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JP2000515115A - ウイルス感染及び細菌感染症治療用および臓器冷凍保存用組成物 - Google Patents

ウイルス感染及び細菌感染症治療用および臓器冷凍保存用組成物

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JP2000515115A
JP2000515115A JP09522896A JP52289697A JP2000515115A JP 2000515115 A JP2000515115 A JP 2000515115A JP 09522896 A JP09522896 A JP 09522896A JP 52289697 A JP52289697 A JP 52289697A JP 2000515115 A JP2000515115 A JP 2000515115A
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JP09522896A
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ヴィセル、ミッシェル、オルガ、パトリシア、ジーステイラ
Original Assignee
クライオプリザベーション テクノロジーズ シーシー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、一般式がR3−CO−NR12であるアミドで構成された群から選択された活性成分から成る物質又は組成物、ウイルス感染症および/または細菌感染症治療法、臓器の冷凍保存法を提供する。この一般式において、R1およびR2はそれぞれ独立して、H、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、飽和および不飽和ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基から成る群から選択された基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2)n(ここにおいて、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、R3はH、Me、飽和および不飽和C2−C3アルキル基から選択される。

Description

【発明の詳細な説明】 ウイルス感染及び細菌感染症治療用および臓器冷凍保存用組成物 本発明は、特に、臓器の冷凍保存及びウイルス感染症及び/又は細菌感染症の 治療用の物質又は組成物、臓器の冷凍保存のための物質又は組成物の作製法、ウ イルス感染症および/または細菌感染症治療のための物質又は組成物の作製法、 臓器の冷凍保存における冷凍保護剤の使用法、ウイルス感染症および/または細 菌感染症の治療における薬剤又は製剤の使用法、冷凍保存剤の生産における冷凍 保護剤の使用法、ウイルス感染症および/または細菌感染症の治療のための薬剤 又は製剤の生産における物質又は組成物の使用法、臓器の低温保存の方法、臓器 の解凍の方法、上記物質と成分を使用したウイルス感染症および/または細菌感 染症の治療法、投与形態およびワクチンに関する。 本発明の1態様によれば、本発明は、臓器の冷凍保存、および、ウイルス感染 症および/または細菌感染症の治療のための物質又は組成物を提供するものであ り、これは、一般式がR3−CO−NR12であるアミドで構成された群から選 択された活性成分を含み、この一般式において、R1およびR2はそれぞれ独立し て、H、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、飽和および 不飽和ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基から成る群か ら選択された基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2)n(ここ において、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、R3はH、M e、飽和および不飽和C2−C3アルキル基から選択される。 R1およびR2の少なくとも1つをメチル基としてもよい。 R1およびR2の少なくとも1つをフッ素化(Fluorinated)C1−C3アルキル 基としてもよい。 この活性成分は、ホルムアミド、メチルホルムアミド、ジメチルホルムアミド 、アセトアミド、メチルアセトアミド、ジメチルアセトアミド、ジエチルアセト アミド、イソプロピルアセトアミド、ジイソプロピルアセトアミド、N−アセチ ルピペリジン、N−(β−ヒドロキシルエチル)アセトアミド、N,N−ジ(β − ヒドロキシルエチル)アセトアミド、N−アセチルモルホリン、アクリルアミド 、プロピオンアミド、N−フルオロメチル−N−メチル−ホルムアミド、および 、これらの2つ以上の混合物から成る群から選択してもよい。 実施例の一つでは、この活性成分がジメチルホルムアミド[C37NO(DM F)]であり、別の実施例では、この活性成分は、N−フルオロメチル−N−メ チル−ホルムアミド[HCON(CH3)(CH2F)]である。 DMFは、一般的には、極性溶剤として使用されており、皮膚、肺を通して、 あるいは、経口経由で容易に吸収される。液体DMFの皮膚からの吸収率は、9 .4mg/cm2/hである。DMFは迅速に代謝され、主要生物変換部位は肝臓であり 、大部分は尿中に排出される。ラット、マウス、ハムスター、ヒトにおける主要 代謝物は、N−(ヒドロキシメチル)−N−メチルホルムアミド(HMMF)、 N−(ヒドロキメチル)−ホルムアミド(HMF)及びN−アセチル−S−(N −メチル−カルバモイル)システイン(AMCC)である。無変化のDMFは、 その投与量の一部が尿中に排出される。限定的なデータから判明したことではあ るが、投与した量の大部分は排出されずに残るか、あるいは、非同定の成分とし て排出される。 DMFには、弱い急性皮膚毒性、経口毒性、吸入毒性がある。皮膚と目に軽い 刺激性があり、皮膚に容易に浸透する。皮膚感作性はない。 2〜3回の90日単位の試験では、NOAEL(有害が認められない状態での 効果レベル)の確定はできなかった。イヌにおける28日間の吸引試験では、6 3mg/m3の投与でも影響は認められなかった。同じくイヌを使った別の試験では 、60mg/m3の投与レベルで、可逆的な心臓血管への影響が認められた。 DMFには催奇形性があり、胚致死性の可能性がある。ウサギを使った試験に おいて、発生への影響に関するNOAELは、経口試験では44mg/kg体重とな り、吸入試験では150mg/m3であった。 本発明の特徴は、臓器をDMFに曝露する前に冷やすことにより、低温処置の 実施中におけるDMFの毒性をかなり減少させるか又は削減することが可能であ ることである。タンパク質は、室温において、30%DMF水溶液又は30%D MF生理食塩溶液中で変性する。しかし、本発明の方法によれば、温度が8℃で 、 DMF濃度が30%でも臓器への影響はないし、0℃以下の温度で、DMF濃度 が40%でも臓器は影響を受けることがない。 下記の例で記載されているように、一般的には、DMFの10%溶液を温度8 〜4℃で導入した場合には、低温措置中に臓器が影響を受けることはない。DM Fの25%〜30%溶液を導入する場合には、臓器と溶液の温度を4℃以下にす る必要がある。凍結保存措置中において、本発明の物質又は組成物は凍結保存剤 として、抗ウイルス剤および/または抗細菌剤として同時に機能する。このよう に、臓器にウイルスや細菌が感染しても、臓器の凍結保存が同時にウイルスおよ び/または細菌感染を阻止することになる。 この明細書で「臓器」という場合には、心臓、肝臓、皮膚、組織、角膜、骨、 腺、心臓弁を含む広い意味に解釈すべきである。 本発明は臓器を低温で凍結し、必要な時に解凍して使用できるようにする凍結 保護剤(CPA)および、このCPAを使用して、例えば、哺乳類等の組織、臓 器、又は身体全体を治療できる手段を提供する。一般的には、凍結をしていない ドナー臓器の保管寿命は約4時間であり、それを経過すると細胞が損壊されてし まうので、ドナー臓器を大陸横断で輸送するようなことは不可能である。下記の 説明で明らかなように、本発明の手順は簡単であり、臓器を本発明にかかるCp Aで処理した後、液体窒素に浸せば、−10℃/秒の冷却速度に耐えることがで きるようになる。そうなれば、ドナー臓器の大陸横断輸送、ドナー臓器銀行の設 立、死体や四肢、医療用の臓器の保存が可能となる。 このように、本発明の別の態様によれば、本発明は、臓器の凍結保存用の物質 又は組成物を提供するものであり、その物質又は組成物は一般式がR3−CO− NR12であるアミドから成る群から選択した低温処理用成分を含み、この一般 式において、R1およびR2はそれぞれ独立して、H、Me、ハロメチル、飽和お よび不飽和C2−C3アルキル基、飽和および不飽和ハロゲン化C2−C3アルキル 基、ヒドロキシル化アルキル基から成る群から選択された基であるか、あるいは 、R1およびR2が共に、(CH2)n(ここにおいて、n=4又は5)又は(C H22O(CH22を形成し、R3はH、Me、飽和および不飽和C2−C3アル キル基から選択される。 R1およびR2の少なくとも1つをメチル基としてもよい。 R1およびR2の少なくとも1つをフッ素化C1−C3アルキル基としてもよい。 下記にアミドについて説明する。 本発明の1実施形態によれば、低温処理用成分としてジメチルホルムアミドを 使用できる。別の実施例によれば、この低温処理用成分としてN−フルオロメチ ル−N−メチルホルムアミドを使用してもかまわない。 この低温処理用成分を、塩化ナトリウム、二ナトリウム−EDTA、重炭酸ナ トリウム、塩化カリウム、リン酸二水素カリウム、塩化マグネシウム、硫酸マグ ネシウム、塩化カルシウム、グルコース、Hespes−水酸化ナトリウム、および、 これらの2つ以上の混合物で構成される群から選択された成分を含む生理溶液と 組み合わせて使用できる。 特に、生理溶液としてTyrodo溶液(ここではTyrodeと呼ぶ)、Wisconson大学が 開発した溶液であるViaSpan、クレブス・ヘンゼライト(krebs hens leit)又はその他の適当な生理溶液を使用してもかまわない。 本発明はウイルス感染症および/または細菌感染症の治療のための物質又は組 成物にも及び、その物質又は組成物は、一般式がR3−CO−NR12であるア ミドから成る群から選択された活性治療成分を含み、この一般式において、R1 およびR2はそれぞれ独立して、H、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2− C3アルキル基、飽和および不飽和ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシ ル化アルキル基から成る群から選択された基であるか、あるいは、R1およびR2 が共に、(CH2)n(ここにおいて、n=4又は5)又は(CH22O(CH2 2を形成し、R3はH、Me、飽和および不飽和C2−C3アルキル基から選択さ れる。 R1、R2、R3については上記のとおりである。 アミドについては以下に述べる。 本発明の1実施例によれば、このアミドはジメチルホルムアミドである。別の 実施例では、このアミドは、N−フルオロメチル−N−メチル−ホルムアミドで ある。 ウイルス感染症として、例えば、後天性ヒト免疫不全症候群(HIV−1)の ような逆行性ウイルス感染症がある。本発明の物質又は組成物は、HIV−1の ような免疫系の疾病と関連のある風疹、皮膚アクネ、日和見感染などのウイルス および/または細菌感染症の治療に使用される。特に、本発明の物質と成分は、 ウイルスがキャプシド(capsid)保護コートを有するウイルス感染の治療 にも使用できる。 このように、ここで治療の対象になるウイルス感染症には、後天性ヒト免疫不 全症候群ウイルス感染症(HIV−1)から選択された疾病も含まれる。 物質又は組成物には少なくとも1種類の生理学的に受け入れ可能な医薬品添加 物又は担体が含まれる。この添加物又は担体としてコロイド二酸化ケイ素がある 。 本発明の別の形態によれば、本発明は、臓器の凍結保存に使用する凍結保護剤 の作製法を提供するものであり、その方法は、一般式がR3−CO−NR12で あるアミドから成る群から選択された凍結保護成分を、生理溶液と組み合わせる ステップを含むものであり、この一般式において、R1およびR2はそれぞれ独立 して、H、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、飽和およ び不飽和ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基から成る群 から選択された基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2)n(こ こにおいて、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、R3はH、 Me、飽和および不飽和C2−C3アルキル基から選択される。 生理溶液については以下で述べる。 R1、R2、R3については上記のとおりである。 アミドについては上記のとおりである。 本発明の別の態様によれば、本発明は、ウイルス感染症および/または細菌感 染症を治療するための薬剤又は製剤を作製する方法を提供するものであり、その 方法は、一般式がR3−CO−NR12であるアミドから成る群から選択された 活性治療成分と、少なくとも1種類の生理的に受け入れ可能な医薬品添加物又は 担体を組み合わせるステップを含み、この一般式において、R1およびR2はそれ ぞれ独立して、H、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、 飽和および不飽和ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基か ら成る群から選択された基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2 )n(ここにおいて、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、 R3はH、Me、飽和および不飽和C2−C3アルキル基から選択される。 R1、R2、R3については上記のとおりである。 アミドについては上記のとおりである。 本発明は、一般式がR3−CO−NR12であるアミドから成る群から選択さ れた凍結保護成分を含む凍結保護剤の、臓器の凍結保存における使用法にも及び 、この一般式において、R1およびR2はそれぞれ独立して、H、Me、ハロメチ ル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、飽和および不飽和ハロゲン化C2− C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基から成る群から選択された基である か、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2)n(ここにおいて、n=4又は 5)又は(CH22O(CH22を形成し、R3はH、Me、飽和および不飽和 C2−C3アルキル基から選択される。 凍結保護剤は、凍結保護成分と生理溶液から成る。 R1、R2、R3については上記のとおりである。 アミドについては上記のとおりである。 本発明は、一般式がR3−CO−NR12であるアミドから成る群から選択さ れた活性治療成分から成る薬剤又は製剤の、ウイルス感染症および/または細菌 感染症の治療における使用法にも及び、この一般式において、R1およびR2はそ れぞれ独立して、H、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基 、飽和および不飽和ハロケン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基 から成る群から選択された基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2 )n(ここにおいて、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、 R3はH、Me、飽和および不飽和C2−C3アルキル基から選択されろ。 R1、R2、R3については上記のとおりである。 この薬剤又は製剤には、少なくとも1種類の生理的に受け入れ可能な医薬品添 加物又は担体を含む。 生理的に受け入れ可能な医薬品添加物又は担体としてコロイド二酸化ケイ素を 使用してもよい。 アミドについては上記のとおりである。 本発明は、一般式がR3−CO−NR12であるアミドから成る群から選択さ れた成分である凍結保護成分を含む凍結保護剤の製造における使用法にも及び、 この一般式において、R1およびR2はそれぞれ独立して、H、Me、ハロメチル 、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、飽和および不飽和ハロゲン化C2−C3 アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基から成る群から選択された基であるか、 あるいは、R1およびR2が共に、(CH2)n(ここにおいて、n=4又は5) 又は(CH22O(CH22を形成し、R3はH、Me、飽和および不飽和C2− C3アルキル基から選択される。 R1、R2、R3については上記のとおりである。 アミドについては上記のとおりである。 本発明は、さらに、ウイルス感染症および/または細菌感染症の治療用の薬剤 又は製剤の製造における、本発明による物質又は組成物の使用法にも及び、この 物質又は組成物は、一般式がR3−CO−NR12であるアミドから成る群から 選択された活性治療成分を含み、この一般式において、R1およびR2はそれぞれ 独立して、H、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、飽和 および不飽和ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基から成 る群から選択された基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2)n (ここにおいて、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、R3は H、Me、飽和および不飽和C2−C3アルキル基から選択される。 R1、R2、R3については上記のとおりである。 アミドについては上記のとおりである。 さらに、本発明は、臓器を低温下で保存する方法にも及び、その方法には、臓 器を、一般式がR3−CO−NR12であるアミドから成る群から選択された凍 結保護成分(この一般式において、R1およびR2はそれぞれ独立して、H、Me 、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、飽和および不飽和ハロゲ ン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基から成る群から選択された 基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2)n(ここにおいて、n =4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、R3はH、Me、飽和およ び不飽和C2−C3アルキル基から選択される)で潅流するステップと、 潅流した臓器の温度を、臓器が少なくとも一時的に保存される保存温度まで下げ るステップが含まれる。 R1、R2、R3については上記のとおりである。 アミドについては上記のとおりである。 その方法には、代表的な例として、最初に臓器をTyrode(商品名)のような生 理溶液で潅流し、その後、少しづつ又は連続的に、漸進的に濃度を上昇させた凍 結保護剤を含む生理溶液で臓器を潅流させながら臓器の温度を下げるステップを 含む。 温度を下げる際には、最初に臓器を冷却し、その後、臓器を液体窒素中にて急 速に凍結させ、その臓器を液体窒素温度で保存する方法、液体窒素中で臓器を凍 結し、凍結器内で臓器を保管する方法、プラナー(planner)凍結を行い、液体 窒素中で保存する方法、又は、プラナー凍結の後、凍結器で保存する方法がある 。 このように、その方法には、臓器を生理溶液で事前に潅流して、臓器を温度8 〜5℃にまで冷却し、その後に臓器を凍結保護剤で潅流するステップと、一方で 、その凍結保護剤中の凍結保護成分の濃度を上昇させながら臓器を保存温度まで 冷却するステップを含む。 凍結保護成分の濃度を、漸進的に10%から40%に上昇させてもよい。 保存温度は、通常の場合では、氷点下−50〜−196℃である(液体窒素温 度)。 特に、この保存温度を約−80〜−196℃にしてもよい。液体CFC(クロ ロフルオロカーボン)又は液体窒素冷却剤を使用すれば、この温度が得られる。 本発明は、凍結保護剤により潅流され、保存温度にまで冷却されている臓器を 解凍する方法にも及び、この方法には、臓器を、一般式がR3−CO−NR12 であるアミドから成る群から選択された凍結保護剤(この一般式において、R1 およびR2はそれぞれ独立して、H、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2− C3アルキル基、飽和および不飽和ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシ ル化アルキル基から成る群から選択された基であるか、あるいは、R1およびR2 が共に、(CH2)n(ここにおいて、n=4又は5)又は(CH22O(CH2 2を形成し、R3はH、Me、飽和および不飽和C2−C3アルキル基から 選択される)に、臓器が事前に設定されている保存温度以上の温度になるまで曝 露するステップと、臓器を、凍結保護成分を含む凍結保護剤で潅流しながら、漸 進的に凍結保護剤中の保護成分の濃度を低下させるステップおよび臓器の温度を 上げ、その後、生理溶液で臓器を潅流するステップを含む。 事前に設定している温度を約−4〜4℃にしてもよい。 R1、R2、R3については上記のとおりである。 アミドについては上記のとおりである。 本発明は、さらに、ウイルス感染症および/または細菌感染症の治療法にも及 び、その方法には、一般式がR3−CO−NR12であるアミドから成る群から 選択された活性治療成分の生理学的な有効量を含む薬剤又は製剤をウイルス感染 症患者および/または細菌感染症に投与するステップを含む。この一般式におい て、R1およびR2はそれぞれ独立して、H、Me、ハロメチル、飽和および不飽 和C2−C3アルキル基、飽和および不飽和ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒド ロキシル化アルキル基から成る群から選択された基であるか、あるいは、R1お よびR2が共に、(CH2)n(ここにおいて、n=4又は5)又は(CH22O (CH22を形成し、R3はH、Me、飽和および不飽和C2−C3アルキル基か ら選択される。 この薬剤又は製剤には、少なくとも、上記で述べたような、1種類の生理的に 受け入れ可能な添加剤又は担体が含まれる。 R1、R2、R3については上記のとおりである。 アミドについては上記のとおりである。 投与量は、活性治療成分の血液中濃度、つまり、治療を受ける患者の血中濃度 が約2〜200ppm、好ましくは、50〜100ppmになるように選択する。DM F血漿ピーク濃度が50〜100ppmの場合に、HIV−1患者におけるCD4 ・T−細胞数を、治療開始から3週間以内に、312/mlから1000/ml以上に 増加させることが判明している。 投与する場合、経皮的に、つまり、局所的な活性治療成分の皮膚内転移による 方法、例えば、活性治療薬又は活性治療薬に含まれる成分を含浸させた皮膚パッ チ又は綿パッドを皮膚に貼る方法でもよい。皮膚パッチ又は綿パッドに含浸させ る活性治療薬の濃度を10〜100%にしてもよい。 投与の方法は、経口投与、吸入投与から選択してもよいし、座薬を使用したり 、静脈投与やこれらの2つ以上を組み合わせてもよい。静脈投与にすれば、時間 的に制御した量を投与できる。 本発明は、活性治療薬を吸着させて使う皮膚パッチや皮膚パッドのような局所 的治療を含む、ウイルス感染症および/または細菌感染症の治療に適用する投与 形態にまで及ぶ。 局所的に使用する場合には、TEFLON(製品名)のような合成高分子材料に、活 性治療成分を吸収させたり吸着させたりして使用してもよい。さらに、代表的な 投与形態として、パッチに含浸されるゲルを作製するためのコロイド二酸化ケイ 素をDMFに混合して使用してもよい。このパッチとして、Virodene P058 パッチを使ってもよい。 本発明は、ウイルスに感染した後、本発明の方法に従って治療を受けたヒトか ら採取した抗体により調製されたワクチンにも及ぶ。 ウイルスには、HIV−1のような逆行性ウイルスがある。 図面の説明 以下、本発明について、添付図面を参照して、例を挙げながら説明する。 図1は、ラット心臓を液体窒素に浸している間の、大動脈カニューレにおける 温度変化を示したものである。 図2は、カニューレ挿入手順と心臓内の熱電対の位置を示した図面である。 図3は、VirodeneP058(DMF)パッチにより治療をしたエイズ患者における 、時間の関数としてのHIV−1ウイルス負荷(PCR)を示したものである。 図4は、本発明の方法により、全ラット心臓を潅流、凍結保存、凍結、解凍、 再潅流した場合の、時間の関数としての温度を示したものである。 図5は、熱電対キャリブレーションおよび過渡応答における、時間の関数とし ての温度を示したものである。 図6は、第1回目ヒト毒性試験における時間の関数としての血漿DMF濃度を 示したものである。 図7は、第2回目ヒト毒性試験における時間の関数としての血漿DMF濃度を 示したものである。 図8は、本発明の方法により凍結保存プロセスを実施した後のラットにおける 凍結/解凍心臓の心内膜下組織の顕微鏡写真(22500倍拡大)である。 図9は、本発明の方法により凍結保存プロセスを実施した後のラットにおける 凍結/解凍心臓の心内膜下組織の顕微鏡写真(36250倍拡大)である。 図10は、本発明の方法により凍結保存プロセスを実施した後のラットにおけ る凍結/解凍心臓の心内膜下組織の顕微鏡写真(28500倍拡大)である。 例1凍結保存 材料と方法 モデル:分離した潅流済みラット心臓 それぞれの体重が250〜350gである12匹のDD9ラットを使用した。 ラットに対して、確立しているプロトコルに従って、ペントバービトン・ナトリ ウムで麻酔を行った。ランゲルドルフ装置 2個の標準ランゲルドルフ・システムを、2個のウオータバスに接続して使用 した。そのうちの1個は、低温用のもので、臓器を約4〜5℃に冷やし、他方は 、温度を37℃に保って使用した。心臓のTyrode-DMF溶液での潅流には、低温ラ ンゲルドルフシステム(以下LD2と呼ぶ)を使用し、DMFを含んでいない純 粋なTyrodeだけで潅流する場合には、温暖ランゲルドルフシステム(以下LD1 と呼ぶ)を使用した。 溶液(Tyrode)1リットル当たりの潅流液 NaCl 137.6mM KCL 5.4mM MgCl2 1.0mM CaCl2 1.8mM グルコース 5.0mM Hespes-NaOH 11.6mM 溶液のpH 7.45 DMF の特性 (BASV・Industrial Chemicals。ジメチルホルムアミド・技術リ ーフレット、M5351e、1989,10月) N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)は、下記の性質を有する細胞分化物質 である。 分子量:C37ON 相対質量:73,095g/mol 凍結温度:−61℃ DMFは無色、高沸点、移動性、極性、吸湿性の液体で、かすかに特有の臭気 がある。 DMFは、高い誘電率を有する優れた中性溶媒であり、水と脂質の両方が可溶 、温度が23℃の状態で低い蒸気圧がある。DMFは、強酸、アルキルアルミニ ウム、ハロゲン化化学物質に接触すると発火又は爆発する。 DMFを−5℃以下で密閉容器に保管した。潅流液/CPA(OV)溶液を必 要に応じて混合して使用し、一度混合したものは廃棄した。温度測定 温度を、図2で示したように、大動脈カニューレの内側に配置した小型のT− 型熱電対(直径0.5mm)により連続的に測定した。この測定位置は、心臓まで の距離的な近さと、心臓の動きに最も影響の少ない位置という2つの観点から決 定されたものである。熱電対は、45℃/s以上の率で、温度変化に正確に動き を合わすことができた。温度を、冷点温度補償を取り入れながら、増幅器付きの PC−30・12ビットA/Dカード(Eagle、Electronics社)を使用した実験 により1秒ごとにサンプリングを行った。温度測定装置を市販品のFluke 52 K型 熱電対温度計を基準としてキャリブレーションを行った。−100℃から+10 0℃の範囲を越える測定における精度については、その誤差が真の温度の2%以 内であることを確認した。液体窒素の中で急速な冷却を行っている間、心臓を大 動脈の上部に液体窒素が届く位置まで沈めた。凍結保存の実験を行っている間、 上記で説明した大動脈カニューレと左心室内での温度測定を行った。心臓を液体 窒素に浸してから20秒以内に心臓内での温度は−196℃に達し、大動脈カニ ューレの先端は−75℃になった。左心室の急速冷却フェーズにおける冷却率は 約10℃/s、大動脈の先端では7.5℃/sであった。使用した潅流液/CPA(OV)混合物 Tyrode 90%およびDMF10%:(OV1)溶液と呼ぶ。 Tyrode 80%およびDMF20%:(OV2)溶液と呼ぶ。 Tyrode 75%およびDMF25%:(OV25)溶液と呼ぶ。 Tyrode 70%およびDMF30%:(OV3)溶液と呼ぶ。 ここでの%値はすべて、量/量(v/v)により算出した百分率。技術 上記で説明した温暖/冷却(37℃/5℃)・ランゲルドルフ・システム・L D1および低温(5℃)・ランゲルドルフ・システム・LD2を調製した。LD 1では、純粋なTyrode溶液だけを使用し、全部の潅流したラット心臓を冷却する のに使用した。LD2では、低温(5℃)の時にだけ、純粋なTyrodeと凍結保護 剤のOV混合物の両方を使用した。 DMFを−5℃の低温の保管場所で密閉容器に入れて保管した。10%、20 %、25%、30%DMF・Tyrode溶液を使用の直前に作製した。 第1の実験においては、ラットを麻酔した後、その心臓を切除し、低温Tyrode 溶液に浸した後、心臓の大動脈にカニューレ挿入を行い、37℃で純粋なTyrode 溶液を含む温暖/低温ランゲンドルフシステム(LD1)に繋いだ(図4,記号 a)。収縮を安定させるために8分間潅流した。その後、システム温度は5℃ま で下がり、この温度で10分間放置した(図4,記号b−c)。 切除は以下の方法で行った。メーヨ(Mayo)鋏で、胸郭のすぐ下の腹部を横断 方向に切断して、内部の横隔膜が見えるようにし、さらに、心臓と肺が見えるよ うに、その横隔膜を腹側と側位端部から切り取った。この時点で、肺はもはや機 能しなくなり、虚血状態が始まった。心臓と胸郭との間の縦隔を切断して心臓を 静かに持ち上げ、アイリス(iris)鋏で切り取り、低温のTyrode溶液の入ったビ ーカに浸した。動脈の切断端部により心臓を上におこし、動脈を綿糸でカニュー レにつなぎ、その縫合先端を切り取った。 心臓をLD1システムから分離して、LD2システムに繋いだ(図4−記号c −d)。5℃の純粋なTyrode溶液で、LD2システムに繋いだ心臓の潅流を開始 し、その後、この潅流溶液を50mlのOV1溶液(LD2)に変更した(図4− 記号d)。OV1溶液が無くなるまで心臓の潅流を10分間行った。システムL D2を30mlのOV2溶液で満たし、潅流を8分続行した。その後、システムL D2を30mlのOV3溶液で満たし、8分後、OV3が無くなる寸前に、潅流を 停止した。その後、心臓を、0℃のOV3溶液で浸した綿毛の薄層で覆った。そ の後、心臓をその左心室が−196℃になるまで液体窒素に完全に浸した。この 温度になるまで、−10℃/秒の冷却速度で約20秒かかった。心臓を再度暖め る前の10秒から45分までの時間、−196℃の温度に維持した。 心臓を温度が0℃である70mlのOV3を含む100mlガラスビーカに入れ、 解凍するために12分間放置した(図4−記号g−i)。この後、左心室温度は 、+4℃と−4℃との間になった。29mlのOV3を使用して低温(5℃)ラン ゲンドルフシステム(LD2)上の潅流を2分間再度行った。LD2システムを 20mlのOV2溶液で満たし、その後、30mlのOV1で2分間潅流をおこなっ た。さらに、その後、100mlの純粋なTyrodeで、12分間潅流を行った。潅流 の総合計時間は20分であった。それから心臓を取り出し、再度 低温/温暖ラ ンゲンドルフシステムLD1(図4・記号j−k)に繋ぎ、開始温度が5℃とし て、純粋なTyrodeで潅流を行った(図4・記号k)。その後、システムの温度が3 7℃になるまで(左心室温度が37℃になるまで)再加熱を行った。温度が14 〜30℃になるとすぐに、心臓が3分から6分以内で収縮を始めた。温暖ランゲ ンドルフシステム上で30分間心臓の鼓動が保たれたことを確認して実験を完了 した。 第2の実験では、OV1とOV25溶液を使用した。この実験では、OV2と OV3の代わりにOV25を使用した。 液体窒素での冷却を8℃以上で開始する場合には、一般的に心臓の割れが起る 。綿ラップをすることで、心臓の周囲に隔離カプセルが形成されるので、温度低 下を緩慢にすることができる。 全部の溶液を、95%酸素/5%ガス混合物を使用して、事前に泡立てを行う ことにより酸化させた。DMFの細胞への拡散速度が速いために浸透膨潤は観察 されなかった。潅流液に残る泡が心臓に入ることは避ける必要がある。これが心 臓に入ると虚血の原因となり、CPAを添加したり除去することが困難となる。 泡の量が多いと致死に至る。潅流の圧力頭は約90〜100cmであることが望 ましい。圧力頭が37.5cmでは潅流が不十分となる。実験の完了時点で、全 部の心臓について心内膜下層および心外膜下層の透過電子顕微鏡観察を行った( 図8〜10)。上記の実験をラットの100個の心臓について実施した。結果 図1・記号bから明らかなように、温度冷却率を−75℃/sにすれば、急速 な冷却が可能になる。液体窒素に浸した心臓の大動脈カニューレ先端での温度は −75℃で安定した。この温度は心臓内の温度の−196℃に相当する。心臓を 液体窒素から取り出した後に、再度暖める場合には、その速度は−7℃までは急 激である(図1・記号c)。 この一連の実験においては、心臓は、その心筋の温度範囲が14〜30℃であ る場合に、ランゲンドルフシステムの温暖潅流を再開始した後3分〜6分以内で 収縮を始めた。活発で律動的な鼓動が少なくとも30分間観察できた。冠状動脈 の血流が凍結する前のラットの状態に復帰し、心拍数も凍結以前の水準に戻った 。顕微鏡観察では損傷は認められなかった。倍率を22500倍、28500倍 、36250倍にした電子顕微鏡検査においても、細胞内構造に明確な損傷が認 められなかった。 肝臓の凍結保存の場合、肝臓機能がDMFを毒性物質(AMCC)に分解する ので、CAPを導入する前に肝臓機能を停止させていることが重要である。DM Fは肝毒性がある。肝臓機能は約8℃で停止するので、DMFを導入する前に肝 臓を少なくとも4℃まで冷やす必要がある。体全体をDMFの導入の前に4℃以 下に保つ必要がある。体全体を冷却する場合、全体を心臓肺マシンの上に載せて 、血液を純粋な生理溶液で入れ替えて4℃に冷やす。CPA(OV溶液)を、全 部の細胞がこれで充満するまで、導入して体全体を循環させる。体を、CPA溶 液を含浸させた填綿で覆い、液体窒素で凍結する。再度温度を上げる場合には、 全部のCPA溶液が体細胞から除去されるまで、温度は少なくとも4℃に保つ必 要がある。純粋な生理溶液で体の温度を11℃まで上昇させ、その後、血液を再 度体内に注入する。 考察 個体臓器を−196℃に近い温度で保存し、その保存後に臓器機能を復帰させ ようとする試みは、今までのところまだ成功していない(Wang t,Banker MC,Cl ayden N,Hicks GL Jr,Layne JR Jr,「哺乳類心臓外植片の凍結保存II」、「解 凍速度の機能復帰への影響」,Cryobiology 29,[470-477],1992;Wang T.Conne ry CP,Batty PR,「氷点下における成熟哺乳類臓器の凍結保存」、Cryobiology, 29[171-176],1991,Wicomb WN,Hill DJ,Collins GM,「ウサギ心臓の氷点下に おける24時間保存」、Journal of Heart and Lung Trallsplantation,13:5[89 1-894],1994)。本発明者の知る限り、−80℃以下の温度で、臓器を凍結させ る実験において成功した例はなく、従って、肉眼的にも顕微鏡的にも凍結による 臓器の明確な損傷という例もない。 細胞内損市の原因としては、結晶化、毒性、浸透圧がある。これらの問題につ いては、凍結保存関連の文献に詳しく説明されている。今までのところ、凍結保 存の成功例は、単一の細胞と精子についてだけである。一般的に使用されている 凍結血プロセスは、速度の遅い凍結又はプラナー凍結であり、臓器の構造体の絶 対量も小さい(Rall WF,Fahy GM,「−196℃におけるガラス化によるマウス胚 の氷を使用しない凍結保存」、Nature,313,(573-575),1985)。単一細胞にお いては、体積変化が単一細胞の損傷に与える影響は臓器に較べて小さいので、早 い速度で冷却・凍結しても影響は少ないのでないかと考えられる。 25%DMFおよびTyrode溶液は、電解液と同様に、液体窒素に液浸させた場 合にも体積の拡張は見られなかった。そのために、本発明者は、この濃度をラッ ト実験の一部に使用した。 ラットの心臓実験では、採用した冷却速度において、有害な影響が出たり、細 胞内損傷も発生するようなことはなかった。 臓器全体の凍結保存を成功させるには、下記のような特徴と有する媒質とプロ セスが要求される。 1.媒質が急速に細胞内水分と入れ代わること。 2.媒質が臓器内の全細胞に到達すること。(Burrow FA,Bissonett B.「新生 児および幼児における、体温低下法を使用した血流心肺バイパス又は循環停止の 心臓外科手術中における大脳血流濃度パターン」、Can Anaesth.40:4(299-307) ,1993)。 3.媒質が、凍結時の臓器の体積変化を起こらないように、水と媒質との混合物の 特性を変化させることができること。 4.媒質が細胞と組織に対して無毒性であること。 5.媒質特性が広い温度範囲で維持されていること。 6.凍結温度での媒質の粘度が低いこと、代表的には、水のそれに近いこと。 7.媒質は、氷点下でも液体状態であること。 ジメチルホルムアミド(DMF)が、上記で説明した要求事項を満たすもので あることを本発明者は発見した。 実験の評価の容易さを考えて、モデルとしてラットの心臓を使用した。ラット 心臓を実験に使用した場合には、機能試験の方法がすでに確立されており、比較 のための情報が入手しやすいという事情がある。最大の関心事は、凍結保存を行 った後の心臓の機能回復であった。 全部の実験対象について、超微細構造レベルの変化がないかどうかを確認する ために、組織の電子顕微鏡観察も行った。 電子顕微鏡による詳しい観察でも、細胞内構造への明確な損傷は認められなか った。 実験では、心臓機能は、極めて低い温度で、しかも、早い冷却速度で凍結保存 したにもかかわらず著明な機能復帰が見られた。肉眼的にも損傷はなく、心臓収 縮の動作から心臓の機能は正常であることが認められた。 本発明は個体臓器や組織の長期保存、ひいては、臓器銀行の設立に道を拓くも のである。 例2HIVの治療 ヒトに対するステージ3臨床試験での毒性試験を行った。対象はHIV−1陽 性患者で、治療には「ビロデン(Virodene)P058」皮膚パッチを使用した。本発明 者は、DMFに関する細胞培養によるin Vitro試験も実施した。 HIV−1患者の治療として、ジメチルホルムアミドゲルを含浸させた皮膚パ ッチ(ビロデンP058)を患者の体に貼り付ける方法を採用した。皮膚パッチを患 者身体の種々の部位、例えば、前腕に貼り付けた。各パッチには、DMF(92 .5% m/m)とコロイド二酸化ケイ素(7.5%、m/m)から成る約7,064 gのゲルを含有されるようにした。ゲルは、DMF液がパッチから漏れるのを防 ぐ役目をした。DMFは急速に蒸発するので、パッチは、その使用の12時間前 に作製するようにした。患者におけるDMFの血液中濃度の目標値を100ppm とした。体重が60kg以上の患者での血液中濃度を100ppmにするには、約 14gを12時間使用する必要がある。250〜300mgのN−アセチル−シ ステイン−グルタチオンおよび/または必須リン脂質を肝臓ブースタとしで患者 に毎日投与した(経口又は静脈内)。これの代用として、あるいは、追加として 、グルタミンを投与してもかまわない。MarzとNohovaの研究によれば、この量を 吸収するのに必要な皮膚表面は約127.2cm2とされている。 100ppmの血中レベルを達成するには、時間当たり約1,272gのDMF が吸収されるようにする必要がある。従って、各パッチには、約7,064gの DMFが必要であり、そのために必要な表面面積は6.36cm2となる。DM Fの吸収率は9.4mg/cm2/hourである。このような投与量で、理論的には、1 25〜135ppmを得られる筈であるが、DMFの蒸発があるので、最終的には 100ppmとなる。吸収能は患者ごとの皮膚の特徴や皮膚の厚さにより違ってく る。望ましいDMF血中レベルを維持するために、各患者ごとの血漿DMF濃度 をモニターし、患者のDMFレベルに合わせて治療法を調整した(同じ治療を受 けている患者の血漿DMF濃度レベルの例を示した図6,7を参照)。 パッチには、DMFと二酸化ケイ素から成る約7,064gのゲルを含ませた 。各パッチを、1週間に1回の割合で12週間、あるいは1週間に2回の割合で 6週間(1回に12時間)貼った。 各患者での少なくとも3回の処置を含む試験での血液検査の結果、投与から3 週間以内に、CD・T細胞数は350から1000に増加し、PCR法で観察し たウイルス負荷は120,000/mlから500/mlに減少した(図3)。使用した PCR試験法は、ロッシェ(Roche)増幅HIVモニター法であった。血漿ミリリ ットル当たりのウイルス負荷が500以下の場合には検出不可能である。 治療対象の患者には、処置前に重篤なアクネあるいは風疹徴候の例もあった。 DMFで治療し、その血液中濃度を50〜100ppmとした場合には、治療開始 から7日以内に風疹と重篤なアクネ徴候が消えた。 ジメチルホルムアミドで治療する前に、患者に関する広範囲のベースライン臨 床・生理的評価試験を行った。この評価試験により、患者に関する基礎的な生化 学的、血液学的なデータが得られた。患者の全身の総ウイルス数を決定するため に、詳細なウイルス学的、血清試験(HIV−1)を実施した。これらの試験は 、週車位で、又は治療のたびに実施した。 治療期間中は、患者の血中DMF濃度を1時間ごとに測定した。毎朝、静脈よ り採血を行い、生理食塩水を20ml/hの割合で注入し、さらに、DMF由来の活 性代謝物AMCCのモニタリング(例えば、4時間ごとの尿採取により)を毎日 実施した。その後のDMFの使用量を、吸収における変動が原因で起こるDMF の血液中濃度の変動に合わせて調整し、肝臓機能の変化を検出するために、血液 学的、生化学的検査を毎日実施した。臨床および生理的評価も毎日実施した。 ウイルス数を決定し、免疫状態の改善(CD4・Tヘルパー細胞)と予後状態 をモニターするために、ウイルス学的・血清学的評価を毎日行った。血清学的評 価では、p24抗原に基礎を置き、定量的なPCR法、あるいは、必要に応じて その他の方法を採用した。患者の免疫状態の改善と予後状態をモニターするため に、CD4数とβ−2−マクログロブリンの定量も毎週実施した。有害な変化に 対する迅速な応答を可能にし、臨床効果を最大限にし、副作用を最小にするため に、全臨床・試験データを中央データシステムに組み入れた。 試験項目は下記の通りであった。 a)血清:S−Na、S−K、S−Cl、S−CO2、尿素、尿酸、血清クレア チニン(S−creat)、S−Ca、S−Ca、S−Mg、リン、総血清、S −Conjd。 b)ヘモグロビン:HB Det、赤血球、ヘマトクリット、MCV、MCH、 MCHC、RDW。 c)タンパク質電気泳動:血清総タンパク質、血清アルブミン、総グロブリン、 α1グロブリン、α2グロブリン、βグロブリン、γグロブリン。 d)白血球分画:白血球数、好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球。 e)肝臓酵素:アルカリフォスファターゼ、γGT、ALT(SGPT)、AS T(SGOT)、LD。 f)ウイルス検査:細胞マーカ、PCR、β2ミクログロビン、P24抗原、C 反応性タンパク質(CRP)、CK−MB濃度。 g)DMFレベル血液分析。 h)AMCCレベル尿分析。 DMFは、逆転写阻害物質とプロテアーゼ阻害物質の1つであるかのような作 用をした。in Vitro試験では、DMF溶液がウイルス、例えば、キャプシドを分 解した。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式がR3−CO−NR12であるアミドで構成された群から選択された 活性成分を含み、この一般式において、R1およびR2はそれぞれ独立して、H、 Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、飽和および不飽和ハ ロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基から成る群から選択さ れた基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2)n(ここにおいて 、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、R3はH、Me、飽和 および不飽和C2−C3アルキル基から選択される、臓器の冷凍保存、および、ウ イルス感染症および/または細菌感染症治療のための物質又は組成物。 2.R1およびR2の少なくとも1つがメチル基である請求項1に記載の物質又は 組成物。 3.R1およびR2の少なくとも1つがフッ素化C1−C3アルキル基である請求項 1に記載の物質又は組成物。 4.活性成分がN−フルオロメチル−N−メチル−ホルムアミドである請求項3 に記載の物質又は組成物。 5.活性成分がジメチルホルムアミドである請求項1又は2に記載の物質又は組 成物。 6.一般式がR3−CO−NR12であるアミドで構成された群から選択された 活性成分を含み、この一般式において、R1およびR2はそれぞれ独立して、H、 Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、飽和および不飽和ハ ロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基から成る群から選択さ れた基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2)n(ここにおいて 、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、R3はH、Me、飽和 および不飽和C2−C3アルキル基から選択される、臓器の凍結保存のための物質 又は組成物。 7.R1およびR2の少なくとも1つがメチル基である請求項6に記載の物質又は 組成物。 8.R1およびR2の少なくとも1つがフッ素化C1−C3アルキル基である請求項 6に記載の物質又は組成物。 9.活性低温処理用成分がN−フルオロメチル−N−メチル−ホルムアミドであ る請求項8に記載の物質又は組成物。 10.活性低温処理用成分がジメチルホルムアミドである請求項7に記載の物質 又は組成物。 11.低温処理用成分を、塩化ナトリウム、ニナトリウム−EDTA、重炭酸ナ トリウム、塩化カリウム、リン酸二水素カリウム、塩化マグネシウム、硫酸マグ ネシウム、塩化カルシウム、グルコース、Hespes−水酸化ナトリウム、および、 これらの2つ以上の混合物で構成される群から選択された成分から成る生理溶液 と組み合わせて使用できる、請求項5〜10のうちの1つに記載の物質又は組成 物。 12.一般式がR3−CO−NR12であるアミドで構成された群から選択され た活性成分を含み、この一般式において、R1およびR2はそれぞれ独立して、H 、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、飽和および不飽和 ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基から成る群から選択 された基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2)n(ここにおい て、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、R3はH、Me、飽 和および不飽和C2−C3アルキル基から選択される、ウイルス感染症および/ま たは細菌感染症の治療ための物質又は組成物。 13.ウイルス感染症が後天性ヒト免疫不全症候群(HIV−1)から選択され る請求項12に記載の物質又は組成物。 14.R1およびR2の少なくとも1つがメチル基である請求項12又は13に記 載の物質又は組成物。 15.R1およびR2の少なくとも1つがフッ素化C1−C3アルキル基である請求 項12又は13に記載の物質又は組成物。 16.活性治療成分がN−フルオロメチル−N−メチル−ホルムアミドである請 求項15に記載の物質又は組成物。 17.活性治療成分がジメチルホルムアミドである請求項12〜14のうちの1 つに記載の物質又は組成物。 18.少なくとも1種類の生理的に受け入れ可能な添加剤又は担体を含む請求項 12〜17のうちの1つに記載の物質又は組成物。 19.生理的に受け入れ可能な添加剤又は担体がコロイド二酸化ケイ素である請 求項12〜17のうちの1つに記載の物質又は組成物。 20.一般式がR3−CO−NR12であるアミドから成る群から選択された凍 結保護成分を、生理溶液と組み合わせるステップを含み、この一般式において、 R1およびR2はそれぞれ独立して、H、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2 −C3アルキル基、飽和および不飽和ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキ シル化アルキル基から成る群から選択された基であるか、あるいは、R1および R2が共に、(CH2)n(ここにおいて、n=4又は5)又は(CH22O(C H22を形成し、R3はH、Me、飽和および不飽和C2−C3アルキル基から選 択される、臓器の凍結保存に使用する凍結保護剤の作製法。 21.一般式がR3−CO−NR12であるアミドから成る群から選択された活 性治療成分と、少なくとも1種類の生理的に受け入れ可能な医薬品添加物又は担 体を組み合わせるステップを含み、この一般式において、R1およびR2はそれぞ れ独立して、H、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、飽 和および不飽和ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基から 成る群から選択された基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2) n(ここにおいて、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、R3 はH、Me、飽和および不飽和C2−C3アルキル基から選択される、ウイルス感 染症および/または細菌感染症を治療するための薬剤又は製剤を作製する方法。 22.一般式がR3−CO−NR12(この一般式において、R1およびR2はそ れぞれ独立して、H、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基 、飽和および不飽和ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基 から成る群から選択された基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2 )n(ここにおいて、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、 R3はH、Me、飽和および不飽和C2−C3アルキル基から選択される)である アミドから成る群から選択された凍結保護成分から成る凍結保護剤の、臓器凍結 保存における使用法。 23.一般式がR3−CO−NR12(この一般式において、R1およびR2はそれ ぞれ独立して、H、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、 飽和および不飽和ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基か ら成る群から選択された基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2 )n(ここにおいて、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、R3 はH、Me、飽和および不飽和C2−C3アルキル基から選択される)であるアミ ドから成る群から選択された活性治療成分から成る薬剤又は製剤の、ウイルス感 染症および/または細菌感染症の治療における使用法。 24.一般式がR3−CO−NR12(この一般式において、R1およびR2はそ れぞれ独立して、H、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基 、飽和および不飽和ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基 から成る群から選択された基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2 )n(ここにおいて、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、 R3はH、Me、飽和および不飽和C2−C3アルキル基から選択される)である アミドから成る群から選択された成分である凍結保護成分の凍結保護剤の製造に おける使用法。 25.一般式がR3−CO−NR12であるアミドから成る群から選択された活 性治療成分を含み、この一般式において、R1およびR2はそれぞれ独立して、H 、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、飽和および不飽和 ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基から成る群から選択 された基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2)n(ここにおい て、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、R3はH、Me、飽 和および不飽和C2−C3アルキル基から選択される、ウイルス感染症および/ま たは細菌感染症の治療用の薬剤又は製剤の製造における、本発明による物質又は 組成物の使用法。 26.一般式がR3−CO−NR12であるアミドから成る群から選択された凍 結保護剤(この一般式において、R1およびR2はそれぞれ独立して、H、Me、 ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、飽和および不飽和ハロゲン 化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基から成る群から選択された基 であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2)n(ここにおいて、n= 4 又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、R3はH、Me、飽和および不 飽和C2−C3アルキル基から選択される)で潅流するステップと、潅流した臓器 の温度を、臓器が少なくとも一時的に保存される保存温度まで下げるステップが 含まれる、臓器を低温下で保存する方法。 27.臓器を生理溶液で事前に潅流して、臓器を温度8〜5℃にまで冷却し、そ の後に臓器を凍結保護剤で潅流するステップと、一方で、その凍結保護剤中の凍 結保護成分の濃度を上昇させながら臓器を保存温度まで冷却するステップを含む 請求項26に記載の方法。 28.凍結保護成分の濃度を、漸進的に25%から40%に上昇させる請求項2 7に記載の方法。 29.保存温度が、氷点下−4〜−196℃である請求項27又は28に記載の 方法。 30.臓器を、一般式がR3−CO−NR12であるアミドから成る群から選択 された凍結保護剤(この一般式において、R1およびR2はそれぞれ独立して、H 、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、飽和および不飽和 ハロゲン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基から成る群から選択 された基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2)n(ここにおい て、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、R3はH、Me、飽 和および不飽和C2−C3アルキル基から選択される)に、臓器が事前に設定され ている保存温度以上の温度になるまで曝露させるステップと、臓器を、凍結保護 成分を含む凍結保護剤で潅流しながら、漸進的に凍結保護剤中の保護成分の濃度 を低下させるステップおよび臓器の温度を上げ、その後、生理溶液で臓器を潅流 するステップを含み、凍結保護剤により潅流され、保存温度にまで冷却されてい る臓器を解凍する方法。 30.一般式がR3−CO−NR12(この一般式において、R1およびR2はそ れぞれ独立して、H、Me、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基 、飽和および不飽和ハロケン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基 から成る群から選択された基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2 )n(ここにおいて、n=4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、 R3 はH、Me、飽和および不飽和C2−C3アルキル基から選択される)であるアミ ドから成る群から選択された活性治療成分の生理学的な有効量を含む薬剤又は製 剤を、ウイルス感染症患者および/または細菌感染症に投与するステップを含む ウイルス感染症および/または細菌感染症の治療法。 32.投与量を、活性治療薬の血液中濃度、つまり、治療を受ける患者の血中濃 度が約50〜200ppmになるように選択する請求項31に記載の方法。 33.血中濃度が50〜100ppmになるように投与量を選択する請求項32に 記載の方法。 34.治療薬が経皮的に投与される請求項のいちの1つに記載された方法。 35.投与の方法が、経口投与、吸入投与、座薬を使用した投与、静脈投与やこ れらの2つ以上を組み合わせたものである請求項31〜34に記載の方法。 36.一般式がR3−CO−NR12であるアミドから成る群から選択された活 性治療成分(この一般式において、R1およびR2はそれぞれ独立して、H、Me 、ハロメチル、飽和および不飽和C2−C3アルキル基、飽和および不飽和ハロゲ ン化C2−C3アルキル基、ヒドロキシル化アルキル基から成る群から選択された 基であるか、あるいは、R1およびR2が共に、(CH2)n(ここにおいて、n =4又は5)又は(CH22O(CH22を形成し、R3はH、Me、飽和およ び不飽和C2−C3アルキル基から選択される)の有効量を吸収又は吸着する局所 適用法から成る、ウイルス感染症および/または細菌感染症の治療のための投与 形態。 37.ウイルスに感染した後、請求項31〜35のいずれか1つに記載の方法に 従って治療を受けたヒトから採取した抗体により調製されたワクチン。 38.実質的に上記で説明され、図で示されたような、臓器の凍結保存およびウ イルス感染症および/または細菌感染症の治療のための物質又は組成物。 39.実質的に上記で説明され、図で示されたような、臓器の凍結保存のための 物質又は組成物。 40.実質的に上記で説明され、図で示されたような、ウイルス感染症および/ または細菌感染症の治療のための物質又は組成物。 41.実質的に上記で説明され、図で示されたような、凍結保護剤の作製方法。 42.実質的に上記で説明され、図で示されたような、薬剤又は製剤の作製方法 。 43.実質的に上記で説明され、図で示されたような、臓器の凍結保存における 凍結保護剤の使用法。 44.実質的に上記で説明され、図で示されたような、ウイルス感染症および/ または細菌感染症の治療におけるの薬剤又は製剤の 使用法。 45.実質的に上記で説明され、図で示されたような、凍結保護剤の生産におけ る凍結保護成分の使用法。 46.実質的に上記で説明され、図で示されたような、薬剤又は製剤の生産にお ける物質又は組成物の使用法。 47.実質的に上記で説明され、図で示されたような、低温での臓器保存の方法 。 48.実質的に上記で説明され、図で示されたような、臓器の解凍の方法。 49.実質的に上記で説明され、図で示されたような、ウイルス感染症および/ または細菌感染症の治療法。 50.実質的に上記で説明され、図で示されたような投与形態。 51.実質的に上記で説明され、図で示されたようなワクチン。
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