[go: up one dir, main page]

JP2001072690A - イミドシラン化合物 - Google Patents

イミドシラン化合物

Info

Publication number
JP2001072690A
JP2001072690A JP24156199A JP24156199A JP2001072690A JP 2001072690 A JP2001072690 A JP 2001072690A JP 24156199 A JP24156199 A JP 24156199A JP 24156199 A JP24156199 A JP 24156199A JP 2001072690 A JP2001072690 A JP 2001072690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silane
group
unsaturated
imidosilane
nitrogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24156199A
Other languages
English (en)
Inventor
L Gunter Michael
マイケル・エル・ギュンター
R Paul Erik
エリック・アール・ポール
E Petty Herbert
ハーバート・イー・ペティ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lanxess Solutions US Inc
Original Assignee
CK Witco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CK Witco Corp filed Critical CK Witco Corp
Priority to JP24156199A priority Critical patent/JP2001072690A/ja
Publication of JP2001072690A publication Critical patent/JP2001072690A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の表面、例えば、金属酸化物、シリケー
ト類、微粒状シリカ質繊維および含量のような表面、な
らびにガラス繊維、鋼繊維およびアルミニウム繊維のよ
うな繊維の処理に使用される有機官能性シラン化合物を
提供する。 【解決手段】当該有機官能性シラン化合物が本質的にシ
ロキサン類およびハロゲン化物を含まない不飽和イミド
シランである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野および従来の技術】有機官能性
シラン化合物は、種々の表面、例えば、金属酸化物、シ
リケート類、微粒状シリカ質繊維および顔料のような表
面、ならびにガラス繊維、鋼繊維およびアルミニウム繊
維のような繊維の処理に使用されてきた。(金属表面
は、たとえそれらの内層面が酸化されなくても酸化され
るので、酸化物表面として考えられる。)いくらかの有
機官能性シラン処理は、シラン単独もしくはシランとそ
の他の化学品と一緒になった有機溶液、水性−有機溶液
または水溶液で上記のような表面を被覆することを含
む。
【0002】これらの処理は無機酸化物と樹脂質媒質と
の間の結合力を増強させる。その結果、シラン類は、無
機酸化物表面に対する被覆剤、接着剤およびシーラント
剤の塗布におけるプライマーの成分として、ガラス繊維
を配合する複合材料のような充填剤処理樹脂複合材料の
強度および構造結合性を改良するための充填剤前処理剤
として有用性がある。このような有機官能性加水分解性
シラン類は「カップリング剤」または「定着剤(Adhesio
n Promoters)」と呼ばれる。
【0003】有機官能性シランの効力は、大部分、樹脂
質媒質と化学反応または結合する能力に依存する。熱硬
化性樹脂の硬化反応の間、有機官能基の反応性が熱硬化
性樹脂または硬化剤の反応性と一致する必要がある。有
機官能性シランは、樹脂質媒質を作り上げる有機ポリマ
ーの一部とならなければならない。熱可塑性物品を制作
する際に、有機官能性シランは樹脂質媒質の一部となる
必要もあり、ポリマー上の有機官能性基と反応するかま
たはポリマー主鎖上にグラフトするかのいずれかによ
る。
【0004】有機官能性シランは、当該シランを配合す
る物品の構造結合性の増強を達成するために樹脂質媒質
の総てと反応する必要はない。しばしば、この増強は、
シランが樹脂質媒質の一部とのみ反応するか、樹脂質媒
質と相容性のある添加剤と反応する場合に達成できる。
例えば、ガラス繊維強化されるためのバージンポリプロ
ピレンは、米国特許第5,300,547号明細書に教
示されているように、典型的には、マレイン酸化ポリプ
ロピレン(別名:結合ポリプロピレン(coupledpolyprop
ylene))と共に配合される。マレイン酸化ポリプロピレ
ンは、プロピレンと不飽和有機酸またはそれらの酸無水
物とのグラフトかコポリマーに関連する。例えば、無水
マレイン酸は、一般に、プロピレンと反応して無水マレ
イン酸−プロピレンコポリマーを形成する。2種類のポ
リプロピレン(バージンおよびマレイン酸化)は、ガラ
ス繊維と一緒に配合用押出機中に共供給され、ペレット
化される。この処理のためのガラス繊維は、無水マレイ
ン酸と化学的に相容性のあるシラン類を含有させるため
に表面処理剤(サイズ剤)を用いて製造される。SILQUE
ST(登録商標)A-1100(登録商標)3−アミノプロピル
トリエトキシシランのようなアミノシランは、無水マレ
イン酸相容性シランの例である。配合(押出)の間、ガ
ラス繊維上のシランとマレイン酸化ポリプロピレンは化
学結合を形成する。シランはバージンポリプロピレンと
は反応しない。マレイン酸化ポリプロピレンに対するガ
ラス繊維の化学結合は、ガラス繊維強化ポリプロピレン
の性能利点をもたらす。マレイン酸化ポリプロピレンを
使用する一つの欠点は、非結合すなわちバージンポリプ
ロピレンのそれに比較してその経費にある。マレイン酸
化ポリプロピレンを使用する別の欠点は、構造結合性と
強度における最大限の増強が達成されないことである。
バージンポリプロピレン中に混合または分散するマレイ
ン酸化ポリプロピレンは均質とならない。無機表面上の
