JP2000315755A - リードフレーム材の製造方法 - Google Patents
リードフレーム材の製造方法Info
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- JP2000315755A JP2000315755A JP11123035A JP12303599A JP2000315755A JP 2000315755 A JP2000315755 A JP 2000315755A JP 11123035 A JP11123035 A JP 11123035A JP 12303599 A JP12303599 A JP 12303599A JP 2000315755 A JP2000315755 A JP 2000315755A
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- heat
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- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 放熱部とリード部を備えるリードフレーム材
の製造方法において、製造時の加工むらの発生を抑制で
きることにより、製造コストを削減することができるリ
ードフレーム材の製造方法を提供する。 【解決手段】 リードフレーム材1の製造方法では、孔
10aを有する金属製の基材10と、この基材10より
も厚さの厚い金属製の放熱材11とを準備し、基材10
の孔10aに放熱材11を嵌め込み、基材10に嵌め込
まれた放熱材11を嵌め込み方向に沿ってプレスするこ
とにより、放熱材11を基材10の表面から突出した状
態で基材10に一体にかしめた加工材1xを形成し、こ
の加工材1xに対して拡散熱処理を施す。
の製造方法において、製造時の加工むらの発生を抑制で
きることにより、製造コストを削減することができるリ
ードフレーム材の製造方法を提供する。 【解決手段】 リードフレーム材1の製造方法では、孔
10aを有する金属製の基材10と、この基材10より
も厚さの厚い金属製の放熱材11とを準備し、基材10
の孔10aに放熱材11を嵌め込み、基材10に嵌め込
まれた放熱材11を嵌め込み方向に沿ってプレスするこ
とにより、放熱材11を基材10の表面から突出した状
態で基材10に一体にかしめた加工材1xを形成し、こ
の加工材1xに対して拡散熱処理を施す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リード部と、この
リード部より厚さが厚く、取り付けた半導体素子などの
放熱を行うための放熱部とを有するリードフレーム材の
製造方法に関する。
リード部より厚さが厚く、取り付けた半導体素子などの
放熱を行うための放熱部とを有するリードフレーム材の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリードフレーム材の製造
方法として、特開平5−115938号公報に記載され
たものが知られている。このリードフレーム材は、無酸
素銅系焼きなまし材で構成され、平面矩形の放熱部(ヒ
ートシンク部)と、この放熱部に連続して四方に拡がる
リード部とを備えている。放熱部は、リードフレーム材
の中央部に配置されるとともに、その厚さがリード部よ
りも厚くなっており、これにより、その熱容量を大きく
することで、これに取り付けた半導体素子の熱を効果的
に放熱できるようになっている。また、このリードフレ
ーム材は、無酸素銅系焼きなまし板から成る素材板を圧
延加工することにより製造されている。具体的には、所
定の幅および厚さを有する帯状の素材板を準備し、この
素材板を、外周面に平面矩形の凹部を有するロールと、
凹部のない通常のロールとの間に、その長さ方向に沿っ
て送り込む。これにより、素材板が圧延され、素材板の
もとの厚さよりもかなり薄いリード部と、同じ厚さの放
熱部とを備えたリードフレーム材が製造される。
方法として、特開平5−115938号公報に記載され
たものが知られている。このリードフレーム材は、無酸
素銅系焼きなまし材で構成され、平面矩形の放熱部(ヒ
ートシンク部)と、この放熱部に連続して四方に拡がる
リード部とを備えている。放熱部は、リードフレーム材
の中央部に配置されるとともに、その厚さがリード部よ
りも厚くなっており、これにより、その熱容量を大きく
することで、これに取り付けた半導体素子の熱を効果的
に放熱できるようになっている。また、このリードフレ
ーム材は、無酸素銅系焼きなまし板から成る素材板を圧
延加工することにより製造されている。具体的には、所
定の幅および厚さを有する帯状の素材板を準備し、この
素材板を、外周面に平面矩形の凹部を有するロールと、
凹部のない通常のロールとの間に、その長さ方向に沿っ
て送り込む。これにより、素材板が圧延され、素材板の
もとの厚さよりもかなり薄いリード部と、同じ厚さの放
熱部とを備えたリードフレーム材が製造される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記リードフレーム材
の製造方法によれば、製造されたリードフレーム材のリ
ード部は、2つのロールで圧延加工されることにより、
素材板のもとの厚さよりもかなり薄く形成されるので、
リードフレーム材の幅方向に波打ったような加工むらが
発生しやすい。このような加工むらが発生すると、その
部分を修正するために再加工しなければならないので、
工数が増加し、製造コストが上昇するという問題があ
る。さらに、加工むらの度合が大きく、これを修正不能
な場合には、リードフレーム材が不良品となり、歩留り
が低下することによって、製造コストの上昇の原因にな
る。また、上記のように、1つの素材板を圧延加工して
リードフレーム材を製造しているので、放熱部およびリ
ード部を互いに異なる材質で構成することができない。
の製造方法によれば、製造されたリードフレーム材のリ
ード部は、2つのロールで圧延加工されることにより、
素材板のもとの厚さよりもかなり薄く形成されるので、
リードフレーム材の幅方向に波打ったような加工むらが
発生しやすい。このような加工むらが発生すると、その
部分を修正するために再加工しなければならないので、
工数が増加し、製造コストが上昇するという問題があ
る。さらに、加工むらの度合が大きく、これを修正不能
な場合には、リードフレーム材が不良品となり、歩留り
が低下することによって、製造コストの上昇の原因にな
る。また、上記のように、1つの素材板を圧延加工して
リードフレーム材を製造しているので、放熱部およびリ
ード部を互いに異なる材質で構成することができない。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、放熱部とリード部を備えるリードフレーム
材の製造方法において、製造時の加工むらの発生を抑制
できることにより、製造コストを削減することができる
リードフレーム材の製造方法を提供することを目的とす
る。
れたもので、放熱部とリード部を備えるリードフレーム
材の製造方法において、製造時の加工むらの発生を抑制
できることにより、製造コストを削減することができる
リードフレーム材の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のリードフレー
ム材の製造方法は、孔を有する金属製の基材と、この基
材よりも厚さの厚い金属製の放熱材とを準備し、基材の
孔に放熱材を嵌め込み、基材に嵌め込まれた放熱材を嵌
め込み方向に沿ってプレスすることにより、放熱材を基
材の表面から突出した状態で基材に一体にかしめた加工
材を形成し、この加工材に対して、拡散熱処理、放熱材
と基材の間のろう接処理、および放熱材と基材の間の溶
接処理のうちの1つの処理を施すことを特徴とする。
ム材の製造方法は、孔を有する金属製の基材と、この基
材よりも厚さの厚い金属製の放熱材とを準備し、基材の
孔に放熱材を嵌め込み、基材に嵌め込まれた放熱材を嵌
め込み方向に沿ってプレスすることにより、放熱材を基
材の表面から突出した状態で基材に一体にかしめた加工
材を形成し、この加工材に対して、拡散熱処理、放熱材
と基材の間のろう接処理、および放熱材と基材の間の溶
接処理のうちの1つの処理を施すことを特徴とする。
【0006】このリードフレーム材の製造方法によれ
ば、放熱材を基材の孔に嵌め込んだ後、プレスでかしめ
て一体化することにより、放熱材が基材から突出した状
態の加工材が形成される。この後、加工材に拡散熱処
理、放熱材と基材の間のろう接処理、および放熱材と基
材の間の溶接処理のうちの1つの処理を施すことによ
り、リードフレーム材が製造される。以上のように製造
されたリードフレーム材は、基材に嵌め込んだ放熱材を
嵌め込み方向にプレスすることによって、これを基材に
一体にかしめているので、放熱材をかしめるのに必要な
小さな荷重でプレスするだけでよく、従来の圧延加工と
異なり、基材の厚さがほとんど変化しないことによっ
て、リードフレーム材の基材の部分すなわちリード部に
おける加工むらの発生を抑制できる。さらに、従来のよ
うな2つのロール間を通す必要がなく、平面的にプレス
するだけでよいので、加工むらの発生をさらに抑制でき
る。その結果、従来と異なり、再加工の必要性がほとん
どなくなるとともに、不良品が少なくなるので、製造コ
ストを削減することができる。
ば、放熱材を基材の孔に嵌め込んだ後、プレスでかしめ
て一体化することにより、放熱材が基材から突出した状
態の加工材が形成される。この後、加工材に拡散熱処
理、放熱材と基材の間のろう接処理、および放熱材と基
材の間の溶接処理のうちの1つの処理を施すことによ
り、リードフレーム材が製造される。以上のように製造
されたリードフレーム材は、基材に嵌め込んだ放熱材を
嵌め込み方向にプレスすることによって、これを基材に
一体にかしめているので、放熱材をかしめるのに必要な
小さな荷重でプレスするだけでよく、従来の圧延加工と
異なり、基材の厚さがほとんど変化しないことによっ
て、リードフレーム材の基材の部分すなわちリード部に
おける加工むらの発生を抑制できる。さらに、従来のよ
うな2つのロール間を通す必要がなく、平面的にプレス
するだけでよいので、加工むらの発生をさらに抑制でき
る。その結果、従来と異なり、再加工の必要性がほとん
どなくなるとともに、不良品が少なくなるので、製造コ
ストを削減することができる。
【0007】また、上記のように放熱材を基材にかしめ
ることによって、これらの間の接合力を確保できるとと
もに、例えば拡散焼鈍などの拡散熱処理を加工材に施す
ことによって、接合力をさらに向上させることができ
る。これと同様に、放熱材と基材の間のろう接処理や溶
接処理を加工材に施した場合も、放熱材と基材の間の接
合力をさらに向上させることができる。さらに、放熱材
および基材として異種材を用いることにより、従来の製
造方法と異なり、互いに異なる材質で構成した放熱部お
よびリード部を有するリードフレーム材を製造すること
ができる。例えば、放熱材を基材よりも熱伝導性のよい
材質で構成することにより、放熱部の熱容量をさらに高
めて、より高い放熱性を備えたリードフレーム材を製造
できる。
ることによって、これらの間の接合力を確保できるとと
もに、例えば拡散焼鈍などの拡散熱処理を加工材に施す
ことによって、接合力をさらに向上させることができ
る。これと同様に、放熱材と基材の間のろう接処理や溶
接処理を加工材に施した場合も、放熱材と基材の間の接
合力をさらに向上させることができる。さらに、放熱材
および基材として異種材を用いることにより、従来の製
造方法と異なり、互いに異なる材質で構成した放熱部お
よびリード部を有するリードフレーム材を製造すること
ができる。例えば、放熱材を基材よりも熱伝導性のよい
材質で構成することにより、放熱部の熱容量をさらに高
めて、より高い放熱性を備えたリードフレーム材を製造
できる。
【0008】上記において、放熱材を基材の孔に嵌め込
む前に、放熱材の表面の少なくともろう接処理を施す部
分にろう材および半田材の一方の層を形成することが好
ましい。
む前に、放熱材の表面の少なくともろう接処理を施す部
分にろう材および半田材の一方の層を形成することが好
ましい。
【0009】このリードフレーム材の製造方法によれ
ば、加工材の放熱材と基材の間にろう接処理を施す前
に、ろう材または半田材の層が放熱材の表面の少なくと
もろう接処理を施す部分に予め形成されるので、ろう接
処理の際に、ろう材または半田材が放熱材と基材の接合
部分にもれなく行き渡る。これによって、放熱材と基材
の間の接合力をより一層、向上させることができる。
ば、加工材の放熱材と基材の間にろう接処理を施す前
に、ろう材または半田材の層が放熱材の表面の少なくと
もろう接処理を施す部分に予め形成されるので、ろう接
処理の際に、ろう材または半田材が放熱材と基材の接合
部分にもれなく行き渡る。これによって、放熱材と基材
の間の接合力をより一層、向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の第1実施形態に係るリードフレーム材の製造方法に
ついて説明する。図1は、本発明の製造方法によって製
造したリードフレーム材1を示しており、このリードフ
レーム材1は、銅合金で構成されている。リードフレー
ム材1は、平面矩形の平らなリード部1aと、その中央
部に上方に突出するように設けられた平面矩形の放熱部
1bとを有している。放熱部1bは、リード部1aより
も厚さが厚く、大きな熱容量を備えており、半導体素子
などが取り付けられたときに、高い放熱性を発揮する。
このリードフレーム材1を使用する場合、後述するよう
な打ち抜き加工などがさらに施されることにより、リー
ドフレームが製作される。
明の第1実施形態に係るリードフレーム材の製造方法に
ついて説明する。図1は、本発明の製造方法によって製
造したリードフレーム材1を示しており、このリードフ
レーム材1は、銅合金で構成されている。リードフレー
ム材1は、平面矩形の平らなリード部1aと、その中央
部に上方に突出するように設けられた平面矩形の放熱部
1bとを有している。放熱部1bは、リード部1aより
も厚さが厚く、大きな熱容量を備えており、半導体素子
などが取り付けられたときに、高い放熱性を発揮する。
このリードフレーム材1を使用する場合、後述するよう
な打ち抜き加工などがさらに施されることにより、リー
ドフレームが製作される。
【0011】次に、上記リードフレーム材1の製造方法
について説明する。まず、図2に示すように、ともにリ
ードフレーム材1の素材となる基材10および放熱材1
1を準備する。これらの基材10および放熱材11は、
ともに銅合金で構成された板材であり、打ち抜き加工な
どよって製作される。放熱材11は平面矩形に形成さ
れ、基材10は、平面矩形で放熱材11よりも厚さが薄
く、その中央部に所定ピッチで形成された複数の孔10
aを有している(2つのみ図示)。孔10aは、平面矩
形で放熱材11をぴったりと嵌め込み可能な所定寸法を
備えているとともに、その上下縁部が連続的に面取りさ
れている(図3(a)参照)。
について説明する。まず、図2に示すように、ともにリ
ードフレーム材1の素材となる基材10および放熱材1
1を準備する。これらの基材10および放熱材11は、
ともに銅合金で構成された板材であり、打ち抜き加工な
どよって製作される。放熱材11は平面矩形に形成さ
れ、基材10は、平面矩形で放熱材11よりも厚さが薄
く、その中央部に所定ピッチで形成された複数の孔10
aを有している(2つのみ図示)。孔10aは、平面矩
形で放熱材11をぴったりと嵌め込み可能な所定寸法を
備えているとともに、その上下縁部が連続的に面取りさ
れている(図3(a)参照)。
【0012】次に、図3に示すように、以下の(a)〜
(e)の工程により、リードフレーム材1を製造する。
(e)の工程により、リードフレーム材1を製造する。
【0013】(a)まず、放熱材11をプレス機の下プ
レス金型2に装着する。下プレス金型2の上面には、複
数の凹部2aが上記複数の孔10aと同じピッチでそれ
ぞれ設けられており(1つのみ図示)、各凹部2aは、
放熱材11よりも少し大きく、挿入された放熱材11と
の間に若干の遊びを生じるような所定の寸法で平面矩形
に形成されている。放熱材11は、この凹部2aに挿入
されることによって、下プレス金型2に装着される。こ
の後、基材10を、その孔10aを介して放熱材11に
嵌合させる。この場合、基材10および放熱材11は、
放熱材11の上端部が基材10の上面より少し突出した
状態にセットされる(図3(a)参照)。
レス金型2に装着する。下プレス金型2の上面には、複
数の凹部2aが上記複数の孔10aと同じピッチでそれ
ぞれ設けられており(1つのみ図示)、各凹部2aは、
放熱材11よりも少し大きく、挿入された放熱材11と
の間に若干の遊びを生じるような所定の寸法で平面矩形
に形成されている。放熱材11は、この凹部2aに挿入
されることによって、下プレス金型2に装着される。こ
の後、基材10を、その孔10aを介して放熱材11に
嵌合させる。この場合、基材10および放熱材11は、
放熱材11の上端部が基材10の上面より少し突出した
状態にセットされる(図3(a)参照)。
【0014】(b)次に、プレス機の上プレス金型3を
押し下げることによって、放熱材11をプレスする。こ
のとき、放熱材11が主に変形して基材10にかしめら
れるとともに、基材10は、ほとんどプレスされず、そ
の厚さが変化しない。このようにプレスされることによ
り、基材10および放熱材11は、加工材1xとして一
体に接合される。このように製作された加工材1xで
は、放熱材11が下プレス金型2の凹部2aの形状に従
って側方に膨らむように成形され、前記放熱部1bを構
成しているとともに、基材10が上記リード部1aを構
成している。また、基材10および放熱材11は、互い
の上面が面一に形成される(図3(b)参照)。
押し下げることによって、放熱材11をプレスする。こ
のとき、放熱材11が主に変形して基材10にかしめら
れるとともに、基材10は、ほとんどプレスされず、そ
の厚さが変化しない。このようにプレスされることによ
り、基材10および放熱材11は、加工材1xとして一
体に接合される。このように製作された加工材1xで
は、放熱材11が下プレス金型2の凹部2aの形状に従
って側方に膨らむように成形され、前記放熱部1bを構
成しているとともに、基材10が上記リード部1aを構
成している。また、基材10および放熱材11は、互い
の上面が面一に形成される(図3(b)参照)。
【0015】(c)さらに、加工材1xに拡散焼鈍など
の拡散熱処理を施す。(d)この後、加工材1xをその
放熱部1bが上側になるように上下反転してから、プレ
ス機により図3(d)に2点鎖線で示す形状に打ち抜き
加工する。(e)以上により、上述したリードフレーム
材1が製造される。
の拡散熱処理を施す。(d)この後、加工材1xをその
放熱部1bが上側になるように上下反転してから、プレ
ス機により図3(d)に2点鎖線で示す形状に打ち抜き
加工する。(e)以上により、上述したリードフレーム
材1が製造される。
【0016】図4は、上述したように製造したリードフ
レーム材1をフラットパッケージ型IC4に適用した例
を示している。フラットパッケージ型IC4は、リード
部5aおよび放熱部5bを有するリードフレーム5を備
えており、このリードフレーム5は、上記リードフレー
ム材1を打ち抜き加工することにより製作されている。
半導体素子6は、リードフレーム5の放熱部5bに載せ
られ、ボンディングワイヤ7を介してリード部5aに連
結されている。また、これらのリードフレーム5、半導
体素子6およびボンディングワイヤ7は、断面六角形の
エポキシ樹脂8によって封止されている。
レーム材1をフラットパッケージ型IC4に適用した例
を示している。フラットパッケージ型IC4は、リード
部5aおよび放熱部5bを有するリードフレーム5を備
えており、このリードフレーム5は、上記リードフレー
ム材1を打ち抜き加工することにより製作されている。
半導体素子6は、リードフレーム5の放熱部5bに載せ
られ、ボンディングワイヤ7を介してリード部5aに連
結されている。また、これらのリードフレーム5、半導
体素子6およびボンディングワイヤ7は、断面六角形の
エポキシ樹脂8によって封止されている。
【0017】以上詳述した本実施形態のリードフレーム
材1の製造方法によれば、その製造時に、放熱材11を
プレスすることによって、これを基材10に一体にかし
めているので、放熱材11をかしめるのに必要な小さな
荷重でプレスするだけでよく、従来の圧延加工と異な
り、基材10の厚さがほとんど変化しないことによっ
て、リードフレーム材1の基材10の部分すなわちリー
ド部1aにおける加工むらの発生を抑制できる。さら
に、従来のような2つのロール間を通す必要がなく、平
面的にプレスするだけでよいので、加工むらの発生をさ
らに抑制できる。その結果、従来と異なり、再加工の必
要性がほとんどなくなるとともに、不良品が少なくなる
ので、製造コストを削減することができる。また、上記
のように放熱材11を基材10にかしめることによっ
て、これらの間の接合力を確保できるとともに、例えば
拡散焼鈍などの拡散熱処理を加工材1xに施すことによ
って、接合力をさらに向上させることができる。
材1の製造方法によれば、その製造時に、放熱材11を
プレスすることによって、これを基材10に一体にかし
めているので、放熱材11をかしめるのに必要な小さな
荷重でプレスするだけでよく、従来の圧延加工と異な
り、基材10の厚さがほとんど変化しないことによっ
て、リードフレーム材1の基材10の部分すなわちリー
ド部1aにおける加工むらの発生を抑制できる。さら
に、従来のような2つのロール間を通す必要がなく、平
面的にプレスするだけでよいので、加工むらの発生をさ
らに抑制できる。その結果、従来と異なり、再加工の必
要性がほとんどなくなるとともに、不良品が少なくなる
ので、製造コストを削減することができる。また、上記
のように放熱材11を基材10にかしめることによっ
て、これらの間の接合力を確保できるとともに、例えば
拡散焼鈍などの拡散熱処理を加工材1xに施すことによ
って、接合力をさらに向上させることができる。
【0018】次に、本発明の第2実施形態に係るリード
フレーム材の製造方法について説明する。本実施形態の
製造方法は、前述した第1実施形態の製造方法とほぼ同
様であり、異なる点についてのみ説明する。まず、前記
と同様の基材10および放熱材11を準備し、この放熱
材11にメッキを施すことにより、その表面全体にろう
材としてのNiメッキ層を形成する。この場合、メッキ
法としては、電解メッキ法や無電解メッキ法(例えばカ
ニゼン法)を用いる。
フレーム材の製造方法について説明する。本実施形態の
製造方法は、前述した第1実施形態の製造方法とほぼ同
様であり、異なる点についてのみ説明する。まず、前記
と同様の基材10および放熱材11を準備し、この放熱
材11にメッキを施すことにより、その表面全体にろう
材としてのNiメッキ層を形成する。この場合、メッキ
法としては、電解メッキ法や無電解メッキ法(例えばカ
ニゼン法)を用いる。
【0019】次いで、前記(a)、(b)の工程を実施
して加工材1xを形成した後、前記(c)の工程に代え
て、加工材1xに加熱処理を施すことにより、その基材
10と放熱材11の間をNiでろう付けする。この後、
前記(d)、(e)の工程を同様に実施してリードフレ
ーム材1の製造工程を終了する。
して加工材1xを形成した後、前記(c)の工程に代え
て、加工材1xに加熱処理を施すことにより、その基材
10と放熱材11の間をNiでろう付けする。この後、
前記(d)、(e)の工程を同様に実施してリードフレ
ーム材1の製造工程を終了する。
【0020】以上のような本実施形態の製造方法によれ
ば、放熱材11を基材10にかしめることにより、加工
材1xにおけるこれらの間の接合力が確保されるととも
に、放熱材11と基材10の間をNiでろう付けするこ
とにより、接合力を向上させることができる。さらに、
放熱材11を基材10にかしめる前に、Niメッキ層を
放熱材11の表面に予め形成することにより、加工材1
xの放熱材11と基材10の間をろう付けする際に、N
iが両者の接合部分にもれなく行き渡る。これによっ
て、基材10と放熱材11の間の接合力をさらに向上さ
せることができる。
ば、放熱材11を基材10にかしめることにより、加工
材1xにおけるこれらの間の接合力が確保されるととも
に、放熱材11と基材10の間をNiでろう付けするこ
とにより、接合力を向上させることができる。さらに、
放熱材11を基材10にかしめる前に、Niメッキ層を
放熱材11の表面に予め形成することにより、加工材1
xの放熱材11と基材10の間をろう付けする際に、N
iが両者の接合部分にもれなく行き渡る。これによっ
て、基材10と放熱材11の間の接合力をさらに向上さ
せることができる。
【0021】なお、上記第2実施形態においては、Ni
メッキ層を放熱材11の表面全体に予め形成することに
より、放熱材11を基材10にかしめた後、両者の間を
ろう付けするようにしたが、これに代えて放熱材11の
表面全体に予め半田メッキ層を形成するようにしてもよ
い。このようにすれば、放熱材11を基材10にかしめ
た後、両者の間を半田付けすることによって、上記と同
様に接合力を向上させることができる。また、Niメッ
キ層を放熱材11の表面全体に形成したが、放熱材11
の表面全体ではなく、放熱材11における基材10との
接合部分を含む部分のみに形成してもよい。さらに、放
熱材11の表面にNi層や半田層を形成する方法は、メ
ッキ法に限らず、例えば溶融したNiや半田を放熱材1
1の表面に吹き付ける方法など、Ni層や半田層を形成
可能な方法であればよい。また、放熱材11にメッキ層
を形成することなく、放熱材11を基材10にかしめて
から、両者の間を溶接するようにしてもよい。このよう
にすれば、上記と同様に両者の間の接合力を向上させる
ことができる。
メッキ層を放熱材11の表面全体に予め形成することに
より、放熱材11を基材10にかしめた後、両者の間を
ろう付けするようにしたが、これに代えて放熱材11の
表面全体に予め半田メッキ層を形成するようにしてもよ
い。このようにすれば、放熱材11を基材10にかしめ
た後、両者の間を半田付けすることによって、上記と同
様に接合力を向上させることができる。また、Niメッ
キ層を放熱材11の表面全体に形成したが、放熱材11
の表面全体ではなく、放熱材11における基材10との
接合部分を含む部分のみに形成してもよい。さらに、放
熱材11の表面にNi層や半田層を形成する方法は、メ
ッキ法に限らず、例えば溶融したNiや半田を放熱材1
1の表面に吹き付ける方法など、Ni層や半田層を形成
可能な方法であればよい。また、放熱材11にメッキ層
を形成することなく、放熱材11を基材10にかしめて
から、両者の間を溶接するようにしてもよい。このよう
にすれば、上記と同様に両者の間の接合力を向上させる
ことができる。
【0022】さらに、前述した各実施形態においては、
基材10および放熱材11を銅合金で構成したが、基材
10および放熱材11の材質はこれに限らず、アルミニ
ウムおよびFe−Ni系合金などでもよく、リードフレ
ーム材1に適したものであればよい。また、基材10お
よび放熱材11を同質材で構成したが、これらを互いに
異質材で構成してもよい。このようにすれば、従来の製
造方法と異なり、放熱部1bのみを他の部分と異なる材
質で構成したリードフレーム材1を製造することができ
る。例えば、基材10をインバーで、放熱材11を銅で
それぞれ構成すれば、放熱部1bの熱容量がさらに高め
られることによって、より高い放熱性を備えたリードフ
レーム材1を製造できる。
基材10および放熱材11を銅合金で構成したが、基材
10および放熱材11の材質はこれに限らず、アルミニ
ウムおよびFe−Ni系合金などでもよく、リードフレ
ーム材1に適したものであればよい。また、基材10お
よび放熱材11を同質材で構成したが、これらを互いに
異質材で構成してもよい。このようにすれば、従来の製
造方法と異なり、放熱部1bのみを他の部分と異なる材
質で構成したリードフレーム材1を製造することができ
る。例えば、基材10をインバーで、放熱材11を銅で
それぞれ構成すれば、放熱部1bの熱容量がさらに高め
られることによって、より高い放熱性を備えたリードフ
レーム材1を製造できる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明のリードフレーム
材の製造方法によれば、製造時の加工むらの発生を抑制
できることにより、製造コストを削減することができ
る。
材の製造方法によれば、製造時の加工むらの発生を抑制
できることにより、製造コストを削減することができ
る。
【図1】本発明の第1実施形態に係る製造方法で製造し
たリードフレーム材の斜視図である。
たリードフレーム材の斜視図である。
【図2】リードフレーム材の製造に用いる基材および放
熱材を示す斜視図である。
熱材を示す斜視図である。
【図3】リードフレーム材の製造工程を示す図である。
【図4】リードフレーム材をフラットパッケージ型IC
に適用した例を示す(a)斜視図および(b)断面図で
ある。
に適用した例を示す(a)斜視図および(b)断面図で
ある。
1 リードフレーム材 1x 加工材 2 下プレス金型 3 上プレス金型 10 基材 10a 孔 11 放熱材
Claims (2)
- 【請求項1】 孔を有する金属製の基材と、この基材よ
りも厚さの厚い金属製の放熱材とを準備し、 前記基材の前記孔に前記放熱材を嵌め込み、 前記基材に嵌め込まれた前記放熱材を嵌め込み方向に沿
ってプレスすることにより、前記放熱材を前記基材の表
面から突出した状態で前記基材に一体にかしめた加工材
を形成し、 この加工材に対して、拡散熱処理、前記放熱材と前記基
材の間のろう接処理、および前記放熱材と前記基材の間
の溶接処理のうちの1つの処理を施すことを特徴とする
リードフレーム材の製造方法。 - 【請求項2】 前記放熱材を前記基材の前記孔に嵌め込
む前に、前記放熱材の表面の少なくとも前記ろう接処理
を施す部分にろう材および半田材の一方の層を形成する
ことを特徴とする請求項1に記載のリードフレーム材の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11123035A JP2000315755A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | リードフレーム材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11123035A JP2000315755A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | リードフレーム材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000315755A true JP2000315755A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=14850606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11123035A Withdrawn JP2000315755A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | リードフレーム材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000315755A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018006673A (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | 昭和電工株式会社 | 冷却器及びその製造方法 |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP11123035A patent/JP2000315755A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018006673A (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | 昭和電工株式会社 | 冷却器及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |