JP2000314083A - 抗菌性アクリロニトリル系繊維およびその製造法 - Google Patents
抗菌性アクリロニトリル系繊維およびその製造法Info
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Abstract
等による失効、変色、着色がない抗菌性アクリロニトリ
ル系繊維および製造法を提供する。 【構成】 アニオン染料可染性アクリロニトリル繊維に
ポリフェノ−ルを含有せしめることにより抗菌性を付与
せしめた抗菌性アクリロニトリル系繊維ならびに該繊維
の製造法 【効果】 多くの細菌に対して抗菌性を保持する。
Description
リア用途の他、一般資材用途等多岐にわたり使用するこ
とのできるポリフェノ−ルを含有した実用性の高い抗菌
性アクリロニトリル系繊維及びその製造方法に関する。
かで快適な生活環境を求める傾向に伴い、健康の維持、
増進に対する要望が高まり、より清潔で快適な衣料、寝
装、インテリア製品あるいは生活資材の出現が望まれて
いる。その一つの方法として、我々の生活環境に悪影響
を及ぼす微生物の発生を防ぎ、その生育・繁殖を抑え、
衛生的で清潔な生活環境を維持するため、各種抗菌繊維
の開発が行われている。
は、種々の抗菌剤が用いられており、繊維製品への抗菌
剤の処理方法も様々である。例えば、抗菌剤としては、
銀−ゼオライト系を代表とする無機金属系物質を用いる
技術(特開平5−272008号公報)、銅化合物また
は銅や亜鉛などの金属微粉末を繊維中に添加する方法
(特開昭55−115440号公報)、トリクロロカル
バニリド等のハロジアリル尿素化合物を用いる方法(特
開平2−259169号公報)、その他の化合物として
脂肪酸エステル化合物を用いる方法(特開昭63−61
73号公報)などが知られている。
維は、晒し処理によって銀、銅化合物が変性し、抗菌性
が失われるという問題点があった。
目されている。例えばヒバやヒノキから抽出されるヒノ
キチオ−ルは抗菌、防黴、防虫等の機能があるといわ
れ、繊維に付着させて抗菌性を付与する事例が知られて
いるが、該繊維がきついヒノキチオ−ルのにおいを発す
る、耐洗濯保持性がない等の問題点があった。
物を合成樹脂固結剤と共に繊維に含浸し、加熱すること
によって洗濯耐久性を付与する方法(特開平8−296
173号公報)が知られているが、合成樹脂固結剤を用
いることによって該抗菌剤をマスクする為、抗菌性が低
下するという問題点があった。
術の問題点を解消するために創案されたものであり、そ
の目的は、抗菌繊維に求められる、多くの細菌に対して
効果があり、繊維の加工工程において、光・熱・加工薬
剤等による失効、変色、着色がない抗菌性アクリロニト
リル系繊維およびその製造法を提供することにある。
鋭意検討した結果、本発明の完成に至った。即ち、本発
明のかかる目的は、アニオン染料可染性アクリロニトリ
ル系繊維が、ポリフェノ−ルを含有してなる抗菌性アク
リロニトリル系繊維、あるいは該アニオン染料可染性ア
クリロニトリル系繊維が、さらに4級アンモニウム塩を
含有していることを特徴とする抗菌性アクリロニトリル
系繊維により達成することができる。
る、またさらに、4級アンモニウム塩が、一般式[1]
または[2]である抗菌性アクリロニトリル系繊維によ
り、より良く達成することができる。
る方法として、アニオン染料可染性アクリロニトリル系
繊維の製造工程中一次緻密化工程を経た繊維に、ポリフ
ェノ−ルまたはポリフェノ−ルと一般式[1]または
[2]で示される4級アンモニウム塩の混合物を接触せ
しめ、その後スチ−ム弛緩熱処理することを特徴とする
抗菌性アクリロニトリル系繊維の製造法が提供される。
ル系繊維の製造工程中一次緻密化工程を経た繊維に、一
般式[1]または[2]で示される4級アンモニウム塩
を接触せしめ、次いでスチ−ム弛緩熱処理した後、ポリ
フェノ−ルと接触せしめることを特徴とする抗菌性アク
リロニトリル系繊維の製造法もある。
リル系繊維製品に、ポリフェノ−ルまたはポリフェノ−
ルと一般式[1]または[2]で示される4級アンモニ
ウム塩の混合物を浸漬法またはパットスチ−ム法によ
り、90℃以上の温度で処理することを特徴とする抗菌
性アクリロニトリル系繊維の製造法も採用しうる。
ェノ−ルとしては茶カテキンが推奨される。
の如き特異性能を有する抗菌性アクリロニトリル系繊維
において、該アクリロニトリル系繊維はアミノ基含有単
量体を共重合してなる所謂、アニオン染料可染性アクリ
ロニトリル系共重合体によって形成される限り制限はな
いが、好ましくは60重量%以上、更に好ましくは80
重量%以上のアクリロニトリルと0.5〜10重量%の
アミノ基含有単量体と、必要に応じて例えば酢酸ビニル
等のビニルエステル類;塩化ビニル、臭化ビニル、塩化
ビニリデン等のハロゲン化ビニルまたはビニリデン類;
アクリル酸メチル、メタアクリル酸メチル等の(メタ)
アクリル酸アルキルエステル類;アクリルアミド、スチ
レン等からなるアクリロニトリル系共重合体から形成さ
れるアクリロニトリル系繊維を用いることが望ましい。
るアミノ基含有単量体としては、特に限定されないが、
例えば一般式[3]及び[4]で示される単量体のいず
れか1種以上を用いることが本発明において好結果を与
える。
ェノ−ルとは、タンニン酸、タンニン、カテキン、ガロ
カテキン、等の複数の水酸基を有するフェノ−ル骨格を
複数個有する化合物で、分子量が200〜10000程
度のポリフェノ−ルが用いられ、中でも分子量200〜
2000程度のポリフェノ−ルが好適に用いられる。分
子量が大きすぎると溶解性に問題を生じて繊維内に含有
せしめるのに難があり、小さすぎると洗濯耐久性が低下
する。このようなポリフェノ−ルはコ−ヒ−(クロロゲ
ン酸)、玉葱(ケルセチン)、ムラサキイモ(アンロシ
アニン)、豆(イソフラボン)、緑茶(カテキン類)等
に含まれており、ポリフェノ−ル成分を粗抽出したも
の、単離精製したもの、あるいは混合物等が好適に使用
される。
ルが茶カテキン由来のものであるのが好適である。茶カ
テキンとは緑茶(煎茶、深蒸し茶、かぶせ茶、玉露、番
茶等)、半発酵茶(ウ−ロン茶等)、発酵茶(紅茶)等
に含まれる成分であり、主たる成分は(+)−カテキ
ン、(−)−エピカテキン、(−)−エピカテキンガレ
−ト、(+)−ガロカテキン、(−)−エピガロカテキ
ン、(−)−エピガロカテキンガレ−トが知られてい
る。これらは個々の成分に単離する必要はなく、これら
の混合物からなる茶カテキンを濃厚に含む製剤(特に2
0重量%以上、好ましくは25重量%以上含むもの)を
そのまま好適に用いることができる。市販の茶カテキン
には30重量%品、60重量%品、80重量%品等があ
る。例えばマキセ産業(株)製の茶テキン(商品名)
は、これに当たる。言うまでもないが、茶葉を水または
アルコ−ル等を抽出溶媒として抽出した抽出物を使用す
る事も可能である。
の付与量は、ポリフェノ−ルとして0.05〜10.0
重量%で、好ましくは0.05〜5.0重量%である。
付与量が前記範囲を下回る場合は該繊維の抗菌性が用途
によっては不足し、上回る場合は抗菌性の割にコスト高
になり、工業的に不利となる。
ポリフェノ−ルの含有が必須であるが、4級アンモニウ
ム塩も併せて含有せしめると、ポリフェノ−ルの洗濯耐
久性、該繊維の柔軟性等のため極めて有効である。かか
る4級アンモニウム塩は、一般式[1]または[2]で
示されるが、一般式[1]の例としては、塩化ジデシル
ジメチルアンモニウム、塩化ジヒドロキシエチルデシル
エチルアンモニウム、N−ヒドロキシエチルN,N−ジ
メチルN−ステアリルアミドエチルアンモニウムエチル
スルホネ−ト、ジデシルジメチルアンモニウムアジペ−
ト、ジデシルジメチルアンモニウムグルコネ−ト等が挙
げられる。
リル・アミド・プロピル・ジメチル・ヒドロキシエチル
・アンモニウムナイトレ−ト、セチル・アミド・プロピ
ル・ジメチル・ヒドロキシエチル・アンモニウムナイト
レ−ト、ステアリル・アミド・プロピル・ジメチル・ヒ
ドロキシエチル・アンモニウムクロライド、セチル・ア
ミド・プロピル・ジメチル・ヒドロキシエチル・アンモ
ニウムクロライド、ステアリル・アミド・プロピル・ジ
メチル・ヒドロキシエチル・アンモニウムブロマイド、
ステアリル・アミド・エチル・ジエチル・ヒドロキシエ
チル・アンモニウムアセテ−ト、ステアリル・アミド・
エチル・ジエチル・ヒドロキシエチル・アンモニウムホ
スフェ−ト、ステアリル・アミド・プロピル・ジメチル
・エチル・アンモニウムエチルサルフェ−ト、セチル・
アミド・プロピル・ジメチル・エチル・アンモニウムエ
チルサルフェ−ト、ステアリル・アミド・プロピル・ジ
エチル・メチル・アンモニウムメチルサルフェ−ト、セ
チル・アミド・プロピル・ジエチル・メチル・アンモニ
ウムメチルサルフェ−ト、ステアリル・アミド・プロピ
ル・トリメチル・アンモニウムメチルサルフェ−ト、セ
チル・アミド・エチル・ジエチル・メチル・アンモニウ
ムメチルサルフェ−ト、ステアリル・アミド・エチル・
トリメチル・アンモニウムメチルサルフェ−ト等を挙げ
ることできる。 該薬剤のアクリロニトリル系繊維への
吸着量(付与量)は、0.2〜3.0%omfで、好ま
しくは0.7〜2.0%omfであり、上記した薬剤の
1種とすることも、数種の薬剤を混用することもある。
繊維の製造方法について述べる。製造法としては大別し
て3つあり、その第1はアニオン染料可染性アクリロニ
トリル系繊維の製造工程中一次緻密化工程を経た繊維
に、ポリフェノ−ルまたはポリフェノ−ルと一般式
[1]または[2]で示される4級アンモニウム塩の混
合物を接触せしめ、その後スチ−ム弛緩熱処理するとい
うものであり、第2は同じく製造工程中一次緻密化工程
を経た繊維に、一般式[1]または[2]で示される4
級アンモニウム塩を接触せしめ、次いでスチ−ム弛緩熱
処理した後、ポリフェノ−ルと接触せしめるのであり、
第3はアニオン染料可染性アクリロニトリル系繊維製品
に、ポリフェノ−ルまたはポリフェノ−ルと一般式
[1]または[2]で示される4級アンモニウム塩の混
合物を浸漬法またはパットスチ−ム法により、90℃以
上の温度で処理するという方法である。
方法はアニオン染料可染性アクリロニトリル系繊維の製
造工程の中の、1次緻密化工程と呼ばれる工程以降にて
処理するものであり、第3の方法は製造工程の最終まで
経たもの、即ちいわゆる原綿と言われるものやこれを加
工した繊維製品に対して処理するものである。尚、ここ
で言う製造工程の最終とは必ずしも1次緻密化,スチ−
ム弛緩熱処理の全てを経ていることを要せず、例えば1
次緻密化を省略し、スチ−ム弛緩熱処理を施して最終と
したものも含む。また、処理はポリフェノ−ルのみにて
行っても良いし、ポリフェノ−ルと4級アンモニウム塩
の併用処理でもよい。該薬剤の併用処理の場合、文字通
り両薬剤の混合物で同時に適用してもよいし、個別に行
うなら先に4級アンモニウム塩、次いでポリフェノ−ル
とする。
維の製造工程中一次緻密化工程の後とは、湿式紡糸にお
ける紡糸・延伸・水洗後に行われる乾燥緻密化工程の後
を意味する。一次緻密化工程とは、延伸されたトウまた
はフィラメントには、繊維中のボイドに由来するある程
度(20〜100重量%対乾燥繊維)の水分が残ってい
るのであるが、この水分を除き水分が抜けた穴をつぶ
し、繊維を緻密化する工程をいう。これには、トンネル
乾燥機またはドラム乾燥機を使用し、高温調湿状態で徐
々に水分を取り除く方法と、ロ−ラ−乾燥機で高温乾熱
且つある程度の緊張条件下で、急激に焼きつぶす方法等
がある。ポリフェノ−ル及び、または4級アンモニウム
塩処理を紡糸以降、一次緻密化工程より前に行うと、繊
維構造にはまだ上述の無数の穴が存在し、水分を含有し
ているため、該薬剤が繊維内部に固定されにくく、乾燥
緻密化までの各工程で脱落し、工程汚染・排水異常等を
起こす問題がある。
ると、繊維中の水分と該薬剤を置換することになるの
で、薬剤を付与しにくく、薬剤濃度を上げなければなら
ない等工業的に好ましくない。
中一次緻密化工程後のトウまたはフィラメントを本発明
のポリフェノ−ル及び又は第4級アンモニウム塩に接触
させる手段に制限はなくディップ→ニップ、スプレ−等
いかなる方法でもよい。 クリンパ−予熱槽等を利用し
た一例としての処方を示せば次の様である。すなわち、
本発明の特定薬剤を該処理槽液中に、トウまたはフィラ
メントに対して吸着せしめる目標量を添加し、次にクリ
ンパ−等を利用して一定に絞ることにより、トウまたは
フィラメントに該薬剤を目標量付与(吸着)し、その
後、キヤ−等を使用してスチ−ム弛緩熱処理することに
より吸着を完成させる。
は、キヤ−またはオ−トクレ−ブを使用して、本発明の
トウをスチ−ム中でリラックスさせることをいう。また
連続的にスチ−ムリラックスさせてもよい。スチ−ムと
しては、飽和水蒸気,過熱水蒸気等制限はないが、飽和
水蒸気中で105℃〜140℃で処理することが望まし
い。リラックスさせる程度としては5〜30%が好まし
い。
リロニトリル系繊維製品とは、以上説明した一次緻密化
工程,スチ−ム弛緩熱処理を経たものあるいは一次緻密
化工程をスキップし、弛緩熱処理のみを経たものを言
い、原綿(トウ,バラ毛等)、糸(綛,チ−ズ等)、編
織物、毛布・ボア類、不織布等が挙げられ、その形態に
限定はない。
とは、本発明が対象とする繊維製品を所定量のポリフェ
ノ−ルまたはポリフェノ−ルと一般式[1]または
[2]で示される4級アンモニウム塩の混合物を含有す
る処理浴中に浸漬して所定温度で処理することをいい、
好ましくは、オ−バ−マイヤ−染色機等を使用して、通
常の染色と同様なやり方で実施する方法が挙げられる。
オ−バ−マイヤ−染色機を使用した一例としての処方を
示せば次のようである。すなわち、原綿(トウ,バラ
毛)等をキャリヤ−に通常染色の場合と同様の方法で詰
め込み、本発明の特定薬剤を槽液中に原綿等に対して吸
着せしめる目標量を添加し、次ぎに昇温〜90℃処理ま
たは昇温〜ボイル処理あるいは必要により高温高圧処理
することにより吸着を完成させる。
は、本発明が対象とする繊維製品を所定量の薬剤を含有
する処理液に含浸した後マングルで絞り、または遠心脱
水して、さらにはまたスプレ−のみで所定量の薬剤を付
与し、次いでスチ−ム処理することを言う。例えば、本
発明のアニオン染料可染性アクリロニトリル系繊維製品
単独又は該繊維を混紡してなるシ−ツ・毛布・ボアの生
織等に対して、本発明の特定薬剤を吸着せしめる目標量
を含浸・マングル絞り(ピックアップ量)で付与し、そ
の後90℃以上の温度でスチ−ム処理することにより吸
着を完成させる。
利用分野としては、抗菌性が望まれる様々な分野があ
る。具体的には例えば、下着、肌着、ランジェリ−、パ
ジャマ、乳児製品、ガ−ドル、ブラジャ−、靴下、タイ
ツ、レオタ−ド、トランクス等衣料品全般、セ−タ−、
トレ−ナ−、ス−ツ、スポ−ツウェア、スカ−フ、ハン
カチ、マフラ−、人工毛皮、乳児製品等の中外衣料用
途、布団地、布団、枕、クッション、ぬいぐるみ等の中
綿、詰め綿、シ−ツ、毛布、汗取りパッド等の寝装寝
具、カ−ペット、マット、ぬいぐるみ、マスク、失禁シ
ョ−ツ、濡れティッシュ等の衛生材料、車のシ−ト、内
装等の車内用品、トイレカバ−、トイレマット、ペット
用トイレ等のトイレ用品、ガス処理フィルタ−等、靴の
中敷き、スリッパ、手袋、タオル、雑巾、ゴム手袋の内
張り、長靴の内張り、消臭材、サポ−タ−、芯地、不織
布等が挙げられる。
上述分野への使用の仕方としては、該抗菌性繊維単独あ
るいは、各種他繊維類と併用して用いることができる。
併用する他繊維としては、公用されている天然繊維、有
機繊維、半合成繊維、合成繊維が用いられ、さらには無
機繊維、ガラス繊維等も用途によっては採用し得る。ま
た併用し得る素材は繊維に限らず、フィルムとラミネ−
トする、あるいはフィルムに埋設して構造物とするな
ど、プラスチック、ゴム等の非繊維状のものも採用し得
る。特に好ましい他の繊維を例示すれば、羊毛、木綿、
絹、麻等の天然繊維、ビニロン、ポリエステル、ポリア
ミド、アクリル繊維等の合成繊維あるいはビスコ−ス、
アセテ−ト繊維、繊維素繊維等である。
アニオン染料可染性アクリロニトリル系繊維に対して、
合成樹脂等の固着剤を用いることなく、抗菌性の高いポ
リフェノ−ルを該繊維の製造工程中一次緻密化工程の後
接触せしめ、その後スチ−ム弛緩熱処理するか、あるい
は浸漬法またはパッドスチ−ム法により、アクリロニト
リル系繊維の二次転位温度以上の90℃以上の温度で接
触せしめることで該繊維中に固定(繊維中のアミノ基と
結合)または保持(繊維中のアミノ基とゆるい結合また
はアミノ基の周辺に存在)されると考えられる。また、
本発明の4級アンモニウム塩を併用する場合は、該アク
リロニトリル系繊維の原料共重合体の製造時に用いた共
重合単量体、あるいは重合触媒、例えばレドックス触媒
の還元剤の酸性亜硫酸塩等から導入されるスルホン酸と
の親和性によってポリフェノ−ルを繊維中のアミノ基へ
侵入させやすくしているものと考えられる。そして繊維
内部まで浸透、拡散しているため、一般的な繊維表面へ
の付着または固着と異なり、繰り返し洗濯による脱落が
少なく、抗菌性能の低下がなく、さらにはまた、各種製
品への加工工程において、光、熱、加工薬剤等による失
効、変色、着色が少なくなるものと推察している。
が、これらは例示的なものであり、本発明の要旨はこれ
らにより限定されるものではない。実施例中の部及び百
分率は断りのない限り重量基準で示す。なお、実施例に
おいて記述する抗菌性能、洗濯条件およびポリフェノ−
ル測定は、以下の方法により実施した。
方法によるものであり、試験布に試験菌のブイヨン懸濁
液を注加し、密閉容器中で、37℃、18時間培養後の
生菌数を計測し、植菌数Aに対する標準布の菌数Bと試
料布の菌数Cの増減値差を下記により求め、これを静菌
活性値とする。一般に静菌活性値が2.2以上あれば抗
菌性能があると見なされる。 増減値差=(logB−logA)−(logC−lo
gA)
従い、JAFET標準洗剤(繊維製品新機能評価協議会
製)を使用して洗濯を繰り返す。 (3)ポリフェノ−ル測定法 没食子酸エチルを純水に溶解し、5、10、15、2
0、25mg/100mlの溶液を作成する。25ml
メスフラスコに、前記で作成した没食子酸エチル溶液各
5mlを取り、次いで硫酸第1鉄7水塩100mgとロ
ッセル塩500mgを100mlに溶解した溶液5ml
を加え、1/15MのpH7.5燐酸緩衝液で定容とす
る。前記各種濃度の没食子酸エチルについて、水を対照
として波長540nmで吸光度を測定し、検量線を作成
する。ここで没食子酸エチル1mgはポリフェノ−ル
1.5mgに相当する。
の純水中でボイル30分間するという熱水処理した後、
該熱水処理液を被試験液として上記測定法により脱落し
たポリフェノール量を定量し、計算により、保持されて
いる量を熱水処理する前の量に対する比率(%)で表し
たものである。耐洗濯性も同様で、試料繊維を上記洗濯
条件で5回洗濯を行った後、繊維に保持されているポリ
フェノールを定量し、洗濯処理する前の量に対する比率
(%)で表したものである。
11.2%、N,N−ジメチルアミノエチルメタアクリ
ル酸エステル3.2%からなるアニオン染料可染性であ
るアクリロニトリル系重合体を、濃度45%のロダンソ
−ダ水溶液に溶解し、重合体濃度12%の紡糸原液を作
成した。該原液を10%、−3℃のロダンソ−ダ水溶液
中に押出し、次いで水洗・延伸後、トンネル乾燥機を用
い、湿度70%RH、温度120℃の高温調湿状態乾燥
し、一次緻密化トウ(原料繊維A)を作成した。
ルの製剤であるマキセ産業(株)製の茶テキンMKS−
10(ポリフェノ−ル60重量%)の1.2重量%およ
び表1に示す4級アンモニウム塩の水溶液に浸漬し、水
分率25%omfになるよう脱水し、次いで、120℃
×9分間スチ−ム弛緩熱処理した。常法により油剤・乾
燥・バリカットして実施例1〜6の抗菌性アクリロニト
リル系繊維試料を得た。ポリフェノールの繊維への付着
量(%omf)及び4級アンモニウム塩の付与量(%o
mf)は、いずれも浸漬液中の夫々の濃度、処理残液の
濃度及び被処理トウの水分率(%omf)から計算によ
り求められる。
らなるアクリロニトリル系重合体(該重合体はアニオン
染料可染性ではない)を用い実施例1〜6に従って一次
緻密化トウ(原料繊維B)を作成した。このトウをマキ
セ産業(株)製の茶テキンMKS−10(ポリフェノ−
ル60重量%)の1.2重量%の水溶液に浸漬し、水分
率25%omfになるよう脱水し、次いで、120℃×
9分間スチ−ム弛緩熱処理した。常法により油剤・乾燥
・バリカットして比較例1の試料を得た。
性値を評価し、これらの結果を表1に併記した。表1か
ら分るように、アニオン染料可染性の繊維を用いる事、
さらに4級アンモニウム塩を使用する事によって熱水保
持率、耐洗濯性、耐久抗菌性が優れることが明らかであ
る。アニオン染料可染性でない比較例1の繊維は、全く
耐洗濯性のある抗菌性が乏しい。
して、80℃で表2に示す4級アンモニウム塩をそれぞ
れ1.5%omf付与し、120℃X9分間スチーム弛
緩熱処理した。次いでマキセ産業(株)製茶テキンMK
S−10の1.7%水溶液に80℃で浸漬し、絞り率1
7%になるように脱水し、次いで乾燥・カットして実施
例7〜9の抗菌性アクリロニトリル系繊維を得た。前述
したのと同様の方法により熱水保持率、耐洗濯性及び抗
菌性を求めた。これらの結果を表2に併記した。
用して、80℃でマキセ産業(株)製茶テキンMKS−
10の1.7%水溶液に80℃で浸漬し、絞り率17%
になるように脱水し、120℃X9分間スチーム弛緩熱
処理した。次いでステアリル・アミド・プロピル・ジメ
チル・ヒドロキシエチル・アンモニウムナイトレ−トを
80℃で1.5%omf付与、乾燥・カットして比較例
2を得た。前述したのと同様の方法により熱水保持率、
耐洗濯性及び抗菌性を求めた。これらの結果を表2に併
記した。なお、本比較例2の4級アンモニウム塩とポリ
フェノールの処理は、実施例7等とは順序が逆である
が、表中への記入は実施例7等と同じ欄とした。
性の一次緻密化工程を経た繊維に、先に4級アンモニウ
ム塩を接触次いでスチーム弛緩熱処理した後、ポリフェ
ノールと接触することによって、熱水保持率、耐洗濯
性、抗菌性が優れることが明らかである。また、アニオ
ン染料可染性繊維でも処理の順序が逆では、ポリフェノ
ールの付着量が低下する他、諸特性が優れないことも明
らかである。
により紡糸・水洗・延伸・一次緻密化・スチ−ム弛緩熱
処理・油剤・乾燥・バリカットしてアニオン染料可染性
アクリロニトリル系繊維原綿(原料繊維C)を得た。こ
の原料繊維C100gを、マキセ産業(株)製の茶テキ
ンMKS−10を全量付着すれば0.3%omfとなる
量、又はMKS−15(ポリフェノール30重量%)を
全量付着すれば0.5,1.0%omfとなる量、ステ
アリル・アミド・プロピル・ジメチル・ヒドロキシエチ
ル・アンモニウムナイトレ−トを全量付着すれば0,
0.2,0.4,0.6,0.8%omfとなる量含有
する浴に、浴比1:30又は1:10で浸漬し、50℃
から20分掛けて98℃まで昇温し、98℃×30分間
吸着処理を行った。これが浸漬法である。残浴液中のポ
リフェノ−ル濃度を測定し、繊維付着量を求めた。さら
に前述したのと同様の方法により熱水保持率を求めた。
尚、上記のアンモニウムナイトレートは原料繊維Cと強
い親和性を有するので、意図した量の通り付与される。
これらの結果を表3に示した。
6と同様の方法によりアクリロニトリル系繊維(原料繊
維D)を得た。該原料繊維Dを実施例15と同様の方法
によって吸着処理し、ポリフェノ−ル繊維付着量、熱水
保持率、他の諸特性を求め、表3に併記した。
性の繊維を用いる事、さらに4級アンモニウム塩を使用
する事によって熱水保持率や他の諸特性が優れることが
明らかである。一方アニオン染料可染性でない繊維を用
いた比較例3は、ポリフェノールの付着が熱水にも耐え
ないような極めて緩いものであることが判る。尚、浴比
1:30で浴に浸漬するのに代えて、MKS−10の
0.35重量%及び4級アンモニウム塩であるステアリ
ル・アミド・プロピル・ジメチル・ヒドロキシエチル・
アンモニウムナイトレート1.2重量%の水溶液に20
℃X10秒間ディップし、マングルで水分率50%om
fに絞り、100℃X40分間スチーム処理する以外は
実施例13と同様に処理した繊維は、4級アンモニウム
塩0.5%omf,ポリフェノール付着量0.10%o
mf,同熱水保持率73%,耐洗濯性80%、洗濯5回
後の静菌活性値4.7で、浸漬法とかわらぬ特性であっ
た。
本エクスラン工業(株)製K691−5×V74 55
%/日本エクスラン工業(株)製C881−3×V64
30%混からなる1/4.5番手セミ梳毛糸を作成し
た。該梳毛糸の抗菌性は洗濯5回後静菌活性値で2.
8、着色に関するカ−ボンア−ク40時間後の耐光性は
4級、蛍光灯8週間暴露試験の堅牢度は5級、80℃4
00時間耐熱堅牢度5級、120℃8時間耐熱堅牢度4
級といずれも優れた性能であった。
と共に加工工程において光、熱、加工薬剤等による失
効、変色、着色のない抗菌性のアクリロニトリル系繊維
を提供し、且つ該繊維を工業的有利に製造する方法を提
供し得たことが本発明の特筆すべき効果である。この様
に優れた利点を有する本発明繊維は、糸、編織物、毛
布、ボア類、不織布等に加工することができ、快適な衣
料、寝装、インテリア製品、生活資材、産業資材、衣料
用繊維資材等の用途分野に広く用いられる。
Claims (8)
- 【請求項1】 アニオン染料可染性アクリロニトリル系
繊維が、ポリフェノ−ルを含有してなる抗菌性アクリロ
ニトリル系繊維。 - 【請求項2】 アニオン染料可染性アクリロニトリル系
繊維が、さらに4級アンモニウム塩を含有していること
を特徴とする請求項1記載の抗菌性アクリロニトリル系
繊維。 - 【請求項3】 ポリフェノ−ルが茶カテキンであること
を特徴とする請求項1または2記載の抗菌性アクリロニ
トリル系繊維。 - 【請求項4】 4級アンモニウム塩が、一般式[1]ま
たは[2]である請求項2または3記載の抗菌性アクリ
ロニトリル系繊維。 【化1】 【化2】 - 【請求項5】 アニオン染料可染性アクリロニトリル系
繊維の製造工程中一次緻密化工程を経た繊維に、ポリフ
ェノ−ルまたはポリフェノ−ルと一般式[1]または
[2]で示される4級アンモニウム塩の混合物を接触せ
しめ、その後スチ−ム弛緩熱処理することを特徴とする
抗菌性アクリロニトリル系繊維の製造法。 - 【請求項6】 アニオン染料可染性アクリロニトリル系
繊維の製造工程中一次緻密化工程を経た繊維に、一般式
[1]または[2]で示される4級アンモニウム塩を接
触せしめ、次いでスチ−ム弛緩熱処理した後、ポリフェ
ノ−ルと接触せしめることを特徴とする抗菌性アクリロ
ニトリル系繊維の製造法。 - 【請求項7】 アニオン染料可染性アクリロニトリル系
繊維製品に、ポリフェノ−ルまたはポリフェノ−ルと一
般式[1]または[2]で示される4級アンモニウム塩
の混合物を浸漬法またはパットスチ−ム法により、90
℃以上の温度で処理することを特徴とする抗菌性アクリ
ロニトリル系繊維の製造法。 - 【請求項8】 ポリフェノ−ルが茶カテキンであること
を特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の抗菌性ア
クリロニトリル系繊維の製造法。
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005501982A (ja) * | 2001-09-12 | 2005-01-20 | アコーディス スペシャリティー ファイバーズ リミティド | 抗細菌性創傷ドレッシング |
| CN103060945A (zh) * | 2012-12-27 | 2013-04-24 | 江苏南纬悦达纺织研究院有限公司 | 茶叶材质成份高分子纤维制作方法 |
| CN108276820A (zh) * | 2018-01-24 | 2018-07-13 | 中国科学院长春应用化学研究所 | 一种抗菌涂层剂及其制备方法以及一种抗菌涂层 |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP12083099A patent/JP4415421B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN103060945A (zh) * | 2012-12-27 | 2013-04-24 | 江苏南纬悦达纺织研究院有限公司 | 茶叶材质成份高分子纤维制作方法 |
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