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JP2001069191A - パケット送受信方法およびその装置 - Google Patents

パケット送受信方法およびその装置

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JP2001069191A
JP2001069191A JP23784699A JP23784699A JP2001069191A JP 2001069191 A JP2001069191 A JP 2001069191A JP 23784699 A JP23784699 A JP 23784699A JP 23784699 A JP23784699 A JP 23784699A JP 2001069191 A JP2001069191 A JP 2001069191A
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line
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JP23784699A
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JP3788125B2 (ja
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Tatsuya Watanuki
達哉 綿貫
Riichi Yasue
利一 安江
Kazuko Iwatsuki
和子 岩月
Ken Watabe
謙 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パケットの損失が発生した場合でも、パケット
を有効に処理でき、かつ可用性の高い回線集約化技術を
提供する。 【解決手段】本発明の回線集約化技術は、例えば、端末
20とLAN間中継装置30との間、または2台のLA
N間中継装置30間を、それぞれ複数のLAN回線10
で接続した情報ネットワークにおいて実現される。端末
20、またはLAN間中継装置30には、それぞれ、複
数のLAN回線10へ、同一のパケットを略同時に送信
する複数回線送信部22が設けられる。また、複数のL
AN回線10から送られてくる同一のパケットのうち
の。いずれか1つを選択し、受信する複数回線受信部2
3が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回線集約化技術に
係り、特に、ルータやLANスイッチ等のネットワーク
接続機器、またはサーバ等の端末等に適用して有効な可
用性を有するパケット送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報通信技術の分野では、2台のLAN
(Local Area Network)スイッチ等
のネットワーク機器間、またはサーバ等の端末とネット
ワーク機器との間での接続に用いられる回線集約化技術
がある。回線集約化技術とは、ネットワーク機器間また
は端末とネットワーク機器との間の接続に、複数の物理
回線を使用することで可用性を向上させるものである。
【0003】回線集約化技術の一方式として、IEEE
(Institute of Electrical
and Electronics Engineer
s)802.3adドラフト記載のLink Aggr
egation(1999年3月現在、最新ドラフトは
IEEE802.3ad/D0.1)と呼ばれる方式が
ある。
【0004】Link Aggregation方式で
は、例えば、2台のLANスイッチ間を複数のLAN回
線(例えばイーサネット等)で接続する。LANスイッ
チからLAN回線に送信されるパケットは、ラウンドロ
ビン等のアルゴリズムに従い、負荷分散されて、それぞ
れ異なるLAN回線上に送信される。
【0005】仮に、集約化されたLAN回線のうちのい
ずれかで断線等の障害が発生する場合を考える。この場
合、LANスイッチは、本来障害の発生したLAN回線
に送信すべきであるパケットを、障害の発生したLAN
回線に送信することなく、残りのLAN回線を利用して
送信するよう切り替えることにより、通信を継続する。
これにより、2つのLANスイッチ間における通信回線
の可用性を向上することが可能となる。このように、L
ink Aggregation方式を実装したネット
ワーク機器や、端末により、高い可用性を有するネット
ワークシステムの構築が可能となる。
【0006】なお、障害発生時におけるデータの欠落を
最小限に抑えるという目的に関する技術として、特開平
8−149114号公報に記載のものが存在する。これ
によれば、現用系送信部と予備系送信部とが、同期をと
ってデータを出力し、この出力されたそれぞれのデータ
が、現用系伝送路と予備系伝送路とに対応して設けられ
たそれぞれのメモリに蓄積される。現用系伝送路と予備
系伝送路とから伝送されるデータのデータ誤りをBIP
(Bit Interleaved Parity)方
式の演算を用いて監視し、データ誤りのない系のデータ
を、その系に対応するメモリからフレーム単位で選択す
る。しかし、この技術は、時分割多重装置に関するもの
であり、とりわけ、データ誤り時の処理に関するもので
ある。さらに、この公報には、回線断線等の回線障害に
ついての記載はない。
【0007】他の例として、特開平6−334638号
公報に記載のものがある。これによれば、現用系送信側
と予備係送信側とから同時に信号が出力される。それぞ
れの信号の位相差をなくすために、受信側においてそれ
ぞれの系の位相を比較することが記載されている。しか
し、この公報には、データ誤り発生時における遅延差を
解消する方法のみが記載されており、回線破断等の回線
障害についての記載はない。
【0008】また、データ回線切替制御については、特
開平9−326783号公報がある。これによれば、現
用送信手段から送信されるものと同一のデータが、所定
の遅延時間を有して予備送信手段から送信される。送信
に際しては、データの誤り検出のために計数した値をデ
ータに付与する。受信側では、現用受信部、予備受信部
がそれぞれ別個に誤り検出を行い、それに従い系を切り
替える。しかし、これは、データ誤りに関するものであ
り、回線断線等の回線障害については言及されていな
い。さらに、この公報に記載の技術は、現用回線と予備
回線とのデータ受信の間に生じる遅延時間を利用したも
のである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、Lin
k Aggregation方式は、回線断線等の障害
発生時に、残りのLAN回線に切り替えて、通信を継続
することで、可用性を向上することが可能となる。
【0010】しかし、この障害発生から切り替え完了ま
での間に、パケットの損失が発生するという技術的課題
がある。具体的には、Link Aggregatio
n方式を実装した2つの装置はそれぞれ、制御メッセー
ジを秒のオーダでお互いに交換しあい、LAN回線断線
等の障害監視を行っている。従って、障害発生時におけ
る、切り替え完了までには秒のオーダの時間がかかって
しまう。
【0011】これは、例えばIEEE802.3zのギ
ガビットイーサネットをLAN回線として使用していた
場合、最大数として、数百万個のオーダのパケット損失
を招く恐れがある。
【0012】仮に、制御メッセージ交換時間の間隔を小
さくしたとしても、切り替え処理に伴う時間が0(ゼ
ロ)にはならないため、パケット損失を防止することが
できない。
【0013】このように、Link Aggregat