シランの有機官能基と化学反応するその能力はバージン
ポリプロピレンの存在により抑制される。シランと反応
しないポリプロピレンのマレイン酸官能基は複合材料に
対し望ましくない特性、例えば、樹脂質媒質をより親水
性にすることに関与することがあり、したがって、水分
のために分解に対する抵抗性を低くする。ガラス繊維強
化バージンポリプロピレンを用いて性能を向上させるこ
とは、ガラス繊維に非結合(バージン)ポリプロピレン
に対する反応性を付与することにより、有用となるであ
ろう。
【0005】無機物質とともに使用されるその他の有機
樹脂(例えば、ナイロン)はしばしば充分でないか反応
性のない官能基を有する。これらの物質と結合において
有効である新規なシラン類は、無機材料とともに使用さ
れるとき有機樹脂の特性を増強するのに要求(必要と)
される。イミドシラン類は、単独または遊離基発生剤と
共に使用されるとき、種々の樹脂質媒質とカップリング
(couple)またはそれに結合する(bond)それらの独自の能
力がある。
【0006】イミドシラン類は公知である(例えば、米
国特許第3,755,354号および第3,249,4
61号並びに欧州特許第050861号各明細書参照)
が、これらのイミドシラン類は当該シラン類の製造方法
に固有である水の存在に問題がある。水はシランの加水
分解をもたらし、シロキサンを形成し、シラン類を液体
からペーストに変え、それは、無機表面の表面上で可溶
性で流動性であるようにシランを要求する被覆用または
サイズ剤用配合物に使用するのに不適である。例えば、
米国特許第3,755,354号明細書の実施例1を参
照されたい。その他の合成方法は塩化物の存在をもたら
し、それは複合材料マトリックスを劣化させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新規
な不飽和イミドシラン類およびこれらのシラン類を配合
する組成物を提供することにある。さらに、本発明の目
的は、本質的にシロキサン類や塩化物の存在しないこれ
らのイミドシラン類の新規な製造法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、無機充填剤で
強化した有機樹脂の湿潤および乾燥機械強度ならびに無
機表面または充填剤を不飽和イミドシランおよび場合に
より遊離基発生剤で表面処理することにより得られる無
機表面に対する有機樹脂の接着性の改良を記載する。エ
チレン性官能化シラン、および場合により、遊離基誘導
グラフトで処理した充填剤の配合は、向上した性能さえ
も与える。具体的には、不飽和イミドシラン、そして場
合により遊離基発生剤で処理した充填剤、特にガラス繊
維で強化した熱可塑性および熱硬化性樹脂は劇的に強化
された湿潤および乾燥屈曲強度をもつ複合材料を与え
る。シラン構造 本発明の不飽和イミドシラン類は式(I)((R1)bY)aR2
3-aSiR3N(C=O)2X(式中、R1およびR2は、一価の基で
あり、R3は二価の基であり、Xは少なくとも一個のエ
チレン性不飽和を有する二価の基であり、ここで、その
双方の結合手(valence)が、窒素に結合されているカル
ボニル基に結合されており(すなわち、-C(=O)NC(=O)-
基をもつ環を形成)、Yは酸素、窒素または硫黄であ
り、a=1〜3、およびbはYの原子価に依存してb=
1または2である。)を有する。
【0009】上記式Iにおいて、各R1は一価の基、例
えば、水素、イミノ基、ジアルキルアミン、あるいは、
好ましくは、ヘテロ原子、例えば、酸素、窒素もしくは
硫黄を含有することができる、アリール、アリル、シク
ロアルキル、アルキル(線状もしくは枝分かれした)ま
たはアラルキル(これらに限定されない)を含む炭化水
素官能基である。R1はアシル官能基(例えば、アセチ
ル基)であることもできる。R1の例には-N=C(CH3)2
よび-CH=CHCH3がある。最も好ましくは、R1は1〜10
個の炭素原子を有するアルキル基、例えば、メチル、エ
チル、イソプロピル、シクロヘキシル、またはにイソブ
チルである。
【0010】bの値はYの原子価に依存、すなわち、Y
=酸素または硫黄のときb=1でY=窒素のときb=2
である。好ましくは、Yは酸素である。好ましくは、a
は3であり、a<3の場合、各R2は、炭化水素基、飽
和炭化水素、不飽和炭化水素またはシアノ(これらに限
定されない)を含む一価の基である。好ましくは、R2
はシクロアルキル、アルキル(線状もしくは枝分かれし
た)またはアラルキル基であり、これらは、例えば、酸
素、窒素もしくは硫黄のようなヘテロ原子および1〜1
0個の炭素原子を含むことができる。例示的にR 2には
フェニル、フェニルエチルもしくは2−メトキシプロピ
ル等がある。最も好ましくは、R2はメチルまたはエチ
ルである。
【0011】R3は、アルキレン、アルケニレン、アル
カリレン、アリーレン、またはポリアルキレンオキシド
(これらに限定されない)を含む二価の橋かけ基である
が、好ましくは、C1〜C12のアルキレン、例えば、プ
ロピレンもしくはn−ブチレンであり、枝分かれした、
例えば、ネオペンチレン、環状、例えば、ジメチレンシ
クロヘキサン、もしくは不飽和、例えば、ジメチレンシ
クロヘキセンもしくはフェニレンであってもよい。
【0012】新規なシラン類では、R3はヘテロ原子置
換基を含むことができ、例えば、R3は主鎖または主鎖
に対する側鎖におけるアミノ基を含むことができる。R
3の具体的な例は、エチレンプロピレンアミン、ジフェ
ニレンアミン、ジ(エチレン)エチルアミンである。こ
のようなシラン類は、特にR3中にアミンを含むシラン
は、それらが複合材料製造処理中に別の化学反応が行わ
れ得るので有利である。
【0013】Xは二価の種であり、各結合手がカルボニ
ル基に結合され、各カルボニル基は窒素に結合され、し
たがって、少なくとも1個の環を形成する。さらにXは
環に対して内部または外部のいずれかで、少なくとも1
個のエチレン性不飽和を含有する。Xはいずれかの環に
不飽和を有する二環式であることができる。好ましく
は、Xはイミド基をもつ5〜12個の原子からなる環を
形成する炭化水素である。(イミド(-C(=O)NC(=O))官
能性)を組み込んだ)Xの具体的な例は、(I)イソブ
テニルサクシンアミド、(II)(+/−)−2−オク
テン−1−イルサクシンイミド、(III)イタコンイ
