JP2000302048A - チルト式ステアリング装置 - Google Patents
チルト式ステアリング装置Info
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- JP2000302048A JP2000302048A JP11364199A JP11364199A JP2000302048A JP 2000302048 A JP2000302048 A JP 2000302048A JP 11364199 A JP11364199 A JP 11364199A JP 11364199 A JP11364199 A JP 11364199A JP 2000302048 A JP2000302048 A JP 2000302048A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カム摺接面の硬度を不必要に高くすることな
く、カム摺接面の摩擦特性を改良すると共に、製造コス
トの低減を図ること。 【解決手段】 チルトレバー8を揺動し、締付カム部材
11のカム摺接面13をストッパーカム部材10のカム
摺接面12に係合しながらストッパーカム部材10を軸
方向に押圧して、チルトブラケット3をディスタンスブ
ラケット4にロックするようになっている。このストッ
パーカム部材10と締付カム部材11のカム摺接面1
2,13に低摩擦材をコーティングする。また、このス
トッパーカム部材10と締付カム部材11を、切削加工
によらずに、一体成型加工により形成している。
く、カム摺接面の摩擦特性を改良すると共に、製造コス
トの低減を図ること。 【解決手段】 チルトレバー8を揺動し、締付カム部材
11のカム摺接面13をストッパーカム部材10のカム
摺接面12に係合しながらストッパーカム部材10を軸
方向に押圧して、チルトブラケット3をディスタンスブ
ラケット4にロックするようになっている。このストッ
パーカム部材10と締付カム部材11のカム摺接面1
2,13に低摩擦材をコーティングする。また、このス
トッパーカム部材10と締付カム部材11を、切削加工
によらずに、一体成型加工により形成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のステアリン
グホイールの傾斜角度を調整できるチルト式ステアリン
グ装置に関し、詳しくは、カム摺接面の硬度を不必要に
高くすることなく、カム摺接面の摩擦特性を改良すると
共に、製造コストの低減を図ったチルト式ステアリング
装置に関する。
グホイールの傾斜角度を調整できるチルト式ステアリン
グ装置に関し、詳しくは、カム摺接面の硬度を不必要に
高くすることなく、カム摺接面の摩擦特性を改良すると
共に、製造コストの低減を図ったチルト式ステアリング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用チルト式ステアリング装置では、
従来、図4に示すように、アッパーシャフト1は、自在
継手(図示略)を介してロアシャフト(図示略)に傾動
自在に連結してあり、チルト調整時には、アッパーコラ
ム2と共に、運転者の体格や運転姿勢等に応じて傾動で
きるようになっている。
従来、図4に示すように、アッパーシャフト1は、自在
継手(図示略)を介してロアシャフト(図示略)に傾動
自在に連結してあり、チルト調整時には、アッパーコラ
ム2と共に、運転者の体格や運転姿勢等に応じて傾動で
きるようになっている。
【0003】このチルト調整時にアッパーコラム2等の
傾動を許容すると共に、チルト締付時にアッパーコラム
2等をロックするためのチルトロック機構として、従
来、図5に示すように、車体に固定したチルトブラケッ
ト3がアッパーコラム2を上方から取り囲むように設け
てあり、このチルトブラケット3の内側に、アッパーコ
ラム2を支持するディスタンスブラケット4が設けてあ
る。
傾動を許容すると共に、チルト締付時にアッパーコラム
2等をロックするためのチルトロック機構として、従
来、図5に示すように、車体に固定したチルトブラケッ
ト3がアッパーコラム2を上方から取り囲むように設け
てあり、このチルトブラケット3の内側に、アッパーコ
ラム2を支持するディスタンスブラケット4が設けてあ
る。
【0004】チルトブラケット3のチルト溝5およびデ
ィスタンスブラケット4のボルト孔6には、チルトボル
ト7が通挿してあり、このチルトボルト7の雄ねじ部に
は、チルトレバー8により回動されるチルトナット9が
螺合してある。
ィスタンスブラケット4のボルト孔6には、チルトボル
ト7が通挿してあり、このチルトボルト7の雄ねじ部に
は、チルトレバー8により回動されるチルトナット9が
螺合してある。
【0005】これにより、チルト締付時には、チルトレ
バー8を揺動し、チルトナット9を回動して、チルトナ
ット9とチルトボルト7の頭部との間隔を狭め、チルト
ブラケット3をディスタンスブラケット4に押圧して摺
接し、アッパーコラム2をロックしている。
バー8を揺動し、チルトナット9を回動して、チルトナ
ット9とチルトボルト7の頭部との間隔を狭め、チルト
ブラケット3をディスタンスブラケット4に押圧して摺
接し、アッパーコラム2をロックしている。
【0006】一方、チルト解除時には、チルトレバー8
を逆方向に揺動して、チルトナット9とチルトボルト7
の頭部との間隔を拡げ、チルトブラケット3とディスタ
ンスブラケット4との摺接を解除して、アッパーコラム
2の傾動を許容している。これにより、運転者はステア
リングホイールを所望の角度に調整することができる。
を逆方向に揺動して、チルトナット9とチルトボルト7
の頭部との間隔を拡げ、チルトブラケット3とディスタ
ンスブラケット4との摺接を解除して、アッパーコラム
2の傾動を許容している。これにより、運転者はステア
リングホイールを所望の角度に調整することができる。
【0007】上述したチルトロック機構では、チルト締
付時、チルトナット9を回動して、チルトブラケット3
をディスタンスブラケット4に押圧するようにしている
が、このチルトナット9に代えて、カム機構により、チ
ルトブラケット3をディスタンスブラケット4に押圧す
るようにしたカム式チルトロック機構が特開平4−30
0775号公報に開示してある。
付時、チルトナット9を回動して、チルトブラケット3
をディスタンスブラケット4に押圧するようにしている
が、このチルトナット9に代えて、カム機構により、チ
ルトブラケット3をディスタンスブラケット4に押圧す
るようにしたカム式チルトロック機構が特開平4−30
0775号公報に開示してある。
【0008】このカム式チルトロック機構においては、
カム摺接面を有するチルトレバーがチルトボルトに揺動
自在に設けてあり、このチルトレバーのカム摺接面に係
合するカム摺接面を有するストッパーカム部材がチルト
ボルトに通挿してある。これにより、チルト締付時に
は、チルトレバーを揺動すると、このチルトレバーのカ
ム摺接面がストッパーカム部材のカム摺接面に係合しな
がらストッパーカム部材を軸方向に押圧し、チルトブラ
ケットをディスタンスブラケットに押圧して摺接し、ア
ッパーコラム2をロックするようになっている。
カム摺接面を有するチルトレバーがチルトボルトに揺動
自在に設けてあり、このチルトレバーのカム摺接面に係
合するカム摺接面を有するストッパーカム部材がチルト
ボルトに通挿してある。これにより、チルト締付時に
は、チルトレバーを揺動すると、このチルトレバーのカ
ム摺接面がストッパーカム部材のカム摺接面に係合しな
がらストッパーカム部材を軸方向に押圧し、チルトブラ
ケットをディスタンスブラケットに押圧して摺接し、ア
ッパーコラム2をロックするようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなカム式チルトロック機構にあっては、チルトレバー
のカム摺接面と、ストッパーカム部材のカム摺接面とを
係合する際、両方のカム摺接面は、互いに滑動するよう
な摩擦特性を有していることが望ましいといったことが
ある。
うなカム式チルトロック機構にあっては、チルトレバー
のカム摺接面と、ストッパーカム部材のカム摺接面とを
係合する際、両方のカム摺接面は、互いに滑動するよう
な摩擦特性を有していることが望ましいといったことが
ある。
【0010】そのため、上記特開平4−300775号
公報のカム式チルトロック機構では、チルトレバーのカ
ム摺接面とストッパーカム部材のカム摺接面との間に、
多数の小さな転動体(ボール)を介装し、これにより、
