JP2000328704A - プレキャスト床版の継手構造及び同継手工法 - Google Patents
プレキャスト床版の継手構造及び同継手工法Info
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Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 曲げ及びせん断強度を確保する一方で、施工
性を向上させる。 【解決手段】 床版10A,10Bの突き合わせ部分に
溝Saを形成するとともに、この溝Sa内に各床版10
A,10Bの反転部15によるループ部Lを形成し、反
転部15の内側であってループ部Lの外側のスペースS
bに直線状の主鉄筋16を配置した。そして、床版10
Aの反転部15に挿通した主鉄筋16と相手側の床版1
0Bの反転部15と亘って結合部材18を装着するとと
もに、他方の床版10Bの反転部15に挿通した主鉄筋
16と相手側の床版10Aの反転部15とに亘って結合
部材18を装着し、これにより各主鉄筋16を反転部1
5に結合させた。そして、溝SaにモルタルMを充填し
た。
性を向上させる。 【解決手段】 床版10A,10Bの突き合わせ部分に
溝Saを形成するとともに、この溝Sa内に各床版10
A,10Bの反転部15によるループ部Lを形成し、反
転部15の内側であってループ部Lの外側のスペースS
bに直線状の主鉄筋16を配置した。そして、床版10
Aの反転部15に挿通した主鉄筋16と相手側の床版1
0Bの反転部15と亘って結合部材18を装着するとと
もに、他方の床版10Bの反転部15に挿通した主鉄筋
16と相手側の床版10Aの反転部15とに亘って結合
部材18を装着し、これにより各主鉄筋16を反転部1
5に結合させた。そして、溝SaにモルタルMを充填し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路橋等に用いら
れるプレキャスト床版の継手構造および同継手工法に関
するものである。
れるプレキャスト床版の継手構造および同継手工法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、道路橋等の建設工事において
は、工場設備を用いて製作した所定大きさの床版(プレ
キャスト床版;単に床版と呼ぶ)を現場に搬入し、これ
を継ぎ合せながら敷設することが一般に行われている。
この場合、床版の継手構造としては、ループ継手と称さ
れる継手構造が一般に用いられている。
は、工場設備を用いて製作した所定大きさの床版(プレ
キャスト床版;単に床版と呼ぶ)を現場に搬入し、これ
を継ぎ合せながら敷設することが一般に行われている。
この場合、床版の継手構造としては、ループ継手と称さ
れる継手構造が一般に用いられている。
【0003】この構造は、図10(a)に示すように、
相互に継ぎ合わせる床版80a,80bの対向面に突出
部82を形成するとともに、鋼棒や鋼線等の鋼材から構
成される鉄筋の反転部84を露出形成しておく。そし
て、両床版80a,80bを突き合わせることにより、
図10(b)に示すように、突出部82によりモルタル
充填用の溝部88を形成するとともに、この溝部内88
に、各床版80a,80bの反転部84が幅方向(紙面
に直交する方向)に重なってなる断面視でループ状の部
分90(ループ部90という)を形成し、このループ部
90に幅方向に延びる直線状の主鉄筋86を複数本挿通
配置して上記溝部88にモルタルを充填した構造(図1
0(c))となっている。
相互に継ぎ合わせる床版80a,80bの対向面に突出
部82を形成するとともに、鋼棒や鋼線等の鋼材から構
成される鉄筋の反転部84を露出形成しておく。そし
て、両床版80a,80bを突き合わせることにより、
図10(b)に示すように、突出部82によりモルタル
充填用の溝部88を形成するとともに、この溝部内88
に、各床版80a,80bの反転部84が幅方向(紙面
に直交する方向)に重なってなる断面視でループ状の部
分90(ループ部90という)を形成し、このループ部
90に幅方向に延びる直線状の主鉄筋86を複数本挿通
配置して上記溝部88にモルタルを充填した構造(図1
0(c))となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の継
手構造は、曲げ及びせん断耐荷力が大きく継手構造とし
て有効であるが、上述のようにループ部90に主鉄筋8
6を貫通配置する必要があるため施工性の面で問題があ
る。
手構造は、曲げ及びせん断耐荷力が大きく継手構造とし
て有効であるが、上述のようにループ部90に主鉄筋8
6を貫通配置する必要があるため施工性の面で問題があ
る。
【0005】つまり、一般的な道路橋等の建設工事で
は、床版80a,80bとして幅十数メートルのものを
用いることが多く、建設現場でこの長さに対応した主鉄
筋86を上記ループ部90に挿通するのには過大な労力
と時間が必要となり施工性が極めて悪い。
は、床版80a,80bとして幅十数メートルのものを
用いることが多く、建設現場でこの長さに対応した主鉄
筋86を上記ループ部90に挿通するのには過大な労力
と時間が必要となり施工性が極めて悪い。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であって、曲げ及びせん断耐荷力を良好に確保する一方
で、施工性を向上させることができるプレキャスト床版
の継手構造および同継手工法を提供することを目的とし
ている。
であって、曲げ及びせん断耐荷力を良好に確保する一方
で、施工性を向上させることができるプレキャスト床版
の継手構造および同継手工法を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、プレキャスト床版の継手構造において、
相互に継ぎ合わされる第1及び第2床版の突き合わせ面
に、相手側に向かって突出し、かつ床版の幅方向に相互
にオフセットされる鉄筋の反転部がそれぞれ形成される
とともに、少なくとも一方側の床版の突き合わせ面下部
に相手側に向かって延びる突出部が形成され、両床版が
突き合わされた状態で、この突き合わせ部分に、各床版
の端面及び上記突出部が協働してなる溝部が形成される
とともに、各床版の上記反転部が幅方向に重なり合って
なる断面視でループ状の部分が上記溝部内に形成され、
第1床版の上記反転部の内側であって上記ループ状部分
の外側に幅方向に延びて上記第2床版の反転部に結合さ
れる第1主鉄筋が配設される一方、第2床版の上記反転
部の内側であって上記ループ状部分の外側に幅方向に延
びて上記第1床版の反転部に結合される第2主鉄筋が配
設され、上記溝部にモルタルが充填されているものであ
る(請求項1)。
に、本発明は、プレキャスト床版の継手構造において、
相互に継ぎ合わされる第1及び第2床版の突き合わせ面
に、相手側に向かって突出し、かつ床版の幅方向に相互
にオフセットされる鉄筋の反転部がそれぞれ形成される
とともに、少なくとも一方側の床版の突き合わせ面下部
に相手側に向かって延びる突出部が形成され、両床版が
突き合わされた状態で、この突き合わせ部分に、各床版
の端面及び上記突出部が協働してなる溝部が形成される
とともに、各床版の上記反転部が幅方向に重なり合って
なる断面視でループ状の部分が上記溝部内に形成され、
第1床版の上記反転部の内側であって上記ループ状部分
の外側に幅方向に延びて上記第2床版の反転部に結合さ
れる第1主鉄筋が配設される一方、第2床版の上記反転
部の内側であって上記ループ状部分の外側に幅方向に延
びて上記第1床版の反転部に結合される第2主鉄筋が配
設され、上記溝部にモルタルが充填されているものであ
る(請求項1)。
【0008】この構造によると、発明の実施の形態中で
説明するように従来の継手構造(ループ継手構造)に比
べて遜色することないレベルの曲げ及びせん断耐荷力を
得ることができる。一方、構造的には、反転部に主鉄筋
を挿通する点で従来構造と共通しているが、従来のよう
にループ状の部分に主鉄筋を挿通配置する構造ではない
ため、床版の製作の段階で予め反転部に主鉄筋を通して
おくことができ、これにより現場での主鉄筋の挿通作業
が不要となる。なお、請求項1の記載において「結合」
とは、荷重に対して力が有効に伝達され得るような結合
状態を意味し、単に主鉄筋と反転部とを仮止めしている
ような結合状態を排除する意味である。
説明するように従来の継手構造(ループ継手構造)に比
べて遜色することないレベルの曲げ及びせん断耐荷力を
得ることができる。一方、構造的には、反転部に主鉄筋
を挿通する点で従来構造と共通しているが、従来のよう
にループ状の部分に主鉄筋を挿通配置する構造ではない
ため、床版の製作の段階で予め反転部に主鉄筋を通して
おくことができ、これにより現場での主鉄筋の挿通作業
が不要となる。なお、請求項1の記載において「結合」
とは、荷重に対して力が有効に伝達され得るような結合
状態を意味し、単に主鉄筋と反転部とを仮止めしている
ような結合状態を排除する意味である。
【0009】上記構造においては、主鉄筋と反転部とに
亘って結合部材を装着することにより主鉄筋と反転部と
を相互に結合するようにしてもよい(請求項2)。この
ようにすれば、現場での結合作業を容易、かつ速やかに
行うことができる。この場合、具体的には、両端にフッ
ク部を備えたU字形の結合部材を用い、これを反転部の
内側からその鋼材を跨ぐように嵌め合わせ、両フック部
を上記主鉄筋に係止することにより主鉄筋と上記反転部
とを結合部材により相互に結合することができる(請求
項3)。
亘って結合部材を装着することにより主鉄筋と反転部と
を相互に結合するようにしてもよい(請求項2)。この
ようにすれば、現場での結合作業を容易、かつ速やかに
行うことができる。この場合、具体的には、両端にフッ
ク部を備えたU字形の結合部材を用い、これを反転部の
内側からその鋼材を跨ぐように嵌め合わせ、両フック部
を上記主鉄筋に係止することにより主鉄筋と上記反転部
とを結合部材により相互に結合することができる(請求
項3)。
【0010】主鉄筋と反転部との結合は、上記に限らず
両鉄筋を溶接することにより互いに結合するようにして
もよい(請求項4)。
両鉄筋を溶接することにより互いに結合するようにして
もよい(請求項4)。
【0011】なお、第1及び第2主鉄筋としては、それ
ぞれ上下に複数本の主鉄筋を配置するのが好ましい(請
求項5)。このようにすれば、曲げ及びせん断耐荷力を
より一層大きくすることが可能となる。
ぞれ上下に複数本の主鉄筋を配置するのが好ましい(請
求項5)。このようにすれば、曲げ及びせん断耐荷力を
より一層大きくすることが可能となる。
【0012】一方、本発明に係るプレキャスト床版の継
手工法は、上記請求項1乃至5のいずれかに記載のプレ
キャスト床版の継手構造の施工方法であって、請求項1
乃至5のいずれかに記載の継手構造の施工方法であっ
て、上記第1床版の反転部の内側に第1主鉄筋を挿通す
る一方、上記第2床版の反転部の内側に第2主鉄筋を挿
通し、各床版を互いに突き合わせて上記第1主鉄筋を第
2床版の反転部に結合させる一方、第2主鉄筋を第1床
版の反転部に結合させた後、上記溝部にモルタルを充填
するようにしたものである(請求項6)。
手工法は、上記請求項1乃至5のいずれかに記載のプレ
キャスト床版の継手構造の施工方法であって、請求項1
乃至5のいずれかに記載の継手構造の施工方法であっ
て、上記第1床版の反転部の内側に第1主鉄筋を挿通す
る一方、上記第2床版の反転部の内側に第2主鉄筋を挿
通し、各床版を互いに突き合わせて上記第1主鉄筋を第
2床版の反転部に結合させる一方、第2主鉄筋を第1床
版の反転部に結合させた後、上記溝部にモルタルを充填
するようにしたものである(請求項6)。
【0013】上記請求項1〜5記載の構造では、上記の
ように各床版の反転部の内側に主鉄筋を挿通する必要が
あるが、上記請求項6の工法によれば、現場でその作業
(主鉄筋を挿通する作業)を行う必要がなくなり、これ
により施工性が向上する。
ように各床版の反転部の内側に主鉄筋を挿通する必要が
あるが、上記請求項6の工法によれば、現場でその作業
(主鉄筋を挿通する作業)を行う必要がなくなり、これ
により施工性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0015】まず、本発明に係る継手構造を説明する前
に、同構造により継ぎ合わせる各プレキャスト床版(1
0A,10B)の構造について説明する。なお、プレキ
ャスト床版10A,10B(第1床版,第2床版)は、
基本構成が共通しているため、一方のプレキャスト床版
10Aについてまずその構成を説明し、他方のプレキャ
スト床版10Bについては相違点のみ後述することにす
る。
に、同構造により継ぎ合わせる各プレキャスト床版(1
0A,10B)の構造について説明する。なお、プレキ
ャスト床版10A,10B(第1床版,第2床版)は、
基本構成が共通しているため、一方のプレキャスト床版
10Aについてまずその構成を説明し、他方のプレキャ
スト床版10Bについては相違点のみ後述することにす
る。
【0016】図1及び図2は、プレキャスト床版10A
の構造を概略的に示している。これらの図に示ようにプ
レキャスト床版10A(以下、床版10Aと略す)は平
面視で矩形に形成されており、内部には鋼棒や鋼線(鋼
材)からなる鉄筋を有している。鉄筋は、長手方向(同
図では左右方向)に一定の間隔で配置されて幅方向(同
図で上下方向)に細長の無端状鉄筋12と、幅方向に一
定の間隔で配置されて長手方向に細長の無端状鉄筋14
とが平面視で格子状に組み合わされることにより構成さ
れている。そして、この鉄筋に対してコンクリート成型
が施されることにより上記床版10Aが構成されてい
る。なお、無端状鉄筋14に直交する鉄筋は必ずしも無
端状鉄筋12である必要はなく、幅方向に延びる直線状
の鋼棒からなる鉄筋であってもよい。
の構造を概略的に示している。これらの図に示ようにプ
レキャスト床版10A(以下、床版10Aと略す)は平
面視で矩形に形成されており、内部には鋼棒や鋼線(鋼
材)からなる鉄筋を有している。鉄筋は、長手方向(同
図では左右方向)に一定の間隔で配置されて幅方向(同
図で上下方向)に細長の無端状鉄筋12と、幅方向に一
定の間隔で配置されて長手方向に細長の無端状鉄筋14
とが平面視で格子状に組み合わされることにより構成さ
れている。そして、この鉄筋に対してコンクリート成型
が施されることにより上記床版10Aが構成されてい
る。なお、無端状鉄筋14に直交する鉄筋は必ずしも無
端状鉄筋12である必要はなく、幅方向に延びる直線状
の鋼棒からなる鉄筋であってもよい。
【0017】上記鉄筋のうち長手方向に細長の無端状鉄
筋14の両端(すなわち、鉄筋の反転部;以下、反転部
15と呼ぶ)は、図2に示すように、床版10Aの長手
方向端部から突出している。また、床版10の各長手方
向における一方側の端面(図1及び図2では右側端面)
には、その下部が長手方向に延設されてなる突出部11
が形成されており、この突出部11の先端が上記反転部
15よりも前方に突出している。なお、以下の説明で
は、床版の長手方向における方向性を示すのに突出部1
1が在る方を先端、これと反対側を後端と呼ぶことにす
る。
筋14の両端(すなわち、鉄筋の反転部;以下、反転部
15と呼ぶ)は、図2に示すように、床版10Aの長手
方向端部から突出している。また、床版10の各長手方
向における一方側の端面(図1及び図2では右側端面)
には、その下部が長手方向に延設されてなる突出部11
が形成されており、この突出部11の先端が上記反転部
15よりも前方に突出している。なお、以下の説明で
は、床版の長手方向における方向性を示すのに突出部1
1が在る方を先端、これと反対側を後端と呼ぶことにす
る。
【0018】一方、他方側の床版10Bは、基本的には
上記床版10Aと同一構造を有するが、無端状鉄筋14
の配置が異なる点で上記床版10Aと構造が相違してい
る。具体的には、両床版10A,10Bを長手方向に突
き合わせた際に、各両床版10A,10Bの反転部15
が幅方向に交互に配置される(オフセットされる)よう
に床版10Bの無端状鉄筋14の配置が設定されてい
る。
上記床版10Aと同一構造を有するが、無端状鉄筋14
の配置が異なる点で上記床版10Aと構造が相違してい
る。具体的には、両床版10A,10Bを長手方向に突
き合わせた際に、各両床版10A,10Bの反転部15
が幅方向に交互に配置される(オフセットされる)よう
に床版10Bの無端状鉄筋14の配置が設定されてい
る。
【0019】次に、本発明の継手構造について図3を用
いつつその施工方法と共に説明する。
いつつその施工方法と共に説明する。
【0020】まず、両床版10A,10Bの継ぎ合わせ
作業を開始するに先立ち、図3(a)に示すように、両
床版10A,10Bの各無端状鉄筋14の反転部15
に、それぞれ幅方向に亘って延びる直線状の主鉄筋16
を2本ずつ挿通し、これら主鉄筋16を、反転部15を
形成する上下の鋼材にそれぞれ仮止めしておく。仮止め
は、現場への搬入前、好ましくは両床版10A,10B
の製作段階で予め行っておき、例えば、各床版10A,
10Bの端面近傍で反転部15の鋼材と主鉄筋16とに
針金(いわゆる番線)を一体に巻着することにより行
う。なお、必ずしも仮止めしておく必要はなく、単に主
鉄筋16を反転部15に挿通しておくだけでもよい。
作業を開始するに先立ち、図3(a)に示すように、両
床版10A,10Bの各無端状鉄筋14の反転部15
に、それぞれ幅方向に亘って延びる直線状の主鉄筋16
を2本ずつ挿通し、これら主鉄筋16を、反転部15を
形成する上下の鋼材にそれぞれ仮止めしておく。仮止め
は、現場への搬入前、好ましくは両床版10A,10B
の製作段階で予め行っておき、例えば、各床版10A,
10Bの端面近傍で反転部15の鋼材と主鉄筋16とに
針金(いわゆる番線)を一体に巻着することにより行
う。なお、必ずしも仮止めしておく必要はなく、単に主
鉄筋16を反転部15に挿通しておくだけでもよい。
【0021】以上の事前準備が完了していることを前提
に、両床版10A,10Bを長手方向に突き合わせた状
態、具体的には、床版10Aの後端に床版10Bの前端
を突き合わせた状態で載置する。この際、同図に示すよ
うに、先ず一方の床版10Bを載置し、その上方から他
方の床版10Aを載置して両床版10A,10Bを突き
合わせる。
に、両床版10A,10Bを長手方向に突き合わせた状
態、具体的には、床版10Aの後端に床版10Bの前端
を突き合わせた状態で載置する。この際、同図に示すよ
うに、先ず一方の床版10Bを載置し、その上方から他
方の床版10Aを載置して両床版10A,10Bを突き
合わせる。
【0022】このように両床版10A,10Bを突き合
わせると、図3(b)に示すように、その突き合わせ部
分に、上記突出部11及び各床版10A,10Bの端面
が協働してなる溝Saが幅方向に亘って形成されるとと
もに、この溝Sa内に、各床版10A,10Bの反転部
15が幅方向に相互に重なり合うことにより断面視でル
ープ状の部分L(以下、ループ部Lという)が形成され
る。また、上記各主鉄筋16が、断面視で反転部15の
内側であって上記ループ部Lの外側のスペースSbに配
置されることとなる。
わせると、図3(b)に示すように、その突き合わせ部
分に、上記突出部11及び各床版10A,10Bの端面
が協働してなる溝Saが幅方向に亘って形成されるとと
もに、この溝Sa内に、各床版10A,10Bの反転部
15が幅方向に相互に重なり合うことにより断面視でル
ープ状の部分L(以下、ループ部Lという)が形成され
る。また、上記各主鉄筋16が、断面視で反転部15の
内側であって上記ループ部Lの外側のスペースSbに配
置されることとなる。
【0023】両床版10A,10Bを突き合わせたら、
主鉄筋16の仮止めを解除し、同図の矢印に示すよう
に、床版10Aの反転部15に挿通した主鉄筋16(第
1主鉄筋)をスペースSbの上下端部において相手側の
床版10Bの反転部15に当接するように移動させると
ともに、他方の床版10Bの反転部15に挿通した主鉄
筋16(第2主鉄筋)をスペースSbの上下端部におい
て相手側の床版10Aの反転部15に当接するように移
動させる。そして、図3(c)に示すように、床版10
Aの反転部15に挿通した主鉄筋16と相手側の床版1
0Bの反転部15とに亘って結合部材18を装着すると
ともに、他方の床版10Bの反転部15に挿通した主鉄
筋16と相手側の床版10Aの反転部15とに亘って結
合部材18を装着し、これにより各主鉄筋16を反転部
15に結合させる。
主鉄筋16の仮止めを解除し、同図の矢印に示すよう
に、床版10Aの反転部15に挿通した主鉄筋16(第
1主鉄筋)をスペースSbの上下端部において相手側の
床版10Bの反転部15に当接するように移動させると
ともに、他方の床版10Bの反転部15に挿通した主鉄
筋16(第2主鉄筋)をスペースSbの上下端部におい
て相手側の床版10Aの反転部15に当接するように移
動させる。そして、図3(c)に示すように、床版10
Aの反転部15に挿通した主鉄筋16と相手側の床版1
0Bの反転部15とに亘って結合部材18を装着すると
ともに、他方の床版10Bの反転部15に挿通した主鉄
筋16と相手側の床版10Aの反転部15とに亘って結
合部材18を装着し、これにより各主鉄筋16を反転部
15に結合させる。
【0024】結合部材18は、例えば、図4に示すよう
に、主鉄筋16に係止可能なフック18aを両端に備え
た鋼棒からなる平面視U字型の部材を用いて行う。具体
的には図5に示すように、結合部材18を反転部15の
内側からその鋼材を跨ぐように嵌め合わせ、両フック1
8aを主鉄筋16に係止することにより反転部15と主
鉄筋16とに亘って結合部材18を装着する。これによ
り主鉄筋16と反転部15とが結合部材18を介して一
体に結合される。
に、主鉄筋16に係止可能なフック18aを両端に備え
た鋼棒からなる平面視U字型の部材を用いて行う。具体
的には図5に示すように、結合部材18を反転部15の
内側からその鋼材を跨ぐように嵌め合わせ、両フック1
8aを主鉄筋16に係止することにより反転部15と主
鉄筋16とに亘って結合部材18を装着する。これによ
り主鉄筋16と反転部15とが結合部材18を介して一
体に結合される。
【0025】結合部材18を装着したら、図3(d)に
示すように、上記溝SaにモルタルMを充填する。これ
により本発明に係る継手構造により上記両床版10A,
10Bが継ぎ合わされることとなる。
示すように、上記溝SaにモルタルMを充填する。これ
により本発明に係る継手構造により上記両床版10A,
10Bが継ぎ合わされることとなる。
【0026】以上説明した継手構造によると、荷重によ
り曲げモーメント及びせん断力が作用すると、結合部材
18及び主鉄筋16を介して各床版10A,10Bの無
端状鉄筋14(反転部15)の間で相互に力の伝達が行
われ、これにより曲げ及びせん断応力が生じることとな
る。
り曲げモーメント及びせん断力が作用すると、結合部材
18及び主鉄筋16を介して各床版10A,10Bの無
端状鉄筋14(反転部15)の間で相互に力の伝達が行
われ、これにより曲げ及びせん断応力が生じることとな
る。
【0027】図7(a),(b)は、プレキャスト床版
の継手構造における曲げ耐荷力試験結果及びせん断耐荷
力試験結果を示したもので、同図中、符号は従来の継
手構造(ループ継手構造)の結果を、符号は本発明に
係る継手構造の結果を示している。
の継手構造における曲げ耐荷力試験結果及びせん断耐荷
力試験結果を示したもので、同図中、符号は従来の継
手構造(ループ継手構造)の結果を、符号は本発明に
係る継手構造の結果を示している。
【0028】ここで、曲げ耐荷力試験結果は、図6
(a)に示すように、継ぎ合わせた床版10A,10B
をその両端で支持し、継手部分Jを挟んでその両側に荷
重(図中の白抜き矢印で示す)をかけたときの荷重とた
わみの値を測定したもので、一方、せん断耐荷力試験結
果は、図6(b)に示すように、床版10Aの両側に床
版10Bをそれぞれ継ぎ合わせ、各継手部分Jの外側を
支持した状態で床版10Aの両端に荷重(図中の白抜き
矢印)をかけたときの荷重とたわみの値を測定したもの
である。
(a)に示すように、継ぎ合わせた床版10A,10B
をその両端で支持し、継手部分Jを挟んでその両側に荷
重(図中の白抜き矢印で示す)をかけたときの荷重とた
わみの値を測定したもので、一方、せん断耐荷力試験結
果は、図6(b)に示すように、床版10Aの両側に床
版10Bをそれぞれ継ぎ合わせ、各継手部分Jの外側を
支持した状態で床版10Aの両端に荷重(図中の白抜き
矢印)をかけたときの荷重とたわみの値を測定したもの
である。
【0029】これらの試験結果にも示されるように、図
3(d)に示す継手構造は、曲げ耐荷力及びせん断耐荷
力のいずれについても従来のループ継手構造と略同様の
特性を示している。しかも、せん断耐荷力については、
従来のループ継手構造を上回る耐荷力が得られており、
これらの結果から、上記の継手構造は従来のループ継手
構造に比べて遜色ないことが考察できる。
3(d)に示す継手構造は、曲げ耐荷力及びせん断耐荷
力のいずれについても従来のループ継手構造と略同様の
特性を示している。しかも、せん断耐荷力については、
従来のループ継手構造を上回る耐荷力が得られており、
これらの結果から、上記の継手構造は従来のループ継手
構造に比べて遜色ないことが考察できる。
【0030】このように、本発明の継手構造によると、
上記のように従来のループ継手構造と略同様の曲げ及び
せん断耐荷力を確保できる。
上記のように従来のループ継手構造と略同様の曲げ及び
せん断耐荷力を確保できる。
【0031】しかも、構造的には、両床版10A,10
Bを突き合わせた際に形成される上記ループ部Lの外
側、つまり反転部15の内側であってループ部Lの外側
のスペースSbに主鉄筋16を配置しているため、上述
のように各床版10A,10Bの反転部15に予め主鉄
筋16を挿通しておくことが可能であり、このように予
め主鉄筋16を各床版10A,10Bの反転部15に挿
通しておくことで、現場での主鉄筋16の挿通作業が不
要となる。従って、常に、床版を突き合わせた後に主鉄
筋をループ部に通す必要がある従来のループ継手構造に
比べると、現場での主鉄筋の挿通作業が不要となる分、
施工性を向上させることができる。また、このように施
工性が向上することにより労力の削減や工期の短縮が可
能となり、これにより大幅なコストダウンを図ることが
できる。
Bを突き合わせた際に形成される上記ループ部Lの外
側、つまり反転部15の内側であってループ部Lの外側
のスペースSbに主鉄筋16を配置しているため、上述
のように各床版10A,10Bの反転部15に予め主鉄
筋16を挿通しておくことが可能であり、このように予
め主鉄筋16を各床版10A,10Bの反転部15に挿
通しておくことで、現場での主鉄筋16の挿通作業が不
要となる。従って、常に、床版を突き合わせた後に主鉄
筋をループ部に通す必要がある従来のループ継手構造に
比べると、現場での主鉄筋の挿通作業が不要となる分、
施工性を向上させることができる。また、このように施
工性が向上することにより労力の削減や工期の短縮が可
能となり、これにより大幅なコストダウンを図ることが
できる。
【0032】ところで、以上説明した継手構造は、本発
明に係る継手構造の一の実施の形態であって、その具体
的な構造は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更
可能である。
明に係る継手構造の一の実施の形態であって、その具体
的な構造は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更
可能である。
【0033】例えば、上記実施の形態では、反転部15
の鉄筋14と主鉄筋16とに亘って結合部材18を装着
することによって主鉄筋16と反転部15とを結合させ
ているが、主鉄筋16と反転部15とを溶接することに
より結合させるようにしても構わない。但し、上述のよ
うに結合部材18を装着して主鉄筋16と反転部15と
を結合させる場合には、溶接する場合のような専用の設
備が不要で、また作業を容易かつ速やかに行うことがで
きる。そのため、この点を考慮すると、結合部材18を
用いて主鉄筋16と反転部15とを結合するのが望まし
い。なお、結合部材18の具体的な形状や材料は、上記
実施の形態に示したもの(図4参照)に限られず、要求
される強度、作業性あるいはコスト等に基づいて適宜選
定すればよい。要は、荷重がかかったときに無端状鉄筋
14と主鉄筋16との間で力が有効に伝達され得るよう
に構成すればよい。
の鉄筋14と主鉄筋16とに亘って結合部材18を装着
することによって主鉄筋16と反転部15とを結合させ
ているが、主鉄筋16と反転部15とを溶接することに
より結合させるようにしても構わない。但し、上述のよ
うに結合部材18を装着して主鉄筋16と反転部15と
を結合させる場合には、溶接する場合のような専用の設
備が不要で、また作業を容易かつ速やかに行うことがで
きる。そのため、この点を考慮すると、結合部材18を
用いて主鉄筋16と反転部15とを結合するのが望まし
い。なお、結合部材18の具体的な形状や材料は、上記
実施の形態に示したもの(図4参照)に限られず、要求
される強度、作業性あるいはコスト等に基づいて適宜選
定すればよい。要は、荷重がかかったときに無端状鉄筋
14と主鉄筋16との間で力が有効に伝達され得るよう
に構成すればよい。
【0034】また、上記実施の形態では、4本のすべて
の主鉄筋16に対して結合部材18を装着しているが、
上側の主鉄筋16に装着している結合部材18について
は、図8に示すようにこれを省略してもよい。この場合
でも、図7(a),(b)中、符号で示すように、従
来のループ継手構造と略同様の曲げ及びせん断強度を確
保することが可能であり、十分に実用性のあるものであ
る。
の主鉄筋16に対して結合部材18を装着しているが、
上側の主鉄筋16に装着している結合部材18について
は、図8に示すようにこれを省略してもよい。この場合
でも、図7(a),(b)中、符号で示すように、従
来のループ継手構造と略同様の曲げ及びせん断強度を確
保することが可能であり、十分に実用性のあるものであ
る。
【0035】また、上記実施の形態では、床版10A,
10Bの長手方向の一方側の端面にのみ突出部11を形
成しているが、長手方向の両端面に突出部11を形成
し、図9(a)に示すように、突き合わせた際に両床版
10A,10Bの突出部11により溝Saの底部を形成
するようにしてもよい。この場合には、必然的に反転部
15が突出部11よりも先方に突出する構造となるた
め、図3(a)に示すように床版を直接上方から相手側
の隣に載置すると相手側の反転部15と突出部11とが
干渉することとなる。そのため、この場合には、図9
(b)に示すように、相手側の床版10Bから若干離れ
た位置に床版10Aを載置し、その後、床版10Aを相
手側にスライドさせて両床版10A,10Bを突き合わ
せるようにすればよい。
10Bの長手方向の一方側の端面にのみ突出部11を形
成しているが、長手方向の両端面に突出部11を形成
し、図9(a)に示すように、突き合わせた際に両床版
10A,10Bの突出部11により溝Saの底部を形成
するようにしてもよい。この場合には、必然的に反転部
15が突出部11よりも先方に突出する構造となるた
め、図3(a)に示すように床版を直接上方から相手側
の隣に載置すると相手側の反転部15と突出部11とが
干渉することとなる。そのため、この場合には、図9
(b)に示すように、相手側の床版10Bから若干離れ
た位置に床版10Aを載置し、その後、床版10Aを相
手側にスライドさせて両床版10A,10Bを突き合わ
せるようにすればよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプレキャ
スト床版の継手構造は、相互に継ぎ合わされる第1及び
第2床版の突き合わせ面に鉄筋の反転部を形成するとと
もに相手側に向かって延びる突出部を形成し、床版を突
き合わせた状態で、この突き合わせ部分に、各床版の端
面及び突出部が協働してなる溝部を形成するとともに、
各床版の反転部によるループ状の部分を形成し、第1床
版の反転部の内側であって上記ループ状部分の外側に第
2床版の反転部に結合される第1主鉄筋を配設する一方
で、第2床版の反転部の内側であって上記ループ状部分
の外側に第1床版の反転部に結合される第2主鉄筋を配
設し、上記溝部にモルタルを充填した構造としたので、
従来のループ継手構造と略同様に曲げ及びせん断耐荷力
を得ることができる。しかも、主鉄筋を上記ループ状の
部分の外側に配置していることにより、各床版の反転部
に予め主鉄筋を挿通しておくことができる。そのため、
このように予め主鉄筋を各床版の反転部に挿通しておく
ことで、現場での主鉄筋の挿通作業が不要となり、これ
により施工性が向上する。また、このように施工性が向
上することにより労力の削減や工期の短縮が可能とな
り、これにより大幅なコストダウンを図ることができ
る。
スト床版の継手構造は、相互に継ぎ合わされる第1及び
第2床版の突き合わせ面に鉄筋の反転部を形成するとと
もに相手側に向かって延びる突出部を形成し、床版を突
き合わせた状態で、この突き合わせ部分に、各床版の端
面及び突出部が協働してなる溝部を形成するとともに、
各床版の反転部によるループ状の部分を形成し、第1床
版の反転部の内側であって上記ループ状部分の外側に第
2床版の反転部に結合される第1主鉄筋を配設する一方
で、第2床版の反転部の内側であって上記ループ状部分
の外側に第1床版の反転部に結合される第2主鉄筋を配
設し、上記溝部にモルタルを充填した構造としたので、
従来のループ継手構造と略同様に曲げ及びせん断耐荷力
を得ることができる。しかも、主鉄筋を上記ループ状の
部分の外側に配置していることにより、各床版の反転部
に予め主鉄筋を挿通しておくことができる。そのため、
このように予め主鉄筋を各床版の反転部に挿通しておく
ことで、現場での主鉄筋の挿通作業が不要となり、これ
により施工性が向上する。また、このように施工性が向
上することにより労力の削減や工期の短縮が可能とな
り、これにより大幅なコストダウンを図ることができ
る。
【図1】本発明に係る継手構造に適用するプレキャスト
床版を示す平面略図である。
床版を示す平面略図である。
【図2】本発明に係る継手構造に適用するプレキャスト
床版を示す図1のA―A断面図である。
床版を示す図1のA―A断面図である。
【図3】本発明に係る継手構造および継手工法を説明す
る図である。
る図である。
【図4】結合部材を示す斜視図である。
【図5】モルタル充填前の継手部分の構造(無端状鉄筋
の反転部と主鉄筋とを結合部材により結合した状態)を
示す斜視図である。
の反転部と主鉄筋とを結合部材により結合した状態)を
示す斜視図である。
【図6】曲げ及びせん断耐荷力試験の試験方法を説明す
る模式図である。
る模式図である。
【図7】曲げ及びせん断耐荷力試験の試験結果を示す図
である。
である。
【図8】本発明に係る継手構造の他の実施の形態を示す
断面図である。
断面図である。
【図9】本発明に係る継手構造の他の実施の形態を示す
断面図である。
断面図である。
【図10】従来の継手構造(ループ継手構造)及び継手
工法を説明する図である。
工法を説明する図である。
10A,10B プレキャスト床版 11 突出部 12,14 無端状鉄筋 15 反転部 16 主鉄筋 18 結合部材 Sa 溝 L ループ部 M モルタル
Claims (6)
- 【請求項1】 プレキャスト床版の継手構造において、
相互に継ぎ合わされる第1及び第2床版の突き合わせ面
に、相手側に向かって突出し、かつ床版の幅方向に相互
にオフセットされる鉄筋の反転部がそれぞれ形成される
とともに、少なくとも一方側の床版の突き合わせ面下部
に相手側に向かって延びる突出部が形成され、両床版が
突き合わされた状態で、この突き合わせ部分に、各床版
の端面及び上記突出部が協働してなる溝部が形成される
とともに、各床版の上記反転部が幅方向に重なり合って
なる断面視でループ状の部分が上記溝部内に形成され、
第1床版の上記反転部の内側であって上記ループ状部分
の外側に幅方向に延びて上記第2床版の反転部に結合さ
れる第1主鉄筋が配設される一方、第2床版の上記反転
部の内側であって上記ループ状部分の外側に幅方向に延
びて上記第1床版の反転部に結合される第2主鉄筋が配
設され、上記溝部にモルタルが充填されていることを特
徴とするプレキャスト床版の継手構造。 - 【請求項2】 上記反転部と上記主鉄筋とに亘って結合
部材が装着されることにより、この結合部材により上記
反転部と主鉄筋とが結合されていることを特徴とする請
求項1記載のプレキャスト床版の継手構造。 - 【請求項3】 上記結合部材は、両端にフック部を備え
たU字形の部材からなり、上記反転部の内側から鋼材を
跨ぐように反転部に嵌め合わされるとともに上記両フッ
ク部が上記主鉄筋に係止されることにより上記主鉄筋と
反転部とに亘って装着されることを特徴とする請求項2
記載のプレキャスト床版の継手構造。 - 【請求項4】 上記主鉄筋と上記反転部とが溶接により
互いに結合されていることを特徴とする請求項1記載の
プレキャスト床版の継手構造。 - 【請求項5】 上記第1及び第2主鉄筋として、それぞ
れ上下に複数本の主鉄筋を配置していることを特徴とす
る請求項1乃至4のいずれかに記載のプレキャスト床版
の継手構造。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の継手
構造の施工方法であって、上記第1床版の反転部の内側
に第1主鉄筋を挿通する一方、上記第2床版の反転部の
内側に第2主鉄筋を挿通しておき、各床版を互いに突き
合わせて上記第1主鉄筋を第2床版の反転部に結合させ
る一方、第2主鉄筋を第1床版の反転部に結合させた
後、上記溝部にモルタルを充填することを特徴とするプ
レキャスト床版の継手工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11141089A JP2000328704A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | プレキャスト床版の継手構造及び同継手工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11141089A JP2000328704A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | プレキャスト床版の継手構造及び同継手工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000328704A true JP2000328704A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15283957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11141089A Pending JP2000328704A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | プレキャスト床版の継手構造及び同継手工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000328704A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004316180A (ja) * | 2003-04-14 | 2004-11-11 | Public Works Research Institute | コンクリート構造物の構築方法 |
| JP2008303538A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Ishikawajima Constr Materials Co Ltd | プレキャスト床版の接合構造 |
| JP2009264040A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Dps Bridge Works Co Ltd | コンクリート床版取替え工法 |
| JP2011127363A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Yamau Co Ltd | コンクリート組立構造体およびその施工方法 |
| JP2013127200A (ja) * | 2013-03-13 | 2013-06-27 | Yamau Co Ltd | コンクリート組立構造体およびその施工方法 |
| CN107130715A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-09-05 | 天津大学建筑设计研究院 | 一种后浇齿槽连接装配式楼屋盖的施工方法 |
| JP2018150754A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 株式会社竹中工務店 | プレキャストコンクリート版の接合構造及びプレキャストコンクリート版の接合方法 |
| JP2019078116A (ja) * | 2017-10-26 | 2019-05-23 | 鹿島建設株式会社 | 継手部構造、及び接合方法 |
| JP2019078115A (ja) * | 2017-10-26 | 2019-05-23 | 鹿島建設株式会社 | コンクリートプレキャスト床版及び接合方法 |
| JP2019135376A (ja) * | 2019-05-23 | 2019-08-15 | 鹿島建設株式会社 | コンクリート構造物の接合構造及び接合方法 |
-
1999
- 1999-05-21 JP JP11141089A patent/JP2000328704A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004316180A (ja) * | 2003-04-14 | 2004-11-11 | Public Works Research Institute | コンクリート構造物の構築方法 |
| JP2008303538A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Ishikawajima Constr Materials Co Ltd | プレキャスト床版の接合構造 |
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| CN107130715A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-09-05 | 天津大学建筑设计研究院 | 一种后浇齿槽连接装配式楼屋盖的施工方法 |
| JP2019078116A (ja) * | 2017-10-26 | 2019-05-23 | 鹿島建設株式会社 | 継手部構造、及び接合方法 |
| JP2019078115A (ja) * | 2017-10-26 | 2019-05-23 | 鹿島建設株式会社 | コンクリートプレキャスト床版及び接合方法 |
| JP2019135376A (ja) * | 2019-05-23 | 2019-08-15 | 鹿島建設株式会社 | コンクリート構造物の接合構造及び接合方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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