JP2001072122A - 紙バンド - Google Patents
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Abstract
はリサイクルが殆ど不可能で、燃焼に伴って有害物質が
発生する。紙バンドは、処分に困難は無いが、強度が低
く、結着に金属製のカシメ具を必要とし、コストも高く
なる。 【解決手段】クラフト紙製のテープTを幅方向で2つ折
りに畳んで接着した後、これを幅方向で3つ折りに畳み
重ねて接着することで外皮1´を形成し、3つ折りする
際に芯材を添合することで芯材入り構造とし、ヒートシ
ール材を含侵させ、巻き取りはコアレスにした。着色や
印刷はヒートシール材を含侵させる前の段階で行う。芯
材としては、平撚り紐5や、ライナー13、麻紐23
等、パルプ紙製や故紙製のものを用いる。従って、6枚
重ねの外皮1´と芯材によって十分な引張り強度を持
ち、素材は全て生分解性のものだけであるから焼却して
も特別有害なガスが発生することも無く、ヒートシール
法によって瞬時に結着することもできる。
Description
特に、梱包や結束等に使用される平紐状のものであっ
て、ヒートシールを可能にした紙バンドに関するもので
ある。
類があるが、例えば、輸送する新聞紙を縛ったり、商品
が収納された段ボール箱にバンド掛けをしたりする場合
は、所謂「PPバンド」等と称される合成樹脂製のバン
ドが多用されている。このバンドは、長手方向での引張
強度が高く、且つ、ヒートシール(熱結着)法によって
簡単に結着することができるという利点を有する。
ンドは、いわゆるリサイクル使用が殆ど不可能で、しか
も、燃焼させるとダイオキシン等の有害物質が発生する
等、使用後の処分に困難を極めるという欠点も有してい
る。しかも、PPバンドは、通常、ライナー原紙によっ
て円筒形に作られた紙管(コア)にロール状に巻き取ら
れた形で提供され、この紙管は、PPバンドのサイズや
巻き長さによっては、肉厚が10ミリメートル程度の極
めて頑丈なものになるため、この紙管についての処分も
問題になっており、また、紙管の分の重量(1キログラ
ム前後)が加わって流通コストがかなり嵩んでしまうと
いう問題もあった。我が国で使用されるPPバンドの量
は膨大なものであるから、今後、使用済みのバンドと紙
管を安全に処分し続けて行くには莫大なコストがかか
る。
れた紙バンドは、リサイクルが容易である上に、燃焼さ
せても特に有害な物質が発生することは無い。しかしな
がら、従来の紙バンドは、5〜6本の紙紐を並べて互い
に接着しただけものであるから、引張強度は必ずしも高
く無い。このため、使用範囲が限られ、また、結着する
手段としては、縛るか、又は、金属製のカシメ具を介し
て圧着することが必要になって、結着に手間がかかると
共に、カシメ具のコストが梱包コストを押し上げる原因
になり、使用済みのカシメ具の処分にもコストがかかる
という問題を残している。
ドにヒートシール剤を含侵させることで、ヒートシール
を可能にすることを考えてみた。しかしながら、この紙
バンドの厚さは1〜1.5ミリメートル程度あるため、
PPバンド用の既存のヒートシール装置にはどうしても
適合することができず、従って、紙バンドが適合する新
たなヒートシール装置を開発したり購入したりする必要
が生じてしまう。しかも、従来の紙バンドのコストはP
Pバンドと比較して5〜6倍も高いので、包装コストを
一層押し上げてしまうことになる。
勝手にするためには、様々な色を用意しなければならな
いが、今日量産されている色紙は、廃液処理の問題等が
あって、殆どは、腰の弱い「色上質紙」に限られてい
て、PPバンドと同様の強度を持つ紙バンドにする材料
としては現実性が無く、強度の高いクラフト紙やライナ
ー原紙は茶色と白しか無いのが現状である。そこで、色
については、紙バンドに印刷法で着色することが考えら
れるが、従来の紙バンドは表面に多数の深い溝があるた
めに、印刷法による着色は非常に難しく、まして、文字
や絵柄の印刷は実際不可能である。
されたものであり、十分な引張強度を持ち、焼却しても
合成樹脂のように有害物質を発生することが無く、しか
も、ヒートシール法によって結着することができ、印刷
もきれいに施すことができ、紙管を用いなくてもロール
状に巻き取ることが容易な新規な紙バンドを提供するこ
とを目的とする。
に、本発明紙バンドは、生分解性の紙テープを貼り重ね
ることで積層形の平紐状に形成したベースを有し、この
ベースにヒートシール剤を含侵させたものである。
シール(熱結着)することができるので、梱包に手間が
かかることが無く、カシメ具等の特別な結着部材は全く
必要としない。特に、この紙バンドは、何枚かの貼り合
わせ構造になっているために、その厚さを、PPバンド
用の既設のヒートシール装置に適合する程度に抑えて
も、十分な引張強度を持たせることができるので、既設
のヒートシール装置をそのまま活用する事も可能になる
という大きな実用的効果を持ち、当然、紙断限界内であ
れば締付け力を広い範囲で選ぶこともできる。
もベースが生分解するものであるから、再生紙にリサイ
クルすることも容易であり、焼却しても合成樹脂のよう
に有害物質が発生することも無い。特に、故紙を梱包す
るバンドに用いた場合は、故紙と共に処理工程に投入す
ることができる。
基本的に、平坦になるので、着色については勿論、文字
や絵柄などの表示事項も印刷法によって、容易且つきれ
いに付与することができる。この印刷に用いるインクの
種類が制約されることは殆ど無いが、水性インクを使用
する場合は、ヒートシール剤を含侵させた後ではインク
の乗りが悪くなるので、印刷は、ヒートシール剤を含侵
する前の工程で行うのが望ましい。
ように生分解しない成分を含む種類のものを除けば、パ
ルプ紙、即ち、木材パルプ(機械パルプ、半化学パル
プ、化学パルプ)や、非木材パルプ、生分解性プラスチ
ック繊維から成る紙、あるいは故紙等、殆どのものを使
用することができるが、安価で、しかも重ね数が少なく
ても十分な強度が得られるためには、例えば、クラフト
パルプ(KP)紙等の包装紙類を用いるのが望ましい。
としては、幾つか考えられるが、本発明者は、生分解し
ない素材は使用しないことと、バンドして要求される平
紐様形状を損なわないことを条件に、様々な試験を行っ
た結果、ベースの素材としてのテープを幅方向で幾重に
も接着しながら折り畳んで積層形にした構造や、ベース
の層に板紙もしくは平撚り紐や麻紐等を芯材として挟む
構造で、PPバンドに劣らない強度が得られることを見
い出した。
的な構造としては、細幅なテープを単に何枚も貼り合わ
せた構造でも良いが、一つのテープを幅方向で幾重にも
折り畳む構造の方が、出来上がったベースの繊維方向が
より複雑になって強度が高まる傾向が見られる。この折
り畳み構造における折り数が多いほど強度が高まるの
で、望ましい折り数を一概に特定することはできない
が、芯材無しで耐荷重50〜60キログラム程度のバン
ドを製造する場合は、テープを2つ折りで接着したのち
更に2つ折り又は3つ折りにして接着する程度で十分で
ある。また、この折り畳み構造は、芯材入りタイプの紙
バンドを製造する場合、芯材を安定に包むことができる
と共に、自動化し易いという大きな利点を有する。
ナーや段ボール原紙を用いると良い。この板紙の厚みも
バンドに要求される強度に応じて選定されるべきもので
あるが、一例として、400グラム/平方メートルのラ
イナーを芯材とした場合は、100キログラム程度の耐
荷重が得られることが分かった。また、芯材として平撚
り紐を用い、その主たる繊維方向がベースの長手方向に
沿う状態で包むと、引張強度を非常に高くすることがで
きる。この構成は、安価でありながら高い強度が得られ
るという利点を有する。
造でも十分な強度が得られるが、ベースを形成するテー
プ自体を、長網クラフト紙と円網クラフト紙とを貼り合
わせた構造とした場合は、芯材を入れなくても100キ
ログラム程度の荷重に耐え得る高い強度を持たせること
ができる。この構造は、厚みを抑えながら高い強度が得
られるという効果に止まらず、安価に製作できるという
利点を有する。
スを貼り合わせ構造にするので、必要的に接着剤が含侵
され、この接着剤を利用してコアレスの形でロール状に
巻き取ることが容易になる。即ち、この紙バンドをロー
ル状に巻き取る際、仮の巻取り芯材として加熱ローラー
を使用し、その紙バンドの巻き始めの部分(一端側部
分)に水を付与しながら加熱ロールに巻き取らせれば、
ベースや心材に含浸している接着剤が水分と高熱によっ
て活性化して、重なり合う面どうし互いに接着して円筒
形に固まるので、この円筒形に固まった部分が巻取りの
芯部(コア)として機能する。勿論、このようにコアレ
スに巻き取る場合でも、巻き始めの部分に、接着剤を付
与することは差し支えない。
を、図面に示した各実施の形態に従って説明する。
示すものであり、芯材の無い、ベースだけの構造であ
る。この紙バンド1は、幅65ミリメートル程度のクラ
フト紙製のテープTを素材としており(図面ではテープ
の厚みを誇張してある)、そのテープTを合計6枚重ね
になるように折り畳んで接着してある。具体的には、素
材としてのテープTを、先ず、その幅方向で2つ折りに
畳んで合わせ面を接着した後、これを幅方向で3折りに
畳み重ねながらその重ね面を接着してある。従って、6
枚に重なった各層は互いに全面で接着し合った構造にな
っている。クラフト紙の具体的な種類は、50グラム/
平方メートルの、両更の長網抄造製のものである。
果、素材としてのテープTは、幅約11ミリメートル
(使用するテープTの厚さや加工条件によっては、10
〜15ミリメートル)、厚さ約0.5ミリメートル(使
用するテープTの厚さや加工条件によっては、0.4〜
0.8ミリメートル)程度の腰の強い平紐状になる。こ
れがベースである。そして、このベースに、ヒートシー
ル剤を含侵させた後、乾燥してある。このように構成さ
れた紙バンド1について、紙断試験を行ったところ、概
ね、静荷重60キログラムまで耐えた。
ルプ100パーセント)と円網クラフト紙(故紙100
パーセント)とを貼り合わせたものをテープTとして用
いた場合は、芯材を入れないベースだけでも、概ね、静
荷重100キログラムまで耐えた。
示すものである。この紙バンド3が前記紙バンド1と比
較して相違する点は、紙バンド1のベースを外皮とし、
このベースに芯材を包んだことである。従って、説明は
この相違点についてのみ行い、ベースについては、図面
中で、符号1´を付することによって説明を省略する。
このような符号の使い方とその意味は、後述する第三及
び第四の実施の形態においても同様とする。
平撚り紐を用いている。この芯材5は、その主たる繊維
方向がベース1´の長手方向に沿う状態で、ベース1´
に包まれており、その包み構造は、ベース1´の素材で
ある前記テープTが2つ折りにされた後3つ折りされる
ときこのベース1´に添合させた構造になっている。従
って、芯材5はその全体が完全にベース1´に包まれ、
且つ、ベース1´と接着されている。このように構成さ
れた紙バンド3について、紙断試験を行った結果、概
ね、静荷重80キログラムまで耐えた。
を示すものである。この紙バンド11は、ベース1´を
外皮として、これに180グラム/平方メートルのライ
ナー、又は、400グラム/平方メートルのライナーか
ら成る芯材13を包んでいる。ベース1´への芯材13
の包み構造は、紙バンド3における芯材5と同様、ベー
ス1´の素材である前記テープTが2折りにされた後3
つ折りされるときこのベース1´に添合された構造にな
っている。従って、この芯材13もその全体がベース1
´に包まれ、且つ、ベース1´と接着されている。
ったところ、180グラム/平方メートルのライナーを
芯材13としたものについては、概ね、静荷重70キロ
グラムまで耐え、400グラム/平方メートルのライナ
ーを芯材13としたものについては、静荷重100キロ
グラムまで耐えた。
ナー(180グラム/平方メートルのライナーと、40
0グラム/平方メートルのライナー)を貼り合わせて芯
材とし、この芯材をベース1´に包んだ紙バンドについ
ても試作し、紙断試験を行ったところ、120キログラ
ム程度の静荷重に耐えることを確認した。
を示すものである。この紙バンド21は、芯材23とし
て、太さ略0.5ミリメートルの麻紐を2本用いてい
る。この芯材23は、互いに有る程度の間隔を空けて並
んでおり、ベース1´の素材である前記テープTが2つ
折りにされた後3つ折りされるときこれに添合された構
造になっている。従って、この芯材23も、その全体が
完全にベース1´に包まれ、且つ、ベース1´と接着さ
れている。この紙バンド21について、紙断試験を行っ
たところ、概ね、静荷重80キログラムまで耐えた。従
って、この麻紐製の芯材23は、1本につき10キログ
ラム程度の割合で強度を高める効果があると思われる。
材入りの紙バンド3や11の芯材として併用することで
強度を更に高めることも考えられる。例えば、図2の紙
バンド3において、麻紐23を2点鎖線で示すように、
平撚り紐5に麻紐23を包んだ形で芯材とする。勿論、
板紙を芯材とする紙バンド11にも麻紐23を併用して
も良い。
紙バンド3に着色を施し、且つ、コアレスに巻き取る場
合を例にして説明する。図5は、製造ラインの一例を示
すものである。
31から引き出されたテープTは、筋付けローラー33
によって、下面の幅方向における中間位置に谷折れ線3
5(図6の(A)参照)を付けられた後、その下面にノ
リ付けローラー37が接触することで全面に接着剤39
(図6において梨地模様で示す)が塗布される。この接
着剤としては、さしあたってPVA(通称「ポバー
ル」)を使用したが、望ましくは、生分解する種類のも
の、例えば、「でん粉のり」等を用いると良く、そのよ
うにすれば、一層生分解性の高い性質とすることができ
る。次いで、テープTは折畳みガイド41を通されるこ
とで、図6の(B)に示すように2つ折りに貼り重ねら
れ、この状態で印刷部43を通される。
インクバット45と、このインクに一部浸ったインクロ
ーラー47と、このインクローラー47に接触したアニ
ックスローラー49と、これに接触して回転する版ロー
ラー51等を備えており、2つ折りに貼り重ねられたテ
ープTは、その上面が版ローラー51に接触すること
で、インクバット45内のインクを転写されて着色され
る。このインクが転写された領域53を図6の(C)に
破線の平行線で示す。この領域53は、2つ折に畳まれ
たテープTの幅方向における一側寄りほぼ3分の2の領
域であって、版ローラー51にはこの領域53の幅に合
う軸長サイズのものが装填され、印刷部43におけるテ
ープTの走行経路は、上記領域53に版ローラー51が
接触するようにガイドされる。
示事項55(図6の(C)に、漢字を印刷した例を示
す)も印刷する場合は、別の印刷部を設けて所要の文字
や絵柄を印刷する。
を通されて接着剤39とインクが乾燥される。この乾燥
部61は、テープTの送り方向に沿って配列された3組
の加熱ローラー63を備えており、テープTはこの加熱
ローラー63に接触することで接着剤39とインクを乾
燥される。3組の加熱ローラー63の温度は、後ろのも
のへ行くに従って順に低く設定される。乾燥部61を出
たところで加圧ローラー65を通され、この加圧によっ
て、2折りで接着された状態がしっかり固定される。
Tは、別の筋付けローラー33´によって下面に谷折れ
線71(図6の(D)参照)を2本平行に付けられる。
この谷折れ線71は、この下面を幅方向で3等分する位
置に付けられる。そして、この下面にノリ付けローラー
37´が接触することで下面全体に背着剤39が塗布さ
れ、次いで、3つ折り用の折畳みガイド75を通され
る。このとき、テープTの下面に芯材5(平撚り紐)が
添合される。即ち、図6の(D)に示すように、テープ
Tのノリ付けされた下面のうち2本の谷折れ線71の間
の領域に芯材5が添合され、この状態で折畳みガイド7
5を通されることによって、テープTが図6の(E)か
ら(F)に示す順で3つ折りに畳まれながら芯材5を包
む。
は、芯材5を包んで6枚重ねに接着された構造になっ
て、幅はテープTの元の幅のほぼ6分の1になり、その
表裏両面は印刷部43で用いられたインクの色を持つ。
5は、乾燥部61´を通されることで接着剤39が乾燥
され、次いで、ヒートシール槽77に漬かることでヒー
トシール剤79が含侵される。そして、もう一度乾燥部
61"を通されてヒートシール剤79を乾燥された後、
加圧ローラー65´を通され、この加圧により、3つ折
りで接着された状態がしっかり固定される。これによっ
て、平撚り紐5を包んでヒートシール剤79が含浸され
表面が所望の色に着色された紙バンド3が出来上がる。
においてコアレスの形でロール状に巻き取られる。この
巻取り部81は、ヒーターが内臓された巻取りローラー
83と、この巻取りローラー83に巻き取られて行く紙
バンド3の巻取り位置を左右に往復移動させる図示しな
いレベルワインダーと、このレベルワインダーに支持さ
れた接着水噴射ノズル85等を備えている。巻取りロー
ラー83は周方向で例えば4つに分割されると共にその
径を拡縮できる構造になっており、接着水噴射ノズル8
5は、巻取りローラー83に巻き取られて行く紙バンド
3に水や接着剤を吹き付ける。
端部を巻取りローラー83に係止した状態でこのローラ
ー83を回転させ且つ接着水噴射ノズル85から水又は
接着剤を紙バンド3に吹きかけることで開始する。これ
により、紙バンド3が巻き取りローラー83に円筒形に
巻き取られて行き、この巻取りが2重又は3重行われた
ところで、水又は接着剤の吹きかけが終了する。従っ
て、この紙バンド3の巻き始め部分、即ち、水又は接着
剤を吹きかけられて2〜3重の円筒形に巻き取られた部
分は、その吹きかけられた接着剤により固められ、或い
は、外皮1´や芯材5に付与されている接着剤が、吹き
かけられた水等と巻取りローラー83の熱とで活性化し
て固められ、この固まった部分が巻取りの芯部87(図
7参照)を成す。この芯部87にその余の部分がロール
状に巻き取られて行って、紙バンド3が図7に示すよう
なコアレスの形の紙バンドロール89になる。
ンド1を製造する場合は、3つ折り用の折畳みガイド5
1を通す際の芯材5の供給を省略すれば良いし、紙バン
ド11や21を製造する場合は、3つ折り用の折畳みガ
イド51を通す際に芯材としてライナー13や麻紐23
を供給すれば良い。
たが、本発明の具体的構成がこれら実施の形態に限定さ
れるものでは無く、本発明の要旨を備えた全ての形態が
本発明に含まれる。例えば、芯材の有無に拘わらず、ベ
ースの構造としては、細幅なテープを単に何枚も貼り合
わせた構造としても良い。
あっては、そのベースが何枚かの貼り合わせ構造による
積層形になっているために、厚くしなくても十分な引っ
張り強度を持たせることができ、しかも熱結着すること
ができるので、梱包に手間がかかることが無く、カシメ
具等の特別な結着部材は全く必要としない。そして、こ
の紙バンドの材料は、全部又は大部分が生分解するもの
であるから、再生紙にリサイクルすることも容易であ
り、焼却しても合成樹脂のように有害物質が発生するこ
とも無い。その上、本発明に係る紙バンドのベースの表
面は基本的に平坦になるので、印刷や着色を容易且つき
れいに行うことができる。
度は更に高まり、それでいて、芯材もベースと同様、生
分解性のものであるから、リサイクルや焼却に何の問題
も残さない。
撚り紐は繊維の方向が複雑であるために紙厚の割に引張
り強度が高く、この平撚り紐をベースが包むことで、厚
みを殆ど増やすこと無く強度を大幅に高めることができ
る。
向が複雑になって強度が一層高まると共に、芯材を挟む
場合は、幅方向で折り畳まれたベースの中に芯材を安定
に包むことができる。
ら高い強度が得られると共に、安価に製作できるという
利点を有する。
しての紙管が不要になるため、厄介な廃棄物を出さなく
て済み、重量も軽くなって輸送コストが軽減し、製造原
価も安くなる。
事項によって使い分けることができるため、用途や機能
の幅が広がり、しかも、本発明紙バンドの形態は基本的
に平坦な形になって、従来の紙バンドのような目立った
溝は生じないので、文字や絵柄などの表示事項は勿論、
着色についても印刷法によって容易且つきれいに付与す
ることができる。
部を拡大した斜視図である。
部を拡大した斜視図である。
部を拡大した斜視図である。
部を拡大した斜視図である。
す図である。
ンドの加工過程を(A)から(F)へ順を追って示す図
である。
スのロール状に巻き取られた紙バンドの一例を示す斜視
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】生分解性の紙テープを貼り重ねることで積
層形の平紐状に形成されたベースを有し、このベースに
ヒートシール剤が含侵されたことを特徴とする紙バン
ド。 - 【請求項2】請求項1に記載した紙バンドにおいて、ベ
ースの層に、生分解性の芯材が接着を伴って挟まれたこ
とを特徴とする紙バンド。 - 【請求項3】請求項2に記載した紙バンドにおいて、ベ
ースは生分解性の紙テープを幅方向で折り畳むことによ
り積層形に形成され、このベースに、芯材としての平撚
り紐をその主たる繊維方向がベースの長手方向に沿う状