両方のカム摺接面を互いに滑動するようにしている。
公報のカム式チルトロック機構では、チルトレバーのカ
ム摺接面とストッパーカム部材のカム摺接面との間に、
多数の小さな転動体(ボール)を介装し、これにより、
両方のカム摺接面を互いに滑動するようにしている。
【0011】しかし、このような多数の小さな転動体
(ボール)をカム摺接面に設けると、カム摺接面は、転
動体に対して点接触であり、その面圧が非常に大きくな
ることから、カム摺接面に熱処理等を行って、カム摺接
面の硬度を非常に高くしなければならず、素材や製造工
程に非常にコストがかかるといったことがある。また、
保持器を用いずに多数の転動体を組み付ける作業が煩雑
であるといったこともある。
(ボール)をカム摺接面に設けると、カム摺接面は、転
動体に対して点接触であり、その面圧が非常に大きくな
ることから、カム摺接面に熱処理等を行って、カム摺接
面の硬度を非常に高くしなければならず、素材や製造工
程に非常にコストがかかるといったことがある。また、
保持器を用いずに多数の転動体を組み付ける作業が煩雑
であるといったこともある。
【0012】また、上述したストッパーカム部材等を切
削加工により量産する場合には、製造コストの著しい高
騰を招来するといったことがある。
削加工により量産する場合には、製造コストの著しい高
騰を招来するといったことがある。
【0013】本発明は、上述したようしたよな事情に鑑
みてなされたものであって、カム摺接面の硬度を不必要
に高くすることなく、カム摺接面の摩擦特性を改良する
と共に、製造コストの低減を図ったチルト式ステアリン
グ装置を提供することを目的とする。
みてなされたものであって、カム摺接面の硬度を不必要
に高くすることなく、カム摺接面の摩擦特性を改良する
と共に、製造コストの低減を図ったチルト式ステアリン
グ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るチルト式ステアリング装置は、ステア
リングコラムの上方側に、チルトブラケットを車体に固
定して設けると共に、ディスタンスブラケットをステア
リングコラムに固定して設け、チルトブラケットのチル
ト溝およびディスタンスブラケットの孔にチルトボルト
を通挿し、チルトレバーのカム摺接面に、またはチルト
レバーに連動して回動する締付カム部材のカム摺接面
に、係合するカム摺接面を有するストッパーカム部材を
チルトボルトに通挿し、ステアリングコラムのチルト締
付時に、チルトレバーを揺動し、チルトレバーのカム摺
接面または締付カム部材のカム摺接面をストッパーカム
部材のカム摺接面に係合しながらストッパーカム部材を
軸方向に押圧して、チルトブラケットをディスタンスブ
ラケットにロックするチルト式ステアリング装置におい
て、請求項1の発明においては、前記チルトレバー、締
付カム部材、またはストッパーカム部材のうち、少なく
ともカム摺接面に低摩擦材をコーティングしたことを特
徴とし、請求項2の発明においては、前記締付カム部
材、またはストッパーカム部材を、切削加工によらず
に、一体成型加工により形成したことを特徴とする。
め、本発明に係るチルト式ステアリング装置は、ステア
リングコラムの上方側に、チルトブラケットを車体に固
定して設けると共に、ディスタンスブラケットをステア
リングコラムに固定して設け、チルトブラケットのチル
ト溝およびディスタンスブラケットの孔にチルトボルト
を通挿し、チルトレバーのカム摺接面に、またはチルト
レバーに連動して回動する締付カム部材のカム摺接面
に、係合するカム摺接面を有するストッパーカム部材を
チルトボルトに通挿し、ステアリングコラムのチルト締
付時に、チルトレバーを揺動し、チルトレバーのカム摺
接面または締付カム部材のカム摺接面をストッパーカム
部材のカム摺接面に係合しながらストッパーカム部材を
軸方向に押圧して、チルトブラケットをディスタンスブ
ラケットにロックするチルト式ステアリング装置におい
て、請求項1の発明においては、前記チルトレバー、締
付カム部材、またはストッパーカム部材のうち、少なく
ともカム摺接面に低摩擦材をコーティングしたことを特
徴とし、請求項2の発明においては、前記締付カム部
材、またはストッパーカム部材を、切削加工によらず
に、一体成型加工により形成したことを特徴とする。
【0015】このように、本発明によれば、チルトレバ
ー、締付カム部材、またはストッパーカム部材のうち、
少なくともカム摺接面に低摩擦材(例えば、テフロン、
モリブデン)をコーティングしているため、チルトレバ
ーのカム摺接面(または締付カム部材のカム摺接面)
と、ストッパーカム部材のカム摺接面とを係合する際、
両方のカム摺接面は、互いに滑動するような摩擦特性を
得ることができ、カム機構をスムーズに操作することが
できる。なお、転動体を用いていないため、カム摺接面
の硬度を高くする必要がなく、例えば、冷鍛造等の成型
性のよい低炭素鋼等を素材として使うこともできる。
ー、締付カム部材、またはストッパーカム部材のうち、
少なくともカム摺接面に低摩擦材(例えば、テフロン、
モリブデン)をコーティングしているため、チルトレバ
ーのカム摺接面(または締付カム部材のカム摺接面)
と、ストッパーカム部材のカム摺接面とを係合する際、
両方のカム摺接面は、互いに滑動するような摩擦特性を
得ることができ、カム機構をスムーズに操作することが
できる。なお、転動体を用いていないため、カム摺接面
の硬度を高くする必要がなく、例えば、冷鍛造等の成型
性のよい低炭素鋼等を素材として使うこともできる。
【0016】また、締付カム部材、またはストッパーカ
ム部材を、切削加工によらずに、一体成型加工により形
成しているため、同一の安定した品質の製品を量産する
ことができ、製造コストの低減を図ることができる。
ム部材を、切削加工によらずに、一体成型加工により形
成しているため、同一の安定した品質の製品を量産する
ことができ、製造コストの低減を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
チルト式ステアリング装置を図面を参照しつつ説明す
る。
チルト式ステアリング装置を図面を参照しつつ説明す
る。
【0018】図1は、本発明の第1実施の形態に係るチ
ルト式ステアリング装置の断面図であり、図2(a)
は、図1に示したストッパーカム部材の正面図であり、
図2(b)は、図1に示したストッパーカム部材の側面
図である。
ルト式ステアリング装置の断面図であり、図2(a)
は、図1に示したストッパーカム部材の正面図であり、
図2(b)は、図1に示したストッパーカム部材の側面
図である。
【0019】チルト調整時にアッパーコラム2の傾動を
許容すると共に、チルト締付時にアッパーコラム2をロ
ックするためのカム式チルトロック機構として、図1に
示すように、車体に固定したチルトブラケット3がアッ
パーコラム2を上方から取り囲むように設けてあり、こ
のチルトブラケット3の内側に、アッパーコラム2を支
持するディスタンスブラケット4が設けてある。チルト
ブラケット3のチルト溝5およびディスタンスブラケッ
ト4のボルト孔6には、チルトボルト7が通挿してあ
る。
許容すると共に、チルト締付時にアッパーコラム2をロ
ックするためのカム式チルトロック機構として、図1に
示すように、車体に固定したチルトブラケット3がアッ
パーコラム2を上方から取り囲むように設けてあり、こ
のチルトブラケット3の内側に、アッパーコラム2を支
持するディスタンスブラケット4が設けてある。チルト
ブラケット3のチルト溝5およびディスタンスブラケッ
ト4のボルト孔6には、チルトボルト7が通挿してあ
る。
【0020】このチルトボルト7の頭部7a側には、ス
トッパーカム部材10と、締付カム部材11とが通挿し
てある。両方のカム部材10,11は、相互に噛み合っ
て係合するカム摺接面12,13を有していると共に、
ストッパーカム部材10は、図2にも示すように、チル
ト溝6に係合しながらスライドしてストッパーカム部材
10の回動を阻止する突条部14を有しており、締付カ
ム部材11は、チルトレバー8の回動部8aに嵌合し、
チルトレバー8に連動して回動するための嵌合部15を
有している。
トッパーカム部材10と、締付カム部材11とが通挿し
てある。両方のカム部材10,11は、相互に噛み合っ
て係合するカム摺接面12,13を有していると共に、
ストッパーカム部材10は、図2にも示すように、チル
ト溝6に係合しながらスライドしてストッパーカム部材
10の回動を阻止する突条部14を有しており、締付カ
ム部材11は、チルトレバー8の回動部8aに嵌合し、
チルトレバー8に連動して回動するための嵌合部15を
有している。
【0021】さらに、チルトボルト7の頭部7aとチル
トレバー8の回動部8aと間には、座金16が介装して
あり、チルトボルト7の雄ねじ部には、固定ナット17
が螺合してある。
トレバー8の回動部8aと間には、座金16が介装して
あり、チルトボルト7の雄ねじ部には、固定ナット17
が螺合してある。
【0022】このカム式チルトロック機構の組立時に
は、チルトブラケット3のチルト溝5に、ストッパーカ
ム部材10の突条部14を挿嵌しながら、このストッパ
ーカム部材10のカム摺接面12に、締付カム部材11
のカム摺接面13を係合する。次いで、座金16および
チルトレバー8の回動部8aをチルトボルト7に挿入し
た後、ストッパーカム部材10と締付カム部材11をチ
ルトボルト7に挿入する。その後、チルトボルト7の雄
ねじ部に固定ナット17を適正なトルクで螺合する。
は、チルトブラケット3のチルト溝5に、ストッパーカ
ム部材10の突条部14を挿嵌しながら、このストッパ
ーカム部材10のカム摺接面12に、締付カム部材11
のカム摺接面13を係合する。次いで、座金16および
チルトレバー8の回動部8aをチルトボルト7に挿入し
た後、ストッパーカム部材10と締付カム部材11をチ
ルトボルト7に挿入する。その後、チルトボルト7の雄
ねじ部に固定ナット17を適正なトルクで螺合する。
【0023】このような構成において、チルト締付時に
は、チルトレバー8を揺動すると、このチルトレバー8
の回動部8aが締付カム部材11の嵌合部15に係合し
ながら、この締付カム部材11を回動させ、これによ
り、締付カム部材11のカム摺接面13がストッパーカ
ム部材10のカム摺接面12に係合しながらストッパー
カム部材10を軸方向に押圧し、チルトブラケット3を
ディスタンスブラケット4に押圧して摺接し、アッパー
コラム2をロックするようになっている。
は、チルトレバー8を揺動すると、このチルトレバー8
の回動部8aが締付カム部材11の嵌合部15に係合し
ながら、この締付カム部材11を回動させ、これによ
り、締付カム部材11のカム摺接面13がストッパーカ
ム部材10のカム摺接面12に係合しながらストッパー
カム部材10を軸方向に押圧し、チルトブラケット3を
ディスタンスブラケット4に押圧して摺接し、アッパー
コラム2をロックするようになっている。
【0024】一方、チルト解除時には、チルトレバー8
を逆方向に揺動すると、このチルトレバー8の回動部8
aが締付カム部材11の嵌合部15に係合しながら、こ
の締付カム部材11を逆方向に回動させ、これにより、
締付カム部材11のカム摺接面13とストッパーカム部
材10のカム摺接面12との係合を解除し、ストッパー
カム部材10を軸方向に戻して、アッパーコラム2の傾
動を許容する。これにより、運転者はステアリングホイ
ールを所望の角度に調整することができる。
を逆方向に揺動すると、このチルトレバー8の回動部8
aが締付カム部材11の嵌合部15に係合しながら、こ
の締付カム部材11を逆方向に回動させ、これにより、
締付カム部材11のカム摺接面13とストッパーカム部
材10のカム摺接面12との係合を解除し、ストッパー
カム部材10を軸方向に戻して、アッパーコラム2の傾
動を許容する。これにより、運転者はステアリングホイ
ールを所望の角度に調整することができる。
【0025】本実施の形態では、ストッパーカム部材1
0と締付カム部材11のカム摺接面12,13に、低摩
擦材(例えば、テフロン、モリブデン)をコーティング
している。また、座金16の両側面、チルトレバー8の
回動部8aの座金接触面、およびチルトボルト7の頭部
7aの座金接触面に、同様に、低摩擦材(例えば、テフ
ロン、モリブデン)をコーティングしている。
0と締付カム部材11のカム摺接面12,13に、低摩
擦材(例えば、テフロン、モリブデン)をコーティング
している。また、座金16の両側面、チルトレバー8の
回動部8aの座金接触面、およびチルトボルト7の頭部
7aの座金接触面に、同様に、低摩擦材(例えば、テフ
ロン、モリブデン)をコーティングしている。
【0026】このように、カム摺接面12,13に低摩
擦材をコーティングしているため、両方のカム摺接面1
2,13は、相互に噛み合って係合する際、互いに滑動
するような摩擦特性を得ることができ、カム機構をスム
ーズに操作することができる。なお、従来のように、転
動体を用いていないため、カム摺接面12,13の硬度
を高くする必要がなく、例えば、冷鍛造等の成型性のよ
い低炭素鋼等を素材として使うこともできる。
擦材をコーティングしているため、両方のカム摺接面1
2,13は、相互に噛み合って係合する際、互いに滑動
するような摩擦特性を得ることができ、カム機構をスム
ーズに操作することができる。なお、従来のように、転
動体を用いていないため、カム摺接面12,13の硬度
を高くする必要がなく、例えば、冷鍛造等の成型性のよ
い低炭素鋼等を素材として使うこともできる。
【0027】また、座金16の両側面、チルトレバー8
の回動部8aの座金接触面、およびチルトボルト7の頭
部7aの座金接触面に、低摩擦材をコーティングしてい
るため、チルトレバー8の揺動操作をスムーズに行うこ
とができると共に、チルトボルト7の頭部7aと座金1
6との接触を良好にすることができる。
の回動部8aの座金接触面、およびチルトボルト7の頭
部7aの座金接触面に、低摩擦材をコーティングしてい
るため、チルトレバー8の揺動操作をスムーズに行うこ
とができると共に、チルトボルト7の頭部7aと座金1
6との接触を良好にすることができる。
【0028】さらに、ストッパーカム部材10と締付カ
ム部材11とを、切削加工によらずに、一体成型加工
(粉末焼結、樹脂成型)により形成しているため、同一
の安定した品質の製品を量産することができ、製造コス
トの低減を図ることができる。なお、一方のカム部材を
粉末焼結により形成し、他方を樹脂成型により形成して
もよい。
ム部材11とを、切削加工によらずに、一体成型加工
(粉末焼結、樹脂成型)により形成しているため、同一
の安定した品質の製品を量産することができ、製造コス
トの低減を図ることができる。なお、一方のカム部材を
粉末焼結により形成し、他方を樹脂成型により形成して
もよい。
【0029】次に、本発明の第2実施の形態を説明す
る。図3は、本発明の第2実施の形態に係るチルト式ス
テアリング装置の断面図である。
る。図3は、本発明の第2実施の形態に係るチルト式ス
テアリング装置の断面図である。
【0030】本第2実施の形態では、締付カム部材とチ
ルトレバーとを一体化し、チルトレバー8の回動部8a
に、ストッパーカム摺接面12に係合するカム摺接面1
8を形成している。なお、本実施の形態は、チルトレバ
ーの形状が複雑であるような場合に適する。
ルトレバーとを一体化し、チルトレバー8の回動部8a
に、ストッパーカム摺接面12に係合するカム摺接面1
8を形成している。なお、本実施の形態は、チルトレバ
ーの形状が複雑であるような場合に適する。
【0031】本実施の形態でも、チルト締付時には、チ
ルトレバー8を揺動すると、このチルトレバー8のカム
摺接面18がストッパーカム部材10のカム摺接面12
に係合しながらストッパーカム部材10を軸方向に押圧
し、チルトブラケット3をディスタンスブラケット4に
押圧して摺接し、アッパーコラム2をロックするように
なっている。一方、チルト解除時には、チルトレバー8
を逆方向に揺動すると、このチルトレバー8のカム摺接
面18とストッパーカム部材10のカム摺接面12との
係合を解除し、ストッパーカム部材10を軸方向に戻し
て、アッパーコラム2の傾動を許容する。
ルトレバー8を揺動すると、このチルトレバー8のカム
摺接面18がストッパーカム部材10のカム摺接面12
に係合しながらストッパーカム部材10を軸方向に押圧
し、チルトブラケット3をディスタンスブラケット4に
押圧して摺接し、アッパーコラム2をロックするように
なっている。一方、チルト解除時には、チルトレバー8
を逆方向に揺動すると、このチルトレバー8のカム摺接
面18とストッパーカム部材10のカム摺接面12との
係合を解除し、ストッパーカム部材10を軸方向に戻し
て、アッパーコラム2の傾動を許容する。
【0032】また、チルトレバー8とストッパーカム部
材10とのカム摺接面18,12に、低摩擦材(例え
ば、テフロン、モリブデン)をコーティングしている。
なお、このストッパーカム部材10には、全面コーティ
ングを施してもよい。
材10とのカム摺接面18,12に、低摩擦材(例え
ば、テフロン、モリブデン)をコーティングしている。
なお、このストッパーカム部材10には、全面コーティ
ングを施してもよい。
【0033】したがって、本実施の形態でも、両方のカ
ム摺接面18,12は、相互に噛み合って係合する際、
互いに滑動するような摩擦特性を得ることができ、カム
機構をスムーズに操作することができる。また、本実施
の形態では、座金16を不要にできる。
ム摺接面18,12は、相互に噛み合って係合する際、
互いに滑動するような摩擦特性を得ることができ、カム
機構をスムーズに操作することができる。また、本実施
の形態では、座金16を不要にできる。
【0034】また、チルトボルト7の頭部のレバー接触
面にも、低摩擦材をコーティングしてあってもよく、こ
の場合には、チルトレバー8の揺動をスムーズに行うこ
とができる。
面にも、低摩擦材をコーティングしてあってもよく、こ
の場合には、チルトレバー8の揺動をスムーズに行うこ
とができる。
【0035】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されず、種々変形可能である。
定されず、種々変形可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チルトレバー、締付カム部材、またはストッパーカム部
材のうち、少なくともカム摺接面に低摩擦材(例えば、
テフロン、モリブデン)をコーティングしているため、
チルトレバーのカム摺接面(または締付カム部材のカム
摺接面)と、ストッパーカム部材のカム摺接面とを係合
する際、両方のカム摺接面は、互いに滑動するような摩
擦特性を得ることができ、カム機構をスムーズに操作す
ることができる。なお、転動体を用いていないため、カ
ム摺接面の硬度を高くする必要がなく、例えば、冷鍛造
等の成型性のよい低炭素鋼等を素材として使うこともで
きる。
チルトレバー、締付カム部材、またはストッパーカム部
材のうち、少なくともカム摺接面に低摩擦材(例えば、
テフロン、モリブデン)をコーティングしているため、
チルトレバーのカム摺接面(または締付カム部材のカム
摺接面)と、ストッパーカム部材のカム摺接面とを係合
する際、両方のカム摺接面は、互いに滑動するような摩
擦特性を得ることができ、カム機構をスムーズに操作す
ることができる。なお、転動体を用いていないため、カ
ム摺接面の硬度を高くする必要がなく、例えば、冷鍛造
等の成型性のよい低炭素鋼等を素材として使うこともで
きる。
【0037】また、締付カム部材、またはストッパーカ
ム部材を、切削加工によらずに、一体成型加工により形
成しているため、同一の安定した品質の製品を量産する
ことができ、製造コストの低減を図ることができる。
ム部材を、切削加工によらずに、一体成型加工により形
成しているため、同一の安定した品質の製品を量産する
ことができ、製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係るチルト式ステア
リング装置の断面図。
リング装置の断面図。
【図2】(a)は、図1に示したストッパーカム部材の
正面図であり、(b)は、図1に示したストッパーカム
部材の側面図。
正面図であり、(b)は、図1に示したストッパーカム
部材の側面図。
【図3】本発明の第2実施の形態に係るチルト式ステア
リング装置の断面図。
リング装置の断面図。
【図4】チルト式ステアリング装置の側面図。
【図5】図4のV−V線に沿った断面図。
1 アッパーシャフト 2 アッパーコラム 3 チルトブラケット 4 ディスタンスブラケット 5 チルト溝 6 ボルト孔 7 チルトボルト 7a 頭部 8 チルトレバー 8a 回動部 10 ストッパーカム部材 11 締付カム部材 12 カム摺接面 13 カム摺接面 14 突状部 15 嵌合部 16 座金 17 固定ナット 18 カム摺接面
Claims (2)
- 【請求項1】ステアリングコラムの上方側に、チルトブ
ラケットを車体に固定して設けると共に、ディスタンス
ブラケットをステアリングコラムに固定して設け、 チルトブラケットのチルト溝およびディスタンスブラケ
ットの孔にチルトボルトを通挿し、 チルトレバーのカム摺接面に、またはチルトレバーに連
動して回動する締付カム部材のカム摺接面に、係合する
カム摺接面を有するストッパーカム部材をチルトボルト
に通挿し、 ステアリングコラムのチルト締付時に、チルトレバーを
揺動し、チルトレバーのカム摺接面または締付カム部材
のカム摺接面をストッパーカム部材のカム摺接面に係合
しながらストッパーカム部材を軸方向に押圧して、チル
トブラケットをディスタンスブラケットにロックするチ
ルト式ステアリング装置において、 前記チルトレバー、締付カム部材、またはストッパーカ
ム部材のうち、少なくともカム摺接面に低摩擦材をコー
ティングしたことを特徴とするチルト式ステアリング装
置。 - 【請求項2】ステアリングコラムの上方側に、チルトブ
ラケットを車体に固定して設けると共に、ディスタンス
ブラケットをステアリングコラムに固定して設け、 チルトブラケットのチルト溝およびディスタンスブラケ
ットの孔にチルトボルトを通挿し、 チルトレバーのカム摺接面に、またはチルトレバーに連
動して回動する締付カム部材のカム摺接面に、係合する
カム摺接面を有するストッパーカム部材をチルトボルト
に通挿し、 ステアリングコラムのチルト締付時に、チルトレバーを
揺動し、チルトレバーのカム摺接面または締付カム部材
のカム摺接面をストッパーカム部材のカム摺接面に係合
しながらストッパーカム部材を軸方向に押圧して、チル
トブラケットをディスタンスブラケットにロックするチ
ルト式ステアリング装置において、 前記締付カム部材、またはストッパーカム部材を、切削
加工によらずに、一体成型加工により形成したことを特
徴とするチルト式ステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11364199A JP2000302048A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | チルト式ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11364199A JP2000302048A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | チルト式ステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000302048A true JP2000302048A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14617398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11364199A Withdrawn JP2000302048A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | チルト式ステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000302048A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006182089A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Hiruta Kogyo Co Ltd | ステアリングコラム |
| JP2013116700A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Nsk Ltd | ステアリング装置及びその製造方法 |
-
1999
- 1999-04-21 JP JP11364199A patent/JP2000302048A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006182089A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Hiruta Kogyo Co Ltd | ステアリングコラム |
| JP2013116700A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Nsk Ltd | ステアリング装置及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |