JP2001046399A - 手術用顕微鏡装置 - Google Patents
手術用顕微鏡装置Info
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Landscapes
- Microscoopes, Condenser (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】手術にとって有用な情報が得られ、安全で容易
な手術を行なうことができる手術用顕微鏡装置の提供を
目的としている。 【解決手段】本発明の手術用顕微鏡装置は、立体観察手
段1,2と、立体観察手段を3次元的に保持する移動可
能な架台アーム3,11と、立体観察手段によって得ら
れた立体画像を撮像する立体画像撮像手段43a,43
bと、前記立体画像撮像手段によって撮像された画像の
3次元計測を行なう画像計測手段53a,53bと、術
前の診断画像を保存する保存装置60と、立体観察手段
による観察位置を測定する位置測定手段58とからな
り、術前の診断画像と現在の観察位置とを一致させた3
次元画像データ信号を形成するナビゲーション装置と、
前記ナビゲーション装置と前記画像計測手段とに基づい
て3次元画像を合成する画像合成手段61と、合成され
た3次元画像に基づいて架台アームの可動範囲を演算す
る演算手段62と、前記演算手段の演算結果に基づいて
架台アームの移動を制御する制御手段63とからなるこ
とを特徴とする。
な手術を行なうことができる手術用顕微鏡装置の提供を
目的としている。 【解決手段】本発明の手術用顕微鏡装置は、立体観察手
段1,2と、立体観察手段を3次元的に保持する移動可
能な架台アーム3,11と、立体観察手段によって得ら
れた立体画像を撮像する立体画像撮像手段43a,43
bと、前記立体画像撮像手段によって撮像された画像の
3次元計測を行なう画像計測手段53a,53bと、術
前の診断画像を保存する保存装置60と、立体観察手段
による観察位置を測定する位置測定手段58とからな
り、術前の診断画像と現在の観察位置とを一致させた3
次元画像データ信号を形成するナビゲーション装置と、
前記ナビゲーション装置と前記画像計測手段とに基づい
て3次元画像を合成する画像合成手段61と、合成され
た3次元画像に基づいて架台アームの可動範囲を演算す
る演算手段62と、前記演算手段の演算結果に基づいて
架台アームの移動を制御する制御手段63とからなるこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手術用顕微鏡装置に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手術用顕微鏡装置は、例えば、特
開平7−59723号公報、特開平8−173449号
公報、特開平8−511715号公報等に開示されてい
る。また、特に手術用顕微鏡装置の架台アームに特徴を
有する従来技術は、特開平7−16239号公報や特開
平9−182759号公報等に開示されている。
開平7−59723号公報、特開平8−173449号
公報、特開平8−511715号公報等に開示されてい
る。また、特に手術用顕微鏡装置の架台アームに特徴を
有する従来技術は、特開平7−16239号公報や特開
平9−182759号公報等に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平7−
59723号公報に開示された技術では、内視鏡の観察
位置の変更に対応して内視鏡取付部のみが可動となって
いるが、奥深い術部を観察するためには、顕微鏡を支持
するアームと内視鏡の両方を同時に操作しなければなら
ない。手術中に顕微鏡を覗きながら2つのアームを同時
に操作することは、手術の中断を招くばかりでなく、多
大なる集中力を必要とするため、術者の疲労を招く。
59723号公報に開示された技術では、内視鏡の観察
位置の変更に対応して内視鏡取付部のみが可動となって
いるが、奥深い術部を観察するためには、顕微鏡を支持
するアームと内視鏡の両方を同時に操作しなければなら
ない。手術中に顕微鏡を覗きながら2つのアームを同時
に操作することは、手術の中断を招くばかりでなく、多
大なる集中力を必要とするため、術者の疲労を招く。
【0004】また、特開平7−173449号公報に開
示された技術では、手術用顕微鏡の観察で死角となる術
部に診断画像を導入することができない。手術に関する
情報が乏しい死角部分にこそ、診断画像の情報が術者に
とって有用であるが、この公報の技術では適用不可能で
ある。また、この公報の技術では、診断画像から手術経
路を構築して手術用顕微鏡を誘導するため、術者が現状
に応じて手術用顕微鏡の位置を任意に修正することがで
きず、不適当な位置から手術を行なわなければならなく
なるといった問題がある。
示された技術では、手術用顕微鏡の観察で死角となる術
部に診断画像を導入することができない。手術に関する
情報が乏しい死角部分にこそ、診断画像の情報が術者に
とって有用であるが、この公報の技術では適用不可能で
ある。また、この公報の技術では、診断画像から手術経
路を構築して手術用顕微鏡を誘導するため、術者が現状
に応じて手術用顕微鏡の位置を任意に修正することがで
きず、不適当な位置から手術を行なわなければならなく
なるといった問題がある。
【0005】また、特開平8−511715号公報にお
いても、手術用顕微鏡の観察で死角となる術部に診断画
像を導入することができないという問題がある。また、
ターゲットとなる腫瘍組織を強調して画像化することは
できるが、腫瘍周辺の損傷し易い正常組織を強調して画
像化することはできないため、腫瘍以外の正常組織に影
響を与えないように手術を行なうためには、必要以上の
集中力を必要とする。したがって、術者に多大の疲労を
与える。
いても、手術用顕微鏡の観察で死角となる術部に診断画
像を導入することができないという問題がある。また、
ターゲットとなる腫瘍組織を強調して画像化することは
できるが、腫瘍周辺の損傷し易い正常組織を強調して画
像化することはできないため、腫瘍以外の正常組織に影
響を与えないように手術を行なうためには、必要以上の
集中力を必要とする。したがって、術者に多大の疲労を
与える。
【0006】また、特開平8−16239号公報に開示
された技術では、バランスが崩れたままの状態でも架台
アームのロックを解除できてしまうため、急激に鏡体が
移動してしまい、これによって手術が妨げられてしまう
という問題がある。また、バランス調整時には数多くの
ステップを踏む必要があるため、術中にバランスが崩れ
て再調整を行なった場合には、手術時間が長くなった
り、手術が中断されたりするといった問題がある。
された技術では、バランスが崩れたままの状態でも架台
アームのロックを解除できてしまうため、急激に鏡体が
移動してしまい、これによって手術が妨げられてしまう
という問題がある。また、バランス調整時には数多くの
ステップを踏む必要があるため、術中にバランスが崩れ
て再調整を行なった場合には、手術時間が長くなった
り、手術が中断されたりするといった問題がある。
【0007】また、特開平9−182759号公報に開
示された技術においても、バランスが崩れたままの状態
で架台アームのロックを解除できてしまうため、急激に
鏡体が移動して手術が妨げられるといった問題がある。
また、バランス調整時には各関節をロックピンで固定し
なければならないため、術中のバランス調整が不可能で
あり、術者はバランスの崩れた状態で手術を行なわなけ
ればならない。
示された技術においても、バランスが崩れたままの状態
で架台アームのロックを解除できてしまうため、急激に
鏡体が移動して手術が妨げられるといった問題がある。
また、バランス調整時には各関節をロックピンで固定し
なければならないため、術中のバランス調整が不可能で
あり、術者はバランスの崩れた状態で手術を行なわなけ
ればならない。
【0008】本発明は前記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、手術にとって有用な
情報が得られるとともに、内視鏡先端によって組織を傷
付けてしまうことがなく、安全で容易な手術を行なうこ
とができる手術用顕微鏡装置を提供することにある。
であり、その目的とするところは、手術にとって有用な
情報が得られるとともに、内視鏡先端によって組織を傷
付けてしまうことがなく、安全で容易な手術を行なうこ
とができる手術用顕微鏡装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、術部を立体的に観察するための立体観察
手段と、立体観察手段を3次元的に保持する移動可能な
架台アームとを有する手術用顕微鏡装置において、前記
立体観察手段に設けられ、立体観察手段によって得られ
た立体画像を撮像する立体画像撮像手段と、前記立体画
像撮像手段によって撮像された画像の3次元計測を行な
う画像計測手段と、術前の診断画像を保存する保存装置
と、立体観察手段による観察位置を測定する位置測定手
段とからなり、術前の診断画像と現在の観察位置とを一
致させた3次元画像データ信号を形成するナビゲーショ
ン装置と、前記ナビゲーション装置からの信号と前記画
像計測手段からの計測結果とに基づいて3次元画像を合
成する画像合成手段と、前記画像合成手段によって合成
された3次元画像に基づいて架台アームの可動範囲を演
算する可動範囲演算手段と、前記可動範囲演算手段の演
算結果に基づいて架台アームの移動を制御する架台アー
ム制御手段とからなることを特徴とする。
に、本発明は、術部を立体的に観察するための立体観察
手段と、立体観察手段を3次元的に保持する移動可能な
架台アームとを有する手術用顕微鏡装置において、前記
立体観察手段に設けられ、立体観察手段によって得られ
た立体画像を撮像する立体画像撮像手段と、前記立体画
像撮像手段によって撮像された画像の3次元計測を行な
う画像計測手段と、術前の診断画像を保存する保存装置
と、立体観察手段による観察位置を測定する位置測定手
段とからなり、術前の診断画像と現在の観察位置とを一
致させた3次元画像データ信号を形成するナビゲーショ
ン装置と、前記ナビゲーション装置からの信号と前記画
像計測手段からの計測結果とに基づいて3次元画像を合
成する画像合成手段と、前記画像合成手段によって合成
された3次元画像に基づいて架台アームの可動範囲を演
算する可動範囲演算手段と、前記可動範囲演算手段の演
算結果に基づいて架台アームの移動を制御する架台アー
ム制御手段とからなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施形態について説明する。
明の実施形態について説明する。
【0011】図1〜図4は本発明の第1の実施形態を示
している。図1に示されるように、本実施形態の手術用
顕微鏡装置は、手術用顕微鏡(第1の観察手段)1と、
顕微鏡1の観察視野の死角となる領域等を観察するため
の斜視用内視鏡(第2の観察手段)2とを備えている。
している。図1に示されるように、本実施形態の手術用
顕微鏡装置は、手術用顕微鏡(第1の観察手段)1と、
顕微鏡1の観察視野の死角となる領域等を観察するため
の斜視用内視鏡(第2の観察手段)2とを備えている。
【0012】図2に示されるように、手術用顕微鏡1に
は架台3が設けられている。この架台3は、床面上を移
動できるベース4と、このベース4の略中央に立設され
た支柱5とから構成されている。支柱5には第1の駆動
ユニット17が設けられている。この第1の駆動ユニッ
ト17は、架台3の上端部を回転軸Oaまわりに回転さ
せるためのモータ6と、回転を伝達するためのモータ側
歯車7および支柱側歯車8と、回転を規制する固定用の
電磁ブレーキ9と、回転角度を検出するためのエンコー
ダ10とから構成される。
は架台3が設けられている。この架台3は、床面上を移
動できるベース4と、このベース4の略中央に立設され
た支柱5とから構成されている。支柱5には第1の駆動
ユニット17が設けられている。この第1の駆動ユニッ
ト17は、架台3の上端部を回転軸Oaまわりに回転さ
せるためのモータ6と、回転を伝達するためのモータ側
歯車7および支柱側歯車8と、回転を規制する固定用の
電磁ブレーキ9と、回転角度を検出するためのエンコー
ダ10とから構成される。
【0013】また、支柱5の上端部には、カウンターバ
ランス式の操作アームユニット11が配設されている。
操作アームユニット11は、変形自在な第1の平行四辺
形リンク16を有している。この第1の平行四辺形リン
ク16は、回動自在に配設された4本の第1ないし第4
の継手12,13,14,15から成る。
ランス式の操作アームユニット11が配設されている。
操作アームユニット11は、変形自在な第1の平行四辺
形リンク16を有している。この第1の平行四辺形リン
ク16は、回動自在に配設された4本の第1ないし第4
の継手12,13,14,15から成る。
【0014】また、第1の平行四辺形リンク16を支柱
5に対して回転軸Obを中心に電動で回転させるため
に、第1の継手12と第4の継手15との接続部には、
第2の駆動ユニット18が配設されている。この第2の
駆動ユニット18は、第1の平行四辺形リンク16を回
転軸Obまわりに回転させるためのモータと、回転を伝
達するためのモータ側歯車および継手側歯車と、回転を
規制する固定用の電磁ブレーキと、回転角度を検出する
ためのエンコーダとから構成される。
5に対して回転軸Obを中心に電動で回転させるため
に、第1の継手12と第4の継手15との接続部には、
第2の駆動ユニット18が配設されている。この第2の
駆動ユニット18は、第1の平行四辺形リンク16を回
転軸Obまわりに回転させるためのモータと、回転を伝
達するためのモータ側歯車および継手側歯車と、回転を
規制する固定用の電磁ブレーキと、回転角度を検出する
ためのエンコーダとから構成される。
【0015】また、同様にして、支柱5と第1の継手1
2との接続部には、回転軸Ocを中心とした回転を可能
にする第3の駆動ユニット19が設けられ、また、第3
の継手14と第5の継手20との接続部には、回転軸O
dを中心とした回転を可能にする第4の駆動ユニット2
1が設けられている。
2との接続部には、回転軸Ocを中心とした回転を可能
にする第3の駆動ユニット19が設けられ、また、第3
の継手14と第5の継手20との接続部には、回転軸O
dを中心とした回転を可能にする第4の駆動ユニット2
1が設けられている。
【0016】第5の継手20の先端部には、4本の第5
ないし第8の継手20,22,23,24から成る変形
自在な第2の平行四辺形リンク25と、4本の第7ない
し第10の継手23,24,26,27から成る変形自
在な第3の平行四辺形リンク28とが配設されている。
この場合も同様に、第2の平行四辺形リンク25および
第3の平行四辺形リンク28が回転軸Oeを回転中心と
して電動で回転できるように、第7の継手23と第9の
継手26との関節部に、第5の駆動ユニット29が設け
られている。なお、駆動ユニット29は、第2の平行四
辺形リンク25および第3の平行四辺形リンク28が回
転軸Oeまわりに回転させるためのモータと、回転を伝
達するためのモータ側歯車および継手側歯車と、回転を
規制する固定用の電磁ブレーキと、回転角度を検出する
ためのエンコーダとから構成される。
ないし第8の継手20,22,23,24から成る変形
自在な第2の平行四辺形リンク25と、4本の第7ない
し第10の継手23,24,26,27から成る変形自
在な第3の平行四辺形リンク28とが配設されている。
この場合も同様に、第2の平行四辺形リンク25および
第3の平行四辺形リンク28が回転軸Oeを回転中心と
して電動で回転できるように、第7の継手23と第9の
継手26との関節部に、第5の駆動ユニット29が設け
られている。なお、駆動ユニット29は、第2の平行四
辺形リンク25および第3の平行四辺形リンク28が回
転軸Oeまわりに回転させるためのモータと、回転を伝
達するためのモータ側歯車および継手側歯車と、回転を
規制する固定用の電磁ブレーキと、回転角度を検出する
ためのエンコーダとから構成される。
【0017】顕微鏡1に接続される第11の継手30と
第10の継手27との関節部には、回転軸Ofを中心と
する平行四辺形リンクの回転を可能にする第6の駆動ユ
ニット31が配設されている。この第6の駆動ユニット
31も、モータと、モータの回転を伝達するためのモー
タ側歯車および継手側歯車と、回転を規制する固定用の
電磁ブレーキと、回転角度を検出するためのエンコーダ
とから構成される。なお、第11の継手30の左右には
それぞれ、操作グリップ32a,32bが接続されてい
る。
第10の継手27との関節部には、回転軸Ofを中心と
する平行四辺形リンクの回転を可能にする第6の駆動ユ
ニット31が配設されている。この第6の駆動ユニット
31も、モータと、モータの回転を伝達するためのモー
タ側歯車および継手側歯車と、回転を規制する固定用の
電磁ブレーキと、回転角度を検出するためのエンコーダ
とから構成される。なお、第11の継手30の左右には
それぞれ、操作グリップ32a,32bが接続されてい
る。
【0018】左右一対の操作グリップ32a,32bに
は、第1〜第6の全ての駆動ユニット17,18,1
9,21,29,31を操作するための操作スイッチ3
3a,33bがそれぞれ設けられている。操作スイッチ
33a,33bはそれぞれ、い4方向の自由度をもつ図
示しないジョイスティックと、2方向の自由度をもつ図
示しないシーソースイッチとから構成されている。
は、第1〜第6の全ての駆動ユニット17,18,1
9,21,29,31を操作するための操作スイッチ3
3a,33bがそれぞれ設けられている。操作スイッチ
33a,33bはそれぞれ、い4方向の自由度をもつ図
示しないジョイスティックと、2方向の自由度をもつ図
示しないシーソースイッチとから構成されている。
【0019】また、架台5には、第1〜第6の全ての駆
動ユニット17,18,19,21,29,31を操作
するためのフットスイッチ34と、図示しない照明用の
光源装置と、第1〜第6の全ての駆動ユニット17,1
8,19,21,29,31および手術用顕微鏡1に対
して電力を供給する電源ユニットとが設けられている。
なお、フットスイッチ34は、4方向の自由度をもつ図
示しないジョイスティックと、2方向の自由度をもつ図
示しないシーソースイッチとから構成されている。
動ユニット17,18,19,21,29,31を操作
するためのフットスイッチ34と、図示しない照明用の
光源装置と、第1〜第6の全ての駆動ユニット17,1
8,19,21,29,31および手術用顕微鏡1に対
して電力を供給する電源ユニットとが設けられている。
なお、フットスイッチ34は、4方向の自由度をもつ図
示しないジョイスティックと、2方向の自由度をもつ図
示しないシーソースイッチとから構成されている。
【0020】図3は手術用顕微鏡1の光学系の構成を示
している。図示のように、手術用顕微鏡1の鏡体部に
は、斜視用内視鏡2と、着脱交換可能な左右共通の対物
レンズ35と、左右一対の変倍観察光学系36a,36
bと、観察光を分割する左右一対のビームスプリッタ3
7a,37bとがそれぞれ配設されている。左右一対の
ビームスプリッタ37a,37bの上部には、観察光路
中に挿脱可能な左右一対のハーフミラー38a,38b
と、左右一対の結像レンズ39a,39bと、左右一対
の接眼レンズ40a,40bとがそれぞれ設けられてお
り、接眼レンズ40a,40bから射出された左右の観
察光は、術者の左右眼Ea,Ebに入射されるようにな
っている。
している。図示のように、手術用顕微鏡1の鏡体部に
は、斜視用内視鏡2と、着脱交換可能な左右共通の対物
レンズ35と、左右一対の変倍観察光学系36a,36
bと、観察光を分割する左右一対のビームスプリッタ3
7a,37bとがそれぞれ配設されている。左右一対の
ビームスプリッタ37a,37bの上部には、観察光路
中に挿脱可能な左右一対のハーフミラー38a,38b
と、左右一対の結像レンズ39a,39bと、左右一対
の接眼レンズ40a,40bとがそれぞれ設けられてお
り、接眼レンズ40a,40bから射出された左右の観
察光は、術者の左右眼Ea,Ebに入射されるようにな
っている。
【0021】一方、ビームスプリッタ37a,37bに
より分割された光軸上には、左右一対のTV結像レンズ
41a,41bと、全反射ミラー42a,42bと、立
体画像撮像手段としての撮像素子43a,43bとが順
次配設されている。また、ハーフミラー38a,38b
により分割された光軸上には、左右一対の結像レンズ4
4a,44bと、全反射プリズム45a,45bと、視
野内表示画像用モニタ46a,46bとがそれぞれ配設
されている。また、手術用顕微鏡1には、図示しない照
明光学系と光源装置からの光を導く図示しないライトガ
イドとが設けられている。
より分割された光軸上には、左右一対のTV結像レンズ
41a,41bと、全反射ミラー42a,42bと、立
体画像撮像手段としての撮像素子43a,43bとが順
次配設されている。また、ハーフミラー38a,38b
により分割された光軸上には、左右一対の結像レンズ4
4a,44bと、全反射プリズム45a,45bと、視
野内表示画像用モニタ46a,46bとがそれぞれ配設
されている。また、手術用顕微鏡1には、図示しない照
明光学系と光源装置からの光を導く図示しないライトガ
イドとが設けられている。
【0022】斜視用内視鏡2は、患者の体腔内に挿入さ
れる挿入部を有している。この挿入部内には、対物レン
ズ47と、反射プリズム48と、リレーレンズ49a,
49b,49cとが設けられており、その上端部には顕
微鏡取り付けユニット50が接続されている。また、斜
視用内視鏡2の全長は、対物レンズ35の焦点距離と等
しく設定されている。
れる挿入部を有している。この挿入部内には、対物レン
ズ47と、反射プリズム48と、リレーレンズ49a,
49b,49cとが設けられており、その上端部には顕
微鏡取り付けユニット50が接続されている。また、斜
視用内視鏡2の全長は、対物レンズ35の焦点距離と等
しく設定されている。
【0023】顕微鏡取り付けユニット50は、瞳分割プ
リズム51と全反射プリズム52a,52bとから構成
されており、手術用顕微鏡1の変倍観察光学系36a,
36bに対応するものである。また、斜視用内視鏡2に
も図示しない照明光学系と光源装置からの光を導く図示
しないライトガイドとが設けられている。
リズム51と全反射プリズム52a,52bとから構成
されており、手術用顕微鏡1の変倍観察光学系36a,
36bに対応するものである。また、斜視用内視鏡2に
も図示しない照明光学系と光源装置からの光を導く図示
しないライトガイドとが設けられている。
【0024】また、本実施形態に係る手術用顕微鏡装置
は図1に示される電気制御系を備えている。図示のよう
に、電気制御系は、手術用顕微鏡1の左右に設けられた
撮像素子43a,43bがそれぞれ接続される画像計測
手段としてのプロセッサ53a,53bを有している。
プロセッサ53a,53bは、撮像素子43a,43b
からの信号を画像信号として生成すべく回路構成されて
いる。また、プロセッサ53a,53b同士は信号線5
4を介して互いに接続されており、プロセッサ53aか
らプロセッサ53bに同期信号が入力されるようになっ
ている。
は図1に示される電気制御系を備えている。図示のよう
に、電気制御系は、手術用顕微鏡1の左右に設けられた
撮像素子43a,43bがそれぞれ接続される画像計測
手段としてのプロセッサ53a,53bを有している。
プロセッサ53a,53bは、撮像素子43a,43b
からの信号を画像信号として生成すべく回路構成されて
いる。また、プロセッサ53a,53b同士は信号線5
4を介して互いに接続されており、プロセッサ53aか
らプロセッサ53bに同期信号が入力されるようになっ
ている。
【0025】プロセッサ53a,53bからの映像信号
は、3Dコンバータ55および3D画像データ生成装置
56にそれぞれ入力されるようになっている。3Dコン
バータ55は、左右の画像信号を一定の周期で面順次式
に入れ換える回路から構成されており、その出力信号で
ある3次元観察画像64b(図4参照)を2Dおよび3
Dの表示が可能な2D/3Dモニタ57に送る。また、
3D画像データ生成装置56は、プロセッサ53a,5
3bからの映像信号の差異を演算して3次元観察画像デ
ータ信号を生成する回路から構成されている。
は、3Dコンバータ55および3D画像データ生成装置
56にそれぞれ入力されるようになっている。3Dコン
バータ55は、左右の画像信号を一定の周期で面順次式
に入れ換える回路から構成されており、その出力信号で
ある3次元観察画像64b(図4参照)を2Dおよび3
Dの表示が可能な2D/3Dモニタ57に送る。また、
3D画像データ生成装置56は、プロセッサ53a,5
3bからの映像信号の差異を演算して3次元観察画像デ
ータ信号を生成する回路から構成されている。
【0026】一方、架台3の第1の駆動ユニット17内
に設けられているエンコーダ10からの出力信号と、操
作アームユニット11の他の5組の駆動ユニット18,
19,21,29,31内に設けられているエンコーダ
からの出力信号は、位置測定手段としての位置演算装置
58に入力されるようになっている。位置演算装置58
は、6ヶ所のエンコーダ出力から手術用顕微鏡1の位置
を演算する回路によって構成されている。
に設けられているエンコーダ10からの出力信号と、操
作アームユニット11の他の5組の駆動ユニット18,
19,21,29,31内に設けられているエンコーダ
からの出力信号は、位置測定手段としての位置演算装置
58に入力されるようになっている。位置演算装置58
は、6ヶ所のエンコーダ出力から手術用顕微鏡1の位置
を演算する回路によって構成されている。
【0027】位置演算装置58からの位置に関するデー
タ信号は、術前の診断画像であるCTやMRI装置から
の画像データが蓄積されている術前診断データ保存装置
60からの診断データ信号とともに、画像生成装置59
へ送られるようになっている。
タ信号は、術前の診断画像であるCTやMRI装置から
の画像データが蓄積されている術前診断データ保存装置
60からの診断データ信号とともに、画像生成装置59
へ送られるようになっている。
【0028】画像生成装置59は、手術用顕微鏡1の観
察位置と一致した部位の画像を術前診断データ保存装置
60から選択して、3次元診断画像を生成するように回
路構成されている。
察位置と一致した部位の画像を術前診断データ保存装置
60から選択して、3次元診断画像を生成するように回
路構成されている。
【0029】画像生成装置59で生成された3次元診断
画像は、3D画像データ生成装置56からのリアルタイ
ムな3次元観察画像データとともに、イメージミキサで
ある画像合成装置61に送られ、1つの3次元データ画
像65(図4参照)に合成されるようになっている。ま
た、この3次元データ画像65は、その後、3Dコンバ
ータ55に送られる。そして、3Dコンバータ55は左
右画像を面順次に入れ換えた画像を2D/3Dモニタ5
7に出力する。また、画像合成装置61によって1つの
3次元画像データに合成された3次元データ画像65
は、視野内表示用モニタ46a,46bおよび可動範囲
演算装置62にもそれぞれ入力されるようになってい
る。
画像は、3D画像データ生成装置56からのリアルタイ
ムな3次元観察画像データとともに、イメージミキサで
ある画像合成装置61に送られ、1つの3次元データ画
像65(図4参照)に合成されるようになっている。ま
た、この3次元データ画像65は、その後、3Dコンバ
ータ55に送られる。そして、3Dコンバータ55は左
右画像を面順次に入れ換えた画像を2D/3Dモニタ5
7に出力する。また、画像合成装置61によって1つの
3次元画像データに合成された3次元データ画像65
は、視野内表示用モニタ46a,46bおよび可動範囲
演算装置62にもそれぞれ入力されるようになってい
る。
【0030】可動範囲演算装置62は、画像合成装置6
1により生成された3次元データ画像65からアームの
可動範囲を設定し、その設定信号を架台3に設けられた
アーム駆動制御装置63に入力する。
1により生成された3次元データ画像65からアームの
可動範囲を設定し、その設定信号を架台3に設けられた
アーム駆動制御装置63に入力する。
【0031】次に、上記構成の手術用顕微鏡装置の作用
について説明する。
について説明する。
【0032】まず、手術用顕微鏡1によって術部Q(図
3参照)を観察する場合には、手術用顕微鏡1の先端に
対物レンズ35(図3参照)を装着するとともに、図示
しない切り換え機構によりハーフミラー38a,38b
を図3に点線で示される位置に退避させる。
3参照)を観察する場合には、手術用顕微鏡1の先端に
対物レンズ35(図3参照)を装着するとともに、図示
しない切り換え機構によりハーフミラー38a,38b
を図3に点線で示される位置に退避させる。
【0033】図示しない光源装置からライトガイドおよ
び照明光学系を経由して手術用顕微鏡1から射出された
照明光は、対物レンズ35により術部Qに集光する。術
部Qからの反射光は、対物レンズ35に入射し、左右一
対の変倍観察光学系36a,36bにより術者の所望の
観察倍率に変換された後、ビームスプリッタ37a,3
7bにそれぞれ入射する。
び照明光学系を経由して手術用顕微鏡1から射出された
照明光は、対物レンズ35により術部Qに集光する。術
部Qからの反射光は、対物レンズ35に入射し、左右一
対の変倍観察光学系36a,36bにより術者の所望の
観察倍率に変換された後、ビームスプリッタ37a,3
7bにそれぞれ入射する。
【0034】ビームスプリッタ37a,37bはそれぞ
れ左右の光束を2系統に分割する。ビームスプリッタ3
7a,37bを透過した光束は、左右一対の結像レンズ
39a,39bによって1回結像された後、接眼レンズ
40a,40bによって拡大され、術者の左右眼である
Ea,Ebに入射される。これにより、術者は術部Qを
立体観察することができる。
れ左右の光束を2系統に分割する。ビームスプリッタ3
7a,37bを透過した光束は、左右一対の結像レンズ
39a,39bによって1回結像された後、接眼レンズ
40a,40bによって拡大され、術者の左右眼である
Ea,Ebに入射される。これにより、術者は術部Qを
立体観察することができる。
【0035】次に、斜視用内視鏡2によって術部Pを観
察する場合について説明する。
察する場合について説明する。
【0036】手術用顕微鏡1それ単独では観察できない
体腔内の深部(術部P)などを観察する場合には、対物
レンズ35の代わりに、顕微鏡取り付けユニット50を
介して斜視用内視鏡2を手術用顕微鏡1に装着する。
体腔内の深部(術部P)などを観察する場合には、対物
レンズ35の代わりに、顕微鏡取り付けユニット50を
介して斜視用内視鏡2を手術用顕微鏡1に装着する。
【0037】図示しない光源装置からライトガイドを経
由して斜視用内視鏡2の先端部から射出された照明光
は、術部Pを照射する。術部Pからの反射光は、斜視用
内視鏡2の先端部に設けられた対物レンズ47に入射
し、反射プリズム48とリレーレンズ49a,49b,
49cとによって導かれ、瞳分割プリズム51により2
本の観察光に分割される。
由して斜視用内視鏡2の先端部から射出された照明光
は、術部Pを照射する。術部Pからの反射光は、斜視用
内視鏡2の先端部に設けられた対物レンズ47に入射
し、反射プリズム48とリレーレンズ49a,49b,
49cとによって導かれ、瞳分割プリズム51により2
本の観察光に分割される。
【0038】分割された2本の観察光は、一対の全反射
プリズム52a,52bにより手術用顕微鏡1に導かれ
る。手術用顕微鏡1内に導かれた2本の観察光は、左右
一対の変倍観察光学系36a,36bにより術者の所望
の観察倍率に変換された後、ビームスプリッタ37a,
37bにそれぞれ入射する。
プリズム52a,52bにより手術用顕微鏡1に導かれ
る。手術用顕微鏡1内に導かれた2本の観察光は、左右
一対の変倍観察光学系36a,36bにより術者の所望
の観察倍率に変換された後、ビームスプリッタ37a,
37bにそれぞれ入射する。
【0039】ビームスプリッタ37a,37bではそれ
ぞれ左右の光束が2系統に分割される。分割された光束
の一方は、ハーフミラー38a,38bを透過した後、
左右一対の結像レンズ39a,39bによって1回結像
されるとともに、接眼レンズ40a,40bにより拡大
され、術者の左右眼であるEa,Ebに入射される。こ
れにより、術者は、術部Pを立体観察することができ
る。一方、左右一対のビームスプリッタ37a,37b
で分割された他方の観察光は、TV結像レンズ41a,
41bにより投影倍率が決定された後、全反射ミラー4
2a,42bにより左右の撮像素子43a,43bにそ
れぞれ導かれる。
ぞれ左右の光束が2系統に分割される。分割された光束
の一方は、ハーフミラー38a,38bを透過した後、
左右一対の結像レンズ39a,39bによって1回結像
されるとともに、接眼レンズ40a,40bにより拡大
され、術者の左右眼であるEa,Ebに入射される。こ
れにより、術者は、術部Pを立体観察することができ
る。一方、左右一対のビームスプリッタ37a,37b
で分割された他方の観察光は、TV結像レンズ41a,
41bにより投影倍率が決定された後、全反射ミラー4
2a,42bにより左右の撮像素子43a,43bにそ
れぞれ導かれる。
【0040】次に、図1および図4を参照しながら、撮
像素子43a,43bに入射した観察光の電気的処理に
ついて説明する。
像素子43a,43bに入射した観察光の電気的処理に
ついて説明する。
【0041】撮像素子43a,43bに入射した観察光
は、電気信号に変換された後、それぞれプロセッサ53
a,53bに導かれ、左右の画像信号に変換される。こ
の時、左右のプロセッサ53a,53bは、信号線54
にて同期が取られているため、同じ周期で走査が行なわ
れる左右の画像信号を形成する。また、左右の画像信号
は、2系統に分割されて、3Dコンバータ55と3D画
像データ生成装置56とにそれぞれ入力される。
は、電気信号に変換された後、それぞれプロセッサ53
a,53bに導かれ、左右の画像信号に変換される。こ
の時、左右のプロセッサ53a,53bは、信号線54
にて同期が取られているため、同じ周期で走査が行なわ
れる左右の画像信号を形成する。また、左右の画像信号
は、2系統に分割されて、3Dコンバータ55と3D画
像データ生成装置56とにそれぞれ入力される。
【0042】3Dコンバータ55は、左右の画像を一定
の間隔で面順次に入れ換えた3次元観察画像64bに変
換し、2D/3Dモニタに出力する。2D/3Dモニタ
は、3次元観察画像64bだけでなく、画像入れ換えの
同期信号も3Dコンバータ55から受け取っており、こ
の同期信号にしたがって図示しない液晶シャッタを駆動
し、左右の画像信号に同期した偏光されたモニタ画像を
出力する。術者以外の観察者は、図示しない偏光眼鏡を
装着することにより、左右眼それぞれに対応したモニタ
画像を観察することができるため、立体感のあるモニタ
画像を観察することができる。
の間隔で面順次に入れ換えた3次元観察画像64bに変
換し、2D/3Dモニタに出力する。2D/3Dモニタ
は、3次元観察画像64bだけでなく、画像入れ換えの
同期信号も3Dコンバータ55から受け取っており、こ
の同期信号にしたがって図示しない液晶シャッタを駆動
し、左右の画像信号に同期した偏光されたモニタ画像を
出力する。術者以外の観察者は、図示しない偏光眼鏡を
装着することにより、左右眼それぞれに対応したモニタ
画像を観察することができるため、立体感のあるモニタ
画像を観察することができる。
【0043】一方、術者が観察位置を変えようとする場
合、入力装置であるフットスイッチ34もしくは左右の
操作グリップ32a,32bに設けられた操作スイッチ
33a,33bを操作する。具体的には、術者は、手術
用顕微鏡1の観察光軸に垂直な面内で観察部位を移動さ
せたい場合には、4方向の自由度を有する図示しないジ
ョイスティックを操作し、また、手術用顕微鏡の観察光
軸方向に観察部位を移動させたい場合には、2方向の自
由度を有する図示しないシーソースイッチを操作する。
これらの操作信号は、架台3に設けられたアーム駆動制
御装置63に入力され、アーム駆動制御装置63は、こ
れらの操作信号に基づいて支柱5の第1の駆動ユニット
17内のモータ6を駆動制御する。この時、電磁ブレー
キ9にも図示しない電源ユニットから電力が供給される
ため、モータ6の回転力はモータ側歯車7および支柱側
歯車8により伝達され、支柱5が任意の角度に回転す
る。同様にして、操作アームユニット11内に設けられ
ている残り5方向の駆動ユニット18,19,21,2
9,31も同様の作用をするため、術者は、6方向の自
由度をもって任意の方向に電動で観察方向を変更するこ
とができる。
合、入力装置であるフットスイッチ34もしくは左右の
操作グリップ32a,32bに設けられた操作スイッチ
33a,33bを操作する。具体的には、術者は、手術
用顕微鏡1の観察光軸に垂直な面内で観察部位を移動さ
せたい場合には、4方向の自由度を有する図示しないジ
ョイスティックを操作し、また、手術用顕微鏡の観察光
軸方向に観察部位を移動させたい場合には、2方向の自
由度を有する図示しないシーソースイッチを操作する。
これらの操作信号は、架台3に設けられたアーム駆動制
御装置63に入力され、アーム駆動制御装置63は、こ
れらの操作信号に基づいて支柱5の第1の駆動ユニット
17内のモータ6を駆動制御する。この時、電磁ブレー
キ9にも図示しない電源ユニットから電力が供給される
ため、モータ6の回転力はモータ側歯車7および支柱側
歯車8により伝達され、支柱5が任意の角度に回転す
る。同様にして、操作アームユニット11内に設けられ
ている残り5方向の駆動ユニット18,19,21,2
9,31も同様の作用をするため、術者は、6方向の自
由度をもって任意の方向に電動で観察方向を変更するこ
とができる。
【0044】また、この動作に連動して、第1の駆動ユ
ニット17内に設けられたエンコーダ10は、支柱5の
回転角度を検出し、その検出信号を位置演算装置58に
入力する。同様にして、操作アームユニット11内に設
けられている残り5方向の駆動ユニット18,19,2
1,29,31も同様の作用をするため、位置演算装置
58には6自由度全ての回転角度情報が入力されること
になる。これは、すなわち、手術用顕微鏡1の先端に取
り付けられた斜視用内視鏡2の先端位置が常に計測され
ているということである。
ニット17内に設けられたエンコーダ10は、支柱5の
回転角度を検出し、その検出信号を位置演算装置58に
入力する。同様にして、操作アームユニット11内に設
けられている残り5方向の駆動ユニット18,19,2
1,29,31も同様の作用をするため、位置演算装置
58には6自由度全ての回転角度情報が入力されること
になる。これは、すなわち、手術用顕微鏡1の先端に取
り付けられた斜視用内視鏡2の先端位置が常に計測され
ているということである。
【0045】一方、画像生成装置59には、患者の術前
の診断データ信号が術前診断データ保存装置60から入
力されるとともに、斜視用内視鏡2の位置に関するデー
タ信号が位置演算装置58から入力される。画像生成装
置59は、これら2系統のデータ信号から患者の術前の
診断画像と現在の観察位置とを一致させ、3次元画像デ
ータ信号を生成する回路とデータのある特定部分を強調
する回路とによって加工された3次元画像データ信号を
画像合成装置61に入力する。すなわち、画像合成装置
61には、特に重要な組織(神経や血管等)が強調され
た状態の3次元画像データ信号が画像生成装置59から
入力される。
の診断データ信号が術前診断データ保存装置60から入
力されるとともに、斜視用内視鏡2の位置に関するデー
タ信号が位置演算装置58から入力される。画像生成装
置59は、これら2系統のデータ信号から患者の術前の
診断画像と現在の観察位置とを一致させ、3次元画像デ
ータ信号を生成する回路とデータのある特定部分を強調
する回路とによって加工された3次元画像データ信号を
画像合成装置61に入力する。すなわち、画像合成装置
61には、特に重要な組織(神経や血管等)が強調され
た状態の3次元画像データ信号が画像生成装置59から
入力される。
【0046】画像合成装置61には、画像生成装置59
からの3次元画像データ信号とともに、3D画像データ
生成装置56からのリアルタイムな観察部位の3次元観
察画像データが入力される。画像合成装置61は、これ
ら2つの画像データをミックスしたもの、すなわち、重
要な組織が強調されている画像であって同時に観察位置
の部位と方向が一致した3次元データ画像65(図4参
照)を、3Dコンバータ55と左右一対の視野内表示モ
ニタ46a,46bと可動範囲演算装置62とにそれぞ
れ出力する。また、3Dコンバータ55は、これを受け
て、左右の画像を一定の周期で面順次に入れ換えた画像
を2D/3Dモニタ57へ出力する。したがって、術者
以外の観察者は、図示しない入力切換スイッチを操作す
ることにより、2D/3Dモニタ57上で、3Dコンバ
ータ55からの単純な3次元観察画像64b(図4参
照)と、画像合成装置61からの3次元データ画像65
(図4参照)と、両者が合成された3次元観察データ合
成画像66b(図4参照)とを選択的に観察することが
できる。
からの3次元画像データ信号とともに、3D画像データ
生成装置56からのリアルタイムな観察部位の3次元観
察画像データが入力される。画像合成装置61は、これ
ら2つの画像データをミックスしたもの、すなわち、重
要な組織が強調されている画像であって同時に観察位置
の部位と方向が一致した3次元データ画像65(図4参
照)を、3Dコンバータ55と左右一対の視野内表示モ
ニタ46a,46bと可動範囲演算装置62とにそれぞ
れ出力する。また、3Dコンバータ55は、これを受け
て、左右の画像を一定の周期で面順次に入れ換えた画像
を2D/3Dモニタ57へ出力する。したがって、術者
以外の観察者は、図示しない入力切換スイッチを操作す
ることにより、2D/3Dモニタ57上で、3Dコンバ
ータ55からの単純な3次元観察画像64b(図4参
照)と、画像合成装置61からの3次元データ画像65
(図4参照)と、両者が合成された3次元観察データ合
成画像66b(図4参照)とを選択的に観察することが
できる。
【0047】一方、左右の視野内表示用モニタ46a,
46bに入力されて表示された3次元データ画像65
は、全反射プリズム45a,45bと結像レンズ44
a,44bとを介して手術用顕微鏡1内に到達し、ハー
フミラー38a,38bでその方向と向きとが変換され
た後、光学的な3次元観察画像64aと合成される。こ
の合成画像は、左右一対の結像レンズ39a,39bで
1回結合された後、接眼レンズ40a,40bで拡大さ
れ、術者の左右眼であるEa,Ebに入射される。すな
わち、術者は、光学的な3次元観察画像64aと3次元
データ画像65とが合成された3次元観察データ合成画
像66aを観察することができる。
46bに入力されて表示された3次元データ画像65
は、全反射プリズム45a,45bと結像レンズ44
a,44bとを介して手術用顕微鏡1内に到達し、ハー
フミラー38a,38bでその方向と向きとが変換され
た後、光学的な3次元観察画像64aと合成される。こ
の合成画像は、左右一対の結像レンズ39a,39bで
1回結合された後、接眼レンズ40a,40bで拡大さ
れ、術者の左右眼であるEa,Ebに入射される。すな
わち、術者は、光学的な3次元観察画像64aと3次元
データ画像65とが合成された3次元観察データ合成画
像66aを観察することができる。
【0048】また、可動範囲演算装置62には、画像合
成装置61から3次元データ画像65(図4参照)が入
力されることにより、位置演算装置58からの斜視用内
視鏡2の位置に関するデータと術前診断データ保存装置
60からの患者の術前の診断データ信号とが合成された
3次元画像データに加え、3D画像データ生成装置56
からのリアルタイムな観察部位の3次元観察画像データ
が入力される。可動範囲演算装置62は、斜視用内視鏡
2の位置に関するデータと3D画像データ生成装置56
からの観察部位の3次元観察画像データとをリアルタイ
ムに比較して、3次元観察画像データ上に空間ではない
位置がある場合、すなわち、斜視用内視鏡2の先端部が
重要組織に接触する可能性がある場合には、アームの動
きを制限する移動制限信号を架台3のアーム駆動制御装
置63に出力する。なお、この移動制限信号は、術者が
観察位置を変えるべくフットスイッチ34や操作グリッ
プ32a,32bに設けられている操作スイッチ33
a,33bを操作した際に出力される信号に対して優先
されるようになっている(そのように回路が構成されて
いる)。そのため、術者が斜視用内視鏡2を重要組織ぎ
りぎりに移動させる場合や誤った操作入力を行なった場
合においても、斜視用内視鏡2の先端部は重要組織にダ
メージを与えることがない。
成装置61から3次元データ画像65(図4参照)が入
力されることにより、位置演算装置58からの斜視用内
視鏡2の位置に関するデータと術前診断データ保存装置
60からの患者の術前の診断データ信号とが合成された
3次元画像データに加え、3D画像データ生成装置56
からのリアルタイムな観察部位の3次元観察画像データ
が入力される。可動範囲演算装置62は、斜視用内視鏡
2の位置に関するデータと3D画像データ生成装置56
からの観察部位の3次元観察画像データとをリアルタイ
ムに比較して、3次元観察画像データ上に空間ではない
位置がある場合、すなわち、斜視用内視鏡2の先端部が
重要組織に接触する可能性がある場合には、アームの動
きを制限する移動制限信号を架台3のアーム駆動制御装
置63に出力する。なお、この移動制限信号は、術者が
観察位置を変えるべくフットスイッチ34や操作グリッ
プ32a,32bに設けられている操作スイッチ33
a,33bを操作した際に出力される信号に対して優先
されるようになっている(そのように回路が構成されて
いる)。そのため、術者が斜視用内視鏡2を重要組織ぎ
りぎりに移動させる場合や誤った操作入力を行なった場
合においても、斜視用内視鏡2の先端部は重要組織にダ
メージを与えることがない。
【0049】以上説明したように、本実施形態に係る手
術用顕微鏡装置によれば、術者は体腔内の死角部分を観
察する場合であっても、光学的な3次元観察画像と重要
組織部を重ねあわせた画像を観察することができる。こ
れは、常に重要組織の位置を把握しながら手術を行なう
ことであるため、飛躍的に手術の安全度が向上する。ま
た、組織からの出血などが生じた場合など、光学的な3
次元観察画像が認識できなくなった場合においても、3
次元データ画像により確実に手術の進行が行なえる。
術用顕微鏡装置によれば、術者は体腔内の死角部分を観
察する場合であっても、光学的な3次元観察画像と重要
組織部を重ねあわせた画像を観察することができる。こ
れは、常に重要組織の位置を把握しながら手術を行なう
ことであるため、飛躍的に手術の安全度が向上する。ま
た、組織からの出血などが生じた場合など、光学的な3
次元観察画像が認識できなくなった場合においても、3
次元データ画像により確実に手術の進行が行なえる。
【0050】また、本実施形態では、術者が斜視用内視
鏡2を使用して手術用顕微鏡1の死角観察を行なってい
る場合、重要組織に全く影響を与えない安全な領域以外
には架台アームが移動できないように移動範囲が自動的
に制限される。そのため、安全且つ確実に手術を進行す
ることができる。
鏡2を使用して手術用顕微鏡1の死角観察を行なってい
る場合、重要組織に全く影響を与えない安全な領域以外
には架台アームが移動できないように移動範囲が自動的
に制限される。そのため、安全且つ確実に手術を進行す
ることができる。
【0051】また、脳神経外科の手術においては、頭蓋
骨の開頭前後で頭蓋内圧が変化するため、術前の診断画
像に対して実際の脳実質の位置は移動している場合が多
いが、本実施形態においては、リアルタイムな観察部位
の3次元観察画像データが入力されているため、脳実質
の移動に際しても常に現在の組織の位置を把握しながら
手術を行なうことができる。
骨の開頭前後で頭蓋内圧が変化するため、術前の診断画
像に対して実際の脳実質の位置は移動している場合が多
いが、本実施形態においては、リアルタイムな観察部位
の3次元観察画像データが入力されているため、脳実質
の移動に際しても常に現在の組織の位置を把握しながら
手術を行なうことができる。
【0052】また、本実施形態では、術者が誤った操作
入力を行ない、重要組織に影響を与えそうな場合におい
ても、未然に誤った操作をキャンセルすることが可能な
ため、どのような手術状況においても、安全且つ確実に
手術を進行することができる。
入力を行ない、重要組織に影響を与えそうな場合におい
ても、未然に誤った操作をキャンセルすることが可能な
ため、どのような手術状況においても、安全且つ確実に
手術を進行することができる。
【0053】また、本実施形態では、対物レンズ35の
焦点距離と斜視用内視鏡2の長さを共通にしているた
め、内視鏡2を使用しない通常の手術用顕微鏡1として
使用する場合においても、複雑な調整が不要となり、単
に対物レンズ35と斜視用内視鏡2とを交換するだけで
使用可能となる。
焦点距離と斜視用内視鏡2の長さを共通にしているた
め、内視鏡2を使用しない通常の手術用顕微鏡1として
使用する場合においても、複雑な調整が不要となり、単
に対物レンズ35と斜視用内視鏡2とを交換するだけで
使用可能となる。
【0054】なお、本実施形態では、斜視用内視鏡2を
例としたが、直視内視鏡においても同等の効果を発揮で
きることは言うまでもない。
例としたが、直視内視鏡においても同等の効果を発揮で
きることは言うまでもない。
【0055】図5〜図7は本発明の第2の実施形態を示
している。なお、本実施形態において第1の実施形態と
共通する構成要素についは、以下、同一符号を付してそ
の説明を省略する。
している。なお、本実施形態において第1の実施形態と
共通する構成要素についは、以下、同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0056】図5に示されるように、本実施形態に係る
手術用顕微鏡装置は、手術用顕微鏡(第1の観察手段)
1と、この顕微鏡1の観察視野の死角となる領域等を観
察するための斜視用内視鏡(第2の観察手段)2とを備
えている。
手術用顕微鏡装置は、手術用顕微鏡(第1の観察手段)
1と、この顕微鏡1の観察視野の死角となる領域等を観
察するための斜視用内視鏡(第2の観察手段)2とを備
えている。
【0057】図6は手術用顕微鏡1の全体構成を示して
いる。図示のように、手術用顕微鏡1の架台3および操
作アームユニット11のリンク構成は、第1の実施形態
と同一である。第2の継手13には、水平方向バランス
調整重り101が回転自在に配設されている。また、第
2の継手13には、水平方向バランス調整重り101の
外周面と噛み合って連動するモータ側歯車102と、モ
ータ103とが設けられている。また、回転軸Ocを中
心とする回転のために設けられた第3の駆動ユニット1
9には、水平方向バランス検知センサ111が配設され
ている。
いる。図示のように、手術用顕微鏡1の架台3および操
作アームユニット11のリンク構成は、第1の実施形態
と同一である。第2の継手13には、水平方向バランス
調整重り101が回転自在に配設されている。また、第
2の継手13には、水平方向バランス調整重り101の
外周面と噛み合って連動するモータ側歯車102と、モ
ータ103とが設けられている。また、回転軸Ocを中
心とする回転のために設けられた第3の駆動ユニット1
9には、水平方向バランス検知センサ111が配設され
ている。
【0058】第4の継手15には、上下方向バランス調
整重り104が回転自在に配設されている。また、第4
の継手15には、上下方向バランス調整重り104の外
周面と噛み合って連動するモータ側歯車105と、モー
タ106とが設けられている。また、回転軸Obを中心
とする回転のために設けられた第2の駆動ユニット18
には、上下方向バランス検知センサ110が配設されて
いる。G継手23には、傾斜方向バランス調整重り10
7が回転自在に配設されている。
整重り104が回転自在に配設されている。また、第4
の継手15には、上下方向バランス調整重り104の外
周面と噛み合って連動するモータ側歯車105と、モー
タ106とが設けられている。また、回転軸Obを中心
とする回転のために設けられた第2の駆動ユニット18
には、上下方向バランス検知センサ110が配設されて
いる。G継手23には、傾斜方向バランス調整重り10
7が回転自在に配設されている。
【0059】第7の継手23には、傾斜方向バランス調
整重り107の外周面と噛み合って連動するモータ側歯
車108と、モータ109とが設けられている。また、
回転軸Odを中心とする回転のために設けられた第4の
駆動ユニット21には、傾斜方向バランス検知センサ1
12が配設されている。
整重り107の外周面と噛み合って連動するモータ側歯
車108と、モータ109とが設けられている。また、
回転軸Odを中心とする回転のために設けられた第4の
駆動ユニット21には、傾斜方向バランス検知センサ1
12が配設されている。
【0060】一方、手術用顕微鏡1には、斜視用内視鏡
2を電動で駆動するために、内視鏡ホルダ113と、内
視鏡駆動プーリ114と、モータ115とが配設されて
いる。フットスイッチ34には、4方向の自由度をもつ
図示しないジョイスティックと、2方向の自由度をもつ
図示しないシーソースイッチA,Bとが設けられてい
る。また、操作グリップ32a,32b内にそれぞれ設
けられた操作スイッチ33a,33bには、4方向の自
由度をもつ図示しないジョイスティックと、2方向の自
由度を有する図示しないシーソースイッチA′,B′
と、図示しないアームフリー/ロックスイッチとが設け
られている。
2を電動で駆動するために、内視鏡ホルダ113と、内
視鏡駆動プーリ114と、モータ115とが配設されて
いる。フットスイッチ34には、4方向の自由度をもつ
図示しないジョイスティックと、2方向の自由度をもつ
図示しないシーソースイッチA,Bとが設けられてい
る。また、操作グリップ32a,32b内にそれぞれ設
けられた操作スイッチ33a,33bには、4方向の自
由度をもつ図示しないジョイスティックと、2方向の自
由度を有する図示しないシーソースイッチA′,B′
と、図示しないアームフリー/ロックスイッチとが設け
られている。
【0061】図8に示されるように、フットスイッチ3
4および操作スイッチ33a,33bに設けられた前記
シーソースイッチB,B′からの駆動信号は、アーム駆
動制御装置63を経由して、モータ115に入力される
ようになっている。また、フットスイッチ34および操
作スイッチ33a,33bに設けられたジョイスティッ
クとアームフリー/ロックスイッチとシーソースイッチ
A,A′からの入力信号もアーム駆動制御装置63に入
力されるようになっている。また、手術用顕微鏡1に
は、3個以上の位置検出LED118aが設けられてい
る。
4および操作スイッチ33a,33bに設けられた前記
シーソースイッチB,B′からの駆動信号は、アーム駆
動制御装置63を経由して、モータ115に入力される
ようになっている。また、フットスイッチ34および操
作スイッチ33a,33bに設けられたジョイスティッ
クとアームフリー/ロックスイッチとシーソースイッチ
A,A′からの入力信号もアーム駆動制御装置63に入
力されるようになっている。また、手術用顕微鏡1に
は、3個以上の位置検出LED118aが設けられてい
る。
【0062】一方、斜視用内視鏡2においては、撮像素
子116および図示しない光源装置から照明光を供給す
るライトガイド117および位置検出LED118b
(3個以上)が設けられている。
子116および図示しない光源装置から照明光を供給す
るライトガイド117および位置検出LED118b
(3個以上)が設けられている。
【0063】手術用顕微鏡1の光学系についての構成
は、第1の実施形態で対物レンズ35を装着した場合と
同様の構成であるため、詳細な説明は省略する。
は、第1の実施形態で対物レンズ35を装着した場合と
同様の構成であるため、詳細な説明は省略する。
【0064】本実施の形態の手術用顕微鏡装置には図5
に示す電気制御系も設けられている。また、図7は各手
段により生成された画像を示すものである。この電気制
御系では、斜視用内視鏡2の接眼部に接続されている撮
像素子116からの信号はプロセッサ120に入力すべ
く接続されている。プロセッサ120から出力された内
視鏡観察画像124(図7参照)は、手術用顕微鏡1で
撮像された画像信号である左右一対のプロセッサ53
a,53bからの画像信号とともにイメージミキサ12
1に入力する。イメージミキサ121からの画像信号
は、3D画像データ生成装置56および3Dコンバータ
55の双方に入力するべく構成されている。
に示す電気制御系も設けられている。また、図7は各手
段により生成された画像を示すものである。この電気制
御系では、斜視用内視鏡2の接眼部に接続されている撮
像素子116からの信号はプロセッサ120に入力すべ
く接続されている。プロセッサ120から出力された内
視鏡観察画像124(図7参照)は、手術用顕微鏡1で
撮像された画像信号である左右一対のプロセッサ53
a,53bからの画像信号とともにイメージミキサ12
1に入力する。イメージミキサ121からの画像信号
は、3D画像データ生成装置56および3Dコンバータ
55の双方に入力するべく構成されている。
【0065】一方、手術用顕微鏡1および斜視用内視鏡
2に設けられている位置検出用LED118a,118
bは、位置演算装置58に設けられた図示しない駆動回
路により一定の周期で点滅発光する。
2に設けられている位置検出用LED118a,118
bは、位置演算装置58に設けられた図示しない駆動回
路により一定の周期で点滅発光する。
【0066】また、位置検出用LED118a,118
bから発せられた光は、デジタイザ119内に設けられ
ている2つの撮像素子122a,122bに受光し、位
置演算装置58に手術用顕微鏡1及び斜視用顕微鏡2の
位置情報を入力する。
bから発せられた光は、デジタイザ119内に設けられ
ている2つの撮像素子122a,122bに受光し、位
置演算装置58に手術用顕微鏡1及び斜視用顕微鏡2の
位置情報を入力する。
【0067】位置演算装置58からの位置データは、術
前診断データ保存装置60からの診断画像データ信号と
ともに、画像生成装置59、画像合成装置61、可動範
囲演算装置62を経て、架台3内に設けられたアーム駆
動制御装置63へ入力する。また、画像合成装置61に
より生成された映像信号は、3Dコンバータ55および
手術用顕微鏡1内に設けられた左右一対の視野内表示モ
ニタ46a,46bにも入力するように構成されてい
る。
前診断データ保存装置60からの診断画像データ信号と
ともに、画像生成装置59、画像合成装置61、可動範
囲演算装置62を経て、架台3内に設けられたアーム駆
動制御装置63へ入力する。また、画像合成装置61に
より生成された映像信号は、3Dコンバータ55および
手術用顕微鏡1内に設けられた左右一対の視野内表示モ
ニタ46a,46bにも入力するように構成されてい
る。
【0068】架台3および操作アームユニット11に設
けられている水平方向バランス検知センサ111、上下
方向バランス検知センサ110および傾斜方向バランス
検知センサ112は、各継手間の圧力を検知する圧力セ
ンサから構成されている。また、各方向のバランス検知
センサからの信号は、可動範囲演算装置62を経由しア
ーム駆動制御装置63に入力した後、モータ103,1
06,109に伝達する構成となっている。
けられている水平方向バランス検知センサ111、上下
方向バランス検知センサ110および傾斜方向バランス
検知センサ112は、各継手間の圧力を検知する圧力セ
ンサから構成されている。また、各方向のバランス検知
センサからの信号は、可動範囲演算装置62を経由しア
ーム駆動制御装置63に入力した後、モータ103,1
06,109に伝達する構成となっている。
【0069】次に、上記構成の手術用顕微鏡装置の作用
について説明する。
について説明する。
【0070】まず、手術用顕微鏡1を単独で使用した場
合の作用について説明する。
合の作用について説明する。
【0071】手術用顕微鏡1で行われる術部Qの観察像
が術者の左右眼であるEa,Ebに入射するまでの作用
は第1の実施形態と同様のため、ここでの説明は省略す
る。
が術者の左右眼であるEa,Ebに入射するまでの作用
は第1の実施形態と同様のため、ここでの説明は省略す
る。
【0072】手術用顕微鏡1の架台3および操作アーム
ユニット11は、水平方向バランス調整重り101およ
び上下方向バランス調整重り104により、回転軸Oc
まわりに平衡状態が保たれている。同時に傾斜方向バラ
ンス調整重り107により、回転軸Odまわりにも平衡
状態が保たれている。このため、手術用顕微鏡1は、3
次元的に平衡状態となっている。
ユニット11は、水平方向バランス調整重り101およ
び上下方向バランス調整重り104により、回転軸Oc
まわりに平衡状態が保たれている。同時に傾斜方向バラ
ンス調整重り107により、回転軸Odまわりにも平衡
状態が保たれている。このため、手術用顕微鏡1は、3
次元的に平衡状態となっている。
【0073】術者が手術用顕微鏡1の観察位置を変えよ
うとする場合には、入力装置であるフットスイッチ34
もしくは左右の操作グリップ32a,32bに設けられ
た操作スイッチ33a,33bのうち、図示しないアー
ムフリー/ロックスイッチを操作する。この操作信号
は、架台3内に設けられているアーム駆動制御装置63
に入力され、ここから架台3および操作アームユニット
内に設けられている第1の駆動ユニット17から第6の
駆動ユニット31に至る6つの駆動ユニットに内蔵され
ている図示しない電磁ブレーキを解除することになる。
うとする場合には、入力装置であるフットスイッチ34
もしくは左右の操作グリップ32a,32bに設けられ
た操作スイッチ33a,33bのうち、図示しないアー
ムフリー/ロックスイッチを操作する。この操作信号
は、架台3内に設けられているアーム駆動制御装置63
に入力され、ここから架台3および操作アームユニット
内に設けられている第1の駆動ユニット17から第6の
駆動ユニット31に至る6つの駆動ユニットに内蔵され
ている図示しない電磁ブレーキを解除することになる。
【0074】この状態は、第1の駆動ユニット17から
第6の駆動ユニット31に至る6つの駆動ユニットが自
由に運動できる状態であるため、術者は操作グリップ3
2a,32bを直接手で操作することにより手術用顕微
鏡1を任意の方向に向けることが可能となる。
第6の駆動ユニット31に至る6つの駆動ユニットが自
由に運動できる状態であるため、術者は操作グリップ3
2a,32bを直接手で操作することにより手術用顕微
鏡1を任意の方向に向けることが可能となる。
【0075】続いて、手術用顕微鏡1が所望の位置に移
動した後は、操作スイッチ33a,33bのアームフリ
ー/ロックスイッチを手放す。これにより、操作停止の
信号は、架台3内に設けられているアーム駆動制御装置
63に入力され、ここから架台3および操作アームユニ
ット内に設けられている第1の駆動ユニット17から第
6の駆動ユニット31に至る6つの駆動ユニットに内蔵
されている図示しない電磁ブレーキに伝達されるため、
第1の駆動ユニット17から第6の駆動ユニット31に
至る6つの駆動ユニットが固定される。
動した後は、操作スイッチ33a,33bのアームフリ
ー/ロックスイッチを手放す。これにより、操作停止の
信号は、架台3内に設けられているアーム駆動制御装置
63に入力され、ここから架台3および操作アームユニ
ット内に設けられている第1の駆動ユニット17から第
6の駆動ユニット31に至る6つの駆動ユニットに内蔵
されている図示しない電磁ブレーキに伝達されるため、
第1の駆動ユニット17から第6の駆動ユニット31に
至る6つの駆動ユニットが固定される。
【0076】この状態は、第1の駆動ユニット17から
第6の駆動ユニット31に至る6つの駆動ユニットが全
く運動できない状態であるため手術用顕微鏡1はその場
で固定されるものである。
第6の駆動ユニット31に至る6つの駆動ユニットが全
く運動できない状態であるため手術用顕微鏡1はその場
で固定されるものである。
【0077】手術用顕微鏡1を電動で操作した場合の作
用は、第1の実施形態と同様のため、ここでの説明は省
略する。
用は、第1の実施形態と同様のため、ここでの説明は省
略する。
【0078】次に、斜視用内視鏡2を用いて手術用顕微
鏡1の死角である術部を観察した場合について、図5〜
図7に基づいて説明する。
鏡1の死角である術部を観察した場合について、図5〜
図7に基づいて説明する。
【0079】術者は、斜視用内視鏡2を内視鏡ホルダ1
13に挿入する。図示しない光源装置およびライトガイ
ド117を経由して斜視用内視鏡2の先端部から射出さ
れた照明光は術部を照射する。術部からの反射光は、斜
視用内視鏡2の先端部に入射し、図示しない対物レンズ
と、反射プリズムと、リレーレンズと、結像レンズとに
より撮像素子116上に結像する。撮像素子116に入
射した観察光は、電気信号に変換された後にプロセッサ
120に導かれ、内視鏡観察画像124に変換された
後、イメージミキサ121に入力される。また、イメー
ジミキサ121には、手術用顕微鏡1の撮像素子43
a,43bで撮像されて信号線54により同期された左
右の画像信号が、プロセッサ53a,53bからも入力
されている。
13に挿入する。図示しない光源装置およびライトガイ
ド117を経由して斜視用内視鏡2の先端部から射出さ
れた照明光は術部を照射する。術部からの反射光は、斜
視用内視鏡2の先端部に入射し、図示しない対物レンズ
と、反射プリズムと、リレーレンズと、結像レンズとに
より撮像素子116上に結像する。撮像素子116に入
射した観察光は、電気信号に変換された後にプロセッサ
120に導かれ、内視鏡観察画像124に変換された
後、イメージミキサ121に入力される。また、イメー
ジミキサ121には、手術用顕微鏡1の撮像素子43
a,43bで撮像されて信号線54により同期された左
右の画像信号が、プロセッサ53a,53bからも入力
されている。
【0080】イメージミキサ121では、手術用顕微鏡
撮影画像の一部に斜視用内視鏡撮影画像を合成した内視
鏡・顕微鏡合成観察画像123を2系統に分割し、3D
コンバータ55および3D画像データ生成装置56の両
方に入力する。3Dコンバータ55では、一定の間隔で
左右画像を面順次に入れ換えた3次元観察画像に変換し
た後、2D/3Dモニタ57に信号を入力すべく接続さ
れている。
撮影画像の一部に斜視用内視鏡撮影画像を合成した内視
鏡・顕微鏡合成観察画像123を2系統に分割し、3D
コンバータ55および3D画像データ生成装置56の両
方に入力する。3Dコンバータ55では、一定の間隔で
左右画像を面順次に入れ換えた3次元観察画像に変換し
た後、2D/3Dモニタ57に信号を入力すべく接続さ
れている。
【0081】ここで、2D/3Dモニタ57では、同時
に画像入れ換えの同期信号も3Dコンバータ55から受
け取っており、この信号にしたがって図示しない液晶シ
ャッタを駆動し、左右の画像信号に同期した偏光された
モニタ画像を出力する。術者以外の観察者は、図示しな
い偏光眼鏡を装着することにより、左右眼それぞれに対
応したモニタ画像を観察することができるため、立体感
のあるモニタ画像を観察することが可能となる。
に画像入れ換えの同期信号も3Dコンバータ55から受
け取っており、この信号にしたがって図示しない液晶シ
ャッタを駆動し、左右の画像信号に同期した偏光された
モニタ画像を出力する。術者以外の観察者は、図示しな
い偏光眼鏡を装着することにより、左右眼それぞれに対
応したモニタ画像を観察することができるため、立体感
のあるモニタ画像を観察することが可能となる。
【0082】次に、術者が観察位置を変更するため、斜
視用内視鏡2を操作する場合には、入力装置であるフッ
トスイッチ34もしくは操作グリップ32a,32b内
に設けられた操作スイッチ33a,33bの図示しない
2方向の自由度を有するシーソースイッチB,B′を操
作する。この操作信号は、アーム駆動制御装置63に入
力された後、モータ115に入力されて、その回転力は
内視鏡駆動プーリ114を通して斜視用内視鏡2を挿入
方向に移動させるものである。
視用内視鏡2を操作する場合には、入力装置であるフッ
トスイッチ34もしくは操作グリップ32a,32b内
に設けられた操作スイッチ33a,33bの図示しない
2方向の自由度を有するシーソースイッチB,B′を操
作する。この操作信号は、アーム駆動制御装置63に入
力された後、モータ115に入力されて、その回転力は
内視鏡駆動プーリ114を通して斜視用内視鏡2を挿入
方向に移動させるものである。
【0083】斜視用内視鏡2の移動に伴い、操作アーム
ユニット11先端の重心位置が移動する。この状態で
は、回転軸Odの中心である第5の継手20にねじりモ
ーメントが加わっていることとなる。傾斜方向バランス
検知センサ112は、圧力センサから構成されているた
め、このねじりモーメントを検知してアーム駆動制御装
置63に非バランス状態であることを電気的に入力す
る。アーム駆動制御装置63では、この電気信号にした
がってモータ109を回転させる。モータ109の回転
力は、モータ側歯車108を介して傾斜方向バランス調
整重りを移動させる。この動作は、傾斜方向バランス検
知センサ112がねじりモーメントを検出できない状
態、すなわち、アームバランスが取れている状態になる
まで続けられる。
ユニット11先端の重心位置が移動する。この状態で
は、回転軸Odの中心である第5の継手20にねじりモ
ーメントが加わっていることとなる。傾斜方向バランス
検知センサ112は、圧力センサから構成されているた
め、このねじりモーメントを検知してアーム駆動制御装
置63に非バランス状態であることを電気的に入力す
る。アーム駆動制御装置63では、この電気信号にした
がってモータ109を回転させる。モータ109の回転
力は、モータ側歯車108を介して傾斜方向バランス調
整重りを移動させる。この動作は、傾斜方向バランス検
知センサ112がねじりモーメントを検出できない状
態、すなわち、アームバランスが取れている状態になる
まで続けられる。
【0084】また、このバランス修正機構は、斜視用内
視鏡2を図示しない他の観察角度を持つ斜視用内視鏡に
交換した場合、すなわち、手術用顕微鏡1全体としての
重量が変わってしまった場合にも適用される。上下方向
のバランス調整では、第4の継手15および第1の継手
12との接続部、すなわち、回転軸Obまわりのねじり
モーメントを検出する。上下方向バランス検知センサ1
10は、ねじりモーメントを検知してアーム駆動制御装
置63に非バランス状態であることを電気的に入力し、
モータ106を回転させる。モータ106の回転力は、
モータ側歯車105を介して上下方向バランス調整重り
を移動させる。この動作は、上下方向バランス検知セン
サ110がねじりモーメントを検出できない状態になる
まで続けられる。水平方向のバランス調整では、支柱5
および第1の継手12との接続部、すなわち、回転軸O
cまわりのねじりモーメントを検出する。水平方向バラ
ンス検知センサ111でも同様にして、ねじりモーメン
トを検知してアーム駆動制御装置63に非バランス状態
であることを電気的に入力し、モータ103を回転させ
る。モータ103の回転力は、モータ側歯車102を介
して水平方向バランス調整重りを移動させる。この動作
は、水平方向バランス検知センサ111がねじりモーメ
ントを検出できない状態になるまで続けられる。
視鏡2を図示しない他の観察角度を持つ斜視用内視鏡に
交換した場合、すなわち、手術用顕微鏡1全体としての
重量が変わってしまった場合にも適用される。上下方向
のバランス調整では、第4の継手15および第1の継手
12との接続部、すなわち、回転軸Obまわりのねじり
モーメントを検出する。上下方向バランス検知センサ1
10は、ねじりモーメントを検知してアーム駆動制御装
置63に非バランス状態であることを電気的に入力し、
モータ106を回転させる。モータ106の回転力は、
モータ側歯車105を介して上下方向バランス調整重り
を移動させる。この動作は、上下方向バランス検知セン
サ110がねじりモーメントを検出できない状態になる
まで続けられる。水平方向のバランス調整では、支柱5
および第1の継手12との接続部、すなわち、回転軸O
cまわりのねじりモーメントを検出する。水平方向バラ
ンス検知センサ111でも同様にして、ねじりモーメン
トを検知してアーム駆動制御装置63に非バランス状態
であることを電気的に入力し、モータ103を回転させ
る。モータ103の回転力は、モータ側歯車102を介
して水平方向バランス調整重りを移動させる。この動作
は、水平方向バランス検知センサ111がねじりモーメ
ントを検出できない状態になるまで続けられる。
【0085】また、3つの各バランス検知センサがねじ
りモーメントを検出し電気信号を出力している状態、す
なわち、バランス調整中もしくはアンバランス時の場合
に限り、アーム駆動制御装置63は手術用顕微鏡装置が
アンバランスであるという判断を行なう。アーム駆動制
御装置63では、アンバランス状態の判断を、術者が入
力装置であるフットスイッチ34もしくは操作グリップ
32a,32b内に設けられた操作スイッチ33a,3
3bである図示しないアームフリー/ロックスイッチを
操作した場合の入力に対して優先するように回路構成さ
れている。このため、第1の駆動ユニット17から第6
の駆動ユニット31の全6つの駆動ユニットに内蔵され
ている、図示しない電磁クラッチはアンバランス時には
解除不可なっているものである。
りモーメントを検出し電気信号を出力している状態、す
なわち、バランス調整中もしくはアンバランス時の場合
に限り、アーム駆動制御装置63は手術用顕微鏡装置が
アンバランスであるという判断を行なう。アーム駆動制
御装置63では、アンバランス状態の判断を、術者が入
力装置であるフットスイッチ34もしくは操作グリップ
32a,32b内に設けられた操作スイッチ33a,3
3bである図示しないアームフリー/ロックスイッチを
操作した場合の入力に対して優先するように回路構成さ
れている。このため、第1の駆動ユニット17から第6
の駆動ユニット31の全6つの駆動ユニットに内蔵され
ている、図示しない電磁クラッチはアンバランス時には
解除不可なっているものである。
【0086】ただし、アーム駆動制御装置63では、入
力装置であるフットスイッチ34に設けられた図示しな
いジョイスティックおよびシーソースイッチA、もしく
は、操作グリップ32a,32b内に設けられた操作ス
イッチ33a,33bである図示しないジョイスティッ
クおよびシーソースイッチA′からの入力に対してはア
ンバランス時に何も制限を加えない。このため、術者
は、アームがアンバランス状態であっても、電動による
アーム操作は行なうことが可能となっている。
力装置であるフットスイッチ34に設けられた図示しな
いジョイスティックおよびシーソースイッチA、もしく
は、操作グリップ32a,32b内に設けられた操作ス
イッチ33a,33bである図示しないジョイスティッ
クおよびシーソースイッチA′からの入力に対してはア
ンバランス時に何も制限を加えない。このため、術者
は、アームがアンバランス状態であっても、電動による
アーム操作は行なうことが可能となっている。
【0087】以上のように、術者が斜視用内視鏡2を移
動させたり斜視用内視鏡2を他の観察角度を持つ図示し
ない斜視用内視鏡に交換した場合でも、手術用顕微鏡装
置は常に3次元的に釣り合わされることになる。
動させたり斜視用内視鏡2を他の観察角度を持つ図示し
ない斜視用内視鏡に交換した場合でも、手術用顕微鏡装
置は常に3次元的に釣り合わされることになる。
【0088】手術用顕微鏡1および斜視用内視鏡2の移
動に伴い、位置演算装置58により一定の周期で点滅し
ている、少なくとも3個以上のLEDから構成されてい
る位置検出用LED118a,118bから発せられた
光は、デジタイザ119内に設けられた撮像素子122
a,122bにより撮像され、位置演算装置58に入力
される。位置演算装置58では、いわゆる三角測量の原
理により、手術用顕微鏡1および斜視用内視鏡2の位置
を常に計測しているものである。
動に伴い、位置演算装置58により一定の周期で点滅し
ている、少なくとも3個以上のLEDから構成されてい
る位置検出用LED118a,118bから発せられた
光は、デジタイザ119内に設けられた撮像素子122
a,122bにより撮像され、位置演算装置58に入力
される。位置演算装置58では、いわゆる三角測量の原
理により、手術用顕微鏡1および斜視用内視鏡2の位置
を常に計測しているものである。
【0089】一方、画像生成装置59には、術前診断デ
ータ保存装置60からの患者の術前の診断データ信号が
入力され、位置演算装置58からは手術用顕微鏡1の位
置に関するデータ信号がそれぞれ入力される。画像生成
装置59では、これら2系統のデータ信号から患者の術
前の診断画像と現在の観察位置とを一致させ、3次元画
像データ信号を生成する回路とデータのある特定部分を
強調する回路とにより、加工された3次元画像データ信
号を画像合成装置61に入力する。このため、3次元画
像データ信号は、特に重要な組織(神経や血管等)を強
調して出力されているものである。
ータ保存装置60からの患者の術前の診断データ信号が
入力され、位置演算装置58からは手術用顕微鏡1の位
置に関するデータ信号がそれぞれ入力される。画像生成
装置59では、これら2系統のデータ信号から患者の術
前の診断画像と現在の観察位置とを一致させ、3次元画
像データ信号を生成する回路とデータのある特定部分を
強調する回路とにより、加工された3次元画像データ信
号を画像合成装置61に入力する。このため、3次元画
像データ信号は、特に重要な組織(神経や血管等)を強
調して出力されているものである。
【0090】画像合成装置61には、同時に3D画像デ
ータ生成装置56からのリアルタイムな観察部位の3次
元画像データが入力されているため、これら2つの画像
データをミックスされたもの、すなわち、重要な組織が
強調されている画像であって同時に観察位置の部位と方
向が一致した3次元データ画像125を、3Dコンバー
タ55を経由して左右の画像を一定の周期で面順次に入
れ換えた画像を2D/3Dモニタ57へ、左右一対の視
野内表示モニタ46a,46bと可動範囲演算装置62
への3系統に出力する。
ータ生成装置56からのリアルタイムな観察部位の3次
元画像データが入力されているため、これら2つの画像
データをミックスされたもの、すなわち、重要な組織が
強調されている画像であって同時に観察位置の部位と方
向が一致した3次元データ画像125を、3Dコンバー
タ55を経由して左右の画像を一定の周期で面順次に入
れ換えた画像を2D/3Dモニタ57へ、左右一対の視
野内表示モニタ46a,46bと可動範囲演算装置62
への3系統に出力する。
【0091】術者以外の観察者は、2D/3Dモニタ5
7上で、図示しない入力切換スイッチとイメージミキサ
121との切り換えにより、3Dコンバータ55からの
立体画像である3次元観察画像123b、または、画像
合成装置61からの3次元データ画像125、もしく
は、両者と内視鏡観察画像124が合成された3次元観
察データ合成画像126bの4種類の画像のいずれかを
選択して観察することが出来る。
7上で、図示しない入力切換スイッチとイメージミキサ
121との切り換えにより、3Dコンバータ55からの
立体画像である3次元観察画像123b、または、画像
合成装置61からの3次元データ画像125、もしく
は、両者と内視鏡観察画像124が合成された3次元観
察データ合成画像126bの4種類の画像のいずれかを
選択して観察することが出来る。
【0092】一方、左右の視野内表示用モニタ46a,
46bに表示された3次元データ画像125、もしく
は、イメージミキサ121で内視鏡観察画像124と3
次元データ画像125の両方を合成した画像は、全反射
プリズム45a,45bと結像レンズ44a,44bと
を経て手術用顕微鏡1内に到達し、ハーフミラー38
a,38bにそれぞれ入射する。ハーフミラー38a,
38bで3次元画像は方向と向きを変換した後、光学的
な3次元観察画像123aと合成され、左右一対の結像
レンズ39a,39bおよび接眼レンズ40a,40b
にて1回結像されるとともに拡大されて、術者の左右眼
であるEa,Ebに入射することにより立体観察可能と
なる。
46bに表示された3次元データ画像125、もしく
は、イメージミキサ121で内視鏡観察画像124と3
次元データ画像125の両方を合成した画像は、全反射
プリズム45a,45bと結像レンズ44a,44bと
を経て手術用顕微鏡1内に到達し、ハーフミラー38
a,38bにそれぞれ入射する。ハーフミラー38a,
38bで3次元画像は方向と向きを変換した後、光学的
な3次元観察画像123aと合成され、左右一対の結像
レンズ39a,39bおよび接眼レンズ40a,40b
にて1回結像されるとともに拡大されて、術者の左右眼
であるEa,Ebに入射することにより立体観察可能と
なる。
【0093】したがって、術者は、光学的な3次元観察
画像123aと術者の診断画像から重要組織を強調し、
観察方向と部位を一致させた3次元データ画像125に
内視鏡観察画像124を加えた、3次元観察データ合成
画像126を観察することが可能となる。
画像123aと術者の診断画像から重要組織を強調し、
観察方向と部位を一致させた3次元データ画像125に
内視鏡観察画像124を加えた、3次元観察データ合成
画像126を観察することが可能となる。
【0094】また、画像合成装置61から出力された3
次元データ画像125は、可動範囲演算装置62にも入
力されている。可動範囲演算装置62は、位置演算装置
58からの斜視用内視鏡2の位置に関するデータと術前
診断データ保存装置60からの患者の術前の診断データ
信号により合成された3次元画像データに加えて、3D
画像データ生成装置56からのリアルタイムな観察部位
の3次元観察画像データが入力されている。このため、
可動範囲演算装置62では、斜視用内視鏡2の位置に関
するデータと3D画像データ生成装置56からの観察部
位の3次元観察画像データとをリアルタイムに比較し、
3次元観察画像データ上で空間ではない位置、すなわ
ち、斜視用内視鏡2の先端部が重要組織に接触する可能
性がある場合については、アームの動きを制限する移動
制限信号を架台3内のアーム駆動制御装置63に入力す
る。
次元データ画像125は、可動範囲演算装置62にも入
力されている。可動範囲演算装置62は、位置演算装置
58からの斜視用内視鏡2の位置に関するデータと術前
診断データ保存装置60からの患者の術前の診断データ
信号により合成された3次元画像データに加えて、3D
画像データ生成装置56からのリアルタイムな観察部位
の3次元観察画像データが入力されている。このため、
可動範囲演算装置62では、斜視用内視鏡2の位置に関
するデータと3D画像データ生成装置56からの観察部
位の3次元観察画像データとをリアルタイムに比較し、
3次元観察画像データ上で空間ではない位置、すなわ
ち、斜視用内視鏡2の先端部が重要組織に接触する可能
性がある場合については、アームの動きを制限する移動
制限信号を架台3内のアーム駆動制御装置63に入力す
る。
【0095】この移動制限信号は、術者が観察位置を変
えるべくフットスイッチ34や操作グリップ32a,3
2bに設けられている操作スイッチ33a,33bおよ
び図示しないアームフリー/ロックスイッチからの信号
に対して優先するように回路が構成されている。このた
め、術者が電動で斜視用内視鏡2を重要組織ぎりぎりに
移動させる場合や、誤った操作入力を行った場合におい
ても、アームは安全な空間領域のみのでの移動に制限さ
れているため、斜視用内視鏡2の先端部は重要組織にダ
メージを与えることがない。
えるべくフットスイッチ34や操作グリップ32a,3
2bに設けられている操作スイッチ33a,33bおよ
び図示しないアームフリー/ロックスイッチからの信号
に対して優先するように回路が構成されている。このた
め、術者が電動で斜視用内視鏡2を重要組織ぎりぎりに
移動させる場合や、誤った操作入力を行った場合におい
ても、アームは安全な空間領域のみのでの移動に制限さ
れているため、斜視用内視鏡2の先端部は重要組織にダ
メージを与えることがない。
【0096】同様にして、術者が手動でアームを移動さ
せた場合においても、アームは安全な空間領域のみでの
移動に制限されており、これを逸脱しそうな場合にはア
ーム駆動制御装置63からの信号により、第1の駆動ユ
ニット17から第6の駆動ユニット31の全6つの駆動
ユニットに内蔵されている図示しない電磁クラッチを固
定する。このため、斜視用内視鏡2の先端部はアームの
手動操作時においても、重要組織にダメージを与えるこ
とがない。
せた場合においても、アームは安全な空間領域のみでの
移動に制限されており、これを逸脱しそうな場合にはア
ーム駆動制御装置63からの信号により、第1の駆動ユ
ニット17から第6の駆動ユニット31の全6つの駆動
ユニットに内蔵されている図示しない電磁クラッチを固
定する。このため、斜視用内視鏡2の先端部はアームの
手動操作時においても、重要組織にダメージを与えるこ
とがない。
【0097】以上説明したように、本実施形態に係る手
術用顕微鏡装置によれば、術者は体腔内の死角部分を観
察する場合であっても、光学的な3次元観察画像と重要
組織部を重ねあわせた画像を観察することができる。こ
れは、常に重要組織の位置を把握しながら手術を行なう
ことであるため、飛躍的に手術の安全度が向上するもの
である。また、組織からの出血などが生じた場合などに
より、光学的な3次元観察画像が認識できなくなった場
合においても、3次元データ画像により確実に手術の進
行が行なえるものである。これに加え、術者が斜視用内
視鏡を使用して手術用顕微鏡の死角観察を行なっている
場合においても、重要組織に全く影響を与えない安全な
領域以外には、架台アームが電動で移動できないように
移動範囲を自動的に制限することが可能となる。また、
術者が誤った操作入力を行い、重要組織に影響を与えそ
うな場合においても、未然に誤った操作をキャンセルす
ることが可能なため、どのような手術状況においても、
安全、確実に手術を進行することが可能である。
術用顕微鏡装置によれば、術者は体腔内の死角部分を観
察する場合であっても、光学的な3次元観察画像と重要
組織部を重ねあわせた画像を観察することができる。こ
れは、常に重要組織の位置を把握しながら手術を行なう
ことであるため、飛躍的に手術の安全度が向上するもの
である。また、組織からの出血などが生じた場合などに
より、光学的な3次元観察画像が認識できなくなった場
合においても、3次元データ画像により確実に手術の進
行が行なえるものである。これに加え、術者が斜視用内
視鏡を使用して手術用顕微鏡の死角観察を行なっている
場合においても、重要組織に全く影響を与えない安全な
領域以外には、架台アームが電動で移動できないように
移動範囲を自動的に制限することが可能となる。また、
術者が誤った操作入力を行い、重要組織に影響を与えそ
うな場合においても、未然に誤った操作をキャンセルす
ることが可能なため、どのような手術状況においても、
安全、確実に手術を進行することが可能である。
【0098】これに加え、手術用顕微鏡装置を術者の手
で直接操作することが可能なため、術者は素早く任意の
位置へ手術用顕微鏡を導くことが可能となる。手動での
操作においても同様にして、術者が斜視用内視鏡を使用
して手術用顕微鏡の死角観察を行なっている場合におい
ても、重要組織に全く影響を与えない安全な領域に斜視
用内視鏡の移動を制限する。また、術者が誤った操作入
力を行ない、重要組織に影響を与えそうな場合において
は、事前にアーム内に設けられている電磁クラッチを固
定状態とする。このため、手動操作の場合においても、
架台アームは移動範囲を自動的に安全領域内に制限する
ことが可能となる。
で直接操作することが可能なため、術者は素早く任意の
位置へ手術用顕微鏡を導くことが可能となる。手動での
操作においても同様にして、術者が斜視用内視鏡を使用
して手術用顕微鏡の死角観察を行なっている場合におい
ても、重要組織に全く影響を与えない安全な領域に斜視
用内視鏡の移動を制限する。また、術者が誤った操作入
力を行ない、重要組織に影響を与えそうな場合において
は、事前にアーム内に設けられている電磁クラッチを固
定状態とする。このため、手動操作の場合においても、
架台アームは移動範囲を自動的に安全領域内に制限する
ことが可能となる。
【0099】また、斜視内視鏡2などの操作により、手
術用顕微鏡装置自体のバランスが崩れている場合におい
ても、自動的にバランス状態の補正が出来るものであ
る。また、アンバランス状態では電磁クラッチを解除不
可能にして、視野変更時に手術用顕微鏡1や斜視用内視
鏡2が急激に動き術部に傷害を与える可能性がないもの
である。ただし、電磁クラッチが解除不能になっている
場合においても電動での移動は可能であるため、手術の
進行を妨げることは全くない。
術用顕微鏡装置自体のバランスが崩れている場合におい
ても、自動的にバランス状態の補正が出来るものであ
る。また、アンバランス状態では電磁クラッチを解除不
可能にして、視野変更時に手術用顕微鏡1や斜視用内視
鏡2が急激に動き術部に傷害を与える可能性がないもの
である。ただし、電磁クラッチが解除不能になっている
場合においても電動での移動は可能であるため、手術の
進行を妨げることは全くない。
【0100】なお、本実施例では、斜視用内視鏡を例と
したが、直視内視鏡においても同等の効果を発揮するこ
とは言うまでもない。
したが、直視内視鏡においても同等の効果を発揮するこ
とは言うまでもない。
【0101】図8〜図9は本発明の第3の実施形態を示
している。なお、本実施形態において第1および第2の
実施形態と共通する構成要素については、以下、同一符
号を付してその説明を省略する。
している。なお、本実施形態において第1および第2の
実施形態と共通する構成要素については、以下、同一符
号を付してその説明を省略する。
【0102】図8は本実施の形態の手術用顕微鏡装置全
体の概略構成を示すものである。この手術用顕微鏡装置
においても、手術用顕微鏡(第1の観察手段)1と、こ
の顕微鏡1の観察視野の死角となる領域などを観察する
ための斜視用内視鏡(第2の観察手段)2とが設けられ
ている。
体の概略構成を示すものである。この手術用顕微鏡装置
においても、手術用顕微鏡(第1の観察手段)1と、こ
の顕微鏡1の観察視野の死角となる領域などを観察する
ための斜視用内視鏡(第2の観察手段)2とが設けられ
ている。
【0103】また、図9は手術用顕微鏡1の全体構成を
示すものである。この手術用顕微鏡1の架台3および操
作アームユニット11のリンク構成は第2の実施形態と
同様の構成である。
示すものである。この手術用顕微鏡1の架台3および操
作アームユニット11のリンク構成は第2の実施形態と
同様の構成である。
【0104】第2の継手13には、水平方向バランス調
整重り101が回転自在に配設されている。同様に、第
4の継手15には、上下方向バランス調整重り104
が、第7の継手23には、傾斜方向バランス調整重り1
07が回転自在に配設されている。また、回転軸Ocに
は、水平方向バランス検知センサ111が配設されてい
る。同様に、回転軸Obには、上下方向バランス検知セ
ンサ110が、回転軸Odには、傾斜方向バランス検知
センサ112が配設されている。
整重り101が回転自在に配設されている。同様に、第
4の継手15には、上下方向バランス調整重り104
が、第7の継手23には、傾斜方向バランス調整重り1
07が回転自在に配設されている。また、回転軸Ocに
は、水平方向バランス検知センサ111が配設されてい
る。同様に、回転軸Obには、上下方向バランス検知セ
ンサ110が、回転軸Odには、傾斜方向バランス検知
センサ112が配設されている。
【0105】また、支柱5には手術用顕微鏡装置のバラ
ンス状態を表示するバランス状態表示装置202が設け
られている。フットスイッチ34および操作グリップ3
2a,32b内にそれぞれ設けられた操作スイッチ33
a,33bは、押した時だけ回路が通電するアームフリ
ー/ロックスイッチ(図示せず)から構成されている。
ンス状態を表示するバランス状態表示装置202が設け
られている。フットスイッチ34および操作グリップ3
2a,32b内にそれぞれ設けられた操作スイッチ33
a,33bは、押した時だけ回路が通電するアームフリ
ー/ロックスイッチ(図示せず)から構成されている。
【0106】一方、手術用顕微鏡1には、斜視用内視鏡
2と超音波プローブ201および超音波駆動装置203
を支持する内視鏡ホルダ113が配設されている。この
超音波プローブ201は斜視用内視鏡2と挿入部が連動
して挿入方向に移動するように構成されている。
2と超音波プローブ201および超音波駆動装置203
を支持する内視鏡ホルダ113が配設されている。この
超音波プローブ201は斜視用内視鏡2と挿入部が連動
して挿入方向に移動するように構成されている。
【0107】手術用顕微鏡1の光学系についての構成
は、第1の実施形態で対物レンズ35を装着し、左右の
撮像装置43a,43b、全反射ミラー42a,42
b、TV結像レンズ41a,41bを取り外した場合と
同様の構成であるため、詳細な説明は省略する。
は、第1の実施形態で対物レンズ35を装着し、左右の
撮像装置43a,43b、全反射ミラー42a,42
b、TV結像レンズ41a,41bを取り外した場合と
同様の構成であるため、詳細な説明は省略する。
【0108】また、本実施形態の手術用顕微鏡装置には
図8に示す電気制御系も設けられている。ここでも、第
2の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付
し詳細な説明は省略する。
図8に示す電気制御系も設けられている。ここでも、第
2の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付
し詳細な説明は省略する。
【0109】この電気制御系では、斜視用内視鏡2の接
眼部に接続されている撮像素子116からの信号はプロ
セッサ120に入力すべく接続されている。プロセッサ
120にて、生成された内視鏡観察画像は、画像合成装
置61に入力するように構成されている。
眼部に接続されている撮像素子116からの信号はプロ
セッサ120に入力すべく接続されている。プロセッサ
120にて、生成された内視鏡観察画像は、画像合成装
置61に入力するように構成されている。
【0110】超音波プローブ201は、超音波駆動装置
203により、図示しない先端部の振動子をスラスト方
向およびラジアル方向に走査し、電気信号を超音波画像
生成装置204に入力し2次元の画像信号を蓄積してい
く。超音波画像生成装置204では、この蓄積された2
次元の画像信号を重ね合わせることにより、3次元画像
データとして生成し、画像合成装置61に入力する。
203により、図示しない先端部の振動子をスラスト方
向およびラジアル方向に走査し、電気信号を超音波画像
生成装置204に入力し2次元の画像信号を蓄積してい
く。超音波画像生成装置204では、この蓄積された2
次元の画像信号を重ね合わせることにより、3次元画像
データとして生成し、画像合成装置61に入力する。
【0111】架台3および操作アームユニット11に設
けられている水平方向バランス検知センサ111、上下
方向バランス検知センサ110および傾斜方向バランス
検知センサ112は、各継手間の圧力を検知する圧力セ
ンサから構成されている。また、各方向のバランス検知
センサからの信号は、可動範囲演算装置62を経由して
アーム駆動制御装置63に入力した後、バランス状態表
示装置202に入力し、手術用顕微鏡装置のバランス状
態を表示する。
けられている水平方向バランス検知センサ111、上下
方向バランス検知センサ110および傾斜方向バランス
検知センサ112は、各継手間の圧力を検知する圧力セ
ンサから構成されている。また、各方向のバランス検知
センサからの信号は、可動範囲演算装置62を経由して
アーム駆動制御装置63に入力した後、バランス状態表
示装置202に入力し、手術用顕微鏡装置のバランス状
態を表示する。
【0112】次に、上記構成の手術用顕微鏡の作用につ
いて説明する。
いて説明する。
【0113】まず、手術用顕微鏡1を単独で使用した場
合の作用について記述する。
合の作用について記述する。
【0114】手術用顕微鏡1で行われる術部Qの観察像
が術者の左右眼であるEa,Ebに入射するまでの作用
は第1の実施形態と同様のため、ここでの説明は省略す
る。
が術者の左右眼であるEa,Ebに入射するまでの作用
は第1の実施形態と同様のため、ここでの説明は省略す
る。
【0115】手術用顕微鏡1の架台3およびアームユニ
ット11も第2の実施形態と同様に平衡状態が保たれて
おり、手術用顕微鏡1は3次元的に平衡状態となってい
る。また、術者が手術用顕微鏡1の観察位置を変える場
合の作用についても第2の実施形態と同様となってい
る。
ット11も第2の実施形態と同様に平衡状態が保たれて
おり、手術用顕微鏡1は3次元的に平衡状態となってい
る。また、術者が手術用顕微鏡1の観察位置を変える場
合の作用についても第2の実施形態と同様となってい
る。
【0116】次、に斜視用内視鏡2を用いて手術用顕微
鏡1の死角である術部を観察した場合について、図8お
よび図9に基づいて説明する。
鏡1の死角である術部を観察した場合について、図8お
よび図9に基づいて説明する。
【0117】まず、術者は、斜視用内視鏡2を内視鏡ホ
ルダ113へ挿入する。図示しない光源装置およびライ
トガイド117を経由して斜視用内視鏡2の先端部から
照射された照明光は、術部を照射する。術部からの反射
光は、斜視用内視鏡2の先端部に入射し、図示しない対
物レンズと、反射プリズムと、リレーレンズと、結像レ
ンズとにより撮像素子116上に結像する。撮像素子1
16に入射した観察光は、電気信号に変換された後にプ
ロセッサ120に導かれ、内視鏡観察画像に変換された
後、画像合成装置61に入力される。
ルダ113へ挿入する。図示しない光源装置およびライ
トガイド117を経由して斜視用内視鏡2の先端部から
照射された照明光は、術部を照射する。術部からの反射
光は、斜視用内視鏡2の先端部に入射し、図示しない対
物レンズと、反射プリズムと、リレーレンズと、結像レ
ンズとにより撮像素子116上に結像する。撮像素子1
16に入射した観察光は、電気信号に変換された後にプ
ロセッサ120に導かれ、内視鏡観察画像に変換された
後、画像合成装置61に入力される。
【0118】一方、斜視用内視鏡2に連動して術部近傍
に図示しない生理食塩水等液体を介して接触している超
音波プローブ201は、超音波駆動装置203により先
端部の図示しない振動子をスラスト方向およびラジアル
方向に走査し、電気信号を超音波画像生成装置204に
入力し2次元の画像信号を蓄積していく。超音波画像生
成装置204では、この蓄積された2次元の画像信号を
重ね合わせることにより、3次元画像データとして生成
し、画像合成装置61に入力する。
に図示しない生理食塩水等液体を介して接触している超
音波プローブ201は、超音波駆動装置203により先
端部の図示しない振動子をスラスト方向およびラジアル
方向に走査し、電気信号を超音波画像生成装置204に
入力し2次元の画像信号を蓄積していく。超音波画像生
成装置204では、この蓄積された2次元の画像信号を
重ね合わせることにより、3次元画像データとして生成
し、画像合成装置61に入力する。
【0119】一方、術者が手術用顕微鏡1の観察位置を
変えようとする場合、入力装置であるフットスイッチ3
4もしくは左右の操作グリップ32a,32bに設けら
れた操作スイッチ33a,33bである図示しないアー
ムフリー/ロックスイッチを操作する。この操作信号
は、架台3内に設けられているアーム駆動制御装置63
に入力され、ここから架台3および操作アームユニット
内に設けられている第1の駆動ユニット17から第6の
駆動ユニット31に至る6つの駆動ユニットに内蔵され
ている図示しない電磁ブレーキを解除することになる。
変えようとする場合、入力装置であるフットスイッチ3
4もしくは左右の操作グリップ32a,32bに設けら
れた操作スイッチ33a,33bである図示しないアー
ムフリー/ロックスイッチを操作する。この操作信号
は、架台3内に設けられているアーム駆動制御装置63
に入力され、ここから架台3および操作アームユニット
内に設けられている第1の駆動ユニット17から第6の
駆動ユニット31に至る6つの駆動ユニットに内蔵され
ている図示しない電磁ブレーキを解除することになる。
【0120】この状態は、第1の駆動ユニット17から
第6の駆動ユニット31に至る6つの駆動ユニットが自
由に運動できる状態であるため、術者は操作グリップ3
2a,32bを直接手で操作することにより手術用顕微
鏡1を任意の方向に向けることが可能となる。
第6の駆動ユニット31に至る6つの駆動ユニットが自
由に運動できる状態であるため、術者は操作グリップ3
2a,32bを直接手で操作することにより手術用顕微
鏡1を任意の方向に向けることが可能となる。
【0121】続いて、手術用顕微鏡1が所望の位置に移
動した後は、操作スイッチ33a,33bである図示し
ないアームフリー/ロックスイッチを手放す。これによ
り、操作停止の信号は、架台3内に設けられているアー
ム駆動制御装置63に入力され、ここから架台3および
操作アームユニット内に設けられている第1の駆動ユニ
ット17から第6の駆動ユニット31に至る6つの駆動
ユニットに内蔵されている図示しない電磁ブレーキに伝
達されるため、第1の駆動ユニット17から第6の駆動
ユニット31に至る6つの駆動ユニットが固定される。
この状態は、第1の駆動ユニット17から第6の駆動ユ
ニット31に至る6つの駆動ユニットが全く運動できな
い状態であるため、手術用顕微鏡1はその場で固定され
るものである。
動した後は、操作スイッチ33a,33bである図示し
ないアームフリー/ロックスイッチを手放す。これによ
り、操作停止の信号は、架台3内に設けられているアー
ム駆動制御装置63に入力され、ここから架台3および
操作アームユニット内に設けられている第1の駆動ユニ
ット17から第6の駆動ユニット31に至る6つの駆動
ユニットに内蔵されている図示しない電磁ブレーキに伝
達されるため、第1の駆動ユニット17から第6の駆動
ユニット31に至る6つの駆動ユニットが固定される。
この状態は、第1の駆動ユニット17から第6の駆動ユ
ニット31に至る6つの駆動ユニットが全く運動できな
い状態であるため、手術用顕微鏡1はその場で固定され
るものである。
【0122】次に、斜視用内視鏡2を用いて手術用顕微
鏡1の死角となる術部を観察した場合について、図8お
よび図9に基づいて説明する。
鏡1の死角となる術部を観察した場合について、図8お
よび図9に基づいて説明する。
【0123】術者が観察位置変更のために斜視用内視鏡
2を操作する場合には、術者自身の手で斜視用内視鏡2
を保持し、挿入方向に移動させる。斜視用内視鏡2の移
動に伴い、操作アームユニット11先端の重心位置が移
動する。この状態では、回転軸Odの中心である第5の
継手20にねじりモーメントが加わっていることとな
る。傾斜方向バランス検知センサ112は、圧力センサ
から構成されているため、このねじりモーメントを検知
してアーム駆動制御装置63およびバランス状態表示装
置202に非バランス状態であることを電気的に入力す
る。バランス状態表示装置202では、図示しない発光
手段を点灯させ手術用顕微鏡装置が非バランス状態であ
ることを外部に表示する。したがって、術者もしくは手
術スタッフがこの表示が消灯されるように傾斜方向バラ
ンス調整重り107を回転させて、傾斜方向バランス検
知センサ112がねじりモーメントを検出できない状
態、すなわちアームバランスが取れている状態に調整を
行なう。
2を操作する場合には、術者自身の手で斜視用内視鏡2
を保持し、挿入方向に移動させる。斜視用内視鏡2の移
動に伴い、操作アームユニット11先端の重心位置が移
動する。この状態では、回転軸Odの中心である第5の
継手20にねじりモーメントが加わっていることとな
る。傾斜方向バランス検知センサ112は、圧力センサ
から構成されているため、このねじりモーメントを検知
してアーム駆動制御装置63およびバランス状態表示装
置202に非バランス状態であることを電気的に入力す
る。バランス状態表示装置202では、図示しない発光
手段を点灯させ手術用顕微鏡装置が非バランス状態であ
ることを外部に表示する。したがって、術者もしくは手
術スタッフがこの表示が消灯されるように傾斜方向バラ
ンス調整重り107を回転させて、傾斜方向バランス検
知センサ112がねじりモーメントを検出できない状
態、すなわちアームバランスが取れている状態に調整を
行なう。
【0124】斜視用内視鏡2の移動に伴い、操作アーム
ユニット11先端の重心位置が移動する。この状態で
は、回転軸Odの中心である第5の継手20にねじりモ
ーメントが加わっていることとなる。傾斜方向バランス
検知センサ112は、圧力センサから構成されているた
め、このねじりモーメントを検知してアーム駆動制御装
置63およびバランス状態表示装置202に非バランス
状態であることを電気的に入力する。バランス状態表示
装置202では、図示しない発光手段を点灯させ手術用
顕微鏡装置が非バランス状態であることを外部に表示す
る。
ユニット11先端の重心位置が移動する。この状態で
は、回転軸Odの中心である第5の継手20にねじりモ
ーメントが加わっていることとなる。傾斜方向バランス
検知センサ112は、圧力センサから構成されているた
め、このねじりモーメントを検知してアーム駆動制御装
置63およびバランス状態表示装置202に非バランス
状態であることを電気的に入力する。バランス状態表示
装置202では、図示しない発光手段を点灯させ手術用
顕微鏡装置が非バランス状態であることを外部に表示す
る。
【0125】したがって、術者もしくは手術スタッフが
この表示が消灯されるように傾斜方向バランス調整重り
107を回転させて、傾斜方向バランス検知センサ11
2がねじりモーメントを検出できない状態、すなわちア
ームバランスが取れている状態に調整を行なう。
この表示が消灯されるように傾斜方向バランス調整重り
107を回転させて、傾斜方向バランス検知センサ11
2がねじりモーメントを検出できない状態、すなわちア
ームバランスが取れている状態に調整を行なう。
【0126】また、このバランス状態表示装置202に
よる非バランス状態の表示は、斜視用内視鏡2を図示し
ない他の観察角度を持つ斜視用内視鏡に交換した場合、
すなわち、手術用顕微鏡1としての重量が変わってしま
った場合にも適用される。上下方向のバランス調整で
は、第4の継手15および第1の継手12との接続部、
すなわち、回転軸Obまわりのねじりモーメントを検出
する。上下方向バランス検知センサ110は、ねじりモ
ーメントを検知してアーム駆動制御装置63およびバラ
ンス状態表示装置202に非バランス状態であることを
電気的に入力する。バランス状態表示装置202では、
同様にして図示しない発光手段を点灯させ、手術用顕微
鏡装置が非バランス状態であることを外部に表示する。
よる非バランス状態の表示は、斜視用内視鏡2を図示し
ない他の観察角度を持つ斜視用内視鏡に交換した場合、
すなわち、手術用顕微鏡1としての重量が変わってしま
った場合にも適用される。上下方向のバランス調整で
は、第4の継手15および第1の継手12との接続部、
すなわち、回転軸Obまわりのねじりモーメントを検出
する。上下方向バランス検知センサ110は、ねじりモ
ーメントを検知してアーム駆動制御装置63およびバラ
ンス状態表示装置202に非バランス状態であることを
電気的に入力する。バランス状態表示装置202では、
同様にして図示しない発光手段を点灯させ、手術用顕微
鏡装置が非バランス状態であることを外部に表示する。
【0127】水平方向のバランス調整では、支柱5およ
び第1の継手12との接続部、すなわち、回転軸Ocま
わりのねじりモーメントを検出する。水平方向バランス
検知センサ111でも同様にして、ねじりモーメントを
検知してアーム駆動制御装置63およびバランス状態表
示装置202に非バランス状態であることを電気的に入
力する。バランス状態表示装置202では、同様にして
図示しない発光手段を点灯させ手術用顕微鏡装置が非バ
ランス状態であることを外部に表示する。
び第1の継手12との接続部、すなわち、回転軸Ocま
わりのねじりモーメントを検出する。水平方向バランス
検知センサ111でも同様にして、ねじりモーメントを
検知してアーム駆動制御装置63およびバランス状態表
示装置202に非バランス状態であることを電気的に入
力する。バランス状態表示装置202では、同様にして
図示しない発光手段を点灯させ手術用顕微鏡装置が非バ
ランス状態であることを外部に表示する。
【0128】したがって、この場合も同様にして術者も
しくは手術スタッフがこの表示が消灯されるように上下
方向バランス調整重り104および水平方向バランス調
整重り101を適時回転させて、上下方向バランス検知
センサ110および水平方向バランス検知センサ111
がねじりモーメントを検出できない状態、すなわち、ア
ームバランスが取れている状態に調整を行う。
しくは手術スタッフがこの表示が消灯されるように上下
方向バランス調整重り104および水平方向バランス調
整重り101を適時回転させて、上下方向バランス検知
センサ110および水平方向バランス検知センサ111
がねじりモーメントを検出できない状態、すなわち、ア
ームバランスが取れている状態に調整を行う。
【0129】また、3つの各バランス検知センサがねじ
りモーメントを検出し電気信号を出力している状態、す
なわち、バランス調整中もしくはアンバランス時の場合
に限り、アーム駆動制御装置63は手術用顕微鏡装置が
アンバランスであるという判断を行なう。アーム駆動制
御装置63では、アンバランス状態の判断を、術者が入
力装置であるフットスイッチ34もしくは操作グリップ
32a,32b内に設けられた操作スイッチ33a,3
3bである図示しないアームフリー/ロックスイッチを
操作した場合の入力に対して優先するように回路構成さ
れている。このため、第1の駆動ユニット17から第6
の駆動ユニット31の全6つの駆動ユニットに内蔵され
ている、図示しない電磁クラッチはアンバランス時には
解除不可なっているものである。
りモーメントを検出し電気信号を出力している状態、す
なわち、バランス調整中もしくはアンバランス時の場合
に限り、アーム駆動制御装置63は手術用顕微鏡装置が
アンバランスであるという判断を行なう。アーム駆動制
御装置63では、アンバランス状態の判断を、術者が入
力装置であるフットスイッチ34もしくは操作グリップ
32a,32b内に設けられた操作スイッチ33a,3
3bである図示しないアームフリー/ロックスイッチを
操作した場合の入力に対して優先するように回路構成さ
れている。このため、第1の駆動ユニット17から第6
の駆動ユニット31の全6つの駆動ユニットに内蔵され
ている、図示しない電磁クラッチはアンバランス時には
解除不可なっているものである。
【0130】以上のように、術者が斜視用内視鏡2を移
動させたり斜視用内視鏡2を他の観察角度を持つ図示し
ない斜視用内視鏡に交換した場合でも、バランス状態表
示装置202にしたがい容易にバランスの調整が行なえ
るものである。
動させたり斜視用内視鏡2を他の観察角度を持つ図示し
ない斜視用内視鏡に交換した場合でも、バランス状態表
示装置202にしたがい容易にバランスの調整が行なえ
るものである。
【0131】また、手術用顕微鏡1及び斜視用内視鏡2
の位置検出を行う作用についても、前述した第2の実施
形態と同様であるため、こごての説明は省略する。
の位置検出を行う作用についても、前述した第2の実施
形態と同様であるため、こごての説明は省略する。
【0132】画像合成装置61には、3次元画像データ
信号と、超音波画像生成装置204からのリアルタイム
な観察部位の3次元画像データおよび斜視用内視鏡2の
観察画像(2D)が入力されているため、これら3のつ
画像データをミックスされたもの、すなわち、重要な組
織が強調されている画像であって同時に観察位置の部位
と方向が一致した3次元データ画像を、左右一対の視野
内表示モニタ46a,46bと可動範囲演算装置62へ
の2系統に出力する。
信号と、超音波画像生成装置204からのリアルタイム
な観察部位の3次元画像データおよび斜視用内視鏡2の
観察画像(2D)が入力されているため、これら3のつ
画像データをミックスされたもの、すなわち、重要な組
織が強調されている画像であって同時に観察位置の部位
と方向が一致した3次元データ画像を、左右一対の視野
内表示モニタ46a,46bと可動範囲演算装置62へ
の2系統に出力する。
【0133】一方、左右の視野内表示用モニタ46a,
46bに表示された3次元データ画像は、画像合成装置
61にて内視鏡観察画像と合成されており、全反射プリ
ズム45a,45bと結像レンズ44a,44bとを経
て、手術用顕微鏡1内に到達し、ハーフミラー38a,
38bにそれぞれ入射する。ハーフミラー38a,38
bで3次元画像は方向と向きを変換した後、光学的な3
次元観察画像と合成され、左右一対の結像レンズ39
a,39bおよび接眼レンズ40a,40bにて1回結
像されるとともに拡大されて、術者の左右眼であるE
a,Ebに入射することにより立体観察可能となる。
46bに表示された3次元データ画像は、画像合成装置
61にて内視鏡観察画像と合成されており、全反射プリ
ズム45a,45bと結像レンズ44a,44bとを経
て、手術用顕微鏡1内に到達し、ハーフミラー38a,
38bにそれぞれ入射する。ハーフミラー38a,38
bで3次元画像は方向と向きを変換した後、光学的な3
次元観察画像と合成され、左右一対の結像レンズ39
a,39bおよび接眼レンズ40a,40bにて1回結
像されるとともに拡大されて、術者の左右眼であるE
a,Ebに入射することにより立体観察可能となる。
【0134】したがって、術者は、光学的な3次元観察
画像と術者の診断画像から重要組織を強調し、観察方向
と部位を一致させ、かつ、内視鏡観察画像と合成され
た、3次元観察データ合成画像を観察することが可能と
なる。
画像と術者の診断画像から重要組織を強調し、観察方向
と部位を一致させ、かつ、内視鏡観察画像と合成され
た、3次元観察データ合成画像を観察することが可能と
なる。
【0135】また、画像合成装置61から出力された3
次元データ画像は、可動範囲演算装置62にも入力され
ている。可動範囲演算装置62は、位置演算装置58か
らの斜視用内視鏡2の位置に関するデータと画像術前診
断データ保存装置60からの患者の術前の診断データ信
号により合成された3次元画像データに加えて、超音波
画像生成装置204からのリアルタイムな観察部位の3
次元超音波画像データが入力されている。このため、可
動範囲演算装置62では、位置演算装置58からの斜視
用内視鏡2の位置に関するデータと、術前診断データ保
存装置60とを加え合わせた画像生成装置59からの3
次元画像データと、観察部位の3次元超音波画像データ
とをリアルタイムに比較することにより、3次元超音波
画像データ上で空間ではない位置、すなわち、斜視用内
視鏡2の先端部が重要組織に接触する可能性がある場合
については、アームの動きを制限する移動制限信号を架
台3内のアーム駆動制御装置63に入力する。
次元データ画像は、可動範囲演算装置62にも入力され
ている。可動範囲演算装置62は、位置演算装置58か
らの斜視用内視鏡2の位置に関するデータと画像術前診
断データ保存装置60からの患者の術前の診断データ信
号により合成された3次元画像データに加えて、超音波
画像生成装置204からのリアルタイムな観察部位の3
次元超音波画像データが入力されている。このため、可
動範囲演算装置62では、位置演算装置58からの斜視
用内視鏡2の位置に関するデータと、術前診断データ保
存装置60とを加え合わせた画像生成装置59からの3
次元画像データと、観察部位の3次元超音波画像データ
とをリアルタイムに比較することにより、3次元超音波
画像データ上で空間ではない位置、すなわち、斜視用内
視鏡2の先端部が重要組織に接触する可能性がある場合
については、アームの動きを制限する移動制限信号を架
台3内のアーム駆動制御装置63に入力する。
【0136】この移動制限信号は、術者が観察位置を変
えるべくフットスイッチ34や操作グリップ32a,3
2bに設けられている操作スイッチ33a,33bであ
る図示しないアームフリー/ロックスイッチからの信号
に対して優先するように回路が構成されている。このた
め、術者が斜視用内視鏡2を重要組織ぎりぎりに移動さ
せる場合や、誤った操作入力を行った場合においても、
斜視用内視鏡2の先端部は重要組織にダメージを与える
ことがない。
えるべくフットスイッチ34や操作グリップ32a,3
2bに設けられている操作スイッチ33a,33bであ
る図示しないアームフリー/ロックスイッチからの信号
に対して優先するように回路が構成されている。このた
め、術者が斜視用内視鏡2を重要組織ぎりぎりに移動さ
せる場合や、誤った操作入力を行った場合においても、
斜視用内視鏡2の先端部は重要組織にダメージを与える
ことがない。
【0137】以上説明したように、本実施形態に係る手
術用顕微鏡によれば、第2の実施形態の効果を安価で実
現することが可能となる。また、斜視内視鏡2などの操
作により、手術用顕微鏡装置自体のバランス崩れている
場合においても、未然にアンバランス状態の警告を行な
うことが出来る。また、術部のリアルタイムな3次元診
断画像の取得に3次元超音波診断装置を用いているた
め、顕微鏡自体がコンパクトに構成できる上、患者の出
血などで術部が光学的に視界不良となった場合において
も、確実に手術の進行を行なうことが可能となる。それ
に加えて、アンバランス状態では電磁クラッチを解除不
可能にしているため、バランスが崩れた状態でのアーム
の操作を防止し、視野変更時に手術用顕微鏡1や斜視用
内視鏡2が急激に動き術部に傷害を与える可能性がな
い。
術用顕微鏡によれば、第2の実施形態の効果を安価で実
現することが可能となる。また、斜視内視鏡2などの操
作により、手術用顕微鏡装置自体のバランス崩れている
場合においても、未然にアンバランス状態の警告を行な
うことが出来る。また、術部のリアルタイムな3次元診
断画像の取得に3次元超音波診断装置を用いているた
め、顕微鏡自体がコンパクトに構成できる上、患者の出
血などで術部が光学的に視界不良となった場合において
も、確実に手術の進行を行なうことが可能となる。それ
に加えて、アンバランス状態では電磁クラッチを解除不
可能にしているため、バランスが崩れた状態でのアーム
の操作を防止し、視野変更時に手術用顕微鏡1や斜視用
内視鏡2が急激に動き術部に傷害を与える可能性がな
い。
【0138】以上説明してきた技術内容によれば、以下
に示すような各種の構成が得られる。
に示すような各種の構成が得られる。
【0139】1.術部を観察するための立体観察手段
と、立体観察手段を3次元的に保持する架台アームとを
有する手術用顕微鏡において、前記立体観察手段に設け
られた立体画像撮像手段と、前記立体画像撮像手段にし
たがって3次元計測を行なう画像計測手段と、術前の診
断画像と立体観察手段に設けられた位置測定手段とから
なるナビゲーション装置と、前記ナビゲーション装置と
画像計測手段から3次元画像を合成する画像合成手段
と、前記画像合成手段にしたがって架台アームの移動範
囲を演算する可動範囲演算手段と、前記可動範囲演算手
段にしたがって架台アームの移動を制御する架台アーム
制御手段と、からなることを特徴とする手術用顕微鏡。
と、立体観察手段を3次元的に保持する架台アームとを
有する手術用顕微鏡において、前記立体観察手段に設け
られた立体画像撮像手段と、前記立体画像撮像手段にし
たがって3次元計測を行なう画像計測手段と、術前の診
断画像と立体観察手段に設けられた位置測定手段とから
なるナビゲーション装置と、前記ナビゲーション装置と
画像計測手段から3次元画像を合成する画像合成手段
と、前記画像合成手段にしたがって架台アームの移動範
囲を演算する可動範囲演算手段と、前記可動範囲演算手
段にしたがって架台アームの移動を制御する架台アーム
制御手段と、からなることを特徴とする手術用顕微鏡。
【0140】2.前記画像合成手段の画像は立体観察手
段内に表示されることを特徴とする第1項に記載の手術
用顕微鏡。 3.術部を観察するための第1の観察手段と、前記術部
またはその近傍を観察するための第2の観察手段と、前
記第1および第2の観察手段を3次元的に保持する架台
アームとを有する手術用顕微鏡において、前記第1の観
察手段に設けられた立体画像撮像手段と、前記立体画像
撮像手段にしたがって3次元計測を行なう画像計測手段
と、術前の診断画像と第1および第2の観察手段に設け
られた位置測定手段とからなるナビゲーション装置と、
前記ナビゲーション装置と画像計測手段から3次元画像
を合成する画像合成手段と、前記画像合成手段にしたが
って架台アームの移動範囲を演算する可動範囲演算手段
と、前記可動範囲演算手段にしたがって架台アームの移
動を制御する架台アーム制御手段と、からなることを特
徴とする手術用顕微鏡。
段内に表示されることを特徴とする第1項に記載の手術
用顕微鏡。 3.術部を観察するための第1の観察手段と、前記術部
またはその近傍を観察するための第2の観察手段と、前
記第1および第2の観察手段を3次元的に保持する架台
アームとを有する手術用顕微鏡において、前記第1の観
察手段に設けられた立体画像撮像手段と、前記立体画像
撮像手段にしたがって3次元計測を行なう画像計測手段
と、術前の診断画像と第1および第2の観察手段に設け
られた位置測定手段とからなるナビゲーション装置と、
前記ナビゲーション装置と画像計測手段から3次元画像
を合成する画像合成手段と、前記画像合成手段にしたが
って架台アームの移動範囲を演算する可動範囲演算手段
と、前記可動範囲演算手段にしたがって架台アームの移
動を制御する架台アーム制御手段と、からなることを特
徴とする手術用顕微鏡。
【0141】4.前記立体画像撮像手段は少なくとも1
つ以上の撮像素子(CCD)からなることを特徴とする
第1項または第3項に記載の手術用顕微鏡。 5.前記立体画像撮像手段は3次元超音波観測手段であ
ることを特徴とする第1項または第3項に記載の手術用
顕微鏡。 6.前記画像合成手段の画像は第1の観察手段内に表示
されることを特徴とする第3項に記載の手術用顕微鏡。
つ以上の撮像素子(CCD)からなることを特徴とする
第1項または第3項に記載の手術用顕微鏡。 5.前記立体画像撮像手段は3次元超音波観測手段であ
ることを特徴とする第1項または第3項に記載の手術用
顕微鏡。 6.前記画像合成手段の画像は第1の観察手段内に表示
されることを特徴とする第3項に記載の手術用顕微鏡。
【0142】7.前記第2の観察手段は内視鏡であるこ
とを特徴とする第3項に記載の手術用顕微鏡。 8.術部を観察するための第1の観察手段と、前記術部
またはその近傍を観察するための第2の観察手段と、前
記第1および第2の観察手段を3次元的に保持する架台
アームと、少なくとも架台アームの1自由度方向のバラ
ンスを検知するバランス検知手段とを有する手術用顕微
鏡において、前記バランス検知手段にしたがって架台ア
ームの移動を制御する架台アーム制御手段を備えるとを
特徴とする手術用顕微鏡。
とを特徴とする第3項に記載の手術用顕微鏡。 8.術部を観察するための第1の観察手段と、前記術部
またはその近傍を観察するための第2の観察手段と、前
記第1および第2の観察手段を3次元的に保持する架台
アームと、少なくとも架台アームの1自由度方向のバラ
ンスを検知するバランス検知手段とを有する手術用顕微
鏡において、前記バランス検知手段にしたがって架台ア
ームの移動を制御する架台アーム制御手段を備えるとを
特徴とする手術用顕微鏡。
【0143】9.前記架台アーム制御手段は、架台アー
ムのバランス調整中には、架台アームの移動を制限する
ことを特徴とする第8項に記載の手術用顕微鏡。 10.前記架台アーム制御手段は、架台アームのバラン
ス調整中には、架台アームの移動を電動のみに制限する
ことを特徴とする第8項に記載の手術用顕微鏡。
ムのバランス調整中には、架台アームの移動を制限する
ことを特徴とする第8項に記載の手術用顕微鏡。 10.前記架台アーム制御手段は、架台アームのバラン
ス調整中には、架台アームの移動を電動のみに制限する
ことを特徴とする第8項に記載の手術用顕微鏡。
【0144】(第1項〜第2項の目的)手術用顕微鏡と
内視鏡を併用して行われる手術において、診断画像(特
に重要組織の情報を強調したもの)と現在の手術部位の
情報をリアルタイムに重ねあわせて観察可能な上、重要
組織近傍では架台アームの動きを安全領域内に制限する
ことにより、内視鏡先端が組織を傷つけることのない、
安全で容易な手術を行える手術機器を提供することが目
的である。
内視鏡を併用して行われる手術において、診断画像(特
に重要組織の情報を強調したもの)と現在の手術部位の
情報をリアルタイムに重ねあわせて観察可能な上、重要
組織近傍では架台アームの動きを安全領域内に制限する
ことにより、内視鏡先端が組織を傷つけることのない、
安全で容易な手術を行える手術機器を提供することが目
的である。
【0145】(第1項の効果)本構成によると、術者は
実際の顕微鏡/内視鏡観察画像上に、重要組織を強調し
た診断画像を重ね合わせた画像を観察することが可能と
なるため、限られた視野内での操作が強いられていた内
視鏡操作を、重要組織との相関を把握しながら電動で安
全に行うことが可能となる。また、重要組織の近傍での
内視鏡操作時においては、安全に内視鏡観察ができる範
囲以外にはアームの移動を制限されているため、極めて
安全に内視鏡観察を行うことが可能となる。更には、万
一術者が患者に損傷を与えそうな誤った操作を行った場
合においても、同様にして安全に内視鏡観察ができる範
囲以外にはアームの移動を制限しているため、術部に損
傷を与える可能性が全くない。このため、手術の安全性
の飛躍的な向上と大幅な手術時間の短縮に効果を発揮す
るものである。
実際の顕微鏡/内視鏡観察画像上に、重要組織を強調し
た診断画像を重ね合わせた画像を観察することが可能と
なるため、限られた視野内での操作が強いられていた内
視鏡操作を、重要組織との相関を把握しながら電動で安
全に行うことが可能となる。また、重要組織の近傍での
内視鏡操作時においては、安全に内視鏡観察ができる範
囲以外にはアームの移動を制限されているため、極めて
安全に内視鏡観察を行うことが可能となる。更には、万
一術者が患者に損傷を与えそうな誤った操作を行った場
合においても、同様にして安全に内視鏡観察ができる範
囲以外にはアームの移動を制限しているため、術部に損
傷を与える可能性が全くない。このため、手術の安全性
の飛躍的な向上と大幅な手術時間の短縮に効果を発揮す
るものである。
【0146】(第3項〜第7項の目的)手術用顕微鏡と
内視鏡を併用して行われる手術において、診断画像(特
に重要組織の情報を強調したもの)と現在の手術部位の
情報をリアルタイムに重ねあわせて観察可能な上、重要
組織近傍では架台アームの動きを安全領域内に制限する
ことができる。また架台アームのバランス状態が悪化し
た場合には、架台アームの動きをバランス補正が自動的
に完了するまでは電動のみに限定することにより、安全
で容易な手術を行える手術機器を提供することが目的で
ある。
内視鏡を併用して行われる手術において、診断画像(特
に重要組織の情報を強調したもの)と現在の手術部位の
情報をリアルタイムに重ねあわせて観察可能な上、重要
組織近傍では架台アームの動きを安全領域内に制限する
ことができる。また架台アームのバランス状態が悪化し
た場合には、架台アームの動きをバランス補正が自動的
に完了するまでは電動のみに限定することにより、安全
で容易な手術を行える手術機器を提供することが目的で
ある。
【0147】(第3項の効果)本構成によると、術者は
実際の顕微鏡/内視鏡観察画像上に、重要組織を強調し
た診断画像を重ね合わせた画像を観察することが可能と
なるため、限られた視野内での操作が強いられていた内
視鏡操作を、重要組織との相関を把握しながら電動もし
くは直接手で安全に行うことが可能となる。また、重要
組織の近傍での内視鏡操作時においては、安全に内視鏡
観察ができる範囲以外にはアームの移動を制限されてい
るため、極めて安全に内視鏡観察を行うことが可能とな
る。また、内視鏡操作によるアームのバランス崩れを自
動的に検出、補正が出来るため、アームのバランス崩れ
が原因である急激な内視鏡移動が防止できる。更には、
万一術者が患者に損傷を与えそうな誤った操作を行った
場合においても、同様にして安全に内視鏡観察ができる
範囲以外には電動でのアーム移動を制限している。また
手動操作時においても、自動的にアームを固定すること
が可能となる。このため、術部に損傷を与える可能性が
全くない。これも、手術の安全性の飛躍的な向上と大幅
な手術時間の短縮に効果を発揮するものである。
実際の顕微鏡/内視鏡観察画像上に、重要組織を強調し
た診断画像を重ね合わせた画像を観察することが可能と
なるため、限られた視野内での操作が強いられていた内
視鏡操作を、重要組織との相関を把握しながら電動もし
くは直接手で安全に行うことが可能となる。また、重要
組織の近傍での内視鏡操作時においては、安全に内視鏡
観察ができる範囲以外にはアームの移動を制限されてい
るため、極めて安全に内視鏡観察を行うことが可能とな
る。また、内視鏡操作によるアームのバランス崩れを自
動的に検出、補正が出来るため、アームのバランス崩れ
が原因である急激な内視鏡移動が防止できる。更には、
万一術者が患者に損傷を与えそうな誤った操作を行った
場合においても、同様にして安全に内視鏡観察ができる
範囲以外には電動でのアーム移動を制限している。また
手動操作時においても、自動的にアームを固定すること
が可能となる。このため、術部に損傷を与える可能性が
全くない。これも、手術の安全性の飛躍的な向上と大幅
な手術時間の短縮に効果を発揮するものである。
【0148】(第8項〜第10項の目的)手術用顕微鏡
と内視鏡を併用して行われる手術において、診断画像
(特に重要組織の情報を強調したもの)と現在の手術部
位の情報をリアルタイムに重ねあわせて観察可能な上、
重要組織近傍では架台アームの動きを安全領域内に制限
することができる。また架台アームのバランス状態が悪
化した場合にはその旨を表示し、架台アームの動きをバ
ランス補正が完了するまで制限することにより、安全で
容易な手術を行える手術機器を提供することが目的であ
る。
と内視鏡を併用して行われる手術において、診断画像
(特に重要組織の情報を強調したもの)と現在の手術部
位の情報をリアルタイムに重ねあわせて観察可能な上、
重要組織近傍では架台アームの動きを安全領域内に制限
することができる。また架台アームのバランス状態が悪
化した場合にはその旨を表示し、架台アームの動きをバ
ランス補正が完了するまで制限することにより、安全で
容易な手術を行える手術機器を提供することが目的であ
る。
【0149】(第8項の効果)本構成によると、手術用
顕微鏡に内視鏡を装着して手術を行う場合においても、
内視鏡操作によるアームのバランス崩れを自動的に検出
及び表示を行い、バランスの補正を行うまでは手動によ
るアームの移動を制限する。このため、アームのバラン
ス崩れが原因である急激な内視鏡移動が防止できる。こ
れは、手術の安全性の飛躍的な向上に効果を発揮するも
のである。
顕微鏡に内視鏡を装着して手術を行う場合においても、
内視鏡操作によるアームのバランス崩れを自動的に検出
及び表示を行い、バランスの補正を行うまでは手動によ
るアームの移動を制限する。このため、アームのバラン
ス崩れが原因である急激な内視鏡移動が防止できる。こ
れは、手術の安全性の飛躍的な向上に効果を発揮するも
のである。
【0150】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の手術用顕
微鏡によれば、手術にとって有用な情報が得られるとと
もに、内視鏡先端によって組織を傷付けてしまうことが
なく、安全で容易な手術を行なうことができる。
微鏡によれば、手術にとって有用な情報が得られるとと
もに、内視鏡先端によって組織を傷付けてしまうことが
なく、安全で容易な手術を行なうことができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る手術用顕微鏡装
置の全体構成図である。
置の全体構成図である。
【図2】図1の手術用顕微鏡装置の顕微鏡の構成図であ
る。
る。
【図3】図2の顕微鏡の光学系の構成図である。
【図4】図1の手術用顕微鏡装置で生成される画像であ
る
る
【図5】本発明の第2の実施形態に係る手術用顕微鏡装
置の全体構成図である。
置の全体構成図である。
【図6】図5の手術用顕微鏡装置の顕微鏡の構成図であ
る。
る。
【図7】図5の手術用顕微鏡装置で生成される画像であ
る
る
【図8】本発明の第3の実施形態に係る手術用顕微鏡装
置の全体構成図である。
置の全体構成図である。
【図9】図8の手術用顕微鏡装置の顕微鏡の構成図であ
る。
る。
【符号の説明】 1…手術用顕微鏡(立体観察手段) 2…斜視用内視鏡(立体観察手段) 3…架台 11…操作アームユニット 43a,43b…撮像素子(立体画像撮像手段) 53a,53b…プロセッサ(画像計測手段) 58…位置演算装置(位置測定手段) 60…術前診断データ保存装置 61…画像合成装置(画像合成手段) 62…可動範囲演算装置(可動範囲演算手段) 63…アーム駆動制御装置(架台アーム制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 M // H04N 13/02 13/02 13/04 13/04 (72)発明者 深谷 孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H052 AA13 AB19 AB24 AB25 AB26 AD05 AD32 AF01 AF14 AF22 AF25 5C054 AA01 CC07 FD01 FE13 GA00 GB01 HA12 5C061 AA03 AA11 AB06 AB08 AB14
Claims (1)
- 【請求項1】 術部を立体的に観察するための立体観察
手段と、立体観察手段を3次元的に保持する移動可能な
架台アームとを有する手術用顕微鏡装置において、 前記立体観察手段に設けられ、立体観察手段によって得
られた立体画像を撮像する立体画像撮像手段と、 前記立体画像撮像手段によって撮像された画像の3次元
計測を行なう画像計測手段と、 術前の診断画像を保存する保存装置と、立体観察手段に
よる観察位置を測定する位置測定手段とからなり、術前
の診断画像と現在の観察位置とを一致させた3次元画像
データ信号を形成するナビゲーション装置と、 前記ナビゲーション装置からの信号と前記画像計測手段
からの計測結果とに基づいて3次元画像を合成する画像
合成手段と、 前記画像合成手段によって合成された3次元画像に基づ
いて架台アームの可動範囲を演算する可動範囲演算手段
と、 前記可動範囲演算手段の演算結果に基づいて架台アーム
の移動を制御する架台アーム制御手段と、 を具備することを特徴とする手術用顕微鏡装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11229235A JP2001046399A (ja) | 1999-08-13 | 1999-08-13 | 手術用顕微鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11229235A JP2001046399A (ja) | 1999-08-13 | 1999-08-13 | 手術用顕微鏡装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001046399A true JP2001046399A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=16888955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11229235A Withdrawn JP2001046399A (ja) | 1999-08-13 | 1999-08-13 | 手術用顕微鏡装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001046399A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003066336A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-05 | Olympus Optical Co Ltd | 手術用顕微鏡 |
| JP2003084201A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | Olympus Optical Co Ltd | 顕微鏡システム |
| EP1235094A3 (de) * | 2001-02-23 | 2003-03-19 | Leica Microsystems AG | Erweiterte Blendensteuerung für Bildeinblendungen in einem Stereomikroskop |
| WO2002084365A3 (de) * | 2001-04-12 | 2003-05-01 | Leica Microsystems | Erweiterte blendensteuerung für bildeinblendungen in einem stereomikroskop |
| WO2002084366A3 (de) * | 2001-04-12 | 2003-05-08 | Leica Microsystems | Optische betrachtungseinrichtung mit einer ein- und/oder ausspiegelung von bilddaten mit zusätzlichen blenden |
| JP2003215465A (ja) * | 2001-12-21 | 2003-07-30 | Leica Microsystems (Schweiz) Ag | 光学装置の支持装置 |
| EP1400828A1 (de) * | 2002-09-17 | 2004-03-24 | Möller-Wedel GmbH | Operationsmikroskopsystem |
| JP2006102155A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Mitaka Koki Co Ltd | 手術顕微鏡用スタンド装置 |
| WO2009075268A1 (ja) * | 2007-12-11 | 2009-06-18 | Mitaka Kohki Co., Ltd. | 立体顕微鏡 |
| JP2012150476A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Oculus Optikgeraete Gmbh | 位置決めユニット及びモニタリング装置 |
| US8477416B2 (en) | 2007-12-11 | 2013-07-02 | Mitaka Kohki Co., Ltd. | Stereomicroscope |
| DE102015214082A1 (de) * | 2015-07-24 | 2016-08-11 | Carl Zeiss Meditec Ag | Operationsmikroskop mit Einkoppelmodul und Auskoppelmodul |
| JP2017510837A (ja) * | 2014-02-19 | 2017-04-13 | カール・ツアイス・メディテック・アーゲー | 対象領域の観察画像の生成 |
| JP2017513553A (ja) * | 2014-03-19 | 2017-06-01 | ライカ マイクロシステムズ (シュヴァイツ) アクチエンゲゼルシャフトLeica Microsystems (Schweiz) AG | 手術用顕微鏡スタンド |
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| CN110426834A (zh) * | 2019-08-14 | 2019-11-08 | 濮阳市精准医疗科技有限公司 | 一种4d数码手术显微镜 |
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| WO2023066019A1 (zh) * | 2021-10-21 | 2023-04-27 | 上海微创医疗机器人(集团)股份有限公司 | 手术机器人系统、安全控制方法、从端装置及可读介质 |
-
1999
- 1999-08-13 JP JP11229235A patent/JP2001046399A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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