[go: up one dir, main page]

JP2000315310A - 情報記録媒体及び情報記録再生用スライダ - Google Patents

情報記録媒体及び情報記録再生用スライダ

Info

Publication number
JP2000315310A
JP2000315310A JP26564099A JP26564099A JP2000315310A JP 2000315310 A JP2000315310 A JP 2000315310A JP 26564099 A JP26564099 A JP 26564099A JP 26564099 A JP26564099 A JP 26564099A JP 2000315310 A JP2000315310 A JP 2000315310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information recording
film
recording medium
information
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26564099A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Matsumoto
幸治 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP26564099A priority Critical patent/JP2000315310A/ja
Priority to US09/631,371 priority patent/US6687197B1/en
Publication of JP2000315310A publication Critical patent/JP2000315310A/ja
Priority to US10/676,425 priority patent/US6898158B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 微小な記録マークを安定に存在させ、情報の
記録及び再生を従来の記録再生装置でも可能な情報記録
媒体を提供することを課題とする。 【解決手段】 基体上に、記録された情報を磁気的に再
生しうる希土類遷移金属のアモルファス合金を主成分と
する情報記録膜を備え、Raが0.1〜1.5nm又は
周期が10〜40nmの凹凸を有するか、情報記録膜が
交換結合多層膜であり、該膜が、室温から65℃付近ま
での温度領域において保磁力が実質的に変化せず、55
Gaussμm以上の残留磁束密度×膜厚積を有し、遷移金
属リッチの希土類遷移金属アモルファス合金層と希土類
リッチの希土類遷移金属アモルファス合金層とを少なく
とも含むことにより上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体及び
情報記録再生用スライダに関する。更に詳しくは、本発
明は、情報を磁気的に記録及び再生するに際して、記録
/再生特性を向上させた情報記録媒体及びその媒体への
情報の記録及び再生に適した情報記録再生用スライダに
関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録媒体として、DVDのような光
記録媒体や、HDDのような磁気記録媒体が知られ、一
般に普及している。更に、情報の記録密度を高めること
が望まれている観点から、光記録媒体及び磁気記録媒体
の利点を組み合わせた光磁気記録(MO)媒体も研究さ
れている。
【0003】上記記録媒体の内、磁気記録媒体及び光磁
気記録媒体の磁性体に記録された情報を磁気的に検出す
る情報再生方式によれば、研究が進んだ結果、超高密度
に記録することが可能となり、現在では、10Gビット
/(インチ)2を超える高密度記録の可能性が示される
ようになった。ところで、上記磁性体としては、通常、
磁化容易軸を面内方向に有する例えばCo77Cr15Pt
6Ta2のような多結晶の磁性体が使用されている
【0004】更に、磁気記録媒体の磁性体として、希土
類遷移金属アモルファス合金からなる垂直磁化膜を使用
した例が、特開昭58−165306号公報に記載され
ている。また、この希土類遷移金属アモルファス合金
は、光磁気記録媒体の磁性体としても利用されており、
近年、磁気特性を異ならせた希土類遷移金属アモルファ
ス合金膜の積層体を有する光磁気記録媒体が、特開平5
−217226号公報、特開平5−325283号公
報、特開昭63−302448号公報等に記載されてい
る。
【0005】この内、特に特開昭63−302448号
公報では、希土類金属磁気モーメントが遷移金属磁気モ
ーメントより大きくなる、いわゆる希土類金属(RE)
リッチ膜と、遷移金属磁気モーメントが希土類金属モー
メントより大きくなる、いわゆる遷移金属(TM)リッ
チ膜とを交換結合させた積層体を有する光磁気記録媒体
が記載されている。
【0006】より具体的には、TMリッチ膜にカー回転
力が大きなTbFeCo膜を使用し、REリッチ膜に大
きなシグナルレベル(√R・θ:Rは反射率、θはカー
回転角)を得ることができるTbFeCo膜を使用し、
両膜を交換結合させた光磁気記録媒体が記載されてい
る。この媒体では、ノズルレベルの上昇が抑制されるた
め大きなSNRが得られること、書き込みエネルギーを
小さくできること等がその効果として記載されている。
つまり、この公報記載の媒体は、MOのような媒体とし
て使用した場合、大きな磁気光学効果を得ながら、記録
ノイズを低減することができると考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】記録密度をさらに向上
させるためには、情報記録媒体に生じるノイズをさらに
低減することが必要となる。そのためには、磁性粒(結
晶粒)の粒径を10nm程度にしなければならない。と
ころが、上記多結晶の磁性体は、結晶粒の粒径を10n
m程度にした場合、生じる磁区(記録ビット)が、特に
結晶粒の界面で、熱的に不安定となる。このことは、逆
に情報記録媒体にノイズを発生させたり、記録された情
報が消える等の問題を生じる。特に、このような磁性粒
の微細化は温度上昇(通常、使用時のドライブ内の温度
は65℃程度になる)に伴って、保磁力が低下するとい
う問題を生じる。
【0008】また、上記特開昭63−302448号公
報に記載された媒体は、磁束を再生する方式に適当であ
るとはいえなかった。例えば、上記公報の実施例1に
は、Hc=2kOe(膜厚=20nm)の磁性膜とHc
=10kOe(膜厚=60nm)の磁性膜との積層体か
らなる媒体が記載されているが、この媒体の保磁力は通
常の磁気ヘッドで記録することができる保磁力より非常
に大きいため、記録することが困難であるという問題が
ある。更に、一般に媒体の磁化は磁気ヘッドで検出しう
る程度に大きい必要がある。上記公報の媒体の場合、H
c=2kOeの磁性膜は比較的磁化が大きく、Hc=1
0kOeの磁性膜は比較的磁化が小さいと推測される。
全磁化は媒体を構成する磁性膜の磁化の足し合わせにな
るが、上記公報の媒体は、磁化の大きい膜が薄いため全
磁化は非常に小さくなり磁束を外部に出さないので、磁
気ヘッドでの検出が困難であるという問題もある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かくして本発明によれ
ば、Raが0.1〜1.5nm又は周期が10〜40n
mの凹凸を有する基体上に、記録された情報を磁気的に
再生しうる希土類遷移金属のアモルファス合金を主成分
とする情報記録膜を備えてなる第1の情報記録媒体が提
供される。
【0010】また、本発明によれば、記録された情報を
磁気的に再生しうる交換結合多層膜からなる情報記録膜
