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JP2000302765A - 新規なジアゼパン誘導体又はその塩 - Google Patents

新規なジアゼパン誘導体又はその塩

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Publication number
JP2000302765A
JP2000302765A JP11117025A JP11702599A JP2000302765A JP 2000302765 A JP2000302765 A JP 2000302765A JP 11117025 A JP11117025 A JP 11117025A JP 11702599 A JP11702599 A JP 11702599A JP 2000302765 A JP2000302765 A JP 2000302765A
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JP
Japan
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compound
acid
diazepan
added
reaction
Prior art date
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Application number
JP11117025A
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English (en)
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JP4390024B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Koshio
裕之 古塩
Fukushi Hirayama
復志 平山
Norio Seki
規夫 関
Tsukasa Ishihara
司 石原
Keizou Sugasawa
形造 菅沢
Shunichiro Yatani
俊一郎 八谷
Yoshita Yanai
由太 谷内
Yuzo Matsumoto
祐三 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication of JP2000302765A publication Critical patent/JP2000302765A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 活性化血液凝固第X因子の阻害に基づく抗凝
固作用を有し、血液凝固抑制剤又は血栓若しくは塞栓に
よって引きおこされる疾病の予防・治療剤として有用で
ある化合物を提供する。 【解決手段】 下記一般式(I)で示されるジアゼパン
誘導体又はその塩。 【化1】 (上記式中の記号は、それぞれ以下の意味を有する。 A:1乃至3個の置換基を有しても良いアリール基又は
ヘテロアリール基、 B1:-C(=O)-NR3-又は-NR3-C(=O)-、 B2:-C(=O)-NR4-又は-NR4-C(=O)-、 R1、R2、R3及びR4:同一又は異なって水素原子又は
低級アルキル基)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬、特に活性化
血液凝固第X因子阻害剤として有用な、新規なジアゼパ
ン誘導体又はその塩及びその医薬に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生活習慣の欧米化、人口の高齢化
などに伴い、心筋梗塞、脳血栓症、末梢動脈血栓症をは
じめとする血栓塞栓性疾患は年々増加し、その治療の社
会的重要性は益々高まっている。抗凝固療法は、線溶療
法及び抗血小板療法とともに血栓症の治療及び予防にお
ける内科的治療法の一端を担っている(総合臨床41:
2141−2145,1989)。特に、血栓症の予防
においては長期投与に耐えうる安全性と、確実且つ適切
な抗凝固活性の発現が必須となる。ワルファリンカリウ
ムは、唯一の経口抗凝固剤として世界中で繁用されてい
るが、その作用機序に基づく特性から抗凝固能のコント
ロールが難しく(J.Clinical Pharmacology 32,196-20
9,1992 及び N.Eng.J.Med.324(26)1865-1875,1991)、
臨床的には非常に使用しづらい薬剤であり、より有用で
使いやすい抗凝固剤の登場が望まれていた。
【0003】トロンビンは、凝固の最終段階であるフィ
ブリノーゲンのフィブリンへの転化を司るばかりか、血
小板の活性化及び凝集にも深く関与し(松尾 理編,T
−PAとPro−UK,学際企画,pp5−40 血液
凝固,1986)、その阻害剤は創薬のターゲットとし
て長い間抗凝固剤研究の中心にあった。しかしながら、
経口投与でのバイオアベイラビリティ(Bioavailabilit
y)が低く、安全性面でも問題があり(Biomed.Biochim.A
cta 44,1201-1210,1985)、現在のところ経口投与可能
なトロンビン阻害剤は上市されていない。活性化血液凝
固第X因子は外因系及び内因系凝固カスケード反応の合
流点に位置するキー エンザイム(Key Enzyme)であり、
トロンビンよりも上流に位置するため本因子の阻害はト
ロンビン阻害よりも効率的で且つ、特異的に凝固系を阻
害できる可能性がある(THROMBOSIS RESEARCH(19),339-
349,1980)。活性化血液凝固第X因子阻害作用を示す化
合物としては、アミジノナフチルアルキルベンゼン誘導
体又はその塩が知られている(特開平5−208946
号、Thrombosis Haemostasis 71(3), 314-319,1994 及
び Thrombosis Haemostasis 72(3),393-396,1994)。
【0004】また、WO96/16940号には、下記
一般式で示されるアミジノナフチル誘導体又はその塩
が、活性化血液凝固第X因子阻害作用を示す化合物とし
て記載されている。しかしながら本発明化合物は、ジア
ゼパン部分を有する点、環状部分を4個有する点、ジア
ゼパンの窒素原子が直接ベンゼン環と結合する点等にお
いて、当該公報に記載された化合物とは構造を異にす
る。
【化2】 (式中の記号は公報参照。) また、WO99/00121号、WO99/00127
号及びWO99/00128号には、Xa因子阻害剤と
して下記一般式で示されるフェニレンジアミド化合物等
が記載されている。しかしながら本発明化合物は、ジア
ゼパン部分を有する点において当該化合物とは構造を異
にする。
【化3】 (式中の記号は公報参照。)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、活性化血
液凝固第X因子阻害剤は、抗凝固療法において、トロン
ビン阻害剤よりも効率的で且つ、特異的な凝固系の阻害
を期待できる。従って、上記公知化合物とは化学構造が
異なり、経口投与が可能であって、更に優れた効果を有
する、選択的活性化血液凝固第X因子阻害剤の創製が切
望されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、ジアゼパ
ニルフェニル基とベンゼン環がアミド結合を介して結合
し、かつ該ベンゼン環がさらにアミド結合を介してアリ
ール基又はヘテロアリール基と結合していることを化学
構造上の特徴とする、下記一般式(I)で示されるジア
ゼパン誘導体又はその塩が、優れた活性化血液凝固第X
因子阻害作用を有することを見出し、本発明を完成し
た。すなわち本発明は、下記一般式(I)で示されるジ
アゼパン誘導体又はその塩、並びにそれらを有効成分と
する医薬組成物、特に活性化血液凝固第X因子阻害剤に
関する。
【0007】
【化4】 (上記式中の記号は、それぞれ以下の意味を有する。 A:1乃至3個の置換基を有しても良いアリール基又は
ヘテロアリール基、 B1:-C(=O)-NR3-又は-NR3-C(=O)-、 B2:-C(=O)-NR4-又は-NR4-C(=O)-、 R1、R2、R3及びR4:同一又は異なって水素原子又は
低級アルキル基)
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明化合物(I)につき
詳述する。本明細書中の一般式の定義において「低級」
なる用語は、特に断らない限り、炭素数が1乃至6の直
鎖又は分枝状の炭素鎖を意味する。従ってR1〜R4及び
後記置換基に例示される「低級アルキル基」としては、
例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペ
ンチル、イソペンチル、ネオペンチル、tert-ペン
チル、1-メチルブチル、2-メチルブチル、1,2-ジ
メチルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、1-メチル
ペンチル、2-メチルペンチル、3-メチルペンチル、
1,1-ジメチルブチル、1,2-ジメチルブチル、2,
2-ジメチルブチル、1,3-ジメチルブチル、2,3-
ジメチルブチル、3,3-ジメチルブチル、1-エチルブ
チル、2-エチルブチル、1,1,2-トリメチルプロピ
ル、1,2,2-トリメチルプロピル、1-エチル-1-メ
チルプロピル、1-エチル-2-メチルプロピル等が挙げ
られる。これらの中では炭素数1乃至3のものが好まし
く、メチル、エチルが特に好ましい。
【0009】「アリール基」としては縮合環を含む芳香
族炭化水素基を意味し、好ましくは炭素数が6〜14個
のアリール基が、更に好ましくはフェニル、ナフチル、
アントリル、フェナントリル等が挙げられる。また、
「ヘテロアリール基」としては縮合環を含むN、S、O
からなる群より選択された同一又は異なるヘテロ原子を
1〜4個有する複素環アリール基を意味し、具体的には
フリル、チエニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリ
ル、イソチアゾリル、イソキサゾリル、トリアゾリル、
テトラゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピリダジニ
ル、ピラジニル、インドリル、インダゾリル、インドリ
ジニル、キノリル、イソキノリル、キナゾリニル、キノ
リジニル、キノキサリニル、シンノリニル、ベンズイミ
ダゾリル、イミダゾピリジル、ベンゾフラニル、ジヒド
ロベンゾフラニル、ナフチリジニル、1,2-ベンゾイ
ソキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリ
ル、オキサゾロピリジル、イソチアゾロピリジル、ベン
ゾチエニル等が挙げられる。
【0010】「置換基を有しても良いアリール基又はヘ
テロアリール基」の「置換基」としては、置換基を有し
ても良い低級アルキル基、-O-置換基を有しても良い低
級アルキル基、ハロゲン原子、-NH2、-NH-低級アル
キル、-N-(低級アルキル) 2、-C(=NH)-NH2
-C(=N-OH)-NH2、-C(=NH)-NH-C(=
O)-O-低級アルキル、-COOH、-C(=O)-O-低
級アルキル、-CN、-NO2、-OH、-C(=O)-NH
2、-C(=O)-NH-(低級アルキル)、-C(=O)-
N-(低級アルキル)2等が挙げられる。ここで「置換基
を有しても良い低級アルキル基」の置換基としては、ハ
ロゲン原子、-COOH、-C(=O)-O-低級アルキル
などが挙げられる。「ハロゲン原子」はフッ素原子、塩
素原子、ヨウ素原子、臭素原子が挙げられる。
【0011】また、本発明化合物は、幾何異性体、互変
異性体、光学異性体などの各種の立体異性体の混合物や
単離されたものが含まれる。本発明化合物(I)は、酸
付加塩を形成する場合がある。また、置換基の種類によ
っては塩基との塩を形成する場合もある。かかる塩とし
ては、具体的には、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、
硫酸、硝酸、リン酸等の鉱酸、ギ酸、酢酸、プロピオン
酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、フマール酸、マイ
レン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、メタンス
ルホン酸、エタンスルホン酸等の有機酸、アスパラギン
酸、グルタミン酸などの酸性アミノ酸との酸不加塩、ナ
トリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、アル
ミニウムなど無機塩基、メチルアミン、エチルアミン、
エタノールアミンなどの有機塩基、リジン、オルニチン
などの塩基性アミノ酸との塩やアンモニウム塩等が挙げ
られる。更に本発明は、化合物(I)の水和物、製薬学
的に許容可能な各種溶媒和物や結晶多形のもの等も含ま
れる。なお、当然のことながら、本発明は後記実施例に
記載された化合物に限定されるものでなく、一般式
(I)で示されるジアゼパン誘導体又はその製薬学的に
許容される塩の全てを包含するものである。
【0012】(製造法)以下に本発明化合物の代表的な
製造法を説明する。
【化5】 (式中、A、B1、B2及びR1は前記の意味を有し、
Q、WはQが-NH2又は-NH-低級アルキルを意味する
場合、Wは-COOHを意味し、Qが-COOHを意味す
る場合Wは-NH2又は-NH-低級アルキルを意味する。
Pは低級アルキル、又はアミノの保護基を意味する)
【0013】工程A 化合物(II)と化合物(IV)の組み合わせからなるカル
ボン酸とアミンを、好ましくは縮合剤の存在下、反応さ
せ化合物(Ia)を合成する反応である。本反応は常法
のアシル化反応に従えばよい。縮合剤としては、N,N
-ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1-エチ
ル-3-(3-(N,N-ジメチルアミノ)プロピル)カル
ボジイミド、カルボニルジイミダゾール、ジフェニルホ
スホリルアジド(DPPA)やジエチルホスホリルシア
ニド等を好適に用いることができる。また、カルボン酸
を対応するカルボン酸の活性誘導体に導いた後にアミン
と縮合することも可能である。用いるカルボン酸の活性
誘導体としてはp-ニトロフェノール等のフェノール
系、1-ヒドロキシスクシンイミド、1-ヒドロキシベン
ゾトリアゾール等のN-ヒドロキシアミン系の化合物と
反応させて得られる活性エステル;炭酸モノアルキルエ
ステル、又は有機酸と反応させて得られる混合酸無水物
や塩化ジフェニルホスホリル、N-メチルモルホリンと
を反応させて得られるリン酸系混合酸無水物;エステル
をヒドラジン、亜硝酸アルキルと反応させて得られる酸
アジド;酸クロライド、酸ブロマイド等の酸ハライド;
対称型酸無水物等が挙げられる。通常、前記反応は、溶
媒中において、冷却下乃至室温下に行うが、アシル化反
応の種類により、無水の条件下に実施しなければならな
い場合もある。
【0014】溶媒としては、反応に関与しない有機溶
媒、例えばジメチルホルムアミド、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、エーテル、ジクロロエタン、ジクロロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素、ジメトキシメタン、
ジメトキシエタン、酢酸エチル、ベンゼン、アセトニト
リル、ジメチルスルホキシド等やこれらの混合溶媒など
を用いることができるが、適用する方法に応じ適宜選択
するのが好ましい。また、適用する方法によっては、N
-メチルモルホリン、トリエチルアミン、トリメチルア
ミン、ピリジン、水素化ナトリウム、カリウム-t-ブト
キシド、ブチルリチウム、ソディウムアミド等の塩基の
存在下で又はこれら塩基を溶媒として反応することによ
り、反応が円滑に進行する場合がある。
【0015】工程B 化合物(III)と化合物(V)の組み合わせからなるカ
ルボン酸とアミンを反応させ化合物(Ia)を合成する
反応である。本反応は工程Aと同様な方法で実施され
る。
【化6】 (式中、A、B1、B2、R1及びPは前記の意味を有す
る) 工程C 本発明化合物中、アミジノ基、を有する化合物(Ic)
は対応するニトリル化合物(Ib)より以下(i)、
(ii)、(iii)の方法により合成することができ
る。 (i)ニトリルをイミデートにさせた後、アミンと縮合
させる方法:ニトリル体(Ib)に塩酸ガス存在下、メ
タノールやエタノール等のアルコールを−40℃乃至0
℃で作用させ、イミデートにした後、アンモニア、炭酸
アンモニウム、塩化アンモニウム、酢酸アンモニウム等
のアミン又はアミン塩を反応させる。溶媒としては、メ
タノール、エタノール、アセトン、テトラヒドロフラン
等が用いられる。
【0016】(ii)ニトリルをチオアミドとさせた
後、チオイミデートとし、アミンと縮合させる方法:ニ
トリル体(Ib)にメチルアミン、トリエチルアミン、
ピリジン、ピコリン等の有機塩基存在下に硫化水素を作
用させ、チオアミド体を得る。このチオアミド体は塩化
水素存在下、ニトリル体(Ib)にジチオリン酸O,O
-ジエチルを作用させても得ることができる。上記チオ
アミド体にヨウ化メチル、ヨウ化エチル等の低級アルキ
ルハロゲン化物を反応させ、チオイミデート体とした
後、アンモニア、炭酸アンモニウム、塩化アンモニウ
ム、酢酸アンモニウム等のアミン又はアミン塩を反応さ
せる。溶媒としては、メタノール、エタノール、アセト
ン、テトラヒドロフラン、酢酸エチル等が用いられる。
【0017】(iii)ニトリルに直接アミン、アミン
塩、金属アミド、グルニャール試薬を付加させる方法:
ニトリル体(Ib)に適当な溶媒中又は無溶媒で、アン
モニア、塩化アンモニウムとアンモニア、チオシアン酸
アンモニウム、チオシアン酸アルキルアンモニウム、C
3Al(Cl)NH、NaNH2、(CH)2NMgB
r等の試薬を付加させることにより合成できる。溶媒と
しては、クロロホルム、メタノール、エタノール、アセ
トン、テトラヒドロフラン、トルエン、ジメチルホルム
アミド等が用いられる。また、触媒として水素化ナトリ
ウム等の塩基又は塩化アルミニウム、p-トルエンスル
ホン酸等の酸が反応を著しく加速させる場合がある。反
応は冷却乃至室温乃至加温下で行うことができる。
【化7】 (式中、A、B1、B2、R1及びPは前記の意味を有す
る)
【0018】工程D 本発明化合物中、ヒドロキシアミジノ基を有する化合物
(Ie)は対応するニトリル化合物(Id)を適当な溶
媒中、塩基の存在下、ヒドロキシルアミン又はその塩を
反応させる事により合成できる。適当な溶媒として好ま
しくは、反応に関与しない不活性有機溶媒、例えばメタ
ノール、エタノール、ジメチルホルムアミド、ジメチル
アミド、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エーテル、
ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、四塩
化炭素、ジメトキシメタン、ジメトキシエタン、酢酸エ
チル、ベンゼン、トルエン、アセトニトリル、ジメチル
スルホキシド等やこれらの混合溶媒などを用いることが
できるが、適用する方法に応じ適宜選択するのが好まし
い。塩基としてはトリエチルアミン、トリメチルアミ
ン、N-メチルモルホリン、ピリジン、ナトリウムメト
キシド、ナトリウムエトキシド、水素化ナトリウム、炭
酸カリウム、カリウム-t-ブトキシド、等が用いられ
る。
【0019】本発明化合物(Ia)中Pがアミンの保護
基であり、しかも工程A、B、C、Dにおいてその保護
基が切断されない場合には、更にその保護基Pを切断す
るのに適した方法で切断することにより本発明化合物
(I)中R2が水素原子の化合物を得ることができる。
ここでPに例示されるアミンの保護基としては、通常、
アミンの保護に用いられる基であれば特に制限はなく、
例えば低級アルコキシカルボニル、アラルキルオキシカ
ルボニル、アシル、低級アルキル、アラルキル、スルホ
ニルが挙げられる。「アラルキル」としては前記アルキ
ルの水素原子がアリールに置換された基を意味し、具体
的にはベンジル、フェニルエチル等が挙げられる。「ア
シル」としては、具体的にはホルミル、アセチル、プロ
ピオニル、ブチリル等が挙げられる。また、発明化合物
(I)中R2が水素原子の化合物を用いて通常のN-アル
キル化を行う事により発明化合物(I)中R2が低級ア
ルキルの化合物を得ることも可能である。
【0020】また、一般式(I)で示される化合物は、
その他公知のアルキル化、アシル化、酸化、還元、加水
分解等、当業者が通常採用し得る工程を任意に組み合わ
せることにより製造することができる。また、以下の反
応式に示す方法は、一般式(I)で示される化合物を合
成する為に特に有効である。
【化8】 (式中、A、P、R1、R3及びR4は前記の意味を有す
る)
【0021】(原料化合物の製法)以下、本発明化合物
(I)の原料化合物について代表的な製造法を説明す
る。
【化9】 (式中、R1、R3、R4及びPは前記の意味を有する)
【0022】製法1 アミン(VI)とカルボン酸(Va)を縮合しアミド結
合を形成する反応である。本反応は、前記工程Aと同様
にして実施される。 製法2 アミン(VII)とカルボン酸(Va)を縮合しアミド
結合を形成する反応である。本反応は、前記工程Aと同
様にして実施される。 製法3 ニトロ体(VIII)からアミン体(IIa)を得る反
応である。本反応は常法による還元反応により行うこと
ができる。具体的には、パラジウム-炭素等を用いる接
触還元法、亜鉛、鉄、スズ等の金属を用いる方法、Li
AlH4等の金属水素化物を用いる方法等を用いる事が
できる。これらの反応は前記不活性有機溶媒中で、室温
乃至加温下行われる。
【化10】 (式中、R1、R3、R4及びPは前記の意味を有する)
【0023】製法4 化合物(VII)とアミン(Vb)を反応させアミド結
合を形成させ(IIb)を得る反応であり、前記不活性
溶媒中、室温乃至加温下行われる。また、適用する方法
によっては、N-メチルモルホリン、トリエチルアミ
ン、トリメチルアミン、ピリジン、水素化ナトリウム、
カリウム-t-ブトキシド、ブチルリチウム、ソディウム
アミド等の塩基の存在下で又はこれら塩基を溶媒として
反応することにより、反応が円滑に進行する場合があ
る。
【化11】 (式中、A、R1、R3及びR4は前記の意味を有する) 製法5 アミン(VI)とカルボン酸(IVa)を縮合しアミド
結合を形成する反応である。本反応は、前記工程Aと同
様にして実施される。
【0024】製法6 アミン(IX)とカルボン酸(IVa)を縮合しアミド
結合を形成する反応である。本反応は、前記工程Aと同
様にして実施される。 製法7 ニトロ体(X)からアミン体(IIIa)を得る反応で
ある。本反応は前記製法3と同様にして実施される。
【化12】 (式中、A、R1、R3及びR4は前記の意味を有する) 製法8 化合物(XI)とアミン(IVb)を反応させアミド結
合を形成させ(IIIb)を得る反応である。本反応は
前記製法4と同様にして実施される。この様にして製造
された本発明化合物は、公知の方法、例えば、抽出、沈
澱、分画クロマトグラフィー、分別結晶化、再結晶等に
より単離、精製することができる。また、本発明化合物
の塩には、通常の造塩反応に付すことにより所望の塩に
導くことができる。また、本発明化合物が不斉炭素を有
する場合には光学異性体が存在する。これらの光学異性
体は適切な塩と再結晶する分別結晶化やカラムクロマト
グラフィー等の常法により分割することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明化合物は、活性化血液凝固第X因
子を特異的に阻害し、強力な抗凝固作用を有する。従っ
て、血液凝固抑制剤又は血栓若しくは塞栓によって引き
おこされる疾病の予防・治療剤として有用である。適応
する上記疾病として脳梗塞、脳血栓、脳塞栓、一過性脳
虚血発作(TIA)、くも膜下出血(血管れん縮)等の
脳血管障害における疾病、急性及び慢性心筋梗塞、不安
定狭心症、冠動脈血栓溶解等の虚血性心疾患における疾
病、肺梗塞、肺塞栓等の肺血管障害における疾病、更に
末梢動脈閉塞症、深部静脈血栓症、汎発性血管内凝固症
候群、人工血管術後及び人工弁置換後の血栓形成症、冠
動脈バイパス術後における再閉塞及び再狭窄、PTCA
(Percutaneous transluminal coronary angioplasty)
又はPTCR(Percutaneous transluminal coronaryrec
analization)術後における再閉塞及び再狭窄、体外循
環時の血栓形成症等の各種血管障害における疾病が挙げ
られる。また、本発明化合物の活性化血液凝固第X因子
阻害作用により、インフルエンザウイルスの増殖阻害活
性に基づくインフルエンザウイルスの感染予防・治療剤
としての可能性が示唆される(特開平6−227971
号)。本発明の化合物の優れた活性化血液凝固第X因子
阻害活性は、以下に示す試験方法により確認された。
【0026】1)ヒト活性化血液凝固第X因子凝固時間
測定試験 ヒト活性化血液凝固第X因子(コスモバイオ社)を0.
05Mトリス塩酸緩衝液(pH=7.40)に溶解し、
0.05単位/mlを作成する。3.8%クエン酸ナト
リウム1/10容にて採血し3000rpm10分の遠
心処理により分離したヒト血漿90μl及び生理食塩水
にて溶解希釈した薬剤10μl、上記活性化血液凝固第
X因子溶液50μlを添加37℃にて3分間加温し、2
0mMCaCl溶液100μlを添加し凝固時間の測定
を行った。凝固時間の測定にはAmelung社KC4
Aを使用した。凝固時間2倍延長用量(CT2と略す)
は薬剤の代わりに生理食塩水10μlを添加した場合の
凝固時間をもとに算出した。
【0027】2)ウシトロンビン凝固時間測定試験 ヒトフィブリノーゲン(凍結乾燥製剤、シグマ社)を
0.05Mトリス塩酸緩衝液(pH=7.40)に溶解
し、6mg/mlを作成する。ウシトロンビン(500
IU/vial、持田製薬)を生理食塩水にて溶解し各
種濃度のトロンビン溶液を作成する。上記フィブリノー
ゲン溶液100μlに対し、生理食塩水を100μl添
加し37℃にて3分間加温後、上記トロンビン溶液10
0μlを添加し凝固時間の測定を行い、約20秒で凝固
するトロンビン濃度を決定した。次に上記フィブリノー
ゲン溶液100μlに対し、生理食塩水にて希釈した薬
剤を100μl添加し凝固時間の測定を行った。凝固時
間の測定にはAmelung社KC4Aを使用した。凝
固時間2倍延長用量(CT2と略す)は生理食塩水10
0μlを添加した場合の凝固時間をもとに算出した。
【0028】3)合成基質法による酵素阻害測定試験 ヒト活性化血液凝固第X因子(コスモバイオ社)を0.
15M塩化ナトリウムを含む0.02Mトリス塩酸緩衝
液(pH=7.40)に溶解し、6単位/mlを作製し
た。合成基質はS−2222(第一化学薬品)を精製水
に溶解し0.75mg/mlを作成した。生理食塩水に
て溶解作成した薬剤25μlと0.05Mトリス塩酸緩
衝液(pH=8.40)170μl、S−2222 5
0μlを混和後ヒト活性化血液凝固第X因子溶液を10
μl加え37℃15分インキュベートした。60%酢酸
を50μl加えて反応を止めた後405nmで吸光度を
測定し、IC50を算出した。測定にはBio−Rad社
モデル3550を使用した。以上1)、2)及び3)の
測定の結果、本発明の化合物はヒト活性化血液凝固第X
因子を特異的に阻害し、強い抗血液凝固作用を示すこと
が確認された。
【0029】4)マウスを用いたex vivoでの凝
固時間測定試験(静脈内投与) 12時間以上絶食した雄性ICRマウス(20−30
g、SLC社)に対し、生理食塩水にて溶解した薬剤を
尾静脈より単回投与し、1分後にジエチルエーテル麻酔
下で、後大動脈より3.8%クエン酸ナトリウム1/1
0容にて0.6ml採血し、3000rpm10分の遠
心処理により血漿を分離した。この血漿を用いて以下
a)及びb)の方法に従い外因系凝固時間(PT)及び
内因系凝固時間(APTT)の測定を行った。 a)外因系凝固時間(PT) 組織トロンボプラスチン(54mg/vial、凍結乾
燥製剤、オルソ社)を蒸留水2.5mlに溶解し3.7
℃にて予備加温した。上記トロンボプラスチン溶液50
μlを添加し凝固時間の測定を行った。凝固時間の測定
にはAmelung社KC4Aを使用した。薬剤の代わ
りに生理食塩水を投与した場合の凝固時間をコントロー
ルとし、このコントロールを1としたときの相対値で薬
剤の活性を示した。 b)内因系凝固時間(APTT) 活性トロンボファックス(オルソ社)50μl、上記血
漿50μlを37℃にて3分間加温し、あらかじめ37
℃にて予備加温した20mM Ca2Cl2溶液50μl
を添加し凝固時間の測定を行った。凝固時間の測定には
Amelung社KC4Aを使用した。薬剤の代わりに
生理食塩水を投与した場合の凝固時間をコントロールと
し、このコントロールを1とした時の相対値で薬剤の活
性を示した。なお、抗凝固作用の用量依存性及び経時変
化に関しても、投与用量あるいは採血時間を変更し同様
の方法にて検討した。本測定の結果、静脈内投与におい
て凝固時間の延長作用が認められた。
【0030】5)マウスを用いたex vivoでの凝
固時間測定法(経口投与) 上記4)の試験で尾静脈の単回投与の代わりに経口ゾン
デを用いて強制経口投与し30分後に採血した他は、上
記4)の試験と同様に行った。本試験の結果、本発明化
合物は、経口投与においても凝固時間の延長作用が認め
られた。
【0031】一般式(I)で示される本発明化合物やそ
の製薬学的に許容される塩の1種又は2種以上を有効成
分として含有する医薬組成物は、通常用いられている製
剤用の担体や賦形剤、その他の添加剤を用いて、錠剤、
散剤、細粒剤、顆粒剤、カプセル剤、丸剤、液剤、注射
剤、坐剤、軟膏、貼付剤等に調製され、経口的又は非経
口的に投与される。本発明化合物のヒトに対する臨床投
与量は適用される患者の症状、体重、年齢や性別等を考
慮して適宜決定されるが、通常成人1日当たり経口で
0.1〜500mg、非経口で0.01〜100mgで
あり、これを1回あるいは数回に分けて投与する。投与
量は種々の条件で変動するので、上記投与量範囲より少
ない量で十分な場合もある。本発明による経口投与のた
めの固体組成物としては、錠剤、散剤、顆粒剤等が用い
られる。このような固体組成物においては、一つ又はそ
れ以上の活性物質が、少なくとも一つの不活性な希釈
剤、例えば乳糖、マンニトール、ブドウ糖、ヒドロキシ
プロピルセルロース、微結晶セルロース、デンプン、ポ
リビニルピロリドン、メタケイ酸、アルミン酸マグネシ
ウムと混合される。組成物は、常法に従って、不活性な
希釈剤以外の添加剤、例えばステアリン酸マグネシウム
のような潤滑剤や繊維素グリコール酸カルシウムのよう
な崩壊剤、ラクトースのような安定化剤、グルタミン酸
又はアスパラギン酸のような可溶化乃至は溶解補助剤を
含有していてもよい。錠剤又は丸剤は必要によりショ
糖、ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースフタレートなどの胃溶性
あるいは腸溶性物質のフィルムで被膜してもよい。
【0032】経口投与のための液体組成物は、薬剤的に
許容される乳濁剤、溶液剤、懸濁剤、シロップ剤、エリ
キシル剤等を含み、一般的に用いられる不活性な希釈
剤、例えば精製水、エチルアルコールを含む。この組成
物は不活性な希釈剤以外に可溶化乃至溶解補助剤、湿潤
剤、懸濁剤のような補助剤、甘味剤、風味剤、芳香剤、
防腐剤を含有していてもよい。非経口投与のための注射
剤としては、無菌の水性又は非水性の溶液剤、懸濁剤、
乳濁剤を包含する。水性の溶液剤、懸濁剤の希釈剤とし
ては、例えば注射剤用蒸留水及び生理食塩水が含まれ
る。非水溶性の溶液剤、懸濁剤の希釈剤としては、例え
ばプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、オ
リーブ油のような植物油、エチルアルコールのようなア
ルコール類、ポリソルベート80(商品名)等がある。
このような組成物は、更に等張化剤、防腐剤、湿潤剤、
乳化剤、分散剤、安定化剤(例えば、ラクトース)、可
溶化乃至溶解補助剤のような添加剤を含んでもよい。こ
れらは例えばバクテリア保留フィルターを通す濾過、殺
菌剤の配合又は照射によって無菌化される。これらは又
無菌の固体組成物を製造し、使用前に無菌水又は無菌の
注射用溶媒に溶解して使用することもできる。
【0033】本発明化合物の溶解性が低い場合には、可
溶化処理を施してもよい。可溶化処理としては、医薬製
剤に適用できる公知の方法、例えば界面活性剤(ポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油類、ポリオキシエチレンソル
ビタン高級脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレングリコール類、ショ糖脂肪酸エステル
類等)を添加する方法、薬物と可溶化剤例えば高分子
(ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、
ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリエチレングリコ
ール(PEG)等の水溶性高分子、カルボキシメチルエ
チルセルロース(CMEC)、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースフタレート(HPMCP)、メタアクリル
酸メチル-メタアクリル酸共重合体(オイドラギット
L,S、商品名;ローム・アンド・ハース社製)等の腸
溶性高分子)との固体分散体を形成する方法が挙げられ
る。更に必要により、可溶性の塩にする方法、シクロデ
キストリン等を用いて包接化合物を形成させる方法等も
採用できる。可溶化の手段は、目的とする薬物に応じて
適宜変更できる[「最近の製剤技術とその応用」、内海
勇ら、医薬ジャーナル157−159(1983)及び
「薬学モノグラフNo.1,生物学的利用能」、永井恒
司ら,ソフトサイエンス社,78−82(198
8)]。このうち、好ましくは、薬物と可溶化剤との固
体分散体を形成させ溶解性を改善する方法が採用される
(特開昭56−49314号、FR2460667
号)。
【0034】
【実施例】以下、本発明化合物の製造例を挙げ、本発明
化合物の製造方法を具体的に説明する。なお、本発明化
合物の原料化合物には新規な化合物も含まれており、こ
れらの化合物の製造方法を参考例として説明する。
【0035】参考例1 4-(4-メチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)ベンゾニトリル1
8.86 gを12N塩酸185 mlに溶解し、80℃で12時間攪拌し
た後、減圧濃縮した。水を加え、室温で攪拌した後、生
成した沈殿を濾過し水で洗った。得られた固体を減圧乾
燥し4-(4-メチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)ベンゾイック
アシッド 塩酸塩を18.25 g得た。 参考例2 4-(4-メチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)ゾイックアシッド
塩酸塩1080mgをN,N-ジメチルホルムアミド50mlに溶解
し、これに1,2−フェニレンジアミン1650mg、1-ヒド
ロキシベンゾトリアゾール680mg、1-エチル-3-ジメチル
アミノプロピルカルボジイミド 塩酸塩960mg及びN,N-ジ
イソプロピルエチルアミン870mlを加え室温で13時間攪
拌した。反応液に水、酢酸エチルを加え有機層を分取し
た。有機層を1規定水酸化ナトリウム水溶液、飽和食塩
水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮し
た。得られた残渣をクロロホルム:メタノール(8:2)を
溶出溶媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
て精製し、2'−アミノ−4−(4−メチル−1,4−
ジアゼパン−1−イル)ベンズアニリド750mg得た。 参考例3 4-フルオロベンゾニトリル3.89gをN,N−ジメチルホルム
アミド30mlに溶解し、これに1,4−ジアゼパン9.7g、炭
酸カリウム9.3gを加え80℃で12時間攪拌した。反応液
に、水、酢酸エチルを加え有機層を分取した。有機層を
水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後 、
減圧濃縮し4−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−ベンゾ
ニトリルを7.63g得た。
【0036】参考例4 4−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−ベンゾニトリル5.1
3gを濃塩酸15mlに溶解し、加熱還流下4時間攪拌した。
反応液を濃縮後、残渣をメタノール30mlに溶解し、硫酸
5mlを加え18時間加熱還流した。反応液を濃縮後、飽和
重曹水、クロロホルムを加え有機層を分取した。有機層
を水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、
減圧濃縮した。得られた残渣を1,4-ジオキサン50mlに溶
解し、トリエチルアミン4.47ml、ジ−t−ブチルカーバ
メイト8.75gを加え室温で12時間攪拌した。反応液を濃
縮後、飽和重曹水、クロロホルムを加え有機層を分取し
た。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム
で乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をメタノール10
0mlに溶解し、1規定水酸化ナトリウム水溶液25mlを加え
室温で5日間攪拌した。反応液を濃縮後、10%クエン酸水
溶液を加え、生成した沈殿を櫨取し減圧下乾燥し4−(4
−t−ブトキシカルボニル−1,4−ジアゼパン−1−イ
ル)ベンゾイックアシッドを7.24g得た。 参考例5 4−(4−t−ブトキシカルボニル−1,4−ジアゼパン−1
−イル)ベンゾイックアシッド2gをN,N−ジメチルホルム
アミド30mlに溶解し、これに1、2−フェニレンジアミ
ン2.03g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1.06g及び1
−エチル−3−ジメチルアミノプロピルカルボジイミド
塩酸塩1.5gを加え室温で17時間攪拌した。反応液に水、
酢酸エチルを加え有機層を分取した。有機層を1規定水
酸化ナトリウム水溶液、10%クエン酸水溶液、飽和食塩
水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し2'
−アミノ−4−(4−t−ブトキシカルボニル−1,4
−ジアゼパン−1−イル)ベンズアニリド740mg得た。
【0037】参考例6 N−(2−アミノフェニル)−4−(4−t−ブトキシ
カルボニル−1,4−ジアゼパン−1−イル)ベンズア
ミド2.35gをピリジン20mlに溶解し、4−メトキシベン
ゾイルクロリド1.17g加え、室温で15時間攪拌した。反
応液を減圧下濃縮後、得られた得られた残渣をクロロホ
ルム:メタノール(30:1)を溶出溶媒とするシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにて精製し、N−[4−(4−t
−ブトキシカルボニル−1,4−ジアゼパン−1−イル)ベ
ンゾイル]−N'−(4−メトキシベンゾイル)−1,2
−フェニレンジアミン3.07g得た。 参考例7 4−(4−メチル−1,4−ジアゼパン−1−イル)アニリン
1gをトルエン10mlに溶解し、これにイサトイックアンハ
イドライド800mgを加え加熱還流下5時間攪拌した。不溶
物を濾過し、櫨液を減圧下濃縮後、得られた得られた残
渣をクロロホルム:メタノール:アンモニア水(10:1:
0.1)を溶出溶媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにて精製し、2−アミノ−4'−(4−メチル−1,4−
ジアゼパン−1−イル)ベンズアニリドを816mg得た。 参考例8 4−(4−メチル−1、4−ジアゼパン−1−イル)ベ
ンゾイックアシッド 塩酸塩500mgをチオニルクリ
ド5mlに溶解し,N,N−ジメチルホルムアミド一滴
を加え、60℃で2時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮
し、トルエンを加え再度、減圧下濃縮した。得られた残
査をN,N−ジメチルホルムアミド5mlに溶解し、2
−メチル−6−ニトロアニリン648mgを加え50℃
で13時間攪拌した。反応液に水を加え酢酸エチルで洗
った後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液100mlでア
ルカリ性とし、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層
を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
後、減圧化濃縮し、2'−メチル−4−(4−メチル−1,
4−ジアゼパン−1−イル)−6'−ニトロベンズアニリ
ド507mgを得た。
【0038】実施例1 4−(4−メチル−1,4−ジアゼパン−1−イル)ベンゾイ
ックアシッド 塩酸塩1.1gをチオニルクロリド5mlに溶解
し、60℃で90分攪拌した。反応液を濃縮後、1,2−ジク
ロロエタン10mlに懸濁し、2'−アミノ−3−シアノベ
ンズアニリド900mgをピリジン10mlに溶解した反応液に
加えた。反応液を室温で2時間攪拌した後、減圧下濃縮
し、得られた残渣をクロロホルム:メタノール:アンモ
ニア水(15:1:0.1)を溶出溶媒とするシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにて精製し、N−(3−シアノベン
ゾイル)−N′−[4−(4−メチル−1、4−ジアゼ
パン−1−イル)ベンゾイル]−1、2、−フェニレン
ジアミン822mgを得た。 実施例2 N−(3−シアノベンゾイル)−N′−[4−(4−メ
チル−1、4−ジアゼパン−1−イル)ベンゾイル]−
1、2−フェニレンジアミン350mgをエタノール3
50mlに溶解し、攪拌下−20℃以下で塩化水素を導
入し飽和させた後、3℃に昇温し17時間攪拌した。反
応液を減圧下留去し、得られた残査をエタノール15m
lに溶解し、酢酸アンモニウム1190mgを加え60
℃で5時間攪拌した。沈殿を濾過後、反応液を減圧下留
去した。得られた残査を水:メタノール(96:4−6
0:40)を溶出溶媒とするODS(YMC−GEl
ODS−A 120−S150、以下同様)カラムクロ
マトグラフィーにて精製した。1規定HCl水溶液を少
量加えた後減圧留去し、さらに水に溶解した後凍結乾燥
を行い、N−(3−カルバミミドイルベンゾイル)−
N′−[4−(4−メチル−1、4−ジアゼパン−1−
イル)ベンゾイル]−1、2−フェニレンジアミン塩酸
塩190mgを得た。
【0039】実施例2と同様にして実施例3の化合物を
合成した。 実施例4 N−(3−シアノベンゾイル)−N′−[4−(4−メ
チル−1、4−ジアゼパン−1−イル)ベンゾイル]−
1、2−フェニレンジアミン448mgをエタノール15mlに
溶解し、トリエチルアミン1.43ml、ヒドロキシルアミン
塩酸塩104mgを加え、加熱還流下2時間攪拌した。反応液
を濃縮後、1規定塩酸を加え、再度濃縮した。得られた
残渣を水:メタノール(90:10)を溶出溶媒とする
ODSカラムクロマトグラフィーにて精製した。1規定塩酸
水溶液を少量加えた後減圧留挙し、さらに水に溶解した
後凍結乾燥を行いN−[3−(N−ヒドロキシカルバミ
ミドイル)ベンゾイル)−N′−[4−(4−メチル−
1、4−ジアゼパン−1−イル)ベンゾイル]−1、2
−フェニレンジアミン 塩酸塩を456mg得た。
【0040】実施例4と同様にして実施例5の化合物を
合成した。 実施例6 2'−アミノ−4−(4−メチル−1,4−ジアゼパン
−1−イル)ベンズアニリド810mgをピリジン20mlに溶
解し、4−メトキシベンゾイルクロライド470mg加え、
室温で26時間攪拌した。反応液を減圧濃縮後、得られた
残渣をクロロホルム:メタノール(10:1)を溶出溶媒と
するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製た。
4規定塩酸/酢酸エチル溶液を少量加えた後留挙し、さら
に水に溶解した後凍結乾燥しN−(4−メトキシベンゾ
イル)−N′−[4−(4−メチル−1、4−ジアゼパ
ン−1−イル)ベンゾイル]−1、2−フェニレンジア
ミン塩酸塩1.176g得た。
【0041】実施例6と同様にして実施例7〜10の化
合物を合成した。 実施例11 N−[4−(4−t−ブトキシカルボニル−1、4−ジ
アゼパン−1−イル)ベンゾイル]−N′−(4−メト
キシベンゾイル)−1、2−フェニレンジアミンを465m
gを酢酸エチル10mlに溶解し、4規定塩酸/酢酸エチル溶
液を5ml加え、室温で15時間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、得られた残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を
加え、クロロホルムで抽出した。。有機層を水、飽和食
塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮
した。得られた残渣をクロロホルム:メタノール(5:1)
を溶出溶媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて精製し、4規定塩酸/酢酸エチル溶液を少量加えた後
留挙し、N−[4−(1、4−ジアゼパン−1−イル)
ベンゾイル]−N′−(4−メトキシベンゾイル)−
1、2−フェニレンジアミン 塩酸塩を280mg得た。
【0042】実施例11と同様にして実施例12の化合
物を合成した。 実施例13 N−[4−(4−t−ブトキシカルボニル−1、4−ジ
アゼパン−1−イル)ベンゾイル]−N′−(5−クロ
ロテノイル)−1、2−フェニレンジアミン1.1gを1,4
−ジオキサン10mlに溶解し、4規定塩酸/酢酸エチル溶液
を5ml加え、室温で18時間攪拌した。反応液を減圧濃縮
し、得られた残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加
え、クロロホルムで抽出した。。有機層を水、飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し
た。得られた残渣を1,2−ジクロロエタン10mlに溶解
し、これに35%ホルマリン水溶液0.5ml、酢酸0.5mlを加
え室温で10分間攪拌した。この反応液にソディウムトリ
アセトキシボロヒドリド590mgを加え室温で1時間攪拌し
た。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え有機
層を分取した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣
をクロロホルム:メタノール(15:1)を溶出溶媒とする
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製した。4
規定塩酸/酢酸エチル溶液を少量加えた後留挙し、さら
に水に溶解した後凍結乾燥を行い、N−(5−クロロテ
ノイル)−N′−[4−(4−メチル−1、4−ジアゼ
パン−1−イル)ベンゾイル]−1、2−フェニレンジ
アミン塩酸塩264mg得た。
【0043】実施例6と同様にして実施例14、15の
化合物を合成した。 実施例16 4−(4−メチル−1,4−ジアゼパン−1−イル)ベンゾイ
ックアシッド 塩酸塩1.1gをチオニルクロリド10mlに溶
解し、60℃で2時間攪拌した。反応液を濃縮後、1,2-ジ
クロロエタン10mlに懸濁し、2−アミノ−4'−メトキシ
ベンズアニリド930mgをピリジン10mlに溶解した反応液
に加えた。反応液を室温で4時間攪拌した後、反応液を
減圧濃縮し、得られた残渣をクロロホルム:メタノール
(8:1)を溶出溶媒とするシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにて精製し、4規定塩酸/酢酸エチル溶液を少量加
えた後留挙した。得られた残渣をエタノールから結晶化
させ4'−メトキシ−2−{[4−(4−メチル−1,
4−ジアゼパン−1−イル)ベンゾイル]アミノ}ベン
ズアニリドを620mg得た。
【0044】実施例16と同様にして実施例17、18
の化合物を合成した。 実施例19 2'−メチル−4−(4−メチル−1,4−ジアゼパン−1−
イル)−6'−ニトロベンズアニリド500mgをTH
F10mlに溶解し、10%パラジウム−カーボン粉末
50mgを加え水素雰囲気下、室温で3時間攪拌した。
反応液をセライト濾過し、減圧下濃縮した。得られた残
差をクロロホルム:メタノール(30:1−6:1)を
溶出溶媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、N−(2−アミノ−6−メチルフェニル)−4
−(4−メチル−1、4、−ジアゼパン−1−イル)ベ
ンズアミドの粗精製物300mgを得た。得られた粗精
製物295mgをテトラヒドロフラン4mlに溶解し、
4―メトキシベンゾイルクロリド223mgのテトラヒ
ドロフラン3ml溶液とトリエチルアミン183μlを
加え室温で21時間攪拌した。反応液に飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液80mlを加え、酢酸エチルで抽出し、
飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、
減圧下濃縮した。得られた残渣をクロロホルム:メタノ
ール(20:1)を溶出溶媒とするシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製した。4規定塩酸/酢酸エチル溶
液を少量加えた後留挙し、さらに水に溶解した後凍結乾
燥し、N1―(4−メトキシベンゾイル)−3−N2
[4−(4−メチル−1、4、−ジアゼパン−1−イ
ル)ベンゾイル]−1,2−フェニレンジアミン塩酸塩
132mgを得た。
【0045】実施例19と同様にして実施例20を合成
した。 実施例21〜78 N−(2−アミノフェニル)−4−(4−メチル−1,
4−ジアゼパン−1−イル)ベンズアミド10mgをN,N-ジ
メチルホルムアミド500mlに溶解し、これに各種カルボ
ン酸5-10mg(約40mM)、1% 1-ヒドロキシベンゼントリア
ゾール-N,N-ジメチルホルムアミド溶液500ml、N,N-ジイ
ソプロピルエチルアミン7ml及びカルボジイミドを担持
したレジン(novabiochem社製N-Cyclohexylcarbodiimid
e, N'-methylpolystyrene HL(200-400mesh),2%DVB)40-7
0mg(約90mM)を加え室温で13時間振とうした。反応混合
物を濾過し、得られた溶液に酢酸エチル、1規定水酸化
ナトリウム水溶液を加え有機層を分取した。有機層を減
圧濃縮し、目的化合物を得た。
【0046】前記参考例化合物及び実施例化合物の構造
式と物理化学的性状を別表に示す。表中の記号は以下の
意味を有する。 Rf:参考例番号 Ex:実施例番号 structure:構造式 salt:塩 free:遊離体 DATA:物性データ NMR:核磁気共鳴スペクトル(TMS内部標準) FAB-MS:質量分析値 Me:メチル基 Boc:t−ブトキシカルボニル基 R.T.:HPLC分析における保持時間。 (Wakosil-II 5C18 AR 4.6X30mmを用い 254nm, 35℃,
4.0ml/min, 5mM TFA-MeOH/5mM TFA-H2O=1/9(0min)-9/1
(5min)の直線勾配の条件にて分析を行った。)
【表1】
【表2】
【化13】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【化14】
【表8】
【表9】
【表10】
【0047】表11及び12の化合物は、前記実施例や
製造法に記載の方法とほぼ同様にして、あるいはそれら
の方法より当業者に自明の若干の変法を適用することに
より、容易に製造することが可能である。
【化15】
【表11】
【表12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 405/12 C07D 405/12 409/12 409/12 (72)発明者 関 規夫 茨城県つくば市御幸が丘21 山之内製薬株 式会社内 (72)発明者 石原 司 茨城県つくば市御幸が丘21 山之内製薬株 式会社内 (72)発明者 菅沢 形造 茨城県つくば市御幸が丘21 山之内製薬株 式会社内 (72)発明者 八谷 俊一郎 茨城県つくば市御幸が丘21 山之内製薬株 式会社内 (72)発明者 谷内 由太 茨城県つくば市御幸が丘21 山之内製薬株 式会社内 (72)発明者 松本 祐三 茨城県つくば市御幸が丘21 山之内製薬株 式会社内 Fターム(参考) 4C063 AA01 BB09 CC36 CC76 CC81 CC92 CC94 DD04 DD14 DD36 EE01 4C086 AA01 AA02 AA03 BC54 GA02 GA04 GA07 GA08 MA01 MA04 NA14 ZA54 ZC41

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で示されるジアゼパン
    誘導体又はその塩。 【化1】 (上記式中の記号は、それぞれ以下の意味を有する。
    A:1乃至3個の置換基を有しても良いアリール基又は
    ヘテロアリール基、 B1:-C(=O)-NR3-又は-NR3-C(=O)-、 B2:-C(=O)-NR4-又は-NR4-C(=O)-、 R1、R2、R3及びR4:同一又は異なって水素原子又は
    低級アルキル基)
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されるジアゼパン誘導体
    又はその塩を有効成分とする医薬組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されるジアゼパン誘導体
    又はその塩を有効成分とする活性化血液凝固第X因子阻
    害剤。
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