JP2001054924A - 射出成形方法、及び、射出成形装置 - Google Patents
射出成形方法、及び、射出成形装置Info
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- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
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- B29C2045/0032—Preventing defects on the moulded article, e.g. weld lines, shrinkage marks sequential injection from multiple gates, e.g. to avoid weld lines
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
させて良好な品質の製品を得ることである。 【解決手段】 射出ユニット11からランナ6及び複数
のゲートG1,G2,G3を介して金型2,3のキャビ
ティ4,4A内に溶融樹脂を射出注入可能な射出成形装
置1,1Aを使用し、各ゲートG1〜G3について注入
開始順序を予め定めておき、この注入開始順序に従って
各ゲートG1〜G3を介して溶融樹脂をキャビティ4,
4A内に順次注入する際に、注入開始順序の第1順位に
定めたゲートG1からの樹脂注入を開始した後、ゲート
G1近傍におけるキャビティ4,4A内の型内圧力を検
出し、検出した型内圧力が予め定めた圧力変動パターン
に一致するように射出ユニット11の射出圧力を制御す
る。
Description
射出成形装置に関し、特に、自動車のバンパーといった
ような大型薄肉の樹脂製品を製造するのに好適な射出成
形方法及び射出成形装置に関する。
ては、特開平6−64003号公報や特開平6−254
895号公報によって開示されたものが知られている。
これらの公報によって開示された射出成形方法は、自動
車のバンパーといったような大型薄肉の樹脂製品を製造
する際に適用され、何れも、射出ユニットからランナ及
び複数のゲートを介して金型のキャビティ内に溶融樹脂
を射出注入可能な射出成形装置を使用するものである。
号公報に記載された射出成形方法では、各ゲート(樹脂
注入部)について注入開始順序を予め定め、この注入開
始順序に従って各ゲートから溶融樹脂をキャビティ内に
順次注入させていく。すなわち、まず、注入開始順序の
第1順位に定められたゲートから樹脂注入を開始し、溶
融樹脂の流頭が第2順位に定められたゲートまで達した
段階で、第2順位のゲートから樹脂注入を開始する。そ
して、第2順位のゲートから樹脂注入を開始する際に、
ランナ(樹脂供給路)を介して射出成形ユニットから供
給する溶融樹脂の総量を増加させる。これにより、後順
位ゲート(第2ゲート)から樹脂注入することに伴っ
て、先行順位のゲート(第1ゲート)からの樹脂注入量
が減少してしまうことを防止でき、樹脂製品に、いわゆ
るウェルドマークやフローマークが生じてしまうことを
低減可能となる。
載された射出成形方法においても、同様に、注入開始順
序の第1順位に定められたゲートから樹脂注入を開始
し、溶融樹脂の流頭が第2順位に定められたゲートまで
達した段階で、第2順位のゲートから樹脂注入を開始す
る。この際、第2順位のゲートを開放するタイミングや
射出圧力を適宜設定して、第2順位のゲートから注入す
る溶融樹脂を、第1順位のゲートから注入した溶融樹脂
の内部を介して流頭の外方に湧出させながらキャビティ
内に拡散、流動させる。これにより、各ゲートから注入
される溶融樹脂同士の衝突を防止でき、また、キャビテ
ィ内の圧力分布が均一に維持されるので、樹脂製品にウ
ェルドマークや反り等が生じてしまうことを低減可能と
なる。
製品をより薄肉化することが求められており、また、射
出成形によって幅広の樹脂製品や、突出部、湾曲部等を
含む複雑な形状をもった樹脂製品を製造することが求め
られている。そして、このような製品を射出成形方法に
よって製造する際には、樹脂製品にウェルドマーク等
や、歪み、反り、波うちといった変形が生じてしまうこ
とを防止しなければならない。このためには、できるだ
け溶融樹脂を高速で射出して充填時間を短縮化すること
により、圧力損失を増大させると共に樹脂注入の妨げと
なるスキン層の生成を低減させ、キャビティ内の圧力分
布を均一に維持する必要がある。
て、充填時間を短縮化すべく溶融樹脂を高速で射出する
と、ゲート及びランナ内で溶融樹脂に作用する流動抵抗
に起因して射出圧力が高まってしまう。また、樹脂充填
を終了させる際には、射出スクリュを減速させてから射
出スクリュが停止するまでの間に生じる慣性力と、溶融
樹脂自体がもつ弾性により、ゲート及びランナにより圧
縮された溶融樹脂がキャビティ内に押し込まれてしま
う。
サージ圧力が発生し、これに起因して型内圧力が急激に
増加するオーバーシュート現象が引き起こされてしま
う。このようなオーバーシュート現象が発生すると、樹
脂製品には、いわゆるバリや波うちが生じてしまう。ま
た、キャビティ内では、圧力が高まると共に圧力分布も
不均一になってしまうことから、樹脂製品にウェルドマ
ークやフローマークが発生してしまうおそれもある。こ
のように、従来の射出成形方法では、充填時間を短縮化
するために溶融樹脂を高速で射出すると、樹脂製品の品
質が満足し得るレベルに確保できないという問題があっ
た。
可能であり、充填時間を短縮化させて良好な品質の製品
を得ることができる射出成形方法及び射出成形装置の提
供を目的とする。
による射出成形方法は、射出ユニットからランナ及び複
数のゲートを介して金型のキャビティ内に溶融樹脂を射
出注入可能な射出成形装置を使用し、各ゲートについて
注入開始順序を予め定め、この注入開始順序に従って各
ゲートから溶融樹脂をキャビティ内に順次注入する射出
成形方法において、注入開始順序の第1順位に定めた第
1ゲートからの樹脂注入を開始した後、第1ゲート近傍
におけるキャビティ内の型内圧力を検出し、検出した型
内圧力が予め定めた圧力変動パターンに一致するように
射出ユニットの射出圧力を制御する型内圧制御工程を含
むものである。
序の第1順位に定められた第1ゲートから樹脂注入を開
始し、溶融樹脂の流頭が第2順位以降に定められたゲー
ト(後順位ゲート)まで達した段階で、第2順位以降の
ゲートから樹脂注入を開始する。また、キャビティ内の
第1ゲート近傍では、第1ゲートからの樹脂注入が開始
された後、所定の圧力検出手段によってキャビティ内の
型内圧力(溶融樹脂の圧力)を検出する。そして、検出
した型内圧力が所定の圧力変動パターンに一致するよう
に射出ユニットの射出圧力を制御(フィードバック制
御)する。圧力変動パターンは成形開始に先立って予め
定めておき、樹脂製品の形状、サイズ等に応じて、例え
ば、型内圧力を一定の時間だけ所定値に維持するパター
ンや、時間の経過と共に型内圧力を二次曲線状に変化さ
せるパターン等を採用することができる。
開始すると共に後順位ゲートから樹脂注入を順次開始し
ていく際に、キャビティ内の型内圧力が所定の圧力変動
パターンに一致するように制御することにより、射出圧
力の高まりや、射出スクリュの慣性力と溶融樹脂自体が
もつ弾性により溶融樹脂がキャビティ内に押し込まれる
ことに起因するサージ圧力の発生を低減可能となる。従
って、バリや波うちの原因となるオーバーシュート現象
を防止でき、溶融樹脂を高速で射出することが可能とな
る。また、溶融樹脂を高速で射出することにより、型内
圧力を全体的に低下させると共にキャビティ内の圧力分
布を均一に維持することができるので、樹脂製品にウェ
ルドマークや反り等が生じるのを防止可能となる。
た後、注入開始順序の第2順位以降に定められた後順位
ゲートからの樹脂注入を開始し、型内圧制御工程の終了
と同時に各ゲートからの樹脂注入を停止すると好まし
い。このような手法は、一般的な薄肉の樹脂製品を製造
する際に適用すると好適である。
た後、注入開始順序の第2順位以降に定められた後順位
ゲートからの樹脂注入を開始し、型内圧制御工程の終了
と同時に第1ゲートからの樹脂注入を停止し、第1ゲー
トからの樹脂注入を停止してから所定時間経過後に、後
順位ゲートからの樹脂注入を停止すると好ましい。
を含む複雑な形状をもった樹脂製品を射出成形によって
製造する場合、キャビティ内の端部、突出部、湾曲部に
対しては溶融樹脂を注入し難くく、いわゆるショートシ
ョットが発生しやすい。この場合、従来は、ランナを延
長し、ゲートを増設することにより対処していたが、こ
れでは、設備コストが増大し、金型も複雑な形状となっ
てしまう。これに対して、この射出成形方法のように、
第1ゲートからの樹脂注入を停止させてから所定時間経
過後に、後順位ゲートからの樹脂注入を停止するように
すれば、キャビティ内の端部、突出部、湾曲部に対して
溶融樹脂を容易かつ確実に充填することが可能となり、
かつ、設備コストの増大や金型の複雑化等を抑制するこ
とができる。
らの樹脂注入を開始した後、型内圧力が所定値になった
段階から所定時間の間、型内圧力が当該所定値に一致す
るように射出ユニットの射出圧力を制御すると好まし
い。これにより、溶融樹脂の高速射出を容易かつ確実に
行うことが可能となり、良好な品質の樹脂製品を製造す
ることができる。
ュの移動量に基づいて、後順位ゲートからの樹脂注入を
開始すると好ましい。
離、及び、射出スクリュの径(射出シリンダの内径)は
所定の値に定められている。従って、これらの値から、
射出スクリュの移動量と後順位ゲートから樹脂注入を開
始するタイミングとの関係等を予め定めておくことがで
きる。これにより、後順位ゲートからの樹脂注入を容易
かつ確実に開始させることが可能となり、また、キャビ
ティ内にセンサ等を設ける必要がなくなるので、設備コ
ストを低減することができる。
置は、射出ユニットからランナ及び複数のゲートを介し
て金型のキャビティ内に溶融樹脂を射出注入可能であ
り、各ゲートについて注入開始順序が予め定められてい
る射出成形装置において、注入開始順序の第1順位に定
められた第1ゲート近傍におけるキャビティ内の型内圧
力を検出する型内圧検出手段と、型内圧力の変動条件と
して予め定められた圧力変動パターンを設定する圧力パ
ターン設定手段と、型内圧検出手段によって検出された
型内圧力が圧力パターン設定手段によって設定された圧
力変動パターンに一致するように射出ユニットの射出圧
力を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
れば、オーバーシュート現象を防止しながら、溶融樹脂
を高速で射出可能となり、型内圧力を全体的に低下させ
ると共にキャビティ内の圧力分布を均一に維持すること
ができる。従って、樹脂製品に、バリ、波うち、ウェル
ドマーク、反り等が発生してしまうことを防止可能とな
る。
圧力制御を終了させるタイミングを設定するためのタイ
マを更に備え、制御手段は、タイマの設定時間が経過し
た際に、射出圧力制御を終了すると共に、第1ゲートか
らの樹脂注入を停止させると好ましい。
トの射出圧力制御(型内圧制御工程)を終了させるタイ
ミングを容易かつ確実に設定可能となり、また、各ゲー
トからの樹脂注入を射出圧力制御の終了と同時に停止さ
せることも容易かつ確実に行うことができる。
後、所定時間経過後にタイムアップする遅延タイマを更
に備え、制御手段は、当該タイマの設定時間が経過して
射出圧力制御を終了させた後、射出ユニットの射出圧力
を段階的に変化させると共に、遅延タイマの設定時間が
経過した際に、注入開始順序の第2順位以降に定められ
た後順位ゲートからの樹脂注入を停止させると好まし
い。
や、突出部、湾曲部等を含む複雑な形状をもった樹脂製
品を射出成形によって製造する場合に、キャビティ内の
端部、突出部、湾曲部に対して溶融樹脂を容易かつ確実
に充填することが可能となる。この結果、設備コストの
増大や金型の複雑化等を抑制することができる。
ュの移動量を検出するスクリュ移動量検出手段を更に備
え、制御手段は、スクリュ移動量検出手段の検出値に基
づいて、注入開始順序の第2順位以降に定められた後順
位ゲートからの樹脂注入を開始させると好ましい。
トからの樹脂注入を容易かつ確実に開始させることが可
能となり、また、キャビティ内にセンサ等を設ける必要
がなくなるので、設備コストを低減させることができ
る。
出成形方法及び射出成形装置の好適な実施形態について
詳細に説明する。
出成形装置の第1実施形態を示すブロック構成図であ
る。同図に示す射出成形装置1は、所望の形状に賦形さ
れた樹脂製品を得るための可動金型2及び固定金型3を
備える。可動金型2は、型締装置の可動盤(図示せず)
に固定されており、固定金型3は、支持盤5を介して型
締装置の固定盤(図示せず)に固定されている。この射
出成形装置1を用いて樹脂製品を製造する際には、図示
しない型締シリンダを作動させ、可動盤と固定盤とを型
締めする。これにより、可動金型2と固定金型3とによ
ってキャビティ4が形成される。また、固定金型3と支
持盤5との間には、図示しないヒータ等により加温され
るホットランナ(ランナ)6が配置されている。
が形成されており、この樹脂流路6aは、固定金型3に
形成された複数(この場合、3個)のゲートG1,G
2,G3を介してキャビティ4と連通する。各ゲートG
1〜G3に対しては、それぞれ、プランジャ状に形成さ
れた第1ゲート弁71、第2ゲート弁72、第2ゲート
弁73が設けられている。各ゲートG1〜G3の近傍で
は、樹脂流路6aの内周面は略円錐面状に形成されてお
り、各ゲート弁71〜73の先端を受けることができる
ようになっている。
貫通しており、それぞれの端部(ゲートG1〜G3と反
対側の端部)には、ピストン71a、72a、73aが
固定されている。各ピストン71a〜73aは、支持盤
5に形成されたシリンダ内腔部51,52,53の内部
に配される。各シリンダ内腔部51〜53には、供給側
と戻り側とが一対になった油圧配管81,82,83が
接続されており、油圧配管81〜83は、切換バルブ9
を介して油圧ポンプ10に接続されている。これによ
り、例えば、油圧配管81を介してシリンダ内腔部51
内に作動油を供給すれば、ピストン71aと共に第1ゲ
ート弁71を進退移動させてゲートG1を開閉すること
ができる。このように、ピストン71a〜73aとシリ
ンダ内腔部51,52,53とは、それぞれ、第1油圧
シリンダC1,第2油圧シリンダC2,第3油圧シリン
ダC3として機能する。なお、各油圧シリンダC1〜C
3の代わりに、エアシリンダ等の他の流体駆動シリンダ
を用いることも可能である。
いわゆる、インラインスクリュ形式の射出ユニット11
に含まれる射出シリンダ(加熱シリンダ)12が接続さ
れている。これにより、可動金型2と固定金型3とによ
って形成されるキャビティ4内には、射出ユニット11
からホットランナ6及び各ゲートG1〜G3を介して溶
融樹脂を射出注入することができる。射出シリンダ12
は、ユニット本体15から延出されており、その内部に
は、射出スクリュ14が配されている。射出スクリュ1
4には、連結軸16が接続されており、この連結軸16
は、ユニット本体15の側方(図中右側)に配置された
電動モータ17の回転軸に接続されている。電動モータ
17は、ユニット本体15に対してスライド自在に取り
付けられている。
固定されており、このピストン16aは、ユニット本体
15に形成されたシリンダ内腔部15a内に位置する。
シリンダ内腔部15aには、供給側と戻り側とが一対に
なった油圧配管18が接続されており、油圧配管18
は、サーボバルブ19を介して油圧ポンプ10に接続さ
れている。これにより、油圧配管18を介してシリンダ
内腔部15a内に作動油を供給すれば、ピストン16a
を介して射出スクリュ14を前進又は後退させることが
できる。このように、ピストン16aとシリンダ内腔部
15aとは、射出用油圧シリンダC4として機能する。
油圧配管18の供給側には、作動油の圧力を検出する圧
力センサ20が備えられている。なお、射出油圧シリン
ダC4の代わりに、エアシリンダ等の他の流体駆動シリ
ンダを用いることも可能である。
ュ14の移動量を検出するスクリュ移動量センサ(スク
リュ移動量検出手段)21が設けられている。スクリュ
移動量センサ21は、連結軸16に固定された被検出体
を介して、射出スクリュ14の移動量(ストローク)を
電気的、磁気的又は光学的に検出するものである。
トG1〜G3について注入開始順序(各ゲートG1,G
2,G3からの樹脂注入を開始する順序)が予め定めら
れている。すなわち、この射出成形装置1では、キャビ
ティ4の中央部付近に接続されているゲートG1が注入
開始順序の第1順位に定められており、このゲートG1
(第1ゲート)から最初に樹脂注入が開始される。そし
て、図1においてゲートG1の上方に位置するゲートG
2が注入開始順序の第2順位に定められ、図1において
ゲートG1の下方に位置するゲートG3が注入開始順序
の第3順位に定められている。このように、ゲートG2
及びG3は、注入開始順序の第2順位以降に定められた
後順位ゲートとなる。
れている。この流路2aの一端は、固定金型3に形成さ
れているゲートG1(第1ゲート)近傍でキャビティ4
と連通する。流路2aの他端には、型内圧センサ22
(型内圧検出手段)が設けられている。型内圧センサ2
2は、ゲートG1近傍から流路2a内に流入する溶融樹
脂の圧力を検出する。これにより、型内圧センサ22に
よって、注入開始順序の第1順位に定められたゲートG
1近傍における溶融樹脂の圧力、すなわち、キャビティ
4内の型内圧力が検出される。
置30によって行なわれる。制御装置30は、図1に示
すように、射出成形装置1の動作手順等が予めプログラ
ム化された制御回路(制御手段)31を含む。この、制
御回路31は、ゲート数に応じた数(この場合、3本)
の信号ラインを介して切換バルブ9と接続されており、
信号ラインを介してサーボバルブ19と接続されてい
る。また、制御回路31には、上述した圧力センサ2
0、スクリュ移動量センサ21、及び、型内圧センサ2
2が信号ラインを介して接続されている。
を流通する作動油の圧力を検出し、検出値を示す信号を
制御回路31に与える。また、スクリュ移動量センサ2
1は、射出スクリュ14の原点位置からの移動量を検出
し、検出値を示す信号を制御回路31に与える、更に、
型内圧センサ22は、ゲートG1(第1ゲート)近傍に
おける溶融樹脂の圧力、すなわち、キャビティ4内の型
内圧力を検出し、検出値を示す信号を制御回路31に与
える。
2と、入力/表示装置33と、圧力パターン設定器34
(圧力パターン設定手段)とを含む。タイマ32は、制
御回路31による射出ユニット11の射出圧力制御を終
了させるタイミングを設定するためものであり、制御回
路31に接続されている。また、入力/表示装置33
は、テンキー、表示部等を含み、圧力変動パターンを始
めとする各種データの入力を行ったり、これらデータを
表示させたりする際に用いられる。
動条件として予め定められた圧力変動パターンを設定す
るものであり、制御回路31に接続されている。ここ
で、圧力変動パターンは成形開始に先立って予め定めら
れており、この射出成形装置1では、型内圧力を一定の
時間だけ所定値に維持するパターンが採用されている。
圧力変動パターンとしては、樹脂製品の形状、サイズ等
に応じて、例えば、時間の経過と共に型内圧力を二次曲
線状に変化させるパターン等を採用してもよい。圧力パ
ターン設定器34は、圧力変動パターンに従って、型内
圧力の目標値を示す信号を制御回路31に与える。
から受け取った信号に示される値と、型内圧センサ22
から受け取った信号に示される値とを比較すると共に、
圧力センサ20から受け取った信号に示される値に基づ
いて、両者の偏差をゼロにするための動作信号をサーボ
バルブ19に対して与える。これにより、型内圧センサ
22によって検出された型内圧力と、圧力パターン設定
器34によって設定された圧力変動パターンとが一致す
るように、射出ユニット11(射出用油圧シリンダC
4)の射出圧力が制御(フィードバック制御)されるこ
とになる。この射出成形装置1では、制御回路31によ
る射出ユニット11の射出圧力制御(型内圧制御工程)
は、型内圧センサ22によって検出された型内圧力が所
定値P0になった段階で開始され、タイマ32の設定時
間T1が経過すると終了される。
ンサ21から受け取った信号に基づいて、注入開始順序
の第2順位以降に定められた後順位ゲートであるゲート
G2,G3から樹脂注入を開始させる。すなわち、射出
成形装置1において、ゲートG1,G2間及びゲートG
2,G3間の距離、並びに、射出スクリュ14の径(射
出シリンダの内径)は所定の値に定められている。従っ
て、これらの値から、射出スクリュ14の移動量(スト
ローク)と、後順位ゲートから樹脂注入を開始するタイ
ミング、つまり、溶融樹脂の流頭が後順位ゲートG2,
G3まで達するタイミングとの関係等を予め定めておく
ことができる。これにより、後順位ゲートからの樹脂注
入を容易かつ確実に開始させることが可能となる。ま
た、溶融樹脂の流頭が後順位ゲートG2,G3まで達し
たことを検出するセンサ等を設ける必要がなくなるの
で、設備コストを低減することができる。
よれば、オーバーシュート現象を防止しながら、溶融樹
脂を高速で射出可能となり、型内圧力を全体的に低下さ
せると共にキャビティ内の圧力分布を均一に維持するこ
とができる。従って、樹脂製品に、バリ、波うち、ウェ
ルドマーク、反り等が発生してしまうことを防止可能と
なる。
射出成形装置1を使用して樹脂製品を製造する手順、す
なわち、本発明による射出成形方法について説明する。
動金型2と固定金型3とを締結し、キャビティ4を形成
する。また、図示しないホッパから射出シリンダ12内
に所定の原料樹脂を供給すると共に、電動モータ17を
作動させて射出スクリュ14を回転させる。そして、射
出シリンダ12内で溶融した溶融樹脂R(図3参照)
を、予め定められている注入開始順序に従ってホットラ
ンナ6の樹脂流路6a及び各ゲートG1〜G3を介して
キャビティ4内に順次注入していく。
0の制御回路31は、注入開始順序の第1順位に定めら
れているゲートG1に対応する油圧シリンダC1を作動
させるための動作信号を切換バルブ9に与える。また、
制御回路31は、所定のタイミングで、射出ユニット1
1の射出用油圧シリンダC4を作動させるための動作信
号をサーボバルブ19に対して与える。これにより、油
圧配管81を介して支持盤5のシリンダ内腔部51に作
動油が供給され、第1ゲート弁71が後退してゲートG
1が開放される。また、油圧配管18を介して射出ユニ
ット11のシリンダ内腔部15aに作動油が供給され、
射出シリンダ12内で射出スクリュ14が前進する。こ
の結果、可動金型2と固定金型3との間のキャビティ4
内には、図3に示すように、ゲートG1を介して溶融樹
脂Rが注入される。
21は、射出スクリュ14の移動量を検出し、検出値を
示す信号を制御回路31に対して送出する。制御回路3
1は、スクリュ移動量センサ21から、射出スクリュ1
4が原点位置から距離S1(図2参照)だけ移動したこ
とを示す信号を受け取ると、注入開始順序の第2順位に
定められているゲートG2に対応する油圧シリンダC2
を作動させるための動作信号を切換バルブ9に与える。
これにより、油圧配管82を介して支持盤5のシリンダ
内腔部52に作動油が供給され、第2ゲート弁72が後
退してゲートG2が開放される。ゲートG2が開放され
た段階では、溶融樹脂Rの流頭は第2順位に定められた
ゲートG2まで達しており、ゲートG2から注入される
溶融樹脂Rは、ゲートG1からの溶融樹脂Rと合流す
る。この結果、可動金型2と固定金型3との間のキャビ
ティ4内には、ゲートG2からも溶融樹脂Rが注入され
る。
ンサ21から、射出スクリュ14が距離S2(図2参
照)だけ移動したことを示す信号を受け取ると、注入開
始順序の第3順位に定められているゲートG3に対応す
る油圧シリンダC3を作動させるための動作信号を切換
バルブ9に与える。これにより、油圧配管83を介して
支持盤5のシリンダ内腔部53に作動油が供給され、第
3ゲート弁73が後退してゲートG3が開放される。ゲ
ートG3が開放された段階では、溶融樹脂の流頭は第3
順位に定められたゲートG3まで達しており、ゲートG
3から注入される溶融樹脂Rは、ゲートG1からの溶融
樹脂Rと合流する。この結果、可動金型2と固定金型3
との間のキャビティ4内には、図4に示すように、ゲー
トG3からも溶融樹脂Rが注入される。
樹脂注入が開始されると、可動金型2に設けられた型内
圧センサ22は、注入開始順序の第1順位に定められた
ゲートG1近傍におけるキャビティ4内の型内圧力(溶
融樹脂Rの圧力)を検出し、検出値を示す信号を制御回
路31に対して与える。また、圧力パターン設定器34
からは、予め定められた圧力変動パターンに従った型内
圧力の目標値を示す信号が制御回路31に与えられる。
図2に示すように、制御回路31は、型内圧センサ22
から型内圧が所定値P0になったことを示す信号を受け
取ると、射出ユニット11の射出圧力制御(型内圧制御
工程)を開始する。
設定器34から受け取った信号に示される値と、型内圧
センサ22から受け取った信号に示される値とを比較
し、かつ、圧力センサ20から受け取った信号に示され
る値に基づき、サーボバルブ19を介して、型内圧力の
実測値と目標値との偏差をゼロにするように射出ユニッ
ト11に含まれる射出用油圧シリンダC4の射出圧力を
制御(フィードバック制御)する。この射出成形装置1
では、図2に示すように、第1順位に定められたゲート
G1から樹脂注入が開始された後、型内圧力が所定値P
になった段階から、型内圧力を当該所定値Pに維持する
圧力変動パターンが採用されている。これにより、溶融
樹脂Rの高速射出を容易かつ確実に行うことが可能とな
り、良好な品質の樹脂製品を製造することができる。
から、型内圧が所定値Pになったことを示す信号を受け
取ると、タイマ32を起動させる。上述したように、タ
イマ32は、成形対象となる樹脂製品に応じて予め定め
られた時間T1を設定するものであり、その設定時間T1
が経過した段階で、動作信号を制御回路31に与える。
タイマ32から動作信号を受け取った制御回路31は、
射出ユニット11の射出圧力制御(型内圧制御工程)を
終了させる。なお、射出圧力制御(型内圧制御工程)を
終了させた後、制御回路31は、所定の多段制御により
射出ユニット11の射出圧力を制御する。
た制御回路31は、同時に、すべてのゲートG1〜G3
を閉鎖させるための動作信号を切換バルブ9に与える。
これにより、第1ゲート弁71〜第3ゲート弁73は前
進し、各ゲートG1〜G3が閉鎖される。このように型
内圧制御工程の終了と同時に各ゲートG1〜G3からの
樹脂注入を停止するのは、一般的な薄肉の樹脂製品を製
造する際に適用すると好適である。また、タイマ32を
用いることにより、型内圧制御工程の終了と、各ゲート
G1〜G3からの樹脂注入を停止させることを容易かつ
確実に行うことができる。なお、各ゲートG1〜G3が
閉鎖された後、射出ユニット11の射出スクリュ14
は、所定の降圧工程を経た後、回転する状態で後退させ
られ、原点位置に戻される。
複数(同図に示す例では、3個)のゲートからキャビテ
ィ内に溶融樹脂を高速で射出した場合、型内圧Ps(キ
ャビティ内)には、サージ圧力が発生し、これに起因し
て型内圧力が急激に増加するオーバーシュート現象が引
き起こされてしまう。このようなオーバーシュート現象
が発生すると、樹脂製品には、いわゆるバリや波うちが
生じてしまう。
1からの樹脂注入を開始すると共に後順位ゲートである
ゲートG2,G3から樹脂注入を順次開始していく際
に、キャビティ4内の型内圧力が所定の圧力変動パター
ンに一致するように制御すれば、型内圧力Pcにおい
て、射出圧力の高まりや、射出スクリュ14の慣性力と
溶融樹脂自体がもつ弾性により溶融樹脂がキャビティ内
に押し込まれることに起因するサージ圧力の発生を低減
可能となる。これにより、溶融樹脂を高速で射出して
も、バリや波うちの原因となるオーバーシュート現象を
防止することができる。このように、溶融樹脂の高速射
出を可能とする本発明による射出成形方法は、更に高速
で溶融樹脂を射出したり、同一射出速度において、より
肉厚の薄い樹脂製品を製造したりするのに好適である。
けるキャビティ内における圧力分布を示す図表である。
同図において、実線は、すべてのゲートG1〜G3を介
して溶融樹脂を高速で注入すると共に、型内圧制御を行
った場合、すなわち、上述した本発明による射出成形方
法を適用した際におけるキャビティ4内の圧力分布を示
し、一点鎖線は、ゲートG1のみを介して溶融樹脂を高
速で注入した場合(型内圧制御なし)におけるキャビテ
ィ4内の圧力分布を示し、二点鎖線は、ゲートG1のみ
を介して溶融樹脂を従来と同様に低速で注入した場合
(型内圧制御なし)におけるキャビティ4内の圧力分布
を示す。
ートであるゲートG1からの樹脂注入を開始すると共に
後順位ゲートであるゲートG2,G3から樹脂注入を順
次開始していく際に、キャビティ4内の型内圧力が所定
の圧力変動パターンに一致するように制御すれば、型内
圧力を全体的に低下させると共に圧力分布を均一に維持
することができることがわかる。これは、圧力損失を増
大させると共に樹脂注入の妨げとなるスキン層の生成が
低減されるためである。すなわち、本発明の射出成形方
法によれば、溶融樹脂を高速で射出しても、樹脂製品に
ウェルドマークや反り等が生じるのを防止可能となる。
が終了すると、キャビティ4内の樹脂に対しては、所定
の冷却工程が施される。可動金型2及び固定金型3は、
射出工程、型内圧制御工程(制御装置30による射出圧
力制御)、並びに、冷却工程の際には、図示しない型締
装置によって締結(加圧)されている。樹脂製品の冷却
が完了すると、型締圧が降圧させられ、金型2及び3が
開らかれた後、所望形状に賦形された樹脂製品が取り出
される。注入開始順序の第1順位に定められたゲートG
1は、次の成形サイクルが開始される際に、再度、開放
される。
成形方法及び射出成形装置の第2実施形態について説明
する。なお、図1に示した射出成形装置1と同一の要素
については同一の符号を付し、重複する説明は省略す
る。
実施形態を示す制御ブロック図である。同図に示す射出
成形装置1Aでは、可動金型2A及び固定金型3Aとに
よって形成されるキャビティ4Aが、図8に示すよう
に、幅が広く、また、突出部、湾曲部等を含む複雑な形
状に溶融樹脂を賦形可能なものとされている。また、こ
の射出成形装置1Aに含まれる制御装置30Aは、上述
した射出成形装置1に設けられたタイマ32に相当する
第1タイマ41に加えて、更に、可変式の第2タイマ4
2及び第3タイマ43(遅延タイマ)を含む点で、射出
成形装置1と異なる。
イマ41の設定時間T1よりも長く設定され、第3タイ
マ43の設定時間T3は、第2タイマ42の設定時間T2
より更に長く設定される。これにより、第2タイマ42
は、第1タイマ41の設定時間T1が経過した後、所定
時間(T2−T1)経過後にタイムアップし、第3タイマ
43は、第1タイマ41の設定時間T1が経過した後、
所定時間(T3−T1)経過後にタイムアップする。この
ように、遅延タイマとしての第2タイマ42及び第3タ
イマ43を用いれば、樹脂注入を停止し、第1ゲートで
あるゲートG1からの樹脂注入を停止させた後、後順位
ゲートG2,G3からの樹脂注入を停止するタイミング
を容易かつ確実に設定可能となる。なお、この射出成形
装置1Aでは、第1タイマ41、第2タイマT2、及び
第3タイマT3の設定時間をT1<T2,T3として定め
ているが、これに限られるものではなく、成形品等に応
じて例えばT1>T2,T3として定めてもよい。すなわ
ち、ゲートG1〜G3それぞれからの樹脂注入を停止す
るタイミングは、個別に容易かつ確実に設定可能であ
る。
置1Aを用いた射出成形方法について、図9及び10を
参照しながら説明する。
0Aの制御回路31Aは、第1実施形態に係る射出成形
装置1を用いた射出成形方法と同様に、第1順位に定め
られたゲートG1からの樹脂注入を開始させ、後順位ゲ
ートであるゲートG2,G3から樹脂注入を順次開始さ
せていく。また、制御回路31Aは、型内圧センサ22
から型内圧が所定値P0になったことを示す信号を受け
取ると、射出ユニット11の射出圧力制御(型内圧制御
工程)を開始し、型内圧センサ22から、型内圧が所定
値Pになったことを示す信号を受け取った段階で、各タ
イマ41〜43を起動させる。型内圧が所定値Pに達す
ると、射出ユニット11の射出圧力は、制御回路31A
によって、型内圧が当該所定値Pに維持されるように制
御(フィードバック制御)される。これにより、この射
出成形方法によっても、溶融樹脂を高速で射出して良好
な品質の樹脂製品を得ることができる。
法と同様に、制御装置30Aの制御回路31Aは、第1
タイマ41から動作信号を受け取ると、射出ユニット1
1の射出圧力制御(型内圧制御工程)を終了させる。更
に、図9に示すように、第1タイマ41から動作信号を
受け取った制御回路31Aは、同時に、第1順位に定め
られたゲートG1のみを閉鎖させるための動作信号を切
換バルブ9に与える。これにより、第1ゲート弁71は
前進し、ゲートG1のみが閉鎖される。制御回路31
は、射出圧力制御(型内圧制御工程)を終了させた後、
図9に示すように、射出ユニット11の射出圧力が段階
的に減少するように、サーボバルブ19を介して射出用
油圧シリンダC4を制御(いわゆる、多段制御)する。
2が経過した段階、すなわち、第1タイマ41の設定時
間T1が経過した後、所定時間(T2−T1)が経過する
と、動作信号を制御回路31Aに与える。第2タイマ4
2から動作信号を受け取った制御回路31Aは、同時
に、第2順位に定められたゲートG2を閉鎖させるため
の動作信号を切換バルブ9に与える。これにより、第2
ゲート弁72は前進し、ゲートG2が閉鎖される。
過した段階、すなわち、第1タイマ41の設定時間T1
が経過した後、所定時間(T3−T1)が経過すると、動
作信号を制御回路31Aに与える。第3タイマ43から
動作信号を受け取った制御回路31Aは、同時に、第3
順位に定められたゲートG3を閉鎖させるための動作信
号を切換バルブ9に与える。これにより、第3ゲート弁
73は前進し、ゲートG3が閉鎖される。このように、
制御回路31Aは、遅延タイマとしての第2タイマ42
及び第3タイマ43の設定時間T2,T3が経過した際
に、注入開始順序の第2順位以降に定められた後順位ゲ
ートG2,G3からの樹脂注入を停止させる。
3を介してキャビティ4A内に溶融樹脂を注入した場
合、ゲートG1から注入された溶融樹脂は温度低下によ
り、図10において高い点密度で示すような状態で、徐
々に流動性を失っていくが、第1ゲートであるゲートG
1が閉鎖された後も、後順位ゲートであるゲートG2,
G3からの樹脂注入は継続されているので、これらのゲ
ートG2,G3から注入された溶融樹脂は、図10に示
すように、キャビティ4Aの端部、突出部、湾曲部等に
流入して行くことになる。
を含む複雑な形状をもった樹脂製品を射出成形によって
製造する場合、キャビティ内の端部、突出部、湾曲部に
対しては溶融樹脂を注入し難くく、いわゆるショートシ
ョットが発生しやすい。この場合、従来は、ランナを延
長し、ゲートを増設することにより対処していたが、こ
れでは、設備コストが増大し、金型も複雑な形状となっ
てしまう。これに対して、射出成形装置1Aを用いた射
出成形方法のように、型内圧制御工程を終了させると共
に第1ゲートであるゲートG1からの樹脂注入を停止さ
せた後、射出ユニットの射出圧力を段階的に変化(減
少)させる多段制御を行い、更に所定時間経過後に、後
順位ゲートG2,G3からの樹脂注入を停止するように
すれば、キャビティ4A内の端部、突出部、湾曲部に対
して溶融樹脂を容易かつ確実に充填することが可能とな
り、かつ、設備コストの増大や金型の複雑化等を抑制す
ることができる。
装置によれば、次のような効果を得る。すなわち、注入
開始順序の第1順位に定めた第1ゲートからの樹脂注入
を開始した後、第1ゲート近傍におけるキャビティ内の
型内圧力を検出し、検出した型内圧力が予め定めた圧力
変動パターンに一致するように射出ユニットの射出圧力
を制御することにより、溶融樹脂を高速で射出可能とな
り、充填時間を短縮化させて良好な品質の製品を得るこ
とができる。
すブロック構成図である。
法を説明するための工程図である。
ィに対して溶融樹脂を注入する際の状態を説明するため
の断面図である。
ィに対して溶融樹脂を注入する際の状態を説明するため
の断面図である。
入した際におけるキャビティ内の型内圧力の時間変化を
示す図表である。
キャビティ内の圧力分布を示す図表である。
す制御ブロック図である。
ィを説明するための断面図である。
法を説明するための工程図である。
ティに対して溶融樹脂を注入する際の状態を説明するた
めの断面図である。
A…固定金型、4,4A…キャビティ、5…支持盤、6
…ホットランナ(ランナ)、9…切換バルブ、10…油
圧ポンプ、11…射出ユニット、12…射出シリンダ、
14…射出スクリュ、15a,51,52,53…シリ
ンダ内腔部、16a,71a,72a,73a…ピスト
ン、18,81,82,83…油圧配管、19…サーボ
バルブ、20…圧力センサ、21…スクリュ移動量セン
サ、22…型内圧センサ、30,30A…制御装置、3
1,31A…制御回路、32…タイマ、34…圧力パタ
ーン設定器、41…第1タイマ、42…第2タイマ、4
3…第3タイマ、71…第1ゲート弁、72…第2ゲー
ト弁、73…第3ゲート弁、C1,C2,C3…油圧シ
リンダ,C4…射出用油圧シリンダ、G1,G2,G3
…ゲート。
Claims (9)
- 【請求項1】 射出ユニットからランナ及び複数のゲー
トを介して金型のキャビティ内に溶融樹脂を射出注入可
能な射出成形装置を使用し、前記各ゲートについて注入
開始順序を予め定め、この注入開始順序に従って前記各
ゲートから前記溶融樹脂を前記キャビティ内に順次注入
する射出成形方法において、 前記注入開始順序の第1順位に定めた第1ゲートからの
樹脂注入を開始した後、前記第1ゲート近傍における前
記キャビティ内の型内圧力を検出し、検出した前記型内
圧力が予め定めた圧力変動パターンに一致するように前
記射出ユニットの射出圧力を制御する型内圧制御工程を
含む射出成形方法。 - 【請求項2】 前記第1ゲートからの樹脂注入を開始し
た後、前記注入開始順序の第2順位以降に定められた後
順位ゲートからの樹脂注入を開始し、前記型内圧制御工
程の終了と同時に前記各ゲートからの樹脂注入を停止す
ることを特徴とする請求項1に記載の射出成形方法。 - 【請求項3】 前記第1ゲートからの樹脂注入を開始し
た後、前記注入開始順序の第2順位以降に定められた後
順位ゲートからの樹脂注入を開始し、前記型内圧制御工
程の終了と同時に前記第1ゲートからの樹脂注入を停止
し、前記第1ゲートからの樹脂注入を停止してから所定
時間経過後に、前記後順位ゲートからの樹脂注入を停止
することを特徴とする請求項1に記載の射出成形方法。 - 【請求項4】 前記型内圧制御工程では、前記第1ゲー
トからの樹脂注入を開始した後、前記型内圧力が所定値
になった段階から所定時間の間、前記型内圧力が前記所
定値に一致するように前記射出ユニットの射出圧力を制
御することを特徴とする請求項1又は2に記載の射出成
形方法。 - 【請求項5】 前記射出ユニットに含まれる射出スクリ
ュの移動量に基づいて、前記後順位ゲートからの樹脂注
入を開始することを特徴とする請求項2〜4の何れかに
記載の射出成形方法。 - 【請求項6】 射出ユニットからランナ及び複数のゲー
トを介して金型のキャビティ内に溶融樹脂を射出注入可
能であり、前記各ゲートについて注入開始順序が予め定
められている射出成形装置において、 前記注入開始順序の第1順位に定められた第1ゲート近
傍における前記キャビティ内の型内圧力を検出する型内
圧検出手段と、 前記型内圧力の変動条件として予め定められた圧力変動
パターンを設定する圧力パターン設定手段と、 前記型内圧検出手段によって検出された前記型内圧力が
前記圧力パターン設定手段によって設定された圧力変動
パターンに一致するように前記射出ユニットの射出圧力
を調整する制御手段とを備えることを特徴とする射出成
形装置。 - 【請求項7】 前記制御手段による前記射出ユニットの
射出圧力制御を終了させるタイミングを設定するための
タイマを更に備え、前記制御手段は、前記タイマの設定
時間が経過した際に、前記射出圧力制御を終了すると共
に、前記第1ゲートからの樹脂注入を停止させることを
特徴とする請求項6に記載の射出成形装置。 - 【請求項8】 前記タイマの設定時間が経過した後、所
定時間経過後にタイムアップする遅延タイマを更に備
え、前記制御手段は、前記タイマの設定時間が経過して
前記射出圧力制御を終了させた後、前記射出ユニットの
射出圧力を段階的に変化させると共に、前記遅延タイマ
の設定時間が経過した際に、前記注入開始順序の第2順
位以降に定められた後順位ゲートからの樹脂注入を停止
させることを特徴とする請求項7に記載の射出成形装
置。 - 【請求項9】 前記射出ユニットに含まれる射出スクリ
ュの移動量を検出するスクリュ移動量検出手段を更に備
え、前記制御手段は、前記スクリュ移動量検出手段の検
出値に基づいて、前記注入開始順序の第2順位以降に定
められた後順位ゲートからの樹脂注入を開始させること
を特徴とする請求項6〜8の何れかに記載の射出成形装
置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23089399A JP4067708B2 (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 射出成形方法、及び、射出成形装置 |
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|---|---|
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ID=16914962
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|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-08-17 JP JP23089399A patent/JP4067708B2/ja not_active Expired - Fee Related
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