JP2001044291A - 半導体装置のための保護装置 - Google Patents
半導体装置のための保護装置Info
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Abstract
に耐え得るような半導体装置を提供する。 【解決手段】 保護回路40は、FET41、コンデン
サ42及びこれに並列接続した直列回路43を備えてい
る。コンデンサ42はFET41のゲート・ドレイン間
に接続されている。FET41は、そのソースにて、ツ
ェナーダイオード50を介しFET10のゲートに接続
されている。
Description
サージから保護する保護機能を備えた半導体装置のため
の保護装置に関するものである。
図22にて示すようなものがある。この半導体装置の保
護装置では、誘導性負荷1からのサージ電圧に対するサ
ージ耐量を向上させるために、複数のクランプ用ツェナ
ーダイオードの直列回路3が、二重拡散MOS型(以
下、DMOS型という)の電界効果形トランジスタ2の
ドレイン及びゲート間に配置されている。
らサージ電圧が印加された場合に、直列回路3の各ツェ
ナーダイオードを電界効果トランジスタ2よりも低い電
圧でブレークさせることで、このトランジスタ2のゲー
トに電荷を注入して当該トランジスタ2をオンし、上記
サージ電圧に基づくサージ電流をトランジスタ2を通し
て流すようにしている。以下、本明細書において、電界
効果トランジスタはFETという。
数をもつため、電流集中が起こりにくい。従って、FE
T2の内部ブレークが起きず、当該FET2の寄生トラ
ンジスタ2aは動作しない。よって、半導体装置に対す
るサージ耐量を向上させることができる。
装置において、直列回路3の各ツェナーダイオードは、
ボロン、リン等を交互にドープした多重のポリシリコン
ツェナーダイオードであったり、パワーICの内部にベ
ース・エミッタ層を拡散させて作ったツェナーダイオー
ドを多重にしたダイオードであったりする。
ため、ツェナーダイオードのサイズは、一般に、FET
2に比べて、非常に小さいものである。
ドの内部抵抗は、通常、約1kΩと大きく、かつ、電流
を流すためには各ツェナーダイオードのブレーク電圧
(通常、FET2の耐圧よりも10V程低い電圧)を維
持しなければならないため、FET2のゲートに十分な
バイアスをかけることができない。よって、FET2の
オン動作で流せる電流量が少なく、静電放電(以下、E
SDという)等の高速で大電流のサージに対する耐量は
あまり改善されないという不具合がある。
公報にて示すような半導体装置が提案されている(図2
3参照)。
性負荷1とFET2のゲートとの間に、保護回路4、逆
流防止用ツェナーダイオード5及び抵抗6が接続された
構成となっている。
えており、このFET4aは、そのドレインにて、FE
T2のドレインに接続され、そのソースにて、ツェナー
ダイオード5及び抵抗6を介しFET2のゲートに接続
されている。
備えており、このコンデンサー4bは、FET4aのゲ
ート・ドレイン間に接続されている。また、このコンデ
ンサー4bには、複数のクランプ用ツェナーダイオード
を直列接続してなる直列回路4cが並列接続されてい
る。
からのサージ電圧が保護回路4に印加されると、サージ
電流が、初期的には、コンデンサ4bを通りFET4a
のゲートに流入してこのFET4aをオンさせる。
圧に基づくサージ電流が、FET4a、ツェナーダイオ
ード5及び抵抗6を通りFET2のゲートに流入してこ
のFET2をオンさせる。このため、誘導性負荷1から
のサージ電流がFET2を通り流れる。
な高速大電流を生ずるサージ(10nsec程度の動作
時間、160A程度のピーク電流、150Ω、150p
F、25kV放電)の場合、FET4aをオンさせて、
FET2のゲートを瞬時(例えば、1nsec以内)に
高い電圧(例えば、FET2のしきい値の10倍の電
圧)に充電して、FET2のオン動作によりサージ電流
を流す必要がある。
ーダイオード5とFET2のゲートとの間に接続されて
いると、FET2のゲートに対する充電電流が抵抗6に
より絞られてしまい、FET2のゲートを瞬時にかつ十
分に充電することができない。
ランシェブレークを引き起こし、最悪の場合、FET2
の寄生のバイポーラトランジスタが動作して電流集中に
よる永久破壊を引き起こし易くなる。その結果、FET
2のESD耐量、ひいては半導体装置のESD耐量が低
下するという不具合を招く。
処するため、ESDのような高速サージに対しても十分
に耐え得るような保護機能を備えた半導体装置を提供す
ることを目的とする。
り、請求項1に記載の発明では、半導体基板に形成され
た主トランジスタ(10)を高速サージから保護する保
護装置が、主トランジスタの制御端子に直接にカソード
が接続された逆流阻止用ツェナーダイオード(50)
と、このツェナーダイオードのアノード及び主トランジ
スタの入力端子にそれぞれ接続された出力端子及び入力
端子を備える保護用トランジスタ(41)と、この保護
用トランジスタの制御端子と主トランジスタの入力端子
との間に接続されて高速サージに基づき生ずる初期サー
ジ電流を保護用トランジスタの制御端子に流入させる保
護用コンデンサ(42)とを備える。
流入によりオンしたとき、高速サージに基づき初期サー
ジ電流に後続して生ずる次期サージ電流を逆流阻止用ツ
ェナーダイオードを通して主トランジスタの制御端子に
流入させ、主トランジスタは、次期サージ電流の流入に
よりオンしたとき、高速サージに基づき次期サージ電流
に後続して生ずる最終サージ電流を流す。
ランジスタとの間には、抵抗が接続されておらず、内部
抵抗値の非常に小さい逆流阻止用ツェナーダイオードの
みが接続されているから、保護用トランジスタを流れる
次期サージ電流は、何ら絞られることなく、逆流阻止用
ツェナーダイオードを通り主トランジスタの制御端子に
流入する。
は、次期サージ電流が充電電流として瞬時にかつ十分に
流入する。従って、主トランジスタは、瞬時にオンし、
寄生素子を構成するダイオードのアバランシェブレーク
を引き起こしたり、寄生素子を構成するトランジスタの
動作をもたらすことなく、上記最終サージ電流を駆動用
トランジスタを通して流すことができる。よって、半導
体装置のESD耐量を十分に確保できる。
基板に形成された主トランジスタ(10)を高速サージ
から保護する保護装置が、主トランジスタの制御端子に
直接接続されたカソードを有する逆流阻止用ツェナーダ
イオード(50)と、このツェナーダイオードのアノー
ド及び主トランジスタの入力端子にそれぞれ接続された
出力端子及び入力端子を有する保護用トランジスタ(4
6)と、この保護用トランジスタの制御端子と主トラン
ジスタの入力端子との間に接続されて高速サージに基づ
き生ずる初期サージ電流を保護用トランジスタの制御端
子に流入させるツェナーダイオード回路(45a、45
b、48)とを備える。
ジ電流によりオンしたとき、高速サージに基づき初期サ
ージ電流に後続して生ずる次期サージ電流を逆流阻止用
ツェナーダイオードを通して主トランジスタの制御端子
に流入させ、主トランジスタは、次期サージ電流により
オンしたとき、高速サージに基づき次期サージ電流に後
続して生ずる最終サージ電流を流す。
ランジスタの入力端子に流入するとき、ツェナーダイオ
ード回路のツェナーダイオードがブレークして当該次期
サージ電流を保護用トランジスタの制御端子に流入させ
て充電し当該保護用トランジスタをオンする。これに伴
い、主トランジスタがオンして最終サージ電流を流す。
同様の作用効果を達成できる。
求項1又は2に記載の半導体装置のための保護装置にお
いて、主トランジスタ及び保護用トランジスタは、MO
S型FETであってもよい。
1に記載の半導体装置のための保護装置において、保護
用トランジスタと保護用コンデンサとの間に接続され、
初期サージ電流を増幅して保護用トランジスタの制御端
子に流入する補助保護用トランジスタを備えるこれによ
れば、初期サージ電流が保護用コンデンサを通り流れる
ことで補助保護用トランジスタがその制御端子にて当該
保護用コンデンサにより充電されるのに対し、保護用ト
ランジスタは、その制御端子にて、オンした補助保護用
トランジスタにより充電される。よって、補助保護用ト
ランジスタの制御端子の電圧をより高い電圧に昇圧でき
る。従って、より多くの電流を主トランジスタに流すこ
とができる。
イアス電圧がより一層高くなるから、主トランジスタの
オンに伴う飽和電流の最大値も大きくなる。このため、
ESD耐量をより一層向上できる。
2に記載の半導体装置のための保護装置において、保護
用トランジスタと前記保護用コンデンサとの間に接続さ
れ、前記初期サージ電流を増幅して前記保護用トランジ
スタの制御端子に流入する補助保護用トランジスタを備
える。
同様の作用効果を達成できる。
請求項4又は5に記載の半導体装置のための保護装置に
おいて、主トランジスタ並びに保護用及び補助保護用ト
ランジスタは、MOS型FETであってもよい。
1に記載の半導体装置のための保護装置において、保護
用トランジスタは逆流素子用ツェナーダイオードを内蔵
している。これにより、請求項1に記載の発明の作用効
果をより一層向上できる。
2に記載の半導体装置のための保護装置において、保護
用トランジスタは逆流素子用ツェナーダイオードを内蔵
している。これにより、請求項2に記載の発明の作用効
果をより一層向上できる。
1に記載の半導体装置のための保護装置において、保護
用コンデンサに並列接続された保護用ツェナーダイオー
ドを備え、保護用コンデンサに流れる電流が第1の初期
サージ電流であり、保護用ツェナーダイオードに流れる
電流が第1の初期サージ電流に後続する第2の初期サー
ジ電流である。
効果をより一層向上できる。
請求項7乃至9のいずれか一つに記載の半導体装置のた
めの保護装置において、主トランジスタはMOSFET
であり、保護用トランジスタはバイポーラトランジスタ
であってもよい。
項4に記載の半導体装置のための保護装置において、保
護用トランジスタは逆流素子用ツェナーダイオードを内
蔵している。これにより、請求項4に記載の発明の作用
効果をより一層向上できる。
項5に記載の半導体装置のための保護装置において、保
護用トランジスタは逆流素子用ツェナーダイオードを内
蔵している。請求項5に記載の発明の作用効果をより一
層向上できる。
請求項11又は12に記載の半導体装置のための保護装
置において、主トランジスタはMOSFETであり、保
護用及び補助保護用トランジスタはバイポーラトランジ
スタであってもよい。
体基板に形成されて主トランジスタ(10)を高速サー
ジから保護する保護装置が、主トランジスタの制御端子
に接続されたカソードを有する逆流阻止用ツェナーダイ
オード(50)と、この逆流阻止用ツェナーダイオード
のアノード及び主トランジスタの入力端子にそれぞれ接
続されたアノード及びカソードを有する保護用ツェナー
ダイオード(61)と、この保護用ツェナーダイオード
に並列接続されて高速サージに基づき生ずる初期サージ
電流を逆流阻止用ツェナーダイオードを通して主トラン
ジスタの制御端子に流入させる保護用コンデンサ(62
b)とを備える。
速サージに基づき初期サージ電流に後続して生ずる次期
サージ電流を逆流阻止用ツェナーダイオードを通して主
トランジスタの制御端子に流入させ、主トランジスタ
は、初期サージ電流及び次期サージ電流の流入によりオ
ンしたとき、高速サージに基づき次期サージ電流に後続
して生ずる最終サージ電流を流す。
ンデンサ及び逆流阻止用ツェナーダイオードを通り主ト
ランジスタの制御端子に流入し、ついで、次期サージ電
流が保護用ツェナーダイオード及び逆流阻止用ツェナー
ダイオードを通り主トランジスタの制御端子に流入す
る。
ードと主トランジスタの制御端子との間には、抵抗が接
続されておらず、内部抵抗値の非常に小さい逆流阻止用
ツェナーダイオードのみが接続されている。
流は、何ら絞られることなく、逆流阻止用ツェナーダイ
オードを通り主トランジスタの制御端子に順次充電電流
として瞬時にかつ十分に流入する。
寄生素子であるダイオードのアバランシェブレークや寄
生素子であるトランジスタの動作を招くことなく最終サ
ージ電流を流せる。その結果、半導体装置のESD耐量
の向上につながる。
体基板に形成された主トランジスタ(10)を高速サー
ジから保護する保護装置が、主トランジスタの制御端子
に接続されたカソードを有する逆流阻止用ツェナーダイ
オード(50)と、この逆流阻止用ツェナーダイオード
のアノード及び主トランジスタの入力端子にそれぞれ接
続された出力端子及び入力端子とを有する複数のトラン
ジスタ(71乃至74)を初段及び後続段のトランジス
タとしてダーリントン接続してなる保護用トランジスタ
回路(70)とを備える。
後続段のトランジスタを高速サージに基づき生ずる初期
サージ電流によりオンし、このオンに伴い初段のトラン
ジスタをオンし、初段のトランジスタは、そのオンによ
り、高速サージに基づき初期サージ電流に後続して生ず
る次期サージ電流を主トランジスタの制御端子に流入さ
せ、主トランジスタは、次期サージ電流の流入によりオ
ンしたとき、高速サージに基づき次期サージ電流に後続
して生ずる最終サージ電流を流す。これによれば、上記
ダーリントン接続した複数のトランジスタの増幅作用に
より、逆流阻止用ツェナーダイオードを通り主トランジ
スタの制御端子に流入する電流を十分に増幅できる。よ
って、主トランジスタが瞬時にオンして最終サージ電流
を寄生素子の動作を招くことなく十分に流せる。その結
果、半導体装置のESD耐量の向上を確保できる。
請求項15に記載の半導体装置のための保護装置におい
て、主トランジスタ及び保護用回路の各トランジスタは
MOSFETであってもよい。
請求項1に記載の半導体装置のための保護装置におい
て、保護用トランジスタに対して並列に接続されるもの
であって、アノードが主トランジスタの上記入力端子に
接続され、カソードがツェナーダイオードのカソードに
接続される保護用ツェナーダイオードを備え、主トラン
ジスタはその入力端子に接続された負荷への電流供給を
制御するものであり、負荷は通電を遮断された際に負荷
サージを発生させるものであり、高速サージは静電放電
によって生ずるものであり、負荷サージは高速サージで
あるに比べてその周波数が小さいものであって、この負
荷サージに対して保護用ツェナーダイオードは保護用ト
ランジスタが保護用コンデンサによってオンするより先
にブレイクダウンし、主トランジスタをオンさせるもの
である。
小さい負荷サージによりブレイクダウンし、主トランジ
スタをオンさせるようにしているので、高速サージだけ
でなく負荷サージにおいても主トランジスタを保護でき
る。
請求項17に記載の半導体装置のための保護装置におい
て、高速サージはその周波数がGHzのレンジであり、
負荷サージはその周波数がkHzのレンジであってもよ
い。
請求項1又は17に記載の半導体装置のための保護装置
において、逆流阻止用ツェナーダイオードを介して次期
サージ電流が主トランジスタの制御端子に流入するまで
の動作抵抗をRhとし、主トランジスタを駆動するため
の駆動回路からの経路に配置された駆動抵抗をRdとし
たとき、Rd>Rhの関係がある。
Tを動作させるために必要とされる駆動抵抗での電圧降
下が主FETのしきい値電圧よりも十分に高い電圧とな
り、その結果、請求項1又は17に記載の発明の作用効
果をより一層向上できる。
請求項17に記載の半導体装置のための保護装置におい
て、逆流阻止用ツェナーダイオードを介して負荷サージ
電流が主トランジスタの制御端子に流入するまでの動作
抵抗をRhとし、主トランジスタを駆動するための駆動
回路からの経路に配置された駆動抵抗をRdとしたと
き、Rd>Rhの関係がある。
FETを動作させるために必要とされる駆動抵抗での電
圧降下が主FETのしきい値電圧よりも十分に高い電圧
となり、その結果、請求項17に記載の発明の作用効果
をより一層向上できる。
請求項1に記載の半導体装置のための保護装置におい
て、主トランジスタは半導体基板上に単一セルを複数個
有するセル領域として形成されるものであり、主トラン
ジスタの上記制御端子は複数個の単一セル毎の共通の端
子として形成されているものであり、当該端子はセル領
域外に引き出され、当該セル領域外においてこのセル領
域を囲うように半導体基板の表面に形成された信号印加
用電極に接続されるものであって、当該信号印加用電極
は、逆流阻止用ツェナーダイオードのカソードが接続さ
れ、カソードから信号印加用電極までの配線幅よりも広
い配線幅となっている。
記載の発明の作用効果をより一層向上できる。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
に基づいて説明する。
れた半導体装置の第1実施形態を示している。
LDMOSという)の負荷駆動用FET10を備えてお
り、このFET10は、そのドレインにて、負荷20に
接続されている。
ート駆動回路30からツェナーダイオード31、抵抗3
2(約1kΩの抵抗値を有する)及びツェナーダイオー
ド直列回路33を介しパルス電圧を印加されてスイッチ
ング作動するようになっている。なお、FET10は、
以下、主FET10という。
とく、内部ダイオード11、内部抵抗12及び寄生トラ
ンジスタ13を形成してなる。なお、負荷20の端子か
らは、ESD等のサージが半導体装置に印加される。
各ツェナーダイオードは、npn型トランジスタのベー
ス・エミッタにより構成されており、これらツェナーダ
イオードの耐圧は約8Vである。また、当該ツェナーダ
イオードの数は、主FET10のゲート酸化膜の絶縁耐
圧以下になるように3個となっている。また、ツェナー
ダイオード31は、ゲート駆動回路30のパルス電圧を
動作電圧にクランプする役割を果たすもので、このツェ
ナーダイオード31の耐圧は、主FET10のゲート駆
動電圧(約8V)に設定されている。
FET10のゲートとドレインとの間に接続した保護回
路40及び逆流防止用ツェナーダイオード50を備えて
いる。
を備えており、このFET41は、そのドレインにて、
主FET10のドレインに接続されている。また、当該
FET41のソースは、ツェナーダイオード50を介し
て主FET10のゲートに接続されている。なお、FE
T41も主FET10と同様に内部ダイオード、内部抵
抗及び寄生トランジスタを形成してなる。また、FET
41は、以下、補助FET41という。
ゲートとドレインとの間に接続したコンデンサ42と、
このコンデンサ42に並列接続したツェナーダイオード
直列回路43(複数のツェナーダイオードの直列回路か
らなる)とを備えている。なお、コンデンサ42は、シ
リコン基板上に形成された酸化膜を用いて形成されてい
る。
ESDを印加されて、当該ESDに基づき生ずる初期サ
ージ電流を流入させ、補助FET41はESDに基づき
初期サージ電流に後続して生ずる次期サージ電流を流入
させ、ツェナーダイオード直列回路43は、負荷20の
サージに含まれるESDよりも遅いサージ電流を流入さ
せる役割をそれぞれ果たす。なお、図1にて符号44
は、補助FET41をオフするためのプルダウン抵抗を
示す。
にて、補助FET41のソースに接続されており、この
ツェナーダイオード50のカソードは、主FET10の
ゲートに接続されている。このツェナーダイオード50
は、主FET10がオンしたときの逆流防止用としての
役割を果たすもので、このツェナーダイオード50の耐
圧は、主FET10のゲート駆動電圧(約8V)以上に
設定されている。なお、図1にて、符号34は、接地ラ
インからのサージを防止するツェナーダイオード(耐圧
100V程度を有する)を示す。
ては、負荷20から半導体装置にESDが印加される
と、このESDに基づく初期サージ電流がコンデンサ4
2を通り補助FET41のゲートに流入する。なお、こ
の補助FET41の面積は主FET10の面積よりも小
さく、補助FET41のゲートの入力容量は小さくして
あるから、この補助FET41は短時間でオンする。こ
れにより、当該補助FET41のドレイン・ソース間が
低い抵抗で導通した状態となる。
流が当該補助FET41を通り主FET10のゲートに
ツェナーダイオード50を通り流入する。
41のソースと主FET10のゲートとの間には、抵抗
が接続されておらず、ツェナーダイオード50のみが接
続されている。しかも、このツェナーダイオード50の
内部抵抗値は非常に小さい。
ジ電流は、何ら絞られることなく、ツェナーダイオード
50を通り主FET10のゲートに流入する。このこと
は、主FET10のゲートには、上記次期サージ電流が
充電電流として瞬時にかつ十分に流入することを意味す
る。
し、内部ダイオード11のアバランシェブレークを引き
起こしたり、内部トランジスタ13の動作をもたらすこ
となく、ESDに基づいて上記次期サージ電流に後続し
て生ずる最終サージ電流を流入させる。
十分に確保できる。
ンサ42が、上述のごとく、補助FET41のドレイン
・ゲート間に接続されている。このため、補助FET4
1のドレインに上記次期サージ電流が流れ込む場合、当
該次期サージ電流の一部が補助FET41のゲートにコ
ンデンサ42を通り流入する。ここで、特に、ESDの
ように高速(数n秒程度)のサージに対しては、コンデ
ンサ42のインピーダンスが低くなるため、より多くの
電流を当該コンデンサ42を通して流すことができる。
れしきい値以上になれば、当該補助FET41は動作状
態に入りより多くのサージ電流を流すことができる。ま
た、一般に、コンデンサの方が、従来のツェナーダイオ
ードに比べ、同一サイズでみたとき、インピーダンスを
小さく設計できるので、ESDサージ耐量を従来よりも
向上できる。
イオードを用いる場合には、ESDサージの印加に対し
て、ツェナーダイオードを補助FET41よりも早くブ
レークさせ主FET10のゲート電圧を十分に上昇する
ため、ツェナーダイオードの耐圧を補助FET41の耐
圧よりもかなり低い値に設定する必要があるため、主F
ET10の実質的な耐圧の低下を招くことになるが、本
第1実施形態のようにコンデンサ42を用いる保護回路
では、そのような補助FET41の耐圧の低下を招くこ
とがない。
装置においてESD波形及び図1に示す保護回路の動作
時期を示すと、図2(a)のようになる。これによれ
ば、ESD波形は数nsec〜10nsecにて立ち上
がり、ピークが200A程度まで上昇する。このような
サージに対して、コンデンサ42が時間Taにて動作
し、補助FET41のゲートに初期サージを注入する。
時間Tbになると補助FET41が動作し、次期サージ
を主FET10のゲートに注入する。時間Tcになると
主FET10が動作し、図2(a)に示す主FET動作
範囲において最終サージを吸収するものとなる。
においてツェナーダイオード50に抵抗を直列接続し
て、ESD破壊電圧が当該抵抗の抵抗値に応じてどのよ
うに変化するかにつき検討してみたところ、図2(b)
にて示すようなグラフが得られた。
なるにつれて、ESD破壊電圧が低くなる。例えば、上
記従来例のように当該抵抗の抵抗値を50Ωにすると、
ESD破壊電圧は、本第1実施形態のように上記抵抗を
接続しない場合に比べて、半分に低下し、当該抵抗の抵
抗値の減少に伴い上昇する。
を接続しなければ、ESD破壊電圧を最大に維持でき、
従って、ESD耐量を最大に維持できる。
から半導体装置に印加されると、ツェナーダイオード直
列回路43のツェナーダイオードがブレークし、当該遅
いサージに基づくサージ電流は、ツェナーダイオード直
列回路43を通り補助FET41のゲートへ流入して当
該補助FET41をオンし、これに伴い、主FET10
をオンしてこの主FET10を流れる。これにより、E
SDよりも遅いサージから半導体装置が保護され得る。
形態につき図3乃至図5を参照して説明する。
上記第1実施形態にて述べた保護回路40に代えて、ツ
ェナーダイオード50と負荷20との間に接続されてい
る。
と、コンデンサ62bの寄生抵抗62aとコンデンサ6
2bとの直列回路62とを備えている。ツェナーダイオ
ード61は、そのカソードにて、主FET10のドレイ
ンに接続されており、このツェナーダイオード61のア
ノードは、ツェナーダイオード50を介し主FET10
のゲートに接続されている。なお、その他の構成は上記
第1実施形態と同様である。
負荷20から半導体装置にESDが印加されると、上記
初期サージ電流が直列回路62を通り、ツェナーダイオ
ード50を介して主FET10のゲートに流入し、つい
で、上記次期サージ電流がツェナーダイオード61を通
り主FET10のゲートにツェナーダイオード50を通
り流入する。
イオード61のアノードと主FET10のゲートとの間
には、抵抗が接続されておらず、ツェナーダイオード5
0のみが接続されている。しかも、このツェナーダイオ
ード50の内部抵抗値は上述のごとく非常に小さい。
62を流れる上記初期サージ電流及びツェナーダイオー
ド61を流れる上記次期サージ電流は、共に、何ら絞ら
れることなく、ツェナーダイオード50を通り主FET
10のゲートに流入する。このことは、主FET10の
ゲートには、上記初期サージ電流及び次期サージ電流が
順次充電電流として瞬時にかつ十分に流入することを意
味する。
し、内部ダイオード11のアバランシェブレークを引き
起こしたり、内部トランジスタ13の動作をもたらすこ
となく、ESDに基づく上記最終サージ電流を流入させ
る。
助FET41がなくても、本第2実施形態におけるよう
なコンデンサ62bを含む直列回路62とツェナーダイ
オード61との相乗作用により、当該半導体装置のES
D耐量を十分に確保できる。
装置において、ESD破壊電圧とコンデンサ62bの静
電容量との関係につき、ツェナーダイオード61の有
無、ツェナーダイオード61のツェナー電圧VZD及び抵
抗器62aの抵抗値Rをパラメータとして検討してみた
ところ、図4にて各符号L1乃至L4で示すようなグラ
フが得られた。ここで、グラフL4は、ツェナーダイオ
ード61がない場合を示し、グラフL3は、ツェナー電
圧VZD=51(V)で抵抗値R=10(Ω)の場合を示
し、グラフL2は、ツェナー電圧VZD=43(V)で抵
抗値R=10(Ω)の場合を示し、グラフL1は、ツェ
ナー電圧VZD=34(V)で抵抗値R=10(Ω)の場
合を示す。
にかけて、ESD破壊電圧は、順次低くなり、また、コ
ンデンサ62bの静電容量の大きい程、高いことが分か
る。
(pF)、抵抗値R=5(Ω)及びツェナー電圧VZD=
34(V)のときの上記初期サージ電流は、図5にて符
号G1で示すように変化し、また、上記次期サージ電流
は、図5にて符号G2で示すように変化する。
イオード61の実質的な並列回路によれば、本第2実施
形態の上記作用効果を達成できることが分かる。
施形態を示している。
が、上記第1実施形態にて述べた保護回路40に代えて
採用されている。
いてMOSFET41の代わりにバイポーラトランジス
タ63を採用してツェナーダイオード50を廃止した構
成を有している。バイポーラトランジスタ63は、その
コレクタにて、主FET10のドレインに接続されてお
り、このバイポーラトランジスタ63のエミッタは主F
ET10のゲートに接続されている。また、バイポーラ
トランジスタ63のベースは、ツェナーダイオード61
と直列回路62との並列回路を通してバイポーラトラン
ジスタ63のコレクタに接続されている。その他の構成
は、上記第1実施形態と同様である。
て、負荷20から半導体装置にESDが印加されると、
上記初期サージ電流が、直列回路62を通りバイポーラ
トランジスタ63のベースに流入し、ついで、上記次期
サージ電流がツェナーダイオード61を通りバイポーラ
トランジスタ63のベースに流入する。これらの流入電
流に伴いバイポーラトランジスタ63がオンする。
ーラトランジスタ63を通り、充電電流として主FET
10のゲートに直接流入する。
電流増幅作用を有するから、主FET10のゲートの充
電が迅速になされる。
オンし、内部ダイオード11のアバランシェブレークを
引き起こしたり、内部トランジスタ13の動作をもたら
すことなく、上記最終サージ電流を流入させる。
うな補助FET41がなくても、本第3実施形態におけ
るような直列回路62とツェナーダイオード61との相
乗作用及びバイポーラトランジスタ63の採用により、
当該半導体装置のESD耐量を十分に確保できる。
けるエミッタ・ベースの間の部分が逆流防止用ツェナー
ダイオード50と同様の役割を果たす。換言すれば、バ
イポーラトランジスタ63が、必然的に、ツェナーダイ
オード50と同様の逆流防止用ツェナーダイオードを内
蔵することとなるから、上記各実施形態にて述べたよう
な逆流防止用ツェナーダイオード50を採用する必要が
ない。従って、半導体装置の構成素子の減少を確保しつ
つ上記作用効果を達成できる。
を、特開平8−64812号公報に記載の保護装置(図
23参照)の作用効果との比較において述べれば、特開
平8−64812号公報に記載の保護装置では、そのF
ET4aがFET2のゲートとドレインとの間に接続さ
れている。このため、ゲート駆動回路によりFET2の
ゲートをバイアスして当該FET2をオンさせる場合、
ゲート駆動回路からFET4aを通りFET2のドレイ
ン側に電流が逆流しないようにするため、ツェナーダイ
オード5が必然的にFET2のゲートとFET4aのソ
ースとの間に接続される。
ド5は、必ず、内部に寄生抵抗を含む。このため、寄生
抵抗を小さくすると、ツェナーダイオード5のサイズが
大きくなり、コストの上昇を招く。逆に、ツェナーダイ
オードのサイズを小さくすると、寄生抵抗が大きくなっ
て、ESD印加時のFET2のゲート充電電流を絞りE
SD耐量を下げるという不具合を招く。
ーラトランジスタ63を採用すれば、逆流防止用ツェナ
ーダイオードという構成素子の減少を確保しつつ、上記
作用効果を達成できる。
施形態を示している。
上記第1実施形態にて述べた保護回路40(図1参照)
に代えて、採用されている。
つのLDMOS型FET71乃至74を備えている。F
ET71は、そのドレインにて、上記第1実施形態にて
述べた主FET10のドレインに接続されており、この
FET71のソースは、ツェナーダイオード50を通り
主FET10のゲートに接続されている。
は、共に、FET71のドレインに接続されており、F
ET72のソースはFET71のゲートに接続され、F
ET73のソースはFET72のゲートに接続され、ま
た、FET74のソースはFET73のゲートに接続さ
れている。
ソース間に接続され、抵抗76は、FET72のゲート
・ソース間に接続され、抵抗77は、FET73のゲー
ト・ソース間に接続され、抵抗78は、FET74のゲ
ート・ソース間に接続されている。その他の構成は上記
第1実施形態と同様である。
て、負荷20から半導体装置にESDが印加されると、
上記初期サージ電流が直列回路79を経由して保護回路
70のFET74のゲートに流入する。これに伴い当該
FET74がオンすると、上記初期サージ電流がFET
74を通りFET73のゲートに流入して当該FET7
3をオンさせる。すると、上記初期サージ電流がFET
73を通りFET72のゲートに流入してこのFET7
2をオンさせる。これに伴い、上記初期サージ電流がF
ET72を通りFET71のゲートに流入して当該FE
T71をオンする。
上記次期サージ電流が当該FET71及びツェナーダイ
オード50を通り主FET10のゲートに流入する。
ダーリントン接続されているから、その増幅作用は大き
い。また、上記第1実施形態と同様に、FET71のソ
ースと主FET10のゲートとの間には、抵抗が接続さ
れておらず、ツェナーダイオード50のみが接続されて
いる。しかも、このツェナーダイオード50の内部抵抗
値は上述のごとく非常に小さい。
ジ電流は、何ら絞られることなく、ツェナーダイオード
50を通り主FET10のゲートに迅速に流入する。こ
のことは、主FET10のゲートには、上記次期サージ
電流が充電電流として瞬時にかつ十分に流入することを
意味する。
し、内部ダイオード11のアバランシェブレークを引き
起こしたり、内部トランジスタ13の動作をもたらすこ
となく、ESDのうち上記次期サージ電流に後続する最
終サージ電流を流入させる。
十分に確保できる。
ージ電流は、各FET74乃至71及び主FET10を
通り流れる。
実施形態にて述べたツェナーダイオード直列回路43及
びコンデンサ42や上記第3実施形態にて述べた直列回
路62及びツェナーダイオード61に代えて、3段のF
ET74乃至72を採用しても、上述のような作用効果
を上記第1或いは第2の実施形態と同様に達成できる。
路70におけるFETの個数とESD破壊電圧との関係
を調べてみたところ、図8のような結果が得られた。こ
れによれば、FETの個数が多い程ESD破壊電圧が高
くなり、従って、半導体装置のESD耐量が増大するこ
とが分かる。特に2段以上でその効果が急に大きくな
り、また飽和し始めることを理解できる。 (第5実施形態)図9は、本発明の第5実施形態を示し
ている。この第5実施形態では、上記第1実施形態にて
述べた回路において、ツェナーダイオード直列回路43
を外し、補助FET41のソース・ドレイン間に保護用
ツェナーダイオード回路81を新たに追加した保護回路
80としたものである。なお、図1に示す回路と同じ素
子には同一の符号を付して説明は省略する。
サ42及び補助FET41からなるESDの保護のため
の回路である。ESDはそのスピードが約数10nse
cのオーダーの非常に速いサージであり、その周波数も
GHzのオーダーである。このような高速サージを主F
ET10にて吸収するためには、補助FET41を高速
で動作させる必要があり、そのため、コンデンサ42は
例えば20pF程度のものを用いて高周波のサージを素
早く補助FET41のゲートへ注入する必要がある。と
ころが、このような容量値の場合、負荷サージ(例え
ば、誘導性負荷の通電遮断等によるL負荷サージ)のよ
うにESDに対して低速、低周波(μsec、kHzの
オーダー)のサージの場合、コンデンサ42を介して補
助FET41を動作させる前にサージが立ち上がってし
まい主FET10が内部に寄生しているトランジスタに
より破壊してしまうおそれがある。つまり、コンデンサ
故に周波数の低いサージには不利に働くこととなる。
ツェナーダイオード回路81を補助FET41に対して
並列に接続することで、補助FET41に代わり保護用
ツェナーダイオード回路81がL負荷サージを主FET
10のゲートへ注入し、L負荷サージが立ち上がる前に
主FET10を動作させ、L負荷サージを吸収するよう
にするものである。なお、本発明でいうESDは放電条
件として150Ω、150pFであり、ESD印加電圧
として25kV、200A程度で、周波数としてGHz
レベル、数10nsec継続するものであり、また、L
負荷サージは数A(例えば3A)、60V、周波数とし
て約100kHzのものを想定している。
分に吸収できるための条件を以下に示す。
0、ツェナーダイオード50を含めた保護部の動作抵抗
をRhとし、ゲート駆動抵抗32をRdとした場合にR
d>Rhという条件が好ましい。これはL負荷サージに
よってツェナーダイオードがブレイクダウンし、ゲート
駆動抵抗Rdにも電流が流れ込んだ場合にゲート駆動抵
抗での電圧降下が主FET10を十分に駆動できる電圧
(例えば、しきい値電圧Vthの3倍)まで確保できる
ようにするためである。
T10を動作させるためには、補助FET41から主F
ET10の制御端子に流れ出る次期サージによって駆動
抵抗32に生ずる電圧降下が主FET10のしきい値よ
りも十分大きくなるために、上述のRd>Rhという条
件を満たすことが好ましい。
いる。
にて述べたコンデンサ42が、図10にて示すようなレ
イアウトにより形成されている。
ンサ42の平面を示しているが、このコンデンサ42を
形成する一方の電極(深いn+型拡散層からなる)が、
他方の電極(ポリシリコンからなる)との間において、
一方の電極のコンタクト42a及び他方の電極のコンタ
クト42bを、従来の構成(図11参照)に比べて、図
10にて示すように多くとっている。
極力小さくすることができ、その結果、図1におけるコ
ンデンサ42による作用効果をより一層向上できる。 (第7実施形態)図12(a)は、本発明の第7実施形
態を示している。
にて述べた抵抗44が、当該第1実施形態とは異なり、
両FET10、46の各ゲート間に接続されている。な
お、FET46は上記第1実施形態にて述べたFET4
1に相当する。
T46のドレインに流入しようとすると、当該初期サー
ジ電流がコンデンサ42を経由してFET46のゲート
に流入して当該ゲートを充電する。これに伴い、このゲ
ートの電位がしきい値以上に充電されると、FET46
がオン動作状態になる。ついで、このFET46のソー
スにツェナーダイオード50を通してつながったFET
10のゲートに電流が注入される。
値以上に充電されれば、このFET10がオン動作状態
に入りより多くサージ電流が流れる。つまり、FET1
0のオン動作でサージ電流が流せるので、寄生バイポー
ラトランジスタの動作を防止でき、ESDサージ耐量を
向上できる。
ン抵抗としての役割を果たし、FET46のゲート電荷
を放電させて当該FET46をオフさせる。
ET10、46は、図13(a)、(b)にて示すよう
な平面構造及び断面構造にて形成される。
程で作れるので、工程の増加はない。なお、このような
構造は一般的であるので説明は省略する。
例を示している。
直列接続した両ツェナーダイオード45a、45bが、
上記第7実施形態において、コンデンサ42に代えてF
ET46のゲート・ドレイン間に接続されている。な
お、ツェナーダイオード45bのアノードがFET46
のゲートに接続されている。
がFET46のドレインに流入するとき、両ツェナーダ
イオード45a、45bが、まず、ブレークして、上記
初期サージ電流をFET46のゲートに流入させて充電
する。これに伴い、FET46がオン動作に入る。この
ため、主FET10のゲートが充電され、当該主FET
10のオン動作のもと、上記最終サージ電流を主FET
10を通して流すことができる。これによっても、上記
第7実施形態と実質的に同様の作用効果を達成できる。 (第8実施形態)図14は、本発明の第8実施形態を示
す。この第8実施形態は、半導体基板に形成した主FE
T10のパターン図を示している。これは、ドレイン6
0・ソース61からなる単一セルが複数個からなるセル
領域65に対して、このセル領域65を囲うようにゲー
ト引き出しAl配線62が形成されている。
ト電極としてのポリシリコン層と絶縁膜を介して絶縁さ
れ、かつゲートpoly−Siコンタクト66によりポ
リシリコン層に接続されるものである。そして、このゲ
ート引き出しAl配線62はツェナーダイオード50と
接続される配線63や補助FET41のソース電極と接
続される配線64との比べてその配線幅が大きく形成さ
れている。このように形成されることで、ESDやL負
荷サージが印加される場合にも瞬時に主FET10を駆
動させることができ好ましい。
示している。
ジスタ46Aが、上記第7実施形態(図12(a)参
照)において、FET46及びツェナーダイオード50
に代えて、採用されている。
のエミッタにて主FET10のゲートに接続されてお
り、このバイポーラトランジスタ46Aのコレクタは主
FET10のドレインに接続されている。また、バイポ
ーラトランジスタ46Aのベースは、コンデンサ42を
介し当該バイポーラトランジスタ46Aのコレクタに接
続されている。
ば、上記次期サージ電流がバイポーラトランジスタ46
Aのコレクタに流入するにあたり、この次期サージ電流
は、コンデンサ42を通りバイポーラトランジスタ46
Aのベースに流入する。これにより、このバイポーラト
ランジスタ46Aのベース・エミッタ接合容量が充電さ
れる。当該バイポーラトランジスタ46Aのベース電位
が拡散電位(約0.6V)以上になると、このバイポー
ラトランジスタ46Aがオン動作状態に入る。ついで、
このバイポーラトランジスタ46Aのエミッタにつなが
った主FET10のゲートに上記次期サージ電流が注入
される。
い値以上になれば、この主FET10がオン動作状態に
入り、上記最終サージ電流がより多く主FET10を通
り流れる。
終サージ電流が当該主FET10を通り流れるので、こ
の主FET10の寄生バイポーラトランジスタの動作を
防止でき、ESD耐量を向上できる。
例を示している。
続した両ツェナーダイオード47a、47bが、上記第
9実施形態において、コンデンサ42に代えて、バイポ
ーラトランジスタ46Aのベース・コンデンサ間に接続
されている。なお、ツェナーダイオード47bのアノー
ドがバイポーラトランジスタ46Aのベースに接続され
ている。
期サージ電流がバイポーラトランジスタ46Aのコレク
タに流入するにあたり、この次期サージ電流が両ツェナ
ーダイオード47a、47bに流入してツェナーダイオ
ード47bをブレークする。このため、上記次期サージ
電流がバイポーラトランジスタ46Aのベース・エミッ
タ接合容量を充電する。これに伴い、当該バイポーラト
ランジスタ46Aがオン動作状態に入る。ついで、主F
ET10がそのゲートにて充電されてオン状態に入り、
従って、上記最終サージ電流を主FET10を通して流
すことができる。これによっても、上記第9実施形態と
同様の作用効果を達成できる。 (第10実施形態)図16(a)は、本発明の第10実
施形態を示している。
7及び抵抗47aが、上記第7実施形態にて述べた保護
回路(図12(a)参照)において付加的に採用されて
いる。
6のドレインに接続されており、このFET47のソー
スはFET46のゲートに接続されている。また、FE
T47のゲートは、コンデンサ42を介して当該FET
47のドレインに接続されるとともに、抵抗47aを介
してFET46のゲートに接続されている。その他の構
成は、上記第7実施形態と同様である。
いては、FET47がそのゲートにてコンデンサ42に
より充電されるのに対し、FET46は、そのゲートに
て、オン動作したFET47により充電される。よっ
て、FET46のゲート電圧をより高い電圧に昇圧でき
る。
流すことができる。その結果、主FET10のゲートの
バイアス電圧がより一層高くなるから、この主FET1
0のオン動作に伴うドレイン飽和電流の最大値もより大
きくなる。これにより、本第8実施形態によれば、ES
D耐量をさらに向上できる。なお、保護回路のFETの
数をさらに増大することで、ESD耐量をさらに向上で
きる。
形例を示している。
ド48が、上記第10実施形態にて述べたコンデンサ4
2に代えて、FET47のゲート・ドレイン間に接続さ
れている。
が、そのゲートにて、上記第8実施形態とは異なり、ツ
ェナーダイオード48により充電されることとなるが、
FET46は、上記第8実施形態と同様に、そのゲート
にて、オン動作したFET47により充電されることに
変わりはないので、本変形例によっても、上記第10実
施形態と同様の作用効果を達成できる。 (第11実施形態)図17(a)は、本発明の第11実
施形態を示している。
ランジスタ47A、46Bが、上記第10実施形態(図
16(a)参照)において、各FET47、46に代え
て採用されている。
レクタにて、バイポーラトランジスタ46Bのコレクタ
及びエミッタを介して主FET10のゲートに接続され
ている。また、バイポーラトランジスタ47Aのベース
は、コンデンサ42を介しバイポーラトランジスタ47
Aのコレクタに接続されている。なお、ツェナーダイオ
ード50は、廃止されている。その他の構成は、上記第
10実施形態と同様である。
は、両バイポーラトランジスタ47A、46Bがいわゆ
るダーリントン接続されているから、コンデンサ42に
流れる上記初期サージ電流の十分な増幅が可能である。
従って、主FET10のゲート電位をより一層高めるこ
とができる。よって、当該主FET10のドレイン飽和
電流をさらに大きくすることができるから、本第11実
施形態によれば、ESD耐量をさらに向上できる。な
お、バイポーラトランジスタの数をさらに増加すれば、
ESD耐量をさらに向上できる。また、バイポーラトラ
ンジスタとLDMOS型FETの組み合わせでも、同様
に、ESD耐量を向上できる。
ーダイオード50を廃止したのは、バイポーラトランジ
スタのベース・エミッタ間のダイオードを考慮し、これ
を活用したものである。
形例を示している。
態の変形例(図16(b)参照)にて述べたツェナーダ
イオード48が、上記第11実施形態において、コンデ
ンサ42に代えて、バイポーラトランジスタ47Aのベ
ース・コレクタ間に接続されている。
ランジスタ47Aが、そのベースにて、上記第11実施
形態とは異なり、ツェナーダイオード48により充電さ
れることとなるが、バイポーラトランジスタ46Bは、
上記第11実施形態と同様に、そのベースにて、オン動
作したバイポーラトランジスタ47Aにより充電される
ことには変わりはないので、本変形例によっても、上記
第11実施形態と同様の作用効果を達成できる。 (第12実施形態)図18(a)は、本発明の第12実
施形態を示している。
態にて述べたツェナーダイオード50が、以下のような
理由に基づき、その構造において改良されている。
式において、npnのエミッタ・ベース間の耐圧(約8
V)を利用して作られている。即ち、トランジスタのコ
レクタ・ベースを短絡させることで、ベースをアノード
とし、エミッタをカソードとして、コレクタのn型領域
とp型の素子分離領域を逆バイアスした状態で使用して
いる(図18(b)参照)。
分離のために本来ツェナーダイオードには不要なコレク
タ領域が必要となり、その分余分なスペースを割いてい
るという不具合がある。
板の電位はフロート状態で使用できるという絶縁分離方
式の特徴を活用して、従来のツェナーダイオードにおい
て余分な構成部分となっているコレクタ領域を、図18
(a)にて示すごとく、廃止することにより、上記ツェ
ナーダイオード50として提供されている。このこと
は、上記第1実施形態の作用効果の達成にあたり、面積
効率のより高いツェナーダイオードをツェナーダイオー
ド50として提供することを意味する。
示している。
述べたツェナーダイオード50において、その寄生の直
列抵抗を下げるために、図19にて示すごとく、ベース
・エミッタの対向長を延ばしたレイアウトをとり、カソ
ード及びアノードをそれぞれ第1層及び第2層の両アル
ミニウム配線で形成することで、抵抗を下げるようにし
た構成が提供されている。
オード50のエミッタ・ベースコンタクトは、図20
(a)にて示すごとく、市松模様のように上下左右に交
互にレイアウトしてもよいし、また、図20(b)にて
示すごとく、ストライプ状に細長く対向するようにレイ
アウトしてもよい。
におけるESD耐量を調べてみたところ、図21にて示
すような結果が得られた。
においてツェナーダイオードを用いた場合を示し、Ca
p.は、保護回路においてコンデンサを用いた場合を示
し、ZD/LDは、保護回路においてツェナーダイオー
ド及び補助MOSFET(FET41)を用いた場合を
示す。
ンデンサ及び補助MOSFET(FET41)を用いた
場合を示し、ZD/Bip.は、保護回路において、ツ
ェナーダイオード及びバイポーラトランジスタを用いた
場合を示し、cap/Bip.は、保護回路においてコ
ンデンサ及びバイポーラトランジスタを用いた場合を示
し、ZD/LD/LDは、保護回路においてツェナーダ
イオード、補助MOSFET(FET46、47)を用
いた場合を示す。
においてコンデンサ、補助MOSFET(FET46、
47)を用いた場合を示し、ZD/Bip./Bip.
は、保護回路において、ツェナーダイオード、バイポー
ラトランジスタ(46、47A)を用いた場合を示し、
cap/Bip./Bip.は、保護回路においてコン
デンサ、バイポーラトランジスタ(46B、47A)を
用いた場合を示す。また、「なし」は、保護回路におい
て上記素子を用いない場合を示す。つまり、主FET1
0単独の場合である。
フにて示すようになる。
形態にて述べたMOSFETは、LDMOSに限らず、
VDMOSでもよい。また、MOSFETは、絶縁分離
型(SOI/トレンチ分離型)であっても接合分離型で
あってもよい。
OSFETはいわゆるIGBTであってもよい。
配置したいわゆるローサイドスイッチの形で行ったが、
負荷をソース側に配したハイサイドスイッチの場合も同
様の効果が期待できる。
る。
時期を示すタイミングチャートであり、(b)は上記第
1実施形態の作用効果を説明するためのESD破壊電圧
と抵抗との関係を示すグラフである。
る。
ンデンサ62bの静電容量との関係を示すグラフであ
る。
化を示すグラフである。
る。
る。
ETの個数との関係を示すグラフである。
る。
サ42の改良構成を示す平面図である。
ある。
図であり、(b)は、当該第7実施形態の変形例を示す
回路図である。
2(a)の部分平面図であり、(b)は、図13(a)
にて13b−13b線に沿う断面図である。
成した主FETのパターン図である。
図であり、(b)は上記第9実施形態の変形例を示す回
路図である。
路図であり、(b)は上記第10実施形態の変形例を示
す回路図である。
路図であり、(b)は上記第11実施形態の変形例を示
す回路図である。
ェナーダイオード50の平面図であり、(b)は従来の
ツェナーダイオードの平面図である。
ある。
を示す平面図であり、(b)は、当該第12実施形態の
その他の変形例を示す平面図である。
護回路の構成素子とESD耐量との関係を示すグラフで
ある。
0、60A、70、80…保護回路、42、62b…コ
ンデンサ、45a、45b、47a、47b、48、5
0、61…ツェナーダイオード、46A、46B、47
A、63…バイポーラトランジスタ。
Claims (21)
- 【請求項1】 半導体基板に形成された主トランジスタ
(10)を高速サージから保護する保護装置において、 前記主トランジスタの制御端子に直接にカソードが接続
された逆流阻止用ツェナーダイオード(50)と、 このツェナーダイオードのアノード及び前記主トランジ
スタの入力端子にそれぞれ接続された出力端子及び入力
端子を備える保護用トランジスタ(41)と、 この保護用トランジスタの制御端子と前記主トランジス
タの入力端子との間に接続されて前記高速サージに基づ
き生ずる初期サージ電流を前記保護用トランジスタの制
御端子に流入させる保護用コンデンサ(42)とを備え
て、 前記保護用トランジスタは、前記初期サージ電流の流入
によりオンしたとき、前記高速サージに基づき前記初期
サージ電流に後続して生ずる次期サージ電流を前記逆流
阻止用ツェナーダイオードを通して前記主トランジスタ
の制御端子に流入させ、 前記主トランジスタは、前記次期サージ電流の流入によ
りオンしたとき、前記高速サージに基づき前記次期サー
ジ電流に後続して生ずる最終サージ電流を流すようにし
たことを特徴とする半導体装置のための保護装置。 - 【請求項2】 半導体基板に形成された主トランジスタ
(10)を高速サージから保護する保護装置において、 前記主トランジスタの制御端子に直接接続されたカソー
ドを有する逆流阻止用ツェナーダイオード(50)と、 このツェナーダイオードのアノード及び前記主トランジ
スタの入力端子にそれぞれ接続された出力端子及び入力
端子を有する保護用トランジスタ(46)と、 この保護用トランジスタの制御端子と前記主トランジス
タの入力端子との間に接続されて前記高速サージに基づ
き生ずる初期サージ電流を前記保護用トランジスタの制
御端子に流入させるツェナーダイオード回路(45a、
45b、48)とを備えて、 前記保護用トランジスタは、前記初期サージ電流により
オンしたとき、前記高速サージに基づき前記初期サージ
電流に後続して生ずる次期サージ電流を前記逆流阻止用
ツェナーダイオードを通して前記主トランジスタの制御
端子に流入させ、 前記主トランジスタは、前記次期サージ電流によりオン
したとき、前記高速サージに基づき前記次期サージ電流
に後続して生ずる最終サージ電流を流すようにしたこと
を特徴とする半導体装置のための保護装置。 - 【請求項3】 前記主トランジスタ及び保護用トランジ
スタは、MOS型FETであることを特徴とする請求項
1又は2に記載の半導体装置のための保護装置。 - 【請求項4】 前記保護用トランジスタと前記保護用コ
ンデンサとの間に接続され、前記初期サージ電流を増幅
して前記保護用トランジスタの制御端子に流入する補助
保護用トランジスタを備えることを特徴とする請求項1
に記載の半導体装置のための保護装置。 - 【請求項5】 前記保護用トランジスタと前記ツェナー
ダイオード回路との間に接続され、前記初期サージ電流
を増幅して前記保護用トランジスタの制御端子に流入す
る補助保護用トランジスタを備えることを特徴とする請
求項2に記載の半導体装置のための保護装置。 - 【請求項6】 前記主トランジスタ並びに保護用及び補
助保護用トランジスタは、MOS型FETであることを
特徴とする請求項4又は5に記載の半導体装置のための
保護装置。 - 【請求項7】 前記保護用トランジスタは逆流素子用ツ
ェナーダイオードを内蔵していることを特徴とする請求
項1に記載の半導体装置のための保護装置。 - 【請求項8】 前記保護用トランジスタは逆流素子用ツ
ェナーダイオードを内蔵していることを特徴とする請求
項2に記載の半導体装置のための保護装置。 - 【請求項9】 前記保護用コンデンサに並列接続された
保護用ツェナーダイオードを備え、 前記保護用コンデンサに流れる電流が第1の初期サージ
電流であり、前記保護用ツェナーダイオードに流れる電
流が前記第1の初期サージ電流に後続する第2の初期サ
ージ電流であることを特徴とする請求項1に記載の半導
体装置のための保護装置。 - 【請求項10】 前記主トランジスタはMOSFETで
あり、前記保護用トランジスタはバイポーラトランジス
タであることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一
つに記載の半導体装置のための保護装置。 - 【請求項11】 前記保護用トランジスタは逆流素子用
ツェナーダイオードを内蔵していることを特徴とする請
求項4に記載の半導体装置のための保護装置。 - 【請求項12】 前記保護用トランジスタは逆流素子用
ツェナーダイオードを内蔵していることを特徴とする請
求項5に記載の半導体装置のための保護装置。 - 【請求項13】 前記主トランジスタはMOSFETで
あり、前記保護用及び補助保護用トランジスタはバイポ
ーラトランジスタであることを特徴とする請求項11又
は12に記載の半導体装置のための保護装置。 - 【請求項14】 半導体基板に形成されて主トランジス
タ(10)を高速サージから保護する保護装置におい
て、 前記主トランジスタの制御端子に接続されたカソードを
有する逆流阻止用ツェナーダイオード(50)と、 この逆流阻止用ツェナーダイオードのアノード及び前記
主トランジスタの入力端子にそれぞれ接続されたアノー
ド及びカソードを有する保護用ツェナーダイオード(6
1)と、 この保護用ツェナーダイオードに並列接続されて前記高
速サージに基づき生ずる初期サージ電流を前記逆流阻止
用ツェナーダイオードを通して前記主トランジスタの制
御端子に流入させる保護用コンデンサ(62b)とを備
えて、 前記保護用ツェナーダイオードは、前記高速サージに基
づき前記初期サージ電流に後続して生ずる次期サージ電
流を前記逆流阻止用ツェナーダイオードを通して前記主
トランジスタの制御端子に流入させ、 前記主トランジスタは、前記初期サージ電流及び次期サ
ージ電流の流入によりオンしたとき、前記高速サージに
基づき前記次期サージ電流に後続して生ずる最終サージ
電流を流すようにしたことを特徴とする半導体装置のた
めの保護装置。 - 【請求項15】 半導体基板に形成された主トランジス
タ(10)を高速サージから保護する保護装置におい
て、 前記主トランジスタの制御端子に接続されたカソードを
有する逆流阻止用ツェナーダイオード(50)と、 この逆流阻止用ツェナーダイオードのアノード及び前記
主トランジスタの入力端子にそれぞれ接続された出力端
子及び入力端子を有する複数のトランジスタ(71乃至
74)を初段及び後続段のトランジスタとしてダーリン
トン接続してなる保護用トランジスタ回路(70)とを
備えて、 この保護用トランジスタ回路は、前記後続段のトランジ
スタを高速サージに基づき生ずる初期サージ電流により
オンし、このオンに伴い前記初段のトランジスタをオン
し、 前記初段のトランジスタは、そのオンにより、前記高速
サージに基づき前記初期サージ電流に後続して生ずる次
期サージ電流を前記主トランジスタの制御端子に流入さ
せ、 前記主トランジスタは、前記次期サージ電流の流入によ
りオンしたとき、前記高速サージに基づき前記次期サー
ジ電流に後続して生ずる最終サージ電流を流すようにし
たことを特徴とする半導体装置のための保護装置。 - 【請求項16】 前記主トランジスタ及び前記保護用回
路の各トランジスタはMOSFETであることを特徴と
する請求項15に記載の半導体装置のための保護装置。 - 【請求項17】 前記保護用トランジスタに対して並列
に接続されるものであって、カリードが前記主トランジ
スタの前記入力端子に接続され、アノードが前記逆流阻
止用ツェナーダイオードのアノードに接続される保護用
ツェナーダイオード(81)を備え、 前記主トランジスタはその入力端子に接続された負荷へ
の電流供給を制御するものであり、前記負荷は通電を遮
断された際に負荷サージを発生させるものであり、前記
高速サージは静電放電によって生ずるものであり、前記
負荷サージは前記高速サージであるに比べてその周波数
が小さいものであって、この負荷サージに対して前記保
護用ツェナーダイオードは前記保護用トランジスタが前
記保護用コンデンサによってオンするより先にブレイク
ダウンし、前記主トランジスタをオンさせるものである
ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置のための
保護装置。 - 【請求項18】 前記高速サージはその周波数がGHz
のレンジであり、前記負荷サージはその周波数がkHz
のレンジであることを特徴とする請求項17に記載の半
導体装置のための保護装置。 - 【請求項19】 前記逆流阻止用ツェナーダイオードを
介して前記次期サージ電流が前記主トランジスタの制御
端子に流入するまでの動作抵抗をRhとし、前記主トラ
ンジスタを駆動するための駆動回路からの経路に配置さ
れた駆動抵抗をRdとしたとき、Rd>Rhの関係があ
ることを特徴とする請求項1又は17に記載の半導体装
置のための保護装置。 - 【請求項20】 前記逆流阻止用ツェナーダイオードを
介して前記負荷サージ電流が前記主トランジスタの制御
端子に流入するまでの動作抵抗をRhとし、前記主トラ
ンジスタを駆動するための駆動回路からの経路に配置さ
れた駆動抵抗をRdとしたとき、Rd>Rhの関係があ
ることを特徴とする請求項17に記載の半導体装置のた
めの保護装置。 - 【請求項21】 前記主トランジスタは前記半導体基板
上に単一セルを複数個有するセル領域として形成される
ものであり、前記主トランジスタの前記制御端子は前記
複数個の単一セル毎の共通の端子として形成されている
ものであり、当該端子は前記セル領域外に引き出され、
当該セル領域外においてこのセル領域を囲うように前記
半導体基板の表面に形成された信号印加用電極に接続さ
れるものであって、 当該信号印加用電極は、前記逆流阻止用ツェナーダイオ
ードのカソードが接続され、前記カソードから前記信号
印加用電極までの配線幅よりも広い配線幅となっている
ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置のための
保護装置。
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