JP2000318184A - インクジェット記録装置および、該インクジェット記録装置を有するカラーフィルタ製造装置 - Google Patents
インクジェット記録装置および、該インクジェット記録装置を有するカラーフィルタ製造装置Info
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- JP2000318184A JP2000318184A JP13036299A JP13036299A JP2000318184A JP 2000318184 A JP2000318184 A JP 2000318184A JP 13036299 A JP13036299 A JP 13036299A JP 13036299 A JP13036299 A JP 13036299A JP 2000318184 A JP2000318184 A JP 2000318184A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェットヘッド内で常にインクが流動
するように構成された液体供給経路で、インクジェット
ヘッドの回復動作や交換などを行う際に吐出口や供給経
路からインクが流れっ放しになることを防止する。 【解決手段】 サブタンク401a内のインクはチュー
ブ451,455,571,572,574,553,
551を通してインクジェットヘッド120a内のイン
ク循環経路121aに供給され、インク循環経路121
aを通過したインクはチューブ552,554,57
6,452,457,458,459を通してメインタ
ンク301a内に流し込まれる。それぞれの流路ではチ
ューブ458の先端と、サブタンク401a内の液面と
の水頭差によりインクが連続的に流れる。インクジェッ
トヘッド120aの回復動作やインクジェットヘッド1
20aの交換などを行う際に三方弁502,504,5
05の動作によりインクの連続的な流れを停止させる。
するように構成された液体供給経路で、インクジェット
ヘッドの回復動作や交換などを行う際に吐出口や供給経
路からインクが流れっ放しになることを防止する。 【解決手段】 サブタンク401a内のインクはチュー
ブ451,455,571,572,574,553,
551を通してインクジェットヘッド120a内のイン
ク循環経路121aに供給され、インク循環経路121
aを通過したインクはチューブ552,554,57
6,452,457,458,459を通してメインタ
ンク301a内に流し込まれる。それぞれの流路ではチ
ューブ458の先端と、サブタンク401a内の液面と
の水頭差によりインクが連続的に流れる。インクジェッ
トヘッド120aの回復動作やインクジェットヘッド1
20aの交換などを行う際に三方弁502,504,5
05の動作によりインクの連続的な流れを停止させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッドにインクを循環させつつインクジェットヘッドから
インクを吐出させるインクジェット記録装置、およびそ
のインクジェット記録装置を用いてインクにより透明基
板を着色することでカラーフィルタを製造するカラーフ
ィルタ製造装置に関する。
ッドにインクを循環させつつインクジェットヘッドから
インクを吐出させるインクジェット記録装置、およびそ
のインクジェット記録装置を用いてインクにより透明基
板を着色することでカラーフィルタを製造するカラーフ
ィルタ製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、インクジェット記録方式は、
情報処理システムの出力手段、例えば複写機、ファクシ
ミリ、電子タイプライタ、ワードプロセッサ、ワークス
テーションなどの出力端末としてのプリンタ、あるいは
パーソナルコンピュータ、ホストコンピュータ、光ディ
スク装置、ビデオ装置などに具備されるハンディまたは
ポータブルのプリンタの記録方式として利用されてい
る。
情報処理システムの出力手段、例えば複写機、ファクシ
ミリ、電子タイプライタ、ワードプロセッサ、ワークス
テーションなどの出力端末としてのプリンタ、あるいは
パーソナルコンピュータ、ホストコンピュータ、光ディ
スク装置、ビデオ装置などに具備されるハンディまたは
ポータブルのプリンタの記録方式として利用されてい
る。
【0003】このインクジェット記録方式は、インクを
微小な液滴としてノズル(以下、吐出口ともいう)から
吐出して文字や図形などの記録を行うもので、高精細な
画像の出力、高速記録の手段としてすぐれた利点を有す
る。また、インクジェット記録方式を適用した記録装置
(以下、インクジェット記録装置ともいう)はノンイン
パクト型の記録装置であって、騒音が少ないこと、多色
のインクを使うことによってカラー画像の記録も容易で
あること、さらに装置本体の小型化や、画像の高密度化
も容易であることなどの特長を有しており、近年、急速
に普及しつつあるものである。
微小な液滴としてノズル(以下、吐出口ともいう)から
吐出して文字や図形などの記録を行うもので、高精細な
画像の出力、高速記録の手段としてすぐれた利点を有す
る。また、インクジェット記録方式を適用した記録装置
(以下、インクジェット記録装置ともいう)はノンイン
パクト型の記録装置であって、騒音が少ないこと、多色
のインクを使うことによってカラー画像の記録も容易で
あること、さらに装置本体の小型化や、画像の高密度化
も容易であることなどの特長を有しており、近年、急速
に普及しつつあるものである。
【0004】また、近年、パーソナルコンピュータの発
達、特に携帯用のパーソナルコンピュータの発達に伴
い、液晶ディスプレイ、とりわけカラー液晶ディスプレ
イの需要が増加する傾向にある。しかしながら、さらな
る普及のためには液晶ディスプレイのコストダウンが必
要であり、特にコスト的に比重の高いカラーフィルタの
コストダウンに対する要求が高まっている。従来から、
カラーフィルタが要求される特性を満足しつつコストダ
ウンの要求に応えるべく種々の方法が試みられている
が、いまだ全ての要求特性を満足する方法は確立されて
いない。以下では、カラーフィルタの製造方法につい
て、いくつか説明する。以下の説明で用いるR,G,B
はそれぞれ赤,緑,青を表わす。
達、特に携帯用のパーソナルコンピュータの発達に伴
い、液晶ディスプレイ、とりわけカラー液晶ディスプレ
イの需要が増加する傾向にある。しかしながら、さらな
る普及のためには液晶ディスプレイのコストダウンが必
要であり、特にコスト的に比重の高いカラーフィルタの
コストダウンに対する要求が高まっている。従来から、
カラーフィルタが要求される特性を満足しつつコストダ
ウンの要求に応えるべく種々の方法が試みられている
が、いまだ全ての要求特性を満足する方法は確立されて
いない。以下では、カラーフィルタの製造方法につい
て、いくつか説明する。以下の説明で用いるR,G,B
はそれぞれ赤,緑,青を表わす。
【0005】第1のカラーフィルタの製造方法としては
染色法がある。染色法は、ガラス基板上に染色用の材料
である水溶性高分子材料を塗布し、その水溶性高分子材
料をフォトリソグラフィー工程により所望の形状にパタ
ーニングした後、得られたパターンを染色浴に浸漬する
ことでガラス基板上に着色されたパターンを得るもので
ある。これを3回繰り返すことによりガラス基板上に
R,G,Bのカラーフィルタ層が得られる。
染色法がある。染色法は、ガラス基板上に染色用の材料
である水溶性高分子材料を塗布し、その水溶性高分子材
料をフォトリソグラフィー工程により所望の形状にパタ
ーニングした後、得られたパターンを染色浴に浸漬する
ことでガラス基板上に着色されたパターンを得るもので
ある。これを3回繰り返すことによりガラス基板上に
R,G,Bのカラーフィルタ層が得られる。
【0006】第2のカラーフィルタの製造方法としては
顔料分散法があり、顔料分散法は、近年、最も多く用い
られている方法である。この顔料分散法は、基板上に顔
料を分散して感光性樹脂層を形成し、この感光性樹脂層
をパターニングすることにより単色のパターンを得るも
のである。さらに、この工程を3回繰り返すことによ
り、基板上にR,G,Bのカラーフィルタ層が形成され
る。
顔料分散法があり、顔料分散法は、近年、最も多く用い
られている方法である。この顔料分散法は、基板上に顔
料を分散して感光性樹脂層を形成し、この感光性樹脂層
をパターニングすることにより単色のパターンを得るも
のである。さらに、この工程を3回繰り返すことによ
り、基板上にR,G,Bのカラーフィルタ層が形成され
る。
【0007】第3のカラーフィルタの製造方法としては
電着法がある。電着法は、基板上に透明電極をパターニ
ングした後、その基板を、顔料、樹脂、電解液などの入
った電着塗装液に浸漬して基板上に所望の色を電着させ
るものである。この工程を3回繰り返して基板上にR,
G,Bを塗り分けた後、樹脂を熱硬化させることにより
基板上に表色層が形成される。
電着法がある。電着法は、基板上に透明電極をパターニ
ングした後、その基板を、顔料、樹脂、電解液などの入
った電着塗装液に浸漬して基板上に所望の色を電着させ
るものである。この工程を3回繰り返して基板上にR,
G,Bを塗り分けた後、樹脂を熱硬化させることにより
基板上に表色層が形成される。
【0008】第4のカラーフィルタの製造方法としては
印刷法がある。印刷法は、熱硬化型の樹脂に顔料を分散
させ、その樹脂を用いて印刷を3回繰り返すことにより
R,G,Bを基板上に塗り分けた後、樹脂を熱硬化させ
ることで基板上に着色層を形成するものである。また、
上記のいずれの方法においても着色層の表面に保護層を
形成するのが一般的である。
印刷法がある。印刷法は、熱硬化型の樹脂に顔料を分散
させ、その樹脂を用いて印刷を3回繰り返すことにより
R,G,Bを基板上に塗り分けた後、樹脂を熱硬化させ
ることで基板上に着色層を形成するものである。また、
上記のいずれの方法においても着色層の表面に保護層を
形成するのが一般的である。
【0009】これらの方法に共通している点は、R,
G,Bの3色を着色するために同―の工程を3回繰り返
す必要があり、コストが高くなることである。また、工
程が多いほど歩溜まりが低下するという問題点を有して
いる。さらに、電着法においては、形成可能なパターン
形状が限定されるため、現状の技術ではTFT方式のカ
ラー液晶ディスプレイを製造する際には適用できない。
また、印刷法では、解像性、平滑性が悪いためファイン
ピッチのパターンを形成できない。
G,Bの3色を着色するために同―の工程を3回繰り返
す必要があり、コストが高くなることである。また、工
程が多いほど歩溜まりが低下するという問題点を有して
いる。さらに、電着法においては、形成可能なパターン
形状が限定されるため、現状の技術ではTFT方式のカ
ラー液晶ディスプレイを製造する際には適用できない。
また、印刷法では、解像性、平滑性が悪いためファイン
ピッチのパターンを形成できない。
【0010】これらの欠点を補うべく特開昭59−75
205号公報、特開昭63−235901号公報、特開
昭63−294503号公報、あるいは特開平1−21
7302号公報などには、インクジェット記録方式を用
いてカラーフィルタを製造する方法が記載されている。
205号公報、特開昭63−235901号公報、特開
昭63−294503号公報、あるいは特開平1−21
7302号公報などには、インクジェット記録方式を用
いてカラーフィルタを製造する方法が記載されている。
【0011】その中で、インクジェット記録方式でカラ
ーフィルタを作製する方法としては、透明基板上に所定
の規則性がある開口部を有するように遮光膜を設け、そ
の開口部に露出した透明基板上にインクジェットヘッド
からインクを吐出して着色を行うなどの方法が記載され
ている。
ーフィルタを作製する方法としては、透明基板上に所定
の規則性がある開口部を有するように遮光膜を設け、そ
の開口部に露出した透明基板上にインクジェットヘッド
からインクを吐出して着色を行うなどの方法が記載され
ている。
【0012】インクジェット記録方式によるカラーフィ
ルタは、必要な部分にのみ着色を行うので材料コストを
低くすることができ、さらに、3色同時に着色が可能で
あるため、製造工程が短く、ゴミの影響を受けにくい。
また、製造装置のコストを押さえることができるなどの
理由から、低材料費、高歩留まりが期待でき、他の製造
方法と比較してより低コストのカラーフィルタの製造が
可能である。
ルタは、必要な部分にのみ着色を行うので材料コストを
低くすることができ、さらに、3色同時に着色が可能で
あるため、製造工程が短く、ゴミの影響を受けにくい。
また、製造装置のコストを押さえることができるなどの
理由から、低材料費、高歩留まりが期待でき、他の製造
方法と比較してより低コストのカラーフィルタの製造が
可能である。
【0013】一方、従来のインクジェット記録装置にお
いてインク吐出を安定させる方法として、インクジェッ
トヘッドへ供給するインク中の溶存気体を除去する方法
が知られている。その方法の中で、インクジェット記録
用のインクの脱気方法として、気体透過性のある膜を介
してインク中の溶存気体を透過させてインクから溶存気
体を除去する方法が、特開平5−17712号公報に記
載されている。その特開平5−17712号公報の中
で、圧電素子を用いたインクジェット記録装置において
インクを脱気することによる効果は、圧縮室にあるイン
クに急激な圧縮の繰り返しを行ってもキャビテーション
が発生せず、キャビテーションが原因で発生するインク
の不吐出などの印字不良が発生しないということであ
る。そのため、インクの脱気装置としては、気体透過性
のある膜をチューブ状にし、そのチューブ内にインクを
通過させると共にチューブの外部を真空にして、インク
中の溶存気体をチューブ外に除去することによりインク
を脱気するものを用いていた。そのときの脱気装置の使
用方法としては、チューブ外部の真空度は0.1atm
(76Torr)以下であり、また、脱気装置を通過した後
のインクの脱気レベルについては特開平5−17712
号公報に特に記載されていない。
いてインク吐出を安定させる方法として、インクジェッ
トヘッドへ供給するインク中の溶存気体を除去する方法
が知られている。その方法の中で、インクジェット記録
用のインクの脱気方法として、気体透過性のある膜を介
してインク中の溶存気体を透過させてインクから溶存気
体を除去する方法が、特開平5−17712号公報に記
載されている。その特開平5−17712号公報の中
で、圧電素子を用いたインクジェット記録装置において
インクを脱気することによる効果は、圧縮室にあるイン
クに急激な圧縮の繰り返しを行ってもキャビテーション
が発生せず、キャビテーションが原因で発生するインク
の不吐出などの印字不良が発生しないということであ
る。そのため、インクの脱気装置としては、気体透過性
のある膜をチューブ状にし、そのチューブ内にインクを
通過させると共にチューブの外部を真空にして、インク
中の溶存気体をチューブ外に除去することによりインク
を脱気するものを用いていた。そのときの脱気装置の使
用方法としては、チューブ外部の真空度は0.1atm
(76Torr)以下であり、また、脱気装置を通過した後
のインクの脱気レベルについては特開平5−17712
号公報に特に記載されていない。
【0014】また、膜沸騰を利用してインクを吐出する
インクジェット記録方式においても、インクを脱気する
ことによる効果が確認されている。その効果としては、
脱気したインクをインクジェットヘッドに供給すること
により、吐出不良の原因となる気泡をインクジェットヘ
ッドへ送り込むことを防止でき、また、膜沸騰により生
じ、残存する泡を溶かし込む作用により、インクジェッ
トヘッド内に吐出不安定の原因となる泡の残留を防止で
き、インクの不吐出を防止できたり、連続吐出時に、一
回に吐出するインク滴の大きさが、溶存気体を脱気しな
い場合と比較して大幅に安定することが確認されてい
る。
インクジェット記録方式においても、インクを脱気する
ことによる効果が確認されている。その効果としては、
脱気したインクをインクジェットヘッドに供給すること
により、吐出不良の原因となる気泡をインクジェットヘ
ッドへ送り込むことを防止でき、また、膜沸騰により生
じ、残存する泡を溶かし込む作用により、インクジェッ
トヘッド内に吐出不安定の原因となる泡の残留を防止で
き、インクの不吐出を防止できたり、連続吐出時に、一
回に吐出するインク滴の大きさが、溶存気体を脱気しな
い場合と比較して大幅に安定することが確認されてい
る。
【0015】インクジェット記録方式を用いたカラーフ
ィルタ製造装置においては、ごくわずかなインク吐出量
の変化があった場合でも、透明基板上のインク量の違い
によって、吐出量の変化がすじムラとなって見えてしま
い、不良品となってしまう。そのため、吐出量の安定性
に対しても、通常のインクジェット記録装置より高いレ
ベルのものが求められる。そこで、吐出量の変動により
生じるすじムラなどの不良を防止して、吐出の安定化を
実現するために、カラーフィルタ製造装置のインクジェ
ットヘッドにインクを供給する供給経路で、空気の滞留
する部分を極力無くし、さらに、その供給経路の途中に
脱気装置を組み込み、脱気されたインクをインクジェッ
トヘッドへ供給する試みがなされている。
ィルタ製造装置においては、ごくわずかなインク吐出量
の変化があった場合でも、透明基板上のインク量の違い
によって、吐出量の変化がすじムラとなって見えてしま
い、不良品となってしまう。そのため、吐出量の安定性
に対しても、通常のインクジェット記録装置より高いレ
ベルのものが求められる。そこで、吐出量の変動により
生じるすじムラなどの不良を防止して、吐出の安定化を
実現するために、カラーフィルタ製造装置のインクジェ
ットヘッドにインクを供給する供給経路で、空気の滞留
する部分を極力無くし、さらに、その供給経路の途中に
脱気装置を組み込み、脱気されたインクをインクジェッ
トヘッドへ供給する試みがなされている。
【0016】また、インクジェットヘッドからインクを
吐出させる動作を行いながらインククジェットヘッド内
でインクを連続的に流動させることにより、インクジェ
ットヘッド内で発生した気泡や汚染物を除去する方法
が、特開昭51−77036号公報、特開昭55−53
570号公報、特開昭55−121074号公報、特開
昭61−100461号公報のそれぞれに記載されてい
る。特開昭51−77036号公報、特開昭55−53
570号公報および特開昭55−121074号公報に
記載されている方法は、1つのインクタンクで、あるい
は2つのインクタンク間でポンプを用いてインクを加圧
あるいは吸引することにより、インクジェットヘッド内
でインクを循環させるものである。特開昭61−100
461号公報に記載されているインクジェット記録装置
は、1つのインクタンクをインクジェットヘッドのオリ
フィス面より高い位置に配置し、インクタンクの高さ
と、インクジェットヘッドのオリフィス面との水頭差に
よってインクジェットヘッド内でインクを循環させ、イ
ンクジェットヘッド内を循環したインクがインク流出路
によりもう一方のインクタンクに導かれるように構成さ
れたものである。
吐出させる動作を行いながらインククジェットヘッド内
でインクを連続的に流動させることにより、インクジェ
ットヘッド内で発生した気泡や汚染物を除去する方法
が、特開昭51−77036号公報、特開昭55−53
570号公報、特開昭55−121074号公報、特開
昭61−100461号公報のそれぞれに記載されてい
る。特開昭51−77036号公報、特開昭55−53
570号公報および特開昭55−121074号公報に
記載されている方法は、1つのインクタンクで、あるい
は2つのインクタンク間でポンプを用いてインクを加圧
あるいは吸引することにより、インクジェットヘッド内
でインクを循環させるものである。特開昭61−100
461号公報に記載されているインクジェット記録装置
は、1つのインクタンクをインクジェットヘッドのオリ
フィス面より高い位置に配置し、インクタンクの高さ
と、インクジェットヘッドのオリフィス面との水頭差に
よってインクジェットヘッド内でインクを循環させ、イ
ンクジェットヘッド内を循環したインクがインク流出路
によりもう一方のインクタンクに導かれるように構成さ
れたものである。
【0017】さらに、インクジェットヘッドのオリフィ
スからインクを排出することなく、インクジェットヘッ
ド内のオリフィス近傍で、脱気されたインクを確保する
ためのインクジェットヘッド用のインク供給システム
が、特許第2678241号公報に示されている。この
特許第2678241号公報に示されたインクジェット
ヘッド用のインク供給システムには、第1貯蔵手段およ
び第2貯蔵手段と、インクから溶解ガスを取り出して除
去する脱気手段と、インク噴射ヘッドからインクを放出
するためのオリフィス手段と、第1貯蔵手段から脱気手
段を経由しオリフィス手段の近傍を通過して第2貯蔵手
段へと延在するインク通路手段とが備えられている。イ
ンク通路手段は、第1貯蔵手段から脱気手段を経由しオ
リフィス手段の近傍を通過して第2貯蔵手段までインク
が連続的に流れることを可能にするものである。このイ
ンク通路手段を通してオリフィス手段にインクを供給
し、オリフィス手段の領域で、脱気されたインクを確保
することにより、インクジェットヘッドのオリフィスか
らインクを排出させることなく、インクジェットヘッド
内のオリフィス近傍で、脱気されたインクを確保する。
スからインクを排出することなく、インクジェットヘッ
ド内のオリフィス近傍で、脱気されたインクを確保する
ためのインクジェットヘッド用のインク供給システム
が、特許第2678241号公報に示されている。この
特許第2678241号公報に示されたインクジェット
ヘッド用のインク供給システムには、第1貯蔵手段およ
び第2貯蔵手段と、インクから溶解ガスを取り出して除
去する脱気手段と、インク噴射ヘッドからインクを放出
するためのオリフィス手段と、第1貯蔵手段から脱気手
段を経由しオリフィス手段の近傍を通過して第2貯蔵手
段へと延在するインク通路手段とが備えられている。イ
ンク通路手段は、第1貯蔵手段から脱気手段を経由しオ
リフィス手段の近傍を通過して第2貯蔵手段までインク
が連続的に流れることを可能にするものである。このイ
ンク通路手段を通してオリフィス手段にインクを供給
し、オリフィス手段の領域で、脱気されたインクを確保
することにより、インクジェットヘッドのオリフィスか
らインクを排出させることなく、インクジェットヘッド
内のオリフィス近傍で、脱気されたインクを確保する。
【0018】上記のインクジェットヘッド用のインク供
給システムにおいて、より具体的には、インクジェット
ヘッド内に第1貯蔵手段と第2貯蔵手段と脱気手段とが
備えられ、インクジェットヘッドの往復移動によって、
第1貯蔵手段と第2貯蔵手段との間にインクの液面高さ
の違いを生じさせる。そして、その液面高さの違いによ
る水頭圧差を利用してインク供給経路内にインクの流動
を連続的に生じさせ、オリフィス近傍で、脱気されたイ
ンクを確保していた。
給システムにおいて、より具体的には、インクジェット
ヘッド内に第1貯蔵手段と第2貯蔵手段と脱気手段とが
備えられ、インクジェットヘッドの往復移動によって、
第1貯蔵手段と第2貯蔵手段との間にインクの液面高さ
の違いを生じさせる。そして、その液面高さの違いによ
る水頭圧差を利用してインク供給経路内にインクの流動
を連続的に生じさせ、オリフィス近傍で、脱気されたイ
ンクを確保していた。
【0019】カラーフィルタ製造装置にインクジェット
ヘッドを用いた場合では、インクジェットヘッドを通常
のプリンタに用いた場合と異なり、透明基板上に規則性
をもって配列された所定の開口部に向けてインクジェッ
トヘッドからインクを吐出することで着色を行うので、
カラーフィルタ製造装置におけるインクの着弾精度は、
一般のプリンタにおける精度と比較してほぼ一桁高い値
が要求される。
ヘッドを用いた場合では、インクジェットヘッドを通常
のプリンタに用いた場合と異なり、透明基板上に規則性
をもって配列された所定の開口部に向けてインクジェッ
トヘッドからインクを吐出することで着色を行うので、
カラーフィルタ製造装置におけるインクの着弾精度は、
一般のプリンタにおける精度と比較してほぼ一桁高い値
が要求される。
【0020】そのため、カラーフィルタ製造装置の構成
は、通常のインクジェット方式のプリンタのものとは異
なっている。通常のプリンタの場合では、搬送される被
記録媒体の上をインクジェットヘッドが被記録媒体の搬
送方向と直角な方向に往復走査しながらインクを吐出し
て、画像の記録を行うのが一般的である。
は、通常のインクジェット方式のプリンタのものとは異
なっている。通常のプリンタの場合では、搬送される被
記録媒体の上をインクジェットヘッドが被記録媒体の搬
送方向と直角な方向に往復走査しながらインクを吐出し
て、画像の記録を行うのが一般的である。
【0021】一方、カラーフィルタ製造装置は、その要
求される精度から、インクジェットヘッドを固定し、そ
のインクジェットヘッドの下方で、ステージ上に載置さ
れた透明基板をX−Y方向に走査させながらインクの吐
出を行うように構成されている。
求される精度から、インクジェットヘッドを固定し、そ
のインクジェットヘッドの下方で、ステージ上に載置さ
れた透明基板をX−Y方向に走査させながらインクの吐
出を行うように構成されている。
【0022】また、通常のプリンタの場合で、紙など、
インクを吸収する被記録媒体に記録を行うときには、被
記録媒体がインクを吸収することにより被記録媒体の表
面に凹凸が生じてしまう。このため、インクジェットヘ
ッドのインク吐出面から、被記録媒体である紙などの表
面までの距離は、一定以上近づけることはできず、吐出
口面から被記録媒体までの距離は一般的に1mm程度で
あった。
インクを吸収する被記録媒体に記録を行うときには、被
記録媒体がインクを吸収することにより被記録媒体の表
面に凹凸が生じてしまう。このため、インクジェットヘ
ッドのインク吐出面から、被記録媒体である紙などの表
面までの距離は、一定以上近づけることはできず、吐出
口面から被記録媒体までの距離は一般的に1mm程度で
あった。
【0023】一方、カラーフィルタ製造装置では被記録
媒体としてガラス基板などの透明基板を用いており、こ
の透明基板では、紙などインク吸収性のある被記録媒体
のようにインク滴が付着することで凹凸を生じることが
ない。従って、インク滴の吐出方向がずれてしまう、い
わゆるよれと呼ばれる現象の影響を極力少なくしてイン
クの着弾位置の精度をより高めるために、インクジェッ
トヘッドの吐出口面と、透明基板の表面との間隔を30
0μm以下まで狭くしてインクの吐出を行うようにす
る。
媒体としてガラス基板などの透明基板を用いており、こ
の透明基板では、紙などインク吸収性のある被記録媒体
のようにインク滴が付着することで凹凸を生じることが
ない。従って、インク滴の吐出方向がずれてしまう、い
わゆるよれと呼ばれる現象の影響を極力少なくしてイン
クの着弾位置の精度をより高めるために、インクジェッ
トヘッドの吐出口面と、透明基板の表面との間隔を30
0μm以下まで狭くしてインクの吐出を行うようにす
る。
【0024】カラーフィルタ製造装置において、より生
産性を上げるためには、1台の製造装置で、透明基板に
着色する複数種の色のインク、通常の場合はR(赤),
G(緑),B(青)の3種類の色のインクを同時に着色
できるように3つのインクジェットヘッドを一組のイン
クジェットヘッドユニットとし、そのインクジェットヘ
ッドユニットを1台あるいは複数台搭載可能としてい
る。そのため、1つのインクジェットヘッドユニット内
で、3つのインクジェットヘッドの相対的な位置ずれが
ミクロンオーダとなるように、それぞれのインクジェッ
トヘッドに対して非常に高精度な位置決めを行う必要が
ある。また、透明基板上に所定の規則性で配列された開
口部に露出している透明基板上にインクジェットヘッド
からインクを吐出して透明基板の着色を行うためには、
透明基板上の開口部に対する各インクジェットヘッドの
位置合わせ、すなわちインクジェットヘッドユニットの
位置合わせもミクロンオーダで行う必要がある。さら
に、インクジェットヘッドユニットを複数搭載するよう
なカラーフィルタ製造装置においては、透明基板の開口
部に対する全てのインクジェットヘッドの位置ずれがミ
クロンオーダになるように非常に高精度な位置決めを行
う必要がある。
産性を上げるためには、1台の製造装置で、透明基板に
着色する複数種の色のインク、通常の場合はR(赤),
G(緑),B(青)の3種類の色のインクを同時に着色
できるように3つのインクジェットヘッドを一組のイン
クジェットヘッドユニットとし、そのインクジェットヘ
ッドユニットを1台あるいは複数台搭載可能としてい
る。そのため、1つのインクジェットヘッドユニット内
で、3つのインクジェットヘッドの相対的な位置ずれが
ミクロンオーダとなるように、それぞれのインクジェッ
トヘッドに対して非常に高精度な位置決めを行う必要が
ある。また、透明基板上に所定の規則性で配列された開
口部に露出している透明基板上にインクジェットヘッド
からインクを吐出して透明基板の着色を行うためには、
透明基板上の開口部に対する各インクジェットヘッドの
位置合わせ、すなわちインクジェットヘッドユニットの
位置合わせもミクロンオーダで行う必要がある。さら
に、インクジェットヘッドユニットを複数搭載するよう
なカラーフィルタ製造装置においては、透明基板の開口
部に対する全てのインクジェットヘッドの位置ずれがミ
クロンオーダになるように非常に高精度な位置決めを行
う必要がある。
【0025】そのため、インクジェットヘッドユニット
には、3つのインクジェットヘッドの相対的な位置を自
動あるいは手動により調整するような位置調整機構が備
えられている。また、複数のインクジェットヘッドユニ
ットを有するカラーフィルタ製造装置には、透明基板上
の開口部に対するインクジェットヘッドの位置合わせが
可能な位置合わせ機構が、各インクジェットヘッドユニ
ットごとにそれぞれ独立して備えられている。
には、3つのインクジェットヘッドの相対的な位置を自
動あるいは手動により調整するような位置調整機構が備
えられている。また、複数のインクジェットヘッドユニ
ットを有するカラーフィルタ製造装置には、透明基板上
の開口部に対するインクジェットヘッドの位置合わせが
可能な位置合わせ機構が、各インクジェットヘッドユニ
ットごとにそれぞれ独立して備えられている。
【0026】近年、カラーフィルタ用の基板は大型化の
傾向にあり、カラーフィルタ用基板の大きさは、従来で
360×465mm程度であったが、近年では550×
650mm、あるいは600×720mm程度にまで大
型化している。さらに近い将来には、カラーフィルタ用
基板の一辺が1mにまで達することが予想されている。
ここで、このような大型の基板に対して、インクジェッ
トヘッドを固定し、基板を平面的に走査させながらほぼ
基板の全域に着色を行うようにし、かつ、インクジェッ
ト記録装置全体の大きさを必要以上に大きくしないため
には、基板が載置されるXYステージの移動範囲に対し
て、その移動範囲のほぼ中央部にインクジェットヘッド
を配置させる必要がある。
傾向にあり、カラーフィルタ用基板の大きさは、従来で
360×465mm程度であったが、近年では550×
650mm、あるいは600×720mm程度にまで大
型化している。さらに近い将来には、カラーフィルタ用
基板の一辺が1mにまで達することが予想されている。
ここで、このような大型の基板に対して、インクジェッ
トヘッドを固定し、基板を平面的に走査させながらほぼ
基板の全域に着色を行うようにし、かつ、インクジェッ
ト記録装置全体の大きさを必要以上に大きくしないため
には、基板が載置されるXYステージの移動範囲に対し
て、その移動範囲のほぼ中央部にインクジェットヘッド
を配置させる必要がある。
【0027】このように大型のカラーフィルタを製造す
る装置では、インクジェットヘッドが製造装置のほぼ中
央部に固定されたままであると、インクジェットヘッド
を交換したり、インクジェットヘッドの位置を手動で調
整したりする作業が非常に困難であり、場合によっては
これらの作業ができないような装置となってしまうとい
う問題点がある。また、インクジェットヘッドの交換
や、インクジェットヘッドの位置の調整という作業を人
手により行わず、自動によって行うようにした場合であ
っても、インクジェットヘッドの交換を自動で行うため
の機構や、インクジェットヘッドの相対な位置合わせを
自動で行うための機構をカラーフィルタ製造装置に搭載
する必要がある。その結果、装置自体が複雑になり、ま
た、それらの機構により装置が重くなったりするため、
製造装置の精度を高く保つことが困難になるというおそ
れがある。従って、インクジェットヘッドを手動で交換
する際や、インクジェットヘッドの位置を手動で調整す
る際には、インクジェットヘッドユニット全体を装置の
中央部から、基板が搭載されるXYステージの走査領域
の外側にまで移動させ、インクジェットヘッドユニット
全体を作業の行いやすい位置に配置させるような構成と
する必要がある。
る装置では、インクジェットヘッドが製造装置のほぼ中
央部に固定されたままであると、インクジェットヘッド
を交換したり、インクジェットヘッドの位置を手動で調
整したりする作業が非常に困難であり、場合によっては
これらの作業ができないような装置となってしまうとい
う問題点がある。また、インクジェットヘッドの交換
や、インクジェットヘッドの位置の調整という作業を人
手により行わず、自動によって行うようにした場合であ
っても、インクジェットヘッドの交換を自動で行うため
の機構や、インクジェットヘッドの相対な位置合わせを
自動で行うための機構をカラーフィルタ製造装置に搭載
する必要がある。その結果、装置自体が複雑になり、ま
た、それらの機構により装置が重くなったりするため、
製造装置の精度を高く保つことが困難になるというおそ
れがある。従って、インクジェットヘッドを手動で交換
する際や、インクジェットヘッドの位置を手動で調整す
る際には、インクジェットヘッドユニット全体を装置の
中央部から、基板が搭載されるXYステージの走査領域
の外側にまで移動させ、インクジェットヘッドユニット
全体を作業の行いやすい位置に配置させるような構成と
する必要がある。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、カラーフ
ィルタ製造装置において、インクジェットヘッドへイン
クを供給する供給経路の途中に脱気装置を組み込み、脱
気されたインクをインクジェットヘッドへ供給すること
により、インクジェットヘッドの吐出量の変動により生
じるすじムラ等の不良を防止して、カラーフィルタを安
定して製造できるように試みた。そのカラーフィルタ製
造装置では、インク供給経路に気体透過性のないステン
レスチューブを用いことが理想的であるが、インクジェ
ットヘッドの位置合わせや交換作業を行うためにはイン
ク供給経路に柔軟性を持たせておく必要があるため、イ
ンク供給用のチューブとしては、柔軟性のある樹脂のチ
ューブ、中でも気体透過性が低く、またインクに対する
耐性を有するポリフッ化ビニリデン(PVDF)チュー
ブを用いた。このPVDFチューブはPTFEチューブ
などと比較して、気体の透過性ははるかに少ないが、時
間とともにわずかずつ気体がチューブを透過し、チュー
ブ内の脱気されたインクの溶存酸素量もわずかずつ上昇
していく。
ィルタ製造装置において、インクジェットヘッドへイン
クを供給する供給経路の途中に脱気装置を組み込み、脱
気されたインクをインクジェットヘッドへ供給すること
により、インクジェットヘッドの吐出量の変動により生
じるすじムラ等の不良を防止して、カラーフィルタを安
定して製造できるように試みた。そのカラーフィルタ製
造装置では、インク供給経路に気体透過性のないステン
レスチューブを用いことが理想的であるが、インクジェ
ットヘッドの位置合わせや交換作業を行うためにはイン
ク供給経路に柔軟性を持たせておく必要があるため、イ
ンク供給用のチューブとしては、柔軟性のある樹脂のチ
ューブ、中でも気体透過性が低く、またインクに対する
耐性を有するポリフッ化ビニリデン(PVDF)チュー
ブを用いた。このPVDFチューブはPTFEチューブ
などと比較して、気体の透過性ははるかに少ないが、時
間とともにわずかずつ気体がチューブを透過し、チュー
ブ内の脱気されたインクの溶存酸素量もわずかずつ上昇
していく。
【0029】従って、溶存酸素量が常に一定値以下のイ
ンクをインクジェットヘッドに供給するために、溶存酸
素計によりインク中の溶存酸素量をモニタしながら、溶
存酸素量が一定値を超えた場合にインクジェットヘッド
からインクを押し出す加圧回復動作を実施することによ
って、脱気装置から供給された、より高レベルに脱気さ
れたインクをインクジェットヘッドに供給するようにし
た。ここで、透明基板への着色中にインクジェットヘッ
ドからインクを押し出すことはできないため、インク着
色動作以外の時にインクジェットヘッドからインクを押
し出すようにした。実際には、基板一枚を着色するごと
に約10ccのインクをインクジェットヘッドから押し
出した。インクを押し出した後には、インクジェットヘ
ッドの吐出口面にインク滴が残ってしまい、そのままの
状態ではインクの吐出ができないだけでなく、吐出口面
に残ったインク滴がオリフィスにかかってしまった場合
には、インクの吐出方向がオリフィスの中心軸方向から
ずれてしまう、よれと呼ばれる現象を引き起こしてしま
う。その結果、所望の位置にインク滴を着弾させること
ができなくなり、隣の画素の異なる色のインクと混ざり
合ってしまう混色と呼ばれる現象を引き起こすことで不
良品が発生してしまう。
ンクをインクジェットヘッドに供給するために、溶存酸
素計によりインク中の溶存酸素量をモニタしながら、溶
存酸素量が一定値を超えた場合にインクジェットヘッド
からインクを押し出す加圧回復動作を実施することによ
って、脱気装置から供給された、より高レベルに脱気さ
れたインクをインクジェットヘッドに供給するようにし
た。ここで、透明基板への着色中にインクジェットヘッ
ドからインクを押し出すことはできないため、インク着
色動作以外の時にインクジェットヘッドからインクを押
し出すようにした。実際には、基板一枚を着色するごと
に約10ccのインクをインクジェットヘッドから押し
出した。インクを押し出した後には、インクジェットヘ
ッドの吐出口面にインク滴が残ってしまい、そのままの
状態ではインクの吐出ができないだけでなく、吐出口面
に残ったインク滴がオリフィスにかかってしまった場合
には、インクの吐出方向がオリフィスの中心軸方向から
ずれてしまう、よれと呼ばれる現象を引き起こしてしま
う。その結果、所望の位置にインク滴を着弾させること
ができなくなり、隣の画素の異なる色のインクと混ざり
合ってしまう混色と呼ばれる現象を引き起こすことで不
良品が発生してしまう。
【0030】さらに、インクジェットヘッドにより透明
基板の着色を行う際にはインクジェットヘッドの吐出口
面と透明基板との間の距離は、前述したように300μ
m以下と非常に接近しているため、吐出口面に残ったイ
ンクが透明基板に付着してしまい、不良となってしま
う。これらのことを防止するために、インクをインクジ
ェットヘッドから押し出した後には、インクジェットヘ
ッドの吐出口面に残ったインク滴を完全に払拭する必要
がある。
基板の着色を行う際にはインクジェットヘッドの吐出口
面と透明基板との間の距離は、前述したように300μ
m以下と非常に接近しているため、吐出口面に残ったイ
ンクが透明基板に付着してしまい、不良となってしま
う。これらのことを防止するために、インクをインクジ
ェットヘッドから押し出した後には、インクジェットヘ
ッドの吐出口面に残ったインク滴を完全に払拭する必要
がある。
【0031】従って、このようなカラーフィルタ製造装
置では、インクをインクジェットヘッドから押し出して
しまう分だけ余計にインクが必要となり、基板上の必要
な部分のみを着色して着色材料の消費量を減らすことが
可能なインクジェット記録方式によるカラーフィルタ製
造装置の利点を生かすことができない。また、インク押
し出しと、その後に吐出口面に残ったインク滴の払拭の
ために余計な時間が必要となるため、基板1枚当たりに
かかる生産時間が長くなってしまい、生産タクトがより
長くなってしまうという問題点があった。
置では、インクをインクジェットヘッドから押し出して
しまう分だけ余計にインクが必要となり、基板上の必要
な部分のみを着色して着色材料の消費量を減らすことが
可能なインクジェット記録方式によるカラーフィルタ製
造装置の利点を生かすことができない。また、インク押
し出しと、その後に吐出口面に残ったインク滴の払拭の
ために余計な時間が必要となるため、基板1枚当たりに
かかる生産時間が長くなってしまい、生産タクトがより
長くなってしまうという問題点があった。
【0032】上記の問題点を解消するために、従来のイ
ンクジェット記録装置で実施されていたようにインクを
吐出している動作中にインクジェットヘッド内でインク
を循環させ、その時に、脱気装置を通過して脱気された
インクをインクジェットヘッド内で循環させることで、
常時、高レベルに脱気されたインクをインクジェットヘ
ッドに供給することにより、インクジェットヘッドの吐
出の安定性の確保と、無駄なインク消費量の削滅、さら
に、生産タクトの短縮を実現しようと試みた。
ンクジェット記録装置で実施されていたようにインクを
吐出している動作中にインクジェットヘッド内でインク
を循環させ、その時に、脱気装置を通過して脱気された
インクをインクジェットヘッド内で循環させることで、
常時、高レベルに脱気されたインクをインクジェットヘ
ッドに供給することにより、インクジェットヘッドの吐
出の安定性の確保と、無駄なインク消費量の削滅、さら
に、生産タクトの短縮を実現しようと試みた。
【0033】しかしながら、そのようなカラーフィルタ
製造装置においては、インクジェットヘッドあるいはイ
ンクジェットヘッドユニット全体の高精度の位置決めが
必要であり、それらの位置決めを行う際には、インクジ
ェットヘッド、またはインクジェットヘッドユニット全
体を移動させる必要がある。その際、インクジェットヘ
ッドへインクを供給する、柔軟性を有するチューブもイ
ンクジェットヘッドと共に移動し、そのチューブが変形
する。このとき、上述したようにインクジェットヘッド
内でインクを常に循環させるために、変形したチューブ
内でもインクが常時流れており、チューブの変形の仕方
によっては、インクジェットヘッド内の圧力が高まり、
オリフィスからインクが押し出されてしまう可能性があ
る。前述したように、インクジェットヘッドのインク吐
出口面にわずかでもインク滴があると、インクの吐出方
向が曲がってしまうという、よれが生じたり、基板上に
インク滴が付着して不良品が発生したりする可能性があ
る。
製造装置においては、インクジェットヘッドあるいはイ
ンクジェットヘッドユニット全体の高精度の位置決めが
必要であり、それらの位置決めを行う際には、インクジ
ェットヘッド、またはインクジェットヘッドユニット全
体を移動させる必要がある。その際、インクジェットヘ
ッドへインクを供給する、柔軟性を有するチューブもイ
ンクジェットヘッドと共に移動し、そのチューブが変形
する。このとき、上述したようにインクジェットヘッド
内でインクを常に循環させるために、変形したチューブ
内でもインクが常時流れており、チューブの変形の仕方
によっては、インクジェットヘッド内の圧力が高まり、
オリフィスからインクが押し出されてしまう可能性があ
る。前述したように、インクジェットヘッドのインク吐
出口面にわずかでもインク滴があると、インクの吐出方
向が曲がってしまうという、よれが生じたり、基板上に
インク滴が付着して不良品が発生したりする可能性があ
る。
【0034】また、インクジェットヘッドが、ある一定
の回数以上だけインクの吐出を行うと、インクジェット
ヘッド内の変化により、インクジェットヘッドからイン
クを吐出できなくなってしまうという場合があり、その
場合には、インクジェットヘッドを交換する必要があ
る。インクジェットヘッドを交換する場合には、インク
供給経路の途中でインク供給系とインクジェットヘッド
とを切り離す必要があり、従来のカラーフィルタ製造装
置では、インク供給系とインクジェットヘッドとの間の
カプラ部によってインク供給系からインクジェットヘッ
ドを切り離していた。このようにカプラ部でインクジェ
ットヘッドを切り離すとき、インクジェットヘッド内で
インクが循環するようにインク供給系路内でインクが流
れたままであると、切り離した部分、すなわちカプラ部
からインクが流出し、装置内がインクで汚れてしまうだ
けでなく、装置の電気回路にインクがかかってしまった
場合など、装置を破壊してしまう可能性がある。
の回数以上だけインクの吐出を行うと、インクジェット
ヘッド内の変化により、インクジェットヘッドからイン
クを吐出できなくなってしまうという場合があり、その
場合には、インクジェットヘッドを交換する必要があ
る。インクジェットヘッドを交換する場合には、インク
供給経路の途中でインク供給系とインクジェットヘッド
とを切り離す必要があり、従来のカラーフィルタ製造装
置では、インク供給系とインクジェットヘッドとの間の
カプラ部によってインク供給系からインクジェットヘッ
ドを切り離していた。このようにカプラ部でインクジェ
ットヘッドを切り離すとき、インクジェットヘッド内で
インクが循環するようにインク供給系路内でインクが流
れたままであると、切り離した部分、すなわちカプラ部
からインクが流出し、装置内がインクで汚れてしまうだ
けでなく、装置の電気回路にインクがかかってしまった
場合など、装置を破壊してしまう可能性がある。
【0035】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、本発明の目的は、吐出量の安定化のために、
一定レベルに脱気されたインクが循環によりインクジェ
ットヘッドに確実に供給されるように構成されたインク
ジェット記録装置で、インクジェットヘッドの取付け位
置の調整やインクジェットヘッドの交換を行うためにイ
ンクジェットヘッドを移動させる際や、インクジェット
ヘッドを交換する際に、インクジェットヘッドの吐出口
からインクがたれたり、インクジェットヘッドやインク
経路からインクが流れっ放しになったりすることが防止
され、装置内がインクで汚れたり、装置が損傷したりす
ることのないインクジェット記録装置および、そのイン
クジェット記録装置を有するカラーフィルタ製造装置を
提供することにある。
のであり、本発明の目的は、吐出量の安定化のために、
一定レベルに脱気されたインクが循環によりインクジェ
ットヘッドに確実に供給されるように構成されたインク
ジェット記録装置で、インクジェットヘッドの取付け位
置の調整やインクジェットヘッドの交換を行うためにイ
ンクジェットヘッドを移動させる際や、インクジェット
ヘッドを交換する際に、インクジェットヘッドの吐出口
からインクがたれたり、インクジェットヘッドやインク
経路からインクが流れっ放しになったりすることが防止
され、装置内がインクで汚れたり、装置が損傷したりす
ることのないインクジェット記録装置および、そのイン
クジェット記録装置を有するカラーフィルタ製造装置を
提供することにある。
【0036】また、本発明の目的は、インクジェットヘ
ッドを移動させる際やインクジェットヘッドを交換する
際などに、インクジェットヘッドの吐出口からインクが
たれたり、インクジェットヘッドやインク経路からイン
クが流れっ放しになったりすることが防止されたインク
ジェット記録装置をカラーフィルタ製造装置で用いるこ
とで、カラーフィルタ用の基板に液体がかかることによ
り不良品が発生することがなく、また、装置内を汚した
り、装置が損傷したりすることのない、高歩留りで、か
つ低価格のカラーフィルタを製造することが可能なカラ
ーフィルタ製造装置を提供することにある。
ッドを移動させる際やインクジェットヘッドを交換する
際などに、インクジェットヘッドの吐出口からインクが
たれたり、インクジェットヘッドやインク経路からイン
クが流れっ放しになったりすることが防止されたインク
ジェット記録装置をカラーフィルタ製造装置で用いるこ
とで、カラーフィルタ用の基板に液体がかかることによ
り不良品が発生することがなく、また、装置内を汚した
り、装置が損傷したりすることのない、高歩留りで、か
つ低価格のカラーフィルタを製造することが可能なカラ
ーフィルタ製造装置を提供することにある。
【0037】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、液体が通る液体通過経路および、該液体
通過経路内の液体の一部を吐出する吐出口を有するイン
クジェットヘッドに供給するための液体を貯留するタン
クと、前記タンクに貯留された液体を前記インクジェッ
トヘッドに供給するための第1の液体経路と、前記イン
クジェットヘッドの前記液体通過経路を通過した液体が
流れ込む第2の液体経路とを有し、前記タンクから前記
第1の液体経路、前記インクジェットヘッドの前記液体
通過経路、前記第2の液体経路の順で液体が連続的に流
れるように構成されたインクジェット記録装置におい
て、少なくとも前記液体通過経路内の液体の連続的な流
れを停止させる停止手段をさらに有する。
に、本発明は、液体が通る液体通過経路および、該液体
通過経路内の液体の一部を吐出する吐出口を有するイン
クジェットヘッドに供給するための液体を貯留するタン
クと、前記タンクに貯留された液体を前記インクジェッ
トヘッドに供給するための第1の液体経路と、前記イン
クジェットヘッドの前記液体通過経路を通過した液体が
流れ込む第2の液体経路とを有し、前記タンクから前記
第1の液体経路、前記インクジェットヘッドの前記液体
通過経路、前記第2の液体経路の順で液体が連続的に流
れるように構成されたインクジェット記録装置におい
て、少なくとも前記液体通過経路内の液体の連続的な流
れを停止させる停止手段をさらに有する。
【0038】具体的には、前記第2の液体経路の、前記
インクジェットヘッド側と反対側の先端から流れ出た液
体を前記タンクに戻すための液体戻し経路をさらに有す
る。
インクジェットヘッド側と反対側の先端から流れ出た液
体を前記タンクに戻すための液体戻し経路をさらに有す
る。
【0039】また、前記第2の液体経路の、前記インク
ジェットヘッド側と反対側の先端と、前記タンクに貯留
された液体の上面との水頭差によって前記タンクから前
記第1の液体経路、前記インクジェットヘッドの前記液
体通過経路、前記第2の液体経路の順で液体が連続的に
流れるように構成されていることが好ましい。
ジェットヘッド側と反対側の先端と、前記タンクに貯留
された液体の上面との水頭差によって前記タンクから前
記第1の液体経路、前記インクジェットヘッドの前記液
体通過経路、前記第2の液体経路の順で液体が連続的に
流れるように構成されていることが好ましい。
【0040】また、本発明は、液体が通る液体通過経路
および、該液体通過経路内の液体の一部を吐出する吐出
口を有するインクジェットヘッドに供給するための液体
を貯留する第1のタンクと、前記第1のタンクに貯留さ
れた液体を前記インクジェットヘッドに供給するための
第1の液体経路と、前記インクジェットヘッドの前記液
体通過経路を通過した液体が流れ込む第2の液体経路
と、前記第2の液体経路の、前記インクジェットヘッド
側と反対側の先端から流れ出た液体を貯留する第2のタ
ンクとを有し、前記第1のタンクから前記第1の液体経
路、前記インクジェットヘッドの前記液体通過経路、前
記第2の液体経路、前記第2のタンクの順で液体が連続
的に流れるように構成されたインクジェット記録装置に
おいて、少なくとも前記液体通過経路内の液体の連続的
な流れを停止させる停止手段をさらに有する。
および、該液体通過経路内の液体の一部を吐出する吐出
口を有するインクジェットヘッドに供給するための液体
を貯留する第1のタンクと、前記第1のタンクに貯留さ
れた液体を前記インクジェットヘッドに供給するための
第1の液体経路と、前記インクジェットヘッドの前記液
体通過経路を通過した液体が流れ込む第2の液体経路
と、前記第2の液体経路の、前記インクジェットヘッド
側と反対側の先端から流れ出た液体を貯留する第2のタ
ンクとを有し、前記第1のタンクから前記第1の液体経
路、前記インクジェットヘッドの前記液体通過経路、前
記第2の液体経路、前記第2のタンクの順で液体が連続
的に流れるように構成されたインクジェット記録装置に
おいて、少なくとも前記液体通過経路内の液体の連続的
な流れを停止させる停止手段をさらに有する。
【0041】さらに、前記第2のタンクに貯留された液
体を前記第1のタンクに供給するタンク間液体供給手段
を有することが好ましい。さらに、前記第2の液体経路
の、前記インクジェットヘッド側と反対側の先端と、前
記第1のタンクに貯留された液体の上面との水頭差によ
って前記第1のタンクから前記第1の液体経路、前記イ
ンクジェットヘッドの前記液体通過経路、前記第2の液
体経路、前記第2のタンクの順で液体が連続的に流れる
ように構成されていることが好ましい。
体を前記第1のタンクに供給するタンク間液体供給手段
を有することが好ましい。さらに、前記第2の液体経路
の、前記インクジェットヘッド側と反対側の先端と、前
記第1のタンクに貯留された液体の上面との水頭差によ
って前記第1のタンクから前記第1の液体経路、前記イ
ンクジェットヘッドの前記液体通過経路、前記第2の液
体経路、前記第2のタンクの順で液体が連続的に流れる
ように構成されていることが好ましい。
【0042】さらに、前記第1の液体経路の途中に備え
られ、前記第1の液体経路を通る液体に溶存する気体を
該液体から除去する脱気装置を有することが好ましい。
さらに、前記インクジェットヘッドの前記液体通過経路
の少なくとも一部が、前記インクジェットヘッドの前記
吐出口の近傍に配置されていることが好ましい。
られ、前記第1の液体経路を通る液体に溶存する気体を
該液体から除去する脱気装置を有することが好ましい。
さらに、前記インクジェットヘッドの前記液体通過経路
の少なくとも一部が、前記インクジェットヘッドの前記
吐出口の近傍に配置されていることが好ましい。
【0043】さらに、前記第1のインク経路、前記イン
クジェットヘッドの前記液体通過経路、および前記第2
の液体経路でインクを流動させつつ前記インクジェット
ヘッドから被記録媒体に向けてインクを吐出させる際に
前記インクジェットヘッドが固定される支持部材と、前
記インクジェットヘッドの前記吐出口近傍の一平面上で
前記被記録媒体を移動させる移動手段とをさらに有する
ことが好ましい。
クジェットヘッドの前記液体通過経路、および前記第2
の液体経路でインクを流動させつつ前記インクジェット
ヘッドから被記録媒体に向けてインクを吐出させる際に
前記インクジェットヘッドが固定される支持部材と、前
記インクジェットヘッドの前記吐出口近傍の一平面上で
前記被記録媒体を移動させる移動手段とをさらに有する
ことが好ましい。
【0044】さらに、前記第1のタンクから前記第1の
液体経路、前記インクジェットヘッドの前記液体通過経
路、前記第2の液体経路の順で液体が連続的に流れる状
態で前記インクジェットヘッドの前記吐出口から液体を
強制的に排出させるために、前記第1のインク経路内の
液体を前記インクジェットヘッドに向けて強制的に送る
ための加圧手段を有し、前記停止手段は、前記加圧手段
により前記吐出口から液体を強制的に排出させた直後に
前記液体通過経路内の液体の連続的な流れを停止させる
ものである。
液体経路、前記インクジェットヘッドの前記液体通過経
路、前記第2の液体経路の順で液体が連続的に流れる状
態で前記インクジェットヘッドの前記吐出口から液体を
強制的に排出させるために、前記第1のインク経路内の
液体を前記インクジェットヘッドに向けて強制的に送る
ための加圧手段を有し、前記停止手段は、前記加圧手段
により前記吐出口から液体を強制的に排出させた直後に
前記液体通過経路内の液体の連続的な流れを停止させる
ものである。
【0045】さらに、前記インクジェットヘッドの吐出
口面を払拭する払拭手段を有し、前記停止手段が、前記
払拭手段によりインクジェットヘッドの吐出口面を払拭
する動作中に前記液体通過経路内の液体の連続的な流れ
を停止させるものである。この場合、前記払拭手段によ
りインクジェットヘッドの吐出口面を払拭する動作の終
了後、前記液体通過経路内で液体が連続的に流れるよう
に前記停止手段を制御する制御手段をさらに有すること
が好ましい。
口面を払拭する払拭手段を有し、前記停止手段が、前記
払拭手段によりインクジェットヘッドの吐出口面を払拭
する動作中に前記液体通過経路内の液体の連続的な流れ
を停止させるものである。この場合、前記払拭手段によ
りインクジェットヘッドの吐出口面を払拭する動作の終
了後、前記液体通過経路内で液体が連続的に流れるよう
に前記停止手段を制御する制御手段をさらに有すること
が好ましい。
【0046】さらに、前記インクジェットヘッドの取付
け位置を調整する際に前記停止手段により前記液体通過
経路内の液体の連続的な流れを停止させることが好まし
く、前記インクジェットヘッドを別のインクジェットヘ
ッドに交換する際には、前記停止手段により前記液体通
過経路内、前記第1および第2の液体経路内の液体の連
続的な流れを停止させることが好ましい。
け位置を調整する際に前記停止手段により前記液体通過
経路内の液体の連続的な流れを停止させることが好まし
く、前記インクジェットヘッドを別のインクジェットヘ
ッドに交換する際には、前記停止手段により前記液体通
過経路内、前記第1および第2の液体経路内の液体の連
続的な流れを停止させることが好ましい。
【0047】さらに、前記インクジェットヘッドが、被
記録媒体を移動させつつ前記インクジェットヘッドから
前記被記録媒体に向けて液体を吐出する際に前記被記録
媒体の移動範囲の中央部の上方に配置され、前記インク
ジェットヘッドを別のインクジェットヘッドに交換する
際、または前記インクジェットヘッドの取付け位置を調
整する際に前記移動範囲の端部の上方、または前記移動
範囲の外側上方に配置されるものであることが好まし
い。この場合、前記被記録媒体の前記移動範囲の中央部
の上方から前記移動範囲の端部の上方、または前記移動
範囲の外側上方に前記インクジェットヘッドを移動させ
る際に、前記停止手段が、前記液体通過経路内の液体の
連続的な流れを停止させるものであることが好ましい。
記録媒体を移動させつつ前記インクジェットヘッドから
前記被記録媒体に向けて液体を吐出する際に前記被記録
媒体の移動範囲の中央部の上方に配置され、前記インク
ジェットヘッドを別のインクジェットヘッドに交換する
際、または前記インクジェットヘッドの取付け位置を調
整する際に前記移動範囲の端部の上方、または前記移動
範囲の外側上方に配置されるものであることが好まし
い。この場合、前記被記録媒体の前記移動範囲の中央部
の上方から前記移動範囲の端部の上方、または前記移動
範囲の外側上方に前記インクジェットヘッドを移動させ
る際に、前記停止手段が、前記液体通過経路内の液体の
連続的な流れを停止させるものであることが好ましい。
【0048】上記のとおりの発明では、液体を貯留する
タンクまたは第1のタンクから第1の液体経路、インク
ジェットヘッドの液体通過経路、第2の液体経路の順で
液体が連続的に流れるように構成されたインクジェット
記録装置に、前記液体通過経路内の液体の連続的な流れ
を停止させる停止手段が備えられたことにより、例えば
インクジェットヘッドの状態を回復させるために加圧手
段により吐出口から液体を強制的に排出させた直後に停
止手段によって前記液体通過経路内の液体の連続的な流
れを停止させることで、インクジェットヘッドの吐出口
から液体が流れっ放しになることが防止される。また、
インクジェットヘッドの吐出口面を払拭手段により払拭
する動作中において、停止手段によって前記液体通過経
路内の液体の連続的な流れを停止させることにより、イ
ンクジェットヘッドのノズル先端に形成されたメニスカ
スが破壊されてもインクジェットヘッドの吐出口から液
体が流れっ放しになることが防止される。さらに、イン
クジェット記録装置に取り付けられたインクジェットヘ
ッドの取付け位置を調整する際にも、停止手段によって
前記液体通過経路内の液体の連続的な流れを停止させる
ことにより、インクジェットヘッドに接続されたチュー
ブなどに圧力が加わってチューブが変形しても、インク
ジェットヘッドの吐出口から液体がたれることや、吐出
口から液体が流れっ放しになることが防止される。さら
に、インクジェットヘッドを交換する際には、停止手段
によって前記液体通過経路内や、第1および第2の液体
経路内の液体の連続的な流れを停止させることにより、
例えば第1および第2の液体経路の途中で液体供給経路
からインクジェットヘッドを切り離しても、第1の液体
経路や第2の液体経路から液体が流れっ放しになること
が防止される。さらに、インクジェットヘッドを交換可
能、または前記インクジェットヘッドの取付け位置を調
整可能な位置にインクジェットヘッドを移動させる際
に、停止手段によって前記液体通過経路内の液体の連続
的な流れを停止させることにより、インクジェットヘッ
ドに接続されたチューブなどがインクジェットヘッドと
共に移動してそのチューブが変形しても、インクジェッ
トヘッドの吐出口から液体がたれることや、吐出口から
液体が流れっ放しになることが防止される。従って、イ
ンクジェットヘッドの吐出口から流れ出た液体により装
置が汚れたり、装置が損傷したりすることが防止され、
また、インクジェット記録装置における液体の消費量を
最小限にとどめることができる。
タンクまたは第1のタンクから第1の液体経路、インク
ジェットヘッドの液体通過経路、第2の液体経路の順で
液体が連続的に流れるように構成されたインクジェット
記録装置に、前記液体通過経路内の液体の連続的な流れ
を停止させる停止手段が備えられたことにより、例えば
インクジェットヘッドの状態を回復させるために加圧手
段により吐出口から液体を強制的に排出させた直後に停
止手段によって前記液体通過経路内の液体の連続的な流
れを停止させることで、インクジェットヘッドの吐出口
から液体が流れっ放しになることが防止される。また、
インクジェットヘッドの吐出口面を払拭手段により払拭
する動作中において、停止手段によって前記液体通過経
路内の液体の連続的な流れを停止させることにより、イ
ンクジェットヘッドのノズル先端に形成されたメニスカ
スが破壊されてもインクジェットヘッドの吐出口から液
体が流れっ放しになることが防止される。さらに、イン
クジェット記録装置に取り付けられたインクジェットヘ
ッドの取付け位置を調整する際にも、停止手段によって
前記液体通過経路内の液体の連続的な流れを停止させる
ことにより、インクジェットヘッドに接続されたチュー
ブなどに圧力が加わってチューブが変形しても、インク
ジェットヘッドの吐出口から液体がたれることや、吐出
口から液体が流れっ放しになることが防止される。さら
に、インクジェットヘッドを交換する際には、停止手段
によって前記液体通過経路内や、第1および第2の液体
経路内の液体の連続的な流れを停止させることにより、
例えば第1および第2の液体経路の途中で液体供給経路
からインクジェットヘッドを切り離しても、第1の液体
経路や第2の液体経路から液体が流れっ放しになること
が防止される。さらに、インクジェットヘッドを交換可
能、または前記インクジェットヘッドの取付け位置を調
整可能な位置にインクジェットヘッドを移動させる際
に、停止手段によって前記液体通過経路内の液体の連続
的な流れを停止させることにより、インクジェットヘッ
ドに接続されたチューブなどがインクジェットヘッドと
共に移動してそのチューブが変形しても、インクジェッ
トヘッドの吐出口から液体がたれることや、吐出口から
液体が流れっ放しになることが防止される。従って、イ
ンクジェットヘッドの吐出口から流れ出た液体により装
置が汚れたり、装置が損傷したりすることが防止され、
また、インクジェット記録装置における液体の消費量を
最小限にとどめることができる。
【0049】また、本発明のカラーフィルタ製造装置
は、上述したインクジェット記録装置を有し、前記イン
クジェット記録装置の前記インクジェットヘッドからイ
ンクを吐出させてカラーフィルタを製造する。
は、上述したインクジェット記録装置を有し、前記イン
クジェット記録装置の前記インクジェットヘッドからイ
ンクを吐出させてカラーフィルタを製造する。
【0050】上記の発明のカラーフィルタ製造装置で
は、上述したようなインクジェット記録装置を用いるこ
とにより、上記のようにインクジェットヘッドの吐出口
面の払拭、インクジェットヘッドの取付け位置の調整、
およびインクジェットヘッドの交換などを行う際にイン
クジェットヘッドや供給経路からインクなどの液体が流
れ出たり、インクが流れっ放しになったりすることが停
止手段によって防止されるので、カラーフィルタ用の基
板にインクがかかることによる不良品の発生がなくな
り、カラーフィルタの歩留まりが高くなる。また、イン
クジェットヘッドから流れ出たインクによってカラーフ
ィルタ製造装置の内部が汚れたり、装置が損傷したりす
ることが防止されるので、カラーフィルタのコストが抑
えられ、低価格のカラーフィルタをより確実に製造する
ことができる。
は、上述したようなインクジェット記録装置を用いるこ
とにより、上記のようにインクジェットヘッドの吐出口
面の払拭、インクジェットヘッドの取付け位置の調整、
およびインクジェットヘッドの交換などを行う際にイン
クジェットヘッドや供給経路からインクなどの液体が流
れ出たり、インクが流れっ放しになったりすることが停
止手段によって防止されるので、カラーフィルタ用の基
板にインクがかかることによる不良品の発生がなくな
り、カラーフィルタの歩留まりが高くなる。また、イン
クジェットヘッドから流れ出たインクによってカラーフ
ィルタ製造装置の内部が汚れたり、装置が損傷したりす
ることが防止されるので、カラーフィルタのコストが抑
えられ、低価格のカラーフィルタをより確実に製造する
ことができる。
【0051】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0052】〈カラーフィルタ製造装置の全体の構成〉
図1は、本発明の一実施形態のカラーフィルタ製造装置
を示す斜視図である。図2は、図1に示されるXYステ
ージ周辺の斜視図であり、図3は、図1に示されるヘッ
ドユニットを構成するインクジェットヘッドおよび、検
出光学系の配置図である。本実施形態のカラーフィルタ
製造装置は、インクジェット方式を用いたものであり、
インクジェットヘッドからインクなどの液体を吐出させ
て透明基板を着色するインクジェット記録装置を有して
いる。
図1は、本発明の一実施形態のカラーフィルタ製造装置
を示す斜視図である。図2は、図1に示されるXYステ
ージ周辺の斜視図であり、図3は、図1に示されるヘッ
ドユニットを構成するインクジェットヘッドおよび、検
出光学系の配置図である。本実施形態のカラーフィルタ
製造装置は、インクジェット方式を用いたものであり、
インクジェットヘッドからインクなどの液体を吐出させ
て透明基板を着色するインクジェット記録装置を有して
いる。
【0053】本実施形態のカラーフィルタ製造装置で
は、図1に示すように、装置搭載用の定盤601およ
び、搬入搬出装置618がサーマルチャンバ617の内
部に配置されている。定盤601の上面には、後述する
ように位置決め装置631などの装置が搭載されてい
る。これらの定盤601、定盤601上の装置および、
搬入搬出装置618がサーマルチャンバ617によって
覆われている。サーマルチャンバ617内の温度は厳密
に管理されており、サーマルチャンバ617の内部でカ
ラーフィルタが製造される。搬入搬出装置618は、サ
ーマルチャンバ617の外部からサーマルチャンバ61
7の内部へのガラス基板の搬入および、サーマルチャン
バ617の内部からサーマルチャンバ617の外部への
ガラス基板の搬出を行うものである。
は、図1に示すように、装置搭載用の定盤601およ
び、搬入搬出装置618がサーマルチャンバ617の内
部に配置されている。定盤601の上面には、後述する
ように位置決め装置631などの装置が搭載されてい
る。これらの定盤601、定盤601上の装置および、
搬入搬出装置618がサーマルチャンバ617によって
覆われている。サーマルチャンバ617内の温度は厳密
に管理されており、サーマルチャンバ617の内部でカ
ラーフィルタが製造される。搬入搬出装置618は、サ
ーマルチャンバ617の外部からサーマルチャンバ61
7の内部へのガラス基板の搬入および、サーマルチャン
バ617の内部からサーマルチャンバ617の外部への
ガラス基板の搬出を行うものである。
【0054】図1および図2に示すように、定盤601
は、定盤601の外部から定盤601への振動を遮断す
る除振台602により支持されている。定盤601で
は、図1に示すように、定盤601の上面と平行な一方
向をX方向とし、定盤601の上面と平行、かつ、X方
向と直行する方向をY方向とする。Y方向に搬入搬出装
置618および定盤601が並んでいる。また、定盤6
01の上面に対して垂直な方向をZ方向とする。
は、定盤601の外部から定盤601への振動を遮断す
る除振台602により支持されている。定盤601で
は、図1に示すように、定盤601の上面と平行な一方
向をX方向とし、定盤601の上面と平行、かつ、X方
向と直行する方向をY方向とする。Y方向に搬入搬出装
置618および定盤601が並んでいる。また、定盤6
01の上面に対して垂直な方向をZ方向とする。
【0055】定盤601上の位置決め装置631は、定
盤601の上面に配置されたXYステージ603、XY
ステージ603上に搭載されたチルトステージ604
や、Z方向検出用光学系608などから構成されてい
る。チルトステージ604の上面には、図13に基づい
て後述するようにブラックマトリクスおよび樹脂組成物
層が形成された、被記録媒体であるガラス基板1が搭載
されている。
盤601の上面に配置されたXYステージ603、XY
ステージ603上に搭載されたチルトステージ604
や、Z方向検出用光学系608などから構成されてい
る。チルトステージ604の上面には、図13に基づい
て後述するようにブラックマトリクスおよび樹脂組成物
層が形成された、被記録媒体であるガラス基板1が搭載
されている。
【0056】XYステージ603は、大きなストローク
でガラス基板1をX方向およびY方向に移動させる移動
手段である。このXYステージ603によって、ヘッド
ユニット606に搭載されたインクジェットヘッドの吐
出口近傍の一平面上、ここではX方向およびY方向と平
行な一平面上でガラス基板1が移動させられる。チルト
ステージ604は、チルトステージ604上のガラス基
板1のZ方向の位置決めおよび、X,Y方向に平行な面
に対するガラス基板1の傾きθの調整を行うものであ
る。Z方向検出用光学系608は、ガラス基板1のZ方
向の位置を検出するためのものである。
でガラス基板1をX方向およびY方向に移動させる移動
手段である。このXYステージ603によって、ヘッド
ユニット606に搭載されたインクジェットヘッドの吐
出口近傍の一平面上、ここではX方向およびY方向と平
行な一平面上でガラス基板1が移動させられる。チルト
ステージ604は、チルトステージ604上のガラス基
板1のZ方向の位置決めおよび、X,Y方向に平行な面
に対するガラス基板1の傾きθの調整を行うものであ
る。Z方向検出用光学系608は、ガラス基板1のZ方
向の位置を検出するためのものである。
【0057】また、定盤601上には、インクなどの液
体を吐出するヘッドユニット606をX方向に移動させ
るためのヘッドステージ610が搭載されている。ヘッ
ドユニット606には、インクをガラス基板に向けて吐
出してそのガラス基板を着色するインクジェットヘッド
が備えられている。本実施形態のカラーフィルタ製造装
置では、ヘッドユニット606のインクジェットヘッド
の内部でインクを常に流動させ、流動するインクのうち
の一部をインクジェットヘッドの吐出口から吐出させて
ガラス基板を着色させる。ヘッドユニット606のイン
クジェットヘッドには、微小な吐出口の他に、後述する
ようにインクジェットヘッドの内部にインクを供給する
ための供給口および、インクジェットヘッドの内部から
インクジェットヘッドの外部へとインクを排出させるた
めの排出口や、それらの供給口および排出口と連通する
インク循環経路が形成されている。
体を吐出するヘッドユニット606をX方向に移動させ
るためのヘッドステージ610が搭載されている。ヘッ
ドユニット606には、インクをガラス基板に向けて吐
出してそのガラス基板を着色するインクジェットヘッド
が備えられている。本実施形態のカラーフィルタ製造装
置では、ヘッドユニット606のインクジェットヘッド
の内部でインクを常に流動させ、流動するインクのうち
の一部をインクジェットヘッドの吐出口から吐出させて
ガラス基板を着色させる。ヘッドユニット606のイン
クジェットヘッドには、微小な吐出口の他に、後述する
ようにインクジェットヘッドの内部にインクを供給する
ための供給口および、インクジェットヘッドの内部から
インクジェットヘッドの外部へとインクを排出させるた
めの排出口や、それらの供給口および排出口と連通する
インク循環経路が形成されている。
【0058】ヘッドステージ610は、支柱611によ
って定盤601の上面に支持されている。ヘッドステー
ジ610の上面には、ヘッドユニット606を支持する
支持アーム613が2つ、X方向に移動可能に載置され
ている。本実施形態のカラーフィルタ製造装置では、ヘ
ッドユニット606を2つ搭載するために、このように
支持アーム613が2つ備えられている。それぞれの支
持アーム613は、ヘッドステージ610からY方向と
平行に搬入搬出装置618側に突出しており、それらの
突出部分のそれぞれの下面にヘッドθモータ612が取
り付けられ、ヘッドθモータ612の下面にヘッドユニ
ット606が取り付けられている。ヘッドθモータ61
2は、ヘッドユニット606全体を回転させるためのも
のである。ヘッドユニット606に搭載されたインクジ
ェットヘッドからガラス基板1に向けてインクを吐出さ
せる際にヘッドユニット606が固定される支持部材が
支柱611およびヘッドステージ610などから構成さ
れている。
って定盤601の上面に支持されている。ヘッドステー
ジ610の上面には、ヘッドユニット606を支持する
支持アーム613が2つ、X方向に移動可能に載置され
ている。本実施形態のカラーフィルタ製造装置では、ヘ
ッドユニット606を2つ搭載するために、このように
支持アーム613が2つ備えられている。それぞれの支
持アーム613は、ヘッドステージ610からY方向と
平行に搬入搬出装置618側に突出しており、それらの
突出部分のそれぞれの下面にヘッドθモータ612が取
り付けられ、ヘッドθモータ612の下面にヘッドユニ
ット606が取り付けられている。ヘッドθモータ61
2は、ヘッドユニット606全体を回転させるためのも
のである。ヘッドユニット606に搭載されたインクジ
ェットヘッドからガラス基板1に向けてインクを吐出さ
せる際にヘッドユニット606が固定される支持部材が
支柱611およびヘッドステージ610などから構成さ
れている。
【0059】それぞれの支持アーム613の上面には、
三方弁や溶存酸素計などが組み込まれた弁ボックス61
4が搭載されている。支持アーム613、ヘッドユニッ
ト606および弁ボックス614は一体となって、ヘッ
ドステージ610によりヘッドステージ610の中央部
からX方向に沿ってヘッドステージ610の端部まで移
動可能となっている。従って、支持アーム613、ヘッ
ドユニット606および弁ボックス614をヘッドステ
ージ610の端部に移動させることで、ヘッドユニット
606の取付け作業、交換作業および、ヘッドユニット
606に備えられたインクジェットヘッドの位置を調整
する作業を作業者が行うことが可能となっている。ま
た、このようにヘッドユニット606が2つ搭載された
ヘッドステージ610においては、これら2つのヘッド
ユニット606におけるX方向の相対位置がミクロンオ
ーダで位置決めされるような機構となっている。
三方弁や溶存酸素計などが組み込まれた弁ボックス61
4が搭載されている。支持アーム613、ヘッドユニッ
ト606および弁ボックス614は一体となって、ヘッ
ドステージ610によりヘッドステージ610の中央部
からX方向に沿ってヘッドステージ610の端部まで移
動可能となっている。従って、支持アーム613、ヘッ
ドユニット606および弁ボックス614をヘッドステ
ージ610の端部に移動させることで、ヘッドユニット
606の取付け作業、交換作業および、ヘッドユニット
606に備えられたインクジェットヘッドの位置を調整
する作業を作業者が行うことが可能となっている。ま
た、このようにヘッドユニット606が2つ搭載された
ヘッドステージ610においては、これら2つのヘッド
ユニット606におけるX方向の相対位置がミクロンオ
ーダで位置決めされるような機構となっている。
【0060】さらに、定盤601の上面におけるヘッド
ステージ610の、搬入搬出装置618側と反対側の部
分には、回復系ユニット615および洗浄系ユニット6
16が配置されている。回復系ユニット615には、ヘ
ッドユニット606のインクジェットヘッドのキャッピ
ングを行ったり、そのインクジェットヘッドから吐出さ
れたインクを受けたりするためのキャップや、インクジ
ェットヘッドのノズル面に付着したインク滴を払拭する
払拭手段であるワイピングブレードなどが備えられてい
る。この回復系ユニット615はヘッドユニット606
の真下まで移動可能となっており、回復系ユニット61
5によってヘッドユニット606のインクジェットヘッ
ドを回復させる動作が行われる。洗浄系ユニット616
は、回復系ユニット615に備えられたキャップおよび
クリーニングブレードを洗浄するためのものである。
ステージ610の、搬入搬出装置618側と反対側の部
分には、回復系ユニット615および洗浄系ユニット6
16が配置されている。回復系ユニット615には、ヘ
ッドユニット606のインクジェットヘッドのキャッピ
ングを行ったり、そのインクジェットヘッドから吐出さ
れたインクを受けたりするためのキャップや、インクジ
ェットヘッドのノズル面に付着したインク滴を払拭する
払拭手段であるワイピングブレードなどが備えられてい
る。この回復系ユニット615はヘッドユニット606
の真下まで移動可能となっており、回復系ユニット61
5によってヘッドユニット606のインクジェットヘッ
ドを回復させる動作が行われる。洗浄系ユニット616
は、回復系ユニット615に備えられたキャップおよび
クリーニングブレードを洗浄するためのものである。
【0061】サーマルチャンバ617の外部からサーマ
ルチャンバ617の内部へと搬入されたガラス基板は、
搬入搬出装置618によってチルトステージ604上へ
と搬送される。また、ヘッドユニット606のインクジ
ェットヘッドにより着色されたガラス基板は、搬入搬出
装置618によってサーマルチャンバ617の外部へと
搬出される。
ルチャンバ617の内部へと搬入されたガラス基板は、
搬入搬出装置618によってチルトステージ604上へ
と搬送される。また、ヘッドユニット606のインクジ
ェットヘッドにより着色されたガラス基板は、搬入搬出
装置618によってサーマルチャンバ617の外部へと
搬出される。
【0062】一方、ヘッドユニット606には、図3に
示されるインクジェットヘッド120a,120b,1
20cが備えられている。インクジェットヘッド120
aは赤色のインクを吐出するものであり、インクジェッ
トヘッド120bは、緑色のインクを吐出するものであ
り、インクジェットヘッド120cは、青色のインクを
吐出するものである。インクジェットヘッド120a,
120b,120cのそれぞれからインクを吐出させる
ための位置にヘッドユニット606を配置させた際に、
インクジェットヘッド120a,120b,120cの
近傍に、Z方向検出用光学系608を構成するZ方向検
出光学素子608a,608b,608cや、アライメ
ント検出用光学系607および着弾位置検出用光学系6
09が配置されるようにそれらの光学素子や光学系が設
けられている。
示されるインクジェットヘッド120a,120b,1
20cが備えられている。インクジェットヘッド120
aは赤色のインクを吐出するものであり、インクジェッ
トヘッド120bは、緑色のインクを吐出するものであ
り、インクジェットヘッド120cは、青色のインクを
吐出するものである。インクジェットヘッド120a,
120b,120cのそれぞれからインクを吐出させる
ための位置にヘッドユニット606を配置させた際に、
インクジェットヘッド120a,120b,120cの
近傍に、Z方向検出用光学系608を構成するZ方向検
出光学素子608a,608b,608cや、アライメ
ント検出用光学系607および着弾位置検出用光学系6
09が配置されるようにそれらの光学素子や光学系が設
けられている。
【0063】さらに、図1に示すように、インクジェッ
トヘッド120a,120b,120cのそれぞれにイ
ンクを供給するインク供給ユニット619はサーマルチ
ャンバ617の外部に配置されている。図1では、イン
ク供給ユニット619が1つしか示されていないが、ヘ
ッドユニット606の数に対応してインク供給ユニット
619も2つ備えられており、1つのヘッドユニット6
06に1つのインク供給ユニット619が対応してい
る。
トヘッド120a,120b,120cのそれぞれにイ
ンクを供給するインク供給ユニット619はサーマルチ
ャンバ617の外部に配置されている。図1では、イン
ク供給ユニット619が1つしか示されていないが、ヘ
ッドユニット606の数に対応してインク供給ユニット
619も2つ備えられており、1つのヘッドユニット6
06に1つのインク供給ユニット619が対応してい
る。
【0064】インク供給ユニット619には、第2のタ
ンクとしてのメインタンク301a,301b,301
c、メインポンプ302、第1のタンクとしてのサブタ
ンク401a,402b,401c、およびメイン脱気
装置511a,511b,511cが備えられている。
インクジェットヘッド120aには、メインタンク30
1a、サブタンク401aおよびメイン脱気装置511
aが対応しており、インクジェットヘッド120bに
は、メインタンク301b、サブタンク401bおよび
メイン脱気装置511bが対応している。また、インク
ジェットヘッド120cには、メインタンク301c、
サブタンク401cおよびメイン脱気装置511cが対
応している。サブタンク401a,402b,401c
やメイン脱気装置511a,511b,511cのそれ
ぞれは、サーマルチャンバ617に形成された穴621
を通ったチューブ束620によって弁ボックス614と
連結されている。チューブ束620は、インク供給ユニ
ット619からヘッドユニット606に向けてインクを
供給するチューブと、ヘッドユニット606から排出さ
れたインクをヘッドユニット606に戻すチューブとか
ら構成されている。
ンクとしてのメインタンク301a,301b,301
c、メインポンプ302、第1のタンクとしてのサブタ
ンク401a,402b,401c、およびメイン脱気
装置511a,511b,511cが備えられている。
インクジェットヘッド120aには、メインタンク30
1a、サブタンク401aおよびメイン脱気装置511
aが対応しており、インクジェットヘッド120bに
は、メインタンク301b、サブタンク401bおよび
メイン脱気装置511bが対応している。また、インク
ジェットヘッド120cには、メインタンク301c、
サブタンク401cおよびメイン脱気装置511cが対
応している。サブタンク401a,402b,401c
やメイン脱気装置511a,511b,511cのそれ
ぞれは、サーマルチャンバ617に形成された穴621
を通ったチューブ束620によって弁ボックス614と
連結されている。チューブ束620は、インク供給ユニ
ット619からヘッドユニット606に向けてインクを
供給するチューブと、ヘッドユニット606から排出さ
れたインクをヘッドユニット606に戻すチューブとか
ら構成されている。
【0065】さらに、弁ボックス614の、ヘッドユニ
ット606側の側面からは、ヘッドユニット606にイ
ンクを供給するためのチューブ束が延びており、そのチ
ューブ束の先端にはカプラ部626を介して複数のイン
ク供給チューブ625の一端が接続されている。それぞ
れのインク供給チューブ625の他端には、インクジェ
ットヘッド120a,120b,120cのうち、それ
ぞれのインク供給チューブ625に対応するインクジェ
ットヘッドヘッドが独立して接続されている。インク供
給ユニット619、チューブ束620、弁ボックス61
4、ヘッドユニット606、弁ボックス614とヘッド
ユニット606との間のチューブや、定盤601上のX
Yステージ603、チルトステージ604およびヘッド
ステージ610などからインクジェット記録装置が構成
されている。
ット606側の側面からは、ヘッドユニット606にイ
ンクを供給するためのチューブ束が延びており、そのチ
ューブ束の先端にはカプラ部626を介して複数のイン
ク供給チューブ625の一端が接続されている。それぞ
れのインク供給チューブ625の他端には、インクジェ
ットヘッド120a,120b,120cのうち、それ
ぞれのインク供給チューブ625に対応するインクジェ
ットヘッドヘッドが独立して接続されている。インク供
給ユニット619、チューブ束620、弁ボックス61
4、ヘッドユニット606、弁ボックス614とヘッド
ユニット606との間のチューブや、定盤601上のX
Yステージ603、チルトステージ604およびヘッド
ステージ610などからインクジェット記録装置が構成
されている。
【0066】このようにそれぞれの構成部品が接続され
ていることで、インク供給ユニット619からインクジ
ェットヘッド120a,120b,120cのそれぞれ
に向けてインクが供給される。従って、このカラーフィ
ルタ製造装置では、インク供給ユニット619や弁ボッ
クス614および、インク供給ユニット619からヘッ
ドユニット606までのインク供給経路を構成するチュ
ーブなどによってインク供給系が構成されている。この
インク供給系については、図7に基づいて詳細に説明す
る。
ていることで、インク供給ユニット619からインクジ
ェットヘッド120a,120b,120cのそれぞれ
に向けてインクが供給される。従って、このカラーフィ
ルタ製造装置では、インク供給ユニット619や弁ボッ
クス614および、インク供給ユニット619からヘッ
ドユニット606までのインク供給経路を構成するチュ
ーブなどによってインク供給系が構成されている。この
インク供給系については、図7に基づいて詳細に説明す
る。
【0067】また、インクジェットヘッド120a,1
20b,120cのそれぞれには、電気信号用のケーブ
ル(不図示)の一端が独立して接続されており、電気信
号用のケーブルの他端は、サーマルチャンバ617の外
部に配置された制御手段としての制御ユニット(不図
示)に接続されている。制御ユニットはパソコンなどか
ら構成されており、その制御ユニットによってインクジ
ェットヘッド120a,120b,120cのそれぞれ
から独立にインクを吐出させることができるように構成
されている。さらに、弁ボックス614からは、弁ボッ
クス614内の三方弁を駆動するための、その三方弁に
一端が接続されたケーブル(不図示)と、弁ボックス6
14内の溶存酸素計のセンサに一端が接続されたケーブ
ル(不図示)とが束になったケーブル束が出ている。そ
のケーブル束は、チューブ束620と同様に穴621を
通って、サーマルチャンバ617の外部の前記制御ユニ
ットに接続されている。
20b,120cのそれぞれには、電気信号用のケーブ
ル(不図示)の一端が独立して接続されており、電気信
号用のケーブルの他端は、サーマルチャンバ617の外
部に配置された制御手段としての制御ユニット(不図
示)に接続されている。制御ユニットはパソコンなどか
ら構成されており、その制御ユニットによってインクジ
ェットヘッド120a,120b,120cのそれぞれ
から独立にインクを吐出させることができるように構成
されている。さらに、弁ボックス614からは、弁ボッ
クス614内の三方弁を駆動するための、その三方弁に
一端が接続されたケーブル(不図示)と、弁ボックス6
14内の溶存酸素計のセンサに一端が接続されたケーブ
ル(不図示)とが束になったケーブル束が出ている。そ
のケーブル束は、チューブ束620と同様に穴621を
通って、サーマルチャンバ617の外部の前記制御ユニ
ットに接続されている。
【0068】〈ヘッドユニットの構成〉図4は、図1に
示したヘッドユニット606の上面図であり、図5は、
ヘッドユニット606の正面図であり、図6は、ヘッド
ユニット606の側面図である。インクジェットヘッド
120aはアーム51aに固定され、アーム51aは調
整板52aに固定されている。インクジェットヘッド1
20bはアーム51bに固定され、アーム51bは調整
板52bに固定されている。インクジェットヘッド12
0cはアーム51cに固定され、アーム51cは調整板
52cに固定されている。また、調整板52aは固定ブ
ロック53aを介して調整板52bに固定され、調整板
52cは固定ブロック53cを介して調整板52bに固
定されており、調整板53a,53b,53cが一体と
なっている。
示したヘッドユニット606の上面図であり、図5は、
ヘッドユニット606の正面図であり、図6は、ヘッド
ユニット606の側面図である。インクジェットヘッド
120aはアーム51aに固定され、アーム51aは調
整板52aに固定されている。インクジェットヘッド1
20bはアーム51bに固定され、アーム51bは調整
板52bに固定されている。インクジェットヘッド12
0cはアーム51cに固定され、アーム51cは調整板
52cに固定されている。また、調整板52aは固定ブ
ロック53aを介して調整板52bに固定され、調整板
52cは固定ブロック53cを介して調整板52bに固
定されており、調整板53a,53b,53cが一体と
なっている。
【0069】インクジェットヘッド120aの描画方向
(Y方向)と直行する方向(X方向)の位置合わせは、
インクジェットヘッド120bのX方向の位置を基準と
してマイクロメータ55aによって行われる。インクジ
ェットヘッド120cの描画方向(Y方向)と直行する
方向(X方向)の位置合わせは、インクジェットヘッド
120bのX方向の位置を基準としてマイクロメータ5
5aによって行われる。また、インクジェットヘッド1
20aの、描画面(X−Y面)と平行な平面内での回転
方向の位置合わせは、インクジェットヘッド120b
の、描画面(X−Y面)と平行な平面内での回転角を基
準としてマイクロメータ55aによって行われる。イン
クジェットヘッド120cの、描画面(X−Y面)と平
行な平面内での回転方向の位置合わせは、インクジェッ
トヘッド120bの、描画面(X−Y面)と平行な平面
内での回転角を基準としてマイクロメータ55cによっ
て行われる。
(Y方向)と直行する方向(X方向)の位置合わせは、
インクジェットヘッド120bのX方向の位置を基準と
してマイクロメータ55aによって行われる。インクジ
ェットヘッド120cの描画方向(Y方向)と直行する
方向(X方向)の位置合わせは、インクジェットヘッド
120bのX方向の位置を基準としてマイクロメータ5
5aによって行われる。また、インクジェットヘッド1
20aの、描画面(X−Y面)と平行な平面内での回転
方向の位置合わせは、インクジェットヘッド120b
の、描画面(X−Y面)と平行な平面内での回転角を基
準としてマイクロメータ55aによって行われる。イン
クジェットヘッド120cの、描画面(X−Y面)と平
行な平面内での回転方向の位置合わせは、インクジェッ
トヘッド120bの、描画面(X−Y面)と平行な平面
内での回転角を基準としてマイクロメータ55cによっ
て行われる。
【0070】マイクロメータ54aによりインクジェッ
トヘッド120aのX方向の位置合わせを行った後に、
インクジェットヘッド120bに対するインクジェット
ヘッド120aのX方向の位置がロックねじ56aによ
って固定される。同じように、マイクロメータ54cに
よりインクジェットヘッド120cのX方向の位置合わ
せを行った後に、インクジェットヘッド120bに対す
るインクジェットヘッド120cのX方向の位置がロッ
クねじ56cによって固定される。また、マイクロメー
タ55aによりインクジェットヘッド120aの前記回
転方向の位置合わせを行った後に、インクジェットヘッ
ド120bに対するインクジェットヘッド120aの回
転方向の相対位置がロックねじ57aによって固定され
る。同じように、マイクロメータ55cによりインクジ
ェットヘッド120cの前記回転方向の位置合わせを行
った後に、インクジェットヘッド120bに対するイン
クジェットヘッド120cの回転方向の相対位置がロッ
クねじ57cによって固定される。
トヘッド120aのX方向の位置合わせを行った後に、
インクジェットヘッド120bに対するインクジェット
ヘッド120aのX方向の位置がロックねじ56aによ
って固定される。同じように、マイクロメータ54cに
よりインクジェットヘッド120cのX方向の位置合わ
せを行った後に、インクジェットヘッド120bに対す
るインクジェットヘッド120cのX方向の位置がロッ
クねじ56cによって固定される。また、マイクロメー
タ55aによりインクジェットヘッド120aの前記回
転方向の位置合わせを行った後に、インクジェットヘッ
ド120bに対するインクジェットヘッド120aの回
転方向の相対位置がロックねじ57aによって固定され
る。同じように、マイクロメータ55cによりインクジ
ェットヘッド120cの前記回転方向の位置合わせを行
った後に、インクジェットヘッド120bに対するイン
クジェットヘッド120cの回転方向の相対位置がロッ
クねじ57cによって固定される。
【0071】このようなヘッドユニット606の構成に
関しては、特開平9−49919号公報に詳細に記載さ
れている。上記のように、インクジェットヘッド120
bに対するインクジェットヘッド120a,120cの
相対的な位置合わせでは、マイクロメータ54a,54
c,55a,55cを用いることによってミクロンオー
ダの調整を行うようにしている。
関しては、特開平9−49919号公報に詳細に記載さ
れている。上記のように、インクジェットヘッド120
bに対するインクジェットヘッド120a,120cの
相対的な位置合わせでは、マイクロメータ54a,54
c,55a,55cを用いることによってミクロンオー
ダの調整を行うようにしている。
【0072】ヘッドユニット606にインクジェットヘ
ッド120a,120b,120cを組み込む作業は、
カラーフィルタ製造装置上ではなく、専用のヘッドユニ
ット組立治具によって行われる。そのヘッドユニット組
立治具によりインクジェットヘッド120a,120
b,120cを組み込んだ後に、インクジェットヘッド
間の厳密な相対位置合わせが、ヘッドユニット606を
カラーフィルタ製造装置または位置合わせ専用の装置に
搭載した状態で行われる。
ッド120a,120b,120cを組み込む作業は、
カラーフィルタ製造装置上ではなく、専用のヘッドユニ
ット組立治具によって行われる。そのヘッドユニット組
立治具によりインクジェットヘッド120a,120
b,120cを組み込んだ後に、インクジェットヘッド
間の厳密な相対位置合わせが、ヘッドユニット606を
カラーフィルタ製造装置または位置合わせ専用の装置に
搭載した状態で行われる。
【0073】このヘッドユニット606に対しては、イ
ンクジェットヘッド120a,120cの描画方向と直
行する方向(Y方向)の位置合わせと、描画面(X−Y
面)と平行な平面内の回転方向(Z方向の軸回り)の位
置合わせとだけでなく、インクジェットヘッドの6自由
度の位置合わせを行っている。すなわち、Z方向の位置
合わせおよび、X方向の軸回りの位置合わせは、専用の
ヘッドユニット組立治具でのユニット組立時にインクジ
ェットヘッド120a〜120cのそれぞれが固定され
たアーム51a〜51cを調整板52a〜52cに取り
付ける際に、インクジェットヘッド120a〜120c
のそれぞれの吐出口面を、平面度が高い超平面を有する
治具に押し当てて取付けねじを締めることにより行う。
ここで、ロックねじ56aを用いてY方向の位置合わせ
と同時に行うこともできる。また、X方向の位置合わせ
および、Y方向の軸回りの位置合わせは、ロックねじ5
7aを用いてZ方向の軸回りの位置合わせと同時に行う
ことができる。このX方向の位置合わせおよび、Y方向
の軸回りの位置合わせは、それぞれのインクジェットヘ
ッドに電気信号を送ってインクジェットヘッドからイン
クを吐出させる際に吐出タイミングを電気的に調整する
ことによって行ってもよい。
ンクジェットヘッド120a,120cの描画方向と直
行する方向(Y方向)の位置合わせと、描画面(X−Y
面)と平行な平面内の回転方向(Z方向の軸回り)の位
置合わせとだけでなく、インクジェットヘッドの6自由
度の位置合わせを行っている。すなわち、Z方向の位置
合わせおよび、X方向の軸回りの位置合わせは、専用の
ヘッドユニット組立治具でのユニット組立時にインクジ
ェットヘッド120a〜120cのそれぞれが固定され
たアーム51a〜51cを調整板52a〜52cに取り
付ける際に、インクジェットヘッド120a〜120c
のそれぞれの吐出口面を、平面度が高い超平面を有する
治具に押し当てて取付けねじを締めることにより行う。
ここで、ロックねじ56aを用いてY方向の位置合わせ
と同時に行うこともできる。また、X方向の位置合わせ
および、Y方向の軸回りの位置合わせは、ロックねじ5
7aを用いてZ方向の軸回りの位置合わせと同時に行う
ことができる。このX方向の位置合わせおよび、Y方向
の軸回りの位置合わせは、それぞれのインクジェットヘ
ッドに電気信号を送ってインクジェットヘッドからイン
クを吐出させる際に吐出タイミングを電気的に調整する
ことによって行ってもよい。
【0074】このように組立および位置合わせが行われ
たヘッドユニット606は、図1に示したヘッドθモー
タ612の底面に、図4に示されるねじ穴59,60を
用いて吊り下げられて固定されている。
たヘッドユニット606は、図1に示したヘッドθモー
タ612の底面に、図4に示されるねじ穴59,60を
用いて吊り下げられて固定されている。
【0075】図1〜図6を参照して説明した本実施形態
のカラーフィルタ製造装置では、上述したようにインク
ジェットヘッド120a,120b,120cのそれぞ
れが位置合わせされた後にカラーフィルタ製造装置に搭
載されたヘッドユニット606の位置の調整を行う時に
は、チルトステージ604の上面にダミー基板(不図
示)を搭載する。そして、アライメント検出用光学系6
07を用いてダミー基板のX,Y,θ方向のアライメン
トを行い、ヘッドユニット606の位置を評価するため
にインクジェットヘッド120a〜120cによってダ
ミー基板に評価用のパターンを描画する。さらに、XY
ステージ603を移動させ、インクジェットヘッド12
0a〜120cから吐出されたインクの着弾位置を着弾
位置検出用光学系609によって測定する。これによ
り、チルトステージ604上のダミー基板の座標と、イ
ンクジェットヘッド120a〜120cから吐出された
インクの着弾位置の座標値を正確に測定することができ
る。ダミー基板におけるこれらの座標値は、ダミー基板
の代わりに、ダミー基板と異なる別の基板をチルトステ
ージ604上に搭載した場合でも変化しないので、装置
組立時やインクジェットヘッド交換時など、装置のシス
テムパラメータが変化した時に、ダミー基板を用いてそ
れらの座標値を測定すればよい。あるいは、着弾位置を
他の装置で測定しておき、この測定値が本実施形態のカ
ラーフィルタ製造装置において再現されるようにしても
よい。
のカラーフィルタ製造装置では、上述したようにインク
ジェットヘッド120a,120b,120cのそれぞ
れが位置合わせされた後にカラーフィルタ製造装置に搭
載されたヘッドユニット606の位置の調整を行う時に
は、チルトステージ604の上面にダミー基板(不図
示)を搭載する。そして、アライメント検出用光学系6
07を用いてダミー基板のX,Y,θ方向のアライメン
トを行い、ヘッドユニット606の位置を評価するため
にインクジェットヘッド120a〜120cによってダ
ミー基板に評価用のパターンを描画する。さらに、XY
ステージ603を移動させ、インクジェットヘッド12
0a〜120cから吐出されたインクの着弾位置を着弾
位置検出用光学系609によって測定する。これによ
り、チルトステージ604上のダミー基板の座標と、イ
ンクジェットヘッド120a〜120cから吐出された
インクの着弾位置の座標値を正確に測定することができ
る。ダミー基板におけるこれらの座標値は、ダミー基板
の代わりに、ダミー基板と異なる別の基板をチルトステ
ージ604上に搭載した場合でも変化しないので、装置
組立時やインクジェットヘッド交換時など、装置のシス
テムパラメータが変化した時に、ダミー基板を用いてそ
れらの座標値を測定すればよい。あるいは、着弾位置を
他の装置で測定しておき、この測定値が本実施形態のカ
ラーフィルタ製造装置において再現されるようにしても
よい。
【0076】また、カラーフィルタを製造する時には、
ガラス基板1をチルトステージ604に搭載すると、ア
ライメント検出用光学系607によりガラス基板1とイ
ンクジェットヘッド120a〜120cのそれぞれとの
X,Y,θの3方向での位置ずれ量が検出される。その
アライメント検出用光学系607による検出結果に基づ
き、θ成分のずれをチルトステージ604により補正
し、X方向のずれはXYステージ603のX方向の位置
を合わせることにより補正する。また、Y方向(印字走
査方向)のずれは、XYステージ603のY方向の位置
を合わせるか、あるいはインクジェットヘッド120a
〜120cの吐出タイミングを制御することにより行
う。
ガラス基板1をチルトステージ604に搭載すると、ア
ライメント検出用光学系607によりガラス基板1とイ
ンクジェットヘッド120a〜120cのそれぞれとの
X,Y,θの3方向での位置ずれ量が検出される。その
アライメント検出用光学系607による検出結果に基づ
き、θ成分のずれをチルトステージ604により補正
し、X方向のずれはXYステージ603のX方向の位置
を合わせることにより補正する。また、Y方向(印字走
査方向)のずれは、XYステージ603のY方向の位置
を合わせるか、あるいはインクジェットヘッド120a
〜120cの吐出タイミングを制御することにより行
う。
【0077】さらに、本実施形態のカラーフィルタ製造
装置では、インクジェットヘッドを交換する際にヘッド
ユニット606ごと交換する構成となっている。その
際、図1に示したように2つの支持アーム613がヘッ
ドステージ610のほぼ中央に位置している状態から、
ヘッドステージ610によって2つのヘッドユニット6
06が互いに離れる方向、すなわちX方向にそれぞれの
ヘッドユニット606を移動させ、それぞれのヘッドユ
ニット606を、X方向におけるヘッドステージ610
の端部に配置させてから、ヘッドユニット606を別の
異なるヘッドユニットに交換する。また、それぞれのヘ
ッドユニット606がX方向におけるヘッドステージ6
10の端部に位置している状態で、必要に応じて、ヘッ
ドユニット606に取り付けられたマイクロメータ54
a,54c,55a,55cによってインクジェットヘ
ッド同士の相対的な位置の微調整を行う。
装置では、インクジェットヘッドを交換する際にヘッド
ユニット606ごと交換する構成となっている。その
際、図1に示したように2つの支持アーム613がヘッ
ドステージ610のほぼ中央に位置している状態から、
ヘッドステージ610によって2つのヘッドユニット6
06が互いに離れる方向、すなわちX方向にそれぞれの
ヘッドユニット606を移動させ、それぞれのヘッドユ
ニット606を、X方向におけるヘッドステージ610
の端部に配置させてから、ヘッドユニット606を別の
異なるヘッドユニットに交換する。また、それぞれのヘ
ッドユニット606がX方向におけるヘッドステージ6
10の端部に位置している状態で、必要に応じて、ヘッ
ドユニット606に取り付けられたマイクロメータ54
a,54c,55a,55cによってインクジェットヘ
ッド同士の相対的な位置の微調整を行う。
【0078】〈インク供給系の構成〉図7は、図1に示
したカラーフィルタ製造装置のインク供給系の構成を示
す模式図である。図7では、図1に示したインク供給系
のうち、インクジェットヘッド120aにインクなどの
液体を供給するためのインク供給系が示されている。イ
ンクジェットヘッド120bおよび120cのためのイ
ンク供給系は、図7に示されるインク供給系と同様のも
のである。
したカラーフィルタ製造装置のインク供給系の構成を示
す模式図である。図7では、図1に示したインク供給系
のうち、インクジェットヘッド120aにインクなどの
液体を供給するためのインク供給系が示されている。イ
ンクジェットヘッド120bおよび120cのためのイ
ンク供給系は、図7に示されるインク供給系と同様のも
のである。
【0079】図7に示すように、本実施形態のカラーフ
ィルタ製造装置のインク供給系には、インクジェットヘ
ッド120aに供給するためのインクを貯留する第1の
タンクとしてのサブタンク401aと、サブタンク40
1aに供給するためのインクを貯留する第2のタンクと
してのメインタンク301aとが備えられている。メイ
ンタンク301aの内部には、メインタンク301a内
のインクの残量を検知するためのインク残量センサ35
0が備えられている。
ィルタ製造装置のインク供給系には、インクジェットヘ
ッド120aに供給するためのインクを貯留する第1の
タンクとしてのサブタンク401aと、サブタンク40
1aに供給するためのインクを貯留する第2のタンクと
してのメインタンク301aとが備えられている。メイ
ンタンク301aの内部には、メインタンク301a内
のインクの残量を検知するためのインク残量センサ35
0が備えられている。
【0080】メインタンク301a内部の底面にはチュ
ーブ351の一端が配置され、チューブ351の他端は
ジョイント371によりチューブ352の一端と接続さ
れている。ジョイント371には、大気連通用のチュー
ブ357の一端が接続され、チューブ357の他端に二
方弁304が接続されている。二方弁304によってチ
ューブ357の他端部が開閉される。チューブ352の
他端にはメインポンプ302が接続されている。メイン
ポンプ302としては、インクの進行方向に向ってチュ
ーブを押し潰しながらインクを送り出すチューブポンプ
が用いられている。そのメインポンプ302にチューブ
353の一端が接続され、チューブ353の他端に、捕
捉粒子径2μmのフィルタ311を介してチューブ35
4の一端が接続されている。チューブ354の他端に
は、ジョイント372を介してチューブ355の一端が
接続されている。ジョイント372にはチューブ373
を介してカプラプラグ374が取り付けられている。チ
ューブ355の他端にはサブの脱気装置321が接続さ
れており、その脱気装置321にはチューブ323を介
して真空ポンプ322が接続されている。
ーブ351の一端が配置され、チューブ351の他端は
ジョイント371によりチューブ352の一端と接続さ
れている。ジョイント371には、大気連通用のチュー
ブ357の一端が接続され、チューブ357の他端に二
方弁304が接続されている。二方弁304によってチ
ューブ357の他端部が開閉される。チューブ352の
他端にはメインポンプ302が接続されている。メイン
ポンプ302としては、インクの進行方向に向ってチュ
ーブを押し潰しながらインクを送り出すチューブポンプ
が用いられている。そのメインポンプ302にチューブ
353の一端が接続され、チューブ353の他端に、捕
捉粒子径2μmのフィルタ311を介してチューブ35
4の一端が接続されている。チューブ354の他端に
は、ジョイント372を介してチューブ355の一端が
接続されている。ジョイント372にはチューブ373
を介してカプラプラグ374が取り付けられている。チ
ューブ355の他端にはサブの脱気装置321が接続さ
れており、その脱気装置321にはチューブ323を介
して真空ポンプ322が接続されている。
【0081】脱気装置321の内部には、気体透過性を
有する中空糸を複数本束ねたものが備えられている。脱
気装置321内の中空糸の中にインクを通過させて、中
空糸の外部から真空ポンプ322で真空引きすることに
よってインク中に溶け込んでいる気体がインクから取り
除かれる。中空糸を構成する中空糸脱気膜として、ポリ
(4−メチルペンテン−1)が用いられている。脱気装
置321では、真空ポンプ322によって32±2Torr
の真空度で、脱気装置321を通過するインクの脱気を
行っている。
有する中空糸を複数本束ねたものが備えられている。脱
気装置321内の中空糸の中にインクを通過させて、中
空糸の外部から真空ポンプ322で真空引きすることに
よってインク中に溶け込んでいる気体がインクから取り
除かれる。中空糸を構成する中空糸脱気膜として、ポリ
(4−メチルペンテン−1)が用いられている。脱気装
置321では、真空ポンプ322によって32±2Torr
の真空度で、脱気装置321を通過するインクの脱気を
行っている。
【0082】さらに、脱気装置321にはチューブ35
6の一端が接続されている。チューブ356の他端は、
タンク間供給経路切り替え手段である三方弁403を介
して、チューブ453の一端および、チューブ454の
一端と接続されている。チューブ454の他端はサブタ
ンク401aの内部と連通している。従って、メインタ
ンク301aからサブタンク401aへのインクの供給
は、チューブ351,352,353,354,35
5,356,454を通して行われる。これらのチュー
ブや、それぞれのチューブと接続されたメインポンプ3
02などの構成部品からタンク間液体供給手段が構成さ
れており、そのタンク間液体供給手段によって、メイン
タンク301aに貯留された液体がサブタンク401a
に供給される。よって、メインタンク301aから、チ
ューブ351、メインポンプ302、フィルタ311、
脱気装置321、三方弁403およびチューブ454を
通ってサブタンク401aに至るまでの間のインク経路
によってタンク間供給経路が構成されている。
6の一端が接続されている。チューブ356の他端は、
タンク間供給経路切り替え手段である三方弁403を介
して、チューブ453の一端および、チューブ454の
一端と接続されている。チューブ454の他端はサブタ
ンク401aの内部と連通している。従って、メインタ
ンク301aからサブタンク401aへのインクの供給
は、チューブ351,352,353,354,35
5,356,454を通して行われる。これらのチュー
ブや、それぞれのチューブと接続されたメインポンプ3
02などの構成部品からタンク間液体供給手段が構成さ
れており、そのタンク間液体供給手段によって、メイン
タンク301aに貯留された液体がサブタンク401a
に供給される。よって、メインタンク301aから、チ
ューブ351、メインポンプ302、フィルタ311、
脱気装置321、三方弁403およびチューブ454を
通ってサブタンク401aに至るまでの間のインク経路
によってタンク間供給経路が構成されている。
【0083】前述したカプラプラグ374にはカプラソ
ケット375が接続可能であるが、図7では、カプラソ
ケット375がカプラプラグ374から取り外された状
態が示されている。カプラプラグ374は、カプラプラ
グ374に何も接続されていない状態で先端が閉じる機
構となっているものである。一方、カプラソケット37
5にはチューブ376の一端が接続され、チューブ37
6の他端に吸引ポンプ377が接続されている。その吸
引ポンプ377にはチューブ378を介して廃液タンク
379が接続されている。カプラソケット375、チュ
ーブ376、吸引ポンプ377、チューブ378および
廃液タンク379からインク吸引装置が構成されてい
る。そのインク吸引装置は、インク供給経路内のインク
を抜く際にカプラプラグ374に接続される。
ケット375が接続可能であるが、図7では、カプラソ
ケット375がカプラプラグ374から取り外された状
態が示されている。カプラプラグ374は、カプラプラ
グ374に何も接続されていない状態で先端が閉じる機
構となっているものである。一方、カプラソケット37
5にはチューブ376の一端が接続され、チューブ37
6の他端に吸引ポンプ377が接続されている。その吸
引ポンプ377にはチューブ378を介して廃液タンク
379が接続されている。カプラソケット375、チュ
ーブ376、吸引ポンプ377、チューブ378および
廃液タンク379からインク吸引装置が構成されてい
る。そのインク吸引装置は、インク供給経路内のインク
を抜く際にカプラプラグ374に接続される。
【0084】サブタンク401aの底部にはチューブ4
51の一端が接続され、チューブ451の他端に流量計
456を介してチューブ455の一端が接続されてい
る。チューブ455の他端にはメイン脱気装置511a
が接続されている。メイン脱気装置511aにはチュー
ブ580を介して真空メータ521が接続され、真空メ
ータ521にはチューブ581を介して真空ポンプ52
2が接続されている。
51の一端が接続され、チューブ451の他端に流量計
456を介してチューブ455の一端が接続されてい
る。チューブ455の他端にはメイン脱気装置511a
が接続されている。メイン脱気装置511aにはチュー
ブ580を介して真空メータ521が接続され、真空メ
ータ521にはチューブ581を介して真空ポンプ52
2が接続されている。
【0085】メイン脱気装置511aには、さらに、チ
ューブ571を介して溶存気体測定装置である溶存酸素
計520の下部が接続されている。溶存酸素計520に
は、測定手段であるセンサ523、およびマグネチック
スターラー534が備えられている。溶存酸素計520
の上部にはチューブ572の一端が接続され、チューブ
571の他端にはジョイント577を介してチューブ5
73および574のそれぞれの一端が接続されている。
チューブ574の他端には三方弁504が接続されてお
り、三方弁504には、さらに、チューブ553およ
び、バイパス路であるチューブ575のそれぞれの一端
が接続されている。
ューブ571を介して溶存気体測定装置である溶存酸素
計520の下部が接続されている。溶存酸素計520に
は、測定手段であるセンサ523、およびマグネチック
スターラー534が備えられている。溶存酸素計520
の上部にはチューブ572の一端が接続され、チューブ
571の他端にはジョイント577を介してチューブ5
73および574のそれぞれの一端が接続されている。
チューブ574の他端には三方弁504が接続されてお
り、三方弁504には、さらに、チューブ553およ
び、バイパス路であるチューブ575のそれぞれの一端
が接続されている。
【0086】一方、ジョイント577によりチューブ5
71および574と接続されたチューブ573の他端に
は三方弁502が接続されている。この三方弁502に
は、さらに、チューブ576および452のそれぞれの
一端が接続されている。チューブ576の他端には三方
弁505が接続されており、三方弁505にはチューブ
575の他端および、チューブ554の一端が接続され
ている。三方弁504と505とから液体供給経路切り
替え手段が構成されている。チューブ553の他端には
カプラ555を介してチューブ551の一端が接続さ
れ、チューブ554の他端にはカプラ556を介してチ
ューブ552の一端が接続されている。
71および574と接続されたチューブ573の他端に
は三方弁502が接続されている。この三方弁502に
は、さらに、チューブ576および452のそれぞれの
一端が接続されている。チューブ576の他端には三方
弁505が接続されており、三方弁505にはチューブ
575の他端および、チューブ554の一端が接続され
ている。三方弁504と505とから液体供給経路切り
替え手段が構成されている。チューブ553の他端には
カプラ555を介してチューブ551の一端が接続さ
れ、チューブ554の他端にはカプラ556を介してチ
ューブ552の一端が接続されている。
【0087】チューブ551および552のそれぞれの
他端には、チューブ551および552をインクジェッ
トヘッド120aに接続するためのコネクタ561が接
続されている。インクジェットヘッド120aには、上
述したように供給口および排出口が設けられており、イ
ンクジェットヘッド120aの、供給口および排出口が
設けられた部分にコネクタ561が取り付けられてい
る。これにより、インクジェットヘッド120aの供給
口がチューブ551と連通し、インクジェットヘッド1
20aの排出口がチューブ552と連通している。
他端には、チューブ551および552をインクジェッ
トヘッド120aに接続するためのコネクタ561が接
続されている。インクジェットヘッド120aには、上
述したように供給口および排出口が設けられており、イ
ンクジェットヘッド120aの、供給口および排出口が
設けられた部分にコネクタ561が取り付けられてい
る。これにより、インクジェットヘッド120aの供給
口がチューブ551と連通し、インクジェットヘッド1
20aの排出口がチューブ552と連通している。
【0088】インクジェットヘッド120aの内部に
は、インクジェットヘッド120aの供給口からインク
ジェットヘッド120a内に流れ込んだインクが、イン
クジェットヘッド120aの排出口からインクジェット
ヘッド120aの外部に排出されるように液体通過経路
としてのインク循環経路121aが形成されている。イ
ンクジェットヘッド120aにおけるインク循環経路1
21aの近傍の部分には複数のノズルが配置されてお
り、複数のノズルのそれぞれに、インク循環経路121
a内を流れる液体をインクジェットヘッド120aから
吐出させるための熱エネルギーを発生する電気熱変換体
が備えられている。これにより、インク循環経路121
aを流れるインクの一部が電気熱変換体の駆動によって
インクジェットヘッド120aのそれぞれのノズル先端
の吐出口(オリフィス)から吐出される。
は、インクジェットヘッド120aの供給口からインク
ジェットヘッド120a内に流れ込んだインクが、イン
クジェットヘッド120aの排出口からインクジェット
ヘッド120aの外部に排出されるように液体通過経路
としてのインク循環経路121aが形成されている。イ
ンクジェットヘッド120aにおけるインク循環経路1
21aの近傍の部分には複数のノズルが配置されてお
り、複数のノズルのそれぞれに、インク循環経路121
a内を流れる液体をインクジェットヘッド120aから
吐出させるための熱エネルギーを発生する電気熱変換体
が備えられている。これにより、インク循環経路121
aを流れるインクの一部が電気熱変換体の駆動によって
インクジェットヘッド120aのそれぞれのノズル先端
の吐出口(オリフィス)から吐出される。
【0089】インク吐出時にインクジェットヘッド12
0aに供給されるインクはインクジェットヘッド120
aの外部のインク経路や、インクジェットヘッド120
aのインク循環経路121a内を常に流動している。こ
こで、インクジェットヘッド120aに供給されるイン
クの量に比べて、インクジェットヘッド120aから吐
出されるインクの量は非常に少ないため、インクジェッ
トヘッド120aから吐出されなかったインクは、イン
クジェットヘッド120aの排出口からチューブ552
に排出される。
0aに供給されるインクはインクジェットヘッド120
aの外部のインク経路や、インクジェットヘッド120
aのインク循環経路121a内を常に流動している。こ
こで、インクジェットヘッド120aに供給されるイン
クの量に比べて、インクジェットヘッド120aから吐
出されるインクの量は非常に少ないため、インクジェッ
トヘッド120aから吐出されなかったインクは、イン
クジェットヘッド120aの排出口からチューブ552
に排出される。
【0090】チューブ551および552の他端にコネ
クタ561を介してインクジェットヘッド120aが接
続されている際に、カプラ555および556でチュー
ブ551および552のそれぞれを、チューブ553お
よび554から切り離すことによって、インクジェット
ヘッド120aがインク供給系から分離される。カプラ
555および556としては、カプラ555および55
6のそれぞれでチューブ同士を切り離した状態でカプラ
555および556の端部が閉じることなく、開放状態
のままであるものが用いられている。これにより、カプ
ラ555および556によりチューブ同士を接続した際
に、カプラ555および556の内部に入り込む空気の
抜けがよくなる。
クタ561を介してインクジェットヘッド120aが接
続されている際に、カプラ555および556でチュー
ブ551および552のそれぞれを、チューブ553お
よび554から切り離すことによって、インクジェット
ヘッド120aがインク供給系から分離される。カプラ
555および556としては、カプラ555および55
6のそれぞれでチューブ同士を切り離した状態でカプラ
555および556の端部が閉じることなく、開放状態
のままであるものが用いられている。これにより、カプ
ラ555および556によりチューブ同士を接続した際
に、カプラ555および556の内部に入り込む空気の
抜けがよくなる。
【0091】カプラ555には脱着センサ557が取り
付けられ、カプラ556には脱着センサ558が取り付
けられている。脱着センサ557によって、カプラ55
5によりチューブ同士が接続されているか否かが検知さ
れ、脱着センサ558によって、カプラ556によりチ
ューブ同士が接続されているか否かが検知される。これ
により、カプラ555および556のそれぞれでチュー
ブ同士が確実に接続されない状態でインク供給系を稼動
しないようにカラーフィルタ製造装置が構成されてい
る。
付けられ、カプラ556には脱着センサ558が取り付
けられている。脱着センサ557によって、カプラ55
5によりチューブ同士が接続されているか否かが検知さ
れ、脱着センサ558によって、カプラ556によりチ
ューブ同士が接続されているか否かが検知される。これ
により、カプラ555および556のそれぞれでチュー
ブ同士が確実に接続されない状態でインク供給系を稼動
しないようにカラーフィルタ製造装置が構成されてい
る。
【0092】一方、三方弁502に接続されたチューブ
452の他端には、三方弁403に接続されたチューブ
453の他端、およびチューブ457の一端がジョイン
ト471を介して接続されている。チューブ457の他
端は、インク戻り弁としての二方弁406を介してチュ
ーブ458の一端と接続され、チューブ458の他端
は、第3の液体経路としてのチューブ459の上部の内
部に差し込まれている。チューブ459の内径はチュー
ブ458の外径よりも大きくなっている。このチューブ
459は、後述するようにサブタンク401a内のイン
クが所定の量に達した際にサブタンク401a内のイン
クをメインタンク301a内に戻す第4の液体経路とし
ても用いられており、第3の液体経路と第4の液体経路
の一部とが共通となっている。チューブ459の下部
は、メインタンク301aの上面からメインタンク30
1aの内部に差し込まれている。
452の他端には、三方弁403に接続されたチューブ
453の他端、およびチューブ457の一端がジョイン
ト471を介して接続されている。チューブ457の他
端は、インク戻り弁としての二方弁406を介してチュ
ーブ458の一端と接続され、チューブ458の他端
は、第3の液体経路としてのチューブ459の上部の内
部に差し込まれている。チューブ459の内径はチュー
ブ458の外径よりも大きくなっている。このチューブ
459は、後述するようにサブタンク401a内のイン
クが所定の量に達した際にサブタンク401a内のイン
クをメインタンク301a内に戻す第4の液体経路とし
ても用いられており、第3の液体経路と第4の液体経路
の一部とが共通となっている。チューブ459の下部
は、メインタンク301aの上面からメインタンク30
1aの内部に差し込まれている。
【0093】それぞれのチューブのサイズとしては、チ
ューブ551,552,553,554が外径φ4m
m、内径φ2mmであり、チューブ459が外径φ12
mm、内径φ8mmである。それ以外の、図7に示した
チューブのサイズは、全て外径φ6mm、内径φ4mm
である。また、チューブの材質としては、チューブ35
1,352,353,354,355,376,37
8,459が、特殊ポリオレフィン系樹脂を用いたPN
チューブ(ニッタ・ムアー社製)であり、真空系で用い
るチューブ323,580,581はウレタンチューブ
である。それ以外の、図7に示したチューブは全てPV
DF(ポリフッ化ビニリデン)チューブであり、このP
VDFチューブとして、材料としてより柔軟性のあるE
LFアトケムジャパン社のKYNER2800を用いた
株式会社イワセ社製のEXLON PVDFチューブを
用いた。
ューブ551,552,553,554が外径φ4m
m、内径φ2mmであり、チューブ459が外径φ12
mm、内径φ8mmである。それ以外の、図7に示した
チューブのサイズは、全て外径φ6mm、内径φ4mm
である。また、チューブの材質としては、チューブ35
1,352,353,354,355,376,37
8,459が、特殊ポリオレフィン系樹脂を用いたPN
チューブ(ニッタ・ムアー社製)であり、真空系で用い
るチューブ323,580,581はウレタンチューブ
である。それ以外の、図7に示したチューブは全てPV
DF(ポリフッ化ビニリデン)チューブであり、このP
VDFチューブとして、材料としてより柔軟性のあるE
LFアトケムジャパン社のKYNER2800を用いた
株式会社イワセ社製のEXLON PVDFチューブを
用いた。
【0094】次に、上述したインク供給系におけるイン
クの供給経路に配置された構成部品について説明する。
クの供給経路に配置された構成部品について説明する。
【0095】サブタンク401aには、チューブ451
を通してインクを流量計456に向けて圧送するための
タービン402aと、タービン402aを駆動するため
の加圧モータ402とが備えられている。加圧モータ4
02およびタービン402aによって、加圧手段が構成
されていて、この加圧手段の駆動および停止が制御ユニ
ットにより制御される。また、サブタンク401a側面
の、底面から所定の高さの位置にはドレイン404が設
けられている。このドレイン404は、上端が大気に開
放されたやや大径(外径φ12mm/内径φ8mm)の
チューブ459の途中と接続されている。チューブ45
9の下端はメインタンク301aの内部に導かれてい
る。また、チューブ459の上部には、ジョイント47
1にチューブ457および二方弁406を介して一端が
接続されたチューブ458の他端部が差し込まれてい
る。
を通してインクを流量計456に向けて圧送するための
タービン402aと、タービン402aを駆動するため
の加圧モータ402とが備えられている。加圧モータ4
02およびタービン402aによって、加圧手段が構成
されていて、この加圧手段の駆動および停止が制御ユニ
ットにより制御される。また、サブタンク401a側面
の、底面から所定の高さの位置にはドレイン404が設
けられている。このドレイン404は、上端が大気に開
放されたやや大径(外径φ12mm/内径φ8mm)の
チューブ459の途中と接続されている。チューブ45
9の下端はメインタンク301aの内部に導かれてい
る。また、チューブ459の上部には、ジョイント47
1にチューブ457および二方弁406を介して一端が
接続されたチューブ458の他端部が差し込まれてい
る。
【0096】このチューブ458の、インクジェットヘ
ッド120a側と反対側となるチューブ459側の先端
は、サブタンク401a内のインクがドレイン404か
ら流れ出る液面の高さから所定の距離δだけ低い位置に
配置されている。本実施形態では、サブタンク401a
内のインクがドレイン404から流れ出る液面の高さか
ら300mm下にチューブ458の先端が配置されてい
る。また、サブタンク401a内のインクの液面に対す
るチューブ458の先端の高さは、チューブ459への
差込量を変えることで簡単に変更可能となっている。
ッド120a側と反対側となるチューブ459側の先端
は、サブタンク401a内のインクがドレイン404か
ら流れ出る液面の高さから所定の距離δだけ低い位置に
配置されている。本実施形態では、サブタンク401a
内のインクがドレイン404から流れ出る液面の高さか
ら300mm下にチューブ458の先端が配置されてい
る。また、サブタンク401a内のインクの液面に対す
るチューブ458の先端の高さは、チューブ459への
差込量を変えることで簡単に変更可能となっている。
【0097】この距離δの300mmという設定値はイ
ンクの粘度によって決まる値で、この値を大きくし過ぎ
るとインクジェットヘッド120aのノズルから空気を
吸い込んで吐出不能となる恐れがある。また、小さくし
過ぎると、インクの循環量が少なくなるので、インクジ
ェットヘッド120a内で十分に脱気されたインクを確
保できなくなり、吐出の安定化を実現できなくなる恐れ
がある。従って、インクの粘度により距離δの値を最適
値に設定する必要があり、色によってインクの粘度が異
なれば距離δの設定値を色ごとに変化させることが望ま
しい。本実施形態では、インクの粘度が3色ともほぼ同
じであるため、距離δを全ての色で同じ設定値としてい
る。
ンクの粘度によって決まる値で、この値を大きくし過ぎ
るとインクジェットヘッド120aのノズルから空気を
吸い込んで吐出不能となる恐れがある。また、小さくし
過ぎると、インクの循環量が少なくなるので、インクジ
ェットヘッド120a内で十分に脱気されたインクを確
保できなくなり、吐出の安定化を実現できなくなる恐れ
がある。従って、インクの粘度により距離δの値を最適
値に設定する必要があり、色によってインクの粘度が異
なれば距離δの設定値を色ごとに変化させることが望ま
しい。本実施形態では、インクの粘度が3色ともほぼ同
じであるため、距離δを全ての色で同じ設定値としてい
る。
【0098】また、サブタンク401aには、サブタン
ク401a内のインクの液位が一定の高さ以下とならな
いように、サブタンク401a内のインクの残量を検知
する残量センサ405が設けられている。これにより、
サブタンク401a内のインクがタービン402aによ
って圧送されたり、サブタンク401a内の液面の高さ
と、チューブ458の先端の高さとの差である水頭差に
よってサブタンク401a内のインクがチューブ458
の先端から流れ出たりすることによりサブタンク401
a内の液位が下がり、サブタンク401aが空になるこ
とでインクの供給経路内に空気が圧送されることが防止
される。本実施形態では、サブタンク401a内のイン
クがドレイン404を通ってメインタンク301aへ流
れ出るインクの高さから10mm下がった液位で残量セ
ンサ405がインクの液面を検知するような構成となっ
ている。また、サブタンク401a内のインクがドレイ
ン404に流れ出す液面の高さは、インクジェットヘッ
ド120aの吐出口面(ノズル面)から25mmだけ下
の位置になるように設定されている。
ク401a内のインクの液位が一定の高さ以下とならな
いように、サブタンク401a内のインクの残量を検知
する残量センサ405が設けられている。これにより、
サブタンク401a内のインクがタービン402aによ
って圧送されたり、サブタンク401a内の液面の高さ
と、チューブ458の先端の高さとの差である水頭差に
よってサブタンク401a内のインクがチューブ458
の先端から流れ出たりすることによりサブタンク401
a内の液位が下がり、サブタンク401aが空になるこ
とでインクの供給経路内に空気が圧送されることが防止
される。本実施形態では、サブタンク401a内のイン
クがドレイン404を通ってメインタンク301aへ流
れ出るインクの高さから10mm下がった液位で残量セ
ンサ405がインクの液面を検知するような構成となっ
ている。また、サブタンク401a内のインクがドレイ
ン404に流れ出す液面の高さは、インクジェットヘッ
ド120aの吐出口面(ノズル面)から25mmだけ下
の位置になるように設定されている。
【0099】残量センサ405がインクの液面を検知す
ると、メインポンプ302の駆動によりメインタンク3
01aからサブタンク401aにインクが補充される。
この補充の際の三方弁403では、チューブ356から
三方弁403に向かって流れるインクをチューブ454
にのみ、すなわち図7の矢印Aの方向にのみに流す状態
になっている。メインポンプ302は、ドレイン404
からインクが流れ出るまで一定時間の間だけ駆動する。
ると、メインポンプ302の駆動によりメインタンク3
01aからサブタンク401aにインクが補充される。
この補充の際の三方弁403では、チューブ356から
三方弁403に向かって流れるインクをチューブ454
にのみ、すなわち図7の矢印Aの方向にのみに流す状態
になっている。メインポンプ302は、ドレイン404
からインクが流れ出るまで一定時間の間だけ駆動する。
【0100】流量計456は、サブタンク401aから
圧送されたインクの流量を測定するものであり、流量計
456としては、瞬時流量および積算流量のいずれも測
定可能なものを用いている。
圧送されたインクの流量を測定するものであり、流量計
456としては、瞬時流量および積算流量のいずれも測
定可能なものを用いている。
【0101】メイン脱気装置511aは、脱気装置32
1と同様に、インク中に溶け込んでいる気体を取り除く
ものあり、メイン脱気装置511a内には、気体透過性
を有する中空糸を複数本束ねたものが備えられている。
その中空糸の中にインクを通過させると共に真空ポンプ
522により中空糸の外部から真空引きすることによっ
て、インク中に溶け込んでいる気体が取り除かれる。メ
イン脱気装置511aでは、中空糸を構成する中空糸脱
気膜としてフッ素樹脂(四フッ化エチレン)が用いられ
ている。メイン脱気装置511aには、インクの出入り
口となるポート以外に真空引きをするためのポートが備
えられており、そのポートにはチューブ580、真空メ
ータ521およびチューブ581を介して真空ポンプ5
22が接続されている。これにより、メイン脱気装置5
11aは真空ポンプ522によって真空度10±2Torr
でインクの脱気を行う。
1と同様に、インク中に溶け込んでいる気体を取り除く
ものあり、メイン脱気装置511a内には、気体透過性
を有する中空糸を複数本束ねたものが備えられている。
その中空糸の中にインクを通過させると共に真空ポンプ
522により中空糸の外部から真空引きすることによっ
て、インク中に溶け込んでいる気体が取り除かれる。メ
イン脱気装置511aでは、中空糸を構成する中空糸脱
気膜としてフッ素樹脂(四フッ化エチレン)が用いられ
ている。メイン脱気装置511aには、インクの出入り
口となるポート以外に真空引きをするためのポートが備
えられており、そのポートにはチューブ580、真空メ
ータ521およびチューブ581を介して真空ポンプ5
22が接続されている。これにより、メイン脱気装置5
11aは真空ポンプ522によって真空度10±2Torr
でインクの脱気を行う。
【0102】溶存酸素計520は、メイン脱気装置51
1aを通過してきたインクの脱気レベルを測定するため
のものである。図8は、溶存酸素計520の詳細を示す
断面図である。図8に示すように、溶存酸素計520で
は、気体透過性の低い樹脂(例えばPVDF)、あるい
はステンレスからなる容器528の下部の側面に、チュ
ーブ継手527aによりチューブ571が接続されてい
る。容器528の上面にはチューブ継手527bにより
チューブ572が接続されている。そして、容器528
側面の、チューブ571と異なる位置には、センサ52
3がセンサ固定治具529によって、容器528内のイ
ンクが漏れないように、センサ523がほぼ水平となっ
て固定されている。容器528内部の形状としては、容
器528内の空気がインクと共にチューブ572へ抜け
やすいように上部がテーパ状になっている。これによ
り、容器528内に空気が入ったとしても、サブタンク
401aから圧送されたインクがチューブ571を通し
て容器528内に底部から入って、容器528内の空気
が容器528の上部からチューブ572に流れ込みやす
くなる。
1aを通過してきたインクの脱気レベルを測定するため
のものである。図8は、溶存酸素計520の詳細を示す
断面図である。図8に示すように、溶存酸素計520で
は、気体透過性の低い樹脂(例えばPVDF)、あるい
はステンレスからなる容器528の下部の側面に、チュ
ーブ継手527aによりチューブ571が接続されてい
る。容器528の上面にはチューブ継手527bにより
チューブ572が接続されている。そして、容器528
側面の、チューブ571と異なる位置には、センサ52
3がセンサ固定治具529によって、容器528内のイ
ンクが漏れないように、センサ523がほぼ水平となっ
て固定されている。容器528内部の形状としては、容
器528内の空気がインクと共にチューブ572へ抜け
やすいように上部がテーパ状になっている。これによ
り、容器528内に空気が入ったとしても、サブタンク
401aから圧送されたインクがチューブ571を通し
て容器528内に底部から入って、容器528内の空気
が容器528の上部からチューブ572に流れ込みやす
くなる。
【0103】センサ523は、ポーラロ式の酸素電極を
用いたものである。センサ523の測定原理により、セ
ンサ523の、容器528内部の先端の電極部で酸素が
消費されるので、正確な溶存気体量の測定を行うために
は、後述する溶存酸素計の測定原理から、センサ523
の先端部付近の液体を撹拌する必要がある。
用いたものである。センサ523の測定原理により、セ
ンサ523の、容器528内部の先端の電極部で酸素が
消費されるので、正確な溶存気体量の測定を行うために
は、後述する溶存酸素計の測定原理から、センサ523
の先端部付近の液体を撹拌する必要がある。
【0104】本実施形態では、インクジェットヘッド1
20aからインクを吐出させている間、インク供給経路
内でインクを循環させているが、その循環量は数ml/
minの微量であり、また、インクジェットヘッド12
0aで吐出により消費されるインクの量はごくわずかで
あり、容器528内でインクの流れはほとんど生じてい
ない。従って、容器528内には、液体を攪拌するため
の、磁石が内蔵された回転子526が入れられている。
また、容器528の底面には、回転子526を回転させ
るためのマグネチックスターラー524が備えられてい
る。このマグネチックスターラー524によって、回転
子526が容器528内の底面に接した状態で回転子5
26が回転させられる。このようにして容器528内の
インクを常に撹拌することで、インク中の溶存酸素量を
正確に測定することができる。
20aからインクを吐出させている間、インク供給経路
内でインクを循環させているが、その循環量は数ml/
minの微量であり、また、インクジェットヘッド12
0aで吐出により消費されるインクの量はごくわずかで
あり、容器528内でインクの流れはほとんど生じてい
ない。従って、容器528内には、液体を攪拌するため
の、磁石が内蔵された回転子526が入れられている。
また、容器528の底面には、回転子526を回転させ
るためのマグネチックスターラー524が備えられてい
る。このマグネチックスターラー524によって、回転
子526が容器528内の底面に接した状態で回転子5
26が回転させられる。このようにして容器528内の
インクを常に撹拌することで、インク中の溶存酸素量を
正確に測定することができる。
【0105】〈溶存酸素計の測定原理〉図7および図8
に示した溶存酸素計520として用いたポーラロ式の溶
存酸素計は、一般的に隔膜式溶存酸素電極と呼ばれてい
るものであり、酸素の還元を測定原理として用いてい
る。
に示した溶存酸素計520として用いたポーラロ式の溶
存酸素計は、一般的に隔膜式溶存酸素電極と呼ばれてい
るものであり、酸素の還元を測定原理として用いてい
る。
【0106】図9は、ポーラロ式の溶存酸素計の測定原
理を説明するための模式図である。図9に示すように、
ポーラロ式の溶存酸素計は、酸素電極537aと低電圧
電源533と直流電流計538とで構成されている。酸
素電極537aでは、電極ボディ537の一端が開口し
ており、その電極ボディ537の開口部が隔膜534で
覆われることで電極ボディ537の一端が塞がれてい
る。電極ボディ537の内部には、銀からなる棒状の陽
極532が備えられている。陽極532の隔膜535側
の端部には、白金からなる陰極531が備えられてい
る。また、電極ボディ537内には電解液536が満た
され、その電解液536に陰極531および陽極532
が浸っている。このような酸素電極537aが、隔膜5
35を下方に向けて容器539内の測定液534に浸さ
れている。陰極531および陽極532は、容器539
の外部の定電圧電源533および直流電流計538と電
気的に接続されている。
理を説明するための模式図である。図9に示すように、
ポーラロ式の溶存酸素計は、酸素電極537aと低電圧
電源533と直流電流計538とで構成されている。酸
素電極537aでは、電極ボディ537の一端が開口し
ており、その電極ボディ537の開口部が隔膜534で
覆われることで電極ボディ537の一端が塞がれてい
る。電極ボディ537の内部には、銀からなる棒状の陽
極532が備えられている。陽極532の隔膜535側
の端部には、白金からなる陰極531が備えられてい
る。また、電極ボディ537内には電解液536が満た
され、その電解液536に陰極531および陽極532
が浸っている。このような酸素電極537aが、隔膜5
35を下方に向けて容器539内の測定液534に浸さ
れている。陰極531および陽極532は、容器539
の外部の定電圧電源533および直流電流計538と電
気的に接続されている。
【0107】このような溶存酸素計では、陰極531と
陽極532との間に、酸素を還元するために必要な定電
圧(例えば、600〜700mV)を低電圧電源533
により予めかけておく。測定液534中の酸素が隔膜5
35を透過して電解液536に溶け込むと、溶け込んだ
酸素は陰極531で水酸基に還元され、溶存酸素計の回
路中に還元電流が流れる。このときの陽極532での化
学反応は下記の式(1)で表わされ、陰極531での化
学反応は下記の式(2)で表わされる。
陽極532との間に、酸素を還元するために必要な定電
圧(例えば、600〜700mV)を低電圧電源533
により予めかけておく。測定液534中の酸素が隔膜5
35を透過して電解液536に溶け込むと、溶け込んだ
酸素は陰極531で水酸基に還元され、溶存酸素計の回
路中に還元電流が流れる。このときの陽極532での化
学反応は下記の式(1)で表わされ、陰極531での化
学反応は下記の式(2)で表わされる。
【0108】 陽極:4Ag + 4OH- → 2Ag2O + 2H2O・・・・・(1) 陰極:O2 + 2H2O + 4e → 4OH-・・・・・・・・・(2)
【0109】上記の式(2)で示される還元電流は測定
液534中の酸素濃度に比例する。例えば測定液534
中の酸素が増すと、隔膜535を透過して電解液536
に溶け込む酸素の量が多くなり、直流電流計538に流
れる還元電流が電解液536中の酸素濃度に比例して大
きくなる。ここで、測定中の測定液534では、隔膜5
35付近が酸素濃度が低い低濃度領域534aとなって
おり、低濃度領域534aの外側が、低濃度領域534
aよりも酸素濃度が高い中濃度領域534bとなってい
る。そして、中濃度領域534bの外側が、中濃度領域
534bよりも酸素濃度が高い高濃度領域534cとな
っている。このように、溶存酸素計は、溶存酸素計の回
路中を流れる還元電流を測定し、その還元電流の測定値
を酸素濃度に換算することによって測定液534の酸素
濃度の測定を行っている。
液534中の酸素濃度に比例する。例えば測定液534
中の酸素が増すと、隔膜535を透過して電解液536
に溶け込む酸素の量が多くなり、直流電流計538に流
れる還元電流が電解液536中の酸素濃度に比例して大
きくなる。ここで、測定中の測定液534では、隔膜5
35付近が酸素濃度が低い低濃度領域534aとなって
おり、低濃度領域534aの外側が、低濃度領域534
aよりも酸素濃度が高い中濃度領域534bとなってい
る。そして、中濃度領域534bの外側が、中濃度領域
534bよりも酸素濃度が高い高濃度領域534cとな
っている。このように、溶存酸素計は、溶存酸素計の回
路中を流れる還元電流を測定し、その還元電流の測定値
を酸素濃度に換算することによって測定液534の酸素
濃度の測定を行っている。
【0110】上述したように、ポーラロ式の酸素電極
は、陰極として白金、陽極として銀、電解液としてアル
カリ溶液を用い、外部電極による酸素の定電位電解を用
いた酸素電極である。このポーラロ式に対して、隔膜式
の溶存酸素計のもう一つの測定方法であるガルバニ式で
は、陽極として白金、陰極として鉛、電解液としてアル
カリ溶液を用い、外部電極を用いないで酸素電極自身の
電池反応による電圧を利用し、酸素の定電位電解を用い
ている。
は、陰極として白金、陽極として銀、電解液としてアル
カリ溶液を用い、外部電極による酸素の定電位電解を用
いた酸素電極である。このポーラロ式に対して、隔膜式
の溶存酸素計のもう一つの測定方法であるガルバニ式で
は、陽極として白金、陰極として鉛、電解液としてアル
カリ溶液を用い、外部電極を用いないで酸素電極自身の
電池反応による電圧を利用し、酸素の定電位電解を用い
ている。
【0111】ポーラロ式はガルバニ式と比較して、次に
説明する利点を有している。第1の利点としては測定の
再現性がよい。第2の利点としては、沈殿物の発生が少
ないので長期的に測定が安定している。第3の利点とし
ては電圧を酸素電極にかけているので温度の影響が小さ
い。これらの利点により、本実施形態ではポーラロ式の
溶存酸素計を用いている。
説明する利点を有している。第1の利点としては測定の
再現性がよい。第2の利点としては、沈殿物の発生が少
ないので長期的に測定が安定している。第3の利点とし
ては電圧を酸素電極にかけているので温度の影響が小さ
い。これらの利点により、本実施形態ではポーラロ式の
溶存酸素計を用いている。
【0112】次に、図8に示したように、センサ523
をほぼ水平となるように容器528に取り付けたことに
ついて説明する。図9に示した溶存酸素計を長時間使用
していると、陽極532の表面に塩化銀の層が形成さ
れ、その塩化銀の層が陽極532から剥離して、陰極5
31と隔膜535との間に入る。このように、陰極53
1と隔膜535との間に塩化銀が入り込むと、溶存酸素
計の安定した性能が得られなくなってしまう。従って、
隔膜535を下方に向けて酸素電極537aを取り付け
る方法では、塩化銀が陰極531と隔膜535との間に
入り込みやすいので、この取り付け方法は、長期にわた
って使用する場合、望ましいものでない。また、これと
は逆に隔膜535を上方に向けて酸素電極537aを取
り付けようとすると、酸素電極537aを容器539の
底面に取り付けることになり、図8に示した溶存酸素計
520の場合、センサ523を容器528の底面に取り
付けなければならない。しかしながら、容器528内の
底部では、回転子526で撹拌を行うので、容器528
の底面でセンサ523とマグネチックスターラー524
とを並べる必要があり、容器528が大きくなる。容器
528が大きくなると容器528内に滞留するインクの
量が多くなってしまい望ましくない。従って、図8に示
した溶存酸素計520では、センサ523の寿命が長
く、かつ、容器528内部の容積が小さくなるように、
センサ523がほぼ水平に容器528に取り付けられて
いる。
をほぼ水平となるように容器528に取り付けたことに
ついて説明する。図9に示した溶存酸素計を長時間使用
していると、陽極532の表面に塩化銀の層が形成さ
れ、その塩化銀の層が陽極532から剥離して、陰極5
31と隔膜535との間に入る。このように、陰極53
1と隔膜535との間に塩化銀が入り込むと、溶存酸素
計の安定した性能が得られなくなってしまう。従って、
隔膜535を下方に向けて酸素電極537aを取り付け
る方法では、塩化銀が陰極531と隔膜535との間に
入り込みやすいので、この取り付け方法は、長期にわた
って使用する場合、望ましいものでない。また、これと
は逆に隔膜535を上方に向けて酸素電極537aを取
り付けようとすると、酸素電極537aを容器539の
底面に取り付けることになり、図8に示した溶存酸素計
520の場合、センサ523を容器528の底面に取り
付けなければならない。しかしながら、容器528内の
底部では、回転子526で撹拌を行うので、容器528
の底面でセンサ523とマグネチックスターラー524
とを並べる必要があり、容器528が大きくなる。容器
528が大きくなると容器528内に滞留するインクの
量が多くなってしまい望ましくない。従って、図8に示
した溶存酸素計520では、センサ523の寿命が長
く、かつ、容器528内部の容積が小さくなるように、
センサ523がほぼ水平に容器528に取り付けられて
いる。
【0113】〈三方弁の切り替え動作〉次に、図7に示
した三方弁502,504,505の切り替え動作につ
いて図10〜図12を参照して説明する。三方弁50
2,504,505の切り替え動作は制御ユニットによ
って制御される。
した三方弁502,504,505の切り替え動作につ
いて図10〜図12を参照して説明する。三方弁50
2,504,505の切り替え動作は制御ユニットによ
って制御される。
【0114】図10は、図7に示したインクジェットヘ
ッド120aからインクを吐出する際の三方弁502,
504,505の状態を示す図である。
ッド120aからインクを吐出する際の三方弁502,
504,505の状態を示す図である。
【0115】図10に示すように、インクジェットヘッ
ド120aからインクを吐出する際には、三方弁502
によってチューブ452とチューブ576とが連通し、
チューブ573の三方弁502側の端部は閉じた状態と
なる。三方弁505では、チューブ576とチューブ5
54とが連通し、チューブ575の三方弁505側の端
部が閉じた状態となる。三方弁504では、チューブ5
53とチューブ574とが連通し、チューブ575の三
方弁504側の端部が閉じた状態となる。
ド120aからインクを吐出する際には、三方弁502
によってチューブ452とチューブ576とが連通し、
チューブ573の三方弁502側の端部は閉じた状態と
なる。三方弁505では、チューブ576とチューブ5
54とが連通し、チューブ575の三方弁505側の端
部が閉じた状態となる。三方弁504では、チューブ5
53とチューブ574とが連通し、チューブ575の三
方弁504側の端部が閉じた状態となる。
【0116】従って、インクの吐出時には、サブタンク
401aからメイン脱気装置511aに向って流れるイ
ンクは、溶存酸素計520を通過した後に、チューブ5
72、ジョイント577、チューブ574、三方弁50
4およびチューブ553などを通してインクジェットヘ
ッド120aの供給口に供給される。インクジェットヘ
ッド120aにインクが供給された後に、インクジェッ
トヘッド120aから吐出されずにインクジェットヘッ
ド120aの外部に排出されたインクは、チューブ55
2、カプラ556、チューブ554、三方弁505、チ
ューブ576、三方弁502、チューブ452、ジョイ
ント471、チューブ457、二方弁406およびチュ
ーブ458,459を通してメインタンク301aの内
部に流れ込む。
401aからメイン脱気装置511aに向って流れるイ
ンクは、溶存酸素計520を通過した後に、チューブ5
72、ジョイント577、チューブ574、三方弁50
4およびチューブ553などを通してインクジェットヘ
ッド120aの供給口に供給される。インクジェットヘ
ッド120aにインクが供給された後に、インクジェッ
トヘッド120aから吐出されずにインクジェットヘッ
ド120aの外部に排出されたインクは、チューブ55
2、カプラ556、チューブ554、三方弁505、チ
ューブ576、三方弁502、チューブ452、ジョイ
ント471、チューブ457、二方弁406およびチュ
ーブ458,459を通してメインタンク301aの内
部に流れ込む。
【0117】サブタンク401aから、チューブ45
1、流量計456、チューブ455、メイン脱気装置5
11a、チューブ571、溶存酸素計520、チューブ
572,574,553,551を通ってインクジェッ
トヘッド120aに至るまでのインク経路によって、サ
ブタンク401a内に貯留されたインクをインクジェッ
トヘッド120aに供給するための第1の液体経路が構
成されている。また、チューブ552,554,57
6,452,457,458や、それらのチューブに間
を接続する構成部品などから第2の液体経路が構成さ
れ、この第2の液体経路の、インクジェットヘッド12
0a側と反対側の端部に相当する、チューブ458の端
部が第3の液体経路としてのチューブ459の差し込ま
れている。さらに、第2の液体経路の、インクジェット
ヘッド120a側と反対側の先端、すなわちチューブ4
58の先端から流れ出たインクをサブタンク401aに
戻すための液体戻し経路が、チューブ459と、メイン
タンク301aと、上述したタンク間供給経路とから構
成されている。
1、流量計456、チューブ455、メイン脱気装置5
11a、チューブ571、溶存酸素計520、チューブ
572,574,553,551を通ってインクジェッ
トヘッド120aに至るまでのインク経路によって、サ
ブタンク401a内に貯留されたインクをインクジェッ
トヘッド120aに供給するための第1の液体経路が構
成されている。また、チューブ552,554,57
6,452,457,458や、それらのチューブに間
を接続する構成部品などから第2の液体経路が構成さ
れ、この第2の液体経路の、インクジェットヘッド12
0a側と反対側の端部に相当する、チューブ458の端
部が第3の液体経路としてのチューブ459の差し込ま
れている。さらに、第2の液体経路の、インクジェット
ヘッド120a側と反対側の先端、すなわちチューブ4
58の先端から流れ出たインクをサブタンク401aに
戻すための液体戻し経路が、チューブ459と、メイン
タンク301aと、上述したタンク間供給経路とから構
成されている。
【0118】図11は、インクジェットヘッド120a
を避けてインクを循環させるために、インクをバイパス
する際の三方弁502,504,505の状態を示す図
である。三方弁502,504,505を、図11に示
す状態にした後に、後述するようにインクをインク供給
系に充填する動作や、インク供給系のインクを交換する
動作などが行われる。
を避けてインクを循環させるために、インクをバイパス
する際の三方弁502,504,505の状態を示す図
である。三方弁502,504,505を、図11に示
す状態にした後に、後述するようにインクをインク供給
系に充填する動作や、インク供給系のインクを交換する
動作などが行われる。
【0119】図11に示すように、インクのバイパス時
には、三方弁502によってチューブ452とチューブ
576とが連通し、チューブ573の三方弁502側の
端部は閉じた状態となる。三方弁505では、チューブ
576とチューブ575とが連通し、チューブ554の
三方弁505側の端部は閉じた状態となる。三方弁50
4では、チューブ575とチューブ574とが連通し、
チューブ553の三方弁504側の端部は閉じた状態と
なる。
には、三方弁502によってチューブ452とチューブ
576とが連通し、チューブ573の三方弁502側の
端部は閉じた状態となる。三方弁505では、チューブ
576とチューブ575とが連通し、チューブ554の
三方弁505側の端部は閉じた状態となる。三方弁50
4では、チューブ575とチューブ574とが連通し、
チューブ553の三方弁504側の端部は閉じた状態と
なる。
【0120】従って、インクのバイパス時では、サブタ
ンク401aからメイン脱気装置511aに向って流れ
るインクは、溶存酸素計520を通過した後に、チュー
ブ572、ジョイント577、チューブ574、三方弁
504、チューブ575、三方弁505、チューブ57
6、三方弁502およびチューブ452をこの順番で通
過してメインタンク301aの内部に送り込まれる。そ
の場合とインクの流れが反対の場合、三方弁403、チ
ューブ453,452をこの順番で通過して三方弁50
2に向って流れるインクはチューブ576、三方弁50
5、チューブ575、三方弁504、チューブ574な
どを通して溶存酸素計520の内部に送り込まれる。三
方弁502,504,505がこのようなバイパス状態
にあるときでは、インクジェットヘッド120aはメイ
ンタンク301aおよびサブタンク401aとインク供
給路によってつながっていない。
ンク401aからメイン脱気装置511aに向って流れ
るインクは、溶存酸素計520を通過した後に、チュー
ブ572、ジョイント577、チューブ574、三方弁
504、チューブ575、三方弁505、チューブ57
6、三方弁502およびチューブ452をこの順番で通
過してメインタンク301aの内部に送り込まれる。そ
の場合とインクの流れが反対の場合、三方弁403、チ
ューブ453,452をこの順番で通過して三方弁50
2に向って流れるインクはチューブ576、三方弁50
5、チューブ575、三方弁504、チューブ574な
どを通して溶存酸素計520の内部に送り込まれる。三
方弁502,504,505がこのようなバイパス状態
にあるときでは、インクジェットヘッド120aはメイ
ンタンク301aおよびサブタンク401aとインク供
給路によってつながっていない。
【0121】図12は、後述するようにインクジェット
ヘッド120aの供給口および排出口の両側に向けてイ
ンク供給経路内のインクを加圧する際の三方弁502,
504,505の状態を示す図である。
ヘッド120aの供給口および排出口の両側に向けてイ
ンク供給経路内のインクを加圧する際の三方弁502,
504,505の状態を示す図である。
【0122】後述するようにサブタンク401a内のイ
ンクをインクジェットヘッド120aの供給口および排
出口の両側に向けて加圧する際には、図12に示すよう
に、三方弁502によってチューブ573とチューブ5
76とが連通し、チューブ452の三方弁502側の端
部は閉じた状態となる。三方弁505では、チューブ5
76とチューブ554とが連通し、チューブ575の三
方弁505側の端部が閉じた状態となる。三方弁504
では、チューブ574とチューブ553とが連通し、チ
ューブ575の三方弁504側の端部が閉じた状態とな
る。
ンクをインクジェットヘッド120aの供給口および排
出口の両側に向けて加圧する際には、図12に示すよう
に、三方弁502によってチューブ573とチューブ5
76とが連通し、チューブ452の三方弁502側の端
部は閉じた状態となる。三方弁505では、チューブ5
76とチューブ554とが連通し、チューブ575の三
方弁505側の端部が閉じた状態となる。三方弁504
では、チューブ574とチューブ553とが連通し、チ
ューブ575の三方弁504側の端部が閉じた状態とな
る。
【0123】サブタンク401a内のインクをインクジ
ェットヘッド120aに向けて加圧するには、サブタン
ク401aに備えられたタービン402aを回転させ
る。図12に示した状態でタービン402aを回転させ
ると、サブタンク401a内のインクはチューブ451
を通してメイン脱気装置511aに向けて送り出され
る。送り出されたインクは、メイン脱気装置511aお
よび溶存酸素計520を通過した後に、ジョイント57
7でチューブ574および573に分岐される。ジョイ
ント577でチューブ574および573のそれぞれに
分岐されたインクは、それぞれの供給経路を通してイン
クジェットヘッド120aに送り込まれる。
ェットヘッド120aに向けて加圧するには、サブタン
ク401aに備えられたタービン402aを回転させ
る。図12に示した状態でタービン402aを回転させ
ると、サブタンク401a内のインクはチューブ451
を通してメイン脱気装置511aに向けて送り出され
る。送り出されたインクは、メイン脱気装置511aお
よび溶存酸素計520を通過した後に、ジョイント57
7でチューブ574および573に分岐される。ジョイ
ント577でチューブ574および573のそれぞれに
分岐されたインクは、それぞれの供給経路を通してイン
クジェットヘッド120aに送り込まれる。
【0124】上述したように、これらの三方弁502,
504,505は、図7に示したインク供給経路におけ
るインクの流れを切り替えるものであるが、これらの三
方弁502,504,505から、図7に示したインク
供給経路、およびインクジェットヘッド120内のイン
ク循環経路121aにおけるインクの連続的な流れ、す
なわちそれぞれのインク流路内におけるインクの流動を
停止させる停止手段が構成されている。従って、三方弁
502,504,505の動作によって、サブタンク4
01aに貯留された液体をインクジェットヘッド120
aに供給するための前記第1の液体経路内、インクジェ
ットヘッド120a内のインク循環経路121a内や、
インク循環経路121aを通過した液体が流れ込む前記
第2の液体経路内のインクの流動が停止される。
504,505は、図7に示したインク供給経路におけ
るインクの流れを切り替えるものであるが、これらの三
方弁502,504,505から、図7に示したインク
供給経路、およびインクジェットヘッド120内のイン
ク循環経路121aにおけるインクの連続的な流れ、す
なわちそれぞれのインク流路内におけるインクの流動を
停止させる停止手段が構成されている。従って、三方弁
502,504,505の動作によって、サブタンク4
01aに貯留された液体をインクジェットヘッド120
aに供給するための前記第1の液体経路内、インクジェ
ットヘッド120a内のインク循環経路121a内や、
インク循環経路121aを通過した液体が流れ込む前記
第2の液体経路内のインクの流動が停止される。
【0125】このように三方弁502,504,505
の動作によりインクの流れを停止させる動作は、後述す
るようにインクジェットヘッド120aの吐出口から液
体を強制的に排出させた直後や、インクジェットヘッド
120aの吐出口面をワイピングブレードにより払拭す
る動作中、インクジェットヘッド120aの取付け位置
を調整する際、およびインクジェットヘッド120aを
交換する際に行われる。さらに、インクジェットヘッド
120aを有するヘッドユニット606を、ガラス基板
1の、XYステージ603による移動範囲の中央部の上
方、すなわち装置の中央部から、前記移動範囲の端部の
上方、または前記移動範囲の外側上方、すなわちインク
ジェットヘッド120aを交換可能、またはインクジェ
ットヘッド120aの取付け位置が調整可能となるよう
な装置の端部に移動させる際にも、三方弁502,50
4,505の動作によってインクジェットヘッド120
内のインク循環経路121a、およびインク供給経路に
おけるインクの連続的な流れが停止される。
の動作によりインクの流れを停止させる動作は、後述す
るようにインクジェットヘッド120aの吐出口から液
体を強制的に排出させた直後や、インクジェットヘッド
120aの吐出口面をワイピングブレードにより払拭す
る動作中、インクジェットヘッド120aの取付け位置
を調整する際、およびインクジェットヘッド120aを
交換する際に行われる。さらに、インクジェットヘッド
120aを有するヘッドユニット606を、ガラス基板
1の、XYステージ603による移動範囲の中央部の上
方、すなわち装置の中央部から、前記移動範囲の端部の
上方、または前記移動範囲の外側上方、すなわちインク
ジェットヘッド120aを交換可能、またはインクジェ
ットヘッド120aの取付け位置が調整可能となるよう
な装置の端部に移動させる際にも、三方弁502,50
4,505の動作によってインクジェットヘッド120
内のインク循環経路121a、およびインク供給経路に
おけるインクの連続的な流れが停止される。
【0126】〈インク供給系の動作〉次に、図7に示し
たインク供給系の動作について、図7および図10を参
照して説明する。本実施形態では、インクジェットヘッ
ド120aがインクを吐出しているときであっても、吐
出していない時であっても、後述するようなインク供給
系のインク充填時および交換時の動作を除く通常時に、
三方弁502,504,505を、図10に示した吐出
時の状態に切り替えると共に、三方弁403では、チュ
ーブ356とチューブ454とが連通し、チューブ45
3の三方弁403側の端部が閉じた状態となっている。
従って、三方弁403では、チューブ356から三方弁
403に向かって流れるインクがチューブ454の方
向、すなわち図7の矢印Aの方向に流れる。二方弁40
6は開いた状態となり、チューブ457とチューブ45
8とが連通している。
たインク供給系の動作について、図7および図10を参
照して説明する。本実施形態では、インクジェットヘッ
ド120aがインクを吐出しているときであっても、吐
出していない時であっても、後述するようなインク供給
系のインク充填時および交換時の動作を除く通常時に、
三方弁502,504,505を、図10に示した吐出
時の状態に切り替えると共に、三方弁403では、チュ
ーブ356とチューブ454とが連通し、チューブ45
3の三方弁403側の端部が閉じた状態となっている。
従って、三方弁403では、チューブ356から三方弁
403に向かって流れるインクがチューブ454の方
向、すなわち図7の矢印Aの方向に流れる。二方弁40
6は開いた状態となり、チューブ457とチューブ45
8とが連通している。
【0127】このような状態では、サブタンク401a
内のインクの液面の高さと、チューブ458の先端の高
さとの水頭差δによって、サブタンク401aからチュ
ーブ451、流量計456、チューブ455、メイン脱
気装置511a、チューブ571、溶存酸素計520、
チューブ572,574、三方弁504、チューブ55
3、カプラ555、チューブ551およびコネクタ56
1を介してインクジェットヘッド120aに流れ込み、
インクジェットヘッド120aのインク循環経路121
aによりインクジェットヘッド120aのノズル面近傍
を通過する。ここで、インクジェットヘッド120aの
吐出口から吐出されるインクとして消費されないインク
は、インクジェットヘッド120aの排出口から再びコ
ネクタ561、チューブ552、カプラ556、チュー
ブ554、三方弁505、チューブ576、三方弁50
2、チューブ452、ジョイント471、チューブ45
7、通常は開状態になっている二方弁406、チューブ
458をこの順番で流れる。そして、チューブ458の
先端から流れ出たインクはチューブ459の内壁をつた
ってメインタンク301aへと流れ込む。
内のインクの液面の高さと、チューブ458の先端の高
さとの水頭差δによって、サブタンク401aからチュ
ーブ451、流量計456、チューブ455、メイン脱
気装置511a、チューブ571、溶存酸素計520、
チューブ572,574、三方弁504、チューブ55
3、カプラ555、チューブ551およびコネクタ56
1を介してインクジェットヘッド120aに流れ込み、
インクジェットヘッド120aのインク循環経路121
aによりインクジェットヘッド120aのノズル面近傍
を通過する。ここで、インクジェットヘッド120aの
吐出口から吐出されるインクとして消費されないインク
は、インクジェットヘッド120aの排出口から再びコ
ネクタ561、チューブ552、カプラ556、チュー
ブ554、三方弁505、チューブ576、三方弁50
2、チューブ452、ジョイント471、チューブ45
7、通常は開状態になっている二方弁406、チューブ
458をこの順番で流れる。そして、チューブ458の
先端から流れ出たインクはチューブ459の内壁をつた
ってメインタンク301aへと流れ込む。
【0128】サブタンク401a内のインクが減少し、
残量センサ405によってサブタンク401a内の液面
を検知すると、メインポンプ302を一定時間駆動させ
てメインタンク301a内のインクをサブタンク401
a内に供給し、サブタンク401a内のインクがドレイ
ン404からオーバーフローして、チューブ459の内
壁をつたい落ちるまで、サブタンク401a内にインク
を補充する。このときのサブタンク401a内の液面高
さの変化量は10mm程度であり、その変化量は、イン
ク循環のための水頭差δ(本実施形態では300mm)
と比較すると遥かに小さな値となっているため、サブタ
ンク401a内の液面の変化がインクの循環量に影響を
与えることはない。
残量センサ405によってサブタンク401a内の液面
を検知すると、メインポンプ302を一定時間駆動させ
てメインタンク301a内のインクをサブタンク401
a内に供給し、サブタンク401a内のインクがドレイ
ン404からオーバーフローして、チューブ459の内
壁をつたい落ちるまで、サブタンク401a内にインク
を補充する。このときのサブタンク401a内の液面高
さの変化量は10mm程度であり、その変化量は、イン
ク循環のための水頭差δ(本実施形態では300mm)
と比較すると遥かに小さな値となっているため、サブタ
ンク401a内の液面の変化がインクの循環量に影響を
与えることはない。
【0129】このようにサブタンク401a内の液面高
さと、チューブ458の先端の高さとの水頭差δを利用
することで、インク供給系をインクが循環するような構
成になっている。これにより、インクジェットヘッド1
20a内には、常にメイン脱気装置511aを通過して
溶存気体を充分に除去されたインクが循環しながら供給
されており、必要に応じて吐出信号によってインクジェ
ットヘッド120aからインクを吐出させ、透明ガラス
基板上に着色を行う。
さと、チューブ458の先端の高さとの水頭差δを利用
することで、インク供給系をインクが循環するような構
成になっている。これにより、インクジェットヘッド1
20a内には、常にメイン脱気装置511aを通過して
溶存気体を充分に除去されたインクが循環しながら供給
されており、必要に応じて吐出信号によってインクジェ
ットヘッド120aからインクを吐出させ、透明ガラス
基板上に着色を行う。
【0130】上述したように、常時、インクジェットヘ
ッド120a内を、脱気されたインクが循環するように
構成しても、例えば装置のメンテナンスなどで、インク
経路内をインクが循環したままインクを吐出させないで
長時間放置しておくと、インクジェットヘッド120a
のノズル内のインクにおけるメニスカスの状態が微妙に
変化し、吐出開始時だけわずかに吐出量が多くなった
り、一定時間吐出できなかったりして、吐出不良を生じ
る場合がある。また、装置のわずかなトラブルによりイ
ンク経路内のインク中の溶存酸素量が、ある一定値を越
えてしまった場合、吐出の不安定を引き起こす可能性が
生じる。
ッド120a内を、脱気されたインクが循環するように
構成しても、例えば装置のメンテナンスなどで、インク
経路内をインクが循環したままインクを吐出させないで
長時間放置しておくと、インクジェットヘッド120a
のノズル内のインクにおけるメニスカスの状態が微妙に
変化し、吐出開始時だけわずかに吐出量が多くなった
り、一定時間吐出できなかったりして、吐出不良を生じ
る場合がある。また、装置のわずかなトラブルによりイ
ンク経路内のインク中の溶存酸素量が、ある一定値を越
えてしまった場合、吐出の不安定を引き起こす可能性が
生じる。
【0131】これらのことを防止するために、一定時間
以上インクを循環したまま放置した場合、あるいは、溶
存酸素量が、ある一定値を越えてしまったような場合
は、加圧モータ402を駆動してタービン402aを回
転させ、タービン402aによって、サブタンク401
a内のインクをチューブ451に向けて圧送し、インク
をインクジェットヘッド120aへと送り込む加圧回復
の動作を行う。加圧時のインク供給経路におけるそれぞ
れの弁の状態は、前述したインクを循環させている状態
とまったく同じであるが、タービン402aによる加圧
を停止すると直ちに三方弁502を、図12に示した両
側加圧時の状態に切り替える。これによってインクジェ
ットヘッド120aからメインタンク301aへと戻る
経路がなくなり、インクの循環が停止する。これは、加
圧回復によってインクジェットヘッド120aのノズル
からインクを排出することで、ノズル内に形成されてい
たインクのメニスカスが破壊され、インクジェットヘッ
ド120a内をインクが循環したままではインクがノズ
ルから流れっぱなしになる可能性があるので、これを防
止するためである。また、サブタンク401a内の液面
の高さはインクジェットヘッド120aのノズル面より
25〜35mm低い位置にあるので、このとき、インク
ジェットヘッド120aには負圧が働き、ノズルからイ
ンクが出っ放しになることはない。従って、インクによ
り装置内が汚れたり、インクによって装置が損傷したり
するということが防止される。
以上インクを循環したまま放置した場合、あるいは、溶
存酸素量が、ある一定値を越えてしまったような場合
は、加圧モータ402を駆動してタービン402aを回
転させ、タービン402aによって、サブタンク401
a内のインクをチューブ451に向けて圧送し、インク
をインクジェットヘッド120aへと送り込む加圧回復
の動作を行う。加圧時のインク供給経路におけるそれぞ
れの弁の状態は、前述したインクを循環させている状態
とまったく同じであるが、タービン402aによる加圧
を停止すると直ちに三方弁502を、図12に示した両
側加圧時の状態に切り替える。これによってインクジェ
ットヘッド120aからメインタンク301aへと戻る
経路がなくなり、インクの循環が停止する。これは、加
圧回復によってインクジェットヘッド120aのノズル
からインクを排出することで、ノズル内に形成されてい
たインクのメニスカスが破壊され、インクジェットヘッ
ド120a内をインクが循環したままではインクがノズ
ルから流れっぱなしになる可能性があるので、これを防
止するためである。また、サブタンク401a内の液面
の高さはインクジェットヘッド120aのノズル面より
25〜35mm低い位置にあるので、このとき、インク
ジェットヘッド120aには負圧が働き、ノズルからイ
ンクが出っ放しになることはない。従って、インクによ
り装置内が汚れたり、インクによって装置が損傷したり
するということが防止される。
【0132】また、加圧回復が終了した後には、インク
ジェットヘッド120aのノズル面にインク滴が付着し
た状態となり、このインク滴を除去ために、ワイピング
ブレードでインクジェットヘッド120aのノズル面を
払拭する必要がある。そのときも、加圧回復終了時と同
様に、三方弁502を、図12に示した両側加圧時の状
態にして、インクジェットヘッド120a内の循環を停
止するようにする。これは、ワイピングブレードによっ
てノズル面を払拭することによって、ノズル内に形成さ
れていたインクのメニスカスが破壊されるので、インク
ジェットヘッド120a内をインクが循環したままでは
インクがノズルから流れっばなしになる可能性があるか
らである。また、ワイピングブレードに付着していたイ
ンク滴、あるいはワイピングブレードの洗浄水をインク
ジェットヘッド120aのノズルが吸い込んで、吐出開
始直後における吐出不良を生じることを防止するためで
もある。
ジェットヘッド120aのノズル面にインク滴が付着し
た状態となり、このインク滴を除去ために、ワイピング
ブレードでインクジェットヘッド120aのノズル面を
払拭する必要がある。そのときも、加圧回復終了時と同
様に、三方弁502を、図12に示した両側加圧時の状
態にして、インクジェットヘッド120a内の循環を停
止するようにする。これは、ワイピングブレードによっ
てノズル面を払拭することによって、ノズル内に形成さ
れていたインクのメニスカスが破壊されるので、インク
ジェットヘッド120a内をインクが循環したままでは
インクがノズルから流れっばなしになる可能性があるか
らである。また、ワイピングブレードに付着していたイ
ンク滴、あるいはワイピングブレードの洗浄水をインク
ジェットヘッド120aのノズルが吸い込んで、吐出開
始直後における吐出不良を生じることを防止するためで
もある。
【0133】ワイピング動作を終了した後に、三方弁5
02を、図10に示した描画時の位置に切り替えると、
再び、サブタンク401a内の液面の高さと、チューブ
458の先端の高さとの差δにより、インクジェットヘ
ッド120a内をインクが循環する。このとき、インク
ジェットヘッド120aへ供給されるインクの脱気レベ
ルは、溶存酸素計520によって常にモニタされる。こ
のように、脱気されたインクがインクジェットヘッド1
20a内を常に循環しているので、インクを循環させて
いなかったときにはインクジェットヘッド120a内に
脱気インクを供給するためにカラーフィルタ基板一枚を
描画するごとに一回程度の加圧回復の動作が必要であっ
た場合と比較して、本実施形態では、通常にカラーフィ
ルタ基板を描画している最中に、加圧回復なしで連続的
に複数枚のカラーフィルタ基板の描画が可能になり、イ
ンクの消費量を大幅に削減することや、加圧回復及びワ
イピングのための時間が不要となることのため、基板一
枚当たりに要する時間(タクト)およびコストを大幅に
削減できる。
02を、図10に示した描画時の位置に切り替えると、
再び、サブタンク401a内の液面の高さと、チューブ
458の先端の高さとの差δにより、インクジェットヘ
ッド120a内をインクが循環する。このとき、インク
ジェットヘッド120aへ供給されるインクの脱気レベ
ルは、溶存酸素計520によって常にモニタされる。こ
のように、脱気されたインクがインクジェットヘッド1
20a内を常に循環しているので、インクを循環させて
いなかったときにはインクジェットヘッド120a内に
脱気インクを供給するためにカラーフィルタ基板一枚を
描画するごとに一回程度の加圧回復の動作が必要であっ
た場合と比較して、本実施形態では、通常にカラーフィ
ルタ基板を描画している最中に、加圧回復なしで連続的
に複数枚のカラーフィルタ基板の描画が可能になり、イ
ンクの消費量を大幅に削減することや、加圧回復及びワ
イピングのための時間が不要となることのため、基板一
枚当たりに要する時間(タクト)およびコストを大幅に
削減できる。
【0134】また、装置のトラブルや、インクジェット
ヘッド交換などのために、長時間インクの循環を停止し
て、溶存酸素量が大幅に上昇した場合は、三方弁50
4,505を、図11に示したバイパス時の状態に切り
替えた後に、加圧モータ402駆動してタービン402
aを回転させ、サブタンク401a内のインクを圧送
し、メイン脱気装置511a内でより脱気されたインク
を送り出す。このときサブタンク401a内のインクは
加圧モータ402およびタービン402aにより急激に
減少させられるので、メインポンプ302を同時に動作
させて、メインタンク301aからサブタンク401a
にインクを供給しながら加圧モータ402によりインク
を圧送する。これにより、サブタンク401a内のイン
クの残量を気にすることなく、加圧モータ402により
インクを送り続けることができる。また、メインタンク
301aから、メインポンプ302によってサブタンク
401aへと供給されるインクは脱気装置321を通過
しているので、そのインクは、サブタンク401aに供
給された段階で、ある程度脱気されたインクとなってい
る。
ヘッド交換などのために、長時間インクの循環を停止し
て、溶存酸素量が大幅に上昇した場合は、三方弁50
4,505を、図11に示したバイパス時の状態に切り
替えた後に、加圧モータ402駆動してタービン402
aを回転させ、サブタンク401a内のインクを圧送
し、メイン脱気装置511a内でより脱気されたインク
を送り出す。このときサブタンク401a内のインクは
加圧モータ402およびタービン402aにより急激に
減少させられるので、メインポンプ302を同時に動作
させて、メインタンク301aからサブタンク401a
にインクを供給しながら加圧モータ402によりインク
を圧送する。これにより、サブタンク401a内のイン
クの残量を気にすることなく、加圧モータ402により
インクを送り続けることができる。また、メインタンク
301aから、メインポンプ302によってサブタンク
401aへと供給されるインクは脱気装置321を通過
しているので、そのインクは、サブタンク401aに供
給された段階で、ある程度脱気されたインクとなってい
る。
【0135】溶存酸素量が、ある一定値以下になった
ら、三方弁504,505を、図10に示した描画時の
状態に戻し、加圧モータ402を再度回転させ、より脱
気されたインクをインクジェットヘッド120aに送り
込む。これは、前述した加圧回復の動作とまったく同じ
動作である。このとき、前述したのと同様に、サブタン
ク401a内のインクが急激に減少するので、メインポ
ンプ302を同時に動作させ、メインタンク301aか
らサブタンク401aへインクを供給する。また、イン
クジェットヘッド120aに供給されたインクは、ノズ
ルから排出されるインクと、インクジェットヘッド12
0a内を循環してチューブ552,554,576,4
52,457,458を通過した後にチューブ458の
先端から排出され、チューブ459の内壁をつたってメ
インタンク301へと戻されるインクとに分かれる。こ
こで、本実施形態では、インクジェットヘッド120a
のノズルから排出されるインクと、メインタンク301
aに戻されるインクとの比率は、ほぼ1:1である。こ
の加圧回復の動作が終了した直後は、前述したのと同様
に三方弁502を、図12に示した両側加圧時の状態に
切り替え、ワイピングの動作を行った後に、三方弁50
2を、図10に示した描画時の状態に切り替えて、イン
クジェットヘッド120a内をインクが循環する状態に
戻す。
ら、三方弁504,505を、図10に示した描画時の
状態に戻し、加圧モータ402を再度回転させ、より脱
気されたインクをインクジェットヘッド120aに送り
込む。これは、前述した加圧回復の動作とまったく同じ
動作である。このとき、前述したのと同様に、サブタン
ク401a内のインクが急激に減少するので、メインポ
ンプ302を同時に動作させ、メインタンク301aか
らサブタンク401aへインクを供給する。また、イン
クジェットヘッド120aに供給されたインクは、ノズ
ルから排出されるインクと、インクジェットヘッド12
0a内を循環してチューブ552,554,576,4
52,457,458を通過した後にチューブ458の
先端から排出され、チューブ459の内壁をつたってメ
インタンク301へと戻されるインクとに分かれる。こ
こで、本実施形態では、インクジェットヘッド120a
のノズルから排出されるインクと、メインタンク301
aに戻されるインクとの比率は、ほぼ1:1である。こ
の加圧回復の動作が終了した直後は、前述したのと同様
に三方弁502を、図12に示した両側加圧時の状態に
切り替え、ワイピングの動作を行った後に、三方弁50
2を、図10に示した描画時の状態に切り替えて、イン
クジェットヘッド120a内をインクが循環する状態に
戻す。
【0136】このように、インクジェットヘッド120
a内を常に一定値以下の溶存酸素量のインクが循環する
ように、溶存酸素計520における測定値を基にインク
供給系の動作を切り替える。これにより、インクジェッ
トヘッド120aの吐出の安定化が実現される。
a内を常に一定値以下の溶存酸素量のインクが循環する
ように、溶存酸素計520における測定値を基にインク
供給系の動作を切り替える。これにより、インクジェッ
トヘッド120aの吐出の安定化が実現される。
【0137】また、インクがインクジェットヘッド12
0aを循環した後に流れ込む、戻りのチューブ458の
先端を、メインタンク301aへとつながる太いチュー
ブ459の上部に差し込んであるため、チューブ458
の差し込む深さを変更することで、サブタンク401a
内の液面に対するチューブ458の先端の高さを調整す
ることが可能となっている。これにより、チューブ45
8の先端の高さを調整して循環のための水頭差を決定す
る機構が簡単で、かつ、水頭差の変更も非常に容易に行
うことができ、インク循環のための水頭差を変更する機
構のための必要なスペースをほとんど要しない。
0aを循環した後に流れ込む、戻りのチューブ458の
先端を、メインタンク301aへとつながる太いチュー
ブ459の上部に差し込んであるため、チューブ458
の差し込む深さを変更することで、サブタンク401a
内の液面に対するチューブ458の先端の高さを調整す
ることが可能となっている。これにより、チューブ45
8の先端の高さを調整して循環のための水頭差を決定す
る機構が簡単で、かつ、水頭差の変更も非常に容易に行
うことができ、インク循環のための水頭差を変更する機
構のための必要なスペースをほとんど要しない。
【0138】さらに、このようにチューブ458の先端
の高さを調整することで、インクを連続的に流すための
水頭差を変更してインクの循環量を簡単に調整すること
が可能となっていることによって、より多くの種類のイ
ンクに対して対応可能となる。さらに、このように水頭
圧を利用してインクジェットヘッド120aにインクを
供給するインクジェット記録装置では、インクジェット
ヘッドからインクが出っ放しにならないように簡単に構
成することができ、インクで装置内を汚したり、インク
によって装置が損傷したりすることを防止することがで
きる。
の高さを調整することで、インクを連続的に流すための
水頭差を変更してインクの循環量を簡単に調整すること
が可能となっていることによって、より多くの種類のイ
ンクに対して対応可能となる。さらに、このように水頭
圧を利用してインクジェットヘッド120aにインクを
供給するインクジェット記録装置では、インクジェット
ヘッドからインクが出っ放しにならないように簡単に構
成することができ、インクで装置内を汚したり、インク
によって装置が損傷したりすることを防止することがで
きる。
【0139】上述したように、本実施形態のインクジェ
ット記録装置では、インクジェットヘッド120aのイ
ンク循環経路121aを通過したインクが流れ込む第2
の液体経路の、インクジェットヘッド120aと反対側
の先端と、サブタンク401aに貯留されたインクの上
面との水頭差によってサブタンク401aから、メイン
脱気装置511aが備えられた第1の液体経路、インク
循環経路121a、第2の液体経路の順で液体が連続的
に流れるようにインク供給系が構成されている。このこ
とにより、メイン脱気装置511aを通過することで一
定レベルに脱気されたインクが常にインクジェットヘッ
ド120aに供給され、インクジェットヘッド120a
の吐出量が安定する。また、このように連続的にインク
ジェットヘッド120aのインク循環経路121aにイ
ンクを流すようにしてインクを循環させることにより、
従来のようにインクジェットヘッドや液体供給経路を回
復させるためにインクジェットヘッドから液体を押し出
す頻度を減らすことができ、インクジェット記録装置に
おけるインクの消費量を最小限にとどめることができ
る。
ット記録装置では、インクジェットヘッド120aのイ
ンク循環経路121aを通過したインクが流れ込む第2
の液体経路の、インクジェットヘッド120aと反対側
の先端と、サブタンク401aに貯留されたインクの上
面との水頭差によってサブタンク401aから、メイン
脱気装置511aが備えられた第1の液体経路、インク
循環経路121a、第2の液体経路の順で液体が連続的
に流れるようにインク供給系が構成されている。このこ
とにより、メイン脱気装置511aを通過することで一
定レベルに脱気されたインクが常にインクジェットヘッ
ド120aに供給され、インクジェットヘッド120a
の吐出量が安定する。また、このように連続的にインク
ジェットヘッド120aのインク循環経路121aにイ
ンクを流すようにしてインクを循環させることにより、
従来のようにインクジェットヘッドや液体供給経路を回
復させるためにインクジェットヘッドから液体を押し出
す頻度を減らすことができ、インクジェット記録装置に
おけるインクの消費量を最小限にとどめることができ
る。
【0140】〈インク充填時の動作〉次に、図7に示し
たインク供給系にインクを充填するときの動作について
説明する。
たインク供給系にインクを充填するときの動作について
説明する。
【0141】まず、インク供給系にインクを充填すると
きには、二方弁304,406を閉じ、三方弁502,
504,505を、図11に示したバイパス時の状態に
切り替える。また、三方弁403では、チューブ356
とチューブ453とが連通し、チューブ454の三方弁
403側の端部が閉じた状態となっている。従って、三
方弁403では、チューブ356から三方弁403に向
かって流れるインクがチューブ453の方向、すなわち
図7の矢印Bの方向に流れる。
きには、二方弁304,406を閉じ、三方弁502,
504,505を、図11に示したバイパス時の状態に
切り替える。また、三方弁403では、チューブ356
とチューブ453とが連通し、チューブ454の三方弁
403側の端部が閉じた状態となっている。従って、三
方弁403では、チューブ356から三方弁403に向
かって流れるインクがチューブ453の方向、すなわち
図7の矢印Bの方向に流れる。
【0142】この状態で第1の工程として、メインポン
プ302を動作させ、メインタンク301a内のインク
をチューブ351および352を通してくみ上げると、
インクは、チューブ353、フィルタ311、チューブ
354,355、脱気装置321、チューブ356、三
方弁403、チューブ453,452、三方弁502、
チューブ576、三方弁505、チューブ575、三方
弁504、チューブ574,572、溶存酸素計52
0、チューブ571、メイン脱気装置511a、チュー
ブ455、流量計456、チューブ451、サブタンク
401a、ドレイン404、チューブ459をこの順番
で通過し、インク供給経路のほぼ全体にインクが行き渡
る。このとき、メインポンプ302の流量は、200cc
/minに設定する。また、脱気装置321用の真空ポンプ
322は、脱気装置321内の真空度が約32±2Torr
となるように運転し、メイン脱気装置511a用の真空
ポンプ522は、メイン脱気装置511a内の真空度が
約10Torrとなるように運転する。
プ302を動作させ、メインタンク301a内のインク
をチューブ351および352を通してくみ上げると、
インクは、チューブ353、フィルタ311、チューブ
354,355、脱気装置321、チューブ356、三
方弁403、チューブ453,452、三方弁502、
チューブ576、三方弁505、チューブ575、三方
弁504、チューブ574,572、溶存酸素計52
0、チューブ571、メイン脱気装置511a、チュー
ブ455、流量計456、チューブ451、サブタンク
401a、ドレイン404、チューブ459をこの順番
で通過し、インク供給経路のほぼ全体にインクが行き渡
る。このとき、メインポンプ302の流量は、200cc
/minに設定する。また、脱気装置321用の真空ポンプ
322は、脱気装置321内の真空度が約32±2Torr
となるように運転し、メイン脱気装置511a用の真空
ポンプ522は、メイン脱気装置511a内の真空度が
約10Torrとなるように運転する。
【0143】上記のような第1の工程によってインク供
給系にインクを充填した直後は、脱気装置321を通過
したインクが、チューブ356、三方弁403、チュー
ブ453,452、三方弁502、チューブ576、三
方弁505、チューブ575、三方弁504、チューブ
574,572、溶存酸素計520、チューブ571、
メイン脱気装置511aに行き渡る。メイン脱気装置5
11aを通過したインクはさらに脱気されており、脱気
されたインクがチューブ455、流量計456、チュー
ブ451、サブタンク401aの各々の内部に満たされ
る。
給系にインクを充填した直後は、脱気装置321を通過
したインクが、チューブ356、三方弁403、チュー
ブ453,452、三方弁502、チューブ576、三
方弁505、チューブ575、三方弁504、チューブ
574,572、溶存酸素計520、チューブ571、
メイン脱気装置511aに行き渡る。メイン脱気装置5
11aを通過したインクはさらに脱気されており、脱気
されたインクがチューブ455、流量計456、チュー
ブ451、サブタンク401aの各々の内部に満たされ
る。
【0144】ところが、図8に示したように、溶存酸素
計520を構成する容器528の内部には、センサ52
3の先端部のためのスペースや、回転子526が回転す
るためのスペースとして、ある程度の容積が必要とさ
れ、この容器528内の容積が約10mlとなってい
る。また、チューブ571から容器528の内部に送り
込まれた空気がチューブ572を通して容器528の外
部に抜けやすくなるように、容器528でのチューブ5
71および572の接続位置が決定されている。従っ
て、前述したようにチューブ571が容器528の下部
に接続され、チューブ572が容器528の上部に接続
されている。そのため、上述したインクの充填時にチュ
ーブ572から容器528の内部に入った空気が全てチ
ューブ571に抜けていかず、一部の空気が容器528
の内部に残ってしまう。
計520を構成する容器528の内部には、センサ52
3の先端部のためのスペースや、回転子526が回転す
るためのスペースとして、ある程度の容積が必要とさ
れ、この容器528内の容積が約10mlとなってい
る。また、チューブ571から容器528の内部に送り
込まれた空気がチューブ572を通して容器528の外
部に抜けやすくなるように、容器528でのチューブ5
71および572の接続位置が決定されている。従っ
て、前述したようにチューブ571が容器528の下部
に接続され、チューブ572が容器528の上部に接続
されている。そのため、上述したインクの充填時にチュ
ーブ572から容器528の内部に入った空気が全てチ
ューブ571に抜けていかず、一部の空気が容器528
の内部に残ってしまう。
【0145】従って、一定時間、メインポンプ302を
運転させてインク供給系にインクを充填してからメイン
ポンプ302を停止した後に、二方弁406を開けた状
態にする。そして、第2の工程として、加圧モータ40
2を駆動させ、前述したインクの充填時におけるインク
の流れとは逆向きにインクを送る。ここで、メインポン
プ302としては、メインポンプ302が運転停止の状
態のときに、メインポンプ302に接続されたチューブ
内のインクの流れを遮断する構造のものを用いている。
従って、サブタンク401aから送られるインクは、ジ
ョイント471でチューブ453の方向へは流れず、チ
ューブ457、二方弁406およびチューブ458,4
59を通ってメインタンク301aに戻される。
運転させてインク供給系にインクを充填してからメイン
ポンプ302を停止した後に、二方弁406を開けた状
態にする。そして、第2の工程として、加圧モータ40
2を駆動させ、前述したインクの充填時におけるインク
の流れとは逆向きにインクを送る。ここで、メインポン
プ302としては、メインポンプ302が運転停止の状
態のときに、メインポンプ302に接続されたチューブ
内のインクの流れを遮断する構造のものを用いている。
従って、サブタンク401aから送られるインクは、ジ
ョイント471でチューブ453の方向へは流れず、チ
ューブ457、二方弁406およびチューブ458,4
59を通ってメインタンク301aに戻される。
【0146】この第2の工程によって、サブタンク40
1aから流量計456、メイン脱気装置511a、溶存
酸素計520、三方弁504,505,502および二
方弁406を通ってメインタンク301aに至るインク
の経路内から、ほぼ完全に空気が取り除かれる。また、
このようにして脱気されたインクは、メイン脱気装置5
11aから溶存酸素計520、三方弁504,505,
502を通過してチューブ452,457、二方弁40
6、チューブ458を経てメインタンク301a内へ、
あるいは、さらにメイン脱気装置511aへと循環され
る。これによりインク経路内は、チューブ573を除い
て、脱気されたインクで全て満たされることとなる。こ
のような第1および第2の工程の循環動作を数回繰り返
すことによって、循環されるインクがメイン脱気装置5
11aを何回か通過することとなり、インクの脱気レベ
ルが上がる。上述した第1および第2の工程における動
作は制御ユニットによって制御される。
1aから流量計456、メイン脱気装置511a、溶存
酸素計520、三方弁504,505,502および二
方弁406を通ってメインタンク301aに至るインク
の経路内から、ほぼ完全に空気が取り除かれる。また、
このようにして脱気されたインクは、メイン脱気装置5
11aから溶存酸素計520、三方弁504,505,
502を通過してチューブ452,457、二方弁40
6、チューブ458を経てメインタンク301a内へ、
あるいは、さらにメイン脱気装置511aへと循環され
る。これによりインク経路内は、チューブ573を除い
て、脱気されたインクで全て満たされることとなる。こ
のような第1および第2の工程の循環動作を数回繰り返
すことによって、循環されるインクがメイン脱気装置5
11aを何回か通過することとなり、インクの脱気レベ
ルが上がる。上述した第1および第2の工程における動
作は制御ユニットによって制御される。
【0147】次に、インクが充填されていない残りの部
分に、脱気されたインクを充填するために、三方弁50
2,504,505を、図12に示したようにインクジ
ェットヘッド120aの供給口および排出口の両側に向
けてインクを加圧するための状態に切り替える。そし
て、加圧モータ402を駆動してサブタンク401aか
らインクを送り出すと、チューブ573,553,55
4,551,552やインクジェットヘッド120a内
に、脱気されたインクが充填される。
分に、脱気されたインクを充填するために、三方弁50
2,504,505を、図12に示したようにインクジ
ェットヘッド120aの供給口および排出口の両側に向
けてインクを加圧するための状態に切り替える。そし
て、加圧モータ402を駆動してサブタンク401aか
らインクを送り出すと、チューブ573,553,55
4,551,552やインクジェットヘッド120a内
に、脱気されたインクが充填される。
【0148】このように、本実施形態では、インクジェ
ットヘッド120aの近傍でインクジェットヘッド12
0aを通らない経路を経由してインクを循環させること
のできる液体循環経路を設けることによって、メイン脱
気装置511aとインクジェットヘッド120aとの間
のインクを無駄に捨てずに、インクの消費を最小限にと
どめて効率的にインク供給系全体に、脱気されたインク
を満たすことができる。
ットヘッド120aの近傍でインクジェットヘッド12
0aを通らない経路を経由してインクを循環させること
のできる液体循環経路を設けることによって、メイン脱
気装置511aとインクジェットヘッド120aとの間
のインクを無駄に捨てずに、インクの消費を最小限にと
どめて効率的にインク供給系全体に、脱気されたインク
を満たすことができる。
【0149】〈インク交換時の動作〉次に、図7に示さ
れるインク供給系でインクを交換する時の動作について
説明する。インク供給経路内のインクの交換は、コネク
タ561の接続を切り離すことなく実現される。
れるインク供給系でインクを交換する時の動作について
説明する。インク供給経路内のインクの交換は、コネク
タ561の接続を切り離すことなく実現される。
【0150】まず、インク供給系からインクを抜く動作
について説明する。二方弁304を開き、二方弁406
を閉じて、三方弁502,504,505を、図11に
示したバイパス時の状態に切り替える。また、三方弁4
03では、チューブ356とチューブ453とが連通
し、チューブ356からチューブ453に向かって、図
7の矢印Bの方向にインクが流れる状態にする。この状
態でメインポンブ302を動作させると、二方弁304
の、何も接続されていない口から空気が吸い込まれる。
二方弁304から吸い込まれた空気は、チューブ35
7,352、メインポンプ302、チューブ353、フ
ィルタ311、チューブ354,355、脱気装置32
1、チューブ356、三方弁403、チューブ453,
452、三方弁502、チューブ576、三方弁50
5、チューブ575、三方弁504、チューブ574,
572、溶存酸素計520、チューブ571、メイン脱
気装置511a、チューブ455、流量計456、チュ
ーブ451をこの順番で通過してサブタンク401aの
内部に流し込まれる。
について説明する。二方弁304を開き、二方弁406
を閉じて、三方弁502,504,505を、図11に
示したバイパス時の状態に切り替える。また、三方弁4
03では、チューブ356とチューブ453とが連通
し、チューブ356からチューブ453に向かって、図
7の矢印Bの方向にインクが流れる状態にする。この状
態でメインポンブ302を動作させると、二方弁304
の、何も接続されていない口から空気が吸い込まれる。
二方弁304から吸い込まれた空気は、チューブ35
7,352、メインポンプ302、チューブ353、フ
ィルタ311、チューブ354,355、脱気装置32
1、チューブ356、三方弁403、チューブ453,
452、三方弁502、チューブ576、三方弁50
5、チューブ575、三方弁504、チューブ574,
572、溶存酸素計520、チューブ571、メイン脱
気装置511a、チューブ455、流量計456、チュ
ーブ451をこの順番で通過してサブタンク401aの
内部に流し込まれる。
【0151】このようにインク供給系に空気が流し込ま
れることにより、インク経路の内部にあったインクはサ
ブタンク401aの内部へ流し込まれる。サブタンク4
01aでは、チューブ451からサブタンク401a内
にインクが流し込まれることでインクの液位が上昇し、
サブタンク401a内のインクがドレイン404および
チューブ459を通してメインタンク301aの内部へ
流し込まれる。従って、サブタンク401a内のドレイ
ン404よりも低い部分のインクを除いて、インク経路
内のインクがほぼ全てメインタンク301aに流し込ま
れ、インク経路内に残されたインクのほとんどがメイン
タンク301aに回収される。
れることにより、インク経路の内部にあったインクはサ
ブタンク401aの内部へ流し込まれる。サブタンク4
01aでは、チューブ451からサブタンク401a内
にインクが流し込まれることでインクの液位が上昇し、
サブタンク401a内のインクがドレイン404および
チューブ459を通してメインタンク301aの内部へ
流し込まれる。従って、サブタンク401a内のドレイ
ン404よりも低い部分のインクを除いて、インク経路
内のインクがほぼ全てメインタンク301aに流し込ま
れ、インク経路内に残されたインクのほとんどがメイン
タンク301aに回収される。
【0152】サブタンク401a内に残されたインクを
回収するためには、カプラプラグ374にカプラソケッ
ト375を接続する。そして、吸引ポンプ377を駆動
することによって、サブタンク401a内のインクが、
チューブ451、流量計456、チューブ455、メイ
ン脱気装置511a、チューブ571、溶存酸素計52
0、チューブ572,574、三方弁504、チューブ
575、三方弁505、チューブ576、三方弁50
2、チューブ452,453、三方弁403、チューブ
356、脱気装置321、チューブ355,373、カ
プラプラグ374、カプラソケット375、チューブ3
76、吸引ポンプ377、チューブ378をこの順番で
通過して廃液タンク379に流し込まれる。
回収するためには、カプラプラグ374にカプラソケッ
ト375を接続する。そして、吸引ポンプ377を駆動
することによって、サブタンク401a内のインクが、
チューブ451、流量計456、チューブ455、メイ
ン脱気装置511a、チューブ571、溶存酸素計52
0、チューブ572,574、三方弁504、チューブ
575、三方弁505、チューブ576、三方弁50
2、チューブ452,453、三方弁403、チューブ
356、脱気装置321、チューブ355,373、カ
プラプラグ374、カプラソケット375、チューブ3
76、吸引ポンプ377、チューブ378をこの順番で
通過して廃液タンク379に流し込まれる。
【0153】上記の動作により、メインタンク301a
や、三方弁504および505からインクジェットヘッ
ド120aまでの間のチューブ553,554,55
1,552および、チューブ573以外のインク経路
は、ほぼ完全にインクが抜けた状態となる。その後、メ
インタンク301aごと別のメインタンクに交換する
か、メインタンク301a内のインクを入れ換えること
によってインクが交換される。
や、三方弁504および505からインクジェットヘッ
ド120aまでの間のチューブ553,554,55
1,552および、チューブ573以外のインク経路
は、ほぼ完全にインクが抜けた状態となる。その後、メ
インタンク301aごと別のメインタンクに交換する
か、メインタンク301a内のインクを入れ換えること
によってインクが交換される。
【0154】さらにその後、インク供給系のインク経路
内に、入れ換えた新しいインクを充填する際には、前述
したようなインクを充填する動作を行う。そのインクの
充填動作を行う際には、チューブ573およびチューブ
553,554,551,552や、インクジェットヘ
ッド120aの内部には交換前のインクが残されたまま
であるが、残されたインクは、ある程度脱気されて残っ
ており、交換前のインクで満たされたインク経路には空
気が入り込んでいない。しかし、インク抜きの動作を行
う最中にチューブ573に空気が入り込んだ場合には、
次に説明する動作によりチューブ573内の空気を排除
することができる。
内に、入れ換えた新しいインクを充填する際には、前述
したようなインクを充填する動作を行う。そのインクの
充填動作を行う際には、チューブ573およびチューブ
553,554,551,552や、インクジェットヘ
ッド120aの内部には交換前のインクが残されたまま
であるが、残されたインクは、ある程度脱気されて残っ
ており、交換前のインクで満たされたインク経路には空
気が入り込んでいない。しかし、インク抜きの動作を行
う最中にチューブ573に空気が入り込んだ場合には、
次に説明する動作によりチューブ573内の空気を排除
することができる。
【0155】二方弁304を閉じ、二方弁406を開
き、三方弁502,504,505を、図12に示した
両側加圧時の状態に切り替える。そして、わずかな時間
だけ加圧モータ402を駆動してサブタンク401a内
のインクをチューブ451へ加圧し、チューブ573内
の空気を、三方弁502を通してチューブ576の内部
へ送り込む。次に、三方弁502,504,505をバ
イパス時の状態に切り替え、加圧モータ402を駆動す
ることによって、チューブ576内の空気が、三方弁5
02、チューブ452,457,458と経由してメイ
ンタンク301aの内部に送り込まれる。これにより、
インク供給路内は全て、空気が一切含まれていない状態
となる。また、このとき、チューブ573に残っている
交換前のインクが、交換後の新しいインクと混じり合っ
てしまうが、チューブ573内の残っていたインクはイ
ンク供給系の総インク量に対してごくわずかな量であ
り、また、全く異なる色ではなく、濃度や色が若干異な
る程度の違いであるため、カラーフィルタを形成する際
に特に問題となるレベルではない。
き、三方弁502,504,505を、図12に示した
両側加圧時の状態に切り替える。そして、わずかな時間
だけ加圧モータ402を駆動してサブタンク401a内
のインクをチューブ451へ加圧し、チューブ573内
の空気を、三方弁502を通してチューブ576の内部
へ送り込む。次に、三方弁502,504,505をバ
イパス時の状態に切り替え、加圧モータ402を駆動す
ることによって、チューブ576内の空気が、三方弁5
02、チューブ452,457,458と経由してメイ
ンタンク301aの内部に送り込まれる。これにより、
インク供給路内は全て、空気が一切含まれていない状態
となる。また、このとき、チューブ573に残っている
交換前のインクが、交換後の新しいインクと混じり合っ
てしまうが、チューブ573内の残っていたインクはイ
ンク供給系の総インク量に対してごくわずかな量であ
り、また、全く異なる色ではなく、濃度や色が若干異な
る程度の違いであるため、カラーフィルタを形成する際
に特に問題となるレベルではない。
【0156】その後、三方弁502,504,505
を、図12に示した両側加圧時の状態に切り替えて加圧
モータ402を駆動することによって、チューブ55
3,554,551,552、およびインクジェットヘ
ッド120aの内部に残っている交換前のインクがイン
クジェットヘッド120aの吐出口から押し出される。
このとき、インク供給経路中に空気が一切存在しないの
で、インクジェットヘッド120aに空気が送り込まれ
ないだけでなく、インクジェットヘッド120aには、
高いレベルに脱気されたインクが供給されることとな
る。
を、図12に示した両側加圧時の状態に切り替えて加圧
モータ402を駆動することによって、チューブ55
3,554,551,552、およびインクジェットヘ
ッド120aの内部に残っている交換前のインクがイン
クジェットヘッド120aの吐出口から押し出される。
このとき、インク供給経路中に空気が一切存在しないの
で、インクジェットヘッド120aに空気が送り込まれ
ないだけでなく、インクジェットヘッド120aには、
高いレベルに脱気されたインクが供給されることとな
る。
【0157】また、インクを交換する際にインクジェッ
トヘッド120aを取り外す必要がないので、インクジ
ェットヘッド取り付け直後に、そのインクジェットヘッ
ドの位置合わせの操作を行う必要がない。
トヘッド120aを取り外す必要がないので、インクジ
ェットヘッド取り付け直後に、そのインクジェットヘッ
ドの位置合わせの操作を行う必要がない。
【0158】〈インクジェットヘッド交換時の動作〉次
に、インクジェットヘッドを交換する際の動作について
説明する。上述したカラーフィルタ製造装置およびイン
クジェット記録装置で1つのインクジェットヘッドを一
定期間使い続けると、インクジェットヘッドからインク
を吐出できなくなり、インクジェットヘッドを交換する
必要が生じる。その場合、以下で説明する交換方法によ
ってインクジェットヘッドが交換される。
に、インクジェットヘッドを交換する際の動作について
説明する。上述したカラーフィルタ製造装置およびイン
クジェット記録装置で1つのインクジェットヘッドを一
定期間使い続けると、インクジェットヘッドからインク
を吐出できなくなり、インクジェットヘッドを交換する
必要が生じる。その場合、以下で説明する交換方法によ
ってインクジェットヘッドが交換される。
【0159】上述したように本実施形態のカラーフィル
タ製造装置およびインクジェット記録装置では、インク
ジェットヘッド120a,120b,120cの高精度
の位置決めを実現するため、図4〜6に示したようにイ
ンクジェットヘッド120a,120b,120cがヘ
ッドユニット606として一体になるように構成されて
いるので、インクジェットヘッドを交換する場合には装
置上からインクジェットヘッドを単体で取り外すことが
できない。そのため、インクジェットヘッドの交換を行
う際には、このヘッドユニット606ごと交換を行う。
従って、インクジェットヘッド120a,120b,1
20cを交換する際には、インク供給経路の途中でイン
ク供給系からインクジェットヘッドを切り離す必要があ
り、図1に示したカプラ部626でヘッドユニット60
6とインク供給系との切り離しを行う。
タ製造装置およびインクジェット記録装置では、インク
ジェットヘッド120a,120b,120cの高精度
の位置決めを実現するため、図4〜6に示したようにイ
ンクジェットヘッド120a,120b,120cがヘ
ッドユニット606として一体になるように構成されて
いるので、インクジェットヘッドを交換する場合には装
置上からインクジェットヘッドを単体で取り外すことが
できない。そのため、インクジェットヘッドの交換を行
う際には、このヘッドユニット606ごと交換を行う。
従って、インクジェットヘッド120a,120b,1
20cを交換する際には、インク供給経路の途中でイン
ク供給系からインクジェットヘッドを切り離す必要があ
り、図1に示したカプラ部626でヘッドユニット60
6とインク供給系との切り離しを行う。
【0160】このヘッドユニット606は、通常の稼働
時において、図1に示すようにガラス基板1のほぼ全域
に着色することが可能となるように、装置のほぼ中央
部、すなわちガラス基板1の上方に配置されている。従
って、ヘッドユニット606を交換する際には、交換作
業が容易に行えるように、装置の端部、すなわちガラス
基板1の上方とは異なる位置にヘッドステージ610に
よってヘッドユニット606を移動させる。ここで、ヘ
ッドユニット606と共に弁ボックス614も装置の端
部に移動し、弁ボックス614の移動によりチューブ束
620が曲げられて変形する。このとき、ヘッドユニッ
ト606のそれぞれのインクジェットヘッド内、および
チューブ束620のそれぞれのチューブ内をインクが循
環したままであると、チューブが曲げられ、その内部の
容積変化によりインクジェットヘッドのノズルからイン
クがたれてしまうことがある。ヘッドユニット606の
インクジェットヘッドからインクがたれると、たれたイ
ンクにより装置内が汚してしまうだけでなく、装置の電
気回路にインクがかかってしまった場合などに装置を破
壊してしまうおそれがある。
時において、図1に示すようにガラス基板1のほぼ全域
に着色することが可能となるように、装置のほぼ中央
部、すなわちガラス基板1の上方に配置されている。従
って、ヘッドユニット606を交換する際には、交換作
業が容易に行えるように、装置の端部、すなわちガラス
基板1の上方とは異なる位置にヘッドステージ610に
よってヘッドユニット606を移動させる。ここで、ヘ
ッドユニット606と共に弁ボックス614も装置の端
部に移動し、弁ボックス614の移動によりチューブ束
620が曲げられて変形する。このとき、ヘッドユニッ
ト606のそれぞれのインクジェットヘッド内、および
チューブ束620のそれぞれのチューブ内をインクが循
環したままであると、チューブが曲げられ、その内部の
容積変化によりインクジェットヘッドのノズルからイン
クがたれてしまうことがある。ヘッドユニット606の
インクジェットヘッドからインクがたれると、たれたイ
ンクにより装置内が汚してしまうだけでなく、装置の電
気回路にインクがかかってしまった場合などに装置を破
壊してしまうおそれがある。
【0161】従って、ヘッドステージ610によってヘ
ッドユニット606を移動させる前に、三方弁502
を、図12に示した両側加圧時の状態と同じ状態に切り
換えて、インクジェットヘッド120a,120b,1
20c内のそれぞれのインク循環経路におけるインクの
循環を停止させておく。ヘッドユニット606が交換位
置に移動した後に、カプラ部626でヘッドユニット6
06を切り離す作業が行われる。上述したようにカプラ
部626として使用されているカプラ555,556
は、インク供給系の配管内に入り込んだ空気の通りをよ
くするために、切り離したときにカプラの端部が閉じる
機構が着いていないものを使用している。そのため、イ
ンクの循環を停止しただけの状態でカプラ部626でヘ
ッドユニット606を切り離すと、カプラ部626はサ
ブタンク401a,401b,401c内のそれぞれの
インクの液面より高い位置に配置されているので、イン
ク供給経路内にカプラ部626から空気が入り込んでし
まう。このようなインク供給経路内への空気の流入を防
止するために、ヘッドユニット606の交換を行うとき
には、ヘッドユニット601を移動させる前に三方弁5
02だけでなく三方弁504,505を、図11に示し
たバイパス時の状態と同じ状態に切り換えておく。これ
により、カプラ部626でヘッドユニット606を切り
離しても、カプラ部626からインク供給系路内に空気
が入り込むことがない。
ッドユニット606を移動させる前に、三方弁502
を、図12に示した両側加圧時の状態と同じ状態に切り
換えて、インクジェットヘッド120a,120b,1
20c内のそれぞれのインク循環経路におけるインクの
循環を停止させておく。ヘッドユニット606が交換位
置に移動した後に、カプラ部626でヘッドユニット6
06を切り離す作業が行われる。上述したようにカプラ
部626として使用されているカプラ555,556
は、インク供給系の配管内に入り込んだ空気の通りをよ
くするために、切り離したときにカプラの端部が閉じる
機構が着いていないものを使用している。そのため、イ
ンクの循環を停止しただけの状態でカプラ部626でヘ
ッドユニット606を切り離すと、カプラ部626はサ
ブタンク401a,401b,401c内のそれぞれの
インクの液面より高い位置に配置されているので、イン
ク供給経路内にカプラ部626から空気が入り込んでし
まう。このようなインク供給経路内への空気の流入を防
止するために、ヘッドユニット606の交換を行うとき
には、ヘッドユニット601を移動させる前に三方弁5
02だけでなく三方弁504,505を、図11に示し
たバイパス時の状態と同じ状態に切り換えておく。これ
により、カプラ部626でヘッドユニット606を切り
離しても、カプラ部626からインク供給系路内に空気
が入り込むことがない。
【0162】一方、カプラ部626でインク供給系から
ヘッドユニット606を切り離したとき、図7に示した
インク供給経路においてコネクタ561からカプラ55
5までの間のインク、およびコネクタ561からカプラ
556までの間のインクは、インクジェットヘッド12
0aの吐出口面(ノズル面)よりも高い位置にあるの
で、インクジェットヘッド120aのノズルからたれ落
ちてくる。従って、ヘッドユニット606を交換する位
置の下には、インクジェットヘッド120a,120
b,120cのそれぞれのノズルからたれ落ちたインク
を受ける不図示の受容器を配置しておけばよい。
ヘッドユニット606を切り離したとき、図7に示した
インク供給経路においてコネクタ561からカプラ55
5までの間のインク、およびコネクタ561からカプラ
556までの間のインクは、インクジェットヘッド12
0aの吐出口面(ノズル面)よりも高い位置にあるの
で、インクジェットヘッド120aのノズルからたれ落
ちてくる。従って、ヘッドユニット606を交換する位
置の下には、インクジェットヘッド120a,120
b,120cのそれぞれのノズルからたれ落ちたインク
を受ける不図示の受容器を配置しておけばよい。
【0163】インク供給系から切り離したヘッドユニッ
ト606をさらに放って置くと、インクジェットヘッド
120a,120b,120cのノズルからインクがた
れ続けるので、それぞれのインクジェットヘッドにチュ
ーブを介して接続されているカプラの端部、図7におい
てはカプラ555,556のインクジェットヘッド12
0a側の端部を密閉するように、それらのカプラの端部
に栓をはめ込む。これにより、インクジェットヘッド1
20a,120b,120cのそれぞれのノズルからイ
ンクがたれ落ちることが停止される。次に、インクジェ
ットヘッド120a,120b,120cのそれぞれの
ノズル面に残ったインク滴を手動で拭き取り、その後、
ヘッドユニット606をヘッドθモータ612の下部か
ら切り離し、ヘッドユニット606を装置の本体から取
り外す。
ト606をさらに放って置くと、インクジェットヘッド
120a,120b,120cのノズルからインクがた
れ続けるので、それぞれのインクジェットヘッドにチュ
ーブを介して接続されているカプラの端部、図7におい
てはカプラ555,556のインクジェットヘッド12
0a側の端部を密閉するように、それらのカプラの端部
に栓をはめ込む。これにより、インクジェットヘッド1
20a,120b,120cのそれぞれのノズルからイ
ンクがたれ落ちることが停止される。次に、インクジェ
ットヘッド120a,120b,120cのそれぞれの
ノズル面に残ったインク滴を手動で拭き取り、その後、
ヘッドユニット606をヘッドθモータ612の下部か
ら切り離し、ヘッドユニット606を装置の本体から取
り外す。
【0164】次に、インクジェットヘッド120a,1
20b,120cとは異なる別の新しいインクジェット
ヘッドが3つ搭載されたヘッドユニット606をヘッド
θモータ612の下部に取り付ける。次に、取り付けら
れたヘッドユニット606から延びるチューブ先端のカ
プラ部626の端部をカプラ部626の弁ボックス61
4側の端部に接続し、ヘッドユニット606のそれぞれ
のインクジェットヘッドと装置本体とを、不図示の電気
信号用のケーブルを介して電気的に接続する。カプラ部
626でチューブ同士を接続する際に、カプラ部626
に入った空気により、ヘッドユニット606に搭載され
たインクジェットヘッドのノズルからインク滴がわずか
に押し出される。この、押し出されたインク滴を手動で
ふき取った後、再び、図7に示したような装置の中央部
にヘッドステージ610によってヘッドユニット606
を移動させる。ヘッドステージ610によってヘッドユ
ニット606を移動させる際には、三方弁502は、図
12に示した両側加圧時の状態と同じ状態、三方弁50
4,505は、図11に示したバイパス時の状態と同じ
状態に保たれている。このようなインクジェット方式の
カラーフィルタ製造装置におけるインクジェットヘッド
の交換作業では、三方弁502,504,505によっ
てそれぞれの流路内でのインクの流動が停止されること
により、インクジェットヘッドを液体供給経路から切り
離しても液体供給経路内に必要以上に空気が入り込むこ
とがない。
20b,120cとは異なる別の新しいインクジェット
ヘッドが3つ搭載されたヘッドユニット606をヘッド
θモータ612の下部に取り付ける。次に、取り付けら
れたヘッドユニット606から延びるチューブ先端のカ
プラ部626の端部をカプラ部626の弁ボックス61
4側の端部に接続し、ヘッドユニット606のそれぞれ
のインクジェットヘッドと装置本体とを、不図示の電気
信号用のケーブルを介して電気的に接続する。カプラ部
626でチューブ同士を接続する際に、カプラ部626
に入った空気により、ヘッドユニット606に搭載され
たインクジェットヘッドのノズルからインク滴がわずか
に押し出される。この、押し出されたインク滴を手動で
ふき取った後、再び、図7に示したような装置の中央部
にヘッドステージ610によってヘッドユニット606
を移動させる。ヘッドステージ610によってヘッドユ
ニット606を移動させる際には、三方弁502は、図
12に示した両側加圧時の状態と同じ状態、三方弁50
4,505は、図11に示したバイパス時の状態と同じ
状態に保たれている。このようなインクジェット方式の
カラーフィルタ製造装置におけるインクジェットヘッド
の交換作業では、三方弁502,504,505によっ
てそれぞれの流路内でのインクの流動が停止されること
により、インクジェットヘッドを液体供給経路から切り
離しても液体供給経路内に必要以上に空気が入り込むこ
とがない。
【0165】ヘッドステージ610によってヘッドユニ
ット606を装置のほぼ中央部の所定の位置に移動させ
た後、三方弁504,505のみを、図10に示した描
画時の状態と同じ状態に切り換え、加圧モータ402を
駆動させてインクジェットヘッド120aの供給口およ
び排出口の両側に向けてインクを加圧する。これによ
り、カプラ部555,556をはめ込むときにインク供
給系路内に入り込んで、インク供給経路内におけるカプ
ラ部の周辺に取り残された空気が、チューブ551,5
52を通じてインクジェットヘッド120a内に流れ込
み、その空気がインクジェットヘッド120aのノズル
から排出される。その結果、インク供給経路内に入り込
んだ空気はすべてインク供給経路およびインクジェット
ヘッド120aの外部へと排出される。
ット606を装置のほぼ中央部の所定の位置に移動させ
た後、三方弁504,505のみを、図10に示した描
画時の状態と同じ状態に切り換え、加圧モータ402を
駆動させてインクジェットヘッド120aの供給口およ
び排出口の両側に向けてインクを加圧する。これによ
り、カプラ部555,556をはめ込むときにインク供
給系路内に入り込んで、インク供給経路内におけるカプ
ラ部の周辺に取り残された空気が、チューブ551,5
52を通じてインクジェットヘッド120a内に流れ込
み、その空気がインクジェットヘッド120aのノズル
から排出される。その結果、インク供給経路内に入り込
んだ空気はすべてインク供給経路およびインクジェット
ヘッド120aの外部へと排出される。
【0166】次に、ヘッドユニット606に搭載された
新しい3つのインクジェットヘッドの位置出しのため
に、それらのインクジェットヘッドからインクを吐出し
てドットパターンを描画し、描画されたドットパターン
の位置を読み取ることによって、それぞれのヘッドユニ
ット606の新しい3つのインクジェットヘッドのアラ
イメント作業を行う。このとき、各インクジェットヘッ
ドの位置調整は、ヘッドユニット606に搭載されてい
るマイクロメータ54a,54c,55a,55cのダ
イヤルを回すことによって行う。
新しい3つのインクジェットヘッドの位置出しのため
に、それらのインクジェットヘッドからインクを吐出し
てドットパターンを描画し、描画されたドットパターン
の位置を読み取ることによって、それぞれのヘッドユニ
ット606の新しい3つのインクジェットヘッドのアラ
イメント作業を行う。このとき、各インクジェットヘッ
ドの位置調整は、ヘッドユニット606に搭載されてい
るマイクロメータ54a,54c,55a,55cのダ
イヤルを回すことによって行う。
【0167】ヘッドユニット606が、図7に示したよ
うに装置の中央部の位置にあるままでは、マイクロメー
タ54a,54c,55a,55cによってそれぞれの
インクジェットヘッドの位置を調整することができない
ので、そのときも、ヘッドステージ610によってヘッ
ドユニット606を、ヘッドユニット606を交換した
位置と同等な位置、すなわち装置の端部ヘと移動させ
る。このとき、三方弁502は、図12に示した両側加
圧時の状態と同じ状態のままであり、インクはインク供
給経路内を循環していないので、ヘッドユニット606
が移動してもノズルからインク滴がたれたりすることは
ない。
うに装置の中央部の位置にあるままでは、マイクロメー
タ54a,54c,55a,55cによってそれぞれの
インクジェットヘッドの位置を調整することができない
ので、そのときも、ヘッドステージ610によってヘッ
ドユニット606を、ヘッドユニット606を交換した
位置と同等な位置、すなわち装置の端部ヘと移動させ
る。このとき、三方弁502は、図12に示した両側加
圧時の状態と同じ状態のままであり、インクはインク供
給経路内を循環していないので、ヘッドユニット606
が移動してもノズルからインク滴がたれたりすることは
ない。
【0168】このように、ドットパターンの描画とその
位置の読みとり、さらにマイクロメータによる位置調整
を数回繰り返すことにより、各インクジェットヘッドの
位置決めを行う。次に、三方弁502を両側加圧時の状
態から描画時の状態に戻し、インク供給経路内とインク
ジェットヘッド内でインクを循環させる。このインクジ
ェットヘッドの交換と、インクジェットヘッドの取り付
け位置の調整の作業を行っている間(2時間程度)、イ
ンク供給経路内は、インクが循環しないままで放置され
ている状態にあるので、前述したようにインクを加圧モ
ータ402により圧送させて循環させる動作などを行っ
て、それぞれのインクジェットヘッド内とインク供給系
路内のインクの溶存酸素量を下げた状態にし、その後、
サブタンク401a内のインクの液面と、チューブ45
8の先端高さとの差による水頭差によって、インクジェ
ットヘッド内を、脱気されたインクが循環する状態とし
て、カラーフィルタの描画作業に入る。
位置の読みとり、さらにマイクロメータによる位置調整
を数回繰り返すことにより、各インクジェットヘッドの
位置決めを行う。次に、三方弁502を両側加圧時の状
態から描画時の状態に戻し、インク供給経路内とインク
ジェットヘッド内でインクを循環させる。このインクジ
ェットヘッドの交換と、インクジェットヘッドの取り付
け位置の調整の作業を行っている間(2時間程度)、イ
ンク供給経路内は、インクが循環しないままで放置され
ている状態にあるので、前述したようにインクを加圧モ
ータ402により圧送させて循環させる動作などを行っ
て、それぞれのインクジェットヘッド内とインク供給系
路内のインクの溶存酸素量を下げた状態にし、その後、
サブタンク401a内のインクの液面と、チューブ45
8の先端高さとの差による水頭差によって、インクジェ
ットヘッド内を、脱気されたインクが循環する状態とし
て、カラーフィルタの描画作業に入る。
【0169】以上で説明した本実施形態のインクジェッ
ト記録装置およびカラーフィルタ製造装置では、サブタ
ンク401aから第1の液体経路、インクジェットヘッ
ド120aのインク通過経路121a、第2の液体経路
の順でインクが連続的に流れるように構成された液体供
給経路に、インク通過経路121a内のインクの連続的
な流れを停止させるための三方弁502,504,50
5から構成された停止手段が備えられた。これにより、
インクジェットヘッド120aの状態を回復させるため
に加圧モータ402の駆動により吐出口からインクを強
制的に排出させた直後に三方弁502,504,505
によってインク通過経路121a内の液体の連続的な流
れを停止させることで、インクジェットヘッド120a
の吐出口からインクが流れっ放しになることが防止され
る。
ト記録装置およびカラーフィルタ製造装置では、サブタ
ンク401aから第1の液体経路、インクジェットヘッ
ド120aのインク通過経路121a、第2の液体経路
の順でインクが連続的に流れるように構成された液体供
給経路に、インク通過経路121a内のインクの連続的
な流れを停止させるための三方弁502,504,50
5から構成された停止手段が備えられた。これにより、
インクジェットヘッド120aの状態を回復させるため
に加圧モータ402の駆動により吐出口からインクを強
制的に排出させた直後に三方弁502,504,505
によってインク通過経路121a内の液体の連続的な流
れを停止させることで、インクジェットヘッド120a
の吐出口からインクが流れっ放しになることが防止され
る。
【0170】また、インクジェットヘッド120aの吐
出口面をワイピングブレードにより払拭する動作中にお
いて、三方弁502,504,505によってインク通
過経路121a内のインクの連続的な流れを停止させる
ことにより、インクジェットヘッド120aのノズル先
端に形成されたメニスカスが破壊されてもインクジェッ
トヘッド120aの吐出口からインクが流れっ放しにな
ることが防止される。さらに、インクジェットヘッド1
20aの取付け位置を調整する際にも、三方弁502,
504,505によってインク通過経路121a内のイ
ンクの連続的な流れを停止させることにより、インクジ
ェットヘッド120aに接続されたチューブなどに圧力
が加わってチューブが変形しても、インクジェットヘッ
ド120aの吐出口から液体がたれることや、吐出口か
ら液体が流れっ放しになることが防止される。
出口面をワイピングブレードにより払拭する動作中にお
いて、三方弁502,504,505によってインク通
過経路121a内のインクの連続的な流れを停止させる
ことにより、インクジェットヘッド120aのノズル先
端に形成されたメニスカスが破壊されてもインクジェッ
トヘッド120aの吐出口からインクが流れっ放しにな
ることが防止される。さらに、インクジェットヘッド1
20aの取付け位置を調整する際にも、三方弁502,
504,505によってインク通過経路121a内のイ
ンクの連続的な流れを停止させることにより、インクジ
ェットヘッド120aに接続されたチューブなどに圧力
が加わってチューブが変形しても、インクジェットヘッ
ド120aの吐出口から液体がたれることや、吐出口か
ら液体が流れっ放しになることが防止される。
【0171】さらに、インクジェットヘッド120aを
交換する際には、三方弁502,504,505によっ
てインク通過経路121a内や、第1および第2の液体
経路内のインクの連続的な流れを停止させることによ
り、第1および第2の液体経路の途中で液体供給経路か
らインクジェットヘッド120aを切り離しても、第1
の液体経路や第2の液体経路からインクが流れっ放しに
なることが防止される。
交換する際には、三方弁502,504,505によっ
てインク通過経路121a内や、第1および第2の液体
経路内のインクの連続的な流れを停止させることによ
り、第1および第2の液体経路の途中で液体供給経路か
らインクジェットヘッド120aを切り離しても、第1
の液体経路や第2の液体経路からインクが流れっ放しに
なることが防止される。
【0172】さらに、インクジェットヘッド120aを
交換可能、またはインクジェットヘッド120aの取付
け位置を調整可能な位置にインクジェットヘッド120
aを移動させる際に、三方弁502,504,505に
よってインク通過経路121aのインクの連続的な流れ
を停止させることにより、インクジェットヘッドに接続
されたチューブなどがインクジェットヘッドと共に移動
してそのチューブが変形しても、インクジェットヘッド
120aの吐出口からインクがたれることや、吐出口か
らインクが流れっ放しになることが防止される。従っ
て、インクジェットヘッド120aの吐出口から流れ出
た液体により装置が汚れたり、装置が損傷したりするこ
とが防止され、また、インクジェット記録装置における
液体の消費量を最小限にとどめることができる。
交換可能、またはインクジェットヘッド120aの取付
け位置を調整可能な位置にインクジェットヘッド120
aを移動させる際に、三方弁502,504,505に
よってインク通過経路121aのインクの連続的な流れ
を停止させることにより、インクジェットヘッドに接続
されたチューブなどがインクジェットヘッドと共に移動
してそのチューブが変形しても、インクジェットヘッド
120aの吐出口からインクがたれることや、吐出口か
らインクが流れっ放しになることが防止される。従っ
て、インクジェットヘッド120aの吐出口から流れ出
た液体により装置が汚れたり、装置が損傷したりするこ
とが防止され、また、インクジェット記録装置における
液体の消費量を最小限にとどめることができる。
【0173】また、このようなインクジェット記録装置
を用いたカラーフィルター製造装置では、上述したよう
にインクジェットヘッド120aの吐出口面の払拭、イ
ンクジェットヘッド120aの取付け位置の調整、およ
びインクジェットヘッド120aの交換などを行う際に
インクジェットヘッド120aや供給経路からインクが
流れ出たり、インクが流れっ放しになったりすることが
三方弁502,504,505の動作によって防止され
るので、カラーフィルタ用の基板にインクがかかること
による不良品の発生がなくなり、カラーフィルタの歩留
まりが高くなる。また、インクジェットヘッド120a
から流れ出たインクによってカラーフィルタ製造装置の
内部が汚れたり、装置が損傷したりすることが防止され
るので、カラーフィルタのコストが抑えられ、低価格の
カラーフィルタをより確実に製造することができる。
を用いたカラーフィルター製造装置では、上述したよう
にインクジェットヘッド120aの吐出口面の払拭、イ
ンクジェットヘッド120aの取付け位置の調整、およ
びインクジェットヘッド120aの交換などを行う際に
インクジェットヘッド120aや供給経路からインクが
流れ出たり、インクが流れっ放しになったりすることが
三方弁502,504,505の動作によって防止され
るので、カラーフィルタ用の基板にインクがかかること
による不良品の発生がなくなり、カラーフィルタの歩留
まりが高くなる。また、インクジェットヘッド120a
から流れ出たインクによってカラーフィルタ製造装置の
内部が汚れたり、装置が損傷したりすることが防止され
るので、カラーフィルタのコストが抑えられ、低価格の
カラーフィルタをより確実に製造することができる。
【0174】〈カラーフィルタの製造方法〉図1に示さ
れる本実施形態のカラーフィルタ製造装置を用いたカラ
ーフィルタの製造方法について図13を参照して説明す
る。
れる本実施形態のカラーフィルタ製造装置を用いたカラ
ーフィルタの製造方法について図13を参照して説明す
る。
【0175】図13は、図1に示されるカラーフィルタ
製造装置を用いたカラーフィルタの製造方法を説明する
ための図である。本実施形態のカラーフィルタ製造装置
によるカラーフィルタの製造方法では、図13に示され
る図(a)〜図(f)の工程を経てカラーフィルタが製
造される。図13(c)および(e)の中のhνは、照
射する光の強度を示している。
製造装置を用いたカラーフィルタの製造方法を説明する
ための図である。本実施形態のカラーフィルタ製造装置
によるカラーフィルタの製造方法では、図13に示され
る図(a)〜図(f)の工程を経てカラーフィルタが製
造される。図13(c)および(e)の中のhνは、照
射する光の強度を示している。
【0176】本実施形態においては、カラーフィルタを
製造するための基板として一般にガラス基板が用いられ
るが、液晶用カラーフィルタとしての透明性、機械的強
度などの必要特性を有するものであればガラス基板に限
定されるものではない。
製造するための基板として一般にガラス基板が用いられ
るが、液晶用カラーフィルタとしての透明性、機械的強
度などの必要特性を有するものであればガラス基板に限
定されるものではない。
【0177】まず、図13(a)において、ガラス基板
1の表面に、遮光部であるブラックマトリクス2を形成
する。ブラックマトリクス2には開口部が形成されてい
て、その開口部がガラス基板1の表面で光透過部7とな
っている。
1の表面に、遮光部であるブラックマトリクス2を形成
する。ブラックマトリクス2には開口部が形成されてい
て、その開口部がガラス基板1の表面で光透過部7とな
っている。
【0178】次に、図13(b)において、ブラックマ
トリクス2が形成されたガラス基板1の表面上に、光を
照射するか、あるいは光を照射すると共と加熱すること
により硬化可能であり、かつインク受容性を有する樹脂
組成物を塗布し、必要に応じてプリベークを行って樹脂
組成物層3を形成する。ガラス基板1の表面に樹脂組成
物を塗布する方法として、スピンコート、ロールコー
ト、バーコート、スプレーコート、ディップコートなど
の塗布方法を用いることができ、特に限定されるもので
はない。
トリクス2が形成されたガラス基板1の表面上に、光を
照射するか、あるいは光を照射すると共と加熱すること
により硬化可能であり、かつインク受容性を有する樹脂
組成物を塗布し、必要に応じてプリベークを行って樹脂
組成物層3を形成する。ガラス基板1の表面に樹脂組成
物を塗布する方法として、スピンコート、ロールコー
ト、バーコート、スプレーコート、ディップコートなど
の塗布方法を用いることができ、特に限定されるもので
はない。
【0179】次に、図13(c)において、樹脂組成物
層3の、ブラックマトリクス2に対応する部分を、フォ
トマスク4を使用して予めパターン露光を行うことによ
り、樹脂組成物層3の一部を硬化させて、インクを吸収
しない非着色部5を形成する。この非着色部5は、ブラ
ックマトリクス2に形成された複数の開口部を1つずつ
区分けするように形成されている。
層3の、ブラックマトリクス2に対応する部分を、フォ
トマスク4を使用して予めパターン露光を行うことによ
り、樹脂組成物層3の一部を硬化させて、インクを吸収
しない非着色部5を形成する。この非着色部5は、ブラ
ックマトリクス2に形成された複数の開口部を1つずつ
区分けするように形成されている。
【0180】次に、図13(d)において、図1に示し
たカラーフィルタ製造装置のヘッドユニット606を用
いて、樹脂組成物層3に対してR(赤)、G(緑)、B
(青)の各色を一度に着色し、必要に応じてガラス基板
1上のインクの乾燥を行う。このとき、樹脂組成物層3
では、R(赤)に対応する領域にRのインクが、G
(緑)に対応する領域にGのインクが、B(青)に対応
する領域にBのインクがヘッドユニット606から吐出
される。このヘッドユニット606による樹脂組成物層
3の着色は1つの工程で一度に行われる。
たカラーフィルタ製造装置のヘッドユニット606を用
いて、樹脂組成物層3に対してR(赤)、G(緑)、B
(青)の各色を一度に着色し、必要に応じてガラス基板
1上のインクの乾燥を行う。このとき、樹脂組成物層3
では、R(赤)に対応する領域にRのインクが、G
(緑)に対応する領域にGのインクが、B(青)に対応
する領域にBのインクがヘッドユニット606から吐出
される。このヘッドユニット606による樹脂組成物層
3の着色は1つの工程で一度に行われる。
【0181】図13(c)に示したフォトマスク4とし
ては、前述したように、樹脂組成物層3の、ブラックマ
トリクス2に対応する部分を硬化させるために開口部を
有したものを用いる。この際、ブラックマトリクス2に
接する部分での着色剤の色抜けを防止するために比較的
多くのインクを付与することが必要である。そのため
に、フォトマスク4としては、図13(c)に示される
ようにブラックマトリクス2の幅よりも狭い開口部を有
するマスクを用いることが好ましい。
ては、前述したように、樹脂組成物層3の、ブラックマ
トリクス2に対応する部分を硬化させるために開口部を
有したものを用いる。この際、ブラックマトリクス2に
接する部分での着色剤の色抜けを防止するために比較的
多くのインクを付与することが必要である。そのため
に、フォトマスク4としては、図13(c)に示される
ようにブラックマトリクス2の幅よりも狭い開口部を有
するマスクを用いることが好ましい。
【0182】着色に使用するインクとしては、色素系、
顔料系のどちらのものも使用可能であり、また、液状イ
ンク、ソリッドインク共に使用可能である。
顔料系のどちらのものも使用可能であり、また、液状イ
ンク、ソリッドインク共に使用可能である。
【0183】本実施形態で使用するインクジェット方式
としては、エネルギー発生素子として電気熱変換体を用
いたバブルジェットタイプ、あるいは圧電素子を用いた
ピエゾジェットタイプなどが使用可能であり、着色面積
および着色パターンを任意に設定することができる。
としては、エネルギー発生素子として電気熱変換体を用
いたバブルジェットタイプ、あるいは圧電素子を用いた
ピエゾジェットタイプなどが使用可能であり、着色面積
および着色パターンを任意に設定することができる。
【0184】また、本実施形態では、基板上にブラック
マトリクスが形成された例を示しているが、ブラックマ
トリクスは、硬化可能な樹脂組成物層を形成後、あるい
は着色後に樹脂組成物層上に形成されたものであっても
特に問題はなく、そのブラックマトリクスが形成される
形態は本実施形態に限定されるものではない。また、ブ
ラックマトリクスの形成方法としては、基板上にスパッ
タもしくは蒸着により金属薄膜を形成し、その金属薄膜
をフォトリソグラフィー工程によりパターニングするこ
とが好ましいが、この形成方法に限定されるものではな
い。
マトリクスが形成された例を示しているが、ブラックマ
トリクスは、硬化可能な樹脂組成物層を形成後、あるい
は着色後に樹脂組成物層上に形成されたものであっても
特に問題はなく、そのブラックマトリクスが形成される
形態は本実施形態に限定されるものではない。また、ブ
ラックマトリクスの形成方法としては、基板上にスパッ
タもしくは蒸着により金属薄膜を形成し、その金属薄膜
をフォトリソグラフィー工程によりパターニングするこ
とが好ましいが、この形成方法に限定されるものではな
い。
【0185】次に、図13(e)において、光照射の
み、熱処理のみ、または光照射および熱処理を行って硬
化可能な樹脂組成物層3を硬化させる。これにより、ガ
ラス基板1の表面に、画素を構成する赤色着色部6a、
緑色着色部6bおよび青色着色部6cが形成される。
み、熱処理のみ、または光照射および熱処理を行って硬
化可能な樹脂組成物層3を硬化させる。これにより、ガ
ラス基板1の表面に、画素を構成する赤色着色部6a、
緑色着色部6bおよび青色着色部6cが形成される。
【0186】次に、図13(f)において、赤色着色部
6a,緑色着色部6b,青色着色部6c、および非着色
部5の表面全体に、必要に応じて保護層8を形成する。
なお、図13(c)および(e)において光の強度をh
νで示したが、熱処理の場合は、強度がhνの光の代わ
りに熱を加える。保護層8としては、光硬化タイプ、熱
硬化タイプあるいは光熱併用タイプの樹脂組成物を用い
て形成するか、あるいは無機材料を用いて蒸着またはス
パッタによって形成することができ、カラーフィルタと
した場合の透明性を有し、その後のITO(Indium Tin
Oxide)形成プロセス、配向膜形成プロセスなどに十分
耐えうるものであればよい。
6a,緑色着色部6b,青色着色部6c、および非着色
部5の表面全体に、必要に応じて保護層8を形成する。
なお、図13(c)および(e)において光の強度をh
νで示したが、熱処理の場合は、強度がhνの光の代わ
りに熱を加える。保護層8としては、光硬化タイプ、熱
硬化タイプあるいは光熱併用タイプの樹脂組成物を用い
て形成するか、あるいは無機材料を用いて蒸着またはス
パッタによって形成することができ、カラーフィルタと
した場合の透明性を有し、その後のITO(Indium Tin
Oxide)形成プロセス、配向膜形成プロセスなどに十分
耐えうるものであればよい。
【0187】〈カラーフィルタの構成〉次に、上述した
カラーフィルタの製造方法により製造されたカラーフィ
ルタについて説明する。図14は、本実施形態のカラー
フィルタ製造装置により製造されたカラーフィルタのカ
ラーパターンを示す図である。
カラーフィルタの製造方法により製造されたカラーフィ
ルタについて説明する。図14は、本実施形態のカラー
フィルタ製造装置により製造されたカラーフィルタのカ
ラーパターンを示す図である。
【0188】図14に示すように、R(赤),G
(緑),B(青)のインクにより着色された赤色着色部
6a,緑色着色部6b,青色着色部6cのそれぞれが、
一つの画素(フィルタエレメント)を構成しており、各
画素の形状はほぼ長方形をしている。各画素の大きさは
全て同じで、一方の辺の長さaが150μmであり、他
方の辺の長さbが60μmである。一つの画素の長手方
向をX方向とし、X方向と直角な方向をY方向とする
と、X方向のピッチcが300μm、Y方向のピッチd
が100μmである。そして、X方向には同じ色の画素
が一直線上に配列され、Y方向には、隣り合う画素の色
が異なるように、本実施形態ではR,G,Bの順で並ん
だ3つの画素がY方向に繰り返すように、それぞれの画
素が配列されている。また、この図14に示されるカラ
ーフィルタのパターンは、図13(a)の工程で形成さ
れたブラックマトリクス2のパターンに相当する。画素
の個数は、X方向に480個、Y方向に1920個(各
色640個)である。
(緑),B(青)のインクにより着色された赤色着色部
6a,緑色着色部6b,青色着色部6cのそれぞれが、
一つの画素(フィルタエレメント)を構成しており、各
画素の形状はほぼ長方形をしている。各画素の大きさは
全て同じで、一方の辺の長さaが150μmであり、他
方の辺の長さbが60μmである。一つの画素の長手方
向をX方向とし、X方向と直角な方向をY方向とする
と、X方向のピッチcが300μm、Y方向のピッチd
が100μmである。そして、X方向には同じ色の画素
が一直線上に配列され、Y方向には、隣り合う画素の色
が異なるように、本実施形態ではR,G,Bの順で並ん
だ3つの画素がY方向に繰り返すように、それぞれの画
素が配列されている。また、この図14に示されるカラ
ーフィルタのパターンは、図13(a)の工程で形成さ
れたブラックマトリクス2のパターンに相当する。画素
の個数は、X方向に480個、Y方向に1920個(各
色640個)である。
【0189】図15は、図1に示した本実施形態のカラ
ーフィルタ製造装置により製造されたカラーフィルタの
画面全体の大きさを示す図である。図15に示すよう
に、カラーフィルタの画面全体の大きさは、一方の辺の
長さeが144mm、他方の辺の長さfが192mm、
対角線の長さgが240mmとなっており、9.4イン
チサイズの液晶パネル用に対応している。
ーフィルタ製造装置により製造されたカラーフィルタの
画面全体の大きさを示す図である。図15に示すよう
に、カラーフィルタの画面全体の大きさは、一方の辺の
長さeが144mm、他方の辺の長さfが192mm、
対角線の長さgが240mmとなっており、9.4イン
チサイズの液晶パネル用に対応している。
【0190】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、インクジ
ェットヘッド内の液体通過経路を液体が連続的に流れる
ようにインクジェットヘッドへの液体供給経路が構成さ
れたインクジェット記録装置に、前記液体通過経路内の
液体の連続的な流れを停止する停止手段が備えられたこ
とにより、インクジェットヘッドの吐出口から液体を強
制的に排出させた直後や、インクジェットヘッドの吐出
口面を払拭手段により払拭する動作中、インクジェット
ヘッドの取付け位置を調整する際、インクジェットヘッ
ドを交換する際などに、吐出口やインク供給経路から液
体が流れ出たり、流れっ放しになったりすることを停止
手段によって防止することができ、流れ出た液体によっ
て装置が汚れたり、装置が損傷したりすることを防止す
ることができるという効果がある。また、インクジェッ
ト記録装置における液体の消費量を最小限にとどめるこ
とができるという効果がある。
ェットヘッド内の液体通過経路を液体が連続的に流れる
ようにインクジェットヘッドへの液体供給経路が構成さ
れたインクジェット記録装置に、前記液体通過経路内の
液体の連続的な流れを停止する停止手段が備えられたこ
とにより、インクジェットヘッドの吐出口から液体を強
制的に排出させた直後や、インクジェットヘッドの吐出
口面を払拭手段により払拭する動作中、インクジェット
ヘッドの取付け位置を調整する際、インクジェットヘッ
ドを交換する際などに、吐出口やインク供給経路から液
体が流れ出たり、流れっ放しになったりすることを停止
手段によって防止することができ、流れ出た液体によっ
て装置が汚れたり、装置が損傷したりすることを防止す
ることができるという効果がある。また、インクジェッ
ト記録装置における液体の消費量を最小限にとどめるこ
とができるという効果がある。
【0191】また、上記のようなインクジェット記録装
置を用いたカラーフィルタ製造装置では、上述のように
インクジェットヘッドの吐出口面の払拭、インクジェッ
トヘッドの取付け位置の調整、およびインクジェットヘ
ッドの交換などを行う際に停止手段によってインクジェ
ットヘッドや供給経路から液体が流れ出たり、液体が流
れっ放しになったりすることが防止されるので、カラー
フィルタ用の基板にインクなどの液体がかかることによ
る不良品の発生がなくなり、カラーフィルタの歩留まり
が高くなるという効果がある。また、インクジェットヘ
ッドから流れ出た液体によってカラーフィルタ製造装置
の内部が汚れたり、装置が損傷したりすることが防止さ
れるので、カラーフィルタのコストが抑えられ、低価格
のカラーフィルタをより確実に製造することができると
いう効果がある。さらに、インクジェット方式のカラー
フィルタ製造装置におけるインクジェットヘッドの交換
作業で、インクジェットヘッドを液体供給経路から切り
離しても液体供給経路内に必要以上に空気が入り込むこ
とがないという効果がある。また、インクジェットヘッ
ドの吐出口から液体がたれることなくインクジェットヘ
ッドを移動させることができるので、インクジェットヘ
ッドの交換作業、インクジェットヘッドの取付け位置を
調整する作業を装置端部で行うことができ、それらの作
業を、より簡単で確実に行うことができるという効果が
ある。
置を用いたカラーフィルタ製造装置では、上述のように
インクジェットヘッドの吐出口面の払拭、インクジェッ
トヘッドの取付け位置の調整、およびインクジェットヘ
ッドの交換などを行う際に停止手段によってインクジェ
ットヘッドや供給経路から液体が流れ出たり、液体が流
れっ放しになったりすることが防止されるので、カラー
フィルタ用の基板にインクなどの液体がかかることによ
る不良品の発生がなくなり、カラーフィルタの歩留まり
が高くなるという効果がある。また、インクジェットヘ
ッドから流れ出た液体によってカラーフィルタ製造装置
の内部が汚れたり、装置が損傷したりすることが防止さ
れるので、カラーフィルタのコストが抑えられ、低価格
のカラーフィルタをより確実に製造することができると
いう効果がある。さらに、インクジェット方式のカラー
フィルタ製造装置におけるインクジェットヘッドの交換
作業で、インクジェットヘッドを液体供給経路から切り
離しても液体供給経路内に必要以上に空気が入り込むこ
とがないという効果がある。また、インクジェットヘッ
ドの吐出口から液体がたれることなくインクジェットヘ
ッドを移動させることができるので、インクジェットヘ
ッドの交換作業、インクジェットヘッドの取付け位置を
調整する作業を装置端部で行うことができ、それらの作
業を、より簡単で確実に行うことができるという効果が
ある。
【図1】本発明の一実施形態のカラーフィルタ製造装置
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】図1に示されるXYステージ周辺の斜視図であ
る。
る。
【図3】図1に示されるヘッドユニットを構成するイン
クジェットヘッドおよび、検出光学系の配置図である。
クジェットヘッドおよび、検出光学系の配置図である。
【図4】図1に示したヘッドユニットの上面図である。
【図5】図1に示したヘッドユニットの正面図である。
【図6】図1に示したヘッドユニットの側面図である。
【図7】図1に示したカラーフィルタ製造装置のインク
供給系の構成を示す模式図である。
供給系の構成を示す模式図である。
【図8】図7に示した溶存酸素計の詳細を示す断面図で
ある。
ある。
【図9】ポーラロ式の溶存酸素計の測定原理を説明する
ための模式図である。
ための模式図である。
【図10】図7に示したインクジェットヘッドからイン
クを吐出する際の三方弁の状態を示す図である。
クを吐出する際の三方弁の状態を示す図である。
【図11】図7に示したインクジェットヘッドを避けて
インクを循環させるために、インクをバイパスする際の
三方弁の状態を示す図である。
インクを循環させるために、インクをバイパスする際の
三方弁の状態を示す図である。
【図12】図7に示したインクジェットヘッドの供給口
および排出口の両側に向けてインク供給経路内のインク
を加圧する際の三方弁の状態を示す図である。
および排出口の両側に向けてインク供給経路内のインク
を加圧する際の三方弁の状態を示す図である。
【図13】図1に示したカラーフィルタ製造装置を用い
たカラーフィルタの製造方法を説明するための図であ
る。
たカラーフィルタの製造方法を説明するための図であ
る。
【図14】図1に示したカラーフィルタ製造装置により
製造されたカラーフィルタのカラーパターンを示す図で
ある。
製造されたカラーフィルタのカラーパターンを示す図で
ある。
【図15】図1に示した本実施形態のカラーフィルタ製
造装置により製造されたカラーフィルタの画面全体の大
きさを示す図である。
造装置により製造されたカラーフィルタの画面全体の大
きさを示す図である。
1 ガラス基板 2 ブラックマトリクス 3 樹脂組成物層 4 フォトマスク 5 非着色部 6a 赤色着色部 6b 緑色着色部 6c 青色着色部 7 光透過部 8 保護層 51a、51b、51c アーム 52a、52b、52c 調整板 53a、53c 固定ブロック 54a、54c、55a、55c マイクロメータ 56a、56c、57a、57c ロックねじ 59、60 ねじ穴 120a、120b、120c インクジェットヘッ
ド 121a インク循環経路 301a、301b、301c メインタンク 302 メインポンプ 304、406 二方弁 311 フィルタ 321 脱気装置 322 真空ポンプ 323、351、352、353、354、355、3
56、357、373、376、378、451、45
2、453、454、455、457、458、45
9、551、552、553、554、571、57
2、573、574、575、576、580、581
チューブ 350 インク残量センサ 371、372、471、577 ジョイント 374 カプラプラグ 375 カプラソケット 377 吸引ポンプ 379 廃液タンク 401a、401b、401c サブタンク 402 加圧モータ 402a タービン 404 ドレイン 405 残量センサ 456 流量計 403、502、504、505 三方弁 511a、511b、511c メイン脱気装置 520 溶存酸素計(チャンバ) 521 真空メータ 522 真空ポンプ 523 センサ 524 マグネチックスターラー 526 回転子 527a、527b チューブ継手 528 容器 529 センサ固定治具 531 陰極 532 陽極 533 定電圧電源 534 測定液 534a 低濃度領域 534b 中濃度領域 534c 高濃度領域 535 隔膜 536 電解液 537 電極ボディ 537a 酸素電極 538 直流電流計 539 容器 555、556 カプラ 557、558 脱着センサ 561 コネクタ 601 定盤 602 除振台 603 XYステージ 604 チルトステージ 606 ヘッドユニット 607 アライメント検出用光学系 608 Z方向検出用光学系 608a、608b、608c Z方向検出用光学素
子 609 着弾位置検出用光学系 610 ヘッドステージ 611 支柱 612 ヘッドθモータ 613 ヘッドユニット支持アーム 614 弁ボックス 615 回復系ユニット 616 洗浄系ユニット 617 サーマルチャンバ 618 搬入搬出装置 619 インク供給ユニット 620 チューブ束 621 穴 625 インク供給チューブ 626 カプラ部 631 位置決め装置
ド 121a インク循環経路 301a、301b、301c メインタンク 302 メインポンプ 304、406 二方弁 311 フィルタ 321 脱気装置 322 真空ポンプ 323、351、352、353、354、355、3
56、357、373、376、378、451、45
2、453、454、455、457、458、45
9、551、552、553、554、571、57
2、573、574、575、576、580、581
チューブ 350 インク残量センサ 371、372、471、577 ジョイント 374 カプラプラグ 375 カプラソケット 377 吸引ポンプ 379 廃液タンク 401a、401b、401c サブタンク 402 加圧モータ 402a タービン 404 ドレイン 405 残量センサ 456 流量計 403、502、504、505 三方弁 511a、511b、511c メイン脱気装置 520 溶存酸素計(チャンバ) 521 真空メータ 522 真空ポンプ 523 センサ 524 マグネチックスターラー 526 回転子 527a、527b チューブ継手 528 容器 529 センサ固定治具 531 陰極 532 陽極 533 定電圧電源 534 測定液 534a 低濃度領域 534b 中濃度領域 534c 高濃度領域 535 隔膜 536 電解液 537 電極ボディ 537a 酸素電極 538 直流電流計 539 容器 555、556 カプラ 557、558 脱着センサ 561 コネクタ 601 定盤 602 除振台 603 XYステージ 604 チルトステージ 606 ヘッドユニット 607 アライメント検出用光学系 608 Z方向検出用光学系 608a、608b、608c Z方向検出用光学素
子 609 着弾位置検出用光学系 610 ヘッドステージ 611 支柱 612 ヘッドθモータ 613 ヘッドユニット支持アーム 614 弁ボックス 615 回復系ユニット 616 洗浄系ユニット 617 サーマルチャンバ 618 搬入搬出装置 619 インク供給ユニット 620 チューブ束 621 穴 625 インク供給チューブ 626 カプラ部 631 位置決め装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 聡 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 藤池 弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA15 EC18 EC40 FA15 FB01 FB08 JC23 KA01 KB04 KB10 KB15 KB16 KB37 KD02 2H048 BA11 BA64 BB02 BB14 BB44
Claims (17)
- 【請求項1】 液体が通る液体通過経路および、該液体
通過経路内の液体の一部を吐出する吐出口を有するイン
クジェットヘッドに供給するための液体を貯留するタン
クと、 前記タンクに貯留された液体を前記インクジェットヘッ
ドに供給するための第1の液体経路と、 前記インクジェットヘッドの前記液体通過経路を通過し
た液体が流れ込む第2の液体経路とを有し、 前記タンクから前記第1の液体経路、前記インクジェッ
トヘッドの前記液体通過経路、前記第2の液体経路の順
で液体が連続的に流れるように構成されたインクジェッ
ト記録装置において、 少なくとも前記液体通過経路内の液体の連続的な流れを
停止させる停止手段をさらに有することを特徴とするイ
ンクジェット記録装置。 - 【請求項2】 前記第2の液体経路の、前記インクジェ
ットヘッド側と反対側の先端から流れ出た液体を前記タ
ンクに戻すための液体戻し経路をさらに有する請求項1
に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 前記第2の液体経路の、前記インクジェ
ットヘッド側と反対側の先端と、前記タンクに貯留され
た液体の上面との水頭差によって前記タンクから前記第
1の液体経路、前記インクジェットヘッドの前記液体通
過経路、前記第2の液体経路の順で液体が連続的に流れ
るように構成されている請求項1または2に記載のイン
クジェット記録装置。 - 【請求項4】 液体が通る液体通過経路および、該液体
通過経路内の液体の一部を吐出する吐出口を有するイン
クジェットヘッドに供給するための液体を貯留する第1
のタンクと、 前記第1のタンクに貯留された液体を前記インクジェッ
トヘッドに供給するための第1の液体経路と、 前記インクジェットヘッドの前記液体通過経路を通過し
た液体が流れ込む第2の液体経路と、 前記第2の液体経路の、前記インクジェットヘッド側と
反対側の先端から流れ出た液体を貯留する第2のタンク
とを有し、 前記第1のタンクから前記第1の液体経路、前記インク
ジェットヘッドの前記液体通過経路、前記第2の液体経
路、前記第2のタンクの順で液体が連続的に流れるよう
に構成されたインクジェット記録装置において、 少なくとも前記液体通過経路内の液体の連続的な流れを
停止させる停止手段をさらに有することを特徴とするイ
ンクジェット記録装置。 - 【請求項5】 前記第2のタンクに貯留された液体を前
記第1のタンクに供給するタンク間液体供給手段をさら
に有する請求項4に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項6】 前記第2の液体経路の、前記インクジェ
ットヘッド側と反対側の先端と、前記第1のタンクに貯
留された液体の上面との水頭差によって前記第1のタン
クから前記第1の液体経路、前記インクジェットヘッド
の前記液体通過経路、前記第2の液体経路、前記第2の
タンクの順で液体が連続的に流れるように構成されてい
る請求項4または5に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項7】 前記第1の液体経路の途中に備えられ、
前記第1の液体経路を通る液体に溶存する気体を該液体
から除去する脱気装置をさらに有する請求項1〜6のい
ずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項8】 前記インクジェットヘッドの前記液体通
過経路の少なくとも一部が、前記インクジェットヘッド
の前記吐出口の近傍に配置されている請求項1〜7のい
ずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項9】 前記第1のインク経路、前記インクジェ
ットヘッドの前記液体通過経路、および前記第2の液体
経路でインクを流動させつつ前記インクジェットヘッド
から被記録媒体に向けてインクを吐出させる際に前記イ
ンクジェットヘッドが固定される支持部材と、前記イン
クジェットヘッドの前記吐出口近傍の一平面上で前記被
記録媒体を移動させる移動手段とをさらに有する請求項
1〜8のいずれか1項に記載のインクジェット記録装
置。 - 【請求項10】 前記第1のタンクから前記第1の液体
経路、前記インクジェットヘッドの前記液体通過経路、
前記第2の液体経路の順で液体が連続的に流れる状態で
前記インクジェットヘッドの前記吐出口から液体を強制
的に排出させるために、前記第1のインク経路内の液体
を前記インクジェットヘッドに向けて強制的に送るため
の加圧手段をさらに有し、 前記停止手段が、前記加圧手段により前記吐出口から液
体を強制的に排出させた直後に前記液体通過経路内の液
体の連続的な流れを停止させるものである請求項1〜9
のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項11】 前記インクジェットヘッドの吐出口面
を払拭する払拭手段をさらに有し、 前記停止手段が、前記払拭手段によりインクジェットヘ
ッドの吐出口面を払拭する動作中に前記液体通過経路内
の液体の連続的な流れを停止させるものである請求項1
〜10のいずれか1項に記載のインクジェット記録装
置。 - 【請求項12】 前記払拭手段によりインクジェットヘ
ッドの吐出口面を払拭する動作の終了後、前記液体通過
経路内で液体が連続的に流れるように前記停止手段を制
御する制御手段をさらに有する請求項11に記載のイン
クジェット記録装置。 - 【請求項13】 前記停止手段が、前記インクジェット
ヘッドの取付け位置を調整する際に前記液体通過経路内
の液体の連続的な流れを停止させるものである請求項1
〜12のいずれか1項に記載のインクジェット記録装
置。 - 【請求項14】 前記停止手段が、前記インクジェット
ヘッドを別のインクジェットヘッドに交換する際に前記
液体通過経路内、前記第1および第2の液体経路内の液
体の連続的な流れを停止させるものである請求項1〜1
3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項15】 前記インクジェットヘッドが、被記録
媒体を移動させつつ前記インクジェットヘッドから前記
被記録媒体に向けて液体を吐出する際に前記被記録媒体
の移動範囲の中央部の上方に配置され、 前記インクジェットヘッドを別のインクジェットヘッド
に交換する際、または前記インクジェットヘッドの取付
け位置を調整する際に前記移動範囲の端部の上方、また
は前記移動範囲の外側上方に配置されるものである請求
項1〜14のいずれか1項に記載のインクジェット記録
装置。 - 【請求項16】 前記被記録媒体の前記移動範囲の中央
部の上方から前記移動範囲の端部の上方、または前記移
動範囲の外側上方に前記インクジェットヘッドを移動さ
せる際に、前記停止手段が、前記液体通過経路内の液体
の連続的な流れを停止させるものである請求項15に記
載のインクジェット記録装置。 - 【請求項17】 請求項1〜16のいずれか1項に記載
のインクジェット記録装置を有し、前記インクジェット
記録装置の前記インクジェットヘッドからインクを吐出
させてカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13036299A JP2000318184A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | インクジェット記録装置および、該インクジェット記録装置を有するカラーフィルタ製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13036299A JP2000318184A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | インクジェット記録装置および、該インクジェット記録装置を有するカラーフィルタ製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000318184A true JP2000318184A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15032572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13036299A Pending JP2000318184A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | インクジェット記録装置および、該インクジェット記録装置を有するカラーフィルタ製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000318184A (ja) |
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