ミド、(IV)2−ドデセン−1−イルサクシンイミ
ド、(V)シス−1,2,3,6−テトラヒドロフタル
イミド、(VI)シス−5−ノルボルネン−エンド−
2,3−ジカルボキシルイミド、(VII)エンド−ビ
シクロ[2.2.2]オクト−5−エン−2,3−ジカ
ルボキシルイミド、(VIII)メチル−5−ノルボル
ネン−2,3−ジカルボキシルイミド、(IX)エキソ
−3,6−エポキシ−1,2,3,6−テトラヒドロフ
タルイミド、(X)マレイミド、(XI)シトラコンイ
ミド、(XII)2,3−ジメチルマレイミド、(XI
II)1−シクロペンテン−1,2−ジカルボキシイミ
ド、(XIV)3,4,5,6−テトラヒドロフタルイ
ミドである。
【0014】
【化1】
【0015】好ましくは、不飽和イミドシラン類は実質
的にシロキサン類を有しない。合成中に発生する水はア
ロキシシランの早すぎる加水分解をもたらし、シロキサ
ン類を形成する。好ましくは、シランの重量を基準に5
重量%未満のシロキサン、より好ましくは、2重量%未
満、そして、最も好ましくは0.5重量%未満であり、
さらにより好ましくはシロキサンを含まない。シロキサ
ンを本質的に含まないことは、以下に述べる新規な製造
方法の処理の結果である。このように水を含まないこと
はシラン反応に影響を与えないことにおいて利点を与え
る。さらに、水の存在はアロキシシランが加水分解し、
濃縮してシロキサンをもたらし、当該シロキサンは固体
ないしペースト状であり、ガラス繊維を処理するのにそ
のまま使用できない。
【0016】シラン類は、好ましくは、ハロゲン、特に
塩素も含まない。何故なら、これらのハロゲン類は複合
材料に有害であり得るからである。ハロゲン量は1重量
%未満であるべきであり、より好ましくは0.01重量
%そして最も好ましくはゼロ重量%のハロゲンである。シランを含有する組成物 シランは、充填剤もしくは平面表面のような無機表面、
樹脂質媒質および場合により遊離基発生剤を含有する組
成物内に含ませることができる。これらの組成物にシラ
ンを配合させる方式は、シラン単独もしくはその他の化
学薬品と一緒にした有機溶液、水性有機溶液もしくは水
溶液で無機表面を処理するかまたは溶媒を用いないでシ
ランでその表面を被覆することを含む。次いで、これら
のシラン処理表面を樹脂質媒質と、そして場合により遊
離基発生剤と合わせることができる。ある場合には、シ
ランを、いわゆる「全体ブレンド(integral blendin
g)」と呼ばれる処理で樹脂質媒質に直接加えることがで
きる。シランで処理した無機表面と結びついた樹脂質媒
質は、例えば、押出、射出、カレンダリング、流し込み
成形、圧縮成形、積層およびトランスファー成形を含む
成形のため、ラッカー、フイルム結合、塗料、プライマ
ー、インク、染料、バインダーおよびガラス繊維サイズ
剤を含むコーチングのために使用できる。
【0017】シランで都合よく処理され得る無機表面
は、その露出表面に酸化物またはヒドロキシ基のいずれ
かを有する無機固体物質であり、従来公知のカップリン
グ剤により処理できるいずれの物質をも含む。無機固体
物質は、微粒子状または不規則形もしくは規則形(例え
ば、球形)、個々の繊維、織布繊維マットもしくは布
帛、またはシート、フイルム、スラブおよび形成した造
形体のような連続表面を含むいずれの形態であることも
できる。
【0018】適切に使用される無機固体物質の特定の例
は、例えば、表面酸化状態の真鍮、その表面で酸化され
ている銅金属、鉄、鋼、アルミナ、アルミニウム三水和
物、ヒュームドシリカのようなシリカ質物質、水和シリ
カ、シリカエーロゲル、珪酸アルミニウム、珪酸マグネ
シウムカルシウム、クレー、マイカ、分子篩、珪灰石、
E−ガラス、S−ガラス、A−ガラス等である。
【0019】使用されるシランの量は、無機固体物質の
表面特性を変化させる量であり、その結果、シランが配
合される樹脂質媒質に対してより相容性および/または
接着性となる。シランを樹脂に全体ブレンド法により供
給するとき、シランの有効量は、樹脂に配合される固体
無機物質の重量を基準に、約0.05重量%〜約15重
量%で変動でき、好ましくは、0.1重量%〜2.0重
量%である。
【0020】繊維状もしくは粒子状充填剤、顔料等の形
態の無機固体物質の表面にシランを直接供給するとき、
その有効量は、無機固体物質の重量を基準に、約0.0
1重量%〜約10重量%で変動でき、好ましくは、0.
1重量%〜約0.5重量%である。無機固体物質の表面
にシランをプライマーとして塗布するとき、表面に塗布
されるシランの有効量は、処理される無機固体物質表面
の1平方メートル当たりのシランの重量として換算し
て、約0.005g/m2〜約1.5g/m2で変動で
き、好ましくは約0.01g/m2〜0.1g/m2であ
る。
【0021】樹脂質媒質は熱可塑性物質または熱硬化性
物質であることができ、「樹脂質媒質」という用語の使
用は当該物質がその場で形成され、したがって、無機固
体物質と接触状態にある間にモノマー物質から誘導され
る可能性を排除しない。好ましくは、熱可塑性樹脂が本
発明に使用される。
【0022】本発明のシランを適切に使用できる樹脂質
媒質には多くの樹脂が含まれ、これらの樹脂はシランの
不飽和イミド基と単独で、または場合により遊離基発生
剤と一緒で反応性である。例示の目的のため、樹脂質媒
質は、アルキド樹脂類、不飽和ポリエステル類、ビニル
エステル類、ナイロン類、熱可塑性ポリエステル類、ポ
リエチレン類、ポリプロピレン類、ポリブチレン類、ポ
リスチレン類、スチレンおよびブタジエンのコポリマ
ー、エチレンおよびプロピレンのコポリマー、SBR、
天然ゴム等であることができる。最も好適には、ポリプ
ロピレンが使用される。
【0023】サイズ剤には、水溶性もしくは油溶性過酸
化物、例えば、過酸化水素、過硫酸アンモニウム、過硫
酸カリウム、種々の有機過酸化物、例えば、ジアルキル
過酸化物(例:ジイソプロピルぺルオキシド、ジラウリ
ルペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、ジ−
(2−t−ブチルペロキシイソプロピル)ベンゼン);
ジクミルペルオキシド、アルキル水素過酸化物、例え
ば、t−ブチルハイドロジェンペルオキシド、t−アミ
ルハイドロジェンペルオキシド、クミルハイドロジェン
ペルオキシド、ジアシル過酸化物、例えば、アセチルペ
ルオキシド、ラウロイルペルオキシド、ベンゾイルペル
オキシド、ペロキシエステル、例えば、エチルペロキシ
ベンゾエート、ならびにアゾ化合物、例えば、2−アゾ
ビス(イソブチロニトリル)等からなる群から選択され
る遊離基発生剤を含むことができる。遊離基発生剤が樹
脂質物質、特に、高せん断処理と共同した熱可塑性樹脂
であることができることも含まれる。高せん断は、熱可
塑性樹脂を分解させ、ポリマー主鎖または鎖末端におい
て遊離基を発生させる。
【0024】無機表面を処理するのに使用される被覆
は、シラン単独でもしくはその他の化学薬品と一緒とな
って有機溶液、水性有機溶液または水溶液であることが
できる。その他の化学薬品は、湿潤剤、静電気防止剤、
均染剤、バインダー、潤滑剤、繊維保護剤、フイルム形
成剤等として使用される。
【0025】シラン類の溶液をガラス繊維を処理するの
に使用するとき、それらは「サイズ(sizings)」と呼ば
れる。このような組成物は、通常、エマルションの形態
のフイルム形成ポリマー、例えば、ポリウレタン、エポ
キシ、不飽和ポリエステル、エポキシエステル、ビスフ
ェノールAエポキシ、ビスフェノール性ポリエステル、
ポリビニルアセテート、酢酸ビニルとアクリル酸とのコ
ポリマー類、ポリエチレン、エチレンビニルアセテート
コポリマー類、メラミンホルムアルデヒド等を含有でき
る。サイズは可塑剤、例えば、フタレート類、ホスフェ
ート類、ポリエステル類等も含有できる。サイズは滑
剤、例えば、カチオン酸可溶化脂肪酸アミド類、ポリア
ルキレンオキシド類、アルキルイミダゾリン誘導体、ア
ミド置換ポリエチレンアミン類、マイクロクリスタリン
ワックス、脂肪酸ポリアミン類等も含むことができる。
サイズは、酸類、(例えば、酢酸もしくはシス−ブテン
二酸)、水、界面活性剤、消泡剤、乳化剤、またはその
他のシラン類(例えば、エチレン性不飽和シラン類)を
含むことができる。水は、ガラス繊維に向けてシランを
活性化するのにサイズ内に必要である。サイズに使用さ
れるその他の化学薬品は、K.L. Loewenstein, 連続ガラ
ス繊維の製造技術(The Manufacturing Technology of C
ontinuous Glass Fibers),3rd改訂版(Elservier, Amste
rdam, 1993)に言及されている。
【0026】サイズ内に一緒にシランおよび水を加える
とサイズ内にシランの分散が見込めるが、水およびシラ
ンの予備混合およびサイズを72時間を超えてエージン
グする事はシロキサンゲルをもたらし、これは有用でな
い。
【0027】好ましくは、サイズをポリマー複合材料中
に配合しようとするガラス繊維に施用する。このような
組成物の製造は当業界で公知である。得られた複合材料
の湿潤強度および乾燥強度は増強されており、湿潤性が
向上ししかも改良したストランド集結度であった。製造方法 アミノアルキルジアルコキシシランまたはアミノトリア
ルコキシシラン(例えば、アミノプロピルトリアルコキ
シシラン、もしくはN−アミノエチル−3−アミノプロ
ピルメチルジアルコキシシラン)および不飽和酸無水物
からイミドシラン類を製造する。ハロゲン含有シラン類
は望ましくないハロゲン化物をもたらすので、それらを
使用するのは好ましくない。このような反応は開環シラ
ンを形成する。使用する酸無水物の例は、イソブテニル
コハク酸、(+/−)−2−オクテン−1−イルコハク酸、
イタコン酸、2−ドデセン−1−イルコハク酸、シス−
1,2,3,6−テトラヒドロフタル酸、シス−5−ノ
ルボルネン−エンド−2,3−ジカルボン酸、エンド−
ビシクロ[2.2.2]オクト−5−エン−2,3−ジ
カルボン酸、メチル−5−ノルボルネン−2,3−カル
ボン酸、エキソ−3,6−エポキシ−1,2,3,6−
テトラヒドロフタル酸、マレイン酸、シトラコン酸、
2,3−ジメチルマレイン酸、1−シクロペンテン−
1,2−ジカルボン酸および3,4,5,6−テトラヒ
ドロフタル酸がある。
【0028】この第一工程は、溶媒の存在下または不存
在下で加熱または加熱しないで行うことができるが、水
の形成をもたらし得る加熱はしないほうが好ましい。適
切な溶媒には、メチレンクロリド、クロロホルム、アル
コール類、脂肪族および芳香族炭化水素類、並びにエー
テル類等がある。
【0029】開環シラン(すなわち、アミド酸シラン(a
micacid silane))をキャップ物質で処理し、それによ
り、環化中に水が形成するのを避ける。好ましくは、こ
の工程は加熱しないで行うべきである。シリル化剤であ
る適切なキャップ物質にはハロゲン化トリアルキルシリ
ル、ビス−(トリメチルシリル)トリフルオロアセタミ
ド、N,O−ビス(トリメチルシリル)アセタミド、N
−メチル−N−トリメチルシリルトリフルオロアセタミ
ド、1−(トリメチルシリル)イミダゾール、N−トリ
メチルシリルジエチルアミン、ヘキサメチルジシラザン
およびそれらの混合物がある。特に、トリメチルクロロ
シランが有用である。
【0030】その他のキャップ剤は、カルボン酸をエス
テル類、例えば、クロル化炭化水素類、炭酸ジアルキ
ル、ピロカルボン酸ジアルキル、スルホン酸ジアルキ
ル、ジアゾメタン等に変換するようなものである。しか
し、酸類をエステル類に変換するのに一般に使用される
アルコール類は、キャップ反応の間水を形成するので適
切ではない。好ましくは、この反応工程は、キャップ物
質がハロゲン化水素を形成するときに酸のスキャベンジ
ャ(例えば、塩基)の存在下で行われる。この塩基はハ
ロゲン化物を除去するのに使用される。塩基の適切な例
には、トリエチルアミン、ピリジンもしくはジメチルア
ミノピリジンまたはいずれかの第三級アミン等がある。
【0031】第三工程は、キャップしたアミド酸シラン
を加熱してイミドシランを形成する。キャップ物質がシ
リル化剤であるとき、2当量が必要である。このシリル
化剤がカルボン酸のヒドロキシル基とアミドのN−H基
の双方と反応する。温度は、減圧下で40℃〜80℃で
ある。この工程中、キャップ物質(例えば、ヘキサメチ
ルジシロキサン(MM))の反応生成物は最初の酸無水
物の酸素と一緒に放出される。前記反応済みキャップ剤
はイミドシランから蒸留またはフラッシュストリップに
より除く。キャップ物質がカルボン酸エステルを形成す
る場合、次いで、アミド酸エステルシランを加熱するこ
とにより環化が促進されることがある。この温度は40
〜220℃であり、好ましくは80〜120℃である。
この工程中、アルコールが形成される。
【0032】得られる生成物はシロキサン類の存在を回
避しハロゲン化物の量が少ない。水(およびシロキサン
類)の形成を回避する、別のイミドシランを形成する方
法は、不飽和酸無水物を一工程でイソシアナトシランと
反応させる方法であり、この方法はCO2を放出し、同
時にイミドシランを生成する。触媒、好ましくはホスホ
レンの存在下、化学量論量比の酸無水物とイソシアナー
トとを還流温度で加熱し、冷却し、濾過をする。
【0033】あるいは、ビニル官能基をもつ不飽和イミ
ドをヒドロアルコキシシランでヒドロシリル化してもよ
い。ヒドロシリル化は当業界で公知のようにして行う。
例えば、Marciniec編、ヒドロシリル化の総合ハンドブ
ック(Comprehensive Handbookon Hydrosilylation)(1
992)を参照されたい(関連部分を参照として本明細
書に含める。) 第4工程は、水を飛ばす工程であり、ビス(アミドシラ
ン)から始め、約190〜240℃(触媒の存在下また
は不存在下で)に加熱し、イミドシランおよびアミノシ
ランを得る。
【0034】
【実施例】(実施例1)シランAの合成 5000ミリリットルの反応器を窒素雰囲気下(バブラ
ー)に置き、352gの粉砕した無水マレイン酸および
574gのメチレンクロリドを装填した。撹拌下、2時
間にわたって反応器に796gのSILQUEST(登
録商標)A−1100(登録商標)(ウイトコ社)3−
アミノプロピルトリエトキシシランを加えた。氷−塩浴
を使用して反応器を10℃に冷却した。723gのトリ
エチルアミンを反応器に装填した。冷却を継続しなが
ら、777gのトリメチルシリルクロリドを反応器に加
えた。トリメチルシリルクロリド添加の終点近くで、3
00gのメチレンクロリドを反応器に装填し、撹拌を一
夜継続した。反応混合物を、最初30μm、次いで0.
5μmの濾紙で加圧濾過をした。5000ミリリットル
のフラスコに濾液を入れ、メチレンクロリドを、室温で
ゆっくりと200mmHgに減圧をしながらフラスコか
ら留去させた。最終生成物の環化は減圧下で穏やかに加
熱しながら行った。減圧蒸留により粗生成物を精製し
た。1H、13Cおよび29SiNMRによるとマレイミド
プロピルトリエトキシシランに一致した。このプロセス
を図式Iに示す。
【0035】
【化2】
【0036】(比較例1)米国特許第3,755,35
4号に従うマレイミドシランの合成23.2gの3−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン、10.3gの無水マ
レイン酸、0.53gのピリジンおよび316gのへキ
サンを、ディーン・スターク・トラップを備えた100
0ミリリットルの三口丸底フラスコ中に装填した。この
混合物を13時間還流した。二層を形成した。低層を分
離し、29−SiNMRスペクトルにより分析した。分
析結果は35モルパーセントのシロキサン類を示し、シ
ランの合成中に水が存在したことを示す。
【0037】本例のシランの水溶液を調製する試みを行
った。0.2gのシラン、0.1gの氷酢酸、0.6g
のメタノールおよび0.2gの水の混合物を20分間撹
拌した。さらに18.95gの水を撹拌下ゆっくりと加
えた。すぐに黄色を帯びた固体が沈殿した。上記混合方
法により、シランAの澄明な安定な均一水溶液を製造し
た。 (実施例2)シランAを用いるガラス繊維の処理(過酸
化物使用せず) シランAを貯蔵加水分解溶液に加えることによりガラス
繊維サイズ浴を調製した。貯蔵加水分解溶液は、144
0gの2−プロパノールおよび160gの蒸留水から構
成された。この溶液のpHを氷酢酸でpH4に調整し
た。撹拌下1.5gのシランAを298.5gの前記貯
蔵溶液に加えることにより、0.5パーセント(重量/
重量)のシランA溶液を調製した。さらに30分間この
溶液を撹拌して、シランの加水分解を完全にした。繊維
ガラス布帛をストリップ状に切断し、シラン溶液中に浸
漬した。ストリップをヒュームフード中に吊して乾燥空
気にさらし、2.5分間135℃のオーブン中に入れ
た。 (実施例3)シランAおよび過酸化物を用いるガラス繊
維の処理 実施例2のシランAを用いて処理したガラス繊維を過酸
化物溶液で被覆した。0.45gのジクミルペルオキシ
ドを299.55gのトルエンに溶解させることによ
り、0.15重量(重量/重量)過酸化物溶液を調製し
た。シラン処理したガラス布帛ストリップを過酸化物溶
液中に浸積し、1時間風乾した。 (実施例4)過酸化物を使用しないでシランAから製造
したナイロンラミネートの製造および試験 実施例2の処理済みガラス繊維ストリップを8インチ×
8インチ(20.3cm×20.3cm)平方に切断し
た。10ミル(0.025cm)ナイロン6フイルムと
処理済みガラス繊維布帛との交互層を使用して11層の
ラミネートを製造した。このラミネートを260℃でP
HIプレス(Q230Hモデル)を使用して0.75時
間1500ポンド(680kg)ラム圧で0.125イ
ンチ(0.317cm)止めまで圧縮した。
【0038】試験片を乾燥屈曲試験および湿潤屈曲試験
ならびに強熱減量(%LOI)分析のためにダイアモン
ド鋸を使用して切断した。試験片の寸法は0.5インチ
(1.77cm)幅、0.125インチ(0.317c
m)高さおよび3.5インチ(8.89cm)長さだっ
た。ASTM D790にしたがって、インストロン1
123試験器を使用して乾燥屈曲試験を0.2インチ
(0.51cm)/分のクロスヘッド速度で2インチ
(5.08cm)スパン幅で行った。沸騰水中に24時
間浸漬した後の試験片について湿潤屈曲試験を行った。
この湿潤試験は乾燥試料と同じ寸法の試験片で同じ方法
で行った。ASTM D4963−94にしたがって、
%LOIを行った。結果を表1に示す。 (実施例5)シランAおよび過酸化物から製造したナイ
ロン6ラミネートの製造および試験 実施例3の処理済みガラス繊維ストリップを使用した以
外は実施例4と同一の方法でナイロン6ラミネートを製
造し試験をした。結果を表1に示す。 (比較例2)3−アミノプロピルトリエトキシシランを
使用した以外は実施例2と同一の方法で処理済みガラス
繊維を調製した。実施例4の方法にしたがってナイロン
6ラミネートを製造し試験をした。結果を表1に示す。 (比較例3)マレイン酸アミドシランを使用した以外は
実施例2および3の方法により処理済みガラス繊維を調
製した。窒素雰囲気(バブラー)下に置いた5000ミ
リリットルの反応器に352gの粉砕無水マレイン酸お
よび574gのメチレンクロリドを装填することにより
シランを製造した。撹拌下、796gのSILQUES
T(登録商標)A−1100(登録商標)(ウイトコ
社)3−アミノプロピルトリエトキシシランを2時間に
わたって反応器に加えた。室温でゆっくりと200mm
Hgに減圧をしながらフラスコからメチレンクロリドを
留去させた。実施例4の方法にしたがってナイロン6ラ
ミネートを製造し試験をした。 (実施例6)シランAおよび過酸化物から製造したポリ
プロピレンの製造および試験 実施例3の処理済みガラス繊維ストリップを8インチ×
8インチ(20.3cm×20.3cm)平方に切断し
た。15ミル(0.038cm)ポリプロピレンフイル
ムと処理済みガラス繊維布帛との交互層を使用して9層
のラミネートを製造した。このラミネートを232℃で
PHIプレス(Q230Hモデル)を使用して1時間1
500ポンド(680kg)ラム圧で0.125インチ
(0.317cm)止めまで圧縮した。結果を表1に示
す。 (比較例4)ウイトコ社から商標SILQUEST(登
録商標)A−171で販売されているビニルトリメトキ
シシランを使用した以外は実施例2および3の方法で処
理済みガラス繊維を調製した。実施例6の方法にしたが
ってこのラミネートを製造し試験をした。結果を表1に
示す。 (比較例5)ウイトコ社から商標SILQUEST(登
録商標)A−174で販売されている3−メタクリルオ
キシプロピルトリメトキシシランを使用した以外は実施
例2および3の方法で処理済みガラス繊維を調製した。
実施例6の方法にしたがってこのラミネートを製造し試
験をした。結果を表1に示す。 (比較例6)比較例3で調製したシランを使用した以外
は実施例2および3の方法で処理済みガラス繊維を調製
した。実施例6の方法にしたがってこのラミネートを製
造し試験をした。結果を表1に示す。 (比較例7)ウイトコ社から商標SILQUEST(登
録商標)A−1100で販売されている3−アミノプロ
ピルトリエトキシシランを使用した以外は実施例2の方
法で処理済みガラス繊維を調製した。実施例6の方法に
したがってこのラミネートを製造し試験をした。結果を
表1に示す。 (比較例8)1500ppmグラフト化無水マレイン酸
を含有するマレイン酸化ポリプロピレンフイルム以外は
比較例7にしたがって処理済みガラス繊維およびラミネ
ートを製造した。結果を表1に示す。 (比較例9)3000ppmグラフト化無水マレイン酸
を含有するマレイン酸化ポリプロピレンフイルム以外は
比較例7にしたがって処理済みガラス繊維およびラミネ
ートを製造した。結果を表1に示す。 (実施例7)シランAから製造した引き抜きポリエステ
ルロッドの製造および試験 シランAを貯蔵加水分解溶液に加えることによりガラス
繊維サイズ浴を調製した。貯蔵加水分解溶液は、144
0gの2−プロパノールおよび160gの蒸留水から構
成された。この溶液のpHを氷酢酸でpH4に調整し
た。撹拌下1.5gのシランAを298.5gの前記貯
蔵溶液に加えることにより、0.5パーセント(重量/
重量)のシランA溶液を調製した。さらに30分間この
溶液を撹拌して、そのシラノール形態までシランを完全
に加水分解させた。オーエンズ・コーニング社からOC
F861という販売名で販売されている2040フィラ
メントを含有する水でサイズした単一末端ロービングを
サイズ浴中に25フィート/分(762cm/分)の引
き抜き速度で浸漬した。420°F(215℃)に加熱
した試験管中を0.8分の滞留時間、25フィート/分
(762cm/分)の引き抜き速度で通過させることに
より繊維を乾燥させた。乾燥した繊維を直径36インチ
(91.4cm)のスプールに乾燥した繊維を22回転
巻き上げた。スプールから繊維を抜き取り、一端で結び
他端で切断した。アッシュランド・ケミカル社から販売
されているAROPOL 7241を1200gおよび
ペンウオルト社から販売されているLUPERCO A
TC(トリクレシルホスフェート中の過酸化ベンゾイル
溶液(50重量%))を12g中に30分間繊維を漬け
た。浸漬した繊維を0.25インチ(0.635cm)
精密穿孔ガラス管中に引き入れ、30分間221°F
(105℃)で硬化した。ロッドを管から取り出し、
2.25インチ(5.71cm)の長さに切断した。A
STM D790にしたがって、インストロン1123
試験器を使用して乾燥屈曲試験を0.2インチ(0.5
1cm)/分のクロスヘッド速度で1.75インチ
(4.45cm)スパン幅で行った。湿潤試料を水中で
24時間沸騰させ、同様な方法で試験をした。強熱減量
(%LOI)をASTM D4963−94にしたがっ
て決定した。インストロン1123試験器を使用して処
理したガラスロービングの屈曲試験を0.2インチ
(0.51cm)/分のクロスヘッド速度で1インチ
(2.54cm)スパンロービングに力をかけることに
より決定した。報告した値はガラスのストランドを曲げ
るのに必要な最大力である。結果を表2に報告する。 (比較例10)シランが比較例3で調製したマレイン酸
アミドシランであった以外は実施例7にしたがって処理
したガラス繊維およびロッドを製造し試験をした。結果
を表2に示す。 (比較例11)シランがウイトコ社によりSILQUE
ST(登録商標)A−174という商標で販売されてい
る3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランであ
った以外は実施例7にしたがって処理したガラス繊維お
よびロッドを製造し試験をした。結果を表2に示す。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハーバート・イー・ペティ アメリカ合衆国コネチカット州06801,ベ サル,ウィンスロップ・ロード 7 Fターム(参考) 4G060 BC01 BD05 BD08 4H049 VN01 VP01 VQ02 VQ21 VQ31 VQ35 VQ37 VQ59 VR21 VR23 VR41 VR43 VR51 VS02 VS21 VS31 VS37 VU31 VW02 4L033 AC12 AC15 BA44 BA96

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シランが本質的にシロキサン類およびハ
    ロゲン化物を含まない不飽和イミドシラン。
  2. 【請求項2】 式:((R1)bY)aR2 3-aSiR3N(C=O)2X(式
    中、R1およびR2は一価の基であり、R3は二価の基で
    あり、Xは少なくとも1個のエチレン性不飽和を有する
    二価の基であり、その双方の結合手は、窒素に結合した
    カルボニル基に結合されており、Yは酸素、窒素または
    硫黄であり、a=1〜3であり、bはYの原子価に依存
    してb=1または2である。)を有する請求項1に記載
    のシラン。
  3. 【請求項3】 Xはイミド基を有する5〜12個の原子
    の環を形成する炭化水素である請求項2に記載のシラ
    ン。
  4. 【請求項4】 a=3、Y=OおよびR1はエチルまた
    はメチルである請求項3に記載のシラン。
  5. 【請求項5】 a=2、Y=OおよびR2はアルキルで
    あり、R1は水素、イミノ基、ジアルキルアミン、また
    は好ましくはヘテロ原子を含有できる、アリール、アリ
    ル、シクロアルキル、アルキル(線状または枝分かれし
    た)もしくはアラルキル(これらに限定されない)を含
    む炭化水素官能基およびアシル官能基からなる群から選
    択される請求項3に記載のシラン。
  6. 【請求項6】 式:((R1)bY)aR2 3-aSiR3N(C=O)2X(式
    中、R1およびR2は一価の基であり、R3はヘテロ原子
    を含有する二価の基であり、Xは少なくとも1個のエチ
    レン性不飽和を有する二価の基であり、その双方の結合
    手は、窒素に結合したカルボニル基に結合されており、
    Yは酸素、窒素または硫黄であり、a=1〜3であり、
    Yの原子価に依存してb=1または2である。)を有す
    るシラン。
  7. 【請求項7】 副生物として水を生成しないで不飽和イ
    ミドシランを形成することを含むシランの製造法。
  8. 【請求項8】 (a)アミノアルキルジアルコキシシラ
    ンまたはアミノトリアルコキシシランと不飽和酸無水物
    と反応させてアミド酸シランを形成し、(b)得られた
    アミド酸シランをカップリング物質で処理し、(c)こ
    の処理をした物質を加熱してイミドシランを得ることを
    含む請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 不飽和酸無水物とイソシアナトシランと
    を反応させて放出するCO2とイミドシランを得ること
    を含む請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 不飽和イミドシラン、イミド基と反応
    性の熱可塑性樹脂質物質、無機充填剤および遊離基発生
    剤を含む物質。
JP24156199A 1999-08-27 1999-08-27 イミドシラン化合物 Pending JP2001072690A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24156199A JP2001072690A (ja) 1999-08-27 1999-08-27 イミドシラン化合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24156199A JP2001072690A (ja) 1999-08-27 1999-08-27 イミドシラン化合物

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010260056A Division JP5507423B2 (ja) 2010-11-22 2010-11-22 イミドシラン化合物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001072690A true JP2001072690A (ja) 2001-03-21

Family

ID=17076184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24156199A Pending JP2001072690A (ja) 1999-08-27 1999-08-27 イミドシラン化合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001072690A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003534462A (ja) * 2000-05-24 2003-11-18 サン−ゴバン ベトロテックス フランス ソシエテ アノニム ガラス糸のためのサイジング組成物、これらの糸及びセメント質製品におけるそれらの使用
WO2007064552A1 (en) * 2005-11-28 2007-06-07 Momentive Performance Materials Inc. (A Delaware Corporation) Process for preparing unsaturated imidoalkoxysilanes
WO2009054508A1 (ja) * 2007-10-26 2009-04-30 Toagosei Co., Ltd. アルコキシシランの縮合物を含む硬化型組成物
JP2009517501A (ja) * 2005-11-28 2009-04-30 モーメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・インク 不飽和イミドアルコキシシランを含有するゴム組成物
JP2015107944A (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 株式会社日本触媒 イミド化合物の製造方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63146891A (ja) * 1978-08-30 1988-06-18 チバーガイギー アクチエンゲゼルシヤフト イミド基含有シラン類
JPH01113429A (ja) * 1987-08-27 1989-05-02 General Electric Co <Ge> ポリアルコキシシリルで末端が停止したポリジオルガノシロキサン、その製造方法およびこれを含有する室温硬化性組成物
JPH02200015A (ja) * 1989-01-30 1990-08-08 Hitachi Ltd 音声・多周波信号圧縮記憶方法
JPH05112769A (ja) * 1991-03-14 1993-05-07 General Electric Co <Ge> 付加硬化性シリコ―ン接着剤組成物
EP0982311A2 (en) * 1998-08-26 2000-03-01 Ck Witco Corporation Imidosilane compositions
JP3019866B2 (ja) * 1990-03-05 2000-03-13 松下電器産業株式会社 光センサの製造方法
JP4002607B2 (ja) * 1995-08-24 2007-11-07 スリーエム カンパニー 粒子被覆した固体基材の製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63146891A (ja) * 1978-08-30 1988-06-18 チバーガイギー アクチエンゲゼルシヤフト イミド基含有シラン類
JPH01113429A (ja) * 1987-08-27 1989-05-02 General Electric Co <Ge> ポリアルコキシシリルで末端が停止したポリジオルガノシロキサン、その製造方法およびこれを含有する室温硬化性組成物
JPH02200015A (ja) * 1989-01-30 1990-08-08 Hitachi Ltd 音声・多周波信号圧縮記憶方法
JP3019866B2 (ja) * 1990-03-05 2000-03-13 松下電器産業株式会社 光センサの製造方法
JPH05112769A (ja) * 1991-03-14 1993-05-07 General Electric Co <Ge> 付加硬化性シリコ―ン接着剤組成物
JP4002607B2 (ja) * 1995-08-24 2007-11-07 スリーエム カンパニー 粒子被覆した固体基材の製造方法
EP0982311A2 (en) * 1998-08-26 2000-03-01 Ck Witco Corporation Imidosilane compositions

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003534462A (ja) * 2000-05-24 2003-11-18 サン−ゴバン ベトロテックス フランス ソシエテ アノニム ガラス糸のためのサイジング組成物、これらの糸及びセメント質製品におけるそれらの使用
WO2007064552A1 (en) * 2005-11-28 2007-06-07 Momentive Performance Materials Inc. (A Delaware Corporation) Process for preparing unsaturated imidoalkoxysilanes
JP2009517389A (ja) * 2005-11-28 2009-04-30 モーメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・インク 不飽和イミドアルコキシシランの調製方法
JP2009517501A (ja) * 2005-11-28 2009-04-30 モーメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・インク 不飽和イミドアルコキシシランを含有するゴム組成物
WO2009054508A1 (ja) * 2007-10-26 2009-04-30 Toagosei Co., Ltd. アルコキシシランの縮合物を含む硬化型組成物
JP5640381B2 (ja) * 2007-10-26 2014-12-17 東亞合成株式会社 アルコキシシランの縮合物を含む活性エネルギー線硬化型コーティング剤組成物
JP2015107944A (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 株式会社日本触媒 イミド化合物の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1439182B1 (en) Imidosilane compositions
US5006573A (en) Silane coupling agents
JP2925380B2 (ja) 潜在性カルバメートシリコンカツプリング剤、及びその製造法及び使用
US3398210A (en) Compositions comprising acryloxyalkylsilanes and unsaturated polyester resins
US3746738A (en) Silicon containing polyazimides
JPH0680122B2 (ja) シランカップリング剤組成物
US20030158351A1 (en) Phenylethynyl-containing imide silanes
US3555051A (en) Gamma-methacryloxy-alpha,beta-epoxy-propyltrimethoxysilane
JP5507423B2 (ja) イミドシラン化合物
CA2032780C (en) Process for the production of glass fiber reinforced composite material
JP2001072690A (ja) イミドシラン化合物
JPS6092295A (ja) 脂肪族エテノイドアシルアミノ有機ケイ素化合物
US4247436A (en) Aqueous solution of mixtures of silicon-organic compounds
US4210588A (en) Silicon-modified imidyl-phthalic acid derivatives
US3223577A (en) Silylated polyepoxides
US4195141A (en) Aqueous solution of mixtures of silicon-organic compounds
CN114907767A (zh) 一种抗菌硅橡胶涂料及其制备方法
US7034070B2 (en) Arylalkyl aminofunctional silanes for epoxy laminates
HK1033137B (en) Imidosilane compositions
HK1033137A1 (en) Imidosilane compositions
CN1214036C (zh) 亚氨基硅烷组合物
US3567497A (en) Fabricating structures impregnated with mixtures of vinylic resins and acryloxyalkylsilanes
US5847145A (en) Alkylalkoxysilyl-1,3-oxazolines, a method of production and use
CN1654468A (zh) 亚氨基硅烷组合物
CZ286935B6 (cs) Kompozitní materiál zpevněný skleněnými vlákny a způsob jeho výroby

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060823

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20061124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090731

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091030

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091105

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091130

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091203

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091228

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100720