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JP2001061676A - 無酸化フライヤ - Google Patents

無酸化フライヤ

Info

Publication number
JP2001061676A
JP2001061676A JP24381799A JP24381799A JP2001061676A JP 2001061676 A JP2001061676 A JP 2001061676A JP 24381799 A JP24381799 A JP 24381799A JP 24381799 A JP24381799 A JP 24381799A JP 2001061676 A JP2001061676 A JP 2001061676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
frying
room
inert gas
carry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24381799A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Yamamoto
修 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AOKI MASAMUNE
Fuji Enterprise KK
Original Assignee
AOKI MASAMUNE
Fuji Enterprise KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AOKI MASAMUNE, Fuji Enterprise KK filed Critical AOKI MASAMUNE
Priority to JP24381799A priority Critical patent/JP2001061676A/ja
Publication of JP2001061676A publication Critical patent/JP2001061676A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】油の酸化及び揚げ製品の酸化が防止され、油の
交換頻度が減少し、フライヤ周辺の作業環境が改善され
るフライヤ及び揚げ製品の製造方法の提供。 【解決手段】それぞれ密閉容器1a,2a,3aを含む
生地の搬入室1、揚げ室2、揚げ製品の搬出室3と、搬
入室1と外気間、搬入室1と揚げ室2間、揚げ室2と搬
出室3間、及び搬出室3と外気間にそれぞれ設けられ両
者を互いに気密的に分離密閉可能なシャッター4〜7
と、各室1、2,3にそれぞれ設けられ不活性ガスを充
填するための供給口1b,2b,3b及び不活性ガスに
よって置換されたガスを排出するための排出口1c,2
c,3cと、を有する。揚げ室2に酸素が侵入しないよ
う、トレイ30が揚げ室2へ搬入及び搬出され、又揚げ
室2が密閉され且つその気圧が外気圧より1〜5%の範
囲で高くなるよう不活性ガスが揚げ室2内に充填され、
酸素を遮断した不活性な微加圧雰囲気で揚げが行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フライヤ及び揚げ
製品の製造方法に関し、特に、産業用及び/又は業務用
のフライヤであって、揚げ製品を大量製造及び/又は中
・少量製造するためのフライヤに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、例えば、油揚げのような揚げ製品
の製造工場においては、大気中に開放されたフライヤを
用いて揚げ工程を行っている。
【0003】また、特開昭51−61650号公報に
は、揚げ室の入口シュート、及びこの揚げ室と連通する
冷却室の出口シュートに、食品通過時のみ開口するゴム
製ダンパーをそれぞれ設置し、冷却室に液体窒素を噴射
するノズルを設けた油揚げ製造装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大気中
に開放されたフライヤを用いた場合には、揚げ工程時、
使用した油及び製品の酸化が生じるという問題がある。
また、フライヤ周辺の作業環境が、加熱された油からの
輻射熱によって高温となったり、生地や油の飛散によっ
て汚れたりするという作業環境上の問題がある。
【0005】なお、上記特開昭51−61650号公報
に提案された油揚げ装置においては、揚げ室が密閉され
ず、排気ファンにより揚げ室内のガスを吸引しているた
め、特に、加熱により揚げ室内の油上の空気が上昇した
りすると、外気が揚げ室の入口、出口シュートなどを通
じて揚げ室内に侵入し、結局、上記の問題点が生じる。
加えて、この油揚げ装置においては、揚げ室が密閉され
ていないため、冷却室に噴射した液体窒素が、出口シュ
ート、或いは揚げ室及び排気ダクトを通じて逃げるた
め、常に液体窒素の補給が必要となるという問題があ
る。
【0006】本発明は、使用する油の酸化及び揚げ製品
の酸化が防止され、油の交換頻度が減少し、作業環境が
改善されるフライヤ及び揚げ製品の製造方法、特に、揚
げ製品の大量製造に適した産業用フライヤ及び/又は中
・少量製造に適した業務用フライヤの提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるフライヤ
は、密閉可能な揚げ室と、揚げ室に生地を搬入する場合
に開放され、生地を油揚げする際に閉止されて揚げ室を
密閉する密閉手段と、揚げ室内に不活性ガスを充填する
ための供給口及び不活性ガスによって置換されたガスを
排出するための排出口と、を有する。そして、揚げ室内
が実質的に酸素を遮断した雰囲気となるよう、揚げ室内
に揚げ室内の気圧が外気圧より少なくとも僅かに高くな
るよう不活性ガスが充填されて揚げが行われる。ここ
で、「揚げ室内の気圧が外気圧より少なくとも僅かに高
くなる」とは、揚げ室内の気圧が酸素遮断雰囲気が維持
されるのに十分なだけ高くされるという意味である。
【0008】このフライヤによれば、揚げ工程前に揚げ
室内から酸素が排除され、酸素が実質的に存在しない不
活性雰囲気で揚げ工程が行われる。さらに、揚げ室内の
気圧を外気より僅かに高くすることにより、揚げ工程中
における酸素の揚げ室内への侵入が確実に防止される。
このため、揚げに用いた油の酸化が抑制され、油の交換
頻度が減少される。さらに、このフライヤによれば、密
閉された室内で揚げが行われるため、フライヤ周辺の作
業環境が改善される。
【0009】本発明のその他の視点及び特徴は、各請求
項に記載のとおりであり、その引用をもってその重複記
載を省略する。よって、各請求項の各特徴は、ここに記
載されているものとみなされる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を説明する。
【0011】本発明のフライヤはその好ましい実施の形
態において、揚げを行う際に揚げ室内から酸素を遮断す
るために、揚げ室内の気圧が外気圧より約1%以上高い
気圧(1.01気圧以上)とされ、さらに好ましくは約
3%又は5%以上高い気圧とされる。酸素遮断のために
は、特に、揚げ室内の気圧を外気圧より約20%以上高
くする必要はない。但し、加圧揚げを行う場合には、揚
げ室内の気圧をより高くしてもよい。このような実施の
形態によれば、不活性雰囲気とされた揚げ室内への酸素
の侵入が十分に防止されると共に、揚げ室を圧力釜のよ
うな特別な耐圧構造としなくてもよい。搬入室及び搬出
室についても同様である。
【0012】不活性ガスとして、好ましくは、窒素ガ
ス、炭酸ガス、希ガス、その他非酸化性のガスを用い
る。
【0013】本発明のフライヤはその好ましい実施の形
態において、揚げ室を密閉可能にする開閉手段として、
シャッター、或いは蓋ないしそのクランプ手段を有す
る。
【0014】本発明のフライヤはその好ましい実施の形
態において、揚げ室の上流に搬入室、及び/又は揚げ室
の下流に搬出室を設ける。この搬入室において、生地や
生地を載置したトレイに吸着されている酸素を置換する
ことができる。そして、搬入室及び搬出室を不活性雰囲
気とした状態で、搬入室から揚げ室への生地の搬送及び
揚げ室から搬出室への揚げ製品の搬送を行うことによ
り、加熱されている油の酸化が常に防止される。また、
揚げ室にこのような搬入室及び搬出室を付設し、上流側
及び下流側酸素置換工程と揚げ工程とを同時に進行させ
ることにより、油や揚げ製品の酸化がほとんど発生させ
ずに、バッチ式で揚げ製品の連続製造化が達成できる。
【0015】本発明のフライヤはその好ましい実施の形
