JP2001051468A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP2001051468A JP2001051468A JP11223971A JP22397199A JP2001051468A JP 2001051468 A JP2001051468 A JP 2001051468A JP 11223971 A JP11223971 A JP 11223971A JP 22397199 A JP22397199 A JP 22397199A JP 2001051468 A JP2001051468 A JP 2001051468A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 転写ベルトや中間転写ベルトの搬送性を安定
させるとともに、中抜け等の画像不良の発生を防止可能
した画像形成装置を提供することである。 【解決手段】 画像の中抜けは、感光ドラムと転写材間
に移動速度差を与えて、感光ドラム上のトナー像を転写
材に掻き取るようにすることで防止できるので、転写ベ
ルト30の搬送安定性を考慮して、転写ベルトに並設さ
れた感光ドラム11M、11C、11Y、11Kの移動
速度Vm、Vc、Vy、Vkを、Vm=Vc=101m
m/秒、Vy=108mm/秒、Vk=103mm/秒
に、ベルト30の移動速度を110mm/秒に設定し
た。これにより、感光ドラムと転写ベルトの速度差を、
中抜けが比較的起こらないマゼンタ(M)、シアン
(C)で約1%、中抜けがやや起こりやすいブラック
(K)で約3%、中抜けがかなり起こりやすいイエロー
(Y)で約8%となるようにした。
させるとともに、中抜け等の画像不良の発生を防止可能
した画像形成装置を提供することである。 【解決手段】 画像の中抜けは、感光ドラムと転写材間
に移動速度差を与えて、感光ドラム上のトナー像を転写
材に掻き取るようにすることで防止できるので、転写ベ
ルト30の搬送安定性を考慮して、転写ベルトに並設さ
れた感光ドラム11M、11C、11Y、11Kの移動
速度Vm、Vc、Vy、Vkを、Vm=Vc=101m
m/秒、Vy=108mm/秒、Vk=103mm/秒
に、ベルト30の移動速度を110mm/秒に設定し
た。これにより、感光ドラムと転写ベルトの速度差を、
中抜けが比較的起こらないマゼンタ(M)、シアン
(C)で約1%、中抜けがやや起こりやすいブラック
(K)で約3%、中抜けがかなり起こりやすいイエロー
(Y)で約8%となるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式や静
電記録方式などの複写機、プリンタ等の画像形成装置に
関するものである。
電記録方式などの複写機、プリンタ等の画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真方式の画像形成装置
において、カラー画像出力の高速化のために、像担持体
を複数個積載して、各像担持体に各色の画像を形成し、
転写材に多重転写する装置が知られている。このタイプ
の従来の電子写真方式の画像形成装置の概略構成を図4
に示す。本画像形成装置は、4ドラム方式のフルカラー
プリンタである。
において、カラー画像出力の高速化のために、像担持体
を複数個積載して、各像担持体に各色の画像を形成し、
転写材に多重転写する装置が知られている。このタイプ
の従来の電子写真方式の画像形成装置の概略構成を図4
に示す。本画像形成装置は、4ドラム方式のフルカラー
プリンタである。
【0003】図4に示されるように、画像形成装置は、
画像形成部として、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラ
ックの4色の画像形成ユニットPM、PC、PY、PK
を有し、さらに転写材搬送手段としての転写ベルト3
0、および定着器40を備える。
画像形成部として、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラ
ックの4色の画像形成ユニットPM、PC、PY、PK
を有し、さらに転写材搬送手段としての転写ベルト3
0、および定着器40を備える。
【0004】各各画像形成ユニットPM、PC、PY、
PKは、像担持体である感光ドラム10M、10C、1
0Y、10Kと、その周辺に一次帯電ローラ12M、1
2C、12Y、12K、レーザー露光装置13M、13
C、13Y、13K、現像器14M、14C、14Y、
14K、転写ローラ15M、15C、15Y、15Kが
配設されている。転写ベルト30は、駆動ローラ31お
よび分離ローラ32に張架して、各感光ドラム10M〜
10Kに接触して配置され、図の矢印方向に回転駆動さ
れる。
PKは、像担持体である感光ドラム10M、10C、1
0Y、10Kと、その周辺に一次帯電ローラ12M、1
2C、12Y、12K、レーザー露光装置13M、13
C、13Y、13K、現像器14M、14C、14Y、
14K、転写ローラ15M、15C、15Y、15Kが
配設されている。転写ベルト30は、駆動ローラ31お
よび分離ローラ32に張架して、各感光ドラム10M〜
10Kに接触して配置され、図の矢印方向に回転駆動さ
れる。
【0005】各画像形成ユニットPM〜PKの感光ドラ
ム10(10M〜10K)は、一次帯電ローラ12(1
2M〜12K)により表面を一様に帯電された後、レー
ザー露光装置13(13M〜13K)により露光が行わ
れて、感光ドラム10の表面に原稿と対応した各色用の
静電潜像が形成される。この各感光ドラム10上の静電
潜像は、現像器14(14M〜14K)によりマイナス
トナーを用いて現像され、トナー像として可視化され
る。このトナー像の画像形成は、各画像形成ユニットP
M〜PKでそれぞれ所定のタイミングを持って行われ
る。
ム10(10M〜10K)は、一次帯電ローラ12(1
2M〜12K)により表面を一様に帯電された後、レー
ザー露光装置13(13M〜13K)により露光が行わ
れて、感光ドラム10の表面に原稿と対応した各色用の
静電潜像が形成される。この各感光ドラム10上の静電
潜像は、現像器14(14M〜14K)によりマイナス
トナーを用いて現像され、トナー像として可視化され
る。このトナー像の画像形成は、各画像形成ユニットP
M〜PKでそれぞれ所定のタイミングを持って行われ
る。
【0006】一方、図示しないカセットから転写材Pが
搬送され、この転写材Pは給紙ローラ20により転写ベ
ルト30上に給紙されて担持される。転写ベルト30上
に担持された転写材Pは、各画像形成ユニットPM〜P
Kの感光ドラム10と転写ローラ15(15M〜15
K)とが対向した転写部に搬送され、転写ローラ15に
よって各色のトナー像が転写材P上に重ね合わせて転写
される。
搬送され、この転写材Pは給紙ローラ20により転写ベ
ルト30上に給紙されて担持される。転写ベルト30上
に担持された転写材Pは、各画像形成ユニットPM〜P
Kの感光ドラム10と転写ローラ15(15M〜15
K)とが対向した転写部に搬送され、転写ローラ15に
よって各色のトナー像が転写材P上に重ね合わせて転写
される。
【0007】4色のトナー像の転写が終了した転写材P
は、転写ベルト30から分離されて定着器40に搬送さ
れ、そこで加熱および加圧されてトナー像が転写材Pに
定着され、転写材Pに4色のフルカラー画像が得られ
る。
は、転写ベルト30から分離されて定着器40に搬送さ
れ、そこで加熱および加圧されてトナー像が転写材Pに
定着され、転写材Pに4色のフルカラー画像が得られ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の感光ドラム
10を複数個積載した画像形成装置では、転写ベルト3
0の長尺化に加えて、これを複数の感光ドラム10と当
接するために、転写ベルト30の搬送安定性、つまりベ
ルト自身の移動性および転写材の搬送性を確保するのが
難くなる。
10を複数個積載した画像形成装置では、転写ベルト3
0の長尺化に加えて、これを複数の感光ドラム10と当
接するために、転写ベルト30の搬送安定性、つまりベ
ルト自身の移動性および転写材の搬送性を確保するのが
難くなる。
【0009】特に装置をより高速化したようとした場合
などには、ベルト搬送安定性の悪化により、転写材Pに
転写した各色画像間の位置ズレや、画像の輪郭部に対し
て中央部のトナーが欠落する中抜け等の画像不良が発生
することがあった。
などには、ベルト搬送安定性の悪化により、転写材Pに
転写した各色画像間の位置ズレや、画像の輪郭部に対し
て中央部のトナーが欠落する中抜け等の画像不良が発生
することがあった。
【0010】以上のような問題は、感光ドラム上に形成
した各色のトナー像を一旦中間転写ベルト上に重ね合わ
せて転写し、ついで転写材に一括転写する方式の画像形
成装置においても生じる。
した各色のトナー像を一旦中間転写ベルト上に重ね合わ
せて転写し、ついで転写材に一括転写する方式の画像形
成装置においても生じる。
【0011】本発明の目的は、転写ベルトや中間転写ベ
ルトの搬送性を安定させるとともに、中抜け等の画像不
良の発生を防止可能した画像形成装置を提供することで
ある。
ルトの搬送性を安定させるとともに、中抜け等の画像不
良の発生を防止可能した画像形成装置を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
ベルト状の転写材搬送手段に沿って並設された複数の像
担持体上に複数色の画像を形成し、前記複数色の画像を
前記転写材搬送手段により搬送された転写材上に順次重
ね合わせて転写する画像形成装置において、前記複数の
像担持体のうちの少なくとも1つの像担持体の周速度
が、残りの像担持体の周速度と異なることを特徴とする
画像形成装置である。
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
ベルト状の転写材搬送手段に沿って並設された複数の像
担持体上に複数色の画像を形成し、前記複数色の画像を
前記転写材搬送手段により搬送された転写材上に順次重
ね合わせて転写する画像形成装置において、前記複数の
像担持体のうちの少なくとも1つの像担持体の周速度
が、残りの像担持体の周速度と異なることを特徴とする
画像形成装置である。
【0013】本発明によれば、前記複数の像担持体のう
ちの少なくとも1つの像担持体の周速度を、残りの周速
度と異ならせる代わりに、前記転写材搬送手段の移動速
度と異ならせ、あるいは、前記複数の像担持体の各々の
周速度と前記転写材搬送手段の移動速度の速度差を、上
流の像担持体において下流の像担持体よりも小にし、あ
るいは前記転写材搬送手段の移動方向下流側の像担持体
に行くほど大とすることができる。また前記複数の像担
持体の各々の周速度を、前記転写材搬送手段の移動方向
下流側の像担持体に行くほど大とし、もしくは小とする
ことができる。
ちの少なくとも1つの像担持体の周速度を、残りの周速
度と異ならせる代わりに、前記転写材搬送手段の移動速
度と異ならせ、あるいは、前記複数の像担持体の各々の
周速度と前記転写材搬送手段の移動速度の速度差を、上
流の像担持体において下流の像担持体よりも小にし、あ
るいは前記転写材搬送手段の移動方向下流側の像担持体
に行くほど大とすることができる。また前記複数の像担
持体の各々の周速度を、前記転写材搬送手段の移動方向
下流側の像担持体に行くほど大とし、もしくは小とする
ことができる。
【0014】さらに、本発明によれば、画像形成装置
は、複数の像担持体上に複数色の画像を形成し、前記複
数色の画像をベルト状の中間転写体上に順次重ね合わせ
て転写し、ついで転写材上に一括転写する画像形成装置
とすることができる。
は、複数の像担持体上に複数色の画像を形成し、前記複
数色の画像をベルト状の中間転写体上に順次重ね合わせ
て転写し、ついで転写材上に一括転写する画像形成装置
とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図面
に則して更に詳しく説明する。
に則して更に詳しく説明する。
【0016】実施例1 図1は、本発明の画像形成装置の一実施例を示す概略構
成図である。
成図である。
【0017】図1において、図4に示した従来の画像形
成装置と同様の部材には同様の符号を付してある。本画
像形成装置は、4ドラム方式のフルカラープリンタであ
る。
成装置と同様の部材には同様の符号を付してある。本画
像形成装置は、4ドラム方式のフルカラープリンタであ
る。
【0018】図1に示すように、この画像形成装置は、
画像形成部として、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラ
ックの4色の画像形成ユニットPM、PC、PY、PK
を有し、さらに転写材搬送手段としての転写ベルト3
0、および定着器40を備える。転写ベルト30は、各
画像形成ユニットPM〜PKを貫通する態様で配設され
ている。
画像形成部として、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラ
ックの4色の画像形成ユニットPM、PC、PY、PK
を有し、さらに転写材搬送手段としての転写ベルト3
0、および定着器40を備える。転写ベルト30は、各
画像形成ユニットPM〜PKを貫通する態様で配設され
ている。
【0019】各各画像形成ユニットPM、PC、PY、
PKは、像担持体としての円筒形の電子写真感光体、す
なわち感光ドラム11M、11C、11Y、11Kを有
し、各感光ドラム11M〜11Kは矢印a方向に回転可
能に支持されている。感光ドラム11M、11C、11
Y、11Kの周辺には、一次帯電ローラ12M、12
C、12Y、12K、レーザー露光装置13M、13
C、13Y、13K、現像器14M、14C、14Y、
14K、転写ローラ15M、15C、15Y、15K、
クリーナ16M、16C、16Y、16Kが配設されて
いる。現像器14M、14C、14Y、14Kには、そ
れぞれマゼンタ、シアン、イエロー、ブラック色のトナ
ーが収容されている。
PKは、像担持体としての円筒形の電子写真感光体、す
なわち感光ドラム11M、11C、11Y、11Kを有
し、各感光ドラム11M〜11Kは矢印a方向に回転可
能に支持されている。感光ドラム11M、11C、11
Y、11Kの周辺には、一次帯電ローラ12M、12
C、12Y、12K、レーザー露光装置13M、13
C、13Y、13K、現像器14M、14C、14Y、
14K、転写ローラ15M、15C、15Y、15K、
クリーナ16M、16C、16Y、16Kが配設されて
いる。現像器14M、14C、14Y、14Kには、そ
れぞれマゼンタ、シアン、イエロー、ブラック色のトナ
ーが収容されている。
【0020】上記の転写ベルト30は、駆動ローラ31
および分離ローラ32に張架して、各感光ドラム11
(11M〜11K)に接触して配置され、図の矢印b方
向に回転駆動される。転写ローラ15(15M〜15
K)は、転写ベルト30を挟んで各感光ドラム11に対
向配置され、各画像形成ユニットPM〜PKの転写部を
構成している。転写ベルト30の駆動ローラ31のとこ
ろには、ベルト30を清掃するベルトクリーナ33が設
置される。
および分離ローラ32に張架して、各感光ドラム11
(11M〜11K)に接触して配置され、図の矢印b方
向に回転駆動される。転写ローラ15(15M〜15
K)は、転写ベルト30を挟んで各感光ドラム11に対
向配置され、各画像形成ユニットPM〜PKの転写部を
構成している。転写ベルト30の駆動ローラ31のとこ
ろには、ベルト30を清掃するベルトクリーナ33が設
置される。
【0021】各画像形成ユニットPM〜PKの感光ドラ
ム11(11M〜11K)は、アルミニウムなどの円筒
状の導電性基体の表面に光半導電層を形成してなってい
る。まず、画像形成ユニットPMにおいて、感光ドラム
11Mの矢印a方向の回転過程で、一次帯電ローラ12
Mにより表面を一様にマイナス帯電された後、レーザー
露光装置13Mにより露光が行われて、感光ドラム11
Mの表面に原稿と対応したマゼンタ用の静電潜像が形成
される。この静電潜像は、現像器14Mによりマイナス
帯電したマゼンタトナーを用いて現像され、マゼンタト
ナー像として可視化される。
ム11(11M〜11K)は、アルミニウムなどの円筒
状の導電性基体の表面に光半導電層を形成してなってい
る。まず、画像形成ユニットPMにおいて、感光ドラム
11Mの矢印a方向の回転過程で、一次帯電ローラ12
Mにより表面を一様にマイナス帯電された後、レーザー
露光装置13Mにより露光が行われて、感光ドラム11
Mの表面に原稿と対応したマゼンタ用の静電潜像が形成
される。この静電潜像は、現像器14Mによりマイナス
帯電したマゼンタトナーを用いて現像され、マゼンタト
ナー像として可視化される。
【0022】このマゼンタトナー像は、図示しないカセ
ットから搬送され、給紙ローラ20による給紙で転写ベ
ルト30上に担持されて、画像形成ユニットPMの転写
部に同期するように搬送されてくる転写材P上に、転写
ローラ15Mにより転写される。転写が終了した感光ド
ラム11Mは、表面に残留した転写残りトナーをクリー
ナ16Mによって清掃除去した後、つぎの画像形成に供
される。
ットから搬送され、給紙ローラ20による給紙で転写ベ
ルト30上に担持されて、画像形成ユニットPMの転写
部に同期するように搬送されてくる転写材P上に、転写
ローラ15Mにより転写される。転写が終了した感光ド
ラム11Mは、表面に残留した転写残りトナーをクリー
ナ16Mによって清掃除去した後、つぎの画像形成に供
される。
【0023】上記の感光ドラム11へのトナー像の形成
および転写材Pへの転写が、各画像形成ユニットPM〜
PKでそれぞれ所定のタイミングを持って行われ、転写
材P上にマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色
のトナー像を順々に重畳したカラー画像が形成される。
および転写材Pへの転写が、各画像形成ユニットPM〜
PKでそれぞれ所定のタイミングを持って行われ、転写
材P上にマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色
のトナー像を順々に重畳したカラー画像が形成される。
【0024】単色や2〜3色モードの画像の場合にも、
これに準じた方法で画像形成が行われ、転写材P上に必
要な色のトナー像を1色転写し、または複数色分多重転
写した画像が得られる。
これに準じた方法で画像形成が行われ、転写材P上に必
要な色のトナー像を1色転写し、または複数色分多重転
写した画像が得られる。
【0025】4色のトナー像が転写された転写材Pは、
転写ベルト30から分離されて定着器40に搬送され、
そこで加熱および加圧されてトナー像が転写材Pに定着
され、転写材Pに4色のフルカラー画像が得られる。転
写材Pが分離された後の転写ベルト30は、ベルとクリ
ーナ33によりその表面が清掃され、つぎの画像形成に
備えられる。
転写ベルト30から分離されて定着器40に搬送され、
そこで加熱および加圧されてトナー像が転写材Pに定着
され、転写材Pに4色のフルカラー画像が得られる。転
写材Pが分離された後の転写ベルト30は、ベルとクリ
ーナ33によりその表面が清掃され、つぎの画像形成に
備えられる。
【0026】さて、本実施例では、各感光ドラム11
M、11C、11Y、11Kの表面の移動速度(周速
度)Vm、Vc、Vy、Vkを、Vm=101mm/
秒、Vc=101mm/秒、Vy=108mm/秒、V
k=103mm/秒に設定し、また転写ベルト30の移
動速度Voを110mm/秒に設定した。
M、11C、11Y、11Kの表面の移動速度(周速
度)Vm、Vc、Vy、Vkを、Vm=101mm/
秒、Vc=101mm/秒、Vy=108mm/秒、V
k=103mm/秒に設定し、また転写ベルト30の移
動速度Voを110mm/秒に設定した。
【0027】転写ベルト30の周速度=感光ドラムとの
摺擦面での移動速度であり、この移動速度は、転写ベル
トの裏面から測定ローラを当接して回転速度を測定し
(回転角速度×半径)、あるいはレーザードップラー装
置等によって移動速度を直接測定することができる。
摺擦面での移動速度であり、この移動速度は、転写ベル
トの裏面から測定ローラを当接して回転速度を測定し
(回転角速度×半径)、あるいはレーザードップラー装
置等によって移動速度を直接測定することができる。
【0028】上記のように、各感光ドラム11および転
写ベルト30の移動速度を設定することにより、転写ベ
ルト30に安定した搬送性を確保できるとともに、中抜
け等の画像不良の発生を防止できる。
写ベルト30の移動速度を設定することにより、転写ベ
ルト30に安定した搬送性を確保できるとともに、中抜
け等の画像不良の発生を防止できる。
【0029】すなわち、画像の中抜けは、一般に感光ド
ラムと転写材との間に移動速度の差を与えて、感光ドラ
ム上のトナー像を転写材に掻き取るようにすることによ
り、防止できることが知られているが、この移動速度差
による中抜けを防止する効果は、転写材やトナーの特性
等に異なってくる。
ラムと転写材との間に移動速度の差を与えて、感光ドラ
ム上のトナー像を転写材に掻き取るようにすることによ
り、防止できることが知られているが、この移動速度差
による中抜けを防止する効果は、転写材やトナーの特性
等に異なってくる。
【0030】表1に、感光ドラム11M〜11Kと転写
ベルト30との移動速度差に対する画像の中抜けの発生
状況を示す。
ベルト30との移動速度差に対する画像の中抜けの発生
状況を示す。
【0031】
【表1】 表1において、符号は、○:画像に中抜けがなく良好、
△:中抜けがかなりあり不可、×:中抜けが多くあり不
可であることを示す。
△:中抜けがかなりあり不可、×:中抜けが多くあり不
可であることを示す。
【0032】表1から分かるように、速度差が0%、つ
まりない場合、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロ
ー(Y)、ブラック(K)とも、中抜けは不可レベル
(×)である。速度差が±1%の場合は、マゼンタ、シ
アンでは良好(○)であるが、イエロー、ブラックでは
不可(△〜×)である。速度差が±3%の場合は、マゼ
ンタ、シアン、ブラックは良好であるが、イエローは不
可(△)である。速度差が±8%の場合は、マゼンタ、
シアン、イエロー、ブラックとも良好である。
まりない場合、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロ
ー(Y)、ブラック(K)とも、中抜けは不可レベル
(×)である。速度差が±1%の場合は、マゼンタ、シ
アンでは良好(○)であるが、イエロー、ブラックでは
不可(△〜×)である。速度差が±3%の場合は、マゼ
ンタ、シアン、ブラックは良好であるが、イエローは不
可(△)である。速度差が±8%の場合は、マゼンタ、
シアン、イエロー、ブラックとも良好である。
【0033】すなわち、同じ移動速度差であっても、画
像形成ユニットにより中抜けの発生レベルが異なる。こ
れは、トナーの粒径、表面性、添加剤等のトナーの性質
の違いによるものと考えられ、したがって画像形成ユニ
ットごとに中抜けの発生防止に必要な移動速度差は異な
ってくる。原理的には、移動速度差が大きければ大きい
ほど効果が大きいと考えられるが、実際には、転写ベル
ト30の搬送安定性を考慮した大きさ(転写材やプロセ
ススピード、ドラム間距離などを考慮した、その画像形
成装置にマッチした値)に設定する必要がある。
像形成ユニットにより中抜けの発生レベルが異なる。こ
れは、トナーの粒径、表面性、添加剤等のトナーの性質
の違いによるものと考えられ、したがって画像形成ユニ
ットごとに中抜けの発生防止に必要な移動速度差は異な
ってくる。原理的には、移動速度差が大きければ大きい
ほど効果が大きいと考えられるが、実際には、転写ベル
ト30の搬送安定性を考慮した大きさ(転写材やプロセ
ススピード、ドラム間距離などを考慮した、その画像形
成装置にマッチした値)に設定する必要がある。
【0034】以上から、本実施例では、感光ドラム11
M、11C、11Y、11Kの移動速度Vm、Vc、V
y、Vkを、上記したように、Vm=Vc=101mm
/秒、Vy=108mm/秒、Vk=103mm/秒に
設定し、また転写ベルト30の移動速度を110mm/
秒に設定した。すなわち、中抜けが比較的起こらないマ
ゼンタ(M)、シアン(C)では速度差を約1%、中抜
けがやや起こりやすいブラック(K)では速度差を約3
%、中抜けがかなり起こりやすいイエロー(Y)では速
度差を約8%となるようにした。
M、11C、11Y、11Kの移動速度Vm、Vc、V
y、Vkを、上記したように、Vm=Vc=101mm
/秒、Vy=108mm/秒、Vk=103mm/秒に
設定し、また転写ベルト30の移動速度を110mm/
秒に設定した。すなわち、中抜けが比較的起こらないマ
ゼンタ(M)、シアン(C)では速度差を約1%、中抜
けがやや起こりやすいブラック(K)では速度差を約3
%、中抜けがかなり起こりやすいイエロー(Y)では速
度差を約8%となるようにした。
【0035】表2に、本実施例の画像形成装置を用いて
評価用の画像を出力したときの各色の中抜けの発生レベ
ルと、転写ベルトの搬送安定性の目安としての各色間の
位置ズレのレベルを示す。
評価用の画像を出力したときの各色の中抜けの発生レベ
ルと、転写ベルトの搬送安定性の目安としての各色間の
位置ズレのレベルを示す。
【0036】また比較のために、感光ドラム11M、1
1C、11Y、11Kの移動速度を、Vm=Vc=Vy
=Vk=100mm/秒に設定したもの(比較例1)、
Vm=Vc=Vy=Vk=101mm/秒に設定したも
の(比較例2)、Vm=Vc=Vy=Vk=108mm
/秒に設定したもの(比較例3)の結果も示す。いずれ
も、転写ベルト30の移動速度Voは110mm/秒で
ある。
1C、11Y、11Kの移動速度を、Vm=Vc=Vy
=Vk=100mm/秒に設定したもの(比較例1)、
Vm=Vc=Vy=Vk=101mm/秒に設定したも
の(比較例2)、Vm=Vc=Vy=Vk=108mm
/秒に設定したもの(比較例3)の結果も示す。いずれ
も、転写ベルト30の移動速度Voは110mm/秒で
ある。
【0037】
【表2】 表2に示されるように、本実施例のように、感光ドラム
の移動速度(周速度)を設定した場合、中抜けや位置ズ
レのない良好な画像が得られた。これに対し、比較例1
では、感光ドラムに転写ベルトとの移動速度差がないた
め、各色とも中抜けが発生した(×)。比較例2では、
移動速度差が1%で、マゼンタ(M)、シアン(C)は
中抜けがなかった(○)が、イエロー(Y)、ブラック
(K)(特にイエロー)で、速度差が不十分であるため
に、中抜けが発生し不可であった(×)。比較例3で
は、各色とも速度差が約8%があり、中抜けはなかった
が、全ての画像形成ユニットで約8%の速度差を与えて
いるために、位置ズレが悪かった。
の移動速度(周速度)を設定した場合、中抜けや位置ズ
レのない良好な画像が得られた。これに対し、比較例1
では、感光ドラムに転写ベルトとの移動速度差がないた
め、各色とも中抜けが発生した(×)。比較例2では、
移動速度差が1%で、マゼンタ(M)、シアン(C)は
中抜けがなかった(○)が、イエロー(Y)、ブラック
(K)(特にイエロー)で、速度差が不十分であるため
に、中抜けが発生し不可であった(×)。比較例3で
は、各色とも速度差が約8%があり、中抜けはなかった
が、全ての画像形成ユニットで約8%の速度差を与えて
いるために、位置ズレが悪かった。
【0038】この比較例3のように、転写ベルト速度を
110mm/秒、各感光ドラム速度を108mm/秒と
した場合、転写ベルトおよび転写材に働く駆動力が大き
くなり、転写ベルトの搬送性および転写材の搬送性が安
定しなくなる。したがって極端な場合、転写材の種類や
環境によっては、搬送中の転写材がドラム間でばたつい
たり、ループを形成するなどして、画像上にズレが生じ
ることがあった。なお、画像ズレの発生状況は、ドラム
間距離によっても変わる。
110mm/秒、各感光ドラム速度を108mm/秒と
した場合、転写ベルトおよび転写材に働く駆動力が大き
くなり、転写ベルトの搬送性および転写材の搬送性が安
定しなくなる。したがって極端な場合、転写材の種類や
環境によっては、搬送中の転写材がドラム間でばたつい
たり、ループを形成するなどして、画像上にズレが生じ
ることがあった。なお、画像ズレの発生状況は、ドラム
間距離によっても変わる。
【0039】以上のように、各画像形成ユニットごとに
適切な移動速度差を与えることにより、それぞれ中抜け
レベルの画像形成ユニットを用いた場合においても、転
写ベルトの搬送安定性を確保するとともに、中抜け等の
画像不良の発生を防止することができる。
適切な移動速度差を与えることにより、それぞれ中抜け
レベルの画像形成ユニットを用いた場合においても、転
写ベルトの搬送安定性を確保するとともに、中抜け等の
画像不良の発生を防止することができる。
【0040】一般に、複数の色を重ねる場合、感光ドラ
ムと転写材との間にトナー層が介在することにより、ド
ラムと転写材間の摩擦力が低下し、速度差によるトナー
の掻き取り力が低下するため、中抜けは、1色目より2
色目、3色目と色を重ねるにしたがって悪化する傾向に
ある。したがって、中抜けを起こしやすい色の現像器を
上流側にする、つまり上流側からイエロー、ブラック、
マゼンタ、シアンの現像器として、中抜けに有利となる
ように構成してもよい。
ムと転写材との間にトナー層が介在することにより、ド
ラムと転写材間の摩擦力が低下し、速度差によるトナー
の掻き取り力が低下するため、中抜けは、1色目より2
色目、3色目と色を重ねるにしたがって悪化する傾向に
ある。したがって、中抜けを起こしやすい色の現像器を
上流側にする、つまり上流側からイエロー、ブラック、
マゼンタ、シアンの現像器として、中抜けに有利となる
ように構成してもよい。
【0041】また中抜けが同レベルの色を重ねる場合に
おいても、たとえば各感光ドラムの移動速度を、Vm=
101mm/秒、Vc=103mm/秒、Vy=105
mm/秒、Vk=108mm/秒に、転写ベルト30の
移動速度を100mm/秒のようにして、速度差を下流
側に行くにしたがって順次大きくなるように設定して
も、中抜け防止を向上させることができる。
おいても、たとえば各感光ドラムの移動速度を、Vm=
101mm/秒、Vc=103mm/秒、Vy=105
mm/秒、Vk=108mm/秒に、転写ベルト30の
移動速度を100mm/秒のようにして、速度差を下流
側に行くにしたがって順次大きくなるように設定して
も、中抜け防止を向上させることができる。
【0042】さらに、Vm=98mm/秒、Vc=97
mm/秒、Vy=95mm/秒、Vk=92mm/秒
に、転写ベルト30の移動速度を100mm/秒のよう
にして、転写ベルト30の速度を各感光ドラムの速度よ
り速くしてもよい。これによって、速度差が下流側に行
くにしたがって順次大きくなるので、中抜け防止を向上
させることができる。
mm/秒、Vy=95mm/秒、Vk=92mm/秒
に、転写ベルト30の移動速度を100mm/秒のよう
にして、転写ベルト30の速度を各感光ドラムの速度よ
り速くしてもよい。これによって、速度差が下流側に行
くにしたがって順次大きくなるので、中抜け防止を向上
させることができる。
【0043】また特に転写ベルト30の移動速度を感光
ドラム11M〜11Kの移動速度より大きくすることに
より、OHTなどのような表面が滑らかな転写材を通紙
するときに、中抜け防止の効果が大きくなる。
ドラム11M〜11Kの移動速度より大きくすることに
より、OHTなどのような表面が滑らかな転写材を通紙
するときに、中抜け防止の効果が大きくなる。
【0044】実施例2 図2は、本発明の画像形成装置の他の実施例を示す概略
構成図である。
構成図である。
【0045】本実施例の画像形成装置は、図1に示した
実施例1の画像形成装置のように、トナー像を転写する
転写材を搬送するような転写ベルト30はないが、その
代わりに、トナー像を一旦転写する中間転写ベルト50
を有する。この中間転写ベルト50は、駆動ローラ5
1、テンションローラ52および二次転写対向ローラ5
3の3本のローラに掛け回されて、図の矢印c方向に回
転駆動される。
実施例1の画像形成装置のように、トナー像を転写する
転写材を搬送するような転写ベルト30はないが、その
代わりに、トナー像を一旦転写する中間転写ベルト50
を有する。この中間転写ベルト50は、駆動ローラ5
1、テンションローラ52および二次転写対向ローラ5
3の3本のローラに掛け回されて、図の矢印c方向に回
転駆動される。
【0046】図2において図1に付した符号と同一の符
号は同一の部材を示す。
号は同一の部材を示す。
【0047】実施例1と同様にして、各感光ドラム60
M、60C、60Y、60K上に形成されたトナー像
は、一次転写ローラ54M、54C、54Y、54Kに
より中間転写ベルト50上に重ね合わせて転写され、一
旦、中間転写ベルト50上に上下を反転したフルカラー
画像が形成される。その後、4色のトナー像は、中間転
写ベルト50の回転により二次転写対向ローラ53のと
ころに搬送され、給紙ローラ20により所定のタイミン
グを持って供給された転写材Pに、二次転写ローラ55
により一括して転写される。
M、60C、60Y、60K上に形成されたトナー像
は、一次転写ローラ54M、54C、54Y、54Kに
より中間転写ベルト50上に重ね合わせて転写され、一
旦、中間転写ベルト50上に上下を反転したフルカラー
画像が形成される。その後、4色のトナー像は、中間転
写ベルト50の回転により二次転写対向ローラ53のと
ころに搬送され、給紙ローラ20により所定のタイミン
グを持って供給された転写材Pに、二次転写ローラ55
により一括して転写される。
【0048】本実施例のように、中間転写ベルト上にフ
ルカラー画像を形成して、これを転写材に転写する方式
は、直接転写材に転写してカラー画像を形成するものと
比較して、転写材のサイズや厚さ、放置状態等の影響を
少なくすることが可能であり、ベルトの搬送安定性の確
保に有利となる。
ルカラー画像を形成して、これを転写材に転写する方式
は、直接転写材に転写してカラー画像を形成するものと
比較して、転写材のサイズや厚さ、放置状態等の影響を
少なくすることが可能であり、ベルトの搬送安定性の確
保に有利となる。
【0049】本実施例では、感光ドラム60M、60
C、60Y、60Kの移動速度(周速度)をVm=13
1mm/秒、Vc=131mm/秒、Vy=131mm
/秒、Vk=138mm/秒に、中間転写ベルト50の
移動速度を130mm/秒のように設定した。
C、60Y、60Kの移動速度(周速度)をVm=13
1mm/秒、Vc=131mm/秒、Vy=131mm
/秒、Vk=138mm/秒に、中間転写ベルト50の
移動速度を130mm/秒のように設定した。
【0050】このように設定することにより、中間転写
ベルトの搬送性を確保できるとともに、中抜け等の画像
不良の発生を防止できる。
ベルトの搬送性を確保できるとともに、中抜け等の画像
不良の発生を防止できる。
【0051】すなわち、中抜け防止レベルの比較的よい
マゼンタ(M)、シアン(C)では速度差を約1%、中
抜け防止レベルのやや悪いブラック(K)では速度差を
約2%、中抜け防止レベルが悪いイエロー(Y)では速
度差を約6%となるようにすることにより、中間転写ベ
ルトの搬送安定性を確保するとともに、中抜け等の画像
不良の発生を防止できる。
マゼンタ(M)、シアン(C)では速度差を約1%、中
抜け防止レベルのやや悪いブラック(K)では速度差を
約2%、中抜け防止レベルが悪いイエロー(Y)では速
度差を約6%となるようにすることにより、中間転写ベ
ルトの搬送安定性を確保するとともに、中抜け等の画像
不良の発生を防止できる。
【0052】本実施例において、上記条件により評価用
の画像を出力させたところ、中抜けや位置ズレの発生の
ない良好な画像を得ることができた。
の画像を出力させたところ、中抜けや位置ズレの発生の
ない良好な画像を得ることができた。
【0053】実施例3 図3は、本発明の画像形成装置のさらに他の実施例を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【0054】本実施例は、図2で示した実施例2の画像
形成装置と、感光ドラム70M、70C、70Y、70
Kの移動速度(周速度)を、それぞれVm=150mm
/秒、Vc=152mm/秒、Vy=154mm/秒、
Vk=156mm/秒に、また中間転写ベルト80の移
動速度を151mm/秒に設定した点が異なる。
形成装置と、感光ドラム70M、70C、70Y、70
Kの移動速度(周速度)を、それぞれVm=150mm
/秒、Vc=152mm/秒、Vy=154mm/秒、
Vk=156mm/秒に、また中間転写ベルト80の移
動速度を151mm/秒に設定した点が異なる。
【0055】本実施例のような構成をとることにより、
中間転写ベルト80に、特にベルト自体のヤング率が小
さく、伸びやすいベルトを用いた場合にも、ベルトの搬
送安定性を確保し、中抜け等の画像不良の発生を防止で
きる。
中間転写ベルト80に、特にベルト自体のヤング率が小
さく、伸びやすいベルトを用いた場合にも、ベルトの搬
送安定性を確保し、中抜け等の画像不良の発生を防止で
きる。
【0056】つまり、感光ドラム70M〜70Kの速度
を中間転写ベルト80の移動方向下流側に行くにしたが
って速くすることにより、下流側で中間転写ベルトに対
しその移動を促進するような力が働く。したがって、中
間転写ベルトのばたつきを軽減して、ベルトを安定して
移動することができ、中間転写ベルトの搬送安定性を向
上させることができる。このため、特にヤング率の小さ
いベルトを用いた場合にも、ドラム間でベルトの伸びや
弛みを防止でき、搬送性を安定化することができる。
を中間転写ベルト80の移動方向下流側に行くにしたが
って速くすることにより、下流側で中間転写ベルトに対
しその移動を促進するような力が働く。したがって、中
間転写ベルトのばたつきを軽減して、ベルトを安定して
移動することができ、中間転写ベルトの搬送安定性を向
上させることができる。このため、特にヤング率の小さ
いベルトを用いた場合にも、ドラム間でベルトの伸びや
弛みを防止でき、搬送性を安定化することができる。
【0057】さらに各感光ドラム70M〜70Kの移動
速度と中間転写ベルト80の移動速度間に、約0.6〜
3%の速度差が設けられていることにより、中抜け等の
画像不良の不具合の発生を防止できる。
速度と中間転写ベルト80の移動速度間に、約0.6〜
3%の速度差が設けられていることにより、中抜け等の
画像不良の不具合の発生を防止できる。
【0058】本実施例において、図3の画像形成装置に
特にヤング率が小さい中間転写ベルト80を用いて、評
価用の画像を出力した。そのときの中抜けおよび位置ズ
レの評価結果を表3に示す。比較のために、各感光ドラ
ムの移動速度をVm=152mm/秒、Vc=150m
m/秒、Vy=156mm/秒、Vk=152mm/秒
に設定した場合を、比較例4として示す。中間転写ベル
ト80の移動速度は同様に151mm/秒である。
特にヤング率が小さい中間転写ベルト80を用いて、評
価用の画像を出力した。そのときの中抜けおよび位置ズ
レの評価結果を表3に示す。比較のために、各感光ドラ
ムの移動速度をVm=152mm/秒、Vc=150m
m/秒、Vy=156mm/秒、Vk=152mm/秒
に設定した場合を、比較例4として示す。中間転写ベル
ト80の移動速度は同様に151mm/秒である。
【0059】
【表3】 表3に示されるように、各感光ドラム70M〜70Kの
移動速度を下流側に行くにしたがって速く設定した場合
には、特にヤング率の小さい中間転写ベルトを用いたと
きでも、ベルトの搬送性安定を確保するとともに中抜け
等の画像不良のない良好な画像が得られた。一方、比較
例4のように、各感光ドラムの速度を速い、遅いが混在
するように設定した場合には、特にヤング率の小さい中
間転写ベルトを用いると、ベルト自体に伸びや弛みが生
じ、その結果、中間転写ベルトの搬送性が悪化し、画像
に位置ズレ等の画像不良が発生した。
移動速度を下流側に行くにしたがって速く設定した場合
には、特にヤング率の小さい中間転写ベルトを用いたと
きでも、ベルトの搬送性安定を確保するとともに中抜け
等の画像不良のない良好な画像が得られた。一方、比較
例4のように、各感光ドラムの速度を速い、遅いが混在
するように設定した場合には、特にヤング率の小さい中
間転写ベルトを用いると、ベルト自体に伸びや弛みが生
じ、その結果、中間転写ベルトの搬送性が悪化し、画像
に位置ズレ等の画像不良が発生した。
【0060】したがって、ヤング率の小さい中間転写ベ
ルトを用いた場合においても、本実施例のように、各感
光ドラムの速度を下流側に行くにしたがって速くするこ
とにより、ベルトの搬送安定性を確保するとともに、中
抜け等の画像不良の発生を防止できる。
ルトを用いた場合においても、本実施例のように、各感
光ドラムの速度を下流側に行くにしたがって速くするこ
とにより、ベルトの搬送安定性を確保するとともに、中
抜け等の画像不良の発生を防止できる。
【0061】なお、本実施例では、中間転写ベルトの移
動速度を、感光ドラム70Mと70Cの速度の中間に来
るように設定したが、画像の色による中抜けのレベルに
よって、感光ドラム70M(150mm/秒)より遅い
速度、たとえば148mm/秒、あるいは感光ドラム7
0K(156mm/秒)より速い速度、たとえば158
mm/秒、さらには感光ドラム70C(153mm/
秒)と70Y(154mm/秒)の中間の速度、たとえ
ば153mm/秒、感光ドラム70Yと70Kの中間の
速度、たとえば155mm/秒に設定してもよい。
動速度を、感光ドラム70Mと70Cの速度の中間に来
るように設定したが、画像の色による中抜けのレベルに
よって、感光ドラム70M(150mm/秒)より遅い
速度、たとえば148mm/秒、あるいは感光ドラム7
0K(156mm/秒)より速い速度、たとえば158
mm/秒、さらには感光ドラム70C(153mm/
秒)と70Y(154mm/秒)の中間の速度、たとえ
ば153mm/秒、感光ドラム70Yと70Kの中間の
速度、たとえば155mm/秒に設定してもよい。
【0062】以上の実施例では、露光装置による感光ド
ラムへの潜像の書き込みスピードについては触れなかっ
たが、ベルト(転写ベルト、中間転写ベルト)の移動速
度に対して、画像の伸び率が等倍となるようなタイミン
グで書き込むように、書き込みスピードを設定する。す
なわち、ドラム上、ベルト上の画像の伸び率は、ドラム
の回転速度をVd、ベルトの移動速度をVbとして、V
d<Vbの場合、画像はドラム上で一旦伸び、ベルト上
で縮むことにより、出力画像は等倍となる。Vd>Vb
のばあいは、画像はドラム上で一旦縮み、ベルト上で伸
びることにより、出力画像は等倍となる。
ラムへの潜像の書き込みスピードについては触れなかっ
たが、ベルト(転写ベルト、中間転写ベルト)の移動速
度に対して、画像の伸び率が等倍となるようなタイミン
グで書き込むように、書き込みスピードを設定する。す
なわち、ドラム上、ベルト上の画像の伸び率は、ドラム
の回転速度をVd、ベルトの移動速度をVbとして、V
d<Vbの場合、画像はドラム上で一旦伸び、ベルト上
で縮むことにより、出力画像は等倍となる。Vd>Vb
のばあいは、画像はドラム上で一旦縮み、ベルト上で伸
びることにより、出力画像は等倍となる。
【0063】以上の実施例では、いずれも、露光手段と
してレーザー露光装置を用いたが、LED露光装置を用
いることができ、これによれば、主走査方向のズレをな
くすことができるため、より高画質の画像を得ることが
可能となる。
してレーザー露光装置を用いたが、LED露光装置を用
いることができ、これによれば、主走査方向のズレをな
くすことができるため、より高画質の画像を得ることが
可能となる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写ベルトや中間転写ベルトに沿って並設された複数の
感光ドラムの各々の周速度を、ベルトの移動方向下流側
に行くにしたがって速くなるように設定したので、これ
ら転写ベルトや中間転写ベルトの搬送性を安定させるこ
とができ、また複数の感光ドラムの各々の周速度をベル
トの移動速度と異なるように設定したので、感光ドラム
から直接転写材または中間転写ベルトを介して転写材に
転写した複数色の画像に、中抜け等の画像不良が発生す
るのを防止できる。
転写ベルトや中間転写ベルトに沿って並設された複数の
感光ドラムの各々の周速度を、ベルトの移動方向下流側
に行くにしたがって速くなるように設定したので、これ
ら転写ベルトや中間転写ベルトの搬送性を安定させるこ
とができ、また複数の感光ドラムの各々の周速度をベル
トの移動速度と異なるように設定したので、感光ドラム
から直接転写材または中間転写ベルトを介して転写材に
転写した複数色の画像に、中抜け等の画像不良が発生す
るのを防止できる。
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す概略構
成図である。
成図である。
【図2】本発明の画像形成装置の他の実施例を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図3】本発明の画像形成装置のさらに他の実施例を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図4】従来の画像形成装置を示す概略図である。
11M〜11K 感光ドラム 13M〜13K レーザー露光装置 14M〜14K 現像器 15M〜15K 転写ローラ 30 転写ベルト 50 中間転写ベルト 55 二次転写ローラ 60M〜60K 感光ドラム 70M〜70K 感光ドラム 80 中間転写ベルト P 転写材
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA17 DA20 DA32 EB04 EB06 ED16 ED24 EE03 EE07 EF09 HB07 ZA07 2H030 AA01 AB02 AD05 AD16 BB42 BB53
Claims (11)
- 【請求項1】 ベルト状の転写材搬送手段に沿って並設
された複数の像担持体上に複数色の画像を形成し、前記
複数色の画像を前記転写材搬送手段により搬送された転
写材上に順次重ね合わせて転写する画像形成装置におい
て、 前記複数の像担持体のうちの少なくとも1つの像担持体
の周速度が、残りの像担持体の周速度と異なることを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 ベルト状の転写材搬送手段に沿って並設
された複数の像担持体上に複数色の画像を形成し、前記
複数色の画像を前記転写材搬送手段により搬送された転
写材上に順次重ね合わせて転写する画像形成装置におい
て、 前記複数の像担持体のうちの少なくとも1つの像担持体
の周速度が、前記転写材搬送手段の移動速度と異なるこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 ベルト状の転写材搬送手段に沿って並設
された複数の像担持体上に複数色の画像を形成し、前記
複数色の画像を前記転写材搬送手段により搬送された転
写材上に順次重ね合わせて転写する画像形成装置におい
て、 前記複数の像担持体のうちの上流の像担持体の周速度と
前記転写材搬送手段の移動速度の速度差は、下流の像担
持体の周速度と前記転写材搬送手段の移動速度の速度差
よりも小さいことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 ベルト状の転写材搬送手段に沿って並設
された複数の像担持体上に複数色の画像を形成し、前記
複数色の画像を前記転写材搬送手段により搬送された転
写材上に順次重ね合わせて転写する画像形成装置におい
て、 前記複数の像担持体の各々の周速度と前記転写材搬送手
段の移動速度の速度差が、前記転写材搬送手段の移動方
向下流側の像担持体に行くほど大であることを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項5】 前記複数の像担持体の各々の周速度が、
前記転写材搬送手段の移動方向下流側の像担持体に行く
ほど大である請求項4の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記複数の像担持体の各々の周速度が、
前記転写材搬送手段の移動方向下流側の像担持体に行く
ほど小である請求項4の画像形成装置。 - 【請求項7】 ベルト状の中間転写体沿って並設された
複数の像担持体上に複数色の画像を形成し、前記複数色
の画像を前記中間転写体上に順次重ね合わせて転写し、
ついで転写材上に一括転写する画像形成装置において、 前記複数の像担持体のうちの少なくとも1つの像担持体
の周速度が、残りの像担持体の周速度と異なることを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項8】 ベルト状の中間転写体沿って並設された
複数の像担持体上に複数色の画像を形成し、前記複数色
の画像を前記中間転写体上に順次重ね合わせて転写し、
ついで転写材上に一括転写する画像形成装置において、 前記複数の像担持体のうちの少なくとも1つの像担持体
の周速度が、前記中間転写体の移動速度と異なることを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項9】 ベルト状の中間転写体沿って並設された
複数の像担持体上に複数色の画像を形成し、前記複数色
の画像を前記中間転写体上に順次重ね合わせて転写し、
ついで転写材上に一括転写する画像形成装置において、 前記複数の像担持体の各々の周速度と前記中間転写体の
移動速度の速度差が、前記中間転写体の移動方向下流側
の像担持体に行くほど大であることを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項10】 前記複数の像担持体の各々の周速度
が、前記中間転写体の移動方向下流側の像担持体に行く
ほど大である請求項9の画像形成装置。 - 【請求項11】 前記複数の像担持体の各々の周速度
が、前記中間転写体の移動方向下流側の像担持体に行く
ほど小である請求項9の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11223971A JP2001051468A (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11223971A JP2001051468A (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001051468A true JP2001051468A (ja) | 2001-02-23 |
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ID=16806559
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|---|---|---|---|
| JP11223971A Pending JP2001051468A (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | 画像形成装置 |
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| Country | Link |
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005099781A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-04-14 | Kyocera Mita Corp | 画像形成方法とその装置 |
| JP2005266749A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-29 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| US7469115B2 (en) * | 2004-03-31 | 2008-12-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for positioning image bearing member unit and roller unit in image forming apparatus |
| US7761020B2 (en) | 2006-12-13 | 2010-07-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus utilizing cylindrical toner particles |
| JP2012155206A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1999
- 1999-08-06 JP JP11223971A patent/JP2001051468A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005099781A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-04-14 | Kyocera Mita Corp | 画像形成方法とその装置 |
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| US7469115B2 (en) * | 2004-03-31 | 2008-12-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for positioning image bearing member unit and roller unit in image forming apparatus |
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