JP2001058185A - 汚水浄化装置 - Google Patents
汚水浄化装置Info
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- JP2001058185A JP2001058185A JP11236318A JP23631899A JP2001058185A JP 2001058185 A JP2001058185 A JP 2001058185A JP 11236318 A JP11236318 A JP 11236318A JP 23631899 A JP23631899 A JP 23631899A JP 2001058185 A JP2001058185 A JP 2001058185A
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- JP
- Japan
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- waste liquid
- treated
- sewage purification
- purification apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【課題】金属切削屑の有効利用を図るとともに、汚染廃
液の浄化を安価に達成できるような装置を提供するこ
と。 【解決手段】電気分解とオゾンによる漂白作用を併用し
た汚水浄化装置において、被処理廃液8を満たす電気分
解槽1と、該電気分解槽1に満たされた被処理廃液を区
分し、金属の切削屑を不織状に圧縮して成型し液通過性
である少なくとも1組の電極9,10と、これら陽極と
なる電極10と陰極となる電極9に直流電圧を印加する
直流電源22と、一方の電極の外側面に被処理廃液を注
入する被処理廃液供給手段3と、他方の電極の外側面方
向に流出してくる被処理廃液を放出する廃液排出口7
と、前記被処理廃液供給手段の下流に設けられ、被処理
廃液にオゾンを供給するオゾン供給手段11と、を具備
してなる汚水浄化装置。
液の浄化を安価に達成できるような装置を提供するこ
と。 【解決手段】電気分解とオゾンによる漂白作用を併用し
た汚水浄化装置において、被処理廃液8を満たす電気分
解槽1と、該電気分解槽1に満たされた被処理廃液を区
分し、金属の切削屑を不織状に圧縮して成型し液通過性
である少なくとも1組の電極9,10と、これら陽極と
なる電極10と陰極となる電極9に直流電圧を印加する
直流電源22と、一方の電極の外側面に被処理廃液を注
入する被処理廃液供給手段3と、他方の電極の外側面方
向に流出してくる被処理廃液を放出する廃液排出口7
と、前記被処理廃液供給手段の下流に設けられ、被処理
廃液にオゾンを供給するオゾン供給手段11と、を具備
してなる汚水浄化装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汚濁した水の浄化装置
に関し、特に染料廃液により汚濁した水の浄化装置に関
する。
に関し、特に染料廃液により汚濁した水の浄化装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】染色工場や染料製造メーカーから排出す
る染料廃液の脱色は極めて困難で、ppm単位の僅かな
色濃度の染料廃液でも河川に放流した場合、河川水が染
料色に染まり、汚染の程度が極めて重大に見える。実際
に廃液中に含まれる染料が少ないので法的な規制はない
ものの、付近住民からのクレームや改善要望が多々出さ
れて、染色工場や染料製造メーカーを悩ませている。
る染料廃液の脱色は極めて困難で、ppm単位の僅かな
色濃度の染料廃液でも河川に放流した場合、河川水が染
料色に染まり、汚染の程度が極めて重大に見える。実際
に廃液中に含まれる染料が少ないので法的な規制はない
ものの、付近住民からのクレームや改善要望が多々出さ
れて、染色工場や染料製造メーカーを悩ませている。
【0003】一方、大都市中心に発展してきた機械加工
工場は、交通環境、立地条件等の改善から、従来染色工
場が置かれていた地方に移転している。機械加工工場に
は多くの切削工作機械が設置されており、これら切削工
作機械からは、アルミニウム、鉄など、金属の切削屑が
大量に排出される。チタンなどの希少金属であれば、切
削屑であっても即刻回収業者に高価に買い取られるが、
アルミニウムや鉄屑の値段は極めて安価であり、即刻回
収業者に買い取られるとは限らない。加えて、切削屑
は、一般に螺旋状に排出されるので、屑の見かけ上の体
積が大きく、大きな保管場所を必要とするため、工場内
では厄介者扱いされているのが現状である。
工場は、交通環境、立地条件等の改善から、従来染色工
場が置かれていた地方に移転している。機械加工工場に
は多くの切削工作機械が設置されており、これら切削工
作機械からは、アルミニウム、鉄など、金属の切削屑が
大量に排出される。チタンなどの希少金属であれば、切
削屑であっても即刻回収業者に高価に買い取られるが、
アルミニウムや鉄屑の値段は極めて安価であり、即刻回
収業者に買い取られるとは限らない。加えて、切削屑
は、一般に螺旋状に排出されるので、屑の見かけ上の体
積が大きく、大きな保管場所を必要とするため、工場内
では厄介者扱いされているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上述
のような不都合に鑑みなされたもので、その目的は、金
属切削屑の有効利用を図るとともに、汚染廃液の浄化を
安価に達成できるような装置を提供することにある。
のような不都合に鑑みなされたもので、その目的は、金
属切削屑の有効利用を図るとともに、汚染廃液の浄化を
安価に達成できるような装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き本発明の目的
を達成するために、本願の請求項1に係る発明では、電
気分解とオゾンによる漂白作用を併用した汚水浄化装置
において、被処理廃液を満たす電気分解槽と、該電気分
解槽に満たされた被処理廃液を区分し、金属の切削屑を
不織状に圧縮して成型し液通過性である少なくとも1組
の電極と、これら陽極となる電極と陰極となる電極に直
流電圧を印加する直流電源と、一方の電極の外側面に被
処理廃液を注入する被処理廃液供給手段と、他方の電極
の外側面方向に流出してくる被処理廃液を放出する廃液
排出手段と、前記被処理廃液供給手段の下流に設けら
れ、被処理廃液にオゾンを供給するオゾン供給手段と、
を具備してなる汚水浄化装置が提供される。本願の請求
項2に係る発明では、請求項1に係る発明に加えて、前
記廃液排出手段の下流に設けられた沈殿槽を有すること
を特徴とする汚水浄化装置が提供される。本願の請求項
3に係る発明では、請求項1に係る発明に加えて、前記
金属の切削屑はアルミニウムの切削屑であることを特徴
とする汚水浄化装置が提供される。本願の請求項4に係
る発明では、請求項1に係る発明に加えて、前記金属の
切削屑は鉄の切削屑であることを特徴とする汚水浄化装
置が提供される。本願の請求項5に係る発明では、請求
項1に係る発明に加えて、前記電極は、複数の通液口を
有する金属製のサポート枠に金属の切削屑を不織状に圧
縮して板状に成型し液通過性である電極本体を物理的、
電気的に取り付けたことを特徴とする汚水浄化装置が提
供される。本願の請求項6に係る発明では、請求項1に
係る発明に加えて、電気分解槽中に満たされる被処理廃
液をPH3〜4に保持する酸注入手段を設けたことを特
徴とする汚水浄化装置が提供される。本願の請求項7に
係る発明では、請求項1に係る発明に加えて、オゾン供
給手段は、電気分解槽の下流に設けた沈殿槽のさらに下
流に設けたことを特徴とする汚水浄化装置が提供され
る。
を達成するために、本願の請求項1に係る発明では、電
気分解とオゾンによる漂白作用を併用した汚水浄化装置
において、被処理廃液を満たす電気分解槽と、該電気分
解槽に満たされた被処理廃液を区分し、金属の切削屑を
不織状に圧縮して成型し液通過性である少なくとも1組
の電極と、これら陽極となる電極と陰極となる電極に直
流電圧を印加する直流電源と、一方の電極の外側面に被
処理廃液を注入する被処理廃液供給手段と、他方の電極
の外側面方向に流出してくる被処理廃液を放出する廃液
排出手段と、前記被処理廃液供給手段の下流に設けら
れ、被処理廃液にオゾンを供給するオゾン供給手段と、
を具備してなる汚水浄化装置が提供される。本願の請求
項2に係る発明では、請求項1に係る発明に加えて、前
記廃液排出手段の下流に設けられた沈殿槽を有すること
を特徴とする汚水浄化装置が提供される。本願の請求項
3に係る発明では、請求項1に係る発明に加えて、前記
金属の切削屑はアルミニウムの切削屑であることを特徴
とする汚水浄化装置が提供される。本願の請求項4に係
る発明では、請求項1に係る発明に加えて、前記金属の
切削屑は鉄の切削屑であることを特徴とする汚水浄化装
置が提供される。本願の請求項5に係る発明では、請求
項1に係る発明に加えて、前記電極は、複数の通液口を
有する金属製のサポート枠に金属の切削屑を不織状に圧
縮して板状に成型し液通過性である電極本体を物理的、
電気的に取り付けたことを特徴とする汚水浄化装置が提
供される。本願の請求項6に係る発明では、請求項1に
係る発明に加えて、電気分解槽中に満たされる被処理廃
液をPH3〜4に保持する酸注入手段を設けたことを特
徴とする汚水浄化装置が提供される。本願の請求項7に
係る発明では、請求項1に係る発明に加えて、オゾン供
給手段は、電気分解槽の下流に設けた沈殿槽のさらに下
流に設けたことを特徴とする汚水浄化装置が提供され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施の形態を、図
面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係る汚水
浄化装置の概念ブロック図である。本発明の汚水浄化装
置は、コンクリート、合成樹脂等により形成された電気
分解槽1を有する。また該電気分解槽1に隣接して、沈
殿槽2が設けられている。電気分解槽1の上部には、被
処理染料廃液を電気分解槽1に供給する廃液溜3が配置
され、該廃液溜3から常時一定量の被処理染料廃液が電
気分解槽1に供給される。電気分解槽1をオーバーフロ
ーした廃液は、連結管4を介して沈殿槽2に送られる。
面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係る汚水
浄化装置の概念ブロック図である。本発明の汚水浄化装
置は、コンクリート、合成樹脂等により形成された電気
分解槽1を有する。また該電気分解槽1に隣接して、沈
殿槽2が設けられている。電気分解槽1の上部には、被
処理染料廃液を電気分解槽1に供給する廃液溜3が配置
され、該廃液溜3から常時一定量の被処理染料廃液が電
気分解槽1に供給される。電気分解槽1をオーバーフロ
ーした廃液は、連結管4を介して沈殿槽2に送られる。
【0007】連結管4から供給された被処理染料廃液
は、分離された沈殿物6を沈殿させながら、連結管7か
らオゾン反応槽5に送られる。沈殿槽2の底面に蓄積す
る沈殿物は、沈殿物排出口23から外部に排出される。
なお、上部に浮上したスカムは沈殿槽2で回収してもよ
いし、沈殿槽2から排出された後に回収してもよい。な
お、8は電気分解槽1に満たされている被処理染料廃液
である。そしてこの被処理染料廃液8は透過性の電極
9,10を通過しながら、供給される側(上流側)から
連結管4方向(下流側)に向かって緩やかに流れる。こ
れら電極9,10は電気分解槽1内において、上流側と
下流側とを完全に分離している。したがって、被処理染
料廃液8は必ず電極の上流側から下流側に向かってこれ
を通過することになる。オゾン反応槽5の中には、オゾ
ン発生器11が設けられ、オゾン発生器11で発生させ
たオゾンを被処理染料廃液中に放出する。
は、分離された沈殿物6を沈殿させながら、連結管7か
らオゾン反応槽5に送られる。沈殿槽2の底面に蓄積す
る沈殿物は、沈殿物排出口23から外部に排出される。
なお、上部に浮上したスカムは沈殿槽2で回収してもよ
いし、沈殿槽2から排出された後に回収してもよい。な
お、8は電気分解槽1に満たされている被処理染料廃液
である。そしてこの被処理染料廃液8は透過性の電極
9,10を通過しながら、供給される側(上流側)から
連結管4方向(下流側)に向かって緩やかに流れる。こ
れら電極9,10は電気分解槽1内において、上流側と
下流側とを完全に分離している。したがって、被処理染
料廃液8は必ず電極の上流側から下流側に向かってこれ
を通過することになる。オゾン反応槽5の中には、オゾ
ン発生器11が設けられ、オゾン発生器11で発生させ
たオゾンを被処理染料廃液中に放出する。
【0008】電極板9,10は、図2に示すように、ア
ルミニウム切削屑を板状に圧縮して成形した2枚の電極
本体13,14とこれらを支えるサポート枠15を有す
る。電極本体13,14はアルミニウム切削屑を圧縮し
厚さ2cm程度にアルミニウム切削屑を不織状に成型し
たもので、極めて通気性通液性に富んでいる。
ルミニウム切削屑を板状に圧縮して成形した2枚の電極
本体13,14とこれらを支えるサポート枠15を有す
る。電極本体13,14はアルミニウム切削屑を圧縮し
厚さ2cm程度にアルミニウム切削屑を不織状に成型し
たもので、極めて通気性通液性に富んでいる。
【0009】サポート枠15はアルミニウム板からな
り、上端には端子部16が形成されるとともに、平板部
分17には、通液口18とこの孔から平板部分の両面側
に切り起こされた保持突起19が形成されている。圧縮
して不織状に成型された2枚の電極本体13,14はサ
ポート枠15の両面に当てがわれ、両面から圧縮され
る。この作用でサポート枠15の保持突起19は電極本
体13,14に突き刺さり、図3に示すようにその先端
は少し曲げられて電極本体13,14をサポート枠15
に物理的に固定するとともに、これらを電気的に接続す
る。なお、電極本体13,14を平板状に圧縮成型する
際に予め保持突起19を挿通するための孔を電極本体1
3,14に空けておき、保持突起19の挿通を容易にし
てもよい。
り、上端には端子部16が形成されるとともに、平板部
分17には、通液口18とこの孔から平板部分の両面側
に切り起こされた保持突起19が形成されている。圧縮
して不織状に成型された2枚の電極本体13,14はサ
ポート枠15の両面に当てがわれ、両面から圧縮され
る。この作用でサポート枠15の保持突起19は電極本
体13,14に突き刺さり、図3に示すようにその先端
は少し曲げられて電極本体13,14をサポート枠15
に物理的に固定するとともに、これらを電気的に接続す
る。なお、電極本体13,14を平板状に圧縮成型する
際に予め保持突起19を挿通するための孔を電極本体1
3,14に空けておき、保持突起19の挿通を容易にし
てもよい。
【0010】このように構成された電極板は電気分解槽
1内に一定の間隔を置いて複数枚配置され、これら電極
板の端子部16は1つおきに導線20,21で並列接続
され、電極9は導線20により並列接続されて直流電源
22のマイナス端子に接続され、電極10は導線21に
より並列接続されて同プラス端子に接続される。
1内に一定の間隔を置いて複数枚配置され、これら電極
板の端子部16は1つおきに導線20,21で並列接続
され、電極9は導線20により並列接続されて直流電源
22のマイナス端子に接続され、電極10は導線21に
より並列接続されて同プラス端子に接続される。
【0011】次に、このように構成された本発明に係る
汚水浄化装置の作用について説明する。工場等汚水排出
源から排出され、貯まった被処理染料廃液を廃液溜3か
ら電気分解槽1に一定量ずつ供給する。このため、被処
理染料廃液は図1の電気分解槽1左側から右側に向かっ
てゆっくりと流れる。このとき、空気送入装置24から
瀑気管25に圧縮空気が送られる。瀑気管25には無数
の小穴があけられているため、空気が小気泡となって被
処理染料廃液中に放出され、いわゆる瀑気が行われる。
この瀑気作用により空気中の酸素が被処理染料廃液中に
供給され、この酸素は被処理染料廃液に溶け込んでこれ
の酸化を助ける。
汚水浄化装置の作用について説明する。工場等汚水排出
源から排出され、貯まった被処理染料廃液を廃液溜3か
ら電気分解槽1に一定量ずつ供給する。このため、被処
理染料廃液は図1の電気分解槽1左側から右側に向かっ
てゆっくりと流れる。このとき、空気送入装置24から
瀑気管25に圧縮空気が送られる。瀑気管25には無数
の小穴があけられているため、空気が小気泡となって被
処理染料廃液中に放出され、いわゆる瀑気が行われる。
この瀑気作用により空気中の酸素が被処理染料廃液中に
供給され、この酸素は被処理染料廃液に溶け込んでこれ
の酸化を助ける。
【0012】被処理染料廃液は電極9,10を通過しな
がら下流方向に移動するが、電極9,10間に位置する
間電気分解を受ける。電極を構成するアルミニウムはこ
の電解によりAl3+イオンを被処理染料廃液中に溶出
し、水の電解により生じたOH- イオンと反応して水酸
化アルミニウムが被処理染料廃液中に生じ、これがマイ
ナスに荷電して被処理染料廃液中の汚濁物質を取り込
み、小粒子を形成する。この小粒子のあるものは、陰極
電極から発生する水素ガスが付着して浮き上がり、泡状
になって被処理染料廃液表面を浮遊するが、一部のもの
は、被処理染料廃液中に漂う。なお、電気分解槽1の中
に、PH調整装置26から酸が注入され、槽中に満たさ
れる被処理染料廃液8のPH値を3〜4に保持して、安
定な電気分解動作を保持する。なお、電気分解槽1の中
をPH3〜4に保持させるメリットとして、分解する汚
濁物質の程度が大きくなり、沈殿槽2の中での沈殿を容
易にする。
がら下流方向に移動するが、電極9,10間に位置する
間電気分解を受ける。電極を構成するアルミニウムはこ
の電解によりAl3+イオンを被処理染料廃液中に溶出
し、水の電解により生じたOH- イオンと反応して水酸
化アルミニウムが被処理染料廃液中に生じ、これがマイ
ナスに荷電して被処理染料廃液中の汚濁物質を取り込
み、小粒子を形成する。この小粒子のあるものは、陰極
電極から発生する水素ガスが付着して浮き上がり、泡状
になって被処理染料廃液表面を浮遊するが、一部のもの
は、被処理染料廃液中に漂う。なお、電気分解槽1の中
に、PH調整装置26から酸が注入され、槽中に満たさ
れる被処理染料廃液8のPH値を3〜4に保持して、安
定な電気分解動作を保持する。なお、電気分解槽1の中
をPH3〜4に保持させるメリットとして、分解する汚
濁物質の程度が大きくなり、沈殿槽2の中での沈殿を容
易にする。
【0013】電気分解槽1で処理された被処理染料廃液
8は連結管4を通じて沈殿槽2に送られる。該沈殿槽2
に送られる被処理染料廃液8は、電気分解槽1の中で酸
が加えられ、強い酸性を呈している。沈殿槽2には、P
H調整装置27が設けられており、所定量のアルカリ溶
液を送り込まれた被処理染料廃液8中に注入して、これ
のPH値を7に調製する。被処理染料廃液8中に漂う汚
濁物質は沈殿槽2の中で沈殿物として回収され、沈殿物
排出口23から沈殿槽外に排出される。
8は連結管4を通じて沈殿槽2に送られる。該沈殿槽2
に送られる被処理染料廃液8は、電気分解槽1の中で酸
が加えられ、強い酸性を呈している。沈殿槽2には、P
H調整装置27が設けられており、所定量のアルカリ溶
液を送り込まれた被処理染料廃液8中に注入して、これ
のPH値を7に調製する。被処理染料廃液8中に漂う汚
濁物質は沈殿槽2の中で沈殿物として回収され、沈殿物
排出口23から沈殿槽外に排出される。
【0014】沈殿槽2において沈殿物を除去された被処
理染料廃液8は連結管7を通じてオゾン反応槽5に送り
込まれる。オゾン反応槽5では、オゾン発生器11から
気泡状のオゾン気体が被処理染料廃液8中に送り込ま
れ、該液8を脱色する。このような作用により、オゾン
反応槽5中の被処理染料廃液は完全に脱色され、無色透
明で清澄なものとなる。それと同時に、オゾンの供給に
より被処理染料廃液は完全に脱臭される。そしてオゾン
反応槽5からオーバーフローする液は排水口28から排
水される。
理染料廃液8は連結管7を通じてオゾン反応槽5に送り
込まれる。オゾン反応槽5では、オゾン発生器11から
気泡状のオゾン気体が被処理染料廃液8中に送り込ま
れ、該液8を脱色する。このような作用により、オゾン
反応槽5中の被処理染料廃液は完全に脱色され、無色透
明で清澄なものとなる。それと同時に、オゾンの供給に
より被処理染料廃液は完全に脱臭される。そしてオゾン
反応槽5からオーバーフローする液は排水口28から排
水される。
【0015】上記の実施の形態では、電極を構成する金
属にアルミニウムの切削屑を用いたが、アルミニウムに
代えて、鉄の切削屑を用いることもできる。
属にアルミニウムの切削屑を用いたが、アルミニウムに
代えて、鉄の切削屑を用いることもできる。
【0016】以上、本発明を上述の実施の形態により説
明したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形や応用が
可能であり、これらの変形や応用を本発明の範囲から排
除するものではない。
明したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形や応用が
可能であり、これらの変形や応用を本発明の範囲から排
除するものではない。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
浄化槽に満たされた被処理廃液を少なくとも1組の電極
により区分し、これら電極を金属の切削屑を不織状に圧
縮して成型し液通過性として形成したので、一方の電極
の外側面に被処理廃液を注入すれば、被処理廃液は、一
切撹拌装置や移送装置を使用することなく、重力により
自然に1組の電極を通過し、他方の電極の外側面方向に
設けられた被処理廃液を放出する廃液排出口に流れ出
す。しかもこの少なくとも1組の電極を通過する際に被
処理廃液は電気分解を受けて脱色される。また、被処理
廃液供給手段の近傍には被処理廃液にオゾンを供給する
オゾン供給手段が設けられているので、オゾンが被処理
廃液とともに移動しながら効率よくこれを漂白する。ま
た、電極を構成する金属にアルミニウムや鉄の切削屑を
用いるので、極めて安価に電極を製作できる利点があ
る。
浄化槽に満たされた被処理廃液を少なくとも1組の電極
により区分し、これら電極を金属の切削屑を不織状に圧
縮して成型し液通過性として形成したので、一方の電極
の外側面に被処理廃液を注入すれば、被処理廃液は、一
切撹拌装置や移送装置を使用することなく、重力により
自然に1組の電極を通過し、他方の電極の外側面方向に
設けられた被処理廃液を放出する廃液排出口に流れ出
す。しかもこの少なくとも1組の電極を通過する際に被
処理廃液は電気分解を受けて脱色される。また、被処理
廃液供給手段の近傍には被処理廃液にオゾンを供給する
オゾン供給手段が設けられているので、オゾンが被処理
廃液とともに移動しながら効率よくこれを漂白する。ま
た、電極を構成する金属にアルミニウムや鉄の切削屑を
用いるので、極めて安価に電極を製作できる利点があ
る。
【図1】図1は、本発明に係る汚水浄化装置の概念ブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図2は、電極の分解斜視図である。
【図3】図3は、電極の断面図である。
【符号の説明】 1・・・・・電気分解槽 2・・・・・沈殿槽 3・・・・・廃液溜 4・・・・・連結管 5・・・・・オゾン反応槽 6・・・・・沈殿物排出口 7・・・・・排水口 8・・・・・被処理染料廃液 9・・・・・電極 10・・・・・電極 11・・・・・オゾン発生器 13・・・・・電極本体 14・・・・・電極本体 15・・・・・サポート枠 16・・・・・端子部 17・・・・・平板部分 18・・・・・通気口 19・・・・・保持突起 20・・・・・導線 21・・・・・導線 22・・・・・直流電源 23・・・・・沈殿物排出口 24・・・・・空気送入装置 25・・・・・瀑気管 26・・・・・PH調整装置 27・・・・・PH調整装置 28・・・・・排水口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月3日(1999.9.3)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】次に、このように構成された本発明に係る
汚水浄化装置の作用について説明する。工場等汚水排出
源から排出され、貯まった被処理染料廃液を廃液溜3か
ら電気分解槽1に一定量ずつ供給する。このため、被処
理染料廃液は図1の電気分解槽1左側から右側に向かっ
てゆっくりと流れる。このとき、空気送入装置24から
曝気管25に圧縮空気が送られる。曝気管25には無数
の小穴があけられているため、空気が小気泡となって被
処理染料廃液中に放出され、いわゆる曝気が行われる。
この曝気作用により空気中の酸素が被処理染料廃液中に
供給され、この酸素は被処理染料廃液に溶け込んでこれ
の酸化を助ける。
汚水浄化装置の作用について説明する。工場等汚水排出
源から排出され、貯まった被処理染料廃液を廃液溜3か
ら電気分解槽1に一定量ずつ供給する。このため、被処
理染料廃液は図1の電気分解槽1左側から右側に向かっ
てゆっくりと流れる。このとき、空気送入装置24から
曝気管25に圧縮空気が送られる。曝気管25には無数
の小穴があけられているため、空気が小気泡となって被
処理染料廃液中に放出され、いわゆる曝気が行われる。
この曝気作用により空気中の酸素が被処理染料廃液中に
供給され、この酸素は被処理染料廃液に溶け込んでこれ
の酸化を助ける。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
フロントページの続き (71)出願人 598000622 株式会社ナス・コーポレーション 栃木県那須郡西那須野町南郷屋2丁目106 番148 (71)出願人 592080408 三協システム株式会社 栃木県栃木市富士見町5番28号 (72)発明者 宮木 美光 栃木県真岡市鬼怒ケ丘16番地1 ニコーア ルミ工業株式会社内 (72)発明者 礒 昭司 栃木県栃木市皆川城内町字新町401 三協 システム株式会社内 (72)発明者 増田 正毅 栃木県足利市新宿町780番地 株式会社紅 三内 (72)発明者 篠木 忠一 栃木県栃木市薗部町2丁目5−20 株式会 社錦エンジニアリング内 (72)発明者 斉藤 敏彦 栃木県西那須野町南郷屋2−106−148 株 式会社ナス・コーポレーション内 Fターム(参考) 4D050 AA13 AB03 BB01 BB02 BD06 CA10 CA13 CA16 4D061 DA09 DB11 DB15 DC03 DC06 EA06 EB01 EB04 EB11 EB18 EB27 EB28 EB33 EB39 ED06 FA11 FA14 FA16 GC05
Claims (7)
- 【請求項1】電気分解とオゾンによる漂白作用を併用し
た汚水浄化装置において、被処理廃液を満たす電気分解
槽と、該電気分解槽に満たされた被処理廃液を区分し、
金属の切削屑を不織状に圧縮して成型し液通過性である
少なくとも1組の電極と、これら陽極となる電極と陰極
となる電極に直流電圧を印加する直流電源と、一方の電
極の外側面に被処理廃液を注入する被処理廃液供給手段
と、他方の電極の外側面方向に流出してくる被処理廃液
を放出する廃液排出手段と、前記被処理廃液供給手段の
下流に設けられ、被処理廃液にオゾンを供給するオゾン
供給手段と、を具備してなる汚水浄化装置。 - 【請求項2】前記廃液排出手段の下流に設けられた沈殿
槽を有することを特徴とする請求項1に記載の汚水浄化
装置。 - 【請求項3】前記金属の切削屑はアルミニウムの切削屑
であることを特徴とする請求項1に記載の汚水浄化装
置。 - 【請求項4】前記金属の切削屑は鉄の切削屑であること
を特徴とする請求項1に記載の汚水浄化装置。 - 【請求項5】前記電極は、複数の通液口を有する金属製
のサポート枠に金属の切削屑を不織状に圧縮して板状に
成型し液通過性である電極本体を物理的、電気的に取り
付けたことを特徴とする請求項1に記載の汚水浄化装
置。 - 【請求項6】電気分解槽中に満たされる被処理廃液をP
H3〜4に保持する酸注入手段を設けたことを特徴とす
る請求項1に記載の汚水浄化装置。 - 【請求項7】オゾン供給手段は、電気分解槽の下流に設
けた沈殿槽のさらに下流に設けたことを特徴とする請求
項1に記載の汚水浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11236318A JP2001058185A (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | 汚水浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11236318A JP2001058185A (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | 汚水浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001058185A true JP2001058185A (ja) | 2001-03-06 |
Family
ID=16999033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11236318A Pending JP2001058185A (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | 汚水浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001058185A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100411815B1 (ko) * | 2001-10-19 | 2003-12-24 | 한국전력공사 | 전극을 이용한 유·무기물 함유폐수의 전기화학적유·무기물 제거방법 및 그 장치 |
| JP2016524037A (ja) * | 2013-05-13 | 2016-08-12 | ホガナス アクチボラグ (パブル) | カソード、電気化学セル及びその使用 |
| KR101705341B1 (ko) * | 2016-09-06 | 2017-02-22 | (주)신명건설기술공사 | 오존에 의한 자동 하수처리 장치 |
-
1999
- 1999-08-24 JP JP11236318A patent/JP2001058185A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100411815B1 (ko) * | 2001-10-19 | 2003-12-24 | 한국전력공사 | 전극을 이용한 유·무기물 함유폐수의 전기화학적유·무기물 제거방법 및 그 장치 |
| JP2016524037A (ja) * | 2013-05-13 | 2016-08-12 | ホガナス アクチボラグ (パブル) | カソード、電気化学セル及びその使用 |
| US10676378B2 (en) | 2013-05-13 | 2020-06-09 | Höganäs Ab (Publ) | Cathode, electrochemical cell and its use |
| KR101705341B1 (ko) * | 2016-09-06 | 2017-02-22 | (주)신명건설기술공사 | 오존에 의한 자동 하수처리 장치 |
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