態で包んだことを特徴とする紙バンド。 - 【請求項4】請求項1から3に記載した紙バンドのいず
れかにおいて、ベースは、生分解性の紙テープを幅方向
で2つ折りに畳んで接着した後、これを幅方向で複数に
畳み重ねて接着したことを特徴とする紙バンド。 - 【請求項5】請求項1から4に記載した紙バンドのいず
れかにおいて、ベースを形成している紙テープが、長網
クラフト紙と円網クラフト紙とを貼り合わせた構造のも
のであることを特徴とする紙バンド。 - 【請求項6】請求項1から5に記載した紙バンドのいず
れかにおいて、この紙バンドの一端側部分を円筒形に巻
き取って接着剤で固めることにより巻取りの芯部を形成
し、この芯部にその余の部分をロール状に巻き取ったこ
とを特徴とする紙バンド。 - 【請求項7】請求項1から6に記載した紙バンドのいず
れかにおいて、ベースに、その素材の色とは異なる色に
よる着色又は表示事項を印刷法によって付与したことを
特徴とする紙バンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000139605A JP2001072122A (ja) | 1999-07-01 | 2000-05-12 | 紙バンド |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18713999 | 1999-07-01 | ||
| JP11-187139 | 1999-07-01 | ||
| JP2000139605A JP2001072122A (ja) | 1999-07-01 | 2000-05-12 | 紙バンド |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008205941A Division JP2008297014A (ja) | 1999-07-01 | 2008-08-08 | 紙バンド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001072122A true JP2001072122A (ja) | 2001-03-21 |
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ID=26504170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000139605A Pending JP2001072122A (ja) | 1999-07-01 | 2000-05-12 | 紙バンド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001072122A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2353431A4 (en) * | 2008-12-05 | 2012-06-13 | Mimcord S A | REINFORCED ECOLOGICAL BELT |
| KR101342327B1 (ko) | 2012-07-10 | 2013-12-16 | 주식회사 유니팩시스템즈 | 채소 묶음용 단 끈 |
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| CN116289326A (zh) * | 2023-01-05 | 2023-06-23 | 贵州盛世荣创再生科技有限公司 | 一种纸质打包带及其制备方法 |
| CN117382289A (zh) * | 2023-01-19 | 2024-01-12 | 华迈包装(东莞)有限公司 | 打包带制备方法 |
| KR102717286B1 (ko) * | 2023-12-26 | 2024-10-16 | (주)지피피 | 포장용 종이끈부재 제조방법 및 그에 의해 제조된 종이끈부재 |
-
2000
- 2000-05-12 JP JP2000139605A patent/JP2001072122A/ja active Pending
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