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JP2000515230A - シール要素製造方法及び該方法により製造されたシール要素 - Google Patents

シール要素製造方法及び該方法により製造されたシール要素

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JP2000515230A JP10508347A JP50834798A JP2000515230A JP 2000515230 A JP2000515230 A JP 2000515230A JP 10508347 A JP10508347 A JP 10508347A JP 50834798 A JP50834798 A JP 50834798A JP 2000515230 A JP2000515230 A JP 2000515230A
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Abstract

(57)【要約】 往復圧縮機用、特に無給油式往復圧縮機用の、1つ又は複数の合成材料からなるシール要素の製造方法において、流動性プラスチックが一又は複数のゲートから射出成形型内へ導入される射出成形法によりシール要素が製造される。

Description

【発明の詳細な説明】 シール要素製造方法及び該方法により製造されたシール要素 本発明は、少なくとも一のプラスチックからなるピストン圧縮機用シール要素 の製造方法に関し、特に、請求項1の前文に記載の乾式駆動ピストン圧縮機用の シール要素製造方法に関する。更に、本発明は、本発明に係る方法により製造さ れたシール要素に関する。 ピストン機関、特に乾式駆動ピストン機関におけるピストンロッドの密封に関 して、フッ素樹脂を主成分として製造されたシール要素が知られており、そのよ うなプラスチック材料としてはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)が特に 使用されている。この種のシール要素の製造に関しては、焼結又は押出し加工さ れた板状半仕上げプラスチック加工品が使用され、この半仕上げプラスチック加 工品から、チップ形成加工(chip forming machining)プロセスによりシール要 素が製造される。半仕上げプラスチック加工品は、その製造方法の結果として、 方向性に依存する物理的、機械的及びトライボロジー的特性を有し、またこのよ うな結果は異方性とも称される。このように、例えば、押出し加工による半仕上 げプラスチック加工品は、製造方向及び該方向の垂直方向に関して、異なる物理 的、機械的及びトライボロジー的特性を有している。半仕上げプラスチックは、 炭素繊維、ガラス繊維又はアラマイト(aramite)のような繊維質部分が付加的 に取り込まれている場合、特に顕著な異方性を示す。従って、半仕上げプラスチ ック加工品から製造され、例えば弓状形に形成されたシール要素は、その周縁方 向に関して異方性を呈し、従って物理的、機械的及びトライボロジー的特性が変 動するものである。異方性は、繊維含有プラスチックにおいて特に顕著となる。 何故なら、シール要素が半仕上げプラスチック加工品から、その繊維配向に関し てどのように機械加工されたかに依存して、幾何学的に同一形状であるシール要 素が、周縁方向に関して異なる物理的、機械的及びトライボロジー的特性を呈す るためである。 公知のシール要素の構造は、制御不能な異方性を呈し、このことがそれらの耐 摩耗性及び可使時間に不利な影響を与えるものである。 本発明の目的は、経済的により有利なシール要素を提供することにある。特に 、シール要素がその周縁方向に関して均一な物理的、機械的及びトライボロジー 的特性を呈するような、ピストン圧縮機用、特には乾式駆動ピストン圧縮機用の シール要素製造方法を提供することに有る。 当該目的は、請求項1に記載の特徴に従う方法により達成される。また、当該 目的は、請求項14に従う特性を有するシール要素により達成される。更に、従 属請求項2乃至13は、当該方法の好適な態様例に関する。また従属請求項15 乃至17は、当該シール要素の好適な実施態様例に関する。 当該目的は、特に以下のシール要素において達成される。すなわち、流動性プ ラスチックが少なくとも一の射出位置又はゲートにおいて、型内、詳細には射出 成形型内へ射出される射出成形法により製造される、少なくとも一のプラスチッ クからなるシール要素である。シール要素用のプラスチックは好ましくは、プラ スチック材料であるPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PFA(過フル オロアルコキシ共重合体;perfluoralkoxy-copolymer)又はPPS(ポリフェニ レンスルフィド)、あるいは射出成形法により加工することのできる他のプラス チックからなる。高温重合体PEEKは、射出成形法により好適に加工すること のできる材料である。更に、少なくともPEEK又は変性PEEKからなるシー ル要素は、非常に良好な機械的特性を有し、例えば高温における高圧負荷を可能 にする非常に良好な耐熱性、及び、例えばこの種のシール要素に長期寿命を与え る高い耐摩耗性を有する。 プラスチックPTFEを使用するシール要素の製造は、粉体をプレス加工によ り圧縮する焼結法によりPTFEが製造されるため、非常に複雑で経費高である 。圧縮により、相対的に大きな容積変化が生じるため、半仕上げ加工品は第一加 工工程において通常は板状体又は棒状体として形成される。続く多数の加工工程 において、シール要素は、旋削、チップ形成加工及び更なる加工法により半仕上 げ加工品から加工形成される。このとき、特にシール要素がリング状に成形され る場合は、半仕上げ加工品の大部分は、廃棄されるべき切削材料となる。 本発明による方法の利点は、後続の複雑な仕上げ工程を必要とせずに、単一工 程又は非常に少数の加工工程によりシール要素を製造することができる点に見ら れる。従って、本発明による方法は、非常に経済的なシール要素の製造を可能に するものである。加えて、廃棄物が全くあるいは殆ど蓄積せず、従って、例え非 常に高価なプラスチック材料、例えばPEEK等を使用する場合であっても、経 済的なシール要素を製造することができ、特に、シール要素がリング形状に成形 される場合、極少量の材料で製造することができる。板状又は棒状の半仕上げ加 工品からチップ形成加工によりシール要素を製造する方法とは異なり、すなわち 、型抜き品から最終製品に至る過程で不要となる材料の殆どを、例えば単純融解 することにより射出成形法において再利用できるので、廃棄物が全くあるいは殆 ど蓄積することがない。 本発明による方法又は該方法により製造されたシール要素に係る更なる利点は 、射出成形法によりシール要素をその最終構造形態として直接製造することがで きる点、あるいは多数の後処理工程を特別必要とせずに極めて単純な方法で、型 抜き品からシール要素を製造することができる点に見られる。更に、射出成形法 においては、例えば半仕上げ加工品をチップ形成加工する場合と比べて、プラス チックの流れ方向を考慮することにより、成形時において、完成シール要素にお ける所望の幾何学的形状を十分考慮することができるので、周縁方向に関して安 定した物理的、機械的及びトライボロジー的特性を有するシール要素を製造する ことができる。本発明による方法の更なる利点は、シール要素の物理的、機械的 及びトライボロジー的特性を、例えば構成要素の幾何学的形状に応じて、意図的 に操作しうる点、すなわち、射出工程における充填過程を制御することにより、 物理的、機械的及びトライボロジー的特性を広範囲で制御することができる点に 見られる。 例えばPEEKのような部分結晶性プラスチックに関しては、物理的及び機械 的特性は、生成する結晶の数、分布及び種類に大きく依存する。射出成形法によ り製造されたシール要素においては、結晶形成を好適に制御することができるの で、例えば引張り、圧縮又は曲げ応力に関して、押出し又は焼結のような従来公 知の製造方法と比較して、約30%乃至50%大きい機械的応力抵抗を呈するシ ール要素を製造することができる。射出成形法によりPEEKから製造されたシ ール要素は、焼結又は押出し加工における場合よりも高い結晶化度を有する。射 出成形法によりPEEKから製造された構成要素の結晶化度は、温度又は冷却速 度のようなパラメータにより制御することができる。更に、焼結又は押出し加工 によりPEEKから製造された構成要素と比較して、射出成形法により製造され たシール要素は、より均一な組成を有しており、加えてPEEKには孔(pore) 又は穴(hole)は全く存在しない。射出成形法によりPEEKから製造されたシ ール要素における高耐熱性は、プラスチックPEEKの高結晶化度に直接起因す るものである。 本発明方法により製造されたシール要素、特にシールリングは、従来公知のシ ール要素とは明らかに異なる構造的特徴を有し、また、後者を凌駕する大きな物 理的及び機械的利点を有する。特徴的な構造は、本発明シール要素の断面におい て顕著に認められる。従って、例えばシールリング又はピストンリングのような 本発明シール要素は、従来公知のシール要素とは構造的特徴において明らかに一 線を画すものである。また、射出成形品における固有の特徴は、特に繊維質充填 剤が使用された場合は、プラスチックの流れ方向又は充填剤の配向にあり、これ らの特徴は例えば光透過法により正確に測定することができる。 PTFEのような有機充填剤もしくはグラファイトのような無機充填剤及び/ 又は炭素繊維、ガラス繊維、アラマイト(aramite)繊維もしくは金属のような 繊維質材料がプラスチックに添加される場合、射出成形法を採用することにより 、押出し法と異なり、繊維が常に同一方向に延びて配向するように、これら繊維 の配向を制御することができる。シールリング中の繊維は、射出成形中、周縁方 向に広がるように配列するので、繊維含有シールリングの周縁に沿って、類似又 は一定の物理的、機械的及びトライボロジー的特性も得ることができる。 また、後続のチップ形成加工を必要とする半仕上げ加工品を製造する公知製造 方法においては、シール要素の広がり方向に繊維質部分を配列することは不可能 である。半仕上げ加工品においては、全ての繊維質部分は通常、同一方向に向か って配向しているので、後続のチップ形成加工により、シールリング繊維質部分 の配向は、その周縁方向に関して継続的に変化し、その結果、公知シールリング はその周縁方向に関して継続的に変動する機械的特性を呈するものである。本発 明に係るシールリングの利点は、その周縁方向に関して繊維が均一配向すなわち 渦状を呈するため、シールリングがその周縁方向に関して一定の機械的特性を呈 する点に見られる。 更なる利点は、シールリングにおける繊維質部分の配列及び密集度を、例えば 射出ゲートの数及び配列を選択することにより、最適化することができる点に見 られる。また、シール要素における繊維質材料の密度が局部的に変化するように 、射出成形プロセスが実施されている間、繊維質材料を異なる密度でプラスチッ クに添加することが可能である。この方法により、例えば繊維質成分がリング内 部で排他的な広がりを持つ一方で、該繊維質成分が外表面までは到達しないよう なシールリングを製造することができる。更に、この方法において、シールリン グの密封表面に繊維質成分を全く存在させず、一方で機械的強度を向上させるた めに残りの表面領域に繊維を埋め込んだ状態を実現することも可能である。この ような状態を実現することは、特にガラス繊維を使用する場合に好適である。何 故なら、シールリングにおける密封表面近傍からこれら繊維を意図的に排除する ことが可能であり、従って、ピストンロッドの表面、より一般的な表現を用いれ ばピストンロッド又はシリンダパスのような対向駆動部の表面が、このような繊 維により損傷を受ける危険を回避することができるためである。従って、機械的 強度を向上させるためにシールリング内へガラス繊維を導入し、且つ、密封表面 領域又は駆動表面領域における繊維密度を意図的に減少させることにより、ガラ ス繊維により対向駆動部に生ずる研磨作用を防止あるいは少なくとも減少させる ことが可能である。 本発明による方法又は該方法で製造されたシール要素に係る更なる利点は、使 用されるプラスチックの組成を単純な方法で変化させることができる点に見られ る。シール要素は常に、プラスチックマトリクスからなる基本構造を有し、マト リクス構成プラスチックとしては例えばPEEK、PFA又はPPSを挙げるこ とができ、例えばPEEKの割合は、シール要素全質量(total mass)中70% とすることができる。広範囲にわたる様々な異なる組成を有するシール要素を製 造するために、プラスチックマトリクスには、様々な充填剤を充填することが可 能である。すなわち、一つには、充填剤の割合に対してPEEKのようなプラス チックの割合を変化させることが可能であり、一つには、異なる充填剤を混入す ることが可能である。充填剤としては、PTFEのような有機充填剤又は炭素繊 維、ガラス繊維、グラファイトもしくは金属のような無機充填剤が好適である。 射出成形法を使用することにより、PEEK、PTFE、繊維、グラファイト等 の割合を適宜選択して混合することが可能であり、また、少量のシール要素の製 造が可能となるので、多数の異なる混合比及び/又は異なるトライボロジー的、 機械的もしくは熱的特性を有するシール要素を経済的な方法で製造することが可 能になる。 本発明による方法の更なる利点は、周縁方向においてオーバラップするギャッ プ接合部を有するシール要素を単純な方法で製造することができる点に見られる 。この方法は、シールリングの端部領域において互いに隔絶し、しかしながら、 シールリングの周縁方向においてオーバラップする二つのキャビティを有するよ うに、シールリング製造用の型すなわち射出成形型に、例えば、幾分螺旋形に広 がるキャビティを設けるものである。この方法により、周縁方向においてオーバ ラップするギャップ接合部を有するシールリングを製造することが可能となり、 例えば、幾分螺旋形に形成されたシールリングは、後続の熱処理加工により平坦 な形状のシールリングへ変形することができる。 本発明方法の更なる利点は、異なる色に染色されたプラスチックを使用するこ とにより、異なる色を持つシール要素を製造することができる点に見られる。更 に、部分的に異なる色を呈するシール要素を製造することも可能であり、例えば 、シールリング射出成形中、異なる色のプラスチックを交互に射出することによ り、周縁方向又は半径方向に関して多数の異なる色を呈するシールリングを製造 することが可能である。このような着色又は部分的に異なる色への着色は、例え ば、識別用途又はシール要素の摩耗疲労指標用途に有用である。 本発明方法に係る第一の態様例において、射出成形型は、型、すなわち製造さ れるべきシール要素の形状と幾何学的に実質同一であり、流動性プラスチックを 受け入れるキャビティとして使用される。この態様により、リング状に形成され たシール要素において、特に周縁方向に広がるプラスチックの顕著な流動すなわ ち流れの方向が発生するように、射出ゲートが配される。流入プラスチックはシ ールリング形状に広がり、その結果、シールリングの周縁方向に関して好適な機 械的特性を有する均一な構造が得られる。本発明方法に係るこの態様においては 、上記の如く単一工程により流動性プラスチックを実質的最終形状まで成形加工 することが可能である。 本発明方法に係る特に好適な第二態様例は、シール要素が射出点を含まない状 態となるように、各射出ゲートの空間的位置が選定される点に特徴を有するもの である。一般に、射出点は、シール要素構造に関して、その機械的、物理的及び トライボロジー的特性に悪影響を与える分裂点となる場合もあるので、本発明の この特徴は、特に有利である。 製造されるべきシール要素の幾何学的形状に応じて、一つの射出ゲートから正 確に射出成形型内へプラスチックを射出することは、該射出成形工程を更に単純 にすることになるので、有利なことである。本発明において、該射出ゲートの空 間的位置は、射出成形型内においてプラスチックが移動する距離が最小となるよ うに、適宜選択される。これは、プラスチックの流動すなわち流れの行程を短く することにより、シール要素の機械的特性(例えば強度)が特に好適な影響を受 けることが実際に確認されているためである。 特にリング形状として具現化されるシール要素の製造に関して、放射方向に広 がる顕著なプラスチックの流れ方向を生ずるように射出ゲートが配されることが 、第二態様においては好ましい。リング状シール要素の製造に関して、リング状 シール要素の幾何学的中心近傍に配された射出ゲートから、プラスチックを射出 成形型内へ射出することが特に好ましい。このような配置により、一方では、流 動性プラスチックが移動する距離は可能な限り最短に維持され、他方では、周線 上の全点において射出ゲートからの距離が等しくなる。このことにより、本発明 は、シール要素周縁方向に関する物理的、機械的及びトライボロジー的特性が、 非常に良好な状態で均一となる利点を有するものである。 本発明方法に係る第二の態様例においては、以下の工程により、実質的にリン グ状であるシール要素を製造することが好ましい。すなわち、まず初めに、射出 チャネルを介して流動性プラスチックを、実質的に円盤状の射出成形型キャビテ ィの中心部へ射出して硬化させる射出成形法により、傘状成形品を製造する。次 いで、傘状成形品を成形型から取り外し、傘状成形品の柄周囲の中央領域を除去 し、実質的にリング状のシール要素を得る。 この方法によれば、非常に単純且つ経済的な方法でリング状シール要素を製造 することが可能であり、該シール要素の物理的、機械的及びトライボロジー的特 性は、乾式駆動ピストン圧縮機における使用に関して非常に好ましいものである 。 以下、図面及びシール要素に係る幾つかの代表例を参照しつつ、本発明を詳細 に説明する。図面において例示されているものは、正確な縮尺ではなく、また、 一部省略されて描かれているものである。 図1は、シールリングとして具現化されたシール要素を示す図である。 図2は、シールリングに係る更なる具体例を示す図である。 図2aは、図2に係るシールリングを線分B−Bから見た断面図である。 図2bは、図2に係るシールリングを線分C−Cから見た断面図である。 図2cは、図2に係るシールリングをE方向から見た側面図であり、ギャップ 接合部が示されている。 図2dは、図2に係るシールリングの部分拡大図である。 図3は、乾式駆動ピストン圧縮機内に組み込まれたシールリングを示す図であ る。 図4は、射出成形法を実施するための装置を示す図である。 図5は、射出成形法を実施するための更なる装置を示す図である。 図6aは、更なるシールリング要素を示す図である。 図6bは、図6aに係るシール要素を複数個使用して構成される更なるシール リングを示す図である。 図7は、本発明方法に係る第二の態様例における射出成形型を示す断面図であ る。 図8は、図7に係る射出成形型を使用して製造された成形品を示す平面図であ る。 図9は、図8に係る成形品の縦断面図である。 図1は、乾式駆動ピストン圧縮機におけるピストンロッド用のシール装置を示 している。この装置は、シールリング1及び該シールリングを包囲するカバーリ ング2からなる。シールリング1は二つの端部1c、1dにおいて分断しており 、その結果、二つの端部1c、1dの間にギャップ1aを有するものである。シ ールリング1は、本発明方法に係る第一の態様により製造することができる。ま た、該リングには、射出ゲート又は射出位置に由来する射出点又はゲートマーク 1uが見られる。シールリング1に係る本態様例においては、射出点1uがシー ルリング1に関して対照的な位置に配されるように、射出ゲートを配した射出成 形法により、シールリング1が製造される。射出工程中、射出ゲートから型すな わち射出成形型のキャビティ内へ流れるプラスチックが、キャビティ内において f1、f2で示される方向へ該キャビティが充填されるまで流動拡散することに より、シールリング1が形成する。シールリング1は二つの密封表面1h、1m を有する。一方の密封表面1hは、可動性ピストンロッド4と接面するものであ り、他方の密封表面1mは、固定部すなわちシール室リング5と接面するもので ある。どちらの密封表面1h、1mも、例えば曲率半径、平坦度又は表面構造の ような厳密な幾何学的要求を満たすものでなくてはならない。ところで、射出成 形法により製造されたプラスチック部品が収縮を起こすことは周知の事実である 。これら二つの相反する条件は、本発明の射出成形法においては、以下のように 収縮を制御することにより満足させることが可能である。すなわち、シールリン グを製造及び冷却する間、二つの密封表面1h、1mの幾何学的寸法を一定に保 持するために、シールリング1の残りの表面における収縮を意図的な許容差とす るものである。この方法により、非常に厳密な幾何学的寸法にある密封表面を有 するシールリングを射出成形法により製造することができる。従って、該方法は 、シールリングを機械的に加工する後続工程を必要としない。しかしながら、更 に精巧な成形表面を得るために、後続の研磨工程により成形表面を更に加工する ことも有利である。 上記方法により、ピストンリングとして設計されたシール要素を製造すること も可能である。シールリング1における場合は、内側表面の寸法を一定とするこ とが必要とされたが、ピストンリングにおいては、外側周囲表面の寸法を一定と することが要求される。かようにして本発明に係る射出成形法により単純な方法 でピストンリングを製造することが可能である。 図1においては、端部領域2bを有するカバーリング2も示されている。この カバーリング2は射出点2uを有しており、該製造工程時、この射出点からf1 、f2で示される方向にプラスチックが流動し、型のキャビティを充填する。こ のカバーリング2においても幾何学的に非常に厳密な二つの表面を製造すること が可能である。 図2は、シールリング1の他の代表例を示す平面図であり、射出点1u並びに プラスチックの流れの方向f1、f2が示されている。シールリング1は、寸法 が一定な二つの密封表面1h、1mを有している。シールリング1は、二つの端 部領域1b、1cにおいて分断して、周縁方向においてオーバラップするギャッ プ接合部となるギャップ1aを形成しており、更に周縁部においてオーバラップ するギャップ接合部が生ずるように端部1dが、一方の端部領域1c上に設けら れている。シールリング1は、その周縁に配された複数のウエブ1pを有してお り、線分C−Cに沿うウエブ1pの断面が図2bに示されている。ウエブ1pは 、シールリング1の全高に及ぶ密封表面1hを有している。線分B−Bに沿う別 位置における断面を図2aに示す。この場合、寸法が一定の密封表面1hは、高 さHの極一部の領域を占めるに過ぎず、領域1kにおいて、表面11が角度βを もって円錐形に広がっている。非常に幅細な形状のウエブ1pを周縁方向に多数 有するシールリング1も、本発明に係る射出成形法により製造することが可能で ある。シールリング1断面において、埋め込まれた繊維材料の密度が異なる様子 を図2bに示す。繊維は、シールリング1の周縁方向すなわち図示平面に対して 垂直方向に伸展している。図示の態様例においては、繊維密度が高い領域が第一 領域1zとして形成され、繊維密度が非常に低い領域が第二領域1yとして形成 されるように、繊維が充填されている。従って、密封機能を果たす重要な部分で ある表面1h、1mにおいては、繊維密度が非常に低いか、あるいは全く繊維が 存在しない。駆動表面又は密封表面の繊維密度、例えばガラス繊維密度を低下さ せることにより、当該表面のガラス繊維密度が高い場合に比べて、対向部材への 研磨作用をはるかに減少させることができる。 図2cは、図2に係るシールリング1を視線E方向から見た側面図であり、端 部領域1c、1d及び端部領域1cとオーバラップする端部1dが示されている 。この種のオーバラップギャップ接合部は、本発明に係る以下の方法により簡単 に製造することが可能である。すなわち端部1d及び端部領域1cが互いに隔絶 した二つのキャビティ内において形成されるように、型キャビティが幾分螺旋状 に広がるように設訃されるものである。射出成形完了後、螺旋状に広がるシール リング1が、平面内で広がるシールリング1となるように、プレス又は熱処理に よりシールリング1を加工する。 図2dは、図2に係るシールリングの部分拡大図であり、シールリング1に充 填された繊維1vの配向を示している。これら繊維1vは、シールリング1の広 がり方向に関して整列している。従って、シールリング1は、その周縁方向に関 して均一な物理的、機械的及びトライボロジー的特性を有するものである。射出 成形法により製造されたシールリング1において、特に密封表面1hは均一な構 造を有する。 図3は、ピストンロッド4を具備する乾式駆動ピストン圧縮機のパッキン6の 縦断面図であり、シール装置12がシール室14内に設置されており、該装置1 2はシールリング1、カバーリング2及びホースばね(hose spring)3からな る。シールリング1において寸法が一定である一方の密封表面1hは、ピストン ロッド4と接面しており、寸法が一定である他方の密封表面lmは、シール室リ ング5と接面してシリンダ室15の圧力を密封するものである。このとき、圧力 p1は、圧力p2よりも大きいものである。 図4には、射出成形法を実施するための射出成形装置20が示されている。射 出成形機25には、ファンネル26を介して、粒状常温の成形材料が供給される 。成形材料は、回転スクリュー27及び外部から加熱されるシリンダにより溶融 、可塑化され、スクリュー先端部へ押し出される。スクリュー27により軸方向 に押し出された成形材料は、ノズル及び射出ランナーすなわち射出通路を介して 、加熱要素23により温度制御された型21すなわち射出成形型内へ射出される 。この態様において、可塑化したプラスチックは、型21のキャビティ22が充 填されるまで該キャビティ22内へ流入し、その結果、シール要素1が形成され る。ファンネル26に供給されるものは、単一プラスチック材料からなる粒状物 28であっても良いし、あるいは、炭素繊維、ガラス繊維もしくはアラマイト( aramite)繊維のような繊維と同様に、付加的な成分を含有する混合物、例えば PTFEを含有するPEEKのような異なるプラスチック材料からなる混合物で あっても良い。 図5aは、二つの独立な射出成形機25を構成要素とする更なる射出成形装置 20を示しており、該射出成形機は、混合装置29を介してプラスチック24を 型21のキャビティ22へ供給するものである。図示の態様例においては、ファ ンネル26bの内容物28bはq1方向へ流れることにより型21内へ供給され る。ファンネル26aの内容物28aを型21内へ供給する場合は、混合装置2 9を適宜切り替えることが可能である。この方法によれば、異なるプラスチック からなるシール要素1を製造することが可能である。しかしながら、異なる色調 の同質プラスチックを使用して、例えば、シールリングとして形成されるシール 要素を周縁方向に関して色分けすることも可能である。 図5bは、図5aにおいて既に図示した射出成形装置20と同一の装置を示し ているが、図5aに係る場合とは異なり、二つの射出成形機25は、方向q1、 q2へ同時にプラスチックを流動させるものである。二つのファンネル26a、 26bは、異なるプラスチックを内包している。この複式成分射出法により、一 方のプラスチック28aからなる緻密な外部スキン24b及び他方のプラスチッ ク28bからなるコア24aを有するシール要素1を製造することが可能である 。 図6aは、射出点1u及び寸法一定表面1h、1y、1zを有するシール要素 1を示しており、図6bは、周縁方向において互いに接した状態にある三つのシ ール要素1からなるカバーリングを示している。全てのシール要素1は、射出成 形法により製造されたものであり、射出点1uを有している。シール要素1は、 ピストンロッド側の密封表面1hの寸法が一定となるように製造されている。更 に、相互に接触する表面1y、1zは、適正な大きさとなるように正確に形成さ れている。 本発明の方法に係る特に好適な第二態様は、射出成形法における各射出ゲート の空間的位置が、シール要素が射出点を含まないように選定される点に殊更特徴 を有するものである。本発明方法に係る第一態様とは異なるこの点を除けば、本 発明に従い製造されたシール要素に関して、第一態様に係る上記説明は、第二態 様においてもほぼ当てはまるものである。 射出点は、機械的、物理的及びトライボロジー的な特性に対して不利な影響を 与えうるシール要素構造上の問題点でもある。このような潜在的障害を排除しう ることは、本発明方法に係る第二態様の特徴的な利点である。 以下、図7乃至9を参照しつつ、閉リング状シール要素(エンドレスリング) の製造に関してより詳細に、本発明方法に係る第二態様を具体的に説明する。 図7は、実質的に円盤状のキャビティ32を有する射出成形型30の断面を描 いたものであり、該キャビティの中心部に流動性プラスチックが、射出通路31 を介して射出される。図8は成形品40を示す平面図であり、該成形品は、射出 成形型30を利用して射出成形法により製造することができる。図9は、図8に 係る成形品40の縦断面を示している。 射出成形型30には、図4、5a、5bにおいて例示され、且つ、当該原理に 関する論考において既に説明されたものと類似の射出成形装置20又は射出成形 機25により流動性プラスチックが充填される。この点に関して、射出通路31 (図7)は、射出成形機25(図4、5a、5b)又は混合装置29と夫々連結 し、その結果、流動性プラスチックが射出通路31(図7)を介して、射出成形 型30のキャビティ32内へ射出され得るものである。射出ゲート33は、射出 通路33が射出成形型30のキャビティ32と連通する位置に存在している。 更に、射出成形型30は実質的にリング状のリブ34を有しており、該リブは 、射出通路31と同心であり、実質的に円盤状のキャビティ32内へ突出してい る。加えて一又は複数の放出口35が設けられており、この放出口を介して、例 えば射出成形型30が充填されている間、気泡を放出させることが可能である。 射出成形型が充填されている間、流動性プラスチックは射出通路31を介して 流入し、同時に、射出ゲート33から円盤状キャビティ32内へ、該キャビティ が完全に充填されるまで、放射状に流動する。プラスチックが固化した後、成形 品40は成形型から取り外され、図8及び図9に例示される傘様状の成形品が得 られる。すなわち該成形品は、射出通路31により成形された柄部41及びキャ ビティ32により成形された円盤部42を有するものである。リブ34により、 成形品40の円盤部42には、柄部41と同心のリング状溝44が形成される。 その幾何学的中心部Mが射出ゲート33とほぼ一致するリング状のシール要素を 形成するために、成形品40の中心領域43が除去される。この中心領域43は 、成形品40の柄部41及び円盤部42においてリング状溝44により包囲され た部分を含むものである。中央領域43は、例えば粉砕、突出し、切削又は鋸引 きにより除去することができる。リング状溝44を設ける目的は、中央領域43 の除去を容易にすることにある。所望により、中央領域43を除去した後、リン グ状シール要素の内側境界面を更に仕上げ加工することも可能であり、例えばグ ラインディング又はホーニングを施しても良い。 ここに記載される本発明方法に係る第二態様の実施例において、プラスチック は射出ゲート33から射出成形型30内へ射出されるものであり、射出成形型内 でプラスチックが移動する距離が最小となるように、該ゲートの空間的位置が選 定される。プラスチックの流動距離が短いことは、シール要素の機械的特性にと って有利であり、例えばシール要素の強度、特に曲げ剛性が向上するので、上記 の如くゲート位置を選定することは有利である。より詳細には、プラスチックは 、リング状シール要素の幾何学的中心M近傍に配された射出ゲート33において 、射出成形型30内へ射出される。この方法によれば、同一周線上にある全点は 射出ゲート33から実質的に同一な距離にあることとなる。このことは、リング 状シール要素の内側及び外側の境界面についても特に言えることである。また、 この方法により、流動性プラスチックの広がりが、射出成形型30内で実質的に 放射対称に生ずるので、周縁方向に関して考察した場合、シール要素が非常に均 一な物理的、機械的及びトライボロジー的特性を呈するという利点を生ずるもの である。 また、第二態様においては、中央領域43を単純方法により再融解し、次の射 出成形に利用することができるので、シール要素製造時に廃棄物が殆ど全く生じ ない。この点は、経済的観点からは極めて重要な利点であり、例えばPEEKの ような高価なプラスチック材料を使用する場合は殊更である。 当然に、本発明方法に係る第二態様は、ここで詳細に記載されたエンドレスリ ング製造に限定されるものではない。従って、例えば、射出成形型30のキャビ ティ32及び/又はリブ34の設計を変更することにより、シール要素に関して 非常に多様な幾何学的形状を実現することが可能である。より詳細には、図1、 2a乃至d、6a、6bに例示されたシール要素も全て、本発明方法の第二態様 により同様に製造することが可能であり、その場合、これらシール要素は射出点 を含まないものである。 図1に係るシールリング1は、例えば、エンドレスリングの一箇所を中断する ことにより製造することが可能であり、すなわち、ギャップ1aが生じるように エンドレスリングの一部を切り出すことにより製造することができる。あるいは 、成形品40の円盤部42が対応する欠切部を有するように射出成形型30のキ ャビティ32を設計することも可能である。 また、オーバラップギャップ接合部(図2c参照)も、例えば、図2cに関し て既に説明した方法と類似の方法により形成することができる。また、円錐形に 広がる表面11(図2a参照)も、射出成形型30の壁を好適に設計することに より形成することが可能である。シール要素における非方形断面(図2b参照) も同様に、例えば、射出成形型30のキャビティ32の形状を適宜設計すること により形成することが可能である。 分離型シール要素(図6a及び6b参照)も、例えば、エンドレスリングの切 断により製造することができる。また、(例えば図6aに例示の如く)各分離片 を個別に、すなわち個別の射出加工により製造することも可能である。この態様 において、射出ゲートの位置は、分離片の曲率中心近傍に位置するように適宜選 定される。 本発明方法に係る第二態様によれば、射出成形型内におけるプラスチックの流 れの方向は、顕著な放射方向性を呈する。炭素繊維、ガラス繊維、アラマイト( aramite)繊維又は金属のような繊維質材料が混合されたプラスチックを使用す る場合は、これら繊維質材料は、プラスチックが放射方向に流動する射出成形時 、その流れの方向とほぼ直交するように整列するので、該繊維質材料はリング状 シール要素において実質的に周縁方向の配向性を有していることが判明している 。このことは、シール要素周縁方向に関して物理的、機械的及びトライボロジー 的特性が均一となるような好影響を特に与えるものである。当然に、繊維質材料 の密度がシール要素内において局部的に変化するように、繊維質材料をプラスチ ックと異なる密度で混合することは、第二態様においても可能である。従って、 既に記載の方法と類似の方法で、以下の特徴を持つシール要素を製造することが 可能である。すなわち、密封機能にとって重要なシール要素表面は殆どあるいは 全く繊維を含まず、一方、シール要素の他の部分においては、非常に高い繊維密 度が実現されているシール要素である。例えば、外側に密封表面を有するリング 状シール要素の場合、射出成形時まず初めに、繊維質を全くあるいは殆ど含まな いプラスチックで射出成形型の一部を充填し、次いで、高繊維密度のプラスチッ クを射出成形型内へ射出することにより、前記好適な特徴を有するシール要素を 製造することができる。 シール要素及び/又はシールリングについて具体的に記載した態様例に加えて 、シール要素及び/又はシールリングに係るあらゆる公知態様も、当然に、本発 明方法により製造することが可能である。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも一の射出ゲート又は位置において流動性プラスチックが射出成 形型内へ射出される射出成形法によりシール要素が製造される少なくとも一のプ ラスチックからなるピストン圧縮機用、特には乾式駆動ピストン圧縮機用シール 要素製造方法。 2. 各射出ゲートの空間的位置がシール要素が射出点を含まないように選定さ れる請求項1に記載の方法。 3. プラスチックが唯一の射出ゲートにおいて射出成形型内へ導入され、該射 出ゲートの空間的位置が、該射出成形型内におけるプラスチックの移動距離が最 小となるように選定される請求項2に記載の方法。 4. 特にリング形状に形成されるシール要素に関して、射出成形型内において 放射方向に広がるプラスチックの顕著な流れの方向が発生するように射出ゲート が配される請求項2又は3に記載の方法。 5. ほぼリング形状をなすシール要素の製造に関して、リング形状シール要素 の幾何学的中心近傍に配された射出ゲートにおいて、プラスチックが射出成形型 内へ射出される請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。 6. ほぼリング形状をなすシール要素の製造に関して、 (a)流動性プラスチックが射出通路を介して射出成形型における実質的に円盤 形状であるキャビティの中心部へ射出されて固化する射出成形法により、傘状の 成形品が形成され、 (b)該傘状の成形品が該成形型から取り外され、 (c)該傘状の成形品の中央領域が除去され、実質的にリング形状のシール要素 が得られる請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。 7. 流動性プラスチックが単一加工工程においてほぼ最終的な形状へ導かれる ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 8. 特にリング形状に形成されるシール要素に関して、射出成形型内におい て周縁方向に広がるプラスチックの顕著な流れの方向が発生するように射出ゲー トが配される請求項7に記載の方法。 9. プラスチックが少なくともPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)又は PFA(過フルオロアルコキシ共重合体;perfluoralkoxy-copolymer)又はPP S(ポリフェニレンスルフィド)からなる前出請求項いずれか一項に記載の方法 。 10.PTFEのような有機充填剤もしくはグラファイトのような無機充填剤及 び/又は炭素繊維、アラマイト(アラミド)繊維、ガラス繊維もしくは金属のよ うな繊維質材料がプラスチックに混合される請求項1乃至9のいずれか一項に記 載の方法。 11.シール要素における繊維質材料の密度が局部的に変化するように、繊維質 材料が異なる密度でプラスチックと混合される請求項10に記載の方法。 12.シール要素における少なくとも二つの表面が所望の寸法に対して正確に形 成されるように、シール要素の冷却中に生じる材料収縮が制御される請求項1乃 至11のいずれか一項に記載の方法。 13.シール要素が少なくとも一の染色されたプラスチックにより製造される請 求項1乃至12のいずれか一項に記載の方法。 14.請求項1乃至13のいずれか一項に記載の方法により製造された、特に乾 式駆動ピストン圧縮機におけるシールリング又はピストンリング用のシール要素 。 15.単一リング装置又は分離型リングにおいて、開リング形状又は閉リング形 状の構造体として設計された請求項14に記載のシール要素。 16.オーバラップギャップ接合部を有するシールリングとして設計された請求 項14又は15に記載のシール要素。 17.リング形状に設計され、繊維質材料が周縁方向に伸展してなる請求項14 乃至16のいずれか一項に記載のシール要素。
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