態において、揚げ室の上流に搬入室、及び/又は揚げ室
の下流に搬出室を設け、さらに、各室間に扉(シャッタ
ー)を設けることにより、各室間を互いに気密的に分離
可能とする。また、好ましくは、揚げ室及び/又は各室
にそれぞれ、室内に不活性ガスを充填するための供給口
と、不活性ガスによって置換されたガスを排出するため
の排出口を設ける。そして、室内の酸素を不活性ガスで
置換する際は、排出口を開放して、供給口から不活性ガ
スを室内に充填していき、酸素を室内から徐々に外部へ
流出ないし拡散させる。
【0016】また、好ましくは、排出口に安全弁ないし
気圧計を取付け、揚げ室等の室内の気圧が高くなりすぎ
た際には、その室内のガスを外気に放出させる。
【0017】本発明のフライヤはその好ましい実施の形
態において、密閉可能かつ揚げ室と連通可能であって、
生地の搬入及び揚げ製品の搬出の両方に用いられる兼用
室を有する。
【0018】本発明のフライヤはその好ましい実施の形
態において、密閉可能な揚げ室と、揚げ室と連通可能に
設けられ、揚げ製品の搬出室を兼ねる生地の搬入室(兼
用室)と、搬入室と外気の間及び搬入室と前記揚げ室の
間に、それぞれ設けられ、搬入室と外気及び搬入室と揚
げ室をそれぞれ互いに気密的に分離可能な扉と、搬入室
及び揚げ室にそれぞれ設けられ、不活性ガスを充填する
ための供給口及び不活性ガスによって置換されたガスを
排出するための排出口と、を有する。この形態のフライ
ヤにおいては、生地が搬入室から揚げ室へ搬送され、酸
素遮断された不活性性雰囲気で生地の揚げが行われた
後、再び、揚げ製品が搬出室を兼用している搬入室へ戻
される。
【0019】本発明のフライヤ及びそれを用いた製造方
法はその好ましい実施の形態において、揚げ室と搬入室
又は搬出室を連通させ、揚げ室を密閉した後、揚げ室に
不活性ガスを補充し、揚げ室内の気圧を僅かに高める。
【0020】揚げ室内の油を加熱するために、例えば、
ガスバーナのような直接加熱手段、スチーム或いは圧力
オイルなどの熱媒体を用いたヒータ、電気ヒータ、電磁
誘導加熱装置などの間接的加熱手段などを採用すること
ができる。間接的な加熱手段を用いた場合、揚げムラが
減少し、作業環境温度が低下するため好ましい。
【0021】本発明のフライヤを用いた製造方法はその
好ましい実施の形態において、生地が搬入され密閉され
た搬入室内に不活性ガスを充填して実質的に無酸素とな
るようガス置換する工程、不活性ガス雰囲気の搬入室内
から、生地を、予め不活性ガスが充填され酸素がガス置
換された雰囲気とされた揚げ室内に搬送する工程、生地
が搬送された揚げ室を気密的に密閉する工程、密閉され
不活性ガス雰囲気である揚げ室内で、予め加熱されてい
る油を用いて生地を揚げる工程、揚げ製品を、不活性ガ
ス雰囲気の揚げ室内から、予め不活性ガスが充填され酸
素がガス置換された雰囲気の搬出室内へ搬送する工程、
揚げ室を気密的に密閉した後、搬出室から揚げ製品を搬
出する工程を含む。
【0022】本発明のフライヤ及びそれを用いた製造方
法は、油揚げ、揚げ豆腐などの各種豆腐揚げ食品、コロ
ッケ、フライ、トンカツ、団子及び唐揚げなどの各種揚
げ食品の製造、特に大量製造に好適に用いられる。
【0023】
【実施例】以上説明した本発明の好ましい実施の形態を
さらに明確化するために、以下図面を参照して、本発明
の一実施例を説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施例に係るフライヤ
の説明図である。図1を参照して、このフライヤは、揚
げ室2、揚げ室2の上流側に配設された搬入室1及び揚
げ室2の下流側に配設された搬出室3を有する。搬入室
1と外気の間にはシャッター4、搬入室1と揚げ室2の
間にはシャッター5、揚げ室2と搬出室3の間にはシャ
ッター6、搬出室3と外気の間にはシャッター7がそれ
ぞれ各室1,2,3内を密閉可能に設けられている。こ
れらのシャッター4,5,6,7が開閉操作されること
によって、搬入室1、揚げ室2及び搬出室3の3者間
が、互いに連通又は気密的に分離される。
【0025】搬入室1の密閉容器1aには、不活性ガス
の供給口1b及び排出口1cが取り付けられている。排
出口1cには密閉容器1a内の気圧を示す気圧計が付設
され、又安全弁の機能を有する。また、密閉容器1a内
下部には、平行レール8,8及び平行レール14,14
が架設されている。平行レール8,8にはそれぞれ、ス
トロークしてトレイ30を搬送するプッシャ9が係合さ
れている。一方、平行レール14,14にはそれぞれ、
トレイ30を保持するアーム15,15,16,16が
枢支されている。
【0026】図2は、図1に示した揚げ室の正面図であ
る。図1及び図2を参照すると、揚げ室2の密閉容器2
aには、不活性ガスの供給口2bと、排出口2cが取り
付けられている。排出口2cには密閉容器2a内の気圧
を示す気圧計が付設され、又安全弁の機能を有する。ま
た、密閉容器2a内下部には、平行レール8,8と一直
線上に配置された平行レール10,10と、平行レール
17,17とが架設されている。平行レール17,17
にはそれぞれ、トレイ30を保持するアーム18,1
8,19,19が枢支されている。アーム18の先端に
はコロ18aが取り付けられている。コロ18aは、ア
ーム18の枢動に伴って、トレイ30両側部に形成され
た持ち手30aの下面と摺動する。これによって、トレ
イ30が昇降され、油中に浸漬され及び油中より引き上
げられる。なお、アーム19の先端にも同様に不図示の
コロが取り付けられ、アーム18と同様に機能して、ト
レイ30を昇降可能に保持する。密閉容器2a内の底部
2dには油が貯留され、密閉容器2aの下方にはガスバ
ーナ(加熱手段)が配置されている。また、密閉容器2
a内の上部には、下降して油揚げされている生地を押さ
え、その反りを防止するための可動押さえ24が位置し
ている。
【0027】図1を参照すると、搬出室3の密閉容器3
aには、不活性ガスの供給口3b及び排出口3cが取り
付けられている。排出口3cには密閉容器3a内の気圧
を示す気圧計が付設され、又安全弁の機能を有する。ま
た、密閉容器3a内下部には、平行レール10,10と
一直線上に配置された平行レール13,13と、平行レ
ール20,20が架設されている。一方、平行レール2
0,20にはそれぞれ、トレイ30を保持するアーム2
1,21,22,22が枢支されている。なお、上記し
たプッシャ9,11及び12並びにアーム15,16,
18,19,21及び22を、例えば、モータやシリン
ダ、チェーン等を用いて駆動してもよく、場合によって
は外部から手動操作してもよい。
【0028】次に、以上説明したフライヤを用いた揚げ
製品の製造工程を説明する。図3(A)〜図3(C)、
図4(D)〜図4(F)及び図5(G)〜図5(I)
は、この製造工程を順に示す工程図である。
【0029】予め、揚げ室2及び搬出室3内に窒素ガス
を充填し、それらの気圧を外気より僅かに高くしてお
く。これにより、揚げ室2及び搬出室3内には、酸素が
遮断された不活性な雰囲気が形成されると共に、酸素の
侵入が防止される。
【0030】図3(A)を参照すると、続いて、シャッ
ター5の閉止状態で、複数の生地が載置されたトレイ3
0が搬入室1内に搬送され、アーム15,15,16,
16に保持される。
【0031】図3(B)を参照すると、続いて、シャッ
ター4が閉止され、その後、搬入室1内に供給口より窒
素ガスが供給され、搬入室1内、生地及びトレイ30等
に吸着していた酸素がガス置換され、排出口を通じて外
気へ放出されて搬入室1内の雰囲気が無酸素化される。
このとき、搬入室1内の気圧が外気より僅かに高くされ
ることにより、酸素の搬入室1内への逆流が防止され
る。
【0032】図3(C)を参照すると、続いて、シャッ
ター6が閉止されて揚げ室2が酸素遮断の窒素ガス雰囲
気とされた状態で、シャッター5が開放され、そして、
プッシャ9、さらにそれと協同するプッシャ11のスト
ロークによって、トレイ30が搬入室1内から揚げ室2
内へ搬送され、今度はアーム18,18,19,19に
保持される。
【0033】図4(D)を参照すると、続いて、シャッ
ター5が閉止された後、揚げ室2内に窒素ガスが補充さ
れ、揚げ室2内が外気より僅かに加圧される。なお、こ
の微加圧を加熱によって達成することもできる。そし
て、アーム18,18,19,19が回動することによ
って、生地を載置しているトレイ30が加熱されている
油内へ下降される。
【0034】図4(E)から図4(F)を参照すると、
続いて、可動押さえ24が下降して、トレイ30上の生
地が反らないように押さえ、この状態で所定時間、揚げ
が行われる。
【0035】図5(G)を参照して、揚げが終了する
と、可動押さえ24が上昇され、アーム18,18,1
9,19が回動することにより、トレイ30が油中より
引き上げられる。
【0036】図5(H)を参照すると、続いて、シャッ
ター7が閉止されて搬出室3内が酸素遮断の窒素ガス雰
囲気とされた状態で、シャッター6が開放され、次に、
プッシャ11、さらにそれと協同するプッシャ12のス
トロークによって、トレイ30が揚げ室2内から搬出室
3内へ搬送される。
【0037】図5(I)を参照すると、続いて、シャッ
ター6が閉止された状態で、シャッター7が開放され、
揚げ製品を載置したトレイ30が搬出室3外へ搬送され
る。その後、シャッター7が閉止され、搬出室3内へ窒
素ガスの充填及び酸素の置換が行われる。以上の各工程
は連続して実行され、揚げ製品が大量製造される。
【0038】以上説明したような本発明の一実施例に係
るような、但し互いに設定油温が異なる三つの油槽(8
0〜90℃、120〜130℃、170〜180℃)を
備えた揚げ室を備えたフライヤを用い、不活性ガスとし
て窒素ガスを使用し、揚げ室内を微加圧した状態で、上
記製造工程に準じて油揚げをバッチ式で連続製造したと
ころ、目視によると、油の酸化及び焦げの発生も、従来
に比べて大幅に改善されたことが分かった。このため、
従来は、2週間で5トンの油を総交換していたが、この
フライヤによれば、この油耐用期間を2倍以上に延長可
能であることが分かった。加えて、揚げ時間及びガス使
用量が減少し、作業環境が改善されると共に(熱効率向
上によりフライヤ外部温度が低下)、製造コストが削減
されることが分かった。
【0039】図6は、本発明の他の実施例に係るフライ
ヤの正面図である。図6を参照して、このフライヤの揚
げ室40を画成する密閉容器は、上蓋41及び下蓋42
から主として構成される。上蓋41及び下蓋42の周縁
部にはフランジがそれぞれ形成され、両フランジは互い
に当接可能であり、クランプ43を閉じることにより、
両フランジが密着し、揚げ室40内が密閉される。上蓋
41には、不活性ガス、例えば、窒素ガスの供給口40
aと、酸素ガスなどを逃がすための排出口40bが付設
されている。揚げ室40内には生地の保持トレイが装着
されている。下蓋42の下方には、油の加熱手段として
ガスバーナ44が配置されている。このフライヤを用い
て、揚げを行う場合、生地を揚げ室40内に装着された
不図示の上記保持トレイ上に載置した後、上蓋41及び
下蓋42をクランプ43によって閉じ、密閉された揚げ
室40内に不活性ガスを充填すると共に、排出口から酸
素等を排出させ、十分な無酸素雰囲気を形成された後、
油を加熱し、上記保持トレイを外部から操作して、加熱
され所定の揚げ温度とされた油中に生地を所定時間浸漬
し、その後、クランプを解除して上蓋41を開き、揚げ
物を取り出す。なお、油を予め加熱し、所定の揚げ温度
とされた油中に生地を直接又は保持トレイ上に載置され
た状態で浸漬した後、揚げ室40を密閉し、不活性ガス
の充填を行うこともできる。
【0040】
【発明の効果】本発明による第1の効果は、使用する油
の酸化及び揚げ製品の酸化が防止され、油の交換頻度が
減少されることである。第2の効果は、揚げ室が密閉さ
れているためフライヤ周辺の作業環境が改善され、又油
の温度保持に必要なエネルギ量が減少されることであ
る。したがって、本発明によるフライヤ及び揚げ製品の
製造方法は、揚げ製品の大量製造に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフライヤの側面図であ
る。
【図2】図1に示した揚げ室の正面図である。
【図3】(A)〜(C)は、図1に示したフライヤを用
いた揚げ製品の製造方法を説明するための工程図であ
る。
【図4】(D)〜(F)は、図3(C)に引き続く工程
図である。
【図5】(G)〜(I)は、図4(F)に引き続く工程
図である。
【図6】本発明の他の実施例に係るフライヤの正面図で
ある。
【符号の説明】
1 搬入室 1a 密閉容器 1b 供給口 1c 排出口 2 揚げ室 2a 密閉容器 2b 供給口 2c 排出口 2d 底部 3 搬出室 3a 密閉容器 3b 供給口 3c 排出口 4,5,6,7 シャッター 8,10,13 平行レール 9,11,12, プッシャ 14,17,20 平行レール 15,16,18,19,21,22 アーム 18a コロ 23 ガスバーナ(加熱手段) 24 可動押さえ 30 トレイ 30a 持ち手 40 揚げ室 40a 供給口 40b 排出口 41 上蓋 42 下蓋 43 クランプ 44 ガスバーナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599035580 渡辺 和信 愛知県丹羽郡大口町下小口一丁目120番地 (71)出願人 599121872 青木 正宗 静岡県浜松市上石田町484番地 (72)発明者 山本 修 愛知県犬山市字大門4の1 Fターム(参考) 4B035 LE17 LG01 LK19 LP07 LT03 4B059 AA01 AB02 AB12 AB14 AC04 AC12 AC13 AD20 AE02 BA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉可能な揚げ室と、 前記揚げ室に生地を搬入する場合に開放され、該生地を
    油揚げする際に閉止されて該揚げ室を密閉する密閉手段
    と、 前記揚げ室内に不活性ガスを充填するための供給口及び
    不活性ガスによって置換されたガスを排出するための排
    出口と、 を有し、 前記揚げ室内が実質的に酸素を遮断した雰囲気となるよ
    う、該室内に該室内の気圧が外気圧より少なくとも僅か
    に高くなるよう前記不活性ガスが充填されて揚げが行わ
    れること、 を特徴とするフライヤ。
  2. 【請求項2】前記揚げ室内の気圧が外気圧より少なくと
    も1%以上高い気圧で、揚げが行われることを特徴とす
    る請求項1記載のフライヤ。
  3. 【請求項3】密閉可能な揚げ室と、 前記揚げ室の上流側に設けられた生地の搬入室と、 前記揚げ室の下流側に設けられた揚げ製品の搬出室と、 前記搬入室と外気の間、前記搬入室と前記揚げ室の間、
    前記揚げ室と前記搬出室の間、及び前記搬出室と外気の
    間に、それぞれ設けられ、両者を互いに気密的に分離可
    能な扉と、 前記搬入室、前記揚げ室及び前記搬出室にそれぞれ設け
    られ、不活性ガスを充填するための供給口及び不活性ガ
    スによって置換されたガスを排出するための排出口と、 を有することを特徴とするフライヤ。
  4. 【請求項4】密閉可能な揚げ室と、 前記揚げ室と連通可能に設けられ、揚げ製品の搬出室を
    兼ねる生地の搬入室と、 前記搬入室と外気の間及び前記搬入室と前記揚げ室の間
    に、それぞれ設けられ、両者を互いに気密的に分離可能
    な扉と、 前記搬入室及び前記揚げ室にそれぞれ設けられ、不活性
    ガスを充填するための供給口及び不活性ガスによって置
    換されたガスを排出するための排出口と、 を有することを特徴とするフライヤ。
  5. 【請求項5】前記不活性ガスは、少なくとも窒素を含有
    することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一記載の
    フライヤ。
  6. 【請求項6】フライヤの揚げ室を密閉し、該揚げ室内の
    気圧が外気圧より僅かに高くなるよう不活性ガスを充填
    し、酸素を遮断した雰囲気で揚げを行うことを特徴とす
    る揚げ製品の製造方法。
  7. 【請求項7】生地を搬入室内に搬入する工程、 前記搬入室を気密的に密閉する工程、 前記生地が搬入され密閉された前記搬入室内に不活性ガ
    スを充填し、該室内が実質的に無酸素となるようガス置
    換する工程、 不活性ガス雰囲気の前記搬入室内から、前記生地を、予
    め不活性ガスが充填され酸素がガス置換された雰囲気と
    された揚げ室内に搬送する工程、 前記生地が搬送された前記揚げ室を気密的に密閉する工
    程、 前記密閉され不活性ガス雰囲気である前記揚げ室内で、
    予め加熱されている油を用いて前記生地を揚げる工程、 揚げ製品を、不活性ガス雰囲気の前記揚げ室内から、予
    め不活性ガスが充填され酸素がガス置換された雰囲気の
    搬出室内(但し、前記搬入室が該搬出室を兼ねる場合に
    は該搬入室内、以下同じ)へ搬送する工程、 前記揚げ室を気密的に密閉した後、前記搬出室から前記
    揚げ製品を搬出する工程、 を含むことを特徴とする揚げ製品の製造方法。
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