ion方式では、パケット損失の発生する可能性が高
く、結果として、例えばTCP(Transport
Control Protocol)などの上位プロト
コルによるパケットの再送が行われ、パケットの転送効
率が悪化する、という技術的課題がある。
【0014】さらに、UDP(User Datagr
am Protocol)を上位プロトコルとして利用
していた場合には、パケットの再送すら行われない可能
性もある、という一層大きな技術的課題となる。
【0015】従って、本発明の目的は、パケットの損失
が発生した場合でも、パケットを有効に処理することに
ある。また、可用性向上のための複数の物理回線の集約
化を実現することが可能な回線集約化技術を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置間におけ
る情報の送受信を行う回線集約化技術である。この送信
側と受信側の装置は、OSI参照モデルの第1層(物理
層)において複数の物理回線の制御を行う回線制御部を
有する。
【0017】送信側の装置は、複数の物理回線へ略同時
に同じ内容(以下、同一という)のパケットを送信す
る。この送信においては、例えば、パケット毎にユニー
クな識別子情報を付加したパケットを、複数の物理回線
の回線数に対応して用意して送信する。受信側の装置
は、複数の物理回線から送られてくる同一のパケットの
うちの1つを選択し、受信する。これにより、複数の物
理回線のうちのいずれかの物理回線で断線等の障害が発
生してパケットの損失が生じたとしても、障害が発生し
ていない物理回線を介して伝送されるパケットが損失さ
れることはない。従って、送信側の装置から送信された
パケットは、受信側の装置へと確実に中継される。
【0018】本発明による装置は、パケット毎にユニー
クな識別子情報を付加したパケットを、前記複数の物理
回線の回線数分用意し、前記複数の物理回線に対して略
同時に送信する。また、同一の識別子情報の付加した情
報が、複数の物理回線から略同時に送られてきた場合に
は、識別子情報をもとに1つを選択して、受信する。こ
の識別子情報は、パケット情報記憶部に格納される。
【0019】この識別子情報は、例えば、順序情報、ま
たはイーサネット(EthernetはXerox社の
登録商標)フレーム、IEEE802.3フレーム、I
EEE802.5 Token Ringフレーム、A
NSI X3T9 FDDIフレームのFCS値、また
はANSI X3T9 Fiber Channelフ
レームのCRC値等を利用するものである。
【0020】断線等の障害が発生した物理回線からパケ
ットの損失が生じたとき、損失されたパケットの識別子
情報も失われる。しかし、受信側の装置は、障害が発生
していない物理回線を介して伝送されるパケットによ
り、失われた識別子情報と同一の識別子情報を獲得する
ことが可能となる。従って、受信側の装置は、この同一
の識別子情報をもとにして、損失されたパケットと同一
のパケットを受信することが可能となる。
【0021】また、本発明における装置は、複数の物理
回線のうち、1つの物理回線毎に、受信したパケットを
記憶するパケット格納部を有するものである。パケット
格納部には、「主」または「従」のモードのいずれか一
方を記憶するモードフラグが対応して設けられる。パケ
ット格納部は、モードフラグが「主」のモードを記憶す
る場合には、物理回線から送られてくるパケットを受信
する。また、パケット格納部は、モードフラグが「従」
のモードを記憶する場合には、破棄する。
【0022】本発明における装置は、回線切り替え部が
設けられる。回線切り替え部は、「主」のモードのモー
ドフラグに対応する物理回線において障害が発生した場
合は、モードフラグを「従」のモードに切り替える。さ
らに、回線切り替え部は、「従」のモードのモードフラ
グを「主」のモードへ切り替える。また、回線切り替え
部は、パケット格納部に記憶されたパケットであって、
切り替えられたモードフラグに対応する物理回線を通信
されたパケットどうしを相互に比較する。また、回線切
り替え部は、相互比較の結果、相互に一致しないパケッ
トを受信パケットとして上位のプロトコル処理部に渡
す。
【0023】この「主」、「従」のモードの切り替え処
理により、「主」のモードのモードフラグに対応する物
理回線で障害が発生してパケットの損失が生じたとして
も、「従」のモードから「主」のモードに切り替えられ
たモードフラグに対応する物理回線を介して、損失され
たパケットと同一のパケットを受信することが可能とな
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0025】(実施例1)図1は、本発明における装置
の実施例である。図1は、LAN間中継装置、および端
末を含む情報ネットワークの構成の例を示す概念図であ
る。図1に示す情報ネットワークは、2台の端末20
(端末A、端末B)と、2台のLAN間中継装置30
(LAN間中継装置A、LAN間中継装置B)とが、そ
れぞれ2本ずつのLAN回線10(LAN回線A、LA
N回線B、LAN回線C、LAN回線D、LAN回線
E、LAN回線F)で接続される構成である。端末20
(端末A、端末B)およびLAN間中継装置30には、
LAN回線10を接続させるための接続部が設けてあ
る。
【0026】端末20は、LAN回線制御部21と、複
数回線受信部23と、複数回線送信部22と、上位処理
部24とを有する。LAN回線制御部21は、OSI参
照モデルの第1層(物理層)における、LAN回線10
への制御を行うハードウエア等で構成される。
【0027】複数回線送信部22は、OSI参照モデル
の第2層(データリンク層)における、後述の図4に示
されるフロチャート等の処理にて、複数のLAN回線1
0へ同一のパケットを略同時に送信する処理を行うハー
ドウエアやソフトウエア等で構成される。
【0028】また、複数回線受信部23は、図2に示す
ように、2つの回線受信部26(回線受信部A、回線受
信部B)と、受信パケット情報記憶部27とを有する。
【0029】回線受信部26は、OSI参照モデルの第
2層(データリンク層)における、後述の図5に示され
るフロチャート等の処理にて、LAN回線10から送ら
れてくるパケットを受信、または破棄する処理を行うハ
ードウエアやソフトウエア等で構成される。
【0030】回線受信部26は、1つのLAN回線10
毎に設けられる。本実施の場合、2つのLAN回線10
で接続されているため、2つの回線受信部26が設けら
れる。しかし、LAN回線10が2本以上である場合に
は、回線受信部26も2つ以上存在して、それぞれの回
線受信部26は、LAN回線10毎に設けられる。
【0031】受信パケット情報記憶部27は、図3に示
されるように、受信したパケットに付加される識別子情
報40を格納する。
【0032】尚、初期時、受信パケット情報記憶部27
は、識別子情報40を格納していない。
【0033】上位処理部24は、OSI参照モデルの第
3層(ネットワーク層)より上位の処理を行うソフトウ
エア等で構成される。
【0034】LAN間中継装置30は、LAN回線制御
部21と、複数回線受信部23と、複数回線送信部22
と、中継処理部25とを有する。
【0035】LAN回線制御部21、複数回線受信部2
3、及び複数回線送信部22は、上述の端末10が有す
るLAN回線制御部21、複数回線受信部23、及び複
数回線送信部22と、それぞれ同一のものである。
【0036】中継処理部25は、OSI参照モデルの第
2層(データリンク層)より上位層において、別のLA
N回線10へパケットを中継する処理を行うハードウエ
アやソフトウエア等で構成される。
