[go: up one dir, main page]

JP2001058988A - アニリド誘導体、その製造法および用途 - Google Patents

アニリド誘導体、その製造法および用途

Info

Publication number
JP2001058988A
JP2001058988A JP11361074A JP36107499A JP2001058988A JP 2001058988 A JP2001058988 A JP 2001058988A JP 11361074 A JP11361074 A JP 11361074A JP 36107499 A JP36107499 A JP 36107499A JP 2001058988 A JP2001058988 A JP 2001058988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
optionally substituted
methyl
dihydro
dioxo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11361074A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Shiraishi
充 白石
Masanori Baba
昌範 馬場
Masaki Seto
雅樹 瀬戸
Naoyuki Kanzaki
直之 神崎
Tadashi Nishimura
紀 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP11361074A priority Critical patent/JP2001058988A/ja
Publication of JP2001058988A publication Critical patent/JP2001058988A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】CCR5拮抗作用剤の提供 【解決手段】式 【化1】 [式中、R1は置換されていてもよい5〜6員環を示
し、環Aは置換されていてもよい6〜7員環を示し、環
Bは置換されていてもベンゼン環を示し、nは1または
2を示し、Zは結合手または二価の基を示し、R2は置
換されていてもよく、窒素原子が4級アンモニウム化さ
れていてもよいアミノ基などを示す]で表される化合物
またはその塩。 【効果】HIV感染症の予防・治療効果

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規アニリド誘導
体、その製造法および用途に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、AIDS(後天性免疫不全症候
群)の治療法としてHIV(ヒト免疫不全ウイルス)プ
ロテアーゼ阻害剤が開発され、従来から使用されてきた
2つのHIV逆転写酵素阻害剤と組み合わせることによ
り、AIDSの治療が格段に進歩したが、AIDS撲滅
のためには未だ十分とは言えず、さらに別の作用機構に
基づく新しい抗AIDS薬の開発が望まれている。HI
Vが標的細胞に侵入する際のレセプターとして、CD4
が以前から知られているが、最近になってマクロファー
ジ指向性HIVのセカンドレセプターとしてCCR5、
T細胞指向性のセカンドレセプターとしてCXCR4と
呼ばれる7回膜貫通型でGタンパク質共役型ケモカイン
レセプターがそれぞれ見い出されており、これらのケモ
カインレセプターがHIVの感染成立・伝播に必須の役
割を果たしていると考えられている。事実、度重なる暴
露にもかかわらずHIV感染に抵抗性を示したヒトは、
そのCCR5遺伝子がホモに欠失した変異をもっていた
との報告もある。したがって、CCR5拮抗物質は、新
しい抗HIV薬となることが期待されるが、現在までに
CCR5拮抗物質がAIDSの治療薬として開発された
例は未だない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】CCR5拮抗作用に基
づく抗AIDS薬を探索するためには、CCR5遺伝子
をヒト組織由来のcDNAライブラリーよりクローン化
して動物細胞用発現ベクターに連結し、動物細胞に導入
してCCR5発現細胞株を取得する必要がある。次にこ
の形質転換細胞株を用いて、天然のリガンドであるCC
ケモカインRANTESがCCR5に結合するのを強く阻害す
る化合物をスクリーニングしなければならないが、本拮
抗作用を有する低分子化合物の報告は全くなされていな
いのが現状である。本発明は、CCR5拮抗作用に基づ
き、HIV感染症、特にAIDSの予防・治療薬として
有用であり、経口投与に適した新規アリニド誘導体、そ
の製造法および用途を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、CCR5
拮抗作用を有する化合物につき鋭意検討した結果、下記
式(I)で表わされるアニリド誘導体又はその塩(以
下、化合物(I)と略称することがある)が、優れたC
CR5拮抗作用を示すとともに、ヒト末梢血単核球細胞
へのHIV感染を顕著に抑制するなどの臨床上望ましい
医薬効果を有すること、さらに経口での吸収性が優れて
いることを見い出し、これに基づいて本発明を完成し
た。
【0005】すなわち、本発明は、 (1)式(I)
【化11】 [式中、R1は置換されていてもよい5〜6員環を示
し、環Aは置換されていてもよい6〜7員環を示し、環
Bは置換されていてもベンゼン環を示し、nは1または
2を示し、Zは結合手または二価の基を示し、R2
(1)置換されていてもよく、窒素原子が4級アンモニ
ウム化されていてもよいアミノ基、(2)置換されてい
てもよく、環構成原子として硫黄原子または酸素原子を
含有していてもよく、窒素原子が4級アンモニウム化さ
れていてもよい含窒素複素環基、(3)硫黄原子を介し
て結合する基または(4)式
【化12】 (式中、kは0または1を示し、kが0の時、燐原子は
ホスホニウム塩を形成していてもよく、R5およびR6
それぞれ置換されていてもよい炭化水素基、置換されて
いてもよい水酸基または置換されていてもよいアミノ基
を示し、R5およびR6は互いに結合して隣接する燐原子
とともに環状基を形成していてもよい)で表される基を
示す]で表される化合物またはその塩;および前記
(1)記載の化合物またはその塩のプロドラッグ;
【0006】(2)R1がそれぞれ置換されていてもよ
いベンゼン、フラン、チオフェン、ピリジン、シクロペ
ンタン、シクロヘキサン、ピロリジン、ピペリジン、ピ
ペラジン、モルホリン、チオモルホリンまたはテトラヒ
ドロピランである前記(1)記載の化合物; (3)R1が置換されていてもよいベンゼンである前記
(1)記載の化合物; (4)環Aが式
【化13】 (式中、Yは−(CH2m−(mは1または2を示
す)、−CH=CH−または−N=CH−を示す)で表
される骨格を有し、置換可能な任意の位置に置換基を有
していてもよい6〜7員環である前記(1)記載の化合
物; (5)Yが−(CH2m−(mは1または2を示す)で
ある前記(4)記載の化合物; (6)Yが−(CH22−である前記(4)記載の化合
物; (7)環Bがハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されて
いてもよいC1-4アルキル基およびハロゲン原子で置換
されていてもよいC1-4アルコキシ基から選ばれた置換
基で置換されていてもよいベンゼンである前記(1)記
載の化合物; (8)nが2である請求項1記載の化合物; (9)Zが置換されていてもよいC1-3アルキレンであ
る前記(1)記載の化合物; (10)Zが−Z'−(CH2n'−(Z'は−CH(O
H)−、−C(O)−または−CH2−を示し、n’は
0〜2の整数を示す)で表される骨格を有し、任意のメ
チレン基に置換基を有していてもよい二価の基である前
記(1)記載の化合物; (11)Zがメチレンである前記(1)記載の化合物; (12)R2が(1)置換されていてもよいアミノ基、
(2)置換されていてもよく、環構成原子として硫黄原
子または酸素原子を含有していてもよい含窒素複素環
基、(3)硫黄原子を介して結合する基または(4)式
【化14】 (式中、kは0または1を示し、R5およびR6はそれぞ
れ置換されていてもよい炭化水素基または置換されてい
てもよいアミノ基を示し、R5およびR6は互いに結合し
て隣接する燐原子とともに環状基を形成していてもよ
い)で表される基である前記(1)記載の化合物; (13)R2が(1)置換されていてもよいアミノ基、
(2)置換されていてもよく、環構成原子として硫黄原
子または酸素原子を含有していてもよい含窒素複素環基
または(3)式
【化15】 (式中、R5およびR6はそれぞれ置換されていてもよい
炭化水素基を示し、R5およびR6は互いに結合して隣接
する燐原子とともに環状基を形成していてもよい)で表
される基である前記(1)記載の化合物; (14)R2が式−NRR'で表される基(式中、Rおよ
びR’はそれぞれ置換されていてもよい脂肪族炭化水素
基(脂肪族鎖式炭化水素基および脂肪族環式炭化水素
基)または置換されていてもよい脂環式(非芳香族)複
素環基を示す)である前記(1)記載の化合物; (15)Rが置換されていてもよい鎖状炭化水素基であ
り、R’が置換されていてもよい脂環式炭化水素基(脂
肪族環式炭化水素基)または置換されていてもよい脂環
式(非芳香族)複素環基である前記(14)記載の化合
物; (16)Rが置換されていてもよいC1-6アルキル基で
あり、R’が置換されていてもよいC3-8シクロアルキ
ル基または置換されていてもよい飽和の複素環基である
前記(14)記載の化合物; (17)R’が置換されていてもよいシクロヘキシル、
置換されていてもよいテトラヒドロピラニル、置換され
ていてもよいテトラヒドロチオピラニルまたは置換され
ていてもよいピペリジルである前記(16)記載の化合
物; (18)N-[4-[N-メチル-N-(テトラヒドロピラン-4-イ
ル)アミノメチル]フェニル]-7-(4-プロポキシフェニル)
-1,1-ジオキソ-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾチエピン-4-カル
ボキサミド、7-(4-ブトキシフェニル)-N-[4-[N-メチル-
N-(テトラヒドロピラン-4-イル)アミノメチル]フェニ
ル]-1,1-ジオキソ-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾチエピン-4-
カルボキサミド、7-[4-[N-メチル-N-(2-プロポキシエチ
ル)アミノ]フェニル]-N-[4-[[N-メチル-N-(テトラヒド
ロピラン-4-イル)アミノ]メチル]フェニル]-1,1-ジオキ
ソ-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾチエピン-4-カルボキサミ
ド、7-[4-(2-エトキシエトキシ)フェニル]-N-[4-[[N-メ
チル-N-(テトラヒドロピラン-4-イル)アミノ]メチル]フ
ェニル]-1,1-ジオキソ-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾチエピン
-4-カルボキサミド、N-[4-[[N-メチル-N-(テトラヒドロ
ピラン-4-イル)アミノ]メチル]フェニル]-7-[4-(2-プロ
ポキシエトキシ)フェニル]-1,1-ジオキソ-2,3-ジヒドロ
-1-ベンゾチエピン-4-カルボキサミド、7-[4-(2-ブトキ
シエトキシ)フェニル]-N-[4-[[N-メチル-N-(テトラヒド
ロピラン-4-イル)アミノ]メチル]フェニル]-1,1-ジオキ
ソ-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾチエピン-4-カルボキサミ
ド、7-[4-(2-エトキシエトキシ)-3,5-ジメチルフェニ
ル]-N-[4-[[N-メチル-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]-1,1-ジオキソ-2,3-ジヒド
ロ-1-ベンゾチエピン-4-カルボキサミド、7-[2-クロロ-
4-(2-プロポキシエチル)フェニル]-N-[4-[[N-メチル-N-
(テトラヒドロピラン-4-イル)アミノ]メチル]フェニル]
-1,1-ジオキソ-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾチエピン-4-カル
ボキサミド、7-(3-メチル-4-プロポキシフェニル)-N-[4
-[[N-メチル-N-(テトラヒドロピラン-4-イル)アミノ]メ
チル]フェニル]-1,1-ジオキソ-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾ
チエピン-4-カルボキサミドおよび7-(3,4-ジプロポキシ
フェニル)-N-(4-((N-メチル-N-(テトラヒドロ-2H-ピラ
ン-4-イル)アミノ)メチル)フェニル)-1,1-ジオキソ-2,3
-ジヒドロ-1-ベンゾチエピン-4-カルボキサミドから選
ばれた化合物またはその塩;
【0007】(19)式
【化16】 (式中、各記号は前記(1)記載と同意義)で表される
化合物、その塩またはその反応性誘導体と式
【化17】 (式中、BおよびZは前記(1)記載と同意義、R2'は
それぞれ保護されていてもよい(1)置換されていても
よく、窒素原子が4級アンモニウム化されていてもよい
アミノ基、(2)置換されていてもよく、環構成原子と
して硫黄原子または酸素原子を含有していてもよく、窒
素原子が4級アンモニウム化されていてもよい含窒素複
素環基、(3)硫黄原子を介して結合する基または
(4)式
【化18】 (式中、kは0または1を示し、kが0の時、燐原子は
ホスホニウム塩を形成していてもよく、R5およびR6
それぞれ置換されていてもよい炭化水素基、置換されて
いてもよい水酸基または置換されていてもよいアミノ基
を示し、R5およびR6は互いに結合して隣接する燐原子
とともに環状基を形成していてもよい)で表される基を
示す)で表される化合物またはその塩とを縮合反応に付
し、所望により、脱保護反応、酸化・還元反応及び/又
は四級化反応に付すことを特徴とする式
【化19】 (式中、各記号は前記(1)記載と同意義)で表される
化合物またはその塩の製造法; (20)式
【化20】 (式中、R1は置換されていてもよい5〜6員環を示
す)で表される化合物またはその塩;
【0008】(21)前記(1)記載の化合物またはそ
の塩を含有する医薬組成物; (22)CCR拮抗剤(好ましくはCCR5拮抗剤)で
ある前記(21)記載の組成物; (23)HIVの感染症の予防・治療剤である前記(2
1)記載の組成物; (24)AIDSの予防・治療剤である前記(21)記
載の組成物; (25)AIDSの病態進行抑制剤である前記(21)
記載の組成物; (26)さらにプロテアーゼ阻害剤または/および逆転
写酵素阻害剤を組み合わせてなる前記(23)記載の組
成物; (27)逆転写酵素阻害剤がジドブジン、ジダノシン、
ザルシタビン、ラミブジン、スタブジン、ネビラピン、
デラビルジン、エファビレンツまたはアバカビルである
前記(26)記載の組成物; (28)プロテアーゼ阻害剤がサキナビル、リトナビ
ル、インジナビル、アムプレナビルまたはネルフィナビ
ルである前記(26)記載の組成物; (29)前記(1)記載の化合物またはその塩とプロテ
アーゼ阻害剤または/および逆転写酵素阻害剤とのHI
Vの感染症の予防・治療のための使用;などに関する。
【0009】上記式(I)中、R1で示される「置換さ
れていてもよい5〜6員環」の「5〜6員環」として
は、ベンゼンなどの6員の芳香族炭化水素、シクロペン
タン、シクロヘキサン、シクロペンテン、シクロヘキセ
ン、シクロペンタンジエン、シクロヘキサンジエンなど
の5〜6員の脂肪族炭化水素(脂肪族環式炭化水素
基)、フラン、チオフェン、ピロール、イミダゾール、
ピラゾール、チアゾール、オキサゾール、イソチアゾー
ル、イソキサゾール、テトラゾール、ピリジン、ピラジ
ン、ピリミジン、ピリダジン、トリアゾールなどの窒素
原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれた1〜2種の
ヘテロ原子1〜4個を含有する5〜6員の芳香族複素
環、テトラヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、ジ
チオラン、オキサチオラン、ピロリジン、ピロリン、イ
ミダゾリジン、イミダゾリン、ピラゾリジン、ピラゾリ
ン、ピペリジン、ピペラジン、オキサジン、オキサジア
ジン、チアジン、チアジアジン、モルホリン、チオモル
ホリン、ピラン、テトラヒドロピラン、テトラヒドロチ
オピランなどの窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれた1〜2種のヘテロ原子1〜4個を含有する5〜
6員の非芳香族複素環などが挙げられるが、なかでもベ
ンゼン、フラン、チオフェン、ピリジン、シクロペンタ
ン、シクロヘキサン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラ
ジン、モルホリン、チオモルホリン、テトラヒドロピラ
ン(好ましくは、6員環)などが好ましく、とりわけベ
ンゼンが好ましい。R1で示される「置換されていても
よい5〜6員環」の「5〜6員環」が有していてもよい
「置換基」としては、例えば、ハロゲン原子、ニトロ、
シアノ、置換されていてもよいアルキル、置換されてい
てもよいシクロアルキル、置換されていてもよい水酸
基、置換されていてもよいチオール基(硫黄原子は酸化
されていてもよく、置換されていてもよいスルフィニル
基または置換されていてもよいスルホニル基を形成して
いてもよい)、置換されていてもよいアミノ基、置換さ
れていてもよいアシル、エステル化またはアミド化され
ていてもよいカルボキシル基、置換されていてもよい芳
香族基などが用いられる。R1の置換基としてのハロゲ
ンの例としては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素などが挙
げられ、とりわけフッ素および塩素が好ましい。
【0010】R1の置換基としての置換されていてもよ
いアルキルにおけるアルキルとしては、直鎖状または分
枝状の炭素数1〜10のアルキル、例えばメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s
ec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペン
チル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、
ノニル、デシルなどのC1-10アルキル、好ましくは低級
(C1-6)アルキルが挙げられる。該置換されていても
よいアルキルにおける置換基としては、ハロゲン(例、
フッ素,塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、
水酸基、置換されていてもよいチオール基(例、チオー
ル、C1-4アルキルチオなど)、置換されていてもよい
アミノ基(例、アミノ、モノC1-4アルキルアミノ、ジ
1-4アルキルアミノ、テトラヒドロピロール、ピペラ
ジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロ
ール、イミダゾールなどの5〜6員の環状アミノな
ど)、エステル化またはアミド化されていてもよいカル
ボキシル基(例、カルボキシル、C1-4アルコキシカル
ボニル、カルバモイル、モノC1-4アルキルカルバモイ
ル、ジC1-4アルキルカルバモイルなど)、ハロゲン化
されていてもよいC1-4アルコキシ(例、メトキシ、エ
トキシ、プロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキ
シ、トリフルオロエトキシなど)、ハロゲン化されてい
てもよいC1-4アルコキシ−C1-4アルコキシ(例、メト
キシメトキシ、メトキシエトキシ、エトキシエトキシ、
トリフルオロメトキシエトキシ、トリフルオロエトキシ
エトキシなど)、ホルミル、C2-4アルカノイル(例、
アセチル、プロピオニルなど)、C1-4アルキルスルホ
ニル(例、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)
などが挙げられ、置換基の数としては、1〜3個が好ま
しい。R1の置換基としての置換されていてもよいシク
ロアルキルにおけるシクロアルキルとしては、例えば、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチルなどのC3-7シクロアルキ
ルなどが挙げられる。該置換されていてもよいシクロア
ルキルにおける置換基としては、ハロゲン(例、フッ
素,塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、水酸
基、置換されていてもよいチオール基(例、チオール、
1-4アルキルチオなど)、置換されていてもよいアミ
ノ基(例、アミノ、モノC1-4アルキルアミノ、ジC1-4
アルキルアミノ、テトラヒドロピロール、ピペラジン、
ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、
イミダゾールなどの5〜6員の環状アミノなど)、エス
テル化またはアミド化されていてもよいカルボキシル基
(例、カルボキシル、C1-4アルコキシカルボニル、カ
ルバモイル、モノC1-4アルキルカルバモイル、ジC1-4
アルキルカルバモイルなど)、ハロゲン化されていても
よいC1-4アルキル(例、トリフルオロメチル、メチ
ル、エチルなど)、ハロゲン化されていてもよいC1-4
アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブ
トキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシ
など)、ホルミル、C2-4アルカノイル(例、アセチ
ル、プロピオニルなど)、C1-4アルキルスルホニル
(例、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)など
が挙げられ、置換基の数としては、1〜3個が好まし
い。
【0011】R1の置換基としての置換されていてもよ
い水酸基における置換基としては、 (1)置換されていてもよいアルキル(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシルなどのC1-10アルキル、好まし
くは低級(C1-6)アルキルなどが挙げられる); (2)置換されていてもよく、ヘテロ原子を含有してい
てもよいシクロアルキル(例えば、シクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロ
ヘプチルなどのC3-7シクロアルキル;テトラヒドロフ
ラニル、テトラヒドロチエニル、ピロリジニル、ピラゾ
リジニル、ピペリジル、ピペラジニル、モルホリニル、
チオモルホリニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒド
ロチオピラニルなどの1〜2個のヘテロ原子を含有する
飽和の5〜6員複素環基など(好ましくはテトラヒドロ
ピラニルなど);などが挙げられる); (3)置換されていてもよいアルケニル(例えば、アリ
ル(allyl)、クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニ
ルなど炭素数2〜10のアルケニル、好ましくは低級
(C2-6)アルケニルなどが挙げられる); (4)置換されていてもよいシクロアルケニル(例え
ば、2−シクロペンテニル、2−シクロヘキセニル、2
−シクロペンテニルメチル、2−シクロヘキセニルメチ
ルなど炭素数3〜7のシクロアルケニルなどが挙げられ
る); (5)置換されていてもよいアラルキル(例えば、フェ
ニル−C1-4アルキル(例、ベンジル、フェネチルな
ど)などが挙げられる); (6)ホルミルまたは置換されていてもよいアシル(例
えば、炭素数2〜4のアルカノイル(例、アセチル、プ
ロピオニル、ブチリル、イソブチリルなど)、炭素数1
〜4のアルキルスルホニル(例、メタンスルホニル、エ
タンスルホニルなど)などが挙げられる); (7)置換されていてもよいアリール(例えば、フェニ
ル、ナフチルなどが挙げられる)などの置換基が挙げら
れ、上記した(1)置換されていてもよいアルキル、
(2)置換されていてもよいシクロアルキル、(3)置
換されていてもよいアルケニル、(4)置換されていて
もよいシクロアルケニル、(5)置換されていてもよい
アラルキル、(6)置換されていてもよいアシル、およ
び(7)置換されていてもよいアリールが有していても
よい置換基としては、ハロゲン(例、フッ素,塩素、臭
素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、水酸基、置換され
ていてもよいチオール基(例、チオール、C1-4アルキ
ルチオなど)、置換されていてもよいアミノ基(例、ア
ミノ、モノC1-4アルキルアミノ、ジC1-4アルキルアミ
ノ、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペリジン、
モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾール
などの5〜6員の環状アミノなど)、エステル化または
アミド化されていてもよいカルボキシル基(例、カルボ
キシル、C1-4アルコキシカルボニル、カルバモイル、
モノC1-4アルキルカルバモイル、ジC1-4アルキルカル
バモイルなど)、ハロゲン化されていてもよいC1-4
ルキル(例、トリフルオロメチル、メチル、エチルな
ど)、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ
(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ト
リフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシなど;好ま
しくはハロゲン化されていてもよいC1-4アルコキ
シ)、ホルミル、C2-4アルカノイル(例、アセチル、
プロピオニルなど)、C1-4アルキルスルホニル(例、
メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)、置換され
ていてもよい5〜6員の芳香族複素環〔例、フラン、チ
オフェン、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、チア
ゾール、オキサゾール、イソチアゾール、イソキサゾー
ル、テトラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、
ピリダジン、トリアゾールなどの窒素原子、硫黄原子お
よび酸素原子から選ばれた1〜2種のヘテロ原子1〜4
個を含有する5〜6員の芳香族複素環など;該複素環が
有していてもよい置換基としては、ハロゲン(例、フッ
素,塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、水酸
基、チオール基、アミノ基、カルボキシル基、ハロゲン
化されていてもよいC1-4アルキル(例、トリフルオロ
メチル、メチル、エチルなど)、ハロゲン化されていて
もよいC1-4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プ
ロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ、トリフル
オロエトキシなど)、ホルミル、C2-4アルカノイル
(例、アセチル、プロピオニルなど)、C1-4アルキル
スルホニル(例、メタンスルホニル、エタンスルホニル
など)などが挙げられ、置換基の数としては、1〜3個
が好ましい。〕などが挙げられ、置換基の数としては、
1〜3個が好ましい。
【0012】R1の置換基としての置換されていてもよ
いチオール基における置換基としては、上記した「R1
の置換基としての置換されていてもよい水酸基における
置換基」と同様なものが挙げられるが、なかでも (1)置換されていてもよいアルキル(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシルなどのC1-10アルキル、好まし
くは低級(C1-6)アルキルなどが挙げられる); (2)置換されていてもよいシクロアルキル(例えば、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチルなどのC3-7シクロアルキ
ルなどが挙げられる); (3)置換されていてもよいアラルキル(例えば、フェ
ニル−C1-4アルキル(例、ベンジル、フェネチルな
ど)などが挙げられる); (4)置換されていてもよいアリール(例えば、フェニ
ル、ナフチルなど)などが好ましく、上記した(1)置
換されていてもよいアルキル、(2)置換されていても
よいシクロアルキル、(3)置換されていてもよいアラ
ルキル、および(4)置換されていてもよいアリールが
有していてもよい置換基としては、ハロゲン(例、フッ
素,塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、水酸
基、置換されていてもよいチオール基(例、チオール、
1-4アルキルチオなど)、置換されていてもよいアミ
ノ基(例、アミノ、モノC1-4アルキルアミノ、ジC1-4
アルキルアミノ、テトラヒドロピロール、ピペラジン、
ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、
イミダゾールなどの5〜6員の環状アミノなど)、エス
テル化またはアミド化されていてもよいカルボキシル基
(例、カルボキシル、C1-4アルコキシカルボニル、カ
ルバモイル、モノC1-4アルキルカルバモイル、ジC1-4
アルキルカルバモイルなど)、ハロゲン化されていても
よいC1-4アルキル(例、トリフルオロメチル、メチ
ル、エチルなど)、ハロゲン化されていてもよいC1-4
アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブ
トキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシ
など)、ホルミル、C2-4アルカノイル(例、アセチ
ル、プロピオニルなど)、C1-4アルキルスルホニル
(例、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)など
が挙げられ、置換基の数としては、1〜3個が好まし
い。
【0013】R1の置換基としての置換されていてもよ
いアミノ基の置換基としては、上記した「R1の置換基
としての置換されていてもよい水酸基における置換基」
と同様な置換基を1〜2個有していてもよいアミノ基な
どが挙げられるが、なかでも (1)置換されていてもよいアルキル(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシルなどのC1-10アルキル、好まし
くは低級(C1-6)アルキルなどが挙げられる); (2)置換されていてもよいシクロアルキル(例えば、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチルなどのC3-7シクロアルキ
ルなどが挙げられる); (3)置換されていてもよいアルケニル(例えば、アリ
ル(allyl)、クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニ
ルなど炭素数2〜10のアルケニル、好ましくは低級
(C2-6)アルケニルなどが挙げられる); (4)置換されていてもよいシクロアルケニル(例え
ば、2−シクロペンテニル、2−シクロヘキセニル、2
−シクロペンテニルメチル、2−シクロヘキセニルメチ
ルなど炭素数3〜7のシクロアルケニルなどが挙げられ
る); (5)ホルミルまたは置換されていてもよいアシル(例
えば、炭素数2〜4のアルカノイル(例、アセチル、プ
ロピオニル、ブチリル、イソブチリルなど)、炭素数1
〜4のアルキルスルホニル(例、メタンスルホニル、エ
タンスルホニルなど)などが挙げられる); (6)置換されていてもよいアリール(例えば、フェニ
ル、ナフチルなどが挙げられる)などが好ましく、上記
した(1)置換されていてもよいアルキル、(2)置換
されていてもよいシクロアルキル、(3)置換されてい
てもよいアルケニル、(4)置換されていてもよいシク
ロアルケニル、(5)置換されていてもよいアシル、お
よび(6)置換されていてもよいアリールが有していて
もよい置換基としては、ハロゲン(例、フッ素,塩素、
臭素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、水酸基、置換さ
れていてもよいチオール基(例、チオール、C1-4アル
キルチオなど)、置換されていてもよいアミノ基(例、
アミノ、モノC1-4アルキルアミノ、ジC1-4アルキルア
ミノ、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペリジ
ン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾ
ールなどの5〜6員の環状アミノなど)、エステル化ま
たはアミド化されていてもよいカルボキシル基(例、カ
ルボキシル、C1-4アルコキシカルボニル、カルバモイ
ル、モノC1-4アルキルカルバモイル、ジC1-4アルキル
カルバモイルなど)、ハロゲン化されていてもよいC
1-4アルキル(例、トリフルオロメチル、メチル、エチ
ルなど)、ハロゲン化されていてもよいC1-4アルコキ
シ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、
トリフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシなど)、
ホルミル、C2-4アルカノイル(例、アセチル、プロピ
オニルなど)、C1-4アルキルスルホニル(例、メタン
スルホニル、エタンスルホニルなど)などが挙げられ、
置換基の数としては、1〜3個が好ましい。また、R1
の置換基としての置換されていてもよいアミノ基は、ア
ミノ基の置換基同士が結合して、環状のアミノ基(例え
ば、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペリジン、
モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾール
などの5〜6員の環状アミノなど)を形成していてもよ
い。該環状アミノ基は、置換基を有していてもよく、か
かる置換基としては、ハロゲン(例、フッ素,塩素、臭
素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、水酸基、置換され
ていてもよいチオール基(例、チオール、C1-4アルキ
ルチオなど)、置換されていてもよいアミノ基(例、ア
ミノ、モノC1-4アルキルアミノ、ジC1-4アルキルアミ
ノ、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペリジン、
モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾール
などの5〜6員の環状アミノなど)、エステル化または
アミド化されていてもよいカルボキシル基(例、カルボ
キシル、C1-4アルコキシカルボニル、カルバモイル、
モノC1-4アルキルカルバモイル、ジC1-4アルキルカル
バモイルなど)、ハロゲン化されていてもよいC1-4
ルキル(例、トリフルオロメチル、メチル、エチルな
ど)、ハロゲン化されていてもよいC1-4アルコキシ
(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ト
リフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシなど)、ホ
ルミル、C2-4アルカノイル(例、アセチル、プロピオ
ニルなど)、C1-4アルキルスルホニル(例、メタンス
ルホニル、エタンスルホニルなど)などが挙げられ、置
換基の数としては、1〜3個が好ましい。
【0014】R1の置換基としての置換されていてもよ
いアシルとしては、 (1)水素、 (2)置換されていてもよいアルキル(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシルなどのC1-10アルキル、好まし
くは低級(C1-6)アルキルなどが挙げられる); (3)置換されていてもよいシクロアルキル(例えば、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチルなどのC3-7シクロアルキ
ルなどが挙げられる); (4)置換されていてもよいアルケニル(例えば、アリ
ル(allyl)、クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニ
ルなど炭素数2〜10のアルケニル、好ましくは低級
(C2-6)アルケニルなどが挙げられる); (5)置換されていてもよいシクロアルケニル(例え
ば、2−シクロペンテニル、2−シクロヘキセニル、2
−シクロペンテニルメチル、2−シクロヘキセニルメチ
ルなど炭素数3〜7のシクロアルケニルなどが挙げられ
る); (6)置換されていてもよい5〜6員の単環の芳香族基
(例えば、フェニル、ピリジルなどが挙げられる)など
がカルボニル基またはスルホニル基と結合したもの
(例、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリ
ル、バレリル、イソバレリル、ピバロイル、ヘキサノイ
ル、ヘプタノイル、オクタノイル、シクロブタンカルボ
ニル、シクロペンタンカルボニル、シクロヘキサンカル
ボニル、シクロヘプタンカルボニル、クロトニル、2−
シクロヘキセンカルボニル、ベンゾイル、ニコチノイ
ル、メタンスルホニル、エタンスルホニル等)が挙げら
れ、上記した(2)置換されていてもよいアルキル、
(3)置換されていてもよいシクロアルキル、(4)置
換されていてもよいアルケニル、(5)置換されていて
もよいシクロアルケニル、および(6)置換されていて
もよい5〜6員の単環の芳香族基が有していてもよい置
換基としては、ハロゲン(例、フッ素,塩素、臭素、ヨ
ウ素など)、ニトロ、シアノ、水酸基、置換されていて
もよいチオール基(例、チオール、C1-4アルキルチオ
など)、置換されていてもよいアミノ基(例、アミノ、
モノC1-4アルキルアミノ、ジC1-4アルキルアミノ、テ
トラヒドロピロール、ピペラジン、ピペリジン、モルホ
リン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾールなどの
5〜6員の環状アミノなど)、エステル化またはアミド
化されていてもよいカルボキシル基(例、カルボキシ
ル、C1-4アルコキシカルボニル、カルバモイル、モノ
1-4アルキルカルバモイル、ジC1-4アルキルカルバモ
イルなど)、ハロゲン化されていてもよいC1-4アルキ
ル(例、トリフルオロメチル、メチル、エチルなど)、
ハロゲン化されていてもよいC1-4アルコキシ(例、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、トリフルオ
ロメトキシ、トリフルオロエトキシなど)、ホルミル、
2-4アルカノイル(例、アセチル、プロピオニルな
ど)、C1-4アルキルスルホニル(例、メタンスルホニ
ル、エタンスルホニルなど)などが挙げられ、置換基の
数としては、1〜3個が好ましい。
【0015】R1の置換基としてのエステル化されてい
てもよいカルボキシル基としては、 (1)水素、 (2)置換されていてもよいアルキル(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシルなどのC1-10アルキル、好まし
くは低級(C1-6)アルキルなどが挙げられる); (3)置換されていてもよいシクロアルキル(例えば、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチルなどのC3-7シクロアルキ
ルなどが挙げられる); (4)置換されていてもよいアルケニル(例えば、アリ
ル(allyl)、クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニ
ルなど炭素数2〜10のアルケニル、好ましくは低級
(C2-6)アルケニルなどが挙げられる); (5)置換されていてもよいシクロアルケニル(例え
ば、2−シクロペンテニル、2−シクロヘキセニル、2
−シクロペンテニルメチル、2−シクロヘキセニルメチ
ルなど炭素数3〜7のシクロアルケニルなどが挙げられ
る); (6)置換されていてもよいアリール(例えば、フェニ
ル、ナフチルなど)などがカルボニルオキシ基と結合し
たもの、好ましくはカルボキシル、低級(C1-6)アル
コキシカルボニル、アリールオキシカルボニル(例、メ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカ
ルボニル、フェノキシカルボニル、ナフトキシカルボニ
ルなど)などが挙げられ、上記した(2)置換されてい
てもよいアルキル、(3)置換されていてもよいシクロ
アルキル、(4)置換されていてもよいアルケニル、
(5)置換されていてもよいシクロアルケニル、および
(6)置換されていてもよいアリールが有していてもよ
い置換基としては、ハロゲン(例、フッ素,塩素、臭
素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、水酸基、置換され
ていてもよいチオール基(例、チオール、C1-4アルキ
ルチオなど)、置換されていてもよいアミノ基(例、ア
ミノ、モノC1-4アルキルアミノ、ジC1-4アルキルアミ
ノ、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペリジン、
モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾール
などの5〜6員の環状アミノなど)、エステル化または
アミド化されていてもよいカルボキシル基(例、カルボ
キシル、C1-4アルコキシカルボニル、カルバモイル、
モノC1-4アルキルカルバモイル、ジC1-4アルキルカル
バモイルなど)、ハロゲン化されていてもよいC1-4
ルキル(例、トリフルオロメチル、メチル、エチルな
ど)、ハロゲン化されていてもよいC1-4アルコキシ
(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ト
リフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシなど)、ホ
ルミル、C2-4アルカノイル(例、アセチル、プロピオ
ニルなど)、C1-4アルキルスルホニル(例、メタンス
ルホニル、エタンスルホニルなど)などが挙げられ、置
換基の数としては、1〜3個が好ましい。また、R1
置換基としてのアミド化されていてもよいカルボキシル
基としては、上記した「R1の置換基としての置換され
ていてもよいアミノ基」と同様な「置換されていてもよ
いアミノ基」などがカルボニル基と結合したもの、好ま
しくはカルバモイル、モノC1-6アルキルカルバモイ
ル、ジC1-6アルキルカルバモイルなどが挙げられる。
【0016】R1の置換基としての置換されていてもよ
い芳香族基における芳香族基としては、フェニル、ピリ
ジル、フリル、チエニル、ピロリル、イミダゾリル、ピ
ラゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソチアゾリ
ル、イソキサゾリル、テトラゾリル、ピラジニル、ピリ
ミジニル、ピリダジニル、トリアゾリル等の5〜6員の
同素または複素環芳香族基、ベンゾフラン、インドー
ル、ベンゾチオフェン、ベンズオキサゾール、ベンズチ
アゾール、インダゾール、ベンズイミダゾール、キノリ
ン、イソキノリン、キノキサリン、フタラジン、キナゾ
リン、シンノリンなどの縮環複素環芳香族基などが挙げ
られる。これらの芳香族基の置換基としては、ハロゲン
(例、フッ素,塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、シ
アノ、水酸基、置換されていてもよいチオール基(例、
チオール、C1-4アルキルチオなど)、置換されていて
もよいアミノ基(例、アミノ、モノC1-4アルキルアミ
ノ、ジC1-4アルキルアミノ、テトラヒドロピロール、
ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリ
ン、ピロール、イミダゾールなどの5〜6員の環状アミ
ノなど)、エステル化またはアミド化されていてもよい
カルボキシル基(例、カルボキシル、C1-4アルコキシ
カルボニル、カルバモイル、モノC1-4アルキルカルバ
モイル、ジC1-4アルキルカルバモイルなど)、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-4アルキル(例、トリフルオ
ロメチル、メチル、エチルなど)、ハロゲン化されてい
てもよいC1-4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、
プロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ、トリフ
ルオロエトキシなど)、ホルミル、C2-4アルカノイル
(例、アセチル、プロピオニルなど)、C1-4アルキル
スルホニル(例、メタンスルホニル、エタンスルホニル
など)などが挙げられ、置換基の数としては、1〜3個
が好ましい。かかるR1の置換基は、1〜4個(好まし
くは、1〜2個)同一または異なって環のいずれの位置
に置換していてもよい。また、R1で示される「置換さ
れていてもよい5〜6員環」の「5〜6員環」が2個以
上の置換基を有する場合、これらのうち、2個の置換基
が互いに結合して、例えば、低級(C1-6)アルキレン
(例、トリメチレン、テトラメチレンなど)、低級(C
1-6)アルキレンオキシ(例、−CH2−O−CH2−、
−O−CH2−CH2−、−O−CH2−CH2−CH
2−、−O−CH2−CH2−CH2−CH2−、−O−C
(CH3)(CH3)−CH2−CH2−など)、低級
(C1-6)アルキレンチオ(例、−CH2−S−CH
2−、−S−CH2−CH2−、−S−CH2−CH2−C
2−、−S−CH2−CH2−CH2−CH2−、−S−
C(CH3)(CH3)−CH2−CH2−など)、低級(C
1-6)アルキレンジオキシ(例、−O−CH2−O−、−
O−CH2−CH2−O−、−O−CH2−CH2−CH2
−O−など)、低級(C1-6)アルキレンジチオ(例、
−S−CH2−S−、−S−CH2−CH2−S−、−S
−CH2−CH2−CH2−S−など)、オキシ低級(C
1-6)アルキレンアミノ(例、−O−CH2−NH−、−
O−CH2−CH2−NH−など)、オキシ低級
(C1-6)アルキレンチオ(例、−O−CH2−S−、−
O−CH2−CH2−S−など)、低級(C1-6)アルキ
レンアミノ(例、−NH−CH2−CH2−、−NH−C
2−CH2−CH2−など)、低級(C1-6)アルキレン
ジアミノ(例、−NH−CH2−NH−、−NH−CH2
−CH2−NH−など)、チア低級(C1-6)アルキレン
アミノ(例、−S−CH2−NH−、−S−CH2−CH
2−NH−など)、低級(C2-6)アルケニレン(例、−
CH2−CH=CH−、−CH2−CH2−CH=CH
−、−CH2−CH=CH−CH2−など)、低級(C
4-6)アルカジエニレン(例、−CH=CH−CH=C
H−など)などを形成していてもよい。また、R1の置
換基2個が互いに結合して、ヘテロ原子(酸素原子、硫
黄原子、窒素原子など)を含有する2価の基を形成する
場合、かかる2価の基は不飽和結合を有していてもよ
く、その具体例としては、−O−CH=CH−、−O−
CH=CH−CH2−、−O−CH2−CH=CH−、−
S−CH=CH−、−S−CH=CH−CH2−、−S
−CH2−CH=CH−、−O−CH=CH−O−、−
O−CH=CH−CH2−O−、−S−CH=CH−S
−、−S−CH=CH−CH2−S−、−O−CH=N
−、−O−CH2−CH=N−、−O−CH=CH−N
H−、−S−CH=N−、−S−CH2−CH=N−、
−S−CH=CH−NH−、−O−CH=CH−S−、
−N=CH−CH2−、−NH−CH=CH−、−N=
CH−CH2−CH2−、−NH−CH=CH−CH
2−、−NH−CH2−CH=CH−、−N=CH−NH
−、−NH−CH=CH−NH−、−N=CH−CH2
−NH−など(好ましくは、−O−CH=CH−、−S
−CH=CH−、−O−CH=N−、−S−CH=N−
など)が挙げられる。さらに、R1の置換基2個が互い
に結合して形成する2価の基は、R1で示される「置換
されていてもよい5〜6員環」の「5〜6員環」が有し
ていてもよい「置換基」と同様な置換基(ハロゲン原
子、ニトロ、シアノ、置換されていてもよいアルキル、
置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていて
もよい水酸基、置換されていてもよいチオール基(硫黄
原子は酸化されていてもよく、置換されていてもよいス
ルフィニル基または置換されていてもよいスルホニル基
を形成していてもよい)、置換されていてもよいアミノ
基、置換されていてもよいアシル、エステル化またはア
ミド化されていてもよいカルボキシル基、置換されてい
てもよい芳香族基など)を1〜3個有していてもよい。
1で示される「置換されていてもよい5〜6員環」の
「5〜6員環」が有していてもよい「置換基」として
は、とりわけ、ハロゲン化または低級(C1-4)アルコキ
シ化されていてもよい低級(C1-4)アルキル(例、メチ
ル、エチル、t−ブチル、トリフルオロメチル、メトキ
シメチル、エトキシメチル、プロポキシメチル、ブトキ
シメチル、メトキシエチル、エトキシエチル、プロポキ
シエチル、ブトキシエチルなど)、ハロゲン化または低
級(C1-4)アルコキシ化されていてもよい低級(C1-4
アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イ
ソプロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、トリフルオロ
メトキシ、メトキシメトキシ、エトキシメトキシ、プロ
ポキシメトキシ、ブトキシメトキシ、メトキシエトキ
シ、エトキシエトキシ、プロポキシエトキシ、ブトキシ
エトキシ、メトキシプロポキシ、エトキシプロポキシ、
プロポキシプロポキシ、ブトキシプロポキシなど)、ハ
ロゲン(例、フッ素、塩素など)、ニトロ、シアノ、1
〜2個の低級(C1-4)アルキル、低級(C1-4)アルコ
キシ−低級(C1-4)アルキル、ホルミルまたは低級
(C2-4)アルカノイルで置換されていてもよいアミノ
(例、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、ホルミ
ルアミノ、アセチルアミノなど)、5〜6員の環状アミ
ノ(例、1−ピロリジニル、1−ピペラジニル、1−ピ
ペリジニル、4−モルホリノ、4−チオモルホリノ、1
−イミダゾリル、4−テトラヒドロピラニルなど)など
が挙げられ、R1がベンゼンである場合の置換位置とし
ては、パラ位が好ましい。
【0017】上記式(I)中、Aで示される「置換され
ていてもよい6〜7員環」の「6〜7員環」が有してい
てもよい「置換基」としては、R1で示される「置換さ
れていてもよい5〜6員環」の「5〜6員環」が有して
いてもよい「置換基」と同様なものが挙げられる。ま
た、かかるAの置換基は、1〜3個(好ましくは、1〜
2個)同一または異なって環のいずれの位置に置換して
いてもよいが、式
【化21】 で表される基において、aの位置の炭素原子は無置換で
あることが好ましい。Aで示される「置換されていても
よい6〜7員環」としては、例えば式
【化22】 で表される骨格を有し、置換可能な任意の位置に置換基
を有していてもよい6〜7員環などが挙げられる。
【0018】上記式中、Yで示される2価の基は、環A
が置換されていてもよい6〜7員環を形成する2価の基
を示し、例えば、(1)−CH2−O−、(2)−CH2
S−、(3)−(CH2)d1−(d1は1または2を示
す)、−CH=CH−、(4)−(CH2)e1−NH−(C
2)e2−(e1およびe2の一方が0を、他方が0または
1を示す。)、−N=CH−、−CH=N−などが挙げ
られる。具体的には、例えば、−CH2−O−、−CH2
−S−、−CH2−、−(CH22−、−CH=CH
−、−NH−、−N=CH−、−CH=N−などの2価
の基が挙げられる。また、該2価の基は、置換基を有し
ていてもよく、該置換基としては、R1で示される「置
換されていてもよい5〜6員環」の「5〜6員環」が有
していてもよい「置換基」と同様なものおよびオキソな
どが挙げられるが、なかでも、低級(C1-3)アルキル
(例、メチル、エチル、プロピルなど)、フェニル、オ
キソ、水酸基などが好ましい。さらに、該2価の基とし
ては、−O−C(O)−などのようなものでもよい。かか
る2価の基の置換基は、1〜2個同一または異なって置
換していてもよい。置換位置は、該2価の基に結合可能
であればいずれでもよい。
【0019】Yで示される2価の基としては、−(CH
2m−(mは1または2を示す)、−CH=CH−、−
N=CH−などの基が好ましく、なかでも−(CH2m
−(mは1または2を示す)が好ましく、とりわけ−
(CH22−が好ましい。Bで示される「置換されてい
てもベンゼン環」の「ベンゼン環」が有していてもよい
「置換基」としては、R1で示される「置換されていて
もよい5〜6員環」の「5〜6員環」が有していてもよ
い「置換基」と同様なものなどが挙げられるが、なかで
もハロゲン(例、フッ素,塩素、臭素、ヨウ素など)、
ニトロ、シアノ、水酸基、置換されていてもよいチオー
ル基(例、チオール、C1-4アルキルチオなど)、置換
されていてもよいアミノ基(例、アミノ、モノC1-4
ルキルアミノ、ジC1-4アルキルアミノ、テトラヒドロ
ピロール、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオ
モルホリン、ピロール、イミダゾールなどの5〜6員の
環状アミノなど)、エステル化またはアミド化されてい
てもよいカルボキシル基(例、カルボキシル、C1-4
ルコキシカルボニル、カルバモイル、モノC1-4アルキルカルハ゛
モイル、シ゛C1-4アルキルカルバモイルなど)、ハロゲン化さ
れていてもよいC1-4アルキル(例、トリフルオロメチ
ル、メチル、エチルなど)、ハロゲン化されていてもよ
いC1-4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポ
キシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロ
エトキシなど)、ホルミル、C2-4アルカノイル(例、
アセチル、プロピオニルなど)、C1-4アルキルスルホ
ニル(例、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)
などが好ましく、とりわけハロゲン、ハロゲン化されて
いてもよいC1-4アルキル、ハロゲン化されていてもよ
いC1-4アルコキシが好ましく、置換基の数としては、
1〜3個が好ましい。上記式(I)中、nは1または2
(好ましくは2)を示す。
【0020】上記式(I)中、Zで示される2価の基
は、置換基を有していてもよい鎖長1ないし4原子の炭
素鎖を有する2価の基(例、C1-4アルキレン、C2-4
ルケニレンなど、好ましくは、C1-3アルキレン、さら
に好ましくはメチレン)などが挙げられる。Zで示され
る2価の基としては、直鎖部分を構成する原子数が1な
いし4原子である2価の鎖であればいずれでもよく、例
えば−(CH2)k1−(k1は1〜4の整数)で表されるア
ルキレン鎖、−(CH2)k2−(CH=CH)−(CH2)k3
(k2およびk3は同一または異なって0,1または2を
示す。但し、k2とk3との和は2以下である)で表され
るアルケニレン鎖などが挙げられる。Zで示される2価
の基が有する置換基としては、直鎖部分を構成する2価
の鎖に結合可能なものであればいずれでもよいが、例え
ば、炭素数1〜6の低級アルキル(例、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s
ec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペン
チル、ネオペンチル、ヘキシルなど)、低級(C3-7
シクロアルキル(例、シクロプロピル、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルな
ど)、ホルミル、低級(C2-7)アルカノイル(例、ア
セチル、プロピオニル、ブチリルなど)、エステル化さ
れていてもよいホスホノ基、エステル化されていてもよ
いカルボキシル基、水酸基、オキソなどが挙げられ、好
ましくは、炭素数1〜6の低級アルキル(好ましくは、
1-3アルキル)、水酸基、オキソなどが挙げられる。
【0021】該エステル化されていてもよいホスホノ基
としては、P(O)(OR7)(OR8)[式中、R7およびR8
はそれぞれ水素、炭素数1〜6のアルキル基または炭素
数3〜7のシクロアルキル基を示し、R7およびR8は互
いに結合して5〜7員環を形成していてもよい]で表さ
れるものが挙げられる。上記式中、R7およびR8で表さ
れる炭素数1〜6のアルキル基としては、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s
ec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペン
チル、ネオペンチル、ヘキシルなどが挙げられ、炭素数
3〜7のシクロアルキルとしては、シクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロ
ヘプチルなどが挙げられるが、好ましくは、鎖状の炭素
数1〜6の低級アルキル、さらに好ましくは炭素数1〜
3の低級アルキルが挙げられる。R7およびR8として
は、同一であっても異なっていてもよいが、同一である
ことが好ましい。また、R7およびR8は互いに結合して
5〜7員環を形成する場合、R7とR8とが互いに結合し
て、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−(CH2)4−で表さ
れる直鎖状のC2-4アルキレン側鎖を形成する。該側鎖
は置換基を有していてもよく、例えばかかる置換基とし
ては、水酸基、ハロゲンなどが挙げられる。該エステル
化されていてもよいカルボキシル基のエステル体として
は、カルボキシル基と炭素数1〜6のアルキル基または
炭素数3〜7のシクロアルキル基とが結合したもの、例
えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポ
キシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシ
カルボニル、イソブトキシカルボニル、sec−ブトキ
シカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、ペンチ
ルオキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニル等が挙
げられる。
【0022】Zで示される2価の基としては、置換され
ていてもよいC1-3アルキレン、なかでもC1-3アルキ
ル、水酸基またはオキソで置換されていてもよいC1-3
アルキレンが好ましい。さらに、Zで示される2価の基
としては、ベンゼン環を起点として−Z’−(CH2n
−または−(CH2n'−Z’−(Z'は−CH(OH)
−、−C(O)−または−CH2−を示し、n’は0〜
2の整数を示し、各メチレン基は1〜2個の同一または
異なった置換基を有していてもよい)で表される基、な
かでも、ベンゼン環を起点として−Z’−(CH2n'
−(Z'は−CH(OH)−、−C(O)−または−C
2−を示し、n’は0〜2の整数(好ましくは、n’
は0を示す)を示し、各メチレン基は1〜2個の同一ま
たは異なった置換基を有していてもよい)で表される
基、とりわけ、メチレンが好ましい。上記式(I)中、
2で示される「置換されていてもよく、窒素原子が4
級アンモニウム化されていてもよいアミノ基(好ましく
は、置換されていてもよいアミノ基)」の「アミノ基」
としては、1〜2個の置換基を有していてもよいアミノ
基、3個の置換基を有し、窒素原子が4級アンモニウム
化されているアミノ基などが挙げられる。窒素原子上の
置換基が2個以上である場合、それらの置換基は同一で
あっても異なっていてもよく、窒素原子上の置換基が3
個である場合、−N+3、−N+2R’および−N+
R’R''(R、R’およびR'' はそれぞれ異なって、
水素または置換基を示す)のいずれのタイプのアミノ基
であってもよい。また、窒素原子が4級アンモニウム化
されているアミノ基のカウンター・アニオンとしては、
ハロゲン原子の陰イオン(例、Cl-、Br-、I-
ど)などの他に、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン
酸などの無機酸から誘導される陰イオン、ギ酸、酢酸、
トリフルオロ酢酸、フマル酸、シュウ酸、酒石酸、マレ
イン酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、メタンスルホ
ン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸など
の有機酸から誘導される陰イオン、アスパラギン酸、グ
ルタミン酸などの酸性アミノ酸から誘導される陰イオン
などが挙げられるが、なかでも、Cl-、Br-、I-
どが好ましい。
【0023】該アミノ基の置換基としては、 (1)置換されていてもよいアルキル(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシルなどのC1-10アルキル、好まし
くは低級(C1-6)アルキルなどが挙げられる); (2)置換されていてもよいシクロアルキル(例えば、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチルなどのC
3-8シクロアルキルなどが挙げられる); (2−1)該シクロアルキルは、硫黄原子、酸素原子お
よび窒素原子から選ばれるヘテロ原子を1個含有し、オ
キシラン、チオラン、アジリジン、テトラヒドロフラ
ン、テトラヒドロチオフェン、ピロリジン、テトラヒド
ロピラン、テトラヒドロチオピラン、テトラヒドロチオ
ピラン 1−オキシド、ピペリジンなど(好ましくは、
6員環のテトラヒドロピラン、テトラヒドロチオピラ
ン、ピペリジンなど)を形成していてもよく、アミノ基
との結合位置は3位または4位(好ましくは、4位)が
好ましい; (2−2)また、該シクロアルキルは、ベンゼン環と縮
合し、インダン、テトラヒドロナフタレンなど(好まし
くは、インダンなど)を形成していてもよく;(2−
3)さらに、該シクロアルキルは、炭素数1〜2の直鎖
状の原子鎖を介して架橋し、ビシクロ[2.2.1]ヘ
プチル、ビシクロ[2.2.2]オクチル、ビシクロ
[3.2.1]オクチル、ビシクロ[3.2.2]ノニ
ルなど(好ましくは、炭素数1〜2の直鎖状の原子鎖を
介した架橋を有するシクロヘキシルなど、さらに好まし
くは、ビシクロ[2.2.1]ヘプチルなど)の架橋環
式炭化水素残基を形成していてもよい; (3)置換されていてもよいアルケニル(例えば、アリ
ル(allyl)、クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニ
ルなど炭素数2〜10のアルケニル、好ましくは低級
(C2-6)アルケニルなどが挙げられる); (4)置換されていてもよいシクロアルケニル(例え
ば、2−シクロペンテニル、2−シクロヘキセニル、2
−シクロペンテニルメチル、2−シクロヘキセニルメチ
ルなど炭素数3〜7のシクロアルケニルなどが挙げられ
る); (5)置換されていてもよいアラルキル(例えば、フェ
ニル−C1-4アルキル(例、ベンジル、フェネチルな
ど)などが挙げられる); (6)ホルミルまたは置換されていてもよいアシル(例
えば、炭素数2〜4のアルカノイル(例、アセチル、プ
ロピオニル、ブチリル、イソブチリルなど)、炭素数1
〜4のアルキルスルホニル(例、メタンスルホニル、エ
タンスルホニルなど)などが挙げられる); (7)置換されていてもよいアリール(例えば、フェニ
ル、ナフチルなど); (8)置換されていてもよい複素環基(例えば、フラ
ン、チオフェン、ピロール、イミダゾール、ピラゾー
ル、チアゾール、オキサゾール、イソチアゾール、イソ
キサゾール、テトラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリ
ミジン、ピリダジン、トリアゾールなどの窒素原子、硫
黄原子および酸素原子から選ばれた1〜2種のヘテロ原
子1〜4個を含有する5〜6員の芳香族複素環、テトラ
ヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、ジチオラン、
オキサチオラン、ピロリジン、ピロリン、イミダゾリジ
ン、イミダゾリン、ピラゾリジン、ピラゾリン、ピペリ
ジン、ピペラジン、オキサジン、オキサジアジン、チア
ジン、チアジアジン、モルホリン、チオモルホリン、ピ
ラン、テトラヒドロピランなどの窒素原子、硫黄原子お
よび酸素原子から選ばれた1〜2種のヘテロ原子1〜4
個を含有する5〜6員の非芳香族複素環など;好ましく
は、5〜6員の非芳香族複素環など;さらに好ましく
は、テトラヒドロフラン、ピペリジン、テトラヒドロピ
ラン、テトラヒドロチオピランなどの1個のヘテロ原子
を含有する5〜6員の非芳香族複素環など)などの置換
基が挙げられる。また、該アミノ基の置換基同士が結合
して、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、チオモル
ホリンなどの5〜7員の環状アミノを形成していてもよ
い。
【0024】上記した(1)置換されていてもよいアル
キル、(2)置換されていてもよいシクロアルキル、
(3)置換されていてもよいアルケニル、(4)置換さ
れていてもよいシクロアルケニル、(5)置換されてい
てもよいアラルキル、(6)置換されていてもよいアシ
ル、(7)置換されていてもよいアリール、および
(8)置換されていてもよい複素環基が有していてもよ
い置換基としては、ハロゲン(例、フッ素,塩素、臭
素、ヨウ素など)、ハロゲン化されていてもよい低級
(C1-4)アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-4
アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブ
トキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシ
など)、C1-4アルキレンジオキシ(例、−O−CH2
O−、−O−CH2-CH2−O−など)、ホルミル、C2-4
アルカノイル(例、アセチル、プロピオニルなど)、C
1-4アルキルスルホニル(例、メタンスルホニル、エタ
ンスルホニルなど)、フェニル−低級(C1-4)アルキ
ル、C3-7シクロアルキル、シアノ、ニトロ、水酸基、
置換されていてもよいチオール基(例、チオール、C
1-4アルキルチオなど)、置換されていてもよいアミノ
基(例、アミノ、モノC1-4アルキルアミノ、ジC1-4
ルキルアミノ、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピ
ペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イ
ミダゾールなどの5〜6員の環状アミノなど)、エステ
ル化またはアミド化されていてもよいカルボキシル基
(例、カルボキシル、C1-4アルコキシカルボニル、カ
ルバモイル、モノC1-4アルキルカルバモイル、ジC1-4
アルキルカルバモイルなど)、低級(C1-4)アルコキ
シ−カルボニル、オキソ基(好ましくは、ハロゲン、ハ
ロゲン化されていてもよい低級(C1-4)アルキル、ハ
ロゲン化されていてもよい低級(C1-4)アルコキシ、
フェニル−低級(C1-4)アルキル、C3-7シクロアルキ
ル、シアノ、水酸基など)などが挙げられ、置換基の数
としては、1〜3個が好ましい。上記式(I)中、R2
で示される「置換されていてもよく、窒素原子が4級ア
ンモニウム化されていてもよいアミノ基」としては、 (1)ハロゲン、シアノ、水酸基またはC3-7シクロア
ルキルを1〜3個有していてもよい直鎖または分枝状の
低級(C1-6)アルキル; (2)ハロゲン、ハロゲン化されていてもよい低級(C
1-4)アルキルまたはフェニル−低級(C1-4)アルキル
を1〜3個有していてもよく、硫黄原子、酸素原子およ
び窒素原子から選ばれるヘテロ原子を1個含有していて
もよく、ベンゼン環と縮合していてもよく、炭素数1〜
2の直鎖状の原子鎖を介して架橋していてもよいC5-8
シクロアルキル(例、それぞれ置換されていてもよいシ
クロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シク
ロオクチル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチア
ピラニル、ピペリジニル、インダニル、テトラヒドロナ
フタレニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチルなど); (3)ハロゲン、ハロゲン化されていてもよい低級(C
1-4)アルキルまたはハロゲン化されていてもよい低級
(C1-4)アルコキシを1〜3個有していてもよいフェ
ニル−低級(C1-4)アルキル; (4)ハロゲン、ハロゲン化されていてもよい低級(C
1-4)アルキルまたはハロゲン化されていてもよい低級
(C1-4)アルコキシを1〜3個有していてもよいフェ
ニル;および (5)ハロゲン、ハロゲン化されていてもよい低級(C
1-4)アルキル、ハロゲン化されていてもよい低級(C
1-4)アルコキシ、ハロゲン化されていてもよい低級
(C1-4)アルコキシ−低級(C1-4)アルコキシ、フェ
ニル−低級(C1-4)アルキル、シアノまたは水酸基を
1〜3個有していてもよい5〜6員の芳香族複素環
(例、フラン、チオフェン、ピロール、ピリジンなど)
から選ばれる置換基を1〜3個(好ましくは、1〜2
個)有していてもよいアミノ基が好ましい。
【0025】上記式(I)中、「置換されていてもよ
く、環構成原子として硫黄原子または酸素原子を含有し
ていてもよく、窒素原子が4級アンモニウム化されてい
てもよい含窒素複素環基(好ましくは、置換されていて
もよく、環構成原子として硫黄原子または酸素原子を含
有していてもよい含窒素複素環基)」の「含窒素複素
環」としては、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、
チアゾール、オキサゾール、イソチアゾール、イソキサ
ゾール、テトラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジ
ン、ピリダジン、トリアゾールなどの1個の窒素原子の
他に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれた1
〜2種のヘテロ原子1〜3個を含有する5〜6員の芳香
族複素環、ピロリジン、ピロリン、イミダゾリジン、イ
ミダゾリン、ピラゾリジン、ピラゾリン、ピペリジン、
ピペラジン、オキサジン、オキサジアジン、チアジン、
チアジアジン、モルホリン、チオモルホリン、アザシク
ロヘプタン、アザシクロオクタン(アゾカン)などの1
個の窒素原子の他に窒素原子、硫黄原子および酸素原子
から選ばれた1〜2種のヘテロ原子1〜3個を含有する
5〜8員の非芳香族複素環などが挙げられ、これらの含
窒素複素環は、炭素数1〜2の直鎖状の原子鎖を介して
架橋し、アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン、アザビ
シクロ[2.2.2]オクタン(キヌクリジン)など
(好ましくは、炭素数1〜2の直鎖状の原子鎖を介した
架橋を有するピペリジンなど)の架橋環式含窒素複素環
を形成していてもよい。上記した含窒素複素環の具体例
のなかでも、ピリジン、イミダゾール、ピロリジン、ピ
ペリジン、ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、
アザビシクロ[2.2.2]オクタン(好ましくは、6
員環)が好ましい。
【0026】該「含窒素複素環」の窒素原子は、4級ア
ンモニウム化されていてもよく、あるいは酸化されてい
てもよい。該「含窒素複素環」の窒素原子が4級アンモ
ニウム化されている場合、「窒素原子が4級アンモニウ
ム化されている含窒素複素環基」のカウンター・アニオ
ンとしては、ハロゲン原子の陰イオン(例、Cl-、B
-、I-など)などの他に、塩酸、臭化水素酸、硝酸、
硫酸、リン酸などの無機酸から誘導される陰イオン、ギ
酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フマル酸、シュウ酸、酒
石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、メ
タンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスル
ホン酸などの有機酸から誘導される陰イオン、アスパラ
ギン酸、グルタミン酸などの酸性アミノ酸から誘導され
る陰イオンなどが挙げられるが、なかでも、Cl-、B
-、I-などが好ましい。該「含窒素複素環」は、炭素
原子または窒素原子のいずれを介してZで示される二価
の基に結合していてもよく、2−ピリジル、3−ピリジ
ル、2−ピペリジニルなどのように炭素原子を介して結
合していてもよいが、
【化23】 などのように窒素原子を介して結合するのが好ましい。
【0027】該「含窒素複素環」が有していてもよい置
換基としては、ハロゲン(例、フッ素,塩素、臭素、ヨ
ウ素など)、置換されていてもよい低級(C1-4)アル
キル、置換されていてもよい低級(C1-4)アルコキ
シ、置換されていてもよいフェニル、置換されていても
よいモノまたはジフェニル−低級(C1-4)アルキル、
置換されていてもよいC3-7シクロアルキル、シアノ、
ニトロ、水酸基、置換されていてもよいチオール基
(例、チオール、C1-4アルキルチオなど)、置換され
ていてもよいアミノ基(例、アミノ、モノC1-4アルキ
ルアミノ、ジC1-4アルキルアミノ、テトラヒドロピロ
ール、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオモル
ホリン、ピロール、イミダゾールなどの5〜6員の環状
アミノなど)、エステル化またはアミド化されていても
よいカルボキシル基(例、カルボキシル、C1-4アルコ
キシカルボニル、カルバモイル、モノC1-4アルキルカ
ルバモイル、ジC1-4アルキルカルバモイルなど)、低
級(C1-4)アルコキシ−カルボニル、ホルミル、低級
(C2-4)アルカノイル、低級(C1-4)アルキルスルホ
ニル、置換されていてもよい複素環基(例えば、フラ
ン、チオフェン、ピロール、イミダゾール、ピラゾー
ル、チアゾール、オキサゾール、イソチアゾール、イソ
キサゾール、テトラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリ
ミジン、ピリダジン、トリアゾールなどの窒素原子、硫
黄原子および酸素原子から選ばれた1〜2種のヘテロ原
子1〜4個を含有する5〜6員の芳香族複素環、テトラ
ヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、ジチオラン、
オキサチオラン、ピロリジン、ピロリン、イミダゾリジ
ン、イミダゾリン、ピラゾリジン、ピラゾリン、ピペリ
ジン、ピペラジン、オキサジン、オキサジアジン、チア
ジン、チアジアジン、モルホリン、チオモルホリン、ピ
ラン、テトラヒドロピラン、テトラヒドロチオピランな
どの窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれた1
〜2種のヘテロ原子1〜4個を含有する5〜6員の非芳
香族複素環などが挙げられ、置換基の数としては、1〜
3個が好ましい。また、該「含窒素複素環」の窒素原子
は酸化されていてもよい。該「含窒素複素環」が有して
いてもよい置換基としての「置換されていてもよい低級
(C1-4)アルキル」、「置換されていてもよい低級
(C1-4)アルコキシ」、「置換されていてもよいフェ
ニル」、「置換されていてもよいモノまたはジフェニル
−低級(C1-4)アルキル」、「置換されていてもよい
3-7シクロアルキル」および「置換されていてもよい
複素環基」がそれぞれ有していてもよい置換基として
は、例えば、ハロゲン(例、フッ素,塩素、臭素、ヨウ
素など)、ハロゲン化されていてもよい低級(C1-4
アルキル、低級(C3-10)シクロアルキル、低級(C
3-10)シクロアルケニル、ハロゲン化されていてもよい
1-4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキ
シ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロエ
トキシなど)、ホルミル、C2-4アルカノイル(例、ア
セチル、プロピオニルなど)、C1-4アルキルスルホニ
ル(例、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)、
1-3アルキレンジオキシ(例、メチレンジオキシ、エ
チレンジオキシなど)、シアノ、ニトロ、水酸基、置換
されていてもよいチオール基(例、チオール、C1-4
ルキルチオなど)、置換されていてもよいアミノ基
(例、アミノ、モノC1-4アルキルアミノ、ジC1-4アル
キルアミノ、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペ
リジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミ
ダゾールなどの5〜6員の環状アミノなど)、エステル
化またはアミド化されていてもよいカルボキシル基
(例、カルボキシル、C1-4アルコキシカルボニル、カ
ルバモイル、モノC1-4アルキルカルバモイル、ジC1-4
アルキルカルバモイルなど)、低級(C1-4)アルコキ
シ−カルボニルなどが挙げられ、置換基の数としては、
1〜3個が好ましい。
【0028】上記式(I)中、「置換されていてもよ
く、環構成原子として硫黄原子または酸素原子を含有し
ていてもよく、窒素原子が4級アンモニウム化されてい
てもよい含窒素複素環基」の「含窒素複素環」が有して
いてもよい置換基としては、(1)ハロゲン、(2)シ
アノ、(3)水酸基、(4)カルボキシル基、(5)低
級(C1-4)アルコキシ−カルボニル、(6)ハロゲ
ン、水酸基または低級(C1-4)アルコキシで置換され
ていてもよい低級(C1-4)アルキル、(7)ハロゲ
ン、水酸基または低級(C1-4)アルコキシで置換され
ていてもよい低級(C1-4)アルコキシ、(8)ハロゲ
ン、低級(C1-4)アルキル、水酸基、低級(C1-4)ア
ルコキシまたはC1-3アルキレンジオキシで置換されて
いてもよいフェニル、(9)ハロゲン、低級(C1-4
アルキル、水酸基、低級(C1-4)アルコキシまたはC
1-3アルキレンジオキシで置換されていてもよいモノま
たはジフェニル−低級(C1-4)アルキル、(10)フ
ラン、チオフェン、ピロール、ピリジンなどの5〜6員
の芳香族複素環などが好ましい。
【0029】上記式(I)中、R2で示される「硫黄原
子を介して結合する基」としては、式−S(O)m'−RS
(式中、m’は0〜2の整数を示し、RSは置換基を示
す)で表される基が挙げられる。上記式中、RSで示さ
れる置換基としては、例えば (1)置換されていてもよいアルキル(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシルなどのC1-10アルキル、好まし
くは低級(C1-6)アルキルなどが挙げられる); (2)置換されていてもよいシクロアルキル(例えば、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチルなどのC3-7シクロアルキ
ルなどが挙げられる); (3)置換されていてもよいアラルキル(例えば、フェ
ニル−C1-4アルキル(例、ベンジル、フェネチルな
ど)などが挙げられる); (4)置換されていてもよいアリール(例えば、フェニ
ル、ナフチルなどが挙げられる)などが好ましく、上記
した(1)置換されていてもよいアルキル、(2)置換
されていてもよいシクロアルキル、(3)置換されてい
てもよいアラルキル、および(4)置換されていてもよ
いアリールが有していてもよい置換基としては、ハロゲ
ン(例、フッ素,塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、
シアノ、水酸基、置換されていてもよいチオール基
(例、チオール、C1-4アルキルチオなど)、置換され
ていてもよいアミノ基(例、アミノ、モノC1-4アルキ
ルアミノ、ジC1-4アルキルアミノ、テトラヒドロピロ
ール、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオモル
ホリン、ピロール、イミダゾールなどの5〜6員の環状
アミノなど)、エステル化またはアミド化されていても
よいカルボキシル基(例、カルボキシル、C1-4アルコ
キシカルボニル、カルバモイル、モノC1-4アルキルカ
ルバモイル、ジC1-4アルキルカルバモイルなど)、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-4アルキル(例、トリフ
ルオロメチル、メチル、エチルなど)、ハロゲン化され
ていてもよいC1-4アルコキシ(例、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ、ト
リフルオロエトキシなど)、ホルミル、C2-4アルカノ
イル(例、アセチル、プロピオニルなど)、C1-4アル
キルスルホニル(例、メタンスルホニル、エタンスルホ
ニルなど)などが挙げられ、置換基の数としては、1〜
3個が好ましい。
【0030】上記式(I)中、R2で示される「式
【化24】 (式中、kは0または1を示し、kが0の時、燐原子は
ホスホニウム塩を形成していてもよく(好ましくは、ホ
スホニウム塩を形成しない)、R5およびR6はそれぞれ
置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよ
い水酸基または置換されていてもよいアミノ基(好まし
くは、置換されていてもよい炭化水素基または置換され
ていてもよいアミノ基)を示し、R5およびR6は互いに
結合して隣接する燐原子とともに環状基を形成していて
もよい)で表される基」において、R5およびR6で示さ
れる置換されていてもよい炭化水素基における「炭化水
素基」としては、 (1)置換されていてもよいアルキル(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシルなどのC1-10アルキル、好まし
くは低級(C1-6)アルキルなどが挙げられる); (2)置換されていてもよいシクロアルキル(例えば、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチルなどのC3-7シクロアルキ
ルなどが挙げられる); (3)置換されていてもよいアルケニル(例えば、アリ
ル(allyl)、クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニ
ルなどの炭素数2〜10のアルケニル、好ましくは低級
(C2-6)アルケニルなどが挙げられる); (4)置換されていてもよいシクロアルケニル(例え
ば、2−シクロペンテニル、2−シクロヘキセニル、2
−シクロペンテニルメチル、2−シクロヘキセニルメチ
ルなど炭素数3〜7のシクロアルケニルなどが挙げられ
る); (5)置換されていてもよいアルキニル(例えば、エチ
ニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニ
ル、2−ペンチニル、3−ヘキシニルなどの炭素数2〜
10のアルキニル、好ましくは低級(C2-6)アルキニ
ルなどが挙げられる); (6)置換されていてもよいアラルキル(例えば、フェ
ニル−C1-4アルキル(例、ベンジル、フェネチルな
ど)などが挙げられる); (7)置換されていてもよいアリール(例えば、フェニ
ル、ナフチルなどが挙げられる)などが挙げられ、上記
した(1)置換されていてもよいアルキル、(2)置換
されていてもよいシクロアルキル、(3)置換されてい
てもよいアルケニル、(4)置換されていてもよいシク
ロアルケニル、(5)置換されていてもよいアルキニ
ル、(6)置換されていてもよいアラルキル、および
(7)置換されていてもよいアリールが有していてもよ
い置換基としては、ハロゲン(例、フッ素,塩素、臭
素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、水酸基、置換され
ていてもよいチオール基(例、チオール、C1-4アルキ
ルチオなど)、置換されていてもよいアミノ基(例、ア
ミノ、モノC1-4アルキルアミノ、ジC1-4アルキルアミ
ノ、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペリジン、
モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾール
などの5〜6員の環状アミノなど)、エステル化または
アミド化されていてもよいカルボキシル基(例、カルボ
キシル、C1-4アルコキシカルボニル、カルバモイル、
モノC1-4アルキルカルバモイル、ジC1-4アルキルカル
バモイルなど)、ハロゲン化されていてもよいC1-4
ルキル(例、トリフルオロメチル、メチル、エチルな
ど)、ハロゲン化されていてもよいC1-4アルコキシ
(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ト
リフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシなど)、ホ
ルミル、C2-4アルカノイル(例、アセチル、プロピオ
ニルなど)、C1-4アルキルスルホニル(例、メタンス
ルホニル、エタンスルホニルなど)などが挙げられ、置
換基の数としては、1〜3個が好ましい。
【0031】R5およびR6で示される「置換されていて
もよい水酸基」としては、例えば、 (1)置換されていてもよいアルキル(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシルなどのC1-10アルキル、好まし
くは低級(C1-6)アルキルなどが挙げられる); (2)置換されていてもよいシクロアルキル(例えば、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチルなどのC3-7シクロアルキ
ルなどが挙げられる); (3)置換されていてもよいアルケニル(例えば、アリ
ル(allyl)、クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニ
ルなど炭素数2〜10のアルケニル、好ましくは低級
(C2-6)アルケニルなどが挙げられる); (4)置換されていてもよいシクロアルケニル(例え
ば、2−シクロペンテニル、2−シクロヘキセニル、2
−シクロペンテニルメチル、2−シクロヘキセニルメチ
ルなど炭素数3〜7のシクロアルケニルなどが挙げられ
る); (5)置換されていてもよいアラルキル(例えば、フェ
ニル−C1-4アルキル(例、ベンジル、フェネチルな
ど)などが挙げられる); (6)ホルミルまたは置換されていてもよいアシル(例
えば、炭素数2〜4のアルカノイル(例、アセチル、プ
ロピオニル、ブチリル、イソブチリルなど)、炭素数1
〜4のアルキルスルホニル(例、メタンスルホニル、エ
タンスルホニルなど)などが挙げられる); (7)置換されていてもよいアリール(例えば、フェニ
ル、ナフチルなどが挙げられる)などを有していてもよ
い水酸基などが挙げられる。
【0032】上記した(1)置換されていてもよいアル
キル、(2)置換されていてもよいシクロアルキル、
(3)置換されていてもよいアルケニル、(4)置換さ
れていてもよいシクロアルケニル、(5)置換されてい
てもよいアラルキル、(6)置換されていてもよいアシ
ル、および(7)置換されていてもよいアリールが有し
ていてもよい置換基としては、ハロゲン(例、フッ素,
塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、水酸基、
置換されていてもよいチオール基(例、チオール、C
1-4アルキルチオなど)、置換されていてもよいアミノ
基(例、アミノ、モノC1-4アルキルアミノ、ジC1-4
ルキルアミノ、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピ
ペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イ
ミダゾールなどの5〜6員の環状アミノなど)、エステ
ル化またはアミド化されていてもよいカルボキシル基
(例、カルボキシル、C1-4アルコキシカルボニル、カ
ルバモイル、モノC1-4アルキルカルバモイル、ジC1-4
アルキルカルバモイルなど)、ハロゲン化されていても
よいC1-4アルキル(例、トリフルオロメチル、メチ
ル、エチルなど)、ハロゲン化されていてもよいC1-4
アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブ
トキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシ
など)、ホルミル、C2-4アルカノイル(例、アセチ
ル、プロピオニルなど)、C1-4アルキルスルホニル
(例、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)など
が挙げられ、置換基の数としては、1〜3個が好まし
い。R5およびR6で示される置換されていてもよいアミ
ノ基としては、 (1)置換されていてもよいアルキル(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシルなどのC1-10アルキル、好まし
くは低級(C1-6)アルキルなどが挙げられる); (2)置換されていてもよいシクロアルキル(例えば、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチルなどのC3-7シクロアルキ
ルなどが挙げられる); (3)置換されていてもよいアルケニル(例えば、アリ
ル(allyl)、クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニ
ルなど炭素数2〜10のアルケニル、好ましくは低級
(C2-6)アルケニルなどが挙げられる); (4)置換されていてもよいシクロアルケニル(例え
ば、2−シクロペンテニル、2−シクロヘキセニル、2
−シクロペンテニルメチル、2−シクロヘキセニルメチ
ルなど炭素数3〜7のシクロアルケニルなどが挙げられ
る); (5)ホルミルまたは置換されていてもよいアシル(例
えば、炭素数2〜4のアルカノイル(例、アセチル、プ
ロピオニル、ブチリル、イソブチリルなど)、炭素数1
〜4のアルキルスルホニル(例、メタンスルホニル、エ
タンスルホニルなど)などが挙げられる); (6)置換されていてもよいアリール(例えば、フェニ
ル、ナフチルなどが挙げられる)などを1〜2個有して
いてもよいアミノ基などが挙げられる。
【0033】上記した(1)置換されていてもよいアル
キル、(2)置換されていてもよいシクロアルキル、
(3)置換されていてもよいアルケニル、(4)置換さ
れていてもよいシクロアルケニル、(5)置換されてい
てもよいアシル、および(6)置換されていてもよいア
リールが有していてもよい置換基としては、ハロゲン
(例、フッ素,塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、シ
アノ、水酸基、置換されていてもよいチオール基(例、
チオール、C1-4アルキルチオなど)、置換されていて
もよいアミノ基(例、アミノ、モノC1-4アルキルアミ
ノ、ジC1-4アルキルアミノ、テトラヒドロピロール、
ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリ
ン、ピロール、イミダゾールなどの5〜6員の環状アミ
ノなど)、エステル化またはアミド化されていてもよい
カルボキシル基(例、カルボキシル、C1-4アルコキシ
カルボニル、カルバモイル、モノC1-4アルキルカルバ
モイル、ジC1-4アルキルカルバモイルなど)、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-4アルキル(例、トリフルオ
ロメチル、メチル、エチルなど)、ハロゲン化されてい
てもよいC1-4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、
プロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ、トリフ
ルオロエトキシなど)、ホルミル、C2-4アルカノイル
(例、アセチル、プロピオニルなど)、C1-4アルキル
スルホニル(例、メタンスルホニル、エタンスルホニル
など)などが挙げられ、置換基の数としては、1〜3個
が好ましい。また、上記式中、R5およびR6は互いに結
合して隣接する燐原子とともに環状基(好ましくは、5
〜7員環)を形成していてもよい。かかる環状基は、置
換基を有していてもよく、当該置換基としては、ハロゲ
ン(例、フッ素,塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、
シアノ、水酸基、置換されていてもよいチオール基
(例、チオール、C1-4アルキルチオなど)、置換され
ていてもよいアミノ基(例、アミノ、モノC1-4アルキ
ルアミノ、ジC1-4アルキルアミノ、テトラヒドロピロ
ール、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、チオモル
ホリン、ピロール、イミダゾールなどの5〜6員の環状
アミノなど)、エステル化またはアミド化されていても
よいカルボキシル基(例、カルボキシル、C1-4アルコ
キシカルボニル、カルバモイル、モノC1-4アルキルカ
ルバモイル、ジC1-4アルキルカルバモイルなど)、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-4アルキル(例、トリフ
ルオロメチル、メチル、エチルなど)、ハロゲン化され
ていてもよいC1-4アルコキシ(例、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメトキシ、ト
リフルオロエトキシなど)、ホルミル、C2-4アルカノ
イル(例、アセチル、プロピオニルなど)、C1-4アル
キルスルホニル(例、メタンスルホニル、エタンスルホ
ニルなど)などが挙げられ、置換基の数としては、1〜
3個が好ましい。上記式中、燐原子がホスホニウム塩を
形成する場合のカウンター・アニオンとしては、ハロゲ
ン原子の陰イオン(例、Cl-、Br-、I-など)など
の他に、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸などの
無機酸から誘導される陰イオン、ギ酸、酢酸、トリフル
オロ酢酸、フマル酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、
クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、ベ
ンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸などの有機酸
から誘導される陰イオン、アスパラギン酸、グルタミン
酸などの酸性アミノ酸から誘導される陰イオンなどが挙
げられるが、なかでも、Cl-、Br-、I-などが好ま
しい。
【0034】R2としては、(1)置換されていてもよ
く、窒素原子が4級アンモニウム化されていてもよいア
ミノ基(好ましくは、置換されていてもよいアミノ
基)、(2)置換されていてもよく、環構成原子として
硫黄原子または酸素原子を含有していてもよく、窒素原
子が4級アンモニウム化されていてもよい含窒素複素環
基(好ましくは、置換されていてもよく、環構成原子と
して硫黄原子または酸素原子を含有していてもよい含窒
素複素環基)、(3)式
【化25】 (式中、R5およびR6はそれぞれ置換されていてもよい
炭化水素基を示し、RおよびRは互いに結合して隣
接する燐原子とともに環状基を形成していてもよい)で
表される基などが好ましい。
【0035】R2としては、(1)置換されていてもよ
く、窒素原子が4級アンモニウム化されていないアミノ
基が好ましく、式−NRR'で表される基(式中、Rお
よびR’はそれぞれ置換されていてもよい脂肪族炭化水
素基(脂肪族鎖式炭化水素基および脂肪族環式炭化水素
基)または置換されていてもよい脂環式(非芳香族)複
素環基を示す)がさらに好ましい。上記式中、Rおよび
R’で示される「置換されていてもよい脂肪族炭化水素
基」および「置換されていてもよい脂環式複素環基」と
しては、置換基R2で示される「置換されていてもよい
アミノ基」が有していてもよい置換基として例示された
「置換されていてもよい脂肪族炭化水素基(例、それぞ
れ置換されていてもよいアルキル、シクロアルキル、ア
ルケニル、シクロアルケニルなど)」および「置換され
ていてもよい脂環式複素環基(例、置換されていてもよ
い5〜6員の非芳香族複素環など)」と同様なものが挙
げられる。なかでも、Rとしては、置換されていてもよ
い鎖状炭化水素基(例、それぞれ置換されていてもよい
アルキル、アルケニルなど)が好ましく、置換されてい
てもよいC1-6アルキル基がさらに好ましく、とりわけ
置換されていてもよいメチル基が好ましい。R’として
は、置換されていてもよい鎖状炭化水素基(例、それぞ
れ置換されていてもよいアルキル、アルケニルなど;好
ましくは、置換されていてもよいC1-6アルキル基;さ
らに好ましくは、置換されていてもよいエチル基)、置
換されていてもよい脂環式炭化水素基(例、それぞれ置
換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルケニル
など;好ましくは、置換されていてもよいC3-8シクロ
アルキル基;さらに好ましくは置換されていてもよいシ
クロヘキシル)または置換されていてもよい脂環式複素
環基(好ましくは、置換されていてもよい飽和の複素環
基(好ましくは6員環基);さらに好ましくは、置換さ
れていてもよいテトラヒドロピラニル、置換されていて
もよいテトラヒドロチオピラニルまたは置換されていて
もよいピペリジル;とりわけ好ましくは、置換されてい
てもよいテトラヒドロピラニル)が好ましく、なかで
も、置換されていてもよい脂環式炭化水素基、置換され
ていてもよい脂環式複素環基などが好ましい。
【0036】本発明の式(I)で表される化合物の塩と
しては、薬理学的に許容される塩が好ましく、例えば無
機塩基との塩、有機塩基との塩、無機酸との塩、有機酸
との塩、塩基性または酸性アミノ酸との塩などが挙げら
れる。無機塩基との塩の好適な例としては、例えばナト
リウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩;カルシウ
ム塩、マグネシウム塩などのアルカリ土類金属塩;なら
びにアルミニウム塩、アンモニウム塩などが挙げられ
る。有機塩基との塩の好適な例としては、例えばトリメ
チルアミン、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、ジシクロヘキシルアミン、N,N'-ジベンジ
ルエチレンジアミンなどとの塩が挙げられる。無機酸と
の塩の好適な例としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硝
酸、硫酸、リン酸などとの塩が挙げられる。有機酸との
塩の好適な例としては、例えばギ酸、酢酸、トリフルオ
ロ酢酸、フマル酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、ク
エン酸、コハク酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、ベン
ゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸などとの塩が挙
げられる。塩基性アミノ酸との塩の好適な例としては、
例えばアルギニン、リジン、オルニチンなどとの塩が挙
げられ、酸性アミノ酸との塩の好適な例としては、例え
ばアスパラギン酸、グルタミン酸などとの塩が挙げられ
る。本発明の式(I)で表される化合物は、水和物であ
ってもよく、非水和物であってもよい。また、本発明の
式(I)で表される化合物が、コンフィグレーショナル
・アイソマー(配置異性体)、ジアステレオーマー、コ
ンフォーマーなどとして存在する場合には、所望によ
り、自体公知の分離・精製手段でそれぞれを単離するこ
とができる。また、式(I)で表される化合物がラセミ
体である場合には、通常の光学分割手段により、(S)
体、(R)体に分離することができ、各々の光学活性体
ならびにラセミ体のいずれについても、本発明に包含さ
れる。本発明で用いられる式(I)で表される化合物ま
たはその塩[以下、化合物(I)と称することがあ
る。]のプロドラッグは、生体内における生理条件下で
酵素や胃酸等による反応により化合物(I)に変換する
化合物、すなわち酵素的に酸化、還元、加水分解等を起
こして化合物(I)に変化する化合物、胃酸等により加
水分解などを起こして化合物(I)に変化する化合物を
いう。化合物(I)のプロドラッグとしては、化合物
(I)のアミノ基がアシル化、アルキル化、りん酸化さ
れた化合物(例、化合物(I)のアミノ基がエイコサノ
イル化、アラニル化、ペンチルアミノカルボニル化、
(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4
−イル)メトキシカルボニル化、テトラヒドロフラニル
化、ピロリジルメチル化、ピバロイルオキシメチル化、
tert−ブチル化された化合物など);化合物(I)
の水酸基がアシル化、アルキル化、りん酸化、ほう酸化
された化合物(例、化合物(I)の水酸基がアセチル
化、パルミトイル化、プロパノイル化、ピバロイル化、
サクシニル化、フマリル化、アラニル化、ジメチルアミ
ノメチルカルボニル化された化合物など);化合物
(I)のカルボキシル基がエステル化、アミド化された
化合物(例、化合物(I)のカルボキシル基がエチルエ
ステル化、フェニルエステル化、カルボキシメチルエス
テル化、ジメチルアミノメチルエステル化、ピバロイル
オキシメチルエステル化、エトキシカルボニルオキシエ
チルエステル化、フタリジルエステル化、(5−メチル
−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチ
ルエステル化、シクロヘキシルオキシカルボニルエチル
エステル化、メチルアミド化された化合物など);等が
挙げられる。これらの化合物は自体公知の方法によって
化合物(I)から製造することができる。また、化合物
(I)のプロドラッグは、広川書店1990年刊「医薬
品の開発」第7巻分子設計163頁から198頁に記載
されているような、生理的条件で化合物(I)に変化す
るものであってもよい。また、化合物(I)は同位元素
(例、3H, 14C, 35S,125Iなど)などで標識されていて
もよい。
【0037】本発明の式(I)で表される化合物または
その塩(以下、略して化合物(I)ということがある)
は、単独で、または薬学的に許容される担体と配合し、
錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤などの固形製剤;また
はシロップ剤、注射剤などの液状製剤として経口または
非経口的に(このましくは経口的に)投与することがで
きる。非経口的投与の形態としては、注射剤、点滴、坐
剤、膣坐剤などが挙げられるが、特に、膣坐剤はHIV
感染症の予防のために有用である。薬学的に許容される
担体としては、製剤素材として慣用の各種有機あるいは
無機担体物質が用いられ、固形製剤における賦形剤、滑
沢剤、結合剤、崩壊剤;液状製剤における溶剤、溶解補
助剤、懸濁化剤、等張化剤、緩衝剤、無痛化剤などとし
て配合される。また必要に応じて、防腐剤、抗酸化剤、
着色剤、甘味剤などの製剤添加物を用いることもでき
る。賦形剤の好適な例としては、例えば乳糖、白糖、D
-マンニトール、デンプン、結晶セルロース、軽質無水
ケイ酸などが挙げられる。滑沢剤の好適な例としては、
例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシ
ウム、タルク、コロイドシリカなどが挙げられる。結合
剤の好適な例としては、例えば結晶セルロース、白糖、
D-マンニトール、デキストリン、ヒドロキシプロピル
セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポ
リビニルピロリドンなどが挙げられる。崩壊剤の好適な
例としては、例えばデンプン、カルボキシメチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、クロス
カルメロースナトリウム、カルボキシメチルスターチナ
トリウムなどが挙げられる。溶剤の好適な例としては、
例えば注射用水、アルコール、プロピレングリコール、
マクロゴール、ゴマ油、トウモロコシ油などが挙げられ
る。溶解補助剤の好適な例としては、例えばポリエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、D-マンニトー
ル、安息香酸ベンジル、エタノール、トリスアミノメタ
ン、コレステロール、トリエタノールアミン、炭酸ナト
リウム、クエン酸ナトリウムなどが挙げられる。懸濁化
剤の好適な例としては、例えばステアリルトリエタノー
ルアミン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルアミノプ
ロピオン酸、レシチン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベ
ンゼトニウム、モノステアリン酸グリセリン、などの界
面活性剤;例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メ
チルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース
などの親水性高分子などが挙げられる。等張化剤の好適
な例としては、例えば塩化ナトリウム、グリセリン、D
-マンニトールなどが挙げられる。緩衝剤の好適な例と
しては、例えばリン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、クエン酸塩
などの緩衝液などが挙げられる。無痛化剤の好適な例と
しては、例えばベンジルアルコールなどが挙げられる。
防腐剤の好適な例としては、例えばパラオキシ安息香酸
エステル類、クロロブタノール、ベンジルアルコール、
フェネチルアルコール、デヒドロ酢酸、ソルビン酸など
が挙げられる。抗酸化剤の好適な例としては、例えば亜
硫酸塩、アスコルビン酸などが挙げられる。
【0038】本発明は、さらに式(I)で表される化合
物またはその塩の製造法を提供する。式(I)で表され
る化合物またはその塩は自体公知の方法(例えば、開平
8−73476号公報に記載の方法など)またはそれに
準じた方法によって製造できる。また、例えば下記の方
法にしたがって製造できる。下記の式(II),(I
I'),(III),(IV),(V),(I−1),(I−
2),(I−3)および(I−4)で表される化合物の塩
は、化合物(I)との塩と同様なものが用いられる。ま
た、下記各反応において、原料化合物は、置換基として
アミノ基、カルボキシル基、ヒドロキシル基を有する場
合、これらの基にペプチド化学などで一般的に用いられ
るような保護基が導入されたものであってもよく、反応
後に必要に応じて保護基を除去することにより目的化合
物を得ることができる。アミノ基の保護基としては、例
えば置換基を有していてもよいC1-6アルキルカルボニ
ル(例えば、アセチル、プロピオニルなど)、ホルミ
ル、フェニルカルボニル、C1-6アルキルオキシカルボ
ニル(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル、t−ブトキシカルボニルなど)、フェニルオキシカ
ルボニル(例えば、ベンズオキシカルボニルなど)、C
7-10アラルキルオキシカルボニル(例えば、ベンジルオ
キシカルボニルなど)、トリチル、フタロイルなどが用
いられる。これらの置換基としては、ハロゲン原子(例
えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-6アル
キルカルボニル(例えば、アセチル、プロピオニル、ブ
チリルなど)、ニトロ基などが用いられ、置換基の数は
1ないし3個程度である。カルボキシル基の保護基とし
ては、例えば置換基を有していてもよいC1-6アルキル
(例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、tert−ブチルなど)、フェニル、トリチル、シ
リルなどが用いられる。これらの置換基としては、ハロ
ゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、C1-6アルキルカルボニル(例えば、アセチル、
プロピオニル、ブチリルなど)、ホルミル、ニトロ基な
どが用いられ、置換基の数は1ないし3個程度である。
【0039】ヒドロキシル基の保護基としては、例えば
置換基を有していてもよいC1-6アルキル(例えば、メ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、tert
−ブチルなど)、フェニル、C7-10アラルキル(例え
ば、ベンジルなど)、C1-6アルキルカルボニル(例え
ば、アセチル、プロピオニルなど)、ホルミル、フェニ
ルオキシカルボニル、C7-10アラルキルオキシカルボニ
ル(例えば、ベンジルオキシカルボニルなど)、ピラニ
ル、フラニル、シリルなどが用いられる。これらの置換
基としては、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素など)、C1-6アルキル、フェニル、C7-10
アラルキル、ニトロ基などが用いられ、置換基の数は1
ないし4個程度である。また、保護基の導入および除去
方法としては、それ自体公知またはそれに準じる方法
〔例えば、プロテクティブ・グループス・イン・オーガ
ニック・ケミストリー(J.F.W.McOmieら、 プレナムプレ
ス社)に記載の方法〕が用いられるが、除去方法として
は、例えば酸、塩基、還元、紫外光、ヒドラジン、フェ
ニルヒドラジン、N−メチルジチオカルバミン酸ナトリ
ウム、テトラブチルアンモニウムフルオリド、酢酸パラ
ジウムなどで処理する方法が用いられる。
【0040】[A法]
【化26】 [式中の各記号は、前記と同意義を有する] 本法では化合物[II]、その塩またはその反応性誘導体
をアニリン誘導体[III]またはその塩と反応させるこ
とによりアニリド化合物[I-1]を製造することができ
る。[II]と[III]の縮合反応は通常のペプチド合成
手段により行われる。該ペプチド合成手段は、任意の公
知の方法に従えばよく、例えば M. Bodansky および M.
A. Ondetti 著、ペプチド・シンセシス(Peptide Synt
hesis)、インターサイエンス、ニューヨーク、196
6年;F. M. Finn 及び K. Hofmann 著ザ・プロテイン
ズ(The Proteins)、第2巻、H .Nenrath, R. L. Hill
編集、アカデミック プレス インク.、ニューヨー
ク、1976年;泉屋信夫他著“ペプチド合成の基礎と
実験”、丸善(株)、1985年などに記載された方
法、例えば、アジド法、クロライド法、酸無水物法、混
酸無水物法、DCC法、活性エステル法、ウッドワード
試薬Kを用いる方法、カルボニルジイミダゾール法、酸
化還元法、DCC/HONB法などの他、WSC法,シ
アノリン酸ジエチル(DEPC)を用いる方法等があげ
られる。本縮合反応は溶媒中で行うことができる。溶媒
としては、例えば無水または含水のN,N−ジメチルホ
ルムアミド(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMS
O)、ピリジン、クロロホルム、ジクロロメタン、テト
ラヒドロフラン(THF)、ジオキサン、アセトニトリ
ルあるいはこれらの適宜の混合物があげられる。本縮合
反応は、化合物[II]1モルに対して化合物[III]を
通常約1から2モル用いる。反応温度は、通常約−20
℃〜約50℃、好ましくは約−10℃〜約30℃であ
る。反応時間は約1〜約100時間、好ましくは約2〜
約40時間である。このようにして得られるアニリド誘
導体[I-1]は公知の分離精製手段、例えば濃縮、減圧
濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフ
ィーなどにより単離精製することができる。また、式
(II')
【化27】 (式中、R1は前記と同意義)で表される化合物または
その塩は新規化合物であり、式(I)で表される化合物
またはその塩の合成中間体として有用である。
【0041】[B法]
【化28】 化合物[I-2]におけるR2”が例えば第3級アミン
残基である場合、化合物[I-2]とハロゲン化アルキル
またはハロゲン化アラルキルとを反応させることにより
4級化された化合物[I-1]を製造することができる。
ここで、ハロゲン原子としては塩素、臭素、ヨウ素など
が挙げられ、ハロゲン化アルキル(例、ハロゲン化低級
(C1-6)アルキルなど)またはハロゲン化アラルキル
(例、ハロゲン化低級(C1-4)アルキル−フェニルな
ど)は化合物[I-2]1モルに対して通常約1から5モ
ル用いる。本反応は、不活性溶媒、例えば、トルエン,
ベンゼン,キシレン,ジクロロメタン,クロロホルム,
1,2−ジクロロエタン,ジメチルホルムアミド(DM
F),ジメチルアセタミド等、あるいはこれらの混合溶
媒の中で行うことができる。反応温度は、約10℃ない
し約160℃の温度範囲で、好ましくは約20℃ないし
約120℃である。反応時間は約1時間ないし約100
時間、好ましくは約2時間ないし約40時間である。ま
た、本反応は好ましくは、不活性ガス(例えば窒素、ア
ルゴン等)雰囲気下で行われる。 化合物[I-2]におけるR2”が例えば第2級アミン
残基である場合、化合物[I-2]とハロゲン化アルキル
またはハロゲン化アラルキルとを反応させることによ
り、3級化された化合物[I-1]を製造することができ
る。ここで、ハロゲン原子としては塩素、臭素、ヨウ素
などが挙げられ、ハロゲン化アルキルまたはハロゲン化
アラルキルは化合物[I-2]1モルに対して通常約1か
ら2モル用いる。この反応は、必要に応じ、等量から3
倍モル程度のトリエチルアミン,ジイソプロピルエチル
アミン,ピリジン,水素化リチウム,水素化ナトリウ
ム,ナトリウムメトキシド,ナトリウムエトキシド,炭
酸ナトリウム,炭酸カリウム,炭酸水素ナトリウム等を
塩基として添加することにより、さらにヨウ化ナトリウ
ム,ヨウ化カリウム等を添加することにより、円滑に反
応を進行させることもできる。本三級アミノ化反応は、
不活性溶媒、例えば、メタノール,エタノール,プロパ
ノール,イソプロパノール,n−ブタノール,テトラヒ
ドロフラン,ジエチルエーテル,ジメトキシエタン,
1,4−ジオキサン,トルエン,ベンゼン,キシレン,
ジクロロメタン,クロロホルム,1,2−ジクロロエタ
ン,ジメチルホルムアミド(DMF),ジメチルスルホ
キシド(DMSO),ピリジン等、あるいはこれらの混
合溶媒の中で行うことができる。反応は約0℃ないし1
80℃の温度範囲で、約1時間ないし約40時間行われ
る。また、本反応は好ましくは、不活性ガス(例えば窒
素、アルゴン等)雰囲気下で行われる。 化合物[I-2]におけるR2”が例えば第2級アミン
残基である場合、化合物[I-2]とアルデヒド化合物と
をトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム、シアン化水
素化ホウ素ナトリウム、または水素化ホウ素ナトリウム
等の還元的アミノ試薬の存在下、反応させることによ
り、3級化された化合物[I-1]を製造することができ
る。本還元的アミノ化反応は、使用する試薬により反応
条件を変えることが望ましく、例えばトリアセトキシ水
素化ホウ素ナトリウムを用いる場合、不活性溶媒、例え
ばジクロロメタン,クロロホルム,1,2−ジクロロエ
タン,テトラヒドロフラン,ジエチルエーテル,ジオキ
サン,アセトニトリル,ジメチルホルムアミド(DM
F)等、あるいはこれらの混合溶媒の中で行うことがで
きる。本試薬は化合物[I-2]1モルに対して約1から
2モル等量用いる。反応は通常約0℃から約80℃の温
度範囲で約1時間ないし約40時間行われる。また、本
反応は好ましくは、不活性ガス(例えば窒素、アルゴン
等)雰囲気下で行われる。 化合物[I-2]におけるR2”が例えばスルフィド残
基、第3級アミン残基である場合、化合物[I-2]をm
−クロロ過安息香酸(m−CPBA),過安息香酸,パ
ラニトロ過安息香酸,マグネシウム・モノパーオキシフ
タレート,過酢酸,過酸化水素,過ヨウ素酸ナトリウ
ム,過ヨウ素酸カリウムなどの酸化剤と反応させること
によって、スルフィニル基,スルホニル基,アミンオキ
シド基を有する化合物[I-1]を製造することができ
る。この酸化反応は、使用する酸化剤により反応条件を
変えることが望ましく、例えばm−クロロ過安息香酸を
用いる場合、不活性溶媒、例えばジクロロメタン,クロ
ロホルム,1,2−ジクロロエタン,ジエチルエーテ
ル,テトラヒドロフラン,アセトン,酢酸エチルなど、
あるいはこれらの混合溶媒の中で行うことができる。酸
化剤は化合物[I-2]1モルに対して約1から3モル等
量用いる。反応は、通常−約50℃から約100℃(好
ましくは−25℃から25℃)の温度範囲で、約1時間
から約40時間行われる。
【0042】[C法]
【化29】 化合物[IV]におけるVは、ハロゲン原子(塩素、臭
素、ヨウ素など)、スルホニルオキシ基(メタンスルホ
ニルオキシ基,トリフルオロメタンスルホニルオキシ
基,ベンゼンスルホニルオキシ基,トルエンスルホニル
オキシ基など)を示し、他の記号は前記と同意義を示
す。 化合物[IV]と第3級アミンを反応させることによ
り、4級化された化合物[I-1]を製造することができ
る。本反応は、不活性溶媒、例えばトルエン,ベンゼ
ン,キシレン,ジクロロメタン,クロロホルム,1,2
−ジクロロエタン,ジメチルホルムアミド(DMF),
ジメチルアセタミド等、あるいはこれらの混合溶媒の中
で行うことができる。第3級アミンは化合物[IV]1モ
ルに対して約1から3モル用いる。本反応は約10℃な
いし約120℃の温度範囲で、約1時間ないし約40時
間行われる。また、本反応は好ましくは、不活性ガス
(例えば窒素、アルゴン等)雰囲気下で行われる。 化合物[IV]と第3級ホスフィンを反応させること
により、4級化された化合物[I-1]を製造することが
できる。本反応は、不活性溶媒、例えばトルエン,ベン
ゼン,キシレン,ジクロロメタン,クロロホルム,1,
2−ジクロロエタン,アセトニトリル,ジメチルホルム
アミド(DMF)等、あるいはこれらの混合溶媒の中で
行うことができる。第3級ホスフィンは、化合物[IV]
1モルに対して約1から2モル用いる。本反応は約20
℃ないし約150℃の温度範囲で、約1時間ないし約5
0時間行われる。また、本反応は好ましくは、不活性ガ
ス(例えば窒素、アルゴン等)雰囲気下で行われる。 化合物[IV]と第1級ないし第2級アミン化合物ま
たはチオール化合物とを反応させることにより、第2級
ないし第3級アミノ基またはチオ基を有する化合物[I-
1]を製造することができる。第1級ないし第2級アミ
ン化合物またはチオール化合物は、化合物[IV]1モル
に対して、通常約1から3モル用いる。この反応は、必
要に応じ等量から3倍モル程度のトリエチルアミン,ジ
イソプロピルエチルアミン,ピリジン,水素化リチウ
ム,水素化ナトリウム,ナトリウムメトキシド,ナトリ
ウムエトキシド,炭酸ナトリウム,炭酸カリウム,炭酸
水素ナトリウム等を塩基として添加することにより、さ
らにヨウ化ナトリウム,ヨウ化カリウム等を添加するこ
とにより、円滑に反応を進行させることもできる。本置
換反応は、不活性溶媒、例えば、メタノール,エタノー
ル,プロパノール,イソプロパノール,n−ブタノー
ル,テトラヒドロフラン,ジエチルエーテル,ジメトキ
シエタン,1,4−ジオキサン,トルエン,ベンゼン,
キシレン,ジクロロメタン,クロロホルム,1,2−ジ
クロロエタン,ジメチルホルムアミド(DMF),ジメ
チルスルホキシド(DMSO),ピリジン等、あるいは
これらの混合溶媒の中で行うことができる。反応は約−
10℃ないし約180℃の温度範囲で、約1時間ないし
約40時間行われる。また、本反応は、好ましくは不活
性ガス(例えば窒素、アルゴン等)雰囲気下で行われ
る。
【0043】[D法]
【化30】 化合物[V][式中、V'はハロゲン原子(臭素、ヨウ素
等)、スルホニルオキシ基(トリフルオロメタンスルホ
ニルオキシ基等)を示し、他の記号は前記と同意義を示
す。]を例えば Suzuki 反応〔アリールホウ酸と、例え
ばアリールハライドまたはアリールオキシトリフルオロ
メタンスルホネートとのパラジウム触媒による交叉縮合
反応;A. Suzuki ら, Synth. Commun. 1981,1
1,513〕に付し、R1'が5〜6員環芳香族基を示す
化合物[I-3]を製造することができる。アリールホウ
酸は、化合物[V]1モルに対して、約等量ないし1.5
倍モル用いることにより、化合物[I-3]を得ることが
できる。
【0044】[E法]
【化31】 [式中の各記号は、前記と同意義を有する] 化合物[I-4]をm−クロロ過安息香酸,過安息香酸,
パラニトロ過安息香酸,マグネシウム・モノパーオキシ
フタレート,過酢酸,過酸化水素,過ヨウ素酸ナトリウ
ム,過ヨウ素酸カリウムなどの酸化剤と反応させること
によって、化合物[I-1]を製造することができる。こ
の酸化反応は、使用する酸化剤により反応条件を変える
ことが望ましく、例えばm−クロロ過安息香酸を用いる
場合、不活性溶媒、例えばジクロロメタン,クロロホル
ム,1,2−ジクロロエタン,ジエチルエーテル,テト
ラヒドロフラン,アセトン,酢酸エチルなど、あるいは
これらの混合溶媒の中で行うことができる。酸化剤は化
合物[I-4]1モルに対して約1から3モル等量用い
る。反応は、通常−約50℃から約100℃(好ましく
は−25℃から25℃)の温度範囲で、約1時間から約
40時間行われる。
【0045】このようにして得られるアニリド誘導体
[I-1]または化合物[I-3]は公知の分離精製手段、例
えば濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、
クロマトグラフィーなどにより単離精製することができ
る。出発物質として用いる化合物[II]は、公知の方法
(例えば、特開平8−73476号公報に記載の方法な
ど)またはそれに準じた方法により製造することがで
き、例えば反応式Iまたは反応式IIで示す方法並びに
後述の参考例に示す方法またはそれに準じた方法により
製造することができる。反応式I
【化32】 [式中、R9はC1-4アルキル基を、mは1または2を示
し、他の記号は前記と同意義を示す。] 本法では、まず式[VI]で表される化合物をポリリン酸
と共に加熱するか、あるいは化合物[VI]を塩化チオニ
ル、オキサリルクロリド、オキシ塩化リンまたは五塩化
リン等で酸クロリドとした後、通常のフリーデル−クラ
フツ(Friedel・Crafts)反応により環化して化合物[V
II]を製造する。ついで化合物[VII]を塩基の存在
下、炭酸エステルと反応させケトエステル[VIII]を製
造する。化合物[VIII]は、接触水素添加または水素化
ホウ素ナトリウム等による還元反応により化合物[IX]
とする。化合物[IX]は常法により脱水反応に付して化
合物[X]とする。化合物[X]を酸化反応により化合物
[XI]とし、化合物[XI]はエステル加水分解反応に付
して、不飽和カルボン酸[II-1]を製造することができ
る。反応式II
【化33】 [式中、R10はC1-4アルキル基を示し、他の記号は前
記と同意義を示す。] 化合物[XII]を Dieckmann(型)縮合反応(J.P.Schae
fer and J.J.Bloomfield,Org. Reactions, 1967, 1
5, 1)に付し、化合物[VIII]ないし化合物[IX]を製
造することができる。化合物[VIII]ないし化合物[I
X]を反応式I記載の方法に従って順次反応させること
により、不飽和カルボン酸[II-1]を製造することがで
きる。
【0046】また、化合物[III]も、公知の方法(例
えば、特開平8−73476号公報に記載の方法など)
またはそれに準じた方法により製造することができ、例
えば反応式 III で示す方法並びに後述の参考例に示す
方法またはそれに準じた方法により製造することができ
る。反応式III
【化34】 化合物[XIII]の還元反応は、自体公知の方法で行うこ
とができる。例えば、金属による還元、金属水素化物に
よる還元、金属水素錯化合物による還元、ジボランおよ
び置換ボランによる還元、接触水素添加等が用いられ
る。すなわち、この反応は化合物[XIII]を還元剤で処
理することにより行われる。還元剤としては、還元鉄、
亜鉛末などの金属、水素化ホウ素アルカリ金属(例、水
素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム等)、水
素化アルミニウムリチウムなどの金属水素錯化合物、水
素化ナトリウムなどの金属水素化物、有機スズ化合物
(水素トリフェニルスズ等)、ニッケル化合物、亜鉛化
合物などの金属および金属塩、パラジウム、白金、ロジ
ウムなどの遷移金属触媒と水素とを用いる接触還元剤お
よびジボランなどが挙げられるが、パラジウム、白金、
ロジウムなどの遷移金属触媒と水素とを用いる接触還
元、還元鉄などの金属による還元により有利に行われ
る。この反応は、反応に影響を及ぼさない有機溶媒中で
行われる。該溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロメ
タン、1,2−ジクロロエタン、1,1,2,2−テトラク
ロロエタン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、メタノール、エタノール、プロパノール、
イソプロパノール、2−メトキシエタノール、N,N−
ジメチルホルムアミド、酢酸あるいはこれらの混合溶媒
などが還元剤の種類により適宜選択して用いられる。反
応温度は約−20℃〜約150℃,とくに約0℃〜約1
00℃が好適であり、反応時間は、約1〜約24時間程
度である。このようにして得られる化合物[II]または
[III]は公知の分離精製手段例えば濃縮、減圧濃縮、
溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラフィーな
どにより単離精製することができる。本発明の式(I)
で表される化合物またはその塩は、他のHIVの感染症
の予防・治療剤(特に、AIDSの予防・治療剤)と組
み合わせて用いてもよい。この場合、これらの薬物は、
別々にあるいは同時に、薬理学的に許容されうる担体、
賦形剤、結合剤、希釈剤などと混合して製剤化し、HI
Vの感染症の予防・治療のための医薬組成物として経口
的にまたは非経口的に投与することができる。薬物を別
々に製剤化する場合、別々に製剤化したものを使用時に
希釈剤などを用いて混合して投与することができるが、
別々に製剤化した個々の製剤を、同時に、あるいは時間
差をおいて別々に、同一対象に投与してもよい。別々に
製剤化したものを使用時に希釈剤などを用いて混合して
投与するためのキット製品(例えば、粉末状の個々の薬
物を含有するアンプルと2種以上の薬物を使用時に混合
して溶解するための希釈剤などを含有する注射用キット
など)、別々に製剤化した個々の製剤を、同時に、ある
いは時間差をおいて別々に、同一対象に投与するための
キット製品(例えば、個々の薬物を含有する錠剤を同一
または別々の袋に入れ、必要に応じ、薬物を投与する時
間の記載欄を設けた、2種以上の錠剤を同時にあるいは
時間差をおいて別々に投与するための錠剤用キットな
ど)なども本発明の医薬組成物含まれる。本発明の式
(I)で表される化合物またはその塩と組み合わせて用
いられる、他のHIVの感染症の予防・治療剤の具体的
な例としては、ジドブジン(zidovudine)、ジダノシン
(didanosine)、ザルシタビン(zalcitabine)、ラミ
ブジン(lamivudine)、スタブジン(stavudine)、ア
バカビル(abacavir)、アデフォビル(adefovir)、ア
デフォビル ジピボキシル(adefovir dipivoxil)、フ
ォジブジン チドキシル(fozivudine tidoxil)などの
核酸系逆転写酵素阻害剤;ネビラピン(nevirapine)、
デラビルジン(delavirdine)、エファビレンツ(efavi
renz)、ロビリド(loviride)、イムノカル(immunoca
l)、オルチプラズ(oltipraz)などの非核酸系逆転写
酵素阻害剤(イムノカル(immunocal)、オルチプラズ
(oltipraz)などのように抗酸化作用を有する薬剤も含
む);サキナビル(saquinavir)、リトナビル(ritona
vir)、インジナビル(indinavir)、ネルフィナビル
(nelfinavir)、アムプレナビル(amprenavir)、パリ
ナビル(palinavir)、ラシナビル(lasinavir)などの
プロテアーゼ阻害剤;などが挙げられる。核酸系逆転写
酵素阻害剤としては、ジドブジン(zidovudine)、ジダ
ノシン(didanosine)、ザルシタビン(zalcitabin
e)、ラミブジン(lamivudine)、スタブジン(stavudi
ne)、アバカビル(abacavir)などが好ましく、非核酸
系逆転写酵素阻害剤としては、ネビラピン(nevirapin
e)、デラビルジン(delavirdine)、エファビレンツ
(efavirenz)などが好ましく、プロテアーゼ阻害剤と
しては、サキナビル(saquinavir)、リトナビル(rito
navir)、インジナビル(indinavir)、ネルフィナビル
(nelfinavir)、アムプレナビル(amprenavir)などが
好ましい。本発明の式(I)で表される化合物またはそ
の塩は、上記したプロテアーゼ阻害剤、核酸系逆転写酵
素阻害剤などの他、例えば、T細胞指向性HIV−1の
セカンドレセプターであるCXCR4の拮抗剤(例、A
MD―3100など)、HIV−1の表面抗原に対する
抗体やHIV−1のワクチンとも組み合わせて用いるこ
とができる。
【0047】本発明の式(I)で表される化合物または
その塩は、CCR拮抗作用、とりわけ強いCCR5拮抗
作用を有するので、人における種々のHIVの感染症、
例えばAIDSの予防ならびに治療のために使用され
る。本発明の式(I)で表される化合物またはその塩
は、低毒性で安全に使用することができる。本発明の式
(I)で表される化合物またはその塩は、CCR5拮抗剤
として、例えばAIDS予防治療剤およびAIDSの病
態進行抑制剤として使用することができる。式(I)で
表される化合物またはその塩の1日当たりの投与量は、
患者の状態や体重、投与の方法により異なるが、経口投
与の場合成人(体重50Kg)1人当たり活性成分[式
(I)で表される化合物またはその塩]として約5から
1000mg、好ましくは約10から600mgであ
り、さらに好ましくは約10〜300mgであり、とり
わけ好ましくは約15〜150mgであり、1日当たり
1回又は2から3回にわけて投与する。また、式(I)
で表される化合物またはその塩と逆転写酵素阻害剤また
は/およびプロテアーゼ阻害剤とを組み合わせて用いる
場合、逆転写酵素阻害剤またはプロテアーゼ阻害剤の投
与量は、例えば通常の投与量の約1/200ないし1/
2以上、約2ないし3倍以下の範囲で適宜選択される。
さらに、2種またはそれ以上の薬剤を組み合わせて用い
る場合に、ある1つの薬剤がその他の薬剤の代謝に影響
を及ぼすときには、各薬剤の投与量は適宜調整される
が、一般的には、各薬剤の単剤投与の時の投与量が用い
られる。代表的な逆転写酵素阻害剤およびプロテアーゼ
阻害剤の通常の投与量は例えば以下に示すとおりであ
る。 ジドブジン:100mg ジダノシン:125〜200mg ザルシタビン:0.75mg ラミブジン:150mg スタブジン:30〜40mg サキナビル:600mg リトナビル:600mg インジナビル:800mg ネルフィナビル:750mg また、式(I)で表される化合物またはその塩と逆転写
酵素阻害剤または/およびプロテアーゼ阻害剤とを組み
合わせて用いる場合の具体的な実施態様を以下に示す。 成人(体重50Kg)1人当たり、式(I)で表され
る化合物またはその塩約10〜300mgを、ジドブジ
ン約50〜200mgと併用の形態で、同一対象に投与
する。個々の薬物は、それぞれ同時に投与してもよく、
また12時間以内の時間差をおいて投与してもよい。 成人(体重50Kg)1人当たり、式(I)で表され
る化合物またはその塩約10〜300mgを、サキナビ
ル約300〜1200mgと併用の形態で、同一対象に
投与する。個々の薬物は、それぞれ同時に投与してもよ
く、また12時間以内の時間差をおいて投与してもよ
い。
【0048】
【発明の効果】本発明の式(I)で表される化合物また
はその塩は、強いCCR5拮抗作用を有するので、人に
おける種々のHIVの感染症、例えばAIDSの予防な
らびに治療のために有利に使用できる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下に実験例、製剤例、参考例、
実施例を示し、本願発明をさらに詳しく説明する。しか
し、これらは、単なる例であって本発明を何ら限定する
ものではない。以下に記載の遺伝子操作法は、成書(Ma
niatis ら、モレキュラー・クローニング、Cold Spring
Harbor Laboratory、1989年)に記載されている方
法もしくは試薬の添付プロトコールに記載されている方
法に従った。 実験例 (1)ヒトCCR5ケモカインレセプターのクローニン
グ ヒト脾臓 cDNAからPCR法でCCR5遺伝子のクロ
ーニングを行った。0.5ngの脾臓 cDNA(東洋紡,
QUICK−Clone cDNA)を鋳型とし、Samson らが
報告(Biochemistry 35(11),3362−336
7(1996))しているCCR5遺伝子塩基配列を参
考に作製したプライマーセット5'−CAGGATCCGATGGATTA
TCAAGTGTCAAGTCCAA−3'〔配列番号1〕と5'−TCTAGAT
CACAAGCCCACAGATATTTCCTGCTCC−3'〔配列番号2〕を各
25pmol ずつ添加し、TaKaRa EX Taq(宝酒造)を
使用して、PCR反応をDNAサーマルサイクラー48
0(パーキンエルマー)にて行った(反応条件:95℃
で1分間、60℃で1分間、75℃で5分間を30サイ
クル)。そのPCR産物をアガロースゲル電気泳動し、
約1.0kb のDNA断片を回収した後、Original TA
Cloning Kit(フナコシ)を用いて、CCR5遺伝子を
クローニングした。 (2)ヒトCCR5発現用プラスミドの作製 上記で得られたプラスミドを制限酵素XbaI(宝酒造)
とBamHI(宝酒造)で消化した後、アガロースゲル電
気泳動して約1.0kb のDNA断片を回収した。そのD
NA断片とXbaIとBamHI で消化した動物細胞用発現
プラスミド pcDNA3.1(フナコシ)を混合し、DN
A Ligation Kit Ver.2(宝酒造)で連結して、大
腸菌JM109のコンピテントセル(宝酒造)を形質転
換することでプラスミド pCKR5を得た。
【0050】(3)ヒトCCR5発現用プラスミドのC
HO−K1細胞への導入と発現 10%ウシ胎児血清(ライフテックオリエンタル)を含
むハムF12培地(日本製薬)を用いてテイッシュカル
チャーフラスコ750ml(ベクトンディキンソン)で生
育させたCHO−K1細胞を0.5g/L トリプシン−
0.2g/L EDTA(ライフテックオリエンタル)で
剥がした後、細胞をPBS(ライフテックオリエンタ
ル)で洗浄して遠心(1000rpm,5分)し、PBS
で懸濁した。次に、ジーンパルサー(バイオラッド社)
を用いて、下記の条件に従って、DNAを細胞に導入し
た。即ち、0.4cm ギャップのキュベットに8×106
細胞と10μg のヒトCCR5発現用プラスミド pCK
R5を加え、電圧0.25kV、キャパシタンス960μ
F 下でエレクトロポレーションした。その後、細胞を
10%ウシ胎児血清を含むハムF12培地に移し、24
時間培養後、再び細胞を剥がして遠心し、次に、ジェネ
ティシン(ライフテックオリエンタル)を500μg/
mlになるように加えた10%ウシ胎児血清を含むハムF
12培地で懸濁し、104 細胞/mlとなるように希釈し
て96ウエルプレート(ベクトンディキンソン)に播種
して、ジェネティシン耐性株を得た。次に、得られたジ
ェネティシン耐性株を96ウエルプレート(ベクトンデ
ィキンソン)で培養した後、耐性株の中からCCR5発
現細胞を選択した。即ち、200pMの〔125I〕−RA
NTES(アマーシャム)をリガンドとして添加したア
ッセイバッファー(0.5%BSA,20mM HEPE
S(和光純薬,pH7.2)を含むハムF12培地)中
で室温にて40分間結合反応を行い、氷冷したPBSで
洗浄後、1M NaOHを50μl/ウエルで添加し撹拌
して、γ−カウンターで放射活性を測定することで、リ
ガンドが特異的に結合した細胞、CCR5/CHO株を
選択した。
【0051】(4)CCR5拮抗作用に基づく化合物の
評価 96ウエルマイクロプレートに5×104 細胞/ウエル
でCCR5/CHO株を播種し、24時間培養して培地
を吸引除去後、試験化合物(1μM)含んだアッセイバ
ッファーを各ウエルに加え、リガンドである〔125I〕
−RANTES(アマーシャム)を100pMになるよ
うに添加後、室温で40分間反応した。次に、アッセイ
バッファーを吸引除去後、冷却したPBSで2回洗浄し
た。次に、200μl のマイクロシンチ−20(パッカ
ード)を各ウエルに加え、トップカウント(パッカー
ド)で放射活性を計測した。前記の方法に従って、試験
化合物のCCR5結合阻害率を測定した。結果を〔表
1〕に示す。
【表1】
【0052】(5)MAGI−CCR5細胞へのHIV
−1感染阻止効果 HIV−1 LTRの下流にβ−ガラクトシターゼ遺伝
子を連結したプラスミドをCD4陽性のHeLa細胞に
導入し、さらにヒトCCR5遺伝子を導入した形質転換
細胞MAGI−CCR5を用いて、HIV−1感染の程
度をβ−ガラクトシターゼ活性(5−ブロモ−4−クロ
ロ−3−インドリル−β−D−ガラクトピラノシドの分
解による青色発色)を指標に判定した。具体的には、M
AGI−CCR5細胞を10%血清含有DMEM培地で
5×104/mlに調整し、200μlずつ96穴プレ
ートの各ウェルに播種した。37℃で一夜培養後、培地
を吸引除去して、1.6μMの薬剤を含む上記培地10
0μlと300PFUのHIV−1 Ba−L株を含む
上記培地100μlを添加し、37℃で2日間培養し
た。培地を吸引除去した後、細胞固定液(1%ホルムア
ルデヒド,0.2%グルタルアルデヒドを含むPBS)
を200μl添加して室温で5分間放置後、PBSで2
回洗浄した。染色液(4μM potassium ferrocyanide,
4μM potassium ferricyanade, 2μM MgC
2,0.4mg/ml X−galを含むPBS)を10
0μl添加して37℃で50分間放置後、PBSで2回
洗浄した。顕微鏡で青色に発色した細胞数を数えてHI
V−1 感染細胞数とした。この方法でHIV−1感染
阻害率を測定した結果を〔表2〕に示す。
【表2】
【0053】
【実施例】本発明における式(I)で表される化合物ま
たはその塩を有効成分として含有するCCR5拮抗剤
(例、HIV感染症予防治療剤、AIDS予防治療剤な
ど)は、例えば、次のような処方によって製造すること
ができる。 (1)、(2)と(3)および(4)の1/2を混和し
た後、顆粒化する。これに残りの(4)を加えて全体を
ゼラチンカプセルに封入する。 (1)、(2)、(3)、(4)の2/3および(5)
の1/2を混和後、顆粒化する。これに残りの(4)お
よび(5)をこの顆粒に加えて錠剤に加圧成型する。
【0054】 (1)、(2)と(3)および(4)の1/2を混和し
た後、顆粒化する。これに残りの(4)を加えて全体を
ゼラチンカプセルに封入する。 (1)、(2)、(3)、(4)の2/3および(5)
の1/2を混和後、顆粒化する。これに残りの(4)お
よび(5)をこの顆粒に加えて錠剤に加圧成型する。
【0055】実施例1(化合物1の製造) 7−(4−モルホリノフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(177mg、純度約50%)及び1−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾール(HOBt)(90mg)のDMF
(5ml)溶液に、室温で1−エチル−3−(3’−ジ
メチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩(WS
C)(127mg)を加え1時間撹拌した。反応系に4
−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノメチル]アニリン(107mg)、及びトリ
エチルアミン(0.12ml)のDMF溶液(5ml)
及び1かけらの4−ジメチルアミノピリジンを加え、6
4時間撹拌した。減圧下濃縮した後、水を加えジクロロ
メタンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去した後、残
渣をカラムクロマトグラフィー(エタノール/酢酸エチ
ル1:1)及び再結晶(エタノール/ジエチルエーテ
ル)によって精製し、黄色の結晶としてN−[4−[N
−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミ
ノメチル]フェニル]−7−(4−モルホリノフェニ
ル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物1)(31.
6mg)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.38-1.84 (4H, m), 2.23 (3
H, s), 2.58-2.80 (1H,m), 3.10-3.45 (8H, m), 3.61
(2H, s), 3.67-3.78 (2H, m), 3.83-3.94 (4H, m), 3.9
9-4.09 (2H, m), 7.00 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.19-7.38
(3H, m), 7.49-7.60 (4H, m), 7.62-7.71 (2H, m), 7.8
9-7.95 (1H, m), 8.19 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 3277, 1659, 1603, 1522, 1313, 1234, 1124,
928, 820 cm-1
【0056】実施例2(化合物2の製造) N−[4−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−
4−イル)アミノメチル]フェニル]−7−(4−モル
ホリノフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒド
ロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(36m
g)のエタノール/メタノール(10/5ml)溶液に
室温で濃塩酸(0.5ml)を加え、数分間撹拌した。
ろ過によって不溶物を除き、減圧下濃縮した。残渣にジ
エチルエーテルを加え、析出した固体をろ過によって集
めた。ジエチルエーテルで洗浄し、黄色の粉末としてN
−[4−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4
−イル)アミノメチル]フェニル]−7−(4−モルホ
リノフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド・二塩酸塩
(化合物2)(34mg)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ1.65-2.18 (4H, m), 2.60
(3H, s), 3.01-3.12 (2H, m), 3.16-3.51 (7H, m), 3.6
2-3.87 (6H, m), 3.93-4.07 (2H, m), 4.10-4.22(1H,
m), 4.39-4.51 (1H, m), 7.08 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.5
3-7.58 (3H, m),7.72 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.80-7.92
(3H, m), 8.02-8.10 (2H, m), 10.42 (1H,br s).
【0057】実施例3(化合物3の製造) 7−(4−メトキシフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(150mg)のTHF(10ml)溶液に、室温で
オキサリルクロリド(0.2ml)及びDMFを1滴加
えて1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残渣を
THF(20ml)に溶解させ、0℃で4−[N−メチ
ル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチ
ル]アニリン(107mg)およびトリエチルアミン
(0.12ml)を加え、室温で4時間撹拌した。反応
系を激しく撹拌した水に加えて反応を停止し、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロ
マトグラフィー(エタノール/酢酸エチル1:2)及び
再結晶(エタノール)によって精製し、無色の結晶とし
て7−(4−メトキシフェニル)−N−[4−[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメ
チル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒド
ロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物
3)(161.1mg)を得た。 m.p. 247-249 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.68-1.83 (4H, m), 2.21 (3
H, s), 2.52-2.74 (1H,m), 3.16 (2H, d, J=6.6 Hz),
3.31-3.44 (2H, m), 3.58 (2H, s), 3.69-3.76 (2H,
m), 3.87 (3H, s), 3.98-4.10 (2H, m), 7.02 (2H, d,
J=8.8 Hz), 7.30-7.35 (3H, m), 7.52-7.57 (4H, m),
7.62-7.70 (2H, m), 7.91 (1H, br s), 8.20(1H, d, J=
8.0 Hz). IR (KBr) 3246, 1655, 1633, 1605, 1518, 1410, 1317,
1294, 1250, 1171, 1128, 825 cm-1 元素分析 C31H34N2O5S Calcd. C, 70.56 ; H, 6.97 ;
N, 7.26 : Found. C, 70.43 ; H, 6.83 ; N, 7.22.
【0058】実施例4(化合物4の製造) 7−(4−エトキシフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(16.90g)のTHF(340ml)及びDMF
(2ml)懸濁液に、室温で塩化チオニル(3.62m
l)を加えて2時間撹拌した。反応混合物を室温で4−
[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)
アミノメチル]アニリン・2塩酸塩(15.21g)お
よびトリエチルアミン(40ml)のTHF(150m
l)懸濁液に1時間かけて滴下し、さらに4時間撹拌し
た。減圧下濃縮し、析出した無色の結晶をろ過によって
集めた。結晶を、水、エタノール酢酸エチル及びジイソ
プロピルエーテルで洗浄し粗結晶(21.90g)を得
た。再結晶(THF/エタノール)によって精製し無色
の結晶として7−(4−エトキシフェニル)−N−[4
−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノメチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物4)(21.02g)を得た。 m.p. 243-246 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.45 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.
67-1.80 (4H, m), 2.21(3H, s), 2.55-2.72 (1H, m),
3.13-3.20 (2H, m), 3.28-3.44 (2H, m), 3.58 (2H,
s), 3.69-3.76 (2H, m), 3.97-4.08 (2H, m), 4.10 (2
H, q, J=7.0 Hz), 7.06 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.31-7.35
(3H, m), 7.52-7.57 (4H, m), 7.63-7.70 (2H, m), 7.
89 (1H, br s), 8.20 (1H, d, J=8.0 Hz). IR (KBr) 3428, 1657, 1635, 1603, 1518, 1410, 1317,
1294, 1246, 1128, 827cm-1 元素分析 C32H36N2O5S Calcd. C, 68.55 ; H, 6.47 ;
N, 5.00 : Found. C, 68.68 ; H, 6.50 ; N, 4.92.
【0059】実施例5(化合物4の製造) 7−(4−エトキシフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(150mg)のTHF(10ml)溶液に、室温で
オキサリルクロリド(0.18ml)及びDMFを1滴
加えて1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残渣
をTHF(20ml)に溶解させ、0℃で4−[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメ
チル]アニリン(102mg)およびトリエチルアミン
(0.12ml)を加え、室温で4時間撹拌した。反応
系を激しく撹拌した水に加えて反応を停止し、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロ
マトグラフィー(エタノール/酢酸エチル1:2)及び
再結晶(エタノール)によって精製し、無色の結晶とし
て7−(4−エトキシフェニル)−N−[4−[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメ
チル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒド
ロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物
4)(134mg)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.45 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.
67-1.80 (4H, m), 2.21(3H, s), 2.55-2.72 (1H, m),
3.13-3.20 (2H, m), 3.28-3.44 (2H, m), 3.58 (2H,
s), 3.69-3.76 (2H, m), 3.97-4.08 (2H, m), 4.10 (2
H, q, J=7.0 Hz), 7.06 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.31-7.35
(3H, m), 7.52-7.57 (4H, m), 7.63-7.70 (2H, m), 7.
89 (1H, br s), 8.20 (1H, d, J=8.0 Hz). IR (KBr) 3428, 1657, 1635, 1603, 1518, 1410, 1317,
1294, 1246, 1128, 827cm-1 元素分析 C32H36N2O5S Calcd. C, 68.55 ; H, 6.47 ;
N, 5.00 : Found. C, 68.16 ; H, 6.52 ; N, 5.13.
【0060】実施例6(化合物5の製造) 7−(4−エトキシフェニル)−N−[4−[N−メチ
ル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチ
ル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(2.5
g)のTHF(125ml)溶液に、室温で6N塩酸
(1.5ml)を加え、0.5時間撹拌した。減圧下濃
縮した後、ジエチルエーテルを加え無色の結晶をろ過に
よって集め、粗結晶(2.61g)を得た。再結晶(9
0%エタノール)によって精製し、無色の結晶として7
−(4−エトキシフェニル)−N−[4−[N−メチル
−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチ
ル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド・塩酸塩
(化合物5)(2.33g)を得た。 m.p. 255 ℃ (dec.)1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.45 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.
53-1.86 (2H, m), 1.93-2.21 (2H, m), 2.48 (3H, br
s), 2.94-3.35 (5H, m), 3.70-3.76 (2H, m), 3.78-3.9
9 (3H, m), 4.10 (2H, q, J=7.0 Hz), 4.16-4.35 (1H,
m), 7.00 (2H, d,J=8..8 Hz), 7.57-7.70 (5H, m), 7.8
7-7.92 (1H, m), 8.00-8.08 (3H, m), 8.18 (1H, d, J=
8.4 Hz), 9.72-9.83 (1H, m). 元素分析 C32H37N2O5SCl0.5H2O Calcd. C, 63.40 ;
H, 6.32 ; N, 4.62 ; Cl,5.85 : Found. C, 63.36 ; H,
6.10 ; N, 4.49 ; Cl, 5.76.
【0061】実施例7(化合物6の製造) 7−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボン酸(150mg)のTHF(10ml)溶液
に、室温でオキサリルクロリド(0.07ml)及びD
MFを1滴加えて1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去し
た後、残渣をTHF(20ml)に溶解させ、0℃で4
−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノメチル]アニリン(102mg)およびトリ
エチルアミン(0.12ml)を加え、室温で16時間
撹拌した。反応系を激しく撹拌した水に加えて反応を停
止し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残
渣をカラムクロマトグラフィー(エタノール/酢酸エチ
ル1:2)及び再結晶(エタノール)によって精製し、
無色の結晶として7−(3,4−メチレンジオキシフェ
ニル)−N−[4−[N−メチル−N−(テトラヒドロ
ピラン−4−イル)アミノメチル]フェニル]−1,1
−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−
4−カルボキサミド(化合物6)(133mg)を得
た。 m.p. 245-248 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.66−1.83 (4
H, m), 2.21 (3H, s), 2.52
−2.74 (1H,m), 3.17 (2H,
t, J=7.0 Hz), 3.29−3.45
(2H, m), 3.58 (2H, s), 3.
70−3.76 (2H, m), 3.96−4.1
0 (2H, m), 6.05 (2H, s),
6.92 (1H, d, J=8.8 Hz),
7.07−7.12 (2H, m), 7.31−
7.35 (3H, m), 7.52−7.67
(4H, m), 7.89 (1H, br s),
8.20(1H, d, J=8.0 Hz). IR (KBr) 3259, 1651, 159
7, 1512, 1477, 1319, 129
4, 1232, 1128, 1036, 930,
810 cm−1 元素分析 C3132S Calcd.
C, 66.41 ; H, 5.75 ; N,
5.00 : Found. C, 66.34 ;
H, 5.75 ; N, 4.85.
【0062】実施例8(化合物7の製造) 7−(4−クロロフェニル)−1,1−ジオキソ−2,
3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸
(150mg)のTHF(10ml)溶液に、室温でオ
キサリルクロリド(0.08ml)及びDMFを1滴加
えて1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残渣を
THF(15ml)に溶解させ、0℃で4−[N−メチ
ル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチ
ル]アニリン(104mg)およびトリエチルアミン
(0.12ml)のTHF(5ml)溶液に加え、室温
で19時間撹拌した。反応系に水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマト
グラフィー(エタノール/酢酸エチル1:2)及び再結
晶(エタノール/ジイソプロピルエーテル)によって精
製し、無色の結晶として7−(4−クロロフェニル)−
N−[4−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−
4−イル)アミノメチル]フェニル]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボキサミド(化合物7)(154.8mg)を得た。 m.p. 247-250 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.62-1.85 (4H, m), 2.21 (3
H, s), 2.52-2.73 (1H,m), 3.14-3.21 (2H, m), 3.29-
3.44 (2H, m), 3.57 (2H, s), 3.69-3.76 (2H, m), 3.9
7-4.10 (2H, m), 7.31-7.35 (3H, m), 7.45-7.56 (6H,
m), 7.63-7.72 (2H, m), 7.90 (1H, br s), 8.24 (1H,
d, J=8.0 Hz). IR (KBr) 3246, 1655, 1601, 1529, 1410, 1317, 1294,
1130, 818 cm-1 元素分析 C30H31N2O4SCl Calcd. C, 65.38 ; H, 5.67
; N, 5.08 : Found. C,65.54 ; H, 5.56 ; N, 4.98.
【0063】実施例9(化合物8の製造) 7−(4−フルオロフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(150mg)のTHF(10ml)溶液に、室温で
オキサリルクロリド(0.08ml)及びDMFを1滴
加えて1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残渣
をTHF(15ml)に溶解させ、0℃で4−[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメ
チル]アニリン(109mg)およびトリエチルアミン
(0.13ml)のTHF(5ml)溶液に加え、室温
で24時間撹拌した。反応系に水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマト
グラフィー(エタノール/酢酸エチル1:3)及び再結
晶(エタノール)によって精製し、無色の結晶として7
−(4−フルオロフェニル)−N−[4−[N−メチル
−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチ
ル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物
8)(128.5mg)を得た。 m.p. 219-221 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.52-1.83 (4H, m), 2.21 (3
H, s), 2.53-2.75 (1H,m), 3.14-3.21 (2H, m), 3.30-
3.45 (2H, m), 3.58 (2H, s), 3.71-3.78 (2H, m), 3.9
9-4.10 (2H, m), 7.15-7.24 (2H, m), 7.31-7.35 (3H,
m), 7.52-7.70 (6H, m), 7.95 (1H, br s), 8.23 (1H,
d, J=8.6 Hz). IR (KBr) 3273, 1655, 1601, 1516, 1410, 1311, 1128,
825 cm-1 元素分析 C30H31N2O4SF・0.5H2O Calcd. C, 66.28 ; H,
5.93 ; N, 5.15 : Found. C, 66.56 ; H, 5.90 ; N,
5.13.
【0064】実施例10(化合物9の製造) 7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−1,1−ジ
オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−
カルボン酸(180mg)のTHF(10ml)溶液
に、室温でオキサリルクロリド(0.8ml)およびD
MFを1滴加え1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した
後、残渣をTHF(10ml)に溶解させ、0℃で4−
[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)
アミノメチル]アニリン(114mg)およびトリエチ
ルアミン(0.13ml)のTHF(5ml)溶液に滴
下し、室温で14時間撹拌した。反応系に水を加え、ジ
クロロメタンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、生じ
た結晶を再結晶(エタノール)によって精製し、無色の
結晶としてN−[4−[N−メチル−N−(テトラヒド
ロピラン−4−イル)アミノメチル]フェニル]−7−
(4−トリフルオロメチルフェニル)−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボキサミド(化合物9)(208.9mg)を得た。 m.p. 270-272 ℃1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ1.37-1.61 (2H, m), 1.63-
1.78 (2H, m), 2.10 (3H, s), 2.46-2.67 (1H, m), 3.0
7-3.13 (2H, m), 3.18-3.35 (2H, m), 3.52 (2H,s), 3.
75-3.96 (4H, m), 7.27 (2H, d, J=8.5 Hz), 7.56 (1H,
s), 7.67 (2H,d, J=8.5 Hz), 7.90 (2H, d, J=8.4 H
z), 7.97-8.06 (3H, m), 8.14-8.18 (2H,m). IR (KBr) 3245, 1654, 1636, 1601, 1529, 1410, 1325,
1294, 1173, 1130, 1072, 827 cm-1 元素分析 C31H31N2O4SF3 Calcd. C, 63.68 ; H, 5.34
; N, 4.79 : Found. C,63.64 ; H, 5.30 ; N, 4.70.
【0065】実施例11(化合物10の製造) 7−(4−エチルフェニル)−1,1−ジオキソ−2,
3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸
(180mg)のTHF(10ml)溶液に、室温でオ
キサリルクロリド(0.09ml)及びDMFを1滴加
えて1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残渣を
THF(15ml)に溶解させ、0℃で4−[N−メチ
ル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチ
ル]アニリン(128mg)およびトリエチルアミン
(0.15ml)のTHF(5ml)溶液に滴下した。
室温で64時間撹拌した後、水を加え酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥した。減圧下濃縮後、生じた結晶を再結晶(エタ
ノール)によって精製し、淡黄色の結晶として7−(4
−エチルフェニル)−N−[4−[N−メチル−N−
(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチル]フェ
ニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベ
ンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物10)(1
73.6mg)を得た。 m.p. 257-260 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.29 (3H, t, J=6.7 Hz), 1.
56-1.83 (4H, m), 2.21(3H, s), 2.54-2.71 (1H, m),
2.72 (2H, q, J=6.7 Hz), 3.17 (2H, t, J=6.7 Hz), 3.
31-3.44 (2H, m), 3.58 (2H, s), 3.70-3.76 (2H, m),
3.98-4.11 (2H, m), 7.31-7.35 (5H, m), 7.54 (2H, d,
J=8.0 Hz), 7.55 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.66 (1H, s),
7.71 (1H, dd, J=8.4 Hz), 7.92 (1H, br s), 8.21 (1
H, d, J=8.4Hz). IR (KBr) 3248, 1657, 1635, 1599, 1525, 1410, 1317,
1294, 1128, 824 cm-1 元素分析 C32H36N2O4S Calcd. C, 70.56 ; H, 6.66 ;
N, 5.14 : Found. C, 70.30 ; H, 6.73 ; N, 5.29.
【0066】実施例12(化合物11の製造) 7−(4−イソプロピルフェニル)−1,1−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボ
ン酸(180mg)のTHF(10ml)溶液に、室温
でオキサリルクロリド(0.09ml)およびDMFを
1滴加え1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残
渣をTHF(15ml)に溶解させ、0℃で4−[N−
メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ
メチル]アニリン(122mg)およびトリエチルアミ
ン(0.14ml)のTHF(5ml)溶液に滴下し、
室温で20時間撹拌した。反応系に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロ
マトグラフィー(エタノール/酢酸エチル1:3)およ
び再結晶(エタノール)によって精製し、無色の結晶と
して7−(4−イソプロピルフェニル)−N−[4−
[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)
アミノメチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3
−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(化合物11)(189.8mg,67%)を得た。 m.p. 240-247 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.30 (6H, d, J=7.0 Hz), 1.
52-1.83 (4H, m), 2.21(3H, s), 2.55-2.77 (1H, m),
2.90-3.04 (1H, m), 3.17 (2H, t, J=6.6 Hz), 3.37 (2
H, dt, J=2.8, 11.0 Hz), 3.58 (2H, s), 3.70-3.76 (2
H, m), 3.98-4.09(2H, m), 7.31-7.38 (5H, m), 7.52-
7.58 (4H, m), 7.66-7.73 (2H, m), 7.98(1H, br s),
8.21 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 3251, 1655, 1601, 1525, 1410, 1317, 1296,
1130, 821 cm-1 元素分析 C33H38N2O4S Calcd. C, 70.94 ; H, 6.86 ;
N, 5.01 : Found. C, 70.89 ; H, 6.61 ; N, 7.75.
【0067】実施例13(化合物12の製造) 7−(4−tert−ブチルフェニル)−1,1−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボン酸(180mg)のTHF(10ml)溶液に、
室温でオキサリルクロリド(0.09ml)及びDMF
を1滴加えて1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した
後、残渣をテトラヒドロフラン(15ml)に溶解さ
せ、0℃で4−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラ
ン−4−イル)アミノメチル]アニリン(119mg)
およびトリエチルアミン(0.14ml)のTHF(5
ml)溶液に滴下した。室温で16時間撹拌した後、水
を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、生
じた結晶を再結晶(エタノール)によって精製し、無色
の結晶として7−(4−tert−ブチルフェニル)−
N−[4−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−
4−イル)アミノメチル]フェニル]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボキサミド(化合物12)(209.8mg)を得た。 m.p. 247-249 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.37 (9H, s), 1.52-1.83 (4
H, m), 2.21 (3H, s), 2.54-2.74 (1H, m), 3.13-3.20
(2H, m), 3.29-3.45 (2H, m), 3.58 (2H, s), 3.68-3.7
9 (2H, m), 3.98-4.10 (2H, m), 7.31-7.35 (3H, m),
7.46-7.60 (6H, m), 7.66 (1H, d, J=1.8 Hz), 7.71 (1
H, dd, J=8.0, 1.8 Hz), 7.99 (1H, br s),8.21 (1H,
d, J=8.0 Hz). IR (KBr) 3278, 1655, 1599, 1512, 1313, 1300, 1130,
821 cm-1 元素分析 C34H40N2O4S・0.2H2O Calcd. C, 70.85 ; H,
7.07 ; N, 4.86 : Found. C, 70.60 ; H, 6.91 ; N, 4.
78.
【0068】実施例14(化合物13の製造) 7−[4−(1−ピロリジニル)フェニル]−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボン酸(75mg)のDMF(5ml)溶液に、
室温で塩化チオニル(0.1ml)を加えて1時間撹拌
した。減圧下溶媒を留去した後、残渣をジクロロメタン
(10ml)に溶解させ、0℃で4−[N−メチル−N
−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチル]ア
ニリン(53mg)およびトリエチルアミン(0.5m
l)のジクロロメタン(5ml)溶液に滴下した。室温
で16時間撹拌した後、水を加えジクロロメタンで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマトグラ
フィー(エタノール/酢酸エチル1:2)で精製し、黄
色の結晶としてN−[4−[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノメチル]フェニル]−
7−[4−(1−ピロリジニル)フェニル]−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボキサミド(化合物13)(36.3mg)を得
た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ1.42-1.67 (4H, m), 1.89-
2.04 (4H, m), 2.10 (3H, s), 2.45-2.68 (1H, m), 2.9
8-3.10 (2H, m), 3.17-3.36 (6H, m), 3.52 (2H,s), 3.
69-3.81 (2H, m), 3.83-3.96 (2H, m), 6.65 (2H, d, J
=8.6 Hz), 7.27(2H, d, J=8.0 Hz), 7.52 (1H, s), 7.6
1-7.71 (4H, m), 7.76-7.84 (1H, m), 7.98-8.02 (2H,
m), 10.16 (1H, s). IR (KBr) 3278, 1657, 1606, 1525, 1379, 1315, 1294,
1167, 1128, 812 cm-1
【0069】実施例15(化合物14の製造) 7−(4−ピペリジノフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(200mg)のDMF(10ml)溶液に、室温で
塩化チオニル(0.1ml)加えて1時間撹拌した。減
圧下溶媒を留去した後、残渣をジクロロメタン(15m
l)に溶解させ、0℃で4−[N−メチル−N−(テト
ラヒドロピラン−4−イル)アミノメチル]アニリン
(125mg)およびトリエチルアミン(0.5ml)
のジクロロメタン(5ml)溶液に滴下した。室温で1
6時間撹拌した後、反応系を水に加えジクロロメタンで
抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマト
グラフィー(エタノール/酢酸エチル1:4)で精製
し、黄色の結晶としてN−[4−[N−メチル−N−
(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチル]フェ
ニル]−7−(4−ピペリジノフェニル)−1,1−ジ
オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−
カルボキサミド(化合物14)(39.5mg)を得
た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ1.39-1.77 (10H, m), 2.10
(3H, s), 2.46-2.70 (1H, m), 3.01-3.11 (2H, m), 3.
17-3.35 (6H, m), 3.52 (2H, s), 3.72-3.81 (2H, m),
3.83-3.97 (2H, m), 7.05 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.27 (2
H, d, J=8.4 Hz),7.53 (1H, s), 7.67 (2H, d, J=8.4 H
z), 7.68 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.84 (1H,dd, J=8.2, 2.
2 Hz), 8.01-8.05 (2H, m), 10.17 (1H, s). IR (KBr) 3280, 1657, 1603, 1522, 1315, 1292, 1238,
1126, 818 cm-1
【0070】実施例16(化合物15の製造) 7−(4−モルホリノフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸・塩酸塩(200mg)及び1−ヒドロキシベンゾト
リアゾール(0.12g)のDMF(5ml)溶液に、
室温で1−エチル−3−(3’−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミド・塩酸塩(0.18g)を加え1時
間撹拌した。反応系に4−[N−(4,4−エチレンジ
オキシシクロヘキシル)−N−メチルアミノメチル]ア
ニリン(0.19g)及びトリエチルアミン(0.2m
l)のDMF溶液(3ml)を加え、64時間撹拌し
た。減圧下濃縮した後、水を加え酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下溶媒を留去した後、残渣をカラムクロ
マトグラフィー(エタノール/酢酸エチル1:1)で精
製し、黄色の結晶としてN−[4−[N−(4,4−エ
チレンジオキシシクロヘキシル)−N−メチルアミノメ
チル]フェニル]−7−(4−モルホリノフェニル)−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物15)(119m
g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.51-1.75 (4H, m), 1.77-1.
91 (4H, m), 2.20 (3H,s), 2.44-2.65 (1H, m), 3.11-
3.20 (2H, m), 3.23-3.28 (4H, m), 3.57 (2H, s), 3.6
9-3.75 (2H, m), 3.87-3.91 (4H, m), 3.95 (4H, s),
7.00 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.30-7.35 (3H, m), 7.51-7.
58 (4H, m), 7.64 (1H, br s), 7.65-7.73(1H, m), 7.8
8-7.93 (1H, m), 8.18 (1H, d, J=7.6 Hz). IR (KBr) 3346, 1653, 1608, 1520, 1410, 1310, 1238,
1165, 1126, 928, 819cm-1
【0071】実施例17(化合物16の製造) 7−(4−メトキシフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(170mg)のTHF(10ml)溶液に、室温で
オキサリルクロリド(0.09ml)およびDMF1滴
を加え1時間撹拌した。減圧下濃縮した後、残渣をTH
F(15ml)に溶解させ、0℃で4−[N−(4,4
−エチレンジオキシシクロヘキシル)−N−メチルアミ
ノメチル]アニリン(0.15g)およびトリエチルア
ミン(0.14ml)のTHF(5ml)溶液に加え、
室温で21時間撹拌した。反応系に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去した後、残渣を
カラムクロマトグラフィー(エタノール/酢酸エチル
1:1)および再結晶(エタノール/酢酸エチル)で精
製し、淡黄色の結晶としてN−[4−[N−(4,4−
エチレンジオキシシクロヘキシル)−N−メチルアミノ
メチル]フェニル]−7−(4−メトキシフェニル)−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物16)(164.2
mg)を得た。 m.p. 222-228 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.45-1.90 (8H, m), 2.20 (3
H, s), 2.45-2.63 (1H,m), 3.13-3.20 (2H, m), 3.56
(2H, s), 3.69-3.76 (2H, m), 3.88 (3H, s), 3.95 (4
H, s), 7.02 (2H, d, J=8.6 Hz), 7.30-7.35 (3H, m),
7.52-7.70 (6H, m), 7.92 (1H, br s), 8.20 (1H, d, J
=8.0 Hz). IR (KBr) 3356, 1651, 1608, 1518, 1311, 1292, 1252,
1126, 824 cm-1 元素分析 C34H38N2O6S Calcd. C, 67.75 ; H, 6.35 ;
N, 4.65 : Found. C, 67.48 ; H, 6.15 ; N, 4.47.
【0072】実施例18(化合物17の製造) N−[4−[N−(4,4−エチレンジオキシシクロヘ
キシル)−N−メチルアミノメチル]フェニル]−7−
(4−メトキシフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3
−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(112mg)のTHF(20ml)溶液に室温で3N
塩酸(1ml)を加え、18時間撹拌した。反応系に飽
和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和
食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下
濃縮し得られた、無色の固体を再結晶(酢酸エチル/ヘ
キサン)によって精製し、無色の結晶として7−(4−
メトキシフェニル)−N−[4−[N−メチル−N−
(4−オキソシクロヘキシル)アミノメチル]フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物17)(7
7.6mg)を得た。 m.p. 214-218 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.77-2.14 (4H, m), 2.24 (3
H, s), 2.26-2.58 (4H,m), 2.80-2.96 (1H, m), 3.13-
3.20 (2H, m), 3.61 (2H, s), 3.70-3.76 (2H, m), 3.8
7 (3H, s), 7.02 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.32-7.36 (3H,
m), 7.53-7.70 (6H, m), 7.97 (1H, br s), 8.20 (1H,
d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 3280, 1713, 1657, 1603, 1518, 1313, 1296,
1252, 1128, 825 cm-1 元素分析 C32H34N2O5S・0.5H2O Calcd. C, 67.70 ; H,
6.21 ; N, 4.93 : Found. C, 67.58 ; H, 5.97 ; N, 4.
66.
【0073】実施例19(化合物18の製造) 7−(4−エトキシフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(180mg)のTHF(10ml)溶液に、室温で
オキサリルクロリド(0.09ml)およびDMF1滴
を加え1時間撹拌した。減圧下濃縮した後、残渣をTH
F(10ml)に溶解させ、0℃で4−[N−(4,4
−エチレンジオキシシクロヘキシル)−N−メチルアミ
ノメチル]アニリン0.153g(0.553ミリモ
ル)およびトリエチルアミン(0.14ml)のTHF
(5ml)溶液に加え、室温で16時間撹拌した。反応
系に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶
媒を留去した後、生じた粗結晶を再結晶(エタノール/
ジイソプロピルエーテル)で精製し、無色の結晶として
7−(4−エトキシフェニル)−N−[4−[N−
(4,4−エチレンジオキシシクロヘキシル)−N−メ
チルアミノメチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物18)(187mg)を得た。 m.p. 220-223 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.46 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.
51-1.92 (8H, m), 2.21(3H, s), 2.46-2.64 (1H, m),
3.17 (2H, t, J=7.0 Hz), 3.57 (2H, s), 3.73 (2H, t,
J=7.0 Hz), 3.95 (4H, s), 4.10 (2H, q, J=7.0 Hz),
7.01 (2H, d, J=9.0 Hz), 7.28-7.38 (3H, m), 7.49-7.
59 (4H, m), 7.61-7.72 (2H, m), 7.87-7.94 (1H, m),
8.21 (1H, d, J=8.2 Hz). IR (KBr) 3346, 1651, 1518, 1311, 1292, 1250, 1164,
1126, 822 cm-1 元素分析 C35H40N2O6S・0.2H2O Calcd. C, 67.76 ; H,
6.56 ; N, 4.52 : Found. C, 67.66 ; H, 6.32 ; N, 4.
36.
【0074】実施例20(化合物19の製造) 7−(4−エトキシフェニル)−N−[4−[N−
(4,4−エチレンジオキシシクロヘキシル)−N−メ
チルアミノメチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(140mg)のTHF(20ml)溶液に室温
で3N塩酸(1ml)を加え、40時間撹拌した。反応
系に飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧下濃縮し得られた無色の固体を再結晶(酢酸エチル
/ヘキサン)によって精製し、無色の結晶として7−
(4−エトキシフェニル)−N−[4−[N−メチル−
N−(4−オキソシクロヘキシル)アミノメチル]フェ
ニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベ
ンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物19)(1
01.1mg)を得た。 m.p. 195 ℃(dec.)1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.45 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.
83-2.17 (4H, m), 2.24(3H, s), 2.26-2.59 (4H, m),
2.80-2.98 (1H, m), 3.13-3.20 (2H, m), 3.62 (2H,
s), 3.69-3.76 (2H, m), 4.10 (2H, q, J=7.0 Hz), 7.0
1 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.32-7.36 (3H, m), 7.52-7.70
(6H, m), 7.96 (1H, br s), 8.20 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 3278, 1713, 1657, 1603, 1520, 1313, 1298,
1248, 1128, 824 cm-1 元素分析 C33H36N2O5S・1.0H2O Calcd. C, 67.10 ; H,
6.48 ; N, 4.74 : Found. C, 66.97 ; H, 6.09 ; N, 4.
72.
【0075】実施例21(化合物20の製造) 7−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾオキセピン−
4−カルボン酸(180mg)のTHF(10ml)溶
液に、室温でオキサリルクロリド(0.09ml)およ
びDMF1滴を加え1時間撹拌した。減圧下濃縮した
後、残渣をTHF(15ml)に溶解させ、0℃で4−
[N−(4,4−エチレンジオキシシクロヘキシル)−
N−メチルアミノメチル]アニリン(0.153g)お
よびトリエチルアミン(0.14ml)のTHF(5m
l)溶液に加え、室温で15時間撹拌した。反応系に水
を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留
去した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(エタノー
ル/酢酸エチル1:1)および再結晶(エタノール/ジ
イソプロピルエーテル)で精製し、淡黄色の結晶として
N−[4−[N−(4,4−エチレンジオキシシクロヘ
キシル)−N−メチルアミノメチル]フェニル]−7−
(3,4−メチレンジオキシフェニル)−1,1−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボキサミド(化合物20)(153.1mg)を得
た。 m.p. 214-215 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.45-1.92 (8H, m), 2.20 (3
H, s), 2.43-2.62 (1H,m), 3.17 (2H, t, J=7.0 Hz),
3.57 (2H, s), 3.69-3.76 (2H, m), 3.95 (4H, s), 6.0
4 (2H, s), 6.92 (1H, d, J=8.6 Hz), 7.07-7.12 (2H,
m), 7.31-7.35 (3H, m), 7.51-7.66 (4H, m), 7.88 (1
H, br s), 8.19 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 3327, 1649, 1514, 1314, 1292, 1238, 1128,
1109, 930, 818 cm-1 元素分析 C34H36N2O7S・0.1H2O Calcd. C, 66.02 ; H,
5.90 ; N, 4.53 : Found. C, 65.98 ; H, 5.78 ; N, 4.
23.
【0076】実施例22(化合物21の製造) N−[4−[N−(4,4−エチレンジオキシシクロヘ
キシル)−N−メチルアミノメチル]フェニル]−7−
(3,4−メチレンジオキシフェニル)−1,1−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボキサミド(100mg)のTHF(10ml)溶液
に室温で3N塩酸(1ml)を加え、39時間撹拌し
た。反応系に飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下濃縮し得られた、無色の固体を再結晶
(酢酸エチル)によって精製し、無色の結晶として7−
(3,4−メチレンジオキシフェニル)−N−[4−
[N−メチル−N−(4−オキソシクロヘキシル)アミ
ノメチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジ
ヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化
合物21)(56.8mg)を得た。 m.p. 219-223 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.83-2.17 (4H, m), 2.24 (3
H, s), 2.29-2.59 (4H,m), 2.81-2.98 (1H, m), 3.16
(2H, t, J=6.9 Hz), 3.61 (2H, s), 3.73 (2H, t, J=6.
9 Hz), 6.05 (2H, s), 6.92 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.07-
7.12 (2H, m), 7.32-7.36 (3H, m), 7.54-7.59 (3H,
m), 7.64 (1H, dd, J=8.0, 2.0 Hz), 7.98 (1H, br s),
8.19 (1H, d, J=8.0 Hz). IR (KBr) 3280, 1716, 1659, 1599, 1510, 1479, 1410,
1317, 1292, 1234, 1128, 1041, 812 cm-1 元素分析 C32H32N2O6S・0.5H2O Calcd. C, 66.08 ; H,
5.72 ; N, 4.82 : Found. C, 66.36 ; H, 5.73 ; N, 4.
78.
【0077】実施例23(化合物22の製造) 7−(4−クロロフェニル)−1,1−ジオキソ−2,
3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸
(250mg)のTHF(10ml)溶液に、室温でオ
キサリルクロリド(0.13ml)およびDMF1滴を
加え1時間撹拌した。減圧下濃縮した後、残渣をTHF
(15ml)に溶解させ、0℃で4−[N−(4,4−
エチレンジオキシシクロヘキシル)−N−メチルアミノ
メチル]アニリン(0.238g)およびトリエチルア
ミン(0.2ml)のTHF(5ml)溶液に加え、室
温で20時間撹拌した。反応系に水を加え、酢酸エチル
で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去した後、残渣をカ
ラムクロマトグラフィー(エタノール/酢酸エチル1:
2)および再結晶(エタノール)で精製し、無色の結晶
として7−(4−クロロフェニル)−N−[4−[N−
(4,4−エチレンジオキシシクロヘキシル)−N−メ
チルアミノメチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物22)(286.8mg)を得た。 m.p. 224-228 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.44-1.90 (8H, m), 2.20 (3
H, s), 2.42-2.64 (1H,m), 3.12-3.23 (2H, m), 3.56
(2H, s), 3.70-3.77 (2H, m), 3.95 (4H, s), 7.31-7.3
5 (3H, m), 7.45-7.57 (6H, m), 7.63-7.73 (2H, m),
7.90 (1H, br s),8.24 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 3336, 1672, 1518, 1308, 1282, 1165, 1126,
1097, 820 cm-1 元素分析 C33H35N2O5SCl Calcd. C, 65.28 ; H, 5.81
; N, 4.61 : Found. C,65.18 ; H, 5.70 ; N, 4.60.
【0078】実施例24(化合物23の製造) 7−(4−クロロフェニル)−N−[4−[N−(4,
4−エチレンジオキシシクロヘキシル)−N−メチルア
ミノメチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(180mg)のTHF(15ml)溶液に室温で3N
塩酸(1ml)を加え、7日間撹拌した。反応系に飽和
重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃
縮し得られた、無色の固体を再結晶(酢酸エチル)によ
って精製し、無色の結晶として7−(4−クロロフェニ
ル)−N−[4−[N−メチル−N−(4−オキソシク
ロヘキシル)アミノメチル]フェニル]−1,1−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボキサミド(化合物23)(85.9mg)を得た。 m.p. 197-200 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.79-2.20 (4H, m), 2.25 (3
H, s), 2.29-2.62 (4H,m), 2.84-3.03 (1H, m), 3.18
(2H, t, J=7.0 Hz), 3.63 (2H, s), 3.70-3.78 (2H,
m), 7.30-7.72 (11H, m), 7.84-8.02 (1H, m), 8.24 (1
H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 3277, 1714, 1653, 1599, 1529, 1410, 1319,
1128, 820 cm-1 元素分析 C31H31N2O4SCl・0.75H2O Calcd. C, 64.57 ;
H, 5.68 ; N, 4.86 : Found. C, 64.49 ; H, 5.40 ; N,
4.92.
【0079】実施例25(化合物24の製造) 7−(4−モルホリノフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(150mg)及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ル(101mg)のDMF(5ml)溶液に、室温で1
−エチル−3−(3’−ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミド・塩酸塩(144mg)を加え2時間撹拌し
た。反応系に3−[N−(4−アミノベンジル)−N−
メチルアミノ]プロピオン酸エチル(133mg)及び
トリエチルアミン(0.1ml)のDMF溶液(5m
l)及び1かけらの4−ジメチルアミノピリジンを加
え、20時間撹拌した。減圧下濃縮した後、水を加えジ
クロロメタンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し
た後、残渣をカラムクロマトグラフィー(エタノール/
酢酸エチル1:9)及び再結晶(酢酸エチル/ヘキサ
ン)によって精製し、黄色の結晶としてN−[4−[N
−(2−エトキシカルボニルエチル)−N−メチルアミ
ノメチル]フェニル]−7−(4−モルホリノフェニ
ル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物24)(13
3.6mg)を得た。 m.p. 209-211 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.26 (3H, t, J=7.2 Hz), 2.
21 (3H, s), 2.49-2.55(2H, m), 2.72-2.79 (2H, m),
3.10-3.20 (2H, m), 3.23-3.28 (4H, m), 3.51 (2H,
s), 3.69-3.76 (2H, m), 3.87-3.92 (4H, m), 4.15 (2
H, q, J=7.2 Hz), 7.00 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.25-7.37
(3H, m), 7.53-7.58 (4H, m), 7.63-7.72 (2H, m), 7.
96 (1H, s), 8.19 (1H, d, J=8.0 Hz). IR (KBr) 3334, 1732, 1651, 1605, 1520, 1311, 1238,
1165, 1126, 930, 818cm-1 元素分析 C34H39N3O6S Calcd. C, 66.10 ; H, 6.36 ;
N, 6.80 : Found. C, 65.84 ; H, 6.44 ; N, 6.81.
【0080】実施例26(化合物25の製造) 7−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボン酸(180mg)のTHF(5ml)溶液
に、室温でオキサリルクロリド(0.08ml)および
DMFを1滴加え1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去し
た後、残渣をDMF(4ml)に溶解させ、0℃で4−
[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)
アミノメチル]アニリン(109mg)およびトリエチ
ルアミン(0.19ml)のTHF(5ml)溶液に滴
下し、室温で18時間撹拌した。反応系に水を加え、酢
酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をカラ
ムクロマトグラフィー(エタノール/酢酸エチル1:
3)および再結晶(エタノール)によって精製し、無色
の結晶としてN−[4−[N−メチル−N−(テトラヒ
ドロピラン−4−イル)アミノメチル]フェニル]−7
−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−1,1−ジ
オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−
カルボキサミド(化合物25)(137.0mg)を得
た。 m.p. 261-263 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.52-1.82 (4H, m), 2.21 (3
H, s), 2.52-2.74 (1H,m), 3.15-3.22 (2H, m), 3.31-
3.45 (2H, m), 3.58 (2H, s), 3.71-3.78 (2H, m), 3.9
8-4.12 (2H, m), 7.27-7.35 (5H, m), 7.55 (2H, d, J=
8.8 Hz), 7.61-7.65 (3H, m), 7.70 (1H, dd, J=8.1,
1.8 Hz), 7.93 (1H, br s), 8.25 (1H, d,J=8.1 Hz). IR (KBr) 3242, 1657, 1633, 1601, 1518, 1412, 1317,
1294, 1265, 1215, 1169, 1130 cm-1 元素分析 C31H31N2O5SF3 Calcd. C, 61.99 ; H, 5.20
; N, 4.66 : Found. C,61.95 ; H, 5.01 ; N, 4.59.
【0081】実施例27(化合物26の製造) 7−(3,4−ジクロロフェニル)−1,1−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボ
ン酸(180mg)のTHF(10ml)溶液に、室温
で塩化チオニル(0.08ml)及びDMFを1滴加え
て1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残渣をT
HF(15ml)に溶解させ、0℃で4−[N−メチル
−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチ
ル]アニリン(114mg)およびトリエチルアミン
(0.2ml)のTHF(2ml)溶液に滴下した。室
温で16時間撹拌した後、水を加え酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(エタノール/酢酸エチル1:4)および再結晶
(エタノール)によって精製し、無色の結晶として7−
(3,4−ジクロロフェニル)−N−[4−[N−メチ
ル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチ
ル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物2
6)(155.0mg)を得た。 m.p. 235-237 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.56-1.78 (4H, m), 2.21 (3
H, s), 2.55-2.73 (1H,m), 3.17 (2H, t, J=6.6 Hz),
3.31-3.44 (2H, m), 3.57 (2H, s), 3.73 (2H, t, J=6.
6 Hz), 3.98-4.10 (2H, m), 7.30-7.35 (3H, m), 7.43
(1H, dd, J=8.4,2.2 Hz), 7.52-7.69 (6H, m), 7.96 (1
H, br s), 8.25 (1H, d, J=8.2 Hz). IR (KBr) 3253, 1655, 1633, 1601, 1529, 1467, 1410,
1317, 1296, 1130, 818cm-1 元素分析 C30H30N2O4SCl2 Calcd. C, 61.54 ; H, 5.16
; N, 4.78 : Found. C,61.71 ; H, 5.14 ; N, 4.77.
【0082】実施例28(化合物27の製造) 7−(4−プロピルフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(200mg)のTHF(5ml)溶液に、室温で塩
化チオニル(0.09ml)及びDMFを1滴加えて1
時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残渣をTHF
(12ml)に溶解させ、0℃で4−[N−メチル−N
−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチル]ア
ニリン122mg(0.55ミリモル)およびトリエチ
ルアミン(0.14ml)のTHF(2ml)溶液に滴
下した。室温で4時間撹拌した後、水を加え酢酸エチル
で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下濃縮後、生じた淡黄色の結晶
を再結晶(エタノール)によって精製し、無色の結晶と
してN−[4−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラ
ン−4−イル)アミノメチル]フェニル]−7−(4−
プロピルフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合
物27)(195.0mg)を得た。 m.p. 247-250 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.98 (3H, t, J=7.3 Hz), 1.
56-1.83 (6H, m), 2.21(3H, s), 2.52-2.74 (3H, m),
3.18 (2H, t, J=6.6 Hz), 3.31-3.44 (2H, m), 3.58 (2
H, s), 3.70-3.76 (2H, m), 3.97-4.10 (2H, m), 7.28-
7.35 (5H, m), 7.52 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.55 (2H, d,
J=8.4 Hz), 7.66-7.73 (2H, m), 7.94 (1H, br s), 8.
21 (1H, d, J=8.0 Hz). IR (KBr) 3250, 1657, 1635, 1599, 1525, 1410, 1315,
1296, 1165, 1130 cm-1 元素分析 C33H38N2O4S Calcd. C, 70.94 ; H, 6.86 ;
N, 5.01 : Found. C, 70.99 ; H, 6.51 ; N, 5.05.
【0083】実施例29(化合物28の製造) 7−(4−イソプロポキシフェニル)−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボン酸(400mg)のTHF(10ml)溶液に、室
温で塩化チオニル(0.094ml)及びDMFを1滴
加えて1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残渣
をTHF(10ml)に溶解させ、0℃で4−[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメ
チル]アニリン(260mg)およびトリエチルアミン
(0.45ml)のTHF(2ml)溶液に滴下した。
室温で18時間撹拌した後、水を加え酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥した。減圧下濃縮後、生じた淡黄色の結晶を再結
晶(エタノール)によって精製し、淡黄色の結晶として
7−(4−イソプロポキシフェニル)−N−[4−[N
−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミ
ノメチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジ
ヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化
合物28)(367.1mg)を得た。 m.p. 245-247 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.38 (6H, d, J=5.8 Hz), 1.
59-1.84 (4H, m), 2.21(3H, s), 2.54-2.76 (1H, m),
3.16 (2H, t, J=7.0 Hz), 3.31-3.44 (2H, m), 3.58 (2
H, s), 3.69-3.76 (2H, m), 3.99-4.10 (2H, m), 4.56-
4.69 (1H, m), 6.99 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.31-7.35 (3
H, m), 7.53 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.55 (2H, d, J=8.8
Hz), 7.62-7.69 (2H, m), 7.93 (1H, br s), 8.19 (1H,
d, J=8.4Hz). IR (KBr) 3248, 1655, 1603, 1515, 1410, 1317, 1292,
1248, 1171, 1128, 825cm-1 元素分析 C33H38N2O5S Calcd. C, 68.96 ; H, 6.66 ;
N, 4.87 : Found. C, 68.70 ; H, 6.34 ; N, 4.86.
【0084】実施例30(化合物29の製造) 7−(4−プロポキシフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(170mg)のTHF(5ml)懸濁液に、室温で
塩化チオニル(0.07ml)及びDMFを1滴加えて
1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残渣をTH
F(10ml)に溶解させ、室温で4−[N−メチル−
N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチル]
アニリン(111mg)およびトリエチルアミン(0.
18ml)のTHF(2ml)溶液に滴下した。室温で
21時間撹拌した後、水を加え酢酸エチルで抽出した。
有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフィー
(エタノール/酢酸エチル1:3)および再結晶(エタ
ノール)によって精製し、淡黄色の結晶としてN−[4
−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノメチル]フェニル]−7−(4−プロポキシ
フェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物29)
(147.6mg)を得た。 m.p. 244-247 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.06 (3H, t, J=7.4 Hz), 1.
57-1.90 (6H, m), 2.21(3H, s), 2.54-2.75 (1H, m),
3.13-3.20 (2H, m), 3.31-3.44 (2H, m), 3.58 (2H,
s), 3.69-3.76 (2H, m), 3.98 (2H, t, J=6.6 Hz), 3.9
9-4.11 (2H, m), 7.01 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.31-7.35
(3H, m), 7.52-7.56 (4H, m), 7.62 (1H, d,J=1.8 Hz),
7.67 (1H, dd, J=8.0, 1.8 Hz), 7.92 (1H, br s), 8.
19 (1H, d,J=8.0 Hz). IR (KBr) 3280, 1657, 1603, 1520, 1315, 1294, 1250,
1130, 822 cm-1 元素分析 C33H38N2O5S Calcd. C, 68.96 ; H, 6.66 ;
N, 4.87 : Found. C, 68.72 ; H, 6.70 ; N, 4.88.
【0085】実施例31(化合物30の製造) 7−(4−ブトキシフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(180mg)のTHF(5ml)溶液に、室温で塩
化チオニル(0.07ml)及びDMFを1滴加えて1
時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残渣をTHF
(10ml)に溶解させ、室温で4−[N−メチル−N
−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチル]ア
ニリン(114mg)およびトリエチルアミン(0.2
ml)のTHF(2ml)溶液に滴下した。室温で3時
間撹拌した後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフィー(エタ
ノール/酢酸エチル1:4)および再結晶(エタノー
ル)によって精製し、淡黄色の結晶として7−(4−ブ
トキシフェニル)−N−[4−[N−メチル−N−(テ
トラヒドロピラン−4−イル)アミノメチル]フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物30)(13
8.6mg)を得た。 m.p. 233-236 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.00 (3H, t, J=7.3 Hz), 1.
40-1.87 (8H, m), 2.21(3H, s), 2.55-2.72 (1H, m),
3.16 (2H, t, J=6.8 Hz), 3.31-3.42 (2H, m), 3.58 (2
H, s), 3.72 (2H, t, J=6.8 Hz), 3.98-4.10 (2H, m),
4.02 (2H, t, J=6.4 Hz), 7.00 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.
30-7.35 (3H, m), 7.54 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.55 (2H,
d, J=8.8 Hz), 7.62-7.69 (2H, m), 7.93 (1H, br s),
8.19 (1H,d, J=8.0 Hz) IR (KBr) 3280, 1659, 1603, 1518, 1315, 1294, 1250,
1128, 825 cm-1 元素分析 C34H40N2O5S Calcd. C, 69.36 ; H, 6.85 ;
N, 4.76 : Found. C, 69.20 ; H, 6.75 ; N, 4.94.
【0086】実施例32(化合物31の製造) 6−(4−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,
2−ジヒドロ−2H−チオクロメン−3−カルボン酸(1
78 mg, 0.567 mmol) とHOBt(115 mg, 0.85mmol) の
アセトニトリル (5 ml) 懸濁液にWSC (163 mg, 0.85
mmol) を加え1時間撹拌した。反応液に4−[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメ
チル]アニリン (187 mg, 0.85 mmol) とトリエチルア
ミン (0.16 ml, 1.13 mmol) のアセトニトリル (1 ml)
溶液を加え15時間攪拌した。溶媒を留去して得られる
残留物を酢酸エチルで希釈後、水と飽和食塩水で洗浄し
硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去して得られる
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
酢酸エチル/エタノール(2:1)溶出部より6−(4
−メチルフェニル)−N−(4−((N−メチル−N−
テトラヒドロピラン−4−イルアミノメチル)フェニル
−1,1−ジオキソ−1,2−ジヒドロ−2H−チオク
ロメン−3−カルボキサミド(化合物31)(89.4 mg,
31%) を褐色粉末として得た。融点197℃(分解)。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 7.96-8.02 (3H, m), 7.86 (1H,
s), 7.65-7.71 (4H, m),7.25-7.38 (4H, m), 4.57 (2H,
s), 3.81-4.00 (2H, m), 3.54 (2H, s), 3.20-3.32 (2
H, m), 2.50-2.72 (1H, m), 2.39 (3H, s), 2.12 (3H,
s).
【0087】実施例33(化合物32の製造) 7−(4−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−2,
3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸
(325 mg, 0.991 mmol) のTHF(10 ml)懸濁液に0℃に
てオキザリルクロリド (0.26 ml, 2.97 mmol) とDMF
(1滴) を加え、室温にて1.5時間撹拌した。溶媒を
留去後、THF溶液 (8 ml) とし、この溶液に、4−
(N−(2−エトキシカルボニルエチル)−N−メチ
ル)アミノメチル)アニリン (257 mg, 1.09 mmol) と
トリエチルアミン (0.42 ml, 2.97 mmol) のTHF溶液
(2 ml) を0℃にて滴下し、室温にて17時間撹拌し
た。反応液に水を加え酢酸エチルで抽出し、抽出液を飽
和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒
を留去して得られる残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付し、酢酸エチル溶出部よりN−(4−
(N−(2−エトキシカルボニルエチル)−N−メチ
ル)アミノメチル)フェニル−7−(4−メチルフェニ
ル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物32)(310 m
g, 57%) を得、アセトン/エタノールより再結晶し、融
点180℃の無色結晶を得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 8.20 (1H, d, J=8.0), 7.98 (1H,
br s), 7.64-7.71 (2H,m), 7.47-7.57 (4H, m), 7.26-
7.36 (4H, m), 4.15 (2H, q, J=7.4), 3.72 (2H,t, J=
6.7), 3.51 (2H, s), 3.16 (2H, t, J=6.7), 2.76 (2H,
t, J=7.0), 2.52(2H, t, J=7.0), 2.42 (3H, s), 2.21
(3H, s), 1.26 (3H, t, J=7.4).
【0088】実施例34(化合物33の製造) 6−(4−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,
2−ジヒドロ−2H−チオクロメン−3−カルボン酸
(115 mg, 0.494 mmol)のTHF(5 ml)懸濁液にオキザリ
ルクロリド(0.13 ml, 1.48 mmol) とDMF(1滴)を加
え室温で1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残
留物をTHF(5 ml)溶液とし、この溶液に4−(N−
(2−メトキシエチル)−N−メチル)アミノメチルア
ニリン (127 mg, 0.543 mmol)とトリエチルアミン (0.2
1 ml, 1.48 mmol)のTHF(2 ml)溶液を加え15時間攪
拌した。反応液に水を加え酢酸エチルで抽出し、抽出液
を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶媒を留去して得られる残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付し、酢酸エチル/エタノール(4:
1)溶出部よりN−(4−(N−(2−メトキシエチ
ル)−N−メチル)アミノメチル)フェニル−6−(4
−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2−ジヒ
ドロ−2H−チオクロメン−3−カルボキサミド(化合
物33)(110 mg, 42%) を濃緑色結晶として得た。融点
138℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 8.19 (1H, br s), 7.90 (2H, d, J
=8.4), 7.56 (2H, dd, J=8.0, 8.1), 7.32-7.48 (5H,
m), 7.17-7.22 (4H, m), 4.21 (2H, s), 3.44 (2H, s),
3.43 (2H, t, J=5.6), 3.25 (3H, s), 2.51 (2H, t, J
=5.6), 2.32 (3H,s), 2.17 (3H, s). Anal. Calcd for C28H30N2O4S・0.5H2O: C; 67.31, H;
6.25, N; 5.61. Found:C; 67.61, H; 5.98, N; 5.33.
【0089】実施例35(化合物34の製造) 7−(4−メチルフェニル)−N−(4−((N−メチ
ル−N−テトラヒドロピラン−4−イルアミノ)メチ
ル)フェニル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−
1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(137 mg, 0.2
58 mmol) のDMF溶液 (2 ml) にヨウ化メチル (0.02
ml, 0.284 mmol) を加え16時間撹拌した。溶媒を留去
して得られる粉末をヘキサンで洗浄し、塩化ジメチル
(N−(7−(4−メチルフェニル)−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボニル−4−アミノベンジル)−N−(テトラヒドロピ
ラン−4−イル)アンモニウム (化合物34)(164 m
g, 95%) を褐色粉末として得た。融点170−171
℃。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 9.46 (1H, s), 8.04-8.11 (2H,
m), 7.84-7.86 (3H, m),7.72 (2H, d, J=8.4), 7.52-7.
61 (2H, m), 7.36 (2H, d, J=7.4), 4.47 (2H,s), 4.00
-4.14 (2H, m), 3.83 (2H, t, J=6.2), 3.50-3.71 (1H,
m), 2.88 (6H,s), 2.38 (3H, s), 2.10-2.22 (2H, m),
1.79-2.00 (2H, m). Anal. Calcd for C32H37IN2O4S・H2O: C; 55.65, H; 5.
69, N; 4.06. Found: C;55.65, H; 5.64, N; 4.17.
【0090】実施例36(化合物35の製造) 7−(4−メチルフェニル)−N−(4−((N−メチ
ル−N−(3−ペンチル)アミノ)メチル)フェニル−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(119 mg, 0.321 mmol)のDM
F溶液 (2 ml)にヨウ化メチル (0.025 mml, 0.353 mmo
l) を加え16時間撹拌した。溶媒を留去して得られる
粉末をヘキサンで洗浄し、塩化ジメチル(N−(1,1
−ジオキソ−7−(4−メチルフェニル)−2,3−ジ
ヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボニル−4−ア
ミノベンジル)−N−(3−ペンチル)アンモニウム
(化合物35) (114 mg, 95%) を得た。融点150−
151℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 9.48 (1H, br s), 8.22 (1H, br
s), 8.13 (2H, d, J=8.0), 7.86-7.92 (2H, m), 7.45-
7.76 (4H, m), 7.24-7.29 (2H, m), 4.74 (2H, s),3.76
(2H, t, J=5.2), 3.20-3.37 (1H, m), 3.02 (2H, t, J
=5.2), 2.98 (6H,s), 2.38 (3H, s), 1.50-1.80 (4H,
m), 1.08 (6H, t, J=7.4). Anal. Calcd for C32H39IN2O3S・1.5H2O: C; 56.06, H;
6.17, N; 4.09. Found:C; 55.47, H; 5.90, N; 4.38.
【0091】実施例37(化合物36の製造) 7−(4−メチルフェニル)−N−(4−((N−メチ
ル−N−テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチ
ル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピ
ン−4−カルボキサミド(0.2g)のジクロロメタン
(50ml)溶液に−30から−10℃で、70%mC
PBA(0.1g)を加え、−30から−10℃で1時
間撹拌した。チオ硫酸ナトリウム水溶液を加えた後、濃
縮し、酢酸エチルで抽出した。有機層を炭酸水素ナトリ
ウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムを用いて乾燥した。減圧下、溶媒を留去した。残
渣をシリカゲルカラム(メタノール/ジクロロメタン)
により精製し粗結晶を得た。酢酸エチル/ヘキサンから
再結晶し、7−(4−メチルフェニル)−N−(4−
((N−メチル−N−テトラヒドロピラン−4−イル)
アミノメチル)フェニル)−1−オキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合
物36)(0.04g)を無色結晶として得た。 mp 191-192℃.1 H-NMR(δppm, CDCl3) 1.65-1.80(4H,m), 2.22(3H,s),
2.41(3H,s), 2.55-2.90(2H,m), 3.10-3.25(1H,m), 3.35
-3.50(3H,m), 3.58(2H,s), 3.81-3.95(1H,m), 4.01-4.1
1(2H,m), 7.25(2H,d,J=8.0Hz), 7.33(2H,d,J=8.5Hz),
7.45(2H,d,J=8.0Hz), 7.52(1H,s), 7.61(2H,d,J=8.5H
z), 7.70(1H,dd,J=2.0, 8.2Hz), 7.97(1H,d,J=8.0Hz),
8.26(1H,s). IR(KBr) ν: 2948, 2845, 1663cm-1.
【0092】実施例38(化合物37の製造) 7−(4−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−2,
3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸
(0.3g)をジクロロメタン(10ml)に懸濁し、
氷冷下、オキサリルクロリド(0.25ml)、ジメチ
ルホルムアミド(触媒量)を加え、室温、2時間撹拌し
た。溶媒を留去後、テトラヒドロフラン(20ml)に
溶かし、4−(N−メチル−N−(テトラヒドロピラン
−4−イル)アミノメチル)アニリン(0.22g)と
トリエチルアミン(0.38ml)のテトラヒドロフラ
ン(25ml)溶液中に氷冷下、滴下した。窒素雰囲気
下、室温で一晩撹拌した。溶媒を留去し、水を加え、酢
酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥した。減圧下、
溶媒を留去し、粗結晶を得た。酢酸エチル/ヘキサンか
ら再結晶し、7−(4−メチルフェニル)−N−(4−
((N−メチル−N−テトラヒドロピラン−4−イル)
アミノメチル)フェニル)−1,1−ジオキソ−2,3
−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(化合物39)(0.22g)を淡黄色結晶として得
た。 mp 234-235℃(dec.).1 H-NMR(δppm, CDCl3) 1.67-1.75(4H,m), 2.21(3H,s),
2.42(3H,s), 2.57-2.70(1H,m), 3.17(2H,t,J=6.8Hz),
3.37(2H,dt,J=2.6, 11.2Hz), 3.58(2H,s), 3.73(2H,t,J
=6.8Hz), 4.01-4.11(2H,m), 7.27-7.36(4H,m), 7.49-7.
57(4H,m), 7.65(1H,s), 7.70(1H,dd,J=2.0, 8.2Hz), 7.
94(1H,s), 8.21(1H,d,J=8.2Hz). IR(KBr) ν: 2946, 2845, 1667cm-1. Anal. Calcd. for C31H34N2O4S: C,70.16; H,6.46; N,
5.28. Found C,69.95; H,6.22; N,5.16.
【0093】実施例39(化合物38の製造) 7−(4−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−2,
3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸
(0.25g)のジクロロメタン(8ml)懸濁液に氷
冷下、オキサリルクロリド(0.2ml)、ジメチルホ
ルムアミド(触媒量)を加え、室温で、2時間撹拌し
た。溶媒を留去後、テトラヒドロフラン(15ml)に
溶かし、4−((N−メチル−N−(ペンタン−3−イ
ル))アミノメチル)アニリン(0.17g)とトリエ
チルアミン(0.32ml)のテトラヒドロフラン(1
5ml)溶液中に氷冷下、滴下した。窒素雰囲気下、室
温で一晩撹拌した。溶媒を留去し、水を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水
硫酸マグネシウムを用いて乾燥した。減圧下、溶媒を留
去し、粗結晶を得た。酢酸エチル/ヘキサンから再結晶
して、N−(4−((N−メチル−N−(ペンタン−3
−イル))アミノメチル)フェニル)−7−(4−メチ
ルフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−
1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物3
8)(0.13g)を無色結晶として得た。 mp 130-131℃.1 H-NMR(δppm, CDCl3) 0.94(6H,t,J=7.3Hz), 1.27-1.58
(4H,m), 2.15(3H,s), 2.28-2.38(1H,m), 2.42(3H,s),
3.17(2H,t,J=6.8Hz), 3.58(2H,s), 3.72(2H,t,J=6.8H
z), 7.27-7.37(4H,m), 7.49-7.56(4H,m), 7.66-7.72(2
H,m), 7.97(1H,s), 8.21(1H,d,J=8.0Hz). IR(KBr) ν: 2963, 2930, 1663cm-1. Anal. Calcd. for C31H36N2O3S・0.5H2O: C,70.83; H,7.
09; N,5.33. Found C,70.77; H,6.76; N,5.45.
【0094】実施例40(化合物39の製造) 7−(4−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−2,
3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸
(0.3g)をジクロロメタン(5ml)に懸濁し、氷
冷下、オキサリルクロリド(0.25ml)、ジメチル
ホルムアミド(触媒量)を加え、室温、2時間撹拌し
た。溶媒を留去後、テトラヒドロフラン(20ml)に
溶かし、N−(4−アミノベンジル)サルコシンメチル
エステル(0.21g)とトリエチルアミン(0.38
ml)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液中に氷冷
下、滴下した。窒素雰囲気下、室温で一晩撹拌した。溶
媒を留去し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層
を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムを用
いて乾燥した。減圧下、溶媒を留去し、残渣をシリカゲ
ルカラム(酢酸エチル/ヘキサン)により精製し、粗結
晶を得た。酢酸エチル/ヘキサンから再結晶し、N−
(4−((N−メトキシカルボニルメチル−N−メチ
ル)アミノメチル)フェニル)−7−(4−メチルフェ
ニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベ
ンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物39)
(0.22g)を無色結晶として得た。 mp 136-143℃.1 H-NMR(δppm, CDCl3) 2.39(3H,s), 2.43(3H,s), 3.17
(2H,t,J=6.6Hz), 3.27(2H,s), 3.66(2H,s), 3.69-3.76
(2H,m), 3.72(3H,s), 7.28-7.37(4H,m), 7.48-7.58(4H,
m), 7.65(1H,s), 7.70(1H,dd,J=1.6, 8.4Hz), 7.93(1H,
s), 8.21(1H,d,J=8.4Hz). IR(KBr) ν: 2932, 1744cm-1. Anal. Calcd. for C29H30N2O5S: C,67.16; H,5.83; N,
5.40. Found C,66.94; H,5.94; N,5.20.
【0095】実施例41(化合物40の製造) 7−(5−メチル−2−チエニル)−1,1−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボ
ン酸(166mg)をTHF(6.5ml)に溶解し、氷
冷撹拌下、オキサリルクロライド (0.087m
l)、DMF(一滴)を加え、室温にて2時間撹拌した。
減圧下溶媒を除去し、得られた残渣のTHF溶液(6m
l)を、4−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−
4−イル)アミノメチル]アニリン(135mg)、ト
リエチルアミン(0.2ml)の THF溶液(4ml)中
に、氷冷撹拌下滴下し、室温にて13時間撹拌した。反
応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩
水にて洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶
媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(酢酸エチル/エタノール=3/1)にて精
製し、エタノールで再結晶し、N−[4−[N−メチル
−N−(テトラハイドロピラン−4−イル)アミノメチ
ル]フェニル]−7−(5−メチル−2−チエニル)−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物40)(113m
g)を得た。 m.p. 229-231℃1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ1.60−1.82(4H,m),
2.21(3H,s),2.54(3H,s),2.65(1H,m),
3.37(2H,td,J=11.4, 3.0Hz),3.57(2H,
s),3.70(2H,m),4.01−4.07(2H,m),6.79
(1H,dd,J=3.6,1.0Hz),7.24−7,34(3H,
m),7.53−7.64(4H,m),8.01(1H,s),8.11
(1H,d,J=8.4Hz) IR(KBr) 1659, 1526, 1410, 1318, 1292, 1128, 806c
m-1
【0096】実施例42(化合物41の製造) 7−(4−メチル−2−チエニル)−1,1−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボ
ン酸(400mg)をTHF(16ml)に溶解し、氷冷
撹拌下、オキサリルクロライド (0.21ml)、DMF
(一滴)を加え、室温にて2時間撹拌した。減圧下溶媒
を除去し、得られた残渣のTHF溶液(6ml)を、4−
[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)ア
ミノメチル]アニリン(352mg)、トリエチルアミ
ン(0.5ml)の THF溶液(10ml)中に、氷冷撹
拌下滴下し、室温にて15時間撹拌した。反応液を水中
に加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄
後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル/エタノール=3/1)にて精製し、エ
タノールにて再結晶し、N−[4−[N−メチル−N−
(テトラハイドロピラン−4−イル)アミノメチル]フ
ェニル]−7−(4−メチル−2−チエニル)−1,1
−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−
4−カルボキサミド(化合物41)(355mg)を得
た。 m.p. 232-234℃1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ1.57−1.83(4H,m),
2.21(3H,s),2.54(3H,s),2.65(1H,m),
3.13(2H,t,J=6.6Hz),3.38(2H,td,J=11.4,
2.8Hz),3.57(2H,s),3.70(2H,t,J=6.6H
z),4.00−4.08(2H,m),7.00(1H,s),7.23
−7.34(3H,m),7.53−7.64(4H,m),8.10(2
H,d,J=8.0Hz) IR(KBr) 1643, 1518, 1408, 1319, 1294, 817cm-1
【0097】実施例43(化合物42の製造) 7−(5−クロロ−2−チエニル)−1,1−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボ
ン酸(200mg)をTHF(8.0ml)に溶解し、氷
冷撹拌下、オキサリルクロライド (0.075m
l)、DMF(一滴)を加え、室温にて2時間撹拌した。
減圧下溶媒を除去し、得られた残渣のTHF溶液(8m
l)を、4−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−
4−イル)アミノメチル]アニリン(153mg)、ト
リエチルアミン(0.20ml)の THF溶液(6ml)
中に、氷冷撹拌下滴下し、室温にて16時間撹拌した。
反応液を水中に加え、 酢酸エチルにて抽出した。飽和
食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エチル/エタノール = 3/1)
にて精製し、エタノールで再結晶し、7−(5−クロロ
−2−チエニル)−N−[4−[N−メチル−N−(テ
トラハイドロピラン−4−イル)アミノメチル]フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物42)(90
mg)得た。 m.p. 221−222℃1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ1.60−1.83(4H,m),
2.22(3H,s),2.67(1H,m),3.14(2H,m),
3.37(2H,td,J=11.4,2.6Hz),3.59(2H,s),
3.71(2H,m),4.00−4.08(2H,m),6.97(1H,
d, J=4.0Hz),7.22(1H,J=4.0Hz),7.33(3H,
d,J=8.8Hz),7.51−7.61(4H,m),8.00(1H,
s),8.14(1H,d,J=8.0Hz) IR(KBr) 1655, 1528, 1410, 1318, 1294, 1130, 819c
m-1 元素分析 C28H29ClN2O4S2 Calcd. C, 60.36 ; H, 5.25
; N, 5.03 : Found. C,60.56 ; H, 5.37 ; N, 4.93
【0098】実施例44(化合物43の製造) 7−[(4−メチルチオ)フェニル]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボン酸(133mg)をTHF(8ml)に溶解し、室温
撹拌下、オキサリルクロライド(0.065ml)、DM
F(一滴)を加え、室温にて2時間撹拌した。減圧下溶
媒を除去し、得られた残渣のTHF溶液(6ml)を、4
−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)
アミノメチル]アニリン(100mg), トリエチルア
ミン(0.15ml)の THF溶液(6ml)中に、氷冷
撹拌下滴下し、室温にて2時間撹拌した。 反応液を水
中に加え、 酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて
洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除
去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル/エタノール = 3/1)にて精製
し、エタノールで再結晶し、N−[4−[N−メチル−
N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチル]
フェニル]−7−[(4−メチルチオ)フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物43)(80mg)
を得た。 m.p. 249-252℃1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ(3H,t,J=7.2Hz),1.
58−2.00(4H,m),2.32(3H,s),2.54(3H,
s),2.87(1H,m),3.16(2H,t,J=6.6Hz),3.
30(2H,td,J=11.4,2.6Hz),3.74(4H,m),
3.94−4.10(2H,m),7.27−7.81(12H,m),8.
20(1H,d,J=8.4Hz) IR(KBr) 1653, 1530, 1410, 1318, 1294, 1130, 812c
m-1
【0099】実施例45(化合物44の製造) 7−[(4−エチルチオ)フェニル]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボン酸(130mg)をTHF(4ml)に溶解し、室温
撹拌下、塩化チオニル(0.035ml)、DMF(0.
02ml)を加え、室温にて1時間撹拌した。減圧下溶
媒を除去し、得られた残渣のTHF溶液(6ml)を、4
−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)
アミノメチル]アニリン(130mg), トリエチルア
ミン(0.3ml)の THF溶液(6ml)中に、氷冷撹
拌下滴下し、室温にて4時間撹拌した。 反応液を水中
に加え、 酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗
浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル/エタノール = 3/1)にて精製し、
エタノールで再結晶し、7−[(4−エチルチオ)フェ
ニル]−N−[4−[N−メチル−N−(テトラヒドロ
ピラン−4−イル)アミノメチル]フェニル]−1,1
−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−
4−カルボキサミド(化合物44)(82mg)を得
た。 m.p. 232-233℃1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ1.37(3H,t,J=7.2H
z),1.58−1.82(4H,m),2.21(3H,s),2.66
(1H,m),3.02(2H,q,J=7.2Hz),3.16(2H,
m),3.37(2H,td,J=11.4,2.6Hz),3.58(2H,
s),3.72(2H,m),4.00−4.08(2H,m),7.30
−7.70(11H,m),8.01(1H,s),8.20(1H,d,J
=8.0Hz) IR(KBr) 1655, 1522, 1410, 1315, 1294, 1130, 816c
m-1
【0100】実施例46(化合物45の製造) 7−[(4−エチルスルホニル)フェニル]−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボン酸(250mg)をTHF(10ml)に溶解
し、室温撹拌下、塩化チオニル(0.054ml)、DM
F(一滴)を加え、室温にて1時間撹拌した。減圧下溶
媒を除去し、得られた残渣のTHF溶液(8ml)を、4
−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)
アミノメチル]アニリン(167mg), トリエチルア
ミン(0.43ml)の THF溶液(8ml)中に、氷冷
撹拌下滴下し、室温にて2時間撹拌した。 反応液を水
中に加え、 酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて
洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除
去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル/エタノール = 3/1)にて精製
し、エタノールで再結晶し、7−[(4−エチルスルホ
ニル)フェニル]−N−[4−[N−メチル−N−(テト
ラヒドロピラン−4−イル)アミノメチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(化合物45)(105m
g)を得た。 m.p. 210-211℃1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ1.32(3H,t,J=7.2H
z),1.56−1.83(4H,m),2.21(3H,s),2.65
(1H,m),3.16(2H,q,J=7.2Hz),3.19(2H,
m),3.37(2H,td,J=11.4,3.0Hz),3.58(2H,
s),3.74(2H,m),4.01−4.07(2H,m),7.33
(2H,d,J=8.4Hz),7.38(1H,s),7.55(2H,
d,J=8.4Hz),7.69−7.80(4H,s),7.99−8.05
(3H,m),8.29(2H,d,J=8.0Hz) IR(KBr) 1659, 1530, 1410, 1313, 1294, 1146, 747,
733cm-1
【0101】実施例47(化合物46の製造) 1,1−ジオキソ−7−[(4−プロピルチオ)フェニ
ル]−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボン酸(400mg)をTHF(10ml)に溶解し、
室温撹拌下、塩化チオニル(0.089ml)、DMF
(一滴)を加え、室温にて1時間撹拌した。減圧下溶媒
を除去し、得られた残渣のTHF溶液(8ml)を、4−
[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)ア
ミノメチル]アニリン(280mg), トリエチルアミ
ン(0.57ml)の THF溶液(8.4ml)中に、氷
冷撹拌下滴下し、室温にて2時間撹拌した。 反応液を
水中に加え、 酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水に
て洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を
除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル/エタノール = 3/1)にて精製
し、エタノールで再結晶し、N−[4−[N−メチル−N
−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチル]フ
ェニル]−1,1−ジオキソ−7−[(4−プロピルチ
オ)フェニル]−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピ
ン−4−カルボキサミド(化合物46)(298mg)
を得た。 m.p. 220−220℃1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ1.06(3H,t,J=7.2H
z),1.60−1.81(6H,m),2.21(3H,s),2.65
(1H,m),2.97(2H,t,J=7.4Hz),3.17(2H,
m),3.37(2H,td,J=11.2,2.8Hz),3.58(2H,
s),3.72(2H,m),4.00−4.09(2H,m),7.29
−7.70(11H,m),7.95(1H,s),8.21(1H,d,J
=8.0Hz) 元素分析 C33H38N2O4S2 Calcd. C, 67.09 ; H, 6.48 ;
N, 4.74 : Found. C, 67.15 ; H, 6.27 ; N, 4.98 R(KBr) 1660, 1516, 1410, 1314, 1294, 1130, 816cm
-1
【0102】実施例48(化合物47の製造) 7−[(4−ブチルチオ)フェニル]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボン酸(400mg)をTHF(10ml)に溶解し、室
温撹拌下、塩化チオニル(0.086ml)、DMF(一
滴)を加え、室温にて1時間撹拌した。減圧下溶媒を除
去し、得られた残渣のTHF溶液(8ml)を、4−[N−
メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)]アニ
リン(270mg), トリエチルアミン(0.55m
l)の THF溶液(8.1ml)中に、氷冷撹拌下滴下
し、室温にて2時間撹拌した。 反応液を水中に加え、
酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸
マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル/エタノール = 3/1)にて精製し、エタノール
で再結晶し、7−[(4−ブチルチオ)フェニル] −N
−[4−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−
イル)アミノメチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物47)(267mg)を得た。 m.p. 207−209℃1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ0.95(3H,t,J=7.0H
z),1.42−1.75(8H,m),2.21(3H,s),2.65
(1H,m),2.99(2H,t,J=7.2Hz),3.16(2H,
m),3.37(2H,td,J=11.2,3.0Hz),3.57(2H,
s),3.72(2H,m),4.01−4.09(2H,m),7.30
−7.70(11H,m),7.96(1H,s),8.21(1H,d,J
=8.2Hz) IR(KBr) 1653, 1530, 1410, 1318, 1294, 1130, 816c
m-1 元素分析 C34H40N2O4S2 Calcd. C, 67.52 ; H, 6.67 ;
N, 4.63 : Found. C, 67.66 ; H, 6.52 ; N, 4.87
【0103】参考例1 7−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−
4−カルボン酸メチル(3.00g)の酢酸(30m
l)懸濁液に、室温で30%過酸化水素水(4.5m
l)を加え、1時間加熱還流した。反応混合物を撹拌し
た水に加え、析出した結晶をろ過によって集めた。結晶
を水及びジイソプロピルエーテルで洗浄し、無色の結晶
として7−ブロモ−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒド
ロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(3.
06g)を得た。 m.p. 162-164 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ3.11 (2H, t, J=6.5 Hz), 3.
62 (2H, t, J=6.5 Hz),3.87 (3H, s), 7.64-7.76 (3H,
m), 8.03 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 1718, 1288, 1263, 1165, 1128, 1090, 797,
748 cm-1 元素分析 C12H11O4SBr Calcd. C, 43.52 ; H, 3.35 :
Found. C, 43.52 ; H, 3.18.
【0104】参考例2 7−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−
4−カルボン酸メチル(0.8g)のTHF(10m
l)溶液に、0℃で70%3−クロロ過安息香酸(1.
45g)を加え、0℃で30分間、さらに室温で1時間
撹拌した。反応系にチオ硫酸ナトリウム水溶液を加え数
分間撹拌後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩
水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮
後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘ
キサン1:1)で分離精製し、さらに再結晶(酢酸エチ
ル/ヘキサン)を行い、淡黄色の結晶として7−ブロモ
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボン酸メチル(827mg)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ3.11 (2H, t, J=6.5 Hz), 3.
62 (2H, t, J=6.5 Hz),3.87 (3H, s), 7.64-7.76 (3H,
m), 8.03 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 1718, 1288, 1263, 1165, 1128, 1090, 797,
748 cm-1 元素分析 C12H11O4SBr Calcd. C, 43.52 ; H, 3.35 :
Found. C, 43.39 ; H, 3.38.
【0105】参考例3 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(0.7g)、4−モルホリノフェニルホウ酸
(481mg)及び炭酸カリウム(0.59g)のトル
エン/エタノール/水(20/2/2ml)混合物を、
室温で1時間撹拌した。反応系にテトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(0.12g)を加え、20時
間加熱還流した。冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下濃縮後、析出した固体を再結晶(酢酸
エチル/ヘキサン)によって精製し、黄色の結晶として
7−(4−モルホリノフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(617.6mg)を得た。 m.p. 215-217 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ3.10-3.17 (2H, m), 3.23-3.
28 (4H, m), 3.61-3.67(2H, m), 3.87 (3H, s), 3.84-
3.95 (4H, m), 7.00 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.56 (2H, d,
J=8.8 Hz), 7.66-7.74 (2H, m), 7.91 (1H, s), 8.18
(1H, d, J=8.8 Hz). IR (KBr) 1705, 1605, 1520, 1309, 1290, 1238, 1165,
1126, 928, 816, 752 cm-1 元素分析 C22H23NO5S Calcd. C, 63.90 ; H, 5.61 ;
N, 3.39 : Found. C, 63.89 ; H, 5.74 ; N, 3.51.
【0106】参考例4 7−(4−モルホリノフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(550mg)のエタノール/THF(15m
l/15ml)溶液に室温で1N水酸化ナトリウム水溶
液(1.6ml)を加え、18時間撹拌した。反応系に
1N塩酸(1.6ml)を加えた後、減圧下濃縮した。
析出した結晶をろ過によって集め、2−プロパノール、
ジエチルエーテルで洗浄し、黄色の結晶として7−(4
−モルホリノフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸(26
8.9mg)を得た。さらに母液を濃縮し、生じた固体
をろ過によって集めた(177mg)。(2番晶、純度
約50%)1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ2.89-3.02 (2H, m), 3.15-
3.26 (4H, m), 3.68-3.82 (6H, m), 7.06 (2H, d, J=9.
0 Hz), 7.74 (2H, d, J=9.0 Hz), 7.83-7.91 (2H, m),
7.99-8.08 (2H, m). IR (KBr) 3408, 1711, 1678, 1605, 1520, 1290, 1236,
1167, 1124, 928, 820,746 cm-1 元素分析 C21H21NO5S・0.5H2O Calcd. C, 61.75 ; H,
5.43 ; N, 3.43 : Found.C, 61.60 ; H, 5.65 ; N, 3.5
0.
【0107】参考例5 7−(4−モルホリノフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(100mg)及び6N塩酸(10ml)の混
合物を70℃で4時間撹拌した。減圧下濃縮し、残渣に
2−プロパノールを加え、生じた固体をろ過によって集
めた。2−プロパノール及びジエチルエーテルで洗浄
し、黄色の粉末として7−(4−モルホリノフェニル)
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボン酸・塩酸塩(89.3mg)を得
た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ2.89-3.02 (2H, m), 3.15-
3.26 (4H, m), 3.68-3.82 (4H, m), 7.06 (2H, d, J=9.
0 Hz), 7.74 (2H, d, J=9.0 Hz), 7.83-7.91 (2H, m),
7.99-8.08 (2H, m). 元素分析 C21H21NO5S・HCl Calcd. C, 57.86 ; H, 5.09
; N, 3.21 : Found. C,57.47 ; H, 5.12 ; N, 3.31.
【0108】参考例6 7−(4−メトキシフェニル)−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(0.60
g)のTHF(10ml)溶液に、0℃で70%3−ク
ロロ過安息香酸(1.0g)を加え、0℃で30分間、
室温で2時間撹拌した。反応系にチオ硫酸ナトリウム水
溶液を加え数分間撹拌後、ジクロロメタンで抽出した。
有機層を重曹水及び飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。減圧下濃縮し、生じた固体を再結晶
(酢酸エチル/ヘキサン)によって精製し、無色の結晶
として7−(4−メトキシフェニル)−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボン酸メチル(584.5mg)を得た。 m.p. 191-193 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ3.11−3.17 (2
H, m), 3.61−3.68 (2H, m),
3.87 (3H,s), 3.88 (3H,
s), 7.02 (2H, d, J=9.0 H
z), 7.57 (2H, d, J=9.0 H
z), 7.66−7.70 (2H, m), 7.
92 (1H, s), 8.20 (1H, d,
J=8.6 Hz). IR (KBr) 1713, 1603, 151
6, 1437, 1286, 1248, 117
1, 1128, 1030, 820, 750,6
06 cm−1 元素分析 C1918S Calcd. C,
63.67 ; H, 5.06 : Found.
C, 63.88 ; H, 5.14.
【0109】参考例7 7−(4−メトキシフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(463mg)の1,2−ジメトキシエタン
(30ml)溶液に、6N塩酸(30ml)を加え18
時間加熱還流した。減圧下濃縮し、生じた結晶をろ過に
よって集めた。結晶を2−プロパノール及びヘキサンで
洗浄し、淡黄色の結晶として7−(4−メトキシフェニ
ル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボン酸(384mg)を得た。 m.p. 250 ℃ (dec.)1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ2.91-3.01 (2H, m), 3.71-
3.78 (2H, m), 3.83 (3H, s), 7.08 (2H, d, J=8.8 H
z), 7.80 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.84-7.91 (2H, m),8.03
-8.07 (2H, m). IR (KBr) 2978, 1682, 1608, 1520, 1292, 1255, 1165,
1130, 824 cm-1 元素分析 C18H16O5S Calcd. C, 62.78 ; H, 4.68 : F
ound. C, 62.51 ; H, 4.50.
【0110】参考例8 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(0.80g)、4−エトキシフェニルホウ酸
(0.44g)及び炭酸カリウム(0.67g)のトル
エン/エタノール/水(20/2/2ml)混合物を、
室温で1時間撹拌した。反応系にテトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(0.14g)を加え、16時
間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽和食
塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮
後、生じた固体を再結晶(酢酸エチル/ヘキサン)によ
って精製し、淡黄色の結晶として7−(4−エトキシフ
ェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−
ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(739.5m
g)を得た。 m.p. 173-175 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.46 (3H, t, J=7.0 Hz), 3.
11-3.17 (2H, m), 3.61-3.68 (2H, m), 3.87 (3H, s),
4.10 (2H, q, J=7.0 Hz), 7.00 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.
55 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.64-7.72 (2H, m), 7.91 (1H,
s), 8.19 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 1713, 1608, 1518, 1292, 1250, 1225, 1167,
1132, 1038, 829, 757cm-1 元素分析 C20H20O5S Calcd. C, 64.50 ; H, 5.41 : F
ound. C, 64.21 ; H, 5.26.
【0111】参考例9 7−(4−エトキシフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(600mg)の1,2−ジメトキシエタン
(40ml)溶液に、6N塩酸(30ml)を加え、7
時間加熱還流した。減圧下濃縮し、2−プロパノールを
加え、生じた結晶をろ過によって集めた。結晶をTHF
に溶解させた後濃縮し、生じた結晶をろ過によって集
め、淡黄色の結晶として7−(4−エトキシフェニル)
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボン酸(507.5mg)を得た。 m.p. 278 ℃ (dec.)1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ1.36 (3H, t, J=7.0 Hz),
2.94-3.00 (2H, m), 3.71-3.78 (2H, m), 4.10 (2H, q,
J=7.0 Hz), 7.06 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.78 (2H, d, J
=8.8 Hz), 7.83-7.92 (2H, m), 8.03-8.07 (2H, m). IR (KBr) 3039, 1676, 1608, 1518, 1294, 1250, 1165,
1130, 827, 746 cm-1 元素分析 C19H18O5S Calcd. C, 63.67 ; H, 5.06 : F
ound. C, 63.73 ; H, 5.28.
【0112】参考例10 7−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル
(0.80g)のTHF(10ml)溶液に、0℃で7
0%3−クロロ過安息香酸(1.22g)を加え、0℃
で15分間、室温で2時間撹拌した。反応系にチオ硫酸
ナトリウム水溶液を加え数分間撹拌後、ジクロロメタン
で抽出した。有機層を重曹水及び飽和食塩水で洗浄し、
硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、生じた固
体を再結晶(THF/イソプロパノール)によって精製
し、無色の結晶として7−(3,4−メチレンジオキシ
フェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(763.3
mg)を得た。 m.p. 185-187 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ3.11-3.17 (2H, m), 3.61-3.
65 (2H, m), 3.87 (3H,s), 6.05 (2H, s), 6.92 (1H, d
d, J=7.3, 1.1 Hz), 7.08-7.13 (2H, m), 7.62-7.66 (2
H, m), 7.90 (1H, br s), 8.20 (1H, d, J=8.8 Hz). IR (KBr) 1714, 1481, 1277, 1252, 1232, 1130, 1036,
804, 754 cm-1 元素分析 C19H16O6S Calcd. C, 61.28 ; H, 4.33 : F
ound. C, 61.41 ; H, 4.56.
【0113】参考例11 7−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボン酸メチル(500mg)の1,2−ジメトキ
シエタン(50ml)溶液に、6N塩酸(30ml)を
加え、5時間加熱還流した。減圧下濃縮し、析出物をろ
過によって集めた。2−プロパノール及びジエチルエー
テルで洗浄し、淡黄色の結晶として7−(3,4−メチ
レンジオキシフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸(41
5.7mg)を得た。 m.p. 254 ℃ (dec.)1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ2.97 (2H, t,
J=6.6 Hz), 3.71−3.78 (2
H, m), 6.10 (2H, s), 7.05
(1H, d, J=8.0 Hz), 7.34
(1H, dd, J=8.0, 1.8 Hz),
7.50 (1H, d, J=1.8 Hz),
7.82−7.90 (2H, m), 8.01−
8.06 (2H, m). IR (KBr) 3439, 1678, 147
9, 1290, 1234, 1128, 1038
cm−1 元素分析 C1814S ・0.2HO Ca
lcd. C, 59.73 ; H, 4.01 :
Found. C, 59.82; H, 3.9
5.
【0114】参考例12 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(0.70g)、4−クロロフェニルホウ酸
(0.38g)及び炭酸カリウム(0.59g)のトル
エン/エタノール/水(20/2/2ml)混合物を、
室温で1時間撹拌した。反応系にテトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(0.12g)を加え、20時
間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽和食
塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮
後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘ
キサン1:1)および再結晶(酢酸エチル/ヘキサン)
によって精製し、淡黄色の結晶として7−(4−クロロ
フェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(466m
g)を得た。 m.p. 168-170 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ3.15 (2H, t, J=6.2 Hz), 3.
62-3.68 (2H, m), 3.88(3H, s), 7.44-7.57 (4H, m),
7.67-7.70 (2H, m), 7.91 (1H, s), 8.24 (1H, d, J=8.
6 Hz). IR (KBr) 1720, 1296, 1275, 1248, 1223, 1194, 1165,
1132, 1090, 822, 752cm-1 元素分析 C18H15O4SCl Calcd. C, 59.59 ; H, 4.17 :
Found. C, 59.77 ; H, 4.14.
【0115】参考例13 7−(4−クロロフェニル)−1,1−ジオキソ−2,
3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メ
チル(0.95g)の1,2−ジメトキシエタン(50
ml)溶液に、6N塩酸(30ml)を加え、70℃で
64時間撹拌した。室温まで冷却後、酢酸エチルで抽出
し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧下濃縮し、生じた結晶をろ過によって集めた。結晶
をジイソプロピルエーテル及びヘキサンで洗浄し、淡黄
色の結晶として7−(4−クロロフェニル)−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボン酸(804.9mg)を得た。 m.p. 288 ℃ (dec.)1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ2.95-3.01 (2H, m), 3.73-
3.80 (2H, m), 7.59 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.85-7.96 (4
H, m), 8.10 (1H, d, J=8.0 Hz), 8.14 (1H, s).IR (KB
r) 2987, 1697, 1142, 1294, 1165, 1134, 1093, 818 c
m-1 元素分析 C17H13O4SCl Calcd. C, 58.54 ; H, 3.76 :
Found. C, 58.55 ; H, 3.85.
【0116】参考例14 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(1.0g)、4−フルオロフェニルホウ酸
(0.465g)及び炭酸カリウム(0.84g)のト
ルエン/エタノール/水(30/3/3ml)混合物
を、室温で1時間撹拌した。反応系にテトラキストリフ
ェニルホスフィンパラジウム(0.17g)を加え、2
0時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽
和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下
濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル
/ヘキサン1:1)および再結晶(酢酸エチル/ヘキサ
ン1:1)によって精製し、淡黄色の結晶として7−
(4−フルオロフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3
−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチ
ル(656.3mg)を得た。 m.p. 180-183 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ3.12-3.19 (2H, m), 3.62-3.
69 (2H, m), 3.88 (3H,s), 7.15-7.24 (2H, m), 7.55-
7.70 (4H, m), 7.91 (1H, br s), 8.23 (1H, d,J=9.2 H
z). IR (KBr) 1718, 1692, 1514, 1279, 1242, 1201, 1161,
1130, 831, 752, 604,519 cm-1 元素分析 C18H15O4SF Calcd. C, 62.42 ; H, 4.36 : F
ound. C, 62.38 ; H, 4.40.
【0117】参考例15 7−(4−フルオロフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(0.55g)の1,2−ジメトキシエタン
(20ml)溶液に、6N塩酸(10ml)を加え、2
9時間加熱還流した。室温まで冷却後、酢酸エチルで抽
出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下濃縮し、生じた結晶をろ過によって集めた。
結晶をジイソプロピルエーテル及びヘキサンで洗浄し、
淡黄色の結晶として7−(4−フルオロフェニル)−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボン酸(490.7mg)を得た。 m.p. 260 ℃ (dec.)1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ2.98 (2H, t, J=7.0 Hz),
3.76 (2H, d, J=7.0 Hz), 7.32-7.40 (2H, m), 7.85-7.
94 (4H, m), 8.07-8.11 (2H, m). IR (KBr) 2939, 1687, 1514, 1296, 1161, 1132, 824 c
m-1 元素分析 C17H13O4SF Calcd. C, 61.44 ; H, 3.94 : F
ound. C, 61.20 ; H, 4.09.
【0118】参考例16 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(1.00g)、4−トリフルオロメチルフェ
ニルホウ酸(0.63g)及び炭酸カリウム(0.84
g)のトルエン/エタノール/水(30/3/3ml)
混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系にテトラキス
トリフェニルホスフィンパラジウム(0.174g)を
加え、16時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽
出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル/ヘキサン1:2)で分離精製し、淡黄色
の結晶として7−(4−トリフルオロメチルフェニル)
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボン酸メチル(704.7mg)を得
た。 m.p. 168-170 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ3.13-3.20 (2H, m), 3.63-3.
70 (2H, m), 3.88 (3H,s), 7.67-7.80 (6H, m), 7.92
(1H, br s), 8.28 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 1714, 1325, 1248, 1169, 1130, 1070, 831,
750 cm-1 元素分析 C19H15O4SF3 Calcd. C, 57.57 ; H, 3.81 :
Found. C, 57.62 ; H, 3.66.
【0119】参考例17 7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−1,1−ジ
オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−
カルボン酸メチル(600mg)の1,2−ジメトキシ
エタン(40ml)溶液に、室温で6N塩酸(20m
l)を加え22時間加熱還流した。室温まで冷却後、酢
酸エチル/THFで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、生
じた結晶をろ過によって集めた。結晶をヘキサンで洗浄
し、無色の結晶として7−(4−トリフルオロメチルフ
ェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−
ベンゾチエピン−4−カルボン酸(439.5mg)を
得た。 m.p. >300 ℃1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ2.96-3.02 (2H, m), 3.75-
3.82 (2H, m), 7.87-8.17 (7H, m), 8.22 (1H, d, J=1.
6 Hz). IR (KBr) 2985, 1695, 1325, 1294, 1171, 1132, 1117,
1072, 829 cm-1 元素分析 C18H13O4SF3 Calcd. C, 56.54 ; H, 3.43 :
Found. C, 56.43 ; H, 3.55.
【0120】参考例18 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(0.80g)、4−エチルフェニルホウ酸
(0.40g)及び炭酸カリウム(0.67g)のトル
エン/エタノール/水(30/3/3ml)混合物を、
室温で1時間撹拌した。反応系にテトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(0.14g)を加え、15時
間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽和食
塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮
後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘ
キサン1:1)で分離精製し、淡黄色の結晶として7−
(4−エチルフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル
(732mg)を得た。 m.p. 173-176 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.29 (3H, t, J=7.5 Hz), 2.
72 (2H, q, J=7.5 Hz),3.11-3.18 (2H, m), 3.62-3.68
(2H, m), 3.87 (3H, s), 7.33 (2H, d, J=8.1 Hz), 7.5
4 (2H, d, J=8.1 Hz), 7.66-7.74 (2H, m), 7.92 (1H,
br s), 8.21 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 1714, 1315, 1294, 1277, 1252, 1223, 1165,
1130, 825, 750 cm-1 元素分析 C20H20O4S Calcd. C, 67.39 ; H, 5.66 : Fo
und. C, 67.36 ; H, 5.63.
【0121】参考例19 7−(4−エチルフェニル)−1,1−ジオキソ−2,
3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メ
チル(600mg)の1,2−ジメトキシエタン(20
ml)溶液に、6N塩酸(10ml)を加え、24時間
加熱還流した。室温まで冷却後、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下濃縮し、生じた結晶をろ過によって集
めた。結晶をヘキサンで洗浄し、淡黄色の結晶として7
−(4−エチルフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3
−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸(5
01.2mg)を得た。 m.p. 260-265 ℃1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ1.29 (3H, t,
J=7.6 Hz), 2.73 (2H, q,
J=7.6 Hz), 3.17 (2H, t, J
=6.6 Hz), 3.67 (2H, t, J=
6.6 Hz), 7.34 (2H, d, J=
8.4 Hz), 7.55 (2H, d, J=
8.4 Hz), 7.70−7.78 (2H,
m), 8.02 (1H, s), 8.24 (1
H, d,J=8.8 Hz). IR (KBr) 2966, 1675, 129
0, 1163, 1128, 824, 744 c
−1 元素分析 C1918S Calcd. C,
66.65 ; H, 5.30 : Found.
C, 66.47 ; H, 5.41.
【0122】参考例20 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(0.80
g)、4−イソプロピルフェニルホウ酸(0.44g)
及び炭酸カリウム(0.67g)のトルエン/エタノー
ル/水(30/3/3ml)混合物を、室温で1時間撹
拌した。反応系にテトラキストリフェニルホスフィンパ
ラジウム(0.14g)を加え、20時間加熱還流し
た。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄、
硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン1:
2)で分離精製し、淡黄色の結晶として7−(4−イソ
プロピルフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(7
74.7mg)を得た。 m.p. 142-144 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.30 (6H, d, J=6.6 Hz), 2.
90-3.06 (1H, m), 3.12-3.18 (2H, m), 3.62-3.68 (2H,
m), 3.87 (3H, s), 7.36 (2H, d, J=8.2 Hz), 7.55 (2
H, d, J=8.2 Hz), 7.69-7.73 (2H, m), 7.92 (1H, br
s), 8.22 (1H, d,J=8.8 Hz). IR (KBr) 1713, 1315, 1294, 1277, 1252, 1223, 1196,
1167, 1130, 825, 752cm-1 元素分析 C21H22O4S Calcd. C, 68.08 ; H, 5.99 : Fo
und. C, 68.04 ; H, 6.15.
【0123】参考例21 7−(4−イソプロピルフェニル)−1,1−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボ
ン酸メチル(600mg)の1,2−ジメトキシエタン
(20ml)溶液に、室温で6N塩酸(10ml)を加
え24時間加熱還流した。室温まで冷却後、酢酸エチル
で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下濃縮し、生じた結晶をろ過に
よって集めた。結晶をヘキサンで洗浄し、無色の結晶と
して7−(4−イソプロピルフェニル)−1,1−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボン酸(555.2mg)を得た。 m.p. 282 ℃ (dec.)1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.30 (6H, d, J=7.0 Hz), 2.
92-3.05 (1H, m), 3.13-3.20 (2H, m), 3.63-3.70 (2H,
m), 7.36 (2H, d, J=8.5 Hz), 7.56 (2H, d, J=8.2 H
z), 7.69-7.78 (2H, m), 8.01 (1H, br s), 8.24 (1H,
d, J=8.8 Hz). IR (KBr) 2962, 1676, 1294, 1167, 1132, 824, 748 cm
-1 元素分析 C20H20O4S・0.2H2O Calcd. C, 66.72 ; H, 5.
71 : Found. C, 66.63 ;H, 5.79.
【0124】参考例22 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(0.80g)、4−tert−ブチルフェニ
ルホウ酸(0.47g)及び炭酸カリウム(0.67
g)のトルエン/エタノール/水(30/3/3ml)
混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系にテトラキス
トリフェニルホスフィンパラジウム(0.14g)を加
え、16時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出
し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル/ヘキサン1:1)および再結晶(酢酸エチル/
ジイソプロピルエーテル)によって精製し、無色の結晶
として7−(4−tert−ブチルフェニル)−1,1
−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−
4−カルボン酸メチル(793.6mg)を得た。 m.p. 170-172 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.38 (9H, s),
3.12−3.18 (2H, m), 3.62−
3.69 (2H,m), 3.88 (3H,
s), 7.49−7.59 (4H, m), 7.
70−7.74 (2H, m), 7.92 (1
H, br s),8.22 (1H, d, J=
8.8 Hz). IR (KBr) 1713, 1319, 129
6, 1277, 1244, 1198, 116
9, 1128, 827, 752 cm−1 元素分析 C2224S Calcd. C,
68.72 ; H, 6.29 : Found.
C, 68.67 ; H, 6.31.
【0125】参考例23 7−(4−tert−ブチルフェニル)−1,1−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボン酸メチル(400mg)の1,2−ジメトキシエ
タン(20ml)溶液に、6N塩酸(10ml)を加
え、70℃で55時間撹拌した。室温まで冷却後、酢酸
エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、生じた結晶を
ろ過によって集めた。結晶をヘキサンで洗浄し、淡黄色
の結晶として7−(4−tert−ブチルフェニル)−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボン酸(362.7mg)を得た。 m.p. 289-291 ℃1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ1.33 (9H, s), 2.94-3.01
(2H, m), 3.73-3.79 (2H, m), 7.54 (2H, d, J=8.6 H
z), 7.76 (2H, d, J=8.6 Hz), 7.89-7.93 (2H, m),8.06
-8.11 (2H, m). IR (KBr) 2962, 1689, 1292, 1165, 1132, 824, 748 cm
-1 元素分析 C21H22O4S Calcd. C, 68.08 ; H, 5.99 : Fo
und. C, 67.93 ; H, 5.69.
【0126】参考例24 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(0.80g)、4−(1−ピロリジニル)フ
ェニルホウ酸(508mg)及び炭酸カリウム(0.6
7g)のトルエン/エタノール/水(30/3/3m
l)混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系にテトラ
キストリフェニルホスフィンパラジウム(0.14g)
を加え、17時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで
抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下濃縮後、生じた結晶をろ過によって集めた。
結晶をジイソプロピルエーテルで洗浄し、黄色の結晶と
して7−[4−(1−ピロリジニル)フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボン酸メチル(323mg)を得た。 m.p. 227 ℃ (dec.)1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ2.00-2.11 (4H, m), 3.09-3.
16 (2H, m), 3.29-3.41(4H, m), 3.61-3.67 (2H, m),
3.87 (3H, s), 6.65 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.54 (2H, d,
J=8.8 Hz), 7.65-7.69 (2H, m), 7.91 (1H, br s), 8.
15 (1H, d, J=9.2Hz). IR (KBr) 1714, 1608, 1585, 1529, 1385, 1313, 1279,
1252, 1163, 1128, 808, 754 cm-1 元素分析 C22H23NO4S Calcd. C, 66.48 ; H, 5.83 ;
N, 3.52 : Found. C, 66.74 ; H, 5.82 ; N, 3.38.
【0127】参考例25 7−[4−(1−ピロリジニル)フェニル]−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボン酸メチル(270mg)に6N塩酸(30m
l)を加え、70℃で7時間撹拌した。減圧下濃縮し、
2−プロパノールを加え生じた結晶をろ過によって集め
た。結晶を2−プロパノールおよびヘキサンで洗浄し、
黄色の結晶として7−[4−(1−ピロリジニル)フェ
ニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベ
ンゾチエピン−4−カルボン酸・塩酸塩(204mg)
を得た。 m.p. 283 ℃ (dec.)1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ1.86-2.03 (4H, m), 2.95
(2H, t, J=6.3 Hz), 3.23-3.36 (4H, m), 3.69-3.75 (2
H, m), 6.67 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.70 (2H, d,J=8.7 H
z), 7.80-7.86 (2H, m), 7.97-8.01 (2H, m). IR (KBr) 2883, 1701, 1389, 1319, 1288, 1196, 1171,
1128, 822 cm-1 元素分析 C21H22NO4SCl・0.5H2O Calcd. C, 58.80 ; H,
5.40 ; N, 3.27 : Found. C, 59.02 ; H, 5.27 ; N,
3.20.
【0128】参考例26 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(0.80g)、4−ピペリジノフェニルホウ
酸(0.55g)及び炭酸カリウム(0.67g)のト
ルエン/エタノール/水(30/3/3ml)混合物
を、室温で1時間撹拌した。反応系にテトラキストリフ
ェニルホスフィンパラジウム(0.14g)を加え、1
5時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽
和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下
濃縮後、生じた結晶を再結晶(酢酸エチル)によって精
製し、黄色の結晶として7−(4−ピペリジノフェニ
ル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボン酸メチル(0.85g)を得
た。 m.p. 202-204 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.59-1.80 (6H, m), 3.10-3.
16 (2H, m), 3.23-3.34(4H, m), 3.61-3.67 (2H, m),
3.87 (3H, s), 7.01 (2H, d, J=9.0 Hz), 7.54 (2H, d,
J=9.0 Hz), 7.65-7.70 (2H, m), 7.91 (1H, br s), 8.
17 (1H, d, J=8.8Hz). IR (KBr) 1707, 1605, 1585, 1518, 1435, 1298, 1240,
1511, 1124, 816, 741cm-1 元素分析 C23H25NO4S Calcd. C, 67.13 ; H, 6.12 ;
N, 3.40 : Found. C, 67.12 ; H, 6.36 ; N, 3.52.
【0129】参考例27 7−(4−ピペリジノフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(600mg)に6N塩酸(60ml)を加
え、70℃で5時間撹拌した。減圧下濃縮し、残渣にエ
タノールを加えた。8N水酸化ナトリウム水溶液および
1N水酸化ナトリウム水溶液をpHが6−7になるまで
加えた。減圧下濃縮し、生じた固体をろ過によって集め
た。水、2−プロパノール、アセトンおよびジイソプロ
ピルエーテルで洗浄し、黄色の粉末として7−(4−ピ
ペリジノフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸(549.
5mg)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ1.45-1.60 (6H, m), 2.96
(2H, t, J=6.7 Hz), 3.12-3.46 (4H, m), 3.69-3.75 (2
H, m), 7.03 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.69 (2H, d,J=8.8 H
z), 7.78-7.87 (2H, m), 7.99-8.03 (2H, m). IR (KBr) 2937, 1680, 1605, 1587, 1520, 1292, 1240,
1128, 818, 744 cm-1
【0130】参考例28 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(0.80g)、4−トリフルオロメトキシフ
ェニルホウ酸(0.55g)及び炭酸カリウム(0.6
7g)のトルエン/エタノール/水(30/3/3m
l)混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系にテトラ
キストリフェニルホスフィンパラジウム(0.14g)
を加え、20時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで
抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル/ヘキサン1:2)で分離精製し、淡黄色
の結晶として7−(4−トリフルオロメトキシフェニ
ル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボン酸メチル(638.5mg)
を得た。 m.p. 142-143 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ3.13-3.19 (2H, m), 3.62-3.
69 (2H, m), 3.88 (3H,s), 7.35 (2H, d, J=8.0 Hz),
7.60-7.73 (4H, m), 7.92 (1H, br s), 8.25 (1H, d, J
=8.8 Hz). IR (KBr) 1713, 1514, 1257, 1215, 1165, 1130, 837,
754 cm-1 元素分析 C19H15O5SF3 Calcd. C, 55.34 ; H, 3.67 :
Found. C, 55.48 ; H, 3.63.
【0131】参考例29 7−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボン酸メチル(450mg)の1、2−ジメトキ
シエタン(10ml)溶液に、室温で6N塩酸(5m
l)を加え24時間加熱還流した。室温まで冷却後、酢
酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、生じた結晶
をろ過によって集めた。結晶をヘキサンで洗浄し、無色
の結晶として7−(4−トリフルオロメトキシフェニ
ル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボン酸(390.3mg)を得
た。 m.p. 284-285 ℃1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ2.95-3.02 (2H, m), 3.74-
3.80 (2H, m), 7.52 (2H, d, J=8.0 Hz), 7.89-7.99 (4
H, m), 8.09-8.16 (2H, m). IR (KBr) 3047, 1693, 1269, 1215, 1165, 1132 cm-1 元素分析 C18H13O5SF3 Calcd. C, 54.27 ; H, 3.29 :
Found. C, 54.22 ; H, 3.20.
【0132】参考例30 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(0.80g)、3,4−ジクロロフェニルホ
ウ酸(0.54g)及び炭酸カリウム(0.67g)の
トルエン/エタノール/水(30/3/3ml)混合物
を、室温で1時間撹拌した。反応系にテトラキストリフ
ェニルホスフィンパラジウム(0.14g)を加え、1
8時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽
和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下
濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル
/ヘキサン1:2→1:1)精製し、淡黄色の結晶とし
て7−(3,4−ジクロロフェニル)−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボン酸メチル(631.3mg)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ3.13-3.19 (2H, m), 3.62-3.
69 (2H, m), 3.88 (3H,s), 7.45 (1H, dd, J=8.2, 2.0
Hz), 7.58 (1H, d, J=8.2 Hz), 7.66-7.71 (3H,m), 7.9
1 (1H, br s), 8.26 (1H, d, J=8.2 Hz). IR (KBr) 1707, 1321, 1275, 1252, 1171, 1130, 750 c
m-1
【0133】参考例31 7−(3,4−ジクロロフェニル)−1,1−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボ
ン酸メチル(450mg)の1,2−ジメトキシエタン
(10ml)溶液に、6N塩酸(10ml)を加え、6
4時間加熱還流した。室温まで冷却後、酢酸エチルで抽
出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下濃縮し、生じた結晶をろ過によっ
て集め、無色の結晶として7−(3,4−ジクロロフェ
ニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベ
ンゾチエピン−4−カルボン酸(395.5mg)を得
た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ2.94-3.02 (2H, m), 3.73-
3.80 (2H, m), 7.78 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.83-7.91 (2
H, m), 7.97-8.02 (1H, m), 8.10 (1H, d, J=8.0Hz),
8.18 (1H, d, J=2.2 Hz), 8.23-8.27 (1H, m). IR (KBr) 2985, 1672, 1468, 1415, 1319, 1292, 1173,
1133, 820 cm-1
【0134】参考例32 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(0.80g)、4−プロピルフェニルホウ酸
(0.435g)及び炭酸カリウム(0.67g)のト
ルエン/エタノール/水(25/2.5/2.5ml)
混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系にテトラキス
トリフェニルホスフィンパラジウム(0.14g)を加
え、18時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出
し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧下濃縮後、析出した結晶をろ過によって集めた。結
晶を酢酸エチル、ジイソプロピルエーテルおよびヘキサ
ンで洗浄し、無色の結晶として7−(4−プロピルフェ
ニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベ
ンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(557.2m
g)を得た。 m.p. 155-156 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.98 (3H, t,
J=7.4 Hz), 1.63−1.77 (2H,
m), 2.66(2H, t, J=7.6 H
z), 3.11−3.18 (2H, m), 3.
61−3.68 (2H, m), 3.87 (3
H, s), 7.30 (2H, d, J=8.4
Hz), 7.54 (2H, d, J=8.4
Hz), 7.69−7.73 (2H, m),
7.92 (1H, br s), 8.22 (1
H, d, J=8.8 Hz). IR (KBr) 1709, 1313, 129
0, 1248, 1165, 1130, 748
cm−1 元素分析 C2122S Calcd. C,
68.08 ; H, 5.99 : Found.
C, 68.13 ; H, 5.89.
【0135】参考例33 7−(4−プロピルフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(450mg)の1,2−ジメトキシエタン
(15ml)溶液に、6N塩酸(7.5ml)を加え、
40時間加熱還流した。室温まで冷却後、酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。減圧下濃縮し、生じた結晶をろ過によ
って集めた。再結晶(THF/ジイソプロピルエーテ
ル)によって精製し、無色の結晶として7−(4−プロ
ピルフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸(433.6m
g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ0.92 (3H, t, J=7.3 Hz),
1.58-1.69 (2H, m), 2.58-2.66 (2H, m), 2.93-3.01 (2
H, m), 3.72-3.79 (2H, m), 7.34 (2H, d, J=8.2Hz),
7.74 (2H, d, J=8.2 Hz), 7.88-7.93 (2H, m), 8.06-8.
09 (2H, m). IR (KBr) 3012, 1678, 1408, 1321, 1298, 1167, 1132
cm-1
【0136】参考例34 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(0.80g)、4−イソプロポキシフェニル
ホウ酸(0.48g)及び炭酸カリウム(0.67g)
のトルエン/エタノール/水(25/2.5/2.5m
l)混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系にテトラ
キストリフェニルホスフィンパラジウム(0.14g)
を加え、13時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで
抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル/ヘキサン1:2)で分離精製し、無色の
結晶として7−(4−イソプロポキシフェニル)−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボン酸メチル(606.5mg)を得た。 m.p. 140-142 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.38 (6H, d, J=6.2 Hz), 3.
11-3.17 (2H, m), 3.61-3.68 (2H, m), 3.87 (3H, s),
4.57-4.69 (1H, m), 6.99 (2H, d, J=9.0 Hz), 7.54 (2
H, d, J=9.0 Hz), 7.66-7.70 (2H, m), 7.91 (1H, br
s), 8.19 (1H, d,J=8.8 Hz). IR (KBr) 1709, 1516, 1309, 1288, 1246, 1165, 1128,
829, 750 cm-1 元素分析 C21H22O5S Calcd. C, 65.27 ; H, 5.74 : Fo
und. C, 65.13 ; H, 5.83.
【0137】参考例35 7−(4−イソプロポキシフェニル)−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボン酸メチル(250mg)の1,2−ジメトキシエタ
ン(10ml)溶液に、6N塩酸(3ml)を加え、7
0℃で18時間撹拌した。反応系に1,2−ジメトキシ
エタン(10ml)および6N塩酸(5ml)を加え、
70℃でさらに4日間撹拌した。室温まで冷却後、酢酸
エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、生じた結晶を
ろ過によって集めた。結晶をヘキサンで洗浄し無色の結
晶として7−(4−イソプロポキシフェニル)−1,1
−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−
4−カルボン酸(230.3mg)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ1.30 (6H, d, J=5.8 Hz),
2.93-3.00 (2H, m), 3.71 (2H, m), 4.63-4.78 (1H,
m), 7.04 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.76 (2H, d, J=8.8Hz),
7.84-7.91 (2H, m), 8.03-8.07 (2H, m). IR (KBr) 2977, 1676, 1608, 1513, 1292, 1246, 1165,
1130, 951, 829, 746 cm-1
【0138】参考例36 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(0.70g)、4−プロポキシフェニルホウ
酸(0.38g)及び炭酸カリウム(0.58g)のト
ルエン/エタノール/水(20/2/2ml)混合物
を、室温で1時間撹拌した。反応系にテトラキストリフ
ェニルホスフィンパラジウム(0.12g)を加え、1
8時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽
和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下
濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル
/ヘキサン1:2→1:1)で分離精製し、淡黄色の結
晶として7−(4−プロポキシフェニル)−1,1−ジ
オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−
カルボン酸メチル(616.4mg)を得た。 m.p. 153-155 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.07 (3H, t, J=7.5 Hz), 1.
76-1.93 (2H, m), 3.11-3.17 (2H, m), 3.61-3.68 (2H,
m), 3.87 (3H, s), 3.99 (2H, t, J=6.6 Hz), 7.01 (2
H, d, J=9.0 Hz), 7.55 (2H, d, J=9.0 Hz), 7.66-7.70
(2H, m), 7.91 (1H, br s), 8.20 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 1718, 1608, 1518, 1315, 1281, 1248, 1223,
1163, 1132, 831, 754cm-1 元素分析 C21H22O5S Calcd. C, 65.27 ; H, 5.74 : Fo
und. C, 65.35 ; H, 5.63.
【0139】参考例37 7−(4−プロポキシフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(400mg)の1,2−ジメトキシエタン
(10ml)溶液に、6N塩酸(5ml)を加え、2日
間加熱還流した。室温まで冷却後、減圧下濃縮し、生じ
た結晶をろ過によって集めた。結晶を水、2−プロパノ
ールおよびジイソプロピルエーテルで洗浄し無色の結晶
として7−(4−プロポキシフェニル)−1,1−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボン酸(346.1mg)を得た。 m.p. 270-273 ℃1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ1.00 (3H, t, J=7.5 Hz),
1.65-1.86 (2H, m), 2.93-3.00 (2H, m), 3.71-3.78 (2
H, m), 4.00 (2H, t, J=6.6 Hz), 7.06 (2H, d,J=8.7 H
z), 7.78 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.83-7.93 (2H, m), 8.0
3-8.07 (2H, m),. IR (KBr) 2972, 1676, 1608, 1518, 1292, 1250, 1163,
1128, 827, 746 cm-1 元素分析 C20H20O5S Calcd. C, 64.50 ; H, 5.41 : Fo
und. C, 64.34 ; H, 5.48.
【0140】参考例38 アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(0.70g)、4−ブトキシフェニルホウ酸
(0.45g)及び炭酸カリウム(0.58g)のトル
エン/エタノール/水(20/2/2ml)混合物を、
室温で1時間撹拌した。反応系にテトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(0.12g)を加え、20時
間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽和食
塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮
後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘ
キサン1:1)で分離精製し、無色の結晶として7−
(4−ブトキシフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3
−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチ
ル(672.6mg)を得た。 m.p. 123-125 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.00 (3H, t, J=7.1 Hz), 1.
45-1.62 (2H, m), 1.74-1.88 (2H, m), 3.11-3.18 (2H,
m), 3.61-3.68 (2H, m), 3.87 (3H, s), 4.03 (2H, t,
J=6.4 Hz), 7.01 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.55 (2H, d, J
=8.8 Hz), 7.64-7.72 (2H, m), 7.91 (1H, br 2), 8.19
(1H, d, J=8.8 Hz). IR (KBr) 1714, 1516, 1317, 1294, 1248, 1223, 1165,
1132, 824, 750 cm-1 元素分析 C22H24O5S Calcd. C, 65.98 ; H, 6.04 : Fo
und. C, 66.27 ; H, 5.78.
【0141】参考例39 7−(4−ブトキシフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸メチル(500mg)の1,2−ジメトキシエタン
(10ml)溶液に、6N塩酸(5ml)を加え、16
時間加熱還流した。反応系に1,2−ジメトキシエタン
(5ml)および6N塩酸(2ml)を加え、さらに4
時間加熱還流した。室温まで冷却後、酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥した。減圧下濃縮し、析出した結晶をろ過によっ
て集めた。結晶をジイソプロピルエーテルで洗浄し無色
の結晶として7−(4−ブトキシフェニル)−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボン酸(388.9mg)を得た。 m.p. 244-247 ℃1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ0.95 (3H, t, J=7.1 Hz),
1.35-1.56 (2H, m), 1.64-1.81 (2H, m), 2.93-3.00 (2
H, m), 3.71-3.78 (2H, m), 4.04 (2H, t, J=6.6Hz),
7.06 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.77 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.
85-7.90 (2H, m),8.03-8.07 (2H, m), . IR (KBr) 2958, 1676, 1608, 1518, 1408, 1292, 1252,
1163, 1128, 827, 746cm-1 元素分析 C21H22O5S Calcd. C, 65.27 ; H, 5.74 : Fo
und. C, 65.28 ; H, 5.70.
【0142】参考例40 6−(4−メチルフェニル)−1,2−ジヒドロ−2H
−チオクロメン−3−カルボン酸エチル(1.03 g, 3.32
mmol) のジクロロメタン (20 ml) 溶液に0℃にてメタ
クロロ過安息香酸 (1.73 g, 6.98 mmol) を加え20
分、室温にて20分撹拌した。反応液を飽和炭酸水素ナ
トリウム溶液で中和し、ジクロロメタンで抽出した。有
機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去して得ら
れる無色粉末をエタノールで洗浄し、6−(4−メチル
フェニル)−1,1−ジオキソ−1,2−ジヒドロ−2
H−チオクロメン−3−カルボン酸エチル (0.95 g, 84
%)を得た。一部を酢酸エチルから再結晶し、融点174
℃の無色鱗片晶を得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 8.09 (1H, d, J=8.0), 7.87 (1H,
s), 7.80 (1H, dd, J=8.0, 1.8), 7.70 (1H, d, J=1.
8), 7.41 (2H, d, J=8.0), 7.31 (2H, d, J=8.0),4.35
(2H, q, J=7.4), 4.29 (2H, d, J=1.8), 2.43 (3H, s),
1.39 (3H, t, J=7.4). Anal. Calcd for C19H18O4S・0.25H2O: C; 65.78, H;
5.37. Found: C; 65.93,H; 5.26.
【0143】参考例41 6−(4−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,
2−ジヒドロ−2H−チオクロメン−3−カルボン酸エ
チル(0.90g, 2.63 mmol) のテトラヒドロフラン (10 m
l) とアセトニトリル (10 ml) 溶液に1N水酸化ナトリ
ウム (3 ml) を滴下し、1時間撹拌した。反応液をジエ
チルエーテルと水に分配し、水層を6N塩酸でpH3に
し酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し
硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去して粗カルボ
ン酸を褐色粉末として得、エタノールで洗浄して6−
(4−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2−
ジヒドロ−2H−チオクロメン−3−カルボン酸(0.24
g, 29%) を淡黄色粉末として得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 7.95-7.99 (3H, m), 7.69 (2H, d,
J=8.2), 7.35 (2H, d,J=8.2), 4.45 (2H, s), 3.78 (3
H, s).
【0144】参考例42 7−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−
ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(1.5g)の
ジクロロメタン(25ml)溶液に氷冷下、70%mC
PBA(2.4g)を加え、室温で1時間撹拌した。チ
オ硫酸ナトリウム水溶液を加えた後、濃縮し、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液、
水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムを用い
て乾燥した。減圧下、溶媒を留去し、7−(4−メチル
フェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(1.6g)
を無色結晶として得た。 mp 203-204℃.1 H-NMR(δppm, CDCl3) 2.43(3H,s), 3.15(2H,t,J=6.6H
z), 3.65(2H,t,J=6.6Hz),3.88(3H,s), 7.31(2H,d,J=8.3
Hz), 7.52(2H,d,J=8.3Hz), 7.69-7.74(2H,m), 7.92(1H,
s), 8.22(1H,d,J=8.8Hz). IR(KBr)ν: 2951, 1713cm-1. Anal. Calcd. for C19H18O4S: C,66.65; H,5.30. Found
C,66.47; H,5.33.
【0145】参考例43 7−(4−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−2,
3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メ
チル(1.6g)に1N水酸化ナトリウム水溶液(50
ml)、メタノール(200ml)、ジエチルエーテル
(100ml)を加え、一晩撹拌した。濃縮後、水を用
いて抽出した。水層を酢酸エチルで洗浄後、1N塩酸を
用いて酸性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムを用いて乾
燥、溶媒を留去し、7−(4−メチルフェニル)−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボン酸(1.5g;純度約70%)を無色粉
末として得た。1 H-NMR(δppm, CDCl3) 2.43(3H,s), 3.14(2H,t,J=6.6H
z), 3.66(2H,t,J=6.6Hz),7.26-7.33(2H,m), 7.47-7.57
(2H,m), 7.70-7.74(2H,m), 7.95(1H,s), 8.21(1H,d,J=
8.8Hz).
【0146】参考例44 7−ブロモ−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(870m
g)をトルエン/エタノール/水 (10/1/1.2
ml)に溶解させ、5−メチル−2−チエニルボロン酸
(530mg),炭酸カリウム(1.02g)を加え、
室温にて30分撹拌した。テトラキストリフェニルホス
フィンパラジウム(152mg)を加え、100℃にて
16時間撹拌した。室温に冷却後、酢酸エチルにて抽出
し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=3/
1)にて精製し、7−(5−メチル−2−チエニル)−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボン酸メチル(210mg)を得た。1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ2.54(3H,d,J=1.0H
z),3.12(2H,m),3.63(2H,m),3.89(3H,
s),6.79(1H,dd,J=3.6,1.0Hz),7.26(1H,
d,J=3.6Hz),7.61−7.66(2H,m),7.86(1H,
s),8.12(1H,d,J=8.8Hz)
【0147】参考例45 7−(5−メチル−2−チエニル)−1,1−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボ
ン酸メチル(210mg)を1,2−ジメトキシエタン
(10.5ml)に溶解し、6N塩酸(6.3ml)を
加え、100℃にて14時間撹拌した。室温に冷却後、
酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸
マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去して7−
(5−メチル−2−チエニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(180mg)を得た。1 H−NMR(200MHz,DMSO−d6)δ2.49(3H,s),2.93
(2H,m),3.72(2H,m),6.89(1H,d,J=3.6H
z),7.59(1H,d,J=3.6Hz),7.72−7.81(2H,
m),8.05(1H,s),7.98(2H,d,J=8.0Hz)
【0148】参考例46 7−ブロモ−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(800m
g)をトルエン/エタノール/水(10/1/1.2m
l)に溶解させ、4−メチル−2−チエニルほう酸(5
24mg)、 炭酸カリウム(935mg)を加え、室
温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホス
フィンパラジウム(152mg)を加え、100℃にて
16時間撹拌した。室温に冷却後、水に加え、酢酸エチ
ル抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル
=3/1)にて精製し、7−(4−メチル−2−チエニ
ル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボン酸メチル(510mg)を得
た。1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ2.31(3H,m),3.09(2
H,m),3.63(2H,t,J=6.6Hz),3.87(3H,s),
7.00(1H,m),7.27(1H,m),7.64−7.70(2H,
m),7.86(1H,s),8.13(1H,d,J=10.8Hz)
【0149】参考例47 7−(4−メチル−2−チエニル)−1,1−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボ
ン酸メチル(510mg)を1,2−ジメトキシエタン
(15.3ml)に溶解し、6N塩酸(10.2ml)
を加え、100℃にて15時間撹拌した。室温に冷却
後、減圧下有機溶媒を除去し、酢酸エチル、炭酸カリウ
ム水溶液を加え、水抽出した。6N塩酸を加え、pHを4
−5とし、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗
浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去
して7−(4−メチル−2−チエニル)−1,1−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボン酸(459mg)を得た。1 H−NMR(200MHz,DMSO−d6)δ2.51(3H,s),2.95
(2H,t,J=6.6Hz),3.74(2H,t,J=6.6Hz),6.
91(1H,d,J=3.6Hz),7.61(1H,d,J=3.6Hz),
7.73−7.94(2H,m),8.05(1H,s),8.00(2H,
d,J=8.4Hz)
【0150】参考例48 7−ブロモ−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(750m
g)をトルエン/エタノール/水(10/1/1.2m
l)に溶解させ、5−クロロ−2−チエニルほう酸(7
36mg)、炭酸カリウム(1.0g)を加えた後、室
温にて30分撹拌した。テトラキストリフェニルホスフ
ィンパラジウム(210mg)を加え、100℃にて1
5時間撹拌した。室温に冷却後、酢酸エチルにて抽出
し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥
した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル =
3/1)にて精製し、7−(5−クロロ−2−チエニ
ル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボン酸メチル(350mg)を得
た。1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ3.13(2H,m),3.64(2
H,t,m),3.87(3H,s),3.88(3H,s),6.98
(1H,d,J=4.2Hz),7.44(1H,d,J=4.2Hz),7.
60−7.64(2H,m),7.86(1H.s),8.17(1H,d,
J=8.6Hz)
【0151】参考例49 7−(5−クロロ−2−チエニル)−1,1−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボ
ン酸メチル(230mg)を1,2−ジメトキシエタン
( 11.5ml)に溶解し、6N塩酸(9.2ml)を
加え、100℃にて16時間撹拌した。室温に冷却後、
酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸
マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去して 7−
(5−クロロ−2−チエニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(200mg)を得た。1 H−NMR(200MHz,DMSO−d6)δ2.96(2H,m),3.75
(2H,t,m),7.25(2H,d,J=4.0Hz),7.70(2
H,d,J=4.0Hz),7.79−7.84(2H,m),8.03(1
H,d,J=8.4Hz),8.09(1H,s)
【0152】参考例50 7−ブロモ−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(900m
g)をトルエン(21.7ml)に溶解させ、テトラキ
ストリフェニルホスフィンパラジウム(243mg)を
加えた後、15分撹拌した。4−(メチルチオ)フェニ
ルほう酸(1.82g)、2N炭酸ナトリウム(2.7
ml)、メタノール(5.4ml)を加え、75℃にて
4時間撹拌した。室温に冷却後、酢酸エチル抽出し、飽
和食塩水にて洗浄、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減
圧濃縮にて溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン/ 酢酸エチル=2
/1)にて精製し、7−[(4−メチルチオ)フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボン酸メチル(340mg)を得
た。1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ2.55(3H,s),2.97(2
H,m),3.75(2H,m),7.39(2H,d,J=8.6Hz),
7.79(2H,d,J=8.6Hz),7.91(2H,d,J=8.6H
z),8.05(1H,s),8.10(1H,d,J=9.8Hz)
【0153】参考例51 7−[(4−メチルチオ)フェニル]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボン酸メチル(330mg)を1,2−ジメトキシエタ
ン(10ml)、6N塩酸(10ml)に溶解し、10
0℃にて18時間撹拌した。室温に冷却後、酢酸エチル
にて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、7−[(4−メチ
ルチオ)フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸(133m
g)を得た。1 H−NMR(200MHz,DMSO−d6)δ2.54(3H,s),3.06
(2H,q,J=7.4Hz),3.75(2H,t,J=6.4Hz),7.
43(2H,d,J=8.4Hz),7.79(2H,d,J=8.4Hz),
7.89−7.95(2H,m),8.06−8.12(2H,m)
【0154】参考例52 7−ブロモ−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(1.16
g)をトルエン/エタノール/水(10/1/1.2m
l)に溶解させ、4−(エチルチオ)フェニルほう酸
(1.28g)、炭酸カリウム(1.45g)を加え、
室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホ
スフィンパラジウム(243mg)を加え、100℃に
て20時間撹拌した。室温に冷却後、酢酸エチルにて抽
出し、飽和食塩水にて洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン/ 酢酸エチル=2
/1)にて精製し、7−[(4−エチルチオ)フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボン酸メチル(330mg)を得
た。1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ1.37(3H,t,J=7.4H
z),3.02(2H,q,J=7.4Hz),3.15(2H,m),3.
65(2H,m),3.87(3H,s),7.40(2H,m),7.54
(2H,m),7.71(2H,m),7.91(1H.s),8.22
(1H,d,J=8.8Hz)
【0155】参考例53 7−[(4−エチルチオ)フェニル]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボン酸メチル(200mg)を1,2−ジメトキシエタ
ン(10ml)、6N塩酸(10ml)に溶解し、10
0℃にて14時間撹拌した。室温に冷却後、酢酸エチル
にて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下溶媒を除去して7−[(4−エチ
ルチオ)フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸(135m
g)を得た。1 H−NMR(200MHz,DMSO−d6)δ1.28(3H,t,J=7.4H
z),2.98(2H,m),3.06(2H,q,J=7.4Hz),3.
75(2H,m),7.43(2H,d,J=8.4Hz),7.79(2H,
d,J=8.4Hz),7.89−7.95(2H,m),8.06−8.12
(2H,m)
【0156】参考例54 7−[(4−エチルチオ)フェニル]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボン酸メチル(870mg)をTHF(35ml)に溶解
し、氷冷撹拌下、70%m−クロロ過安息香酸(1.1
1g)を加え、1時間撹拌した。飽和重曹水を加え、酢
酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、7−
[(4−エチルスルホニル)フェニル]−1,1−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボン酸メチル(880mg)を得た。1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ1.33(3H,t,J=7.4H
z),3.19(2H,q,J=7.4Hz),3.17(2H,m),3.
67(2H,m),3.88(3H,s),7.72−7.83(3H,
m),7.93(1H.s),8.02−8.07(3H,m),8.30
(1H,d,J=8.8Hz)
【0157】参考例55 7−[(4−エチルルスルホニル)フェニル]−1,1
−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−
4−カルボン酸メチル(870mg)を1,2−ジメト
キシエタン(35ml)、6N塩酸(26ml)に溶解
し、100℃にて12時間撹拌した。室温に冷却後、酢
酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去して7−
[(4−エチルスルホニル)フェニル]−1,1−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボン酸(690mg)を得た。1 H−NMR(200MHz,DMSO−d6)δ1.15(3H,t,J=7.4H
z),3.00(2H,m),3.37(2H,q,J=7.4Hz),3.
79(2H,m),7.92(2H,s),8.00−8.18(5H,
m),8.25(1H,s)
【0158】参考例56 4−ブロモベンゼンチオール(12.0g)をDMF(9
6ml)に溶解し、室温にて炭酸カリウム(11.4
g)を加えた後、1−ヨードプロパン(6.6ml)を
滴下し、2時間撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エ
チルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣
(14.1g)をTHF(126ml)に溶解し、−78℃
にて1.6Nn−ブチルリチウム/ヘキサン(42ml)
を摘下し、1時間撹拌した。トリメトキシボラン(19
g)のTHF溶液(40ml)を滴下し、30分撹拌した後、室
温まで自然昇温し、10%硫酸(70ml)を加えて15
分撹拌した。反応液を酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩
水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧濃縮
にて溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサン/イソプロ
ピルエーテルで洗浄し、4−(プロピルチオ)フェニル
ほう酸(6.0g)を得た。1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ1.08(2H,t,J=7.0H
z),1.60−1.82(3H,m),7.38(2H,d,J=8.2H
z),8.10(2H,d,J=8.2Hz)
【0159】参考例57 7−ブロモ−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(780m
g)をトルエン/エタノール/水(10/1/1.2m
l)に溶解させ、4−(プロピルチオ)フェニルほう酸
(743ng)、炭酸カリウム(716mg)を加え、
室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホ
スフィンパラジウム(136mg)を加え、90℃にて
14時間撹拌した。室温に冷却後、酢酸エチルにて抽出
し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン/ 酢酸エチル=2
/1)にて精製し、1,1−ジオキソ−7−[(4−プ
ロピルチオ)フェニル]−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボン酸メチル(798mg)を得
た。1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ1.06(3H,t,J=7.2H
z),1.73(2H,m),2.97(2H,t,J=7.2Hz),3.
15(2H,m),3.65(2H,m),3.87(3H,s),7.37
−7.43(2H,s),7.49−7.55(2H,m),7.91(1
H,s),8.21(1H,d,J=8.4Hz)
【0160】参考例58 1,1−ジオキソ−7−[(4−プロピルチオ)フェニ
ル]−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボン酸メチル(770mg)を1,2−ジメトキシエ
タン(23ml)、6N塩酸(7.7ml)に溶解し、
100℃にて16時間撹拌した。室温に冷却後、酢酸エ
チルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、1,1−ジオ
キソ−7−[(4−プロピルチオ)フェニル]−2,3
−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸(7
00mg)を得た。1 H−NMR(200MHz,DMSO−d6)δ1.00(3H,t,J=7.4H
z),1.64(2H,m),2.99(2H,m),3.76(2H,
m),7.43(2H,d,J=8.6Hz),7.89(1H,s),7.
94(1H,s),8.10(2H,m),8.08(2H,m)
【0161】参考例59 4−ブロモベンゼンチオール(12.0g)をDMF(9
6ml)に溶解し、室温にて炭酸カリウム(11.4
g)を加えた後、1−ヨードブタン(13.9g)を滴
下し、2時間撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチ
ルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣
(14.3g)をTHF(130ml)に溶解し、−78℃
にて1.6N n−ブチルリチウム/ヘキサン(40ml)
を摘下し、1時間撹拌した。トリメトキシボラン(1
8.1g)のTHF溶液(40ml)を滴下し、30分撹拌し
た後、室温まで自然昇温し、10%硫酸(70ml)を加
えて15分撹拌した。反応液を酢酸エチルにて抽出し、
飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧濃縮にて溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサン/イ
ソプロピルエーテルで洗浄して4−(ブチルチオ)フェ
ニルほう酸(6.1g)を得た。1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ0.96(3H,t,J=7.2H
z),1.40−1.60(2H,m),1.67−1.79(2H,m),
3.12(2H,t,J=7.2Hz),7.63(2H,d,J=8.4
z),8.09(2H,d,J=8.4Hz)
【0162】参考例60 7−ブロモ−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(730m
g)をトルエン/エタノール/水(10/1/1.2m
l)に溶解させ、4−(ブチルチオ)フェニルほう酸
(780mg)、炭酸カリウム(620mg)を加え、
室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホ
スフィンパラジウム(127mg)を加え、90℃にて1
6時間撹拌した。室温に冷却後、酢酸エチルにて抽出
し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥
した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/ 酢酸エチル=
2/1)にて精製し、7−[(4−ブチルチオ)フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボン酸メチル(680mg)を得
た。1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δ0.95(3H,t,J=7.2H
z),1.43−1.74(2H,m),2.99(2H,t,J=7.4H
z),3.15(2H,m),3.65(2H,m),3.87(3H,
s),7.38−7.43(2H,m),7.52−7.55(2H,
m),7.67−7.72(2H,m),7.91(1H,s),8.22
(1H,d,J=11.2Hz)
【0163】参考例61 7−[(4−ブチルチオ)フェニル]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボン酸メチル(670mg)を1,2−ジメトキシエタ
ン(20ml)、6N塩酸(6.7ml)に溶解し、1
00℃にて16時間撹拌した。室温に冷却後、酢酸エチ
ルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、7−[(4−ブ
チルチオ)フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジ
ヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸(620
mg)を得た。1 H−NMR(200MHz,DMSO−d6)δ0.90(3H,t,J=7.2H
z),1.14−1.65(4H,m),2.97(2H,m),3.04
(2H,t,J=7.2Hz),3.76(2H,m),7.43(2H,
d,J=8.4Hz),7.78(2H,d,J=8.4Hz),7.89?9
7.95(2H,m),8.10−8.14(2H,m)
【0164】参考例62 7−ブロモ−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(700m
g)の1,2−ジメトキシエタン(15ml)および6
N塩酸溶液を18時間加熱還流した。室温まで冷却後、
減圧下溶媒を留去して、生じた無色の結晶をろ過によっ
て集めた。結晶を水、2−プロパノールおよびジイソプ
ロピルエーテルで洗浄し、無色の結晶として7−ブロモ
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボン酸(634mg)を得た。 m.p. 290-300 ℃1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ2.91-2.97 (2H, m), 3.73-
3.80 (2H, m), 7.73 (1H, s), 7.84 (1H, dd, J=8.4,
2.0 Hz), 7.94 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.08 (1H,d, J=2.0
Hz). IR (KBr) 3088, 1680, 1419, 1286, 1165, 1133, 1097,
793, 744 cm-1 元素分析 C11H9O4SBr Calcd. C, 41.66 ; H, 2.86 : F
ound. C, 41.82 ; H,3.02. 参考例63 7−ブロモ−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸(4.47g)のT
HF(90ml)懸濁液に、室温で塩化チオニル(1.
03ml)およびDMF(1ml)を加え1時間撹拌し
た。反応混合物を、4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]アニリン
(3.41g)およびトリエチルアミン(7.9ml)
のTHF(30ml)溶液に0℃で滴下し、さらに3時
間撹拌した。減圧下濃縮後、水を加え析出している無色
の結晶をろ過によって集めた。結晶を水、エタノール、
2−プロパノールおよびジイソプロピルエーテルで洗浄
し、無色の結晶として7−ブロモ−N−[4−[[N−
メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミ
ノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(4.94g)を得た。 m.p. 232-235 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.54-1.83 (4H, m), 2.21 (3
H, s), 2.54-2.73 (1H, m), 3.11-3.18 (2H, m), 3.30-
3.44 (2H, m), 3.58 (2H, s), 3.66-3.73 (2H,m), 3.99
-4.10 (2H, m), 7.19 (1H, s), 7.33 (2H, d, J=8.3 H
z), 7.53 (2H,d, J=8.3 Hz), 7.62-7.71 (2H, m), 7.88
(1H, br s), 8.04 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 3259, 1657, 1633, 1603, 1529, 1410, 1319,
1296, 1132 cm-1 元素分析 C24H27N2O4SBr Calcd. C, 55.49 ; H, 5.24
; N, 5.39 : Found. C, 55.56 ; H, 4.98 ; N, 5.22. 参考例64 4−ブロモ−2−クロロフェノール(10.81g)お
よび炭酸カリウム(8.65g)のDMF(100m
l)混合物に、室温でヨウ化エチル(4.17ml)を
加え68時間撹拌した。反応系に水を加え水を加え、ヘ
キサンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、淡黄色
の油状物として4−ブロモ−2−クロロ−1−エトキシ
ベンゼン(12.28g)を得た。4−ブロモ−2−ク
ロロ−1−エトキシベンゼン(12.0g)のジエチル
エーテル(100ml)溶液に、−78℃で1.6Mの
n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(35ml)を滴下
し、1時間撹拌した。反応系にトリメチルホウ酸(17
ml)のジエチルエーテル(20ml)溶液を滴下し
た。反応系を室温まで昇温し、さらに室温で2時間撹拌
した。反応系に10%硫酸(100ml)を滴下し、さ
らに1時間撹拌後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下溶媒を留去し、析出した無色の結晶をろ過によって集
めた。結晶をヘキサンで洗浄し、無色の結晶として3−
クロロ−4−エトキシフェニルホウ酸(4.44g)を
得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.53 (3H, t, J=7.0 Hz), 4.
21 (2H, q, J=7.0 Hz), 7.02 (1H, d, J=8.2 Hz), 8.05
(1H, dd, J=8.2, 1.8 Hz), 8.14 (1H, d, J=1.8 Hz).
【0165】参考例65 4−ブロモ−2−フルオロフェノール(10g)および
炭酸カリウム(8.7g)のDMF(100ml)混合
物に、室温でヨウ化エチル(4.2ml)を加え68時
間撹拌した。反応系に水を加え、ヘキサンで抽出した。
有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧下溶媒を留去し、淡黄色の油状物として4−
ブロモ−1−エトキシ−3−フルオロベンゼン(11.
46g)を得た。4−ブロモ−1−エトキシ−3−フル
オロベンゼン(11.10g)のジエチルエーテル(1
00ml)溶液に、−78℃で1.6Mのn−ブチルリ
チウムのヘキサン溶液(35ml)を滴下し、1時間撹
拌した。反応系にトリメチルホウ酸(17ml)のジエ
チルエーテル(20ml)溶液を滴下した。反応系を室
温まで昇温し、さらに室温で2時間撹拌した。反応系に
10%硫酸(100ml)を滴下し、さらに1時間撹拌
後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去
し、析出した無色の結晶をろ過によって集めた。結晶を
ヘキサンで洗浄し、無色の結晶として4−エトキシ−3
−フルオロフェニルホウ酸(4.66g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.51 (3H, t, J=7.0 Hz), 4.
20 (2H, q, J=7.0 Hz), 7.06 (1H, dd, J=8.0, 8.0 H
z), 7.82-7.93 (2H, m).
【0166】参考例66 三臭化ホウ素(25g)のジクロロメタン(100m
l)溶液に、0℃で3,4−ジメトキシブロモベンゼン
(10.0g)のジクロロメタン(20ml)溶液を滴
下し、室温で15時間撹拌した。反応混合物を、氷/水
に加え反応を停止し、ジエチルエーテルで抽出した。有
機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下濃縮し、無色の結晶として4−ブロモカテコ
ール(8.43g)を得た。 4−ブロモカテコール(8.43g)および炭酸カリウ
ム(15.4g)のDMF(80ml)混合物に、室温
でヨウ化エタン(7.5ml)を加え15時間撹拌し
た。反応系に水を加え、ヘキサンで抽出した。有機層を
水および飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(酢酸エチル/ヘキサン1:4)で分離精製
し、黄色の油状物として4−ブロモ−1,2−ジエトキ
シベンゼン(10.06g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.44 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.
45 (3H, t, J=7.0 Hz), 4.06 (2H, q, J=7.0 Hz), 4.07
(2H, q, J=7.0 Hz), 6.74 (1H, d, J=8.8 Hz), 6.97-
7.02 (2H, m). IR (neat) 1585, 1500, 1477, 1396, 1252, 1219, 113
4, 1041, 845, 795 cm-1
【0167】参考例67 4−ブロモフェノール(15g)、ヨウ化ナトリウム
(13.0g)、炭酸カリウム(14.4g)のDMF
(200ml)混合物に、室温で2−クロロエチルメチ
ルエーテル(9ml)を加え、80℃で3日間撹拌し
た。反応系に水を加え、ジエチルエーテルで抽出した。
有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下濃縮し、橙色の油状物として1−
ブロモ−4−(2−メトキシエトキシ)ベンゼン(1
7.44g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ3.45 (3H, s), 3.72-3.77 (2
H, m), 4.06-4.11 (2H, m), 6.81 (2H, d, J=8.9 Hz),
7.37 (2H, d, J=8.9 Hz). IR (neat) 1587, 1489, 1454, 1284, 1246, 1128, 106
1, 824 cm-1
【0168】参考例68 1,4−ベンゾジオキサン(5.0g)および炭酸ナト
リウム(5.9g)のヘキサン(100ml)混合物
に、室温で臭素(1.9ml)のヘキサン(20ml)
溶液を1時間かけて滴下した。滴下後さらに1時間撹拌
した。反応系にチオ硫酸ナトリウム水溶液を加えた後、
酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、
硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、橙色の油
状物として6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベ
ンゾジオキシン(7.48g)を得た。アルゴン雰囲気
下、6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジ
オキシン(7.48g)のTHF(50ml)溶液に、
−78℃で1.6Mのn−ブチルリチウムのヘキサン溶
液(20ml)を滴下し、1時間撹拌した。反応系にト
リメチルホウ酸(12ml)のTHF(12ml)溶液
を滴下した。反応系をゆっくりと室温まで昇温し、さら
に室温で2時間撹拌した。反応系に10%硫酸(100
ml)を滴下し、30分間撹拌後、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下濃縮し、析出した無色の結晶
をろ過によって集めた。結晶をジイソプロピルエーテル
で洗浄し、無色の結晶として2,3−ジヒドロ−1,4
−ベンゾジオキシン−6−イルホウ酸(2.02g)を
得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ4.24-4.37 (4H, m), 6.97 (1
H, d, J=8.4 Hz), 7.68-7.73 (2H, m).
【0169】参考例69 2,3−ジヒドロベンゾフラン(11.06g)および
炭酸ナトリウム(14.8g)のヘキサン(100m
l)混合物に、0℃で臭素(4.8ml)のヘキサン
(20ml)溶液を1.5時間かけて滴下した。滴下
後、さらに室温で1時間撹拌した後、水を加えヘキサン
で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下濃縮し、灰色の結晶として5
−ブロモ−2,3−ジヒドロベンゾフラン(17.64
g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ3.20 (2H, t, J=8.8 Hz), 4.
57 (2H, t, J=8.8 Hz), 6.66 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.17
-7.30 (2H, m).
【0170】参考例70 4−ブロモ−2−フルオロアニリン(10.0g)、炭
酸カリウム(21.8g)およびヨウ化ナトリウム(1
5.8g)のDMF(100ml)混合物に、室温でビ
ス(2−クロロエチル)エーテル(7.53g)を加
え、90℃で4日間撹拌した。反応系にさらにビス(2
−クロロエチル)エーテル(1ml)を加え、さらに2
日間撹拌した。反応系に水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン1:
5)で分離精製し、橙色の油状物(9.19g)を得
た。得られた油状物を、THF(100ml)に溶解さ
せ、トリエチルアミン(2.5ml)を加えた後、0℃
で塩化アセチル(1.3ml)を加え1時間撹拌した。
反応系に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル/ヘキサン1:4)でアセチル化した化合
物を除き、黄色の油状物として4−(4−ブロモ−3−
フルオロフェニル)モルホリン(6.89g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ3.03-3.08 (4H, m), 3.84-3.
89 (4H, m), 6.76-6.85 (1H, m), 7.16-7.26 (2H, m). IR (neat) 1565, 1497, 1450, 1257, 1236, 1209, 111
9, 935, 866, 808 cm-1
【0171】参考例71 アルゴン雰囲気下、6−ヨード−3,4−ジヒドロ−2
H−1−ベンゾピラン(10.15g)のジエチルエー
テル(80ml)溶液に、−78℃で1.6Mのn−ブ
チルリチウムのヘキサン溶液(27ml)を滴下し、1
時間撹拌した。反応系にトリメチルホウ酸(14ml)
のジエチルエーテル(14ml)溶液を滴下した。反応
系をゆっくりと室温まで昇温し、さらに室温で2時間撹
拌した。反応系に1N塩酸(100ml)を滴下し1時
間撹拌した。酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水
で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、
残渣にヘキサンおよびジイソプロピルエーテルを加え生
じた結晶をろ過によって集めた。結晶をヘキサンで洗浄
し、無色の結晶として3,4−ジヒドロ−2H−1−ベ
ンゾピラン−6−イルホウ酸(2.00g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.97-2.15 (2H, m), 2.91 (2
H, t, J=6.2 Hz), 4.27 (2H, t,J=5.1 Hz), 6.90 (1H,
d, J=8.2 Hz), 7.90 (1H, d, J=1.4 Hz), 7.96 (1H, d
d, J=8.2, 1.4 Hz).
【0172】参考例72 7−ブロモ−3,4−ジヒドロ−1−ベンゾオキセピン
−5(2H)−オン(20.0g)のトリフルオロ酢酸
(32ml)溶液に、室温でトリエチルシラン(29.
2ml)を加え、2時間撹拌した。減圧下濃縮後、水を
加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和重曹水および
飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下濃縮後、減圧蒸留(0.8mmHg/123℃)を
行い、無色の油状物を得た。得られた油状物(13.1
2g)をエタノール(200ml)に溶解させ、酸化白
金(0.4g)を加え、水素雰囲気下24時間撹拌し
た。ろ過によって触媒を除き、減圧下濃縮した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン→酢酸
エチル/ヘキサン1:19)で分離精製し、無色の油状
物として7−ブロモ−2,3,4,5−テトラヒドロ−
1−ベンゾオキセピン(9.61g)を得た。アルゴン
雰囲気下、7−ブロモ−2,3,4,5−テトラヒドロ
−1−ベンゾオキセピン(9.61g)のTHF(50
ml)溶液に、−78℃で1.6Mのn−ブチルリチウ
ムのヘキサン溶液(29ml)を滴下し、1時間撹拌し
た。反応系にトリメチルホウ酸(14ml)のTHF
(14ml)溶液を滴下した。反応系をゆっくりと室温
まで昇温し、さらに室温で2時間撹拌した。反応系に1
N塩酸(100ml)を滴下し、1時間撹拌後、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、析出
した無色の結晶をろ過によって集めた。結晶をヘキサン
で洗浄し、無色の結晶として2,3,4,5−テトラヒ
ドロ−1−ベンゾオキセピン−7−イルホウ酸(3.1
8g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.72-1.88 (2H, m), 1.93-2.
11 (2H, m), 2.91-3.04 (2H, m), 3.99-4.14 (2H, m),
7.10 (1H, d, J=7.8 Hz), 7.99-8.04 (2H, m).
【0173】参考例73 5−ブロモ−2−ヒドロキシアセトフェノン10.0g
(46.5ミリモル)、アセトン(17ml)およびピ
ロリジン(3.9ml)のトルエン(100ml)溶液
を4時間加熱還流した。反応系にさらにアセトン(17
ml)を加え、15時間加熱還流した。反応系に1N塩
酸(100ml)を加えた後、酢酸エチルで抽出した。
有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン1:7)で
分離精製し、黄色の油状物として6−ブロモ−2,2−
ジメチル−2,3−ジヒドロ−4H−1−ベンゾピラン
−4−オン(7.57g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.46 (6H, s), 2.72 (2H,
s), 6.83 (1H, d, J=8.8Hz), 7.54 (1H, dd, J=8.8, 2.
6 Hz), 7.97 (1H, d, J=2.6 Hz). IR (neat) 1689, 1597, 1464, 1414, 1373, 1319, 128
2, 1225, 1167, 1132,1066, 926, 827cm-1
【0174】参考例74 6−ブロモ−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−4
H−1−ベンゾピラン−4−オン(7.57g)のトリ
フルオロ酢酸(21.4ml)溶液に、室温でトリエチ
ルシラン(10.4ml)を加え、4日間撹拌した。反
応系にトリエチルシラン(7.1ml)を加え、50℃
で24時間撹拌した。反応系に0℃で、アルカリ性にな
るまで12N水酸化ナトリウム水溶液を加えた後、ジエ
チルエーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン)で
分離精製し、無色の油状物として6−ブロモ−2,2−
ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン
(10.77g)を得た。アルゴン雰囲気下、6−ブロ
モ−2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−
ベンゾピラン(10.77g)のTHF(50ml)溶
液に、−78℃で1.6Mのn−ブチルリチウムのヘキ
サン溶液(18ml)を滴下し、1時間撹拌した。反応
系にトリメチルホウ酸(7.5ml)のTHF(7.5
ml)溶液を滴下した。反応系をゆっくりと室温まで昇
温し、さらに室温で2時間撹拌した。反応系に1N塩酸
(100ml)を滴下し1時間撹拌後、酢酸エチルで抽
出した。有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン
1:4→1:2)で分離精製し、無色の結晶として2,
2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピ
ラン−6−イルホウ酸(170mg)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.38 (6H, s), 1.87 (2H, t,
J=6.9 Hz), 2.90 (2H, t, J=6.9 Hz), 6.89 (1H, d, J
=8.0 Hz), 7.94-7.98 (2H, m).
【0175】参考例75 4−ブロモ−2−フルオロフェノール(10.07g)
および炭酸カリウム(9.5g)のDMF(100m
l)混合物に、室温で2−ブロモエチルエチルエーテル
(6.0ml)を加え18時間撹拌した。反応系に2−
ブロモエチルエチルエーテル(1.2ml)を加え、5
5℃で5時間撹拌した。反応系に水を加え水を加え、酢
酸エチルで抽出した。有機層を水で3回、飽和食塩水で
1回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒
を留去し、淡黄色の油状物として4−ブロモ−1−(2
−エトキシエトキシ)−2−フルオロベンゼン(13.
79g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.24 (3H, t, J=7.0 Hz), 3.
60 (2H, q, J=7.0 Hz), 3.78-3.83 (2H, m), 4.14-4.19
(2H, m), 6.84-6.92 (1H, m), 7.15-7.27 (2H, m). IR (neat) 1502, 1306, 1269, 1207, 1130, 1055, 866
cm-1
【0176】参考例76 アルゴン雰囲気下、マグネシウム(1.34g)のTH
F(30ml)懸濁液に、室温で4−ブロモ−1−(2
−エトキシエトキシ)−2−フルオロベンゼン(13.
79g)および1,2−ジブロモエタン(1ml)のT
HF(50ml)溶液を1時間かけて滴下した。滴下
後、60℃で1時間撹拌した。反応系を−78℃に冷却
し、トリメチルホウ酸(17.6ml)のTHF(20
ml)溶液を30分かけて滴下した。滴下後室温まで昇
温し、さらに室温で2時間撹拌した。反応系に1N塩酸
(100ml)を加え、1時間撹拌した。酢酸エチルで
抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(酢酸エチル/ヘキサン1:1→2:1)で分
離精製し、無色の結晶として4−(2−エトキシエトキ
シ)−3−フルオロフェニルホウ酸(1.40g)を得
た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.26 (3H, t, J=7.2 Hz), 3.
64 (2H, q, J=7.2 Hz), 3.85-3.90 (2H, m), 4.26-4.31
(2H, m), 7.06-7.14 (1H, m), 7.82-7.94 (2H, m).
【0177】参考例77 3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピン
(8.86g)および炭酸ナトリウム(9.4g)のヘ
キサン(100ml)混合物に、室温で臭素(3.0m
l)のヘキサン(30ml)溶液を2.5時間かけて滴
下した。滴下後、さらに24時間撹拌した。反応系に水
を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、
橙色の油状物を得た。得られた油状物(13.39g)
の酢酸(50ml)溶液に、酢酸ナトリウム(4.1
g)を加え、さらに臭素(1.3ml)の酢酸(25m
l)溶液を1時間かけて滴下した。滴下後、24時間撹
拌した。減圧下濃縮後水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン1:4)で分離
精製し、橙色の油状物として7−ブロモ−3,4−ジヒ
ドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピン(13.17
g)を得た。7−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2H−
1,5−ベンゾジオキセピン(13.17g)のTHF
(60ml)溶液に、−78℃で1.6Mのn−ブチル
リチウムのヘキサン溶液(40ml)を滴下し、1時間
撹拌した。反応系にトリメチルホウ酸(19ml)のT
HF(19ml)溶液を1時間かけて滴下した。−78
℃で1時間撹拌後、室温まで昇温し、さらに室温で2時
間撹拌した。反応系に1N塩酸(100ml)を滴下
し、1時間撹拌後、酢酸エチルで抽出した。有機層を
水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下溶媒を留去し、析出した淡黄色の結晶をろ過
によって集めた。結晶をヘキサンで洗浄し、淡黄色の結
晶として3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオ
キセピン−7−イルホウ酸(2.99g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ2.17-2.31 (2H, m), 4.26-4.
35 (4H, m), 7.06 (1H, d, J=7.8 Hz), 7.76-7.80 (2H,
m).
【0178】参考例78 4−ブロモ−2−クロロフェノール(15.92g)お
よび炭酸カリウム(15.9g)のDMF(100m
l)混合物に、室温で2−ブロモエチルエチルエーテル
(9.51ml)を加え60℃で18時間撹拌した。反
応系に水を加え水を加え、ジエチルエーテルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下溶媒を留去し、淡黄色の油状物として
4−ブロモ−2−クロロ−1−(2−エトキシエトキ
シ)ベンゼン(21.76g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.24 (3H, t, J=7.1 Hz), 3.
63 (2H, q, J=7.1 Hz), 3.80-3.85 (2H, m), 4.13-4.18
(2H, m), 6.84 (1H, d, J=8.8 Hz), 7.31 (1H, dd, J=
8.8, 2.6 Hz), 7.49 (1H, d, J=2.6 Hz). IR (neat) 1481, 1290, 1263, 1250, 1124, 1056, 802
cm-1
【0179】参考例79 4−ブロモ−2−クロロ−1−(2−エトキシエトキ
シ)ベンゼン(21.76g)のジエチルエーテル/T
HF(80/80ml)溶液に、−78℃で1.6Mの
n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(53ml)を滴下
し、1時間撹拌した。反応系にトリメチルホウ酸(26
ml)のTHF(26ml)溶液を1時間かけて滴下し
た。−78℃で1時間撹拌後、室温まで昇温し、室温で
2時間撹拌した。反応系に1N塩酸(100ml)を滴
下し、さらに1時間撹拌後、酢酸エチルで抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾
燥した。減圧下溶媒を留去し、析出した無色の結晶をろ
過によって集めた。結晶をジイソプリピルエーテルで洗
浄し、無色の結晶として3−クロロ−4−(2−エトキ
シエトキシ)フェニルホウ酸(10.24g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.27 (3H, t, J=7.0 Hz), 3.
68 (2H, q, J=7.0 Hz), 3.88-3.93 (2H, m), 4.26-4.31
(2H, m), 7.06 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.06 (1H, dd, J=
8.4, 1.6 Hz), 8.15 (1H, d, J=1.6 Hz).
【0180】参考例80 4−ブロモフェノール(15.0g)、テトラヒドロピ
ラン−4−オール(9.0g)およびトリフェニルホス
フィン(23.08g)のTHF(100ml)溶液
に、0℃でアゾジカルボン酸ジエチル(40%トルエン
溶液)(38.3g)を滴下し、室温で3日間撹拌し
た。減圧下濃縮後、ジエチルエーテルを加え、生じた結
晶をろ過によって除いた。濃縮後、酢酸エチルに溶解
し、1N水酸化ナトリウム水溶液(x3)、飽和食塩水
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル/ヘキサン1:4)で分離精製し、無色の結晶と
して4−(4−ブロモフェニルオキシ)テトラヒドロピ
ラン(15.94g)を得た。4−(4−ブロモフェニ
ルオキシ)テトラヒドロピラン(15.73g)のTH
F(100ml)溶液に、−78℃で1.6Mのn−ブ
チルリチウムのヘキサン溶液(42ml)を滴下し、1
時間撹拌した。反応系にトリメチルホウ酸(20ml)
のTHF(20ml)溶液を1時間かけて滴下した。−
78℃で1時間撹拌後、室温まで昇温し、さらに室温で
2時間撹拌した。反応系に1N塩酸(100ml)を滴
下し、1時間撹拌後、酢酸エチルで抽出した。有機層を
水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下溶媒を留去し、析出した無色の結晶をろ過に
よって集めた。結晶を酢酸エチル/ヘキサンで洗浄し、
無色の結晶として4−(テトラヒドロピラン−4−イル
オキシ)フェニルホウ酸(4.30g)を得た。さら
に、母液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル/ヘキサン1:1)で分離精製し、無色の結晶と
して4−(テトラヒドロピラン−4−イルオキシ)フェ
ニルホウ酸(2.97g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.74-1.93 (2H, m), 1.98-2.
15 (2H, m), 3.55-3.68 (2H, m), 3.95-4.08 (2H, m),
4.56-4.70 (1H, m), 7.02 (2H, d, J=8.6 Hz),8.15 (2
H, d, J=8.6 Hz).
【0181】参考例81 N−エチルアニリン(10.0g)のDMF(50m
l)溶液に、室温でN−ブロモコハク酸イミド(14.
69g)のDMF(100ml)溶液を滴下した。室温
で19時間撹拌した後、反応混合物を水に加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、淡黄色の油状物
として4−ブロモ−N−エチルアニリン(17.08
g)を得た。4−ブロモ−N−エチルアニリン(17.
08g)のDMF(100ml)溶液に、室温で炭酸カ
リウム(17.1g)、ヨウ化ナトリウム(12.4
g)及び2−ブロモエチルエチルエーテル(10.2m
l)を加え、90℃で24時間撹拌した。反応系にさら
に2−ブロモエチルエチルエーテル(5.0ml)、炭
酸カリウム(6.22g)、ヨウ化ナトリウム(6.6
4g)を加え、2日間撹拌した。さらに反応系に2−ブ
ロモエチルエチルエーテル(10.0ml)、炭酸カリ
ウム(17.1g)、ヨウ化ナトリウム(12.4g)
を加え、90℃で3日間撹拌した。反応系に水を加え、
酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、
硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下、溶媒を留去した
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル/ヘキサン1:9)で分離精製し、黄色の油状物
として4−ブロモ−N−(2−プロポキシエチル)−N
−エチルアニリン(18.11g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.14 (3H, t, J=6.9 Hz), 1.
20 (3H, t, J=7.0 Hz), 3.38 (2H, q, J=7.0 Hz), 3.41
-3.59 (6H, m), 6.56 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.26 (2H,
d, J=9.2 Hz). IR (neat) 1591, 1498, 1394, 1373, 1352, 1267, 119
2, 1115, 806cm-1
【0182】参考例82 アルゴン雰囲気下、マグネシウム(1.57g)のTH
F(30ml)懸濁液に、室温でヨウ素を1かけら加
え、引き続き40−50℃で4−ブロモ−N−(2−プ
ロポキシエチル)−N−エチルアニリン(16.82
g)のTHF(50ml)溶液を1.5時間かけて滴下
した。滴下後、50℃で2時間撹拌した。反応系を−7
8℃に冷却し、トリメチルホウ酸(20ml)のTHF
(20ml)溶液を滴下した。滴下後室温まで昇温し、
さらに室温で18時間撹拌した。反応系に2N塩酸(1
00ml)を加え、3時間撹拌した。反応系に8N水酸
化ナトリウム水溶液をpHが7−8になるまで加え、酢
酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下濃縮後、ヘキサンを加え、析出し
た緑色の結晶ろ過によって集めた。結晶をジイソプロピ
ルエーテル、ヘキサンで洗浄し、緑色の結晶として4−
[N−(2−エトキシエチル)−N−エチルアミノ]フ
ェニルホウ酸(1.21g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.09-1.28 (6H, m), 3.35-3.
70 (8H, m), 6.76 (2H, d, J=8.8 Hz), 8.06 (2H, d, J
=8.8 Hz).
【0183】参考例83 N−メチルアニリン(10.0g)のDMF(100m
l)溶液に、室温でN−ブロモコハク酸イミド(16.
6g)のDMF(100ml)溶液を滴下した。室温で
20時間撹拌した後、反応混合物を水に加え、ジエチル
エーテルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、淡黄
色の油状物として4−ブロモ−N−メチルアニリン(1
8.18g)を得た。4−ブロモ−N−メチルアニリン
(18.18g)のDMF(150ml)溶液に、室温
で炭酸カリウム(25.8g)、ヨウ化ナトリウム(2
8.0g)及び2−ブロモエチルエチルエーテル(21
ml)を加え、90℃で4日間撹拌した。反応系にさら
に2−ブロモエチルエチルエーテル(10.0ml)、
炭酸カリウム(20.0g)、ヨウ化ナトリウム(1
3.3g)を加え、さらに2日間撹拌した。反応系に水
を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食
塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下、
溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(酢酸エチル/ヘキサン1:19)で分離精製
し、さらに減圧下蒸留を行い(0.7mmHg,131
℃)黄色の油状物として4−ブロモ−N−(2−エトキ
シエチル)−N−メチルアニリン(17.63g)を得
た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.18 (3H, t, J=7.0 Hz), 2.
95 (3H, s), 3.43-3.60 (6H, m), 6.59 (2H, d, J=9.2
Hz), 7.28 (2H, d, J=9.2 Hz). IR (neat) 1593, 1497, 1373, 1350, 1115, 806 cm-1
【0184】参考例84 アルゴン雰囲気下、マグネシウム(1.83g)のTH
F(30ml)懸濁液に、室温で1,2-ジブロモエタ
ン(0.1ml)を加え、引き続き4−ブロモ−N−
(2−エトキシエチル)−N−メチルアニリン(17.
63g)のTHF(30ml)溶液を1時間かけて滴下
した。滴下後、60℃で2時間撹拌した。反応系を−7
8℃に冷却し、トリメチルホウ酸(23.0ml)のT
HF(23ml)溶液を滴下した。78℃で1時間撹拌
後、室温まで昇温し、THF(50ml)を加え、さら
に室温で1時間撹拌した。反応系に0℃で3N塩酸(5
0ml)を加え、室温で2.5時間撹拌した。反応系に
2N水酸化ナトリウム水溶液をpHが7−8になるまで
加え、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、ジイソプロピル
エーテルを加え、析出した緑色の結晶ろ過によって集め
た。結晶をジイソプロピルエーテルで洗浄し、緑色の結
晶として4−[N−(2−エトキシエチル)−N−メチ
ルアミノ]フェニルホウ酸(8.51g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.21 (3H, t, J=7.0 Hz), 3.
08 (3H, s), 3.51 (2H, q, J=7.0 Hz), 3.59-3.68 (4H,
m), 6.79 (2H, d, J=8.8 Hz), 8.08 (2H, d,J=8.8 H
z).
【0185】参考例85 2−(N−エチルアニリノ)エタノール(17.83
g)のDMF(300ml)溶液に、0℃で水素化ナト
リウム(60%,4.74g)を加え、0℃で30分、
室温で30分間撹拌した。反応系にヨウ化プロピル(1
1.0ml)を加え、50℃で19時間撹拌した。反応
系に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び
飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル/ヘキサン1:19)で分離精製し、無
色の油状物としてN−エチル−N−(2−プロポキシエ
チル)アニリン(10.18g)を得た。N−エチル−
N−(2−プロポキシエチル)アニリン(10.18
g)のDMF(50ml)溶液に、室温でN−ブロモコ
ハク酸イミド(7.45g)のDMF(50ml)溶液
を40分かけて加え、3時間撹拌した。反応系にさらに
N−ブロモコハク酸イミド(0.2g)のDMF(10
ml)溶液を加え15時間撹拌した。反応混合物を水に
加え、ジエチルエーテルで抽出した。有機層を水(2
回)、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下、溶媒を留去した後、残渣を減圧下蒸留
(0.7mmHg,134℃)し、淡黄色の油状物とし
て4−ブロモ−N−エチル−N−(2−プロポキシエチ
ル)アニリン(9.49g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.91 (3H, t, J=7.4 Hz), 1.
14 (3H, t, J=7.1 Hz), 1.50-1.67 (2H, m), 3.31-3.60
(8H, m), 6.56 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.26 (2H, d, J=
9.2 Hz). IR (neat) 1591, 1498, 1356, 1267, 1192, 1113, 804
cm-1
【0186】参考例86 アルゴン雰囲気下、マグネシウム(0.89g)のTH
F(30ml)懸濁液に、室温で1,2−ジブロモエタ
ン(0.1ml)を加え、引き続き60℃で4−ブロモ
−N−エチル−N−(2−プロポキシエチル)アニリン
(9.49g)のTHF(40ml)溶液を40分間か
けて滴下した。滴下後、さらに2時間撹拌した。反応系
を−78℃に冷却し、トリメチルホウ酸(11ml)の
THF(11ml)溶液を1時間かけて滴下した。78
℃で1時間撹拌後、室温まで昇温し、さらに室温で2時
間撹拌した。反応系に3N塩酸(25ml)を加え、2
時間撹拌した。反応系に2N水酸化ナトリウム水溶液を
pHが7−8になるまで加え、酢酸エチルで抽出し、飽
和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下
濃縮後、析出した結晶をろ過によって集めた。結晶をヘ
キサンで洗浄し、緑色の結晶として4−[N−エチル−
N−(2−プロポキシエチル)アミノ]フェニルホウ酸
(0.7g)を得た。さらに母液をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン1:1)で分
離精製し、緑色の結晶として4−[N−エチル−N−
(2−プロポキシエチル)アミノ]フェニルホウ酸
(2.1g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.93 (3H, t, J=7.5 Hz), 1.
21 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.53-1.69 (2H, m), 3.39-3.62
(8H, m), 6.76 (2H, d, J=9.0 Hz), 8.06 (2H, d, J=
8.0 Hz).
【0187】参考例87 N−メチルアニリン(10.0g)のDMF(100m
l)溶液に、室温でN−ブロモコハク酸イミド(16.
6g)のDMF(100ml)溶液を滴下した。室温で
20時間撹拌した後、反応混合物を水に加え、ジエチル
エーテルで抽出した。有機層を水(3回)及び飽和食塩
水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮
し、黄色の油状物として4−ブロモメチルアニリン(1
7.93g)を得た。4−ブロモメチルアニリン(1
7.93g)のDMF(300ml)溶液に、室温で炭
酸カリウム(52g)、ヨウ化ナトリウム(42g)及
び2−ブロモエチルエチルエーテル(35ml)を加
え、90℃で4日間撹拌した。反応系に水を加え、酢酸
エチルで抽出した。有機層を水(3回)、飽和食塩水で
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下、溶媒を
留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル/ヘキサン1:19)で分離精製し、さ
らに減圧下蒸留(0.5mmHg,124−127℃)
を行い、黄色の油状物として4−ブロモ−N−メチル−
N−(2−プロポキシエチル)アニリン(17.95
g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.90 (3H, t, J=7.3 Hz), 1.
46-1.65 (2H, m), 2.95 (3H, s), 3.37 (2H, t, J=6.6
Hz), 3.45-3.59 (4H, m), 6.58 (2H, d, J=9.2Hz), 7.2
8 (2H, d, J=9.2 Hz). IR (neat) 1593, 1502, 1373, 1352, 1117, 806cm-1
【0188】参考例88 アルゴン雰囲気下、マグネシウム(1.76g)のTH
F(30ml)懸濁液に、室温で1,2−ジブロモエタ
ン(0.1ml)を加え、引き続き4−ブロモ−N−メ
チル−N−(2−プロポキシエチル)アニリン(17.
95g)のTHF(30ml)溶液を30分間かけて滴
下した。滴下後、60℃で1.5時間撹拌した。反応系
を−78℃に冷却し、トリメチルホウ酸(22ml)の
THF(22ml)溶液を30分間かけて滴下した。7
8℃で1時間撹拌後、室温まで昇温し、2時間撹拌し
た。反応系に3N塩酸(50ml)を加え、30分間撹
拌した。反応系に2N水酸化ナトリウム水溶液をpHが
7−8になるまで加え、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩
水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮
後、析出した結晶をろ過によって集めた。結晶をヘキサ
ンで洗浄し、緑色の結晶として4−[N−メチル−N−
(2−プロポキシエチル)アミノ]フェニルホウ酸
(5.18g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.92 (3H, t, J=7.5 Hz), 1.
49-1.68 (2H, m), 3.08 (3H, s), 3.41 (2H, t, J=6.7
Hz), 3.55-3.67 (4H, m), 6.78 (2H, d, J=8.7Hz), 8.0
8 (2H, d, J=8.7 Hz).
【0189】参考例89 4−ブロモ−2−エトキシフェノール(8.0g)のD
MF(50ml)溶液に、室温で炭酸カリウム(7.6
5g)、ヨウ化ナトリウム(6.64g)及び2−クロ
ロエチルプロピルエーテル(5.6ml)を加え、90
℃で24時間撹拌した。反応系に水を加え、酢酸エチル
で抽出した。有機層を水、1N水酸化ナトリウム水溶
液、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル/ヘキサン1:4)で分離精製し、
黄色の油状物として4−ブロモ−2-エトキシ−1−
(2−プロポキシエトキシ)ベンゼン(10.33g)
を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.93 (3H, t, J=7.5 Hz), 1.
43 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.53-1.72 (2H, m), 3.50 (2H,
t, J=6.8 Hz), 3.79 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.05 (2H,
q, J=7.0 Hz), 4.14 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.80 (1H, d,
J=9.2 Hz), 6.98-7.02 (2H, m). IR (neat) 1587, 1498, 1475, 1454, 1402, 1294, 125
4, 1219, 1137, 1041,934 cm-1
【0190】参考例90 アルゴン雰囲気下、4−ブロモ−2-エトキシ−1−
(2−プロポキシエトキシ)ベンゼン(10.25g)
のTHF/ジエチルエーテル(30/30ml)溶液
に、78℃で1.6Mのn−ブチルリチウムのヘキサン
溶液(23ml)を滴下し、78℃で1時間撹拌した。
反応系にトリメチルホウ酸11ml(98.1ミリモ
ル)のTHF(11ml)溶液を1時間かけて加えた。
78℃で1時間撹拌後、室温まで昇温し、さらに室温で
2時間撹拌した。反応系に1N塩酸(100ml)を加
え、30分間撹拌後、酢酸エチルで抽出した。有機層を
飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下濃縮し、析出した結晶をろ過によって集めた。結晶
をヘキサンで洗浄し、無色の結晶として3−エトキシ−
4−(2−プロポキシエトキシ)フェニルホウ酸(3.
09g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.95 (3H, t, J=7.5 Hz), 1.
50 (3H, t, J=6.9 Hz), 1.57-1.72 (2H, m), 3.55 (2H,
t, J=6.8 Hz), 3.84-3.90 (2H, m), 4.17-4.29 (4H,
m), 7.04 (1H, d, J=8.0 Hz), 7.70 (1H, d, J=1.4 H
z), 7.81 (1H, dd,J=8.0, 1.4 Hz).
【0191】参考例91 4−ブロモ−2−クロロフェノール(10g)のDMF
(200ml)溶液に、室温で炭酸カリウム(9.99
g)、ヨウ化ナトリウム(7.95g)及び2−クロロ
エチルプロピルエーテル(6.7ml)を加え、90℃
で24時間撹拌した。反応系に水を加え、ヘキサンで抽
出した。有機層を水、1N水酸化ナトリウム水溶液、飽
和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
濃縮し、淡黄色の油状物として4−ブロモ−2−クロロ
−1−(2−プロポキシエトキシ)ベンゼン(14.9
1g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.93 (3H, t, J=7.3 Hz), 1.
54-1.70 (2H, m), 3.52 (2H, t, J=6.6 Hz), 3.82 (2H,
t, J=4.9 Hz), 4.16 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.85 (1H,
d, J=8.8 Hz), 7.31 (1H, dd, J=8.8, 2.4 Hz), 7.50
(1H, d, J=2.4 Hz). IR (neat) 1584, 1483, 1452, 1290, 1265, 1250, 112
8, 1086, 1066, 800cm-1
【0192】参考例92 アルゴン雰囲気下、4−ブロモ−2−クロロ−1−(2
−プロポキシエトキシ)ベンゼン(14.91g)のT
HF/ジエチルエーテル(40/40ml)溶液に、7
8℃で1.6Mのn−ブチルリチウムのヘキサン溶液
(33ml)を滴下し、78℃で1時間撹拌した。反応
系にトリメチルホウ酸(16.1ml)のTHF(16
ml)溶液を1時間かけて加えた。78℃で1時間撹拌
後、室温まで昇温し、さらに室温で36時間撹拌した。
反応系に1N塩酸(100ml)を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン1:1→
2:1)で分離精製し、無色の結晶として3−クロロ−4
−(2−プロポキシエトキシ)フェニルホウ酸(3.3
1g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.96 (3H, t, J=7.3 Hz), 1.
56-1.70 (2H, m), 3.57 (2H, t, J=6.6 Hz), 3.89 (2H,
t, J=5.0 Hz), 4.28 (2H, t, J=5.0 Hz), 7.06 (1H,
d, J=8.2 Hz), 8.05 (1H, dd, J=8.2, 1.4 Hz), 8.14
(1H, d, J=1.4 Hz).
【0193】参考例93 4−ブロモ−2−メチルフェノール(10.46g)の
DMF(100ml)溶液に、室温で炭酸カリウム(1
1.5g)、ヨウ化ナトリウム(9.97g)及び2−
クロロエチルプロピルエーテル(5.6ml)を加え、
90℃で7日間撹拌した。反応系に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を水、1N水酸化ナトリウム水溶
液、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル/ヘキサン1:9)で分離精製し、
淡黄色の油状物として4−ブロモ−2−メチル−1−
(2−プロポキシエトキシ)ベンゼン(11.7g)を
得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.94 (3H, t, J=7.6 Hz), 1.
52-1.71 (2H, m), 2.20 (3H, s), 3.50 (2H, t, J=6.8
Hz), 3.79 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.09 (2H, t,J=5.0 H
z), 6.69 (1H, d, J=9.2 Hz), 7.18-7.27 (2H, m). IR (neat) 1491, 1454, 1296, 1248, 1190, 1132 cm-1
【0194】参考例94 アルゴン雰囲気下、マグネシウム(1.14g)のTH
F(10ml)懸濁液に、室温で1,2−ジブロモエタ
ン(0.05ml)を加え、引き続き4−ブロモ−2−
メチル−1−(2−プロポキシエトキシ)ベンゼン(1
1.7g)のTHF(50ml)溶液を20分間かけて
滴下した。滴下後、60℃で1.5時間撹拌した。反応
系を−78℃に冷却し、トリメチルホウ酸(10.0m
l)のTHF(10ml)溶液を滴下した。78℃で1
時間撹拌後、室温まで昇温し、THF(50ml)を加
え、さらに室温で2時間撹拌した。反応系に1N塩酸
(100ml)を加え、30分間撹拌した。酢酸エチル
で抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧下濃縮後、ジイソプロピルエーテルを加え、
析出した緑色の結晶ろ過によって集めた。結晶をヘキサ
ンで洗浄し、無色の結晶として3−メチル−4−(2−
プロポキシエトキシ)フェニルホウ酸(5.44g)を
得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.96 (3H, t, J=7.5 Hz), 1.
56-1.75 (2H, m), 2.34 (3H, s), 3.55 (2H, t, J=6.6
Hz), 3.86 (2H, t, J=5.0), 4.22 (2H, t, J=5.0), 6.9
4 (1H, d, J=8.1 Hz), 7.97 (1H, s), 8.05 (1H, d, J=
8.1 Hz).
【0195】実施例49(化合物48の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0m)、2,4−ジメトキシフェニルホウ酸(116m
g)及び炭酸カリウム(160mg)のトルエン/エタ
ノール/水(6/0.6/0.6ml)混合物を、室温
で1時間撹拌した。反応系にテトラキストリフェニルホ
スフィンパラジウム(33mg)を加え、7時間加熱還
流した。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗
浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(エタノール/
酢酸エチル1:3)で分離精製後、生じた結晶の再結晶
(エタノール)を行い、無色の結晶として7−(2,4
−ジメトキシフェニル)−N−[4−[[N−メチル−
N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチ
ル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物4
8)(216mg)を得た。 m.p. 175-178 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.54-1.82 (4H, m), 2.20 (3
H, s), 2.55-2.74 (1H, m), 3.16 (2H, t, J=6.7 Hz),
3.31-3.43 (2H, m), 3.57 (2H, s), 3.72 (2H,t, J=6.7
Hz), 3.82 (3H, s), 3.87 (3H, s), 3.99-4.10 (2H,
m), 6.57-6.62(2H, m), 7.23-7.34 (4H, m), 7.54 (2H,
d, J=8.4 Hz), 7.62-7.66 (2H, m), 7.97 (1H, br s),
8.16 (1H, d, J=8.2 Hz). IR (KBr) 3284, 1649, 1610, 1518, 1313, 1296, 1211,
1130 cm-1 元素分析 C32H36N2O6S・0.2H2O Calcd. C, 66.23 ; H,
6.32 ; N, 4.83 : Found. C, 65.93 ; H, 6.33 ; N,
4.79.
【0196】実施例50(化合物49の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、3−クロロ−4−エトキシフェニルホウ酸
(127mg)及び炭酸カリウム(160mg)のトル
エン/エタノール/水(10/1/1ml)混合物を、
室温で1時間撹拌した。反応系にテトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(33mg)を加え、30時間
加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩
水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(エタ
ノール/酢酸エチル1:4)で分離精製後、生じた結晶
の再結晶(エタノール)を行い、無色の結晶として7−
(3−クロロ−4−エトキシフェニル)−N−[4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物49)(38mg)を得た。 m.p. 201-204 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.52 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.
63-1.85 (4H, m), 2.21 (3H, s), 2.56-2.74 (1H, m),
3.14-3.20 (2H, m), 3.31-3.44 (2H, m), 3.58(2H, s),
3.70-3.76 (2H, m), 3.99-4.10 (2H, m), 4.18 (2H,
q, J=7.0 Hz),7.02 (1H, d, J=8.8 Hz), 7.31-7.35 (3
H, m), 7.46 (1H, dd, J=8.8, 2.2 Hz),7.55 (2H, d, J
=8.8 Hz), 7.61-7.68 (3H, m), 7.91 (1H, br s), 8.21
(1H, d, J=8.0 Hz). IR (KBr) 3332, 1649, 1599, 1516, 1311, 1294, 1269,
1165, 1130, 820 cm-1 元素分析 C32H35N2O5SCl Calcd. C, 64.58 ; H, 5.93
; N, 4.71 : Found. C, 64.53 ; H, 5.81 ; N, 4.70.
【0197】実施例51(化合物50の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、4−エトキシ−3−フルオロフェニルホウ酸
(117mg)及び炭酸カリウム(160mg)のトル
エン/エタノール/水(10/1/1ml)混合物を、
室温で1時間撹拌した。反応系にテトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(33mg)を加え、24時間
加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩
水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(エタ
ノール/酢酸エチル1:4)で分離精製後、生じた結晶
の再結晶(エタノール)を行い、淡黄色の結晶として7
−(4−エトキシ−3−フルオロフェニル)−N−[4
−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物50)(137mg)を得た。 m.p. 233-235 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.50 (3H, t, J=6.9 Hz), 1.
64-1.84 (4H, m), 2.21 (3H, s), 2.56-2.72 (1H, m),
3.14-3.20 (2H, m), 3.31-3.44 (2H, m), 3.58(2H, s),
3.70-3.76 (2H, m), 3.98-4.11 (2H, m), 4.18 (2H,
q, J=6.9 Hz),7.02-7.11 (1H, m), 7.30-7.40 (5H, m),
7.55 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.60 (1H,d, J=1.8 Hz), 7.
66 (1H, dd, J=8.2, 1.8 Hz), 7.92 (1H, br s), 8.21
(1H, d, J=8.2 Hz). IR (KBr) 3432, 1659, 1603, 1522, 1309, 1130 cm-1 元素分析 C32H35N2O5SF Calcd. C, 66.42 ; H, 6.10 ;
N, 4.84 : Found. C,66.16 ; H, 6.09 ; N, 4.83.
【0198】実施例52(化合物51の製造) 4−ブロモ−1,2−ジエトキシベンゼン(9.74
g)のTHF(80ml)溶液に、−78℃で1.6M
のn−ブチルリチウムのヘキサン溶液(27ml)を滴
下し、1時間撹拌した。反応系にトリメチルホウ酸(1
4ml)のTHF(14ml)溶液を滴下した。反応系
を室温まで昇温し、さらに室温で2時間撹拌した。反応
系に10%硫酸(100ml)を滴下し、さらに30分
間撹拌後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を
留去し、析出した無色の結晶をろ過によって集めた。結
晶をヘキサンで洗浄し、無色の結晶として3,4−ジエ
トキシフェニルホウ酸(5.22g)を得た。アルゴン
雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N
−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]
フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(300m
g)、3,4−ジエトキシフェニルホウ酸(134m
g)及び炭酸カリウム(160mg)のトルエン/エタ
ノール/水(10/1/1ml)混合物を、室温で1時
間撹拌した。反応系にテトラキストリフェニルホスフィ
ンパラジウム(33mg)を加え、7時間加熱還流し
た。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄、
硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、生じた結
晶の再結晶(エタノール)を行い、淡黄色の結晶として
7−(3,4−ジエトキシフェニル)−N−[4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物51)(214mg)を得た。 m.p. 224-226 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.49 (6H, t, J=7.0 Hz), 1.
66-1.83 (4H, m), 2.21 (3H, s), 2.57-2.72 (1H, m),
3.17 (2H, t, J=6.8 Hz), 3.31-3.44 (2H, m),3.58 (2
H, s), 3.72 (2H, t, J=6.8 Hz), 3.98-4.11 (2H, m),
4.16 (2H, q, J=7.0 Hz), 4.18 (2H, q, J=7.0 Hz), 6.
97 (1H, d, J=8.0 Hz), 7.11-7.16 (2H,m), 7.31-7.35
(3H, m), 7.56 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.60-7.68 (2H,
m), 7.96(1H, s), 8.18 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 3329, 1653, 1599, 1518, 1315, 1250, 1134,
810 cm-1 元素分析 C34H40N2O6S・0.2H2O Calcd. C, 67.13 ; H,
6.69 ; N, 4.60 : Found. C, 67.01 ; H, 6.55 ; N,
4.48.
【0199】実施例53(化合物52の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメ
チル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒド
ロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(300
mg)、3,4−ジメトキシフェニルホウ酸(116m
g)及び炭酸カリウム(160mg)のトルエン/エタ
ノール/水(10/1/1ml)混合物を、室温で1時
間撹拌した。反応系にテトラキストリフェニルホスフィ
ンパラジウム(40mg)を加え、6時間加熱還流し
た。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄、
硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、生じた結
晶の再結晶(エタノール)を行い、無色の結晶として7
−(3,4−ジメトキシフェニル)−N−[4−[[N
−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミ
ノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(化合物52)(112mg)を得た。 m.p. 195-197 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.67-1.84 (4H, m), 2.21 (3
H, s), 2.56-2.74 (1H, m), 3.14-3.21 (2H, m), 3.31-
3.44 (2H, m), 3.58 (2H, s), 3.69-3.76 (2H,m), 3.95
(3H, s), 3.97 (3H, s), 3.99-4.11 (2H, m), 6.98 (1
H, d, J=8.2 Hz), 7.10 (1H, d, J=2.0 Hz), 7.18 (1H,
dd, J=8.2, 2.0 Hz), 7.33 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.37
(1H, s), 7.55 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.62 (1H, d, J=2.
0 Hz),7.68 (1H, dd, J=8.4, 2.0 Hz), 7.95 (1H, s),
8.20 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 3327, 1668, 1595, 1520, 1311, 1257, 1136
cm-1 元素分析 C32H36N2O6S・0.2H2O Calcd. C, 66.23 ; H,
6.32 ; N, 4.82 : Found. C, 66.19 ; H, 6.52 ; N,
4.73.
【0200】実施例54(化合物53の製造) 1−ブロモ−4−(2−メトキシエトキシ)ベンゼン
(17.0g)のジエチルエーテル/THF(150/
50ml)溶液に、−78℃で1.6Mのn−ブチルリ
チウムのヘキサン溶液(50ml)を滴下し、1時間撹
拌した。反応系にトリメチルホウ酸(24.8ml)の
THF(25ml)溶液を滴下した。反応系を室温まで
昇温し、さらに室温で2時間撹拌した。反応系に10%
硫酸(100ml)を滴下し、さらに30分間撹拌後、
酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、
硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル
/ヘキサン1:1)で分離精製し、無色の結晶として4
−(2−メトキシエトキシ)フェニルホウ酸(7.17
g)を得た。アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4
−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(300mg)、4−(2−メトキシエトキシ)
フェニルホウ酸(124mg)及び炭酸カリウム(16
0mg)のトルエン/エタノール/水(10/1/1m
l)混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系にテトラ
キストリフェニルホスフィンパラジウム(40mg)を
加え、6時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出
し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧下濃縮後、生じた結晶の再結晶(エタノール)を行
い、無色の結晶として7−[4−(2−メトキシエトキ
シ)フェニル]−N−[4−[[N−メチル−N−(テ
トラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物53)(24
6mg)を得た。 m.p. 227-231 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.64-1.84 (4H, m), 2.21 (3
H, s), 2.55-2.74 (1H, m), 3.13-3.19 (2H, m), 3.32-
3.44 (2H, m), 3.47 (3H, s), 3.58 (2H, s),3.69-3.81
(4H, m), 3.99-4.09 (2H, m), 4.16-4.21 (2H, m), 7.
04 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.30-7.35 (3H, m), 7.52-7.56
(4H, m), 7.62-7.69 (2H, m), 7.92 (1H, s), 8.19 (1
H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 3246, 1655, 1605, 1518, 1410, 1315, 1294,
1254, 1167, 1128, 825 cm-1 元素分析 C33H38N2O6S Calcd. C, 67.10 ; H, 6.48 ;
N, 4.74 : Found. C,66.85 ; H, 6.40 ; N, 4.62.
【0201】実施例55(化合物54の製造) 4−ブロモ−N,N−ジエチルアニリン(17.0g)
のTHF(150ml)溶液に、−78℃で1.6Mの
n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(51ml)を滴下
し1時間撹拌した。反応系にトリメチルホウ酸(25m
l)のTHF(25ml)溶液を滴下した。反応系を室
温まで昇温し、さらに室温で2時間撹拌した。反応系に
1N塩酸(200ml)を滴下し、さらに1時間撹拌
後、飽和重曹水をpHが7になるまで加えた。酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、析出した無色
の結晶をろ過によって集めた。結晶をジイソプロピルエ
ーテルで洗浄し、無色の結晶として4−ジエチルアミノ
フェニルホウ酸(2.47g)を得た。さらに母液を濃
縮し、生じた灰色の結晶をろ過によって集めた。結晶を
ヘキサンで洗浄し、4−ジエチルアミノフェニルホウ酸
(4.00g)を得た。アルゴン雰囲気下、7−ブロモ
−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラ
ン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボキサミド(300mg)、4−ジエチルアミノ
フェニルホウ酸(123mg)及び炭酸カリウム(16
0mg)のトルエン/エタノール/水(10/1/1m
l)混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系にテトラ
キストリフェニルホスフィンパラジウム(33mg)を
加え、7時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチル/TH
F(1:1)で抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下濃縮後、生じた結晶の再結晶
(エタノール)を行い、黄色の結晶として7−(4−ジ
エチルアミノフェニル)−N−[4−[[N−メチル−
N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチ
ル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物5
4)(198mg)を得た。 m.p. 240-246 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.21 (6H, t, J=6.9 Hz), 1.
65-1.82 (4H, m), 2.21 (3H, s), 2.56-2.75 (1H, m),
3.15 (2H, t, J=7.0 Hz), 3.31-3.50 (6H, m),3.58 (2
H, s), 3.68-3.74 (2H, m), 3.98-4.08 (2H, m), 6.75
(2H, d, J=9.2Hz), 7.31-7.35 (3H, m), 7.49-7.67 (6
H, m), 7.93 (1H, br s), 8.14 (1H, d,J=8.2 Hz). IR (KBr) 3292, 1657, 1606, 1527, 1408, 1315, 1296,
1271, 1128, 812 cm-1 元素分析 C34H41N3O4S・0.5H2O Calcd. C, 68.42 ; H,
7.09 ; N, 7.04 : Found. C, 68.39 ; H, 7.11 ; N,
7.02.
【0202】実施例56(化合物55の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシ
ン−6−イルホウ酸(114mg)及び炭酸カリウム
(160mg)のトルエン/エタノール/水(10/1
/1ml)混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系に
テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(33m
g)を加え、6時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチル
で抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(エタノール/酢酸エチル1:2)で分離精
製後、生じた結晶の再結晶(エタノール)を行い、無色
の結晶として7−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾ
ジオキシン−6−イル)−N−[4−[[N−メチル−
N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチ
ル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物5
5)(257mg)を得た。 m.p. 248-251 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.66-1.84 (4H, m), 2.21 (3
H, s), 2.57-2.74 (1H, m), 3.17 (2H, t, J=6.9 Hz),
3.31-3.43 (2H, m), 3.58 (2H, s), 3.73 (2H,t, J=6.9
Hz), 3.99-4.10 (2H, m), 4.32 (4H, s), 6.98 (1H,
d, J=8.6 Hz),7.08-7.13 (2H, m), 7.31-7.35 (3H, m),
7.55 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.61-7.68(2H, m), 7.90 (1
H, s), 8.19 (1H, d, J=-8.4 Hz). IR (KBr) 3246, 1653, 1599, 1514, 1410, 1317, 1290,
1246, 1128, 1068, 816 cm-1 元素分析 C32H34N2O6S Calcd. C, 66.88 ; H, 5.96 ;
N, 4.87 : Found. C,66.70 ; H, 6.15 ; N, 4.74.
【0203】実施例57(化合物56の製造) アルゴン雰囲気下、5−ブロモ−2,3−ジヒドロベン
ゾフラン(17.64g)のTHF(150ml)溶液
に、−78℃で1.6Mのn−ブチルリチウムのヘキサ
ン溶液(60ml)を滴下し、1時間撹拌した。反応系
にトリメチルホウ酸(30ml)のTHF(30ml)
溶液を滴下した。反応系をゆっくりと室温まで昇温し、
さらに室温で2時間撹拌した。反応系に10%硫酸(1
00ml)を滴下し30分間撹拌後、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、析出した無色の結
晶をろ過によって集めた。結晶をジイソプロピルエーテ
ルで洗浄し、無色の結晶として2,3−ジヒドロベンゾ
フラン−5−イルホウ酸(8.28g)を得た。アルゴ
ン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−
N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチ
ル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(300m
g)、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イルホウ酸
(104mg)及び炭酸カリウム(160mg)のトル
エン/エタノール/水(10/1/1ml)混合物を、
室温で1時間撹拌した。反応系にテトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(33mg)を加え、6時間加
熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水
で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(エタノー
ル/酢酸エチル1:3)で分離精製後、生じた結晶の再
結晶(エタノール)を行い、淡黄色の結晶として7−
(2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル)−N−
[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4
−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボキサミド(化合物56)(246mg)を得た。 m.p. 214-216 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.57-1.84 (4H, m), 2.21 (3
H, s), 2.54-2.76 (1H, m), 3.13-3.20 (2H, m), 3.29
(2H, t, J=8.6 Hz), 3.13-3.44 (2H, m), 3.58(2H, s),
3.69-3.76 (2H, m), 4.00-4.09 (2H, m), 4.66 (2H,
t, J=8.6 Hz),6.89 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.31-7.40 (4
H, m), 7.45 (1H, s), 7.55 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.60
(1H, d, J=1.6 Hz), 7.65 (1H, dd, J=8.4, 1.6 Hz),
7.94 (1H,s), 8.18 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 3265, 1653, 1632, 1597, 1527, 1410, 1317,
1294, 1234, 1128, 818 cm-1 元素分析 C32H34N2O5S・0.2H2O Calcd. C, 68.35 ; H,
6.17 ; N, 4.98 : Found. C, 68.24 ; H, 6.21 ; N,
4.80.
【0204】実施例58(化合物57の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(50
0mg)、4−メトキシカルボニルフェニルホウ酸(1
91mg)及び炭酸カリウム(266mg)のトルエン
/エタノール/水(10/1/1ml)混合物を、室温
で1時間撹拌した。反応系にテトラキストリフェニルホ
スフィンパラジウム(56mg)を加え、6時間加熱還
流した。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗
浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(エタノール/
酢酸エチル1:2→1:1)で分離精製し、生じた結晶
の再結晶(エタノール)を行い、無色の結晶として7−
(4−メトキシカルボニルフェニル)−N−[4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(290mg)を得た。 m.p. 269-273 ℃ (dec.)1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.66-1.83 (4H, m), 2.21 (3
H, s), 2.56-2.72 (1H, m), 3.15-3.22 (2H, m), 3.31-
3.44 (2H, m), 3.57 (2H, s), 3.70-3.77 (2H,m), 3.96
(3H, s), 3.98-4.10 (2H, m), 7.32 (2H, d, J=8.4 H
z), 7.37 (1H,s), 7.54 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.64-7.68
(3H, m), 7.74 (1H, dd, J=8.0, 2.0Hz), 7.95 (1H,
s), 8.16 (2H, d, J=8.4 Hz), 8.26 (1H, d, J=8.0 H
z). IR (KBr) 3280, 1722, 1657, 1603, 1524, 1410, 1317,
1290, 1130, 1109, 816 cm-1 元素分析 C32H34N2O6S Calcd. C, 66.88 ; H, 5.96 ;
N, 4.87 : Found. C,66.65 ; H, 5.83 ; N, 5.03.
【0205】実施例59(化合物58の製造) 7−(4−エトキシフェニル)−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(2.
5g)のTHF(200ml)溶液に、室温でメタンス
ルホン酸(0.29ml)を加え、0.5時間撹拌し
た。2−プロパノールを加えた後、減圧下濃縮した。生
じた結晶を、90℃で2−プロパノールに溶解させた
後、室温まで冷却した。さらに0℃まで冷却し、析出し
た結晶をろ過によって集めた。結晶をジエチルエーテル
で洗浄し、無色の結晶として7−(4−エトキシフェニ
ル)−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロ
ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボキサミド・メタンスルホン酸塩(化合物5
8)(2.56g)を得た。 m.p. 161-166 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.45 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.
76-2.16 (4H, m), 2.56-2.65 (3H, m), 2.78 (3H, s),
3.04-3.14 (2H, m), 3.20-3.52 (3H, m), 3.72-3.85 (2
H, m), 3.90-4.05 (3H, m), 4.09 (2H, q, J=7.0 Hz),
4.21-4.33 (1H,m), 7.00 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.46 (2
H, d, J=8.8 Hz), 7.59-7.68 (3H, m),7.78-7.88 (4H,
m), 8.15 (1H, d, J=8.4 Hz), 9.33 (1H, s). IR (KBr) 3427, 1664, 1605, 1520, 1294, 1248, 1217,
1165, 1126, 1039, 825 cm-1 元素分析 C33H40N2O8S2・0.5H2O Calcd. C, 59.53 ;
H, 6.21 ; N, 4.21 : Found. C, 59.28 ; H, 6.04 ; N,
4.39.
【0206】実施例60(化合物59の製造) 7−(4−エトキシフェニル)−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(50
0mg)のTHF(37.5ml)溶液に、室温でクエ
ン酸(171.1mg)を加え、1時間撹拌した。減圧
下濃縮後、エタノールを加え生じた結晶をろ過によって
集めた。再結晶(水/エタノール1:10)によって精
製し、無色の結晶として7−(4−エトキシフェニル)
−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラ
ン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボキサミド・1/2クエン酸塩(化合物59)
(413mg)を得た。 m.p. 241-245 ℃ (dec.)1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ1.36 (3H, t, J=7.0 Hz),
1.50-1.73 (2H, m), 1.76-1.90 (2H, m), 2.30 (3H,
s), 2.58 (1H, s), 2.61 (1H, s), 2.82-3.03 (1H, m),
3.05-3.11 (2H, m), 3.22-3.51 (2H, m), 3.73-3.87
(4H, m), 3.89-4.01 (2H, m), 4.10 (2H, q, J=7.0 H
z), 7.08 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.36 (2H, d,J=8.8 Hz),
7.54 (1H, s), 7.74 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.76 (2H,
d, J=8.8 Hz),7.87 (1H, dd, J=8.2, 1.8 Hz), 8.04-8.
09 (2H, m), 10.26 (1H, s). IR (KBr) 3336, 1726, 1664, 1603, 1522, 1317, 1292,
1248, 1168, 1128, 827 cm-1 元素分析 C35H40N2O8.5S・1.5H2O Calcd. C, 61.48 ;
H, 6.34 ; N, 4.10 :Found. C, 61.50 ; H, 6.11 ; N,
4.09.
【0207】実施例61(化合物60の製造) 7−(4−エトキシフェニル)−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)のTHF(22.5ml)溶液に室温でL−
(+)−酒石酸(80mg)を加え、60℃で2時間撹
拌した。減圧下濃縮後エタノールを加え、さらに濃縮し
て生じた結晶をろ過によって集めた。結晶をエタノール
で洗浄し、無色の結晶として7−(4−エトキシフェニ
ル)−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロ
ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボキサミド・1/2L−(+)−酒石酸塩
(化合物60)(259mg)を得た。 m.p. 245-247 ℃ (dec.)1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ1.36 (3H, t, J=7.0 Hz),
1.43-1.66 (2H, m), 1.69-1.82 (2H, m), 2.17 (3H,
s), 2.60-2.80 (1H, m), 3.04-3.11 (2H, m), 3.17-3.3
3 (2H, m), 3.62 (2H, s), 3.75-3.82 (2H, m), 3.87-
3.98 (2H, m), 4.10 (2H, q, J=7.0 Hz), 4.14 (1H,
s), 7.07 (2H, d, J=8.9 Hz), 7.30 (2H, d,J=8.5 Hz),
7.54 (1H, s), 7.69 (2H, d, J=8.5 Hz), 7.76 (2H,
d, J=8.9 Hz),7.87 (1H, dd, J=8.4, 1.8 Hz), 8.04 (1
H, d, J=1.8 Hz), 8.07 (1H, d, J=8.4 Hz), 10.21 (1
H, s). IR (KBr) 3263, 1659, 1633, 1605, 1518, 1412, 1317,
1294, 1248, 1128, 825 cm-1 元素分析 C34H39N2O8S Calcd. C, 64.23 ; H, 6.18 ;
N, 4.41 : Found. C,64.21 ; H, 6.19 ; N, 4.63.
【0208】実施例62(化合物61の製造) アルゴン雰囲気下、4−(4−ブロモ−3−フルオロフ
ェニル)モルホリン(6.89g)のTHF(50m
l)溶液に、−78℃で1.6Mのn−ブチルリチウム
のヘキサン溶液(18.2ml)を滴下し、1時間撹拌
した。反応系にトリメチルホウ酸(9.0ml)のTH
F(9ml)溶液を滴下した。反応系をゆっくりと室温
まで昇温し、さらに室温で2時間撹拌した。反応系に1
N塩酸(100ml)を滴下し30分間撹拌した。反応
系に8N水酸化ナトリウム水溶液をpHが7になるまで
加えた後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮
し、析出した灰色の結晶をろ過によって集めた。結晶を
ジイソプロピルエーテルで洗浄し、灰色の結晶として3
−フルオロ−4−モルホリノフェニルホウ酸(0.65
g)を得た。アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4
−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(300mg)、3−フルオロ−4−モルホリノ
フェニルホウ酸(156mg)及び炭酸カリウム(16
0mg)のトルエン/エタノール/水(10/1/1m
l)混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系にテトラ
キストリフェニルホスフィンパラジウム(33mg)を
加え、6時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出
し、飽和食塩水で洗浄した。抽出液を70℃に加熱し、
結晶を溶解させた後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下濃縮後、生じた結晶をろ過によって集めた。結晶を
再結晶(エタノール)によって精製し、黄色の結晶とし
て7−(3−フルオロ−4−モルホリノフェニル)−N
−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−
4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボキサミド(化合物61)(149mg)を得た。 m.p. 275-277 ℃(dec.)1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.64-1.85 (4H, m), 2.22 (3
H, s), 2.54-2.77 (1H, m), 3.15-3.19 (6H, m), 3.28-
3.44 (2H, m), 3.59 (2H, s), 3.70-3.78 (2H,m), 3.88
-3.92 (4H, m), 3.98-4.10 (2H, m), 6.98-7.07 (1H,
m), 7.24-7.38(5H, m), 7.55 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.62
-7.69 (2H, m), 7.90 (1H, s), 8.21 (1H, d, J=8.0 H
z). IR (KBr) 3253, 1657, 1601, 1520, 1315, 1296, 1126
cm-1 元素分析 C34H38N3O5SF・0.6H2O Calcd. C, 64.76 ;
H, 6.27 ; N, 6.66 : Found. C, 64.54 ; H, 6.21 ; N,
6.75.
【0209】実施例63(化合物62の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン
−6−イルホウ酸(113mg)及び炭酸カリウム(1
60mg)のトルエン/エタノール/水(10/1/1
ml)混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系にテト
ラキストリフェニルホスフィンパラジウム33mg
(0.029ミリモル)を加え、6時間加熱還流した。
冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸
マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、生じた結晶を
ろ過によって集めた。結晶を再結晶(エタノール)によ
って精製し、淡黄色の結晶として7−(3,4−ジヒド
ロ−2H−1−ベンゾピラン−6−イル)−N−[4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物62)(149mg)を得た。 m.p. 245-249 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.67-1.83 (4H, m), 1.99-2.
11 (2H, m), 2.21 (3H, s), 2.52-2.75 (1H, m), 2.84-
2.90 (2H, m), 3.10-3.21 (2H, m), 3.31-3.44(2H, m),
3.58 (2H, s), 3.69-3.74 (2H, m), 3.98-4.09 (2H,
m), 4.22-4.27(2H, m), 6.90 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.31
-7.36 (5H, m), 7.55 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.62-7.69
(2H, m), 7.90 (1H, s), 8.18 (1H, d, J=8.2 Hz). IR (KBr) 3250, 1653, 1632, 1597, 1529, 1510, 1410,
1317, 1294, 1128 cm-1 元素分析 C33H36N2O5S Calcd. C, 69.21 ; H, 6.34 ;
N, 4.89 : Found. C,68.81 ; H, 6.46 ; N, 4.83.
【0210】実施例64(化合物63の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、2,3,4,5−テトラヒドロ−1−ベンゾ
オキセピン−7−イルホウ酸(122mg)及び炭酸カ
リウム(160mg)のトルエン/エタノール/水(1
0/1/1ml)混合物を、室温で1時間撹拌した。反
応系にテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム
(33mg)を加え、7時間加熱還流した。冷却後、酢
酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(エタノール/酢酸エチル1:1)
で分離精製後、生じた結晶の再結晶(エタノール)を行
い、無色の結晶としてN−[4−[[N−メチル−N−
(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フ
ェニル]−7−(2,3,4,5−テトラヒドロ−1−
ベンゾオキセピン−7−イル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物63)(231mg)を得た。 m.p. 238-242 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.68-1.86 (6H, m), 1.94-2.
08 (2H, m), 2.22 (3H, s), 2.55-2.76 (1H, m), 2.87-
2.92 (2H, m), 3.17 (2H, t, J=6.8 Hz), 3.31-3.44 (2
H, m), 3.59 (2H, s), 3.73 (2H, t, J=6.8 Hz), 3.97-
4.11 (4H, m),7.10 (1H, d, J=9.0 Hz), 7.31-7.39 (5
H, m), 7.55 (2H, d, J=8.6 Hz), 7.63(1H, d, J=1.8 H
z), 7.68 (1H, dd, J=8.2, 1.8 Hz), 7.93 (1H, s), 8.
20 (1H,d, J=8.2 Hz). IR (KBr) 3235, 1657, 1635, 1601, 1529, 1510, 1483,
1410, 1316, 1292, 1244, 1125cm-1 元素分析 C34H38N2O5S Calcd. C, 69.60 ; H, 6.53 ;
N, 4.77 : Found. C,69.31 ; H, 6.53 ; N, 5.01.
【0211】実施例65(化合物64の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H
−1−ベンゾピラン−6−イルホウ酸(131mg)及
び炭酸カリウム(160mg)のトルエン/エタノール
/水(10/1/1ml)混合物を、室温で1時間撹拌
した。反応系にテトラキストリフェニルホスフィンパラ
ジウム33mg(0.029ミリモル)を加え、6.5
時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出し、飽和
食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃
縮後、生じた結晶をろ過によって集めた。再結晶(エタ
ノール)によって精製し、無色の結晶として7−(2,
2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピ
ラン−6−イル)−N−[4−[[N−メチル−N−
(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フ
ェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−
ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物64)
(117mg)を得た。 m.p. 222-226 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.37 (6H, s), 1.64-1.82 (4
H, m), 1.86 (2H, t,J=6.6 Hz), 2.21 (3H, s), 2.55-
2.75 (1H, m), 2.82-2.88 (2H, m), 3.16 (2H,t, J=6.6
Hz), 3.31-3.44 (2H, m), 3.58 (2H, s), 3.68-3.75
(2H, m), 3.98-4.11 (2H, m), 6.89 (1H, d, J=8.8 H
z), 7.30-7.37 (5H, m), 7.55 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.6
1-7.67 (2H, m), 7.93 (1H, s), 8.17 (1H, d, J=8.0 H
z). IR (KBr) 3245, 1653, 1605, 1532, 1514, 1410, 1318,
1302, 1122, 820 cm-1 元素分析 C35H40N2O5S・0.2H2O Calcd. C, 69.56 ; H,
6.74 ; N, 4.64 : Found. C, 69.35 ; H, 6.78 ; N,
4.76.
【0212】実施例66(化合物65の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、4−(2−エトキシエトキシ)−3−フルオ
ロフェニルホウ酸(145mg)及び炭酸カリウム(1
60mg)のトルエン/エタノール/水(10/1/1
ml)混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系にテト
ラキストリフェニルホスフィンパラジウム(33mg)
を加え、7時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽
出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(エタノール/酢酸エチル1:3)で分離精製
後、生じた結晶の再結晶(エタノール)を行い、無色の
結晶として7−[4−(2−エトキシエトキシ)−3−
フルオロフェニル]−N−[4−[[N−メチル−N−
(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フ
ェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−
ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物65)
(244mg)を得た。 m.p. 212-214 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.25 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.
68-1.82 (4H, m), 2.21 (3H, s), 2.54-2.76 (1H, m),
3.14-3.21 (2H, m), 3.30-3.44 (2H, m), 3.58(2H, s),
3.63 (2H, q, J=7.2 Hz), 3.70-3.76 (2H, m), 3.85
(2H, t, J=4.9Hz), 3.98-4.10 (2H, m), 4.26 (2H, t,
J=4.7 Hz), 7.06-7.15 (1H, m), 7.27-7.39 (5H, m),
7.55 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.61-7.67 (2H, m), 7.91 (1
H, s), 8.21 (1H, d, J=8.0 Hz). IR (KBr) 3243, 1651, 1630, 1599, 1526, 1410, 1318,
1294, 1281, 1128 cm-1 元素分析 C34H39N2O6SF Calcd. C, 65.57 ; H, 6.31 ;
N, 4.50 : Found. C,65.28 ; H, 6.18 ; N, 4.50.
【0213】実施例67(化合物66の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジ
オキセピン−7−イルホウ酸(123mg)及び炭酸カ
リウム(160mg)のトルエン/エタノール/水(1
0/1/1ml)混合物を、室温で1時間撹拌した。反
応系にテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム
(33mg)を加え、6時間加熱還流した。冷却後、酢
酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(エタノール/酢酸エチル1:3)
で分離精製後、生じた結晶の再結晶(エタノール)を行
い、無色の結晶として7−(3,4−ジヒドロ−2H−
1,5−ベンゾジオキセピン−7−イル)−N−[4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物66)(194mg)を得た。 m.p. 242-245 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.66-1.83 (4H, m), 2.21 (3
H, s), 2.18-2.29 (2H, m), 2.55-2.72 (1H, m), 3.13-
3.20 (2H, m), 3.31-3.44 (2H, m), 3.57 (2H,s), 3.68
-3.75 (2H, m), 3.98-4.09 (2H, m), 4.26-4.31 (4H,
m), 7.06 (1H,d, J=8.4 Hz), 7.17 (1H, dd, J=8.8, 2.
2 Hz), 7.23 (1H, d, J=2.2 Hz), 7.30-7.35 (3H, m),
7.54 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.60-7.67 (2H, m), 7.83 (1
H, s),8.19 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 3248, 1651, 1632, 1601, 1532, 1510, 1410,
1317, 1298, 1267, 1125 cm-1 元素分析 C33H36N2O6S Calcd. C, 67.33 ; H, 6.16 ;
N, 4.76 : Found. C,66.96 ; H, 6.32 ; N, 4.74.
【0214】実施例68(化合物67の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、3−クロロ−4−(2−エトキシエトキシ)
フェニルホウ酸(156mg)及び炭酸カリウム(16
0mg)のトルエン/エタノール/水(10/1/1m
l)混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系にテトラ
キストリフェニルホスフィンパラジウム(33mg)を
加え、6時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチルで抽出
し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(エタノール/酢酸エチル1:3)で分離精製後、
再結晶(エタノール)を行い、無色の結晶として7−
[3−クロロ−4−(2−エトキシエトキシ)フェニ
ル]−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロ
ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボキサミド(化合物67)(269mg)を
得た。 m.p. 203-205 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.26 (3H, t, J=7.1 Hz), 1.
68-1.82 (4H, m), 2.21 (3H, s), 2.55-2.76 (1H, m),
3.14-3.21 (2H, m), 3.31-3.44 (2H, m), 3.58(2H, s),
3.66 (2H, q, J=7.1 Hz), 3.69-3.76 (2H, m), 3.85-
3.90 (2H, m),3.99-4.10 (2H, m), 4.23-4.28 (2H, m),
7.07 (1H, d, J=8.8 Hz), 7.31-7.35(3H, m), 7.45 (1
H, dd, J=8.8, 2.2 Hz), 7.54 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.6
1-7.68(3H, m), 7.78 (1H, s), 8.21 (1H. d. J=8.2 H
z). IR (KBr) 3250, 1651, 1632, 1601, 1527, 1510, 1482,
1410, 1318, 1294, 1273, 11300 cm-1 元素分析 C34H39N2O6SCl Calcd. C, 63.89 ; H, 6.15
; N, 4.38 : Found. C, 63.73 ; H, 6.19 ; N, 4.39.
【0215】実施例69(化合物68の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、4−(テトラヒドロピラン−4−イルオキ
シ)フェニルホウ酸(141mg)及び炭酸カリウム
(160mg)のトルエン/エタノール/水(10/1
/1ml)混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系に
テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(33m
g)を加え、6時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチル
で抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(エタノール/酢酸エチル1:3)で分離精
製後、生じた結晶の再結晶(エタノール)を行い、無色
の結晶としてN−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−7−[4−(テトラヒドロピラン−4−イルオキシ)
フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物68)
(274mg)を得た。 m.p. 227-229 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.63-1.92 (6H, m), 1.99-2.
15 (2H, m), 2.21 (3H, s), 2.55-2.76 (1H, m), 3.13-
3.21 (2H, m), 3.31-3.44 (2H, m), 3.57 (2H,s), 3.59
-3.75 (4H, m), 3.95-4.11 (4H, m), 4.50-4.63 (1H,
m), 7.03 (2H,d, J=8.8 Hz), 7.31-7.35 (3H, m), 7.52
-7.56 (4H, m), 7.62-7.68 (2H, m), 7.79 (1H, s), 8.
20 (1H, d, J=8.0 Hz). IR (KBr) 3243, 1655, 1638, 1603, 1518, 1410, 1316,
1292, 1250, 1130 cm-1 元素分析 C35H40N2O6S Calcd. C, 68.16 ; H, 6.54 ;
N, 4.54 : Found. C,67.95 ; H, 6.57 ; N, 4.56.
【0216】実施例70(化合物69の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、4−[N−(2−エトキシエチル)−N−エ
チルアミノ]フェニルホウ酸(410mg)及び炭酸カ
リウム(400mg)のトルエン/エタノール/水(1
0/1/1ml)混合物を、室温で1時間撹拌した。反
応系にテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム
(50mg)を加え、8時間加熱還流した。冷却後、酢
酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(エタノール/酢酸エチル1:3)
で分離精製後、生じた結晶の再結晶(エタノール)を行
い、黄色の結晶として7−[4−[N−(2−エトキシ
エチル)−N−エチルアミノ]フェニル]−N−[4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物69)(260mg)を得た。 m.p. 194-197 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.21 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.
22 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.68-1.83 (4H, m), 2.21 (3H,
s), 2.52-2.73 (1H, m), 3.15 (2H, t, J=6.8Hz), 3.3
1-3.64 (12H, m), 3.71 (2H, t, J=6.8 Hz), 3.98-4.10
(2H, m), 6.77 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.30-7.34 (3H,
m), 7.47-7.66 (6H, m), 7.90 (1H, s),8.13 (1H, d, J
=8.4 Hz). IR (KBr) 3281, 1655, 1637, 1607, 1591, 1526, 1412,
1318, 1294, 1128, 810 cm-1 元素分析 C36H45N3O5S・0.3H2O Calcd. C, 67.86 ; H,
7.21 ; N, 6.59 : Found. C, 67.74 ; H, 6.91 ; N,
6.67.
【0217】実施例71(化合物70の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、4−[N−(2−エトキシエチル)−N−メ
チルアミノ]フェニルホウ酸(168mg)及び炭酸カ
リウム(176mg)のトルエン/エタノール/水(1
0/1/1ml)混合物を、室温で1時間撹拌した。反
応系にテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム
(33mg)を加え、8時間加熱還流した。冷却後、酢
酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(エタノール/酢酸エチル1:3)
で分離精製後、生じた結晶の再結晶(エタノール)を行
い、黄色の結晶として7−[4−[N−(2−エトキシ
エチル)−N−メチルアミノ]フェニル]−N−[4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物70)(235mg)を得た。 m.p. 190-192 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.20 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.
67-1.84 (4H, m), 2.21 (3H, s), 2.55-2.75 (1H, m),
3.06 (3H, s), 3.15 (2H, t, J=6.6 Hz), 3.31-3.44 (2
H, m), 3.46-3.63 (8H, m), 3.68-3.74 (2H, m), 3.99-
4.09 (2H, m),6.80 (2H, d, J=9.0 Hz), 7.30-7.35 (3
H, m), 7.49-7.67 (6H, m), 7.87 (1H,s), 8.14 (1H,
d, J=8.0 Hz). IR (KBr) 3275, 1655, 1636, 1609, 1591, 1526, 1508,
1318, 1292, 1128, 810 cm-1 元素分析 C35H43N3O5S Calcd. C, 68.04 ; H, 7.02 ;
N, 6.80 : Found. C,67.68 ; H, 6.72 ; N, 6.89.
【0218】実施例72(化合物71の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(20
0mg)、4−[N−エチル−N−(2−プロポキシエ
チル)アミノ]フェニルホウ酸(290mg)及び炭酸
カリウム(266mg)のトルエン/エタノール/水
(10/1/1ml)混合物を、室温で1時間撹拌し
た。反応系にテトラキストリフェニルホスフィンパラジ
ウム(40mg)を加え、8時間加熱還流した。冷却
後、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(エタノール/酢酸エチル
1:3)で分離精製後、生じた結晶の再結晶(エタノー
ル)を行い、淡黄色の結晶として7−[4−[N−エチ
ル−N−(2−プロポキシエチル)アミノ]フェニル]
−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラ
ン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボキサミド(化合物71)(89mg)を得た。 m.p. 172-175 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.93 (3H, t, J=7.3 Hz), 1.
21 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.53-1.83 (6H, m), 2.21 (3H,
s), 2.55-2.74 (1H, m), 3.12-3.19 (2H, m),3.31-3.6
3 (12H, m), 3.68-3.74 (2H, m), 3.99-4.11 (2H, m),
6.77 (2H, d,J=9.0 Hz), 7.30-7.35 (3H, m), 7.48-7.6
9 (6H, m), 7.88 (1H, s), 8.14 (1H,d, J=8.2 Hz). IR (KBr) 3281, 1655, 1607, 1590, 1524, 1410, 1318,
1294, 1128, 810 cm-1 元素分析 C37H47N3O5S Calcd. C, 68.81 ; H, 7.33 ;
N, 6.51 : Found. C,68.77 ; H, 7.25 ; N, 6.60.
【0219】実施例73(化合物72の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、4−[N−メチル−N−(2−プロポキシエ
チル)アミノ]フェニルホウ酸(205mg)及び炭酸
カリウム(176mg)のトルエン/エタノール/水
(10/1/1ml)混合物を、室温で1時間撹拌し
た。反応系にテトラキストリフェニルホスフィンパラジ
ウム(40mg)を加え、8時間加熱還流した。冷却
後、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(エタノール/酢酸エチル
1:4)で分離精製後、生じた結晶の再結晶(エタノー
ル)を行い、淡黄色の結晶として7−[4−[N−メチ
ル−N−(2−プロポキシエチル)アミノ]フェニル]
−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラ
ン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボキサミド(化合物72)(210mg)を得
た。 m.p. 193-194 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.91 (3H, t, J=7.4 Hz), 1.
53-1.83 (6H, m), 2.21 (3H, s), 2.53-2.76 (1H, m),
3.07 (3H, s), 3.16 (2H, t, J=6.8 Hz), 3.31-3.44 (4
H, m), 3.58-3.62 (6H, m), 3.68-3.75 (2H, m), 3.99-
4.12 (2H, m),6.80 (2H, d, J=9.0 Hz), 7.31-7.35 (3
H, m), 7.50-7.57 (4H, m), 7.61 (1H,d, J=1.7 Hz),
7.66 (1H, dd, J=8.3, 1.7 Hz), 7.87 (1H, s), 8.15
(1H, d, J=8.3 Hz). IR (KBr) 3281, 1655, 1638, 1609, 1591, 1526, 1410,
1318, 1294, 1128, 810 cm-1 元素分析 C36H45N3O5S Calcd. C, 68.43 ; H, 7.18 ;
N, 6.65 : Found. C,68.50 ; H, 7.18 ; N, 6.79.
【0220】実施例74(化合物73の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、3-エトキシ−4−(2−プロポキシエトキ
シ)フェニルホウ酸(171mg)及び炭酸カリウム
(160mg)のトルエン/エタノール/水(10/1
/1ml)混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系に
テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(33m
g)を加え、6時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチル
で抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(エタノール/酢酸エチル1:3)で分離精
製後、生じた結晶の再結晶(エタノール)を行い、無色
の結晶として7−[3−エトキシ−4−(2−プロポキ
シエトキシ)フェニル]−N−[4−[[N−メチル−
N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチ
ル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物7
3)(237mg)を得た。 m.p. 171-172 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.94 (3H, t, J=7.3 Hz), 1.
47 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.58-1.83 (6H, m), 2.21 (3H,
s), 2.56-2.73 (1H, m), 3.14-3.21 (2H, m),3.30-3.4
5 (2H, m), 3.52 (2H, t, J=6.8 Hz), 3.58 (2H, s),
3.68-3.75 (2H,m), 3.85 (2H, t, J=4.9 Hz), 3.99-4.1
0 (2H, m), 4.16 (2H, q, J=7.0 Hz),4.23 (2H, t, J=
4.9 Hz), 7.01 (1H, d, J=8.0 Hz), 7.10-7.15 (2H,
m), 7.31-7.35 (3H, m), 7.55 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.5
9 (1H, d, J=2.0 Hz), 7.64 (1H,dd, J=8.0, 2.0 Hz),
7.86 (1H, s), 8.18 (1H, d, J=8.0 Hz). IR (KBr) 3324, 1651, 1595, 1520, 1316, 1291, 1254,
1128, 810 cm-1 元素分析 C37H46N2O7S Calcd. C, 67.04 ; H, 6.99 ;
N, 4.23 : Found. C,66.75 ; H, 7.02 ; N, 4.22.
【0221】実施例75(化合物74の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、3−クロロ−4−(2−プロポキシエトキ
シ)フェニルホウ酸(164mg)及び炭酸カリウム
(160mg)のトルエン/エタノール/水(10/1
/1ml)混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系に
テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(33m
g)を加え、6時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチル
で抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧下濃縮し生じた結晶をろ過によって集めた。
さらに再結晶(エタノール)を行い、無色の結晶として
7−[3−クロロ−4−(2−プロポキシエトキシ)フ
ェニル]−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒ
ドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物74)(255m
g)を得た。 m.p. 183-184 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.95 (3H, t, J=7.4 Hz), 1.
54-1.82 (6H, m), 2.21 (3H, s), 2.55-2.72 (1H, m),
3.14-3.20 (2H, m), 3.31-3.44 (2H, m), 3.55(2H, t,
J=6.8 Hz), 3.57 (2H, s), 3.69-3.75 (2H, m), 3.87
(2H, t, J=4.9Hz), 3.99-4.09 (2H, m), 4.26 (2H, t,
J=4.9 Hz), 7.07 (1H, d, J=8.6 Hz),7.30-7.35 (3H,
m), 7.45 (1H, dd, J=8.6, 2.4 Hz), 7.54 (2H, d, J=
8.4 Hz),7.60-7.67 (3H, m), 7.82 (1H, s), 8.20 (1H,
d, J=8.0 Hz). IR (KBr) 3241, 1651, 1634, 1601, 1507, 1410, 1318,
1294, 1130 cm-1 元素分析 C35H41N2O6SCl Calcd. C, 64.35 ; H, 6.33
; N, 4.29 : Found. C, 64.24 ; H, 6.38 ; N, 4.25.
【0222】実施例76(化合物75の製造) アルゴン雰囲気下、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、3−メチル−4−(2−プロポキシエトキ
シ)フェニルホウ酸(151mg)及び炭酸カリウム
(160mg)のトルエン/エタノール/水(10/1
/1ml)混合物を、室温で1時間撹拌した。反応系に
テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(33m
g)を加え、8時間加熱還流した。冷却後、酢酸エチル
で抽出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(エタノール/酢酸エチル1:3)で分離精
製後、生じた結晶の再結晶(エタノール)を行い、無色
の結晶として7−[3−メチル−4−(2−プロポキシ
エトキシ)フェニル]−N−[4−[[N−メチル−N
−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]
フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物75)
(261mg)を得た。 m.p. 192-195 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.95 (3H, t, J=7.3 Hz), 1.
56-1.83 (6H, m), 2.21 (3H, s), 2.31 (3H, s), 2.54-
2.74 (1H, m), 3.16 (2H, t, J=6.6 Hz), 3.30-3.45 (2
H, m), 3.53 (2H, t, J=6.6 Hz), 3.57 (2H, s), 3.72
(2H, t, J=6.6Hz), 3.82-3.87 (2H, m), 3.98-4.09 (2
H, m), 4.16-4.21 (2H, m), 6.93 (1H,d, J=9.2 Hz),
7.30-7.43 (5H, m), 7.54 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.62-7.
68 (2H,m), 7.85 (1H, s), 8.18 (1H, d, J=8.4 Hz). IR (KBr) 3279, 1661, 1603, 1534, 1514, 1313, 1291,
1254, 1132 cm-1 元素分析 C36H44N2O6S Calcd. C, 68.33 ; H, 7.01 ;
N, 4.43 : Found. C,68.30 ; H, 6.92 ; N, 4.45.
【0223】実施例77(化合物76の製造) N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン
−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−7−(4−
プロポキシフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジ
ヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(1
7.6g)のTHF(1160ml)溶液に、室温で6
N塩酸(10ml)を加え、2時間撹拌した。析出した
結晶をろ過によって集めた。結晶をTHF及びジイソプ
ロピルエーテルで洗浄し、無色の結晶を得た。再結晶
(エタノール/水)によって精製し、無色の結晶として
N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン
−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−7−(4−
プロポキシフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジ
ヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド・塩
酸塩(化合物76)(13.2g)を得た。 m.p. 259-273 ℃ (dec.)1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ1.00 (3H, t, J=7.3 Hz),
1.67-1.91 (4H, m), 1.94-2.16 (2H, m), 2.57-2.59 (3
H, m), 3.01-3.12 (2H, m), 3.21-3.51 (3H, m), 3.76-
3.83 (2H, m), 3.97-4.19 (5H, m), 4.37-4.48 (1H,
m), 7.08 (2H, d,J=8.8 Hz), 7.56-7.60 (3H, m), 7.74
-7.90 (5H, m), 8.05-8.09 (2H, m), 10.23-10.39 (1H,
m), 10.44 (1H, s). IR (KBr) 3218, 1669, 1595, 1522, 1319, 1294, 1258,
1168, 1132, 831 cm-1 元素分析 C33H39N2O5SCl Calcd. C, 64.85 ; H, 6.43
; N, 4.58 ; Cl, 5.80: Found. C, 64.84 ; H, 6.50 ;
N, 4.34 ; Cl, 5.61
【0224】実施例78(化合物77の製造) 7−(4−エトキシフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(200mg)のTHF(5ml)懸濁液に、室温で
塩化チオニル(0.05ml)およびDMFを1滴加え
1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残渣をTH
F(10ml)に溶解させ、室温で4−[[N−(3−
エトキシプロピル)−N−メチルアミノ]メチル]アニ
リン・2塩酸塩(181mg)およびトリエチルアミン
(0.39ml)のTHF(2ml)懸濁液に滴下し、
4時間撹拌した。反応系に水を加え、酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(エタノール/酢酸エチル1:2)お
よび再結晶(エタノール)によって精製し、無色の結晶
として7−(4−エトキシフェニル)−N−[4−
[[N−(3−エトキシプロピル)−N−メチルアミ
ノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(化合物77)(161mg)を得た。 m.p. 197-198 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.19 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.
45 (3H, t, J=7.0 Hz), 1.73-1.88 (2H, m), 2.19 (3H,
s), 2.45 (2H, t, J=7.4 Hz), 3.16 (2H, t,J=6.8 H
z), 3.42-3.52 (6H, m), 3.71 (2H, t, J=6.8 Hz), 4.1
0 (2H, q, J=7.0Hz), 7.00 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.29-
7.34 (3H, m), 7.53 (2H, d, J=8.8 Hz),7.54 (2H, d,
J=8.4 Hz), 7.60 (1H, d, J=1.8 Hz), 7.65 (1H, dd, J
=8.0, 1.8 Hz), 7.95 (1H, br s), 8.18 (1H, d, J=8.0
Hz). IR (KBr) 3338, 1651, 1606, 1518, 1311, 1292, 1252,
1165, 1128, 820 cm-1 元素分析 C32H38N2O5S Calcd. C, 68.30 ; H, 6.81 ;
N, 4.98 : Found. C,68.20 ; H, 6.75 ; N, 4.93.
【0225】参考例95 4−ブロモベンゼンチオール(10.0g)をDMF
(100ml)に溶解し、室温にて炭酸カリウム(9.
5g)を加えた後、1−ヨードペンタン(8.3ml)
を滴下し、2時間撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸
エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグ
ネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた
残渣をTHF(112ml)に溶解し、−78℃にて
1.6M n−ブチルリチウム/ヘキサン(32.9m
l)を摘下し、1時間撹拌した。トリメトキシボラン
(14.9g)のTHF(30ml)溶液を滴下し、3
0分撹拌した後、室温まで自然昇温し、10%硫酸(6
1ml)を加えて15分撹拌した。反応液を酢酸エチル
にて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムに
て乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキ
サン/イソプロピルエーテルで洗浄し、4−(ペンチル
チオ)フェニルほう酸(5.6g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.92(3H, t,J=7.0Hz),1.2
3-1.52(4H,m), 1.65-1.81(2H,m),3.01(2H,t,J=7.4
Hz),7.38(2H,d,J=8.4Hz),8.10(2H,d,J=8.4Hz)
【0226】実施例79(化合物78の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(310mg)にトルエン/
エタノール/水(10/1/1,6.0ml)を加え、
4−(ペンチルチオ)フェニルほう酸(182mg)、
炭酸カリウム(181mg)を加えた後、室温にて30
分撹拌した。 テトラキストリフェニルホスフィンパラ
ジウム(34mg)を加え、100℃にて12時間撹拌
した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチル/THF
にて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウム
にて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタ
ノール =3/1)にて精製した後、エタノールにて再
結晶を行い、N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−7−(4−ペンチルチオフェニル)−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボキサミド(化合物78)(161mg)を得た。 m.p. 204−206℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.91(3H,t,J=7.0Hz),1.
23-1.49(4H,m),1.62- 1.76(6H,m),2.21(3H,s),2.
65(1H,m),2.98(2H,t,J=7.4Hz),3.12-3.20(2H,
m),3.31-3.43(2H,m),3.57(2H,s),3.68-3.75(2H,
m),4.00-4.08(2H,m),7.29-7.41(5H,m),7.48-7.68
(6H,m),8.00(1H,s),8.20(1H,d,J=8.0Hz) IR(KBr) 3252, 2951, 1653, 1597, 1526, 1410, 1317,
1294, 1130, 814cm-1 元素分析 C35H42N2O4S2 Calcd. C, 67.93 ; H, 6.84 ;
N, 4.53 : Found. C, 67.84 ; H, 6.84 ; N, 4.52
【0227】参考例96 4−ブロモベンゼンチオール(10.1g)をDMF
(100ml)に溶解し、室温にて炭酸カリウム(9.
6g)を加えた後、1−ヨードヘキサン(9.5ml)
を滴下し、2時間撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸
エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグ
ネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン
/酢酸エチル=2/1)にて精製し、1−ブロモ−4−
(ヘキシルチオ)ベンゼン(14.2g)を得た。1−
ブロモ−4−(ヘキシルチオ)ベンゼン(14.1g)
をTHF(127ml)に溶解し、−78℃にて1.6M
n−ブチルリチウム/ヘキサン(35.5ml)を摘下
し、1時間撹拌した。トリメトキシボラン(16.1
g)のTHF(32ml)溶液を滴下し、30分撹拌し
た後、室温まで自然昇温し、10%硫酸(70.5m
l)を加えて15分撹拌した。反応液を酢酸エチルにて
抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾
燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサン
/イソプロピルエーテルで洗浄し、4−(ヘキシルチ
オ)フェニルほう酸(6.6g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.90(3H,t,J=6.4Hz),1.
26-1.76(8H,m),3.01(2H,t,J=7.37(2H, d, J=8.0H
z), 8.09(2H, d, J=8.0Hz)
【0228】実施例80(化合物79の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(320mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,12ml)を加え、
4−(ヘキシルチオ)フェニルほう酸(199mg)、
炭酸カリウム(187mg)を加えた後、室温にて30
分撹拌した。 テトラキストリフェニルホスフィンパラ
ジウム(36mg)を加え、100℃にて14時間撹拌
した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチル/THF
にて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウム
にて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタ
ノール =3/1)にて精製し、エタノールにて再結晶
を行い、7−(4−ヘキシルチオフェニル)−N−[4
−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物79)(298mg)を得た。 m.p. 205−207℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.90(3H,t,J=6.4Hz),1.3
0-1.50(4H,m),1.62-1.76(6H,m),2.20(3H, s),3.31
-3.44(2H, m), 3.56(2H, s), 3.66-3.74(2H, m), 4.00-
4.08(2H, m), 7.28-7.40(5H,m),7.46-7.66(6H,m),
8.04(1H,s),8.18(1H, d, J=8.0Hz) IR(KBr) 3275, 2951, 1655, 1597, 1526, 1410, 1318,
1294, 1130, 814cm-1 元素分析 C36H44N2O4S2 Calcd. C, 68.32 ; H, 7.01 ;
N, 4.43 : Found. C, 68.35 ; H, 7.13 ; N, 4.47
【0229】参考例97 4−ブロモベンジルアルコール(19.8g)をTHF
(200ml)に溶解し、氷冷下65%水素化ナトリウ
ム(3.6g)を加えた後、室温にて30分撹拌した。
氷冷下ヨードメタン(8.0ml)を滴下し、室温にて
2時間撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチルにて
抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムに
て乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチ
ル=12/1)にて精製し、1−ブロモ−4−(メトキ
シメチル)ベンゼン(14.8g)を得た。1−ブロモ
−4−(メトキシメチル)ベンゼン(12.8g)をT
HF(110ml)に溶解し、−78℃にて1.6M n−
ブチルリチウム/ヘキサン(42.4ml)を摘下し、
1時間撹拌した。トリメトキシボラン(19.2g)のT
HF溶液(38.4ml)を滴下し、30分撹拌した後、
室温まで自然昇温し、5%硫酸(124ml)を加えて
15分撹拌した。反応液を酢酸エチルにて抽出し、飽和
食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧
下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサン/イソプロピ
ルエーテルで洗浄し、4−(メトキシメチル)フェニル
ほう酸(6.3g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ3.09(3H,s),4.41(2H,
s),7.27(2H,d,J=8.0Hz), 7.77(2H, d, J=8.0Hz)
【0230】実施例81(化合物80の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(220mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,6ml)を加え、4
−(メトキシメチル)フェニルほう酸(86mg)、炭
酸カリウム(123mg)を加えた後、室温にて30分
撹拌した。 テトラキストリフェニルホスフィンパラジ
ウム(19mg)を加え、90℃にて9時間撹拌した。
室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチル/THFにて抽
出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥
した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノール
=3/1)にて精製し、エタノールにて再結晶を行い、
7−(4−メトキシメチルフェニル)−N−[4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物80)(99mg)を得た。 m.p. 227−229℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.60-1.82(4H,m),2.21(3
H,s),2.66(1H,m),3.13-3.22(2H,m),3.30-3.45
(2H,m),3.44(3H,s),3.69-3.78(2H,m),4.00-4.08
(2H,m),4.53(2H,s),7.26-7.38(3H, m), 7.44-7.74
(8H, m), 7.92(1H,s), 8.23(1H, d, J=8.0Hz) IR(KBr) 3239, 29198, 2840, ,
1655, 1601, 1530, 1412,
1318, 1294, 1130,816cm−1 元素分析 C3236S Calcd.
C, 68.55 ; H, 6.47 ; N,
5.00 : Found. C, 68.37 ;
H, 6.38 ; N, 5.05
【0231】参考例98 4−ブロモフェネチルアルコール(10g)をTHF
(100ml)に溶解し、氷冷下65%水素化ナトリウ
ム(1.7g)を加えた後、室温にて30分撹拌した。
氷冷下ヨードメタン(3.7ml)を滴下し、室温にて
1.5時間撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチル
にて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウ
ムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸
エチル=6/1)にて精製し、1−ブロモ−4−(2−
メトキシエチル)ベンゼン(8.3g)を得た。1−ブ
ロモ−4−(2−メトキシエチル)ベンゼン(8.2
g)をTHF(100ml)に溶解し、−78℃にて1.
6M n−ブチルリチウム/ヘキサン(26.0ml)を
摘下し、1時間撹拌した。トリメトキシボラン(11.
8g)のTHF溶液(12ml)を滴下し、30分撹拌
した後、室温まで自然昇温し、10%硫酸(40ml)
を加えて15分撹拌した。反応液を酢酸エチルにて抽出
し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し
た。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサン/イ
ソプロピルエーテルで洗浄し、4−(2−メトキシエチ
ル)フェニルほう酸(3.7g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ2.98(2H,t,J=6.8Hz),3.3
8(3H, s), 3.67(2H, t, J=6.8Hz), 7.37(2H, d, J=7.6H
z), 8.16(2H, d, J=7.6Hz)
【0232】実施例82(化合物81の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(420mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,16.2ml)を加
え、4−(2−メトキシエチル)フェニルほう酸(21
6mg)、炭酸カリウム(245mg)を加えた後、室
温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホス
フィンパラジウム(47mg)を加え、100℃にて1
0時間撹拌した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチ
ル/THFにて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグ
ネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル/エタノール =3/1)にて精製し、エタノールよ
り再結晶し、7−[4−(2−メトキシエチル)フェニ
ル]−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロ
ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボキサミド(化合物81)(99mg)を得
た。 m.p. 216−219℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.61-1.83(4H, m), 2.21(3
H, s), 2.65(1H, m), 3.13-3.20(2H,m), 3.30-3.43(2
H, m), 3.38(3H, s), 3.58(2H, m), 3.66(2H, s), 3.65
-3.76(2H,m),3.98-4.08(2H,m),7.30-7.38(6H,m),
7.51-7.57(4H,m),7.98(1H, s), 8.20(1H, d, J=8.2H
z) IR(KBr) 3293, 2944, 1667, 1597, 1522, 1408, 1314,
1294, 1130, 735cm-1 元素分析 C33H38N2O5S Calcd. C, 68.96 ; H, 6.66 ;
N, 4.87 : Found. C, 68.85 ; H, 6.62 ; N, 4.83
【0233】参考例99 7−(4−エトキシフェニル)−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(960m
g)にTHF(19.2ml)、メタノール(9.6m
l)、1N水酸化ナトリウム(3.4ml)を加え、室
温にて3時間撹拌した。減圧下有機溶媒を除去し、酢酸
エチルを加え、水抽出した。6N塩酸(2ml)を加
え、酢酸エチル/THFにて抽出した。飽和食塩水で洗
浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除
去し、7−(4−エトキシフェニル)−2,3−ジヒド
ロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸(850m
g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.35(3H,t,J=7.0Hz),
2.85-2.92(2H,m),3.14-3.20(2H,m), 4.07(2H, q, J=
7.0Hz), 7.00(2H, d, J=8.6Hz), 7.48(2H, s),7.65(2
H,d,J=8.6Hz),7.79(2H,d,J=9.6Hz)
【0234】参考例100 7−(4−エトキシフェニル)−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸(510mg)をT
HF(15.3ml)に溶解し、氷冷下、塩化チオニル
(0.11ml)、DMF(一滴)を加え、室温にて1
時間撹拌した。4−[[N−メチル−N−(テトラヒド
ロピラニル−4−イル)アミノ]メチル]アニリン(3
89mg)、トリエチルアミン(0.87ml)のTH
F溶液(15.3ml)に反応液を滴下し、室温にて2
時間撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽
出した。飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾
燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノール
=3/1)にて精製し、7−(4−エトキシフェニ
ル)−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロ
ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−2,
3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミ
ド(512mg)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.44(3H, t, J=7.0Hz), 1.6
3-1.86(4H, m), 2.21(3H, s), 2.67(1H, m), 3.02-3.09
(2H,m),3.24-3.44(4H,m),3.59(2H,m),4.00-4.10
(2H,m),4.08(2H,q,J=7.0Hz),6.93-7.00(2H, m),
7.29-7.58(10H,m), 7.79(1H, s)
【0235】参考例101 7−(4−エトキシフェニル)−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)をTHF
(15ml)に溶解し、−78℃にてメタクロロ過安息
香酸(140mg)のTHF(15ml)溶液を滴下し
た。−78℃にて30分撹拌後、飽和チオ硫酸ナトリウ
ム水溶液中に加えた。飽和重曹水を加え、酢酸エチルに
て抽出した。飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムに
て乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノ
ール =3/1→2/1,1%トリエチルアミン)にて
精製し、7−(4−エトキシフェニル)−N−[4−
[[N−メチル−N−オキシド−(テトラハイドロピラ
ン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(140mg)を得た。 m.p. 122-126℃.1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.44(3H,t,J=7.0Hz),1.
80-2.01(4H,m),3.25(3H,s),3.03-3.10(2H,m),3.2
1-3.40(4H,m),3.74(1H,m),3.98-4.10(2H,m),4.07
(2H,q,J=7.0Hz),4.34(2H,s),6.96(2H,d,J=8.
6Hz),7.29-7.55(8H,m),7.73(2H,d,J=8.6Hz),8.8
7(1H,s)
【0236】実施例83(化合物82の製造) 7−(4−エチルチオフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(260mg)をTHF(5.2ml)に溶解し、室
温にて塩化チオニル(0.06ml)、DMF(一滴)
を加え、室温にて1時間撹拌した。4−[[N−(3−
エトキシプロピル)−N−メチルアミノ]メチル]アニ
リン(0.58ml)のTHF溶液(5.2ml)に反
応液を滴下し、室温にて2時間撹拌した。反応液を水中
に加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水で洗浄
後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル/エタノール=3/1)にて精製し、エ
タノールにて再結晶して、7−(4−エチルチオフェニ
ル)− N−[4−[[N−(3−エトキシプロピル)−
N−メチルアミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボキサミド(化合物82)(115mg)を得た。 m.p. 176-179℃.1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.20(3H,t,J=7.0Hz),1.
37(3H,t,J=7.4Hz),1.58-1.78(2H,m),2.20(3H,
s),2.47(3H,t,J=7.4Hz),3.02(2H,q,J=7.4H
z),3.13-3.21(2H,m),3.42-3.53(2H, m), 3.69-3.76
(2H, m), 7.29-7.71(11H, m), 7.97(1H, s),8.21(1H,
d,J=8.0Hz) IR(KBr) 3349, 2974, 1669, 1593, 1520, 1406, 1308,
1128, 816cm-1 元素分析 C32H38N2O4S2 Calcd. C, 66.41 ; H, 6.62 ;
N, 4.84 : Found. C, 66.55 ; H, 6.64 ; N, 4.94
【0237】実施例84(化合物83の製造) 7−(4−エトキシフェニル)−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(199mg)を塩化メチ
レン(6ml)に溶解し、−30℃にてメタクロロ過安
息香酸(93mg)を加え、−30℃にて30分撹拌
後、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液中に加えた。飽和重
曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水で洗
浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除
去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル/メタノール =3/1→2/1,1
%トリエチルアミン)にて精製し、7−(4−エトキシ
フェニル)−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボキサミド(化合物83)(28mg)を得
た。 m.p. 192-195℃.1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.45(3H,t,J=7.0Hz),1.
66-2.10(4H,m),2.26(3H,s),2.60-2.92(3H,m),3.1
0-3.21(2H,m),3.31-3.44(2H,m),3.65(2H,s),3.81
-3.95(2H,m),4.02-4.10(2H,m),4.08(2H,q,J=7.0
Hz),6.95(2H,d,J=8.8Hz),7.34-7.71(9H,m),7.95
(1H,d,J=8.2Hz),8.33-8.36(1H,m) IR(KBr) 3247, 2944, 1659, 1607, 1518, 1248, 1020,
814cm-1
【0238】参考例102 4−ブロモフェノール(10g)をDMF(80ml)
に溶解し、室温にて炭酸カリウム(16.0g)を加え
た後、2−クロロエチルエチルエーテル(8.3m
l)、ヨウ化ナトリウム(9.53g)を加え、90℃
にて5時間撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチル
にて抽出した。1N水酸化ナトリウム、飽和食塩水にて
洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を
除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(ヘキサン/酢酸エチル=2/1)にて精製し、
1−ブロモ−4−(2−エトキシエトキシ)ベンゼン
(10.7g)を得た。1−ブロモ−4−(2−エトキ
シエトキシ)ベンゼン(10.3g)をTHF(100
ml)に溶解し、−78℃にて1.6M n−ブチルリチウ
ム/ヘキサン(29.1ml)を摘下し、1時間撹拌し
た。トリメトキシボラン(13.2g)のTHF(13
ml)溶液を滴下し、30分撹拌した後、室温まで自然
昇温した。10%硫酸(50ml)を加えて15分撹拌
した。反応液を酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で洗
浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除
去し、得られた残渣をヘキサン/イソプロピルエーテル
で洗浄し、4−(2−エトキシエトキシ)フェニルほう
酸(2.52g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.13(3H,t,J=7.0Hz),
3.50(2H,q,J=7.0Hz),3.66-3.71(2H,m),4.06-4.11
(2H,m),6.89(2H,d,J=8.4Hz), 7.14(2H, d, J=8.4H
z)
【0239】実施例85(化合物84の製造) 7−ブロモ− N−[4−[[N−メチル−N−(テト
ラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(350mg)にトル
エン/エタノール/水(10/1/1,13.6ml)
を加え、4−(2−エトキシエトキシ)フェニルほう酸
(226mg)、炭酸カリウム(205mg)を加えた
後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(40mg)を加え、100℃
にて9時間撹拌した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸
エチル/THFにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫
酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢
酸エチル/エタノール =3/1)にて精製し、エタノ
ールより再結晶して、7−[4−(2−エトキシエトキ
シ)フェニル]−N−[4−[[N−メチル−N−(テ
トラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物84)(31
2mg)を得た。 m.p. 215-217℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.26(3H,t,J=7.0Hz),1.6
0-1.81(4H,m),2.21(3H,s),2.65(1H,m),3.13-3.21
(2H,m),3.31-3.44(2H,m),3.57(2H,s),3.63(2H,
q,J=7.0Hz),3.67-3.75(2H,m),3.83(2H,t,J=5.0
Hz),3.98-4.09(2H,m),4.19(2H,t,J=5.0Hz),7.24
(2H,d,J=8.8Hz),7.30(1H,s),7.35(1H,s),7.51-
7.69(6H,m),7.81(1H,s),8.19(1H,d,J=8.4Hz) IR(KBr) 3243, 2948, 1655, 1607, 1520, 1412, 1294,
1254, 1130, 824cm-1 元素分析 C34H40N2O6S Calcd. C, 67.53 ; H, 6.67 ;
N, 4.63 : Found. C, 67.55 ; H, 6.58; N, 4.71
【0240】参考例103 4−ブロモフェノール(15g)をDMF(120m
l)に溶解し、室温にて炭酸カリウム(21.6g)を
加えた後、2−クロロエチルメチルスルフィド(10m
l)、ヨウ化ナトリウム(15.6g)を加え、90℃
にて16時間撹拌した。室温に冷却後、反応液を水中に
加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄
後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン/酢酸エチル=8/1)にて精製し、1−
ブロモ−4−(2−メチルチオエトキシ)ベンゼン
(4.0g)を得た。1−ブロモ−4−(2−メチルチ
オエトキシ)ベンゼン(3.9g)をTHF(58ml)に
溶解し、−78℃にて1.6M n−ブチルリチウム/ヘ
キサン(10ml)を摘下し、1時間撹拌した。トリメ
トキシボラン(4.6g)のTHF(9.3ml)溶液
を滴下し、30分撹拌した後、室温まで自然昇温し、1
0%硫酸(20ml)を加えて15分撹拌した。反応液
を酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マ
グネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られ
た残渣をヘキサン/イソプロピルエーテルで洗浄し、4
−(2−メチルチオエトキシ)フェニルほう酸(1.3
9g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ2.25(3H,s),2.93(2H,t,
J=6.8Hz),4.25(2H,t,J=6.8Hz),7.01(2H,d,J=8.8H
z),8.16(2H,d,J=8.8Hz)
【0241】実施例86(化合物85の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(360mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,14.2ml)を加
え、4−(2−メチルチオエトキシ)フェニルほう酸
(241mg)、炭酸カリウム(216mg)を加えた
後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(41mg)を加え、100℃
にて10時間撹拌した。室温に冷却後、水中に加え、酢
酸エチル/THFにて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫
酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢
酸エチル/エタノール =3/1)にて精製し、エタノ
ールにて再結晶して、7−[4−(2−メチルチオエト
キシ)フェニル]−N−[4−[[N−メチル−N−
(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フ
ェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−
ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物85)
(30mg)を得た。 m.p. 222-224℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.66-1.76(4H,m),2.21(3
H,s),2.24(3H,s),2.65(1H,m),2.92(2H,t,J=6.6
Hz),3.12-3.20(2H,m),3.37(2H,m),3.57(2H,s),
3.68-3.75(2H,m),3.87-4.01(2H,m),4.22(2H,t,J
=6.6Hz),7.02(2H,d,J=8.8Hz),7.30-7.35(2H,
m),7.51-7.67(7H,m),7.97(1H,s),8.18(1H,d,J=
8.0Hz) IR(KBr) 3291, 2959, 1655, 1603, 1520, 1412, 1294,
1252, 1130, 824cm-1
【0242】参考例104 4−ブロモフェノール(51.0g)をDMF(255
ml)に溶解し、室温にて炭酸カリウム(81.5g)
を加えた後、クロロメチルメチルエーテル(44.8m
l)を滴下し、2時間撹拌した。反応液を水中に加え、
酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸
マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン/酢酸エチル=8/1)にて精製し、1−ブロモ−
4−(メトキシメトキシ)ベンゼン(61.4g)を得
た。1−ブロモ−4−(メトキシメトキシ)ベンゼン
(30g)をエーテル(240ml)に溶解し、−78
℃にて1.6M n−ブチルリチウム/ヘキサン(90.
7ml)を摘下し、1時間撹拌した。トリメトキシボラ
ン(43.1g)のTHF(43ml)溶液を滴下し、
30分撹拌した後、室温まで自然昇温し、水(150m
l)を加えて15分撹拌した。反応液を酢酸エチルにて
抽出し、減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をメタノー
ル/水(2/1,1000ml)中で3日間撹拌した。
減圧下メタノールを除去し、酢酸エチルにて抽出し、飽
和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減
圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサン/イソプロ
ピルエーテルで洗浄し、4−(メトキシメトキシ)フェ
ニルほう酸(2.4g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ3.51(3H,s),5.26(2H,
s),7.14(2H,d,J=8.4Hz),8.15(2H,d,J=8.4Hz)
【0243】実施例87(化合物86の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(500mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,19.2ml)を加
え、4−(メトキシメトキシ)フェニルほう酸(262
mg)、炭酸カリウム(292mg)を加えた後、室温
にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホスフ
ィンパラジウム(56mg)を加え、100℃にて9時
間撹拌した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチル/
THFにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシ
ウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/
エタノール =3/1)にて精製し、7−(4−メトキ
シメトキシフェニル)−N−[4−[[N−メチル−N
−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]
フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物86)
(340mg)を得た。 m.p. 227-229℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.63-1.76(4H,m),2.21(3
H,s),2.66(1H,m),3.12-3.20(2H,m),3.31-3.43(2
H,m),3.51(3H,s),3.58(2H,s),3.68-3.76(2H,
m),4.00-4.09(2H,m),5.24(2H,s),7.16(2H,d,J=
8.8Hz),7.30-7.36(2H,m),7.51-7.68(7H,m),8.01(1
H,s),8.19(1H,d,J=8.2Hz) IR(KBr) 3260, 2953, 1655, 1601, 1518, 1410, 1315,
1294, 1238, 1130, 997, 826cm-1
【0244】参考例105 4−ブロモフェノール(13g)をトルエン(104m
l)に溶解し、氷冷下65%水素化ナトリウム(6.0
g)を加えた後、室温にて30分撹拌した。氷冷下2−
クロロエチル−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド
(14.1g)を加え、2時間加熱還流した。室温に冷
却後、反応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出した。
1N水酸化ナトリウム、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マ
グネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン/酢酸エチル=3/1)にて精製し、N−[2−(4
−ブロモフェノキシ)−N,N−ジメチルアミン(1
1.3g)を得た。 N−[2−(4−ブロモフェノキ
シ)−N,N−ジメチルアミン(11.2g)をTHF
(100ml)に溶解し、−78℃にて1.6M n−ブチ
ルリチウム/ヘキサン(31.5ml)を摘下し、1時
間撹拌した。トリメトキシボラン(14.3g)のTH
F(10ml)溶液を滴下し、30分撹拌した後、室温
まで自然昇温し、水(56ml)を加えて15分撹拌し
た。反応液を酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄
後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をヘキサン/イソプロピルエーテルで
洗浄し、4−[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]フェ
ニルほう酸(1.5g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ2.43(6H,s),2.89(2H,
m),4.20(2H,m),6.88(2H,d,J=8.2z),8.09(2H,d,
J=7.2Hz)
【0245】実施例88(化合物87の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(500mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,19.2ml)を加
え、4−[(2−ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル
ほう酸(321mg)、炭酸カリウム(292mg)を
加えた後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリ
フェニルホスフィンパラジウム(56mg)を加え、1
00℃にて12時間撹拌した。室温に冷却後、水中に加
え、酢酸エチル/THFにて抽出し、飽和食塩水で洗浄
後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル/エタノール =3/1)にて精製し、
エタノールにて再結晶して、7−[4−(2−ジメチル
アミノ)エトキシフェニル]−N−[4−[[N−メチ
ル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メ
チル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒド
ロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物
87)(190mg)を得た。 m.p. 227-229℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.62-1.87(4H,m),2.21(3
H,s),2.37(6H,s),2.65(1H,m),2.78(2H,t,J=5.8
Hz),3.11-3.20(2H,m),3.32-3.44(2H,m),3.58(2H,
s),3.68-3.76(2H,m),4.00-4.10(2H,m),4.13(2H,
t,J=5.8Hz),7.04(2H,d,J=8.8Hz),7.30-7.35(2
H,m),7.51-7.69(7H,m),7.96(1H,s),8.19(1H,d,
J=8.4Hz) IR(KBr) 3245, 2946, 1655, 1607, 1520, 1412, 1318,
1294, 1254, 1130, 824cm-1
【0246】参考例106 4−ブロモフェノール(12g)を4−メチル−2−ペ
ンタノン(96ml)に溶解し、室温にて炭酸カリウム
(24g)、4−[2−(クロロエチル)]モルホリン
塩酸塩(16.9g)を加えた後、18時間加熱還流し
た。室温に冷却後、反応液を水中に加え、酢酸エチルに
て抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウム
にて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をろ
取し、4−[2−(4−ブロモフェノキシ)エチル]モ
ルホリン(16.9g)を得た。4−[2−(4−ブロ
モフェノキシ)エチル]モルホリン(16.5g)をT
HF(100ml)に溶解し、−78℃にて1.6M n−
ブチルリチウム/ヘキサン(31.5ml)を摘下し、
1時間撹拌した。トリメトキシボラン(14.3g)の
THF(10ml)溶液を滴下し、30分撹拌した後、
室温まで自然昇温し、水(56ml)を加えて15分撹
拌した。反応液を酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で
洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を
除去し、得られた残渣をヘキサン/イソプロピルエーテ
ルで洗浄し、4−[2−(4−モルホリノ)エトキシ]
フェニルほう酸(1.5g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ2.38-2.62(4H,m),3.56-
3.65(6H,m),4.10(2H,t,J=6.2Hz),6.93(2H,d,J=
9.2Hz),7.24-7.32(2H,m)
【0247】実施例89(化合物88の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(500mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,19.2ml)を加
え、4−[2−(4−モルホリノ)エトキシ]フェニル
ほう酸(386mg)、炭酸カリウム(292mg)を
加えた後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリ
フェニルホスフィンパラジウム(56mg)を加え、1
00℃にて12時間撹拌した。室温に冷却後、水中に加
え、酢酸エチル/THFにて抽出し、飽和食塩水で洗浄
後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル/エタノール =3/1)にて精製し、
エタノールにて再結晶して、N−[4−[[N−メチル
−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチ
ル]フェニル]−7−[4−[2−(4−モルホリノ)
エトキシ]フェニル] −1,1−ジオキソ−2,3−ジ
ヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化
合物88)(190mg)を得た。 m.p. 203-206℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.63-1.84(4H,m),2.23(3
H,s),2.60(4H,t,J=4.8Hz),2.71(1H,m),2.84(2
H,t,J=5.6Hz),3.16-3.19(2H,m),3.29-3.41(2H,
m),3.62(2H,s),3.66-3.77(6H,m),3.98-4.19(2H,
m),4.17(2H,t,J=5.6Hz),7.01(2H,d,J=8.8Hz),
7.32-7.41(3H,m),7.50-7.66(7H,m),8.14-8.19(2H,
m) IR(KBr) 3293, 2951, 1667, 1607, 1518, 1408, 1292,
1250, 1130, 826cm-1 元素分析 C36H43N3O6S Calcd. C, 66.95 ; H, 6.71 ;
N, 6.51 : Found. C, 66.08 ; H, 6.71; N, 6.54
【0248】実施例90(化合物89の製造) 7−(4−メトキシメトキシフェニル)−N−[4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(650mg)をTHF/アセトン(1/1,6
0ml)に溶解し、1N硫酸(4.4ml)を加え、6
5℃にて14時間撹拌した。室温に冷却後、飽和重曹水
にて中和し、減圧下溶媒を除去し、得られた残渣を水中
に加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水で洗浄
後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をエタノールにて再結晶し、 7−
(4−ヒドロキシフェニル)− N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合
物89)(530mg)を得た。 m.p. 232-234℃1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.49-1.75(4H,m),2.11
(3H,s),2.59(1H,m),3.03-3.11(2H,m),3.20-3.33
(2H,m),3.53(2H,s),3.73-3.83(2H,m),3.86-3.98
(2H,m),6.90(2H,d,J=8.4Hz),7.27(2H,d,J=8.4
Hz),7.52(1H,s),7.63-7.69(4H,m),7.82(1H,d,J
=10.4Hz),8.05(2H,d, J=8.0Hz),10.17(1H,s) IR(KBr) 3223, 1655, 1599, 1524, 1410, 1318, 1128,
826cm-1
【0249】実施例91(化合物90の製造) 7−(4−ヒドロキシフェニル)−N−[4−[[N−
メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミ
ノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(320mg)をDMF(4.8ml)に溶解し、炭酸
カリウム(96mg)を加え、室温にて30分撹拌し
た。t−ブチルブロモアセテート(0.093ml)を
加え、室温にて4時間撹拌した。水中に加え、酢酸エチ
ル/THFにて抽出した。飽和食塩水で洗浄後、硫酸マ
グネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル/エタノール =3/1)にて精製し、エタノール
にて再結晶して、7−[4−(t−ブトキシカルボニル
メトキシ)フェニル]−N−[4−[[N−メチル−N
−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]
フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物90)
(274mg)を得た。 m.p. 209-211℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.51(9H,s),1.64-2.05(4
H,m),2.23(3H,s),2.66(1H,m),3.12-3.23(2H,
m),3.27-3.44(2H,m),3.58(2H,s),3.65-3.76(2H,
m),3.99-4.12(2H,m),4.58(2H,s),7.00(2H,d,J=
8.8Hz),7.29(1H,s),7.35(2H,d,J=8.8Hz),7.50-
7.68(6H,m),8.18(1H,d,J=8.0Hz),8.47(1H,s) IR(KBr) 3241, 2949, 1752, 1655, 1601, 1522, 1410,
1292, 1130, 831cm-1 元素分析 C35H42N2O7S Calcd. C, 66.22 ; H, 6.67 ;
N, 4.41 : Found. C, 66.27 ; H, 6.59; N, 4.36
【0250】実施例92(化合物91の製造) 7−[4−(t−ブトキシカルボニルメトキシ)フェニ
ル]−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロ
ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボキサミド(160mg)を塩化メチレン
(6.4ml)に溶解し、トリフルオロ酢酸(6.4m
l)を加え、室温にて22時間撹拌した。減圧下溶媒を
除去し、得られた残渣をエタノール/水に溶解し、飽和
重曹水にて中和した後、1N塩酸を加え、析出物をろ取
した。水および少量のエタノールで洗浄後、乾燥して2
−[4−[[4−[[[N−メチル−N−(テトラヒド
ロピラン−4−イル)アミノ]メチル]アニリノ]カル
ボニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−
ベンゾチエピン−7−イル]フェノキシ]酢酸・塩酸塩
(化合物91)(70mg)を得た。 m.p. 172-175℃1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.67-2.12(4H,m),2.23
(4H,s),3.03-3.13(2H,m),3.20-3.55(4H,m),3.74-
3.85(2H,m),3.95-4.07(2H,m),4.77(2H,s),7.07(2
H,d,J=8.6Hz),7.54(d,J=8.6Hz),7.58(1H,s),
7.73-7.92(5H,m),8.05-8.12(2H,m) IR(KBr) 1671, 1593, 1518, 1414, 1289, 1128, 816cm
-1
【0251】参考例107 4−ブロモベンゾニトリル(25.1g)をTHF(3
00ml)に溶解し、−100℃にて1.6M n−ブチ
ルリチウム/ヘキサン(94.8ml)を摘下し、10
分撹拌した。トリメトキシボラン(26.5g)を滴下
し、6時間かけて室温まで昇温した。15%塩酸(50
ml)を加えて15分撹拌した。反応液を酢酸エチルに
て抽出し、水で2回洗浄後、飽和食塩水で洗浄し、硫酸
マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得ら
れた残渣をヘキサン/イソプロピルエーテルで洗浄し、
4−(シアノフェニル)ほう酸(12.5g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ7.77(2H,d,J=7.8Hz),
7.94(2H,d,J=8.4Hz),8.40(2H,br)
【0252】実施例93(化合物92の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(400mg)にトルエン
/エタノール/水(20/5/2,21.6ml)を加
え、4−シアノフェニルほう酸(147mg)、炭酸カ
リウム(147mg)を加えた後、室温にて30分撹拌
した。テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム
(46mg)を加え、6時間過熱還流した。室温に冷却
後、反応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和
食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エチル/エタノール =3/1)
にて精製し、エタノールより再結晶して、7−(4−シ
アノフェニル)−N−[4−[[N−メチル−N−(テ
トラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物92)(90
mg)を得た。 m.p. 233-236℃.1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.60-1.83(4H,m),2.21(3
H,s),2.66(1H,m),3.15-3.22(2H,m),3.32-3.42(2
H,m),3.58(2H,s),3.70-3.78(2H,m), 7.30-7.37(4
H,m),7.55(2H,d,J=8.4Hz),7.68-7.83(5H,m),7.
95(1H,s),8.29(1H,d,J=8.0Hz) IR(KBr) 3245, 2951, 2228, 1665, 1597, 1526, 140
8, 1314, 1294, 1132, 828, 733cm-1
【0253】参考例108 5−ブロモサリチルアルデヒド(18.6g)をDMF
(150ml)に溶解し、室温にて炭酸カリウム(1
6.6g)を加えた後、ヨードエタン(17.3ml)
を加え、90℃にて3時間撹拌した。室温に冷却後、反
応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩
水にて洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下
溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=8/1)にて精
製し、5−ブロモ−2−エトキシベンズアルデヒド(1
7.2g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.48(3H,t,J=7.2Hz),
3.13-3.20(2H,m),4.14(2H,q,J=7.0Hz),6.87(1H,
d,J=8.8Hz),7.60(1H,d,J=8.8,2.6Hz),7.91(1
H,d,J=2.6Hz),10.41(1H,s)
【0254】参考例109 5−ブロモ−2−エトキシベンズアルデヒド(17.1
g)をギ酸(85.5ml)に溶解し、ヒドロキシルア
ミン塩酸塩(7.8g)を加え、7時間加熱還流した。
室温に冷却後、減圧下溶媒を除去し、得られた残渣を水
にて洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−2−エトキシベン
ゾニトリル(15.8g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.48(3H,t,J=7.0Hz),4.
14(2H,q,J=7.0Hz),6.85(1H,d,J=8.8Hz),7.57-
7.66(2H,m) IR(KBr) 2984, 2230, 1591, 1489, 1393, 1314, 1284,
1134, 1038, 810cm-1
【0255】参考例110 5−ブロモ−2−エトキシベンゾニトリル(15.8
g)をTHF(180ml)に溶解し、−100℃にて
1.6M n−ブチルリチウム/ヘキサン(48ml)を
摘下し、30分撹拌した。トリメトキシボラン(14.
5g)を滴下し、20分撹拌した後、5時間かけて室温
まで昇温し、4N塩酸(50ml)を加えて15分撹拌
した。反応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出し、水
で2回洗浄し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウム
にて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘ
キサン/イソプロピルエーテルで洗浄し、3−シアノ−
4−エトキシフェニルほう酸(6.0g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.38(3H,t,J=7.0Hz),
4.22(2H,q,J=7.0Hz),7.20(1H,d,J=9.2Hz),8.00
-8.05(1H,m),8.18(1H,s)
【0256】実施例94(化合物93の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(400mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,19.2ml)を加
え、3−シアノ−4−エトキシフェニルほう酸(205
mg)、炭酸カリウム(251mg)を加えた後、室温
にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホスフ
ィンパラジウム(48mg)を加え、18時間加熱還流
した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチル/THF
にて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムに
て乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノ
ール =3/1)にて精製し、エタノールにて再結晶
し、7−(4−シアノ−3−エトキシフェニル)−N−
[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4
−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボキサミド(化合物93)(209mg)を得た。 m.p. 244-247℃.1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.41(3H,t,J=7.0Hz),
1.45-1.73(4H,m),2.10(3H,s),2.59(1H,m),3.05-
3.12(2H,m),3.21-3.30(2H,m),3.52(2H,s),3.74-
3.84(2H,m), 3.84-3.94(2H,m),4.28(2H,q,J=7.0
Hz),7.26(2H,d,J=8.4Hz),7.39(2H,d,J=9.2H
z),7.53(1H,s),7.67(2H,d,J=8.4Hz),7.92-7.97
(2H,m),8.06-8.25(3H,m)
【0257】参考例111 5−ブロモサリチルアルデヒド(20g)をDMF(1
60ml)に溶解し、室温にて炭酸カリウム(17.9
g)を加えた後、1−ブロモプロパン(10.8ml)
を加え、90℃にて3時間撹拌した。室温に冷却後、反
応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩
水にて洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下
溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=6/1)にて精
製し、5−ブロモ−2−プロポキシベンズアルデヒド
(21.9g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.07(3H,t,J=7.4Hz),1.
80-1.95(2H,m),4.03(2H,t,J=6.4Hz),6.88(1H,
d,J=9.0Hz),7.60(1H,dd,J=8.8,2.6Hz),7.91(1
H,d,J=2.6Hz),10.43(1H,s)
【0258】参考例112 5−ブロモ−2−プロポキシベンズアルデヒド(21.
8g)をギ酸(110ml)に溶解し、ヒドロキシルア
ミン塩酸塩(9.4g)を加え、7時間加熱還流した。
室温に冷却後、減圧下溶媒を除去し、得られた残渣を1
N水酸化カリウムに加え、酢酸エチルにて抽出した。飽
和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。
減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=8/1)
にて精製し、5−ブロモ−2−プロポキシベンゾニトリ
ル(15.8g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1-07(3H,t,J=7.4Hz),1.
80-1.95(2H,m),4.02(2H,t,J=6.4Hz),6.85(1H,
d,J=8.8Hz),7.57-7.65(2H,m) IR(KBr) 2969, 2230, 1591, 1489, 1391, 1285, 1132,
972, 812cm-1
【0259】参考例113 5−ブロモ−2−プロポキシベンゾニトリル(15.3
g)をTHF(180ml)に溶解し、−100℃にて
1.6M n−ブチルリチウム/ヘキサン(44ml)を
摘下した。トリメトキシボラン(13.2g)を滴下
し、20分撹拌した後、5時間かけて室温まで昇温し、
4N塩酸(50ml)を加えて15分撹拌した。反応液
を水中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で洗
浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除
去し、得られた残渣をヘキサン/イソプロピルエーテル
で洗浄し、3−シアノ−4−プロポキシフェニルほう酸
(7.0g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.01(3H,t,J=7.4Hz),
1.70-1.85(2H,m),4.11(2H,t,J=6.4Hz),7.21(1H,
d,J=9.2Hz),8.01-8.06(2H,m),8.19(2H,br)
【0260】実施例95(化合物94の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(400mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,13.2ml)を加
え、3−シアノ−4−プロポキシフェニルほう酸(20
5mg)、炭酸カリウム(234mg)を加えた後、室
温にて30分撹拌した。 酢酸パラジウム(8.6m
g)、トリス(2−メチルフェニル)ホスフィン(2
2.4mg)を加え、18時間加熱還流した。室温に冷
却後、水中に加え、酢酸エチル/THFにて抽出し、飽
和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減
圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノール =3/
1)にて精製し、エタノールにて再結晶し、7−(4−
シアノ−3−プロポキシフェニル)−N−[4−[[N
−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミ
ノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(化合物94)(243mg)を得た。 m.p. 201-203℃.1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.11(3H,t,J=7.4Hz),1.
65-1.78(4H,m),1.86-2.00(2H,m),2.21(3H,s),2.6
5(1H,m),3.14-3.22(2H,m),3.30-3.44(2H,m),3.57
(2H,s),3.69-3-77(2H,m), 4.00-4.10(2H,m),4.11
(2H,t,J=6.6Hz),7.08(1H,d,J=9.0Hz),7.30-7.3
7(3H,m),7.53-7.63(4H,m),7.71-7.77(2H,m),8.03
(1H,s),8.22(1H,d,J=8.4Hz) IR(KBr) 3301, 2944, 2228, 1667, 1607, 1510, 1408,
1314, 1291, 1128, 819, 735cm-1 元素分析 C34H37N3O5S Calcd. C, 68.09 ; H, 6.22 ;
N, 7.01 : Found. C, 67.83 ; H, 6.20 ; N, 6.89
【0261】実施例96(化合物95の製造) 7−(4−ヒドロキシフェニル)−N−[4−[[N−
メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミ
ノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(131mg)をDMF(1.6ml)に溶解し、炭酸
カリウム(41mg)を加え、50分撹拌した後、ヨー
ドアセトアミド(50mg)を加え、室温にて20時間
撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチル/THFに
て抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて
乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノー
ル =3/1)にて精製し、エタノールにて再結晶し、
7−(4−カルバモイルメトキシフェニル)−N−[4
−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物95)(52mg)を得た。 m.p. 240-243℃.1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.45-1.78(4H,m),2.21
(3H,s),2.60(1H,m),3.01-3.13(2H,m),3.21-3.35
(2H,m),3.53(2H,s),3.74-3.80(2H,m), 3.86-3.9
5(2H,m),4.51(2H,m),7.10(2H,d,J=8.8Hz),7.27
(2H,d,J=8.8Hz),7.40-7.93(8H,m),8.05(1H,s),
8.22(1H,d,J=8.4Hz) IR(KBr) 3320, 2951, 1669, 1597, 1518, 1408, 1291,
1130, 816cm-1
【0262】参考例114 モルホリン(9.0g)をDMF(108ml)に溶解
し、室温にてトリエチルアミン(24ml)、4−ブロ
モベンジルブロマイド(21.5g)を加えた後、80
℃にて16時間撹拌した。室温に冷却後、反応液を水中
に加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄
後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン/酢酸エチル=2/1)にて精製し、4−
(4−ブロモベンジル)モルホリン(17.2g)を得
た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ2.38-2.45(4H,m),3.44(2
H,s),3.67-3.73(4H,m),7.21(2H,d,J=8.4Hz),7.
44(2H,d,J=8.4Hz)
【0263】参考例115 4−(4−ブロモベンジル)モルホリン(19.3g)
をTHF(174ml)に溶解し、−78℃にて1.6M
n−ブチルリチウム/ヘキサン(52ml)を摘下し、
30分撹拌した。トリメトキシボラン(21.8g)の
THF溶液(22ml)を滴下し、30分撹拌した後、
室温まで自然昇温した。水(73ml)を加えて15分
撹拌した。反応液を酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水
で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒
を除去し、得られた残渣をヘキサン/イソプロピルエー
テルで洗浄し、4−(4−モルホリノメチル)フェニル
ほう酸(5.7g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ2.36-2.59(4H,m),3.48-3.
81(6H,m),7.25-7.44(2H,m),7.93-8.10(2H,m)
【0264】実施例97(化合物96の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(560mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,18ml)を加え、
4−(4−モルホリノメチル)フェニルほう酸(285
mg)、炭酸カリウム(327mg)を加えた後、室温
にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホスフ
ィンパラジウム(62.2mg)を加え、14時間加熱
還流した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチルにて
抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾
燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノール
=3/1)にて精製し、エタノールにて再結晶し、 N
−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−
4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−7−[4−
(4−モルホリノメチル)フェニル] −1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボキサミド(化合物96)(377mg)を得た。 m.p. 211−213℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.65-1.82(4H,m),2.21(3
H,s),2.45-2.51(2H,m),2.65(1H,m),3.13-3.21(2
H,m),3.31-3.45(2H,m),3.56(2H,s),3.58(2H,
s),3.71-3.77(2H,m),3.98-4.10(2H,m),7.30-7.37
(3H,m),7.43-7.59(6H,m),7.66-7.74(2H,m),7.91
(1H,s),8.22(1H,d,J=8.2Hz) IR(KBr) 3254, 2948, 1667, 1597, 1514, 1408, 1314,
1294, 1130, 866, 735cm-1 元素分析 C35H41N3O5S Calcd. C, 68.27 ; H, 6.71 ;
N, 6.82 : Found. C, 68.10 ; H, 6.74 ; N, 6.75
【0265】参考例116 7−ブロモ−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(5.0g)に
トルエン/エタノール/水(10/1/1,188m
l)を加え、4−(2−エトキシエトキシ)フェニルほ
う酸(4.1g)、炭酸カリウム(4.6g)を加えた
後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(0.7g)を加え、14時間
加熱還流した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチル
にて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムに
て乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチ
ル=2/1)にて精製し、7−[4−(2−エトキシエ
トキシ)フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル
(4.6g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.26(3H,t,J=7.0Hz),3.
10-3.18(2H,m),3.58-3.87(2H,m),3.66(2H,q,J=
7.0Hz),3.87(3H,s), 4.16-4.22(2H,m),7.04(2H,d
d,J=6.6,1.8Hz), 7.55(2H,dd,J=6.6,1.8Hz),7.
64-7.70(2H,m),7.91(1H,s),8.19(1H,d,J=8.8H
z) IR(KBr) 2920, 1709, 1604, 1518, 1294, 1252, 1130,
828, 752m-1 元素分析 C22H24O6S Calcd. C, 63.44 ; H, 5.81 : Fo
und. C, 63.27 ; H, 5.74
【0266】参考例117 7−[4−(2−エトキシエトキシ)フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボン酸メチル(4.35g)に1,2−ジメ
トキシエタン(87ml)、6N塩酸(43.5ml)
を加え、100℃にて16時間加熱還流した。室温に冷
却し、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水で洗浄後、
硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、
7−[4−(2−エトキシエトキシ)フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボン酸(3.7g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.44(3H,t,J=7.0Hz),
2.91-3.04(2H,m),3.52(2H,q,J=7.0Hz),3.70-3.77
(4H,m),4.13-4.19(2H,m),7.09(2H,d,J=8.8Hz),
7.78(2H,d,J=8.8Hz),7.85-7.92(2H,m),8.03(1H,
s),8.18(1H,s) IR(KBr) 2978, 1684, 1606, 1518, 1412, 1292, 1252,
1165, 1128, 829cm-1 元素分析 C21H22O6S Calcd. C, 62.67 ; H, 5.51 : Fo
und. C, 62.75 ; H, 5.60
【0267】実施例98(化合物84の製造) 7−[4−(2−エトキシエトキシ)フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボン酸(3.6g)をTHF(72ml)に
溶解し、氷冷下、塩化チオニル(0.93ml)、DM
F(三滴)を加え、室温にて30分撹拌した。4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラニル−4−イ
ル)アミノ]メチル]アニリン(2.23g)、トリエ
チルアミン(5.0ml)のTHF(67ml)溶液に
反応液を滴下し、室温にて1時間撹拌した。反応液を水
中に加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水で洗浄
後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル/エタノール=3/1)にて精製し、エ
タノールにて再結晶し、7−[4−(2−エトキシエト
キシ)フェニル]−N−[4−[[N−メチル−N−
(テトラハイドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]
フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物84)
(2.4g)を得た。 m.p. 215-217℃ 元素分析 C34H40N2O6S Calcd. C, 67.53 ; H, 6.67 ;
N, 4.63 : Found. C, 67.24 ; H, 6.62 ; N, 4.34
【0268】参考例118 4−ブロモフェノール(20g)をDMF(120m
l)に溶解し、炭酸カリウム(24g)、ヨウ化ナトリ
ウム(19.1g)を加えた後、2−クロロエチルプロ
ピルエーテル(19ml)を滴下し、80℃にて16時
間撹拌した。室温に冷却後、反応液を水中に加え、酢酸
エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢
酸エチル=10/1)にて精製し、1−ブロモ−4−
(2−プロポキシエトキシ)ベンゼン(23.1g)を
得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.93(3H,t,J=7.2Hz),1.5
5-1.71(2H,m),3.48(2H,t,J=6.8Hz),3.74-3.79(2
H,m),4.05-4.10(2H,m),6.77-6.83(2H,m),7.33-7.
38(2H,m)
【0269】参考例119 マグネシウム(2.17g)のTHF(43ml)溶液
に、1,2−ジブロモエタン(3滴)を加え、加熱還流
下、1−ブロモ−4−(2−プロポキシエトキシ)ベン
ゼン(22g)のTHF(176ml)溶液をゆっくり
と滴下した。15分撹拌後、−78℃に冷却し、トリメ
トキシボラン(13.2g)のTHF(13ml)溶液
を滴下し、1時間撹拌後、6時間かけて室温まで昇温し
た。室温にて8時間撹拌後、5%硫酸(75ml)を加
えて15分撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチル
にて抽出し、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムに
て乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキ
サン/イソプロピルエーテル、ヘキサン/酢酸エチルの
順に洗浄し、4−(2−プロポキシエトキシ)フェニル
ほう酸(8.6g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ0.87(3H,t,J=7.4Hz),
1.44-1.62(2H,m),3.41(2H,t,J=6.6Hz),3.67-3.72
(2H,m),4.07-4.12(2H,m),6.89(2H,d,J=8.8Hz),
7.73(2H,d,J=8.8Hz)
【0270】実施例99(化合物97の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(400mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,19.2ml)を加
え、4−(2−プロポキシエトキシ)フェニルほう酸
(207mg)、炭酸カリウム(234mg)を加えた
後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(36mg)を加え、8時間加
熱還流した。室温に冷却後、反応液を水中に加え、酢酸
エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/
エタノール =3/1)にて精製し、エタノールより再
結晶し、N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒド
ロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−7
−[4−(2−プロポキシエトキシ)フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボキサミド(化合物97)(218mg)を
得た。 m.p. 195-197℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.95(3H,t,J=7.2Hz),1.
60-1.80(6H,m),2.21(3H,s),2.65(1H,m),3.13-3.2
0(2H,m),3.31-3.44(2H,m),3.52(2H,t,J=6.8H
z),3.57(2H,s),3.68-3.75(2H,m),3.82(2H,t,J=
4.8Hz),4.10-4.20(2H,m),4.19(2H,t,J=4.8Hz),
7.04(2H,d,J=8.8Hz),7.30-7.35(3H,m),7.51-7.68
(6H,m),7.83(1H,s),8.19(1H,d,J=8.0Hz) IR(KBr) 3270, 2942, 1665, 1607, 1518, 1311, 1292,
1252, 1130, 826, 667cm-1 元素分析 C35H42N2O6S Calcd. C, 67.94 ; H, 6.84 ;
N, 4.53 : Found. C, 67.87 ; H, 6.98 ; N, 4.45
【0271】参考例120 4−ブロモフェノール(25g)をDMF(150m
l)に溶解し、炭酸カリウム(30g)を加えた後、2
−ブロモエタノール (23.5g)を滴下し、90℃
にて6時間撹拌した。室温に冷却後、反応液を水中に加
え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン/酢酸エチル=2/1)にて精製し、2−(4−ブ
ロモフェノキシ)−1−エタノール(15.9g)を得
た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ2.24(1H,br),3.91-3.91(2
H,m),4.02-4.07(2H,m),6.77-6.83(2H,m),7.33-7.
38(2H,m)
【0272】参考例121 2−(4−ブロモフェノキシ)−1−エタノール(1
5.7g)をDMF(150ml)に溶解し、氷冷撹拌
下65%水素化ナトリウム(4.3g)を加え、室温に
て2時間撹拌した。ヨードブタン(17.3g)を滴下
し、2時間撹拌後、反応液を水中に加え、酢酸エチルに
て抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル
=4/1)にて精製し、1−ブロモ−4−(2−ブトキ
シエトキシ)ベンゼン(12.6g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.92(3H,t,J=7.4Hz),1.2
7-1.65(4H,m),3.53(2H,t,J=6.6Hz),3.74-3.79(2
H,m),4.05-4.11(2H,m),6.81(2H,d,J=9.0Hz),7.
36(2H,d,J=9.0Hz)
【0273】参考例122 マグネシウム(1.14g)のTHF(23ml)溶液
に、1,2−ジブロモエタン(3滴)を加え、加熱還流
下、1−ブロモ−4−(2−ブトキシエトキシ)ベンゼ
ン(12.2g)のTHF(98ml)溶液をゆっくり
と滴下した。15分撹拌後、−78℃に冷却し、トリメ
トキシボラン(6.9g)を滴下し、1時間撹拌後、8
時間かけて室温まで昇温した。室温にて6時間撹拌後、
5%硫酸(75ml)を加えて15分撹拌した。反応液
を水中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で洗
浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除
去し、得られた残渣をヘキサン/イソプロピルエーテ
ル、ヘキサン/酢酸エチルの順に洗浄し、4−(2−ブ
トキシエトキシ)フェニルほう酸(6.0g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ0.88(3H,t,J=7.2Hz),
1.25-1.58(2H,m),3.45(2H,t,J=6.6Hz),3.64-3.76
(2H,m),4.03-4.16(2H,m),6.87-6.96(2H,m),7.14
(1H,d,J=8.4Hz),7.81(1H,d,J=8.4Hz)
【0274】実施例100(化合物98の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(400mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,19.2ml)を加
え、4−(2−ブトキシエトキシ)フェニルほう酸(2
21mg)、炭酸カリウム(234mg)を加えた後、
室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホ
スフィンパラジウム(36mg)を加え、8時間加熱還
流した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチルにて抽
出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥
した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノール
=3/1)にて精製し、エタノールにて再結晶して、7
−[4−(2−ブトキシエトキシ)フェニル]−N−
[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4
−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボキサミド(化合物98)(330mg)を得た。 m.p. 194-196℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.93(3H,t,J=7.2Hz),1.
33-1.55(2H,m),1.57-1.77(6H,m),2.21(3H,s),2.6
5(1H,m),3.16(2H,t,J=6.4Hz),3.31-3.44(2H,
m),3.52-3.59(2H,m),3.57(2H,s),3.67-3.74(2H,
m),3.79-3.84(2H,m),3.98-4.08(2H,m),4.18(2H,
t,J=4.8Hz),7.03(2H,d,J=8.8Hz),7.30-7.35(3
H,m),7.50-7.66(6H,m),7.88(1H,s),8.18(1H,d,
J=8.0Hz) IR(KBr) 3300, 2935, 2853, 1667, 1607, 1518, 1312,
1292, 1251, 1130, 826cm-1 元素分析 C36H44N2O6S Calcd. C, 68.33 ; H, 7.01 ;
N, 4.43 : Found. C, 68.33 ; H, 6.85 ; N, 4.39
【0275】参考例123 3−エトキシプロパノール(10g)をTHF(100
ml)に溶解し、氷冷撹拌下トリエチルアミン(14.
5ml)、メタンスルホニルクロライド(6.8ml)
を加え、室温にて2時間撹拌した。反応液を水中に加
え、THFにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた
残渣を、氷冷撹拌下、4−ブロモフェノール(20.8
g),炭酸カリウム(18.2g)のDMF(130m
l)溶液に滴下し、90℃にて60時間撹拌した。室温
に冷却後、反応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出
し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=10
/1)にて精製し、1−ブロモ−4−(3−エトキシプ
ロポキシ)ベンゼン(10.8g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.20(3H,t,J=7.0Hz),1.9
8-2.08(2H,m),3.49(2H,q,J=7.0Hz),3.58(2H,d,J
=6.0Hz),4.03(2H,d,J=6.4Hz),6.79(2H,d,J=9.
0Hz),7.36(2H,d,J=9.0Hz)
【0276】参考例124 マグネシウム(1.03g)のTHF(21ml)溶液
に、1,2−ジブロモエタン(3滴)を加え、加熱還流
下、1−ブロモ−4−(3−エトキシプロポキシ)ベン
ゼン(10.5g)のTHF(84ml)溶液をゆっく
りと滴下した。15分撹拌後、−78℃に冷却し、トリ
メトキシボラン(6.3g)のTHF(6ml)溶液を
滴下し、1時間撹拌後、6時間かけて室温まで昇温し
た。室温にて8時間撹拌後、5%硫酸(42ml)を加
えて15分撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチル
にて抽出し、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムに
て乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキ
サン/イソプロピルエーテルで洗浄し、4−(3−エト
キシプロポキシ)フェニルほう酸(5.94g)を得
た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.11(3H,t,J=7.0Hz),
1.89-1.98(2H,m),3.42(2H,q,J=7.0Hz),3.50(2H,
t,J=6.2Hz),4.02(2H,t,J=6.2Hz),6.84-6.93(2
H,m),7.69-7.81(2H,m)
【0277】実施例101(化合物99の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(400mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,19.2ml)を加
え、4−(3−エトキシプロポキシ)フェニルほう酸
(207mg)、炭酸カリウム(234mg)を加えた
後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(36mg)を加え、12時間
加熱還流した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチル
にて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムに
て乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノ
ール =3/1)にて精製し、エタノールにて再結晶
し、7−[4−(3−エトキシプロポキシ)フェニル]
−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラ
ン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボキサミド(化合物99)(140mg)を得
た。 m.p. 214-215℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.21(3H,t,J=7.0Hz),1.
69-1.77(4H,m),2.05-2.13(2H,m),2.21(3H,s),2.6
5(1H,m),3.16(2H,t,J=6.6Hz),3.31-3.44(2H,
m),3.51(2H,q,J=7.0Hz),3.57(2H,s),3.62(2H,
t,J=6.2Hz),3.67-3.75(2H,m),3.98-4.16(4H,m),
7.01(2H,d,J=8.8Hz),7.29-7.35(3H,m),7.50-7.67
(6H,m),7.86(1H,s),8.18(1H,d,J=8.0Hz) IR(KBr) 3274, 2953, 1665, 1601, 1520, 1316, 1292,
1250, 1130, 824cm-1 元素分析 C35H42N2O6S Calcd. C, 67.94 ; H, 6.84 ;
N, 4.53 : Found. C, 67.67 ; H, 6.77; N, 4.54
【0278】参考例125 4−ブロモベンジルアルコール(10.1g)をDMF
(120ml)に溶解し、氷冷下65%水素化ナトリウ
ム(3.6g)を加えた後、室温にて3時間撹拌した。
室温にてヨードエタン(12.6g)を滴下し、室温に
て2時間撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチルに
て抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウム
にて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エ
チル=8/1)にて精製し、1−ブロモ−4−(エトキ
シメチル)ベンゼン(10.1g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.24(3H,t,J=7.0Hz),2.5
3(2H,q,J=7.0Hz),4.45(2H,s),7.22(2H,d,J=8.
6Hz),7.46(2H,d,J=8.6Hz)
【0279】参考例126 1−ブロモ−4−(エトキシメチル)ベンゼン(9.8
g)をTHF/エーテル(4/1,100ml)に溶解
し、−78℃にて1.6M n−ブチルリチウム/ヘキサ
ン(31.3ml)を摘下し、1時間撹拌した。トリメ
トキシボラン(11.8g)を滴下し、30分撹拌した
後、室温まで自然昇温し、5%硫酸(39ml)を加え
て15分撹拌した。反応液を酢酸エチルにて抽出し、飽
和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減
圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサン/イソプロ
ピルエーテルで洗浄し、4−(エトキシメチル)フェニ
ルほう酸(3.05g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.15(3H,t,J=7.0Hz),
3.48(2H,q,J=7.0Hz),4.45(2H,s),7.27(2H,d,J=
8.0Hz),7.76(2H,d,J=8.0Hz)
【0280】実施例102(化合物100の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,19.2ml)を加
え、4−(エトキシメチル)フェニルほう酸(125m
g)、炭酸カリウム(175mg)を加えた後、室温に
て30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホスフィ
ンパラジウム(26.6mg)を加え、14時間加熱還
流した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチルにて抽
出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥
した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノール
=3/1)にて精製し、エタノールにて再結晶し、7−
[4−(エトキシメチル)フェニル]−N−[4−
[[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物100)(245mg)を得た。 m.p. 221-224℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.28(3H,t,J=7.0Hz),1.
65-1.77(4H,m),2.21(3H,s),2.65(1H,m),3.13-3.2
1(2H,m),3.31-3.44(2H,m),3.57(2H,s),3.60(2H,
q,J=7.0Hz),4.00-4.09(2H,m),4.57(2H,s),7.29-
7.37(3H,m),7.44-7.68(8H,m),7.88(1H,s),8.19(1
H,d,J=8.0Hz) IR(KBr) 3274, 2949, 1655, 1526, 1410, 1315, 1294,
1130, 814cm-1 元素分析 C33H38N2O5S Calcd. C, 68.96 ; H, 6.66 ;
N, 4.87 : Found. C, 68.72 ; H, 6.65 ; N, 4.86
【0281】参考例127 4−ブロモベンジルアルコール(15g)をDMF(1
20ml)に溶解し、氷冷下65%水素化ナトリウム
(3.0g)を加えた後、室温にて3時間撹拌した。室
温にて2−ブロモエチルエチルエーテル(11.4g)
を滴下し、室温にて3時間撹拌した。反応液を水中に加
え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄後、
硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン/酢酸エチル=10/1)にて精製し、1−
ブロモ−4−[(2−エトキシエトキシ)メチル]ベン
ゼン(9.0g)を得た。1−ブロモ−4−[2−エト
キシエトキシ)メチル)]ベンゼン(8.7g)をTH
F(104ml)に溶解し、−78℃にて1.6M n−ブ
チルリチウム/ヘキサン(23ml)を摘下し、1時間
撹拌した。トリメトキシボラン(8.7g)を滴下し、
30分撹拌した後、室温まで自然昇温し、5%硫酸(3
5ml)を加えて15分撹拌した。反応液を酢酸エチル
にて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムに
て乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチ
ル=1/2)にて精製し、4−[(2−エトキシエトキ
シ)メチル]フェニルほう酸(2.1g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.25(3H,t,J=7.0Hz),3.5
7(2H,q,J=7.0Hz),3.58-3.67(2H,m),4.68(2H,s),
7.50(2H,d,J=8.0Hz),8.22(2H,d,J=8.0Hz)
【0282】実施例103(化合物101の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(400mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,25.5ml)を加
え、4−[(2−エトキシエトキシ)メチル]フェニル
ほう酸(260mg)、炭酸カリウム(234mg)を
加えた後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリ
フェニルホスフィンパラジウム(35.5mg)を加
え、14時間加熱還流した。室温に冷却後、水中に加
え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸
マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル/エタノール =3/1)にて精製し、エタノー
ルにて再結晶を行い、7−[4−[(2−エトキシエト
キシ)メチル]フェニル]−N−[4−[[N−メチル
−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチ
ル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物1
01)(282mg)を得た。 m.p. 184-186℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.24(3H,t,J=7.0Hz),1.
63-1.79(4H,m),2.20(3H,s),2.64(1H,m),3.12-3.2
0(2H,m),3.30-3.44(2H,m),3.50-3.61(4H,m),3.62
-3.73(2H,m),3.66(2H,s),3.98-4.09(2H,m),4.64
(2H,s),7.30-7.37(3H,m),7.45-7.72(9H,m),7.85
(1H,s),8.22(1H,d,J=8.0Hz) IR(KBr) 3300, 2926, 1667, 1597, 1526, 1408, 1313,
1294, 1130, 815cm-1 元素分析 C35H42N2O6S Calcd. C, 67.94 ; H, 6.84 ;
N, 4.53 : Found. C, 67.69 ; H, 6.90 ; N, 4.53
【0283】参考例128 4−ブロモフェノール(25g)をDMF(150m
l)に溶解し、炭酸カリウム(30g)を加えた後、3
−ブロモプロパノール (26.1g)を滴下し、10
0℃にて20時間撹拌した。室温に冷却後、反応液を水
中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄
後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン/酢酸エチル=2/1)にて精製し、3−
(4−ブロモフェノキシ)−1−プロパノール(20.
6g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.76(1H,br),1.97-2.09(2
H, m), 3.80-3.91(2H,m),4.08(2H,t,J=6.0Hz),6.7
6-6.81(2H, m), 7.33-7.40(2H, m).
【0284】参考例129 3−(4−ブロモフェノキシ)−1−プロパノール(1
0.0g)をDMF(100ml)に溶解し、氷冷撹拌下
65%水素化ナトリウム(2.4g)を加え、室温にて
2時間撹拌した。ヨードエタン(3.8ml)を滴下
し、3時間撹拌後、反応液を水中に加え、酢酸エチルに
て抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル
=4/1)にて精製し、1−ブロモ−4−(3−メトキ
シプロポキシ)ベンゼン(8.6g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.92(3H,t,J=7.4Hz),1.2
7-1.65(4H,m),3.53(2H,t,J=6.6Hz),3.74-3.79(2
H,m),4.05-4.11(2H,m),6.81(2H,d,J=9.0Hz),7.
36(2H,d,J=9.0Hz)
【0285】参考例130 マグネシウム(0.89g)のTHF(17.7ml)
溶液に、ヨウ素(触媒量)を加え、加熱還流下、1−ブ
ロモ−4−(3−メトキシプロポキシ)ベンゼン(8.
5g)のTHF(68ml)溶液をゆっくりと滴下し
た。1時間撹拌後、−78℃に冷却し、トリメトキシボ
ラン(5.4g)のTHF(10.8ml)溶液を滴下
し、1時間撹拌した。6時間かけて室温まで昇温し、室
温にて8時間撹拌後、5%硫酸(34ml)を加えて1
5分撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽
出し、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥
した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサン/
イソプロピルエーテル、ヘキサン/酢酸エチルの順に洗
浄し、4−(3−メトキシプロポキシ)フェニルほう酸
(4.0g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ0.88(3H,t,J=7.2Hz),
1.25-1.58(2H,m), 3.45(2H,t,J=6.6Hz),3.64-3.76
(2H,m),4.03-4.16(2H,m),6.87-6.96(2H,m),7.14
(1H,d,J=8.4Hz),7.81(1H,d,J=8.4Hz)
【0286】実施例104(化合物102の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,19.2ml)を加
え、4−(3−メトキシプロポキシ)フェニルほう酸
(145mg)、炭酸カリウム(175mg)を加えた
後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(27mg)を加え、14時間
加熱還流した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチル
にて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムに
て乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノ
ール =3/1)にて精製し、エタノールにて再結晶
し、7−[4−(3−メトキシプロポキシ)フェニル]
−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラ
ン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボキサミド(化合物102)(190mg)を得
た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.63-1.82(4H,m),2.03-2.
15(2H,m),2.20(3H,s),2.64(1H,m),3.11-3.19(2
H,m),3.31-3.44(2H,m),3.37(3H,s),3.55(2H,
s),3.53-3.58(2H,m),3.60-3.73(2H,m),4.01-4.13
(2H,m),4.12(2H,t,J=6.2Hz),7.01(2H,d,J=8.4
Hz),7.26-7.35(3H,m),7.48-7.64(6H,m),7.94(1H,
s),8.16(1H,d,J=8.0Hz) IR(KBr) 3270, 2949, 1667, 1607, 1518, 1408, 1311,
1292, 1252, 1130, 826cm-1 元素分析 C34H40N2O6S Calcd. C, 67.53 ; H, 6.67 ;
N, 4.63 : Found. C, 67.39 ; H, 6.38 ; N, 4.71
【0287】参考例131 3−(4−ブロモフェノキシ)−1−プロパノール(1
0.0g)をDMF(100ml)に溶解し、氷冷撹拌
下65%水素化ナトリウム(2.4g)を加え、室温に
て2時間撹拌した。ブロモプロパン(5.5ml)を滴
下し、3時間撹拌後、65%水素化ナトリウム(0.8
g)を加え、70℃にて1時間撹拌した。室温に冷却
後、反応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和
食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=5/1)にて
精製し、1−ブロモ−4−(3−プロポキシプロポキ
シ)ベンゼン(6.7g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.92(3H,t,J=7.4Hz),1.2
7-1.65(4H,m),3.53(2H,t,J=6.6Hz),3.74-3.79(2
H,m),4.05-4.11(2H,m),6.81(2H,d,J=9.0Hz),7.
36(2H,d,J=9.0Hz)
【0288】参考例132 マグネシウム(0.63g)のTHF(12.5ml)
溶液に、ヨウ素(触媒量)を加え、加熱還流下、1−ブ
ロモ−4−(3−プロポキシプロポキシ)ベンゼン
(6.7g)のTHF(53.6ml)溶液をゆっくり
と滴下した。1時間撹拌後、−78℃に冷却し、トリメ
トキシボラン(3.8g)のTHF(7.6ml)溶液
を滴下し、1時間撹拌した。6時間かけて室温まで昇温
し、室温にて8時間撹拌後、5%硫酸(27ml)を加
えて15分撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチル
にて抽出し、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムに
て乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキ
サン/イソプロピルエーテルにて洗浄し、4−(3−プ
ロポキシプロポキシ)フェニルほう酸(2.0g)を得
た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ0.88(3H,t,J=7.2Hz),
1.25-1.58(2H,m),3.45(2H,t,J=6.6Hz),3.64-3.76
(2H,m),4.03-4.16(2H,m),6.87-6.96(2H,m),7.14
(1H,d,J=8.4Hz),7.81(1H,d,J=8.4Hz)
【0289】実施例105(化合物103の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,19.2ml)を加
え、4−(3−プロポキシプロポキシ)フェニルほう酸
(165mg)、炭酸カリウム(175mg)を加えた
後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(27mg)を加え、14時間
加熱還流した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチル
/THFにて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネ
シウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル
/エタノール =3/1)にて精製し、エタノールにて
再結晶して、N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−7−[4−(3−プロポキシプロポキシ)フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(化合物103)(245
mg)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.92(3H,t,J=7.2Hz),1.
54-1.92(6H,m),2.04-2.13(2H,m),2.20(3H,s),2.6
4(1H,m),3.11-3.18(2H,m),3.31-3.43(2H,m), 3.4
1(2H,t,J=6.6Hz),3.56(2H,s),3.58-3.72(4H,
m),4.00-4.11(2H,m),4.13(2H,t,J=6.2Hz),7.01
(2H,d,J=8.8Hz),7.26-7.35(3H,m),7.48-7.63(6
H,m),7.98(1H,s),8.15(1H,d,J=8.0Hz) IR(KBr) 3274, 2955, 165
5, 1601, 1520, 1410, 131
6, 1292, 1252, 1130, 822c
−1 元素分析 C3644S Calcd.
C, 68.33 ; H, 7.01 ; N,
4.43 : Found. C, 68.34 ;
H, 6.82 ; N, 4.48
【0290】参考例133 7−ブロモ−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル(6.5g)
にトルエン/エタノール/水(10/1/1,188m
l)を加え、4−(2−プロポキシエトキシ)フェニル
ほう酸(5.3g)、炭酸カリウム(6.0g)を加え
た後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェ
ニルホスフィンパラジウム(0.9g)を加え、14時
間加熱還流した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチ
ルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウム
にて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エ
チル=3/2)にて精製し、7−[4−(2−プロポキ
シエトキシ)フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン酸メチル
(6.5g)を得た。 m.p. 105-107℃.1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.95(3H,t,J=7.4Hz),1.
56-1.76(2H,m), 3.11-3.17(2H,m),3.52(2H,t,J=
6.8Hz),3.60-3.68(2H,m),3.80-3.85(2H,m),3.87(3
H,s), 4.16-4.21(2H,m),7.04(2H,d,J=8.4Hz), 7.
53-7.58(2H,m),7.65-7.70(2H,m),7.91(1H,s),8.2
0(1H,d,J=8.8Hz) IR(KBr) 2920, 1709, 1604, 1518, 1294, 1252, 1130,
828, 752m-1 元素分析 C23H26O6S Calcd. C, 64.17 ; H, 6.09 : Fo
und. C, 64.20 ; H, 5.91
【0291】参考例134 7−[4−(2−プロポキシエトキシ)フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボン酸メチル(6.5g)に1,2−ジ
メトキシエタン(130ml)、6N塩酸(65ml)
を加え、100℃にて18時間加熱還流した。室温に冷
却し、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水で洗浄後、
硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、
7−[4−(2−プロポキシエトキシ)フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボン酸(5.0g)を得た。 m.p. 176-179℃.1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ0.88(3H,t,J=7.4Hz),
1.44-1.62(2H,m),2.93-3.00(2H,m),3.43(2H,t,J
=6.6Hz),3.70-3.81(4H,m),4.14-4.19(2H,m),7.08
(2H,d,J=8.8Hz),7.78(2H,d,J=8.8Hz),7.86-7.9
0(2H,m),8.05(2H,m) IR(KBr) 2978, 1684, 1606, 1518, 1412, 1292, 1252,
1165, 1128, 829cm-1 元素分析 C22H24O6S Calcd. C, 63.44 ; H, 5.81 : Fo
und. C, 63.38 ; H, 5.66
【0292】実施例106(化合物97の製造) 7−[4−(2−プロポキシエトキシ)フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボン酸(4.9g)をTHF(98m
l)に溶解し、氷冷下、塩化チオニル(1.3ml)、
DMF(三滴)を加え、室温にて30分撹拌した。4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラニル−4−イ
ル)アミノ]メチル]アニリン(2.93g)、トリエ
チルアミン(6.6ml)のTHF(88ml)溶液に
反応液を滴下し、室温にて1時間撹拌した。反応液を水
中に加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水で洗浄
後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル/エタノール=3/1)にて精製し、エ
タノールにて再結晶し、N−[4−[[N−メチル−N
−(テトラハイドロピラン−4−イル)アミノ]メチ
ル]フェニル]−7−[4−(2−プロポキシエトキ
シ)フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物9
7)(2.9g)を得た。 m.p. 195-197℃ 元素分析 C35H42N2O6S Calcd. C, 67.94 ; H, 6.84 ;
N, 4.53 : Found. C, 67.84 ; H, 6.82 ; N, 4.59
【0293】参考例135 4−ブロモフェノール(7.5g)をDMF(75m
l)に溶解し、室温にて炭酸カリウム(7.2g)、ヨ
ウ化ナトリウム(6.5g)を加えた後、2−クロロ−
5−クロロメチルチオフェン(6.5g)を滴下し、9
0℃にて6時間撹拌した。室温に冷却後、反応液を水中
に加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水にて洗浄
後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン/酢酸エチル=10/1)にて精製し、4
−ブロモフェニル(5−クロロ−2−チエニル)メチル
エーテル(8.2g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ5.07(2H,s),6.79-6.87(4
H,m),7.34-7.42(2H,m)
【0294】参考例136 4−ブロモフェニル(5−クロロ−2−チエニル)メチ
ルエーテル(8.1g)をTHF(97ml)に溶解
し、−78℃にて1.6M n−ブチルリチウム/ヘキサ
ン(8.3ml)を摘下し、1時間撹拌した。トリメト
キシボラン(5.5g)のTHF(5.5ml)溶液を
滴下し、30分撹拌した後、室温まで自然昇温し、5%
硫酸(32ml)を加えて15分撹拌した。酢酸エチル
にて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムに
て乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキ
サン/イソプロピルエーテルで洗浄し、4−[(5−ク
ロロ−2−チエニル)メトキシ]フェニルほう酸(4.
2g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ5.24(2H,s),6.86(2H,
d,J=8.4Hz),7.01-7.11(2H,m), 7.74(2H,d,J=8.4H
z)
【0295】実施例107(化合物104の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,19.2ml)を加
え、4−[(5−クロロ−2−チエニル)メトキシ]フ
ェニルほう酸(186mg)、炭酸カリウム(175m
g)を加えた後、室温にて30分撹拌した。 テトラキ
ストリフェニルホスフィンパラジウム(27mg)を加
え、100℃にて8時間加熱還流した。室温に冷却後、
水中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗
浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除
去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル/エタノール =5/2)にて精製し
た後、エタノールにて再結晶を行い、7−[4−[(5
−クロロ−2−チエニル)メトキシ]フェニル]−N−
[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4
−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボキサミド(化合物104)(137mg)を得た。 m.p. 207-210℃.1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.60-1.82(4H,m),2.20()3
H,s),2.65(1H,m),3.15(2H,t,J=6.2Hz),3.31-3.
44(2H,m),3.57(2H,s),3.65-3.73(2H,m),3.98-4.0
9(2H,m),5.17(2H,s),6.83(1H,d,J=3.8Hz),6.91
(1H,d,J=3.6Hz),7.05(2H,d,8.8Hz),7.29-7.54(3
H,m),7.48-7.64(6H,m),7.98(1H,s),8.16(1H,d,
J=8.0Hz) IR(KBr) 2949, 2845, 1663, 1607, 1514, 1454, 1408,
1292, 1242, 1157, 1130, 1009, 814cm-1
【0296】参考例137 4−ブロモベンゼンチオール(12g)をDMF(96
ml)に溶解し、室温にて炭酸カリウム(12.3
g)、ヨウ化ナトリウム(10.5g)を加えた後、2
−クロロエチルプロピルエーテル(9.6ml)を滴下
し、90℃にて14時間撹拌した。室温に冷却後、反応
液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水
にて洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶
媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=10/1)にて精
製し、1−ブロモ−4−(2−プロポキシエチルチオ)
ベンゼンを(16.9g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.91(3H,t,J=7.4Hz),1.5
0-1.66(2H,m),3.09(2H,t,J=6.6Hz),3.39(2H,t,J
=7.0Hz),3.60(2H,t,J=7.0Hz),7.20-7.26(2H,m),
7.37-7.42(2H,m)
【0297】参考例138 マグネシウム(1.53g)のTHF(23ml)溶液
に、ヨウ素(触媒量)を加え、加熱還流下、1−ブロモ
−4−(2−プロポキシエチルチオ)ベンゼン(16.
5g)のTHF(132ml)溶液をゆっくりと滴下し
た。30分撹拌後、−78℃に冷却し、トリメトキシボ
ラン(9.3g)のTHF(9.3ml)溶液を滴下
し、1時間撹拌した。8時間かけて室温まで昇温し、室
温にて6時間撹拌後、3N塩酸(66ml)を加えて1
5分撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽
出し、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥
した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサン/
イソプロピルエーテルにて洗浄し、4−(2−プロポキ
シエチルチオ)フェニルほう酸(6.5g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ0.86(3H,t,J=7.2Hz),
1.41-1.57(2H,m),3.15(2H,t,J=6.6Hz),3.35(2H,
t,J=6.6Hz),3.56(2H,t,J=6.6Hz),7.27(2H,d,J=
8.0Hz),7.71(2H,d,J=8.0Hz),7.99(2H,br)
【0298】実施例108(化合物105の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(310mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,19.8ml)を加
え、4−(2−プロポキシエチルチオ)フェニルほう酸
(172mg)、炭酸カリウム(181mg)を加えた
後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム(28mg)を加え、100℃
にて12時間加熱還流した。室温に冷却後、水中に加
え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫
酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢
酸エチル/エタノール =5/2)にて精製した後、エ
タノールにて再結晶を行い、N−[4−[[N−メチル
−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチ
ル]フェニル]−7−[4−(2−プロポキシエチルチ
オ)フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物1
05)(220mg)を得た。 m.p. 198-200℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.92(3H,t,J=7.4Hz),1.5
4-1.82(6H,m),2.21(3H,s),2.65(1H,m),3.13-3.22
(4H,m),3.31-3.43(2H,m),3.47(2H,t,J=7.0H
z),3.57(2H,s),3.67(2H,t,J=7.0Hz),3.65-3.72
(2H,m), 4.01-4.09(2H,m),7.30-7.35(2H,m),7.42-
7.57(7H,m),7.63-7.71(2H,m),7.87(1H,s),8.22(1
H,d,J=8.4Hz) IR(KBr) 2959, 2847, 1655, 1597, 1528, 1410, 1316,
1294, 1130, 816cm-1 元素分析 C35H42N2O4S2 Calcd. C, 66.22 ; H, 6.67 ;
N, 4.41 : Found. C, 66.03 ; H, 6.72 ; N, 4.41
【0299】参考例139 2−(4−ブロモフェノキシ)−1−エタノール(1
9.5g)をDMF(166ml)に溶解し、氷冷撹拌
下65%水素化ナトリウム(5.3g)を加え、室温に
て1.5時間撹拌した。ヨードペンタン(17.7m
l)を滴下し、2時間撹拌後、反応液を水中に加え、酢
酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/
酢酸エチル=10/1)にて精製し、1−ブロモ−4−
(2−ペンチルオキシエトキシ)ベンゼン(12.0
g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.90(3H,t,J=6.6Hz),1.2
5-1.37(4H,m),1.57-1.68(2H,m),3.52(2H,t,J=6.6
Hz),3.74-3.79(2H,m),4.05-4.11(2H,m),6.78-6.83
(2H,m),7.33-7.39(2H,m)
【0300】参考例140 マグネシウム(0.91g)のTHF(14ml)溶液
に、ヨウ素(触媒量)を加え、加熱還流下、1−ブロモ
−4−(2−ペンチルオキシエトキシ)ベンゼン(1
1.8g)のTHF(94ml)溶液をゆっくりと滴下
した。30分撹拌後、−78℃に冷却し、トリメトキシ
ボラン(5.7g)を滴下し、8時間かけて室温まで昇
温した。室温にて6時間撹拌後、5%硫酸(47ml)
を加えて15分撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エ
チルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウ
ムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣を
ヘキサン/イソプロピルエーテル、ヘキサン/酢酸エチ
ルの順に洗浄し、4−(2−ペンチルオキシエトキシ)
フェニルほう酸(5.6g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ0.86(3H,t,J=6.6Hz),
1.22-1.59(6H,m),3.44(2H,t,J=6.6Hz),3.66-3.71
(2H,m),4.05-4.13(2H,m),6.88(2H,d,J=8.6Hz),
7.72(2H,d,J=8.6Hz),7.82(2H,br)
【0301】実施例109(化合物106の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(310mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,19.8ml)を加
え、4−(2−ペンチルオキシエトキシ)フェニルほう
酸(180mg)、炭酸カリウム(181mg)を加え
た後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェ
ニルホスフィンパラジウム(28mg)を加え、8時間
加熱還流した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチル
にて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムに
て乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノ
ール =5/2)にて精製し、エタノールにて再結晶し
て、N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピ
ラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−7−
[4−(2−ペンチルオキシエトキシ)フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物106)(188m
g)を得た。 m.p. 188-189℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.90(3H,t,J=6.6Hz),1.
38-1.40(4H,m),1.56-1.77(6H,m),2.20(3H,s),2.6
4(1H,m),3.10-3.19(2H,m),3.30-3.44(2H,m),3.55
(2H,t,J=6.6Hz),3.56(2H,s),3.65-3.73(2H,m),
3.79-3.85(2H,m),3.98-4.10(2H,m),4.15-4.21(2H,
m),7.00-7.06(2H,m),7.29-7.34(2H,m),7.47-7.66
(7H,m),7.95(1H,s),8.17(1H,d,J=8.4Hz) IR(KBr) 2938, 2853, 1667, 1607, 1516, 1408, 1312,
1292, 1251, 1130, 826cm-1 元素分析 C36H44N2O6S Calcd. C, 68.70 ; H, 7.17 ;
N, 4.33 : Found. C, 68.64 ; H, 7.03 ; N, 4.31
【0302】参考例141 2−(4−ブロモフェノキシ)−1−エタノール(1
9.5g)をDMF(195ml)に溶解し、氷冷撹拌
下65%水素化ナトリウム(5.3g)を加え、室温に
て2時間撹拌した。ヨードヘキサン(19.9ml)を
滴下し、2時間撹拌後、反応液を水中に加え、酢酸エチ
ルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エ
チル=8/1)にて精製し、1−ブロモ−4−(2−ヘ
キシルオキシエトキシ)ベンゼン(16.2g)を得
た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.89(3H,t,J=6.6Hz),1.2
5-1.43(6H,m),3.52(2H,t,J=6.6Hz),3.74-3.79(2
H,m),4.05-4.11(2H,m),6.78-6-84(2H,m),7.34-7.
39(2H,m)
【0303】参考例142 マグネシウム(1.19g)のTHF(14ml)溶液
に、ヨウ素(触媒量)を加え、加熱還流下、1−ブロモ
−4−(2−ヘキシルオキシエトキシ)ベンゼン(1
6.0g)のTHF(102ml)溶液をゆっくりと滴
下した。15分撹拌後、−78℃に冷却し、トリメトキ
シボラン(7.2g)のTHF(14ml)溶液を滴下
し、8時間かけて室温まで昇温した。室温にて6時間撹
拌後、5%硫酸(64ml)を加えて15分撹拌した。
反応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩
水で洗浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶
媒を除去し、得られた残渣をヘキサン/イソプロピルエ
ーテルにて洗浄し、4−(2−ヘキシルオキシエトキ
シ)フェニルほう酸(6.7g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ0.86(3H,t,J=6.6Hz),
1.18-1.59(8H,m),3.44(2H,t,J=6.6Hz),3.66-3.71
(2H,m),4.04-4.12(2H,m),6.88(2H,d,J=8.4Hz),
7.73(2H,d,J=8.4Hz)
【0304】実施例110(化合物107の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(310mg)にトルエン
/エタノール/水(10/1/1,19.8ml)を加
え、4−(2−ヘキシルオキシエトキシ)フェニルほう
酸(190mg)、炭酸カリウム(181mg)を加え
た後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェ
ニルホスフィンパラジウム(28mg)を加え、8時間
加熱還流した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチル
にて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムに
て乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノ
ール =5/2)にて精製し、エタノールにて再結晶し
て、7−[4−(2−ヘキシルオキシエトキシ)フェニ
ル]−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロ
ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボキサミド(化合物107)(200mg)
を得た。 m.p. 180-182℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.89(3H,t,J=7.2Hz),1.
21-1.46(6H,m),1.57-1.82(6H,m),2.21(3H,s),2.6
4(1H,m),3.16(2H,t,J=6.6Hz),3.31-3.43(2H,
m),3.51-3.70(2H,m),3.57(2H,s),3.67-3.75(2H,
m),3.98-4.09(2H,m),4.15-4.21(2H,t,J=4.8Hz),
7.03(2H,d,J=8.8Hz),7.30-7.35(3H,m),7.50-7.66
(6H,m),7.89(1H,s),8.18(1H,d,J=8.4Hz) IR(KBr) 3245, 2953, 2855, 1651, 1605, 1518, 1412,
1316, 1294, 1252, 1130, 826cm-1
【0305】実施例111(化合物108の製造) 7−(4−ヒドロキシフェニル)−N−[4−[[N−
メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミ
ノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(380mg)をDMF(3.8ml)に溶解し、炭酸
カリウム(252mg)を加え、30分撹拌した後、2
−クロロメチルピリジン塩酸塩(130mg)を加え、
室温にて6時間撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エ
チル/THFにて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マ
グネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル/エタノール =3/1)にて精製し、エタノール
にて再結晶し、7−[4−(2−ピリジルメトキシ)フ
ェニル]−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒ
ドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物108)(10m
g)を得た.1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.46-1.74(4H,m),2.10
(3H,s),2.59(1H,m),3.02-3.14(2H,m),3.19-3.37
(2H,m),3.52(2H,s),3.72-3.83(2H,m),3.88-3.94
(2H,m),5.26(2H,s),6.90(1H,d,J=8.4Hz),7.16-
7.39(5H,m),7.53-7.89(8H,m),8.40-8.09(2H,m),
8.57-8.62(1H,m),10.17(1H,s)
【0306】参考例143 3−ブロモフェノール(10g)をDMF(100m
l)に溶解し、炭酸カリウム(10.4g)、ブロモプ
ロパン(6.0ml)を加え、60℃にて2時間撹拌し
た。反応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和
食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=10/1)に
て精製し、1−ブロモ−3−プロポキシベンゼン(1
1.2g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1-03(3H,t,J=7.2Hz),1.7
2-1.86(2H,m),3.89(2H,t,J=6.6Hz),6.79-6.85(1
H,m),7.03-7.17(3H,m)
【0307】参考例144 1−ブロモ−3−プロポキシベンゼン(11.0g)を
THF(110ml)に溶解し、−78℃にて1.6M
n−ブチルリチウム/ヘキサン(35.2ml)を摘下
し、1時間撹拌した。トリメトキシボラン(10.6g)
のTHF(10.6ml)溶液を滴下し、30分撹拌し
た後、室温まで自然昇温し、2N塩酸(44ml)を加
えて15分撹拌した。反応液を酢酸エチルにて抽出し、
飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。
減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサン/イソプ
ロピルエーテルで洗浄し、3−プロポキシフェニルほう
酸(4.5g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ0.99(3H,t,J=7.4Hz),
1.65-1.81(2H,m),3.91(2H,t,J=6.6Hz),6.90-6.95
(1H,m),7.18(3H,m),7.99(2H,br)
【0308】実施例112(化合物109の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)にトルエン
/エタノール/水(20/1/1,13.9ml)を加
え、3−プロポキシフェニルほう酸(125mg)、炭
酸カリウム(175mg)を加えた後、室温にて30分
撹拌した。 テトラキストリフェニルホスフィンパラジ
ウム(27mg)を加え、8時間加熱還流した。室温に
冷却後、水中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩
水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶
媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(酢酸エチル/エタノール =5/2)にて
精製し、エタノールにて再結晶し、N−[4−[[N−
メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミ
ノ]メチル]フェニル]−7−(3−プロポキシフェニ
ル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物109)(2
82mg)を得た。 m.p. 219-221℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.07(3H,t,J=7.2Hz),1.
63-1.90(6H,m),2.21(3H,s),2.64(1H,m),3.13-3.2
1(2H,m),3.31-3.44(2H,m),3.57(2H,s),3.67-3.75
(2H,m),3.95-4.09(2H,m),6.98(1H,dd,J=8.2,2.
6Hz),7.10-7.17(2H,m),7.29-7.43(4H,m),7.54(2
H,d,J=8.4Hz),7.64-7.71(2H,m),7.88(1H,s),8.
20(1H,d,J=8.4Hz) IR(KBr) 3357, 2946, 2841, 1649, 1631, 1595, 1510,
1406, 1321, 1294, 1217, 1134, 785cm-1 元素分析 C33H38N2O5S Calcd. C, 68.96 ; H, 6.66 ;
N, 4.87 : Found. C, 68.77 ; H, 6.85 ; N, 4.88
【0309】参考例145 3−ブロモフェノール(14g)をDMF(140m
l)に溶解し、炭酸カリウム(15.7g)、ヨウ化ナ
トリウム(12.1g)を加えた後、2−クロロエチル
プロピルエーテル(12.3ml)を加え、90℃にて
18時間撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチルに
て抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル
=12/1)にて精製し、1−ブロモ−3−(2−プロ
ポキシエトキシ)ベンゼン(11.1g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.93(3H,t,J=7.2Hz),1.5
6-1.72(2H,m),3.49(2H,t,J=6.6Hz),3.74-3.80(2
H,m),4.07-4.12(2H,m),6.81-6.89(1H,m),7.03-7.
18(3H,m)
【0310】参考例146 マグネシウム(0.99g)のTHF(9.9ml)溶
液に、1,2−ジブロモエタン(触媒量)を加え、室温
にて1−ブロモ−3−(2−プロポキシエトキシ)ベン
ゼン(10.5g)のTHF(84ml)溶液をゆっく
りと滴下した。60℃にて1時間撹拌後、−78℃に冷
却し、トリメトキシボラン(8.5g)のTHF溶液
(17ml)を滴下し、8時間かけて室温まで昇温し
た。室温にて12時間撹拌後、2N塩酸(42ml)を
加えて15分撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチ
ルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム
にて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘ
キサン/イソプロピルエーテル、ヘキサン/酢酸エチル
にて洗浄し、3−(2−プロポキシエトキシ)フェニル
ほう酸(3.5g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ0.88(3H,t,J=7.2Hz),
1.46-1.63(2H,m),3.42(2H,t,J=6.6Hz),3.67-3.73
(2H,m),4.05-4.10(2H,m),6.93-6.98(2H,m),7.19-
7.37(2H,m),8.00(2H,br)
【0311】実施例113(化合物110の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)にトルエン
/エタノール/水(20/1/1,13.9ml)を加
え、3−(プロポキシエトキシ)フェニルほう酸(15
5mg)、炭酸カリウム(176mg)を加えた後、室
温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホス
フィンパラジウム(27mg)を加え、16時間加熱還流
した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチルにて抽出
し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し
た。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノール=5
/2)にて精製し、エタノールにて再結晶して、N−
[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4
−イル)アミノ]メチル]フェニル]−7−[3−(2
−プロポキシエトキシ)フェニル]−1,1−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボ
キサミド(化合物110)(154mg)を得た。 m.p. 166-167℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.94(3H,t,J=7.4Hz),1.
57-1.83(6H,m),2.21(3H,s),2.64(1H,m),3.18(2
H,t,J=6.6Hz),3.31-3.45(2H,m),3.51(2H,t,J=
6.6Hz),3.57(2H,s),3.68-3.75(2H,m),3.79-3.85(2
H,m),4.01-4.16(2H,m),4.17-4.23(2H,m),6.97-7.
03(1H,m),7.15-7.19(2H,m),7.30-7.44(4H,m),7.5
5(2H,d,J=8.8Hz),7.64-7.72(2H,m),7.84(1H,
s),8.21(1H,d,J=8.2Hz) IR(KBr) 2942, 2849, 1667, 1597, 1522, 1408, 1312,
1292, 1130cm-1 元素分析 C35H42N2O6S Calcd. C, 67.94 ; H, 6.84 ;
N, 4.53 : Found. C, 67.78 ; H, 6.76 ; N, 4.50
【0312】参考例147 2−イソプロポキシエタノール(15g)をTHF(1
50ml)に溶解し、氷冷撹拌下、トリエチルアミン
(30.1ml)、メタンスルホニルクロライド(1
4.6ml)を加え、室温にて1時間撹拌した。反応液
を水中に加え、THFにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄
後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣を、氷冷撹拌下、4−ブロモフェノー
ル(20.7g)、炭酸カリウム(21.5g)のDM
F(207ml)溶液に滴下し、70℃にて16時間撹
拌した。室温に冷却後、反応液を水中に加え、酢酸エチ
ルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エ
チル=10/1)にて精製し、1−ブロモ−4−(2−
イソプロポキシエトキシ)ベンゼン(16.4g)を得
た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.18(3H,s),1.21(3H,
s),3.60-3.75(1H,m),4.04-4.09(2H,m),6.80(2H,
d,J=9.2Hz),7.36(2H,d,J=9.2Hz)
【0313】参考例148 マグネシウム(1.58g)のTHF(24ml)溶液
に、1,2−ジブロモエタン(触媒量)を加え、加熱還
流下、1−ブロモ−4−(2−イソプロポキシエトキ
シ)ベンゼン(10g)のTHF(80ml)溶液をゆ
っくりと滴下した。50℃にて1時間撹拌後、−78℃
に冷却し、トリメトキシボラン(6.4g)のTHF
(9.6ml)を滴下し、1時間撹拌後、室温まで昇温
した。室温にて8時間撹拌後、2N塩酸(40ml)を
加えて15分撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチ
ルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム
にて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘ
キサン/イソプロピルエーテルで洗浄し、4−(2−イ
ソプロポキシエトキシ)フェニルほう酸(1.3g)を
得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.09(3H,s),1.12(3H,
s),3.55-3.71(3H,m),4.03-4.09(2H,m),6.88(2H,
d,J=8.8Hz),7.72(2H,d,J=8.8Hz)
【0314】実施例114(化合物111の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)にトルエン
/エタノール/水(20/1/1,13.9ml)を加
え、4−(2−イソプロポキシエトキシ)フェニルほう
酸(153mg)、炭酸カリウム(176mg)を加え
た後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェ
ニルホスフィンパラジウム(27mg)を加え、12時
間加熱還流した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチ
ルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウム
にて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタ
ノール =3/1)にて精製し、エタノールにて再結晶
して、7−[4−(2−イソプロポキシエトキシ)フェ
ニル]−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒド
ロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物111)(159m
g)を得た。 m.p. 214-215℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.20(3H,s),1.23(3H,
s),1.62-1.77(4H,m),2.21(3H,s),2.67(1H,m),3.
16(2H,t,J=6.6Hz),3.31-3.44(2H,m),3.57(2H,
s),3.64-3.74(3H,m),3.81(2H,m),4.00-4.18(2H,
m),4.17(2H,t,J=4.8Hz),7.03(2H,d,J=8.8Hz),
7.30-7.34(3H,m),7.50-7.67(6H,m),7.86(1H,s),
8.18(1H,d,J=8.2Hz) IR(KBr) 3274, 2953, 1665, 1601, 1520, 1316, 1292,
1250, 1130, 824cm-1 元素分析 C35H42N2O6S Calcd. C, 67.94 ; H, 6.84 ;
N, 4.53 : Found. C, 67.67 ; H, 6.77; N, 4.54
【0315】実施例115(化合物112の製造) N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン
−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−7−[4−
(2−プロポキシエトキシ)フェニル]−1,1−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボキサミド(17.3g)をTHF(850ml)に
溶解し、室温にて4N塩酸/酢酸エチル(14ml)を
加え、1時間撹拌した。減圧下溶媒を除去し、得られた
残渣を酢酸エチル/アセトンにて洗浄し、エタノールに
て再結晶して、N−[4−[[N−メチル−N−(テト
ラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニ
ル]−7−[4−(2−プロポキシエトキシ)フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド・塩酸塩(化合物11
2)(11.2g)を得た。 m.p. 213-215℃1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ0.88(3H,t,J=7.4Hz),
1.05-1.63(2H,m),1.70-2.21(4H,m),2.58(3H,s),
2.50-2.60(2H, m), 3.05-3.12(2H,m),3.23-3.49(4H,
m),3.43(2H,t,J=6.6Hz),3.72-3.82(2H,m),3.94-
4.03(2H,m),4.17(2H, s), 4.38-4.49(2H,m), 7.10
(2H,d, J=8.8Hz),7.58-7.62(2H,m),7.76(2H,d,J
=8.8Hz),7.83-7.90(4H,m),8.07(2H,d,J=8.2Hz),
10.47(1H, s),10.62(1H, br). IR(KBr) 2961, 2870, 1667, 1597, 1520, 1412, 1321,
1292, 1248, 1132, 828cm-1 元素分析 C35H42N2O6S・HCl Calcd. C, 64.16 ; H, 6.
61 ; N, 4.28 : Found.C, 63.97 ; H, 6.55 ; N, 4.18
【0316】参考例149 2−ブロモフェノール(12g)をDMF(120m
l)に溶解し、炭酸カリウム(12.5g)を加えた
後、ブロモプロパン(7.2ml)を加え、室温にて3
時間撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽
出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=1
2/1)にて精製し、1−ブロモ−2−プロポキシベン
ゼン(10.5g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.08(3H,t,J=7.4Hz),1.7
8-1.94(2H,m),3.98(2H,t,J=6.6Hz),6.77-6.91(2
H,m),7.19-7.29(1H,m),7.19-7.29(1H,dd,J=7.
6,1.8Hz)
【0317】参考例150 1−ブロモ−2−プロポキシベンゼン(10.1g)を
THF(101ml)に溶解し、−78℃にて1.6M
n−ブチルリチウム/ヘキサン(32.3ml)を摘下
し、1時間撹拌した。トリメトキシボラン(9.8g)の
THF溶液(9.8ml)を滴下し、30分撹拌した
後、室温まで自然昇温し、2N塩酸(40ml)を加え
て15分撹拌した。反応液を酢酸エチルにて抽出し、飽
和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減
圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサン/イソプロ
ピルエーテルで洗浄し、2−プロポキシフェニルほう酸
(5.3g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.00(3H,t,J=7.2Hz),
1.70-1.83(2H,m),4.00(2H,t,J=6.6Hz),6.89-7.00
(2H,m),7.33-7.42(1H,m),7.60(2H,dd,J=7.2,2.
0Hz),7.68(2H,s)
【0318】実施例116(化合物113の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)にトルエン
/エタノール/水(20/1/1,13.8ml)を加
え、2−プロポキシフェニルほう酸(125mg)、炭
酸カリウム(175mg)を加えた後、室温にて30分
撹拌した。 テトラキストリフェニルホスフィンパラジ
ウム(27mg)を加え、100℃にて8時間加熱還流
した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチルにて抽出
し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し
た。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノール=3
/1)にて精製し、エタノールにて再結晶して、N−
[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4
−イル)アミノ]メチル]フェニル]−7−(2−プロ
ポキシフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒド
ロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物
113)(46mg)を得た。 m.p. 190-192℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.97(3H,t,J=7.2Hz),1.
62-1.81(4H,m),2.20(3H,s),2.64(1H,m),3.18(2
H,t,J=7.0Hz),3.31-3.43(2H,m),3.57(2H,s),3.
69-3-76(2H,m),3.96(2H,t,J=7.0Hz),3.99-4.09(2
H,m),6.97-7.09(2H,m),7.30-7.42(5H,m),7.51-7.
56(2H,m),7.60-7.75(2H,m),7.81(1H,s), 8.21(1
H,d,J=8.0Hz) IR(KBr) 2938, 2920, 1667, 1599, 1529, 15166, 140
8, 1312, 1294, 1130, 754cm-1 元素分析 C36H44N2O6S Calcd. C, 68.70 ; H, 7.17 ;
N, 4.33 : Found. C, 68.64 ; H, 7.03 ; N, 4.31
【0319】参考例151 2−ブロモフェノール(12g)をDMF(120m
l)に溶解し、炭酸カリウム(14.4g)、ヨウ化ナ
トリウム(10.4g)を加えた後、2−ブロモエチル
プロピルエーテル(10.4ml)を加え、90℃にて
16時間撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチルに
て抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル
=12/1)にて精製し、1−ブロモ−2−(2−プロ
ポキシエトキシ)ベンゼン(14.4g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.94(3H,t,J=7.4Hz),1.5
6-1.73(2H,m),3.55(2H,t,J=6.6Hz),3.82-3.87(2
H,m),4.15-4.21(2H,m),6.79-6.96(2H,m),7.20-7.
29(1H,m),7.53(1H,dd,J=7.6,1.6Hz)
【0320】参考例152 マグネシウム(1.39g)のTHF(14ml)溶液
に、1,2−ジブロモエタン(触媒量)を加え、室温に
て1−ブロモ−2−(2−プロポキシエトキシ)ベンゼ
ン(14.1g)のTHF(113ml)溶液をゆっく
りと滴下した。60℃にて1時間撹拌後、−78℃に冷
却し、トリメトキシボラン(8.5g)のTHF(8.
5ml)溶液を滴下し、室温まで自然昇温した。室温に
て12時間撹拌後、2N塩酸(56ml)を加えて15
分撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出
し、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥し
た。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサン/イ
ソプロピルエーテルにて洗浄し、2−(2−プロポキシ
エトキシ)フェニルほう酸(12.2g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ0.89(3H,t,J=7.2Hz),
1.50-1.62(2H,m),3.43(2H,t,J=6.6Hz),3.71-3.76
(2H,m),4.15-4.20(2H,m),6.92-7.04(2H,m),7.35-
7.44(1H,m),7.63-7.70(3H,m)
【0321】実施例117(化合物114の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)にトルエン
/エタノール/水(20/1/1,13.9ml)を加
え、2−(プロポキシエトキシ)フェニルほう酸(15
5mg)、炭酸カリウム(176mg)を加えた後、室
温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホス
フィンパラジウム(27mg)を加え、12時間加熱還流
した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチルにて抽出
し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し
た。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノール=3
/1)にて精製し、エタノールにて再結晶して、N−
[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4
−イル)アミノ]メチル]フェニル]−7−[2−(2
−プロポキシエトキシ)フェニル]−1,1−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボ
キサミド(化合物114)(230mg)を得た。 m.p. 164-166℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ0.85(3H,t,J=7.4Hz),1.
50-1.82(6H,m),2.20(3H,s),2.64(1H,m),3.19(2
H,t,J=6.2Hz),3.32-3.42(2H,m),3.40(2H,t,J=
6.6Hz),3.57(2H,s),3.69-3.78(4H,m),4.00-4.19(2
H,m),4.16(2H,t,J=6.6Hz),7.02(1H,d,J=8.4H
z),7.09(1H,d,J=8.2Hz),7.29-7.34(6H,m),7.(53
(2H,d,J=8.4Hz),7.74-7.80(2H,m),8.18(1H,
d,J=8.2Hz) IR(KBr) 2938, 2847, 1667, 1599, 1516, 1408, 1312,
1294, 1130, 754cm-1 元素分析 C35H42N2O6S Calcd. C, 67.94 ; H, 6.84 ;
N, 4.53 : Found. C, 67.90 ; H, 6.89 ; N, 4.46
【0322】参考例153 3−ブロモフェノール(12g)をDMF(120m
l)に溶解し、炭酸カリウム(12.5g)を加えた
後、2−ブロモエチルエチルエーテル(9.1ml)を
加え、70℃にて16時間撹拌した。反応液を水中に加
え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン/酢酸エチル=12/1)にて精製し、1−ブロモ
−3−(2−エトキシエトキシ)ベンゼン(12.1
g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.24(3H,t,J=6.8Hz),3.6
0(2H,q,J=6.8Hz),3.75-3.80(2H,m),4.07-4.12(2
H,m),6.83-6.89(1H,m),7.05-7.14(2H,m)
【0323】参考例154 マグネシウム(1.25g)のTHF(12.5ml)
溶液に、1,2−ジブロモエタン(触媒量)を加え、室
温にて1−ブロモ−3−(2−エトキシエトキシ)ベン
ゼン(12g)のTHF(96ml)溶液をゆっくりと
滴下した。60℃にて1時間撹拌後、−78℃に冷却
し、トリメトキシボラン(7.6g)のTHF(7.6
ml)溶液を滴下し、室温まで自然昇温した。室温にて
12時間撹拌後、2N塩酸(48ml)を加えて15分
撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出
し、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥し
た。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサン/イ
ソプロピルエーテルにて洗浄し、3−(2−エトキシエ
トキシ)フェニルほう酸(7.4g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.24(3H,t,J=6.8Hz),
3.51(2H,t,J=6.8Hz),3.67-3.72(2H,m),4.04-4.10
(2H,m),6.92-6.98(1H,m),7.19-7.28(1H,m),7.33-
7.37(2H,m),8.00(2H,br)
【0324】実施例118(化合物115の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)にトルエン
/エタノール/水(20/1/1,13.9ml)を加
え、3−(2−エトキシエトキシ)フェニルほう酸(1
45mg)、炭酸カリウム(176mg)を加えた後、
室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホ
スフィンパラジウム(27mg)を加え、10時間加熱還
流した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチルにて抽
出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥
した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノール
=3/1)にて精製し、エタノールにて再結晶して、7
−[3−(2−エトキシエトキシ)フェニル]−N−
[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4
−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボキサミド(化合物115)(152mg)を得た。 m.p. 180-182℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.26(3H,t,J=7.0Hz),1.
58-1.82(4H,m),2.21(3H,s),2.65(1H,m),3.17(2
H,t,J=6.6Hz),3.31-3.44(2H,m),3.57(2H,s),3.
61(2H,q,J=7.0Hz),3.71-3.75(2H,m),3.83(2H,
t,J=4.8Hz),3.98-4.10(2H,m),4.20(2H,t,J=4.8
Hz),6.97-7.03(1H,m),7.14-7.19(2H,m),7.30-7.44
(5H,m),7.55(2H,d,J=8.4Hz),7.64-7.71(2H,m),
7.95(1H,s),8.21(1H,d,J=8.4Hz) IR(KBr) 2945, 2845, 1667, 1595, 1526, 1408, 1312,
1221, 1130cm-1
【0325】実施例119(化合物116の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)にトルエン
/エタノール/水(20/1/1,13.9ml)を加
え、3−クロロフェニルほう酸(108mg)、炭酸カ
リウム(176mg)を加えた後、室温にて30分撹拌
した。テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム
(27mg)を加え、10時間加熱還流した。室温に冷却
後、水中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で
洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を
除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル/エタノール =3/1)にて精製
し、エタノールにて再結晶して、7−(3−クロロフェ
ニル)−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒド
ロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物116)(64m
g)を得た。 m.p. 221-224℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.58-1.81(4H,m),2.21(3
H,s),2.65(1H,m),3.15-3.22(2H,m),3.30-3.45(2
H,m),3.57(2H,s),3.69-3.77(2H,m),4.00-4.10(2
H,m),7.30-7.71(11H,m),7.82(1H,s),8.25(1H,
d,J=8.0Hz) IR(KBr) 2951, 2845, 1653, 1595, 1410, 1315, 1294,
1221, 1130cm-1
【0326】参考例155 3−ブロモフェノール(12g)をDMF(96ml)
に溶解し、炭酸カリウム(12.5g)を加えた後、2
−ブロモエチルエチルエーテル(6.7ml)を加え、
室温にて16時間撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸
エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢
酸エチル=12/1)にて精製し、1−ブロモ−3−エ
トキシベンゼン(11.6g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.40(3H,t,J=7.0Hz),4.0
0(2H,q,J=7.0Hz),6.78-6.84(1H,m),7.02-7.16(3
H,m)
【0327】参考例156 1−ブロモ−3−エトキシベンゼン(11.5g)をT
HF(115ml)に溶解し、−78℃にて1.6M n
−ブチルリチウム/ヘキサン(39.3ml)を摘下
し、1時間撹拌した。トリメトキシボラン(11.9g)
のTHF(11.9ml)溶液を滴下し、30分撹拌し
た後、室温まで自然昇温し、2N塩酸(46ml)を加
えて15分撹拌した。反応液を酢酸エチルにて抽出し、
飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。
減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサン/イソプ
ロピルエーテルで洗浄し、3−エトキシフェニルほう酸
(7.1g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.33(3H,t,J=7.0Hz),
4.01(2H,q,J=7.0Hz),6.90-6.96(1H,m),7.18-7.47
(3H,m),7.74(2H,br)
【0328】実施例120(化合物117の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)にトルエン
/エタノール/水(20/1/1,13.9ml)を加
え、3−エトキシフェニルほう酸(115mg)、炭酸
カリウム(176mg)を加えた後、室温にて30分撹
拌した。テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム
(27mg)を加え、10時間加熱還流した。室温に冷却
後、水中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で
洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を
除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル/エタノール =3/1)にて精製
し、エタノールにて再結晶して、7−(3−エトキシフ
ェニル)−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒ
ドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物117)(180m
g)を得た。 m.p. 192-195℃1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.45(3H,t,J=7.0Hz),1.
66-1.79(4H,m),2.21(3H,s),2.64(1H,m),3.18(2
H,t,J=6.6Hz),3.30-3.44(2H,m),3.57(2H,s),3.
69-3.76(2H,m),3.99-4.10(2H,m),4.11(2H,q,J=
7.0Hz),6.94-7.00(1H,m),7.10-7.19(1H,m),7.30-
7.44(4H,m),7.54(2H,d,J=8.4Hz),7.65-7.73(2H,
m),7.83(1H,s),8.22(1H,d,J=8.4Hz) IR(KBr) 2945, 1669, 1597, 1526, 1408, 1312, 1223,
1130cm-1
【0329】参考例157 2−ブロモフェノール(12g)をDMF(120m
l)に溶解し、炭酸カリウム(12.5g)を加えた
後、2−ブロモエチルエチルエーテル(9.1ml)を
加え、70℃にて4時間撹拌した。反応液を水中に加
え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン/酢酸エチル=12/1)にて精製し、1−ブロモ
−2−(2−エトキシエトキシ)ベンゼン(14.8
g)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.24(3H,t,J=7.0Hz),3.6
6(2H,q,J=7.0Hz),3.82-3.88(2H,m),4.15-4.20(2
H,m),6.79-6.95(1H,m),7.20-7.29(1H,m),7.53(1
H,dd,J=7.8,1.4Hz)
【0330】参考例158 マグネシウム(1.46g)のTHF(14.6ml)
溶液に、1,2−ジブロモエタン(触媒量)を加え、室
温にて1−ブロモ−2−(2−エトキシエトキシ)ベン
ゼン(14g)のTHF(112ml)溶液をゆっくり
と滴下した。60℃にて1時間撹拌後、−78℃に冷却
し、トリメトキシボラン(8.9g)のTHF(8.9
ml)溶液を滴下し、室温まで自然昇温した。2N塩酸
(56ml)を加えて15分撹拌した。反応液を水中に
加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄し、硫
酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得
られた残渣をヘキサン/イソプロピルエーテルにて洗浄
し、2−(2−エトキシエトキシ)フェニルほう酸
(6.3g)を得た。1 H-NMR(200MHz,DMSO-d6)δ1.15(3H,t,J=7.0Hz),
3.53(2H,q,J=7.0Hz),3.70-3.76(2H,m),4.14-4.20
(2H,m),6.93-7.04(2H,m),7.35-7.44(1H,m),7.62-
7.70(3H,m)
【0331】実施例121(化合物118の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)にトルエン
/エタノール/水(20/1/1,13.9ml)を加
え、2−(2−エトキシエトキシ)フェニルほう酸(1
45mg)、炭酸カリウム(176mg)を加えた後、
室温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホ
スフィンパラジウム(27mg)を加え、10時間加熱還
流した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチルにて抽
出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥
した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノール
=3/1)にて精製し、エタノールにて再結晶して、7
−[2−(2−エトキシエトキシ)フェニル]−N−
[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4
−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボキサミド(化合物118)(245mg)を得た。1 H-NMR(200MHz,CDCl3)δ1.16(3H,t,J=7.0Hz),1.
63-1.78(4H,m),2.20(3H,s),2.64(1H,m),3.18(2
H,t,J=6.6Hz),3.30-3.43(2H,m),3.51(2H,q,J=
7.0Hz),3.56(2H,s),3.68-3.75(2H,m),3.98-4.07(2
H,m),4.13-4.19(2H,m),6.99-7.11(2H,m),7.28-7.
42(5H,m),7.52(2H,d,J=8.4Hz),7.74-7.79(2H,
m),7.86(1H,s),8.17(1H,d,J=8.8Hz) IR(KBr) 3347, 2944, 2845, 1642, 1597, 1510, 1410,
1290, 1132, 747cm-1
【0332】参考例159 2−ブロモフェノール(12g)をDMF(120m
l)に溶解し、炭酸カリウム(12.5g)を加えた
後、ヨードエタン(6.7ml)を加え、室温にて1時
間撹拌した。反応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出
し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=12
/1)にて精製し、1−ブロモ−2−エトキシベンゼン
(12.2g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ1.47(3H, t, J=7.0Hz), 4.1
0(2H, q, J=7.0Hz),6.76-6.90(2H, m), 7.19-7.29(1
H, m), 7.50-7.56(1H, m)
【0333】参考例160 1−ブロモ−2−エトキシベンゼン(12.0g)をT
HF(120ml)に溶解し、−78℃にて1.6M
n−ブチルリチウム/ヘキサン(41.0ml)を摘下
し、1時間撹拌した。トリメトキシボラン(12.4g)
のTHF溶液(12.4ml)を滴下し、30分撹拌し
た後、室温まで自然昇温し、2N塩酸(48ml)を加
えて15分撹拌した。反応液を酢酸エチルにて抽出し、
飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。
減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサン/イソプ
ロピルエーテルにて洗浄し、2−エトキシフェニルほう
酸(7.1g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6) δ1.37(3H, t, J=7.0Hz),
4.09(2H, q, J=7.0Hz), 6.89-6.99(1H, m), 7.33-7.42
(1H, dd, J=7.2, 1.6Hz), 7.66(2H, s)
【0334】実施例122(化合物119の製造) 7−ブロモ− N−[4−[[N−メチル−N−(テト
ラヒドロピラン−4−イル)アミノ)メチル]フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(300mg)にトル
エン/エタノール/水(20/1/1,13.9ml)
を加え、2−エトキシフェニルほう酸(115mg)、
炭酸カリウム(176mg)を加えた後、室温にて30
分撹拌した。 テトラキストリフェニルホスフィンパラ
ジウム(27mg)を加え、14時間加熱還流した。室温
に冷却後、水中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食
塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下
溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル/エタノール =3/1)に
て精製し、エタノールにて再結晶して、7−(2−エト
キシフェニル)−N−[4−[[N−メチル−N−(テ
トラヒドロピラン−4−イル)アミノ)メチル]フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物119)(1
45mg)を得た。 m.p. 171−173℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ1.36(3H, t, J=7.0Hz), 1.
63-1.77(4H, m), 2.20(3H, s), 2.64(1H, m), 3.18(2H,
t, J=6.6Hz), 3.30-3.44(2H, m), 3.57(2H,s), 3.68-
3.76(2H, m), 4.00-4.10(2H, m), 4.08(2H, q, J=7.0H
z), 6.98-7.09(2H, m), 7.30-7.52(5H, m), 7.54(2H,
d, J=8.4Hz), 7.66(1H, s), 7.72(1H, dd, J=8.0, 1.4H
z), 7.88(1H, s), 8.18(1H, d, J=8.0Hz) IR(KBr) 3270, 2944, 1645, 1599, 1514, 1410, 1319,
1292, 1130, 748cm-1
【0335】参考例161 1−ブロモ−3−トリフルオロメチルベンゼン(15.
0g)をTHF(150ml)に溶解し、−78℃にて
1.6M n−ブチルリチウム/ヘキサン(45.8m
l)を摘下し、1時間撹拌した。トリメトキシボラン
(13.9g)のTHF溶液(13.9ml)を滴下し、3
0分撹拌した後、室温まで自然昇温し、2N塩酸(60
ml)を加えて15分撹拌した。反応液を酢酸エチルに
て抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて
乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサ
ン/イソプロピルエーテルにて洗浄し、3−トリフルオ
ロメチルフェニルほう酸(5.7g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6) δ7.53-7.80(3H, m), 8.06-
8.21(1H, m), 8.13(2H,s)
【0336】実施例123(化合物120の製造) 7−ブロモ− N−[4−[[N−メチル−N−(テト
ラヒドロピラン−4−イル)アミノ)メチル]フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(300mg)にトル
エン/エタノール/水(20/1/1,13.9ml)
を加え、3−トリフルオロメチルフェニルほう酸(13
1mg)、炭酸カリウム(176mg)を加えた後、室
温にて30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホス
フィンパラジウム(27mg)を加え、10時間加熱還流
した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチルにて抽出
し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し
た。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノール=4
/1)にて精製し、エタノールにて再結晶して、N−
[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4
−イル)アミノ)メチル]フェニル]−7−(3−トリ
フルオロメチルフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3
−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(化合物120)(148mg)を得た。 m.p. 236−238℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ1.62-1.81(4H, m), 2.20(3
H, s), 2.65(1H, m), 3.19(2H, t, J=6.6Hz), 3.31-3.
43(2H, m), 3.57(2H, s), 3.70-3.78(2H, m), 3.98-4.1
0(2H, m), 7.30-7.38(3H, m), 7.52-7.87(9H, m), 8.27
(1H, d, J=8.0Hz) IR(KBr) 2942, 1648, 1599, 1530, 1412, 1318, 1294,
1130, 801cm-1 元素分析 C31H31F3N2O4S Calcd. C, 63.68 ; H, 5.34
; N, 4.79 : Found. C,63.51 ; H, 5.42 ; N, 4.70
【0337】参考例162 4−ブロモ−3−メチルフェノール(12g)をDMF
(120ml)に溶解し、炭酸カリウム(11.5
g)、ヨウ化ナトリウム(9.6g)を加えた後、2−
クロロエチルプロピルエーテル(9.7ml)を滴下
し、90℃にて10時間撹拌した。室温に冷却後、反応
液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水に
て洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を
除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(ヘキサン/酢酸エチル=12/1)にて精製
し、4−ブロモ−3−メチル−1−(2−プロポキシエ
トキシ)ベンゼン(11.0g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ0.93(3H, t, J=7.2Hz), 1.5
4-1.71(2H, m), 2.25(3H, s), 3.48(2H, t, J=6.6Hz),
3.73-3.79(2H, m), 4.05-4.10(2H, m), 6.63(1H,dd, J=
8.8, 2.8Hz), 6.82(1H, d, J=2.8Hz), 7.38(1H, d, J=
8.8Hz)
【0338】参考例163 マグネシウム(0.98g)のTHF(9.8ml)溶
液に、1,2−ジブロモエタン(3滴)を加え、加熱還
流下、4−ブロモ−3−メチル−1−(2−プロポキシ
エトキシ)ベンゼン(10.5g)のTHF(84m
l)溶液をゆっくりと滴下した。15分撹拌後、−78
℃に冷却し、トリメトキシボラン(6.0g)のTHF
(6.0ml)を滴下し、室温まで自然昇温した。室温
にて6時間撹拌後、2N塩酸(42ml)を加えて15
分撹拌した。酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をヘキサン/イソプロピルエーテルに
て洗浄し、2,3−ジメチル−4−(2−プロポキシエ
トキシ)フェニルほう酸(3.8g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6) δ0.88(3H, t, J=7.2Hz),
1.42-1.61(2H, m), 2.63(3H, s), 3.41(2H, t, J=6.6H
z), 3.66-3.72(2H, m), 4.03-4.10(2H, m), 6.65-6.74
(2H, m), 7.82(1H, d, J=9.2Hz)
【0339】実施例124(化合物121の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ)メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)にトルエン
/エタノール/水(20/1/1,13.9ml)を加
え、2−メチル−4−(2−プロポキシエトキシ)フェ
ニルほう酸(165mg)、炭酸カリウム(176m
g)を加えた後、室温にて30分撹拌した。 テトラキ
ストリフェニルホスフィンパラジウム(27mg)を加
え、14時間加熱還流した。反応液を室温に冷却後、水
中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄
後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル/エタノール =4/1)にて精製し、
エタノールにて再結晶して、7−[2−メチル−4−
(2−プロポキシエトキシ)フェニル]−N−[4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ)メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物121)(184mg)を得た。 m.p. 149−151℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ0.94(3H, t, J=7.4Hz), 1.5
6-1.82(6H, m), 2.20(3H, s), 2.64(1H, m), 3.18(2H,
t, J=6.4Hz), 3.30-3.43(2H, m), 3.51(2H, t,J=6.4H
z), 3.56(2H, s), 3.68−3.75(2H, m), 3.78−3.83(2H,
m), 3.99−4.18(2H, m), 6.79-6.87(2H, m), 7.11(1H,
d, J=8.2Hz), 7.28-7.55(7H, m), 7.91(1H, s), 8.18
(1H, d, J=8.2Hz) IR(KBr) 3374, 2953, 1659, 1609, 1505, 1406, 1290,
1242, 1127cm-1 元素分析 C36H44N2O6S Calcd. C, 68.33 ; H, 7.01 ;
N, 4.43 : Found. C, 68.18 ; H, 6.93 ; N, 4.53
【0340】参考例164 4−ブロモ−2,3−ジメチルフェノール(8.2g)
をDMF(82ml)に溶解し、炭酸カリウム(7.3
g)、ヨウ化ナトリウム(6.1g)を加えた後、2−
クロロエチルプロピルエーテル(6.2ml)を滴下
し、90℃にて10時間撹拌した。室温に冷却後、反応
液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水に
て洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を
除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(ヘキサン/酢酸エチル=12/1)にて精製
し、4−ブロモ−2,3−ジメチル−1−(2−プロポ
キシエトキシ)ベンゼン(7.5g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ0.94(3H, t, J=7.4Hz), 1.5
5-1.70(2H, m), 2.20(3H, s), 2.36(3H, s), 3.50(2H,
t, J=6.6Hz), 3.75-3.81(2H, m), 4.03-4.10(2H,m), 6.
60(1H, d, J=8.8Hz), 7.21(1H, d, J=8.4Hz)
【0341】参考例165 マグネシウム(0.62g)のTHF(9.3ml)溶
液に、1,2−ジブロモエタン(3滴)を加え、加熱還
流下、4−ブロモ−2,3−ジメチル−1−(2−プロ
ポキシエトキシ)ベンゼン(7.0g)のTHF(56
ml)溶液をゆっくりと滴下した。15分撹拌後、−7
8℃に冷却し、トリメトキシボラン(3.8g)のTH
F(3.8ml)を滴下し、室温まで自然昇温した。室
温にて6時間撹拌後、2N塩酸(28ml)を加えて1
5分撹拌した。酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で洗
浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除
去し、得られた残渣をヘキサン/イソプロピルエーテル
にて洗浄し、2,3−ジメチル−4−(2−プロポキシ
エトキシ)フェニルほう酸(3.8g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6) δ0.89(3H, t, J=7.2Hz),
1.46-1.61(2H, m), 2.08(3H, s), 2.31(3H, s), 3.44(2
H, t, 6.6Hz), 3.68-3.74(2H, m), 4.02-4.07(2H,m),
6.72(1H, d, J=8.4Hz), 7.22(1H, d, J=8.2Hz), 7.75(2
H, br)
【0342】実施例125(化合物122の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ)メチル]フェニル]
−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチ
エピン−4−カルボキサミド(300mg)にトルエン
/エタノール/水(20/1/1,13.9ml)を加
え、3−トリフルオロメチルフェニルほう酸(174m
g)、炭酸カリウム(176mg)を加えた後、室温に
て30分撹拌した。 テトラキストリフェニルホスフィ
ンパラジウム(27mg)を加え、14時間加熱還流し
た。室温に冷却後、水中に加え、酢酸エチルにて抽出
し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し
た。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/エタノール =
4/1)にて精製し、エタノールにて再結晶して、7−
[2,3−ジメチル−4−(2−プロポキシエトキシ)
フェニル]−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノ)メチル]フェニル]
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物122)(211m
g)を得た。 m.p. 158−159℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ0.95(3H, t, J=7.4Hz), 1.5
5-1.83(6H, m), 2.16(3H, s), 2.20(3H, s), 2.24(3H,
s), 2.64(1H, m), 3.19(2H, t, J=6.4Hz), 3.30-3.43(2
H, m), 3.53(2H, t, J=6.6Hz), 3.57(2H, s), 3.69−3.
76(2H, m), 3.84(2H, t, J=4.8Hz), 3.97−4.09(2H,
m), 4.16(2H, t, J=4.8Hz), 6.80(1H, d,J=8.4Hz), 7.0
0(1H, d, J=8.4Hz), 7.28-7.38(5H, m), 7.43(1H, dd,
J=8.0, 1.4Hz), 7.53(1H, d, J=8.4Hz), 7.87(1H, s),
8.18(1H, d, J=8.0Hz) IR(KBr) 3331, 2942, 1651, 1593, 1518, 1408, 1289,
1130, 1096, 820cm-1 元素分析 C37H46N2O6S Calcd. C, 68.70 ; H, 7.17 ;
N, 4.33 : Found. C, 68.70 ; H, 7.19 ; N, 4.09
【0343】参考例166 トリフェニルホスフィン(33g)と2−ブロモエチル
エチルエーテル(25g)の混合物を140℃、1時
間、加熱撹拌した。放冷後、析出した結晶(51.5
g)をろ取し、アセトンとジエチルエーテルで洗浄し
た。得られた結晶(27g)とp−ブロモベンズアルデ
ヒド(8g)をDMSO(25ml)、THF(500
ml)に懸濁し、氷冷下、カリウムt−ブトキシド
(7.3g)を加え、窒素雰囲気下、室温、1時間撹拌
した。氷水中に注ぎ、濃縮後、酢酸エチルで抽出した。
有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムを用いて乾燥、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン/ジエチルエーテ
ル)で精製し無色オイル(5.6g)を得た。酢酸エチ
ル(150ml)に溶かし、5%パラジウム炭素(0.
6g)を用いて、室温、4時間、接触還元した。触媒を
ろ去し、ろ液の溶媒を留去した。残渣を減圧蒸留により
精製し、1−ブロモ−4−(3−エトキシプロピル)ベ
ンゼン(3.3g)を無色オイルとして得た。 b.p. 104-111℃/3mmHg.1 H-NMR(δppm, CDCl3) 1.21(3H, t, J=6.9Hz), 1.79-1.
93(2H, m), 2.65(2H, t,J=7.7Hz), 3.37-3.52(4H, m),
7.07(2H, d, J=8.4Hz), 7.39(2H, d, J=8.4Hz).
【0344】参考例167 マグネシウム(0.37g)をTHF(5ml)に懸濁
し、窒素雰囲気下、ジブロモエタン(触媒量)を加え、
次いで、1−ブロモ−4−(3−エトキシプロピル)ベ
ンゼン(3.4g)のTHF(30ml)溶液を滴下し
た。50℃、1.5時間、加熱撹拌後、ドライアイス/
アセトン冷却し、トリメトキシボラン(3.1ml)を
滴下後、室温で一晩撹拌した。1N塩酸を加え、室温で
30分間撹拌後、濃縮した。酢酸エチルで抽出し、有機
層を水、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウム
を用いて乾燥、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(酢酸エチル/メタノール/トリ
エチルアミン)で精製し、4−(3−エトキシプロピ
ル)フェニルほう酸(1.2g)を淡黄色オイルとして
得た。1 H-NMR(δppm, CDCl3) 1.23(3H, t, J=7.0Hz), 1.90-2.
00(2H, m), 2.79(2H, t,J=7.7Hz), 3.42-3.55(4H, m),
7.34(2H, d, J=7.6Hz), 8.16(2H, d, J=7.6Hz).
【0345】参考例168 4−ブロモ−2,6−ジメチルフェノール(20g)の
DMF(100ml)溶液を60%水素化ナトリウム
(4.4g)のDMF(50ml)懸濁液中に氷冷下滴
下した。窒素雰囲気下、室温、2時間撹拌後、ブロモエ
チルエチルエーテル(12.3ml)、よう化ナトリウ
ム(16.4g)を加え、75℃、一晩加熱撹拌した。
水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥、
溶媒を留去した。残渣を減圧蒸留により精製し、5−ブ
ロモ−2−(2−エトキシエトキシ)−1,3−ジメチ
ルベンゼン(24.1g)を無色オイルとして得た。1 H-NMR(δppm, CDCl3) 1.25(3H, t, J=7.0Hz), 2.26(6
H, s), 3.60(2H, q, J=7.0Hz), 3.72-3.77(2H, m), 3.8
8-3.93(2H, m), 7.13(2H, s).
【0346】参考例169 マグネシウム(2.36g)をTHF(100ml)に
懸濁し、窒素雰囲気下、ジブロモエタン(触媒量)を加
え、次いで、5−ブロモ−2−(2−エトキシエトキ
シ)−1,3−ジメチルベンゼン(24.1g)のTH
F(100ml)溶液を滴下した。55℃、2.5時
間、加熱撹拌後、ドライアイス/アセトン冷却し、トリ
メトキシボラン(19.8ml)を滴下後、室温で一晩
撹拌した。1N塩酸を加え、室温で30分間撹拌後、濃
縮した。酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水
で洗浄した。無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥、溶媒
を留去し、4−(2−エトキシエトキシ)−3,5−ジ
メチルフェニルほう酸(8.4g)を無色結晶として得
た。1 H-NMR(δppm, DMSO-d6) 1.16(3H, t, J=7.2Hz), 2.21
(3H, s), 2.26(3H, s),3.46(2H, q, J=7.2Hz), 3.65-3.
69(2H, m), 3.85-3.90(2H, m), 7.48(2H, s).
【0347】参考例170 4−ブロモ−2−エトキシフェノール(8g)、1−ブ
ロモプロパン(4ml)、よう化ナトリウム(5.5
g)、炭酸カリウム(10.2g)のDMF(100m
l)懸濁液を窒素雰囲気下、75℃、一晩加熱撹拌し
た。溶媒を留去し、水を加え酢酸エチルで抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
を用いて乾燥、溶媒を留去した。残渣を減圧蒸留により
精製し、1−ブロモ−3−エトキシ−4−プロポキシベ
ンゼン(8.5g)を淡黄色オイルとして得た。 b.p. 109-113℃/2mmHg.1 H-NMR(δppm, CDCl3) 1.03(3H, t, J=7.5Hz), 1.44(3
H, t, J=7.0Hz), 1.77-1.89(2H, m), 3.90-4.11(4H,
m), 6.74(1H, d, J=9.2Hz), 6.96-7.02(2H, m).
【0348】参考例171 マグネシウム(0.88g)をTHF(5ml)に懸濁
し、窒素雰囲気下、ジブロモエタン(触媒量)を加え、
次いで、1−ブロモ−3−エトキシ−4−プロポキシベ
ンゼン(8.5g)のTHF(30ml)溶液を滴下し
た。50℃、1時間、加熱撹拌後、ドライアイス/アセ
トン冷却し、トリメトキシボラン(7.4ml)を滴下
後、室温で一晩撹拌した。1N塩酸を加え、室温で30
分間撹拌後、濃縮した。酢酸エチルで抽出し、有機層を
水、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムを用
いて乾燥、溶媒を留去し、3−エトキシ−4−プロポキ
シフェニルほう酸(4.7g)を無色結晶として得た。1 H-NMR(δppm, DMSO-d6) 0.98(3H, t, J=7.5Hz), 1.32
(3H, t, J=6.9Hz), 1.67-1.78(2H, m), 3.89-4.06(4H,
m), 6.90(1H, d, J=8.4Hz), 7.32-7.37(2H, m),7.82(2
H, s).
【0349】参考例172 4−ブロモ−2−エトキシフェノール(8g)、ブロモ
エチルエチルエーテル(5ml)、よう化ナトリウム
(5.5g)、炭酸カリウム(10.2g)のDMF
(100ml)懸濁液を窒素雰囲気下、90℃、一晩加
熱撹拌した。溶媒を留去し、水を加え酢酸エチルで抽出
した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムを用いて乾燥、溶媒を留去した。残渣を減圧蒸
留により精製し、1−ブロモ−3−エトキシ−4−(2
−エトキシエトキシ)ベンゼン(8.1g)を黄色オイ
ルとして得た。 b.p. 131-134℃/2mmHg.1 H-NMR(δppm, CDCl3) 1.23(3H, t, J=7.2Hz), 1.44(3
H, t, J=7.0Hz), 3.61(2H, q, J=7.0Hz), 3.79(2H, t,
J=5.2Hz), 4.00-4.16(4H, m), 6.80(1H, d, J=8.8Hz),
6.96-7.02(2H, m).
【0350】参考例173 マグネシウム(0.79g)をTHF(5ml)に懸濁
し、窒素雰囲気下、ジブロモエタン(触媒量)を加え、
次いで、1−ブロモ−3−エトキシ−4−(2−エトキ
シエトキシ)ベンゼン(8.1g)のTHF(30m
l)溶液を滴下した。50℃、1時間、加熱撹拌後、ド
ライアイス/アセトン冷却し、、トリメトキシボラン
(6.6ml)を滴下後、室温で一晩撹拌した。1N塩
酸を加え、室温で30分間撹拌後、濃縮した。酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄した。無水
硫酸マグネシウムを用いて乾燥、溶媒を留去し、3−エ
トキシ−4−(2−エトキシエトキシ)フェニルほう酸
(2.1g)を淡赤色結晶として得た。1 H-NMR(δppm, DMSO-d6) 1.13(3H, t, J=6.9Hz), 1.32
(3H, t, J=6.9Hz), 3.52(2H, q, J=6.9Hz), 3.67-3.72
(2H, m), 3.97-4.10(4H, m), 6.92(1H, d, J=7.8Hz),
7.32-7.39(2H, m), 7.84(2H, s).
【0351】参考例174 4−ブロモカテコール(9.7g)、クロロエチルエチ
ルエーテル(13.3ml)、よう化ナトリウム(1
5.4g)、炭酸カリウム(21.3g)のDMF(1
00ml)懸濁液を窒素雰囲気下、85℃、一晩加熱撹
拌した。溶媒を留去し、水を加え酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムを用いて乾燥、溶媒を留去した。残渣を減圧蒸留
により精製し、1−ブロモ−3,4−ビス(2−エトキ
シエトキシ)ベンゼン(12.7g)を橙色オイルとし
て得た。 b.p. 154-161℃/1.5mmHg.1 H-NMR(δppm, CDCl3) 1.23(6H, t, J=7.2Hz), 3.60(4
H, q, J=7.2Hz), 3.76-3.82(4H, m), 4.10-4.16(4H,
m), 6.79(1H, d, J=8.0Hz), 7.02(1H, dd, J=2.2, 8.0H
z), 7.04(1H, s).
【0352】参考例175 マグネシウム(1.0g)をTHF(10ml)に懸濁
し、窒素雰囲気下、ジブロモエタン(触媒量)を加え、
次いで、1−ブロモ−3,4−ビス(2−エトキシエト
キシ)ベンゼン(12.7g)のTHF(80ml)溶
液を滴下した。50℃、1時間、加熱撹拌後、ドライア
イス/アセトン冷却し、トリメトキシボラン(8.5m
l)を滴下後、室温で一晩撹拌した。1N塩酸を加え、
室温で30分間撹拌後、濃縮した。酢酸エチルで抽出
し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグ
ネシウムを用いて乾燥、溶媒を留去溶媒を留去した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル
/メタノール/トリエチルアミン)で精製し、3,4−
ビス(2−エトキシエトキシ)フェニルほう酸(1.6
5g)を無色結晶として得た。1 H-NMR(δppm, DMSO-d6) 1.07-1.17(6H, m), 3.44-3.58
(4H, m), 3.67-3.71(4H,m), 4.01-4.11(4H, m), 6.93(1
H, d, J=8.0Hz), 7.34-7.41(2H, m), 7.85(2H,s).
【0353】実施例126(化合物123の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フ
ェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−
ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(0.3g)、4
−(3−エトキシプロピル)フェニルほう酸(0.18
g)、1M炭酸カリウム水溶液(1.3ml)、エタノ
ール(1.3ml)、トルエン(25ml)の混合物を
アルゴン雰囲気下、室温で30分間撹拌した。テトラキ
ス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.03
g)を加え、アルゴン雰囲気下で6時間還流した。酢酸
エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄した。
無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥、溶媒を留去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル/メタノール/トリエチルアミン)で精製し粗結晶を
得た。エタノールから再結晶し、7−[4−(3−エト
キシプロピル)フェニル]−N−[4−[[N−メチル
−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミ
ノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(化合物123)(0.25g)を無色結晶として得
た。 mp 217-219℃.1 H-NMR(δppm, CDCl3) 1.23(3H, t, J=7.0Hz), 1.60-1.
86(4H, m), 1.87-2.01(2H,m), 2.21(3H, s), 2.59-2.73
(1H, m), 2.77(2H, t, J=7.9Hz), 3.18(2H, t, J=6.7H
z), 3.33-3.55(6H, m), 3.57(2H, s), 3.72(2H, t, J=
6.7Hz), 4.01-4.07(2H, m), 7.31-7.35(4H, m), 7.51-
7.56(4H, m), 7.66(1H, s), 7.70(1H, d, J=8.2Hz), 7.
80(1H, s), 8.21(1H, d, J=8.2Hz). IR(KBr) ν: 2946, 2853, 1657, 1597, 1518cm-1. Anal. calcd. for C35H42N2O5S: C, 69.74; H, 7.02;
N, 4.65. Found C, 69.47; H, 7.26; N, 4.61.
【0354】実施例127(化合物124の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フ
ェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−
ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(0.3g)、4
−(2−エトキシエトキシ)−3,5−ジメチルフェニ
ルほう酸(0.16g)、1M炭酸カリウム水溶液
(1.3ml)、エタノール(1.3ml)、トルエン
(25ml)の混合物をアルゴン雰囲気下、室温で30
分間撹拌した。テトラキス(トリフェニルホスフィン)
パラジウム(0.03g)を加え、アルゴン雰囲気下で
6時間還流した。酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽
和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムを用いて乾
燥、溶媒を留去した。析出した粗結晶をろ取、酢酸エチ
ル/ヘキサンで洗った。エタノールから再結晶し、7−
[4−(2−エトキシエトキシ)−3,5−ジメチルフ
ェニル]−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒ
ドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェ
ニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベ
ンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物124)
(0.32g)を無色結晶として得た。 mp 211-212℃.1 H-NMR(δppm, CDCl3) 1.27(3H, t, J=7.0Hz), 1.59-1.
77(4H, m), 2.21(3H, s), 2.37(6H, s), 2.58-2.70(1
H, m), 3.17(2H, t, J=6.6Hz), 3.37(2H, dt, J=3.0, 1
1.0Hz), 3.57(2H, s), 3.61-3.82(6H, m), 3.97-4.06(4
H, m), 7.25-7.35(4H, m), 7.54(2H, d, J=8.4Hz), 7.6
3(1H, s), 7.66(1H, dd, J=1.8, 9.8Hz), 7.79(1H, s),
8.19(1H, d, J=8.0Hz). IR(KBr) ν: 2928, 2841, 1669, 1597, 1520cm-1. Anal. calcd. for C36H44N2O6S: C, 68.33; H, 7.01;
N, 4.43. Found C, 68.23; H, 6.95; N, 4.38.
【0355】実施例128(化合物125の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フ
ェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−
ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(0.3g)、3
−エトキシ−4−プロポキシフェニルほう酸(0.16
g)、1M炭酸カリウム水溶液(1.3ml)、エタノ
ール(1.3ml)、トルエン(25ml)の混合物を
アルゴン雰囲気下、室温で30分間撹拌した。テトラキ
ス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.03
g)を加え、アルゴン雰囲気下で6時間還流した。酢酸
エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄した。
無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥、溶媒を留去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル/メタノール/トリエチルアミン)で精製し粗結晶を
得た。エタノールから再結晶し、7−(3−エトキシ−
4−プロポキシフェニル)−N−[4−[[N−メチル
−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミ
ノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(化合物125)(0.16g)を無色結晶として得
た。 mp 203-205℃.1 H-NMR(δppm, CDCl3) 1.07(3H, t, J=7.5Hz), 1.48(3
H, t, J=6.7Hz), 1.64-1.94(6H, m), 2.21(3H, s), 2.
60-2.71(1H, m), 3.17(2H, t, J=6.7Hz), 3.37(2H, dt,
J=2.4, 10.9Hz), 3.58(2H, s), 3.71(2H, t, J=6.7H
z), 3.74-4.22(6H, m), 6.97(1H, d, J=8.0Hz), 7.11-
7.18(2H, m), 7.31-7.35(3H, m), 7.52-7.64(4H, m),
7.94(1H, s), 8.16(1H, d, J=8.0Hz). IR(KBr) ν: 2940, 2845, 1669, 1595, 1516cm-1. Anal. calcd. for C35H42N2O6S・0.2H2O: C, 67.54; H,
6.87; N, 4.50. Found C, 67.44; H, 6.67; N, 4.50.
【0356】実施例129(化合物126の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フ
ェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−
ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(0.3g)、3
−エトキシ−4−(2−エトキシエトキシ)フェニルほ
う酸(0.18g)、1M炭酸カリウム水溶液(1.3
ml)、エタノール(1.3ml)、トルエン(25m
l)の混合物をアルゴン雰囲気下、室温で30分間撹拌
した。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウ
ム(0.03g)を加え、アルゴン雰囲気下で6時間還
流した。酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水
で洗浄した。無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥、溶媒
を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル/メタノール/トリエチルアミン)で精
製し粗結晶を得た。エタノールから再結晶し、7−[3
−エトキシ−4−(2−エトキシエトキシ)フェニル]
−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロ−2
H−ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物126)(0.26
g)を無色結晶として得た。 mp 164-168℃.1 H-NMR(δppm, CDCl3) 1.24(3H, t, J=7.0Hz), 1.47(3
H, t, J=7.0Hz), 1.61-1.75(4H, m), 2.21(3H, s), 2.
59-2.75(1H, m), 3.17(2H, t, J=6.9Hz), 3.38(2H, dt,
J=3.6, 11.2Hz), 3.57(2H, s), 3.61-3.74(4H, m), 3.
85(2H, t, J=4.9Hz), 4.01-4.23(6H, m), 6.98-7.14(3
H, m), 7.30-7.35(3H, m), 7.53-7.65(4H, m), 7.88(1
H, s), 8.17(1H, d, J=8.0Hz). IR(KBr) ν: 2946, 2843, 1661, 1599, 1518cm-1. Anal. calcd. for C36H44N2O7S: C, 66.64; H, 6.84;
N, 4.32. Found C, 66.44; H, 6.99; N, 4.19.
【0357】実施例130(化合物127の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フ
ェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−
ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(0.3g)、
3,4−ビス(2−エトキシエトキシ)フェニルほう酸
(0.23g)、1M炭酸カリウム水溶液(1.3m
l)、エタノール(1.3ml)、トルエン(25m
l)の混合物をアルゴン雰囲気下、室温で30分間撹拌
した。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウ
ム(0.03g)を加え、アルゴン雰囲気下で6時間還
流した。酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水
で洗浄した。無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥、溶媒
を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル/メタノール/トリエチルアミン)で精
製し粗結晶を得た。エタノールから再結晶し、7−
[3,4−ビス(2−エトキシエトキシ)フェニル]−
N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロ−2H
−ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物127)(0.3
g)を無色結晶として得た。 mp 150-151℃.1 H-NMR(δppm, CDCl3) 1.22(3H, t, J=7.0Hz), 1.23(3
H, t, J=6.9Hz), 1.64-1.75(4H, m), 2.21(3H, s), 2.
59-2.70(1H, m), 3.18(2H, t, J=6.4Hz), 3.38(2H, dt,
J=2.6, 11.1Hz), 3.55-3.73(8H, m), 3.79-3.84(4H,
m), 4.01-4.08(2H,m), 4.19-4.27(4H, m), 6.99(1H, d,
J=8.0Hz), 7.11-7.19(2H, m), 7.30-7.34(3H, m), 7.5
5-7.63(4H, m), 7.99(1H, s), 8.16(1H, d, J=8.0Hz). IR(KBr) ν: 2975, 2960, 2880, 1665, 1597, 1516c
m-1. Anal. calcd. for C38H48N2O8S: C, 65.87; H, 6.98;
N, 4.04. Found C, 65.65; H, 6.90; N, 4.16.
【0358】参考例176 p−ブロモフェノール(10.0g)、3−メトキシ−
3−メチルブタノール(8.2g)、トリフェニルフォ
スフィン(18.2g)のテトラヒドロフラン(60m
l)溶液に窒素雰囲気下、0℃においてジエチルアゾジ
カルボネート(40%トルエン溶液、12.1g)を15
分間かけて滴下した。室温に戻して16時間撹拌した後
反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣にジエチルエーテル
を加えて不溶物をろ別した。ろ液を1N水酸化ナトリウ
ム水溶液で洗い、さらに飽和食塩水で洗って無水硫酸マ
グネシウムで乾燥させた。減圧下で溶媒を留去した後、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル/ヘキサン 1:5)で分離精製し、黄色の油状物と
して4−ブロモ−(3−メトキシ−3−メチル)ブトキ
シベンゼン(15.4g)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3) δ1.23 (6H, s), 1.98 (2H,
t, J=7.4 Hz), 3.21(3H, s), 4.02 (2H, t, J=6.0 Hz),
6.78 (2H, dd, J=8.0, 2.2 Hz), 7.36 (2H,dd, J=9.2,
2.2 Hz).
【0359】参考例177 マグネシウム(1.39g)、1,2−ジブロモエタン
(0.15ml)、乾燥テトラヒドロフラン(50m
l)の混合物に、アルゴン雰囲気下において4−ブロモ
−(3−メトキシ−3−メチル)ブトキシベンゼン(1
5.0g)の乾燥テトラヒドロフラン(100ml)溶
液を1時間かけて滴下した。滴下終了後60℃において1
時間加熱した後、−78℃においてホウ酸トリメチル
(11.5g)の乾燥テトラヒドロフラン(20ml)
溶液を滴下した。滴下終了後室温において2時間撹拌し
た後、0℃において3N塩酸を加えて30分撹拌した。酢
酸エチルで2回抽出して、有機層を飽和食塩水で2回洗
い、硫酸マグネシウムで乾燥させた後減圧下で溶媒を留
去した。固体をヘキサン(20ml)で洗い真空乾燥さ
せて無色の固体として4−(3−メトキシ−3−メチ
ル)ブトキシフェニルホウ酸(5.7g)を得た。また
ヘキサンで洗ったろ液をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで分離精製し4−(3−メトキシ−3−メチル)
ブトキシフェニルホウ酸(0.8g)を得た。1 H-NMR (200 MHz, DMSO-d6) δ1.17 (6H, s), 1.91 (2
H, t, J=7.0 Hz), 3.12 (3H, s), 4.04 (2H, t, J=7.4
Hz), 6.88 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.72 (2H, d,J=8.4 H
z), 7.83 (2H, s).
【0360】参考例178 o−クレゾール(6.0g)のジクロロメタン(120
ml)とメタノール(80ml)の混合溶液に、テトラ
ブチルアンモニウムトリブロマイド(27.0g)を固
体で少しずつ加えた。1時間撹拌した後減圧下で濃縮
し、水を加えてエーテルで4回抽出した。有機層を飽和
食塩水で2回洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ減
圧下で溶媒を留去した。得られた固体を真空乾燥して無
色の固体として4−ブロモ−2−メチルフェノール
(9.3g)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3) δ2.22(3H, s), 4.96 (1H,
s), 6.65 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.15 (1H, dd, J=8.4,
1.8 Hz), 7.24 (1H, d, J=1.8 Hz).
【0361】参考例179 4―ブロモ−2−メチルフェノール(9.3g)のDM
F(50ml)溶液に炭酸カリウム(9.62g)を加
えた後、2−ブロモエチル エチル エーテル(7.99
g)を滴下した。滴下終了後70℃で3日間加熱した
後、2−ブロモエチル エチル エーテル(1.52g)
を滴下してさらに4.5時間70℃で加熱した。放冷
後,水を加えて、エーテルで抽出した。有機層を1N水
酸化ナトリウム水溶液で洗い、飽和食塩水で洗った後硫
酸マグネシウムで乾燥させて減圧下で溶媒を留去した。
残渣を減圧下で蒸留(3mmHg,170℃)して無色
の油状物として4−ブロモ−2−メチル−(2−エトキ
シエトキシ)ベンゼン(10.6g)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3) δ1.24 (3H, t, J=6.0 Hz),
2.21 (3H, s), 3.61(2H, q, J=6.2 Hz), 3.79 (2H, t,
J=3.4 Hz), 4.09 (2H, t, J=4.6 Hz), 6.69(1H, d, J=
9.0 Hz), 7.20-7.26 (2H, m).
【0362】参考例180 マグネシウム(966mg)、1,2−ジブロモエタン
(0.1ml)、乾燥テトラヒドロフラン(35ml)
の混合物に、アルゴン雰囲気下、4−ブロモ−2−メチ
ル−(2−エトキシエトキシ)ベンゼン(10.0g)
の乾燥テトラヒドロフラン(70ml)溶液を1時間か
けて滴下した。滴下終了後70℃において1時間20分
加熱した。ついで、0℃においてホウ酸トリメチル
(8.0g)の乾燥テトラヒドロフラン(15ml)溶
液を滴下した。滴下終了後室温において16時間撹拌し
た後、0℃において1N塩酸(200ml)を加えて30
分撹拌した。酢酸エチルで2回抽出して、有機層を飽和
食塩水で2回洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた
後、減圧下で溶媒を留去した。固体をヘキサン(40m
l)で洗い真空乾燥させて無色の固体として、4−(2
−エトキシエトキシ)−3−メチルフェニルホウ酸
(3.5g)を得た。1 H-NMR (200 MHz, DMSO-d6) δ1.13 (3H, t, J=7.0 H
z), 2.14 (3H, s), 3.51 (2H, q, J=7.2 Hz), 3.71 (2
H, t, J=4.4 Hz), 4.09 (2H, t, J=4.6 Hz), 6.87 (1H,
d, J=8.0 Hz), 7.50-7.61 (2H, m), 7.75 (2H, s).
【0363】参考例181 3−クロロ−2,2−ジメチルプロパノール(5.0
g)、2,3−ジヒドロピラン(4.12g)の酢酸エ
チル(20ml)溶液にカンファースルホン酸(57m
g)を加え19時間撹拌した後、水を加えて酢酸エチル
で抽出した。有機層を0.1N水酸化ナトリウム水溶液
で洗い、さらに飽和食塩水で洗った後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥させた。溶媒を減圧下で留去した後、減圧
蒸留(2mmHg、108℃)して、無色の油状物とし
て2−(3−クロロ−2,2−ジメチルプロポキシ)テ
トラヒドロピラン(6.07g)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3) δ1.01 (6H, d, J=4.8 Hz),
1.43-1.90 (6H, m),3.15 (1H, d, J=9.2 Hz), 3.42-3.5
9 (4H, m), 3.80-3.91 (1H, m), 4.60 (1H,t, J=2.8 H
z).
【0364】参考例182 水素化ナトリウム(60%油状物、1.34g)をヘキ
サンで3回洗った後DMF(50ml)を加え、p−ブ
ロモフェノール(4.82g)のDMF(50ml)溶
液を0℃において滴下した。滴下終了後、室温で30分
撹拌し、ついで、0℃で2−(3−クロロ−2,2−ジ
メチルプロポキシ)テトラヒドロピラン(4.8g)の
DMF(30ml)溶液を滴下した。ヨウ化ナトリウム
(4.9g)を加え、165℃で3日間加熱攪拌した。
放冷後、水を加えて酢酸エチルで2回抽出した。有機層
を1N水酸化ナトリウム水溶液で洗いさらに飽和食塩水
で洗った後、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ溶媒を減
圧下で留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン1:10)によ
って精製し無色の油状物として4−ブロモ−[2,2−
ジメチル−3−(2−テトラヒドロピラノキシ)プロポ
キシ]ベンゼン(7.37g)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3) δ1.03 (6H, d, J=2.6 Hz),
1.45-1.79 (6H, m),3.20 (1H, d, J=9.4 Hz), 3.43-3.5
2 (1H, m), 3.62 (1H, d, J=9.2 Hz), 3.66-3.82 (3H,
m), 4.55 (1H, t, J=3.0Hz), 6.79 (2H, dd, J=8.8, 2.
2 Hz), 7.35(2H, dd, J=9.2, 2.2 Hz).
【0365】参考例183 4−ブロモ−[2,2−ジメチル−3−(2−テトラヒ
ドロピラノキシ)プロポキシ]ベンゼン(7.37g)
のメタノール(80ml)溶液にp−トルエンスルホン
酸(205mg)を加え室温において15.5時間撹拌
した後、水を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗い無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を
減圧下で留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(酢酸エチル:ヘキサン1:5)によって精製
して無色の結晶として、4−ブロモ−(2,2−ジメチ
ル−3−ヒドロキシ)プロポキシベンゼン(4.80
g)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3) δ1.02 (6H, s), 1.74 (1H,
t, J=4.8 Hz), 3.54(2H, d, J=5.8 Hz), 3.73 (2H, s),
6.79 (2H, dd, J=8.8, 2.2 Hz), 7.37 (2H,dd, J=9.2,
2.2 Hz). 元素分析 C11H15O2Br Calcd. C, 50.98 ; H,5.83 : Fo
und. C, 50.93 ; H, 6.01.
【0366】参考例184 水素化ナトリウム(60%油状物、1.28g)をヘキ
サンで3回洗った後DMF(40ml)を加え、0℃で
4−ブロモ−(2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ)ブ
トキシベンゼン(4.5g)のDMF(50ml)溶液
を窒素雰囲気下で滴下した。滴下終了後室温に戻して3
0分撹拌した。ついで、0℃においてヨードエタン
(7.82g)のDMF(80ml)溶液を滴下した。
室温に戻して16時間撹拌した後反応溶液に水を加えて
ヘキサンで抽出した。有機層を1N水酸化ナトリウム水
溶液で洗い飽和食塩水で洗った後、硫酸マグネシウムで
乾燥させ溶媒を減圧下で留去した。得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサ
ン1:5)によって精製し無色の油状物として4−ブロ
モ −(2,2−ジメチル−3−エトキシ)プロポキシ
ベンゼン(7.37g)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3) δ1.00 (6H, s), 1.14 (3H,
t, J=7.0 Hz), 3.25(2H, s), 3.44 (2H, q, J=7.4 Hz),
3.69 (2H, s), 6.79 (2H, dd, J=9.0, 2.2 Hz), 7.35
(2H, dd, J=9.2, 2.2 Hz).
【0367】参考例185 マグネシウム(262mg)、1,2−ジブロモエタン
(0.05ml)、乾燥テトラヒドロフラン(25m
l)の混合物に、窒素雰囲気下4−ブロモ−(2,2−
ジメチル−3−エトキシ)プロポキシベンゼン(3.0
g)の乾燥テトラヒドロフラン(25ml)溶液を30
分かけて滴下した。滴下終了後70℃において3時間加
熱した。−78℃とし、ホウ酸トリメチル(2.17
g)の乾燥テトラヒドロフラン(10ml)溶液を滴下
した。滴下終了後昇温し、室温において19時間撹拌し
た。ついで0℃において1N塩酸(50ml)を加え3
0分撹拌した後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を
飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧下で溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン1:1)によって
精製し、無色の固体として4−(2,2−ジメチル−3
−エトキシ)プロポキシフェニルホウ酸(505mg)
を得た。1 H-NMR (200 MHz, DMSO-d6) δ0.96 (6H, s), 1.07 (3
H, t, J=7.0 Hz), 3.23 (2H, s), 3.40 (2H, q, J=7.0
Hz), 3.71 (2H, s), 6.88 (2H, t, J=7.5 Hz),7.69 (2
H, t, J=7.6 Hz), 7.80 (2H, s).
【0368】参考例186 4−ブロモ−3−クロロフェノール(10.0g)、3
−エトキシプロパノール(6.0g)、トリフェニルフ
ォスフィン(15.2g)のテトラヒドロフラン(50
ml)溶液に窒素雰囲気下、0℃においてジエチルアゾ
ジカルボネート(40%トルエン溶液、25.2g)を
15分間かけて滴下した。ついで、室温で2時間撹拌
後、反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣にジエチルエー
テルを加えて不溶物をろ別した。ろ液を飽和食塩水で洗
って無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。減圧下で溶媒
を留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル/ヘキサン 1:5)で分離精製し、
さらに減圧蒸留(1.5mmHg、190℃)して無色
の油状物として4−ブロモ−3−クロロ−(3−エトキ
シプロポキシ)ベンゼン(11.2g)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3) δ1.19 (3H, t, J=7.0 Hz),
2.08 (2H, m), 3.50(2H, q, J=7.4 Hz), 3.62 (2H, t,
J=6.2 Hz), 4.11 (2H, t, J=3.6 Hz), 6.82(1H, d, J=
8.8 Hz), 7.31 (1H, dd, J=8.4, 2.2 Hz), 7.49 (1H,
d, J=2.2 Hz).
【0369】参考例187 マグネシウム(853mg)、1,2−ジブロモエタン
(0.2ml)、乾燥テトラヒドロフラン(35ml)
の混合物に、窒素雰囲気下において4−ブロモ−3−ク
ロロ−(3−エトキシプロポキシ)ベンゼン(10.0
g)の乾燥テトラヒドロフラン(70ml)溶液を50
分かけて滴下した。滴下終了後65℃において2.5時
間加熱した後、−78℃としホウ酸トリメチル(7.0
8g)の乾燥テトラヒドロフラン(15ml)溶液を滴
下した。滴下終了後室温において19時間撹拌した。0
℃において1N塩酸(50ml)を加えて30分撹拌し
た後酢酸エチルで3回抽出した。有機層を飽和食塩水で
2回洗い、硫酸マグネシウムで乾燥させた後減圧下で溶
媒を留去した。得られた固体をヘキサン(35ml)で
洗って無色の固体として3−クロロ−4−(3−エトキ
シプロポキシ)フェニルホウ酸(5.65g)を得た。1 H-NMR (200 MHz, DMSO-d6) δ1.10 (3H, t, J=7.0 H
z), 1.97 (2H, m), 3.43 (2H, q, J=7.0 Hz), 3.53 (2
H, t, J=6.2 Hz), 4.12 (2H, t, J=6.2 Hz), 7.10 (1H,
d, J=8.4 Hz), 7.71 (1H, dd, J=8.0, 1.6 Hz), 7.79
(1H, d, J=1.4 Hz), 8.03 (2H, s).
【0370】実施例131(化合物128の製造) 4−(3−メトキシ−3−メチル)ブトキシフェニルホ
ウ酸(119mg)、7−ブロモ−N−[4−[[N−
メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミ
ノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(200mg)、炭酸カリウム(138mg)をトルエ
ン(10ml)、エタノール(1ml)、水(1ml)
に懸濁させ、アルゴン雰囲気下で30分撹拌した。つい
で、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム
(31mg)を加え、アルゴン雰囲気下、100℃で8
時間加熱した。放冷後飽和食塩水を加え、酢酸エチルで
2回抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥さ
せ減圧下で溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:メタノール3:1)で
分離精製し、エタノール(19ml)から再結晶して無
色の結晶として、7−[4−(3−メトキシ−3−メチ
ル)ブトキシフェニル]−N−[4−[[N−メチル−
N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチ
ル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物1
28)(136mg)を得た。 m.p.204.5-205.5 ℃1 H-NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.26 (6H, s), 1.75 (4
H, br), 2.04 (2H, t,J=6.8 Hz), 2.21 (3H, s), 3.17
(2H, t, J=7.2 Hz), 3.24 (3H, s), 3.37 (2H, dt, J=1
1.0, 2.2 Hz), 3.58 (2H, s), 3.73 (2H, t, J=7.4 H
z), 4.02-4.17 (4H, m), 7.01 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.3
1-7.35(3H, m), 7.52-7.57 (4H, m), 7.63-7.70 (2H,
m), 8.20 (1H, d, J=8.4 Hz). 元素分析 C36H27N2O4S Calcd. C, 68.33 ; H, 7.01 ;
N, 4.43 : Found. C,68.03 ; H, 6.78 ; N, 4.33.
【0371】実施例132(化合物129の製造) 4−(2−エトキシエトキシ)−3−メチルフェニルホ
ウ酸(119mg)、7−ブロモ−N−[4−[[N−
メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミ
ノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(212mg)、炭酸カリウム(147mg)をトルエ
ン(10ml)、エタノール(1ml)、水(1ml)
に懸濁させ、アルゴン雰囲気下で30分撹拌した。つい
で、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム
(33mg)を加え、アルゴン雰囲気下、100℃で8
時間加熱した。放冷後飽和食塩水を加えて、酢酸エチル
で2回抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥
させ減圧下で溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(酢酸エチル:メタノール=7:
1)で分離精製し、エタノール(22.5ml)から再
結晶して無色の結晶として、7−[4−(2−エトキシ
エトキシ)−3−メチル−フェニル]−N−[4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物129)(131mg)を得た。 m.p. 212-213 ℃1 H-NMR (200 MHz, CDCl3) δ1.26 (3H, t, J=6.4 Hz),
1.75 (4H, br), 2.21(3H, s), 2.31 (3H, s), 2.65 (1
H, br), 3.16 (2H, t, J=7.0 Hz), 3.38 (2H,dt, J=9.
0, 3.0 Hz), 3.57-3.75 (6H, m), 3.85 (2H, t, J=4.4
Hz), 4.04 (2H, d, J=11.2 Hz), 4.19 (2H, t, J=5.2 H
z), 6.92 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.26-7.39(4H, m), 7.54
(2H, d, J=8.8 Hz), 7.62-7.68 (2H, m), 7.87 (1H,
s), 8.18(1H, d, J=8.2 Hz). 元素分析 C35H42N2O6S・0.1H2O Calcd. C, 67.94 ; H,
6.84 ; N, 4.53 : Found. C, 67.45 ; H, 6.63 ; N,
4.53.
【0372】実施例133(化合物130の製造) 4−(3−エトキシ−2,2−ジメチル)プロポキシフ
ェニルホウ酸(189mg)、7−ブロモ−N−[4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(300mg)、炭酸カリウム(208mg)を
トルエン(15ml)、エタノール(1.5ml)、水
(1.5ml)に懸濁させ、アルゴン雰囲気下で30分
撹拌した。ついで、テトラキストリフェニルフォスフィ
ンパラジウム(47mg)を加え、アルゴン雰囲気下、
100℃で8時間加熱した。放冷後飽和食塩水を加え
て、酢酸エチルで二回抽出した。有機層を硫酸マグネシ
ウムで乾燥させ減圧下で溶媒を留去した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:メタノー
ル8:1)で分離精製し、エタノール(22.5ml)
から再結晶して無色の結晶として、7−[4−(3−エ
トキシ−2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−N
−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−
4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボキサミド(化合物130)(175mg)を得た。 m.p.209-210 ℃1 H-NMR (200 MHz, CDCl3) δ1.04 (6H, s), 1.16 (3H,
t, J=7.2 Hz), 1.76(4H, br), 2.21 (3H, s), 3.17 (2
H, t, J=6.2 Hz), 3.20 (2H, s), 3.38-3.51(4H, m),
3.58 (2H, s), 3.69-3.79 (4H, m), 4.04 (2H, d, J=1
1.4 Hz), 7.03(2H, d, J=8.8 Hz), 7.31-7.35 (3H, m),
7.52-7.70 (6H, m), 7.85 (1H, s), 8.20 (1H, d, J=
8.0 Hz). 元素分析 C37H46N2O6S Calcd. C, 68.70 ; H, 7.17 ;
N, 4.33 : Found. C,68.83 ; H, 7.25 ; N, 4.36.
【0373】実施例134(化合物131の製造) 3−クロロ−4−(3−エトキシプロポキシ)フェニル
ホウ酸(194mg)、7−ブロモ−N−[4−[[N
−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミ
ノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(300mg)、炭酸カリウム(208mg)をトルエ
ン(15ml)、エタノール(1.5ml)、水(1.
5ml)に懸濁させ、アルゴン雰囲気下で30分撹拌し
た。ついで、テトラキストリフェニルフォスフィンパラ
ジウム(47mg)を加え、アルゴン雰囲気下、100
℃で8時間加熱した。放冷後飽和食塩水を加えて、酢酸
エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾
燥させ減圧下で溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(酢酸エチル:エタノール8:
1)で分離精製し、エタノール(23ml)から再結晶
して無色の結晶として、7−[3−クロロ−4−(3−
エトキシプロポキシ)フェニル]−N−[4−[[N−
メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミ
ノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(化合物131)(229mg)を得た。 m.p. 182-183 ℃1 H-NMR (200 MHz, CDCl3) δ1.21 (3H, t, J=6.8 Hz),
1.75 (4H, m), 2.14(2H, m), 2.21 (3H, s), 2.65 (1H,
m), 3.17 (2H, t, J=7.0 Hz), 3.31-3.76 (10H, m),
4.04 (2H, d, J=11.4 Hz), 4.21 (2H, t, J=6.6 Hz),
7.05 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.31-7.35 (3H, m), 7.43-7.
68 (6H, m), 7.88 (1H, s), 8.21 (1H,d, J=8.0 Hz).
【0374】参考例188 4−ブロモ−3−クロロフェノール(9.8g)をDMF
(98ml)に溶解し、室温にて炭酸カリウム(9.8
g)、ヨウ化ナトリウム(7.8g)、2−クロロエチ
ルプロピルエーテル(7.8ml)の順に加えた。90
℃にて16時間撹拌後、反応液を室温に冷却し水中に加
えた。酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫
酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン/酢酸エチル=8/1)にて精製し、1−ブロモ
−2−クロロ−4−(2−プロポキシエトキシ)ベンゼ
ン(8.8g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ0.93(3H, t, J=7.4Hz), 1.5
5-1.70(2H, m), 3.48(2H, t, J=6.6Hz), 3.76(2H, t, J
=4.4Hz), 4.08(2H, t, J=4.4Hz), 6.72(1H, dd,J=8.8,
3.0Hz), 7.04(1H, d, J=3.0Hz), 7.46(1H, d, J=9.2Hz) 参考例189 1−ブロモ−2−クロロ−4−(2−プロポキシエトキ
シ)ベンゼン(7.0g)をTHF(70ml)に溶解し、
−78℃にて1.6M n−ブチルリチウム/ヘキサン
(17.3ml)を摘下し、1時間撹拌した。トリメト
キシボラン(7.8g)を滴下し、30分撹拌した後、
室温まで自然昇温した。2N塩酸(28ml)を加えて
15分撹拌した。反応液を酢酸エチルにて抽出し、飽和
食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧
下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=2/1)にて
精製し、2−クロロ−4−(2−プロポキシエトキシ)
フェニルほう酸(1.70g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6) δ0.86(3H, t, J=7.2Hz),
1.43-1.58(2H, m), 3.40(2H, t, 6.6Hz), 3.65-3.71(2
H, m), 4.08-4.15(2H, m), 6.84-6.95(1H, m), 7.38(1
H, d, J=8.0Hz), 7.84(1H, d, J=8.4Hz), 8.08(2H, br)
【0375】実施例135(化合物132の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒ
ドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(0.40g)にトルエン/
エタノール/水(10/1/1,19.2ml)を加
え、2−クロロ−4−(2−プロポキシエトキシ)フェ
ニルほう酸(0.24g)、炭酸カリウム(0.24
g)を加えた後、室温にて30分撹拌した。 テトラキ
ストリフェニルホスフィンパラジウム(45mg)を加
え、14時間加熱還流した。室温に冷却後、反応液を水
中に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄
後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル/エタノール =4/1)にて精製し、
エタノールにて再結晶し7−[2−クロロ−4−(2−
プロポキシエチル)フェニル]−N−[4−[[N−メチ
ル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチ
ル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物1
32)(206mg)を得た。 m.p. 150-152℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.94(3H, t, J=7.4Hz), 1.5
5-1.82(6H, m), 2.20(3H, s), 2.64(1H, m), 3.15-3.22
(2H, m), 3.30-3.44(2H, m), 3.51(2H, t, J=6.6Hz),
3.56(2H, s), 3.72(2H, t, J=6.6Hz), 3.75-3.84(2H,
m), 3.98-4.08(2H,m), 4.17(2H, t, J=4.8Hz), 6.94(1
H, dd, J=8.8, 2.6Hz), 7.08(1H, d, J=2.4Hz), 7.21-
7.33(4H, m), 7.50-7.60(4H, m), 7.83(1H, s), 8.20(1
H, d, J=8.0Hz) IR(KBr) 3349, 2959, 1651, 1603, 1516, 1408, 1289,
1128, 1060, 822cm-1 元素分析 C35H41FN2O6S Calcd. C, 64.35 ; H, 6.33 ; N, 4.29 : Found. C, 64.17 ; H, 6.24 ; N, 4.22
【0376】参考例190 4−ブロモ−3−フルオロフェノール(9.0g)をDM
F(90ml)に溶解し、室温にて炭酸カリウム(9.
8g)、ヨウ化ナトリウム(7.8g)、2−クロロエ
チルプロピルエーテル(7.7ml)の順に加えた。9
0℃にて16時間撹拌後、室温に冷却し、反応液を水中
に加えた。酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄
後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン/酢酸エチル=8/1)にて精製し、1−
ブロモ−2−フルオロ−4−(2−プロポキシエトキ
シ)ベンゼン(8.8g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.93(3H, t, J=7.4Hz), 1.5
4-1.73(2H, m), 3.48(2H, t, J=6.6Hz), 3.74-3.81(2H,
m), 4.06-4.13(2H, m), 6.69-6.76(1H, m), 7.37(1H,
d, J=8.0Hz), 7.69(1H, d, J=7.2Hz)
【0377】参考例191 1−ブロモ−2−フルオロ−4−(2−プロポキシエト
キシ)ベンゼン(8.0g)をTHF(96ml)に溶解
し、−78℃にて1.6M n−ブチルリチウム/ヘキサ
ン(19.8ml)を摘下し、1時間撹拌した。トリメ
トキシボラン(9.0g)を滴下し、30分撹拌した
後、室温まで自然昇温した。2N塩酸(32ml)を加
えて15分撹拌した。反応液を酢酸エチルにて抽出し、
飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。
減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=2/1)
にて精製し、2−フルオロ−4−(2−プロポキシエト
キシ)フェニルほう酸(1.17g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ0.87(3H, t, J=7.2Hz),
1.46-1.60(2H, m), 3.37-3.45(2H, m), 3.66-3.72(2H,
m), 4.08-4.13(2H, m), 6.70-6.77(2H, m), 7.50(1H,
d, J=8.0Hz), 7.89(2H, br)
【0378】実施例136(化合物133の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒ
ドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(0.35g)にトルエン/
エタノール/水(10/1/1,16.3ml)を加
え、2−フルオロ−4−(2−プロポキシエトキシ)フ
ェニルほう酸(0.20g)、炭酸カリウム(0.20
g)を加えた後、室温にて30分撹拌した。 テトラキ
ストリフェニルホスフィンパラジウム(31mg)を加
え、14時間加熱還流した。室温に冷却後、反応液を水
中に加え、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水で洗浄
後、硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル/エタノール =4/1)にて精製し、
エタノールにて再結晶し7−[2−フルオロ−4−(2
−プロポキシエチル)フェニル]−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メ
チル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒド
ロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物
133)(105mg)を得た。 m.p. 172-174℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.94(3H, t, J=7.4Hz), 1.5
8-1.76(6H, m), 2.21 (3H, s), 2.65(1H, m), 3.17(2H,
t, J=6.6Hz), 3.32-3.44(2H, m), 3.51(2H, t,J=6.6H
z), 3.57(2H, s), 3.72(2H, t, J=6.2Hz), 3.79-3.84(2
H, m), 3.98-4.08(2H, m), 4.17(2H, t, J=4.4Hz), 6.7
5-6.87(2H, m), 7.30-7.40(4H, m), 7.51-7.67(4H, m),
7.85(1H, s), 8.20(1H, d, J=8.6Hz) IR(KBr) 3345, 2940, 1651, 1620, 1520, 1410, 131
6, 1288, 1127, 816cm-1 元素分析 C35H41ClN2O6S・0.3H2O Calcd. C, 65.46 ; H, 6.53 ; N, 4.36 : Found. C, 65.44 ; H, 6.38 ; N, 4.31
【0379】実施例137(化合物134の製造) N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4
−イル)アミノ]メチル]フェニル]−7−[4−(2
−プロポキシエトキシ)フェニル)]−1,1−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カル
ボキサミド(1.0g)をTHF(30ml)に溶解し、L
−酒石酸(0.36mg)を加えた後、室温にて12時
間撹拌した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をエタ
ノールにて再結晶し、N−[4−[[N−メチル−N−
(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フ
ェニル]−7−[4−(2−プロポキシエトキシ)フェ
ニル)]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−
ベンゾチエピン−4−カルボキサミド・L−酒石酸塩
(化合物134)(1.7g)を得た。 m.p. 116-119℃1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ0.88(3H, t, J=7.2Hz),
1.42-1.81(6H, m), 2.22(3H, s), 2.79(1H, m), 3.22-
3.30(2H, m), 3.39-3.46(2H, m), 3.69-3.82(6H, m),
3.70(2H, s), 3.89-3.97(2H, m), 4.17(2H, s), 4.14-
4.19(2H, m), 7.10(2H, d, J=8.8Hz), 7.33(2H, d, J=
8.4Hz), 7.55(1H, s), 7.69-7.89(5H, m), 8.05-8.09(2
H, m), 10.22(1H, s) IR(KBr) 3247, 2965, 1663, 1607, 1518, 1416, 129
2, 1252, 1128, 826cm-1 元素分析 C39H48N2O12S・0.2H2O Calcd. C, 60.64 ; H, 6.32 ; N, 3.63 : Found. C, 60.59 ; H, 6.12 ; N, 3.64
【0380】参考例192 5−ブロモ−2−メチル−1,3−ベンゾキサゾール
(9.4g)をTHF(94ml)に溶解し、−78℃にて
1.6M n−ブチルリチウム/ヘキサン(30.5m
l)を摘下し、1時間撹拌した。トリメトキシボラン
(9.2ml)のTHF溶液(9.2ml)を滴下し、3
0分撹拌した後、室温まで自然昇温した。水(37.6
ml)を加えて15分撹拌した。反応液を酢酸エチルに
て抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて
乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をヘキサ
ン/イソプロピルエーテルにて洗浄し、2−メチル−
1,3−ベンゾキサゾール−5−イルほう酸(5.5
g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ2.17(3H, s), 6.88-6.93
(1H, m), 7.14-7.40(1H,m), 7.48-7.56(1H, m), 10.24
(2H, br)
【0381】実施例138(化合物135の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒ
ドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(0.35g)にトルエン/
エタノール/水(10/1/1,16.3ml)を加
え、2−メチル−1,3−ベンゾキサゾール−5−イル
ほう酸(0.14g)、炭酸カリウム(0.23g)を
加えた後、室温にて30分撹拌した。 テトラキストリ
フェニルホスフィンパラジウム(31mg)を加え、1
4時間加熱還流した。室温に冷却後、水中に加え、酢酸
エチルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシ
ウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/
エタノール =4/1)にて精製し、エタノールにて再
結晶し7−(2−メチル−1,3−ベンゾキサゾール−
5−イル)−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒ
ドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物135)(110m
g)を得た。 m.p. 236-240℃1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ1.42-1.76(4H, m), 2.10
(3H, s), 2.50(3H, s), 3.06(2H, t, J=6.6Hz), 3.20-
3.32(2H, m), 3.52(2H, s), 3.75-3.83(2H, m), 3.85-
3.94(2H, m), 7.27(2H, d, J=8.2Hz), 7.38(1H, s), 7.
65(2H, d, J=8.4Hz),7.79-7.85(1H, d, J=8.4Hz), 10.1
5(1H, s) IR(KBr) 3256, 2953, 2836, 1655, 1634, 1534, 1412,
1319, 1130, 885, 822cm-1
【0382】参考例193 5−ブロモ−2−(ヒドロキシメチル)−1−ベンゾフ
ラン(5.7g)をTHF(57ml)に溶解し、0℃に
て60%水素化ナトリウム(1.4g)を加え、室温に
て1時間撹拌した。0℃にて1−ブロモプロパン(3.
1ml)を加え、65℃にて16時間撹拌した。室温に
冷却後、反応液を水中に加え、酢酸エチルにて抽出し
た。飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥し
た。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=8/
1)にて精製し、5−ブロモ−2−(プロポキシメチ
ル)−1−ベンゾフラン(5.0g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ0.94(3H, t, J=7.2Hz), 1.5
6-1.72(2H, m), 3.50(2H, t, J=6.6Hz), 4.59(2H, s),
6.63(1H, S), 7.35-7.36(2H, m), 7.66-7.68(1H,m)
【0383】参考例194 5−ブロモ−2−(プロポキシメチル)−1−ベンゾフ
ラン(4.8g)をTHF(48ml)に溶解し、−50℃
にて1.6M n−ブチルリチウム/ヘキサン(12.3
ml)を摘下し、1時間撹拌した。トリメトキシボラン
(5.6g)を滴下し、30分撹拌した後、室温まで自
然昇温し12時間撹拌した。2N塩酸(19.2ml)
を加えて15分撹拌した。反応液を酢酸エチルにて抽出
し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し
た。減圧下溶媒を除去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=2/
1)にて精製し、2−(プロポキシメチル)−1−ベン
ゾフラン−5−イルほう酸(0.22g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6) δ0.84(3H, t, J=7.0Hz),
1.40-1.55(2H, m), 3.30-3.36(2H, m), 3.31(2H, s),
4.37-4.41(1H,m), 6.80(1H, s), 7.47(1H, d, J=8.2H
z), 7.72(1H, d, J=8.4Hz), 7.95(2H, br)
【0384】実施例139(化合物136の製造) 7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒ
ドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(0.41g)にトルエン/
エタノール/水(10/1/1,19.2ml)を加
え、2−(プロポキシメチル)−1−ベンゾフラン−5
−イルほう酸(0.22g)、炭酸カリウム(0.24
g)を加えた後、室温にて30分撹拌した。 テトラキ
ストリフェニルホスフィンパラジウム(45mg)を加
え、14時間加熱還流した。室温に冷却後、水中に加
え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸
マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を除去し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル/エタノール =4/1)にて精製し、エタノー
ルにて再結晶してN−[4−[[N−メチル−N−(テト
ラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニ
ル]−7−[2−(プロポキシメチル)−1−ベンゾフ
ラン−5−イル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒド
ロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物
136)(184mg)を得た。 m.p. 204-206℃1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6) δ0.92(3H, t, J=7.2Hz),
1.30-1.43(2H, m), 1.55-1.77(4H, m), 2.20(3H, s),
2.64(1H, m), 3.17(2H, t, J=6.2Hz), 3.30-3.54(4H,
m), 3.57(2H, s), 3.98-4.09(2H, m), 4.39(1H,t, J=6.
6Hz), 6.68(1H, s),7.29-7.37(3H, m), 7.43-7.59(4H,
m), 7.66-7.74(3H, m), 8.02(1H, s), 8.21(1H, d, J=
8.0Hz) IR(KBr) 3254, 2948, 1655, 1599, 1530, 1410, 1316,
1128, 806cm-1
【0385】参考例195 4−ブロモ−2−メチルフェノール(14.2g)のD
MF(75ml)溶液に炭酸カリウム(14.7g)を
加えた後、ブロモプロパン(9.33g)を滴下した。
滴下終了後70℃で3時間加熱した。放冷した後、水を
加えてヘキサンで抽出した。有機層を1N水酸化ナトリ
ウム水溶液、飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾
燥させた。減圧下で溶媒を留去して無色の油状物として
4−ブロモ−2−メチル−プロポキシベンゼン(10.
6g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 1.04 (t, 3H, J=7.4 Hz),
1.73-1.90 (m, 2H), 2.19 (s, 3H), 3.89 (t, 2H, J=
6.2 Hz), 6.66 (dd, 1H, J=7.4, 1.8 Hz), 7.19-7.24
(m, 2H).
【0386】参考例196 マグネシウム(1.09g)、1,2−ジブロモエタン
(0.2ml)、乾燥テトラヒドロフラン(35ml)
の混合物に、アルゴン雰囲気下において4−ブロモ−2
−メチルフェノール(10.0g)の乾燥テトラヒドロ
フラン(70ml)溶液を1時間かけて滴下した。滴下
終了後65℃において1時間45分加熱した。次いで−
78℃においてホウ酸トリメチル(9.07g)の乾燥
テトラヒドロフラン(15ml)溶液を滴下した。滴下
終了後徐々に室温に戻しながら16時間撹拌した。次い
で0℃において1N塩酸(200ml)を加えて30分
撹拌した。酢酸エチルで2回抽出して、有機層を飽和食
塩水で2回洗った。ついで硫酸マグネシウムで乾燥さ
せ、減圧下で溶媒を留去した。得られた固体をヘキサン
(35ml)で洗い真空乾燥させて無色の固体として3
−メチル−4−プロポキシフェニルホウ酸(1.32
g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6) δ 1.00 (t, 3H, J=7.4 H
z), 1.66-1.83 (m, 2H),2.14 (s, 3H), 3.94 (t, 2H, J
=6.6 Hz), 6.85 (d, 1H, J=8.0 Hz), 7.52-7.61(m, 2
H), 7.75 (s, 2H).
【0387】参考例197 4−プロポキシフェノール(10.0g)、炭酸カリウ
ム(10.0g)のDMF(50ml)懸濁液にブロモ
アセトアルデヒドジメチルアセタール(12.2g)を
加え14時間還流した。放冷した後、水を加えて酢酸エ
チルで2回抽出した。有機層を1N水酸化ナトリウム水
溶液で2回洗い、さらに飽和食塩水で洗って硫酸マグネ
シウムで乾燥させた。溶媒を減圧下で留去して得られた
残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
て黄色の油状物として、4−(2,2−ジメトキシ)エ
トキシ−プロポキシベンゼン(12.2g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 1.02 (t, 3H, J=7.4 Hz),
1.69-1.83 (m, 2H), 3.45 (s, 6H), 3.86 (t, 2H, J=
6.6 Hz), 3.96 (d, 2H, J=5.6 Hz), 4.70 (t, 1H,J=5.2
Hz), 6.78-6.89 (m, 4H).
【0388】参考例198 ポリリン酸(5.2g)のトルエン(120ml)懸濁
液に4−(2,2−ジメトキシ)エトキシ−プロポキシ
ベンゼン(5.0g)を加え100℃で終夜加熱した。
放冷した後水を加えて分液し、有機層を1N水酸化ナト
リウム水溶液、飽和食塩水で洗い硫酸マグネシウムで乾
燥させた。溶媒を減圧下で留去して得られた残渣を、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して褐色の油
状物として5−プロポキシベンゾフラン(1.7g)を
得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 1.05 (t, 3H, J=7.4 Hz),
1.74-1.92 (m, 2H), 3.95 (t, 2H, J=6.6 Hz), 6.69
(dd, 1H, J=2.2, 0.8 Hz), 6.90 (dd, 1H, J=9.2,2.6 H
z), 7.05 (d, 1H, J=2.6 Hz), 7.37 (d, 1H, J=9.4 H
z), 7.58 (d, 1H, J=2.2 Hz).
【0389】参考例199 5−プロポキシベンゾフラン(1.50g)の乾燥テト
ラヒドロフラン(15ml)溶液に0℃、アルゴン雰囲
気下でn−ブチルリチウムヘキサン溶液(1.6M、
6.4ml)の乾燥テトラヒドロフラン溶液(15m
l)を滴下した。2時間撹拌した後−78℃でホウ酸ト
リメチル(2.65g)の乾燥テトラヒドロフラン(1
5ml)溶液を滴下して、徐々に室温に戻しながら終夜
撹拌した。0℃で反応溶液に1N塩酸を加えて30分撹
拌した後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で
洗い、硫酸マグネシウムで乾燥させて溶媒を減圧下で留
去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトフラ
フィーで精製し、赤色の固体として5−プロポキシベン
ゾフラン−2−イルホウ酸(0.62g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6) δ 1.06 (t, 3H, J=7.4 H
z), 1.75-1.92 (m, 2H),3.95 (t, 2H, J=6.6 Hz), 5.27
(br, 2H), 6.98 (dd, 1H, J=9.2, 3.0 Hz), 7.07 (d,
1H, J=2.6 Hz), 7.30 (d, 1H, J=0.8 Hz), 7.39 (d, 1
H, J=8.8 Hz).
【0390】参考例200 4−メトキシフェノール(26.7g)、炭酸カリウム
(32.8g)のDMF(150ml)懸濁液にブロモ
アセトアルデヒドジメチルアセタール(40.1g)を
加え2.5時間還流した。放冷した後、水を加えて酢酸
エチルで2回抽出した。有機層を1N水酸化ナトリウム
水溶液で2回洗い、さらに飽和食塩水で洗って硫酸マグ
ネシウムで乾燥させた。溶媒を減圧下で留去して濃褐色
の油状物として、4−メトキシ−(2,2−ジメトキ
シ)エトキシベンゼン(40.4g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 3.45 (s, 6H), 3.77 (s,
3H), 3.96 (d, 2H, J=5.2 Hz), 4.70 (t, 1H, J=5.2 H
z), 6.79-6.90 (m, 4H).
【0391】参考例201 ポリリン酸(38.3g)のトルエン(400ml)懸
濁液に4−メトキシ−(2,2−ジメトキシ)エトキシ
ベンゼン(38.0g)を加え100℃で終夜加熱し
た。放冷した後、水を加えて分液し、有機層を1N水酸
化ナトリウム水溶液で洗った。次いで飽和食塩水で洗い
硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒を減圧下で留去し
て得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製して褐色の油状物として5−メトキシベンゾフ
ラン(6.5g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 3.85 (s, 3H), 6.71-7.00
(m, 2H), 7.06 (d, 1H,J=2.2 Hz), 7.39 (d, 1H, J=9.
8 Hz), 7.59 (d, 1H, J=2.2 Hz).
【0392】参考例202 5−メトキシベンゾフラン(3.6g)のコリジン(2
0ml)溶液にヨウ化リチウム(6.5g)を加えアル
ゴン雰囲気下で終夜還流した。放冷した後1N塩酸で酸
性にし(pH=4)酢酸エチルで3回抽出した。有機層
を1N塩酸で2回洗い、さらに水、飽和食塩水で洗って
硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒を減圧下で留去し
て得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製して黄色の油状物として5−ヒドロキシベンゾ
フラン(1.6g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 6.61 (dd, 1H, J=2.2, 0.
6 Hz), 6.82 (dd, 1H, J=8.8, 2.6 Hz), 7.01 (d, 1H,
J=2.6 Hz), 7.34 (d, 1H, J=8.8 Hz), 7.58 (d,1H, J=
2.2 Hz).
【0393】参考例203 5−ヒドロキシベンゾフラン(1.90g)のDMF
(30ml)溶液に炭酸カリウム(5.09g)、ヨウ
化ナトリウム(5.52g)を加えた後、2−クロロエ
チルプロピルエーテル(3.47g)を加えて、窒素雰
囲気下、95℃で3日間加熱した。放冷した後水を加え
て、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を1N水酸化ナ
トリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗った後、硫酸マグ
ネシウムで乾燥させた。減圧下で溶媒を留去して得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
て黄色の油状物として5−プロポキシエトキシベンゾフ
ラン(1.22g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 0.94 (t, 3H, J=7.8 Hz),
1.56-1.74 (m, 2H), 3.51 (t, 2H, J=6.4 Hz), 3.81
(t, 2H, J=5.2 Hz), 4.16 (t, 2H, J=4.6 Hz), 6.70 (d
d, 1H, J=2.2, 1.2 Hz), 6.94 (dd, 1H, J=9.0, 2.6 H
z), 7.09 (d, 1H, J=2.2 Hz), 7.38 (d, 1H, J=8.8 H
z), 7.59 (d, 1H, J=2.2 Hz).
【0394】参考例204 5−プロポキシエトキシベンゾフラン(1.20g)の
乾燥テトラヒドロフラン(10ml)溶液に0℃、アル
ゴン雰囲気下でn−ブチルリチウムヘキサン溶液(1.
6M、4.5ml)を滴下した。1時間撹拌した後−7
8℃でホウ酸トリメチル(1.54g)の乾燥テトラヒ
ドロフラン(15ml)溶液を滴下して、徐々に室温に
戻しながら終夜撹拌した。0℃で反応溶液に1N塩酸を
加えて30分撹拌した後酢酸エチルで抽出した。有機層
を水、飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥させ
た。溶媒を減圧下で留去して得られた固体をヘキサンで
洗い薄赤色の固体として5−プロポキシエトキシベンゾ
フラン−2−イルホウ酸(0.82g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6) δ 0.88 (t, 3H, J=7.4 H
z), 1.45-1.59 (m, 2H),3.44 (t, 2H, J=6.6 Hz), 3.71
(t, 2H, J=4.4 Hz), 4.11 (t, 2H, J=4.4 Hz),6.94 (d
d, 1H, J=9.2, 2.6 Hz), 7.19 (d, 1H, J=2.4 Hz), 7.3
8 (s, 1H), 7.45(d, 1H, J=9.2 Hz), 8.51 (s, 2H).
【0395】参考例205 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンズアルデヒド(2
0.0g)、炭酸カリウム(20.0g)の2−ブタノ
ン(80ml)懸濁液にブロモマロン酸ジエチル(3
9.3g)を加え窒素雰囲気下で7時間還流した。放冷
した後水を加え、次いで1N塩酸で酸性にして酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗い、硫酸マグネ
シウムで乾燥させ溶媒を減圧下で留去した。得られた濃
褐色の油状物を水酸化カリウム(20.0g)のエタノ
ール(200ml)溶液に懸濁させ1時間還流した。放
冷した後水を加えて、1N塩酸で酸性にして酢酸エチル
で2回抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗い硫酸マ
グネシウムで乾燥させた。溶媒を減圧下で留去し得られ
た固体をヘキサンで洗い、黄色の固体として6−メトキ
シベンゾフラン−2−カルボン酸(11.8g)を得
た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 3.89 (s, 3H), 6.91-7.00
(m, 1H), 7.07 (br, 1H), 7.47-7.62 (m, 2H).
【0396】参考例206 6−メトキシベンゾフラン−2−カルボン酸(22.2
g)、銅紛(3.7g)のキノリン(200ml)懸濁
液を窒素雰囲気下で2時間還流した。放冷した後2N塩
酸を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を2N塩酸で
6回洗い、さらに水、飽和食塩水で洗った。硫酸マグネ
シウムで乾燥させ、溶媒を減圧下で留去して、濃褐色の
油状物として6−メトキシベンゾフラン(17.1g)
を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 3.86 (s, 3H), 6.69 (dd,
1H, J=2.2, 1.2 Hz), 6.88 (dd, 1H, J=8.4, 2.2 Hz),
7.04 (br, 1H), 7.45 (d, 1H, J=6.6 Hz), 7.53(d, 1
H, J=1.4 Hz).
【0397】参考例207 6−メトキシベンゾフラン(16.9g)のコリジン
(200ml)溶液にヨウ化リチウム(30.5g)を
加えアルゴン雰囲気下で1日還流した。放冷した後1N
塩酸を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を2N塩酸で
5回洗い、さらに水、飽和食塩水で洗って硫酸マグネシ
ウムで乾燥させた。溶媒を減圧下で留去して得られた残
渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
て、濃褐色の油状物として6−ヒドロキシベンゾフラン
(2.9g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 5.04 (s, 1H), 6.69 (dd,
1H, J=2.6, 1.0 Hz), 6.79 (dd, 1H, J=8.4, 2.2 Hz),
7.00 (d, 1H, J=2.0 Hz), 7.42 (d, 1H, J=8.4Hz), 7.
52 (d, 1H, J=2.2 Hz).
【0398】参考例208 6−ヒドロキシベンゾフラン(1.30g)のDMF
(15ml)溶液に炭酸カリウム(1.88g)を加え
た後ブロモプロパン(1.44g)を窒素雰囲気下で滴
下した。終夜撹拌した後、水を加えて酢酸エチルで2回
抽出した。有機層を水で3回洗い、さらに飽和食塩水で
洗って硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒を減圧下で
留去して、黄色の油状物として7−プロポキシベンゾフ
ラン(0.93g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 1.06 (t, 3H, J=7.4 Hz),
1.75-1.93 (m, 2H), 3.96 (t, 2H, J=6.6 Hz), 6.69
(d, 1H, J=2.2 Hz), 6.88 (dd, 1H, J=8.4, 2.0 Hz),
7.03 (d, 1H, J=2.2 Hz), 7.44 (d, 1H, J=8.8 Hz), 7.
52 (d, 1H, J=2.2 Hz).
【0399】参考例209 6−プロポキシベンゾフラン(0.83g)の乾燥テト
ラヒドロフラン(12ml)溶液に0℃、アルゴン雰囲
気下においてn−ブチルリチウムヘキサン溶液(1.6
M、4.7ml)を滴下した。1時間撹拌した後−78
℃でホウ酸トリメチル(1.47g)の乾燥テトラヒド
ロフラン(15ml)溶液を滴下して、徐々に室温に戻
しながら終夜撹拌した。0℃で反応溶液に1N塩酸を加
えて30分撹拌した後、酢酸エチルで2回抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥
させて溶媒を減圧下で留去した。得られた固体をヘキサ
ンで洗い薄赤色の固体として6−プロポキシベンゾフラ
ン−2−イルホウ酸(0.56g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6) δ 1.00 (t, 3H, J=7.8 H
z), 1.71-1.81 (m, 2H),3.97 (t, 2H, J=6.6 Hz), 6.85
(dt, 1H, J=8.4, 2.2 Hz), 7.10 (s, 1H), 7.37(s, 1
H), 7.53 (d, 1H, J=8.4 Hz), 8.41 (s, 2H).
【0400】参考例210 6−ヒドロキシベンゾフラン(1.38g)のDMF
(40ml)溶液に炭酸カリウム(3.70g)、ヨウ
化ナトリウム(4.01g)を加えた後、2−クロロエ
チルプロピルエーテル(2.52g)を加えて、窒素雰
囲気下、95℃で3日間加熱した。放冷した後、水を加
えて酢酸エチルで2回抽出した。有機層を1N水酸化ナ
トリウム水溶液で4回、水で3回洗い、次いで飽和食塩
水で洗った。硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で溶
媒を留去して黄色の油状物として6−プロポキシエトキ
シベンゾフラン(1.50g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 0.94 (t, 3H, J=7.4 Hz),
1.56-1.74 (m, 2H), 3.51 (t, 2H, J=6.6 Hz), 3.81
(t, 2H, J=4.4 Hz), 4.17 (t, 2H, J=4.4 Hz), 6.69
(d, 1H, J=2.2 Hz), 6.91 (dd, 1H, J=8.6, 2.2 Hz),
7.06 (d, 1H, J=2.2 Hz), 7.44 (d, 1H, J=8.6 Hz), 7.
53 (d, 1H, J=2.2 Hz).
【0401】参考例211 6−プロポキシエトキシベンゾフラン(1.34g)の
乾燥テトラヒドロフラン(15ml)溶液に0℃、アル
ゴン雰囲気下でn−ブチルリチウムヘキサン溶液(1.
6M、5.7ml)を滴下した。1時間撹拌した後−7
8℃でホウ酸トリメチル(1.90g)の乾燥テトラヒ
ドロフラン(15ml)溶液を滴下して、徐々に室温に
戻しながら終夜撹拌した。0℃で反応溶液に1N塩酸を
加えて30分撹拌した後酢酸エチルで2回抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥
させて溶媒を減圧下で留去した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで精製して、褐色の固体
として6−プロポキシエトキシベンゾフラン−2−イル
ホウ酸(0.27g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6) δ 0.88 (t, 3H, J=7.0 H
z), 1.45-1.59 (m, 2H),3.43 (t, 2H, J=6.6 Hz), 3.70
(t, 2H, J=4.6 Hz), 4.17 (t, 2H, J=5.2 Hz),6.82
(d, 1H, J=2.2 Hz), 6.98 (d, 1H, J=8.8 Hz), 7.55
(d, 1H, J=8.2 Hz),7.83 (d, 1H, J=2.2 Hz), 8.04 (s,
2H).
【0402】参考例212 o−バニリン(25.0g)、炭酸カリウム(28.4
g)の2−ブタノン(100ml)懸濁液にブロモマロ
ン酸ジエチル(49.1g)を加え窒素雰囲気下で7時
間還流した。放冷した後1N塩酸を加え酢酸エチルで抽
出した。有機層を飽和食塩水で洗いさらに硫酸マグネシ
ウムで乾燥させ、溶媒を減圧下で留去した。得られた赤
色の油状物を水酸化カリウム(17.5g)のエタノー
ル(175ml)溶液に懸濁させ2時間還流した。放冷
し水を加えた後、1N塩酸で酸性にして酢酸エチルで2
回抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗い硫酸マグネ
シウムで乾燥させた。溶媒を減圧下で留去して、黄色の
固体として7−メトキシベンゾフラン−2−カルボン酸
(11.8g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6) δ 3.96 (s, 3H), 7.09 (d
d, 1H, J=7.4, 1.4 Hz),7.26 (t, 1H, J=7.8 Hz), 7.33
(dd, 1H, J=6.2, 1.8 Hz), 7.64 (s, 1H).
【0403】参考例213 7−メトキシベンゾフラン−2−カルボン酸(11.0
4g)、銅紛(1.83g)のキノリン(200ml)
懸濁液を窒素雰囲気下で2時間還流した。放冷した後2
N塩酸を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を2N塩
酸で8回洗い、さらに水、飽和食塩水で洗って硫酸マグ
ネシウムで乾燥させた。溶媒を減圧下で留去して得られ
た残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
して、濃褐色の油状物として7−メトキシベンゾフラン
(8.19g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 4.02 (s, 3H), 6.77 (d,
1H, J=1.8 Hz), 6.81 (dd, 1H, J=6.8, 2.2 Hz), 7.16
(t, 1H, J=7.8 Hz), 7.21 (d, 1H, J=5.6 Hz), 7.63
(d, 1H, J=2.2 Hz).
【0404】参考例214 7−メトキシベンゾフラン(8.0g)のコリジン(8
0ml)溶液に、ヨウ化リチウム(14.5g)を加え
アルゴン雰囲気下で1日還流した。放冷した後1N塩酸
を加え酢酸エチルで2回抽出した。有機層を1N塩酸で
2回洗い、さらに水、飽和食塩水で洗って硫酸マグネシ
ウムで乾燥させた。溶媒を減圧下で留去して得られた残
渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
て、濃褐色の油状物として7−ヒドロキシベンゾフラン
(7.0g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 5.45 (br, 1H), 6.78 (d,
1H, J=2.2 Hz), 6.84 (dd, 1H, J=7.0, 1.4 Hz), 7.09
(d, 1H, J=7.4 Hz), 7.17 (dd, 1H, J=7.8, 1.8Hz),
7.61 (d, 1H, J=2.2 Hz).
【0405】参考例215 7−ヒドロキシベンゾフラン(2.60g)のDMF
(30ml)溶液に炭酸カリウム(3.75g)を加え
た後ブロモプロパン(2.87g)を窒素雰囲気下で滴
下した。終夜撹拌した後、水を加えて酢酸エチルで抽出
した。有機層を水で3回洗い、さらに飽和食塩水で洗っ
て硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒を減圧下で留去
して、褐色の油状物として7−プロポキシベンゾフラン
(2.73g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 1.09 (t, 3H, J=7.6 Hz),
1.84-2.01 (m, 2H), 4.15 (t, 2H, J=7.0 Hz), 6.76
(d, 1H, J=2.2 Hz), 6.80 (dd, 1H, J=7.0, 1.8 Hz),
7.09-7.21 (m, 2H), 7.62 (d, 1H, J=2.2 Hz).
【0406】参考例216 7−プロポキシベンゾフラン(2.4g)の乾燥テトラ
ヒドロフラン(20ml)溶液に0℃、アルゴン雰囲気
下においてn−ブチルリチウムヘキサン溶液(1.6
M、15.4ml)を滴下した。1時間撹拌した後−7
8℃でホウ酸トリメチル(5.0g)の乾燥テトラヒド
ロフラン(30ml)溶液を滴下して、徐々に室温に戻
しながら終夜撹拌した。0℃で反応溶液に1N塩酸を加
えて30分撹拌した後、酢酸エチルで抽出した。有機層
を水、飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥させ
て溶媒を減圧下で留去した。得られた残渣をヘキサンで
洗い薄赤色の固体として7−プロポキシベンゾフラン−
2−イルホウ酸(1.5g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCL3) δ 1.10 (t, 3H, J=7.4 Hz),
1.85-2.02 (m, 2H), 4.15 (t, 2H, J=6.6 Hz), 5.23
(br, 2H), 6.85 (dd, 1H, J=7.8, 1.6 Hz), 7.15(t, 1
H, J=7.8 Hz), 7.22 (dd, 1H, J=8.0, 1.2 Hz), 7.37
(s, 1H).
【0407】参考例217 7−ヒドロキシベンゾフラン(2.60g)のDMF
(70ml)溶液に炭酸カリウム(6.97g)、ヨウ
化ナトリウム(7.55g)を加えた後、2−クロロエ
チルプロピルエーテル(4.76g)を加えて、窒素雰
囲気下、95℃で3日間加熱した。放冷した後、水を加
えて酢酸エチルで抽出した。有機層を水で3回洗い、つ
いで飽和食塩水で洗った後硫酸マグネシウムで乾燥させ
た。減圧下で溶媒を留去して得られた残渣を、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製して褐色の油状物と
して7−プロポキシエトキシベンゾフラン(3.76
g)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 0.93 (t, 3H, J=7.6 Hz),
1.55-1.73 (m, 2H), 3.53 (t, 2H, J=6.6 Hz), 3.88
(t, 2H, J=4.8 Hz), 4.37 (t, 2H, J=5.2 Hz), 6.76
(d, 1H, J=2.0 Hz), 6.84 (dd, 1H, J=7.4, 1.4 Hz),
7.13 (t, 1H, J=6.6 Hz), 7.21 (dd, 1H, J=7.6, 1.6 H
z), 7.62 (d, 1H, J=2.2 Hz).
【0408】参考例218 7−プロポキシエトキシベンゾフラン(3.4g)の乾
燥テトラヒドロフラン(30ml)溶液に0℃、アルゴ
ン雰囲気下でn−ブチルリチウムヘキサン溶液(1.6
M、14.5ml)を滴下した。30分撹拌した後−7
8℃でホウ酸トリメチル(4.8g)の乾燥テトラヒド
ロフラン(30ml)溶液を滴下して、徐々に室温に戻
しながら終夜撹拌した。0℃で反応溶液に1N塩酸を加
えて30分撹拌した後酢酸エチルで2回抽出した。有機
層を水、飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥さ
せて溶媒を減圧下で留去した。得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製して、褐色の油状物
として7−プロポキシエトキシベンゾフラン−2−イル
ホウ酸(0.8g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6) δ 0.87 (t, 3H, J=7.4 H
z), 1.45-1.62 (m, 2H),3.44 (t, 2H, J=6.6 Hz), 3.78
(t, 2H, J=4.4 Hz), 4.29 (t, 2H, J=4.8 Hz),6.93
(d, 1H, J=6.6 Hz), 7.11 (t, 1H, J=7.6 Hz), 7.23
(d, 1H, J=7.6 Hz),7.43 (s, 1H), 8.53 (s, 2H).
【0409】実施例140(化合物137の製造) 3−メチル−4−プロポキシフェニルホウ酸(219m
g)、7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−
(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フ
ェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−
ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(450mg)、
炭酸カリウム(312mg)をトルエン(23ml)、
エタノール(2.3ml)、水(2.3ml)に懸濁さ
せ、アルゴン雰囲気下で30分撹拌した。次いで、テト
ラキストリフェニルフォスフィンパラジウム(70m
g)を加え、アルゴン雰囲気下、100℃で8時間加熱
した。放冷した後、水を加え酢酸エチルで2回抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗い硫酸マグネシウムで乾燥
させた。溶媒を減圧下で留去して得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、エタノー
ル(125ml)から再結晶して、無色の結晶として7
−(3−メチル−4−プロポキシフェニル)−N−[4
−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物137)(242mg)を得た。 m.p. 230.5-231.5 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 1.08 (t, 3H, J=7.4 Hz),
1.70-1.92 (m, 6H), 2.21 (s, 3H), 2.30 (s, 3H), 2.
64 (br, 1H), 3.16 (t, 2H, J=7.2 Hz), 3.38 (dt, 2H,
J=8.6, 1.8 Hz), 3.58 (s, 2H), 3.73 (t, 2H, J=7.2
Hz), 3.96-4.07 (m, 4H), 6.91 (d, 1H, J=9.2 Hz), 7.
30-7.39 (m, 5H), 7.55 (d, 2H, J=8.0 Hz), 7.63 (s,
1H), 7.67 (d, 1H, J=8.0 Hz), 7.93 (s, 1H), 8.18
(d, 1H, J=8.0 Hz). 元素分析 C34H40N2O5S Calcd. C, 69.36 ; H, 6.85 ; N, 4.76 : Found. C, 69.13 ; H, 6.78 ; N, 4.64.
【0410】実施例141(化合物138の製造) ベンゾフラン−2−イルホウ酸(122mg)、7−ブ
ロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロ
ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボキサミド(300mg)、炭酸カリウム
(208mg)をトルエン(15ml)、エタノール
(1.5ml)、水(1.5ml)に懸濁させ、アルゴ
ン雰囲気下で30分撹拌した。次いで、テトラキストリ
フェニルフォスフィンパラジウム(47mg)を加え、
アルゴン雰囲気下、100℃で8時間加熱した。放冷し
た後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗い硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒を減圧
下で留去して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで分離精製し、エタノール(120ml)か
ら再結晶して無色の結晶として7−(ベンゾフラン−2
−イル)−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒ
ドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物138)(188m
g)を得た。 m.p. 234.0-235.0 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 1.75 (br, 4H), 2.22 (s,
3H), 2.66 (br, 1H), 3.18 (t, 2H, J=6.6 Hz), 3.39
(t, 2H, J=8.6 Hz), 3.59 (s, 2H), 3.74 (t, 2H, J=5.
8 Hz), 4.47 (d, 2H, J= 8.8 Hz), 7.21 (s, 1H), 7.28
-7.41 (m, 5H), 7.54-7.66 (m, 4H), 7.92-7.96 (m, 3
H), 8.23 (d, 1H, J=8.8 Hz).
【0411】実施例142(化合物139の製造) 5−プロポキシ−ベンゾフラン−2−イルホウ酸(16
5mg)、7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N
−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]
フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(300m
g)、炭酸カリウム(208mg)をトルエン(15m
l)、エタノール(1.5ml)、水(1.5ml)に
懸濁させ、アルゴン雰囲気下で30分撹拌した。次い
で、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム
(47mg)を加え、アルゴン雰囲気下、100℃で8
時間加熱した。放冷した後水を加え、酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗い硫酸マグネシウムで乾
燥させた。溶媒を減圧下で留去して得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、エタノ
ール(750ml)から再結晶して、無色の結晶として
N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン
−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジ
オキソ−7−(5−プロポキシベンゾフラン−2−イ
ル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボキサミド(化合物139)(115mg)を得た。 m.p. 241.0-242.0 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 1.07 (t, 3H, J=7.2 Hz),
1.67-1.90 (m, 6H), 2.21 (s, 3H), 2.67 (br, 1H),
3.18 (t, 2H, J=7.4 Hz), 3.38 (dd, 2H, J=10.6,2.6 H
z), 3.58 (s, 2H), 3.73 (t, 2H, J=7.0 Hz), 3.97 (t,
2H, J=7.0 Hz),4.04 (d, 2H, J=12.8 Hz), 6.98 (dd,
1H, J=8.6, 2.6 Hz), 7.06-7.13 (m, 2H), 7.32-7.60
(m, 3H), 7.42 (d, 1H, J=8.6 Hz), 7.56 (d, 2H, J=8.
8 Hz), 7.89-7.94 (m, 3H), 8.22 (d, 1H, J=8.4 Hz). 元素分析 C35H38N2O6S Calcd. C, 68.38 ; H, 6.23 ; N, 4.56 : Found. C, 68.02 ; H, 6.26 ; N, 4.56.
【0412】実施例143(化合物140の製造) 5−プロポキシエトキシ−ベンゾフラン−2−イルホウ
酸(198mg)、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、炭酸カリウム(208mg)をトルエン(1
5ml)、エタノール(1.5ml)、水(1.5m
l)に懸濁させ、アルゴン雰囲気下で30分撹拌した。
次いで、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウ
ム(47mg)を加え、アルゴン雰囲気下、100℃で
8時間加熱した。放冷した後、水を加え酢酸エチルで抽
出した。有機層を飽和食塩水で洗い硫酸マグネシウムで
乾燥させた。溶媒を減圧下で留去して得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、エタ
ノールから再結晶して、無色の結晶としてN−[4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
7−(5−プロポキシエトキシベンゾフラン−2−イ
ル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボキサミド(化合物140)(200mg)を得た。 m.p. 227.0-228.0 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 0.95 (t, 3H, J=7.2 Hz),
1.58-1.80 (m, 6H), 2.22 (s, 3H), 2.65 (br, 1H),
3.18 (t, 2H, J=6.8 Hz), 3.39 (dd, 2H, J=10.6,2.6 H
z), 3.52 (t, 2H, J=6.6 Hz), 3.58 (s, 2H), 3.73 (t,
2H, J=6.8 Hz),3.82 (t, 2H, J=5.6 Hz), 4.04 (d, 2
H, J=10.8 Hz), 4.18 (t, 2H, J=4.8 Hz),7.01 (dd, 1
H, J=9.2, 2.6 Hz), 7.11 (d, 2H, J=7.4 Hz), 7.32-7.
36 (m, 3H), 7.42 (d, 1H, J=9.2 Hz), 7.56 (d, 2H, J
=8.4 Hz), 7.90-7.94 (m, 3H), 8.22 (d, 1H, J=8.4 H
z). 元素分析 C37H42N2O7S Calcd. C, 67.45 ; H, 6.43 ; N, 4.25 : Found. C, 67.14 ; H, 6.35 ; N, 4.25.
【0413】実施例144(化合物141の製造) 6−プロポキシ−ベンゾフラン−2−イルホウ酸(16
5mg)、7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N
−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]
フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(300m
g)、炭酸カリウム(208mg)をトルエン(15m
l)、エタノール(1.5ml)、水(1.5ml)に
懸濁させ、アルゴン雰囲気下で30分撹拌した。次い
で、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム
(47mg)を加え、アルゴン雰囲気下、100℃で1
0時間加熱した。放冷した後、水を加え酢酸エチルで抽
出した。有機層を飽和食塩水で洗い硫酸マグネシウムで
乾燥させた。溶媒を減圧下で留去して得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、エタ
ノール(40ml)から再結晶して、無色の結晶として
N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン
−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジ
オキソ−7−(6−プロポキシベンゾフラン−2−イ
ル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボキサミド(化合物141)(192mg)を得た。 m.p. 215.0-216.0 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 1.08 (t, 3H, J=7.8 Hz),
1.72-1.77 (m, 4H), 1.81-1.92 (m, 2H), 2.21 (s, 3
H), 2.65 (br, 1H), 3.16 (t, 2H, J=6.2 Hz), 3.38 (d
t, 2H, J=10.8, 2.4 Hz), 3.58 (s, 2H), 3.73 (t, 2H,
J=7.2 Hz), 3.96-4.07 (m, 4H), 6.92 (dd, 1H, J=8.
8, 2.2 Hz), 7.04 (s, 1H), 7.11 (s, 1H),7.31-7.35
(m, 3H), 7.48 (d, 1H, J=8.4 Hz), 7.58 (d, 2H, J=8.
6 Hz), 7.83-7.86 (m, 2H), 8.18 (d, 1H, J=8.8 Hz),
8.25 (s, 1H), 元素分析 C35H38N2O6S Calcd. C, 68.38 ; H, 6.23 ; N, 4.56 : Found. C, 68.17 ; H, 6.38 ; N, 4.50.
【0414】実施例145(化合物142の製造) 6−プロポキシエトキシ−ベンゾフラン−2−イルホウ
酸(250mg)、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、炭酸カリウム(262mg)をトルエン(1
5ml)、エタノール(1.5ml)、水(1.5m
l)に懸濁させ、アルゴン雰囲気下で30分撹拌した。
次いで、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウ
ム(47mg)を加え、アルゴン雰囲気下、100℃で
1日加熱した。放冷した後、水を加え酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗い硫酸マグネシウムで乾
燥させた。溶媒を減圧下で留去して得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、黄色の
アモルファスとしてN−[4−[[N−メチル−N−
(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フ
ェニル]−1,1−ジオキソ−7−(6−プロポキシエ
トキシベンゾフラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−
1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物14
2)(200mg)を得た。1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 0.86 (t, 3
H, J=7.2 Hz), 1.51−1.80
(m, 6H), 2.21 (s, 3H), 2.
65 (br, 1H), 3.20 (t, 2H,
J=6.6 Hz), 3.31−3.44 (m,
4H), 3.58 (s, 2H), 3.68−
3.78 (m, 4H), 4.03 (d, 2
H, J=11.4 Hz), 4.19 (t, 2
H, J=4.8 Hz), 6.77 (d, 1
H, J=2.2 Hz), 7.04 (d, 1
H, J=8.4 Hz), 7.30−7.34
(m, 3H), 7.52−7.57 (m, 4
H), 7.92−7.98 (m, 3H), 8.
24 (d, 1H, J=8.0 Hz). 元素分析 C3742S・0.4HO Calcd. C, 66.72 ; H, 6.35
; N, 4.21 : Found. C, 66.42 ; H, 6.49
; N, 4.01.
【0415】実施例146(化合物143の製造) 7−プロポキシ−ベンゾフラン−2−イルホウ酸(16
5mg)、7−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N
−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]
フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1
−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(300m
g)、炭酸カリウム(208mg)をトルエン(15m
l)、エタノール(1.5ml)、水(1.5ml)に
懸濁させ、アルゴン雰囲気下で30分撹拌した。次い
で、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム
(47mg)を加え、アルゴン雰囲気下、100℃で8
時間加熱した。放冷した後、水を加え酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗い硫酸マグネシウムで乾
燥させた。溶媒を減圧下で留去して得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、エタノ
ールから再結晶して、無色の結晶としてN−[4−
[[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イ
ル)アミノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−
7−(7−プロポキシベンゾフラン−2−イル)−2,
3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミ
ド(化合物143)(213mg)を得た。 m.p. 246.5-247.5 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 1.12 (t, 3H, J=7.4 Hz),
1.76 (br, 4H), 1.90-2.01 (m, 2H), 2.21 (s, 3H),
2.65 (br, 1H), 3.17 (t, 2H, J=7.8 Hz), 3.38 (dt, 2
H, J=11.8, 3.4 Hz), 3.58 (s, 2H), 3.74 (t, 2H, J=
7.2 Hz), 4.05 (d,2H, J=11.0 Hz), 4.19 (t, 2H, J=6.
6 Hz), 6.87 (dd, 1H, J=6.6, 2.6 Hz), 7.14-7.24 (m,
3H), 7.32-7.55 (m, 3H), 7.57 (d, 2H, J=8.4 Hz),
7.94-7.99 (m, 3H), 8.22 (d, 1H, J=8.8 Hz). 元素分析 C35H38N2O6S Calcd. C, 68.38 ; H, 6.23 ; N, 4.56 : Found. C, 68.18 ; H, 6.18 ; N, 4.60.
【0416】実施例147(化合物144の製造) 7−プロポキシエトキシ−ベンゾフラン−2−イルホウ
酸(229mg)、7−ブロモ−N−[4−[[N−メ
チル―N―(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]
メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(30
0mg)、炭酸カリウム(240mg)をトルエン(1
5ml)、エタノール(1.5ml)、水(1.5m
l)に懸濁させ、アルゴン雰囲気下で30分撹拌した。
次いで、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウ
ム(47mg)を加え、アルゴン雰囲気下、100℃で
8時間加熱した。放冷した後、水を加え酢酸エチルで抽
出した。有機層を飽和食塩水で洗い硫酸マグネシウムで
乾燥させた。溶媒を減圧下で留去して得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、エタ
ノール(40ml)から再結晶して、N−[4−[[N
−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミ
ノ]メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−7−(7
−プロポキシエトキシベンゾフラン−2−イル)−2,
3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミ
ド(化合物144)(154mg)を得た。 m.p. 178.5-179.5 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 0.94 (t, 3H, J=7.8 Hz),
1.56-1.80 (m, 6H), 2.21 (s, 3H), 2.65 (br, 1H),
3.17 (t, 2H, J=6.2 Hz), 3.38 (dt, 2H, J=10.6,3.0 H
z), 3.54 (t, 2H, J=7.0 Hz), 3.57 (s, 2H), 3.73 (t,
2H, J=7.0 Hz),3.91 (t, 2H, J=4.6 Hz), 4.03 (d, 2
H, J=7.6 Hz), 4.41 (t, 2H, J=5.2 Hz),6.91 (dt, 1H,
J=7.2, 1.8 Hz), 7.13-7.21 (m, 3H), 7.33 (d, 2H, J
=8.8 Hz),7.38 (s, 1H), 7.58 (d, 2H, J=8.4 Hz), 7.9
1-7.95 (m, 2H), 8.09 (s, 1H),8.21 (d, 1H, J=8.8 H
z). 元素分析 C37H42N2O7S Calcd. C, 67.45 ; H, 6.43 ; N, 4.25 : Found. C, 67.26 ; H, 6.31 ; N, 4.25.
【0417】実施例148(化合物145の製造) ベンゾチオフェン−2−イルホウ酸(134mg)、7
−ブロモ−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒ
ドロピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(300mg)、炭酸カリウ
ム(208mg)をトルエン(15ml)、エタノール
(1.5ml)、水(1.5ml)に懸濁させ、アルゴ
ン雰囲気下で30分撹拌した。次いで、テトラキストリ
フェニルフォスフィンパラジウム(47mg)を加え、
アルゴン雰囲気下、100℃で1日加熱した。放冷した
後、水を加え酢酸エチルで2回抽出した。有機層を飽和
食塩水で洗い硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒を減
圧下で留去して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで分離精製し、エタノールから再結晶し
て、無色の結晶として7−(ベンゾチオフェン−2−イ
ル)−N−[4−[[N−メチル−N−(テトラヒドロ
ピラン−4−イル)アミノ]メチル]フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボキサミド(化合物145)(27mg)を
得た。 m.p. 270.0-271.0 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3) δ 1.75 (br, 4H), 2.21 (s,
3H), 2.65 (br, 1H), 3.18 (t, 2H, J=6.6 Hz), 3.38
(dt, 2H, J=11.8, 3.0 Hz), 3.58 (s, 2H), 3.74(t, 2
H, J=7.4 Hz), 4.05 (d, 2H, J=13.4 Hz), 7.32-7.42
(m, 5H), 7.56 (d,2H, J=8.2 Hz), 7.69 (s, 1H), 7.76
-7.90 (m, 4H), 7.98 (s, 1H), 8.21 (d,1H, J=8.4 H
z). 元素分析 C32H32N2O4S2・0.1H2O Calcd. C, 66.90 ; H, 5.65 ; N, 4.88 : Found. C, 66.67 ; H, 5.60 ; N, 4.91.
【0418】実施例149(化合物146の製造) N−[4−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−
4−イル)アミノメチル]フェニル]−7−[4−(2
−プロポキシエトキシ)フェニル]−1,1−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボ
キサミド(0.80g)のエタノール(50ml)懸濁
液に、室温でメタンスルホン酸(84μl)を加え1時
間撹拌した。減圧下濃縮後、残渣を2−プロパノールか
ら結晶化させ、無色の結晶としてN−[4−[N−メチ
ル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチ
ル]フェニル]−7−[4−(2−プロポキシエトキ
シ)フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド・メタンス
ルホン酸塩(化合物146)(0.78g)を得た。 m.p. 178-181 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.95 (3H, t, J=7.5 Hz), 1.
56-2.15 (6H, m), 2.59(3H, s), 2.77 (3H, s), 3.09
(2H, t, J=6.8 Hz), 3.21-3.55 (5H, m), 3.74-3.84 (4
H, m), 3.88-4.09 (3H, m), 4.13-4.32 (3H, m), 7.03
(2H, d, J=8.6 Hz), 7.44 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.59-7.
67 (3H, m), 7.80-7.92 (4H, m), 8.14 (1H, d, J=8.4
Hz), 9.43 (1H, s), 10.46 (1H, m). IR (KBr) 3273, 1644, 1607, 1520, 1416, 1318, 1292,
1250, 1246, 1194, 1165 cm-1 元素分析 C36H46N2O9S2・0.25H2O Calcd. C, 60.11 ; H, 6.52 ; N, 3.89 : Found. C, 59.93 ; H, 6.48 ; N, 3.85.
【0419】実施例150(化合物147の製造) N−[4−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−
4−イル)アミノメチル]フェニル]−7−[4−(2
−プロポキシエトキシ)フェニル]−1,1−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボ
キサミド(1.10g)のTHF(40ml)溶液に、
室温でベンゼンスルホン酸(313mg)を加え1時間
撹拌した。減圧下濃縮後、2−プロパノールを加えた。
減圧下濃縮後、2−プロパノールから結晶化させ粗結晶
を得た。再結晶(2−プロパノール)によって精製し、無
色の結晶としてN−[4−[N−メチル−N−(テトラ
ヒドロピラン−4−イル)アミノメチル]フェニル]−
7−[4−(2−プロポキシエトキシ)フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド・ベンゼンスルホン酸塩(化
合物147)(1.19g)を得た。 m.p. 187-189 ℃1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ0.87 (3H, t, J=7.5 Hz),
1.44-1.63 (2H, m), 1.65-1.90 (2H, m), 1.95-2.08 (2
H, m), 2.62 (3H, s), 3.02-3.15 (2H, m), 3.25-3.60
(5H, m), 3.69-3.86 (4H, m), 3.94-4.22 (5H, m), 4.4
7 (1H, d, J=12.0Hz), 7.10 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.29-
7.34 (3H, m), 7.49-7.62 (5H, m), 7.74-7.91 (5H,
m), 8.05-8.09 (2H, m), 10.39 (1H, s). IR (KBr) 3239, 1665, 1642, 1605, 1518, 1318, 1292,
1167, 1121, 1017 cm-1 元素分析 C41H48N2O9S Calcd. C, 63.38 ; H, 6.23 ; N, 3.61 : Found. C, 63.14 ; H, 6.20 ; N, 3.72.
【0420】実施例151(化合物148の製造) N−[4−[N−メチル−N−(テトラヒドロピラン−
4−イル)アミノメチル]フェニル]−7−[4−(2
−プロポキシエトキシ)フェニル]−1,1−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボ
キサミド(1.10g)のアセトン(150ml)溶液
に、室温で47%硫酸(0.27ml)を加え0.5時
間撹拌した。減圧下濃縮し、残渣に2−プロパノールを
加え再度濃縮した。残渣に2−プロパノールを加え、生
じた固体をろ過によって集めた。加熱下、固体を2−プ
ロパノールに溶解させた。冷却して生じた粉末をろ過に
よって集め、無色のアモルファスとしてN−[4−[N
−メチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミ
ノメチル]フェニル]−7−[4−(2−プロポキシエ
トキシ)フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド・硫酸
塩(化合物148)(1.21g)を得た。1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ0.88 (3H, t,
J=7.5 Hz), 1.44−1.62 (2
H, m), 1.64−2.11 (4H, m),
2.62 (3H, br s), 3.02−3.
15 (2H, m), 3.24−3.57 (5
H, m), 3.67−3.87 (4H, m),
3.95−4.23 (5H, m), 4.38−
4.58 (1H, m), 7.10 (2H,
d, J=9.2 Hz), 7.49−7.56
(3H, m), 7.74−7.91 (5H,
m), 8.05−8.09 (2H, m), 1
0.38 (1H, s). IR (KBr) 3274, 1663, 160
6, 1518, 1414, 1292, 125
2, 1127 cm−1 元素分析 C354410・0.5HO Calcd. C, 57.91 ; H, 6.25
; N, 3.86 : Found. C, 57.95 ; H, 6.22
; N, 4.01.
【0421】実施例152(化合物149の製造) 7−(4−ブトキシフェニル)−N−[4−[N−メチ
ル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノメチ
ル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(300m
g)のDMF(7ml)溶液に、室温でヨウ化メタン
(63μl)を加え18時間撹拌した。減圧下濃縮後、
酢酸エチルを加え生じた結晶をろ過によって集めた。エ
タノールから再結晶し、淡黄色の結晶としてヨウ化 N
−[4−[[7−(4−ブトキシフェニル)−1,1−
ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4
−カルボニル]アミノ]ベンジル]−N,N−ジメチル
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミニウム(化合物
149)(290mg)を得た。 m.p. 186-190℃1 H-NMR (200MHz, DMSO-d6)δ0.95 (3H, t, J=7.3 Hz),
1.36-1.55 (2H, m), 1.66-2.00 (4H, m), 2.09-2.55 (2
H, m), 2.88 (6H, s), 3.01-3.16 (2H, m), 3.23-3.66
(3H, m), 3.77-3.84 (2H, m), 4.00-4.15 (4H, m), 4.4
7 (2H, s), 7.09(2H, d, J=8.8 Hz), 7.55-7.59 (3H,
m), 7.76 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.86-7.91(3H, m), 8.06
-8.10 (2H, m), 10.44 (1H, s). IR (KBr) 3220, 1669, 1607, 1593, 1518, 1474, 1410,
1314, 1285, 1246, 1128 cm-1 元素分析 C35H43N2O5SI・0.5H2O Calcd. C, 56.83 ; H, 6.00 ; N, 3.79 : Found. C, 56.58 ; H, 6.13 ; N, 3.63.
【0422】参考例219 (4−アミノフェニル)−(2−ピリジル)メタノール
(0.93g)をCHIRALCEL ODを用いて分
取し(ヘキサン/エタノール8:2)、(+)−(4−
アミノフェニル)−(2−ピリジル)メタノール(0.
41g,99.6%ee)、(−)−(4−アミノフェ
ニル)−(2−ピリジル)メタノール(0.43g,9
9.4%ee)を得た。 (+)−(4−アミノフェニル)−(2−ピリジル)メ
タノール[α]D=+43.4° (−)−(4−アミノフェニル)−(2−ピリジル)メ
タノール[α]D=−43.6°
【0423】実施例153(化合物150の製造) 7−[4−(2−ブトキシエトキシ)フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボン酸(300mg)のTHF(10ml)
溶液に、室温で塩化チオニル(0.1ml)及びDMF
(1滴)を加えて1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去し
た後、残渣をTHF(20ml)に溶解させ、0℃で
(+)−(4−アミノフェニル)−(2−ピリジル)メ
タノール(150mg)およびトリエチルアミン(0.
58ml)のTHF(5ml)溶液に滴下した。室温で
40時間撹拌した後、水を加え酢酸エチルで抽出した。
有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル)で精製し、無色の結晶として7−[4−
(2−ブトキシエトキシ)フェニル]−N−[4−[ヒ
ドロキシ(2−ピリジル)メチル]フェニル]−1,1
−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−
4−カルボキサミド(化合物150)(273mg)を
得た。 m.p. 173-174 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.93 (3H, t,
J=7.1 Hz), 1.30−1.46 (2H,
m), 1.52−1.66 (2H, m),
3.11−3.18 (2H, m), 3.55
(2H, t, J=6.6 Hz), 3.68−
3.75 (2H,m), 3.79−3.84 (2
H, m), 4.16−4.20 (2H, m),
5.32 (1H, d, J=4.4 Hz),
5.75 (1H, d, J=4.4 Hz),
7.04 (2H, d, J=8.8 Hz),
7.12−7.28 (2H, m), 7.34
(1H, s), 7.39 (2H, d, J=
8.6 Hz), 7.52−7.69 (7H,
m), 7.96 (1H, s), 8.19 (1
H, d,J=8.4 Hz), 8.56−8.59
(1H, m). IR (KBr) 3403, 3339, 164
9, 1609, 1595, 1518, 131
4, 1289, 1252, 1128 cm−1 元素分析 C3536S Calcd. C, 68.61 ; H, 5.92
; N, 4.57 : Found. C, 68.60 ; H, 5.98
; N, 4.53.
【0424】実施例154(化合物151の製造) 7−[4−(2−ブトキシエトキシ)フェニル]−N−
[4−[ヒドロキシ(2−ピリジル)メチル]フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物150)(2
30mg)のジクロロメタン(10ml)溶液に、0℃
で3−クロロ過安息香酸(70%,0.12g)を加
え,室温で24時間撹拌した。反応系にチオ硫酸ナトリ
ウム水溶液を加え数分間撹拌後、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を重曹水,飽和食塩水で洗浄し,硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマ
トグラフィー(エタノール/酢酸エチル1:9→1:
4)で分離精製し、無色の結晶として7−[4−(2−
ブトキシエトキシ)フェニル]−N−[4−[ヒドロキ
シ(1−オキシドピリジン−2−イル)メチル]フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物151)(1
87mg)を得た。 m.p. 125-128 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.93 (3H, t, J=7.3 Hz), 1.
30-1.46 (2H, m), 1.54-1.68 (2H, m), 3.14-3.20 (2H,
m), 3.56 (2H, t, J=6.6 Hz), 3.68-3.75 (2H,m), 3.7
9-3.84 (2H, m), 4.16-4.21 (2H, m), 6.07 (1H, d, J=
4.6 Hz), 6.38 (1H, d, J=4.6 Hz), 6.94-7.01 (1H,
m), 7.04 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.24-7.28 (1H, m), 7.3
7 (1H, s), 7.44-7.56 (5H, m), 7.62-7.69 (4H, m),
8.06 (1H, s), 8.18 (1H, d, J=8.0 Hz), 8.24-8.28 (1
H, m). IR (KBr) 3351, 3118, 1665, 1605, 1518, 1310, 1291,
1252, 1167, 1130 cm-1 元素分析 C35H36N2O7S・1.0H2O Calcd. C, 65.00 ; H, 5.92 ; N, 4.33 : Found. C, 65.02 ; H, 5.90 ; N, 4.16.
【0425】実施例155(化合物152の製造) 7−[4−(2−ブトキシエトキシ)フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボン酸(300mg)のTHF(10ml)
溶液に、室温で塩化チオニル(0.1ml)及びDMF
(1滴)を加えて1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去し
た後、残渣をTHF(20ml)に溶解させ、0℃で
(−)−(4−アミノフェニル)−(2−ピリジル)メ
タノール(150mg)およびトリエチルアミン(0.
58ml)のTHF(3ml)溶液に滴下した。室温で
64時間撹拌した後、水を加え酢酸エチルで抽出した。
有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧下濃縮し,生じた結晶をろ過によって集め
た。結晶を酢酸エチルで洗浄し,無色の結晶として7−
[4−(2−ブトキシエトキシ)フェニル]−N−[4
−[ヒドロキシ(2−ピリジル)メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物152)(201m
g)を得た。 m.p. 171-173 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.93 (3H, t, J=7.1 Hz), 1.
30-1.46 (2H, m), 1.52-1.72 (2H, m), 3.11-3.17 (2H,
m), 3.56 (2H, t, J=6.8 Hz), 3.68-3.75 (2H,m), 3.7
9-3.84 (2H, m), 4.16-4.20 (2H, m), 5.34 (1H, br
s), 5.75 (1H, brs), 7.03 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.12-
7.28 (2H, m), 7.33 (1H, s), 7.38 (2H, d, J=8.4 H
z), 7.52-7.69 (7H, m), 8.02 (1H, s), 8.18 (1H, d,
J=8.2 Hz), 8.56-8.58 (1H, m). IR (KBr) 3448, 3339, 1649, 1609, 1595, 1518, 1312,
1289, 1252, 1128 cm-1 元素分析 C35H36N2O6S・0.25H2O Calcd. C, 68.11 ; H, 5.96 ; N, 4.54 : Found. C, 68.09 ; H, 5.84 ; N, 4.50.
【0426】実施例156(化合物153の製造) 7−[4−(2−ブトキシエトキシ)フェニル]−N−
[4−[ヒドロキシ(2−ピリジル)メチル]フェニ
ル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベン
ゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物152)(1
57mg)のジクロロメタン(10ml)溶液に、0℃
で3−クロロ過安息香酸(70%,98mg)を加え,
室温で2日間撹拌した。反応系にチオ硫酸ナトリウム水
溶液を加え数分間撹拌後、酢酸エチルで抽出した。有機
層を重曹水,飽和食塩水で洗浄し,硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(エタノール/酢酸エチル1:9→1:4)で分離
精製し、淡黄色の結晶として7−[4−(2−ブトキシ
エトキシ)フェニル]−N−[4−[ヒドロキシ(1−
オキシドピリジン−2−イル)メチル]フェニル]−
1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエ
ピン−4−カルボキサミド(化合物153)(67m
g)を得た。 m.p. 104-107 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.93 (3H, t, J=7.1 Hz), 1.
30-1.46 (2H, m), 1.54-1.68 (2H, m), 3.14-3.20 (2H,
m), 3.56 (2H, t, J=6.6 Hz), 3.68-3.75 (2H,m), 3.7
9-3.84 (2H, m), 4.16-4.21 (2H, m), 6.06 (1H, s),
6.94-7.01 (1H, m), 7.04 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.24-7.
28 (1H, m), 7.37 (1H, s), 7.44-7.56 (5H, m), 7.62-
7.69 (4H, m), 8.13 (1H, s), 8.18 (1H, d, J=8.0 H
z), 8.24-8.28 (1H, m). IR (KBr) 3368, 3210, 1663, 1607, 1518, 1310, 1292,
1252, 1128 cm-1 元素分析 C35H36N2O7S・1.0H2O Calcd. C, 65.00 ; H, 5.92 ; N, 4.33 : Found. C, 65.06 ; H, 5.81 ; N, 4.28.
【0427】実施例157(化合物154の製造) 7−[4−(2−ブトキシエトキシ)フェニル]−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボン酸(200mg)のTHF(10ml)
溶液に、室温で塩化チオニル(0.067ml)及びD
MF(1滴)を加えて1時間撹拌した。減圧下溶媒を留
去した後、残渣をTHF(15ml)に溶解させ、0℃
で1−(4−アミノベンジル)ホスホリナン−1−オキ
シド(154mg)およびトリエチルアミン(0.33
ml)のTHF/DMF(5/5ml)溶液に滴下し
た。室温で20時間撹拌した後、水を加え酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマト
グラフィー(エタノール/酢酸エチル1:3→1:2)
で分離精製し、さらに再結晶(エタノール/2−プロパ
ノール)を行い、無色の結晶として7−[4−(2−ブ
トキシエトキシ)フェニル]−N−(4−ペンタメチレ
ンホスホリルメチルフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキ
サミド(化合物154)(114mg)を得た。 m.p. 222-224 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ0.93 (3H, t, J=7.2 Hz), 1.
34-1.76 (12H, m), 1.82-2.11 (2H, m), 3.13 (2H, d,
J=13.2 Hz), 3.17-3.23 (2H, m), 3.58 (2H, t,J=6.6 H
z), 3.67-3.74 (2H, m), 3.80-3.84 (2H, m), 4.16-4.2
1 (2H, m), 7.04(2H, d, J=8.4 Hz), 7.21-7.26 (2H,
m), 7.46 (1H, s), 7.53-7.69 (6H, m),8.20 (1H, d, J
=8.0 Hz), 8.76-8.90 (1H, m). IR (KBr) 3185, 1661, 1597, 1516, 1252, 1159, 1130
cm-1 元素分析 C35H42NO6SP Calcd. C, 66.12 ; H, 6.66 ; N, 2.20 : Found. C, 65.81 ; H, 6.58 ; N, 2.38.
【0428】参考例220 4−ブロモ−1,2−ジヒドロキシベンゼン(9.0
g)、1−ブロモプロパン(9.1ml)、炭酸カリウ
ム(19.7g)、よう化ナトリウム(15.0g)を
アセトン(100ml)に懸濁し、一晩、還流した。溶
媒を留去し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層
を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムを用
いて乾燥、溶媒を留去した。残渣を減圧蒸留により精製
し、4−ブロモ−1,2−ジプロポキシベンゼン(1
1.2g)を無色オイルとして得た。 bp0.8 = 114-118 ℃.1 H NMR (CDCl3) δ 1.03 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.04
(3H, t, J = 7.4 Hz), 1.73-1.93 (4H, m), 3.92 (2H,
t, J = 6.8 Hz), 3.93 (2H, t, J = 6.6 Hz), 6.74 (1
H, d, J = 9.0 Hz), 6.96-7.01 (2H, m). IR (neat) ν 2965, 2938, 2878, 1586, 1503, 1470 cm
-1.
【0429】参考例221 マグネシウム(1.1g)をTHF(5ml)に懸濁
し、窒素雰囲気下、ジブロモエタン(触媒量)を加え、
次いで、4−ブロモ−1,2−ジプロポキシベンゼン
(11.2g)のTHF(30ml)溶液を滴下した。
50℃、1時間、加熱撹拌後、ドライアイス/アセトン
で冷却し、トリメトキシボラン(9.2ml)を滴下
後、室温で一晩撹拌した。1N塩酸を加え、室温で30
分間撹拌後、濃縮した。酢酸エチルで抽出し、有機層を
水、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムを用
いて乾燥、溶媒を留去し、3,4−ジプロポキシフェニ
ルほう酸(7.1g)を無色結晶として得た。1 H NMR (CDCl3) δ 0.95-1.04 (6H, m), 1.63-1.77 (4
H, m), 3.87-3.95 (4H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.0 H
z), 7.32-7.39 (2H, m), 7.82 (1H, s).
【0430】実施例158(化合物155の製造) 7−ブロモ−N−(4−((N−メチル−N−(テトラ
ヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)メチル)フ
ェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−
ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(0.3g)、
3,4−ジプロポキシフェニルほう酸(0.17g)、
1M炭酸カリウム水溶液(1.3ml)、エタノール
(1.3ml)、トルエン(25ml)の混合物をアル
ゴン雰囲気下、室温で30分間撹拌した。テトラキス
(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.03g)
を加え、アルゴン雰囲気下で6時間還流した。酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄した。無水
硫酸マグネシウムを用いて乾燥、溶媒を留去した。残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/
メタノール/トリエチルアミン)で精製し粗結晶を得
た。エタノールから再結晶し、7−(3,4−ジプロポ
キシフェニル)−N−(4−((N−メチル−N−(テ
トラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)メチ
ル)フェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物1
55)(0.27g)を無色結晶として得た。 mp 206-208 ℃.1 H NMR (CDCl3) δ 1.07 (6H, t, J = 7.5 Hz), 1.63-
1.97 (8H, m), 2.21 (3H,s), 2.59-2.67 (1H, m), 3.17
(2H, t, J = 6.7 Hz), 3.38(2H, dt, J = 3.2,22.0 H
z), 3.58 (2H, s), 3.71 (2H, t, J = 6.7 Hz), 3.99-
4.08 (6H, m), 6.97 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.11-7.17
(2H, m), 7.31-7.35 (3H, m), 7.53-7.66 (4H, m), 7.8
5 (1H, s), 8.18 (1H, d, J=8.2 Hz). IR (KBr) ν 3330, 2963, 1667, 1597, 1520 cm-1. Anal. calcd. for C36H44N2O6S: C, 68.33; H, 7.01;
N, 4.43. Found C, 68.25; H, 7.06; N, 4.32.
【0431】実施例159(化合物156の製造) 7−(4−(2−ブトキシエトキシ)フェニル)−1,
1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン
−4−カルボン酸(0.4g)、2−(4−アミノベン
ジル)−1,3,2−ジオキサホスホリナン−2−オキ
シド(0.22g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ル(0.13g)をDMF(8ml)に溶かし、1−エ
チル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイ
ミド塩酸塩(0.36g)、トリエチルアミン(0.4
ml)を加えた。窒素雰囲気下、室温で一晩撹拌した。
水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出、有機層を水、飽和食塩
水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥、溶
媒を留去し、粗結晶を得た。エタノールから再結晶し、
2−(4−(7−(4−(2−ブトキシエトキシ)フェ
ニル)−1,1−ジオキソ―2,3−ジヒドロ−1−ベ
ンゾチエピン−4−カルボニルアミノ)ベンジル)−
1,3,2−ジオキサホスホリナン−2−オキシド(化
合物156)(0.40g)を無色結晶として得た。 mp 222-223 ℃.1 H NMR (CDCl3) δ 0.93 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.21-
1.48 (2H, m), 1.55-1.69(2H, m), 1.70-1.90 (2H, m),
3.12-3.18 (2H, m), 3.24 (2H, d, J = 21.2 Hz), 3.5
6 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.69-3.75 (2H, m), 3.82 (2
H, t, J = 5.0 Hz), 4.02-4.21 (4H, m), 4.33-4.47 (2
H, m), 7.04 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.23-7.28 (1H,
m), 7.43 (1H, s), 7.52-7.68 (6H, m), 8.18 (1H, d,
J=8.6 Hz), 8.44 (1H, br). IR (KBr) ν 2957, 2922, 1657, 1607, 1597, 1537, 15
18 cm-1. Anal. calcd. for C33H38NO8PS: C, 61.96; H, 5.99;
N, 2.19. Found C, 61.63; H, 6.25; N, 2.07.
【0432】実施例160(化合物157の製造) 7−(4−プロポキシフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(205mg)のTHF(10ml)溶液に、室温で
塩化チオニル(0.08ml)及びDMF(1滴)を加
えて1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残渣を
THF(15ml)に溶解させ、0℃で(+)−(4−
アミノフェニル)−(2−ピリジル)メタノール(12
1mg)およびトリエチルアミン(0.46ml)のT
HF(5ml)溶液に滴下した。室温で40時間撹拌し
た後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃
縮後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)
で精製し、無色の結晶としてN−[4−[ヒドロキシ
(2−ピリジル)メチル]フェニル]−7−(4−プロ
ポキシフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒド
ロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物
157)(220mg)を得た。 m.p. 208-210 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.06 (3H, t, J=7.5 Hz), 1.
75-1.92 (2H, m), 3.11-3.18 (2H, m), 3.68-3.75 (2H,
m), 3.98 (2H, t, J=6.6 Hz), 5.33 (1H, d, J=4.0 H
z), 5.75 (1H, d, J=4.0 Hz), 7.00 (2H, d, J=8.8 H
z), 7.12-7.28 (2H,m), 7.34 (1H, s), 7.39 (2H, d, J
=8.6 Hz), 7.52-7.69 (7H, m), 7.89 (1H, s), 8.19 (1
H, d, J=8.0 Hz), 8.54-8.60 (1H, m).
【0433】実施例161(化合物158の製造) N−[4−[ヒドロキシ(2−ピリジル)メチル]フェ
ニル]−7−(4−プロポキシフェニル)−1,1−ジ
オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−
カルボキサミド(化合物157)(180mg)のジク
ロロメタン(10ml)溶液に、0℃で3−クロロ過安
息香酸(70%,96mg)を加え,室温で18時間撹
拌した。反応系にチオ硫酸ナトリウム水溶液を加え数分
間撹拌後、酢酸エチルで抽出した。有機層を重曹水,飽
和食塩水で洗浄し,硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフィー(エタノー
ル/酢酸エチル1:9→1:4)で分離精製し、さらに
エタノール/ジイソプロピルエーテルから結晶化し無色
の結晶としてN−[4−[ヒドロキシ(1−オキシドピ
リジン−2−イル)メチル]フェニル]−7−(4−プ
ロポキシフェニル)−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合
物158)(99mg)を得た。 m.p. 184-186 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.07 (3H, t, J=7.6 Hz), 1.
76-1.94 (2H, m), 3.14-3.20 (2H, m), 3.69-3.76 (2H,
m), 3.99 (2H, t, J=6.6 Hz), 6.07 (1H, d, J=4.4 H
z), 6.40 (1H, d, J=4.4 Hz), 6.94-7.03 (3H, m), 7.2
4-7.29 (2H, m), 7.38 (1H, s), 7.47 (2H, d, J=8.8 H
z), 7.54 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.63-7.70 (4H, m), 8.0
4 (1H, s), 8.19 (1H, d, J=8.0 Hz), 8.25-8.28 (1H,
m).
【0434】実施例162(化合物159の製造) 7−(4−ブトキシフェニル)−1,1−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボン
酸(240mg)のTHF(10ml)溶液に、室温で
塩化チオニル(0.09ml)及びDMF(1滴)を加
えて1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残渣を
THF(20ml)に溶解させ、0℃で(+)−(4−
アミノフェニル)−(2−ピリジル)メタノール(13
7mg)およびトリエチルアミン(0.5ml)のTH
F(5ml)溶液に滴下した。室温で20時間撹拌した
後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩
水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮
し,残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)で
分離精製し、無色の結晶として7−(4−ブトキシフェ
ニル)−N−[4−[ヒドロキシ(2−ピリジル)メチ
ル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド(化合物1
59)(253mg)を得た。 m.p. 142-145 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.00 (3H, t, J=7.1 Hz), 1.
42-1.64 (2H, m), 1.71-1.89 (2H, m), 3.15 (2H, t, J
=6.8 Hz), 3.72 (2H, t, J=6.8 Hz), 4.02 (2H,t, J=6.
5 Hz), 5.34 (1H, d, J=3.7 Hz), 5.75 (1H, d, J=3.7
Hz), 7.00 (2H,d, J=8.8 Hz), 7.12-7.29 (2H, m), 7.3
4 (1H, s), 7.39 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.52-7.69 (7H,
m), 7.94 (1H, s), 8.18 (1H, d, J=8.0 Hz), 8.55-8.6
1 (1H, m).
【0435】実施例163(化合物160の製造) 7−(4−ブトキシフェニル)−N−[4−[ヒドロキ
シ(2−ピリジル)メチル]フェニル]−1,1−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カ
ルボキサミド(化合物160)(200mg)のジクロ
ロメタン(10ml)溶液に、0℃で3−クロロ過安息
香酸(70%,104mg)を加え,室温で20時間撹
拌した。反応系にチオ硫酸ナトリウム水溶液を加え数分
間撹拌後、酢酸エチルで抽出した。有機層を重曹水,飽
和食塩水で洗浄し,硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフィー(エタノー
ル/酢酸エチル1:9→1:4)で分離精製し、さらに
エタノール/ジイソプロピルエーテルから結晶化させ、
淡黄色の結晶として7−(4−ブトキシフェニル)−N
−[4−[ヒドロキシ(1−オキシドピリジン−2−イ
ル)メチル]フェニル]−1,1−ジオキソ−2,3−
ジヒドロ−1−ベンゾチエピン−4−カルボキサミド
(化合物163)(125mg)を得た。 m.p. 133-136 ℃1 H-NMR (200MHz, CDCl3)δ1.00 (3H, t, J=7.3 Hz), 1.
42-1.65 (2H, m), 1.72-1.86 (2H, m), 3.13-3.20 (2H,
m), 3.69-3.75 (2H, m), 4.03 (2H, t, J=6.4 Hz), 6.
07 (1H, d, J=4.4 Hz), 6.39 (1H, d, J=4.4 Hz), 6.93
-7.05 (3H, m), 7.24-7.29 (2H, m), 7.38 (1H, s), 7.
46 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.54 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.62
-7.69 (4H, m), 8.09 (1H, s), 8.18 (1H, d, J=8.0 H
z), 8.24-8.28 (1H, m).
【0436】本願明細書の配列表の配列番号は、以下の
配列を示す。 〔配列番号:1〕参考例1で用いられるプライマーの塩
基配列を示す。 〔配列番号:2〕参考例1で用いられるプライマーの塩
基配列を示す。
【0437】
【配列表】 [SEQUENCE LISTING] <110> Takeda Chemical Industries, Ltd. <120> Anilide Derivative, Production and Use Thereof <130> A99280 <150> JP 10-363404 <151> 1998-12-21 <150> JP 11-170212 <151> 1999-06-16 <160> 2 <210> 1 <211> 34 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> <400> 1 CAGGATCCGA TGGATTATCA AGTGTCAAGT CCAA 3
4 <210> 2 <211> 34 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> <400> 2 TCTAGATCAC AAGCCCACAG ATATTTCCTG CTC
C 34
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 31/18 A61P 31/18 37/04 37/04 43/00 111 43/00 111 C07D 409/12 C07D 409/12 409/14 409/14 C07F 9/6553 C07F 9/6553 (72)発明者 西村 紀 茨城県つくば市大字東平塚586番地2 Fターム(参考) 4C063 AA01 AA03 BB01 BB08 BB09 CC95 CC96 DD12 DD52 DD76 DD78 EE01 4C086 AA01 AA02 AA03 AA04 BB01 BC07 BC17 BC70 BC73 DA35 DA36 GA02 GA04 GA07 GA08 GA09 GA12 MA01 MA02 MA03 MA04 NA14 ZC20 ZC41 ZC55 ZC75 4H050 AA01 AA02 AA03 AB20 AC50

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 【化1】 [式中、R1は置換されていてもよい5〜6員環を示
    し、環Aは置換されていてもよい6〜7員環を示し、環
    Bは置換されていてもベンゼン環を示し、nは1または
    2を示し、Zは結合手または二価の基を示し、R2
    (1)置換されていてもよく、窒素原子が4級アンモニ
    ウム化されていてもよいアミノ基、(2)置換されてい
    てもよく、環構成原子として硫黄原子または酸素原子を
    含有していてもよく、窒素原子が4級アンモニウム化さ
    れていてもよい含窒素複素環基、(3)硫黄原子を介し
    て結合する基または(4)式 【化2】 (式中、kは0または1を示し、kが0の時、燐原子は
    ホスホニウム塩を形成していてもよく、R5およびR6
    それぞれ置換されていてもよい炭化水素基、置換されて
    いてもよい水酸基または置換されていてもよいアミノ基
    を示し、R5およびR6は互いに結合して隣接する燐原子
    とともに環状基を形成していてもよい)で表される基を
    示す]で表される化合物またはその塩。
  2. 【請求項2】請求項1記載の化合物またはその塩のプロ
    ドラッグ。
  3. 【請求項3】R1がそれぞれ置換されていてもよいベン
    ゼン、フラン、チオフェン、ピリジン、シクロペンタ
    ン、シクロヘキサン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラ
    ジン、モルホリン、チオモルホリンまたはテトラヒドロ
    ピランである請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】R1が置換されていてもよいベンゼンであ
    る請求項1記載の化合物。
  5. 【請求項5】環Aが式 【化3】 (式中、Yは−(CH2m−(mは1または2を示
    す)、−CH=CH−または−N=CH−を示す)で表
    される骨格を有し、置換可能な任意の位置に置換基を有
    していてもよい6〜7員環である請求項1記載の化合
    物。
  6. 【請求項6】Yが−(CH2m−(mは1または2を示
    す)である請求項5記載の化合物。
  7. 【請求項7】Yが−(CH22−である請求項5記載の
    化合物。
  8. 【請求項8】環Bがハロゲン原子、ハロゲン原子で置換
    されていてもよいC1-4アルキル基およびハロゲン原子
    で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基から選ばれ
    た置換基で置換されていてもよいベンゼンである請求項
    1記載の化合物。
  9. 【請求項9】nが2である請求項1記載の化合物。
  10. 【請求項10】Zが置換されていてもよいC1-3アルキ
    レンである請求項1記載の化合物。
  11. 【請求項11】Zが−Z'−(CH2n'−(Z'は−C
    H(OH)−、−C(O)−または−CH2−を示し、
    n’は0〜2の整数を示す)で表される骨格を有し、任
    意のメチレン基に置換基を有していてもよい二価の基で
    ある請求項1記載の化合物。
  12. 【請求項12】Zがメチレンである請求項1記載の化合
    物。
  13. 【請求項13】R2が(1)置換されていてもよいアミ
    ノ基、(2)置換されていてもよく、環構成原子として
    硫黄原子または酸素原子を含有していてもよい含窒素複
    素環基、(3)硫黄原子を介して結合する基または
    (4)式 【化4】 (式中、kは0または1を示し、R5およびR6はそれぞ
    れ置換されていてもよい炭化水素基または置換されてい
    てもよいアミノ基を示し、R5およびR6は互いに結合し
    て隣接する燐原子とともに環状基を形成していてもよ
    い)で表される基である請求項1記載の化合物。
  14. 【請求項14】R2が(1)置換されていてもよいアミ
    ノ基、(2)置換されていてもよく、環構成原子として
    硫黄原子または酸素原子を含有していてもよい含窒素複
    素環基または(3)式 【化5】 (式中、R5およびR6はそれぞれ置換されていてもよい
    炭化水素基を示し、R5およびR6は互いに結合して隣接
    する燐原子とともに環状基を形成していてもよい)で表
    される基である請求項1記載の化合物。
  15. 【請求項15】R2が式−NRR'で表される基(式中、
    RおよびR’はそれぞれ置換されていてもよい脂肪族炭
    化水素基または置換されていてもよい脂環式複素環基を
    示す)である請求項1記載の化合物。
  16. 【請求項16】Rが置換されていてもよい鎖状炭化水素
    基であり、R’が置換されていてもよい脂環式炭化水素
    基または置換されていてもよい脂環式複素環基である請
    求項15記載の化合物。
  17. 【請求項17】Rが置換されていてもよいC1-6アルキ
    ル基であり、R’が置換されていてもよいC3-8シクロ
    アルキル基または置換されていてもよい飽和の複素環基
    である請求項15記載の化合物。
  18. 【請求項18】R’が置換されていてもよいシクロヘキ
    シル、置換されていてもよいテトラヒドロピラニル、置
    換されていてもよいテトラヒドロチオピラニルまたは置
    換されていてもよいピペリジルである請求項17記載の
    化合物。
  19. 【請求項19】 N-[4-[N-メチル-N-(テトラヒドロピラ
    ン-4-イル)アミノメチル]フェニル]-7-(4-プロポキシフ
    ェニル)-1,1-ジオキソ-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾチエピン
    -4-カルボキサミド、7-(4-ブトキシフェニル)-N-[4-[N-
    メチル-N-(テトラヒドロピラン-4-イル)アミノメチル]
    フェニル]-1,1-ジオキソ-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾチエピ
    ン-4-カルボキサミド、7-[4-[N-メチル-N-(2-プロポキ
    シエチル)アミノ]フェニル]-N-[4-[[N-メチル-N-(テト
    ラヒドロピラン-4-イル)アミノ]メチル]フェニル]-1,1-
    ジオキソ-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾチエピン-4-カルボキ
    サミド、7-[4-(2-エトキシエトキシ)フェニル]-N-[4-
    [[N-メチル-N-(テトラヒドロピラン-4-イル)アミノ]メ
    チル]フェニル]-1,1-ジオキソ-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾ
    チエピン-4-カルボキサミド、N-[4-[[N-メチル-N-(テト
    ラヒドロピラン-4-イル)アミノ]メチル]フェニル]-7-[4
    -(2-プロポキシエトキシ)フェニル]-1,1-ジオキソ-2,3-
    ジヒドロ-1-ベンゾチエピン-4-カルボキサミド、7-[4-
    (2-ブトキシエトキシ)フェニル]-N-[4-[[N-メチル-N-
    (テトラヒドロピラン-4-イル)アミノ]メチル]フェニル]
    -1,1-ジオキソ-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾチエピン-4-カル
    ボキサミド、7-[4-(2-エトキシエトキシ)-3,5-ジメチル
    フェニル]-N-[4-[[N-メチル-N-(テトラヒドロ-2H-ピラ
    ン-4-イル)アミノ]メチル]フェニル]-1,1-ジオキソ-2,3
    -ジヒドロ-1-ベンゾチエピン-4-カルボキサミド、7-[2-
    クロロ-4-(2-プロポキシエチル)フェニル]-N-[4-[[N-メ
    チル-N-(テトラヒドロピラン-4-イル)アミノ]メチル]フ
    ェニル]-1,1-ジオキソ-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾチエピン
    -4-カルボキサミド、7-(3-メチル-4-プロポキシフェニ
    ル)-N-[4-[[N-メチル-N-(テトラヒドロピラン-4-イル)
    アミノ]メチル]フェニル]-1,1-ジオキソ-2,3-ジヒドロ-
    1-ベンゾチエピン-4-カルボキサミドおよび7-(3,4-ジプ
    ロポキシフェニル)-N-(4-((N-メチル-N-(テトラヒドロ-
    2H-ピラン-4-イル)アミノ)メチル)フェニル)-1,1-ジオ
    キソ-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾチエピン-4-カルボキサミ
    ドから選ばれた化合物またはその塩。
  20. 【請求項20】式 【化6】 (式中、各記号は請求項1記載と同意義)で表される化
    合物、その塩またはその反応性誘導体と式 【化7】 (式中、BおよびZは請求項1記載と同意義、R2'はそ
    れぞれ保護されていてもよい(1)置換されていてもよ
    く、窒素原子が4級アンモニウム化されていてもよいア
    ミノ基、(2)置換されていてもよく、環構成原子とし
    て硫黄原子または酸素原子を含有していてもよく、窒素
    原子が4級アンモニウム化されていてもよい含窒素複素
    環基、(3)硫黄原子を介して結合する基または(4)
    式 【化8】 (式中、kは0または1を示し、kが0の時、燐原子は
    ホスホニウム塩を形成していてもよく、R5およびR6
    それぞれ置換されていてもよい炭化水素基、置換されて
    いてもよい水酸基または置換されていてもよいアミノ基
    を示し、R5およびR6は互いに結合して隣接する燐原子
    とともに環状基を形成していてもよい)で表される基を
    示す)で表される化合物またはその塩とを縮合反応に付
    し、所望により、脱保護反応、酸化・還元反応及び/又
    は四級化反応に付すことを特徴とする式 【化9】 (式中、各記号は請求項1記載と同意義)で表される化
    合物またはその塩の製造法。
  21. 【請求項21】式 【化10】 (式中、R1は置換されていてもよい5〜6員環を示
    す)で表される化合物またはその塩。
  22. 【請求項22】請求項1記載の化合物またはその塩を含
    有する医薬組成物。
  23. 【請求項23】CCR拮抗剤である請求項22記載の組
    成物。
  24. 【請求項24】CCR5拮抗剤である請求項22記載の
    組成物。
  25. 【請求項25】HIVの感染症の予防・治療剤である請
    求項22記載の組成物。
  26. 【請求項26】AIDSの予防・治療剤である請求項2
    2記載の組成物。
  27. 【請求項27】AIDSの病態進行抑制剤である請求項
    22記載の組成物。
  28. 【請求項28】さらにプロテアーゼ阻害剤または/およ
    び逆転写酵素阻害剤を組み合わせてなる請求項25記載
    の組成物。
  29. 【請求項29】逆転写酵素阻害剤がジドブジン、ジダノ
    シン、ザルシタビン、ラミブジン、スタブジン、ネビラ
    ピン、デラビルジン、エファビレンツまたはアバカビル
    である請求項28記載の組成物。
  30. 【請求項30】プロテアーゼ阻害剤がサキナビル、リト
    ナビル、インジナビル、アムプレナビルまたはネルフィ
    ナビルである請求項28記載の組成物。
  31. 【請求項31】請求項1記載の化合物またはその塩とプ
    ロテアーゼ阻害剤または/および逆転写酵素阻害剤との
    HIVの感染症の予防・治療のための使用。
JP11361074A 1998-12-21 1999-12-20 アニリド誘導体、その製造法および用途 Withdrawn JP2001058988A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11361074A JP2001058988A (ja) 1998-12-21 1999-12-20 アニリド誘導体、その製造法および用途

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36340498 1998-12-21
JP11-170212 1999-06-16
JP17021299 1999-06-16
JP10-363404 1999-06-16
JP11361074A JP2001058988A (ja) 1998-12-21 1999-12-20 アニリド誘導体、その製造法および用途

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001058988A true JP2001058988A (ja) 2001-03-06

Family

ID=27323319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11361074A Withdrawn JP2001058988A (ja) 1998-12-21 1999-12-20 アニリド誘導体、その製造法および用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001058988A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005077932A3 (en) * 2004-02-11 2005-12-08 Novartis Ag Chemokine receptor antagonists
JP2006512339A (ja) * 2002-12-13 2006-04-13 スミスクライン ビーチャム コーポレーション Ccr5アンタゴニストとしてのインダン化合物
JP2008512348A (ja) * 2004-06-25 2008-04-24 ジヤンセン・フアーマシユーチカ・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ 第四級塩であるccr2アンタゴニスト
CN113845537A (zh) * 2021-09-13 2021-12-28 金仓(上海)医药生物科技有限公司 一种2,3-二氢苯并[b][1,4]二噁己环-6-硼酸及其制备方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006512339A (ja) * 2002-12-13 2006-04-13 スミスクライン ビーチャム コーポレーション Ccr5アンタゴニストとしてのインダン化合物
WO2005077932A3 (en) * 2004-02-11 2005-12-08 Novartis Ag Chemokine receptor antagonists
RU2395506C2 (ru) * 2004-02-11 2010-07-27 Новартис Аг Антагонисты рецептора хемокина
US7858781B2 (en) 2004-02-11 2010-12-28 Novartis Ag Chemokine receptor antagonists
JP2008512348A (ja) * 2004-06-25 2008-04-24 ジヤンセン・フアーマシユーチカ・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ 第四級塩であるccr2アンタゴニスト
CN113845537A (zh) * 2021-09-13 2021-12-28 金仓(上海)医药生物科技有限公司 一种2,3-二氢苯并[b][1,4]二噁己环-6-硼酸及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6235771B1 (en) Anilide derivative, production and use thereof
US6166006A (en) Anilide derivative, production and use thereof
US6268354B1 (en) Pharmaceutical composition for antagonizing CCR5 comprising anilide derivative
US6627651B1 (en) Cyclic compounds and uses thereof
US6096780A (en) Quaternary ammonium salts and their use
TWI894229B (zh) 作為yap/taz-tead蛋白-蛋白相互作用抑制劑之聯芳基衍生物
JP6775516B2 (ja) 新奇な3−インドール置換誘導体、医薬組成物、および使用方法
JP6211530B2 (ja) 含窒素複素環化合物
US20030229096A1 (en) Substituted imidazol-pyridazine derivatives
KR20180050405A (ko) B형 간염 코어 단백질 조정제
CA2985348A1 (en) Ebna1 inhibitors and methods using same
US6936602B1 (en) Benzazepine derivatives, process for the preparation of the same and uses thereof
JP4416198B2 (ja) アニリド誘導体、その製造法および用途
JP2001058988A (ja) アニリド誘導体、その製造法および用途
JP2001026586A (ja) 環状化合物およびその用途
JP2001058992A (ja) ベンゾアゼピン誘導体、その製造法および用途
JPWO2000068203A1 (ja) 環状化合物およびその用途
MXPA00006017A (en) Pharmaceutical composition for antagonizing ccr5 comprising anilide derivative
JPWO2000076993A1 (ja) ベンゾアゼピン誘導体、その製造法および用途

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070306