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JP2000500785A - ポリオールポリエステルの合成 - Google Patents

ポリオールポリエステルの合成

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JP2000500785A
JP2000500785A JP10509736A JP50973698A JP2000500785A JP 2000500785 A JP2000500785 A JP 2000500785A JP 10509736 A JP10509736 A JP 10509736A JP 50973698 A JP50973698 A JP 50973698A JP 2000500785 A JP2000500785 A JP 2000500785A
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polyol
reaction
fatty acid
esterification
acid
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JP10509736A
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コリガン,パトリック,ジョーゼフ.
ベルガー,ロジャー,スティーブン.
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Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H13/00Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids
    • C07H13/02Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids
    • C07H13/04Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids having the esterifying carboxyl radicals attached to acyclic carbon atoms
    • C07H13/06Fatty acids

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Abstract

(57)【要約】 非消化性脂肪酸代替物として有用なポリオールポリエステルは、簡単に除去されるアルコールの脂肪酸エステルと、ポリオールの間の改良された不均一系相互エステル化工程を用いて製造される。ポリオールの粒度を100マイクロメートル未満に細かくし、かつポリオールのエステル化度を約15%から最大75%の間に保ち実質的に全ての未反応ポリオールを除去する。反応の初期または早期段階における反応条件は、低級の部分脂肪酸が乳化剤として働くのに充分なレベルに維持されるように調整される。初期の触媒量は、触媒モル当たり約0.001〜約0.5の触媒量である。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリオールポリエステルの合成技術分野 本発明は、高級ポリオール脂肪酸ポリエステル、特にショ糖ポリエステルの合 成法の改良、特に溶剤を使わないエステル転移反応を経て不均一系反応混合物を 生成する合成法に関する。また好ましくは、より高い効率で前記ポリエステルを 製造することができ、かつ改良された品質をもつ前記ポリエステルを製造するこ とができ、あるいはそのいずれかが得られる連続工程に関する。発明の背景 溶剤を使わないエステル転移反応を用いた方法を含むポリオール脂肪酸ポリエ ステルの製造方法は、1976年6月15日発行のRizzi他による米国特許第3 ,963,699号、1985年5月14日発行のVolpenheinによる米国特許第 4,517,360号、1985年5月21日発行のVolpenheinによる米国特許 第4,518,772号に記載されている。ポリオールの低級および高級エステ ルの製造法を記載したその他の特許には、1959年7月7日発行のHass他のよ る米国特許第2,893,990号、1966年5月17日発行のSchnell他に よる米国特許第3,251,827号、これには砂糖の粒度を細かく保って高級 エステルの生成を避けることが記載されている。1971年1月26日発行のBr achel他による米国特許第3,558,597号、1972年2月22日発行のO sipow他による米国特許第3,644,333号、1974年2月12日発行のY amagishi他による米国特許第3,792,041号、これにはショ糖と脂肪酸セ ッケンの水溶液を得る方法と、水を追い出すために昇温する前に脂肪酸エステル と触媒を加える方法が記載されている。1977年6月28日発行のJamesによ る米国特許第4,032,702号、これには低級エステルの製造に乳化剤とし てショ糖の低級エステルの使用と、その反応の触媒としてセッケンの使用につい て記載している。1981年11月3日発行のGalleymore他による米国特許第4 ,298,730号、これにも乳化剤および触媒としてセッケンの使用について 記載されてい る。1982年6月8日発行のBossier他による米国特許第4,334,061 号、これには水洗工程を用いたポリオールポリエステルの精製と、付随して反応 速度を上げることを目的に不活性ガスによるスパージを用いたショ糖と脂肪酸低 級アルキルエステル間の反応で生成する低級アルコールの除去、また理由は示さ れていないが、バッチ反応の初期段階で未反応のショ糖の除去について記載して いる。1989年10月31日発行のKlemann他による米国特許第4,877, 871号。 上記特許の多くは、均一系反応混合物の生成を助けるために溶剤を用いる方法 を教示している。しかしながら、溶剤の存在はのちに除去が必要となるので望ま しいことではない。また、上記の方法の多くは基本的に界面活性剤の用途には望 ましい1〜2個のエステル基を含む低級エステルの製造に関するものである。本 方法は主に高エステル化度、好ましくは約50%を超えるエステル化度、すなわ ちポリオールの有効な全水酸基数の少なくとも約50%が脂肪族アシル基でエス テル化したポリオールポリエステルの改良された、きわめて効率の高い製造方法 に関する。 第2段階における未反応ポリオールの存在が、驚くべきことには、反応速度と 、ポリオールを85%を超えるエステル化度へ転換する場合の重大な障害である ことが分かった。第2段階の前に必ず全てのポリオール(ショ糖)を除去するこ とがオクタエステルの調製をはるかに容易にする。高エステル化ポリオールを製 造するためのさらにすぐれた工業用プロセスを得るには、高速の連続工程をもつ ことが望ましい。発明の概要 本発明は、高度にエステル化したポリオール脂肪酸ポリエステルの改良された 、好ましくは連続製造工程に関するものである。この高度にエステル化したポリ オール脂肪酸ポリエステルは、不均一系反応混合物中で、例えば、実質的に微量 の非反応性溶剤も存在させずに、(a)約4個を超えるエステル化可能の水酸基 を含むポリオールと、(b)容易に除去しうるアルコールの脂肪酸エステルとを 、相互エステル化することによって、得られる。本発明の連続製造工程において は、 (1)前記ポリエステルを調製するために用いるポリオールは、好ましくは粒 状の固体、また好ましくはショ糖であって、その粒子は、機械的に、例えば摩砕 によって、粒度を下げ、約100マイクロメートル未満、好ましくは約50マイ クロメートル未満、さらに好ましくは約10マイクロメートル未満にする。 (2)この工程は、初期の触媒レベルが、ポリオールのモル当たり約0.01 〜約0.5モル、好ましくは約0.01〜約0.1モルの連続工程である。 (3)乳化剤は用いてもよいが不可欠ではない。もしセッケンを用いる場合は 、反応の初期段階におけるセッケン乳化剤の初期量は、ポリオールのモル当たり 約0.001〜約0.6モル、好ましくは約0.05〜約0.1モルである。 (4)エステル化度が約60%を超え、存在するセッケン乳化剤の少なくとも 一部が反応混合物中で不溶化したのち、不溶のセッケンと他の大きな粒子を、例 えば、濾過により、好ましくは連続工程で、除去する。 (5)エステル化度が約75%に達する前に、好ましくは35%、さらに好ま しくは45%に達したのちに、また反応混合物中に存在するセッケン乳化剤が事 実上不溶化する前に、未反応のポリオール例えばショ糖と、約1マイクロメート ルを超える粒度をもつ触媒とを例えば濾過によって、除去する。好ましくは、連 続工程においては、未反応ポリオールは、この段階で0.5%未満とすべきであ る。 (6)反応の初期段階は、特に複数の反応容器を用いる連続工程においては、 一般にポリオールの平均エステル化度を約10%〜約75%、好ましくは約35 %〜約40%に相当する乳化量になるように、前記ポリオールの低級部分エステ ルのレベルを維持するために、例えば逆混合条件のもとで、遂行される。逆混合 は、好ましくは反応容器の中で逆混合反応器の特性である流体力学の結果として 行われるか、あるいは反応混合物の一部を再循環させることによって、さらに好 ましくは、初期段階に対して約10%〜約30%のエステル化度を持つ第1反応 器の生成物と、約30%〜約50%のエステル化度をもつ第2反応器の生成物と からなる直列につないだ2つの逆混合反応器を用いることによって、行われる。 (7)反応の最終段階あるいは最終の各段階は、エステル化される水酸基の少 なくとも約85%好ましくは少なくとも約95%の最終エステル化度を達成する ために、前記ポリオールのエステル化度が少なくとも約50%に達した後は、少 なくともプラグ流れに近い条件のもとで遂行される。発明の詳細な説明 ポリオール 本明細書では、用語「ポリオール」は、少なくとも4個の遊離のエステル化可 能の水酸基を含有する線状、環状、または芳香族化合物を含むものを指す。本明 細書記載の方法を実施するにあたって、ショ糖は最も好ましいポリオールである 。もしショ糖を用いない場合は、代わりの適当なポリオールの選定は単に好みの 問題である。例えば、適当なポリオールには、直鎖および枝分かれ鎖をもつ飽和 および不飽和の線状脂肪族類、ヘテロ環式脂肪族を含む飽和および不飽和の環状 脂肪族類、またはヘテロ環式芳香族を含む単核または多核芳香族類が、ある。糖 質または毒性のないグリコールは好ましいポリオールである。本発明で用いる適 当な単糖類には、例えば、マンノース、ガラクトース、アラビノース、キシロー ス、リボース、フラクトース、ソルボース、エリトルロースがある。本発明で用 いる適当なオリゴ糖類には、例えば、マルトース、セロビオース、ラクトース、 トリハロース、ショ糖、ラフィノースがある。本発明で用いる適当な多糖類には 、例えば、アミロース、グリゴーゲン、セルロース、キチン、イヌリン、アガロ ース、ザイランス、マンナン、ガラクタンがある。糖アルコールは厳密な意味で は糖類ではないが、植物起源の糖アルコールは、密接に糖類と関係があるので、 本発明で用いるポリオールとしても好ましい。最も広く自然に分布し、本発明で 用いるのに適当な糖アルコールは、ソルビトール、マンニトール、ガラクチトー ルである。ポリオール中のアルデヒド基は、アルコール基に変えられるか、また はアルコール基と反応してエーテル結合を形成するのが望ましく、それらポリオ ールには、ソルビタン類、エトキシ化グリシンまたはエクステキシル化ポリグリ セロールなどのアルコキシラビドポリオール類が含まれ、すなわちソルビタン類 もまた用いることができる。ポリグリセロールもまた、本発明で用いられる適当 なポリオールである。 本発明で用いるのに適した特に好ましい材料には、単糖類、二糖類、および糖 アルコール類がある。好ましい糖類および糖アルコール類には、キシリトール、 ソルビトール、ショ糖がある。最も好ましくはショ糖である。容易に除去できるアルコールの脂肪酸エステル 本発明で用いる用語「脂肪酸エステル(類)」と「エステル反応物(類)」は 、アルコール部分が容易に除かれるポリオール類または置換アルコール類などを 含有する化合物を含むものとして使われるが、好ましくは、揮発性の、例えばC1 〜C4アルコール類(好ましくはメチル)のエステル類、約8個以上の炭素原子 を含む脂肪酸の2−メトキシエチルまたはベンジルエステル類、またはその混合 物である。特に望ましくは揮発性アルコール類である。メチルエステル類は最も 好ましいエステル反応物である。適当なエステル反応物は、ジアゾアルカン類と 脂肪酸類の反応によって調製し、または脂肪または油の中の天然起源の脂肪酸類 からアルコール分解によって誘導することができる。適当な脂肪族エステル類は 、合成または天然の、飽和または不飽和の脂肪酸類から、誘導することができ、 位置異性体または幾何異性体が含まれる。適当な好ましい飽和脂肪酸類には、カ プリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン 酸、アラキジン酸、ベヘン酸、イソミリスチン酸、イソマルガリン酸、ミリスチ ン酸、カプリン酸、アンテイソアラカジン酸がある。適当な好ましい不飽和脂肪 酸類には、ミリストール酸、パルミトール酸、リシノール酸、リノール酸、オレ イン酸、エライジン酸、リノレン酸、エリアステリン酸、アラキドン酸、エルカ 酸、エリトロゲン酸がある。大豆油、パーム油、べにばな油、なたね油、カノー ラ(低エルカ酸)、コーン油から誘導される脂肪酸の混合物が、本発明で用いる には特に好ましい。脂肪酸は、「そのまま」、または水素化、異性化、精製し、 あるいはそのいずれかにより、用いることができる。例えば、なたね油はC22脂 肪酸のよい供給源である。またC16〜C18脂肪酸は、獣脂、大豆油、または綿実 油から得ることができる。また、短鎖脂肪酸は、やし油、パーム核油、またババ スやし油から、得ることができる。豚脂、オリーブ油、ピーナツ油、ごま油、べ にばな油は、他の天然脂肪酸の供給源である。 幾つかの有用な固体ポリオール脂肪酸ポリエステルは、そのエステル基が、( 1)長鎖不飽和脂肪酸残基および短鎖飽和脂肪酸残基、またはそのいずれかと、 (2)長鎖飽和脂肪酸残基を、(1)と(2)の比が約1:15〜約2:1とな る組み合わせで含み、かつ固体ポリオール中の全脂肪酸残基の少なくとも約15 重量%(好ましくは、少なくとも30重量%、さらに好ましくは、少なくとも約 50重量%、最も好ましくは、少なくとも約60重量%)が、C20以上の飽和脂 肪酸残基のポリエステルである。長鎖不飽和脂肪酸残基は、一般には真っすぐな 鎖(すなわち直鎖)であり、少なくとも約12(好ましくは約12〜約26、さ らに好ましくは約18〜22)の炭素原子を含むが、必ずしもこれに限られない 。最も好ましい不飽和酸残基は、C18モノおよび/またはジ不飽和脂肪酸残基で ある。短鎖の飽和脂肪酸基は、必ずしもそうである必要はないが、通常は、直鎖 であり、2〜12個(好ましくは6〜12個、最も好ましくは8〜12個)の炭 素原子を含む。さらに好ましい長鎖飽和脂肪酸残基は、一般には、直鎖であり、 少なくとも20(好ましくは20〜26、最も好ましくは22)の炭素原子を含 むが、必ずしもこれには限られない。ポリエステル分子中のグループ(1)の脂 肪酸残基と、グループ(2)の脂肪酸残基のモル比は、約1:15〜約2:1( 好ましくは約1:7〜約5:3、さらに好ましくは約1:7〜約3:5)である 。一般的に適当な範囲は、約3:5〜約4:4である。これら固体ポリオール脂 肪酸ポリエステルの平均エステル化度は、ポリオールの水酸基の少なくとも4個 がエステル化されているものである。ショ糖のポリエステルの場合、好ましくは ポリオールの水酸基の約7〜8個がエステル化される。一般には、事実上ポリオ ールの全ての水酸基(例えば、少なくとも85%、好ましくは少なくとも95% )が、エステル化される。 本発明の方法で調製される特に有用な幾つかの固体ポリオールポリエステルは 、(1)長鎖(少なくとも炭素原子12個)の不飽和脂肪酸残基、または前記残 基と短鎖(C2〜C12)の飽和脂肪酸残基との混合物と、(2)長鎖(少なくと も炭素原子20個)の飽和脂肪酸残基とを、(1)と(2)のモル比が約1:1 5〜約2:1となるような組み合わせで含み、かつポリオールの水酸基の少なく とも4個がエステル化される。 本発明の固体ポリオールポリエステルの長鎖の不飽和および多不飽和脂肪酸残 基の例には、ラウロレイン酸、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイン 酸、エライジン酸、エルカ酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、イコサ ペンタエン酸、ドコサヘキサン酸がある。耐酸化安定性にとっては、モノおよび ジ不飽和脂肪酸残基が好ましい。 適当な短鎖飽和脂肪酸残基の例には、酢酸、酪酸(カプロン酸)、ヘキサン酸 (カプリル酸)、デカン酸(カプリン酸)ドデカン酸(ラウリン酸)がある。さ らに、揮発性の大きいエステル反応物を用いるには、工程の変更、例えば反応器 中で還流させるか、あるいは前記反応物の過度の損失を防ぐ他の方法が、必要に なる。 好適な長鎖飽和脂肪酸残基の例には、イコサン酸(アラキジン酸)、ドコサン 酸(ベヘン酸)、テトラコサン酸(リグノセリン酸)、ヘキサコサン酸(セロチ ン酸)がある。 もちろん、長鎖不飽和脂肪酸残基は、単独で、または相互に混合して、または 短鎖飽和脂肪酸残基と混合して、かつ自由な比率で用いることができる。同様に 長鎖飽和酸残基も自由な比率で相互に組み合わせて用いることができる。所望す る不飽和または飽和酸の量を実質的に含む原料油から得られる混合脂肪酸残基が 本発明の化合物を調製するための脂肪酸残基として用いられる。原料油から得ら れる混合脂肪酸は、所望する不飽和または飽和酸を少なくとも約30%(好まし くは少なくとも約50%、最も好ましくは少なくとも約80%)含むものでなけ ればならない。例えば、なたね油脂肪酸または大豆油脂肪酸は、純粋のC12〜C26 不飽和脂肪酸の代わりに用いることができる。硬化(すなわち水素化)した高 エルカ酸のなたね油脂肪酸は、純粋なC20〜C26飽和脂肪酸の代わりに用いるこ とができる。好ましくは、C20以上の酸(または、それらの誘導体、例えばメチ ルエステル類)を、例えば蒸留によって、濃縮する。パーム核油またはやし油か ら得られる脂肪酸は、C8〜C12酸の原料として、用いることができる。 好ましい長鎖飽和脂肪酸残基は、ベヘン酸である。本発明の好ましい固体ポリ オールポリエステルは、8個の水酸基のうち少なくとも7個がエステル化されて いるショ糖ポリエステルである。 そのような固体ポリオールポリエステルの例には、その中に酸エステル残基が モル比1:2のパルミトール酸エステルとアラキジン酸エステルであるソルビ トールのヘキサエステルや、酸エステル残基がモル比1:3のリノール酸エステ ルとベヘン酸エステルであるラフィノースのオクタエステルや、エステル化され る酸残基がモル比3:4のひまわりの種子油脂肪酸とリグノセリン酸エステルで あるマルトースのヘプタエステルや、エステル化される酸残基がモル比2:6の オレイン酸エステルとベヘン酸エステルであるショ糖のオクタエステルや、エス テル化される酸残基がモル比1:3:4のラウリン酸エステルとリノール酸エス テルとベヘン酸エステルであるショ糖のオクタエステルがある。好ましい原料は 、エステル化度が7〜8で、かつ脂肪酸残基がC18のモノおよび/またはジ不飽 和酸とベヘン酸からなり、不飽和酸とベヘン酸のモル比が約1:7〜約3:5で あるショ糖ポリエステルである。 固体ポリオールポリエステルは、好ましくは約25℃(華氏−3.9度)を超 える融点を有し、さらに好ましくは約37℃(華氏2.9度)を超える融点を、 さらに好ましくは約50℃(華氏10度)を超える融点を、最も好ましくは約6 0℃(華氏15.5度)を超える融点を有する。本明細書に記された融点は、示 差熱量測定法(DSC)で測定されたものである。これらの固形原料には結晶構 造の中にかなり大量の油をトラップする能力がある。その結果、それらを約1% 〜約50%(一般には約1%〜約25%)の量の液状の油をブレンドすることに より、「固形原料」として半固体組成物の製造に用いることができる。一般に適 当な範囲は約10%〜約25%である。これらの組成物に用いる油は、綿実油、 コーン油、カノーラ油、大豆油などの普通の消化性のトリグリセリド油または非 消化性の食用油である。 本明細書で前述したように、本発明の方法により製造することのできる他の適 当なポリオールポリエステルには、本明細書に参考として取り上げる特許、特に 米国特許第3,963,699号、第4,517,360号、第4,518,7 72号に記載されたポリオールポリエステルがある。 ポリオールポリエステルの脂肪酸組成物(FAC)は、熱伝導度検知器を備え たHewlett-Packard Model 5712A ガスクロマトグラフおよびHewlett-Packard M odel 17671A 自動試料採取器を用いてガスクロマトグラフィ法により測定する ことができる。用いたガスクロマトグラフィ法は、Official Methods and Recommended Practices of the American Oil Chemists Society ,3rd Ed.,198 4,Procedures 1〜Ce62に記載されている(本文献を参照することにより、その 記載内容を本明細書中に併合するものとする)。 色/臭いをもつ物質、および酸化生成物、およびそれらの前駆体、あるいはそ れらのいずれかを除去するために脂肪酸エステルを高度に精製することは、改良 されたポリオールポリエステルの製造にとって非常に重要である。それらの物質 には支障のある色、臭い、または味を有するもの、あるいは支障のある色、臭い 、味を、熱処理および酸化、あるいはそのいずれかにより生じるようなものであ る。加えて、触媒表面をコートしている高度の極性をもつ物質は、除去されなけ ればならない。好ましくはカルボニル値が約200ppm未満、さらに好ましく は約100ppm未満、さらに好ましくは約50ppm未満とすべきである。そ のような脂肪酸エステル類の製造方法は、1990年6月5日発行のGibson他に よる米国特許第4,931,552号に記載されており、前記特許はその番号を 参照することにより、その記載内容を本明細書中に併合するものとする。ヘプタ ンの標準を用いた375nmにおける透過率は、0%を超える値、好ましくは約 60%を超える値、最も好ましくは約80%を超える値であるべきである。着色 材料を添加しない一般のエステル材料にとって、これらの値が反応物の使用可能 限界になる。すなわち、カルボニル含量は、通常、含まれている極性物質の全レ ベルを示している。反応物中の色/臭い物質および酸化生成物、またはそのいず れかが低レベルの場合、本明細書に示される工程の改良と相まってさらに色の改 良されたポリオールポリエステルを提供することができる。反応の早期段階における未反応ポリオールおよび/または粒度の大きい触媒の除 未反応のポリオールおよび粒度の大きい触媒、あるいはそのいずれかは、望ま しくは反応の早期段階、例えばポリオールのエステル化が約75%を超える前、 好ましくは(a)相互エステル化度が約15%、好ましくは約40%を超えた後 、かつ(b)存在するセッケンがまだいくらか反応混合物中に溶解している間に 除去する。この除去の結果、驚くべきことに反応速度が増し、触媒の追加が不要 と なり、よい色調をもった高度にエステル化した生成物をさらに速く、高い転換率 で得ることができる。この早期段階における除去は、反応混合物が低粘度のため 後の段階で除去するよりも容易であり、望ましくない副生物の生成を最少にとど めることができる。ショ糖などの未反応ポリオールは、後段階における秩序だっ た反応を妨げ、劣化によって、および活性な状態にある触媒と優先的に反応する ことによって、および色の本体など望ましくない副生物を生成し続けることによ って、またはそのいずれかによって、望ましい相互エステル化反応が制約を受け る。 好ましい実施例では、セッケンとポリオールは、ジットミル、ハンマミル、空 気掃引式ミルなど適当な摩砕機を用いて共混合することができる。 未反応ポリオールおよび粒度の大きい触媒は、例えば、濾過によって、および 反応混合物のポリオールが固体の場合は遠心分離によって、あるいはそのいずれ かによって、除去することができる。得られた未反応ポリオールを含まない反応 混合物は、その後、速やかに反応し、ポリオールが残っている場合よりも速やか に所望のエステル化度に達する。反応速度の鍵は、未反応ポリオールのレベルを 約0.5%未満、好ましくは約0.20%未満のレベルまで減らすこと、さらに 好ましくは反応が実質的に未反応ポリオールのない、すなわち、0.02%未満 で行われるレベルまで減らすことである。濾過で除かれたポリオールおよび触媒 、あるいはそのいずれかは、反応の準備段階に戻すかあるいは廃棄する。 未反応ポリオールのレベルを約0.5%より低く保つ一つの方法は、残留ポリ オールが0.5%未満、さらに好ましくは約0.29%より低くなるように、反 応条件を初期段階で制御することである。 第2段階の初期でショ糖またはポリオールを除去することにより、第2段階で 低反応温度を用いることが可能となり、さらに驚くべきことに、ショ糖のオクタ エステルへの転換が速まる。触媒 ポリオールポリエステルの製造に用いる適当な塩基性触媒は、一般にナトリウ ム、リチウム、カリウムなどのアルカリ金属類、ナトリウム−リチウム合金、ナ トリウム−カリウム合金などの2種類以上のアルカリ金属の合金、水素化ナトリ ウム、水素化リチウム、水素化カリウムなどの水素化アルカリ金属、カリウムt −ブトキシド、カリウムメトキシド、ナトリウムメトキシドなどのアルカリ金属 アルコキシドからなるグループから選ばれるものである。カリウムメトキシドは 、特にカリウムセッケンとともに用いるときには好ましいものである。 本発明の別の特に好ましい実施例では、反応に用いる塩基性触媒は、粒度が約 100マイクロメートル未満、好ましくは約50マイクロメートル未満の炭酸カ リウム、炭酸ナトリウム、炭酸バリウム、あるいはこれら化合物の混合物である 。これら特殊の化合物を触媒として用いた場合、水素化ナトリウム、水素化カリ ウム、セッケン、ナトリウムメトキシドなどのさらに一般的な触媒を用いた本質 的には同一の反応とくらべて色の軽微な、高いエステル化度をもつポリオールポ リエステルを高収率で得ることができることが分かった。これらの好ましい触媒 はまた、前述のさらに一般的な塩基性触媒と混ぜて用いることができる。炭酸カ リウムおよびカリウムメトキシド、あるいはそのいずれかは、本発明で用いる最 も好ましい触媒である。これらの触媒の使用については、さらに詳しく1985 年5月14日発行のVolpenheinによる米国特許第4,517,360号に記載さ れ、特許請求されており、前記特許はその番号を参照することにより、その記載 内容を本明細書中に併合するものとする。 カリウムメトキシドまたはナトリウムメトキシドなどのさらに反応性の高い触 媒は、反応混合物に加えるまでは保護しなければならない。好ましくは、これら 触媒は、懸濁し、さらに好ましくは、反応混合物中に存在する材料、あるいは反 応混合物から容易に分離する材料でカプセル封入する。適当なカプセル封入剤に は、例えば、前記C16〜C22脂肪酸のアルキルエステルがある。ポリオールが約 60%を超える、好ましくは約85%を超える平均エステル化度になる後期段階 において、これらアルカリ性で反応性の高い触媒を添加することは、さらに反応 速度を上げ、ポリオールのエステル化度を上げ、かつ、色/臭い物質の生成量は そのような触媒が反応の初期から存在する場合より低い。 触媒量は、後にさらに詳しく論ずるが、一般にポリオールのモル当たり触媒約 0.01〜約0.5モル、好ましくは約0.01〜約0.1モル、さらに好まし くは約0.02〜約0.05モルというように、できるだけ低く保つ。触媒量は 、妥当な反応速度を得るための有効最小量まで下げる。このような反応において 、残留塩基のみ、例えば、通常用いられるセッケン乳化剤のみを用いて、非常に 速い反応を得ることは可能である。色と臭いの本体物質、および過剰のセッケン 、および副生物の形成、あるいはそのいずれかを極力減らすには、塩基レベルを できるだけ低く保つことが望ましい。また、粒度の大きい触媒の除去を、第1段 階の反応の後に、さらに触媒の除去を反応が所望する終点に達した後に、あるい はその一方で行うことが望ましい。機械的な粒度減少により得られる粒度の小さいポリオール ポリオールポリエステルを形成するエステル化反応において、粒度の小さいポ リオール、例えば、ショ糖を用いることは、反応速度の改善にとってきわめて望 ましい。均一系反応混合物を形成するために溶剤を用いる反応においては、ポリ オールは、溶剤に溶けるので粒度を小さくする必要性はほとんどない。しかし、 溶剤を使わない本発明のような不均一系反応の場合には、粒子が小さいと液体に 曝される表面積が大きくなるために反応速度は大いに改善されることになり、き わめて望ましい。粒度の小さいものは、ポリオール例えばショ糖を水に溶かし、 つぎに他の反応物成分と触媒、あるいはそのいずれかをその場で加え、その後、 水を除去するという業界では知られている方法により、得ることができる。反応 を改良する主要因が、得られるポリオールの小粒度にあるこのような技術にあっ ては、統一された見解がなく、正当に評価されていない。さらに、ポリオールを 水に溶かすこの予備段階により所望の小粒度を得ることはできるが、通常他の成 分が存在している時点で反応混合物から水を除去する必要があり、また水が存在 することにより望ましくない副生物の形成が助長される連続プロセスにおいては 、特に望ましいものではない。 固体ポリオールの粒度が、約100マイクロメートル未満、好ましくは約50 マイクロメートル未満、さらに好ましくは約10マイクロメートル未満の場合に は、予備段階において、あるいは反応自体において溶剤を使用せずに反応を改良 することができる。これらの粒度は、例えば、粉砕と、摩砕と、ふるい分けの方 法の組み合わせにより得ることができる。驚くべきことに、単純な機械的な粒度 減少により調製されるこれら粒度をもつ粒子は、1マイクロメートルより小さい 粒子径を得るために水溶液を必要とした従来法のもつ利益を提供することができ る。連続工程おける低触媒レベルおよび好ましい小粒子触媒 連続工程においては低レベルの触媒が特に望ましい。ポリオールのモル当たり 約0.5モルより少ない低レベルの触媒により、望ましくない物質をほとんど生 成せずに速い反応を得ることができる。これは、遊離脂肪酸レベルが低い場合に は、触媒の表面毒作用がはるかに少なくなることによる。低レベル触媒による驚 くべき反応速度の結果、反応時間の長さがコスト高につながる連続工程において も、低レベル触媒の使用が可能となる。好ましい触媒レベルは、ポリオールのモ ル当たり約0.01〜約0.1モル、好ましくは約0.02〜約0.05モルで ある。触媒のこれらレベルでは反応は高速で進み、かつ反応の終わりに除去しな ければならない触媒およびセッケン、あるいはそのいずれかの量はずっと少なく なる。一般に乳化剤として用いられるセッケンに添加される少量の塩基は、反応 を促進する。アルカリ金属のアルコール酸塩、特にカリウムメトキシドやナトリ ウムメトキシドなどのC1 〜4の望ましくはアルコール酸ナトリウム、アルコール 酸カリウムのようなさらに活性な触媒を、反応の後段階において加え、反応速度 を増すことは多くの場合望ましい。 均一系触媒作用は反応にとっては望ましく、固体触媒が用いられる。 固体触媒の好ましい粒度は、約100マイクロメートル未満、好ましくは約5 0マイクロメートル未満、さらに好ましくは約10マイクロメートル未満である 。低レベルの触媒を用いる場合は、触媒とショ糖、あるいはそのいずれかは粒度 が小さいことが重要である。乳化剤 乳化剤は、ポリオールをメチル脂肪酸エステルに可溶化するのに役立つ。4個 未満の水酸基が脂肪酸でエステル化されたポリオール脂肪酸エステルは有用な乳 化剤である。さらに好ましい乳化剤は、C12〜C20脂肪酸のショ糖モノエステル 、ジエステル、トリエステルである。低級ポリオール脂肪酸エステルは、反応の 完了時の分離問題を避けるために、合成されるポリオールポリエステルと同じも のであることが望ましい。 これら低級ポリオールポリエステルは好ましい乳化剤である。これらを得る方 法の一つは反応それ自体の中で生成させることである。これは初めに低級エステ ルの形成を促し、後にさらに多くの脂肪酸を添加するという条件のもとでポリオ ールと脂肪酸を反応させることによって得られる。アルカリ金属セッケン類はま た本明細書記載の方法の乳化剤として用いられる。本明細書で用いる用語「アル カリ金属脂肪酸セッケン」は、約8〜約18個の炭素原子をもつ飽和および不飽 和脂肪酸のアルカリ金属塩を含むものとして使われる。適当なアルカリ金属脂肪 酸セッケンには、例えば上記脂肪酸のリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、 ルビジウム塩、セシウム塩がある。本発明では、好ましくは大豆油、ひまわり油 、べにばな油、コーン油から誘導される脂肪酸の混合物が用いられる。好ましい アルカリ金属脂肪酸セッケンには、大豆油、好ましくは水素化した大豆油から作 られるカリウムセッケンがある。 セッケンの量は少なくとも許容できる速度でポリオールを溶かすのに充分な量 である。セッケンの量は、粒度の小さいポリオール、例えばショ糖および/また はポリオールの可溶化を助ける反応条件を用いる結果として減らすことができる 。過剰のセッケンは発泡および望ましくない濃厚化を引き起こす可能性がある。 反応の初期段階におけるセッケンのレベルは、通常、ポリオールのモル当たり約 0.001〜約0.6モル、好ましくは約0.05〜約0.1モルである。セッ ケンは、好ましくは他の乳化剤、好ましくは初めに反応混合物の一部として加え るか、または逆混合で加えられるポリオールと脂肪酸の低級エステルと組み合わ せて用いる。セッケンは、反応粘度を増し、アルコールが反応混合物から移行す るのを妨げるので、第2段階ではセッケンはほとんど存在しないか、全く存在し ないことが望ましく、これは反応速度を増す。 平均エステル化度が約60%に達した後には、もはやセッケンは必要ではなく なるので、反応を容易にするために除去することができる。セッケン乳化剤は、 いったんポリオールが反応したのちは必要ではなく、反応混合物の均一性は充分 な低級エステルの存在により保たれる。 セッケンは、高いエステル化度では比較的反応混合物に溶けにくいので、例え ば濾過、遠心分離などにより、除去することができる。得られた濾過反応混合物 は、再触媒の必要はなく、反応はセッケンが存在する場合よりもずっとはやい速 度で進む。濾過反応混合物のセッケンのレベルは、一般にポリオールのモル当た り約0.5モル未満、好ましくは約0.1モル未満、さらに好ましくは約0.0 5モル未満である。濾過された材料は反応の初期段階に戻す。しかし、濾過され た材料は、組成が変動するので、通常は再循環させない方がよい。逆混合 エステル化度を約10%(好ましくは20%)と約50%の間、好ましくは約 35%と約45%の間に保つには、逆混合条件で反応の初期または初期の幾つか の段階を行うことが大いに望ましい。このエステル化度は、溶けにくいポリオー ルの可溶化を助けるのに充分な低級部分ポリオールポリエステルを提供し、また 未反応のポリオールを極力少なくする安定な不均一系反応混合物を提供し、かつ 、分布/組成と、低級エステルの量と、発泡の原因となるセッケン、あるいはそ のいずれかは、過剰の発泡なしに連続反応が可能にする低さに抑える。約20% より低い転換レベルでは過剰の発泡を避けるために低レベルのセッケンまたは激 しい撹拌が必要となる。連続反応では第1段階で個々の反応物は所望のエステル 化度を保つのに必要な割合で加えられ、次の段階または次の幾つかの段階の反応 を維持するのに充分な第1段階からの収量を準備する。 工程、特に連続工程の初期段階または初期の幾つかの段階では、比較的高い完 成度を有することが望ましい。最終段階で起こらなければならないエステル化の 量を極力少なくするために好ましいエステル化度は、少なくとも約35%、さら に好ましくは少なくとも約45%であるが、最終段階に入る前に未反応のショ糖 を必ず全て除去することにより反応は非常に容易になる。好ましくは最終段階は プラグ流れ条件のもとで行われることが望ましい。最終段階では反応条件はさら に厳しく(低圧、または高スパージ速度、または長い滞留時間など)、従って余 計にコストがかかる。それ故、後段階の時間および反応器の寸法、あるいはその いずれかを減らすことが望ましい。第1段階でポリオールを可溶化するために適 当な組成を維持するには、前記米国特許第3,963,699号に記載され、そ の記載内容を本明細書中に併合しているいるように、この第1段階において加え られるエステル反応物の一部を留保しておくことが役に立つ。この初期段階では 、全エステル反応物の約10%〜約50%のみを用いることが望ましく、残りは 後段階で、特にプラグ流れ条件のもとで加える。 逆混合は、連続反応の中で例えば第1段階の反応の流れの一部を連続的に再循 環させ、かつ充分に撹拌される容器(または、例えば直列につないだ2つの容器 、または流体力学的に類似の混合条件を与える他の類似の配置)の中で反応を行 うか、またはそのいずれかで反応を行うことにより達成される。そこでは反応物 は連続的に加えられ、生成物は所望のエステル化レベルを維持できる割合で取り 出される。初めからプラグ流れ条件のもとで行うことはできるが、反応の始めは ショ糖の初期溶解度が低く、エステル化度が約20%未満の場合、発泡が許容で きないレベルになる危険性が大きく、得られる反応混合物の不安定性により不定 の充分に制御されないポリオールのエステル化を起こす。本明細書で前に論じた ように未反応の反応物を濾過しない場合にはポリオールの転換が悪く、従って初 期段階では、特に再循環しない場合にはプラグ流れは好ましくない。 もし、残留したショ糖が初期段階生成物中に検出されるならば、初期段階生成 物を好ましくは濾過し、または他の方法で処理し、実質的に全ての未反応ポリオ ールを残留分0.5%未満まで除去し、その未反応固体中には少なくとも初期に はいろいろの成分が一定せずに、よく分からないレベルで含まれるので、第1段 階に戻すか、または少量の場合には好ましくは廃棄する。好ましい本発明の方法 によれば、反応には低レベルのセッケン乳化剤と触媒のみが含まれるので、分離 される物質の量は少ない。連続反応の中に一度定常状態が達成されると、分離さ れる物質は、例えば掃流によって清掃され、再循環される。 バッチ工程中における逆混合は、適正なエステル化度をもつ前のバッチの一部 を用いて近似することができ、反応が続いているあいだ適当な完了度に達するま でバッチに反応物を加え、そこで反応物の添加を止め、反応は完了する。「半バ ッ チ式」反応は、バッチを絶えず適当な中間完了度にし、その後、バッチの少なく とも大部分を別の容器に移して、そこで反応を完了させることによって実施でき る。 逆混合に適した装置およびプラグ流れ条件、あるいはそのいずれかについては 本明細書でのちに論ずるが、1971年3月2日発行のSetzlerによる米国特許 第3,567,396号、1972年7月25日発行のBalint他による米国特許 第3,679,368号、1984年5月22日発行のMansourによる米国特許 第4,449,828号、1984年9月18日発行のMansourによる米国特許 第4,472,061号1985年9月24日発行のSpence他による米国特許第 4,543,194号、1986年10月7日発行のArmstrong他による米国特 許第4,615,870号に記載されており、前記特許はそれらの番号を参照す ることによりそれらの記載内容を本明細書中に併合するものとする。適当な方法 と装置に関する他の記載は、The Degree of Mixing in Continuous Flow System s,Zwietering,Chemical Engineering Science,pp.1〜15,Vol.II,No.1(1959 ),Continuous Flow Stirred-Tank Reactor Systems,MacDonald and Piret,Chem ical Engineering Progress,Vol.47,No.7,pp.363〜8(July 1951),and Re action Kinetics in a Tubular Reactor,Baron,Mannig and Johnstone,Chemical Engineering Progress,Vol.48,No.3,pp.125〜132(March 1952)のなかに見 られ、これらの記載項目はそれらを参照することにより、本明細書中に併合する ものとする。高い完全エステル化度を得るための最終段階におけるプラグ流れおよびバッチ条 件またはそのいずれかの使用 反応の最終段階あるいは最終段階の幾つかについては、逆混合を防止し、それ により高エステル化度を達成するためにプラグ流れまたはバッチ条件のもとで行 わなければならない。このプラグ流れは直列につないだ少なくとも2つの連続撹 拌タンク反応器に初期段階の出力を供給することによってそれに近似した状態を 得ることができるが、好ましくは連続反応器を用いてさらに効率的にこれを達成 することができ、例えばさらにプラグ流れ反応装置に近い管型反応器、および充 填塔、および棚型反応器、および流下フィルム型と上昇フィルム型反応器、また はそのいずれかを用いることにより達成できる。さきに論じたとおりプラグ流れ 条件は、前記ポリオールのエステル化度が少なくとも約35〜約45%に達した のちに用いるべきである。最終エステル化度は、少なくとも約70%、好ましく は少なくとも約97%であるべきである。 最終段階におけるポリオールのエステル化可能部位に対する全エステル反応物 は、約0.9:1〜約1.4:1、好ましくは約1:1〜約1.2:1である。 セッケンを減らし、または除去することは、塔型またはフィルム型の反応器にと って、粘度を下げ、操作を改善するためには好ましい。 バッチ式、半バッチ式、または連続式の工程において、(1)溶剤の除去に伴 う面倒な問題を避けるために、好ましくは機械的な粒度減少によって得られる小 粒度ポリオールと、(2)好ましい小粒度を有する低レベルの触媒と、(3)低 レベルのセッケンとの組み合わせが非常に好ましく、このような組み合わせは、 高速の反応を可能にし、一方でその中に存在し、最後には除かれなければならな い望ましくない物質の量を極力減らすことになる。 ポリオールの除去とこれらの改善との組み合わせは、エステル化の速度とエス テル化の完成度の両方を改善するためには望ましい。反応の最終段階で、溶解し なかったポリオールはこの完成度の達成を妨げる。 高い圧力は反応系の中への空気の漏洩を減らす別の利点がある。加熱された反 応系では、空気は即座に脂肪物質と反応する。これは完全にエステル化された生 成物の色、臭い、風味、物性を損なう。空気と脂肪物質の反応はまた、短鎖の不 飽和セッケンを生成し、第2段階で反応混合物の目立った濃厚化を起こす。この 濃厚化は、液相で生成するメタノールまたはアルコール副生物の物質移動を制約 することによって、反応速度を低下させる。従って、空気の漏洩は反応速度と生 成物の品質の双方に有害な影響を与える。 具体的には、反応の最後の段階、さらに具体的には、連続工程の最後の段階で は、高圧が望ましく、この組み合わせにより、従来の方法で必要としたさらに極 端な条件を維持するための備えを設備せずに済む反応装置を得ることが、可能と なり、また、望ましくない、あるいは必要でない副生物の形成を避けることがで き、加えて、エネルギー消費の節約が可能となる。反応の最終段階が生じる装置 の一部分にわたって前記条件を維持しなければならない工程における好ましい前 記「プラグ流れ」最終段階においては、前記節約はさらに大きいものとなる。 初期段階(または初期の幾つかの段階)における逆混合と、後期段階(または 後期の幾つかの段階)におけるプラグ流れ条件との組み合わせは、非常に好まし く、特に連続工程、またはバッチ/連続工程の混ざった工程、または連続/バッ チ工程にとっては好ましく、通常は相溶性のない成分間の反応を開始し、ついで ポリオールの最終エステル化度を最大にする最適条件の維持に役立つ。 本明細書記載の方法による好ましい生成物は、検出しうるレベルのジ脂肪酸の アルキルケトン含量を有し、約300ppm未満、好ましくは約200ppm未 満、さらに好ましくは約100ppm未満である。好ましい生成物は、約400 0ppm未満,好ましくは約3000ppm未満の所望のポリオールポリエステ ル以外の物質を含んでいる。しかし、本明細書記載のタイプの工業的な方法によ り製造される製品では、通常検知しうるレベルのものであり、一般にはそのよう な他の物質は、約50ppm未満である。きわめて低レベルの副生物は、さきに 本明細書で述べたような良品質のメチルエステル類を使用し、かつこれから本明 細書で述べるような仕上げ製品の清浄化手順を適用した本発明の改良により、達 成することができる。反応 一般には、例えば、初期不均一系反応混合物は、約10〜約30重量%、好ま しくは約14〜約18重量%のポリオールと、ポリオール上のエステル化可能の 水酸基当たり約0.3〜約1.4モル、好ましくは約0.3〜約0.7モルの脂 肪酸エステルと、有効量の低級部分ポリオールエステル、すなわちポリオールの モル当たり約0.001〜約0.6モル、好ましくは約0.05〜約0.1モル のアルカリ金属脂肪酸セッケンと、ポリオールのモル当たり約0.01〜約0. 1モル、好ましくは約0.02〜約0.05モルの塩基性触媒化合物を含む。反 応には2つの反応器が望ましいが、もし望むならば少なくとも1つの反応器中で 行われる。後段階において脂肪酸エステルが追加され、また可能ならば、別の反 応性触媒が加えられる。初期段階ののち、第2段階に入る前に、未反応のポリオ ー ルを、約0.5%未満、さらに好ましくは約0.2%未満のレベルまで、除去ま たは減少する。第2またはその後の段階において、追加の脂肪酸エステルを加え 、脂肪族アシル基とポリオール上のエステル化可能の水酸基部位の全体比を、約 0.9:1〜約1.4:1、好ましくは約1:1〜約1.2:1まで、上げる。 初期段階の好ましい触媒は、本明細書でさきに述べたように炭酸カリウム、カリ ウムメトキシド、およびセッケンの残留塩基であり、また後段階では好ましい触 媒は、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、およびナトリウムメトキシドである。 反応混合物は、不活性ガスによるスパージ(sparge)はあってもなくてもよい が真空の下で、あるいは不活性ガスなしでスパージしながら、大気圧または略大 気圧の下で約130℃〜約150℃の範囲の温度まで加熱する。反応混合物また はそれらを合わせた混合物はできるだけ激しく撹拌することが非常に好ましい。 混合は、好ましくは続く各段階においては、不活性ガス、好ましくはチッ素、二 酸化炭素、低分子量炭化水素でスパージするステップを加える。スパージにより 反応中に生成する揮発性アルコールの除去が促進され、反応速度を増す。仕上げ製品の清浄化 反応が所望の完成状態に達したのち、触媒と、過剰の脂肪酸エステルと、乳化 剤例えばセッケンは、ポリオール脂肪酸ポリエステルの最終消費において必要と する場合を除いては、除去しなければならない。セッケンと触媒は、水分離工程 で大部分除くことができるが、触媒、セッケン、未反応ポリオール、存在するエ ステル反応物、あるいはそのいずれかのレベルを劇的に減らすことができること が本発明の利点である。水は除去されるセッケンの量に対して約0.5:1〜約 10:1の割合で加えられる。通常好ましいと考えられているよりもはるかに少 ないこの低レベルの水が、驚くべきことに、多量の水、例えば20〜40%の場 合よりも、セッケンと触媒の除去にとって、よい結果を示す。セッケンと触媒の 分離は、水と反応混合物を遠心分離器に通すことにより、容易に達成できる。 遠心分離の後の反応混合物には、まだ望ましくないレベルの残留セッケンと色 の本体、またはそのいずれかが含まれている。水洗工程とこれに続く水相の重力 分離または遠心分離を繰り返すことが有効である。続いて真空乾燥と吸着漂白操 作を、この第2水洗工程と組み合わせて、またはこの代わりに用いることができ る。漂白土、シリカゲルなどの吸着材を用いる乾燥と吸着漂白操作、またはその いずれかは、加工食用油にとっては一般的な操作である。吸着剤は好ましくは乾 燥した反応混合物の約0.1〜約10重量%のレベルで加える。漂白操作が完了 したのち、吸着剤は濾過により反応混合物から除去する。第2段階の水洗、乾燥 、吸着による漂白、あるいはそのいずれかによりセッケンと色の本体の除去は完 了し、未反応脂肪酸エステルの除去のための反応混合物が準備される。 未反応物質、例えば脂肪酸エステル反応物や、その他の望ましくない物質の除 去のために、本明細書に記載された改良に加えて、用いることのできる有用なす でに知られている方法には、高温真空水蒸気蒸留が含まれ、また溶解酸素量が約 0.1体積%未満になるまでポリオールポリエステルを脱気すること、脱気した 油を華氏約390度(200℃)と華氏約480度(250℃)の間の温度に加 熱すること、次に、約0.2〜約20重量%の油のストリッピング媒体を用いて 、約15mmHg未満の絶対圧で約5秒間ないし約15分間ストリップすること が含まれる。この非常な高温、短い滞留時間の真空ストリップにより、望ましく ない物質の含有量は、最少になる。バッチ式脱臭器では、ポリオールポリエステ ルを過度の熱劣化から護るために、華氏約450度(230℃)より低い温度、 好ましくは華氏約350度(約180℃)未満の温度に保つか、ポリオールポリ エステルに脂肪酸トリグリセリドを添加することが望ましい。未反応物質と他の 望ましくない物質の除去はまた、膜払拭型の熱交換器または他の膜蒸発装置を用 いても、効果的に行うことができる。 仕上げ製品の清浄におけるもう一つの有用な改良には、過剰の脂肪酸エステル 反応物を蒸留する前に少量の可溶性塩基(例えばメタノールに可溶化した水酸化 カリウムまたはカリウムメトキシド)を加える方法がある。可溶性塩基はポリオ ール脂肪酸ポリエステルの耐酸化性を改良する。塩基の溶媒は、好ましくは非水 性で、華氏120度(48.9℃)のポリオール脂肪酸ポリエステルの10%の 水/イソプロパノール溶液を用いて測定したPHが約6.5〜約9である。 初期の処理の後、本明細書で前述したように、望ましくない物質は、油/脂肪 酸エステルの劣化によるものであり、改良することが可能である。加えて、高温 真空水蒸気蒸留工程の後に着色物質は残る。本発明で用いる好ましい非常に低い レベルの色/臭い/味物質、その前駆体、酸化生成物、あるいはそのいずれかは 、次のうちの少なくとも1つのステップを含む清浄化手段を用いて得ることがで きるがこれには限定されない。このステップは、(1)シリカゲル処理を含むス テップであって、そのシリカゲルの特性は、(a)粒度範囲が約10〜約30マ イクロメートル、好ましくは約20〜約25マイクロメートル、(b)平均粒径 が約50〜約70マイクロメートル、(c)表面積が約720〜約800m2/ g、好ましくは約770〜約800m2/gm、(d)細孔体積が約0.9〜約 1.9cm3/g、好ましくは約1.2〜約1.4cm3/gm、(e)水中約5 %量においてPHが約5〜約8、好ましくは約5〜約7.3、(f)全揮発分が 約20%未満、好ましくは約6.5〜約10.5%、さらに好ましくは約8〜約 10.5%である。 シリカゲルを用いると、閉じこめられた空気からの酸素がポリエステル中に持 ち込まれることは避けられない。驚くべきことに、この酸素が利益をもたらすこ とが分かった。従って、別の工程のステップでは、分離したステップとして、ま たはシリカゲルによって、あるいはその双方を用いて、およそ飽和レベルまで酸 素を取り入れるステップが含まれる。この後、温度を少なくとも華氏約200度 (約90℃)まで、好ましくは少なくとも華氏約380度(約190℃)まで、 ただし華氏約425度(約220℃)未満、好ましくは華氏約400度(約20 5℃)未満まで上げ、過酸化酸素(ペルオキシジェン)基を生成し、次いで、過 酸化酸素含量と存在する着色物質含量を減らし、あるいはそのいずれかを減らす のに充分な時間、例えば約1〜約150分間、好ましくは約1〜約20分間、さ らに好ましくは約5〜約10分間その温度に保つ。ポリオールポリエステル中の 酸素レベルは、トリグリセリドで報告されたものと同じ値であると仮定して、ポ リオールポリエステル体積当たりの酸素体積は、約0.001〜約0.16と考 えられる。これは、本明細書で前述したように、蒸気脱臭のステップとは別に、 またはこれと組み合わせて行うことができる。この時間は、再び着色が始まるほ ど長くてはいけない。この酸素/熱処理のステップを用いる場合、ステップ(1 )の好ましい前記シリカゲルの代わりにさらに広範囲のシリカゲルを採用するこ と ができ、また、許容可能な結果が得られる。しかし、最善の結果を得るには、前 記の好ましいシリカゲルが用いられる。 シリカゲル漂白のステップの前と、熱処理のステップの後の、あるいはそのい ずれかの蒸気脱臭ステップも、通常のトリグリセリドの存在のもとで行われ、高 級ポリオールポリエステルとトリグリセリドの比は、約1:10〜約10:1、 好ましくは約1:5〜約5:1、さらに好ましくは約1:3〜約3:1である。 この「共脱臭」は、前記ポリエステルの熱劣化を極力減らすことができる。共脱 臭の操作条件は、華氏約300度(約150℃)〜華氏約600度(約315℃ )、好ましくは華氏約350〜525度(約175〜275℃)の温度、および 約0.1〜20mmHg(好ましくは約1〜10mmHg)の真空で、蒸気と生 成物の比は、約0.001〜0.30(好ましくは0.005〜0.10)であ る。共脱臭は、ポリオールポリエステル単独による脱臭と比べると、例えば、華 氏約300度(150℃)〜華氏約600度(315℃)、好ましくは華氏約3 50度(175℃)〜華氏約525度(275℃)などの高温を用いることがで き、さらに/または過度の劣化を起こさない範囲内での長時間処理を行うことが でき、設備上の制約がある場合には、望ましい。トリグリセリドは、通常のもの で、例えば綿実油、ピーナッツ油、べにばな油、ひまわり油、やし油、なたね油 、カノーラ油、パーム油、パーム核油、大豆油から誘導されるものが有用である 。 初期反応物が適正に清浄化され、次の清浄化ステップが適正に適用された場合 、ポリオールポリエステルの色は、ラビボンド赤で約3.0未満、好ましくは約 1.2未満、さらに好ましくは約0.8未満であり、ポリオールポリエステルの 風味等級は、10点が快い、1点が非常に酸化されていることを表す等級法を用 いた専門家からなるパネルによる点数単位(psu)で、少なくとも7、好まし くは少なくとも8である。このような仕上げポリオールポリエステルは、耐酸化 性、風味、および使用時の熱安定性が改良されている。天然の酸化防止剤など一 般的なトリグリセリドを、ポリオールポリエステルとトリグリセリドの比が約1 :10〜約10:1、好ましくは比が約1:3〜約3:1、さらに好ましくは比 が約1:3〜1:1になるように組み合わせるとき、安定性はさらに驚くほど改 善される。明らかに生成する反応性物質は、天然の酸化防止剤が長期安定性を改 良す ることのできるレベルまで減少する。 これら清浄化ステップの1つまたはそれらの組み合わせにより望ましくない物 質の量を非常に低いレベル、一般には約50〜約4000ppm、好ましくは約 3000ppm未満まで減らすことができる。例えば、本明細書記載の方法によ る製品は、一般に(脂肪酸エステル)/ポリオールの相互エステル化反応で製造 される製品中に存在する約300ppm未満、好ましくは約200ppm未満、 さらに好ましくは100ppm未満のジ−脂肪酸アルキルケトンを含む。これは 、特にメチルエステル過剰量が低く抑えられ、かつ低温度が用いられるか、ある いはそのいずれかであるときに当てはまる。 特に好ましいポリオールポリエステルは、液体ショートニングの調製に用いる オクタエステルが約50%を超える、好ましくは約70%を超える、さらに好ま しくは約80%を超えるレベルまで、また「固体」ショートニングではオクタエ ステルが約80%〜約90%のレベルまで、エステル化されているものである。 そのようなショ糖ポリエステルは、特にそれらが低レベルの色/臭い物質と他の 酸化生成物のみ、あるいはそのいずれかのみを含む場合は、すぐれた熱安定性を 示す。 本明細書で用いる%、部、比率は、特に指定しない限り重量%、重量部、重量 比である。 実施例1 この実施例は反応の第1段階について記述する。すなわち、各ポリオール分子 を少なくとも1つの脂肪酸メチルエステル分子と反応させる。この実施例におい ては、反応器は直列につないだ2つのステンレススチール製タンクからなる反応 器であり、それぞれの直径が約4.5フィート(137.2cm)で、それぞれ が撹拌器、液量制御システム、加熱器、再循環用ポンプ、温度および圧力センサ を備えている。撹拌器は約200RPMで回転する。ショ糖、綿実油脂肪酸メチ ルエステル、ステアリン酸カリウム、炭酸カリウムが直列につないだ第1反応器 に、およそ次のモル比で供給される。材料 モル化 脂肪酸メチルエステル:ショ糖 5:1 ステアリン酸カリウム:ショ糖 0.2:1 炭酸カリウム:ショ糖 0.1:1 これら2つの反応器は、華氏約275度(135℃)で操作し、約15mmH gの真空圧力を維持する。2つの反応器は、連続撹拌タンク反応器(CSTR' s)として働く。すなわち、反応器は逆混合が可能なように設計される。逆混合 は、反応のこの段階では望ましく、反応生成物であるショ糖のモノ、ジ、および トリエステルを送られてくる未反応ポリオールと均質接触となる状態に維持する ことができる。ショ糖のモノ、ジ、およびトリエステルは、反応混合物のなかに 固体のショ糖を溶かし込み、脂肪酸の低級アルキルエステルとの反応を容易にす る。反応混合物の第1反応器における平均滞留時間は約1時間である。次に、反 応混合物は、第1反応器中の量が一定に保たれるように送られてくる供給原料と 同じ割合で、第1反応器から第2反応器へポンプで送られる。第2反応器にポン プで送られた反応材料はその反応器中に平均約1.5時間滞留する。反応材料は 、第2反応器中の量を一定に保つために送られてくる供給量と同じ割合で、第2 反応器からポンプで送り出される。第2反応器から出た反応材料は、次に、塔型 反応器に移される。この時点でショ糖は、約50%エステル化され、未反応のシ ョ糖レベルは約0.5%である。 実施例2 反応(実施例1)の第1段階から送られた反応材料は、全脂肪酸メチルエステ ル:ショ糖のモル比が約11:1になるように、脂肪酸メチルエステルを追加し つつ塔型反応器に連続的にポンプで送られる。カリウムメトキシド溶液が送られ てくる各供給材料261b.(11.8kg)に対してカリウムメトキシド溶液 1gの重量比で塔の上部に連続的に加えられる。塔はプラグ流れに近似するよう に設計され、ストリップガスと反応液状物の間で均質接触を起こす。塔はおよそ 径が12inch(30.5cm)、長さが72inch(190.5cm)の ガラス管の部分からなる。6枚のプレートが同じ間隔で塔の中に配置され、塔を 6つのセクションに区分する。それぞれのプレートは、チッ素ガスがプレートを 通って上方に向かうことができる数個の小孔と、液体が1つのセグメントからも う1つのセグメントへと流れることのできるオーバーフロー用堰および降下管を 有する。この設計は多くの蒸留塔の用途と共通するトレー設計と同様である。通 常の操作条件のもとでは、ガスのみが小孔を通って(上方に)移動し、液体のみ がオーバーフロー用堰と下降管を通って下方へ移動する。不活性ガスの通る孔は 、径が約3/16inch(4.8mm)で、これらの孔によるプレートの開口 面積はプレートの全表面積の約5%である。 それぞれのセクションには、約380RPMで作動する6枚刃のタービン式撹 拌器がある。撹拌器の径はおよそ塔の径の半分である。実施例2から送られた反 応材料が、カリウムメトキシド溶液(メタノール中25%)とともに塔の上部か ら供給され、オーバーフロー用堰と下降管を通って塔を下方へ移動する。チッ素 が塔の底部に導入され、中心部の孔を通り、液体の流れと逆方向に塔を通って上 方へ移動する。それぞれのセグメントにおいて、チッ素は撹拌器により液体の中 に分散し、反応混合物から副生物のメタノールをストリップする。チッ素とメタ ノールは、セクションからセクションへ塔(浮力によって進む)を通って上方へ 進む。ガスは上部に達すると塔から吐き出される。反応生成物は塔の底部からポ ンプで取り出される。反応器は華氏約275度(135℃)、塔の上部ではほぼ 大気圧、塔の底部では大気圧より約1psig(0.07kgf/cm2)超の 圧力、チッ素と供給液量の重量比は約1.5:1であり、塔の中の液体の平均滞 留時間は約2時間である。定常状態に達したとき、この反応によりショ糖のおよ そ90%がエステル化され、約43%のショ糖のオクタエステルを含む生成物が 得られる。転換データ対連続供給を始めてからの時間を下記に示す。 連続供給開始以降の時間 ショ糖オクタエステルの% 2時間 32 3時間 39 4時間 40 5時間 44 6時間 43 実施例3 塔の上部に部分エステル化したショ糖(実施例1で得られたもの)を導入する前 に、残留する未反応のショ糖粒子を沈降により除去することを除いては、実施例 2と同じ反応が行われる。塔の上部に供給される材料の分析の結果、未反応のシ ョ糖は0.05%未満であった(これに対して実施例6では未反応のショ糖は0 .5%)。この実施例の工程条件は、全て実施例3と同じである。定常状態に達 したとき、この反応によりショ糖のおよそ99.6%がエステル化され、約97 %のショ糖のオクタエステルを含む生成物が得られる。転換データ対連続供給を 始めてからの時間を下記に示す。 連続供給開始以降の時間 ショ糖オクタエステルの% 2時間 80 3時間 96 4時間 96 5時間 97 6時間 97 この実施例における反応では、非常に速い反応を示した実施例3と同じ滞留時 間でずっと高いショ糖のオクタエステルへの転換度を達成することができる。こ れは、実施例3における0.5%から、この実施例における0.05%未満へ塔 に供給される未反応のショ糖が減少したことによる。実施例4 この実施例は、出発材料中の未反応のショ糖の量を変えたときの一連の反応を 示す。部分的にエステル化した反応材料は実施例1と同様の方法で調製される。 3種類の異なる供給材料を調製する。それぞれおよそ50%エステル化されたシ ョ糖のエステルを含むが、各材料中の未反応のショ糖の量はそれぞれ1%、0. 25%、<0.05%である。次に、これら供給材料は、それぞれ1Lのガラス 製バッチ反応装置を用いて充分エステル化する。それぞれの反応装置は、撹拌器 、加熱用マントル、温度制御システム、ストリップ用チッ素ガスの入り口、排出 ガスの出口を備えている。各供給材料のおよそ300gを、約0.8gのカリウ ムメトキシド溶液とともに各反応器に加える。各反応器を華氏約275度(13 5℃)に加熱し、各反応器中の反応材料を毎分約12gのチッ素でストリップし 、反応によるメタノール副生物を除去する。下記の表は、反応開始後1、2、3 時間の各反応器中のショ糖のオクタエステルの量を示す。 出発材料中の未反応ショ糖の% この実施例は、反応の第2段階の前に未反応のショ糖の量を減らすことにより 反応速度が増し、ショ糖のオクタエステルへの転換度が増すことを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),UA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ベルガー,ロジャー,スティーブン. アメリカ合衆国 45014 オハイオ州 フ ェアフィールド レイク ハーロン ドラ イブ 5726

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.溶剤を使わないポリオール脂肪酸ポリエステルの連続調製方法において、 (i)(1)4個を超えるエステル化可能の水酸基を含有する粒状の固体ポリ オールと、(2)脂肪酸エステルと、(3)ポリオールのモル当たり0.001 〜0.5モルのレベルで含まれる初期触媒と、(4)ポリオールのモル当たり0 .001〜0.6モルの乳化量の乳化剤とを組み合わせるステップと、 (ii)初期段階において前記で組み合わせたものを少なくとも15%、ただし 75%を超えないポリオールのポリエステル化度まで相互エステル化し、初期段 階混合物を形成するステップと、 (iii)前記初期段階混合物から実質的に全ての未反応の粒状の固体ポリオー ルを除去するステップとを含み、 前記粒状の固体ポリオールが100マイクロメートル未満、好ましくは50マ イクロメートル未満、さらに好ましくは10マイクロメートル未満の粒度をもつ ことを特徴とするポリオール脂肪酸ポリエステルの連続調製方法。 2.ステップ(ii)におけるエステル化度が少なくとも40%であることを特徴 とする請求項1に記載の方法。 3.ステップ(iii)の後に残留する未反応ポリオールの量が初期段階混合物の 0.5重量%未満、好ましくは0.2重量%未満であることを特徴とする請求項 2に記載の方法。 4.乳化剤が、ポリオール脂肪酸エステル類と、セッケンと、それらの混合物か ら選ばれ、好ましくは10〜22個の炭素原子を含む水素化脂肪酸のカリウムセ ッケンであることを特徴とする請求項1に記載の方法。 5.除去のステップ(iii)を、存在しているセッケンが初期段階混合物中で不 溶化し始める前におくことを特徴とする請求項4に記載の方法。 6.脂肪酸エステルがC1〜C3アルコールのエステルであり、相互エステル化を 5〜300mmHgの圧力に保って行い、そのエステル化で生じるC1〜C3アル コールを反応混合物の物質移動面積を増すことによって除去することを特徴とす る請求項3に記載の方法。 7.脂肪酸エステル反応物と各エステル化可能の水酸基とのモル比が1:1〜1 .2:1であることを特徴とする請求項6に記載の方法。 8.前記反応の初期段階を、ポリオールのエステル化度が20%〜50%、好ま しくは35%〜45%になるまで、逆混合条件のもとで行い、ポリオールの可溶 化を助けるのに充分な低級の部分ポリオールポリエステルを提供することを特徴 とする請求項4に記載の方法。 9.前記ポリオールのエステル化度が少なくとも35%になった後に反応の最終 段階をプラグ流れ条件のもとで行うことを特徴とする請求項8に記載の方法。 10.反応混合物中の不溶のセッケンをエステル化度が少なくとも60%に達し た後に濾過によって除去することを特徴とする請求項8または9に記載の方法。
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