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JP2000504568A - 液状活物質の蒸発装置 - Google Patents

液状活物質の蒸発装置

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Publication number
JP2000504568A
JP2000504568A JP09528075A JP52807597A JP2000504568A JP 2000504568 A JP2000504568 A JP 2000504568A JP 09528075 A JP09528075 A JP 09528075A JP 52807597 A JP52807597 A JP 52807597A JP 2000504568 A JP2000504568 A JP 2000504568A
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JP
Japan
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wick
active material
liquid
heating device
coating
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Ceased
Application number
JP09528075A
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English (en)
Inventor
スタイネル・ハインリッヒ・ヴォルフガング
Original Assignee
スタイネル・ゲー・エム・ベー・ハー・ウント・ツェー・オー・カー・ゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by スタイネル・ゲー・エム・ベー・ハー・ウント・ツェー・オー・カー・ゲー filed Critical スタイネル・ゲー・エム・ベー・ハー・ウント・ツェー・オー・カー・ゲー
Publication of JP2000504568A publication Critical patent/JP2000504568A/ja
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Abstract

(57)【要約】 液状の活物質を蒸発させる装置であって、活物質を搬送する為に液状活物質(12)の中に浸漬されるウイック(7)を備え、浸漬状態のウイック(7)の一側端は液状活物質から突出しており、更にウイックの突出端の領域内に加熱装置(3)を備えている。ウィック(7)は、少なくとも液状活物質に浸漬されている長さにわたって外周面が液状活物質(12)に対してほぼ不透過性を示し、突出端と反対側の端面(10)の領域が液状活物質に対してほぼ透過性を示し、加熱装置(3)の領域において少なくとも加熱された状態で、蒸発する活物質(12)に対して透過性を示すように構成されている。この装置は、ウイック内の液状活物質の搬送をより均一化することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】 液状活物質の蒸発装置 技術分野 本発明は請求項1の前提部分に定められた液状の活物質の蒸発装置およびこの ような装置を作る為のプロセスに関するものである。 背景技術 このような種類の装置はドイツ公開特許DE3737272A1から公知であ る。この装置においては、液状化学物質−特に殺虫剤−は、物質の中に浸漬され る多孔質のウイック(芯材)により吸い上げられ、ウイックの上端に作用する加 熱により蒸発する。 公知のこのような装置において解決された問題は、無機質粉体から成るウイッ クからの化学物質の蒸発率を改善したことにある。その解決方法によれば、ウイ ックの製造の為の混合体に酸化防止剤を添加することが提案され、これによりウ イックの目詰まりを有利に防止することを狙っている。 しかし、酸化防止剤によって必要となる追加コスト、およびウイックが多孔質 である為に装置全体が垂直に維持されぬ場合には漏洩が起きる問題の外に、この ような装置では、殺虫剤の搬送率又は蒸発率(即ち単位時間当たりの処理量)が 活物質容器の充填状態によって大きく相異する問題もある。実験によれば、活物 質容器がほぼ満杯の時の蒸発率は、容器がほぼ空の時のそれとは大きく相異する ことが判明している。 これにより殺虫剤の管理が不規則で不完全となることは避けられぬことになる 。さらに、ウイックの設計者は定められた蒸発率が希望の殺虫目的を果たし、し かも装置の近くで時間を過ごす人の健康に危険をもたらすことのないレベルに殺 虫剤の人体への吸入量を制限管理できるように、殺虫剤容器の全充填高さにわた り、ウイックのサイズを決定する問題に取り組まねばならない。例えばピレトリ ン類似化合物(pyrethroids) に属する通常の殺虫剤は、原則的にすべての生物に とって危険であり 、その脅威が専ら量的管理の度合いに左右される高い神経毒性を示す場合には、 上記の問題は更に深刻である。従って、精密な吸入量制限管理が、健康に対する 脅威を有効に避ける為の基本的な要求である。 化学的活物質の蒸発を利用した殺虫剤に関して近年次第に尖鋭化した公衆の警 戒心が少なからずその原因である為に、上記のような疑惑と誤解を解消し得る蒸 発装置を提供し得ることが、将来の市場での成功の為の鍵である。 従って本発明の目的は、請求項1の前提部分に記載のような液状活物質を蒸発 させる為の、活物質の蒸発をより一層均一化し、特に有効充填高さ全体にわたり 、つまり、活物質の液面レベルが浸漬されるウイックの最下点から液面の最高レ ベルのどのレベルにあっても、蒸発率をほぼ一定に保つことを可能にする装置を 提供することにある。 発明の開示 上記の目的は、請求項1の前提部分に記載の液状活物質を、請求項1の特徴部 分の手段によって蒸発させる装置により達成される。 即ち本発明によるウイックの形態は、液がその中に浸漬されたウイックの外周 面から侵入して、加熱装置に向かう方向に毛細管流により運ぼれることを防止す る。他方ウイックの任意の浸漬深さにおいて、液体は浸漬されている端面部にお いてウイックの最下端に入り、ウイックの中を均一に流れることが出来る。 本発明の有利な変形例は従属請求項に記載され、以下で説明される。 例えば、ウイックは強力な多孔質材料−例えばセラミック材料−を使用するの が有利であり、これによれば特に量産が可能であると同時に、充分再生に耐える ことの出来る物性が得られる。外周面の希望の物性を実現するためのラッカ又は ペイント、プラスチック材料(例えばプラスチックケース又はカバー)又は上塗 り剤(例えば粉末コーティングによる)の使用に関しても、同様な考え方が適用 される。ウイックはほぼ円 筒状であるのが望ましい。 ウイックは又加熱装置の領域においてもコーティングを施されるのが好ましい 。これにより、装置が垂直姿勢で保持されない時にも、又装置が転倒してウイッ クが浸漬した時にも、殺虫剤がウイックの突出部から外部に漏れ出すことを防止 出来る利点が生まれる。これは、装置の使用を開始する前に貯蔵および運搬され る際に特に重要である。 更に、コーティング−加熱装置の領域のみ又は外周全体にわたる−は透過性を 持ち、これによって、ウイック部分が加熱装置の部分において作動温度に加熱さ れる時にのみ、加熱装置の領域で活物質を蒸発させる。例えば加熱が行われる時 にコーティングが当該領域において恒久的に溶け去る(不可逆性の溶出)か、又 はコーティングは加熱されると透過性を帯びるがウイック部分がその後に冷却す ると透過性を失う(可逆性溶出)ものであることが好ましい。上記によっても液 状の活物質が加熱されるべきウイック部分から不必要に逃出するのを防止するこ とが出来る。 従って本発明の好ましい改良例によれば、コーティングは、ウイックが作動温 度に達すると加熱装置の領域の中で溶融し、又は他の方法で消滅し、その領域で 蒸発する活物質に対してウイックを透過性に転じることが可能となる。不可逆溶 出(上記を参照)に該当するこの改良例における更に好ましい形態によれば、コ ーティングは、シールラッカ、ワックス、又は同等の溶融特性を持つ材料により なされる。他方、可逆溶出(上記を参照) の方法での本発明の改良例によれば、 コーティングはウイックが加熱装置において作動温度に達した時に多孔質となり 、従って蒸発する活物質に対して透過性を示すのに対し、温度が低下すると透過 性を失うようなものとすることができる。又このようなコーティングはゴム、天 然ゴム又は同等材料であることが好ましい。 最後にこのコーティングは、液体の活性物質に対しては透過性を持たず蒸発す る活物質に対して透過性を持つ膜体の形態を持つこともできる 。液体が外周面に不必要に達することを防止する一方で、加熱されたウイック部 分からは、蒸発した活物質を、液体の漏出を許すことなく円滑に放出させる洗練 された方法であると言える。好ましくは、液体活物質は、殺虫剤又は香水である が、他の同等の物質にも又、この蒸発に適合するものがある。 加熱装置はPTCを用いて実施されるのが好ましい。この機構は、蒸発用の電 気エネルギーの使用をフレキシブルに、又そのコストを低廉にすることが出来る のみならず、同時にPTCは、その温度に依存した抵抗特性により加熱装置の温 度を一定レベルに常に保つ調節エレメントとして作用する。 本発明による装置は、機械的には、ハウジングの中に配置され、ハウジングに は活物質の為の容器が−例えば取り替えの目的で−取り外すことの出来る形で固 定されることが好ましい。本発明の好ましい変形例によれば、容器とハウジング との間の固定は、ねじ結合により特に適切に実施される。 更に好ましい設計では、ハウジングはその上に形成されたプラグを用いて容易 にプラグソケットに接続されることにより電流を供給されると同時に、ソケット に機械的に位置が保持される。 請求項に記載された本発明の別の構成によれば、本発明による装置にも使用さ れるが、しかし必ずしも本発明にのみ使用されるものではないウイックは、セラ ミック基材を用いて作られた出発材料の引抜き、又は圧縮成形(特に押出で)に 続き、焼成又は焼き上げにより製造される。本発明によれば、ウイックの焼成は 引抜き材料に定められている焼結温度以下に設定された温度で行われる。この中 で焼結温度とは、引抜き材料が、焼成により、液体活物質を全く透過せぬ緻密で ほぼ空隙のない形態を持つに到る温度を指すものとする。特に本発明によれば、 引抜き材料(ウイックの出発物質としての)の液体に対する透過性は専ら焼成温 度によって決まることが判明した。焼成温度が高けれぼ高いほど、それ に応じてウイックが発揮する蒸発率は低下し、焼結温度に達した場合には、液体 は事実上ウイックを通して蒸発できなくなる。焼成時間はこの点では重要なファ クタではない。重要なのは、到達する最高温度である。即ち、本発明によるプロ セスにおいて適切に設定されて、ウイックの多孔性をコントロールする温度であ る。 上記以外の本発明の利点、特徴および細部は図を参照した実施形態の下記の記 述から明らかである。 図面の簡単な説明 図1は第1実施形態による蒸発装置の断面を示す概略図である。 図2は別の実施形態によるコーティングを持つウィックの断面図である。 図3は更に別の実施形態による加熱装置とウイック上部の模式的な詳細線図で ある。 図4は公知のウイックの断面図である。 発明を実施するための最良の形態 図1は液体活物質の蒸発の為の装置の第1実施形態を示す。この第1実施形態 は、本発明を実施する上で最良のモードということが出来る。プラスチック製で ほぼ円筒状で開口に向かって狭まるテーパーを持ち、液体殺虫剤を満たされるボ トル型の容器1は、その開口の領域においてプラスチックハウジング2に、着脱 可能にねじ固定されている。 概略線図で示された加熱装置3はハウジング2内に設けられている。熱を発生 させる為に加熱装置は、PTC(フェニルチオカルバミド:殺虫剤)耐性エレメ ント4を持ち、これにはハウジングに固定された電源プラグ5を通って電流が供 給される。電源プラグは、同時に装置全体をプラグソケットに機械的に保持する 役割を果たし、装置を常に垂直位置に保持できるように、このようなプラグソケ ットの垂直又は水平に設け られた接点対に適合すべく、ハウジング2の中に回転し得るように取り付けられ ている。 熱の伝達の為にPTCエレメントに設けられているのは、打ち抜き品を用い、 ウイック(芯材)7を囲むことの出来るプレート6である。上記の機構は、熱が PTCエレメントからウイックに最短距離を通って、ロスのレベルを最小に保っ て伝えられることを可能にすると共に、事実上ウイックに遊びのない形で接触す る適切な形状とされたプレート6が、ウイックをハウジング2に保持する為の機 械的手段を形成する。更にセラミック製のウイックは、不燃材料である為に、例 えばボール紙又は同等の可燃材料を用いるウイックと比較して安全性の高い装置 が実現される。更にセラミックウイック7は、電気絶縁体として作用するので、 上記機構は電気的に見て使用上安定で安全であり、製造時に追加の絶縁材料の使 用を必要としない。 断面がほぼ円筒状のウイック7は、実質的に、粘土と木粉に水を混合してなる 混合体を引抜きおよび押し出し加工の後に焼成することにより作られた多孔質の 粘土体8から成る。 第1実施形態によれば、ウイック7はその外周面に図1に示されたウイックの 下端から加熱装置3の取付部の手前迄延びるコーティング9を持つ。ウィックに おける加熱装置3の領域にある外周面、およびウイックの下端面10および上端 面11にはコーティングは施されていない。 コーティング9は一層のアクリル系ラッカ又はワニスから成る(例えば市販の マニキュア液も又適切である)。 ウイック7はパラフィン担体液中のピルトリン(pyrethroid)類似化合物殺虫剤 から成る液体殺虫剤12を満たされた容器1の中に延びる。この点に関して、ウ イックはその外周面で容器1の中の最高液面レベル迄は液を透過させず、液12 に溶けぬコーティング9によりカバーされることが保障されている。更にウイッ ク7と容器1との間には、容器の頸部において、図示しないシールが設けられて いる。 動作の際、PTC−加熱エレメント4は電源プラグ5により電圧を印加されて 昇温する。加熱装置3の領域に配置されているウイック7の上部は伝熱手段とし て働くプレート6により加熱される。 液体殺虫剤12は、ウイック7の中で毛細管作用により下端面10を経てウイ ック7に移行し、粘土体8の中を上昇して、加熱装置3の領域内の加熱効果によ り蒸発し又は蒸気化し(この両者の用語は本明細書では同義語として用いられる )、ウイック7からガス状となって出て行く。この場合、PTC−加熱エレメン トは、選ばれた液体殺虫剤の条件に応じて、通常100℃から140℃の間でほ ぼ一定の温度を保持する。PTC−抵抗体の特性、即ち温度の変動に対して抵抗 値が変化し、これにより、温度変動に応じて電流が増減する特性が、ここでは、 簡単な方法で上部ウイック部分の温度を作動レベルに保つ目的に用いられる。 液体殺虫剤の中に浸漬される全外周面上のコーティング9により、その後の殺 虫剤の流れは粘土体8に向かい、これにより搬送作用は下端面10の領域に限定 される。これにより、コンテナ1の中の液体活物質12の充填高さには無関係に 、殺虫剤を継続的に流す為の有効表面積は、高さ方向に常に等しくなることが保 障され、これによりあらゆる充填高さにおいて蒸発率を一定に保つことを可能に する為の前提条件が満足される。 下記においては、公知であるコーティングのない多孔質のウィックを示す図4 を用いて、何故本発明によるウイックの設計が、公知のウイックに比べて充填高 さのあらゆるレベルにおいて液状殺虫剤の貫流量をほぼ一定にすることが出来る かを説明する。 矢印により図4に示されるように、液体の活物質は、すべての浸漬表面を通し て多孔質のウイックに浸透する。従って、ウイックの中で下から上方に向かって 垂直に延びる主搬送路(矢印13)の中で乱流現象14が起きる。乱流現象14 は、特に、ウイックの中に直交方向(横方向:水平方向)に入る2次流の移動の 結果特に生じるものである。乱流効 果14は、主搬送方向の流れを阻害し、貫流速度、従って蒸発率を低下させる。 液面が下降する(液の消費の為に)と、発生する乱流も減少するので、主搬送流 への乱流効果による影響も又、液面レベルに応じて異なる。 上記に比して本発明によりウイックの中に主搬送方向と直交する横方向に液が 侵入することを防止した場合には、上記の不利な効果はなくなり、充填高さに無 関係に流体の流れを正しい方向に維持することが可能となる。この点に関して実 験の結果は、液面レベルに依存した圧力が搬送量に及ぼす影響は無視し得る程度 であることを示している。 図示された実施形態においては、コーティング9の材料としてプラスチックラ ッカ又はワニスが選ばれたが、他の材料、例えば上塗り剤又はプラスチックのケ ースもしくはカバーを用いることが出来る。この場合に重要なことは、コーティ ング9が液体殺虫剤12を透過させること、および、液体中に溶解することがな く、従って長期にわたって保存されても、コーティング9が剥離も溶解もしない ことである。好ましくは、コーティング、ラッカ又はワニス塗装に用いる材料は 、それ自体が多孔質の粘土体8に深く侵入することにより空隙自体を詰まらせ、 従って有効毛細断面積を減らすことのない材料である。 図2は本発明の別の実施形態によるウイック7を通る縦断面である。 この実施形態では、コーティング9は粘土体8の全外周面と上端面11をカバ ーするように設けられている。図2は、部品として供給された状態のウィック7 を示している。このウィックは、図1に示された機構の上に上述のように装着す ることが可能であり、全機構と共に持ち運び格納することができ、しかも、機構 が傾いている時にも液の上端からの漏出を防止出来る。この実施形態では、コー ティング9は加熱される時に局所的に溶融し、従って蒸発装置に初めて使用され ると作動温度でウイックの上部が除去開放されて、ガス状の殺虫剤が放出される 。 実験結果は、この実施形態においてコーティング9としての価値を実 証した材料は、薄く塗布され、PTCの作動温度又はウイックの上部の蒸発温度 を僅かに下回る溶融温度を持つシールラッカ又はワニスであることを示した。し かし、上記の温度で別の方法で局所的に溶融し又は破壊し、従って加熱装置の部 分でウイックの粘土体を露出させる他のコーティングを用いて、同等の結果を果 たすことも又可能である。 ウイックの為の溶けることの出来るキャップとして、材質と厚みが風船の外皮 にほぼ匹敵する予め応力が付加された予圧ゴムカバーを用いることも考えられる 。予圧ゴムはその強度を温度の上昇と共に変化させる。サイズを適切に選ぶこと により、このようなカバーは、作動温度で裂けることにより、上部の蒸発部分全 体を直ちに露出させることが可能になる。 或いは、当該部分には適当に手により剥がす(又は再び装着する)ことが出来 る単純なキャップを施すことも考えられる。 使用される温度を考えて、例えば蒸発の目的には、上端面の部分で約120℃ の温度を必要とする活物質を用いることが可能であり、この場合には、当該領域 における局所コーティングの溶解又は破壊温度が約100℃に調節出来ることが 好ましい。 図3は本発明の更に別の実施形態によるウイックの上部の断面図を示す。 この実施形態では、ウイック7の全外周面および上端面11も又コーティング 9によりカバーされる。ただし、図2に示された第2の実施形態とは異なり、使 用中にもコーティングは、すべての位置で維持され、ウイックが初めて加熱され る時に部分的に破壊されることはない。 加熱が起きた時にガス状の殺虫剤が発生することを保障する為にこの実施形態 によるコーティングに使用される材料は、少なくとも加熱された状態で、ガス状 の殺虫剤を透過させる材料でなければならない。 極めて伸長し易く、適切に薄い層の形を持つ時には、多少とも大きい穴を形成 するゴム又は生ゴム材料は、この種のコーティングに適切な材 料である。このような材料は、加熱装置により加熱されると点状(point fashion ) の収縮を行い、図3に示されるようにコーティングに穴が形成され、これを通 してガス状の殺虫剤が流出する。ウイックが冷却すると穴は再び閉じる。 再び穴が閉じることの出来るこのようなコーティングを使用することにより、 ウイックを装着され殺虫剤を充填された既に使用中のコンテナを持つ装置は、漏 れに関して安全な形で搬送することが出来る。 上記の代案として、加熱が起きた時に透過性を示すコーティングを形成する為 に、公知の収縮チューブに用いられるプラスチック材料を使用することが出来る 。公知のとおり、この種の収縮チューブは、加熱されると収縮する性質を持ち、 加熱が一定の時間および/又は温度を超えると同時に、穴、クラック又は裂け目 が材料に生じることで、意図された目的が果たされる。しかし収縮チューブ材料 の上記収縮現象は、一般に不可逆的であり、この材料はウイックがその後に冷却 しても再び閉じることはない。 上記の代わりとして、(温度には無関係に)ガス状の殺虫剤ならば通過するこ とことが出来るが、液体殺虫剤は通過できない開口を持つ膜体をコーティング9 として使用することも出来る。この種の膜体、例えばテフロンベースの膜体は、 一般に公知であり、殺虫剤の分子量および上記動作の条件に適合することを必要 とする。 上記実施形態は単なる例として記載されたもので、本発明がこれにより限定さ れるものではない。従って、上記本発明の原理が活用される限り、所望のウイッ ク形状および製法並びに所望の断面を設定できる。特に本明細書の中の用語“外 周”とは、あらゆる形と断面積のウイックの外周表面を表す為に用いられる。 本発明の思想は、特に例えば図1に記号9により示される外周面上のコーティ ングが、下端面10に迄完全に延びていない状態をも包含する。逆に本発明の原 理は、コーティング9が活物質に浸漬される外周面の 大部分に延びて、例えば、コーティングの表面に比して小さい外周面の所定の部 分が端面10の領域において覆われずに残るものも含むと解釈されるべきである 。 本発明の用途は液体殺虫剤の蒸発に限定されるものでもない。即ち装置は、特 に液体殺虫剤、香水又は同等の化学薬品の蒸発にも適している。この場合、適切 な形態の容器を使用して、ウイックの下端面(図の10で示されている面)がこ のような容器の最低位置に支持されることにより、容器を完全に空にできるよう にするのが好ましい。 このように本発明を有利に改善することにより、ウイックの長手方向の上記貫 流量は、ウイックの製造時に長い木繊維、木綿糸等を予めウイック製造材料の中 に適切な方向に設定して、ウイックの完成時に適切な細長い穴を配列させること により高めることが可能である。 本発明は量産に適し、大量で割安に製造されねばならぬ製品をも対象としてい る為に、量産に適した別の形態も又特に好まれると考えられる。それら形態には 、特に粉末コーティング、ラッカ又はエナメルの焼付け、ブラシ又は塗装ブラシ によるローリング、および適切なラッカ又はワニスに浸漬されることにより製造 されるウイック上のコーティングが含まれる。 以下に記載されるのは、図1から図4に関して記載された種類の蒸発装置に使 用するのに特に適合するウイックの製造法である。 この種の円筒状のセラミックウイックは、電気加熱装置又は同等のものの為の 支持材料として通常用いられるコージライト(cordierite)材料をベースとして製 造される。この種の材料は、例えばDIN VDE 0335により規格化され ている。 上記実施形態は、更に正確にはコージライト引抜き材料を含み、この中には主 要成分としてAl2O3(約34%)、SiO2(約49%)およびMgO(約 2%)が含まれている。この種の引抜き材料は、約130℃の焼成温度(焼結温 度)が定められており、この温度での焼成 の後に、その本来の用途域における耐熱性の高い電気絶縁体として要求されるよ うなほぼ不透水性の完全に焼結された物体を形成する、或いは上記の代わりに、 BaOを含むバリウムステアタイト引抜き材料も使用することが可能である。こ の場合、後述される他の製造条件は同じである。 本発明によれば、引抜き材料は、ウイックとして用いられる場合に通常の方法 で水(約10から20%の割合で)又は引抜きオイルと混合され、次にウイック の基本形態が引抜きと寸切りに決まる。しかし焼成作業は130℃の焼結温度を 大幅に下回る温度で行われる。本発明の用途の為には、焼成温度を1000から 1200℃の間の温度、更に好ましくは1050から1100℃の間の温度に設 定するのがよいことが証明されているが、これに関してウイックの空隙率は上記 の設定された焼成温度によってのみ決まることが判明した。設定された焼成温度 が高ければ高いほど個々の空隙は小さくなり、それに応じて、ウイックを通る活 物質の移動率又は蒸発率は低下する。従ってこの点に関しては焼成温度がウイッ クの蒸発特性をコントロールすると言える。 実際の焼成時間−通常約12時間である−は空隙率には何等影響を及ぼすこと のないことが更に判明している。上述のように、不可欠のパラメータは設定され た焼成温度である。 この点に関して、この実施形態によるウイックは、引抜きの実施の為に加えら れた引抜きオイル又は水を除き、別の充填剤(例えば有機材料又は同等のもの) を一切含んではならないことに留意が必要である。所望の空隙率は、本発明によ り焼成温度を設定することにより、既に得られている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.活物質を搬送する為に液状活物質(12)の中に浸漬することの出来るウイ ック(7)を有し、浸漬された状態のウイックの一端が液状の活物質から突出し ており、ウイックの突出部分の端部に加熱装置(3)が設けられている液状の活 物質を蒸発させる装置において、 上記ウイック(7)は、 その外周面において、液状活物質の中に浸漬されているその全長の少なくとも 大部分にわたって液状活物質(12)に対しほぼ不透過性であり、 突出端と反対側に在るその端面(10)の領域において液状活物質(12)に 対しほぼ透過性であり、 加熱装置(3)の領域において、少なくとも加熱された状態で蒸発する活物質 (12)を透過させるように構成されていることを特徴とする装置。 2.請求項1において、上記ウイックが固い多孔質材料から成ることを特徴とす る装置。 3.請求項1又は2において、上記ウィックにおける加熱装置の領域を除くその 全外周表面に、液状活物質に対して不透過性で、かつ不溶性であるコーティング (9)が施されていることを特徴とする装置。 4.請求項3において、上記コーティングは、ラッカ塗布、粉末コーティング又 は上塗りを施すことにより行われることを特徴とする装置。 5.請求項1から4の何れかにおいて、上記加熱装置の領域内で上記ウイックに 、加熱装置により作り出されるウイックの作動温度で蒸発する活物質に対し透過 性を持つコーティングが施されていることを特徴とする装置。 6.請求項1又は2において、上記ウイックは、その全外周面表面において液状 活物質に対し不透過性で、かつ不溶性であり、又加熱装置によ り生じたウイックの作動温度では蒸発する活物質に対し透過性であるコーティン グが施されていることを特徴とする装置。 7.請求項1から6の何れかにおいて、上記加熱装置(3)は少なくとも一つの PTC−エレメント(4)を持つ電気加熱装置(3)であり、PTC−エレメン ト(4)からウイック(7)への熱の伝導はPTC−エレメントの電極(6)を 用いて行われ、上記電極はウイックを突出端の領域において囲んでいることを特 徴とする装置。 8.請求項1から7の何れかにおいて、 上記ウイック(7)および加熱装置(3)がハウジング(2)の中に保持され 、 液状の活物質(12)を保持する容器(1)が設けられ、 上記容器(1)はハウジング(2)に対して取り外し可能に固定されているこ とを特徴とする装置。 9.請求項8において、上記ハウジング(2)上に、プラグソケットに挿入され て、プラグソケットに装置を保持するプラグ(5)が設けられていることを特徴 とする装置。 10.請求項1から9の何れかに記載の液状活物質を蒸発させる装置を製造する 方法であって、 セラミック出発材料を用いて引抜き材料又は加圧成型材料を調製し、 引抜き又は加圧成型材料からウイックを成型し、 引抜き材料の焼結温度以下の温度にウイックの焼成温度を設定し、 ウイックを設定された焼成温度で焼成する、 ことを特徴とする製造方法。 11.請求項10において、上記引抜き材料はコージライト又はバリウムステア タイト引抜き材料であり、焼成温度は1000から1200℃の間の値に設定さ れていることを特徴とする製造方法。 12.請求項10又は11において、上記ウイックの外周表面にコーティングを 施すことを特徴とする製造方法。
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