【0037】以下、図1に示す情報ネットワークの作用
の一例について説明する。まず、図4に示すフロチャー
トを用いて、複数回線送信部22の動作について説明す
る。複数回線送信部22は、送信するパケットの有無を
監視する(ステップ101)。送信するパケットがあっ
た場合には、送信するパケットに、識別子情報を付加す
る(ステップ102)。送信するパケットを、複数のL
AN回線10に対して、略同時に送信する(ステップ1
03)。
【0038】ここで、識別子情報としては、順序情報等
のパケット毎にユニークな情報を使用する。
【0039】識別子情報を付加したパケットの構成例
を、図6に示す。尚、図6では、パケット41に識別子
情報40を付加した例を示しているが、本発明は、この
例に限られない。パケット41の内部、例えばヘッダ等
に対して、識別子情報40を付加しても良い。
【0040】次に、回線受信部26の動作について、図
5に示すフロチャートを用いて説明する。
【0041】回線受信部26は、受信したパケットの有
無を監視する(ステップ201)。監視の結果、受信し
たパケットがある場合、受信したパケットに付加された
識別子情報が、既に受信パケット情報記憶部27に記憶
されているか否かの確認を行う(ステップ202)。確
認の結果、既に記憶されている場合、受信したパケット
を破棄する(ステップ203)。
【0042】一方、確認の結果、記憶されていない場
合、受信したパケットに付加された識別子情報40を、
受信パケット情報記憶部27に記憶する(ステップ20
4)。その後、識別子情報40を削除して、受信したパ
ケットを上位処理部24、もしくは中継処理部25へ渡
す(ステップ205)。尚、(ステップ204)と(ス
テップ205)は平行に処理されることも良く、逆に処
理されることも良い。
【0043】以下、図1に示す情報ネットワークにおい
て、端末A10が、端末B10宛へパケットを送信した
場合について説明する。端末A20で、上位処理部24
からパケットの送信要求が発生する。この場合、複数回
線送信部22が、送信するパケットに識別子情報40
(例えば”10”)を付加して(ステップ102)、2
つのLAN回線10(LAN回線A、LAN回線B)へ
略同時に送信する(ステップ103)。
【0044】LAN間中継装置A30では、パケットの
中継処理を行う。複数回線受信部23が、2つのLAN
回線10から送られてきた2つの同一パケットを受信す
る。
【0045】回線受信部26は、パケットに付加された
識別子情報40(=”10”)の受信パケット情報記憶
部27に記憶されているか否かの確認を行う(ステップ
202)。例えば、回線受信部A26の方が回線受信部
B26より先に、図5に示す回線受信部フローを実行し
ている場合、回線受信部A26が受信したパケットの識
別子情報40は、受信パケット情報記憶部27には記憶
されていない。従って、回線受信部A26は、識別子情
報40(=”10”)を、受信パケット情報記憶部27
に記憶させる(ステップ204)。また、受信したパケ
ットから識別子情報40を削除し、中継処理部25へ渡
す(ステップ205)。
【0046】一方、回線受信部B26は、既に回線受信
部A26により識別子情報40(=”10”)が受信パ
ケット情報記憶部27に記憶されているため、受信した
パケットを破棄する(ステップ203)。
【0047】この結果、回線受信部A26において受信
されたパケットが選択されることになる。
【0048】さらにLAN中継装置A30では、中継処
理部25が、パケットのLAN間中継装置B30への送
信を要求する。
【0049】複数回線送信部22が、送信するパケット
に対して、新たに識別子情報40(例えば”20”)を
付加して(ステップ102)、2つのLAN回線10
(LAN回線C、LAN回線D)へ送信する(ステップ
103)。
【0050】以後、LAN中継装置B30でも同様の処
理が行われ、端末B20へとパケットが中継される。
【0051】端末B20でも複数回線受信部23が、2
つのLAN回線10からパケットを受信し(ステップ2
01)、いずれか一方の回線受信部26が、受信したパ
ケットを上位処理24へ引き渡す(ステップ205)。
他方の回線受信部26は、受信したパケットを廃棄する
(ステップ203)。以上のようにして、端末A20か
ら端末B20へとパケットが中継される。
【0052】仮に、LAN回線A10で障害が発生した
場合、端末A20から送信されたパケットは、LAN回
線A10では中継されない。しかし、端末A20から送
信された同一のパケットが、LAN回線B10を利用し
て、LAN間中継装置A30へと中継される。
【0053】従って、LAN間中継装置A30では、L
AN回線B10から、パケットを受信して、LAN間中
継装置B30へと中継することが可能となる。この結
果、同一のパケットを、端末B20まで中継することが
可能となる。
【0054】尚、LAN間中継装置A30とLAN間中
継装置B30との間のLAN回線10(LAN回線C、
LAN回線D)、及びLAN間中継装置B30と端末B
20との間のLAN回線10(LAN回線E、LAN回
線F)のいずれかで障害が発生した場合も、同様であ
る。従って、端末A20から送信されたパケットは、確
実に、端末B20へと中継される。
【0055】また、本実施例では、2本のLAN回線1
0で各装置間を接続している。しかし、本実施例は、こ
の例に限られるものではない。従って、2本以上のLA
N回線10が接続されていても良く、回線数が多くなる
ほど、信頼性が高くなる。
【0056】本実施例では、送信側においてパケットへ
順序情報等のユニークは識別子情報40を付加すること
で、受信側でのパケットの選択を可能にしている。しか
し、LAN回線10に、IEEE802.3や、イーサ
ネット等を利用する場合、パケットには、自動的にFC
S(Frame Check Sequence)が付
加される。
【0057】このFCSは、基本的にパケット毎にユニ
ークである。従って、FCSを利用して、受信したパケ
ットの選択を行うことも可能である。この場合、複数回
線送信部22、及び回線受信処理部26のそれぞれの動
作である図4、及び図5のフローチャートを、図7、及
び図8のフロチャートにそれぞれ変更する。また、受信
パケット情報記憶部27には、識別子情報40の替わり
に、FCS値を格納する。以下、各々について説明す
る。
【0058】図7に示すように、複数回線送信部22
は、送信するパケットの有無を監視する(ステップ30
1)。監視の結果、送信するパケットがある場合、同一
のパケットを、複数のLAN回線10へ略同時に送信す
る(ステップ302)。
【0059】図8に示すように、回線受信部26は、受
信したパケットの有無を監視する(ステップ401)。
監視の結果、受信したパケットがあった場合、受信した
パケットのFCS値が、既に受信パケット情報記憶部2
7に記憶されているか否かの確認を行う(ステップ40
2)。確認の結果、既に記憶されている場合、受信パケ
ットを破棄する(ステップ403)。一方、記憶されて
いない場合には、受信パケットのFCS値を、受信パケ
ット情報記憶部27に記憶する(ステップ404)。そ
の後、受信したパケットを上位処理部24、もしくは中
継処理部25へ渡す(ステップ405)。尚、(ステッ
プ404)と(ステップ405)は平行に処理されるこ
とも良い。
【0060】この場合、仮に、いずれかのLAN回線1
0で断線等の障害が発生したとしても、上述の実施の形
態例と同様、端末A20から送信されたパケットは、損
失されることはない。従って、端末A20から送信され
たパケットは、端末B20へと確実に中継される。
【0061】尚、LAN回線10が、IEEE802.
3やイーサネット以外の規格のLAN、例えば、IEE
E802.5 Token Ring、ANSI(Am
erican National Standard
Institute)X3T9 FDDI(Fiber
Distributed Data Interfa
ce)、またはFiber Channelの場合でも
同様である。また、LAN回線10は、全二重通信方式
の装置間のデータのやり取りに用いられる回線に限られ
ず、半二重通信方式の装置間のデータのやり取りに用い
られる回線の場合でも同様である。
【0062】(実施例2)次に、他の実施例について説
明する。本実施例では、(実施例1)に比べて、よりパ
ケットの損失を防止できる。
【0063】図9は、本発明の実施例である。図1は、
LAN間中継装置30、および端末20を有する情報ネ
ットワークの構成例を示す概念図である。
【0064】上述の図1と同様、図1に示す情報ネット
ワークは、2台の端末20(端末A、端末B)と、2台
のLAN間中継装置30(LAN間中継装置A、LAN
間中継装置B)とがそれぞれ、2本ずつのLAN回線1
0(LAN回線A、LAN回線B、LAN回線C、LA
N回線D、LAN回線E、LAN回線F)で接続された
構成となっている。
【0065】本実施例の場合、端末20は、LAN回線
制御部21と、複数回線受信部23と、複数回線送信部
22と、上位処理部24と、受信回線切り替え部50と
を有する。
【0066】(実施例1)で示したものと異なる点は、
図10に示すように複数回線受信部23の構成が異なる
ことと、受信回線切り替え部50が新たに追加されたこ
とである。
【0067】その他のLAN回線制御部21、及び上位
処理部24は既に図1で示したものと同一である。複数
回線送信部22は、既に図7で示したものと同一であ
る。
【0068】本実施例における複数回線受信部23は、
図10に示すように、2つ回線受信部26(回線受信部
A、回線受信部B)で構成される。各回線受信部26
は、モードフラグ60と、受信パケット格納部61とを
有する。
【0069】回線受信部26は、OSI参照モデルの第
2層(データリンク層)において、後述の図11に示さ
れるフロチャート等の処理を行う。回線受信部26は、
LAN回線10から送られてくるパケットを受信、また
は破棄する処理を行うハードウエアやソフトウエア等で
構成される。
【0070】モードフラグ60は、回線受信部26が”
Primary”であるか、あるいは”Seconda
ry”であるかを示す情報を記憶する。受信パケット格
納部61は、受信したパケットを格納する。
【0071】尚、初期時、2つの回線受信部26のうち
のいずれか一方のモードフラグ60に”Primar
y”が、他方の回線受信部26のモードフラグ60に
は”Secondary”が情報として記憶される。
【0072】本実施例では、回線受信部A26内のモー
ドフラグ60に”Primary”が、回線受信部B2
6には”Secondary”が記憶されているものと
する。
【0073】また、初期時、受信パケット格納部61
は、受信したパケットを格納していない。
【0074】LAN間中継装置30は、LAN回線制御
部21と、複数回線受信部23と、複数回線送信部22
と、中継処理部25と、受信回線切り替え部50とを有
する。
【0075】中継処理部25は、既に図1で示したもの
と同一であり、LAN回線制御部21、複数回線送信部
22、複数回線受信部23、並びに受信回線切り替え部
50は上述の端末20が有するものと同一である。
【0076】以下、本実施例の作用について説明する。
まず、図11に示すフロチャートを用いて、回線受信部
26の動作について説明する。
【0077】回線受信部26は、受信したパケットの有
無を監視する(ステップ501)。
【0078】監視の結果、受信したパケットがあった場
合には、受信したパケットを受信パケット格納部61へ
格納する(ステップ502)。
【0079】モードフラグ60が、”Primary”
であるか否かを確認する(ステップ503)。
【0080】確認の結果、”Primary”である場
合、受信したパケットを上位処理部24、もしくは中継
処理部25へ引き渡す(ステップ504)。
【0081】一方、確認の結果、”Primary”で
ない場合、すなわち”Secondary”である場合
には、受信したパケットを破棄する(ステップ50
5)。
【0082】尚、モードフラグ60が、”Primar
y”であるか否かの確認動作に関しては、(ステップ5
01)の前処理とすることも良く、(ステップ501)
と(ステップ502)の中間処理とすることも良い。
【0083】次に、受信回線切り替え部50の動作につ
いて、図12に示すフロチャートを用いて説明する。受
信回線切り替え部50は、モードフラグ60が”Pri
mary”となっているLAN回線10上における断線
等の障害の有無を監視する(ステップ601)。監視の
結果、障害を検出した場合、回線受信部26のモードフ
ラグ60を”Secondary”に、他の回線受信部
26のモードフラグ60を”Primary”に変更す
る(ステップ602)。
【0084】尚、この時点で”Primary”に切り
替わった回線受信部26が、”Secondary”に
切り替わった別の回線受信部26にかわり、受信したパ
ケットを上位処理部24、あるいは中継処理部25へ引
き渡す。
【0085】さらに、受信回線切り替え部50は、”S
econdary”に変更した回線受信部26内の受信
パケット格納部61に格納された受信したパケット
と、”Primary”に変更した回線受信部26内の
受信パケット格納部61に格納された受信したパケット
とを比較する。比較の結果、一致しないパケット、つま
り他の回線受信部26が”Primary”へ切り替え
られるまでの間に、上位処理部24、あるいは中継処理
部25へ渡されなかったパケットを、上位処理部24、
あるいは中継処理部25へ引き渡す(ステップ60
3)。
【0086】図9に示す情報ネットワークの構成におい
て、端末A10が、端末B10宛へパケットを送信した
場合について説明する。
【0087】端末A10では、上位処理部24よりパケ
ットの送信要求が発生する。この場合、複数回線送信部
22が、図7に示すフロチャートに従い、パケットを2
つのLAN回線10(LAN回線A、LAN回線B)へ
略同時に送信する(ステップ302)。
【0088】LAN間中継装置A30では、複数回線受
信部23が、2つのLAN回線10から送られてきた2
つの同一のパケットを受信する。モードフラグ60が”
Primary”である回線受信部A26が、受信した
パケットを受信パケット格納部61へ格納(ステップ5
02)した後、中継処理部25へ引き渡す(ステップ5
04)。
【0089】略同時に、モードフラグ60が”Seco
ndary”である回線受信部B26は、受信したパケ
ットを受信パケット格納部61へ格納(ステップ50
2)した後、破棄する(ステップ505)。
【0090】さらにLAN中継装置A30では、中継処
理部25が、受信したパケットのLAN間中継装置B3
0への送信を要求する。複数回線送信部22が、パケッ
トを2つのLAN回線10(LAN回線C、LAN回線
D)へ送信することにより、LAN間中継装置B30へ
中継する。以後、LAN中継装置B30でも同様の処理
が行われて、端末B20へとパケットが中継される。
【0091】端末B20でも、複数回線受信部23にお
いて、”Primary”である回線受信部26が、受
信したパケットを上位処理部24へ引き渡す(ステップ
504)。一方、”Secondary”である回線受
信部26は、受信したパケットを破棄する(ステップ5
05)。以上のようにして、端末A20から端末B20
へとパケットが中継される。
【0092】次に、LAN回線10で障害が発生した場
合について説明する。本実施例においては、端末A20
とLAN間中継装置A30との間のLAN回線A10に
おいて断線等の障害が発生した場合について説明する。
【0093】LAN間中継装置A30では、受信回線切
り替え部50が、LAN回線A10における障害を検出
する(ステップ601)。検出と略同時に、回線受信部
A26のモードフラグ60を”Secondary”
に、回線受信部B26のモードフラグ60を”Prim
ary”に切り替える(ステップ602)。
【0094】以後、回線受信部B26がパケットを受信
して(ステップ501)、中継処理部25へ引き渡す
(ステップ504)よう切り替わる。
【0095】受信回線切り替え部50は、回線受信部A
26内の受信パケット格納部61に格納された受信した
パケットと、回線受信部B26内の受信パケット格納部
61に格納された受信したパケットとを比較する。比較
の結果、一致しないパケットを中継処理部25へ渡す
(ステップ603)。
【0096】これにより、障害が発生してから、回線受
信部26を切り替えるまでの間に、中継処理部25へ引
き渡されなかったパケットが、損失することなく処理さ
れる。この処理の結果、端末B20まで、パケットが確
実に中継される。
【0097】ここで、LAN間中継装置A30とLAN
間中継装置B30との間のLAN回線10(LAN回線
C、LAN回線D)、またはLAN間中継装置B30と
端末B20との間のLAN回線10(LAN回線E、L
AN回線F)のいずれかで障害が発生したとしても、同
様である。この場合でも、端末A20から送信されたパ
ケットは、パケットを損失させることなく、確実に、端
末B20へと中継される。
【0098】尚、受信パケット格納部61は、メモリ等
の節約上、FIFO(FirstIn First O
ut)形式であることが好ましい。
【0099】また、イーサネット等の回線の場合、回線
受信部26では、FCS値などの識別子情報のみを格納
することにより、メモリをより節約するようにすること
も良い。この場合、受信パケット格納部61は、”Pr
imary”である回線受信部26では、受信パケット
に付加されているFCS値などの識別子情報のみを格納
する。一方、”Secondary”である回線受信部
26では、パケットを格納する。また、FCS値の代わ
りに、送信側でパケットに順序情報などの識別子情報を
付加して、”Primary”である回線受信部で、識
別子情報を格納するようにしても良い。
【0100】また、上述の受信回線切り替え部50のフ
ロチャートにおいて、(ステップ602)と(ステップ
603)の順序は逆でも良い。その場合、受信回線切り
替え部50は、現在モードフラグが“Primary”
である回線受信部26内の受信パケット格納部61に格
納された受信したパケットと、“Primary”へ変
更予定で、現在“Secondary”である回線受信
部26内の受信パケット格納部61に格納された受信し
たパケットとを比較する。比較の結果、一致しないパケ
ットを受信パケットとして上位処理部24、あるいは中
継処理部25へ引き渡す(ステップ603)。その後、
受信回線切り替え部50は、現在“Primary”で
ある回線受信部26のモードフラグ60を”Secon
dary”に、他の回線受信部26のモードフラグ60
を”Primary”に変更する(ステップ602)。
これにより、他の回線受信部26が”Primary”
へ切り替えられるまでの間に、上位処理部24、あるい
は中継処理部25へ渡されなかったパケットの受信した
順序に影響を与えることがない。パケットの受信した順
序を守って、パケットを、上位処理部24、あるいは中
継処理部25へ引き渡すことが可能になる。
【0101】また、上述の受信回線切り替え部50のフ
ロチャートにおいて、(ステップ602)と(ステップ
603)は平行に処理されることも良い。
【0102】本実施例における回線受信部26は、受信
パケット格納部61を含んでいる。この場合、メモリな
ど別のハードウエアや、FIFOとして管理するための
ソフトウエア等を必要とする。従って、受信パット格納
部61を含まないことで、実際の実装を簡略化すること
も好ましい。その場合の例を以下説明する。
【0103】(実施例3)図13は、本発明の他の実施
例である。本実施例によれば、(実施例2)に比べてハ
ードウエアの実装を簡略化できる。図13は、複数回線
受信部23の構成の他の例を示す概念図である。図13
に示すように、複数回線受信部26は、2つ回線受信部
26(回線受信部A、回線受信部B)で構成される。各
回線受信部26は、モードフラグ60を有する。
【0104】回線受信部26は、OSI参照モデルの第
2層(データリンク層)において、後述の図14に示す
フロチャート等の処理を行う。この処理に従い、複数の
LAN回線10から送られてくるパケットを受信、また
は破棄する処理を行うハードウエアやソフトウエア等で
構成される。
【0105】モードフラグ60は、(実施例2)と同様
のものである。本実施例の場合、受信回線切り替え部5
0は、(実施例2)の図12に示すフローチャートを、
図15に示すフロチャートに変更する。
【0106】尚、端末20、及びLAN間中継装置30
内のその他の構成は、(実施例2)と同様である。
【0107】以下、本実施の形態の作用の一例について
説明する。まず、図14に示すフロチャートを用いて、
回線受信部26の動作について説明する。
【0108】回線受信部26は、受信したパケットの有
無を監視する(ステップ701)。
【0109】監視の結果、受信したパケットがあった場
合、モードフラグ60が”Primary”であるか否
かを確認する(ステップ702)。
【0110】確認の結果、”Primary”である場
合、受信したパケットを上位処理部24、もしくは中継
処理部25へ引き渡す(ステップ703)。
【0111】一方、確認の結果、”Primary”で
ない場合、つまり”Secondary”である場合に
は、受信パケットを破棄する(ステップ704)。
【0112】次に、受信回線切り替え部50の動作につ
いて、図15に示すフロチャートを用いて説明する。受
信回線切り替え部50は、モードフラグ60が”Pri
mary”となっているLAN回線10上における断線
等の障害の有無を監視する(ステップ801)。
【0113】監視の結果、障害を検出した場合には、回
線受信部26のモードフラグ60を”Secondar
y”に、他の回線受信部26のモードフラグ60を”P
rimary”に変更する(ステップ802)。
【0114】尚、この時点で”Primary”に切り
替わった回線受信部26が、”Secondary”に
切り替わった回線受信部26に代わり、受信したパケッ
トを上位処理部24、もしくは中継処理部25へ渡すよ
う切り替わる。
【0115】本実施例では、(実施例2)に比べてパケ
ットの損失は防止できないものの、受信パケット格納部
61を不要にすることで、(実施例2)に比べてハード
ウエアの実装を簡略化できる。
【0116】また、障害検出から回線受信部26の切り
替えまでの時間を小さくすることで、パケット損失を、
より小さくすることが可能である。
【0117】以上述べたように、本実施例のLAN間中
継装置30、または端末20によれば、LAN回線10
において断線等の障害が発生したとしても、通信を引き
続き継続することが可能となる。従って、可用性の向上
したネットワークシステムの構築が可能となる。
【0118】また、Link Aggregation
方式のように、他のLAN回線10への切り替え処理に
伴うパケット損失が発生しないため、効率の良いパケッ
ト転送を実現することが可能となる。
【0119】また、(実施例2)のLAN間中継装置3
0、または端末20に比べて、パケットの損失は発生す
るものの、ハードウエアの実装の簡略化による簡便な実
現が可能となる。
【0120】さらに、障害検出から回線受信部の切り替
えまでの時間を小さくすることで、パケット損失を、よ
り小さくすることが可能となる。
【0121】以上、本発明を実施例1〜3を用いて説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である
ことはいうまでもない。
【0122】例えば、本発明での回線集約化の対象とな
る回線は、これらの実施例において例示したLAN回線
だけに限らず、様々な回線への適用が可能である。
【0123】また、本実施例で示したLAN間中継装置
は、一般にLANスイッチや、ブリッジなどを示す。し
かし、LANとWAN(Wide Area Netw
ork)間を接続するルータなどのネットワーク機器で
あっても同様に適用できることはいうまでもない。
【0124】その場合、ルータとLANスイッチ等のL
AN間中継装置間、またはルータとサーバ等の端末間に
おいても、高可用性を有するネットワークシステムの構
築が可能となる。
【0125】さらに、本実施の形態例では、LAN間中
継装置、及び端末を用いて本発明の装置を示した。しか
し、例えば、LSI(Large Scale Int
egration)などの半導体デバイスに本発明の回
線集約化方法を実装し、ネットワークインタフェースカ
ードなどに搭載することも可能である。その場合、ネッ
トワークインタフェースカードを搭載した端末等で、ネ
ットワークシステムを構築すれば、同様の効果が得られ
ることはいうまでもない。
【0126】以下、本発明による効果を略記する。本発
明の回線集約化方法によれば、可用性を向上させる回線
の集約化を実現するでけでなく、パケットの損失を防止
することが可能となる。その結果、TCPなどの上位処
理によるパケット再送が発生しないため、効率の良いパ
ケット転送を実現できる。さらに、UDPを上位プロト
コルとして利用していた場合においても、パケットの損
失を防止することができる。
【0127】また、本発明による装置を用いることで、
可用性の高いネットワークシステムの構築が可能にな
る。
【0128】また、本発明の(実施例3)に示す装置を
用いることにより、ハードウエアの実装の簡略化による
簡便な実現が可能になる。
【0129】さらに、障害検出から回線受信部の切り替
えまでの時間を小さくすることで、パケット損失も小さ
くすることが可能となる。従って、可用性の高いネット
ワークシステムの構築が可能になる。
【0130】
【発明の効果】本発明によれば、同一のパケットを複数
用意して複数の物理回線に送信させることにより、パケ
ットの損失が発生した場合でも、パケットを有効に処理
することが可能となる。また、可用性向上のための複数
の物理回線の集約化を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のLAN間中継装置構成、端末構成、お
よびネットワークの構成例を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】本発明の複数回線受信部の構成例を示す機能ブ
ロック図である。
【図3】本発明の受信パケット情報記憶部の構成例を示
す概念図である。
【図4】本発明の複数回線送信部のフロチャートであ
る。
【図5】本発明の回線受信部のフロチャートである。
【図6】本発明の識別子情報の付加したパケット構成例
を示す概念図である。
【図7】本発明の複数回線送信部のフローチャートであ
る。
【図8】本発明の回線受信部のフロチャートである。
【図9】本発明のLAN間中継装置構成、端末構成、お
よびネットワークの構成例を示す機能ブロック図であ
る。
【図10】本発明複数回線受信部の構成例を示す機能ブ
ロック図である。
【図11】本発明の回線受信部のフロチャートである。
【図12】本発明の受信回線切り替え部のフロチャート
である。
【図13】本発明の複数回線受信部の構成例を示す機能
ブロック図である。
【図14】本発明の回線受信部のフロチャートである。
【図15】本発明の受信回線切り替え部のフロチャート
である。
【符号の説明】
10・・・LAN回線 20・・・端末 30・・・LAN間中継装置 21・・・LAN回線制御部 22・・・複数回線送信部 23・・・複数回線受信部 24・・・上位処理部 25・・・中継処理部 26・・・回線受信部 27・・・受信パケット情報記憶部 40・・・識別子情報 41・・・パケット 50・・・受信回線切り替え部 60・・・モードフラグ 61・・・受信パケット格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩月 和子 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 (72)発明者 渡部 謙 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 Fターム(参考) 5K014 AA04 CA06 FA01 5K034 DD03 JJ11 KK01 KK21 TT01

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の物理回線を介して他装置にパケット
    の送信を行う送信装置であって、パケット毎にユニーク
    な識別子情報を付加したパケットを、前記複数の物理回
    線の回線数に対応して用意し、前記複数の物理回線に対
    して送信する処理を行う回線送信部と、OSI参照モデ
    ルの第1層(物理層)における前記複数の物理回線の制
    御を行う回線制御部とを有することを特徴とする送信装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の送信装置であって、OS
    I参照モデルの第3層以上において、パケットに対する
    処理を行うプロトコル処理部とを有し、前記回線送信部
    は、前記プロトコル処理部からパケットの送信の指示が
    あった場合に、前記パケット毎にユニークな識別子情報
    を付加したパケットを、前記複数の物理回線の回線数に
    対応して用意するものであることを特徴とする送信装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1、2に記載の送信装置において、
    前記回線送信部は、前記複数の物理回線に対して略同時
    に、前記パケット毎にユニークな識別子情報を付加した
    パケットを送信するものであることを特徴とする送信装
    置。
  4. 【請求項4】パケット毎にユニークな識別子情報を付加
    し、各々のパケットと同じ内容のパケットを、前記複数
    の物理回線の回線数に対応して用意し、前記複数の物理
    回線の回線数に対応して用意されたパケットを、前記複
    数の物理回線に対して送信することを特徴とするパケッ
    ト送信方法。
  5. 【請求項5】OSI参照モデルの第3層以上でのプロト
    コル処理によりパケットの送信を指示した後、パケット
    毎にユニークな識別子情報を付加し、OSI参照モデル
    の第2層(データリンク層)での処理により、複数の物
    理回線の回線数に対応して用意されたパケットを、前記
    複数の物理回線に対して略同時に送信し、送信処理され
    た前記複数の物理回線の回線数に対応して用意されたパ
    ケットを、OSI参照モデルの第1層(物理層)で制御
    される前記複数の物理回線を介して送信することを特徴
    とするパケット送信方法。
  6. 【請求項6】複数の物理回線を介して他装置からパケッ
    トを受信する受信装置であって、OSI参照モデルの第
    1層(物理層)における前記複数の物理回線の制御を行
    う回線制御部と、前記受信パケットに付加されたパケッ
    ト毎にユニークな識別子情報を格納するパケット情報記
    憶部と、前記受信パケットを監視し、前記受信パケット
    を確認した場合、前記受信パケットの前記識別子情報が
    前記パケット情報記憶部に記憶されているか否かを確認
    し、前記受信パケットと同じ内容の前記識別子情報が記
    憶されていない場合は、前記受信パケットの前記識別子
    情報を前記パケット情報記憶部に格納させる回線受信部
    とを有することを特徴とする受信装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載する受信装置において、前
    記回線受信部は、前記受信パケットと同じ内容の前記識
    別子情報が記憶されていない場合は、前記受信パケット
    の前記識別子情報を前記パケット情報記憶部に格納さ
    せ、前記識別子情報を削除した前記受信パケットをプロ
    トコル処理のために伝送させるOSI参照モデルの第2
    層(データリンク層)での処理を行うものであることを
    特徴とする受信装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載する受信装置において、前
    記識別子情報を削除した前記受信パケットを、前記回線
    受信部から受け取り、OSI参照モデルの第3層以上で
    のプロトコル処理を行うプロトコル処理部とを有するこ
    とを特徴とする受信装置。
  9. 【請求項9】複数の物理回線からパケットを受信するパ
    ケット受信方法であって、パケットの受信を確認した場
    合、受信パケットに付加されたパケット毎にユニークな
    識別子情報が、記憶部に記憶されているか否かを確認
    し、前記受信パケットと同じ内容の前記識別子情報が前
    記記憶部に格納されていない場合は、前記受信パケット
    の前記識別子情報を前記記憶部に格納させ、前記識別子
    情報を削除した前記受信パケットに対しプロトコル処理
    を行うために伝送することを特徴とするパケット受信方
    法。
  10. 【請求項10】複数の物理回線を介して他装置からパケ
    ットを受信する受信装置であって、OSI参照モデルの
    第1層(物理層)における前記複数の物理回線の制御を
    行う回線制御部と前記複数の物理回線毎に対応して設け
    られ、「主」または「従」のモードのいずれか一方を記
    憶するモードフラグと、前記モードフラグに対応して設
    けられ、前記受信パケットを格納する記憶部と、前記モ
    ードフラグが「主」のモードを記憶する場合、前記受信
    パケットを、前記記憶部からプロトコル処理を行うプロ
    トコル処理部へ渡す回線受信部とを有することを特徴と
    する受信装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の受信装置において、
    前記回線受信部は、前記モードフラグが「従」のモード
    を記憶する場合、前記受信パケットを廃棄し、前記プロ
    トコル処理部は、OSI参照モデルの第3層以上でのプ
    ロトコル処理を行うものであることを特徴とする受信装
    置。
  12. 【請求項12】請求項10又は11に記載の受信装置に
    おいて、「主」のモードを記憶する前記モードフラグに
    対応する物理回線の障害の有無を監視し、障害を検出し
    た場合、前記「主」のモードを記憶するモードフラグを
    「従」のモードに変更し、前記「従」のモードを記憶す
    るモードフラグを「主」のモードに変更する受信回線切
    り替え部とを有することを特徴とする受信装置。
  13. 【請求項13】請求項10又は11に記載の受信装置に
    おいて、「主」のモードを記憶する前記モードフラグに
    対応する物理回線の障害の有無を監視し、障害を検出し
    た場合、前記「主」のモードを記憶するモードフラグを
    「従」のモードに変更するとともに前記「従」のモード
    を記憶するモードフラグを「主」のモードに変更し、前
    記「従」のモードに変更されたモードフラグに対応する
    前記受信パケット格納部に格納された受信パケットと前
    記「主」のモードに変更されたモードフラグに対応する
    前記受信パケット格納部に格納された受信パケットとを
    比較し、障害により失われたパケットに相当する受信パ
    ケットを受信する受信回線切り替え部とを有することを
    特徴とする受信装置。
  14. 【請求項14】請求項10又は11に記載の受信装置に
    おいて、「主」のモードを記憶する前記モードフラグに
    対応する物理回線の障害の有無を監視し、障害を検出し
    た場合、前記「主」のモードを記憶するモードフラグを
    「従」のモードに変更するとともに前記「従」のモード
    を記憶するモードフラグを「主」のモードに変更する受
    信回線切り替え部と、前記「従」のモードに変更された
    モードフラグに対応する前記受信パケット格納部に格納
    された受信パケットと前記「主」のモードに変更された
    モードフラグに対応する前記受信パケット格納部に格納
    された受信パケットとを比較する比較手段とを有するこ
    とを特徴とする受信装置。
  15. 【請求項15】複数の物理回線からのパケットの受信を
    確認し、前記受信パケットを前記複数の物理回線毎に対
    応して設けられる格納部へ格納し、前記格納部毎に対応
    して設けられるモードフラグが、「主」のモードを記憶
    する場合、前記受信パケットをプロトコル処理を行うプ
    ロトコル処理部へ渡すことを特徴とするパケット受信方
    法。
  16. 【請求項16】請求項15に記載のパケット受信方法に
    おいて、複数の物理回線から前記受信パケットの有無を
    監視し、監視に従い前記受信パケットを確認すると、前
    記受信パケットを前記格納部へ格納し、前記モードフラ
    グが、「従」のモードを記憶する場合、前記受信したパ
    ケットを廃棄することを特徴とするパケット受信方法。
  17. 【請求項17】請求項15、16に記載のパケット受信
    方法において、「主」のモードを記憶する前記モードフ
    ラグに対応する物理回線の障害の有無を監視し、障害を
    検出した場合、前記「主」のモードを記憶するモードフ
    ラグを「従」のモードに変更するとともに、前記「従」
    のモードを記憶するモードフラグを「主」のモードに変
    更し、前記「従」のモードに変更されたモードフラグに
    対応する前記受信パケット格納部に格納された受信パケ
    ットと前記「主」のモードに変更されたモードフラグに
    対応する前記受信パケット格納部に格納された受信パケ
    ットとを比較し、障害により失われたパケットに相当す
    る受信パケットを受信することを特徴とするパケット受
    信方法。
  18. 【請求項18】複数の物理回線から受信するパケットの
    有無を監視し、前記複数の物理回線毎に対応して設けら
    れるモードフラグが、「主」のモードを記憶する場合、
    前記受信パケットを、プロトコル処理を行うプロトコル
    処理部へ渡し、前記モードフラグが「従」のモードを記
    憶する場合、前記受信したパケットを廃棄することを特
    徴とするパケット受信方法。
  19. 【請求項19】請求項18に記載のパケット受信方法に
    おいて、「主」のモードを記憶する前記モードフラグに
    対応する物理回線の障害の有無を監視し、障害を検出し
    た場合、前記「主」のモードを記憶するモードフラグを
    「従」のモードに変更するとともに、前記「従」のモー
    ドを記憶するモードフラグを「主」のモードに変更する
    ことを特徴とするパケット受信方法。
  20. 【請求項20】複数の物理回線を介して他装置とのパケ
    ットの送受信を行う送受信装置であって、OSI参照モ
    デルの第1層(物理層)における前記複数の物理回線の
    制御を行う回線制御部と、パケット毎にユニークな識別
    子情報を付加したパケットを、前記複数の物理回線の回
    線数に対応して用意し、前記複数の物理回線に対して同
    じ内容のパケットを送信する回線送信部と、前記他装置
    から前記複数の物理回線を介して受信した受信パケット
    に付加された前記受信パケット毎にユニークな識別子情
    報を格納するパケット情報記憶部と、前記受信パケット
    を監視し、前記受信パケットを確認した場合、前記受信
    パケットの前記識別子情報が前記パケット情報記憶部に
    記憶されているか否かを確認し、前記受信パケットと同
    じ内容の前記識別子情報が記憶されていない場合は、前
    記受信パケットの前記識別子情報を前記パケット情報記
    憶部に格納させる回線受信部とを有することを特徴とす
    る送受信装置。
  21. 【請求項21】複数の物理回線を介して他装置とパケッ
    トのやり取りを行う送受信装置であって、OSI参照モ
    デルの第1層(物理層)における前記複数の物理回線の
    制御を行う回線制御部と、パケット毎にユニークな識別
    子情報を付加したパケットを、前記複数の物理回線の回
    線数に対応して用意し、前記複数の物理回線に対して同
    じ内容のパケットを送信する処理を行う回線送信部と、
    前記複数の物理回線毎に対応して設けられ、「主」また
    は「従」のモードのいずれか一方を記憶するモードフラ
    グと、前記モードフラグが「主」のモードを記憶する場
    合、前記前記複数の物理回線から受信するパケットを、
    プロトコル処理を行うプロトコル処理部へ渡し、前記モ
    ードフラグが「従」のモードを記憶する場合、前記受信
    パケットを廃棄する回線受信部とを有することを特徴と
    する受信装置。
  22. 【請求項22】請求項1乃至3に記載の送信装置におい
    て、前記識別子情報は、イーサネットフレームのFCS
    (Frame CheckSequence)値である
    ことを特徴とする送信装置。
  23. 【請求項23】請求項1乃至3に記載の送信装置におい
    て、前記識別子情報は、IEEE(Institute
    of Electrical and Electr
    onics Engineers)802.3フレーム
    のFCS値であることを特徴とする送信装置。
  24. 【請求項24】請求項1乃至3に記載の送信装置におい
    て、前記識別子情報は、IEEE802.5 Toke
    n RingフレームのFCS値であることを特徴とす
    る送信装置。
  25. 【請求項25】請求項1乃至3に記載の送信装置におい
    て、前記識別子情報は、ANSI(American
    National Standard Institu
    te)X3T9 FDDI(Fiber Distri
    buted Data Interface)フレーム
    のFCS値であることを特徴とする送信装置。
  26. 【請求項26】請求項1乃至3に記載の送信装置におい
    て、前記識別子情報は、ANSI X3T9 Fibe
    r ChannelフレームのCRC(Cyclic
    Redundancy Check)値であることを特
    徴とする送信装置。
  27. 【請求項27】請求項6乃至8に記載の受信装置におい
    て、前記識別子情報は、イーサネットフレームのFCS
    (Frame CheckSequence)値である
    ことを特徴とする受信装置。
  28. 【請求項28】請求項6乃至8に記載の受信装置におい
    て、前記識別子情報は、IEEE(Institute
    of Electrical and Electr
    onics Engineers)802.3フレーム
    のFCS値であることを特徴とする受信装置。
  29. 【請求項29】請求項6乃至8に記載の受信装置におい
    て、前記識別子情報は、IEEE802.5 Toke
    n RingフレームのFCS値であることを特徴とす
    る受信装置。
  30. 【請求項30】請求項6乃至8に記載の受信装置におい
    て、前記識別子情報は、ANSI(American
    National Standard Institu
    te)X3T9 FDDI(Fiber Distri
    buted Data Interface)フレーム
    のFCS値であることを特徴とする受信装置。
  31. 【請求項31】請求項6乃至8に記載の受信装置におい
    て、前記識別子情報は、ANSI X3T9 Fibe
    r ChannelフレームのCRC(Cyclic
    Redundancy Check)値であることを特
    徴とする受信装置。
  32. 【請求項32】複数の物理回線を介して他装置にパケッ
    トの送信を行う送信装置であって、パケット毎にユニー
    クな識別子情報を付加したパケットを、前記複数の物理
    回線の回線数に対応して用意し、前記複数の物理回線に
    対して送信する回線送信部を有することを特徴とする送
    信装置。
  33. 【請求項33】複数の物理回線を介して他装置からパケ
    ットを受信する受信装置であって、前記受信パケットに
    付加されたパケット毎にユニークな識別子情報を格納す
    るパケット情報記憶部と、前記受信パケットを監視し、
    前記受信パケットを確認した場合、前記受信パケットの
    前記識別子情報が前記パケット情報記憶部に記憶されて
    いるか否かを確認し、前記受信パケットと同じ内容の前
    記識別子情報が記憶されていない場合は、前記受信パケ
    ットの前記識別子情報を前記パケット情報記憶部に格納
    させる回線受信部とを有することを特徴とする受信装
    置。
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