[go: up one dir, main page]

JP2000515822A - 成形品の製造 - Google Patents

成形品の製造

Info

Publication number
JP2000515822A
JP2000515822A JP10508282A JP50828298A JP2000515822A JP 2000515822 A JP2000515822 A JP 2000515822A JP 10508282 A JP10508282 A JP 10508282A JP 50828298 A JP50828298 A JP 50828298A JP 2000515822 A JP2000515822 A JP 2000515822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solution
mold
prepolymer
solid state
aqueous solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10508282A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000515822A5 (ja
JP4160120B2 (ja
Inventor
ミュラー,ビート
Original Assignee
ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト filed Critical ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JP2000515822A publication Critical patent/JP2000515822A/ja
Publication of JP2000515822A5 publication Critical patent/JP2000515822A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4160120B2 publication Critical patent/JP4160120B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00009Production of simple or compound lenses
    • B29D11/00038Production of contact lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/30Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
    • G02B1/04Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics
    • G02B1/041Lenses
    • G02B1/043Contact lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2810/00Chemical modification of a polymer
    • C08F2810/20Chemical modification of a polymer leading to a crosslinking, either explicitly or inherently

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Pens And Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、成形品(特にコンタクトレンズ)を生産するための方法に関し、それは次の工程を含む:a)架橋し得る基を含む水溶性のプレポリマーの実質的な水性溶液を準備する工程、b)得られた溶液を固形状態に変換する工程、c)得られた固形状態の溶液を成形用型に導入する工程、d)固形状態の溶液を成形用型内で液体状態に変換する工程、e)適用できる場合には、成形用型を閉じる工程、f)架橋を開始する工程、g)適用できる場合には、成形用型を開き、それにより成形用型から成形品を取り出すことができる工程。

Description

【発明の詳細な説明】 成形品の製造 本発明は、架橋し得る基を含む可溶性プレポリマーが、溶液中で架橋されてい る、成形製品、特にコンタクトレンズを製造するための新規な方法に関し、この 方法は、プレポリマーの溶液が、固形状態で、成形用型に計量導入されることに より際立っている。 EP-A-641 806は、次の工程から成る成形品を生産するための方法を記述してい る: a)架橋し得る基を含む、水溶性プレポリマーの実質的に水性の溶液を調製する 工程、 b)得られた溶液を成形用型に導入する工程、 c)架橋を開始させる工程、 d)成形用型を開き、それにより成形品を成形用型から取り出すことができる工 程。 本発明は、得られた溶液の成形用型への導入が実質的に改善されている方法の 更なる開発に向けられている。この改善は、実質的に、溶液が成形用型へ、固形 状態で計量導入されることからなる。結果として、例えば、溶液は、いかなる泡 形成もなしに成形用型に導入することができる。更に、縞模様(それは、既知の 方法により起こることできる)の形成を、本発明によれば、避けることができる 。更に、乾燥リング(それはまた、既知の方法を用いて見ることができる)の出 現を、本発明により実質的に避けることができる。本発明の更なる重要な利点は 、固形状態でのプレポリマー溶液が、どのような問題もなく計量導入できるので 、用いられプレポリマー溶液の粘度が、もはや計量導入のための制限要因ではな いことである。固形状態で計量導入することに頼る結果として、本発明を要約す ることは、既知の方法に比べて、特に比較的高い粘度のプレポリマー溶液が処理 される場合に、顕著に好都合であると証明されている。 本発明は、したがって、成形品(特にコンタクトレンズ)を生産するための方 法に関し、それは次の工程からなる: a)架橋し得る基を含む水溶性のプレポリマーの実質的に水性の溶液を調製する 工程、 b)得られた溶液を固形状態に変換する工程、 c)得られた固形状態の溶液を成形用型に導入する工程、 d)固形状態の溶液を成形用型内で液体状態に変換する工程、 e)適用できる場合には、成形用型を閉じる工程、 f)架橋を開始する工程、 g)適用できる場合には、成形用型を開き、それにより成形用型から成形品を取 り出すことができる工程。 本発明の方法でのプレポリマーの使用の明白な基準は、プレポリマーが水に可 溶であること、それが架橋し得る基を含み、液体の状態から固形状態へ可逆的に 転換されるプレポリマーの実質的に水性の溶液が可能であることである。 架橋し得る基を含む水溶性のプレポリマーの実質的に水性の溶液は、それ自体 既知の方法、例えば実質的に水性の溶液にプレポリマーを合成するか、又はプレ ポリマーを、例えば純粋な形態、すなわち望ましくない構成物を含まずに、単離 し、そしてそれを実質的に水性の媒体に溶解することにより調製することができ る。 概して言えば、この方法は、水性の溶媒中で実施される。適切な溶媒は、原則 として、プレポリマー及び多分更に用い得るビニルコポリマーを溶解し、かつ、 水混和性であるいかなる溶媒であってもよく、例えば水、低級アカルカノールの ようなアルコール、例えばエタノール若しくはメタノール、ジメチルホルムアミ ド又はジメチルスルホキシドのようなカルボン酸アミドである。水性溶液は、水 又は水と適切な溶媒との混合物、例えば水とアルコールの混合物、例えば水/エ タノール混合物又は水/メタノール混合物の意味と理解されるべきであり、そこ において、水は明らかにより大きい部分を構成する。実質的に水性の溶液は、水 が、溶液の少なくとも80重量%まで、好適には少なくとも90重量%まで、特 に少なくとも95重量%、更に特には少なくとも98.5重量%、最も特別には 100重量%までにすることを意味すると理解されるべきである。 これらの状態は、水以外の溶媒にのみに関し、プレポリマー、塩又は他の溶解 された物質のあり得る含量にいかなる関連も有しない。 本発明によれば、プレポリマーが水に可溶である基準は、20℃で約3〜90 重量%、好適には約10〜60重量%、特に約10〜60重量%の濃度で、プレ ポリマーが実質的に水性の溶液に可溶であることを意味するとして特に理解され るべきである。それぞれの場合に可能である限りにおいて、90%を超えるプレ ポリマー濃度も、本発明に含まれる。約15〜約50重量%、特に15〜40重 量%、例えば25〜40重量%の溶液でのプレポリマー濃度は、特に好適である 。 本発明の文脈において、プレポリマーの実質的に水性の溶液は、特に水中、水 性塩溶液、特に1,000ml中約200〜450milliosmol(単位:mosm/1) 、好適には約250〜350mosm/l、特に300mosm/lの浸透圧モル濃度を有す る水性塩溶液中、又は水若しくは水性塩溶液と生理学的に耐え得る極性有機溶媒 、例えばグリセロールの混合物中でのプレポリマーの溶液を含む。水又は水性塩 溶液中のプレポリマーの溶液は、好適であり、水だけのそれらは、特に好適であ る。 水性塩溶液は、好都合には、コンタクトレンズケアの分野での慣用の緩衝塩、 例えばリン酸塩のような生理学的に耐え得る塩、又は特にアルカリ金属ハロゲン 化物のようなコンタクトレンズケアの分野での慣用の等張剤の溶液である。特に 適切な塩溶液の例は、pHの値及び浸透圧モル濃度の点で、天然涙液に一致してい る、合成の、好適には緩衝された、涙液、例えば非緩衝又は緩衝の、例えばリン 酸塩緩衝の、塩化ナトリウム溶液であり、その浸透圧モル濃度及びpHの値は、ヒ トの涙液の浸透圧モル濃度及びpHの値に相当している。 プレポリマーの上記に定義された実質的に水性の溶液は、好ましくは純粋な溶 液、すなわち望ましくない構成物を含まないか又は実質的に含まない。特に好適 なものは、純粋な水中又は上述のような合成涙流体中のプレポリマー溶液である 。 実質的に水性の溶液中のプレポリマーの溶液の粘度は、幅広い範囲内で、重大 でない。既に言及したように、先行技術からの既知の方法とは逆に、溶液が自由 に流れることは全然必要でない。 プレポリマーの平均分子量は、また、幅広い範囲内で、重大でない。好適には 、プレポリマーは、約2,000〜約200,000、特に約10,000〜約2 00,000の重量平均分子量を有する。 本発明により、用いられるプレポリマーは、また、架橋し得る基を含まなけれ ばならない。架橋し得る基は、当業者に公知の慣用の架橋し得る基、例えば光架 橋し得る基又は熱的に架橋し得る基を意味するとして理解されるべきである。コ ンタクトレンズ材料の製造に既に提案されているそれらのような架橋し得る基は 、特に適切である。それらは、特に、しかし排他的ではなく、炭素-炭素二重結 合を含む基を含む。多種多様な適切な架橋し得る基を示すために、架橋機構とし て遊離基重合、2+2−環状付加、Diels-Alder反応、ROMP(開環Metathesi s重合)、加硫、カチオン架橋及びエポキシ硬化の方法を述べることができる。 架橋し得る基を含む適切な水溶性プレポリマーは、例えばEP-A-641 806に記載 されているポリビニールのアルコール誘導体である。しかしながら、この方法に おいて、ポリマー性基本構造及び架橋し得る基を含む他の水溶性プレポリマーを 用いることもできる。 ポリビニールアルコール以外の適切なポリマー性基本構造は、いくつかの場合 に、コンタクトレンズ材料として既に提案されているそれらのような材料、例え ばPVA以外のポリマー性ジオール、単糖類を含むポリマー、ビニルピロリドン を含むポリマー、アルキル(メタ)クリラートを含むポリマー、例えばヒドロキ シ、カルボキシ若しくはアミノのような親水性基で置換されているアルキル(メ タ)クリラートを含むポリマー、ポリアルキレングリコール、又はそれらのコポ リマー若しくはそれらの混合物である。 本発明で用いられるプレポリマーは、ポリマー性の基本構造を形成するモノマ ーの当量に基づいて、好適には約0.5〜約80%当量、特に約1〜50%、更 に特に約1〜25%、好適には約2〜15%、特に約3〜10%の量で架橋し得 る基を含む。特に好適には、ポリマー性の基本構造を形成するモノマーの当量に 基づいて、約0.5〜約25%当量、更に特には約2〜12%の架橋し得る基の 含量である。 コンタクトレンズの製造のために準備される架橋し得るプレポリマーは、特に それらの単位の、約0.5〜約25%、特に約1〜15%、更に特には約2〜1 2%を含む。 既に言及したように、それが架橋し得ることが本発明の方法のためのプレポリ マーの適切性のために必須である。しかしながら、このプレポリマーは、非架橋 であるか、少なくとも実質的に非架橋であり、その結果、それは水溶性である。 更に、プレポリマーは、非架橋状態において、好都合には安定であり、その結 果、それは精製に付すことができる。プレポリマーは、好適には本発明の方法に おいて、純粋な溶液の形態で用いられる。以下に開示されるように、例えば、プ レポリマーは、純粋な溶液の形態に転換することができる。 好適には、本発明の方法により用いられるプレポリマーは、それ自体既知の方 法、例えばアセトンのような有機溶媒での沈殿、濾過及び洗浄、適切な溶媒への 抽出、透析又は限外濾過により精製することができるが、特に好適なものは、限 外濾過である。このような精製方法により、顕著に純粋な形態、例えば塩のよう な反応生成物、及び出発物質、例えば非−ポリマー性構成物を含まないか、又は 少なくとも実質的に含まない、濃厚水性溶液の形態でプレポリマーを得ることが できる。好適な精製の程度は、望ましくない構成物の1%未満、特に0.1%未 満、更に特には望ましくない構成物の0.01%未満である。 精製の程度を、式(I)若しくは(III)の単位を含む化合物を調製するため の出発物質のような望ましくない構成物が0.1ppm未満の量で存在するか、又 は塩化ナトリウムが60ppm未満の量で存在する場合には、更に増大させること さえできる。プレポリマー以外のすべての基質が、自動的に望ましくない構成物 であることはないことを、ここで注意すべきである。例えば、塩化ナトリウムは 、原則として、約0.9%までの濃度では完全に耐え得るが、他方では必要な構 成物ではない。プレポリマー、例えば式(I)若しくは(III)の調製のための 出発物質は、しかしながら本発明の文脈においては望ましくない構成物である。 したがって、精製の特に好適な程度は、望ましくない構成物の100ppm未満、 特に1ppm未満、より特には望ましくない構成物の0.1ppm未満である。 本発明の方法において、用いられるプレポリマーを精製する好適な方法、すな わち限外濾過は、それ自体既知の方法により実施すろことができる。そのような 限外濾過を繰り返し、例えば2〜10回実施することもできる。それとは別に、 限外濾過は、純度の所望の程度が達成されるまで、連続的に実施してもよい。純 度の所望の程度は、原則として、所望である限り高くてもよい。例えば、純度の 程度のための適切な測定は、溶液の塩化ナトリウム含量であり、それは、既知の 方法により簡単に決定することができる。 本発明の方法の好適な実施例において、工程a)において、実質的に望ましくな い構成物を含まない、例えばプレポリマーの調製のために用いられる、モノマー 性、オリゴマー性又はポリマー性出発物質、及び/又はプレポリマーの調製の間 に形成される2次生成物を含まない、プレポリマーの実質的水性溶液が調製され 、用いられる。実質的に水性の溶液は、特に純粋な水性溶液又は前述の合成涙液 中の溶液である。コモノマー、例えばビニルコモノマーの添加なしに行われる、 本発明の方法が、更に好適である。 上記のパラグラフにおいて、言及されている特徴の一つ及び上記のパラグラフ において、言及されている特徴の組み合わせに基づいて、本発明の方法で用いら れるプレポリマー溶液は、架橋後に抽出されるべき望ましくない構成物を含まな いか、又は実質的に含まない。したがって、架橋の後に望ましくない構成物の抽 出が省略できることが、本発明の方法のこの好適な実施態様の特別の特徴である 。 本発明の方法は、架橋し得る基を含む水溶性プレポリマーの実質的に水性の溶 液が、プレポリマーの調製のために用いられる、特にモノマー性、オリゴマー性 又はポリマー性出発化合物、又はプレポリマーの製造の間に形成する2次生成物 のような望ましくない構成物を含まないか、又は実質的に含まないような方法、 及び/又は溶液が、コモノマーの添加なしに用いられるような方法で実施され、 それにより方法の更なる工程でいかなる望ましくない構成物の抽出なしにすませ ることができる。 次いで好適に行われる光架橋は、したがって、好適な精製工程、すなわち、適 切ならば追加のビニルコモノマーの添加の後の限外濾過の結果として得られる、 プレポリマーの水性溶液中で実質的に直接に実施され、溶液は、成形用型へ計量 導入しやすいように一時的に固形状態に転換される。例えば、水性溶液の約15 〜40%が光架橋されることができる。 プレポリマーの溶液に加えることができる添加物は、適切ならば、開始剤が架 橋されるべき架橋し得る基のために必要な限りにおいては、架橋のための開始剤 である。それは、架橋が光架橋により行われるとき特にその場合であることがで き、それは、本発明の方法において好適である。 光架橋の場合に、遊離基架橋を開始させることができる光開始剤が、適切に加 えられる。光開始剤の例は、当業者には知られているが、ベンゾインメチルエー テル、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン及び種々のIrgacureタイプ の市販製品、例えばIrgacure 1173又はIrgacure 2959が、特に適切な光開始剤と して挙げることができる。 光開始剤は、効果的な量、好都合には、プレポリマーの総量に基づいて、約0 .1〜約2.0重量%、特に0.3〜0.5重量%の量で加えられる。 得られた溶液、特に前述のように精製された溶液の、固形状態への転換は、特 に溶液を凍結することにより実施される。好適には、凍結操作は、それぞれの粒 子(小球として下記に参照されている)が生じるような方法で実施される。成形 品が引き続く方法の工程において、成形用型の量に対して、そのようなそれぞれ の粒子が、量において、一致することが特に好適である。 それぞれの小球の量は、成形用型の量、又は小球の数の量、例えば2〜6、好 適には2〜4の数に一致することができ、より小さな小球が、成形用型の量に一 致する。好適には、それぞれの小球は、満たされるべき成形用型の量に一致する 。成形用型を満たすためにいかに多くの小球が用いられるかを無視して、例えば 約25%まで、特に約10〜5%までの入れ過ぎの程度は重要ではない。小球へ の転換の結果として、固形状態へ転換される溶液を、計量導入の前に分割するこ とは不必要であり、更にそれぞれの成形用型は、比較的正確に、理想的には一つ の小球で満たされる。 これを達成するために、プレポリマー溶液は、例えば、冷やされたプレートへ の液滴で施されることができる。好適には、プレートは、その上に落とされた液 滴は、直ちに固体化するように冷却される。ガラス板のための適切な温度は、例 えば−30℃〜−50℃の範囲であるが、−40℃が好適である。小球は、凝結 の後、プレートから取り除くことができる。小球は、融点未満で通常長期間保存 することができるので、本発明の方法での即時の更なる加工は可能であるが、必 要でない。 それ自体既知である方法が、得られた固形状態の溶液、すなわち小球を、成形 用型へ、慣用の計量導入、例えば機械的挿入で、導入するために用いることがで きる。 小球が挿入される成形用型は、好適には小球の融解を促進するために予熱され る。適切な予熱温度は、60℃まで、特に50℃までであり、成形品が形成され る材料に適合するように選ばれる温度が必要であることは自明である。上述の適 切な予熱温度は、小球の液体状態への変換が1分まで、理想的には30〜15秒 である時間であるものである。小球に供給されるべき融解エネルギーが、マイク ロ波又は赤外放射の形態であることもできる。 好適には、引き続く光架橋は、したがって、プレポリマーの水性の溶液中で実 質的に直接に行われ、それは好適な精製工程、すなわち、好適には追加のビニル コモノマーの添加なしでの限外濾過により得ることができ、溶液は、成形用型へ 計量導入しやすいように、固形状態に変換される。この方法において、例えば約 15〜40%水性溶液が光架橋されることができる。 成形用型の選択が関連している限り、成形品、特にコンタクトレンズは、それ 自体既知の方法、US-A-3 408 429に記載されているように例えば慣用の「spin-c asting-mold」、又はUS-A-4 347 198に記載されているように、いわゆる「full- mold」法で製造することができる。適切な成形用型は、例えばポリプロピレンか ら製造される。再使用し得る成形用型のための適切な材料は、例えば石英、サフ ァイアガラス及び金属である。 成形品及び成形用型の性質又は用いられる成形用型部品の配列に従い、成形用 型を閉じることは、必要であることもでき、又は不必要であることもできる。し たがって、本発明の方法において、成形用型は必要に応じて閉じ、架橋が開始さ れた後、再び開かれる。当業者は、容易にそれが必要であることを認めるであろ う。例えば、閉じること及び開くことの二つの工程は、例えば典型的な「full-m old」法では必要であり、もし、例えばEP-A-637 490による方法が行われるなら ば、成形用型の完全な閉鎖は不必要である。しかしながら、この場合にもまた、 成形品の外形は、実質的に成形用型、又は成形用型部品により決定される。 架橋は、成形用型中で、例えば化学線放射、例えばUV光又はイオン化放射線 、例えばガンマ線、電子放射又はX線により開始させることができる。架橋は、 適 切ならば、非常に短時間で、例えば5分未満、好適には1分未満、特に30秒ま で、更に特には実施例に記載されているように実施することができることが強調 されるべきである。 追加のビニルコモノマーの不存在又は存在下に適切なプレポリマーを光架橋す ることにより得ることのできるプレポリマーは、水溶性である。 成形品が成形用型から取り出すことができるための、成形用型の開口は、それ 自体既知方法で実施することができる。先行技術に提案されている方法において は、成形用型から取り出し、続いての精製工程、例えば抽出及び得られた成形品 、特にコンタクトレンズの水和工程が必要であるが、そのような工程は、本発明 の方法においては必要ではない。 プレポリマー溶液は、好適には望ましくない低分子量構成物を含まないので、 架橋された製品もこのような構成物を含まない。したがって、引き続く抽出は、 必要ではない。架橋が、実質的に水性の溶液において、実施されるので、引き続 く水和は必要でない。とりわけ、これらの二つの特徴の結果は、得られた成形品 、特にコンタクトレンズの面倒な後処理が不必要であるということである。 既に言及したように、特に本発明の方法に用いるに適切なプレポリマーは、ポ リビニルアルコールのヒドロキシ基の数に基づいて、式(I):(式中、 Rは、8個までの炭素原子を有する低級アルキレンであり、 R1は、水素又は低級アルキルであり、そして R2は、オレフィン性不飽和の、電子吸引性の、25個までの炭素原子を有す る共重合性基である)の単位の約0.5〜約80%を含む、少なくとも約2,0 00の重量平均分子量を有するポリビニルアルコールの誘導体である。 R2は、例えば式R3−CO−(ここで、R3は、2〜24個の炭素原子、好適 には2〜8個の炭素原子、特に2〜4個の炭素原子を有するオレフィン性不飽和 の共重合性基である)のオレフィン性不飽和の共重合性基である。別の実施態様 において、R2が、式(II): (式中、 qは、ゼロ又は1であり、 R4及びR5は、それぞれ他と独立に、2〜8個の炭素原子を有する低級アルキ レン、6〜10個の炭素原子を有する飽和2価の脂環式基、7〜14個の炭素原 子を有するアリーレンアルキレン若しくはアルキレンアリーレン、13〜16個 の炭素原子を有するアリーレンアルキレンアリーレンであり、そして R3は、上記と同義である)の基である。 したがって、プレポリマーは、ポリビニルアルコールのヒドロキシ基の数に基 づいて、式(III):(式中、 Rは、低級アルキレンであり、 R1は、水素又は低級アルキルであり、 pは、ゼロ又は1であり、 qは、ゼロ又は1であり、 R3は、2〜8個の炭素原子を有するオレフィン性不飽和の共重合性基であり 、そして R4及びR5は、それぞれ他と独立に、2〜8個の炭素原子を有する低級アル キレン、6〜10個の炭素原子を有する飽和2価の脂環式基、7〜14個の炭素 原子を有するアリーレンアルキレン若しくはアルキレンアリーレン、13〜16 個の炭素原子を有するアリーレンアルキレンアリーレンであり、そして R3は、上記と同義である)の単位の約0.5〜約80%を含む、少なくとも 約2,000の重量平均分子量を有するポリビニルアルコールの誘導体である。 低級アルキレンRは、好適には8個までの炭素原子を有し、直鎖又は分岐でn あることができる。適切な例は、オクチレン、ヘキシレン、ペンチレン、ブチレ ン、プロピレン、エチレン、メチレン、2−プロピレン、2−ブチレン及び3− ペンチレンを含む。好適には、低級アルキレンRは、6個まで、特に4個までの 炭素原子を有する。メチレン及びブチレンは、特に好適である。 R1は、好適には水素、又は7個まで、特に4個までの炭素原子を有する低級 アルキル、特に水素である。 低級アルキレンR4及びR5は、好適には2〜6個の炭素原子を有し、特に直鎖 である。適切な例は、プロピレン、ブチレン、ヘキシレン、ジメチルエチレン、 特にエチレンを含む。 アリーレンR4又R5は、好適には非置換若しくは低級アルキル、又は低級アル コキシで置換されたフェニレン、特に1,3−フェニレン若しくは1,4−フェニ レン又はメチル−1,4−フェニレンである。 飽和二価脂環式基R4又はR5は、好適にはシクロヘキシレン又はシクロヘキシ レン−低級アルキレン、例えば非置換若しくはメチル基の1個若しくは2個以上 で置換されたシクロヘキシレンメチレンであり、例えばトリメチルシクロヘキシ レン−メチレン、例えば2価のイソホロン基である。 アルキレンアリーレン又はアリーレンアルキレンR4又はR5のアリーレン部分 は、好適には非置換又は低級アルキル若しくは低級アルコキシで置換されたフェ ニレンであり、そのアルキレン部分は、好適には低級アルキレン、例えばメチレ ン又はエチレン、特にメチレンである。好適には、そのようなR4又はR5は、し たがって、フェニレンメチレン又はメチレンフェニレンである。 アリーレンアルキレンアリーレンR4又はR5は、好適にはアルキレン部分に4 個までの炭素原子を有するフェニレン−低級アルキレンフェニレン、例えば フェニレンーエチレンフェニレンである。 基R4及びR5は、それぞれ、他と独立に、好適には2〜6個の炭素原子を有す る低級アルキレン、非置換若しくは低級アルキルで置換されたフェニレン、又は 非置換若しくは低級アルキルで置換された、シクロヘキシレン若しくはシクロヘ キシレン−低級アルキレン、フェニレン−低級アルキレン、低級アルキレン−フ ェニレン又はフェニレン−低級アルキレン−フェニレンを表す。 本発明の文脈において、基及び化合物に関連しての用語「低級」は、別に断ら ない限り、7個までの炭素原子、好適には4個までの炭素原子を有する基又は化 合物を意味する。 低級アルキルは、特に7個までの炭素原子、好適には4個までの炭素原子を有 し、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル又はtert−ブチルである。 低級アルコキシは、特に7個までの炭素原子、好適には4個までの炭素原子を 有し、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ又はtert−ブトキシで ある。 2〜24個の炭素原子を有する、オレフィン性不飽和の共重合性基R3は、好 適には2〜24個の炭素原子を有するアルケニル、特に2〜8個の炭素原子を有 するアルケニル、より特に2〜8個の炭素原子を有するアルケニル、例えば2− プロペニル、3−プロペニル、2−ブテニル、ヘキセニル、オクテニル又はドデ セニルである。エテニル及び2−プロペニルが好適であり、したがって、−CO −R3は、アクリル又はメタクリル酸のアシル基を意味する。 2価基−R4−NH−CO−O−は、qが1であるとき、存在し、qがゼロで あるときには、存在しない。qがゼロであるプレポリマーは、好適である。 2価基−CO−NH−(R4−NH−CO−O)q−R5−O−は、pが1である とき、存在し、pがゼロであるときには、存在しない。pがゼロであるプレポリ マーは、好適である。 pが1であるプレポリマーにおいて、指標qは、好適にはゼロである。特に好 適なものは、pが1であり、指標qがゼロであり、そしてR5が、低級アルキレ ンであるプレポリマーである。 したがって、好適な適切なプレポリマーは、特に、ポリビニルアルコールのヒ ドロキシ基の数に基づいて、Rが6個までの炭素原子を有する低級アルキレンで あり、pがゼロであり、そしてR3が2〜8個の炭素原子を有する式(III)の単位 の約0.5〜80%を含む、少なくとも約2,000の重量平均分子量を有する ポリビニルアルコールの誘導体である。 したがって、更に好適であり適切なプレポリマーは、特に、ポリビニルアルコ ールのヒドロキシ基の数に基づいて、Rが6個までの炭素原子を有する低級アル キレンであり、pが1であり、qがゼロであり、R5が2〜6個の炭素原子を有 するアルキレンであり、そしてR3が2〜8個の炭素原子を有する式(III)の単位 の約0.5〜80%を含む、少なくとも約2,000の重量平均分子量を有する ポリビニルアルコールの誘導体である。 したがって、更に好適であり適切なプレポリマーは、特に、ポリビニルアルコ ールのヒドロキシ基の数に基づいて、Rが6個までの炭素原子を有する低級アル キレンであり、pが1であり、qが1であり、R4が、2〜6個の炭素原子を有 する低級アルキレン、非置換若しくは低級アルキルで置換されたフェニレン、又 は非置換若しくは低級アルキルで置換された、シクロヘキシレン若しくはシクロ ヘキシレン−低級アルキレン、又はフェニレン−低級アルキレン、低級アルキレ ン−フェニレン又はフェニレン−低級アルキレン−フェニレンであり、R5が2 〜6個の炭素原子を有するアルキレンであり、そしてR3が2〜8個の炭素原子 を有する式(III)の単位の約0.5〜80%を含む、少なくとも約2,000の重 量平均分子量を有するポリビニルアルコールの誘導体である。 顕著に適切なプレポリマーは、ポリビニルアルコールのヒドロキシ基の数に基 づいて、式(III)の単位の約0.5〜80%、特に約1〜50%、より特には約 1〜25%、好適には2〜15%、更に好適には3〜10%を含む少なくとも約 2,000の重量平均分子量を有するポリビニルアルコールの誘導体である。 コンタクトレンズの製造を意図しているプレポリマーは、特にポリビニルアル コールのヒドロキシ基の数に基づいて、式(III)の単位の約0.5〜約25%、 特に約1〜15%、より特には約2〜12%を含む。 適切なプレポリマーを形成させるために誘導体化することができるポリビニル アルコールは、好適には少なくとも10,000の重量平均分子量を有する。上 限として、ポリビニルアルコールは、1,000,000までの分子量を有するこ とができる。好適には、ポリビニルアルコールは、300,000まで、特に約 100,000まで、より特には約50,000までの重量平均分子量を有する。 一般に、適切なポリビニルアルコールは、主として、ポリ(2−ヒドロキシ) エチレン構造を有する。誘導体化されたポリビニルアルコールは、しかしながら 、1,2−グリコールの形態で、ヒドロキシ基を有し、例えば1,2−ジヒドロ キシエチレンのコポリマ−単位を有する(例えば、ビニルアセタート/ビニレン カーボナートコポリマーのアルカリ加水分解で得ることができるように)。 更に、誘導体化されたポリビニルアルコールは、少量の、例えばエチレン、プ ロピレン、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジメチルアクリルアミドヒドロ キシメタクリラート、メチルメタクリラート、メチルアクリラート、エチルアク リラート、ビニルピロリドン、ヒドロキシエチルアクリラート、アリルアルコー ル、スチレンのコモノマーコモノー又は慣用的に用いられる類似のコモノマーの 20%まで、好適には5%までを含むこともできる。 市販のポリビニールのアルコールは、例えばVinol(商標)107(Air Products から)(MW=22000〜31000、98〜98.8%加水分解)、Polyscienc es 4397(MW=25000、98.5%加水分解)、BF14(Chan Chunから)、Elva nol 90-50(DuPontから)、UF-120(Unitikaから)、Moviol(商標)3-83、4-88 、10-98及び20-98(Hoechstから)を用いることができる。他の製造業者は、Nippo n Gohsei(Gohsenol(商標))、Monsanto(Gelvatol(商標))、Wacker(Poly viol(商標))及び日本の製造業者クラレ、電気及び信越である。 既に言及したように、例えば加水分解されたエチレン−ビニルアセタート(E VA)、又はビニルクロリド/ビニルアセタート、N−ビニルピロリドン/ビニ ルアセタート及びマレイン酸無水物/ビニルアセタートとして得ることができる 加水分解されたコポリマーを用いることもできる。 ポリビニール・アルコールは、通常、相当するホモポリマーのポリビニールア セタートの加水分解により調製される。好適な実施態様において、誘導体化され たポリビニールアルコールは、ポリビニールアセタート単位の50%未満、特に ポリビニールアセタート単位の20%未満を含む。本発明により誘導体化された ポリビニールアルコールは、ビニルアルコール単位及びアセタート単位の合計に 基づいて、好適には、約3〜20%、好適には約5〜16%、特に約10〜14 %)を含む。 式(I)又は(III)を含む化合物は、それ自体既知の方法で調製することが できる;EP-A-641806を参照のこと。 本発明によれば、光架橋において、それに加えて、用いられるビニルコモノマ ーは、疎水性若しくは親水性であることができるか、又は疎水性若しくは親水性 ビニルモノマーの混合物であることもできる。適切なビニルモノマーは、特にコ ンタクトレンズの製造に慣用に用いられるそれらである。親水性ビニルモノマー は、ホモポリマーとして典型的に水溶性又は少なくとも10重量%の水を吸収す ることができるポリマーを生成するモノマーを意味すると理解されるべきである 。同様に、疎水性ビニルモノマーは、ホモポリマーとして典型的に水不溶性又は 10重量%未満の水を吸収することができるポリマーを生成するモノマーを意味 すると理解されるべきである。 一般に、プレポリマーの架橋し得る基当たり、すなわち式(I)又は(III) の単位当たり、典型的なビニルコモノマーの約0.01〜80単位が反応する。 ビニル・コモノマーが用いられるならば、本発明の架橋されたポリマーは、ポ リビニルアルコールのヒドロキシ基の数に基づいて、好適には、ポリマー性基本 構造を形成するモノマーの当量に基づく架橋性基、いわゆる、例えば式(I)又 は(III)の単位の約1〜15%、特に3〜8%を含み、それらは、ビニルモノ マーの約0.1〜80単位と反応する。 ビニルコモノマーの量は、もしそれらが用いられるならば、好適には架橋し得 る基当たり、0.5〜80単位、特に架橋し得る基当たり、1〜30単位、より 特に架橋し得る基当たり5〜20単位である。 親水性ビニルコモノマー又は疎水性ビニルコモノマーと親水性ビニルコモノマ ーの混合物、疎水性ビニルコモノマーの少なくとも50重量%を含む混合物を用 いるのも好適である。この方法で、ポリマーの機械的特性は、含水量の低下なし に改善することができる。原則として、しかしながら、慣用の疎水性ビニルコモ ノマー及び慣用の親水性ビニルコモノマーの両方が、プレポリマー、例えば 式(I)の基を含むポリビニルアルコールとの共重合のために適切である。 適切は疎水性ビニルコモノマーは、このリストが限定するものではないが、C1 −C18アルキルアクリラート及びメタクリラート、C3−C18アルキルアクリル アミド及びメタクリルアミド、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、ビニル −C1−C18アルカノアート、C2−C18アルケン、C2−C18ハロアルケン、ス チレン、C1−C6アルキルスチレン、ビニルアルキルエーテル(ここで、アルキ ル部分は、1〜6個の炭素原子を有する)、C2−C10ペルフルオロアルキルア クリラート及びメタクリラート又は相当する部分的にフルオロ化アクリラート及 びメタクリラート、C3−C12ペルフルオロアルキルエチルチオカルボニルアミ ノエチルアクリラート及びメタクリラート、アクリルオキシ−及びメタクリルオ キシ−アルキルシロキサン、N−ビニルカルバゾール、並びにマレイン酸、フマ ール酸、イタコン酸、メサコン酸などのC1−C12アルキルエステルを含む。例 えば、炭素原子3〜5個を有するビニル性不飽和カルボン酸のC1−C4アルキル エステル及び5個までの炭素原子を有するカルボン酸のビニルエステルが好適で ある。 適切は疎水性ビニルコモノマーの例は、メチルメタクリラート、エチルアクリ ラート、プロピルアクリラート、イソプロピルアクリラート、シクロヘキシルア クリラート、2−エチルヘキシルアクリラアート、メチルメタクリラート、エチ ルメタクリラート、プロピルメタクリラート、ビニルアセタート、ビニルプロピ オナート、ビニルブチラート、ビニルバレラート、スチレン、クロロプレン、ビ ニルクロリド、ビニリデンクロリド、アクリロニトリル、1−ブテン、ブタジエ ン、メタクリロニトリル、ビニルトルエン、ビニルエチルエーテル、ペルフルオ ロヘキシルエチルチオカルボニルアミノエチルメタクリラート、イソボルニルメ タクリラート、トリフルオロエチルメタクリラート、ヘキサフルオロイソプロピ ルメタクリラート、ヘキサフルオロブチルメタクリラート、トリスートリメチル シリルプロピルメタクリラート、3−メタクリルロオキシプロピルペンタメチル ジシロキサン及びビス(メタクリロオキシプロピル)テトラメチルジシオキサン を含む。 適切な親水性ビニルコモノマーは、このリストが限定するものではないが、ヒ ドロキシ−置換低級アルキルアクリラート及びメタクリラート、アリクルアミド 、メタクリルアミド、低級アルキルアクリルアミド及びメタクリルアミド、エト キシル化アクリラート及びメタクリラート、ヒドロキシ−置換低級アルキルアク リルアミド及びメタクリルアミド、ヒドロキシ−置換低級アルキルビニルエーテ ル、ナトリウムエチレンスルホナート、ナトリウムスチレンスルホナート、2− アクリルアミド−2−メチルプロパン−スルホン酸、N−ビニルピロール、N− ビニルスクシンイミド、N−ビニルピロリドン、2−又は4−ビニルピリジン、 アクリル酸、メタクリル酸、アミノ−(この用語「アミノ」は4級アンモニウム を含む)、モノ−低級アルキルアミノ−又はジ−低級アルキルアミノ−低級アル キルアクリラート及びメタクリラート、アリルアルコールなどを含む。例えば、 ヒドロキシ−置換C2−C4アルキル(メタ)アクリラート、5〜7員N−ビニル ラクタム、N,N−ジ−C1−C4(メタ)アクリルアミド及び全部で3〜5個の 炭素原子を有するビニル性不飽和のカルボン酸が好適である。 適切な親水性ビニルコモマーの例は、ヒドロキシエチルメタクリラート、ヒド ロキシエチルアクリラート、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジメチルアク リルアミド、アリルアルコール、ビニルピリジン、ビニルピロリドン、グリセロ ールメタクリラート、N−(1,1−ジメチル−3−オキソブチル)アクリルア ミドなどを含む。 好適な疎水性ビニルコモノマーは、メチルメタクリラート及びビニルアセター トである。 好適な親水性ビニルコモノマーは、2−ヒドロキシエチルメタクリラート、N −ビニルピロリドン及びアクリルアミドである。 本発明の方法は、成形品、特にコンタクトレンズを、例えば適切なコンタクト レンズ成形用型内でプレポリマーを光架橋を実施することにより製造する。本発 明により製造することができる成形品の別の例は、コンタクトレンズに加えて、 生物医学、特に、眼用成形品、例えば眼内レンズ、及び眼帯、外科での用途での 成形品、例えば、心臓弁、人工動脈など、更にはフィルム又は膜、例えば拡散制 御用膜、情報貯蔵用光構造性ホイル、又は光レジスト材料、例えば腐食レジスト 又はスクリーン印刷レジストである。 以下の実施例において、別に断らない限り、量は、重量で与えられ、温度は、 摂氏度で与えられる。本発明の文脈の範囲で、分子量は、別に断らない限り、平 均分子量に関する。この実施例は、いかなる方法においても、例えば実施例の範 囲に、本発明を制限することを意図していない。 実施例1:コンデンサ、温度計、撹拌器及びサーモスタットを有する二重壁反応 容器に、ヘキストからのポリビニール・アルコールMowiol(3-83)(Lot23029、 アセタート含量:18.8mol%、3.633meq/gに相当、PVA含量:95. 09%、固有粘度:0.272(dl/g))100gを空気下に室温で、水493 gに加え、混合物を攪拌しながら90℃に加熱した。1時間後、この溶液を25 ℃に冷却し、N−(2,2−ジメトキシエチルアクリルアミド)7.09g及び 発煙塩酸(37%)66.6gを加えた。混合物を25℃で11.5時間攪拌し た。 生成物を単離するために、反応混合物を15%NaOH236gでpH7に調整 し、0.45μmのフィルターで濾過し、空気下でMilliporからの1kD限外濾過 膜(Prep/scale-TFF Cartridge)越しに、濾液の塩化ナトリウム含量が、0.0 05%未満になるまで、限外濾過に付した。溶液を単離し、19.2%のプレポ リマー含量を有するポリマー溶液465.1g(理論の98.7%に相当する) を得た。次いで、溶液をロータリーエバポレーターを用いて30%までに濃縮し 、Trgacure(商標)2959の0.1%(乾燥含量に基づく)で増感した。 大量を製造するために、ポリマー溶液を30%濃度まで、Milliporからの1kD t ripple scree Pellikonカッセトを用いて直接に濃縮し、次いで無菌濾過した。 得られたプレポリマーの結果は以下のようである: 固有粘度: 0.309(dl/g) アセテート含量: 1.51meq/g、7.47mol%に相当 架橋剤(アクリルアミド): 0.678N、0.484meq/gに相当 30%溶液の粘度: 880Pa.s(40℃) 実施例2:実施例1により得た30%溶液の液滴を、シリンジを用いて冷却され たガラスに塗布した。ガラスプレートを−40℃に冷却し、液滴を瞬時に固化さ せた。固化した液滴、いわゆる形成された小球は、ガラスプレート上から取り出 し、所望により、軟化温度未満(この特定の場合は、約−3℃である)で貯蔵す ることができる。小球は、30〜40mgと秤量された。 小球を50℃に予め加熱されたメスのコンタクトレンズ成形用型へ計量導入し た。凍結された溶液、いわゆる小球は、10秒以内に融け、成形用型を閉じるこ とができる。101mW/cmのランプ出力で、304nmフィルターを通して向けら れている光で12秒の照射の後、成形用型を開き、コンタクトレンズを取り出す ことができた。仕上げられたコンタクトレンズは、約70%の含水量を有してい る。引っ張り伸びは134%であり、ヤング率は、0.53mPaである。このコ ンタクトレンズは、光学的な正確性、生物学的適合性及び快適性、及び更に機械 的に安定なコウタクトレンズのための全ての必要要件に合致している。 初めに既に述べたように、上記の例は、本発明の方法の驚くべき利点を示して いる。例えば、液滴の破壊によりもたらされるる計量の泡は発生しない。更に、 凍結された溶液の融解の結果としての蒸発リングもなく、成形品は増加して満た され、へりでの蒸発もない。更に、架橋反応の存続時間は、上昇した温度で好ま しく影響される。熔融方法の期間は、成形用型の温度により制御することができ る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 105:24 B29L 11:00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.成形品を製造するための方法であって、 a)架橋し得る基を含む水溶性のプレポリマーの実質的に水性の溶液を調製する 工程、 b)得られた溶液を固形状態に変換する工程、 c)得られた固形状態の溶液を成形用型に導入する工程、 d)固形状態の溶液を成形用型内で液体状態に変換する工程、 e)適用できる場合には、成形用型を閉じる工程、 f)架橋を開始させる工程、 g)適用できる場合には、成形用型を開き、それにより成形用型から成形品を取 り出す工程を含むことを特徴とする方法。 2.成形品が、コンタクトレンズである、請求項1記載の方法。 3.架橋し得る基を含む水溶性プレポリマーの実質的に水性の溶液が、プレポリ マーの製造のために用いられる、モノマー性、オリゴマー性又はポリマー性出発 物質又はプレポリマーの製造の間に形成される2次生成物を含まないか又は実質 的に含まず、かつ特に望ましくないいかなる構成物をも含まないか、又は実質的 に含まない、請求項1記載の方法。 4.架橋し得る基を含む水溶性プレポリマーの実質的に水性の溶液が、ビニルコ モノマーを添加せずに、かつ特にいかなるコモノマーをも添加せずに用いられる 、請求項1記載の方法。 5.架橋のための開始剤が、プレポリマー溶液に添加される、請求項1記載の方 法。 6.架橋に続く、望ましくない構成物を取り除くための抽出が、省略される、請 求項1記載の方法。 7.a)プレポリマーの製造のために用いられる、モノマー性、オリゴマー性又 はポリマー性出発物質又はプレポリマーの製造の間に形成する2次生成物を含ま ないか又は実質的に含まず、かつ特に望ましくないいかなる構成物をも含まない か、又は実質的に含まない、架橋し得る基を含む水溶性のプレポリマーの実質的 に水性の溶液を調製する工程、 b)得られた溶液を固形状態に変換する工程、 c)得られた固形状態の溶液を成形用型に導入する工程、 d)固形状態の溶液を成形用型内で液体状態に変換する工程、 e)適用できる場合には、成形用型を閉じる工程、 f)架橋を開始する工程、 g)適用できる場合には、成形用型を開き、それにより成形用型から成形品を取 り出す工程を含む、請求項1記載の方法。 8.成形品が、コンタクトレンズである、請求項7記載の方法。 9.実質的に水性の溶液が、純粋に水性溶液であるか、又は合成の、好適には緩 衝された涙液である、請求項8記載のコンタクトレンズを製造するための方法。 10.架橋開始剤が、溶液に加えられ、次いで架橋が光架橋により実施される、 請求項8記載の方法。
JP50828298A 1996-07-26 1997-07-25 成形品の製造 Expired - Fee Related JP4160120B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP96810500.7 1996-07-26
EP96810500 1996-07-26
PCT/EP1997/004065 WO1998004934A1 (en) 1996-07-26 1997-07-25 Manufacture of mouldings

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000515822A true JP2000515822A (ja) 2000-11-28
JP2000515822A5 JP2000515822A5 (ja) 2005-04-07
JP4160120B2 JP4160120B2 (ja) 2008-10-01

Family

ID=8225665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50828298A Expired - Fee Related JP4160120B2 (ja) 1996-07-26 1997-07-25 成形品の製造

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6106746A (ja)
EP (1) EP0951654B1 (ja)
JP (1) JP4160120B2 (ja)
AT (1) ATE214810T1 (ja)
AU (1) AU3771297A (ja)
DE (1) DE69711236T2 (ja)
ID (1) ID17663A (ja)
WO (1) WO1998004934A1 (ja)
ZA (1) ZA976639B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE268481T1 (de) * 2000-03-24 2004-06-15 Novartis Pharma Gmbh Vernetzbare oder polymerisierbare präpolymere
EP1226924B1 (en) * 2001-01-24 2006-02-15 Novartis AG Lens Manufacturing Process
US20060100408A1 (en) * 2002-03-11 2006-05-11 Powell P M Method for forming contact lenses comprising therapeutic agents
US6846892B2 (en) * 2002-03-11 2005-01-25 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Low polydispersity poly-HEMA compositions
US20030218717A1 (en) * 2002-05-27 2003-11-27 Menicon Co., Ltd. Highly water-absorptive ophthalmic lens and method of producing the same
EP1534767B1 (en) * 2002-08-14 2007-11-28 Novartis AG Radiation-curable prepolymers
WO2004076500A1 (en) * 2003-02-28 2004-09-10 Novartis Ag Copolymers comprising biomolecules
US7726809B2 (en) 2005-02-09 2010-06-01 Safilens S.R.L. Contact lens, method for producing same, and pack for storage and maintenance of a contact lens

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3171870A (en) * 1960-07-01 1965-03-02 North American Aviation Inc Polymer processing
US3151095A (en) * 1961-01-13 1964-09-29 Whittaker Corp Process of mixing glass flakes with a normally liquid resin in frozen, comminuted form
US3968051A (en) * 1968-10-21 1976-07-06 American Cyanamid Company Freeze drying photochromic filters
US4673539A (en) * 1983-06-03 1987-06-16 Minnesota Mining And Manufacturing Company Process for thermoformed articles
EP0216074B1 (en) * 1985-07-31 1993-06-16 Ciba-Geigy Ag Polyvinyl alcohol derivatives and crosslinked hydrogel contact lenses made therefrom
GB2180308B (en) * 1985-09-11 1989-09-06 Teves Gmbh Alfred Brake pad retention spring, in particular for spot-type disc brakes for automotive vehicles
JPS6323126A (ja) * 1986-02-13 1988-01-30 Bio Material Yunibaasu:Kk ソフトコンタクトレンズおよびその製造法
DE3630928A1 (de) * 1986-09-11 1988-03-24 Messer Griesheim Gmbh Verfahren zur verbesserung der homogenitaet hochreaktiver polykondensate
EP0300241B1 (de) * 1987-07-10 1991-09-25 Karl Reinhard Zeiss Verfahren zur Herstellung und zur Verarbeitung von Reaktionskunststoff-Mischungen
JPS6490026A (en) * 1987-10-01 1989-04-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Device for producing fine granular polyvinyl alcohol gel
TW272976B (ja) * 1993-08-06 1996-03-21 Ciba Geigy Ag
US5804106A (en) * 1997-07-10 1998-09-08 Cheng Tsu Chen Manufacturing method for UV-screening photochromism eye glasses

Also Published As

Publication number Publication date
ZA976639B (en) 1998-01-26
AU3771297A (en) 1998-02-20
US6106746A (en) 2000-08-22
DE69711236T2 (de) 2002-10-02
ID17663A (id) 1998-01-15
JP4160120B2 (ja) 2008-10-01
EP0951654A1 (en) 1999-10-27
ATE214810T1 (de) 2002-04-15
EP0951654B1 (en) 2002-03-20
WO1998004934A1 (en) 1998-02-05
DE69711236D1 (de) 2002-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2914872B2 (ja) 光架橋重合体
JP3782452B2 (ja) 塩構造を含む架橋されたポリマー
JP4410756B2 (ja) 光開始剤を含む架橋されたポリマー
JPH10513408A (ja) 架橋されたポリマー
JPH10513126A (ja) エステル又はアミド基を含む架橋ポリマー
JP2000515085A (ja) 放射線吸収剤をポリマーに組み込む方法および組成物
JPH10513409A (ja) 架橋された着色されたポリマー
WO2002071106A1 (en) Process for the manufacture of moldings
CA2580768C (en) Biomedical moldings
US6407145B1 (en) Photocrosslinkable materials and applications
JP2000515822A (ja) 成形品の製造
JP2001523834A (ja) 着色された眼用レンズを製造するための方法及び組成物
AU734885B2 (en) Method and composition for incorporating radiation-absorbing agents into polymers
HK1005338B (en) Process for preparing a shaped article
MXPA97005865A (en) Reticulated polymers containing structures of

Legal Events

Date Code Title Description
A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20040716

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070116

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070502

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080715

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080717

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees