JP2001065565A - 転動体連結体及びこれを用いた案内装置 - Google Patents
転動体連結体及びこれを用いた案内装置Info
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Landscapes
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無限摺動用の直線案内装置、曲線案内装置、
ボールネジ装置、旋回ベアリング装置等の種々の案内装
置に用いられ、低摩耗性、低騒音性、高潤滑性等におい
てより優れた性能を発揮し、優れた高速性と長寿命化、
及び長期のメンテナンスフリーを達成し得る案内装置の
転動体連結体を提供する。 【解決手段】 一列に配列された多数の転動体と、これ
ら各転動体の間に位置して転動体を保持する保持部とこ
れら各保持部の間を連結する連結部とを有して上記多数
の転動体を整列状態にかつ転動可能に保持する連結保持
部材とからなる案内装置の転動体連結体であり、上記連
結保持部材が、可撓性を有する本体部とこの本体部の表
面の一部又は全部を被覆する多孔質柔軟層とで構成され
ている案内装置の転動体連結体である。また、この転動
体連結体を一対のベアリングレースからなる無限軌道内
に組み込んで構成された案内装置である。
ボールネジ装置、旋回ベアリング装置等の種々の案内装
置に用いられ、低摩耗性、低騒音性、高潤滑性等におい
てより優れた性能を発揮し、優れた高速性と長寿命化、
及び長期のメンテナンスフリーを達成し得る案内装置の
転動体連結体を提供する。 【解決手段】 一列に配列された多数の転動体と、これ
ら各転動体の間に位置して転動体を保持する保持部とこ
れら各保持部の間を連結する連結部とを有して上記多数
の転動体を整列状態にかつ転動可能に保持する連結保持
部材とからなる案内装置の転動体連結体であり、上記連
結保持部材が、可撓性を有する本体部とこの本体部の表
面の一部又は全部を被覆する多孔質柔軟層とで構成され
ている案内装置の転動体連結体である。また、この転動
体連結体を一対のベアリングレースからなる無限軌道内
に組み込んで構成された案内装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば無限摺動
用の直線案内装置、曲線案内装置、ボールネジ装置、旋
回ベアリング装置等の種々の案内装置において、その無
限軌道内に組み込まれ、この無限軌道を形成する一対の
ベアリングレースの間において相対的な直線運動や回転
運動を支承する転動体連結体に関し、また、この転動体
連結体を用いた案内装置に関する。
用の直線案内装置、曲線案内装置、ボールネジ装置、旋
回ベアリング装置等の種々の案内装置において、その無
限軌道内に組み込まれ、この無限軌道を形成する一対の
ベアリングレースの間において相対的な直線運動や回転
運動を支承する転動体連結体に関し、また、この転動体
連結体を用いた案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベアリングを備えた案内装置、例えば直
線摺動用案内装置として、ボール又はローラーからなる
転動体が転走する転動体転走溝を有する軌道レール(一
方のベアリングレース)と、この転動体転走溝に相対向
する負荷転走溝とこの負荷転走溝の一端から他端へと転
動体を循環せしめる無負荷転走路とからなる転動体の無
限軌道を有するスライダ(他方のベアリングレース)
と、上記軌道レールの転動体転走溝とスライダの負荷転
走溝との間で荷重を負荷しながら転走すると共に上記無
限軌道内を循環する多数の転動体とで構成されているも
のが知られている。
線摺動用案内装置として、ボール又はローラーからなる
転動体が転走する転動体転走溝を有する軌道レール(一
方のベアリングレース)と、この転動体転走溝に相対向
する負荷転走溝とこの負荷転走溝の一端から他端へと転
動体を循環せしめる無負荷転走路とからなる転動体の無
限軌道を有するスライダ(他方のベアリングレース)
と、上記軌道レールの転動体転走溝とスライダの負荷転
走溝との間で荷重を負荷しながら転走すると共に上記無
限軌道内を循環する多数の転動体とで構成されているも
のが知られている。
【0003】そして、このような直線摺動用案内装置に
おいては、スライダを軌道レールから切り離した際に転
動体が脱落するのを防止する、各転動体相互の接触を避
けて摩擦抵抗の低減や、摩耗による寿命低下の防止、更
には低騒音化を図る、各転動体を所定の位置に整列させ
て円滑な転がり運動を得る等の目的から、一列に配列さ
れた多数の転動体と、これら各転動体の間に位置して転
動体を保持する保持部とこれら各保持部の間を連結する
連結部とを有して上記多数の転動体を整列状態にかつ転
動可能に保持する連結保持部材とで転動体連結体を構成
し、この転動体連結体をスライダの無限軌道内に組み込
むことが提案されている(特開平9-14,264号、特開平10
-238,539号、特開平 11-22,727号等の各公報)。
おいては、スライダを軌道レールから切り離した際に転
動体が脱落するのを防止する、各転動体相互の接触を避
けて摩擦抵抗の低減や、摩耗による寿命低下の防止、更
には低騒音化を図る、各転動体を所定の位置に整列させ
て円滑な転がり運動を得る等の目的から、一列に配列さ
れた多数の転動体と、これら各転動体の間に位置して転
動体を保持する保持部とこれら各保持部の間を連結する
連結部とを有して上記多数の転動体を整列状態にかつ転
動可能に保持する連結保持部材とで転動体連結体を構成
し、この転動体連結体をスライダの無限軌道内に組み込
むことが提案されている(特開平9-14,264号、特開平10
-238,539号、特開平 11-22,727号等の各公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、このよ
うな多数の転動体を連結保持部材で整列状態にかつ転動
可能に保持して構成した転動体連結体において、より優
れた低摩耗性、低騒音性、高潤滑性等を付与すべくその
改良について鋭意検討した結果、この連結保持部材の本
体部の表面の一部又は全部を多孔質柔軟層で被覆するこ
とにより、この多孔質柔軟層に潤滑剤が保持され、使用
途中に転動体連結体の一部に部分的な潤滑剤切れが生じ
るようなことがなくなり、低摩耗性、低騒音性、高潤滑
性等がより一層改善されることを見出し、本発明を完成
した。
うな多数の転動体を連結保持部材で整列状態にかつ転動
可能に保持して構成した転動体連結体において、より優
れた低摩耗性、低騒音性、高潤滑性等を付与すべくその
改良について鋭意検討した結果、この連結保持部材の本
体部の表面の一部又は全部を多孔質柔軟層で被覆するこ
とにより、この多孔質柔軟層に潤滑剤が保持され、使用
途中に転動体連結体の一部に部分的な潤滑剤切れが生じ
るようなことがなくなり、低摩耗性、低騒音性、高潤滑
性等がより一層改善されることを見出し、本発明を完成
した。
【0005】従って、本発明の目的は、無限摺動用の直
線案内装置、曲線案内装置、ボールネジ装置、旋回ベア
リング装置等の種々の案内装置に用いられ、低摩耗性、
低騒音性、高潤滑性等においてより優れた性能を発揮
し、優れた高速性と長寿命化、及び長期のメンテナンス
フリーを達成し得る案内装置の転動体連結体を提供する
ことにある。また、本発明の他の目的は、このような転
動体連結体が組み込まれ、低摩耗性、低騒音性、高潤滑
性等においてより優れた性能を発揮し、優れた高速性と
長寿命化、及び長期のメンテナンスフリーを達成し得る
案内装置を提供することにある。
線案内装置、曲線案内装置、ボールネジ装置、旋回ベア
リング装置等の種々の案内装置に用いられ、低摩耗性、
低騒音性、高潤滑性等においてより優れた性能を発揮
し、優れた高速性と長寿命化、及び長期のメンテナンス
フリーを達成し得る案内装置の転動体連結体を提供する
ことにある。また、本発明の他の目的は、このような転
動体連結体が組み込まれ、低摩耗性、低騒音性、高潤滑
性等においてより優れた性能を発揮し、優れた高速性と
長寿命化、及び長期のメンテナンスフリーを達成し得る
案内装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、一
列に配列された多数の転動体と、これら各転動体の間に
位置して転動体を保持する保持部とこれら各保持部の間
を連結する連結部とを有して上記多数の転動体を整列状
態にかつ転動可能に保持する連結保持部材とからなる案
内装置の転動体連結体であり、上記連結保持部材が、可
撓性を有する本体部とこの本体部の表面の一部又は全部
を被覆する多孔質柔軟層とで構成されている、案内装置
の転動体連結体である。また、本発明は、このような転
動体連結体が組み込まれた案内装置である。
列に配列された多数の転動体と、これら各転動体の間に
位置して転動体を保持する保持部とこれら各保持部の間
を連結する連結部とを有して上記多数の転動体を整列状
態にかつ転動可能に保持する連結保持部材とからなる案
内装置の転動体連結体であり、上記連結保持部材が、可
撓性を有する本体部とこの本体部の表面の一部又は全部
を被覆する多孔質柔軟層とで構成されている、案内装置
の転動体連結体である。また、本発明は、このような転
動体連結体が組み込まれた案内装置である。
【0007】本発明において、案内装置で用いる転動体
としては、具体的にはボールやローラーが挙げられ、円
滑な摺動性を必要とする案内装置にはボールが好適に用
いられ、また、比較的重荷重を負荷させる必要がある案
内装置にはローラーが好適に用いられる。
としては、具体的にはボールやローラーが挙げられ、円
滑な摺動性を必要とする案内装置にはボールが好適に用
いられ、また、比較的重荷重を負荷させる必要がある案
内装置にはローラーが好適に用いられる。
【0008】これらの転動体を整列状態にかつ転動可能
に保持する連結保持部材については、各転動体の間に位
置して転動体を保持する保持部とこれら各保持部の間を
連結する連結部とを有すると共に、この連結保持部材を
構成する可撓性の本体部の表面の一部又は全部が多孔質
柔軟層で被覆されていることが必要である。
に保持する連結保持部材については、各転動体の間に位
置して転動体を保持する保持部とこれら各保持部の間を
連結する連結部とを有すると共に、この連結保持部材を
構成する可撓性の本体部の表面の一部又は全部が多孔質
柔軟層で被覆されていることが必要である。
【0009】そして、上記連結保持部材を構成する可撓
性の本体部については、それが合成樹脂製の樹脂層で構
成されていてもよく、また、金属材料で形成された補強
用の芯金層とこの芯金層の全面を被覆する合成樹脂製の
樹脂層とで構成されていてもよく、更に、金属材料で形
成された連結部と合成樹脂材料で形成された保持部とで
構成されていてもよい。
性の本体部については、それが合成樹脂製の樹脂層で構
成されていてもよく、また、金属材料で形成された補強
用の芯金層とこの芯金層の全面を被覆する合成樹脂製の
樹脂層とで構成されていてもよく、更に、金属材料で形
成された連結部と合成樹脂材料で形成された保持部とで
構成されていてもよい。
【0010】また、この本体部の表面の一部又は全部を
被覆する多孔質柔軟層については、それが多孔質であっ
て潤滑油やグリース等の潤滑剤を保持することができ、
柔軟であって案内装置の無限軌道内を円滑に摺動できる
ものであればよく、特に制限されるものではないが、機
械的強度、弾力性、耐油性等の耐薬品性、吸油性、吸音
性等に優れているものが好適に用いられ、例えば、接着
や融着等の手段で本体部に固着された無機質繊維製又は
有機質繊維製の織布や不織布、更には静電植毛等の手段
で本体部に根元が接着された合成樹脂短繊維製又は無機
質短繊維製の植毛層等からなる繊維質材料で形成される
ほか、接着や融着等の手段で本体部に固着された連続気
泡の合成樹脂発泡フィルム又はシート等からなる樹脂発
泡材料等で形成される。
被覆する多孔質柔軟層については、それが多孔質であっ
て潤滑油やグリース等の潤滑剤を保持することができ、
柔軟であって案内装置の無限軌道内を円滑に摺動できる
ものであればよく、特に制限されるものではないが、機
械的強度、弾力性、耐油性等の耐薬品性、吸油性、吸音
性等に優れているものが好適に用いられ、例えば、接着
や融着等の手段で本体部に固着された無機質繊維製又は
有機質繊維製の織布や不織布、更には静電植毛等の手段
で本体部に根元が接着された合成樹脂短繊維製又は無機
質短繊維製の植毛層等からなる繊維質材料で形成される
ほか、接着や融着等の手段で本体部に固着された連続気
泡の合成樹脂発泡フィルム又はシート等からなる樹脂発
泡材料等で形成される。
【0011】この多孔質柔軟層は、本体部全体が樹脂層
で形成されている場合や本体部が芯金層とその表面全面
を被覆する樹脂層で形成されている場合には、本体部の
表面の一部(例えば各転動体の間に位置して転動体を保
持する保持部の表面のみ)にのみ形成してもよいほか、
その全部に形成してもよく、また、本体部が金属材料で
形成された連結部と合成樹脂材料で形成された保持部と
で形成されている場合にはその保持部の表面に形成する
のがよい。本体部の樹脂表面の上に多孔質柔軟層を積層
することにより、これら本体部と多孔質柔軟層との間の
結合強度を実用的強度にまで容易に高めることができ
る。
で形成されている場合や本体部が芯金層とその表面全面
を被覆する樹脂層で形成されている場合には、本体部の
表面の一部(例えば各転動体の間に位置して転動体を保
持する保持部の表面のみ)にのみ形成してもよいほか、
その全部に形成してもよく、また、本体部が金属材料で
形成された連結部と合成樹脂材料で形成された保持部と
で形成されている場合にはその保持部の表面に形成する
のがよい。本体部の樹脂表面の上に多孔質柔軟層を積層
することにより、これら本体部と多孔質柔軟層との間の
結合強度を実用的強度にまで容易に高めることができ
る。
【0012】本発明の転動体連結体は、従来のこの種の
転動体連結体と同様に、種々の案内装置、例えば無限摺
動用の直線案内装置、曲線案内装置、ボールネジ装置、
旋回ベアリング装置等の無限軌道内に組み込むことがで
き、これらの案内装置において、効率良く潤滑剤を供給
し、また、吸音性を発揮し、優れた低摩耗性、低騒音
性、高潤滑性等の性能を発揮せしめることができる。
転動体連結体と同様に、種々の案内装置、例えば無限摺
動用の直線案内装置、曲線案内装置、ボールネジ装置、
旋回ベアリング装置等の無限軌道内に組み込むことがで
き、これらの案内装置において、効率良く潤滑剤を供給
し、また、吸音性を発揮し、優れた低摩耗性、低騒音
性、高潤滑性等の性能を発揮せしめることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施例に基
づいて、本発明の好適な実施の形態を具体的に説明す
る。
づいて、本発明の好適な実施の形態を具体的に説明す
る。
【0014】図1に本発明の実施例に係る直線摺動用ロ
ーラーベアリングに用いるローラー連結体Rが示されて
いる。このローラー連結体Rは、一列に配列された多数
のローラー1と、これら各ローラー1の間に位置してロ
ーラー1を保持する保持部3とこれら各保持部3の間を
連結する連結部4とを有して上記多数のローラー1を整
列状態にかつ転動可能に保持する連結保持部材2とで構
成されている。
ーラーベアリングに用いるローラー連結体Rが示されて
いる。このローラー連結体Rは、一列に配列された多数
のローラー1と、これら各ローラー1の間に位置してロ
ーラー1を保持する保持部3とこれら各保持部3の間を
連結する連結部4とを有して上記多数のローラー1を整
列状態にかつ転動可能に保持する連結保持部材2とで構
成されている。
【0015】そして、上記ローラー連結体Rの連結保持
部材2は、図2及び図3に示すように、帯状ステンレス
板(SUS304等)に幅がローラー1の直径より若干
大きく、また、長さがローラー1の長さより若干長い多
数の透孔5aを開設してなる補強用の芯金層5、及びこの
芯金層5の全面を被覆すると共に各ローラー1を保持す
る保持部3を形成するポリアミド系やポリエステル系の
エラストマー等の合成樹脂製の樹脂層6からなる本体部
2aと、この本体部2aの表面全面を被覆する多孔質柔軟層
2bとで構成されている。
部材2は、図2及び図3に示すように、帯状ステンレス
板(SUS304等)に幅がローラー1の直径より若干
大きく、また、長さがローラー1の長さより若干長い多
数の透孔5aを開設してなる補強用の芯金層5、及びこの
芯金層5の全面を被覆すると共に各ローラー1を保持す
る保持部3を形成するポリアミド系やポリエステル系の
エラストマー等の合成樹脂製の樹脂層6からなる本体部
2aと、この本体部2aの表面全面を被覆する多孔質柔軟層
2bとで構成されている。
【0016】この実施例において、上記本体部2aの表面
全面を被覆する多孔質柔軟層2bは、不織布で形成されて
おり、接着剤等の手段で本体部2aの表面全面に固着され
ている。
全面を被覆する多孔質柔軟層2bは、不織布で形成されて
おり、接着剤等の手段で本体部2aの表面全面に固着され
ている。
【0017】なお、この実施例のローラー連結体Rは、
図4(a)及び(b)に示すように、補強用の芯金層5
の透孔5a内にローラー型16を収容し、この状態で芯金層
5の表面に射出成形して各ローラー1間の保持部3有す
る樹脂層6を形成し、次いでローラー型16から芯金層5
及び樹脂層6からなる連結保持部材2の半製品を取り出
し、この連結保持部材2の半製品の表面に接着剤等で不
織布シートを被覆せしめて多孔質柔軟層2bを積層し、そ
の後にローラー型16の抜けた後にローラー1を嵌め込む
ことにより、形成されている。
図4(a)及び(b)に示すように、補強用の芯金層5
の透孔5a内にローラー型16を収容し、この状態で芯金層
5の表面に射出成形して各ローラー1間の保持部3有す
る樹脂層6を形成し、次いでローラー型16から芯金層5
及び樹脂層6からなる連結保持部材2の半製品を取り出
し、この連結保持部材2の半製品の表面に接着剤等で不
織布シートを被覆せしめて多孔質柔軟層2bを積層し、そ
の後にローラー型16の抜けた後にローラー1を嵌め込む
ことにより、形成されている。
【0018】そして、この実施例のローラー連結体R
は、図5及び図6に示すように、直線摺動用ローラーベ
アリングを構成する軌道レール(一方のベアリングレー
ス)10のローラー転走溝11とスライダ(他方のベアリン
グレース)12の負荷転走溝13及び無負荷転走路14とが形
成する無限軌道15内に組み込まれ、この無限軌道15を形
成する上記ローラー転走溝11と負荷転走溝13との間で荷
重を負荷しながら転走する。
は、図5及び図6に示すように、直線摺動用ローラーベ
アリングを構成する軌道レール(一方のベアリングレー
ス)10のローラー転走溝11とスライダ(他方のベアリン
グレース)12の負荷転走溝13及び無負荷転走路14とが形
成する無限軌道15内に組み込まれ、この無限軌道15を形
成する上記ローラー転走溝11と負荷転走溝13との間で荷
重を負荷しながら転走する。
【0019】このため、スライダ12に設けられたグリー
スニップル17から無限軌道15内に供給された潤滑剤は、
ローラー連結体Rの連結保持部材2の不織布製の多孔質
柔軟層2bに含浸され、このローラー連結体Rが無限軌道
15内を走行する際に特にその負荷領域である軌道レール
10のローラー転走溝11とスライダ12の負荷転走溝13とに
潤滑剤を効率良く供給され、これによって優れた高潤滑
性や低摩耗性が発揮されると共に、不織布製の多孔質柔
軟層2bに基づく優れた吸音性、すなわち低騒音性も発揮
される。
スニップル17から無限軌道15内に供給された潤滑剤は、
ローラー連結体Rの連結保持部材2の不織布製の多孔質
柔軟層2bに含浸され、このローラー連結体Rが無限軌道
15内を走行する際に特にその負荷領域である軌道レール
10のローラー転走溝11とスライダ12の負荷転走溝13とに
潤滑剤を効率良く供給され、これによって優れた高潤滑
性や低摩耗性が発揮されると共に、不織布製の多孔質柔
軟層2bに基づく優れた吸音性、すなわち低騒音性も発揮
される。
【0020】次に、図7、図8、及び図9は、上記実施
例の直線摺動用ローラーベアリングとは異なり、転動体
としてボール18を用いる直線摺動用ボールベアリングの
例を示すものであり、上記実施例の場合と同様に、ボー
ル連結体Bが、一列に配列された多数のボール18と、こ
れら各ボール18の間に位置してボール18を保持する保持
部20とこれら各保持部20の間を連結する連結部21とを有
して上記多数のボール18を整列状態にかつ転動可能に保
持する連結保持部材19とで構成され、軌道レール(一方
のベアリングレース)22のボール転走溝23とスライダ
(他方のベアリングレース)24の負荷転走溝25及び無負
荷転走路26とが形成する無限軌道27内に組み込まれ、こ
の無限軌道27を形成する上記ボール転走溝23と負荷転走
溝25との間で荷重を負荷しながら転走するようになって
いる。
例の直線摺動用ローラーベアリングとは異なり、転動体
としてボール18を用いる直線摺動用ボールベアリングの
例を示すものであり、上記実施例の場合と同様に、ボー
ル連結体Bが、一列に配列された多数のボール18と、こ
れら各ボール18の間に位置してボール18を保持する保持
部20とこれら各保持部20の間を連結する連結部21とを有
して上記多数のボール18を整列状態にかつ転動可能に保
持する連結保持部材19とで構成され、軌道レール(一方
のベアリングレース)22のボール転走溝23とスライダ
(他方のベアリングレース)24の負荷転走溝25及び無負
荷転走路26とが形成する無限軌道27内に組み込まれ、こ
の無限軌道27を形成する上記ボール転走溝23と負荷転走
溝25との間で荷重を負荷しながら転走するようになって
いる。
【0021】この実施例のボール連結体Bも、その連結
保持部材2が上記ローラー連結体Rの場合と全く同様に
形成されており、その本体部19a の表面に不織布製の多
孔質柔軟層19b が積層されており、直線摺動用ボールベ
アリングの無限軌道15内に組み込まれて優れた高潤滑性
や低摩耗性、更には優れた低騒音性を発揮する。
保持部材2が上記ローラー連結体Rの場合と全く同様に
形成されており、その本体部19a の表面に不織布製の多
孔質柔軟層19b が積層されており、直線摺動用ボールベ
アリングの無限軌道15内に組み込まれて優れた高潤滑性
や低摩耗性、更には優れた低騒音性を発揮する。
【0022】
【発明の効果】本発明の案内装置の転動体連結体によれ
ば、無限摺動用の直線案内装置、曲線案内装置、ボール
ネジ装置、旋回ベアリング装置等の種々の案内装置に用
いられ、低摩耗性、低騒音性、高潤滑性等においてより
優れた性能を発揮し、優れた高速性と長寿命化、及び長
期のメンテナンスフリーを達成することができる。
ば、無限摺動用の直線案内装置、曲線案内装置、ボール
ネジ装置、旋回ベアリング装置等の種々の案内装置に用
いられ、低摩耗性、低騒音性、高潤滑性等においてより
優れた性能を発揮し、優れた高速性と長寿命化、及び長
期のメンテナンスフリーを達成することができる。
【図1】 図1は、本発明の実施例に係るローラー連結
体の一部を示す斜視説明図である。
体の一部を示す斜視説明図である。
【図2】 図2は、図1の部分断面説明図である。
【図3】 図3は、図2のIII-III 線断面説明図であ
る。
る。
【図4】 図4は、図1のローラー連結体を製造するた
めのローラー型を示す説明図である。
めのローラー型を示す説明図である。
【図5】 図5は、図1のローラー連結体が組み込まれ
た直線摺動用ローラーベアリングを示す部分断面側面図
である。
た直線摺動用ローラーベアリングを示す部分断面側面図
である。
【図6】 図6は、図5の直線摺動用ローラーベアリン
グを示す部分断面正面図である。
グを示す部分断面正面図である。
【図7】 図7は、本発明の他の実施例に係るボール連
結体の一部を示す正面説明図である。
結体の一部を示す正面説明図である。
【図8】 図8は、図7の平面説明図である。
【図9】 図9は、図7のボール連結体が組み込まれた
直線摺動用ボールベアリングを示す図5と同様の部分断
面側面図である。
直線摺動用ボールベアリングを示す図5と同様の部分断
面側面図である。
R…ローラー連結体、1…ローラー、2, 19…連結保持
部材、2a, 19a …本体部、2b, 19b …多孔質柔軟層、
3, 20…保持部、4, 21…連結部、5…芯金層、5a…透
孔、6…樹脂層、10, 22…軌道レール(一方のベアリン
グレース)、11…ローラー転走溝、12, 24…スライダ
(他方のベアリングレース)、13, 25…負荷転走溝、1
4, 26…無負荷転走路、15, 27…無限軌道、16…ローラ
ー型、17…グリースニップル、18…ボール、B…ボール
連結体、23…ボール転走溝。
部材、2a, 19a …本体部、2b, 19b …多孔質柔軟層、
3, 20…保持部、4, 21…連結部、5…芯金層、5a…透
孔、6…樹脂層、10, 22…軌道レール(一方のベアリン
グレース)、11…ローラー転走溝、12, 24…スライダ
(他方のベアリングレース)、13, 25…負荷転走溝、1
4, 26…無負荷転走路、15, 27…無限軌道、16…ローラ
ー型、17…グリースニップル、18…ボール、B…ボール
連結体、23…ボール転走溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小内 実 東京都品川区西五反田3丁目11番6号、テ イエチケー株式会社内 (72)発明者 武田 竜治 東京都品川区西五反田3丁目11番6号、テ イエチケー株式会社内 (72)発明者 藤井 英樹 東京都品川区西五反田3丁目11番6号、テ イエチケー株式会社内 (72)発明者 染野 強 東京都品川区西五反田3丁目11番6号、テ イエチケー株式会社内 Fターム(参考) 3J104 AA03 AA19 AA24 AA36 AA64 AA69 AA74 AA76 BA15 BA16 DA02 DA05 DA06
Claims (8)
- 【請求項1】 一列に配列された多数の転動体と、これ
ら各転動体の間に位置して転動体を保持する保持部とこ
れら各保持部の間を連結する連結部とを有して上記多数
の転動体を整列状態にかつ転動可能に保持する連結保持
部材とからなる案内装置の転動体連結体であり、上記連
結保持部材が、可撓性を有する本体部とこの本体部の表
面の一部又は全部を被覆する多孔質柔軟層とで構成され
ていることを特徴とする案内装置の転動体連結体。 - 【請求項2】 本体部は、合成樹脂製の樹脂層で構成さ
れている請求項1に記載の案内装置の転動体連結体。 - 【請求項3】 本体部は、金属材料で形成された補強用
の芯金層とこの芯金層の全面を被覆する合成樹脂製の樹
脂層とを有する請求項1に記載の案内装置の転動体連結
体。 - 【請求項4】 本体部は、金属材料で形成された連結部
と合成樹脂材料で形成された保持部とを有する請求項1
に記載の案内装置の転動体連結体。 - 【請求項5】 多孔質柔軟層は、繊維質材料で形成され
ている請求項1〜4のいずれかに記載の案内装置の転動
体連結体。 - 【請求項6】 繊維質材料が不織布である請求項5に記
載の案内装置の転動体連結体。 - 【請求項7】 繊維質材料が植毛された合成樹脂短繊維
である請求項5に記載の案内装置の転動体連結体。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の転動体
連結体を、無限軌道を形成する一対のベアリングレース
の間に組み込み、この転動体連結体により一対のベアリ
ングレースの相対的な直線及び/又は回転運動を支承す
ることを特徴とする案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24595199A JP2001065565A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 転動体連結体及びこれを用いた案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24595199A JP2001065565A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 転動体連結体及びこれを用いた案内装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001065565A true JP2001065565A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17141290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24595199A Withdrawn JP2001065565A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 転動体連結体及びこれを用いた案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001065565A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002349562A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-04 | Thk Co Ltd | ローラーリテーナ及びこれを用いた案内装置 |
| JP2003074551A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-12 | Thk Co Ltd | リニアアクチュエータ |
| JP2008002528A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Nsk Ltd | 直動案内装置用転動体収容ベルト、直動案内装置、および転動体収容ベルト製造用金型並びにこれを用いた転動体収容ベルト製造方法 |
| JP2009293702A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Isel Co Ltd | 直動機構用リテーナ |
| JP2012002361A (ja) * | 2011-10-03 | 2012-01-05 | Thk Co Ltd | 案内装置用ローラーリテーナ及びこれを用いた案内装置 |
| CN103388624A (zh) * | 2012-05-11 | 2013-11-13 | 直得科技股份有限公司 | 滚柱保持链、滚柱保持链制作方法及线性运动机构 |
| CN104019127A (zh) * | 2013-02-28 | 2014-09-03 | 日本轴承有限公司 | 滚动体收纳件 |
| JP2018189115A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 日本ベアリング株式会社 | 転動体収容具及びその製造方法 |
-
1999
- 1999-08-31 JP JP24595199A patent/JP2001065565A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2018189115A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 日本ベアリング株式会社 | 転動体収容具及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061107 |