクトース甘味料組成物
としては、甘味料組成物全体としてフルクトースとスク
ラロースとが共存していればよく、粉末状、顆粒状、固
形状、液状といった剤型を問わず、また、一剤であると
二剤であるとを問わない。甘味料組成物として、フルク
トースとスクラロースとの粉体混合したものでもよく、
フルクトースの粉末にスクラロース溶液を噴霧して得ら
れたものでもよく、逆にフルクトース溶液をスクラロー
ス粉末に噴霧したものでもよい。また、フルクトース溶
液とスクラロース溶液とを混合した後、乾燥させて得ら
れたものでもよい。乾燥の方法にも特に制限はなく、ス
プレードライ、ドラムドライ、凍結乾燥など種々の方法
を使用できる。本発明に係るフルクトース甘味料組成物
には、本発明の効果を阻害しない限度において、他の食
品・食品添加物などを含むこともできる。
【0012】本発明の効果を奏するためには、フルクト
ースの濃度や組成物中の配合割合によらず、食する時点
においてスクラロースの濃度が0.0002%(重量)
以上であればよい。これは、おそらく人間の味覚の特性
によるものと考えられるが、甘味料として使用されうる
フルクトースの濃度範囲内では、口腔内において同時に
スクラロースが一定量以上存在することにより、フルク
トースの甘味質にこくが付与されて感じられるためであ
る。好ましくは0.0005%(重量)以上0.0008
%(重量)以下がよい。0.0002%(重量)未満で
は、本発明の効果は弱い。フルクトースの甘味質の改質
目的のためには、特に上限はないが、スクラロース自体
が高甘味度甘味料であるため、あまりに多いとスクラロ
ース自体の甘味が支配的となり、場合によっては使用に
適さないこともあり得る。一般的には、スクラロースは
食する際に0.00165%(重量)以下となるように
すればよい。もっとも、求める甘味度や甘味質、食品の
種類や食する際の温度などによって最適な濃度は異な
り、当業者において適宜調節されるものである。このた
め、必ずしも上記濃度範囲には制限されず、本発明の効
果を奏する限度で、スクラロースを共存させればよい。
ースの濃度や組成物中の配合割合によらず、食する時点
においてスクラロースの濃度が0.0002%(重量)
以上であればよい。これは、おそらく人間の味覚の特性
によるものと考えられるが、甘味料として使用されうる
フルクトースの濃度範囲内では、口腔内において同時に
スクラロースが一定量以上存在することにより、フルク
トースの甘味質にこくが付与されて感じられるためであ
る。好ましくは0.0005%(重量)以上0.0008
%(重量)以下がよい。0.0002%(重量)未満で
は、本発明の効果は弱い。フルクトースの甘味質の改質
目的のためには、特に上限はないが、スクラロース自体
が高甘味度甘味料であるため、あまりに多いとスクラロ
ース自体の甘味が支配的となり、場合によっては使用に
適さないこともあり得る。一般的には、スクラロースは
食する際に0.00165%(重量)以下となるように
すればよい。もっとも、求める甘味度や甘味質、食品の
種類や食する際の温度などによって最適な濃度は異な
り、当業者において適宜調節されるものである。このた
め、必ずしも上記濃度範囲には制限されず、本発明の効
果を奏する限度で、スクラロースを共存させればよい。
【0013】
【実施例】以下、本発明の内容を以下の実施例、実験例
を用いて具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限
定されるものではない。
を用いて具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限
定されるものではない。
【0014】実施例1 フルクトースの10%(重量 以下同じ)水溶液(常
温)にスクラロースをそれぞれ0、0.0002、0.0
004、0.0006%共存させ、甘味質をみた。する
と、0%のときは、あっさりとした後切れのよい甘味質
であったが、スクラロースを添加した場合には、いずれ
もショ糖様のこくが付与された甘味質となり、フルクト
ースの甘味質が改質されていた。スクラロースの量が増
えるに従い甘味度は増したが、スクラロースが0.00
04%のときは、スクラロースによる甘味がほとんど感
じられないにもかかわらず、甘味質にこくの付与が認め
られた。
温)にスクラロースをそれぞれ0、0.0002、0.0
004、0.0006%共存させ、甘味質をみた。する
と、0%のときは、あっさりとした後切れのよい甘味質
であったが、スクラロースを添加した場合には、いずれ
もショ糖様のこくが付与された甘味質となり、フルクト
ースの甘味質が改質されていた。スクラロースの量が増
えるに従い甘味度は増したが、スクラロースが0.00
04%のときは、スクラロースによる甘味がほとんど感
じられないにもかかわらず、甘味質にこくの付与が認め
られた。
【0015】実施例2 転化糖の10%(重量 以下同じ)水溶液(常温)にス
クラロースをそれぞれ0、0.0002、0.0004、
0.0006%共存させ、甘味質をみた。すると、0%
のときは、あっさりとした後切れのよい甘味質であった
が、スクラロースを添加した場合には、いずれもショ糖
様のこくが付与された甘味質となり、転化糖中に50%
含まれるフルクトースの甘味質が改質されたことがわか
った。
クラロースをそれぞれ0、0.0002、0.0004、
0.0006%共存させ、甘味質をみた。すると、0%
のときは、あっさりとした後切れのよい甘味質であった
が、スクラロースを添加した場合には、いずれもショ糖
様のこくが付与された甘味質となり、転化糖中に50%
含まれるフルクトースの甘味質が改質されたことがわか
った。
【0016】実施例3 市販の蜂蜜を10%(重量)の水溶液とし、これにスク
ラロースをそれぞれ0、0.0002、0.0004、
0.0006%共存させ、甘味質をみた。すると、0%
のときは、あっさりとした後切れのよい甘味質であった
が、スクラロースを添加した場合には、いずれもショ糖
様のこくが付与された甘味質となり、蜂蜜由来のフルク
トースの甘味質が改質されていた。
ラロースをそれぞれ0、0.0002、0.0004、
0.0006%共存させ、甘味質をみた。すると、0%
のときは、あっさりとした後切れのよい甘味質であった
が、スクラロースを添加した場合には、いずれもショ糖
様のこくが付与された甘味質となり、蜂蜜由来のフルク
トースの甘味質が改質されていた。
【0017】実施例4 下記の処方に従いココア乳飲料を調製した。 処方 牛乳 10 kg 脱脂粉乳 3.5 フルクトース 5.5 スクラロース 0.00066 ココアパウダー 1 乳化剤 0.45 香料 0.08 水 残部 合計 100 L その結果、本発明に係るココア乳飲料は、スクラロース
を加えなかった場合に比べ、ショ糖様のこくが付与され
た甘味質のココア乳飲料であった。
を加えなかった場合に比べ、ショ糖様のこくが付与され
た甘味質のココア乳飲料であった。
【0018】実施例5 下記の処方に従い、ストロベリー風味の酸乳飲料を調製
した。 処方 脱脂粉乳 1.5 kg フルクトース 2.5 スクラロース 0.000825kg イチゴ濃縮果汁 0.22 クエン酸Na 0.32 乳化剤 0.4 香料 0.12 水 残部 合計 100 L その結果、本発明に係るストロベリー風味の酸乳飲料
は、スクラロースを加えなかった場合に比べ、ショ糖様
のこくが付与された甘味質の酸乳飲料であった。
した。 処方 脱脂粉乳 1.5 kg フルクトース 2.5 スクラロース 0.000825kg イチゴ濃縮果汁 0.22 クエン酸Na 0.32 乳化剤 0.4 香料 0.12 水 残部 合計 100 L その結果、本発明に係るストロベリー風味の酸乳飲料
は、スクラロースを加えなかった場合に比べ、ショ糖様
のこくが付与された甘味質の酸乳飲料であった。
【0019】実施例6 下記の処方に従い、抹茶乳飲料を調製した。 処方 牛乳 10 kg 脱脂粉乳 3.5 フルクトース 5.8 スクラロース 0.00066 抹茶 0.9 乳化剤 0.48 香料 0.27 着色料 0.03 水 残部 合計 100 L その結果、本発明に係る抹茶乳飲料は、スクラロースを
加えなかった場合に比べ、ショ糖様のこくが付与された
甘味質の抹茶乳飲料であった。
加えなかった場合に比べ、ショ糖様のこくが付与された
甘味質の抹茶乳飲料であった。
【0020】実施例7 下記の処方に従い、アップル風味の清涼飲料水(無果
汁)を調製した。 処方 果糖 3.7 kg 果糖ブドウ糖液糖 8 スクラロース 0.000495 DL−リンゴ酸 0.07 クエン酸Na 0.03 乳化剤 0.052 香料 0.22 水 残部 合計 100 L その結果、本発明に係る清涼飲料水は、スクラロースを
加えなかった場合に比べ、ショ糖様のこくが付与された
甘味質の清涼飲料水であった。
汁)を調製した。 処方 果糖 3.7 kg 果糖ブドウ糖液糖 8 スクラロース 0.000495 DL−リンゴ酸 0.07 クエン酸Na 0.03 乳化剤 0.052 香料 0.22 水 残部 合計 100 L その結果、本発明に係る清涼飲料水は、スクラロースを
加えなかった場合に比べ、ショ糖様のこくが付与された
甘味質の清涼飲料水であった。
【0021】実施例8 フルクトース100重量部とスクラロース0.01重量
部とをタンク内でジェット気流を用いて均一に粉体混合
し、フルクトース甘味料組成物を得た。
部とをタンク内でジェット気流を用いて均一に粉体混合
し、フルクトース甘味料組成物を得た。
【0022】実施例9 フルクトース100重量部の粉末をスプレードライヤー
中に入れ、そこへスクラロース1重量部の水溶液を噴霧
し、フルクトース甘味料組成物を得た。
中に入れ、そこへスクラロース1重量部の水溶液を噴霧
し、フルクトース甘味料組成物を得た。
【0023】実施例10 フルクトース50重量部とスクラロース0.002重量
部とを水に溶解して100重量部とし、これを凍結乾燥
して、フルクトース甘味料組成物を得た。
部とを水に溶解して100重量部とし、これを凍結乾燥
して、フルクトース甘味料組成物を得た。
【0024】実施例11 転化糖100重量部とスクラロース0.02重量部とを
タンク内でジェット気流を用いて均一に粉体混合し、フ
ルクトース甘味料組成物を得た。
タンク内でジェット気流を用いて均一に粉体混合し、フ
ルクトース甘味料組成物を得た。
【0025】実施例12 バナナピューレにスクラロースをそれぞれ0、0.00
02、0.0004、0.0006%共存させ、甘味質を
みた。すると、0%のときに比べ、スクラロースを添加
した場合には、いずれも甘味質のこくが増し、おいしい
バナナピューレであった。
02、0.0004、0.0006%共存させ、甘味質を
みた。すると、0%のときに比べ、スクラロースを添加
した場合には、いずれも甘味質のこくが増し、おいしい
バナナピューレであった。
【0026】実施例13 桃の果汁にスクラロースをそれぞれ0、0.0002、
0.0004、0.0006%共存させ、甘味質をみた。
すると、0%のときに比べ、スクラロースを添加した場
合には、いずれも甘味質のこくが増し、おいしい果汁で
あった。
0.0004、0.0006%共存させ、甘味質をみた。
すると、0%のときに比べ、スクラロースを添加した場
合には、いずれも甘味質のこくが増し、おいしい果汁で
あった。
【0027】実施例14 果糖ブドウ糖液糖100重量部にスクラロース0.01
重量部を均一に混合し、液状フルクトース甘味料組成物
を得た。
重量部を均一に混合し、液状フルクトース甘味料組成物
を得た。
【0028】
【発明の効果】本発明により、フルクトースの甘味質に
おける特徴でもあり欠点ともなることがあった、すっき
り、あっさりとした、後切れのよい甘味質を、ショ糖様
のこくのある甘味質に改質することができた。これによ
り、甘味度・甘味質の要求に応えながら、かつ、フルク
トースの有する特質を活かした甘味料組成物や食品を提
供することができることとなった。本発明の副次的な効
果として、甘味質の改質に加え、甘味の持続を図ること
もできた。すなわち、フルクトースは食した場合に、シ
ョ糖に比べ甘味の減少が早く、甘味の持続が短く、例え
ば、甘味料としてフルクトースを用いた羊羹を食べた後
に抹茶を飲む場合、甘味が持続せず抹茶の苦みがより強
く感じられるという欠点があった。しかし、本発明によ
り、甘味が持続し、甘味が口に残った状態で抹茶を飲む
ことができ、羊羹も抹茶もおいしく食することができる
こととなった。これにより、フルクトースの甘味質だけ
でなく甘味の持続についても、要望に応じ、任意に調節
することができ、フルクトースを用いた食品のバラエテ
ィを豊かにすることができることとなった。本発明は、
食品工業において、特に有用である。
おける特徴でもあり欠点ともなることがあった、すっき
り、あっさりとした、後切れのよい甘味質を、ショ糖様
のこくのある甘味質に改質することができた。これによ
り、甘味度・甘味質の要求に応えながら、かつ、フルク
トースの有する特質を活かした甘味料組成物や食品を提
供することができることとなった。本発明の副次的な効
果として、甘味質の改質に加え、甘味の持続を図ること
もできた。すなわち、フルクトースは食した場合に、シ
ョ糖に比べ甘味の減少が早く、甘味の持続が短く、例え
ば、甘味料としてフルクトースを用いた羊羹を食べた後
に抹茶を飲む場合、甘味が持続せず抹茶の苦みがより強
く感じられるという欠点があった。しかし、本発明によ
り、甘味が持続し、甘味が口に残った状態で抹茶を飲む
ことができ、羊羹も抹茶もおいしく食することができる
こととなった。これにより、フルクトースの甘味質だけ
でなく甘味の持続についても、要望に応じ、任意に調節
することができ、フルクトースを用いた食品のバラエテ
ィを豊かにすることができることとなった。本発明は、
食品工業において、特に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23L 1/236 A23L 1/236 A 2/60 2/00 C
Claims (3)
- 【請求項1】フルクトースとスクラロースとを共存させ
ることを特徴とするフルクトースの甘味改質方法。 - 【請求項2】フルクトースとスクラロースとが共存して
なる食品。 - 【請求項3】フルクトースとスクラロースとが共存して
なるフルクトース甘味料組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20247599A JP2001078703A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-16 | フルクトースの甘味改質方法およびその応用 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20168599 | 1999-07-15 | ||
| JP11-201685 | 1999-07-15 | ||
| JP20247599A JP2001078703A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-16 | フルクトースの甘味改質方法およびその応用 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001078703A true JP2001078703A (ja) | 2001-03-27 |
Family
ID=26512930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20247599A Pending JP2001078703A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-16 | フルクトースの甘味改質方法およびその応用 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001078703A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2014103349A1 (ja) * | 2012-12-26 | 2017-01-12 | 日本コーンスターチ株式会社 | 液状甘味料組成物 |
-
1999
- 1999-07-16 JP JP20247599A patent/JP2001078703A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2014103349A1 (ja) * | 2012-12-26 | 2017-01-12 | 日本コーンスターチ株式会社 | 液状甘味料組成物 |
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