JP2001054591A - ゴルフボール - Google Patents
ゴルフボールInfo
- Publication number
- JP2001054591A JP2001054591A JP11232620A JP23262099A JP2001054591A JP 2001054591 A JP2001054591 A JP 2001054591A JP 11232620 A JP11232620 A JP 11232620A JP 23262099 A JP23262099 A JP 23262099A JP 2001054591 A JP2001054591 A JP 2001054591A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter
- volume
- dimple
- range
- divided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
ルフボールにおいて、各ディンプルの高速領域ディンプ
ル作用体積の総和が210〜310であることを特徴と
するゴルフボール。 【効果】 本発明によれば、低速領域から高速領域の広
い範囲で良好な飛距離を与えるディンプルを有するゴル
フボールが効率よく確実に得られる。
Description
リッドゴルフボール及び糸巻きゴルフボール)に関す
る。
ボールにおいて最も要求される特性は飛距離が大きいと
いうことである。このため、従来より飛距離の増大を目
的とした提案が種々なされている。しかしながら、その
多くはヘッドスピードの大きい高速領域における飛距離
の向上を目指したものであり、ヘッドスピードの小さい
低速領域における飛距離は殆ど考慮されていない。この
ため、このようなボールは、高速領域では良好な揚抗力
を受けるが、低速領域では抗力が急増し、落ち際の弱い
ボールになったり、あるいは揚力が急減し、ドロップす
るボールになる傾向があった。
プレーヤー向けに飛距離の増大を目指したゴルフボール
も提案されているが、このようなボールでは、高速領域
では揚力が大きすぎ、吹け上がってしまう傾向にあっ
た。
域の範囲まで幅広く最適な揚抗力を受けるゴルフボー
ル、特にボールの揚抗力に影響を与えるディンプルを開
発する発想は少ないものであった。
速領域までの広い範囲で安定した良好な揚抗力を与え、
低ヘッドスピードにおいても高ヘッドスピードにおいて
も良好な飛距離を与えるゴルフボールを提供することに
ある。
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行い、多
数のデータを分析した結果、従来よりディンプルの設計
に対する指標として、総ディンプル体積等、種々の提案
がなされているが、単に総ディンプル体積を規定しただ
けでは低速領域から高速領域までの広い範囲で良好な揚
抗力を与えることができないこと、そして一つのディン
プルに着目した場合、底部側の小径部分が揚抗力に与え
る影響と上部側の大径部分が揚抗力に与える影響に相違
があることに鑑み、上部側大径部分と底部側小径部分と
で異なるディンプル作用係数を考え、それら大径部分と
小径部分における体積にこの係数を乗じて得られるディ
ンプル作用体積という概念を導入することが有効である
ことを知見した。
も、特にヘッドスピード46m/s以上の高速領域とヘ
ッドスピード38m/s以下の低速領域とではディンプ
ル作用係数が相違すること、そして、これら高速領域と
低速領域とのディンプル作用係数を後述する特定の値と
し、ディンプルを後述するように分割して、それぞれの
体積と上記係数とを乗じて各ディンプルのディンプル作
用体積を求めると共に、全ディンプルにおけるディンプ
ル作用体積の総和を特定の範囲とすること、この場合、
特に高速領域のディンプル作用係数を用いて得られる高
速領域ディンプル作用体積の総和を特定の範囲とするこ
とにより、低速領域から高速領域までの広い範囲で安定
した良好な揚抗力が得られることを見出した。また更に
は、それに加えて、低速領域ディンプル作用体積の総和
を特定の範囲とすることが好適であり、好ましくはこれ
ら両ディンプル作用体積の総和の比を特定の範囲にする
こと、また、以上のファクターと共に、好ましくはディ
ンプル総体積を適正化することが、上記効果を発揮する
上でより有利であることを見出したものである。
提供する。 請求項1:表面に多数のディンプルが形成されたゴルフ
ボールにおいて、後述する方法によって算出される各デ
ィンプルの高速領域ディンプル作用体積の総和が210
〜310であることを特徴とするゴルフボール。 請求項2:後述する方法によって算出される各ディンプ
ルの低速領域ディンプル作用体積の総和が210〜31
0である請求項1記載のゴルフボール。 請求項3:高速領域ディンプル作用体積の総和と低速領
域ディンプル作用体積の総和との割合が0.8〜1.
0:1である請求項2記載のゴルフボール。 請求項4:ディンプル総体積が250〜400mm3で
ある請求項1乃至3のいずれか1項記載のゴルフボー
ル。 請求項5:ゴム組成物にて形成された直径34mm以上
40mm以下のソリッドコアにカバーを被覆してなる請
求項1乃至4のいずれか1項記載のゴルフボール。 請求項6:カバーが2層又は3層を有する請求項5記載
のゴルフボール。
本発明のゴルフボールは、表面に多数のディンプルが形
成されたものであり、下記方法によって算出される各デ
ィンプルの高速領域ディンプル作用体積の総和が210
以上、好ましくは220以上であり、また310以下、
好ましくは270以下、より好ましくは240以下であ
るものである。なお、個々のディンプルの高速領域ディ
ンプル作用体積を以下HDOVといい、その総和を総H
DOVという。
法]ディンプルの直径をD1(mm)としたとき、この
直径が含まれる直径範囲R1を表3から求めると共に、
この直径範囲R1の下限値の直径D2(mm)を有する深
さの位置でディンプルを水平方向に分断した直径D1と
直径D2とを有する偏平円錐台状の第1の分割部A1を仮
定し、この分割部A1の体積(mm3)に表3から得られ
る上記直径範囲R1に対応する係数α1を乗じて第1の仮
想分割体積V1(mm3)を算出し、次いで表3において
上記直径範囲R1より1段下の直径範囲R2の下限値の直
径D3(mm)を有する深さの位置でディンプルを水平
方向に分断した直径D2と直径D3とを有する偏平円錐台
状の第2の分割部A2を仮定し、この分割部A2の体積
(mm3)に表3から得られる上記直径範囲R2に対応す
る係数α2を乗じて第2の仮想分割体積V2(mm3)を
算出することを繰り返し、更に最後の直径2mm以下の
範囲Rnの分割部Anの体積(mm3)にこの範囲に対応
する係数αnを乗じて第n番目の仮想分割体積Vn(mm
3)を算出すると共に、上記各仮想分割体積の総和より
高速領域ディンプル作用体積HDOVを求める。 HDOV(mm3)=V1+V2+……+Vn
高ヘッドスピード打撃時に吹け上がり、また上記範囲よ
り大きいと、弾道が低くなり、いずれも飛距離の低下に
つながる。
算出される各ディンプルの低速領域ディンプル作用体積
の総和を210以上、好ましくは230以上、より好ま
しくは250以上とし、また310以下、好ましくは3
00以下、より好ましくは270以下とすることが好適
である。なお、個々のディンプルの低速領域ディンプル
作用体積を以下LDOVといい、その総和を総LDOV
という。
法]ディンプルの直径をD1(mm)としたとき、この
直径が含まれる直径範囲R1を表4から求めると共に、
この直径範囲R1の下限値の直径D2(mm)を有する深
さの位置でディンプルを水平方向に分断した直径D1と
直径D2とを有する偏平円錐台状の第1の分割部A1を仮
定し、この分割部A1の体積(mm3)に表4から得られ
る上記直径範囲R1に対応する係数β1を乗じて第1の仮
想分割体積v1(mm3)を算出し、次いで表4において
上記直径範囲R1より1段下の直径範囲R2の下限値の直
径D3(mm)を有する深さの位置でディンプルを水平
方向に分断した直径D2と直径D3とを有する偏平円錐台
状の第2の分割部A2を仮定し、この分割部A2の体積
(mm3)に表4から得られる上記直径範囲R2に対応す
る係数β2を乗じて第2の仮想分割体積v2(mm3)を
算出することを繰り返し、更に最後の直径2mm以下の
範囲Rnの分割部Anの体積(mm3)にこの範囲に対応
する係数βnを乗じて第n番目の仮想分割体積vn(mm
3)を算出すると共に、上記各仮想分割体積の総和より
低速領域ディンプル作用体積LDOVを求める。 LDOV(mm3)=v1+v2+……+vn
低ヘッドスピード打撃時に吹け上がり、また上記範囲よ
り大きいと、弾道が低く、飛距離が低下しやすい。
(総HDOV/総LDOV)は0.8以上、特に0.8
2以上であり、また1.0以下、特に0.95以下とす
ることが好ましい。この比が小さすぎると、高ヘッドス
ピード打撃において飛距離が低下する傾向となり、逆に
大きすぎると、低ヘッドスピード打撃において飛距離が
低下する傾向になる。
ついて、図1を参照して更に詳しく説明すると、ディン
プル10の直径をD1mmとした場合、この直径が含ま
れる直径範囲R1を表3,4から求める。例えば、直径
が4.1mmである場合、その直径範囲は表3,4にお
いてNo.3の範囲である。そして、この直径範囲R 1
の下限値の直径D2mm(例えば直径が4.1mmの場
合、その範囲No.3の下限値4.0mm)を有する深
さの位置でディンプル10を水平方向に分断して(いわ
ゆる輪切りにして)、直径D1mmと直径D2mmとを有
する(上記例の場合であれば直径4.1mmと直径4.
0mmの)偏平円錐台状の第1の分割部A 1を仮定し、
この分割部A1の体積B1mm3を求めると共に、この体
積B1mm3に上記直径範囲R1に対応する係数、HDO
Vの場合であればα1、LDOVの場合であればβ1を乗
じて、第1の仮想分割体積V1mm3(HDOVの場合)
又はv1mm3(LDOVの場合)を算出する。例えば、
上記例において、直径範囲No.3のHDOVの係数は
1.00、LDOVの係数は0.40であるので、この
係数を上記体積B1mm3に乗じて、それぞれ第1の仮想
分割体積V1mm3,v1mm3を算出する。
R1より1段下の直径範囲R2(上記例の場合は、直径範
囲No.3より1段下の直径範囲No.4)の下限値の
直径D3mm(上記例の場合は、直径範囲No.4の下
限値である直径3.8mm)を有する深さの位置で上記
と同様にディンプル10を水平方向に分断し、直径D 2
mmと直径D3mmとを有する(上記例の場合であれ
ば、直径4.0mmと直径3.7mmの)偏平円錐台状
の第2の分割部A2を仮定する。そして、この分割部A2
の体積B2mm3を求めると共に、上記直径範囲R2に対
応する係数α2(HDOVの場合)又は係数β2(LDO
Vの場合)を上記体積B2mm3に乗じて、第2の仮想分
割体積V2mm3又はv2mm3を算出する。上記例の場合
では、直径範囲No.4の係数1.00(HDOVの場
合)又は係数0.60(LDOVの場合)を上記体積B
2に乗じて、それぞれ第2の仮想分割体積V2mm3,v2
mm 3を算出する。
o.13まで繰り返し、各直径範囲における仮想分割体
積V3mm3,V4mm3,……(HDOVの場合)、又は
v3mm3,v4mm3,……(LDOVの場合)を算出す
る。
mm以下である直径範囲No.14の場合も、その分割
部Anの体積Bnmm3を求め、この範囲に対応する係数
αn又はβn、即ちHDOVの場合は係数0.20、LD
OVの場合は係数0.50を上記体積Bnmm3に乗じ、
その仮想分割体積Vnmm3(HDOVの場合)又はv n
mm3(LDOVの場合)を算出する。
各分割部A1,A2,A3,A4,……Anの仮想分割体積
V1,V2,V3,V4,……Vnmm3の総和であり、LD
OVは、上記各分割部A1,A2,A3,A4,……Anの
仮想分割体積v1,v2,v3,v4,……vnmm3の総和
であり、下記式で示される。 HDOV(mm3)=V1+V2+V3+V4+……+Vn LDOV(mm3)=v1+v2+v3+v4+……+vn
プルのHDOVの総和が総HDOVであり、各ディンプ
ルのLDOVの総和が総LDOVである。
うに、ディンプル10中央部における縦断面を見たと
き、図2における左右の最高点が水平になるようにした
場合での最高点をディンプルエッジE,Eとし、このエ
ッジE,E間をディンプルの直径D1とする。また、上
記エッジE,Eを結んだ線分からディンプル最深部まで
の距離をディンプル深さDeとする。従って、ディンプ
ル体積Vは、上記エッジに囲まれる部分のディンプル体
積となる。なお、ディンプル体積Vmm3は上記各分割
部A1,A2,A3,A4,……Anの体積B1,B2,B3,
B4,……Bnmm 3の総和である。 V(mm3)=B1+B2+B3+B4+……+Bn また、上記ディンプル総体積は、上記各ディンプルの体
積の総和である。
DOVの算出方法における水平方向とは、図2における
エッジE,Eを結んだ線分と平行な方向を意味する。
250mm3以上、より好ましくは280mm3以上、更
に好ましくは300mm3以上であり、また400mm3
以下、より好ましくは380mm3以下、更に好ましく
は360mm3以下、特には330mm3以下とすること
が好ましい。ディンプル総体積が小さすぎると、吹け上
がる弾道となってランが出にくく、また風に影響されや
すい弾道になりやすく、逆に大きすぎると、低すぎる弾
道となってキャリーが劣る傾向となり、かつばらつきや
すい傾向となる。
は、通常平面円形であり、その直径は1.8mm以上、
より好ましくは2.4mm以上、更に好ましくは3.0
mm以上であり、また4.6mm以下、より好ましくは
4.4mm以下、更に好ましくは4.2mm以下である
ことが好ましい。深さは0.08mm以上、より好まし
くは0.10mm以上、更に好ましくは0.12mm以
上であり、また0.22mm以下、より好ましくは0.
20mm以下、更に好ましくは0.19mm以下である
ことが好ましい。
0個以下であることが好ましい。より好ましくは380
個以上、更に好ましくは390個以上であり、またより
好ましくは450個以下、更に好ましくは400個以下
である。この場合、ディンプルは、その直径が互いに異
なる2種以上、より好ましくは3種以上、更に好ましく
は4種以上であり、また直径が互いに異なる6種以下、
特に5種以下の組み合わせである多種ディンプルである
ことが好ましい。また、深さが互いに相違してもよい。
従って、互いに直径及び/又は深さが相違する3種以
上、特に4種以上であり、また10種以下、特に8種以
下のディンプルの組み合わせとすることが好適である。
を採用し得、上記ディンプルが均等に配置していれば特
に制限されないが、8面体配列、20面体配列、半球を
2〜6に等分割するなどの球面分割法を採用し得、その
分割領域内にディンプルを配置する方法とすることがで
きる。なお、これらの方法に微修正を施す方法もとるこ
とができる。この場合、ディンプル表面占有率は69〜
82%、特に72〜77%であることが好ましい。
ボールでも糸巻きゴルフボールでもよく、従って、その
コアはソリッドコアでも糸巻きコアでもよい。従来公知
のいずれのコアに適用してもよいが、より好ましくはソ
リッドゴルフボールとされる。
とカバーとを有するものであればよいが、本発明の目的
をより有効に達成する点から、コアがゴム組成物により
形成され、直径が34〜40mm、特に34〜38mm
であるものが好ましい。
ポリブタジエンを使用したものが好ましい。このポリブ
タジエンとしては、シス構造を少なくとも40%以上有
する1,4−シスポリブタジエンが好適に挙げられる。
また、この基材ゴム中には、所望により該ポリブタジエ
ンに天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレンブタジエ
ンゴムなどを適宜配合することができる。ゴム成分を多
くすることにより、ゴルフボールの反発性を向上させる
ことができる。
メタクリル酸亜鉛、アクリル酸亜鉛等の不飽和脂肪酸の
亜鉛塩、マグネシウム塩やトリメチルプロパンメタクリ
レート等のエステル化合物を配合し得るが、特にアクリ
ル酸亜鉛を好適に使用し得る。これら架橋剤の配合量
は、上記基材ゴム100重量部に対し、10重量部以上
30重量部以下とすることが好ましい。
合されているが、この加硫剤中には、1分間で半減期を
迎える温度を155℃以下とするパーオキサイドが含ま
れていることが推奨され、その配合量は加硫剤全体の3
0重量%以上、特に40重量%以上であり、その上限は
特に制限されないが、70重量%以下であることが好ま
しい。このようなパーオキサイドとしては、市販品を挙
げることができ、例えばパーヘキサ3M(日本油脂社
製)等が挙げられる。その配合量は、基材ゴム100重
量部に対し、0.6重量部以上2重量部以下とすること
ができる。
整の充填剤として酸化亜鉛や硫酸バリウム等を配合する
ことができる。
化させてソリッドコアを製造することができるが、その
直径は34mm以上、特に35mm以上であり、また4
0mm以下、より好ましくは38mm以下、更に好まし
くは37mm以下とすることが好ましい。
ることができ、単一カバーであってもよいが、2層又は
3層もしくはそれ以上の複数層カバー構成とすること
が、ドライバーショット時の低スピン化及びアプローチ
ショット時の高スピン化の点から好ましい。
ーが厚さ1.0mm以上、特に1.4mm以上で、2.
0mm以下、特に1.7mm以下であり、ショアD硬度
が40以上、より好ましくは43以上、更に好ましくは
44以上であり、また52以下、より好ましくは50以
下、更に好ましくは47以下であることが好ましい。厚
さが薄すぎるとボールの耐久性が劣る場合があり、逆に
厚すぎるとボールの反発性が低下するおそれがある。ま
た、ショアD硬度が小さすぎると反発性が低下したり、
ボール成形時に脱型性が低下するおそれがあり、逆に大
きすぎると硬いフィーリングとなったり、アプローチシ
ョット時のスピンが少なくなる傾向となる。
2番目のカバー層の厚さが1.0mm以上、特に1.4
mm以上で、2.0mm以下、特に1.7mm以下であ
ることが好ましい。厚さが薄すぎるとボールの耐久性が
低下するおそれがあり、逆に厚すぎると反発性が低下す
るおそれがある。
特に2.6mm以上で、4.0mm以下、特に3.4m
m以下とすることが好ましい。
レタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑
性エラストマーなどの公知のカバー用熱可塑性樹脂にて
形成することができる。
る内側カバーは、熱可塑性樹脂にて形成することがよ
く、熱可塑性樹脂としては、例えば、公知の熱可塑性樹
脂、熱可塑性エラストマー等を挙げることができ、具体
的には、ナイロン、ポリアリレート、アイオノマー樹
脂、ポリプロピレン樹脂、ポリウレタン系熱可塑性エラ
ストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマーなどを
挙げることができ、市販品としてサーリンAD8512
(デュポン社製アイオノマー樹脂)、ハイミラン170
6,同1707(三井・デュポンポリケミカル社製アイ
オノマー樹脂)、リルサンBMNO(エルフアトケム社
製ポリアミド系樹脂)、UポリマーU−8000(ユニ
チカ社製ポリアリレート樹脂)などが例示されるが、特
にアイオノマー樹脂が好ましい。なお、外から2番目の
カバー層又は内側カバーの厚さは、1.0〜2.0mm
が望ましく、1.4〜1.7mmが更に望ましい。ま
た、ショアD硬度は50〜63が望ましく、54〜60
が更に望ましく、55〜57が最も望ましい。
ー上に更に塗装を施すことによって製品とされるが、本
発明のゴルフボールは、ボールに初期荷重10kgをか
けた状態から終荷重130kgをかけたときまでの圧縮
変形量(以下、μ硬度という)が2.6〜3.4mmで
あるように形成することがフィーリング、反発性能の点
より好ましい。μ硬度が小さすぎると、フィーリング、
特にドライバーなどのボールが大変形を起こすショット
時のフィーリングが硬くなる場合があり、逆に大きすぎ
ると、十分な反発が確保できない場合がある。
ルフ規則に従うものであるが、飛び性能を良くする等の
点から、直径42.67〜42.97mmの範囲に形成
する。また、重さは44.9〜45.9gの範囲が好ま
しい。
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
す組成でソリッドコアを作製した。次いで、上記コアに
表5に示す内側カバー及び外側カバーを被覆した。
マー,ブタジエン−スチレン共重合体水素添加物 サーリン デュポン社製,アイオノマー樹脂 PANDEX 大日本インキ化学工業社製,熱可塑性ポ
リウレタンエラストマー
4に示す態様で表6に示すディンプルを形成した。但
し、比較例2においては図5,6に示す態様とした。こ
こで、図において、100番台のディンプルは表6にお
けるディンプル、200番台のディンプルはディンプ
ル、300番台のディンプルはディンプルを示す
(以下同様)。
記方法で飛び試験を行った。結果を表6に併記する。
ボールを20発ずつ打撃し、仰角(水平に対する高さ方
向の角度)、キャリー、トータル飛距離を測定した。 <使用クラブ> ヘッドスピード50m/s ヘッド: ブリヂストンスポーツ社製,J’s−MET
AL,ロフト角7.5°,ライ角57°,SUS630
ステンレス,ロストワックス製法 シャフト:ハーモテックプロ,HM−70,LK(先調
子),硬さX ヘッドスピード35m/s ヘッド: ブリヂストンスポーツ社製,J’s−MET
AL,ロフト角9.5°,ライ角57°,SUS630
ステンレス,ロストワックス製法 シャフト:ハーモテックプロ,HM−70,LK(先調
子),硬さX
ち、そのうち2種は2つの深さをもち、コアと2層のカ
バーからなる。実施例2は、実施例1のディンプルを若
干深くしたボール、実施例3は、実施例2のディンプル
を更に深くしたボール、実施例4は、実施例1〜3とは
異なる断面をもつボールである。
をもつボールで、HDOVが小さいボール、比較例2
は、上記とは全く異なる配列で、HDOVが小さいボー
ルである。
条件の結果より、下記の点が認められる。実施例1はよ
く飛ぶ。実施例2は実施例1よりやや低弾道であるがよ
く飛ぶ。実施例3は実施例1よりかなり低弾道でキャリ
ーは今一つだが、ランはよく転がる。実施例4は実施例
1よりやや劣る。比較例1は実施例1,比較例2ほど飛
んでいない。比較例2は実施例1より劣る。
条件の結果より、下記の点が認められる。実施例1はよ
く飛ぶ。実施例2は実施例1より更に飛ぶ。実施例3は
最もよく飛ぶ。実施例4は実施例1と同じくらいの高さ
だが、やや飛距離は劣る。比較例1は実施例1ほど飛ん
でいないが、比較例2よりは飛ぶ。比較例2は実施例1
より劣る。
も、最初のうちは高速領域に近いため、HDOVが低い
とややふけ気味の弾道となることが認められた。
の広い範囲で良好な飛距離を与えるディンプルを有する
ゴルフボールが効率よく確実に得られる。
明図である。
る。
ディンプル配列態様の説明図である。
の説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 表面に多数のディンプルが形成されたゴ
ルフボールにおいて、下記方法によって算出される各デ
ィンプルの高速領域ディンプル作用体積の総和が210
〜310であることを特徴とするゴルフボール。 [高速領域ディンプル作用体積の算出方法]ディンプル
の直径をD1(mm)としたとき、この直径が含まれる
直径範囲R1を表1から求めると共に、この直径範囲R1
の下限値の直径D2(mm)を有する深さの位置でディ
ンプルを水平方向に分断した直径D1と直径D2とを有す
る偏平円錐台状の第1の分割部A1を仮定し、この分割
部A1の体積(mm3)に表1から得られる上記直径範囲
R1に対応する係数α1を乗じて第1の仮想分割体積V1
(mm3)を算出し、次いで表1において上記直径範囲
R1より1段下の直径範囲R2の下限値の直径D3(m
m)を有する深さの位置でディンプルを水平方向に分断
した直径D2と直径D3とを有する偏平円錐台状の第2の
分割部A2を仮定し、この分割部A2の体積(mm3)に
表1から得られる上記直径範囲R2に対応する係数α2を
乗じて第2の仮想分割体積V2(mm3)を算出すること
を繰り返し、更に最後の直径2mm以下の範囲Rnの分
割部Anの体積(mm3)にこの範囲に対応する係数αn
を乗じて第n番目の仮想分割体積Vn(mm3)を算出す
ると共に、上記各仮想分割体積の総和より高速領域ディ
ンプル作用体積HDOVを求める。 HDOV(mm3)=V1+V2+……+Vn 【表1】 - 【請求項2】 下記方法によって算出される各ディンプ
ルの低速領域ディンプル作用体積の総和が210〜31
0である請求項1記載のゴルフボール。 [低速領域ディンプル作用体積の算出方法]ディンプル
の直径をD1(mm)としたとき、この直径が含まれる
直径範囲R1を表2から求めると共に、この直径範囲R1
の下限値の直径D2(mm)を有する深さの位置でディ
ンプルを水平方向に分断した直径D1と直径D2とを有す
る偏平円錐台状の第1の分割部A1を仮定し、この分割
部A1の体積(mm3)に表2から得られる上記直径範囲
R1に対応する係数β1を乗じて第1の仮想分割体積v1
(mm3)を算出し、次いで表2において上記直径範囲
R1より1段下の直径範囲R2の下限値の直径D3(m
m)を有する深さの位置でディンプルを水平方向に分断
した直径D2と直径D3とを有する偏平円錐台状の第2の
分割部A2を仮定し、この分割部A2の体積(mm3)に
表2から得られる上記直径範囲R2に対応する係数β2を
乗じて第2の仮想分割体積v2(mm3)を算出すること
を繰り返し、更に最後の直径2mm以下の範囲Rnの分
割部Anの体積(mm3)にこの範囲に対応する係数βn
を乗じて第n番目の仮想分割体積vn(mm3)を算出す
ると共に、上記各仮想分割体積の総和より低速領域ディ
ンプル作用体積LDOVを求める。 LDOV(mm3)=v1+v2+……+vn 【表2】 - 【請求項3】 高速領域ディンプル作用体積の総和と低
速領域ディンプル作用体積の総和との割合が0.8〜
1.0:1である請求項2記載のゴルフボール。 - 【請求項4】 ディンプル総体積が250〜400mm
3である請求項1乃至3のいずれか1項記載のゴルフボ
ール。 - 【請求項5】 ゴム組成物にて形成された直径34mm
以上40mm以下のソリッドコアにカバーを被覆してな
る請求項1乃至4のいずれか1項記載のゴルフボール。 - 【請求項6】 カバーが2層又は3層を有する請求項5
記載のゴルフボール。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23262099A JP3698195B2 (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | ゴルフボール |
| US09/635,637 US6413171B1 (en) | 1999-08-19 | 2000-08-10 | Golf ball |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23262099A JP3698195B2 (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | ゴルフボール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001054591A true JP2001054591A (ja) | 2001-02-27 |
| JP3698195B2 JP3698195B2 (ja) | 2005-09-21 |
Family
ID=16942191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23262099A Expired - Fee Related JP3698195B2 (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | ゴルフボール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3698195B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003038681A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-12 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
| EP1186325A3 (en) * | 2000-09-11 | 2004-04-07 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Multi-piece solid golf ball |
-
1999
- 1999-08-19 JP JP23262099A patent/JP3698195B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1186325A3 (en) * | 2000-09-11 | 2004-04-07 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Multi-piece solid golf ball |
| JP2003038681A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-12 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3698195B2 (ja) | 2005-09-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5702311A (en) | Multi-piece solid golf ball | |
| JP5045875B2 (ja) | マルチピースソリッドゴルフボール | |
| US5779563A (en) | Multi-piece solid golf ball | |
| US5863264A (en) | Two-piece solid golf ball | |
| US5782707A (en) | Three-piece solid golf ball | |
| US6254495B1 (en) | Solid golf ball | |
| US5876294A (en) | Three-piece solid golf ball | |
| US6758766B2 (en) | Two-piece solid golf ball | |
| JP2886804B2 (ja) | 糸巻きゴルフボール | |
| JP3525813B2 (ja) | ソリッドゴルフボール | |
| US6726579B2 (en) | Multi-piece solid golf ball | |
| US5807192A (en) | Solid golf ball | |
| US5782703A (en) | Practice golf ball | |
| JP4061434B2 (ja) | マルチピースソリッドゴルフボール | |
| JPH10151226A (ja) | スリーピースソリッドゴルフボール | |
| JP2006218294A (ja) | マルチピースソリッドゴルフボール | |
| US5820492A (en) | Golf ball | |
| US6336873B1 (en) | Golf ball | |
| JP2007319666A (ja) | マルチピースソリッドゴルフボール | |
| US6413171B1 (en) | Golf ball | |
| US6558274B1 (en) | Solid golf ball | |
| US5823888A (en) | Wound golf ball | |
| US6514158B1 (en) | Multi-piece golf ball | |
| US6508723B1 (en) | Golf ball | |
| JPH09215775A (ja) | マルチピースソリッドゴルフボール |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040915 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041112 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050406 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050517 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050615 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050628 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080715 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090715 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090715 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100715 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110715 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110715 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120715 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120715 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130715 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |