JP2000335270A - 作業車の変速装置 - Google Patents
作業車の変速装置Info
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Abstract
向上させる。 【解決手段】 前段にクラッチ25を有する多段のPT
O変速装置において、PTO変速軸29とPTOカウン
ター軸34とを互いに平行に架設して備え、PTOカウ
ンター軸34には前記クラッチ25の出力を入力してお
り、該PTOカウンター軸34に軸方向の間隔を有して
変速ギアを備え、該変速ギアに対して、前後方向に沿っ
て直線状のレバーガイド20bにより入切自在のシフト
ギア32をPTO変速軸29の上に摺動自在に備えた。
Description
の、走行系変速機構及びPTO系変速機構を備えてなる
変速装置に関する。
段の多段変速機構とを直列に連結した走行系変速機構、
及び、2段のPTO系変速機構で構成される作業車の変
速装置は公知とされている。例えば、実開昭63−16
6836号公報の技術である。該技術において、多段変
速機構が後進段を含むレバーガイドと、PTO系変速機
構のレバーガイドとを座席の一側におき機体の前後に配
置していた。
ると、多段変速機構が後進段を含むためそのレバーガイ
ドはH型となり、前後方向だけでなく側方へも回動する
ので、操作性が劣っていた。また、PTO系変速機構の
速度段数を増やすとレバーガイドは座席の後方へ延長す
るしかなく、操作性が悪くなってしまうのである。
題を解決するために、次のような手段を用いるものであ
る。請求項1においては、前段にクラッチ25を有する
多段のPTO変速装置において、PTO変速軸29とP
TOカウンター軸34とを互いに平行に架設して備え、
PTOカウンター軸34には前記クラッチ25の出力を
入力しており、該PTOカウンター軸34に軸方向の間
隔を有して変速ギアを備え、該変速ギアに対して、前後
方向に沿って直線状のレバーガイド20bにより入切自
在のシフトギア32をPTO変速軸29の上に摺動自在
に備えているものである。
連構成であり、該シフトギア32を軸方向一方側から他
方側に摺動させるとき、PTO変速装置は、正回転3段
と、1つニュートラル位置と、逆回転1段を備え、ニュ
ートラル位置は2つの正回転段の途中に設定し、その一
方の正回転段を境にしてニュートラル位置の反対側に逆
回転段を設定したものである。
クラッチ25の出力軸である入力軸26と軸心延長上に
架設されており、該PTO変速軸29は前記入力軸26
と同芯で相対回転自在に支持され、該入力軸26とPT
O変速軸29に平行してPTOカウンター軸34を配置
し、該PTO変速軸29とPTOカウンター軸34との
間に前記PTO系変速機構を構成したものである。
って説明する。図1はトラクタの平面図、図2はPTO
変速レバーのレバーガイドと多段変速レバーのレバーガ
イドの平面図、図3は変速装置全体のスケルトン図、図
4はミッションケース側面断面図、図5はPTO系変速
機構の断面図、図6は多段変速機構の断面図である。
に、ボンネット1内にエンジンEを収納して、該エンジ
ンEの駆動力によって、後述するミッションケース4内
の変速装置を介して後輪3及び前輪2、PTO軸6が駆
動される。前記ボンネット1の後部上にハンドル5を設
け、該ハンドル5の側部の左右にコラムシフト式の前後
進切換レバー7とアクセルレバー8を突出している。ま
た、座席10の右側のフエンダー11R上にポジション
コントロールレバー12とデプスコントロールレバー1
3が配設され、座席10の左側のフエンダー11L上
に、PTO変速レバー15と多段変速レバー14が配設
され、座席10前下部にフロアシフト式に構成した高低
切換レバー16と前輪駆動入/切レバー17が配設され
ている。
14とPTO変速レバー15は図2に示すように、ガイ
ド板20に、前後方向に沿って直線状のレバーガイド2
0a及び、20bが平行に、かつ、前後に位置をずらせ
て開口され、該レバーガイド20a及び、20bより多
段変速レバー14とPTO変速レバー15がそれぞれ突
出されている。PTO変速レバー15のレバーガイド2
0bには逆転側へ容易にシフトできないように、逆転シ
フト防止手段が設けられており、バネ21の付勢力によ
りピン22をレバーガイド20b内へ突出してPTO変
速レバー15が逆転位置「R」にシフトできないよう牽
制し、ピン22を引っ張ることにより牽制を解除して逆
転位置「R」へシフトできるようにしている。尚、本実
施例では、多段変速レバー14は4段変速であって2速
と3速の間にニュートラル位置を設け、PTO変速レバ
ー15は正回転3段と逆回転1段を設けた実施例を示し
ているが、1速、2速等の変速段数及び位置は限定する
ものではない。
内に設けられるトランスミッションの構成を説明する
と、ミッションケース4内に入力軸26、第一PTOカ
ウンター軸34、第二伝動軸41、第三伝動軸49、第
四伝動軸56が平行に横架され、入力軸26にメインク
ラッチ25を介してエンジンEからの動力が伝達され
る。該第一PTOカウンター軸34と第二伝動軸41と
の間の後側寄りに前後進切換機構Cが次のように構成さ
れている。即ち、第一PTOカウンター軸34には前進
用変速ギア35と後進用変速ギア39を設け、第二伝動
軸41には前記前進用変速ギア35と噛み合う遊転歯車
43、及び、前記後進用変速ギア39と中間歯車40を
介して噛み合う遊転歯車42を設けている。その遊転歯
車42、43の間の第二伝動軸41上に、該軸41に対
して相対回転不能で、且つ、軸方向摺動自在なコーン式
同期クラッチのクラッチスライダ44を配置して、前記
前後進切換レバー7のシフト操作によりクラッチスライ
ダ44がいずれか一方の逆転歯車42、43を第二伝動
軸41に係合することで、正逆転の動力が第二伝動軸4
1に伝達されるように構成している。
9の間の前側寄りに前記高低切換機構Dが次のように構
成されている。即ち第二伝動軸41には低速用遊転歯車
45と高速用遊転歯車46を設け、第三伝動軸49には
前記低速用遊転歯車45と噛み合う固定歯車50、及
び、前記高速用遊転歯車46と噛み合う固定歯車51を
設けている。その遊転歯車45、46の間の第二伝動軸
41上に、該軸41に対して相対回転不能で、且つ、軸
方向摺動自在なクラッチスライダ47を配置して前記高
低切換レバー16のシフト操作によってクラッチスライ
ダ47がいずれか一方の遊転歯車45、46を第二伝達
軸41に係合することで高低速の動力が第三伝動軸49
に伝達されるように構成している。
6の間に多段変速機構Bを次のように構成している。即
ち、第三伝動軸49には紙面右方より順に、2速用固定
歯車55、1速用固定歯車54、4速用固定歯車53、
3速用固定歯車52を設けている。そして第四伝動軸5
6には、前記したそれぞれの固定歯車55、54、5
3、52と噛み合う遊転歯車60、59、58、57を
設けている。前記遊転歯車59、58の間の第四伝動軸
56上に、該軸56に対して相対回転不能で、且つ、軸
方向摺動自在なクラッチスライダ61を配置して、前記
の多段変速レバー14のシフト操作により該クラッチス
ライダ61は直線的に摺動されてクラッチスライダ61
が前記4つの遊転歯車59、60、57、58の内いず
れか一つを第四伝動軸56に係合することで1速から4
速までの動力が第四伝動軸56に伝達されるようにし、
ストレートギアチェンジ式の多段変速機構Bが構成され
ている。これら前後進切換機構Cと高低切換機構Dと多
段変速機構Bとは直列に連結されて走行系変速機構がミ
ッションケース4内で構成されている。
平行するPTO変速軸29が前記入力軸26の軸端に相
対回転自在に横架され、前記第一PTOカウンター軸3
4とPTO変速軸29との間にPTO系変速機構Aが次
のように構成されている。即ち、第一PTOカウンター
軸34には、前記固定歯車35が兼務する正転2速用固
定歯車、及び、正転1速用変速ギア36、逆転用変速ギ
ア38を設け、PTO変速軸29には前記正転2速用固
定歯車35と噛み合う遊転歯車30、正転1速用変速ギ
ア36と噛み合う遊転歯車31及び、前記逆転用変速ギ
ア38と中間歯車33を介して噛み合う遊転歯車27を
設け、PTO変速軸29の端部には前記入力軸26と一
体回転する係合歯26bを相対回転可能に配置してい
る。その遊転歯車36、27の間のPTO変速軸29上
に、該軸29に対して相対回転不能で、且つ、軸方向摺
動自在なシフトギア32を配置して、PTO変速レバー
15の回動によりシフトギア32が摺動されてシフトギ
ア32が前記遊転歯車30、31、27及び係合歯26
bの内いずれか一つをPTO変速軸29に係合すること
で正転1速、2速、3速および逆転の動力がPTO変速
軸29に伝達されるようにし、ストレートチェンジ式の
PTO系変速機構Aが構成されている。
すように、入力軸26の後部に入力歯車26aとPTO
用の係合歯26bが刻設され、該入力歯車26aと係合
歯26bの間に前記遊転歯車27が設置されている。ま
た、入力軸26後端の中心部に凹部を形成してPTO変
速軸29の前端が回転自在に嵌合され、該PTO変速軸
29上にはスプライン部29aが形成されている。スプ
ライン部29aの一側に前記係合歯26bを隣接させて
ある。前記した遊転歯車30にはボス部が設けられて該
ボス部の端部に係合歯30aが刻設され、前記スプライ
ン部29aに隣接させている。また、前記遊転歯車30
のボス部上に前記の遊転歯車31を設置させている。前
記遊転歯車27、31にはそれぞれ係合歯27a、31
aを刻設してある。前記スプライン部29aには、前記
係合歯26b、30aに噛合可能な内歯32a及び、前
記係合歯27a、31aに噛合可能な外歯32b、32
cを有する前記シフトギア32を軸方向摺動自在に嵌合
してある。
カウンター軸34上の歯車37と噛合してエンジン動力
を第一PTOカウンター軸34に伝達している。前記P
TO変速レバー15を直線的にシフト操作してシフトギ
ア32を摺動させて、内歯32aを係合歯30aに噛合
させると、入力軸26の入力歯車26aから歯車37→
第一PTOカウンター軸34→歯車35→歯車30→シ
フトギア32→スプライン部29a→PTO変速軸29
に動力が伝えられ、PTO変速「正転1速」とされる。
歯31aに噛合させると、入力歯車26aから歯車37
→第一PTOカウンター軸34→歯車36→歯車31→
シフトギア32→スプライン部29a→PTO変速軸2
9と伝えられてPTO変速「正転2速」とされる。同様
にシフトギア32の内歯32aを係合歯26bに噛合さ
せると、入力軸26よりシフトギア32を介してPTO
変速軸29と伝えられてPTO変速「正転3速」とされ
る。同様にシフトギア32の外歯32bを係合歯27a
に噛合させると、入力歯車26aから歯車37→第一P
TOカウンター軸34→歯車38→中間歯車33→歯車
27→シフトギア32→スプライン部29a→PTO変
速軸29と伝えられてPTO変速「逆転(R)」とされ
るのである。
すように、第四伝動軸56上にスプラインカラー56a
を相対回転不能に固設してあり、該スプラインカラー5
6aの一側および他側には、前記遊転歯車57、60の
ボス部端に刻設した係合歯57a、60aを隣接させて
いる。そして、前記遊転歯車57、60のそれぞれのボ
ス部上に前記した遊転歯車58、59を設置させてい
る。前記遊転歯車58、59にはそれぞれ係合歯58
a、59aを刻設してある。前記スプラインカラー56
aには、前記係合歯57a、60aに噛合可能な内歯6
1a及び、前記係合歯58a、59aに噛合可能な外歯
61b、61cを有する前記クラッチスライダ61を軸
方向摺動自在に嵌合してある。
にシフト操作することによりクラッチスライダ61を摺
動して、外歯61cを係合歯59aに噛合させると、第
三伝動軸49→歯車54→歯車59→クラッチスライダ
61→スプラインカラー56a→第四伝動軸56と伝え
られ、「1速」が得られる。同様に、内歯61aを係合
歯60aに噛合させると、第三伝動軸49→歯車55→
歯車60→クラッチスライダ61→スプラインカラー5
6a→第四伝動軸56と伝えられ、「2速」が得られ
る。同様に、内歯61aを係合歯57bに噛合させる
と、第三伝動軸49→歯車52→歯車57→クラッチス
ライダ61→スプラインカラー56a→第四伝動軸56
と伝えられ、「3速」が得られる。同様に、外歯61c
を係合歯58bに噛合させると、第三伝動軸49→歯車
53→歯車58→クラッチスライダ61→スプラインカ
ラー56a→第四伝動軸56と伝えられ、「4速」が得
られる。
た動力は図3に示すように、第四伝動軸56前端に形成
したスプライン56bからユニバーサルジョイント62
を介して前輪駆動入力軸63と連結され、該前輪駆動入
力軸63より前記前輪駆動入/切レバー17の回動によ
って摺動されるクラッチスライダ64、歯車66を介し
て前デフケースDFの入力軸65に伝えられて、前輪2
を駆動できるようにしている。また、前記第四伝動軸5
6後端にはピニオン56cが形成されて、後デフ装置D
Rのリングギア67と噛合され、該後デフ装置DRを介
して後輪3が駆動されるのである。68はデフロック装
置、69はブレーキである。
変速機構をストレートギアチェンジ式としてコンパクト
にまとめながら多段化が実現され、変速装置全体がコン
パクト化される。
ような効果を奏するものである。即ち、PTO系変速機
構をコンパクトにまとめながら多段化が実現され、変速
装置全体がコンパクト化される。更に、実施例に示した
ように逆転段を設けると操作性向上に加え、作業性の上
で使い勝手が良くなる。その場合、逆転防止手段をPT
O変速レバーのレバーガイドに設けておくことでストレ
ートチェンジ式であっても誤操作は防止される。
バーのレバーガイドの平面図である。
0)
の、走行系変速機構及びPTO系変速機構を備えてなる
変速装置に関する。
段の多段変速機構とを直列に連結した走行系変速機構、
及び、2段のPTO系変速機構で構成される作業車の変
速装置は公知とされている。例えば、実開昭63−16
6836号公報の技術である。該技術において、多段変
速機構が後進段を含むレバーガイドと、PTO系変速機
構のレバーガイドとを座席の一側におき機体の前後に配
置していた。
ると、多段変速機構が後進段を含むためそのレバーガイ
ドはH型となり、前後方向だけでなく側方へも回動する
ので、操作性が劣っていた。また、PTO系変速機構の
速度段数を増やすとレバーガイドは座席の後方へ延長す
るしかなく、操作性が悪くなってしまうのである。
題を解決するために、次のような手段を用いるものであ
る。請求項1においては、前段にクラッチ25を有する
多段のPTO変速装置において、PTO変速軸29とP
TOカウンター軸34とを互いに平行に架設して備え、
PTOカウンター軸34には前記クラッチ25の出力を
入力しており、該PTOカウンター軸34に軸方向の間
隔を有して変速ギアを備え、該変速ギアに対して、前後
方向に沿って直線状のレバーガイド20bにより入切自
在のシフトギア32をPTO変速軸29の上に摺動自在
に備えているものである。
連構成であり、該シフトギア32を軸方向一方側から他
方側に摺動させるとき、PTO変速装置は、正回転3段
と、1つのニュートラル位置と、逆回転1段を備え、ニ
ュートラル位置は2つの正回転段の途中に設定し、その
一方の正回転段を境にしてニュートラル位置の反対側に
逆回転段を設定したものである。
クラッチ25の出力軸である入力軸26と軸心延長上に
架設されており、該PTO変速軸29は前記入力軸26
と同芯で相対回転自在に支持され、該入力軸26とPT
O変速軸29に平行してPTOカウンター軸34を配置
し、該PTO変速軸29とPTOカウンター軸34との
間に前記PTO系変速機構を構成したものである。
って説明する。図1はトラクタの平面図、図2はPTO
変速レバーのレバーガイドと多段変速レバーのレバーガ
イドの平面図、図3は変速装置全体のスケルトン図、図
4はミッションケース側面断面図、図5はPTO系変速
機構の断面図、図6は多段変速機構の断面図である。
に、ボンネット1内にエンジンEを収納して、該エンジ
ンEの駆動力によって、後述するミッションケース4内
の変速装置を介して後輪3及び前輪2、PTO軸6が駆
動される。前記ボンネット1の後部上にハンドル5を設
け、該ハンドル5の側部の左右にコラムシフト式の前後
進切換レバー7とアクセルレバー8を突出している。ま
た、座席10の右側のフエンダー11R上にポジション
コントロールレバー12とデプスコントロールレバー1
3が配設され、座席10の左側のフエンダー11L上
に、PTO変速レバー15と多段変速レバー14が配設
され、座席10前下部にフロアシフト式に構成した高低
切換レバー16と前輪駆動入/切レバー17が配設され
ている。
14とPTO変速レバー15は図2に示すように、ガイ
ド板20に、前後方向に沿って直線状のレバーガイド2
0a及び、20bが平行に、かつ、前後に位置をずらせ
て開口され、該レバーガイド20a及び、20bより多
段変速レバー14とPTO変速レバー15がそれぞれ突
出されている。PTO変速レバー15のレバーガイド2
0bには逆転側へ容易にシフトできないように、逆転シ
フト防止手段が設けられており、バネ21の付勢力によ
りピン22をレバーガイド20b内へ突出してPTO変
速レバー15が逆転位置「R」にシフトできないよう牽
制し、ピン22を引っ張ることにより牽制を解除して逆
転位置「R」へシフトできるようにしている。尚、本実
施例では、多段変速レバー14は4段変速であって2速
と3速の間にニュートラル位置を設け、PTO変速レバ
ー15は正回転3段と逆回転1段を設けた実施例を示し
ているが、1速、2速等の変速段数及び位置は限定する
ものではない。
内に設けられるトランスミッションの構成を説明する
と、ミッションケース4内に入力軸26、第一PTOカ
ウンター軸34、第二伝動軸41、第三伝動軸49、第
四伝動軸56が平行に横架され、入力軸26にメインク
ラッチ25を介してエンジンEからの動力が伝達され
る。該第一PTOカウンター軸34と第二伝動軸41と
の間の後側寄りに前後進切換機構Cが次のように構成さ
れている。即ち、第一PTOカウンター軸34には前進
用変速ギア35と後進用変速ギア39を設け、第二伝動
軸41には前記前進用変速ギア35と噛み合う遊転歯車
43、及び、前記後進用変速ギア39と中間歯車40を
介して噛み合う遊転歯車42を設けている。その遊転歯
車42、43の間の第二伝動軸41上に、該軸41に対
して相対回転不能で、且つ、軸方向摺動自在なコーン式
同期クラッチのクラッチスライダ44を配置して、前記
前後進切換レバー7のシフト操作によりクラッチスライ
ダ44がいずれか一方の逆転歯車42、43を第二伝動
軸41に係合することで、正逆転の動力が第二伝動軸4
1に伝達されるように構成している。
9の間の前側寄りに前記高低切換機構Dが次のように構
成されている。即ち第二伝動軸41には低速用遊転歯車
45と高速用遊転歯車46を設け、第三伝動軸49には
前記低速用遊転歯車45と噛み合う固定歯車50、及
び、前記高速用遊転歯車46と噛み合う固定歯車51を
設けている。その遊転歯車45、46の間の第二伝動軸
41上に、該軸41に対して相対回転不能で、且つ、軸
方向摺動自在なクラッチスライダ47を配置して前記高
低切換レバー16のシフト操作によってクラッチスライ
ダ47がいずれか一方の遊転歯車45、46を第二伝達
軸41に係合することで高低速の動力が第三伝動軸49
に伝達されるように構成している。
6の間に多段変速機構Bを次のように構成している。即
ち、第三伝動軸49には紙面右方より順に、2速用固定
歯車55、1速用固定歯車54、4速用固定歯車53、
3速用固定歯車52を設けている。そして第四伝動軸5
6には、前記したそれぞれの固定歯車55、54、5
3、52と噛み合う遊転歯車60、59、58、57を
設けている。前記遊転歯車59、58の間の第四伝動軸
56上に、該軸56に対して相対回転不能で、且つ、軸
方向摺動自在なクラッチスライダ61を配置して、前記
の多段変速レバー14のシフト操作により該クラッチス
ライダ61は直線的に摺動されてクラッチスライダ61
が前記4つの遊転歯車59、60、57、58の内いず
れか一つを第四伝動軸56に係合することで1速から4
速までの動力が第四伝動軸56に伝達されるようにし、
ストレートギアチェンジ式の多段変速機構Bが構成され
ている。これら前後進切換機構Cと高低切換機構Dと多
段変速機構Bとは直列に連結されて走行系変速機構がミ
ッションケース4内で構成されている。
平行するPTO変速軸29が前記入力軸26の軸端に相
対回転自在に横架され、前記第一PTOカウンター軸3
4とPTO変速軸29との間にPTO系変速機構Aが次
のように構成されている。即ち、第一PTOカウンター
軸34には、前記固定歯車35が兼務する正転2速用固
定歯車、及び、正転1速用変速ギア36、逆転用変速ギ
ア38を設け、PTO変速軸29には前記正転2速用固
定歯車35と噛み合う遊転歯車30、正転1速用変速ギ
ア36と噛み合う遊転歯車31及び、前記逆転用変速ギ
ア38と中間歯車33を介して噛み合う遊転歯車27を
設け、PTO変速軸29の端部には前記入力軸26と一
体回転する係合歯26bを相対回転可能に配置してい
る。その遊転歯車36、27の間のPTO変速軸29上
に、該軸29に対して相対回転不能で、且つ、軸方向摺
動自在なシフトギア32を配置して、PTO変速レバー
15の回動によりシフトギア32が摺動されてシフトギ
ア32が前記遊転歯車30、31、27及び係合歯26
bの内いずれか一つをPTO変速軸29に係合すること
で正転1速、2速、3速および逆転の動力がPTO変速
軸29に伝達されるようにし、ストレートチェンジ式の
PTO系変速機構Aが構成されている。
すように、入力軸26の後部に入力歯車26aとPTO
用の係合歯26bが刻設され、該入力歯車26aと係合
歯26bの間に前記遊転歯車27が設置されている。ま
た、入力軸26後端の中心部に凹部を形成してPTO変
速軸29の前端が回転自在に嵌合され、該PTO変速軸
29上にはスプライン部29aが形成されている。スプ
ライン部29aの一側に前記係合歯26bを隣接させて
ある。前記した遊転歯車30にはボス部が設けられて該
ボス部の端部に係合歯30aが刻設され、前記スプライ
ン部29aに隣接させている。また、前記遊転歯車30
のボス部上に前記の遊転歯車31を設置させている。前
記遊転歯車27、31にはそれぞれ係合歯27a、31
aを刻設してある。前記スプライン部29aには、前記
係合歯26b、30aに噛合可能な内歯32a及び、前
記係合歯27a、31aに噛合可能な外歯32b、32
cを有する前記シフトギア32を軸方向摺動自在に嵌合
してある。
カウンター軸34上の歯車37と噛合してエンジン動力
を第一PTOカウンター軸34に伝達している。前記P
TO変速レバー15を直線的にシフト操作してシフトギ
ア32を摺動させて、内歯32aを係合歯30aに噛合
させると、入力軸26の入力歯車26aから歯車37→
第一PTOカウンター軸34→歯車35→歯車30→シ
フトギア32→スプライン部29a→PTO変速軸29
に動力が伝えられ、PTO変速「正転1速」とされる。
歯31aに噛合させると、入力歯車26aから歯車37
→第一PTOカウンター軸34→歯車36→歯車31→
シフトギア32→スプライン部29a→PTO変速軸2
9と伝えられてPTO変速「正転2速」とされる。同様
にシフトギア32の内歯32aを係合歯26bに噛合さ
せると、入力軸26よりシフトギア32を介してPTO
変速軸29と伝えられてPTO変速「正転3速」とされ
る。同様にシフトギア32の外歯32bを係合歯27a
に噛合させると、入力歯車26aから歯車37→第一P
TOカウンター軸34→歯車38→中間歯車33→歯車
27→シフトギア32→スプライン部29a→PTO変
速軸29と伝えられてPTO変速「逆転(R)」とされ
るのである。
すように、第四伝動軸56上にスプラインカラー56a
を相対回転不能に固設してあり、該スプラインカラー5
6aの一側および他側には、前記遊転歯車57、60の
ボス部端に刻設した係合歯57a、60aを隣接させて
いる。そして、前記遊転歯車57、60のそれぞれのボ
ス部上に前記した遊転歯車58、59を設置させてい
る。前記遊転歯車58、59にはそれぞれ係合歯58
a、59aを刻設してある。前記スプラインカラー56
aには、前記係合歯57a、60aに噛合可能な内歯6
1a及び、前記係合歯58a、59aに噛合可能な外歯
61b、61cを有する前記クラッチスライダ61を軸
方向摺動自在に嵌合してある。
にシフト操作することによりクラッチスライダ61を摺
動して、外歯61cを係合歯59aに噛合させると、第
三伝動軸49→歯車54→歯車59→クラッチスライダ
61→スプラインカラー56a→第四伝動軸56と伝え
られ、「1速」が得られる。同様に、内歯61aを係合
歯60aに噛合させると、第三伝動軸49→歯車55→
歯車60→クラッチスライダ61→スプラインカラー5
6a→第四伝動軸56と伝えられ、「2速」が得られ
る。同様に、内歯61aを係合歯57bに噛合させる
と、第三伝動軸49→歯車52→歯車57→クラッチス
ライダ61→スプラインカラー56a→第四伝動軸56
と伝えられ、「3速」が得られる。同様に、外歯61c
を係合歯58bに噛合させると、第三伝動軸49→歯車
53→歯車58→クラッチスライダ61→スプラインカ
ラー56a→第四伝動軸56と伝えられ、「4速」が得
られる。
た動力は図3に示すように、第四伝動軸56前端に形成
したスプライン56bからユニバーサルジョイント62
を介して前輪駆動入力軸63と連結され、該前輪駆動入
力軸63より前記前輪駆動入/切レバー17の回動によ
って摺動されるクラッチスライダ64、歯車66を介し
て前デフケースDFの入力軸65に伝えられて、前輪2
を駆動できるようにしている。また、前記第四伝動軸5
6後端にはピニオン56cが形成されて、後デフ装置D
Rのリングギア67と噛合され、該後デフ装置DRを介
して後輪3が駆動されるのである。68はデフロック装
置、69はブレーキである。
変速機構をストレートギアチェンジ式としてコンパクト
にまとめながら多段化が実現され、変速装置全体がコン
パクト化される。
ような効果を奏するものである。即ち、PTO系変速機
構をコンパクトにまとめながら多段化が実現され、変速
装置全体がコンパクト化される。更に、実施例に示した
ように逆転段を設けると操作性向上に加え、作業性の上
で使い勝手が良くなる。その場合、逆転防止手段をPT
O変速レバーのレバーガイドに設けておくことでストレ
ートチェンジ式であっても誤操作は防止される。
バーのレバーガイドの平面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 前段にクラッチ25を有する多段のPT
O変速装置において、PTO変速軸29とPTOカウン
ター軸34とを互いに平行に架設して備え、PTOカウ
ンター軸34には前記クラッチ25の出力を入力してお
り、該PTOカウンター軸34に軸方向の間隔を有して
変速ギアを備え、該変速ギアに対して、前後方向に沿っ
て直線状のレバーガイド20bにより入切自在のシフト
ギア32をPTO変速軸29の上に摺動自在に備えてい
ることを特徴とする作業車の変速装置。 - 【請求項2】 シフトギア32は2連構成であり、該シ
フトギア32を軸方向一方側から他方側に摺動させると
き、PTO変速装置は、正回転3段と、1つニュートラ
ル位置と、逆回転1段を備え、ニュートラル位置は2つ
の正回転段の途中に設定し、その一方の正回転段を境に
してニュートラル位置の反対側に逆回転段を設定したこ
とを特徴とする請求項1記載の作業車の変速装置。 - 【請求項3】 PTO変速軸29はクラッチ25の出力
軸である入力軸26と軸心延長上に架設されており、該
PTO変速軸29は前記入力軸26と同芯で相対回転自
在に支持され、該入力軸26とPTO変速軸29に平行
してPTOカウンター軸34を配置し、該PTO変速軸
29とPTOカウンター軸34との間に前記PTO系変
速機構を構成したことを特徴とする請求項1又は2に記
載の作業車の変速装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000119264A JP3739993B2 (ja) | 1994-02-16 | 2000-04-20 | 作業車の変速装置 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| JP01963294A Division JP3734513B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 作業車の変速装置 |
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Family Applications (2)
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Family Applications Before (1)
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|---|---|---|---|
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1315668C (zh) * | 2004-03-22 | 2007-05-16 | 株式会社久保田 | 拖拉机的传动系统 |
| JP2014034384A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Iseki & Co Ltd | 作業車両の伝動装置 |
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Families Citing this family (1)
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|---|---|---|---|---|
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- 1994-02-16 JP JP01963294A patent/JP3734513B2/ja not_active Expired - Lifetime
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2000
- 2000-04-20 JP JP2000119264A patent/JP3739993B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
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