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JP2000352971A - 楽器用響板の製造方法 - Google Patents

楽器用響板の製造方法

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JP2000352971A
JP2000352971A JP11165984A JP16598499A JP2000352971A JP 2000352971 A JP2000352971 A JP 2000352971A JP 11165984 A JP11165984 A JP 11165984A JP 16598499 A JP16598499 A JP 16598499A JP 2000352971 A JP2000352971 A JP 2000352971A
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裕康 阿部
Masayuki Kato
正行 加藤
Shigeki Kataoka
茂樹 片岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動特性に優れた楽器用響板を低コストで、
木材資源を無駄にせず製造する方法を提供する。 【解決手段】 木材板1を煮沸または低温水蒸気3処理
で軟化した後、木材板1を楽器用響板10に沿う形状の
キャビティ4aを有する型4内に収め、響板10形状に
プレス成形し、次いでこの木材板1を高温水蒸気5雰囲
気中で保持し、形状の固定化を行う。木材板1を楽器用
響板10に沿う形状のキャビティ4aを有する型4内に
収め、木材板1を軟化しながら響板10形状にプレス成
形してもよい。形状の固定化は木材板1を上記キャビテ
ィ4a内に密封した状態で加熱し行ってもよい。木材板
1として幅方向に圧縮された圧縮木材板1’を使用して
も良く、圧縮木材板1’は幅方向を固定しながらプレス
成形を行うことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバイオリン等の楽器
用響板の製造方法に関し、詳しくは、振動特性に優れた
楽器用響板を、低コストで木材資源を無駄にせず製造で
きるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バイオリン、ビオラ等のバイオリ
ン属に使用される楽器用響板の製造は、スプルース、カ
エデ等の木材板を響板形状に削り出す方法や、響板に必
要な厚みを有する木材板を熱圧プレス成形し、響板形状
に形成する方法等で行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、木材板
を響板形状に削り出す方法では、まず始めに原材料の木
材を乾燥するために乾燥コストがかかり、その後乾燥木
材から手作業やNCルーター等で削り出すために熟練し
た技術や高度な加工設備が必要であり、加工コストが高
かった。また、原材料の木材板としては、立体的な響板
形状を削り出すのに十分な体積を有するものが必要であ
り、原材料の歩留りが悪く、木材資源を無駄にするとい
う問題もあった。さらに、このようにして得られた響板
は、削り出しによって木材繊維が断絶されるため、振動
特性が良好ではなかった。響板に必要な厚みを有する木
材板を熱圧プレス成形し、響板形状に形成する方法で
は、原材料の木材板の含水率を15%程度に制御してか
ら成形する必要があり、手間がかかった。また、熱圧プ
レス成形時に木材板に引張り力がかかって割れたり、形
状固定が熱のみによるため成形後の響板に内部応力が蓄
積し、空気中の水分によって響板の形状が戻るという問
題があった。さらに、このようにして得られた響板に
は、内部応力が蓄積しているために、振動特性が良好で
はなかった。
【0004】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、振動特性に優れた楽器用響板を低コストで、木材資
源を無駄にせず製造する方法を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、木材板を煮沸または低温水蒸気処理で軟化した後、
木材板を楽器用響板に沿う形状のキャビティを有する型
内に収め、響板形状にプレス成形し、次いでこの木材板
を高温水蒸気雰囲気中で保持し、形状の固定化を行うこ
とを特徴とする楽器用響板の製造方法によって解決でき
る。請求項2の発明にあっては、木材板を楽器用響板に
沿う形状のキャビティを有する型内に収め、木材板を軟
化しながら響板形状にプレス成形し、次いでこの木材板
を高温水蒸気雰囲気中で保持し、形状の固定化を行うこ
とを特徴とする楽器用響板の製造方法によって解決でき
る。請求項3の発明にあっては、木材板を煮沸または低
温水蒸気処理で軟化した後、木材板を楽器用響板に沿う
形状のキャビティを有する型内に収め、響板形状にプレ
ス成形し、次いでこの木材板を上記キャビティ内に密封
した状態で加熱し、形状の固定化を行うことを特徴とす
る楽器用響板の製造方法によって解決できる。請求項4
の発明にあっては、木材板を楽器用響板に沿う形状のキ
ャビティを有する型内に収め、木材板を軟化しながら響
板形状にプレス成形し、次いでこの木材板を上記キャビ
ティ内に密封した状態で加熱し、形状の固定化を行うこ
とを特徴とする楽器用響板の製造方法によって解決でき
る。上記木材板は幅方向に圧縮された圧縮木材板である
ことが好ましい。また、上記圧縮木材板の幅方向を固定
しながらプレス成形を行うことが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
図1は本発明の製造方法の一例を説明する工程図であ
る。まず、原材料の木材から楽器用響板10とほぼ同じ
程度の大きさ、厚みを有する木材板1を切り出す。また
は、複数の板を切り出し、これらを矧ぎ合わせて1枚の
木材板1としてもよい。原材料の木材は特に制限はない
が、音の放射特性等から、スプルース、カエデ、メイプ
ル等が好ましい。次いで、木材板1を沸騰水2中で煮沸
または低温水蒸気3処理で軟化させる。軟化工程は、次
いで行われるプレス成形中に木材板1が割れることを防
ぐために行われ、煮沸の場合は、木材板1を100℃の
沸騰水2中で通常1分〜2時間、好ましくは3分〜10
分間煮沸する。低温水蒸気3処理の場合は、木材板1を
100〜120℃の水蒸気3中で通常1分〜2時間保持
して軟化する。
【0007】次に、軟化させた木材板1を、楽器用響板
10に沿う形状のキャビティ4aを有し、上型4bと下
型4cからなる金属製の型4内に配置してプレス成形
し、楽器用響板10の形状に成形する。この場合のプレ
ス圧力は10〜20kg/cm 2 程度であるが、木材板
1が十分軟らかい場合は10kg/cm2 未満の圧力で
もよい。ついでプレス成形した木材板1を高温水蒸気5
雰囲気中で保持して形状の固定化を行う。形状の固定化
は130〜200℃、好ましくは140〜180℃の高
温水蒸気5中1分〜2時間、好ましくは5〜10分間保
持して行う。形状の固定化は、例えば、木材板を型4ご
と高温水蒸気5雰囲気のオートクレーブ等内に収める方
法や成形後の木材板1に高温水蒸気5を蒸射する方法等
で行う。このように形状の固定化が加熱のみではなく、
水の存在する高温水蒸気5雰囲気中で加熱処理する方法
によるため、木材板1中のセルロース鎖の非晶質部分が
部分的に切断し、再配列が起こり、木材板1の形状が固
定化される。木材板1の形状の固定化が、木材板1中の
セルロース鎖の非晶質部分が再配列することによるの
で、木材板1の結晶化度が上がり、木材板1に内部応力
が蓄積しない。したがって、振動特性の優れた楽器用響
板10が得られる。また、木材板1を高温水蒸気5雰囲
気中に保持することによって、木材板1に深みのある色
調が付与され、楽器用響板10の塗装工程を短縮するこ
ともできる。形状の固定化後、木材板1を60℃以下の
温度まで冷却後乾燥し、楽器用響板10を得る。
【0008】本発明の製造方法においては、最初の軟化
工程を行わず、木材板1を楽器用響板10に沿う形状の
キャビティ4aを有する型4内に収め、木材板1を軟化
しながら響板形状にプレス成形しても良い。軟化しなが
ら響板形状にプレス成形する方法としては、例えば、木
材板1を楽器用響板10に沿う形状のキャビティ4aを
有する型4内に収めた状態で、木材板1を型4とともに
100〜120℃の低温水蒸気雰囲気のオートクレーブ
中に投入し、低温水蒸気中で保持しながら上型4bと下
型4cではさみ、圧締し、プレス成形する方法が挙げら
れる。このように、木材板1を軟化しながら響板形状に
プレス成形すると、軟化工程、プレス成形工程を一度に
行うことができ好ましい。
【0009】また本発明の製造方法においては、プレス
成形に使用する型4としてキャビティ4a内が密封され
る構造の型4を用い、プレス成形の後、キャビティ4a
内に木材板1を密封した状態で型4を加熱、熱処理して
形状の固定化を行ってもよい。すなわち、型4として、
図2に示すように上型4bおよび下型4cからなり、プ
レス成形時に上型4bと下型4cがシリコ−ン樹脂製等
のパッキン4dで密着するもの等を使用し、プレス成形
後、キャビティ4a内に木材板1が配置されキャビティ
4a内が密封されたままの状態で、型4を130〜20
0℃、好ましくは140〜180℃に昇温し、1分〜2
時間、好ましくは5〜10分間保持して熱処理し、形状
の固定化を行う。この場合、木材板1がキャビティ4a
内に密封されているので、木材板1中の水分が熱処理中
にキャビティ4aの外部に漏れずに昇温され、キャビテ
ィ4a内が木材板1の水分に由来する高圧水蒸気5雰囲
気となる。したがって、木材板1中のセルロース鎖の非
晶質部分が再配列して木材板1の結晶化度が上がり、振
動特性の優れた楽器用響板10が得られる。このように
キャビティ4a内が密封される構造の型4を用いること
によって、プレス成形、形状の固定化を連続的に行うこ
とができる。
【0010】さらに本発明の製造方法においては、木材
板1としてあらかじめ幅方向が圧縮された圧縮木材板
1’を使用してもよい。幅方向が圧縮された圧縮木材板
1’は、プレス成形時に圧縮木材板1’の幅方向に引張
り力が加わっても割れにくいので好ましい。圧縮木材板
1’は、原材料の木材から切り出した木材板1を木目と
直角な方向から機械的な圧力をかけそのまま圧縮する
か、煮沸や低温水蒸気処理等で軟化させた後、木材板1
の幅方向をプレス定盤等で通常1〜30%程度の圧縮率
で圧縮して得られる。得られた圧縮木材板1’はそのま
まプレス成形してもよいが、幅方向の長さが戻らないよ
うに仮固定してプレス成形することが好ましい。仮固定
は、加熱による方法、圧縮木材板1’とほぼ同じ大きさ
の枠状の形状固定用治具等を用いる方法等があるが、幅
方向の長さを固定する枠状の形状固定用治具等で圧縮木
材板1’を固定しながらプレス成形することが好まし
い。また、枠状の形状固定用治具等を使用する代わり
に、図3に示すように、キャビティ4a内に圧縮木材板
1’の幅方向の長さを規制する枠状のストッパー4eが
設けられた型4を用いて、圧縮木材板1’の幅方向の長
さを固定しながらプレス成形してもよい。このような型
4を使用すると、プレス成形中に圧縮木材板1’の幅方
向の長さが戻ることがない。また軟化、プレス成形を連
続して効率よく行うことができるので好ましい。
【0011】このような楽器用響板10の製造方法によ
れば、木材板1を軟化して響板10形状にプレス成形す
るので、木質繊維が断絶されずに曲面形状の響板10を
製造でき、優れた振動特性を有する響板10を得ること
ができる。また、原材料の木材から響板10を削り出す
従来の製造方法にくらべて、少ない原材料から製造する
ことができ木材資源を無駄することがなく、コストを低
減できる。また形状の固定化によって、木材のセルロー
ス鎖が再配列し、結晶度が上がるので、加熱のみで形状
が固定化された木材板にくらべて、水分による形状回復
が起こりにくく、かつ、振動特性の優れた楽器用響板1
0を得ることができるとともに、深みのある色調が付与
され、楽器用響板10の塗装工程を短縮することもでき
る。また、木材板1の幅方向を圧縮した圧縮木材板1’
を用いることによって、プレス成形時に圧縮木材板1’
の幅方向に引張り力が加わっても割れにくいので、振動
特性の優れた響板10を効率よく製造できる。さらに圧
縮木材板1’を、形状固定用治具やストッパー4e付き
の型4を使用し、幅方向の長さを固定しながらプレス成
形することによって、圧縮木材板1’の幅方向の長さが
戻ることなく、安定に楽器用響板10を製造できる。な
お、以上説明した製造方法は、バイオリン、ビオラ、チ
ェロ等のバイオリン属に使用される楽器用響板10に限
らず、3次元形状の共鳴箱を有するダブルベース等の木
製楽器全般に適用できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例を示して具体的に説明
する。 [実施例1]幅方向を中央でユリア・メラミン樹脂形接
着剤で矧ぎ合わせた、長さ415mm×幅230mm×
厚さ4mmのスプルース乾燥木材板を、100℃の沸騰
水中で3分間処理し軟化した。次いで、上型と下型から
なり、バイオリン響板に沿う形状で430mm×230
mm×30mmの大きさの金属製型のキャビティ内に、
軟化後の木材板を配置し、15kg/cm2 の圧力でプ
レス成形した。この型は、プレス成形時にはシリコーン
樹脂製パッキンで上型と下型が密着し、キャビティ内が
密封されるようになっている。なお、プレス時の木材板
は軟らかく、プレス成形時の圧力は、主にパッキンの密
着のために必要な圧力である。木材板がキャビティ内に
配置され、キャビティ内が密封されたままの状態で、こ
の型を上下熱盤で昇温して140℃で10分間保持し、
木材板の形状の固定化を行った。その後、キャビティ内
を密封したまま型を60℃まで冷却し、型内の木材板を
取り出した。こうして成形された木材板は表面に割れが
なく、深みのある色調を有し、バイオリン響板に適した
ものであった。
【0013】[実施例2]幅方向を中央でユリア・メラ
ミン樹脂形接着剤で矧ぎ合わせた、長さ415mm×幅
243mm×厚さ4mmのカエデ乾燥木材板を、100
℃の沸騰水中で30分間処理し軟化した。次いで、幅方
向を15kg/cm2 の圧力でプレス定盤でプレスして
幅方向に約5%圧縮し、そのままの状態でプレス定盤を
120℃で30分間保持し、加熱、乾燥により木材板の
形状を仮固定した。この木材板を、木材板が幅方向に広
がることを防止する枠状のストッパーが設けられた以外
は実施例1と同様の金属製型のキャビティ内に配置し、
型を完全に締めない状態で、木材板に100℃の水蒸気
を5分間蒸射し軟化した。軟化後、引き続き、実施例1
と同様にして上型と下型を圧締し、木材板のプレス成
形、キャビティを密封しての形状の固定化、冷却を行
い、表面に割れがなく、深みのある色調を有し、バイオ
リン響板に適した木材板を得た。
【0014】[実施例3]幅方向を中央でユリア・メラ
ミン樹脂形接着剤で矧ぎ合わせた、長さ440mm×幅
252mm×厚さ4mmのカエデ乾燥木材板を、100
℃の沸騰水中で30分間処理し軟化した。次いで、幅方
向を15kg/cm2 の圧力でプレス定盤でプレスして
幅方向に約5%圧縮した。この際、幅方向が240mm
に固定される枠型を使用し、プレスを解放しても木材板
が幅方向に広がらないようにした。次いで、枠型で幅方
向が固定されたままの圧縮木材板を、シリコーン樹脂製
パッキンがついておらず、上型と下型の間に厚さ4mm
のスペーサーをいれた以外は実施例1と同様の金属製型
のキャビティ内に配置し、15kg/cm2 の圧力でプ
レス成形した。なお、プレス時の木材板は軟らかいの
で、15kg/cm2の圧力で圧締めした際に、圧縮さ
れすぎないようにスペーサーを用いた。木材板がキャビ
ティ内に配置され、プレス成形されたままの状態で、こ
の型をオートクレーブに入れ、140℃の水蒸気を10
分間蒸射し、木材板の形状の固定化を行った。その後、
木材板および型を60℃まで冷却した後、型内の木材板
を取り出した。こうして成形された木材板は表面に割れ
がなく、深みのある色調を有し、バイオリン響板に適し
たものであった。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の製造方法に
よれば、木材板を軟化して響板形状にプレス成形するの
で、木質繊維が断絶されずに曲面形状の響板を製造で
き、優れた振動特性を有する響板を得ることができる。
また、原材料の木材から響板を削り出す従来の製造方法
にくらべて、少ない原材料から製造することができ木材
資源を無駄することがなく、コストを低減できる。また
形状の固定化によって、木材のセルロース鎖が再配列
し、結晶度が上がるので、加熱のみで形状が固定化され
た木材板にくらべて、水分による形状回復が起こりにく
く、かつ、振動特性の優れた楽器用響板を得ることがで
きるとともに、固定化処理により材料が濃い褐色を帯び
るため、楽器用響板の塗装工程を短縮しながらも透明感
を持った深みのある外観に仕上げることができる。ま
た、木材板の幅方向を圧縮した圧縮木材板を用いること
によって、プレス成形時に圧縮木材板の幅方向に引張り
力が加わっても割れにくいので、振動特性の優れた響板
を効率よく製造できる。さらに圧縮木材板を、形状固定
用治具やストッパー付きの型を使用し、幅方向の長さを
固定しながらプレス成形することによって、圧縮木材板
の幅方向の長さが戻ることなく、安定に楽器用響板を製
造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製造方法の一例を示す工程図であ
る。
【図2】 本発明の製造方法で使用する成型機の一例を
示す断面図である。
【図3】 本発明の製造方法の他の一例を示す工程図で
ある。
【符号の説明】
1…木材板、1’…圧縮木材板、3…低温水蒸気、4…
型、4a…キャビティ、5…高温水蒸気、10…楽器用
響板
フロントページの続き (72)発明者 片岡 茂樹 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 Fターム(参考) 2B230 AA16 AA30 BA01 BA04 BA17 EA19 EA20 EB06 EB11 EB13 EB29 EC24 2B250 AA21 BA05 CA11 DA03 EA01 EA13 FA21 FA37 FA55 HA01 5D002 AA01 CC02 CC03 DD03 EE09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材板を煮沸または低温水蒸気処理で軟
    化した後、木材板を楽器用響板に沿う形状のキャビティ
    を有する型内に収め、響板形状にプレス成形し、次いで
    この木材板を高温水蒸気雰囲気中で保持し、形状の固定
    化を行うことを特徴とする楽器用響板の製造方法。
  2. 【請求項2】 木材板を楽器用響板に沿う形状のキャビ
    ティを有する型内に収め、木材板を軟化しながら響板形
    状にプレス成形し、次いでこの木材板を高温水蒸気雰囲
    気中で保持し、形状の固定化を行うことを特徴とする楽
    器用響板の製造方法。
  3. 【請求項3】 木材板を煮沸または低温水蒸気処理で軟
    化した後、木材板を楽器用響板に沿う形状のキャビティ
    を有する型内に収め、響板形状にプレス成形し、次いで
    この木材板を上記キャビティ内に密封した状態で加熱
    し、形状の固定化を行うことを特徴とする楽器用響板の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 木材板を楽器用響板に沿う形状のキャビ
    ティを有する型内に収め、木材板を軟化しながら響板形
    状にプレス成形し、次いでこの木材板を上記キャビティ
    内に密封した状態で加熱し、形状の固定化を行うことを
    特徴とする楽器用響板の製造方法。
  5. 【請求項5】 木材板が幅方向に圧縮された圧縮木材板
    であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
    記載の楽器用響板の製造方法。
  6. 【請求項6】 圧縮木材板の幅方向を固定しながらプレ
    ス成形を行うことを特徴とする請求項5に記載の楽器用
    響板の製造方法。
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