を備え、交換結合多層膜が、室温から65℃付近までの
温度領域において保磁力が実質的に変化せず、55Gaus
sμm以上の残留磁束密度×膜厚積(tBr)を有し、
遷移金属リッチの希土類遷移金属アモルファス合金層と
希土類リッチの希土類遷移金属アモルファス合金層とを
少なくとも含む第2の情報記録媒体が提供される。
【0011】更に、本発明によれば、上記情報記録媒体
に情報を記録及び再生する際に使用される情報記録再生
用スライダであって、スライダが一体化された光照射手
段、記録ヘッド及び磁気再生ヘッドを備え、光照射手段
が、情報の記録及び再生方向に対して、記録ヘッド及び
磁気再生ヘッドより前に光照射手段が位置することを特
徴とする情報記録再生用スライダが提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の情報記録媒
体を説明する。本発明の発明者は、磁気的記録再生方法
が可能な方式で超高密度記録を実現するために、磁気異
方性が大きく、結晶粒を持たない希土類遷移金属のアモ
ルファス合金を情報記録媒膜に使用することについて検
討した。このアモルファス合金は、膜内部における交換
結合力が強いことが知られている。そのため、現在の記
録再生装置に使用されている薄膜コイルを用いた記録ヘ
ッドでは、ヘッド寸法が大きく、十分な磁界を発生する
ことが困難なため、微小記録マークを形成することが難
しいと考えられてきた。また、交換結合力を小さくする
と保磁力も小さくなるという性質を有するため、記録マ
ークの安定性が悪くなると考えられてきた。そのため情
報記録媒体に、アモルファス合金を使用することは一般
的ではなかった。
【0013】しかしながら、発明者は、希土類遷移金属
のアモルファス合金を情報記録膜として用いた情報記録
媒体の記録特性と、情報記録膜の構造等を詳細に調べた
ところ、情報記録膜下の基体に適当な凹凸を形成すれ
ば、図1に示すように、磁性膜内部に適当なコラム構造
が形成されることを意外にも見い出した。図1中、1は
基板、2は下地層、3は情報記録膜をそれぞれ示す。更
に、このコラム構造を有する情報記録膜は、従来の磁気
ヘッドでも微小記録マークを形成でき、また大きな再生
信号を得られることも見い出し本発明に至った。
【0014】まず、本発明の情報記録媒体は、少なくと
も基体と、その上に位置する情報記録膜とからなる。基
体は、所定のRa又は周期の凹凸が形成されていさえす
れば、当該分野で公知の基体をいずれも使用することが
できる。具体的には、基体としては、ガラス、セラミッ
クス、チタン、シリコン、カーボン等の基板に凹凸を形
成したもの、基板上に凹凸を有する下地層が形成された
基体等が挙げられる。なお、下地層を形成する場合は、
基板にポリカーボネートのような樹脂基板を使用するこ
とができる。
【0015】基板への凹凸の形成方法としては、塩酸の
ような酸中に基板を浸漬し、所定の粒径の研磨剤(例え
ば、Al23、SiC、SiO)を用いて研磨する、い
わゆるメカノケミカルポリッシング法が挙げられる。下
地層の凹凸は、下地層の形成と同時に形成しても、下地
層を形成した後、別工程で形成してもよい。下地層の形
成と同時に凹凸を形成する場合、例えばスパッタ法によ
り、積層するにつれて層の表面の凹凸が自己的に所定形
状になるような材料を選択する必要がある。そのような
材料として、NiP、NiB、CrMo等の合金、C
r、Ti等の金属が挙げられる。凹凸を下地層の形成と
別工程で行う場合、下地層の材料は特に限定されない。
また、下地層に凹凸を形成する方法としては、例えばメ
カノケミカルポリッシング法が挙げられる。この内、製
造工程を短縮するために、凹凸を下地層と同時に形成す
ることが好ましい。なお、スパッタ法で形成されたNi
P膜は、その粒径が小さいという特長がある。
【0016】下地層にNiPを使用する場合、その組成
は特に限定されない。例えば、代表的な組成として、N
i:P=4:1、3:1、2:1や5:4のものが存在
する。ただし、過剰にNiがリッチな膜にすると、Ni
が析出して、下地層が強磁性体となるという問題があ
る。強磁性体となった場合、情報記録膜と静電気的な相
互作用が起こり、記録/再生磁界に影響を与えるという
問題が生じる恐れがある。そのためNiPの組成は、N
i:P=4〜2:1が好ましい。また、CrMoは通
常、Cr:Mo=90:10程度のものが使用される。
凹凸の具体的な形状は、Raが0.1〜1.5nm又は
周期が10〜40nmである。
【0017】ここで、Raが0.1nmより小さい場
合、情報記録膜内にコラム構造が形成されにくいので好
ましくない。Raが1.5nmより大きい場合、1つの
コラムのサイズが大きくなりノイズを生じやすくなるの
で好ましくない。より好ましいRaは、0.2〜1.2
nmである。Raは下地層の厚さを厚くすれば大きく、
薄くすれば小さくすることができる。なお、本明細書に
おいて、RaはJIS表面粗さ(B0601)に準拠し
て求めた値である。具体的には、粗さ曲線からその中心
線の方向に測定長さLの部分を抜き取り、この抜き取り
部分の中心線をX軸、縦倍率の方向をY軸、粗さ曲線を
y=f(x)で表したとき、以下の式によって求められ
る値をnmで表したものを意味する。
【0018】
【数1】
【0019】また、周期が10nmより小さい場合、コ
ラム構造が形成されにくいので好ましくない。周期が4
0nmより大きい場合、コラム構造が大きくなるので好
ましくない。より好ましい周期は、15〜25nmであ
る。周期は、スパッタ法で下地層を形成する場合、投入
電力を調整することにより制御することができ、投入電
力を上げれば周期が大きくなり、下げれば小さくなる。
なお、下地層の厚さは、7〜75nmであることが好ま
しい。厚さが7nmより小さい場合、コラム構造が形成
されにくいので好ましくない。厚さが75nmより大き
い場合、コラムのグレインサイズが大きすぎるので好ま
しくない。
【0020】上記の凹凸を有する基体上に、記録された
情報を磁気的に再生しうる希土類遷移金属のアモルファ
ス合金を主成分とする情報記録膜が形成される。ここ
で、本発明に使用することができる希土類遷移金属のア
モルファス合金としては、例えば、TbFe、TbFe
Cr、TbFeCo、DyFeCo、GdCo、GdF
e、TbCo、GdTbFe、GdTbFeCo、Gd
DyFeCo等が挙げられる。これら合金の組成は、所
望する保磁力及び飽和磁化になるように適宜設定され
る。これら合金の内、TbCo、TbFe、TbFeC
r、TbFeCo、DyFeCoが好ましい。
【0021】情報記録膜の厚さは、20〜50nmであ
ることが好ましい。更に、本発明の情報記録膜は、相互
間の磁気の交換結合を利用した2層以上の複数層からな
っていてもよい。例えば、2層からなる場合、上記希土
類遷移金属のアモルファス合金からなる情報記録膜下に
磁化反転補助層を設けてもよい。磁化反転補助層を設け
ることで、記録マークを安定化することができる。更
に、情報の記録と再生を分離して記録層と再生層を有し
ていてもよい。このように分離することにより、記録と
再生に適した保磁力と飽和磁化になるようにそれぞれの
膜の組成を設定することができる。
【0022】磁化反転補助層は、垂直磁化膜でも面内磁
化膜でもよい。垂直磁化膜としては、上記アモルファス
合金以外にも、CoCrTaのような結晶系の合金も使
用することができる。面内磁化膜としては、GdFeC
o、GdFe等が挙げられる。磁化反転補助層の厚さ
は、2〜10nmであることが好ましい。記録層と再生
層は、上記アモルファス合金を使用することができる。
具体的な組み合わせとしては、TbFe/TbFeC
o、TbFe/DyFeCo、TbCo/TbFeCo
等が挙げられる。記録層と再生層の厚さは、それぞれ2
0〜40nm及び5〜20nmであることが好ましい。
情報記録膜の形成方法は、特に限定されず、公知の方法
をいずれも使用することができる。公知の方法の内、ス
パッタ法を使用して形成することが好ましい。
【0023】本発明の情報記録媒体は、更に基板保護層
(例えばSiN、SiO)、表面保護層(例えばSi
N、SiO)、スライダの滑り性を向上させるためのカ
ーボン層等の通常情報記録媒体を構成する層を有してい
てもよい。なお、基板保護層は基板と情報記録膜との間
(下地層がある場合は、下地層と情報記録膜との間)、
表面保護層は情報記録膜の上、カーボン層は磁気記録媒
体の最上層に、それぞれ一般的に位置する。
【0024】本発明の情報記録媒体によれば、基体上に
凹凸を形成しない場合より、SNRを100%以上向上
させることができ、オーバーライト特性を400%以上
向上することができる。これは、基体の凹凸に由来する
情報記録膜内部のコラム構造により、微小記録マークを
安定に形成できるためであると考えられる。また、本発
明の情報記録媒体は、磁気記録媒体として使用でき、更
に光磁気記録媒体としても使用することができる。
【0025】本発明の情報記録媒体を光磁気記録媒体に
使用すれば、例えば0.1〜2.5μmのトラック幅及
び0.1〜2μmの磁化反転部の幅のような微細記録マ
ークで情報を記録することができ、この情報を公知の磁
気再生ヘッドでも再生することができる。
【0026】以下、本発明の第2の情報記録媒体を説明
する。一般的に情報記録媒体に使用されているCoCr
TaPtからなる面内磁化膜の保磁力は、室温で3kO
eであるが、65℃程度になると2.4kOe程度まで
低下する。また、CoCrPtからなる垂直磁化膜の保
磁力は、室温で3kOeであるが、65℃程度になると
2.4kOe程度まで低下する。そのため、これら磁化
膜は、室温から65℃程度で安定に使用することが困難
であった。
【0027】そこで、本発明の発明者は、希土類遷移金
属アモルファス合金膜を用いて、温度に対して保磁力が
変化しない情報記録媒体を得ることができるかどうか検
討した。希土類遷移金属アモルファス合金膜のうち、希
土類元素がTbやDyの場合には、特に大きな垂直磁気
異方性を有することが知られている。
【0028】具体的には合金膜がTbFeの場合、図7
に示すようにTbの組成が約23%付近において、飽和
磁化の値がゼロとなるいわゆる補償組成が存在する。本
明細書では、この補償組成よりTbが多い領域(すなわ
ち、遷移金属が少ない領域)を希土類(RE)リッチ、
この補償組成よりTbが少ない領域(すなわち、遷移金
属が多い領域)を遷移金属(TM)リッチと称する。図
7中、aは垂直磁気異方性の範囲、bは面内磁気異方性
の範囲を示している。
【0029】この図7では、飽和磁化の値しか示してい
ないが、飽和磁化の値が最小になる組成において、保磁
力は無限大を示し、そこからずれると保磁力は小さくな
る。この現象は、組成を温度に置き換えても同様であ
る。つまり、本発明の発明者は、遷移金属リッチの希土
類遷移金属アモルファス合金層が、温度上昇に伴って、
保磁力が低下するが、飽和磁化の値は若干増加するこ
と、一方、希土類リッチの希土類遷移金属アモルファス
合金層が、温度上昇に伴って、保磁力は増大するが、飽
和磁化の値は減少するという知見から、両者を交換結合
させ、飽和磁化を所定の値に設定した交換結合多層膜に
より、室温から65℃付近までの温度領域おいて、保磁
力と飽和磁化の値をほぼ一定に保つことができ、その結
果安定した情報の記録再生を行いうる第2の情報記録媒
体を見いだした。
【0030】まず、希土類遷移金属アモルファス合金層
としては、例えば、TbFe、TbFeCr、TbFe
Co、DyFeCo、GdCo、GdFe、TbCo、
GdTbFe、GdTbFeCo、GdDyFeCo等
が挙げられる。この内、合金層は少なくともTb又はD
yを含むことが好ましい。特に、これら合金の内、Tb
Co、TbFe、TbFeCr、TbFeCo、DyF
eCoが好ましい。
【0031】遷移金属リッチの希土類遷移金属アモルフ
ァス合金層と希土類リッチの希土類遷移金属アモルファ
ス合金層は、記録された情報を磁気的に再生することが
でき、室温から65℃付近までの温度領域において保磁
力が実質的に変化せず、55Gaussμm以上のtBrを
有するように組成及び材質が適宜選択される。具体的
な、遷移金属リッチの希土類遷移金属アモルファス合金
層と希土類リッチの希土類遷移金属アモルファス合金層
の組み合わせとしては、例えば、TbxCo1-xの場合、 14≦x≦22と25≦x≦35の組み合わせ(数値は
モル%、以下同じ) TbxFe1-xの場合、 14≦x≦23と25≦x≦34の組み合わせ Tbx(FeCr)1-xの場合、 15≦x≦24と26≦x≦36の組み合わせ Tbx(FeCo)1-xの場合、 14≦x≦23と25≦x≦34の組み合わせ Dyx(FeCo)1-xの場合 16≦x≦22と24≦x≦33の組み合わせ が挙げられる。
【0032】遷移金属リッチの希土類遷移金属アモルフ
ァス合金層と希土類リッチの希土類遷移金属アモルファ
ス合金層の厚さは、使用する合金層の種類により相違す
るが、5〜45nm及び5〜45nmの範囲であること
が好ましい。また、合金層の形成方法は、特に限定され
ず、公知の方法をいずれも使用することができる。公知
の方法の内、スパッタ法を使用して形成することが好ま
しい。なお、tBrが50Gaussμmより小さい場合、
SNRが低下し情報の記録及び再生が困難となる。より
好ましいtBrは、57〜135Gaussμmの範囲であ
る。
【0033】上記2層の合金層は、通常基体上に形成さ
れる。ここで、遷移金属リッチの希土類遷移金属アモル
ファス合金層と希土類リッチの希土類遷移金属アモルフ
ァス合金層とは、どちら側が基体に面していてもよい。
基体には、上記第1の情報記録媒体のように、所定のR
a又は周期の凹凸が形成されていることが好ましい。具
体的に使用できる基体、基体上への凹凸の形成方法は上
記第1の情報記録媒体と同様である。
【0034】また、上記第1の情報記録媒体のように、
磁化反転補助層を基板と合金層の間に、基板保護層を基
板と合金層の間(磁化反転補助層が形成されている場合
は外装と基板と間)に、表面保護層を最上層に設けても
よい。また、本発明の第2の情報記録媒体は、第1の情
報記録媒体と同様、磁気記録媒体として使用でき、更に
光磁気記録媒体としても使用することができる。
【0035】本発明の第1及び第2の情報記録媒体を磁
気記録媒体として使用する場合、この媒体に情報を記録
及び再生する記録再生装置としては、特に限定されず、
公知の装置をいずれも使用することができる。例えば、
情報再生装置は、少なくとも磁気ヘッドを備えたスライ
ダを有している。磁気ヘッドは情報記録媒体へ情報を記
録及び/又は再生するものである。ここで、磁気ヘッド
は、記録ヘッドと磁気再生ヘッドのように記録と再生の
ヘッドを別々に備えていてもよい。なお、記録ヘッドに
高速転送磁界反転が可能な、磁気ディスク用薄膜コイル
を用いることで、転送レートを劣化させることなく、高
密度記録が可能となる。
【0036】また、本発明の第1及び第2の情報記録媒
体を光磁気記録媒体として使用する場合、この媒体に情
報を記録及び再生する記録再生装置は、例えば磁気ヘッ
ドを備えたスライダ、光照射手段を有している。ここ
で、光照射手段は、情報記録媒体に光を照射することに
より、照射部の温度を上昇させ、それにより情報の記録
及び再生を容易にすると共に、記録マークを更に微小に
する役割を果たす。照射される光は、例えば、レーザか
ら生じる光を使用することが好ましい。
【0037】上記光照射手段を有する記録再生装置の構
成の一例を図2に示す。なお、以下では、光照射手段を
レーザー光照射手段として説明するが、本発明では、レ
ーザー光に限定されず、種々の光を使用することができ
る。図中、Aは情報記録媒体、4はレーザー光照射手
段、6はスライダを含む磁気ヘッド部である。
【0038】レーザー光照射手段4は、光がレーザー光
の場合、レーザー光を出射するレーザ41、レーザー光
を平行光にするコリメータレンズ42、レーザー光を透
過又は反射するスプリッタ43、対物レンズ44が情報
記録媒体Aに向かって順に配置されている。更に、スプ
リッタ43の反射側には、レーザー光の偏向面を回転さ
せる1/2波長板45、レーザー光を水平成分と垂直成
分に分離する偏光ビームスプリッタ46がこの順に配置
されている。スプリッタ43の出力側には、水平成分と
垂直成分の出力光をそれぞれ集光する集光レンズ47と
49が配置され、それらの出力側には光検出器48と5
0がそれぞれ配置されている。光検出器48と50に
は、これらから得られる検出信号の差を求めてこれを増
幅する増幅器51が接続されており、増幅器51からの
信号はスイッチ部の切換え端子65に出力されるように
なっている。
【0039】磁気ヘッド部6は、磁気ヘッドを備えたス
ライダ61で検出された、磁化方向に対応する電気信号
が入力され、増幅される増幅回路62、増幅された信号
が入力され波形整形するための積分回路63を備えてい
る。積分回路63からの信号は切換え端子66へ出力さ
れる。切換え端子65と66に出力された信号のいずれ
かは、スイッチ部の共通端子67の切換えにより復調回
路64へ入力され、復調されて信号として出力される。
【0040】図2の記録再生装置によれば、レーザー光
照射手段4から情報記録媒体Aにレーザー光を照射する
ことにより照射部の温度を昇温して情報を記録及び/又
は再生しやすい状態にし、昇温した領域に磁気ヘッドで
情報を記録及び/又は再生することができる。この情報
の記録及び/又は再生の概念図を図3に示す。図3中、
11は昇温領域、12は磁気ヘッド、13はトラックピ
ッチを意味する。具体的には、記録時にレーザー光を照
射することによって情報記録膜の保磁力が小さくなり、
記録用電流を小さくすることができる。更には、室温で
保磁力の大きな媒体に記録することが可能となる。一
方、再生時にレーザー光を照射することによって情報記
録膜の磁化の値が大きくなり、再生信号を大きくするこ
とができる。
【0041】更に、本発明では、光磁気記録媒体に情報
を記録及び/又は再生するために使用される情報記録再
生用スライダであって、スライダが一体化されたレーザ
ー光照射手段、記録ヘッド及び磁気再生ヘッドを備え、
レーザー光照射手段が、情報の記録及び再生方向に対し
て、記録ヘッド及び磁気再生ヘッドより前にレーザー光
照射手段が位置する情報記録再生用スライダも提供され
る。
【0042】上記スライダは、例えば図4に示すような
構成を有している。図4中、21はスライダ、22はス
ライダ支持手段(例えば、バネ)、23はレーザー光照
射手段(例えば、光ファイバー)である。更に、スライ
ダの要部断面図を図5及び6に示す。図5及び6中、3
1は記録ヘッド、32は磁気再生ヘッド、33はレーザ
ー光照射手段である。図5と6は、レーザー光照射手
段、記録ヘッド及び磁気再生ヘッドが一体化されてお
り、情報の記録及び再生方向(図の矢印方向)に対し
て、記録ヘッド及び磁気再生ヘッドより前にレーザー光
照射手段が位置している。これは、昇温された温度分布
は後ろに流れるため、記録ヘッド及び磁気再生ヘッドを
レーザー光照射手段より後側に配置することにより効率
よく情報の記録及び/又は再生を行うことができるから
である。また、一体化されているため、レーザー光照射
手段が分離されている従来の装置と比べて、高速シーク
が可能である。図5と6は、記録ヘッドと磁気再生ヘッ
ドの配置が異なっている。また、レーザー光による昇温
から記録ヘッドと磁気再生ヘッドの劣下を防ぐために、
放熱層をスライダの下面(媒体側)に設けてもよい。放
熱層はアルミニウムや銅等の熱伝導がよいものを使用す
ることが好ましい。
【0043】なお、上記記録再生装置は、レーザー光照
射手段として、例えばAlTiC基板上にLiNbO3
をコアとし、SiO2系ガラスをクラッドとする光導波
路を形成し、その上に公知の手段で記録ヘッド及び磁気
再生ヘッドを形成することにより作製することができ
る。
【0044】
【実施例】次に本発明の具体的形態を実施例により説明
するが、これらの実施例により本発明は何ら制限を受け
るものでない。 (実施例1)Ra<0.05nmのガラス基板(以下、
スーパーフラット基板と称する)上に、膜厚を0〜1.
5nmの間で変動させたNi3Pからなる下地層、2n
mのSiNxからなる基板保護層、50nmのアモルフ
ァス合金のTb15Fe85からなる情報記録膜(磁性
膜)、3nmのSiNxからなる表面保護層及び記録・
再生ヘッドの滑り性を向上させるための3nmのC(カ
ーボン)層をこの順でスパッタ法により積層して情報記
録媒体を形成した。具体的には、以下の如き条件で各層
を形成した。
【0045】 磁性膜−スパッタガス:Ar スパッタガス圧:0.5Pa 投入電力:1KW 下地層−スパッタガス:Ar スパッタガス圧:2Pa 投入電力:1KW 基板保護層及び表面保護層−スパッタガス:Ar及びN2 (ガス混合比Ar/N2=7/3) スパッタガス圧:0.3Pa 投入電力:0.8KW C層−スパッタガス:Ar スパッタガス圧:0.5Pa 投入電力:0.9KW 得られた情報記録媒体の磁性膜は垂直磁化を示し、保磁
力は約1kOeであった。
【0046】この情報記録媒体を、 回転数:4500rpm 磁気ヘッド:ライト幅−2.0μm、再生幅−1.5μ
m、再生−MRヘッド 浮上量−30nm の条件で、200kfci(マーク長:0.127μm
に相当)を記録した時のSNRと、70kfci(マー
ク長:0.36μmに相当)を記録した後、400kf
ci(0.064μmに相当)でオーバーライトした際
の70kfciに相当する周波数の消し残り成分の特性
(O/W特性)を測定した。また、下地層上のRaも測定
した。結果を以下に記載する。
【0047】 下地層の膜厚(nm) 0, 8 , 10, 20, 30, 40, 50, 60, 75, 80 Ra(nm) 0.05,0.10,0.15,0.23,0.55,0.73,0.90,1.20,1.50,1.70 SNR(dB) 11.5,14.2,15.8,18.9,21.2,22.0,22.2,18.9,16.2,12.8 O/W(dB) -10, -26, -38, -42, -42, -43, -43, -42, -35, -12
【0048】まず、下地層を形成しない場合、磁気ヘッ
ドに60mAの電流を流して約3KOeの磁界を印加し
たが、磁性膜に正確な1μmのマークを記録することはで
きなかった。これは、磁性体内部での交換結合力が大き
いため、磁化が一方向に向きやすいためと思われる。従
って、Raが小さい場合、磁性膜に磁気ヘッドで正確に
マークを形成することは難しいことが分かった。これに
対して、下地層のRaを大きくするとSNR及びO/W
特性を向上させることが可能であった。特に、Raが
0.1〜1.5nmの範囲でSNR及びO/W特性の向
上が顕著であった。
【0049】SNR及びO/W特性が向上する理由は、
希土類遷移金属アモルファス層からなる磁性膜に記録さ
れた情報を磁気的に再生する方式において、磁性膜を形
成する下地に適度の凹凸を形成すれば、磁性体内の交換
結合力が、情報を正確に記録/再生しうる程度に低下す
るためであると考えられる。
【0050】(実施例2)実施例1では、下地層のRa
に対するSNR及びO/W特性について調べたが、ここ
では、ガラス基板へ直接凹凸を形成し、SNR及びO/
W特性を調べた。実施例1で用いたスーパーフラット基
板を塩酸に浸したのち、メカノケミカルポリッシングを
施すことによって、基板上に種々のRaを形成すること
以外は、実施例1と同様にして情報記録媒体を形成し
た。実施例1と同様にして、Raに対するSNR及びO
/W特性を測定した。結果を以下に記載する。 Ra(nm) 0.05,0.15,0.23,0.55,0.73,0.90 SNR(dB) 11.5,15.4,17.9,21.7,22.5,22.1 O/W(dB) -10, -23, -39, -41, -43, -42 上記結果から、基板に凹凸を形成することで、実施例1
と同様の結果を得ることができた。
【0051】(実施例3)現在、磁気記録媒体には、磁
性膜としてCoCrPtTa系(例えば、Co77Cr15
Pt6Ta2)の結晶性の磁性体が多用されている。この
内、Crは磁性粒子を孤立化(磁性結晶粒を物理的に引
き離す)を促進するために用いられている。希土類遷移
金属アモルファス合金においても、磁性膜の化学的な安
定性を向上させるためにCrを添加することが試みられ
たことがある。この場合、Crは磁性体に均一に分散さ
れること、さらには膜構造がアモルファスであることか
ら結晶性の磁気記録媒体におけるCrのような働きは一
般にはしないと考えられてきた。そこで、実施例3では
下地層に適当な凹凸がついた下地に対してTbFeにC
rを添加した場合の記録再生特性を調べた。
【0052】具体的には、磁性膜に(Tb15Fe85
100-xCrxを使用し、下地層に30nmのNiP(Ra
0.55)を使用すること以外は、実施例1と同様にし
て情報記録媒体を形成し、xに対するSNRの変化を測
定した。SNRは実施例1と同様にして測定した。結果
を以下に記載する。 Cr量(atom%) 0, 3, 7, 9, 12 SNR 21.2,22.0,22.5, 23.1,23.2 上記結果から、アモルファス合金にCrのような非磁性
元素を添加するとSNRを更に向上させることができる
ことが分かった。
【0053】(実施例4)上記実施例では、TbFeを
主成分とする希土類遷移金属のアモルファス合金につい
て検討を行ったが、実施例4では、異なる合金について
検討を行った。具体的には、磁性膜にTb15Fe85-x
xを使用すること以外は、実施例3と同様にして情報
記録媒体を形成し、xに対するSNRの変化を測定し
た。SNRは実施例1と同様にして測定した。結果を以
下に記載する。 Co量(atom%) 0, 10, 20, 30, 35 SNR 21.2,22.0,23.0,24.2,24.5 上記結果から、アモルファス合金にCoを添加するとS
NRを更に向上させることができることが分かった。こ
れは磁性膜の飽和磁化の値が大きくなることで、再生信
号が増大するためであると考えられる。
【0054】(実施例5)更に異なる合金膜であるRE
リッチのDyFeCoについて検討行った。なお、Dy
FeCoはTbFeより垂直磁気異方性は小さいが、飽
和磁化の値が大きいことからより大きな信号を得られる
可能性がある。さらに、REリッチにすることによっ
て、環境温度が上昇した場合でも保磁力が増大するの
で、対温度対策には優れていると考えられる。
【0055】具体的には、磁性膜にREリッチのDy25
Fe45Co30を使用すること以外は、実施例3と同様に
して情報記録媒体を形成した。この磁性膜の保磁力は約
2KOeであり、保磁力が無限大になる補償温度は約1
30℃である。また、200KfciにおけるSNRは
24.5dBであった。この結果は、実施例4のTb 15
Fe55Co30と同程度であった。
【0056】次に、Dy25Fe45Co30とTb15Fe55
Co30の温度上昇に対するSNRの変化を測定した。具
体的には、実施例1と同様にして情報を記録し、所定温
度に情報記録媒体を加熱し、室温に戻した時のSNRを
測定した。結果を以下に記載する。 加熱温度(℃) 20, 40, 50, 60, 70, 80 Tb15Fe55Co30 24.2, 24.2, 24.0, 23.5, 23.2, 22.9 Dy25Fe45Co30 24.5, 24.5, 24.4, 24.4, 24.4, 24.4 以上の結果より、REリッチな磁化膜は温度上昇に対し
て非常に有効であることが分かった。
【0057】(実施例6)実施例6では、磁気特性の異
なる磁性膜を交換結合させた場合の記録再生特性を調べ
た。具体的には、下地層側から15nmのTbFeと3
5nmのTbFeCoの積層体からなる磁性膜を使用す
ること以外は、実施例3と同様にして情報記録媒体を形
成した。なお、TbFeはほぼ補償組成を有し、磁化は
小さいが保磁力が大きいTb22Fe78とし、TbFeC
oは保磁力は小さいが飽和磁化の値が大きくなるよう
に、 Tb12Fe50Co38とした(前者は記録層とし
て、後者は再生層としての役割を主に果たす)。
【0058】得られた情報記録媒体のSNRを実施例1
と同様にして測定したところ、24.6であり、実施例
4のTbFeCo単層膜に比べて良好であった。更に、
下地層側からTb24Fe76とDy22Fe45Co33の積層
体を交換結合させること以外は、上記と同様にして形成
した情報記録媒体のSNRは25.1dBであり、上記
TbFeとTbFeCoの積層体の場合と同じく、実施
例5のDy25Fe45Co30単相膜に比べて良好であっ
た。以上から、磁気記録媒体でも希土類遷移金属アモル
ファス合金を交換結合させることによって、単層膜では
得られないSNR特性が得られることが分かった。
【0059】(実施例7)実施例7では、垂直磁化膜と
面内磁化膜を交換結合させた場合の記録再生特性を調べ
た。具体的には、下地層側から15nmのGdFeCo
(面内磁化膜)と35nmのDyFeCo(垂直磁化
膜)の積層体を交換結合させること以外は、実施例3と
同様にして情報記録媒体を形成した。なお、GdFeC
oには、REリッチで、膜面に対して垂直方向に磁界を
印加した場合、約3kOeで磁化が飽和し、保磁力がほ
とんどないGd35Fe50Co15を用いた。また、DyF
eCoには、Dy25Fe45Co30を使用した。得られた
情報記録媒体に200Kfciの情報を、30mAの記
録電流で記録した場合、25.5dBの十分高いSNR
を得ることができた。
【0060】一方、面内磁化膜を形成しないこと(即
ち、磁性膜がDyFeCoのみかなること)以外は、上
記と同様にして形成した情報記録媒体は、200Kfc
iの情報を記録する際に、25dB程度のSNRを得る
のに必要な記録電流は50mAであった。上記から、面
内磁化膜を磁化反転補助層として付加することによって
磁化反転が助けられ、記録磁界感度が改善されることが
分かった。
【0061】(実施例8)実施例6と7の構成を組み合
わせた情報記録媒体、即ち、保磁力が大きく飽和磁化の
小さい層と、保磁力が小さいが飽和磁化が大きい層と、
磁化反転補助層(再生層/記録層/磁化反転補助層)か
らなる磁性膜を作成した。具体的には、下地層側から1
0nmのGd35Fe50Co15、10nmのTb24Fe76
及び35nmのDy22Fe45Co33の積層体を磁性膜と
して使用すること以外は、実施例3と同様にして情報記
録媒体を形成した。この情報記録媒体は、30mAの電
流で、200Kfciの信号に対して、25.7dBの
SNRを得ることができた。この結果により、再生層/
記録層/磁化反転補助層という構成は、SNRを更に向
上させることが分かった。
【0062】(実施例9)これまでは、同一条件で磁性
膜を形成してきたが、磁性膜のスパッタ条件によって、
下地層の凹凸の大きさ(つまりRa)が若干変わること
がある。実施例9では、磁性膜形成の条件の内、スパッ
タガス圧を変更して情報記録媒体を形成した。具体的に
は、スパッタガス圧を1.0Paにすること以外は実施
例1と同様にして、情報記録媒体を作成した。得られた
情報記録媒体のSNRを実施例1と同様にして測定し
た。結果を実施例1の結果と合わせて以下に示す。 下地層の膜厚(nm) 0, 10, 20, 30, 40, 50 SNR(dB) 11.5, 15.8, 18.9, 21.2, 22.0, 22.2(0.5Paの場合) SNR(dB) 11.5, 17.5, 19.2, 22.2, 23.0, 23.2(1.0Paの場合) つまり、記録特性は、磁性膜の下地のRaに対して一意
的にきまるものではないが、SNRを改善する上では、
下地層の凹凸が誘発する磁性膜の内部の膜構造が非常に
重要であることが分かった。
【0063】(実施例10)実施例10では、下地層の
凹凸周期に対するSNRを調べた。具体的には、下地層
(NiP層)の形成時の投入電力を変えることによって
凹凸のRaをほぼ一定にして、凹凸の周期を変更するこ
と以外は、実施例1と同様にして情報記録媒体を形成し
た。得られた情報記録媒体のSNRを実施例1と同様に
して測定した。結果を以下に示す。 投入電力(KW):0.4, 0.7, 1, 1.4, 2.1,2.9 凹凸周期(nm):6, 10, 20, 30, 40, 50 SNR(dB) :12.0,16.3,18.9,19.2,17.5,12.4 以上のことから、下地層上の凹凸の周期を増減させるこ
とにより、その上に形成される磁性膜のコラム構造の周
期も増減するが、情報の記録には10〜40nmの周期
が適することが分かった。
【0064】(実施例11)実施例1〜10では、室温
で再生したが、昇温することによって磁化膜の磁化を大
きくすることが可能な場合がある。特に、希土類遷移金
属アモルファス合金の場合、温度に対する磁気特性を巧
妙に変化させることが可能である。そこで、実施例11
では、実施例7で用いた交換結合したTb24Fe76/D
22Fe45Co33からなる磁性膜に、温度変化を外部か
ら与えることによって、Tb24Fe76の磁化を大きくし
て、結果的に大きな再生信号をえる再生を行った。
【0065】この実施例では図2に示す記録再生装置を
使用した。図2では、再生時の温度上昇の手段として、
ほとんど絞ることのない照射直径約15μmのレーザー
光を用い、レーザー光が照射された領域では温度が全体
として上昇する。レーザー光のパワーを変化させたとこ
ろ、パワー変化に対して次のようなSNRの変化が認め
られた。これは、200Kfciの情報を記録した場合
の値である。 照射パワー(mW) 0, 5, 10, 15, 20 SNR(dB) 25.1,25.5, 26.1, 26.6, 25.5 以上から、磁性膜を加熱することによりSNRを更に向
上させることができた。なお、20mWでSNRが低下
しているのは、記録された信号が消え始めたからであ
る。
【0066】(実施例12)実施例11では記録ヘッド
及び再生ヘッドと、レーザー光照射手段が別の構成から
なる記録再生装置を使用したが、実施例12では、記録
ヘッド、再生ヘッド及びレーザー光照射手段を一体で備
えた記録再生装置を使用した。より具体的には、レーザ
ー光照射手段は、レーザー光発生装置と光導波路からな
り、記録及び再生方向に対して、記録ヘッド及び再生ヘ
ッドより前に位置している。このような記録再生装置
は、レーザー光出射位置、記録ヘッド及び再生ヘッドの
位置が相対的に変化しない。
【0067】上記記録再生装置と実施例11の情報記録
媒体を用いて、情報の再生を行った。 照射パワー(mW) 0, 2, 4, 7, 10 SNR(dB) 25.1,25.5,26.1,26.6,25.5 実施例11とほぼ同様なSNRが得られているが、この実
施例ではレーザー光が絞り込まれているため照射パワー
を相対的に低くすることができた。なお、レーザー光の
照射直径は0.5μmとした。
【0068】(実施例13)まず、基板上に、厚さ20
nmのSiN膜、Tb16Fe84からなる磁性膜(TMリ
ッチ)又はTb28Fe72からなる磁性膜(REリッ
チ)、厚さ20nmのSiN膜を順に作製することによ
り2種類の情報記録媒体を得、それぞれの磁気特性を調
べた。なお、磁性膜は、公知のマグネトロンスパッタ装
置を用いて、各組成を有するターゲットをスパッタガス
(Ar)圧:0.5Pa、スパッタレート30nm/m
という条件で作製した。磁性膜がTb16Fe84からなる
場合、室温での保磁力は3kOeであり、65℃での保
磁力は2kOeであり、飽和磁化は200emu/cc
であった。磁性膜がTb28Fe72からなる場合、室温で
の保磁力は3kOeであり、65℃での保磁力は4kO
eであり、飽和磁化は150emu/ccであった。
【0069】次に、図8に示すように、上記2種の磁性
膜を連続して積層した。具体的には、基板1上に、20
nmのSiN膜、10nmのNiP膜、2nmのC膜か
らなる下地層2をこの順で形成した。更に、C膜上に、
12nmのTb28Fe72からなる磁性膜7、32nmの
Tb16Fe84からなる磁性膜8を連続して形成した。こ
の後、7nmのSiNからなる保護層9、3nmのCか
らなる固体潤滑層(図示せず)をこの順で形成すること
により、両磁性膜が交換結合した情報記録媒体を得た 得られた情報記録媒体の室温での保磁力は約2.7kO
eであり、tBrは58Gaussμmであり、65℃
での保磁力は4kOeであり、tBrは60Gauss
μmであった。
【0070】上記情報記録媒体を実際の磁気ディスクド
ライブで以下のように記録再生することにより評価し
た。約25℃に保った恒温恒湿槽に磁気ディスクドライ
ブを設置して、マージ型GMRで記録再生したところ、
記録電流Iwを約15mAにすることで信号振幅は飽和
し、O/W(20Kfciの上に240Kfciを記
録)特性も−40dBという良好な値を示した。また、
240KfciにおけるSNRも21dBという値を示
した。
【0071】恒温恒湿槽を65℃に保った場合も同一の
マージ型GMRで記録再生したところ、Iwを約17m
Aにすることで信号振幅は飽和し、O/W特性も−38
dBという良好な値を示した。また、240Kfciに
おけるSNRも21.3dBという値を示した。更に、
室温及び65℃で記録した信号は2時間後も何ら変化す
ることなく、記録直後のSNRを保つことが可能であっ
た。
【0072】(実施例14)TMリッチ膜としてTbF
eCo膜を用いて、REリッチ膜としてDyFeCo膜
を用いた。具体的には、Tb15Fe75Co10膜(Hc=
2.7kOe、Ms=200emu/cc、膜厚40n
m)とDy29Fe61Co10膜(Hc=2.5kOe、M
s=130emu/cc、膜厚10nm)を用いること
以外は、実施例13と同様にして情報記録媒体を得た。
この情報記録媒体の室温での保磁力は約3.1kOeで
あり、tBrは84Gaussμmであった。また、4
0℃での保磁力は3.2kOeであり、65℃での保磁
力は4kOeであった。
【0073】従って、この媒体に磁気記録するために
は、室温でも65℃でも3.4kOe程度の磁界があれ
ば十分であり、記録された情報も消滅することはなかっ
た。更に、実施例13と同様の磁気ディスクドライブで
記録特性とデータの安定性を調べたところ、O/Wは−
38dBで良好であり、240Kfciで22dBのS
NRが得られた。更には、記録後から2時間経過した時
のSNRは22dBであり、信号は劣化しなかった。
【0074】(実施例15)TMリッチ膜としてDy20
Fe50Co30膜(膜厚20nm)を用いて、REリッチ
膜としてTb28Fe60Co12膜(膜厚40nm)とを用
いること以外は、実施例13と同様にして情報記録媒体
を得た。この情報記録媒体の室温での保磁力は約2.7
kOeであり、tBrは72Gaussμmであった。
また、40℃での保磁力は2.9kOeであり、65℃
での保磁力は3.1kOeであった。更には、記録後か
ら2時間経過した時のSNRは20.8dBであり、信
号はわずかしか劣化しなかった。
【0075】(実施例16)下地層としてのNiP膜の
凹凸の周期を以下のように変えること以外は実施例13
と同様にして情報記録媒体を得た。凹凸の周期は、スパ
ッタ投入電力を変えることにより調整した。また、磁性
膜のtBrは実施例13と同じ58Gaussμmとし
た。得られた情報記録媒体の240KfciにおけるS
NRを測定した。結果を以下に示す。 投入電力(kW): 0.4, 0.7, 1.0, 1.4, 2.1, 2.9 凹凸周期(nm): 6, 10, 20, 30, 40, 50 SNR(dB) :15.0, 19.4, 21.0, 21.3, 21.2, 15.4 凹凸の周期が10〜40nm程度の場合、更に好ましい
SNRが得られることがわかった。
【0076】(実施例17)下地層としてのNiP膜の
凹凸のRaを以下のように変えること以外は実施例13
と同様にして情報記録媒体を得た。凹凸のRaは、Ni
Pの膜厚を変えることにより調整した。また、磁性膜の
tBrは実施例13と同じ58Gaussμmとした。
得られた情報記録媒体の240KfciにおけるSNR
及びO/Wを測定した。結果を以下に示す。 NiPの膜厚(nm): 0, 8, 10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80 Ra(nm) :0.05,0.10,0.15,0.23,0.55,0.73,0.90,1.20,1.50,1.70 SNR(dB) :14.5,19.2,21.0,21.3,21.2,22.0,21.5,19.0,18.3,12.8 O/W(dB) :-10, -32, -40, -41 -41, -40, -43, -42, -35, -12 Raが0.1〜1.5nm程度の場合、更に好ましいS
NRが得られることがわかった。
【0077】(実施例18)TbFeCo膜とDyFe
Co膜の膜厚を以下のように変化させること以外は実施
例14と同様にして情報記録媒体を得た。得られた情報
記録媒体のSNR及びtBrを測定した。結果を以下に
示す。 TbFeCo(nm) : 90, 80, 60, 50, 40, 30, 29, 27, 25, 20, 20, 20 DyFeCo(nm) : 10, 10, 10, 10, 10, 10, 10, 10, 10, 10, 25, 27 tBr(Gaussμm):210,184,134,109, 59, 57, 56, 52, 46, 33, 27, 6 SNR(dB) : 19, 21, 22, 23, 22, 22, 21, 16, 14, 10, 5, 1 tBrが55Gaussμm以上の場合、好ましいSN
Rが得られることがわかった。更に、57〜134Ga
ussμmの範囲がより好ましいことがわかった。
【0078】
【発明の効果】本発明の情報記録媒体は、微小記録マー
クを安定して超高密度で記録することができ、記録され
た情報を既存の磁気再生ヘッドを使用して再生すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録媒体の概略断面図である。
【図2】記録再生装置の概略構成図である。
【図3】情報の記録及び/又は再生の概念を示す平面図
である。
【図4】本発明の情報記録再生用スライダの概略構成図
である。
【図5】本発明のスライダの要部を拡大した概略断面図
である。
【図6】本発明のスライダの要部を拡大した概略断面図
である。
【図7】TbFeのTb量に対する磁化の変化を示すグ
ラフである。
【図8】本発明の実施例13の情報記録媒体の概略断面
図である。
【符号の説明】
1 基板 2 下地層 3 情報記録膜 4、23、33 レーザー光照射手段 6 磁気ヘッド部 7、8 磁性膜 9 保護層 11 昇温領域 12 磁気ヘッド 13 トラックピッチ 21、61 スライダ 22 スライダ支持手段 31 記録ヘッド 32 磁気再生ヘッド 41 レーザ 42 コリメータレンズ 43 スプリッタ 44 対物レンズ 45 1/2波長板45 46 偏向ビームスプリッタ 47、49 集光レンズ 48、50 光検出器 51 増幅器 62 増幅回路 63 積分回路 64 復調回路 65、66 切換え端子 67 共通端子 A 情報記録媒体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Raが0.1〜1.5nmの凹凸を有す
    る基体上に、記録された情報を磁気的に再生しうる希土
    類遷移金属のアモルファス合金を主成分とする情報記録
    膜を備えてなる情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 周期が10〜40nmの凹凸を有する基
    体上に、記録された情報を磁気的に再生しうる希土類遷
    移金属のアモルファス合金を主成分とする情報記録膜を
    備えてなる情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 記録された情報を磁気的に再生しうる交
    換結合多層膜からなる情報記録膜を備え、交換結合多層
    膜が、室温から65℃付近までの温度領域において保磁
    力が実質的に変化せず、55Gaussμm以上の残留磁束
    密度×膜厚積を有し、遷移金属リッチの希土類遷移金属
    アモルファス合金層と希土類リッチの希土類遷移金属ア
    モルファス合金層とを少なくとも含む情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 交換結合多層膜が、Raが0.1〜1.
    5nmの凹凸、周期が10〜40nmの凹凸又は前記2
    つの条件を満たす凹凸を有する基体上に形成されている
    請求項3に記載の情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 遷移金属リッチの希土類遷移金属アモル
    ファス合金層と希土類リッチの希土類遷移金属アモルフ
    ァス合金層が、少なくともTb又はDyを含む請求項3
    又は4に記載の情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の情報記
    録媒体に情報の記録及び再生する際に使用される情報記
    録再生用スライダであって、スライダが一体化された光
    照射手段、記録ヘッド及び磁気再生ヘッドを備え、光照
    射手段が、情報の記録及び再生方向に対して、記録ヘッ
    ド及び磁気再生ヘッドより前に光照射手段が位置するこ
    とを特徴とする情報記録再生用スライダ。
JP26564099A 1999-03-01 1999-09-20 情報記録媒体及び情報記録再生用スライダ Pending JP2000315310A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26564099A JP2000315310A (ja) 1999-03-01 1999-09-20 情報記録媒体及び情報記録再生用スライダ
US09/631,371 US6687197B1 (en) 1999-09-20 2000-08-02 High density information recording medium and slider having rare earth metals
US10/676,425 US6898158B2 (en) 1999-09-20 2003-10-01 Information recording medium and information recording and reproducing slider

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-52727 1999-03-01
JP5272799 1999-03-01
JP26564099A JP2000315310A (ja) 1999-03-01 1999-09-20 情報記録媒体及び情報記録再生用スライダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000315310A true JP2000315310A (ja) 2000-11-14

Family

ID=26393379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26564099A Pending JP2000315310A (ja) 1999-03-01 1999-09-20 情報記録媒体及び情報記録再生用スライダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000315310A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004068485A1 (ja) * 2003-01-31 2004-08-12 Fujitsu Limited 光磁気記録媒体およびその製造方法
US7038873B2 (en) 2003-03-20 2006-05-02 Hitachi Maxell, Ltd. Magnetic recording medium having a specific relation of coercive force HC and residual magnetization MR in perpendicular direction to substrate surface
WO2006126419A1 (ja) * 2005-05-25 2006-11-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 磁気記録媒体、その製造方法及び磁気記録媒体の記録再生方法
EP1416481A3 (en) * 2002-10-08 2008-01-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magneto-optical recording medium, method of manufacturing magneto-optical recording medium, method of recording on magneto-optical recording medium, and method of reproduction from magneto-optical recording medium
US7357996B2 (en) 2002-12-25 2008-04-15 Sharp Kabushiki Kaisha Magnetic recording medium, magnetic recording device, and method of manufacturing magnetic recording medium

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1416481A3 (en) * 2002-10-08 2008-01-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magneto-optical recording medium, method of manufacturing magneto-optical recording medium, method of recording on magneto-optical recording medium, and method of reproduction from magneto-optical recording medium
US7357996B2 (en) 2002-12-25 2008-04-15 Sharp Kabushiki Kaisha Magnetic recording medium, magnetic recording device, and method of manufacturing magnetic recording medium
WO2004068485A1 (ja) * 2003-01-31 2004-08-12 Fujitsu Limited 光磁気記録媒体およびその製造方法
US7038873B2 (en) 2003-03-20 2006-05-02 Hitachi Maxell, Ltd. Magnetic recording medium having a specific relation of coercive force HC and residual magnetization MR in perpendicular direction to substrate surface
WO2006126419A1 (ja) * 2005-05-25 2006-11-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 磁気記録媒体、その製造方法及び磁気記録媒体の記録再生方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3781823B2 (ja) 光磁気記録媒体及びその再生方法
JPS61117747A (ja) 2層膜光磁気記録媒体
JPH06124500A (ja) 光磁気記録媒体及び該媒体の再生方法
US6898158B2 (en) Information recording medium and information recording and reproducing slider
JPS63316343A (ja) 光磁気記録媒体
JP2000315310A (ja) 情報記録媒体及び情報記録再生用スライダ
JP3626050B2 (ja) 光磁気記録媒体及びその記録方法
US6430116B1 (en) Magneto-optical storage medium having first and second recording layers
JP2008269789A (ja) 熱磁気記録媒体
JPH0350343B2 (ja)
JP2000067425A (ja) 磁気記録媒体
JP2003263806A (ja) 光磁気記録媒体
KR100625706B1 (ko) 자기 기록 매체 및 그 자기 기록 방법
JP2001291291A (ja) 光記録媒体の製造方法
JPH0690813B2 (ja) 非晶質磁気光学層
JP2001209921A (ja) 磁気記録媒体
JP3446297B2 (ja) 光磁気記録媒体
JP3355759B2 (ja) 光磁気記録媒体及びその再生方法
JP2003272262A (ja) 光磁気記録媒体
JP2002008219A (ja) 磁気記録媒体及びそれを備える磁気記録装置
JP2000113444A (ja) 垂直磁気記録媒体及びその記録方法
JP2000021036A (ja) 磁性記録媒体およびその再生方法
JP2000207793A (ja) 熱磁気記録装置及び記録再生方法
JP2005056454A (ja) 磁性記録媒体
JP2001176140A (ja) 光磁気記録媒体及びその記録再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060626

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080929

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20081007

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081204

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090309

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20090427

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20090626

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912