JP2001048220A - 再封性を有するカップ蓋材 - Google Patents
再封性を有するカップ蓋材Info
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- JP2001048220A JP2001048220A JP11223165A JP22316599A JP2001048220A JP 2001048220 A JP2001048220 A JP 2001048220A JP 11223165 A JP11223165 A JP 11223165A JP 22316599 A JP22316599 A JP 22316599A JP 2001048220 A JP2001048220 A JP 2001048220A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アルミ箔なしの積層構成でありながら、熱湯
による加熱調理の間、一旦開封した蓋材を確実に再封し
ておくことのできる再封性を有するカップ蓋材を提供す
る。 【解決手段】 カップ容器本体6の開口縁に設けられて
いるフランジ4の上面にヒートシールされて前記カップ
容器本体6を密封する蓋材であって、前記フランジ4よ
りも外側に突出する前記蓋材の摘まみ片1の略中央に前
記フランジ4側に膨らむ切り込み線2によって形成され
た切り込み片3を設け、該切り込み片3の先端部を、前
記フランジ部4の下面の一部に係止させる。
による加熱調理の間、一旦開封した蓋材を確実に再封し
ておくことのできる再封性を有するカップ蓋材を提供す
る。 【解決手段】 カップ容器本体6の開口縁に設けられて
いるフランジ4の上面にヒートシールされて前記カップ
容器本体6を密封する蓋材であって、前記フランジ4よ
りも外側に突出する前記蓋材の摘まみ片1の略中央に前
記フランジ4側に膨らむ切り込み線2によって形成され
た切り込み片3を設け、該切り込み片3の先端部を、前
記フランジ部4の下面の一部に係止させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱湯を注いで調理
する即席食品用のカップ容器の蓋材に関する。
する即席食品用のカップ容器の蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、インスタントラーメンを中心
に使用されてきている断熱容器の蓋材には、アルミ箔を
中間層に有するものが一般的であり、熱湯を注いだあと
蓋材を再封するには、アルミ箔の塑性変形性を利用し、
開封以前の状態にもどすことが比較的容易であった。し
かるに、近年、一般包装材料と同様に、蓋材も高コスト
の要因となる環境負荷の高いアルミ箔の使用を避け、紙
を主体とするものへの転換が要求されているが、アルミ
箔なしの蓋材では、塑性変形性が失なわれ、また、熱湯
からの蒸気によって内側から加熱されて、カーリングが
起こり易くなるので、一旦、カップ本体から途中まで引
き剥がされた蓋材を材料の物性だけで開封前の位置に戻
すこと(再封性を持たせること)は極めて難しくなる。
そこで、これまでにアルミ箔なしのカップ蓋材の再封性
に関する幾つかの考案、発明がなされているが、その中
の2例について以下説明する。図4は、従来のアルミ箔
なしの熱湯調理用カップ容器の再封性を有する蓋材の説
明図である。特開平7−17554号公報では、図4
(a)に示すように、カップ蓋材30の摘まみの部分に
形成された最外縁11、湾曲する切り込み線12、2本
の折線13によって区画される三日月状のフラップFを
再封時に下方に折り曲げて、湾曲する切り込み線12に
よって形成されたフラップFの内縁をフランジ15の外
縁14に係止させることによって再封時の位置固定を可
能にした再封性を有するカップ蓋材30が提案されてい
る。また、特開平10−316168号公報では、図4
(b)に示すように、摘まみ片21の他に、それを挟む
両側の対向する位置に2枚の折り込み片22を突出さ
せ、再封時に摘まみ片21と2枚の折り込み片22を下
方に折り曲げてカップ容器本体の口縁部(フランジ)に
密着保持させることによって再封を可能にしようとする
カップ蓋材40が提案されている。
に使用されてきている断熱容器の蓋材には、アルミ箔を
中間層に有するものが一般的であり、熱湯を注いだあと
蓋材を再封するには、アルミ箔の塑性変形性を利用し、
開封以前の状態にもどすことが比較的容易であった。し
かるに、近年、一般包装材料と同様に、蓋材も高コスト
の要因となる環境負荷の高いアルミ箔の使用を避け、紙
を主体とするものへの転換が要求されているが、アルミ
箔なしの蓋材では、塑性変形性が失なわれ、また、熱湯
からの蒸気によって内側から加熱されて、カーリングが
起こり易くなるので、一旦、カップ本体から途中まで引
き剥がされた蓋材を材料の物性だけで開封前の位置に戻
すこと(再封性を持たせること)は極めて難しくなる。
そこで、これまでにアルミ箔なしのカップ蓋材の再封性
に関する幾つかの考案、発明がなされているが、その中
の2例について以下説明する。図4は、従来のアルミ箔
なしの熱湯調理用カップ容器の再封性を有する蓋材の説
明図である。特開平7−17554号公報では、図4
(a)に示すように、カップ蓋材30の摘まみの部分に
形成された最外縁11、湾曲する切り込み線12、2本
の折線13によって区画される三日月状のフラップFを
再封時に下方に折り曲げて、湾曲する切り込み線12に
よって形成されたフラップFの内縁をフランジ15の外
縁14に係止させることによって再封時の位置固定を可
能にした再封性を有するカップ蓋材30が提案されてい
る。また、特開平10−316168号公報では、図4
(b)に示すように、摘まみ片21の他に、それを挟む
両側の対向する位置に2枚の折り込み片22を突出さ
せ、再封時に摘まみ片21と2枚の折り込み片22を下
方に折り曲げてカップ容器本体の口縁部(フランジ)に
密着保持させることによって再封を可能にしようとする
カップ蓋材40が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、特開平7−
17554号公報に提案されている蓋材30は、機能面
では優れているが、構造的に摘まみ片全体を大きくする
必要があって、蓋材面積が大きくなり、また剛性のある
用紙の使用が前提となるので、蓋材の積層構成がシンプ
ルになっても蓋材コストを大幅に引き下げることが出来
ないという問題がある。また、突出した摘まみ片が物流
の際の障害になるという問題もある。特開平10−31
6168号公報に提案されている蓋材40は、中央の摘
まみ片21と2枚の折り込み片22を下方に折り返して
口縁部(フランジ)に密着保持させる係止手段が採られ
るが、口縁部、特に紙カップの場合にカーリングによっ
て形成された曲面のある口縁部の外縁にこのような折り
返しだけで蓋材40を係止させることは確実性に乏しい
という機能上の問題がある。本発明は、この問題点に鑑
みてなされたもので、アルミ箔を使用しないで、用紙と
シーラント層のみのシンプルな積層構成の素材により、
その使用面積も従来のアルミ箔を使用した蓋材と変わら
ず、かつフランジの形状の如何を問わず確実に再封可能
な蓋材の提供を目的とする。
17554号公報に提案されている蓋材30は、機能面
では優れているが、構造的に摘まみ片全体を大きくする
必要があって、蓋材面積が大きくなり、また剛性のある
用紙の使用が前提となるので、蓋材の積層構成がシンプ
ルになっても蓋材コストを大幅に引き下げることが出来
ないという問題がある。また、突出した摘まみ片が物流
の際の障害になるという問題もある。特開平10−31
6168号公報に提案されている蓋材40は、中央の摘
まみ片21と2枚の折り込み片22を下方に折り返して
口縁部(フランジ)に密着保持させる係止手段が採られ
るが、口縁部、特に紙カップの場合にカーリングによっ
て形成された曲面のある口縁部の外縁にこのような折り
返しだけで蓋材40を係止させることは確実性に乏しい
という機能上の問題がある。本発明は、この問題点に鑑
みてなされたもので、アルミ箔を使用しないで、用紙と
シーラント層のみのシンプルな積層構成の素材により、
その使用面積も従来のアルミ箔を使用した蓋材と変わら
ず、かつフランジの形状の如何を問わず確実に再封可能
な蓋材の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
になされた本発明による再封性を有するカップ蓋材は、
カップ容器本体の開口縁に設けられているフランジの上
面にヒートシールされて前記カップ容器本体を密封する
蓋材であって、前記フランジの外縁よりも外側に突出す
る前記蓋材の摘まみ片の略中央に前記フランジ側に膨ら
む切り込み線によって形成された切り込み片が設けら
れ、該切り込み片の先端部が、前記フランジの下面の一
部と係止する位置にあることを特徴とするものである。
になされた本発明による再封性を有するカップ蓋材は、
カップ容器本体の開口縁に設けられているフランジの上
面にヒートシールされて前記カップ容器本体を密封する
蓋材であって、前記フランジの外縁よりも外側に突出す
る前記蓋材の摘まみ片の略中央に前記フランジ側に膨ら
む切り込み線によって形成された切り込み片が設けら
れ、該切り込み片の先端部が、前記フランジの下面の一
部と係止する位置にあることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を図面を用いて、更に詳し
く説明する。図1は、本発明による再封性を有するカッ
プ蓋材の開封前の状態図である。図1(a)は、平面図
であり、図1(b)は、図1(a)におけるA−A’断
面図である。本発明による再封性を有するカップ蓋材1
0が適用されたカップ容器20(以下単にカップ容器2
0と称する)は、本発明による再封性を有するカップ蓋
材10とカップ容器本体6とからなるものであって、カ
ップ容器20は、本発明による再封性を有するカップ蓋
材10が、カップ容器本体6のフランジ4の上面の全周
にわたってヒートシールされて形成されている。本発明
による再封性を有するカップ蓋材10は、図1(a)に
示すように、フランジ4の外縁(2重点線の外側の点線
で示されている)よりも外側に突出する摘まみ片1を有
し、その略中央にフランジ4側に膨らむ切れ目線2によ
って形成された切り込み片3が設けられている。そし
て、その先端部が、前記フランジ4の外縁よりも内側に
入り込んでいる。すなわち、平面視的に、切り込み片3
の先端とフランジ4の外縁に近い部分は重合している。
この切り込み片3は、円弧状の端縁を有しているが、そ
の形状は、円弧に限定されずに楕円状でも、U字状、コ
の字状であってもよい。本発明による再封性を有するカ
ップ蓋材10がヒートシールされるカップ容器本体6
は、開口部の平面形状が、図1(a)に示すように円形
であり、また、図1(b)に示すように、開口部周辺に
は、外側にカールするフランジ4が形成されている。し
かし、この形状は一態様であって、開口部の平面形状
は、必ずしも円形である必要はなく、楕円形状でも、4
隅にアールを設けた角状であってもよい。また、図1
(b)において示される、フランジ4の断面形状も、一
旦カールして形成したものが平らに押しつぶされた形状
であってもよい。さらに、カップ容器本体6の材質は、
図1で示すような紙カップである必要はなく、発泡性プ
ラスチック容器、あるいは一般の真空/圧空成形、射出
成形等によるプラスチック成形容器であってもよい。
く説明する。図1は、本発明による再封性を有するカッ
プ蓋材の開封前の状態図である。図1(a)は、平面図
であり、図1(b)は、図1(a)におけるA−A’断
面図である。本発明による再封性を有するカップ蓋材1
0が適用されたカップ容器20(以下単にカップ容器2
0と称する)は、本発明による再封性を有するカップ蓋
材10とカップ容器本体6とからなるものであって、カ
ップ容器20は、本発明による再封性を有するカップ蓋
材10が、カップ容器本体6のフランジ4の上面の全周
にわたってヒートシールされて形成されている。本発明
による再封性を有するカップ蓋材10は、図1(a)に
示すように、フランジ4の外縁(2重点線の外側の点線
で示されている)よりも外側に突出する摘まみ片1を有
し、その略中央にフランジ4側に膨らむ切れ目線2によ
って形成された切り込み片3が設けられている。そし
て、その先端部が、前記フランジ4の外縁よりも内側に
入り込んでいる。すなわち、平面視的に、切り込み片3
の先端とフランジ4の外縁に近い部分は重合している。
この切り込み片3は、円弧状の端縁を有しているが、そ
の形状は、円弧に限定されずに楕円状でも、U字状、コ
の字状であってもよい。本発明による再封性を有するカ
ップ蓋材10がヒートシールされるカップ容器本体6
は、開口部の平面形状が、図1(a)に示すように円形
であり、また、図1(b)に示すように、開口部周辺に
は、外側にカールするフランジ4が形成されている。し
かし、この形状は一態様であって、開口部の平面形状
は、必ずしも円形である必要はなく、楕円形状でも、4
隅にアールを設けた角状であってもよい。また、図1
(b)において示される、フランジ4の断面形状も、一
旦カールして形成したものが平らに押しつぶされた形状
であってもよい。さらに、カップ容器本体6の材質は、
図1で示すような紙カップである必要はなく、発泡性プ
ラスチック容器、あるいは一般の真空/圧空成形、射出
成形等によるプラスチック成形容器であってもよい。
【0006】図2は、本発明による再封性を有するカッ
プ蓋材の再封手順の説明図であり、また、図3は、本発
明による再封性を有するカップ蓋材の係止状態の斜視図
である。本発明による再封性を有するカップ蓋材10に
よってカップ本体6の開口部がヒートシールされたカッ
プ容器20は、図2、に示すように、摘まみ片1が下
部に折り曲げられた状態でシュリンクフィルム5によっ
てオーバーラップされて市販されている。このカップ容
器20を開封するには、まず、図2、に示すように、
シュリンクフィルムを取り外し、摘まみ片1から蓋材1
0の一部を上方に引き剥がして開封し、開かれた開口部
より熱湯を注入する。この熱湯の注入の間に蓋材10が
元の状態に戻ろうとして開口部を塞いでしまうことを防
止するために、図3(a)に示すように、摘まみ片1の
切り込み片3を蓋材10を最初に引き剥がす位置と対向
する位置のフランジ4の下側に指先あるいは先の尖った
もので下方に押し込めば、蓋材10を開いた状態で固定
させることができる。次いで図2、に示すように、蓋
材10を水平な位置まで戻すと、このままでは開封時の
折り癖あるいは曲げ癖と内側からの加熱によるカーリン
グによって再度開いてしまうので、摘まみ片1の略中央
部に形成された切り込み片3を指先あるいは先の尖った
もので下方(矢印の方向)に押し込んで、その先端部が
図2、で示すように、フランジ4の下側にくるように
して切り込み片3の先端部をフランジ4の下面の一部で
係止させれば、蓋材10を固定し、再封状態を保持する
ことができる。この状態は、また図3(b)によっても
示されている。以上のように切り込み片3の先端がフラ
ンジ4の下側にくるように押し込むのは、殆ど抵抗を感
ずることなく容易に行うことができる。以上説明した係
止手段は、蓋材10の摘まみ片1側が上方に持ち上がろ
うとする力を逆に利用し、切り込み片3の先端部とフラ
ンジ4との平面視的な重合によって実現されている。こ
の場合の係止力は、蓋材10に使用される用紙の有する
剛性にもよるが、後述する坪量の紙であれば、一旦再封
された蓋材10が上方に持ち上がろうとする力に勝るも
のであって、蓋材10は、図2、で示すように確実に
固定され、再封された状態を維持することができる。蓋
材10をこの状態にして、カップ容器20を放置し、所
定の時間、加熱調理した後、蓋材10を全て取り外す
か、或いは適宜な面積だけ開封した状態でカップ本体6
から中身を取り出して食べることができる。
プ蓋材の再封手順の説明図であり、また、図3は、本発
明による再封性を有するカップ蓋材の係止状態の斜視図
である。本発明による再封性を有するカップ蓋材10に
よってカップ本体6の開口部がヒートシールされたカッ
プ容器20は、図2、に示すように、摘まみ片1が下
部に折り曲げられた状態でシュリンクフィルム5によっ
てオーバーラップされて市販されている。このカップ容
器20を開封するには、まず、図2、に示すように、
シュリンクフィルムを取り外し、摘まみ片1から蓋材1
0の一部を上方に引き剥がして開封し、開かれた開口部
より熱湯を注入する。この熱湯の注入の間に蓋材10が
元の状態に戻ろうとして開口部を塞いでしまうことを防
止するために、図3(a)に示すように、摘まみ片1の
切り込み片3を蓋材10を最初に引き剥がす位置と対向
する位置のフランジ4の下側に指先あるいは先の尖った
もので下方に押し込めば、蓋材10を開いた状態で固定
させることができる。次いで図2、に示すように、蓋
材10を水平な位置まで戻すと、このままでは開封時の
折り癖あるいは曲げ癖と内側からの加熱によるカーリン
グによって再度開いてしまうので、摘まみ片1の略中央
部に形成された切り込み片3を指先あるいは先の尖った
もので下方(矢印の方向)に押し込んで、その先端部が
図2、で示すように、フランジ4の下側にくるように
して切り込み片3の先端部をフランジ4の下面の一部で
係止させれば、蓋材10を固定し、再封状態を保持する
ことができる。この状態は、また図3(b)によっても
示されている。以上のように切り込み片3の先端がフラ
ンジ4の下側にくるように押し込むのは、殆ど抵抗を感
ずることなく容易に行うことができる。以上説明した係
止手段は、蓋材10の摘まみ片1側が上方に持ち上がろ
うとする力を逆に利用し、切り込み片3の先端部とフラ
ンジ4との平面視的な重合によって実現されている。こ
の場合の係止力は、蓋材10に使用される用紙の有する
剛性にもよるが、後述する坪量の紙であれば、一旦再封
された蓋材10が上方に持ち上がろうとする力に勝るも
のであって、蓋材10は、図2、で示すように確実に
固定され、再封された状態を維持することができる。蓋
材10をこの状態にして、カップ容器20を放置し、所
定の時間、加熱調理した後、蓋材10を全て取り外す
か、或いは適宜な面積だけ開封した状態でカップ本体6
から中身を取り出して食べることができる。
【0007】本発明による再封性を有するカップ蓋材1
0は、坪量60〜120g/m2 の片アート、上質紙、
クラフト紙等からなる巻取紙の表面にグラビア印刷等で
印刷を施しておき、その裏面に25〜50μmの厚みの
低温シール性のあるポリオレフィン系樹脂によるシーラ
ント層を設けたものである。このシーラント層を設ける
方法としては、エクストルジョンコーティングでも、シ
ーラントフィルムのラミネーション等の公知のいかなる
方法を用いてもよい。本発明による再封性を有するカッ
プ蓋材10の表面の印刷の自由度は高く、オフセット、
グラビア、フレキソ等の公知の印刷のみならず、各種オ
ーバーコーティング、箔押し、エンボッシング等の印刷
後加工も自由に施すことができる。本発明による再封性
を有するカップ蓋材10は、多面付けされた巻き取紙の
状態で、印刷、加工が施され、最後に個々の大きさに打
ち抜かれて使用される。この打ち抜きの時点で前記の切
り込み線2が同時に形成される。また、本発明による再
封性を有するカップ蓋材10は、カップ容器本体6の開
口部が円形の場合、図1に示すように、摘まみ片1が突
出しているものの、その総ての部分が、開口部の外側に
外接する四角形の中に収まるので、無駄が発生しない多
面付けが可能で、材料ロスを最小限に止めることができ
る。本発明による蓋材10が適用されるカップ容器本体
6の開口部の外径は70〜150mmであって、内容積
は、満注で600〜1500ccの範囲にある。また、
カップ容器本体6の立体的な形状も、所謂カップ形状に
限定される必要はなく、開口部径が高さよりも大きなボ
ウル状、或いは、どんぶり状であってもよい。
0は、坪量60〜120g/m2 の片アート、上質紙、
クラフト紙等からなる巻取紙の表面にグラビア印刷等で
印刷を施しておき、その裏面に25〜50μmの厚みの
低温シール性のあるポリオレフィン系樹脂によるシーラ
ント層を設けたものである。このシーラント層を設ける
方法としては、エクストルジョンコーティングでも、シ
ーラントフィルムのラミネーション等の公知のいかなる
方法を用いてもよい。本発明による再封性を有するカッ
プ蓋材10の表面の印刷の自由度は高く、オフセット、
グラビア、フレキソ等の公知の印刷のみならず、各種オ
ーバーコーティング、箔押し、エンボッシング等の印刷
後加工も自由に施すことができる。本発明による再封性
を有するカップ蓋材10は、多面付けされた巻き取紙の
状態で、印刷、加工が施され、最後に個々の大きさに打
ち抜かれて使用される。この打ち抜きの時点で前記の切
り込み線2が同時に形成される。また、本発明による再
封性を有するカップ蓋材10は、カップ容器本体6の開
口部が円形の場合、図1に示すように、摘まみ片1が突
出しているものの、その総ての部分が、開口部の外側に
外接する四角形の中に収まるので、無駄が発生しない多
面付けが可能で、材料ロスを最小限に止めることができ
る。本発明による蓋材10が適用されるカップ容器本体
6の開口部の外径は70〜150mmであって、内容積
は、満注で600〜1500ccの範囲にある。また、
カップ容器本体6の立体的な形状も、所謂カップ形状に
限定される必要はなく、開口部径が高さよりも大きなボ
ウル状、或いは、どんぶり状であってもよい。
【0008】一般的に、食品容器内面のプラスチック面
あるいはプラスチック層に熱湯が接触する場合に充分配
慮しなければならないことは、プラスチック内に残留し
ているモノマー、重合触媒に使用される重金属類、その
他添加物等の溶出が起こりやすくなり、それらによる食
品汚染の問題である。この場合、これらの溶出量が食品
衛生法の定める基準値を越えないようにすることは当然
であるが、この数値以下の極微量であっても、例えば、
哺乳瓶や学校給食用食器に多用されているポリカーボネ
ート樹脂から溶出するビスフェノールA、また、発泡ポ
リスチレン容器から溶出するスチレンオリゴマーのよう
に生物の内分泌を乱す危惧があると指摘されている環境
ホルモン(外因性内分泌攪乱化学物質)類を溶出する樹
脂の使用は、予防原則から避けることが望ましい。本発
明による再封性を有するカップ蓋材10では、このよう
なリスクの少ないポリオレフィン系樹脂の中から、さら
に無添加の樹脂を選んで使用するので、安心感を持って
断熱容器の最内面に使用することができる。
あるいはプラスチック層に熱湯が接触する場合に充分配
慮しなければならないことは、プラスチック内に残留し
ているモノマー、重合触媒に使用される重金属類、その
他添加物等の溶出が起こりやすくなり、それらによる食
品汚染の問題である。この場合、これらの溶出量が食品
衛生法の定める基準値を越えないようにすることは当然
であるが、この数値以下の極微量であっても、例えば、
哺乳瓶や学校給食用食器に多用されているポリカーボネ
ート樹脂から溶出するビスフェノールA、また、発泡ポ
リスチレン容器から溶出するスチレンオリゴマーのよう
に生物の内分泌を乱す危惧があると指摘されている環境
ホルモン(外因性内分泌攪乱化学物質)類を溶出する樹
脂の使用は、予防原則から避けることが望ましい。本発
明による再封性を有するカップ蓋材10では、このよう
なリスクの少ないポリオレフィン系樹脂の中から、さら
に無添加の樹脂を選んで使用するので、安心感を持って
断熱容器の最内面に使用することができる。
【0009】
【発明の効果】本発明による再封性を有するカップ蓋材
によれば、アルミ箔のないカールし易い積層構成であり
ながら、摘まみ片1に設けられている切り込み片3をフ
ランジ4に係止させることによって、一旦開封した蓋材
を熱湯による調理の間、確実に固定し、再封状態を保持
させることができる。また、積層構成は、アルミ箔をな
くし、紙層にシーラント層を設けるだけのシンプルなも
のであり、しかも蓋材の外形は、多面付けにおいて無駄
のでない形状に収めることができるため製造コストを安
く抑えることができ経済的である。さらに、廃棄にあた
って分別の必要はなく、またリサイクルが可能となり、
環境負荷の少ない包装材料を供給することができる。
によれば、アルミ箔のないカールし易い積層構成であり
ながら、摘まみ片1に設けられている切り込み片3をフ
ランジ4に係止させることによって、一旦開封した蓋材
を熱湯による調理の間、確実に固定し、再封状態を保持
させることができる。また、積層構成は、アルミ箔をな
くし、紙層にシーラント層を設けるだけのシンプルなも
のであり、しかも蓋材の外形は、多面付けにおいて無駄
のでない形状に収めることができるため製造コストを安
く抑えることができ経済的である。さらに、廃棄にあた
って分別の必要はなく、またリサイクルが可能となり、
環境負荷の少ない包装材料を供給することができる。
【図1】本発明による再封性を有するカップ蓋材の開封
前の状態図
前の状態図
【図2】本発明による再封性を有するカップ蓋材の再封
手順の説明図
手順の説明図
【図3】本発明による再封性を有するカップ蓋材の係止
状態の斜視図
状態の斜視図
【図4】従来のアルミ箔なしの熱湯調理用カップ容器の
再封性を有する蓋材の説明図
再封性を有する蓋材の説明図
1 摘まみ片 2 切り込み線 3 切り込み片 4 フランジ 5 シュリンクフィルム 6 カップ容器本体 10 本発明による再封性を有するカップ蓋材 20 カップ容器 30 従来のカップ蓋材 40 従来のカップ蓋材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA19 AB01 BA02A BA07A BB01A BB14A BC03A BC07A CA07 CA17 CA24 EA06 EA32 EB01 EB17 EB19 EE02 FA01 FC01 GD02 3E084 AA02 AA12 AA24 AA34 AB10 BA01 BA07 BA08 BA09 CA01 CB03 CB04 CC03 CC07 CC08 FA09 FD13 GA06 GB06 GB08 GB12 HA01 HB01 HC08 HD01 JA19 KA14 KA15
Claims (1)
- 【請求項1】 カップ容器本体の開口縁に設けられてい
るフランジの上面にヒートシールされて前記カップ容器
本体を密封する蓋材であって、前記フランジの外縁より
も外側に突出する前記蓋材の摘まみ片の略中央に前記フ
ランジ側に膨らむ切り込み線によって形成された切り込
み片が設けられ、該切り込み片の先端部が、前記フラン
ジの下面の一部と係止する位置にあることを特徴とする
再封性を有するカップ蓋材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11223165A JP2001048220A (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | 再封性を有するカップ蓋材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11223165A JP2001048220A (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | 再封性を有するカップ蓋材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001048220A true JP2001048220A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=16793827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11223165A Pending JP2001048220A (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | 再封性を有するカップ蓋材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001048220A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005306440A (ja) * | 2004-04-22 | 2005-11-04 | Toppan Printing Co Ltd | 仮再封が良好なシート状蓋材付カップ容器及びシート状蓋材 |
| JP2012176792A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 閉蓋状態保持機能付きカップ状容器 |
| JP2013010513A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Toppan Printing Co Ltd | 包装容器 |
| JP2013052918A (ja) * | 2011-09-06 | 2013-03-21 | Toppan Printing Co Ltd | 蓋熱融着容器および蓋熱融着装置 |
| JP2020090326A (ja) * | 2018-11-22 | 2020-06-11 | キョーラク株式会社 | 製袋充填用フィルム、製袋充填方法 |
| KR20210027027A (ko) * | 2019-09-02 | 2021-03-10 | 정성현 | 개량형 용기의 뚜껑구조 |
-
1999
- 1999-08-06 JP JP11223165A patent/JP2001048220A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2020090326A (ja) * | 2018-11-22 | 2020-06-11 | キョーラク株式会社 | 製袋充填用フィルム、製袋充填方法 |
| JP7440737B2 (ja) | 2018-11-22 | 2024-02-29 | キョーラク株式会社 | 製袋充填用フィルム、製袋充填方法 |
| KR20210027027A (ko) * | 2019-09-02 | 2021-03-10 | 정성현 | 개량형 용기의 뚜껑구조 |
| KR102303978B1 (ko) | 2019-09-02 | 2021-09-24 | 정성현 | 개량형 용기의 뚜껑구조 |
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Legal Events
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