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JP2000324401A - 画像センサおよびそのデータ処理方法 - Google Patents

画像センサおよびそのデータ処理方法

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JP2000324401A
JP2000324401A JP11127722A JP12772299A JP2000324401A JP 2000324401 A JP2000324401 A JP 2000324401A JP 11127722 A JP11127722 A JP 11127722A JP 12772299 A JP12772299 A JP 12772299A JP 2000324401 A JP2000324401 A JP 2000324401A
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Hisao Okada
久夫 岡田
Yasukuni Yamane
康邦 山根
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素から読み取った電荷量に対して漏れ電荷
の影響を補正して除き、正確なデータ電荷を得る。 【解決手段】 ダミーの読み取り周期として全ての画素
のスイッチ素子がオフの状態で読み取りを行い、漏れ電
荷量によるオフセットを求めてオフセット補正値とす
る。第1行の読み取り周期を行い、読み取られた電荷量
からオフセット補正値を引くことにより、第1行のデー
タ電荷を決定する。決定された第1行のデータ電荷に基
づいて、第1行の蓄積容量が漏れ電荷量に寄与していた
電荷量を決定し、その電荷量をオフセット補正値から引
くことによりオフセット補正値を更新する。読み取り周
期およびオフセット補正値の更新を順次繰り返し、各画
素のデータ電荷を順次決定して漏れ電荷の影響を除いた
画像データを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光を電荷に変換し
て読み取ることにより画像データを取得する2次元行列
構造の平面型画像センサおよびそのデータ処理方法に関
するものであって、たとえばCCD、MOS型センサな
どに適用でき、特にX線センサに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、一般的な2次元行列構造の画像
センサの概略図である。この画像センサ48は、ガラス
基板50の上に、光電変換層54およびバイアス電極5
2が形成されて構成されている。光電変換層54は、例
えばセレンなどで形成されており、バイアス電極52は
光(X線)を透過する金属薄膜などの導体膜で形成され
ている。ガラス基板50の光電変換層54側の面には、
行列状に配置された画素電極56、蓄積容量17および
スイッチ素子18と、走査線(行線)10および読み取
り線(列線)12が形成されている。そして、走査線1
0および読み取り線12は、それぞれ走査線駆動器14
および読み取り回路16に接続されている。
【0003】画素電極56はスイッチ素子18を介して
読み取り線12に接続されており、スイッチ素子18の
スイッチング動作は走査線10から供給される信号によ
り行われる。したがって、スイッチ素子18として一般
に用いられる薄膜トランジスタ(以下、TFTと称す)
の場合では、TFTのソースは画素電極56に、ドレイ
ンは読み取り線12に、ゲートは走査線10にそれぞれ
接続されることになる。なお、以下ではスイッチ素子1
8としてTFT18を用いて説明する。
【0004】図4は、図3におけるA−A線矢視断面図
である。絶縁膜58を介して画素電極56と対向する位
置に対向電極(補助電極)60が形成されており、画素
電極56との間で蓄積容量(画素容量)17を構成して
いる。この対向電極60は、全画素22において共通の
基準電位(Vref)となるように配線されている。ま
た、バイアス電極52は対向電極60に対して高電圧
(例えば、数百ボルト)を印加できるようになってい
る。
【0005】上記のような画像センサ48に、光子68
がバイアス電極52側から入射すると、バイアス電極5
2を透過した光子68は、光電変換層54において電子
と正孔の対を発生させる。ここで、バイアス電極52に
正の電圧が印加されているときは正孔が、負の電圧が印
加されているときは電子が画素電極56側に移動し、光
子68の入射位置に対応する位置にある画素電極56に
達する。画素電極56に達した正孔または電子は、蓄積
容量17にて保持される。
【0006】蓄積容量17にて保持された正または負の
電荷(以下、信号電荷と称す)は、TFT18がオンと
なることで読み取り線12に流出し、読み取り線12に
接続された読み取り回路16によってその電荷量が読み
取られる。
【0007】走査線駆動器14が所定の一本の走査線1
0にハイの信号を出力すると、その走査線10に接続さ
れた全てのTFT18がオン状態となり、各蓄積容量1
7に保持されている信号電荷が対応するそれぞれの読み
取り線12に流出する。走査線駆動器14が各走査線1
0に順次ハイの信号を出力することで全ての画素電極5
6のデータが読み取られ、一枚の画像データの読み取り
が行われる。なお、ここではスイッチの動作として正論
理を用い、信号がハイのときにスイッチがオンするもの
として記述してあるが、負論理の場合でも同様に動作す
ることは周知の通りである。
【0008】上記の画像センサ48に用いられる読み取
り回路16に関して説明する。図5は、電荷量の読み取
りに使われる電荷感応増幅器(Charge Sens
itive Amplifier:以下、CSAと称
す)20の基本的な構造を表した回路図である。演算増
幅器20aの反転入力と出力とは帰還容量20bを介し
て接続されており、負帰還回路を形成している。また、
帰還容量20bと並列にリセットスイッチ20cが接続
されており、帰還容量20bに蓄積された電荷を放電し
てリセットすることができる。読み取り線12は演算増
幅器20aの反転入力に接続されており、非反転入力は
基準電位Vrefに接続されている。なお、以下の説明
では、Vrefは特に断らない限りグランド電位GND
であるものとする。
【0009】図7は、TFT18と蓄積容量17を含め
た画素22一つ当たりの読み取りの等価回路図であり、
図8は読み取り動作のタイミングチャートおよびCSA
20の出力電位を表すグラフである。図7において、画
素22は第i行目の走査線10である走査線10iおよ
び第j列目の読み取り線12である読み取り線12jに
接続された画素22であるものとする。図8で、G
(i)は走査線10iに出力される信号を表し、また、
Rstはリセットスイッチ20cに出力される信号を表
す。
【0010】読み取り動作は、まずリセットスイッチ2
0cがオンとなることで開始される。これによりそれ以
前の動作で帰還容量20bに蓄積されていた電荷を放電
してリセットし、CSA20の出力電位はVref(G
ND)となる(A期間)。次に、G(i)にハイの信号
が出力されてTFT18がオンとなり、蓄積容量17に
蓄積されていた信号電荷(−Q)が読み取り線12jに
流出し、それと等量の電荷(−Q)が帰還容量20b
の、演算増幅器20aの反転入力に接続された電極に、
また等量で逆極性の電荷(+Q)がもう一方の電極に現
れる。結局、CSA20の出力には、信号電荷であるQ
を帰還容量20bの容量値で割った電位が現れる(B期
間)。この電位を次の読み取り周期が開始するまでの間
(C期間)に読み取ることで、信号電荷量を電位として
検出できる。なお、この場合の電位変化は一般的には指
数関数的に変化するが、図8では説明の便宜上直線的に
変化するものとして表している。以下の説明においても
特に断らない限り同様である。
【0011】ここで、相関2重サンプリング(Corr
elated Double Sampling:以
下、CDSと称す)と呼ばれる電位の読み取り技法につ
いて簡単に説明する。もしTFT18を含めた読み取り
回路系が完全であれば、C期間で読み取られた電位は正
確に信号電荷量に相当するはずである。しかしながら、
実際にはA期間とB期間の間のD期間において、CSA
20の出力電位は完全にVref(GND)とはならず
にオフセットが存在する。オフセットの要因としては、
演算増幅器20a自体のオフセット、演算増幅器20a
自体が発生する低周波域での雑音である124/f雑
音、CSA20のリセットスイッチ20cがMOSスイ
ッチで形成された場合のフィードスルー現象などがあ
る。フィードスルー現象とは、MOSスイッチに本質的
に付随する現象であり、オン時にゲート・ソース間容量
とゲート・ドレイン間容量によって拘束されていたチャ
ネル電荷が、ゲート電圧が下がることによってその拘束
を解かれ、ドレインとソースの回路側に流出する現象を
いう。
【0012】CDSとは図8のSmp1とSmp2で示
したタイミングでCSA20の電位を読み取り、Smp
2で読み取った電位とSmp1で読み取った電位の差を
求めることで、Smp1とSmp2との間の期間でのC
SA20の電位変動量(すなわち電荷の変動量)を正確
に求めようとする技法である。ここで、D期間に存在す
るオフセットはCDSによって除去できる。すなわち、
CDSを行うことにより、D期間におけるオフセットが
0という理想回路系においてC期間に1回のみ電位を読
み取る場合と等価として扱える。
【0013】以下では、特に断らない限りCDSを行う
ことを前提とするが、説明を単純化するため、CDSに
より等価として扱える理想回路系において読み取りをC
期間にのみ1回行うものとして説明する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】CDSを行うことによ
り上記のD期間に存在するオフセットの影響は除去する
ことができるが、B期間およびC期間に生じるオフセッ
トを除去することはできない。B期間およびC期間に生
じるオフセットとして重大なものに漏れ電荷の存在があ
る。以下において、漏れ電荷の影響について説明する。
【0015】図9は、読み取り線12jにおいて第1行
目(第1走査線)の画素22を読み取っているとき(す
なわち、第1行目のTFT18のみオンで、他の全ての
TFT18はオフのとき)の等価回路図である。この等
価回路図において、もしTFT18のオフ抵抗(ゲート
がオフの状態におけるソース−ドレイン間の抵抗)が無
限大であれば、第1行目の画素22の蓄積容量17i以
外は回路系から完全に遮断され、蓄積容量17iから流
出する電荷のみが帰還容量20bに現れるはずである。
しかし実際にはTFT18のオフ抵抗は有限の値を有し
ているため、TFT18がオフである画素22からもわ
ずかながら読み取り線12jとの間で電荷の移動(この
電荷を以下、漏れ電荷と称す)を生じてしまう。
【0016】漏れ電荷の総量は、TFT18がオフ状態
にある全ての画素22の漏れ電荷の総和であり、センサ
の行数は例えば3000本というように極めて大きいた
め、1つの画素22からの漏れ電荷はわずかであって
も、漏れ電荷の総量としては読み取ろうとする信号電荷
に対して無視できないほど大きくなってしまう。
【0017】図10は、漏れ電荷を考慮したCSA20
の出力電位の変化を誇張して表したグラフである。な
お、D期間においては、前述したCDSを行うことでそ
の期間における電荷変動を取り除くことができるので、
図10では、D期間の電位変動はないものとして表して
いる。
【0018】従来の方法では、信号電荷のみによる電位
変動分(図8のCSA20の出力に相当)はであるの
に対して、漏れ電荷による電位変動分が存在するた
め、実際に読み取られる電位はととの和であると
なってしまう。つまり、CSA20の帰還容量20bに
蓄積される電荷量は、読み取り中の画素22から流出す
る信号電荷量に、漏れ電荷の総量がオフセットとして加
わったものとなってしまう。このため、入射光量に対し
て正確なデータが得られないという問題があった。
【0019】この問題は、特に医療用X線画像診断装置
に用いられる画像センサ48において重大である。医療
用X線画像診断装置の様態には、静止画としてのX線写
真を得るための撮影モードと実時間での動画像を得るた
めの透視モードとがある。透視モードにおいては、長時
間患者にX線を照射し続ける必要があるため、可能な限
りX線の照射強度を弱くして患者への被爆線量を下げる
必要がある。可能な限りとは、要するに画像センサ48
の検知限界まで弱く、ということである。その場合の画
像センサ48を構成する画素22の蓄積容量17に充電
される電荷(信号電荷)は極めて微量となってしまう。
したがって、上記漏れ電荷の影響により画像センサ48
のX線に対する最小検知限界値が大きくなると、診断に
必要な画像を得るために患者に照射するX線の照射強度
を強くしなければならいという問題を引き起こしてい
た。
【0020】本発明の目的は、読み取り中の画素から流
出する信号電荷量にオフセットとして加わる漏れ電荷の
総量を補正することにより、正確な信号電荷量を読み取
ることが可能な画像センサおよびそのデータ処理方法を
提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
画像センサのデータ処理方法は、2次元行列構造の画像
センサのデータ処理方法であって、読み取り動作の開始
に先立ってダミーの読み取り周期を加えることによりオ
フセット補正値の初期値を決定する第1ステップと、第
1行の読み取り周期においては、前記オフセット補正値
によりオフセット補正を行って、データ電荷量を決定す
る第2ステップと、前記第2ステップで決定された第1
行のデータ電荷量から第1行の画素がオフセット補正値
に寄与していた量を決定し、先のオフセット補正値から
差し引くことで次の行のオフセット補正値とする第3ス
テップとを含み、前記第2ステップと前記第3ステップ
とを順次繰り返すことを特徴としている。
【0022】上記の方法では、第1行の読み取り周期に
先立って、第1ステップにおいてダミーの読み取り周期
(読み取りの際に発生する漏れ電荷量のみを読み取る周
期)によって読み取られた値をオフセット補正値の初期
値とすることができる。
【0023】次に第2ステップにおいて第1行の読み取
り周期によって読み取られた値は、第1行の画素が画像
データとして有していた信号電荷量と漏れ電荷の総和と
を加えた値である。したがって、読み取られた電荷量か
ら前記オフセット補正値を引くことにより、第1行の画
素に蓄積されていた信号電荷量を得ることができる。こ
こで、厳密には前記オフセット補正値は全画素からの漏
れ電荷を含むため、第1行の画素を読み取る際の実際の
オフセット値に対して、第1ステップで第1行の画素か
ら生じていた漏れ電荷分(オフセット補正値に対する第
1行の画素の寄与分)に相当する誤差を有することにな
る。しかし、漏れ電荷を生じている画素の数は非常に大
きいため、一つの画素の漏れ電荷量による誤差は無視で
きる程度である。そこで、第1ステップで得られたオフ
セット補正値を用いて補正を行うことにより、第1行の
画素のデータ電荷量を決定することができる。
【0024】次に第3ステップにおいて第1行のデータ
電荷量に基づいて第1行の画素がオフセット補正値の初
期値に寄与していた量を決定し、オフセット補正値から
差し引くことによって、オフセット補正値を更新する。
そして、第2ステップおよび第3ステップを各行に対し
て順次繰り返す。ここで、各ステップで用いるオフセッ
ト補正値はその直前の読み取り周期における第3ステッ
プにより更新されたオフセット補正値を用いるので、厳
密にいえば、現在読み取り中の画素がオフセットに寄与
していた量が誤差として存在してはいるものの(オフセ
ットの総量に対しては極めて僅かなので)、このときの
オフセット補正値は各行の読み取り時における実際の漏
れ電荷の量に相当していると考えてよい。このため、各
行において適切な補正をすることができ、正確なデータ
電荷を得ることができる。
【0025】本発明の請求項2に係る画像センサのデー
タ処理方法は、2次元行列構造の画像センサーのデータ
処理方法であって、読み取り動作の開始に先立ってダミ
ーの読み取り周期を加えることによりオフセット補正値
の初期値を決定する第1ステップと、第1行の読み取り
周期においては、前記オフセット補正値によりオフセッ
ト補正を行って、データ電荷量を決定する第2ステップ
と、前記第2ステップで決定された第1行のデータ電荷
量から第1行の画素がオフセット補正値に寄与していた
量を決定し、先のオフセット補正値から差し引くことで
次の行のオフセット補正値とする第3ステップと、前記
第2ステップと前記第3ステップとを順次繰り返し、予
め決定された数の行のデータを読み取った後、次の行の
読み取りに先立って新たにダミーの読み取り周期を挿入
し、そこで得られた値を新たなオフセット補正値の初期
値として用いる第4ステップと、その次の行の読み取り
周期においては、第4ステップで得られた値を補正値と
してオフセット補正を行って、データ電荷量を決定する
第5ステップと、前記第5ステップで決定された当該行
のデータ電荷量から当該行の画素がオフセット補正値に
寄与していた量を決定し、先のオフセット補正値から差
し引くことでその次の行のオフセット補正値とする第6
ステップとを含み、前記第5ステップと前記第6ステッ
プとを順次繰り返すことを特徴としている。
【0026】上記の方法では、各行の読み取りとオフセ
ット補正値の更新が順次繰り返し行われる途中に、新た
にダミーの読み取り周期を加えることで、実際の漏れ電
荷を読み取ることによるオフセット補正値の更新を行う
ことができる。各行のデータ電荷に基づきオフセット補
正値の更新を行う場合は、オフセット補正値の更新時に
誤差を含む。この誤差は更新が繰り返されることにより
積算され、その積算された誤差が無視できない程度にな
り得る場合がある。このような場合であっても、あらか
じめ定めた適当なタイミングでダミーの読み取り周期を
実行することによりオフセット補正値をさらに更新して
積算された誤差をキャンセルすることができる。
【0027】本発明の請求項3に係る画像センサのデー
タ処理方法は、各画素に形成された蓄積容量と、これら
複数の蓄積容量のそれぞれとスイッチ素子を介して接続
された読み取り線と、該読み取り線と接続され各画素の
電荷量を順次画像データとして読み取る電荷読み取り手
段とを有する画像センサのデータ処理方法であって、デ
ータを読み取る際、前記スイッチ素子が全てオフの状態
で読み取りを行う期間を追加し、この期間に読み取られ
た電荷量をオフセット補正値として次の期間において画
素の電荷量を読み取る際のオフセット補正に用いること
を特徴としている。
【0028】上記の方法では、データを読み取る際にス
イッチ素子が全てオフの状態で読み取りを行うことによ
り、各スイッチ素子がオフの状態で発生する漏れ電荷の
総和を得ることができる。得られた電荷量をオフセット
補正値とすると、次の期間において画素の電荷量を読み
取る際に含まれる漏れ電荷によるオフセット値は、先に
求めたオフセット補正値に相当することから、このオフ
セット補正値により補正を行うことで、正確なデータ電
荷を得ることができる。
【0029】本発明の請求項4に係る画像センサのデー
タ処理方法は、請求項3の画像センサのデータ処理方法
において、第k(kは2以上の自然数)回目の画素の読
み取りの際には、第(k−1)回目の読み取りで得た電
荷量に基づき順次更新されたオフセット補正値を用いて
オフセット補正を行うことにより、順次画素データを読
み取ることが好ましい。
【0030】上記の方法では、各画素データの読み取り
を行うごとにオフセット補正値を順次更新するため、オ
フセット補正値は常に読み取りが行われていない画素
(電荷が残っている画素)からの漏れ電荷の総和に相当
する。そして、読み取られた値に対して更新されたオフ
セット補正値によって補正を行うことにより常に正確な
データ電荷を得ることができる。
【0031】本発明の請求項5に係る画像センサのデー
タ処理方法は、請求項3または4の画像センサのデータ
処理方法において、順次画素データを読み取る途中で、
再度前記スイッチ素子が全てオフの状態で読み取りを行
う期間を設けて、この期間に読み取られた電荷量をオフ
セット補正値として次の期間において画素の電荷量を読
み取る際のオフセット補正に用いることが好ましい。
【0032】上記の方法では、再度スイッチ素子が全て
オフの状態で読み取りを行う期間を設けて、この期間に
読み取られた電荷量を新たにオフセット補正値とするこ
とにより、オフセット補正値に生じた誤差をキャンセル
し再度適切なオフセット補正値に更新することができ
る。
【0033】本発明の請求項6に係る画像センサは、請
求項1ないし5のいずれかに記載のデータ処理方法を制
御する制御装置を有することを特徴としている。
【0034】上記の構成では、請求項1ないし5のいず
れかに記載のデータ処理方法を制御装置により制御して
実行することができる。これにより、画像センサが自動
的に漏れ電荷に起因するオフセットを補正して画像デー
タとすることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図6に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0036】図2は、本実施の形態に係る画像センサの
回路図である。本画像センサはm本の走査線(行線)1
0およびn本の読み取り線(列線)12と(m、nは自
然数)、m×n個の行列状に配置された画素22を有し
ている。ここで、各読み取り線12は同時に同じ動作を
するため、図2では第j列目(jは1以上、n以下の整
数)に関する画素22のみ表し、他は第j列目と同様と
する。また、画素22に相当する部分は従来の技術にお
いて説明に用いた図3および図4と同様の構成であり、
図2においては蓄積容量17およびTFT18のみを表
している。
【0037】走査線10の第i行目(iは1以上、m以
下の整数)に接続されている蓄積容量17を蓄積容量C
i およびTFT(スイッチ素子)18をスイッチTi
表す。蓄積容量Ci の一方の電極には基準電位Vref
が印加されており、他方の電極はスイッチTi のソース
に接続されている。スイッチTi のドレインは各読み取
り線12に接続されており、ゲートは各走査線10に接
続されている。走査線10は走査線駆動器14に接続さ
れている。読み取り線12は読み取り回路(電荷読み取
り手段)16に形成されているCSA20の入力に接続
されており、CSA20の出力は電位読み取り回路16
aに接続されている。
【0038】CSA20は従来の技術において説明に用
いた図5と同様の構成であり、演算増幅器20a、帰還
容量20bおよびリセットスイッチ20cを有してい
る。また、演算増幅器20aの非反転入力には基準電位
Vrefが印加されている。これにより、CSA20は
出力として帰還容量20bの両端に生じる電位差とVr
efの和に相当する電位を生じる。
【0039】電位読み取り回路16aに関して、その構
成の一例を図6を用いて説明する。図6は、電位読み取
り回路16aの基本的な構造を表した回路図である。C
SA20の出力は必要に応じて主増幅器MAに入力さ
れ、適当な電圧に増幅された後、サンプルホールド回路
S/Hに電圧情報として記憶される。記憶された電圧は
A/D変換器ADCによってディジタルデータに変換さ
れる。それ以後の処理はこのディジタルデータを用いて
行うことが前提である。
【0040】走査線駆動器14および読み取り回路16
は制御装置24によって制御される。また、制御装置2
4は記憶装置24aおよび演算装置24bをも制御する
ように設置されている。
【0041】図1は、本画像センサ回路の動作を表すタ
イミングチャートおよび動作に対応したCSA20の出
力電位を表すグラフである。ここで、G(i)は、走査
線駆動器14から走査線10の第i行目に出力される信
号を表すタイミングチャートであり、信号がハイのとき
スイッチTi のゲートがオンされ、蓄積容量Ci に蓄積
された信号電荷が帰還容量20bに移動する。また、R
stはリセットスイッチ20cに出力される信号を表す
タイミングチャートであり、信号がハイのときリセット
スイッチ20cがオンされることにより、帰還容量20
bに蓄積された電荷量が0になり、CSA20がリセッ
トされる。Smp(k)(kは自然数)は電位読み取り
回路16aによる第k次の電位の読み取りのタイミング
を表す。CSA20の出力電位Vを表すグラフにおい
て、破線は信号電荷読み取り時の漏れ電荷の寄与分を表
している。また、ここではVrefは正の値を有するも
のとして表している。Vr(k)は第k次の読み取りに
おけるCSA20の出力電位、すなわち電位読み取り回
路16aが読み取る電位を表す。
【0042】以下の動作は制御装置24により制御さ
れ、演算は演算装置24bにより行われ、読み取った結
果および演算結果は適宜記憶装置24aに保存されて演
算に用いられる。また、以下では、各蓄積容量Ci から
の漏れ電荷量が各蓄積容量Ciが蓄積している電荷量に
比べて十分小さいことから、漏れ電荷が発生しても各蓄
積容量Ci に蓄積されている電荷量には変化がないもの
として説明する。
【0043】まず、第1行目の読み取り周期の前に校正
周期(ダミーの読み取り周期)に入る。校正周期では、
全てのTFT18がオフ状態のままで第0次の読み取り
動作を実施する(Smp(0))。全てのTFT18が
オフであるので、このとき読み取った電位(Vr
(0))は漏れ電荷を原因とする電位変化のみである。
ここで、帰還容量20bの容量値をCfとすると、Sm
p(0)において読み取られた第j列目の全画素22か
らの漏れ電荷の総和はCf・(Vr(0)−Vref)
と表すことができ、これをオフセット補正値の初期値と
する。
【0044】次に、第1行目の読み取り周期に入る。走
査線10の第1行目にハイの信号が出力されることによ
りスイッチT1 がオンになり、蓄積容量C1 に蓄積され
ていた信号電荷および漏れ電荷が帰還容量20bに移動
する。続いて、スイッチT1がオフになり、第1次の読
み取り(Smp(1))を行い電位Vr(1)を読み取
る。これにより、第1次の読み取り時に帰還容量20b
に蓄積されていた電荷量はCf・(Vr(1)−Vre
f)と表すことができる。
【0045】ここで、第1次の読み取り時において第1
行目の画素22以外は、第0次の読み取り時と同じ状態
であり、第j列に含まれる画素数が非常に大きいことか
ら、第1次の読み取り時における漏れ電荷量を上記のオ
フセット補正値の初期値であるCf・(Vr(0)−V
ref)としても実質的に問題はない。そこで、第i行
目の読み取り時の漏れ電荷による電荷量(オフセット補
正値)をQo(i)とすると、Qo(1)は、 Qo(1)=Cf・(Vr(0)−Vref) とすることができる。これより、蓄積容量Ci のみから
移動した電荷量をQ(i)とすると、Q(1)は、 Q(1)=Cf・(Vr(1)−Vref)−Qo(1) =Cf・(Vr(1)−Vr(0)) となる。Q(1)は、オフセット補正値Qo(1)によ
り補正されているため、読み取りを行っている蓄積容量
1 のみからの電荷量であり、求めようとしている第1
行目の信号電荷量に相当する。そこで、この補正された
電荷量であるQ(i)を特にデータ電荷と呼ぶことにす
る。
【0046】ここで、校正周期において第1行目の蓄積
容量C1 から流出した電荷量を考える。蓄積容量Ci
容量値を全画素共通でCpであるとすると、最初データ
電荷Q(1)が蓄積容量C1 に蓄積されていたことによ
り、蓄積容量C1 に発生していた電位差はQ(1)/C
pである。スイッチTi のオフ抵抗を全画素共通でRo
とし、校正周期において蓄積容量Ci から流れていた電
流(漏れ電流値)をI(i)とすると、I(1)は、 I(1)=Q(1)/(Cp・Ro) となる。したがって、第0次の読み取りの前のリセット
から第0次の読み取りまでの間の時間(読み取り期間)
をToとすると(第k次の読み取りの前のリセットから
第k次の読み取りまでの間の時間もToに等しい)、校
正周期において第1行目の蓄積容量C1 から流出した電
荷量はI(1)・Toとなる。
【0047】次に、第2行目の読み取り周期に入る。第
2行目の読み取りも第1行目と同様にして行われる。た
だし、第2行目の読み取りを行う際には第1行目の読み
取りがすでに終了しているため、第1行目の蓄積容量C
1 には有意義な量の電荷は残っていない。そのため、第
1行目の蓄積容量C1 からの漏れ電荷は発生していない
とみなしてよい。したがって、演算を行う際にはこのこ
とを考慮してオフセット補正値Qo(2)を更新する必
要がある。校正周期において第1行目の蓄積容量C1
ら流出した電荷量は、上記の通りI(1)・Toであっ
たので、オフセット補正値Qo(2)を Qo(2)=Qo(1)−I(1)・To と更新する。したがって、蓄積容量C2 のみから移動し
た電荷、つまり補正されたデータ電荷Q(2)は、 Q(2)=Cf・(Vr(2)−Vref)−Qo
(2) と求められる。また、校正周期において蓄積容量C2
ら流れていた電流(漏れ電流値)I(2)は、 I(2)=Q(2)/(Cp・Ro) となる。
【0048】同様にして、第3行目の読み取りを行うこ
とにより、オフセット補正値Qo(3)、データ電荷Q
(3)、漏れ電流値I(3)は、それぞれ、 Qo(3)=Qo(2)−I(2)・To Q(3)=Cf・(Vr(3)−Vref)−Qo
(3) I(3)=Q(3)/(Cp・Ro) となる。
【0049】以下同様の動作を第m行目まで繰り返すこ
とにより、全ての行に対して漏れ電荷によるオフセット
の補正が可能となり、全ての行のデータ電荷を得ること
ができる。上記の演算を第i行目について一般化する
と、 Qo(i)=Qo(i−1)−I(i−1)・To Q(i)=Cf・(Vr(i)−Vref)−Qo
(i) I(i)=Q(i)/(Cp・Ro) ただし、 Qo(0)=Cf・(Vr(0)−Vref) I(0)=0 であり、信号電荷量に相当するデータ電荷はQ(i)で
ある。
【0050】以上の一連の処理を各ステップごとにまと
めると、以下の(1)ないし(4)となる。 (1)校正周期として全てのスイッチTi がオフの状態
で読み取りを行い、漏れ電荷量によるオフセット補正値
の初期値を求めてオフセット補正値とする。 (2)第i行目(iの初期値は1)の読み取り周期を行
い、読み取られた電荷量からオフセット補正値を引くこ
とにより、第i行目のデータ電荷を決定する。 (3)(2)で決定された第i行目のデータ電荷に基づ
いて、第i行目の蓄積容量Ci が漏れ電荷量に寄与して
いた電荷量を決定し、その電荷量をオフセット補正値か
ら引くことによりオフセット補正値を更新する。 (4)(2)および(3)を順次繰り返す(iを順次
2、3、…、mとする)ことにより、第i行目のデータ
電荷を順次決定して全画素22のデータ電荷を決定す
る。
【0051】なお、iは走査線が物理的に並んでいる順
序を表したものではなく、読み取りを行う行の順番は任
意である。
【0052】上記の漏れ電荷の影響に関して、具体的数
値を用いて検討する。1本の読み取り線に関して、読み
取り条件として漏れ電流の観点から最も厳しい条件を考
える。それは、第1行目の画素22の蓄積容量C1 の信
号電荷が、そのときの光線照射強度において得られる最
小量であり、それ以外の全ての画素22の信号電荷が最
大量のときに、その第1行目の画素22の読み取りであ
る。そのとき、第1行目から読み取られる信号電荷量は
最小で、それ以外の画素22からの漏れ電荷量が最大と
なるからである。
【0053】全行数が3000行(m=3000)より
なる画像センサにおいて、各画素22の蓄積容量17の
容量値Cpが2[pF]、各画素22のTFT18のオ
フ抵抗Roが0.5×1012[オーム]であり、蓄積容
量C1 以外の蓄積容量C2 ないしC3000に光線の照射に
よる信号電荷が蓄積され、最大画素電圧0.1[V]が
生じているとする。このとき、蓄積容量C1 以外の各蓄
積容量17一つ当たりの漏れ電流値I(i)は、 I(i)=0.1/0.5×1012 =0.2[pA] となる。読み取り期間Toが20[μs]であるとする
と、このときの漏れ電荷の総和に相当する電子数は、電
子の電荷量1.6×10-19 [C]を用いて、 (3000−1)×0.2[pA]×20[μs]/
(1.6×10-19 [C])=74975[電子数] となる。すなわち、第1行の読み出し周期における漏れ
電流によるオフセットは、最大約75000[電子数]
に相当するということである。
【0054】いま、第1行の画素22に蓄積されている
信号電荷量が10000[電子数]である場合を考え
る。このとき、CSA20の読み取りにより得られる情
報は85000[電子数]となり、上記補正を行わなけ
れば85000[電子数]より遙に小さい実際の電荷量
(10000[電子数])を検出できない。しかし、オ
フセットが75000[電子数]であるという情報を上
記の方法により得ることで、読み取られた情報(850
00[電子数])からオフセット(75000[電子
数])を引くことにより、正確な情報(10000[電
子数])を得ることができる。
【0055】この場合において、補正を行わずに妥当な
情報を得るためには、オフセット(75000[電子
数])を誤差と見なすことができる程度に、大きな電荷
量を発生しうるX線強度が必要となる。
【0056】上記の補正方法により、基本的には全画素
22において正確な(信号電荷に対して十分誤差が小さ
い)データ電荷を得ることができるが、補正による多少
の誤差が生じることは否めない。この誤差は、各列にお
いて行ごとに積算される。したがって、行末側(読み取
り順序の末側)ほど誤差が大きくなる傾向を有する。回
路の構成、測定方法、測定条件などによっては、この誤
差が無視できない程度になる場合がある。そこで、本実
施の形態の一変形例として、オフセット補正値を複数行
ごとに校正する方法について説明する。
【0057】まず、校正周期から第M次の読み取り周期
までは、上記と同様の動作を行う。つまり、第0次の読
み取り動作においてオフセット補正値の初期値Qo
(0)を求め、第1次から第M次までの読み取り動作に
おいて、オフセット補正値Qo(i−1)および漏れ電
流値I(i−1)を用いて第i行目のデータ電荷Q
(i)を求める。
【0058】次に、第(M+1)行目の読み取り周期に
入る前に、第0次の校正周期と同様の校正周期を行う。
つまり、全てのスイッチTi がオフの状態で読み取り動
作を行い、蓄積容量CM+1 ないし蓄積容量Cm から生じ
る漏れ電荷量を求めることにより、オフセット補正値Q
O (M+1)を校正する。その後、校正したオフセット
補正値を用いて第(M+1)行目から第2M行目までの
読み取り周期を行う。そして、第(2M+1)行目の読
み取り周期に入る前にも、校正周期を行うことによりオ
フセット補正値の校正を行い、以下同様の動作を繰り返
す。
【0059】これを上記(1)ないし(3)のステップ
で説明すれば、(1)を1回行ったの後(2)および
(3)をM回繰り返し行うという一連の処理を繰り返す
(ただし、iは1からmまで順次増加する)ということ
である。
【0060】これにより、上記の誤差の積算は最大でM
回分に留まるため、適当なMの値を用いることにより誤
差を十分小さくすることができる。Mの最小値は1であ
り、このとき校正周期と読み取り周期を交互に行うこと
になる。Mの最大値は行の総数であるmであり、これは
本実施の形態で最初に示した方法に相当する。
【0061】本実施の形態および本実施の形態の変形例
を実際のシステムヘ適用する場合においては、必ずしも
以上の演算に厳密に拘束されるわけではない。電位読み
取り回路16aの構成や読み取り周期の時間配分などに
より、それぞれ適当に変形されることはいうまでもな
い。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
画像センサのデータ処理方法は、2次元行列構造の画像
センサのデータ処理方法であって、読み取り動作の開始
に先立ってダミーの読み取り周期を加えることによりオ
フセット補正値の初期値を決定する第1ステップと、第
1行の読み取り周期においては、オフセット補正値によ
りオフセット補正を行って、データ電荷量を決定する第
2ステップと、第2ステップで決定された第1行のデー
タ電荷量から第1行の画素がオフセット補正値に寄与し
ていた量を決定し、先のオフセット補正値から差し引く
ことで次の行のオフセット補正値とする第3ステップと
を含み、第2ステップと第3ステップとを順次繰り返す
方法である。
【0063】これにより、漏れ電荷に起因するオフセッ
ト補正値を求め、そのオフセット補正値を用いて読み取
った電荷を補正することにより、正確なデータ電荷を求
めることができる。したがって、ある読み取り周期にお
ける信号電荷量がその周期における漏れ電荷量より小さ
い場合でも、データ電荷を得ることが可能となる。ま
た、信号電荷量が漏れ電荷量に比べて大きい場合でも、
より正確なデータ電荷量を得ることが可能となる。その
結果、画像データ検出のダイナミックレンジを大きくす
ることができ、より弱い光に対しても正確な画像データ
を検出する画像センサのデータ処理方法を提供すること
ができるという効果を奏する。
【0064】また、特に医療用X線画像診断装置に対し
て本発明の画像センサのデータ処理方法を適用した場
合、同一のX線強度を照射したときには、従来では検出
できなかった微細な光による画像を検出することができ
る。その結果、診断に必要な情報の精度を向上させるこ
とができるという効果を奏する。また逆に、同一精度の
画像を得るためには、画像センサに用いられるX線−電
子正孔対の変換層により決定されるX線の最小強度の範
囲内で、患者に照射するX線の強度を小さくすることが
できる。その結果、診断時に患者が被爆する被爆線量を
下げることができるという効果を奏する。
【0065】本発明の請求項2に係る画像センサのデー
タ処理方法は、2次元行列構造の画像センサーのデータ
処理方法であって、読み取り動作の開始に先立ってダミ
ーの読み取り周期を加えることによりオフセット補正値
の初期値を決定する第1ステップと、第1行の読み取り
周期においては、オフセット補正値によりオフセット補
正を行って、データ電荷量を決定する第2ステップと、
第2ステップで決定された第1行のデータ電荷量から第
1行の画素がオフセット補正値に寄与していた量を決定
し、先のオフセット補正値から差し引くことで次の行の
オフセット補正値とする第3ステップと、第2ステップ
と第3ステップとを順次繰り返し、予め決定された数の
行のデータを読み取った後、次の行の読み取りに先立っ
て新たにダミーの読み取り周期を挿入し、そこで得られ
た値を新たなオフセット補正値の初期値として用いる第
4ステップと、その次の行の読み取り周期においては、
第4ステップで得られた値を補正値としてオフセット補
正を行って、データ電荷量を決定する第5ステップと、
第5ステップで決定された当該行のデータ電荷量から当
該行の画素がオフセット補正値に寄与していた量を決定
し、先のオフセット補正値から差し引くことでその次の
行のオフセット補正値とする第6ステップとを含み、第
5ステップと第6ステップとを順次繰り返す方法であ
る。
【0066】これにより、各行に対して順次読み取りを
実行する途中の段階にダミーの読み取り周期を挿入する
ことで、各読み取り時にオフセット補正値に対して発生
した誤差が、読み取りの繰り返しに伴い積算される場合
でも、ダミーの読み取り周期を実行するたびに積算され
た誤差をキャンセルすることができる。したがって、走
査線数が非常に大きい画像センサに対しても、誤差を小
さくすることができ、より正確な情報を得ることができ
るという効果を奏する。
【0067】本発明の請求項3に係る画像センサのデー
タ処理方法は、各画素に形成された蓄積容量と、これら
複数の蓄積容量のそれぞれとスイッチ素子を介して接続
された読み取り線と、該読み取り線と接続され各画素の
電荷量を順次画像データとして読み取る電荷読み取り手
段とを有する画像センサのデータ処理方法であって、デ
ータを読み取る際、スイッチ素子が全てオフの状態で読
み取りを行う期間を追加し、この期間に読み取られた電
荷量をオフセット補正値として次の期間において画素の
電荷量を読み取る際のオフセット補正に用いる方法であ
る。
【0068】これによると、スイッチ素子が全てオフの
状態で読み取りを行うことにより、漏れ電荷に起因する
オフセット補正値を求めることができる。このオフセッ
ト補正値を用いて、次に画素の電荷量を読み取る際に補
正を行うことができる。したがって、漏れ電荷の影響を
除去した正確な画像データを得ることができるという効
果を奏する。
【0069】本発明の請求項4に係る画像センサのデー
タ処理方法は、請求項3の画像センサのデータ処理方法
において、さらに、第k(kは2以上の自然数)回目の
画素の読み取りの際には、第(k−1)回目の読み取り
で得た電荷量に基づき順次更新されたオフセット補正値
を用いてオフセット補正を行うことにより、順次画素デ
ータを読み取る方法である。
【0070】これによると、読み取ったデータに基づい
てオフセット補正値を順次更新することにより、常に適
切なオフセット補正値により補正を行うことができる。
したがって、繰り返し読み取りを行う場合でも、常に正
確な画素データを得ることができるという効果を奏す
る。
【0071】本発明の請求項5に係る画像センサのデー
タ処理方法は、請求項3または4の画像センサのデータ
処理方法において、さらに、順次画素データを読み取る
途中で、再度スイッチ素子が全てオフの状態で読み取り
を行う期間を設けて、この期間に読み取られた電荷量を
オフセット補正値として次の期間において画素の電荷量
を読み取る際のオフセット補正に用いる方法である。
【0072】これによると、読み取りを繰り返す途中に
再度漏れ電荷に起因するオフセット値を実際に求めるこ
とにより、オフセット補正値を実際の漏れ電荷量で更新
することができる。したがって、読み取る画素数が大き
い場合でも正確な画素データを得ることができるという
効果を奏する。
【0073】本発明の請求項6に係る画像センサは、請
求項1ないし5のいずれかに記載のデータ処理方法を制
御する制御装置を有する構成である。
【0074】これによると、有限のオフ抵抗を有するた
めに漏れ電荷を生じるTFTなどのスイッチング素子を
画素に用いた場合であって、一つの読み取り線に接続さ
れる画素数が大きく漏れ電荷の影響が無視できないとき
でも、読み取られた値に対して漏れ電荷の影響を補正し
て正確な情報を得ることができる。その結果、弱い光で
あっても良好な精度で検出できる高精度な画像センサを
提供することができるという効果を奏する。
【0075】また、特に医療用X線画像診断装置に本発
明の画像センサを用いた場合では、照射X線強度が小さ
く、高精度の画像情報を得ることができる医療用X線画
像診断装置を提供することができるという効果を奏す
る。
【0076】さらに、スイッチング素子のオフ抵抗に起
因する漏れ電荷の影響を補正により除去するため、オフ
抵抗値が従来より一桁ないしそれ以上低いスイッチング
素子を画素に用いた場合でも画像データの精度を保つこ
とができる。したがって、画像センサの生産において、
画素に形成するスイッチング素子のオフ抵抗値の許容範
囲を広くすることができることにより、画像センサの生
産性を向上させ、生産コストを抑制することができると
いう効果を奏する。また、スイッチング素子のオフ抵抗
値は経年変化により低下する傾向にあるが、オフ抵抗値
の低下が進んだ状態でも実用上差し支えない性能を維持
することができる。したがって、画像センサの寿命を延
長することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る画像センサのデー
タ処理方法の動作を表すタイミングチャートおよび動作
に対応した電荷感応増幅器(CSA)の出力電位を表す
グラフである。
【図2】本発明の実施の一形態に係る画像センサの回路
図である。
【図3】一般的な2次元行列構造の画像センサの概略図
である。
【図4】図3におけるA−A線矢視断面図である。
【図5】電荷量の読み取りに使われる電荷感応増幅器
(CSA)の基本的な構造を表した回路図である。
【図6】電位読み取り回路の基本的な構造を表した回路
図である。
【図7】従来のTFTと蓄積容量を含めた1画素当たり
の読み取りの等価回路図である。
【図8】従来の読み取り動作のタイミングチャートおよ
び電荷感応増幅器(CSA)の出力電位を表すグラフで
ある。
【図9】従来の読み取り線において画素を読み取ってい
るときの等価回路図である。
【図10】従来の読み取り動作のタイミングチャートお
よび漏れ電荷を考慮した電荷感応増幅器(CSA)の出
力電位の変化を表すグラフである。
【符号の説明】
10 走査線(行線) 12 読み取り線(列線) 14 走査線駆動器 16 読み取り回路(電荷読み取り手段) 17 蓄積容量 18 薄膜トランジスタ(TFT)(スイッチ素
子) 22 画素 24 制御装置 24a 記憶装置 24b 演算装置 48 画像センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2次元行列構造の画像センサのデータ処理
    方法であって、 読み取り動作の開始に先立ってダミーの読み取り周期を
    加えることによりオフセット補正値の初期値を決定する
    第1ステップと、 第1行の読み取り周期においては、前記オフセット補正
    値によりオフセット補正を行って、データ電荷量を決定
    する第2ステップと、 前記第2ステップで決定された第1行のデータ電荷量か
    ら第1行の画素がオフセット補正値に寄与していた量を
    決定し、先のオフセット補正値から差し引くことで次の
    行のオフセット補正値とする第3ステップとを含み、 前記第2ステップと前記第3ステップとを順次繰り返す
    ことを特徴とする画像センサのデータ処理方法。
  2. 【請求項2】2次元行列構造の画像センサのデータ処理
    方法であって、 読み取り動作の開始に先立ってダミーの読み取り周期を
    加えることによりオフセット補正値の初期値を決定する
    第1ステップと、 第1行の読み取り周期においては、前記オフセット補正
    値によりオフセット補正を行って、データ電荷量を決定
    する第2ステップと、 前記第2ステップで決定された第1行のデータ電荷量か
    ら第1行の画素がオフセット補正値に寄与していた量を
    決定し、先のオフセット補正値から差し引くことで次の
    行のオフセット補正値とする第3ステップと、 前記第2ステップと前記第3ステップとを順次繰り返
    し、予め決定された数の行のデータを読み取った後、次
    の行の読み取りに先立って新たにダミーの読み取り周期
    を挿入し、そこで得られた値を新たなオフセット補正値
    の初期値として用いる第4ステップと、 その次の行の読み取り周期においては、第4ステップで
    得られた値を補正値としてオフセット補正を行って、デ
    ータ電荷量を決定する第5ステップと、 前記第5ステップで決定された当該行のデータ電荷量か
    ら当該行の画素がオフセット補正値に寄与していた量を
    決定し、先のオフセット補正値から差し引くことでその
    次の行のオフセット補正値とする第6ステップとを含
    み、 前記第5ステップと前記第6ステップとを順次繰り返す
    ことを特徴とする画像センサのデータ処理方法。
  3. 【請求項3】各画素に形成された蓄積容量と、これら複
    数の蓄積容量のそれぞれとスイッチ素子を介して接続さ
    れた読み取り線と、該読み取り線と接続された各画素の
    電荷量を順次画素データとして読み取る電荷読み取り手
    段とを有する画像センサのデータ処理方法であって、 データを読み取る際、前記スイッチ素子が全てオフの状
    態で読み取りを行う期間を追加し、この期間に読み取ら
    れた電荷量をオフセット補正値として次の期間において
    画素の電荷量を読み取る際のオフセット補正に用いるこ
    とを特徴とする画像センサのデータ処理方法。
  4. 【請求項4】第k(kは2以上の自然数)回目の画素の
    読み取りの際には、第(k−1)回目の読み取りで得た
    電荷量に基づき順次更新されたオフセット補正値を用い
    てオフセット補正を行うことにより、順次画素データを
    読み取ることを特徴とする請求項3に記載の画像センサ
    のデータ処理方法。
  5. 【請求項5】請求項3または4に記載のデータ処理方法
    において、順次画素データを読み取る途中で、再度前記
    スイッチ素子が全てオフの状態で読み取りを行う期間を
    設けて、この期間に読み取られた電荷量をオフセット補
    正値として次の期間において画素の電荷量を読み取る際
    のオフセット補正に用いることを特徴とする画像センサ
    のデータ処理方法。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載のデー
    タ処理方法を制御する制御装置を有することを特徴とす
    る画像センサ。
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