JP2000349264A - 半導体ウエハの製造方法、使用方法および利用方法 - Google Patents
半導体ウエハの製造方法、使用方法および利用方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 より大量生産及び再現性に優れた半導体ウエ
ハの製造方法を得る。 【解決手段】 半導体ウエハを原材料として、半導体基
体1上に分離層4を介して単結晶半導体層5を有する第
1の部材を形成する工程と、単結晶半導体層5を分離層
4により分離して半導体ウエハからなる第2の部材2上
へ移設する移設工程と、移設工程後に、半導体基体を前
記第1及び第2の部材に用いる半導体ウエハ以外の用途
の半導体ウエハとして用いるために、半導体基体の表面
を平坦化する平坦化工程と、を含む。
ハの製造方法を得る。 【解決手段】 半導体ウエハを原材料として、半導体基
体1上に分離層4を介して単結晶半導体層5を有する第
1の部材を形成する工程と、単結晶半導体層5を分離層
4により分離して半導体ウエハからなる第2の部材2上
へ移設する移設工程と、移設工程後に、半導体基体を前
記第1及び第2の部材に用いる半導体ウエハ以外の用途
の半導体ウエハとして用いるために、半導体基体の表面
を平坦化する平坦化工程と、を含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハの製
造方法、使用方法、利用方法に関する。
造方法、使用方法、利用方法に関する。
【0002】より具体的には、マイクロプロセッサ、メ
モリ、論理回路、システムLSI、太陽電池、イメージ
センサ、発光素子、表示素子等の半導体装置の作製に用
いられる半導体ウエハ、或いは成膜時の膜厚モニター、
エッチング時のエッチング深さモニター、異物粒子(パ
ーチクル)の検出やその数の測定に用いられるパーチク
ルモニター等に用いられるモニターウエハとしての半導
体ウエハ、成膜、熱処理、ドーピング、エッチング等の
各種処理条件を整える為に処理装置内に配されて用いら
れるダミーウエハとしての半導体ウエハ、等の半導体ウ
エハの製造方法、使用方法および利用方法に関するもの
であり、特に互いに異なる用途に用いられる複数種類の
半導体ウエハの製造方法、使用方法および利用方法に関
するものである。
モリ、論理回路、システムLSI、太陽電池、イメージ
センサ、発光素子、表示素子等の半導体装置の作製に用
いられる半導体ウエハ、或いは成膜時の膜厚モニター、
エッチング時のエッチング深さモニター、異物粒子(パ
ーチクル)の検出やその数の測定に用いられるパーチク
ルモニター等に用いられるモニターウエハとしての半導
体ウエハ、成膜、熱処理、ドーピング、エッチング等の
各種処理条件を整える為に処理装置内に配されて用いら
れるダミーウエハとしての半導体ウエハ、等の半導体ウ
エハの製造方法、使用方法および利用方法に関するもの
であり、特に互いに異なる用途に用いられる複数種類の
半導体ウエハの製造方法、使用方法および利用方法に関
するものである。
【0003】
【従来の技術】半導体ウエハには、Si、GaAs、I
nP、GaN、等の各種半導体材料の層を有するウエハ
がある。とりわけ、絶縁性表面を有する支持基材上に半
導体層を有するSOIウエハ等は低消費電力且つ高速動
作が可能な半導体装置の作製に適したウエハとして注目
されている。本発明において、SOIウエハといった場
合は、絶縁物上にシリコンを有するウエハである“Sili
con on Insulator”のみならず、絶縁物上の半導体をも
含む“Semiconductor on Insulator”として使用する。
nP、GaN、等の各種半導体材料の層を有するウエハ
がある。とりわけ、絶縁性表面を有する支持基材上に半
導体層を有するSOIウエハ等は低消費電力且つ高速動
作が可能な半導体装置の作製に適したウエハとして注目
されている。本発明において、SOIウエハといった場
合は、絶縁物上にシリコンを有するウエハである“Sili
con on Insulator”のみならず、絶縁物上の半導体をも
含む“Semiconductor on Insulator”として使用する。
【0004】SOIウエハには、酸素イオン注入工程と
熱処理工程により作製されるSIMOXウエハや、特開
平5−211128号公報や米国特許第5、374、5
64号、特開平10−200080号公報等に記載の水
素イオン注入工程と剥離工程による貼り合わせウエハ
や、国際公開公報のWO98/52216号記載のプラ
ズマ浸漬イオン注入工程(PIII;plasma immersion
ion implantation)を用いた貼り合わせウエハ等が知
られている。そして、より優れたSOIウエハの作製方
法として、エピタキシャル層を別の支持基材上に移設す
る方法が、特許第2608351号公報や米国特許第5
371037号等にて提案されている。
熱処理工程により作製されるSIMOXウエハや、特開
平5−211128号公報や米国特許第5、374、5
64号、特開平10−200080号公報等に記載の水
素イオン注入工程と剥離工程による貼り合わせウエハ
や、国際公開公報のWO98/52216号記載のプラ
ズマ浸漬イオン注入工程(PIII;plasma immersion
ion implantation)を用いた貼り合わせウエハ等が知
られている。そして、より優れたSOIウエハの作製方
法として、エピタキシャル層を別の支持基材上に移設す
る方法が、特許第2608351号公報や米国特許第5
371037号等にて提案されている。
【0005】さらに特開平7−302889号公報(米
国特許5856229号)には、改良されたエピタキシ
ャル層移設法が提案されている。
国特許5856229号)には、改良されたエピタキシ
ャル層移設法が提案されている。
【0006】図17は、従来のエピタキシャル層移設法
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【0007】先ず、図17(A)に示すように、半導体
ウエハ(プライムウエハ、ボンドウエハ、デバイスウエ
ハ、シードウエハ等と呼ばれることもある。)としてS
iウエハ1を用意し、その表層を陽極化成により多孔質
化して多孔質層4を形成する。
ウエハ(プライムウエハ、ボンドウエハ、デバイスウエ
ハ、シードウエハ等と呼ばれることもある。)としてS
iウエハ1を用意し、その表層を陽極化成により多孔質
化して多孔質層4を形成する。
【0008】次に図17(B)に示すように、CVD法
等により多孔質層4上に非多孔質単結晶半導体層5をエ
ピタキシャル成長させる。
等により多孔質層4上に非多孔質単結晶半導体層5をエ
ピタキシャル成長させる。
【0009】さらに図17(C)に示すように、エピタ
キシャル層(非多孔質単結晶半導体層)の表面を酸化し
て絶縁層6を形成する。別に用意した他の半導体ウエハ
2(又は石英ガラス等)の表面に上記絶縁層6を接触さ
せ貼り合わせる。こうしてエピタキシャル層5を内側に
有する多層構造体が得られる。
キシャル層(非多孔質単結晶半導体層)の表面を酸化し
て絶縁層6を形成する。別に用意した他の半導体ウエハ
2(又は石英ガラス等)の表面に上記絶縁層6を接触さ
せ貼り合わせる。こうしてエピタキシャル層5を内側に
有する多層構造体が得られる。
【0010】図17(D)に示すように、この多層構造
体の側面に楔を打ち込んだり、多層構造体を加熱するな
どして、多層構造体を分離する外力なり内部応力なりを
加えると、多層構造体は、多孔質層部分を境にして2分
される(図17の41、42は分離された多孔質層を示
す。)。
体の側面に楔を打ち込んだり、多層構造体を加熱するな
どして、多層構造体を分離する外力なり内部応力なりを
加えると、多層構造体は、多孔質層部分を境にして2分
される(図17の41、42は分離された多孔質層を示
す。)。
【0011】上記他の半導体ウエハ2(ハンドルウエ
ハ、ベースウエハ等と呼ばれることもある)上に移設さ
れたエピタキシャル層5の表面上に残留する多孔質層4
2をフッ酸と過酸化水素水との混合液によりウエットエ
ッチング等して除去する。そして、図17(E)に示す
ように、水素アニール等にエピタキシャル層の露出面を
平滑化すると、優れた特性のSOIウエハが出来あが
る。
ハ、ベースウエハ等と呼ばれることもある)上に移設さ
れたエピタキシャル層5の表面上に残留する多孔質層4
2をフッ酸と過酸化水素水との混合液によりウエットエ
ッチング等して除去する。そして、図17(E)に示す
ように、水素アニール等にエピタキシャル層の露出面を
平滑化すると、優れた特性のSOIウエハが出来あが
る。
【0012】一方、剥離されたSiウエハ1は、未だ薄
い円盤形状を維持しているので、その分離面上に残留す
る多孔質層を上述した混合液等でウエットエッチング等
により除去すれば再び図17(A)のSiウエハ1とし
て、もう1枚のSOIウエハを作製する為に使用でき
る。或いは図17(B)の半導体ウエハ2としてもう1
枚のSOIウエハを作製する為に使用することもでき
る。
い円盤形状を維持しているので、その分離面上に残留す
る多孔質層を上述した混合液等でウエットエッチング等
により除去すれば再び図17(A)のSiウエハ1とし
て、もう1枚のSOIウエハを作製する為に使用でき
る。或いは図17(B)の半導体ウエハ2としてもう1
枚のSOIウエハを作製する為に使用することもでき
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、上記
の特開平7−302889号公報には、剥離されたSi
ウエハを図17(A)のSiウエハ1又は図17(B)
の半導体ウエハ2として用いることが示されている。
の特開平7−302889号公報には、剥離されたSi
ウエハを図17(A)のSiウエハ1又は図17(B)
の半導体ウエハ2として用いることが示されている。
【0014】しかしながら上述した方法には、解決すべ
き課題がいくつか潜在していた。
き課題がいくつか潜在していた。
【0015】例えば第1のウエハとして何度も再使用す
る場合、多孔質化と分離後の多孔質層の除去の為、第1
のウエハは再使用のたびに厚みが減少してしまい、多孔
質化工程のように、ウエハ厚さに多少なりとも依存する
処理工程を再び通すには、各種処理条件の設定や調整に
手間がかかる場合も想定される。また、多層構造体を形
成した場合、第1のウエハ厚さ等、各層の厚さに、多層
構造体の反り具合が過敏に影響を受けることがある。こ
の点からも厚さのばらつきを抑えることは大切である。
る場合、多孔質化と分離後の多孔質層の除去の為、第1
のウエハは再使用のたびに厚みが減少してしまい、多孔
質化工程のように、ウエハ厚さに多少なりとも依存する
処理工程を再び通すには、各種処理条件の設定や調整に
手間がかかる場合も想定される。また、多層構造体を形
成した場合、第1のウエハ厚さ等、各層の厚さに、多層
構造体の反り具合が過敏に影響を受けることがある。こ
の点からも厚さのばらつきを抑えることは大切である。
【0016】或いは、分離工程等の際に生じたダメージ
が、その後の多孔質化工程等に悪影響を及ぼし、同じ特
性のSOIウエハを製造する能力即ち製造再現性が不十
分である場合も想定される。
が、その後の多孔質化工程等に悪影響を及ぼし、同じ特
性のSOIウエハを製造する能力即ち製造再現性が不十
分である場合も想定される。
【0017】また、SOIウエハの製造工程は、バルク
ウエハの製造工程に比べて遥かに工程が複雑であるた
め、ウエハの製造歩留まりも低い場合が多い。よって、
再使用可能になった第1のウエハを、第1又は第2のウ
エハとして、再びSOIウエハの製造に再使用したとし
ても、それが商業上使用可能な水準の良品に必ずなると
は限らない。
ウエハの製造工程に比べて遥かに工程が複雑であるた
め、ウエハの製造歩留まりも低い場合が多い。よって、
再使用可能になった第1のウエハを、第1又は第2のウ
エハとして、再びSOIウエハの製造に再使用したとし
ても、それが商業上使用可能な水準の良品に必ずなると
は限らない。
【0018】即ち、従来の再使用法は、ある一枚のSO
Iウエハの製造工程を経て得られた、再使用可能な第1
のウエハを、再び同じSOIウエハの製造工程に使用す
ることしか考えていなかったため、良品のウエハとして
商業的に市場に出る確率はそうは高くはなかったのであ
る。
Iウエハの製造工程を経て得られた、再使用可能な第1
のウエハを、再び同じSOIウエハの製造工程に使用す
ることしか考えていなかったため、良品のウエハとして
商業的に市場に出る確率はそうは高くはなかったのであ
る。
【0019】これでは、廃棄物の発生を低減し資源の有
効利用が望まれる近未来の産業には馴染まないことにな
ってしまう。
効利用が望まれる近未来の産業には馴染まないことにな
ってしまう。
【0020】本発明の目的は、大量生産及び再現性に優
れた半導体ウエハの製造方法を提供することにある。
れた半導体ウエハの製造方法を提供することにある。
【0021】本発明の別の目的は、さらに半導体ウエハ
の利用効率を高め、市場に出回るウエハの数を減らすこ
となく、良質のSOIウエハを提供できる半導体ウエハ
の製造方法を提供することにある。
の利用効率を高め、市場に出回るウエハの数を減らすこ
となく、良質のSOIウエハを提供できる半導体ウエハ
の製造方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体ウエ
ハの製造方法は、半導体基体上に半導体層を有する第1
の部材を用意する工程と、前記半導体層を前記第1の部
材から分離して第2の部材上へ移設する移設工程と、前
記移設工程後に、前記半導体基体を前記第1及び第2の
部材の形成に用いられる半導体ウエハ以外の用途の半導
体ウエハとして用いるために、前記半導体基体の表面を
平坦化する平坦化工程と、を含むことを特徴とする。
ハの製造方法は、半導体基体上に半導体層を有する第1
の部材を用意する工程と、前記半導体層を前記第1の部
材から分離して第2の部材上へ移設する移設工程と、前
記移設工程後に、前記半導体基体を前記第1及び第2の
部材の形成に用いられる半導体ウエハ以外の用途の半導
体ウエハとして用いるために、前記半導体基体の表面を
平坦化する平坦化工程と、を含むことを特徴とする。
【0023】また、本発明に係る半導体ウエハの製造方
法は、半導体基体上に分離層を介して半導体層を有する
第1の部材を用意する工程と、前記半導体層を前記分離
層により分離して第2の部材上へ移設する移設工程と、
前記移設工程後に、前記半導体基体を前記第1及び第2
の部材の形成に用いられる半導体ウエハ以外の用途の半
導体ウエハとして用いるために、前記半導体基体の表面
を平坦化する平坦化工程と、を含むことを特徴とする。
法は、半導体基体上に分離層を介して半導体層を有する
第1の部材を用意する工程と、前記半導体層を前記分離
層により分離して第2の部材上へ移設する移設工程と、
前記移設工程後に、前記半導体基体を前記第1及び第2
の部材の形成に用いられる半導体ウエハ以外の用途の半
導体ウエハとして用いるために、前記半導体基体の表面
を平坦化する平坦化工程と、を含むことを特徴とする。
【0024】また、本発明に係る半導体ウエハの製造方
法は、P型半導体基体上に半導体層を有する第1の部材
を形成する工程と、前記半導体層を前記第1の部材から
分離して第2の部材上へ移設して第1の半導体ウエハを
形成する工程と、前記半導体層が分離された前記P型半
導体基体上に前記P型半導体基体よりもP型導電性を規
定する不純物濃度の低い低濃度P型半導体層をエピタキ
シャル成長させて第2の半導体ウエハを形成する工程
と、を含むことを特徴とする。
法は、P型半導体基体上に半導体層を有する第1の部材
を形成する工程と、前記半導体層を前記第1の部材から
分離して第2の部材上へ移設して第1の半導体ウエハを
形成する工程と、前記半導体層が分離された前記P型半
導体基体上に前記P型半導体基体よりもP型導電性を規
定する不純物濃度の低い低濃度P型半導体層をエピタキ
シャル成長させて第2の半導体ウエハを形成する工程
と、を含むことを特徴とする。
【0025】また、本発明に係る半導体ウエハの製造方
法は、P型半導体基体上に分離層を介して半導体層を有
する第1の部材を用意する工程と、前記半導体層を前記
分離層により分離して第2の部材上へ移設して第1の半
導体ウエハを形成する工程と、前記分離層により分離さ
れた前記P型半導体基体上に前記P型半導体基体よりも
P型導電性を規定する不純物濃度の低い低濃度P型半導
体層をエピタキシャル成長させて第2の半導体ウエハを
形成する工程と、を含むことを特徴とする。
法は、P型半導体基体上に分離層を介して半導体層を有
する第1の部材を用意する工程と、前記半導体層を前記
分離層により分離して第2の部材上へ移設して第1の半
導体ウエハを形成する工程と、前記分離層により分離さ
れた前記P型半導体基体上に前記P型半導体基体よりも
P型導電性を規定する不純物濃度の低い低濃度P型半導
体層をエピタキシャル成長させて第2の半導体ウエハを
形成する工程と、を含むことを特徴とする。
【0026】また、本発明に係る半導体ウエハの製造方
法は、P型半導体基体の内部に分離層を形成し、該分離
層上に半導体層を有する第1の部材を形成する工程と、
前記半導体層を前記分離層により分離して第2の部材上
へ移設して第1の半導体ウエハを形成する工程と、前記
分離層により分離された前記P型半導体基体上に前記P
型半導体基体よりもP型導電性を規定する不純物濃度の
低い低濃度P型半導体層をエピタキシャル成長させて第
2の半導体ウエハを形成する工程と、を含むことを特徴
とする。
法は、P型半導体基体の内部に分離層を形成し、該分離
層上に半導体層を有する第1の部材を形成する工程と、
前記半導体層を前記分離層により分離して第2の部材上
へ移設して第1の半導体ウエハを形成する工程と、前記
分離層により分離された前記P型半導体基体上に前記P
型半導体基体よりもP型導電性を規定する不純物濃度の
低い低濃度P型半導体層をエピタキシャル成長させて第
2の半導体ウエハを形成する工程と、を含むことを特徴
とする。
【0027】また、本発明に係る半導体ウエハの製造方
法は、P型シリコン基板上に分離層を介して半導体層を
有する第1の部材を用意する工程、該第1の部材と第2
の部材とを貼り合わせ、多層構造体を形成する工程、該
多層構造体を酸化性雰囲気で熱処理する工程、該多層構
造体を分離層で分離し、該第2の部材上に該半導体層を
移設して第1の半導体ウエハを形成する工程、及び該多
層構造体から分離された該P型シリコン基板上に、該P
型シリコン基板よりもP型の導電性を規定する不純物濃
度が低い低濃度P型半導体層をエピタキシャル成長させ
第2の半導体ウエハを形成する工程、とを含むことを特
徴とする。
法は、P型シリコン基板上に分離層を介して半導体層を
有する第1の部材を用意する工程、該第1の部材と第2
の部材とを貼り合わせ、多層構造体を形成する工程、該
多層構造体を酸化性雰囲気で熱処理する工程、該多層構
造体を分離層で分離し、該第2の部材上に該半導体層を
移設して第1の半導体ウエハを形成する工程、及び該多
層構造体から分離された該P型シリコン基板上に、該P
型シリコン基板よりもP型の導電性を規定する不純物濃
度が低い低濃度P型半導体層をエピタキシャル成長させ
第2の半導体ウエハを形成する工程、とを含むことを特
徴とする。
【0028】また、本発明に係る半導体ウエハの製造方
法は、P型半導体基体上に、少なくとも、前記P型半導
体基体よりもP型導電性を規定する不純物濃度の低いエ
ピタキシャル半導体層からなる第1の半導体層、分離
層、及び第2の半導体層を前記P型半導体基体側から、
この順に有する第1の部材を用意する工程と、前記第2
の半導体層を前記分離層により分離する分離工程により
第2の部材上へ移設して第1の半導体ウエハとし、前記
分離層により分離された、前記第1の半導体層を有する
前記P型半導体基体を第2の半導体ウエハとする工程
と、を含むことを特徴とする。
法は、P型半導体基体上に、少なくとも、前記P型半導
体基体よりもP型導電性を規定する不純物濃度の低いエ
ピタキシャル半導体層からなる第1の半導体層、分離
層、及び第2の半導体層を前記P型半導体基体側から、
この順に有する第1の部材を用意する工程と、前記第2
の半導体層を前記分離層により分離する分離工程により
第2の部材上へ移設して第1の半導体ウエハとし、前記
分離層により分離された、前記第1の半導体層を有する
前記P型半導体基体を第2の半導体ウエハとする工程
と、を含むことを特徴とする。
【0029】また、本発明に係る半導体ウエハの製造方
法は、P型半導体基体上に、少なくとも、前記P型半導
体基体よりもP型導電性を規定する不純物濃度の低いエ
ピタキシャル半導体層からなる第1の半導体層、前記第
1の半導体層よりもP型導電性を規定する不純物濃度の
高いエピタキシャル半導体層からなる第2の半導体層を
前記P型半導体基体側からこの順で形成し、前記第2の
半導体層と前記第1の半導体層の途中までとを多孔質化
し、多孔質化された前記第2の半導体層上に第3の半導
体層を形成して第1の部材を形成する工程と、前記第3
の半導体層を第2の部材上へ移設して第1の半導体ウエ
ハとし、前記第1の半導体層を有する前記P型半導体基
体を第2の半導体ウエハとする工程と、を含むことを特
徴とする。
法は、P型半導体基体上に、少なくとも、前記P型半導
体基体よりもP型導電性を規定する不純物濃度の低いエ
ピタキシャル半導体層からなる第1の半導体層、前記第
1の半導体層よりもP型導電性を規定する不純物濃度の
高いエピタキシャル半導体層からなる第2の半導体層を
前記P型半導体基体側からこの順で形成し、前記第2の
半導体層と前記第1の半導体層の途中までとを多孔質化
し、多孔質化された前記第2の半導体層上に第3の半導
体層を形成して第1の部材を形成する工程と、前記第3
の半導体層を第2の部材上へ移設して第1の半導体ウエ
ハとし、前記第1の半導体層を有する前記P型半導体基
体を第2の半導体ウエハとする工程と、を含むことを特
徴とする。
【0030】また、本発明に係る半導体ウエハの利用方
法は、貼り合わせSOI基板の作製に用いられたシード
ウエハを用意し、前記シードウエハの少なくとも一方の
表面を平坦化処理した後、貼り合わせSOI基板の作製
に再度用いることなく半導体ウエハとして販売すること
を特徴とする。
法は、貼り合わせSOI基板の作製に用いられたシード
ウエハを用意し、前記シードウエハの少なくとも一方の
表面を平坦化処理した後、貼り合わせSOI基板の作製
に再度用いることなく半導体ウエハとして販売すること
を特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の基本的な実施の
形態による半導体ウエハの製造方法のフローチャートを
示す。
形態による半導体ウエハの製造方法のフローチャートを
示す。
【0032】先ず、図1の工程S1のように、第1のウ
エハとして半導体ウエハを用意する。半導体ウエハとし
ては、SOIウエハ、非SOIウエハを問わず用いるこ
とができるが、特にCZウエハ、FZウエハ、エピタキ
シャルウエハ、水素アニールされたウエハ等の非SOI
ウエハが好ましく用いられる。なお、CZウエハ、FZ
ウエハとはそれぞれ、チョクラルスキー法、フローティ
ングゾーン法により作製されたウエハである。
エハとして半導体ウエハを用意する。半導体ウエハとし
ては、SOIウエハ、非SOIウエハを問わず用いるこ
とができるが、特にCZウエハ、FZウエハ、エピタキ
シャルウエハ、水素アニールされたウエハ等の非SOI
ウエハが好ましく用いられる。なお、CZウエハ、FZ
ウエハとはそれぞれ、チョクラルスキー法、フローティ
ングゾーン法により作製されたウエハである。
【0033】次に、工程S2のように、半導体ウエハに
分離層を形成して、半導体基体上に分離層を介して単結
晶半導体層を有する第1の部材を形成する。分離層の形
成方法は大別すると2つ有り、一つは、多孔質層を形成
した後その表面に非多孔質層を形成する方法である。非
多孔質層は多孔質層上にエピタキシャル成長させる方
法、多孔質層の表面を水素を含む還元性雰囲気で熱処理
して形成する方法などがある。
分離層を形成して、半導体基体上に分離層を介して単結
晶半導体層を有する第1の部材を形成する。分離層の形
成方法は大別すると2つ有り、一つは、多孔質層を形成
した後その表面に非多孔質層を形成する方法である。非
多孔質層は多孔質層上にエピタキシャル成長させる方
法、多孔質層の表面を水素を含む還元性雰囲気で熱処理
して形成する方法などがある。
【0034】もう一つは、水素イオン、希ガスイオン、
窒素イオン等の元素の少なくとも1種を第1のウエハに
注入して微少空隙(この微少空隙は、マイクロバブルと
呼ばれるガス状のものを含んでいる)を含む層或いはそ
の後の熱処理により微少空隙を生じうる潜在的微少空隙
を含む層を第1のウエハの表面より所定の深さの位置に
形成する方法である。
窒素イオン等の元素の少なくとも1種を第1のウエハに
注入して微少空隙(この微少空隙は、マイクロバブルと
呼ばれるガス状のものを含んでいる)を含む層或いはそ
の後の熱処理により微少空隙を生じうる潜在的微少空隙
を含む層を第1のウエハの表面より所定の深さの位置に
形成する方法である。
【0035】いずれの場合も、分離層形成前に半導体ウ
エハ表面上に所定の厚さをもつ単結晶半導体層を形成し
ておき、その層の内部に分離層を形成してもよい。
エハ表面上に所定の厚さをもつ単結晶半導体層を形成し
ておき、その層の内部に分離層を形成してもよい。
【0036】分離層上の層としては、単結晶半導体層、
多結晶半導体層、非晶質半導体層等から選択される。具
体的には、Si、Ge、SiGe、SiC、C、GaA
s、AlGaAs、InGaAs、InP、InAs等
である。さらにこれら半導体層の表面に、熱酸化、CV
D、スパッタリング、等により酸化シリコン、窒化シリ
コン、窒化酸化シリコン等の絶縁層を形成してもよい。
多結晶半導体層、非晶質半導体層等から選択される。具
体的には、Si、Ge、SiGe、SiC、C、GaA
s、AlGaAs、InGaAs、InP、InAs等
である。さらにこれら半導体層の表面に、熱酸化、CV
D、スパッタリング、等により酸化シリコン、窒化シリ
コン、窒化酸化シリコン等の絶縁層を形成してもよい。
【0037】分離層を予め形成しない場合には、後述す
るように多層構造体を形成したのち適当な位置で切断す
ればよい。あるいは、応力の生ずる界面を作成すれば、
その界面で分離することになる。すなわち、工程S1→
工程S3→工程S4という工程を経てもよい。
るように多層構造体を形成したのち適当な位置で切断す
ればよい。あるいは、応力の生ずる界面を作成すれば、
その界面で分離することになる。すなわち、工程S1→
工程S3→工程S4という工程を経てもよい。
【0038】その後、工程S3では、分離層が形成され
た半導体ウエハに支持基材(第2の部材)となる部分を
形成し多層構造体を形成する。この支持基材となる部分
の形成方法は、大別すると2つ有り、一つは別に用意し
た第2のウエハを分離層が形成された第1のウエハに貼
り合わせる方法である。もう一つは多結晶シリコンのよ
うな材料を第1のウエハ上に比較的厚めに堆積すること
で支持基材を形成する方法である。第2のウエハとして
は、CZウエハ、FZウエハ、エピタキシャルウエハ、
水素アニールされたウエハ等、第1の半導体基体と同じ
構造のウエハを用いることができる。そして、これらの
ウエハの半導体表面に直接第1のウエハを貼り合わせて
もよいし、間に絶縁層及び/又は接着層を介して貼り合
わせてもよい。或いは第2のウエハの代わりに、石英ガ
ラス、プラスチック等の絶縁性透明基材や、フレキシブ
ルなフィルム、アルミニウム、ステンレス鋼等の金属か
らなる導電性基材や、セラミック等も用いることがで
き、これらに直接或いは間に絶縁層及び/又は接着層を
介して第1のウエハを貼り合わせてもよい。
た半導体ウエハに支持基材(第2の部材)となる部分を
形成し多層構造体を形成する。この支持基材となる部分
の形成方法は、大別すると2つ有り、一つは別に用意し
た第2のウエハを分離層が形成された第1のウエハに貼
り合わせる方法である。もう一つは多結晶シリコンのよ
うな材料を第1のウエハ上に比較的厚めに堆積すること
で支持基材を形成する方法である。第2のウエハとして
は、CZウエハ、FZウエハ、エピタキシャルウエハ、
水素アニールされたウエハ等、第1の半導体基体と同じ
構造のウエハを用いることができる。そして、これらの
ウエハの半導体表面に直接第1のウエハを貼り合わせて
もよいし、間に絶縁層及び/又は接着層を介して貼り合
わせてもよい。或いは第2のウエハの代わりに、石英ガ
ラス、プラスチック等の絶縁性透明基材や、フレキシブ
ルなフィルム、アルミニウム、ステンレス鋼等の金属か
らなる導電性基材や、セラミック等も用いることがで
き、これらに直接或いは間に絶縁層及び/又は接着層を
介して第1のウエハを貼り合わせてもよい。
【0039】次いで、工程S4では分離層において、多
層構造体を分離する。分離の方法は大別すると2種類あ
る。一つは、多層構造体を外部から加熱したり、多層構
造体に光を照射して光吸収させたりすることにより、多
層構造体内部に分離の為のエネルギーを発生させる方法
である。具体的には、水素イオン、希ガスイオン、窒素
イオン等を第1のウエハの所定の深さの位置に打ち込ん
で形成された微少空隙を含む層或いは潜在的微少空隙を
含む層は、熱エネルギーを受けることにより、その微少
空隙が増大しつつ、密度が減少する。これにより、該層
において多層構造体の剥離現象が生じる。これが、多層
構造体内部に分離のためのエネルギーを発生させる方法
である。或いは、加熱処理により分離層及び/又はその
近傍を側面側から酸化して酸化膜成長による応力を利用
して分離する方法等であってもよい。なお、上記熱エネ
ルギーとしては、300℃〜800℃の熱処理、好まし
くは、400℃〜600℃の熱処理である。
層構造体を分離する。分離の方法は大別すると2種類あ
る。一つは、多層構造体を外部から加熱したり、多層構
造体に光を照射して光吸収させたりすることにより、多
層構造体内部に分離の為のエネルギーを発生させる方法
である。具体的には、水素イオン、希ガスイオン、窒素
イオン等を第1のウエハの所定の深さの位置に打ち込ん
で形成された微少空隙を含む層或いは潜在的微少空隙を
含む層は、熱エネルギーを受けることにより、その微少
空隙が増大しつつ、密度が減少する。これにより、該層
において多層構造体の剥離現象が生じる。これが、多層
構造体内部に分離のためのエネルギーを発生させる方法
である。或いは、加熱処理により分離層及び/又はその
近傍を側面側から酸化して酸化膜成長による応力を利用
して分離する方法等であってもよい。なお、上記熱エネ
ルギーとしては、300℃〜800℃の熱処理、好まし
くは、400℃〜600℃の熱処理である。
【0040】もう一つは、分離の為のエネルギーを外部
から直接多層構造体に与える方法である。具体的には、
多層構造体の側面に楔を挿入して剥離する方法、多層構
造体の側面に液体及び/又は気体からなる流体を吹き付
けて剥離する方法、多層構造体の表面及び裏面に互いに
反対向きの張力を加えて剥離する方法、多層構造体の表
面及び裏面に互いに反対向きの押圧力を加えて分離層を
破壊して剥離する方法、多層構造体の側面にせん断力を
加えて分離層を破壊して剥離する方法、内周刃やワイヤ
ーソーを用いてスライスする方法、超音波振動を与えて
分離層を破壊する方法などである。
から直接多層構造体に与える方法である。具体的には、
多層構造体の側面に楔を挿入して剥離する方法、多層構
造体の側面に液体及び/又は気体からなる流体を吹き付
けて剥離する方法、多層構造体の表面及び裏面に互いに
反対向きの張力を加えて剥離する方法、多層構造体の表
面及び裏面に互いに反対向きの押圧力を加えて分離層を
破壊して剥離する方法、多層構造体の側面にせん断力を
加えて分離層を破壊して剥離する方法、内周刃やワイヤ
ーソーを用いてスライスする方法、超音波振動を与えて
分離層を破壊する方法などである。
【0041】また使用する流体としては、水にかぎら
ず、水を使用せずアルコールなどの有機溶媒やフッ酸、
硝酸などの酸あるいは水酸化カリウムなどのアルカリそ
の他の分離領域を選択的にエッチングする作用のある液
体なども使用可能である。さらに流体として空気、窒素
ガス、炭酸ガス、希ガスなどの気体を用いても良い。分
離領域に対してエッチング作用を持つガスやプラズマを
用いることもできる。水をジェット流として用いる場合
は、不純物金属やパーティクル等の極力除去した純水、
超純水などの純度の高い水を使用することが望ましい
が、分離工程を完全低温プロセスで行えばウォータージ
ェットによる分離後に洗浄して除去することも充分可能
である。
ず、水を使用せずアルコールなどの有機溶媒やフッ酸、
硝酸などの酸あるいは水酸化カリウムなどのアルカリそ
の他の分離領域を選択的にエッチングする作用のある液
体なども使用可能である。さらに流体として空気、窒素
ガス、炭酸ガス、希ガスなどの気体を用いても良い。分
離領域に対してエッチング作用を持つガスやプラズマを
用いることもできる。水をジェット流として用いる場合
は、不純物金属やパーティクル等の極力除去した純水、
超純水などの純度の高い水を使用することが望ましい
が、分離工程を完全低温プロセスで行えばウォータージ
ェットによる分離後に洗浄して除去することも充分可能
である。
【0042】勿論、上述した様々な分離方法を組み合わ
せて併用してもよい。
せて併用してもよい。
【0043】こうして得られた一方のウエハはSOIウ
エハ等の付加価値の大変高いウエハとなり、これを用い
て半導体装置を作製する。作製された半導体装置は低消
費電力、高速動作可能な優れた半導体装置となる(工程
S5)。
エハ等の付加価値の大変高いウエハとなり、これを用い
て半導体装置を作製する。作製された半導体装置は低消
費電力、高速動作可能な優れた半導体装置となる(工程
S5)。
【0044】一方、分離された第1のウエハ(半導体基
体)は、再び上記工程における第1のウエハ或いは第2
のウエハとして利用するのではなく、表面を平坦化(平
滑化)して非SOIウエハとして用い、これを利用して
通常の半導体装置を作製する。或いは、モニターウエハ
やダミーウエハに転用することもできる(工程S6)。
また、特開平8−213645号公報や特開平10−2
33352号公報や特開平10−270361号公報に
開示のプロセスを経てソーラーセルの作製に転用するこ
ともできる。
体)は、再び上記工程における第1のウエハ或いは第2
のウエハとして利用するのではなく、表面を平坦化(平
滑化)して非SOIウエハとして用い、これを利用して
通常の半導体装置を作製する。或いは、モニターウエハ
やダミーウエハに転用することもできる(工程S6)。
また、特開平8−213645号公報や特開平10−2
33352号公報や特開平10−270361号公報に
開示のプロセスを経てソーラーセルの作製に転用するこ
ともできる。
【0045】表面平坦化の為には、研磨、研削、エッチ
ング、熱処理などの少なくとも一つを分離された第1の
ウエハに施せばよい。とりわけ、水素を含む還元性雰囲
気中で分離された第1のウエハを熱処理する方法(水素
アニール)は、ウエハ厚の減少を抑制しつつ表面平坦化
が可能となること、同時に分離後のウエハ表層に含まれ
ているボロン等の不純物を外方拡散させ不純物濃度を低
下させうること、からより好ましい方法である。
ング、熱処理などの少なくとも一つを分離された第1の
ウエハに施せばよい。とりわけ、水素を含む還元性雰囲
気中で分離された第1のウエハを熱処理する方法(水素
アニール)は、ウエハ厚の減少を抑制しつつ表面平坦化
が可能となること、同時に分離後のウエハ表層に含まれ
ているボロン等の不純物を外方拡散させ不純物濃度を低
下させうること、からより好ましい方法である。
【0046】水素アニールに好適な温度は、300℃以
上、ウエハ構成材料の融点以下であるが、単結晶シリコ
ンのウエハに適用する場合には温度の下限は800℃、
より好ましくは1000℃であり、温度の上限はシリコ
ンの融点、より好ましくは1400℃、更に好ましくは
1200℃である。
上、ウエハ構成材料の融点以下であるが、単結晶シリコ
ンのウエハに適用する場合には温度の下限は800℃、
より好ましくは1000℃であり、温度の上限はシリコ
ンの融点、より好ましくは1400℃、更に好ましくは
1200℃である。
【0047】水素アニールに好適な還元性雰囲気の圧力
は、加圧、大気圧、減圧いずれでもよいが、大気圧以
下、3.9×10-4 Pa以上、より好ましくは大気圧
以下、1.3Pa以上である。
は、加圧、大気圧、減圧いずれでもよいが、大気圧以
下、3.9×10-4 Pa以上、より好ましくは大気圧
以下、1.3Pa以上である。
【0048】水素アニールに好適な処理時間は、必要な
特性に応じて適宜選択されるものであるため特に制限は
ないが、1分〜10時間程度が現実的な範囲である。
特性に応じて適宜選択されるものであるため特に制限は
ないが、1分〜10時間程度が現実的な範囲である。
【0049】水素を含む還元性雰囲気を提供する為のガ
スは、100%水素、水素と不活性ガスの混合ガスを用
いることができる。
スは、100%水素、水素と不活性ガスの混合ガスを用
いることができる。
【0050】このような水素アニールを経て得られた剥
離後の第1のウエハは、市販の水素アニール処理された
ウエハと同じ水準であり、LSI等の半導体装置の作製
に好適なものとなる。
離後の第1のウエハは、市販の水素アニール処理された
ウエハと同じ水準であり、LSI等の半導体装置の作製
に好適なものとなる。
【0051】研磨による平滑化も非常に優れた方法であ
る。表面異常が生じても、研磨によりほとんど除去でき
る。この研磨は、SOI層の表面研磨と異なり、その均
一性については、それほど厳しい要求は受けない。通常
のSiウエハの研磨と同様の方法により行なうことがで
き、量産性に優れている。ただし、ウエハ厚は、研磨さ
れた分だけ減少するので、その点に関しては、水素アニ
ールが優れている。
る。表面異常が生じても、研磨によりほとんど除去でき
る。この研磨は、SOI層の表面研磨と異なり、その均
一性については、それほど厳しい要求は受けない。通常
のSiウエハの研磨と同様の方法により行なうことがで
き、量産性に優れている。ただし、ウエハ厚は、研磨さ
れた分だけ減少するので、その点に関しては、水素アニ
ールが優れている。
【0052】研磨方法として、化学的機械的研磨(CM
P)も好ましいものである。
P)も好ましいものである。
【0053】CMPを行なう際の、研磨剤としては、シ
リカガラス(borosilicate glass)、二酸化チタン、窒
化チタン、酸化アルミニウム、硝酸鉄(iron nitrat
e)、酸化セリウム、コロイダルシリカ、窒化シリコ
ン、炭化シリコン、グラファイト、ダイアモンドなどの
研磨粒、あるいはこれら研磨粒とH2 O2 やKIO3 な
どの酸化剤やNaOH、KOH等のアルカリ溶液を混合
した砥粒液を用いることができる。
リカガラス(borosilicate glass)、二酸化チタン、窒
化チタン、酸化アルミニウム、硝酸鉄(iron nitrat
e)、酸化セリウム、コロイダルシリカ、窒化シリコ
ン、炭化シリコン、グラファイト、ダイアモンドなどの
研磨粒、あるいはこれら研磨粒とH2 O2 やKIO3 な
どの酸化剤やNaOH、KOH等のアルカリ溶液を混合
した砥粒液を用いることができる。
【0054】なお、平坦化、あるいは平滑化工程は省略
することもできる。もちろん、研磨する場合には、鏡面
研磨を行ったり、一方の面だけでなく、両方の面を鏡面
研磨してもよい。
することもできる。もちろん、研磨する場合には、鏡面
研磨を行ったり、一方の面だけでなく、両方の面を鏡面
研磨してもよい。
【0055】本発明において、特に第1のウエハとして
P型半導体ウエハを用いると、図2に示すように、分離
工程S4によりSOIウエハ等の第1の半導体ウエハが
作成される(工程S5)とともに、分離されたP型半導
体ウエハを平坦化し、表面にP-層又はN層等をエピタ
キシャル成長させて(工程S6)、P型半導体ウエハ上
にP-層又はN層等が形成されたエピタキシャルウエハ
を作成することができる(工程S7)。とりわけ、P型
半導体ウエハとして高濃度のP型半導体ウエハを用いる
ことが好ましい。後述する様に、特にP-エピ/P+基板
の形態は現在用いられているウエハの中で最も広く用い
られているものだからである。なお、剥離後の第1のウ
エハの表面を一旦平滑化したのちエピタキシャル成長処
理を施してもよいが、研磨、エッチング、熱処理を施す
ことなく剥離後洗浄だけしてエピタキシャル成長処理を
施すこともできる。
P型半導体ウエハを用いると、図2に示すように、分離
工程S4によりSOIウエハ等の第1の半導体ウエハが
作成される(工程S5)とともに、分離されたP型半導
体ウエハを平坦化し、表面にP-層又はN層等をエピタ
キシャル成長させて(工程S6)、P型半導体ウエハ上
にP-層又はN層等が形成されたエピタキシャルウエハ
を作成することができる(工程S7)。とりわけ、P型
半導体ウエハとして高濃度のP型半導体ウエハを用いる
ことが好ましい。後述する様に、特にP-エピ/P+基板
の形態は現在用いられているウエハの中で最も広く用い
られているものだからである。なお、剥離後の第1のウ
エハの表面を一旦平滑化したのちエピタキシャル成長処
理を施してもよいが、研磨、エッチング、熱処理を施す
ことなく剥離後洗浄だけしてエピタキシャル成長処理を
施すこともできる。
【0056】また第1のウエハとして高濃度P型半導体
ウエハ上にエピタキシャル半導体層が形成されたものを
用いると、図3に示すように、分離工程S4によりSO
Iウエハ等の第1の半導体ウエハが作成される(工程S
5)とともに、分離位置によっては分離された高濃度P
型半導体ウエハ上にエピタキシャル半導体層が残存して
いるので、新たにエピタキシャル成長させることなく、
エピタキシャルウエハを作成することができる(工程S
7)。たとえば、P+ 基板上にP- のエピタキシャル層
をもつエピタキシャルウエハが完成する。すなわち、エ
ピタキシャル半導体層が工程S1で形成され、その上に
分離層が形成されるので、図2のようにあらためて工程
S6でエピタキシャル半導体層を設ける必要はなくなる
のである。
ウエハ上にエピタキシャル半導体層が形成されたものを
用いると、図3に示すように、分離工程S4によりSO
Iウエハ等の第1の半導体ウエハが作成される(工程S
5)とともに、分離位置によっては分離された高濃度P
型半導体ウエハ上にエピタキシャル半導体層が残存して
いるので、新たにエピタキシャル成長させることなく、
エピタキシャルウエハを作成することができる(工程S
7)。たとえば、P+ 基板上にP- のエピタキシャル層
をもつエピタキシャルウエハが完成する。すなわち、エ
ピタキシャル半導体層が工程S1で形成され、その上に
分離層が形成されるので、図2のようにあらためて工程
S6でエピタキシャル半導体層を設ける必要はなくなる
のである。
【0057】とくに、高濃度P型半導体ウエハ上にP-
(あるいはN)型の第1の半導体層を形成し、さらにそ
の上に第2の半導体層を形成し、かつ分離位置を第1の
半導体層内部に設けることが好ましい。高濃度P型と
は、ボロン濃度でいえば、1×1017cm-3〜1×10
20cm?3、比抵抗でいえば0.001〜0.5Ω・cm
である。
(あるいはN)型の第1の半導体層を形成し、さらにそ
の上に第2の半導体層を形成し、かつ分離位置を第1の
半導体層内部に設けることが好ましい。高濃度P型と
は、ボロン濃度でいえば、1×1017cm-3〜1×10
20cm?3、比抵抗でいえば0.001〜0.5Ω・cm
である。
【0058】分離層形成のための多孔質化はN型半導体
でも条件により可能であるが、P型半導体を用いること
が望ましい。ウナガミ等は陽極化成におけるSiの溶解
反応を研究し、HF溶液中の陽極反応には正孔が必要で
あるとしている(T.ウナガミ、J.Electrochem. Soc.,v
ol.127,476(1980))。多孔質化を行なうには高濃度P型
半導体ウエハを用いるのが望ましく、その不純物濃度範
囲は、一般的には5.0×1016/cm3 〜5.0×1
020/cm3 の範囲、好ましくは、1.0×1017/c
m3 〜2.0×1020/cm3 の範囲、より好ましく
は、5.0×1017/cm3 〜1.0×1020/cm3
の範囲である。イオン注入により分離層を形成する場
合、イオン注入種としては、水素、窒素、希ガス(H
e、Ne、Arなど)などがあげられる。少なくとも1
種以上注入すればよい。
でも条件により可能であるが、P型半導体を用いること
が望ましい。ウナガミ等は陽極化成におけるSiの溶解
反応を研究し、HF溶液中の陽極反応には正孔が必要で
あるとしている(T.ウナガミ、J.Electrochem. Soc.,v
ol.127,476(1980))。多孔質化を行なうには高濃度P型
半導体ウエハを用いるのが望ましく、その不純物濃度範
囲は、一般的には5.0×1016/cm3 〜5.0×1
020/cm3 の範囲、好ましくは、1.0×1017/c
m3 〜2.0×1020/cm3 の範囲、より好ましく
は、5.0×1017/cm3 〜1.0×1020/cm3
の範囲である。イオン注入により分離層を形成する場
合、イオン注入種としては、水素、窒素、希ガス(H
e、Ne、Arなど)などがあげられる。少なくとも1
種以上注入すればよい。
【0059】エピタキシャル成長に好適な温度は、50
0℃以上、ウエハ構成材料の融点以下であるが、単結晶
シリコンのウエハに適用する場合には温度の下限は60
0℃、より好ましくは800℃であり、温度の上限はシ
リコンの融点、より好ましくは1400℃、更に好まし
くは1200℃である。
0℃以上、ウエハ構成材料の融点以下であるが、単結晶
シリコンのウエハに適用する場合には温度の下限は60
0℃、より好ましくは800℃であり、温度の上限はシ
リコンの融点、より好ましくは1400℃、更に好まし
くは1200℃である。
【0060】エピタキシャル成長をCVD法やスパッタ
リング法により行なう場合には、好適な雰囲気の圧力
は、大気圧、減圧いずれでもよいが、大気圧以下、3.
9×10-4Pa以上、より好ましくは大気圧以下、1.
3Pa以上である。
リング法により行なう場合には、好適な雰囲気の圧力
は、大気圧、減圧いずれでもよいが、大気圧以下、3.
9×10-4Pa以上、より好ましくは大気圧以下、1.
3Pa以上である。
【0061】エピタキシャル成長に好適な処理時間は、
必要な膜厚に応じて選択されるものであるため特に制限
はないが、10秒〜10時間程度が現実的な範囲であ
る。
必要な膜厚に応じて選択されるものであるため特に制限
はないが、10秒〜10時間程度が現実的な範囲であ
る。
【0062】エピタキシャル成長の際の雰囲気原料ガス
としては、SiH4 ,SiCl3 H,SiCl2 H2 ,
SiCl4 ,Si2 H6 、SiF4 等のシラン類から選
択される少なくとも一種のガス、であり、これに不純物
添加の目的でB2 H6 、BF 3 、BBr3 等のアクセプ
ター含有ガスや、PH3 、AsH3 等のドナー含有ガス
を添加してもよい。さらにはこれに加えて塩酸、塩素等
を添加してもよいし、水素や希ガスを添加してもよい。
通常、キャリアガスとしては水素ガスが用いられる。
としては、SiH4 ,SiCl3 H,SiCl2 H2 ,
SiCl4 ,Si2 H6 、SiF4 等のシラン類から選
択される少なくとも一種のガス、であり、これに不純物
添加の目的でB2 H6 、BF 3 、BBr3 等のアクセプ
ター含有ガスや、PH3 、AsH3 等のドナー含有ガス
を添加してもよい。さらにはこれに加えて塩酸、塩素等
を添加してもよいし、水素や希ガスを添加してもよい。
通常、キャリアガスとしては水素ガスが用いられる。
【0063】上記のように、本発明の一つの実施形態で
は、第1のウエハとして多孔質化を行なうときに好適な
P+ウエハを用いてSOIウエハを製造するとともに、
剥離後の第1のウエハの表面にエピタキシャル層を成長
させてエピタキシャルウエハを作製する。作製されたエ
ピタキシャルウエハはメモリー、論理回路、アナログ信
号処理回路、アナログデジタル混成回路等の集積回路の
作製或いはCCD、太陽電池等の半導体機能素子の作製
に好適である。そして、1つの製造プロセスで、SOI
ウエハ、エピタキシャルウエハの両方を製造でき、総合
的な材料コストを低減することができる。
は、第1のウエハとして多孔質化を行なうときに好適な
P+ウエハを用いてSOIウエハを製造するとともに、
剥離後の第1のウエハの表面にエピタキシャル層を成長
させてエピタキシャルウエハを作製する。作製されたエ
ピタキシャルウエハはメモリー、論理回路、アナログ信
号処理回路、アナログデジタル混成回路等の集積回路の
作製或いはCCD、太陽電池等の半導体機能素子の作製
に好適である。そして、1つの製造プロセスで、SOI
ウエハ、エピタキシャルウエハの両方を製造でき、総合
的な材料コストを低減することができる。
【0064】ここで、エピタキシャルウエハについて説
明する。
明する。
【0065】低消費電力、高速LSI技術(株式会社リ
アライズ社、p479〜483)には、デジタルノイズ
を低減する基板構造の1つとして、P- エピタキシャル
層/P+ 基板が挙げられている。
アライズ社、p479〜483)には、デジタルノイズ
を低減する基板構造の1つとして、P- エピタキシャル
層/P+ 基板が挙げられている。
【0066】またシリコンの科学(UCS半導体基盤技
術研究会編、株式会社リアライズ社)、第5章第1節に
よれば、MOSLSIをエピウエハで製造する際に、ほ
とんどがP型エピ/P+ 基板の構造で用いられている。
このようにエピウエハを用いる最も大きな要因は、ソフ
トエラーやラッチアップを改善できるという点である。
また、同第5章第4節においては、Pエピ/P+ 基板の
エピタキシャルウエハがCZのバルクSiウエハに対し
て、MOS構造の酸化膜絶縁破壊特性においてTDDB
特性が良く、基板のボロン高濃度領域による強力なゲッ
タリング効果があるとされている。
術研究会編、株式会社リアライズ社)、第5章第1節に
よれば、MOSLSIをエピウエハで製造する際に、ほ
とんどがP型エピ/P+ 基板の構造で用いられている。
このようにエピウエハを用いる最も大きな要因は、ソフ
トエラーやラッチアップを改善できるという点である。
また、同第5章第4節においては、Pエピ/P+ 基板の
エピタキシャルウエハがCZのバルクSiウエハに対し
て、MOS構造の酸化膜絶縁破壊特性においてTDDB
特性が良く、基板のボロン高濃度領域による強力なゲッ
タリング効果があるとされている。
【0067】同節では、エピタキシャルウエハの価格の
議論もされており、大口径化が進むとそれだけでエピタ
キシャルウエハとCZSiウエハとの価格差が小さくな
り、ギガビット時代へ向けて、超高品質なSi結晶が求
められていき、さらに、大口径化に伴うCZ結晶の価格
比(対エピウエハ価格)の増大によりDRAM等のMO
SLSIの高集積化によりエピタキシャルウエハの大量
使用の時代が来ている。
議論もされており、大口径化が進むとそれだけでエピタ
キシャルウエハとCZSiウエハとの価格差が小さくな
り、ギガビット時代へ向けて、超高品質なSi結晶が求
められていき、さらに、大口径化に伴うCZ結晶の価格
比(対エピウエハ価格)の増大によりDRAM等のMO
SLSIの高集積化によりエピタキシャルウエハの大量
使用の時代が来ている。
【0068】本発明のように、分離層として多孔質層を
形成する場合に望ましい高濃度P+ウエハを用い、分離
された高濃度P+ ウエハ(半導体基体)を廃棄すること
なくP- エピ用の基板として利用・転用すると、2枚の
ウエハから1枚の高品質なSOIウエハと1枚のエピタ
キシャルウエハを製造することができる。よって上記し
たようなエピタキシャルウエハの大量消費に向けて商業
的に有利な半導体生産システムを構築することができ
る。また、SOIウエハ製造用のウエハとして、常に新
品のウエハを用いることができるので、SOIウエハ製
造効率も上げることができる。
形成する場合に望ましい高濃度P+ウエハを用い、分離
された高濃度P+ ウエハ(半導体基体)を廃棄すること
なくP- エピ用の基板として利用・転用すると、2枚の
ウエハから1枚の高品質なSOIウエハと1枚のエピタ
キシャルウエハを製造することができる。よって上記し
たようなエピタキシャルウエハの大量消費に向けて商業
的に有利な半導体生産システムを構築することができ
る。また、SOIウエハ製造用のウエハとして、常に新
品のウエハを用いることができるので、SOIウエハ製
造効率も上げることができる。
【0069】第1のウエハとしてP- ウエハを用いる場
合には、エピタキシャル成長処理を施すことなく、表面
を平滑化するだけで、上述した集積回路や半導体機能素
子の作製に好適なウエハになる。勿論、集積回路や半導
体機能素子を作製するための層として、より高品質な層
が求められる場合には、平滑化された表面の更にその上
にエピタキシャル層を形成してもよい。なお、分離され
た第1のウエハ(半導体基体)を利用・転用すると、当
初のウエハとほぼ同じ値段であるいは安価に、さらに付
加価値を加えれば、より高い値段で販売できるので、商
業的に有利な半導体生産システムを構築することができ
る。
合には、エピタキシャル成長処理を施すことなく、表面
を平滑化するだけで、上述した集積回路や半導体機能素
子の作製に好適なウエハになる。勿論、集積回路や半導
体機能素子を作製するための層として、より高品質な層
が求められる場合には、平滑化された表面の更にその上
にエピタキシャル層を形成してもよい。なお、分離され
た第1のウエハ(半導体基体)を利用・転用すると、当
初のウエハとほぼ同じ値段であるいは安価に、さらに付
加価値を加えれば、より高い値段で販売できるので、商
業的に有利な半導体生産システムを構築することができ
る。
【0070】以下、図面を参照して本発明の実施の形態
につきより詳しく説明する。 (実施形態1)図4は、本発明の第1実施形態によるウ
エハの製造方法を示す工程図である。
につきより詳しく説明する。 (実施形態1)図4は、本発明の第1実施形態によるウ
エハの製造方法を示す工程図である。
【0071】先ず、図4(A)に示すように、CZシリ
コンウエハ、FZシリコンウエハ等のバルクウエハから
なる第1のウエハ1の表面を陽極化成するなどして多孔
質化して多孔質層4を形成する。
コンウエハ、FZシリコンウエハ等のバルクウエハから
なる第1のウエハ1の表面を陽極化成するなどして多孔
質化して多孔質層4を形成する。
【0072】続いて、図4(B)に示す如く、多孔質層
4上に非多孔質層5を形成して第1の部材を形成する。
非多孔質層5の形成方法としては、水素アニールにより
多孔質層4の孔を塞いで表層を非多孔質化する方法や、
エピタキシャル成長により非多孔質の単結晶層を形成す
る方法がある。そして、必要に応じて非多孔質層5の表
面を酸化するなどして、非多孔質層5の上に絶縁層6を
形成する。酸化に代えて、CVDやスパッタリング等に
より絶縁層6を形成してもよい。なお本実施形態では多
孔質層4が分離層になる。
4上に非多孔質層5を形成して第1の部材を形成する。
非多孔質層5の形成方法としては、水素アニールにより
多孔質層4の孔を塞いで表層を非多孔質化する方法や、
エピタキシャル成長により非多孔質の単結晶層を形成す
る方法がある。そして、必要に応じて非多孔質層5の表
面を酸化するなどして、非多孔質層5の上に絶縁層6を
形成する。酸化に代えて、CVDやスパッタリング等に
より絶縁層6を形成してもよい。なお本実施形態では多
孔質層4が分離層になる。
【0073】図4(C)に示す如く、第1のウエハ1の
絶縁層6の表面と第2のウエハ2の表面とを貼り合わせ
て多層構造体を形成する。
絶縁層6の表面と第2のウエハ2の表面とを貼り合わせ
て多層構造体を形成する。
【0074】第2のウエハ2は半導体が露出しているウ
エハであっても、表面に絶縁膜を形成したものであって
もよく、或いは第2のウエハの代わりに石英ガラスのよ
うな絶縁性光透過性基板を用いてもよい。あるいは、プ
ラスチック性のフレキシブルフィルムであってもよい。
エハであっても、表面に絶縁膜を形成したものであって
もよく、或いは第2のウエハの代わりに石英ガラスのよ
うな絶縁性光透過性基板を用いてもよい。あるいは、プ
ラスチック性のフレキシブルフィルムであってもよい。
【0075】貼り合わせの際には、室温で両者を接触さ
せたのち熱処理して接合強度を高めてもよいし、陽極接
合により貼り合わせてもよい。又は、接触と同時に熱処
理を行ってもよい。更に貼り合わせ工程においては、両
者がより密着するように加圧しながら熱処理等を行って
もよい。熱処理は酸化雰囲気や不活性ガス雰囲気(N2
,Arなど)で行なうのが好ましい。
せたのち熱処理して接合強度を高めてもよいし、陽極接
合により貼り合わせてもよい。又は、接触と同時に熱処
理を行ってもよい。更に貼り合わせ工程においては、両
者がより密着するように加圧しながら熱処理等を行って
もよい。熱処理は酸化雰囲気や不活性ガス雰囲気(N2
,Arなど)で行なうのが好ましい。
【0076】また、一対の貼り合わせ面のいずれか一方
に酸素、窒素、シリコン、水素、希ガス等のプラズマ処
理を行い貼り合わせ面を予め活性化することも好ましい
ものである。更には、間に接着層を介在させて貼り合わ
せてもよい。
に酸素、窒素、シリコン、水素、希ガス等のプラズマ処
理を行い貼り合わせ面を予め活性化することも好ましい
ものである。更には、間に接着層を介在させて貼り合わ
せてもよい。
【0077】そして、図4(D)に示す如く、分離層
(多孔質層4)において、前述した方法により多層構造
体を分離する(41,42は分離された多孔質層を示
す。)。剥離された第1のウエハ1の非多孔質部分はウ
エハ形状を保っており、分離された面上に多孔質層の残
留部41を有している。一方、第2のウエハ2上には非
多孔質層5が絶縁層6とともに、第1のウエハから移設
されており、その分離された面上に多孔質層の残留部4
2を有している。なお、図面上では、分離位置は多孔質
層内部にあるように描いているが、もちろん部分的に
は、第1のウエハ1と多孔質層4との界面あるいは非多
孔質層5と多孔質層4との界面が分離位置となることも
ある。以降の実施形態においても同様である。
(多孔質層4)において、前述した方法により多層構造
体を分離する(41,42は分離された多孔質層を示
す。)。剥離された第1のウエハ1の非多孔質部分はウ
エハ形状を保っており、分離された面上に多孔質層の残
留部41を有している。一方、第2のウエハ2上には非
多孔質層5が絶縁層6とともに、第1のウエハから移設
されており、その分離された面上に多孔質層の残留部4
2を有している。なお、図面上では、分離位置は多孔質
層内部にあるように描いているが、もちろん部分的に
は、第1のウエハ1と多孔質層4との界面あるいは非多
孔質層5と多孔質層4との界面が分離位置となることも
ある。以降の実施形態においても同様である。
【0078】そして図4(E)に示すように、多孔質層
の残留部42を除去する。残留部42の厚さが比較的厚
い場合には、ふっ酸と過酸化水素とアルコールの混合液
をエッチャントとして用いて残留部42を選択的にウエ
ットエッチングにより除去し、その後水素アニールによ
り表面を平滑化する。残留部42の厚さが薄い場合に
は、ウエットエッチングすることなく水素アニールして
残留部42の除去と同時に平滑化処理を行ってもよい。
こうして付加価値の高いSOIウエハが得られる。ま
た、残留部42の除去工程に、研磨あるいは研削工程を
加えてもよい。
の残留部42を除去する。残留部42の厚さが比較的厚
い場合には、ふっ酸と過酸化水素とアルコールの混合液
をエッチャントとして用いて残留部42を選択的にウエ
ットエッチングにより除去し、その後水素アニールによ
り表面を平滑化する。残留部42の厚さが薄い場合に
は、ウエットエッチングすることなく水素アニールして
残留部42の除去と同時に平滑化処理を行ってもよい。
こうして付加価値の高いSOIウエハが得られる。ま
た、残留部42の除去工程に、研磨あるいは研削工程を
加えてもよい。
【0079】図4(F)では、剥離後のウエハ1(半導
体基体)上の残留部41を、研磨、研削、ウエットエッ
チング、あるいは水素アニール等により除去し、平坦化
(平滑化)する。こうして、バルクウエハが得られる。
ここで残留部41を除去したのみで表面を平滑化せず残
留部41が除去された第1のウエハ上にエピタキシャル
成長(図4(G))を行なうことで表面平滑化工程とし
てもよい。
体基体)上の残留部41を、研磨、研削、ウエットエッ
チング、あるいは水素アニール等により除去し、平坦化
(平滑化)する。こうして、バルクウエハが得られる。
ここで残留部41を除去したのみで表面を平滑化せず残
留部41が除去された第1のウエハ上にエピタキシャル
成長(図4(G))を行なうことで表面平滑化工程とし
てもよい。
【0080】図4(G)に示すように、剥離後のウエハ
1の表面にエピタキシャル成長処理を行い非多孔質のP
型単結晶半導体からなるエピタキシャル層7を形成して
もよい。こうしてエピタキシャルウエハが得られる。す
なわち、2枚の半導体ウエハから1枚のSOIウエハ
(図4(E))と1枚のバルクウエハ(図4(F))あ
るいはエピタキシャルウエハ(図4(G))が得られ
る。そして、本発明においては、このバルクウエハ(エ
ピタキシャルウエハ)を前述の第1及び第2のウエハ以
外の用途に用いるのである。例えば太陽電池の作製に使
用したり、ダミーウエハ、モニターウエハとして使用し
たり、あるいはエピタキシャルウエハとして販売する。
1の表面にエピタキシャル成長処理を行い非多孔質のP
型単結晶半導体からなるエピタキシャル層7を形成して
もよい。こうしてエピタキシャルウエハが得られる。す
なわち、2枚の半導体ウエハから1枚のSOIウエハ
(図4(E))と1枚のバルクウエハ(図4(F))あ
るいはエピタキシャルウエハ(図4(G))が得られ
る。そして、本発明においては、このバルクウエハ(エ
ピタキシャルウエハ)を前述の第1及び第2のウエハ以
外の用途に用いるのである。例えば太陽電池の作製に使
用したり、ダミーウエハ、モニターウエハとして使用し
たり、あるいはエピタキシャルウエハとして販売する。
【0081】なお、分離後に第1のウエハあるいは第2
のウエハ上に残留する分離層が非常に薄かったり、ほと
んどない場合や残留していても問題にならない場合に
は、上記残留部を除去する工程等は省略することがで
き、この点に関しては以降述べる実施形態においても同
じである。
のウエハ上に残留する分離層が非常に薄かったり、ほと
んどない場合や残留していても問題にならない場合に
は、上記残留部を除去する工程等は省略することがで
き、この点に関しては以降述べる実施形態においても同
じである。
【0082】なお、既に説明したように第1のウエハと
して高濃度P型半導体ウエハを用いれば多孔質化に好適
なものとなり、図4(G)で得られるエピタキシャルウ
エハはP+ ウエハ上にエピタキシャル層(例えばP
- 層)が形成されたウエハとなる。
して高濃度P型半導体ウエハを用いれば多孔質化に好適
なものとなり、図4(G)で得られるエピタキシャルウ
エハはP+ ウエハ上にエピタキシャル層(例えばP
- 層)が形成されたウエハとなる。
【0083】ここで多孔質層4上に非多孔質層5を形成
するに先立って、下記の(1)〜(4)の工程を少なく
とも1つ付加することもできる。好ましくは、(1)→
(2)、より好ましくは(1)→(2)→(3)、ある
いは(1)→(2)→(4)、更に好ましくは(1)→
(2)→(3)→(4)と一連の工程を行なうことがよ
い。
するに先立って、下記の(1)〜(4)の工程を少なく
とも1つ付加することもできる。好ましくは、(1)→
(2)、より好ましくは(1)→(2)→(3)、ある
いは(1)→(2)→(4)、更に好ましくは(1)→
(2)→(3)→(4)と一連の工程を行なうことがよ
い。
【0084】(1)孔壁への保護膜形成工程 多孔質層の孔壁に酸化膜や窒化膜などの保護膜を設け、
熱処理による孔の粗大化を防いでもよい。例えば、酸化
性雰囲気で熱処理(200℃〜700℃)を行なう。な
お、多孔質層の表面に形成された酸化膜等を除去(例え
ばHFを含む溶液に表面をさらす。)してもよい。
熱処理による孔の粗大化を防いでもよい。例えば、酸化
性雰囲気で熱処理(200℃〜700℃)を行なう。な
お、多孔質層の表面に形成された酸化膜等を除去(例え
ばHFを含む溶液に表面をさらす。)してもよい。
【0085】(2)水素ベーキング工程 多孔質層を水素を含む還元性雰囲気中800℃〜120
0℃で熱処理することにより、多孔質層の層表面にある
孔をある程度封止する。
0℃で熱処理することにより、多孔質層の層表面にある
孔をある程度封止する。
【0086】(3)微量原料供給工程 上記水素ベーキング工程で封止できない場合に、非多孔
質層5の原料物質を微小量供給することで、より一層の
層表面の孔の封止を行なう。
質層5の原料物質を微小量供給することで、より一層の
層表面の孔の封止を行なう。
【0087】具体的には、成長速度が20nm/mi
n.以下、好ましくは10nm/min.以下、より好
ましくは2nm/min.以下の成長速度となるように
供給原料を調節する。
n.以下、好ましくは10nm/min.以下、より好
ましくは2nm/min.以下の成長速度となるように
供給原料を調節する。
【0088】(4)高温ベーキング工程 前述の水素ベーキング工程及び/又は、微量原料供給工
程における処理温度よりも高い温度であって、かつ水素
を含む還元性雰囲気中で熱処理する。
程における処理温度よりも高い温度であって、かつ水素
を含む還元性雰囲気中で熱処理する。
【0089】これにより、多孔質層表面のより完全な封
止とともに平滑化が可能となる。 (実施形態2)図5は、本発明の第2実施形態によるウ
エハの製造方法を示す工程図である。
止とともに平滑化が可能となる。 (実施形態2)図5は、本発明の第2実施形態によるウ
エハの製造方法を示す工程図である。
【0090】先ず、図5(A)に示すように、CZシリ
コンウエハ、FZシリコンウエハ等のバルクウエハから
なる第1のウエハ1を用意し、拡散法やイオン打込み法
を用いて第1のウエハの表層に、ドーパントを添加した
単結晶半導体層3を形成する。この単結晶半導体層3と
しては、ボロン濃度が1×1017cm-3〜1×1020c
m-3程のP+ 層とすることが好ましい。
コンウエハ、FZシリコンウエハ等のバルクウエハから
なる第1のウエハ1を用意し、拡散法やイオン打込み法
を用いて第1のウエハの表層に、ドーパントを添加した
単結晶半導体層3を形成する。この単結晶半導体層3と
しては、ボロン濃度が1×1017cm-3〜1×1020c
m-3程のP+ 層とすることが好ましい。
【0091】次に図5(B)のように、第1のウエハ1
の単結晶半導体層3の表面を陽極化成するなどして多孔
質化して多孔質層4を形成する。この時、多孔質層4の
下方に非多孔質の層10が100nm乃至20μm程残
るように単結晶半導体層3の表層のみを多孔質化するこ
とが好ましい。こうすることで、厳密にボロン濃度が規
定された領域を陽極化成することができ、均質な多孔質
の形成ができる。
の単結晶半導体層3の表面を陽極化成するなどして多孔
質化して多孔質層4を形成する。この時、多孔質層4の
下方に非多孔質の層10が100nm乃至20μm程残
るように単結晶半導体層3の表層のみを多孔質化するこ
とが好ましい。こうすることで、厳密にボロン濃度が規
定された領域を陽極化成することができ、均質な多孔質
の形成ができる。
【0092】続いて、図5(C)では、多孔質層4上に
非多孔質層5を形成して第1の部材を形成する。非多孔
質層5の形成方法としては、水素アニールにより多孔質
層4の孔を塞いで表層を非多孔質化する方法や、エピタ
キシャル成長により非多孔質の単結晶層を形成する方法
がある。そして、必要に応じて非多孔質層5の表面を酸
化するなどして、非多孔質層5の上に絶縁層6を形成す
る。熱酸化に代えて、CVDやスパッタリング等により
絶縁層6を形成してもよい。本実施形態では多孔質層4
が分離層になる。
非多孔質層5を形成して第1の部材を形成する。非多孔
質層5の形成方法としては、水素アニールにより多孔質
層4の孔を塞いで表層を非多孔質化する方法や、エピタ
キシャル成長により非多孔質の単結晶層を形成する方法
がある。そして、必要に応じて非多孔質層5の表面を酸
化するなどして、非多孔質層5の上に絶縁層6を形成す
る。熱酸化に代えて、CVDやスパッタリング等により
絶縁層6を形成してもよい。本実施形態では多孔質層4
が分離層になる。
【0093】図5(D)では、第1のウエハ1の絶縁層
6の表面と第2のウエハ2の表面とを貼り合わせて多層
構造体を形成する。第2のウエハ2としては、CZシリ
コンウエハ、FZシリコンウエハ等のバルクウエハ等を
用いることができる。第2のウエハは半導体が露出して
いるウエハであっても、表面に絶縁膜を形成したもので
あってもよく、或いは第2のウエハの代わりに石英ガラ
スのような絶縁性光透過性基板を用いてもよい。
6の表面と第2のウエハ2の表面とを貼り合わせて多層
構造体を形成する。第2のウエハ2としては、CZシリ
コンウエハ、FZシリコンウエハ等のバルクウエハ等を
用いることができる。第2のウエハは半導体が露出して
いるウエハであっても、表面に絶縁膜を形成したもので
あってもよく、或いは第2のウエハの代わりに石英ガラ
スのような絶縁性光透過性基板を用いてもよい。
【0094】また、一対の貼り合わせ面の少なくともい
ずれか一方に酸素、窒素、シリコン、水素、希ガス等の
プラズマ処理を行い貼り合わせ面を予め活性化すること
も好ましいものである。更には、間に接着層を介在させ
て貼り合わせてもよい。
ずれか一方に酸素、窒素、シリコン、水素、希ガス等の
プラズマ処理を行い貼り合わせ面を予め活性化すること
も好ましいものである。更には、間に接着層を介在させ
て貼り合わせてもよい。
【0095】そして、図5(E)では、分離層(多孔質
層4)において、前述した方法により多層構造体を分離
する。剥離された第1のウエハの非多孔質部分はウエハ
形状を保っており、分離された面上に多孔質層の残留部
41を有している。一方第2のウエハ2上には非多孔質
層5が絶縁層6とともに、第1のウエハから移設されて
おり、その分離された面上に多孔質層の残留部42を有
している。
層4)において、前述した方法により多層構造体を分離
する。剥離された第1のウエハの非多孔質部分はウエハ
形状を保っており、分離された面上に多孔質層の残留部
41を有している。一方第2のウエハ2上には非多孔質
層5が絶縁層6とともに、第1のウエハから移設されて
おり、その分離された面上に多孔質層の残留部42を有
している。
【0096】図5(F)では、残留部42を除去する。
残留部42の厚さが比較的厚い場合には、ふっ酸と過酸
化水素とアルコールの混合液をエッチャントとして用い
て残留部42を選択的にウエットエッチングして除去
し、その後水素アニールにより表面を平滑化する。残留
部42の厚さが薄い場合には、ウエットエッチングする
ことなく水素アニールして残留部42の除去と同時に平
滑化処理を行ってもよい。こうして付加価値の高いSO
Iウエハが得られる。
残留部42の厚さが比較的厚い場合には、ふっ酸と過酸
化水素とアルコールの混合液をエッチャントとして用い
て残留部42を選択的にウエットエッチングして除去
し、その後水素アニールにより表面を平滑化する。残留
部42の厚さが薄い場合には、ウエットエッチングする
ことなく水素アニールして残留部42の除去と同時に平
滑化処理を行ってもよい。こうして付加価値の高いSO
Iウエハが得られる。
【0097】そして、図5(G)では、剥離後のウエハ
1(半導体基体)上の残留部41を、研磨、研削、ウエ
ットエッチング、水素アニール等により除去し、平坦化
する。
1(半導体基体)上の残留部41を、研磨、研削、ウエ
ットエッチング、水素アニール等により除去し、平坦化
する。
【0098】また、非多孔質の層10をも除去すれば最
初と同じバルクウエハが得られる(図5(H))。
初と同じバルクウエハが得られる(図5(H))。
【0099】更に必要に応じて、図5(I)に示すよう
に剥離後のウエハ1の表面にエピタキシャル成長処理を
行い非多孔質のP型単結晶半導体からなるエピタキシャ
ル層7を形成するとエピタキシャルウエハが得られる。
すなわち、2枚のウエハから1枚のSOIウエハと1枚
のバルクウエハ(図5(H))あるいはエピタキシャル
ウエハ(図5(I))が得られる。そのバルクウエハ
(エピウエハ)を図5で示したSOI作製以外の用途に
用いる。たとえば、太陽電池あるいはMOSトランジス
タ等作製のためのデバイスウエハとして用いたり、モニ
ターウエハ、ダミーウエハとして使用、販売したり、バ
ルクウエハ、エピタキシャルウエハとして販売したりす
る。 (実施形態3)次に、図5を再び参照して、本発明の第
3実施形態によるウエハの製造方法について説明する。
に剥離後のウエハ1の表面にエピタキシャル成長処理を
行い非多孔質のP型単結晶半導体からなるエピタキシャ
ル層7を形成するとエピタキシャルウエハが得られる。
すなわち、2枚のウエハから1枚のSOIウエハと1枚
のバルクウエハ(図5(H))あるいはエピタキシャル
ウエハ(図5(I))が得られる。そのバルクウエハ
(エピウエハ)を図5で示したSOI作製以外の用途に
用いる。たとえば、太陽電池あるいはMOSトランジス
タ等作製のためのデバイスウエハとして用いたり、モニ
ターウエハ、ダミーウエハとして使用、販売したり、バ
ルクウエハ、エピタキシャルウエハとして販売したりす
る。 (実施形態3)次に、図5を再び参照して、本発明の第
3実施形態によるウエハの製造方法について説明する。
【0100】先ず、図5(A)では、CZシリコンウエ
ハ、FZシリコンウエハ等のバルクウエハからなる第1
のウエハ1を用意し、その表面上にエピタキシャル成長
処理により単結晶半導体層3を形成する。この単結晶半
導体層3としては、P型の導電性を規定するボロン濃度
が1×1017cm-3〜1×1020cm-3程のP+ 層とす
ることが好ましい。
ハ、FZシリコンウエハ等のバルクウエハからなる第1
のウエハ1を用意し、その表面上にエピタキシャル成長
処理により単結晶半導体層3を形成する。この単結晶半
導体層3としては、P型の導電性を規定するボロン濃度
が1×1017cm-3〜1×1020cm-3程のP+ 層とす
ることが好ましい。
【0101】図5(B)では、第1のウエハのエピタキ
シャル層3の表面を陽極化成するなどして多孔質化して
多孔質層4を形成する。この時、多孔質層4の下方に非
多孔質のエピタキシャル層10が100nm乃至20μ
m程残るようにエピタキシャル層3の表層のみを多孔質
化することが好ましい。
シャル層3の表面を陽極化成するなどして多孔質化して
多孔質層4を形成する。この時、多孔質層4の下方に非
多孔質のエピタキシャル層10が100nm乃至20μ
m程残るようにエピタキシャル層3の表層のみを多孔質
化することが好ましい。
【0102】続いて、図5(C)では、多孔質層4上に
非多孔質層5を形成して第1の部材を形成する。非多孔
質層5の形成方法としては、水素アニールにより多孔質
層4の孔を塞いで表層を非多孔質化する方法や、エピタ
キシャル成長により非多孔質の単結晶層を形成する方法
がある。そして、必要に応じて非多孔質層5の表面を酸
化するなどして、非多孔質層5の上に絶縁層6を形成す
る。熱酸化に代えて、CVDやスパッタリング等により
絶縁層6を形成してもよい。本実施形態では多孔質層4
が分離層になる。
非多孔質層5を形成して第1の部材を形成する。非多孔
質層5の形成方法としては、水素アニールにより多孔質
層4の孔を塞いで表層を非多孔質化する方法や、エピタ
キシャル成長により非多孔質の単結晶層を形成する方法
がある。そして、必要に応じて非多孔質層5の表面を酸
化するなどして、非多孔質層5の上に絶縁層6を形成す
る。熱酸化に代えて、CVDやスパッタリング等により
絶縁層6を形成してもよい。本実施形態では多孔質層4
が分離層になる。
【0103】図5(D)では、第1のウエハ1の絶縁層
6の表面と第2のウエハ2の表面とを貼り合わせて多層
構造体を形成する。CZシリコンウエハ、FZシリコン
ウエハ等のバルクウエハ等からなる第2のウエハ2は、
半導体が露出しているウエハであっても、表面に絶縁膜
を形成したものであってもよく、或いは第2のウエハの
代わりに石英ガラスのような絶縁性光透過性基板を用い
てもよい。貼り合わせの際には、室温で両者を接触させ
たのち熱処理して接合強度を高めてもよいし、陽極接合
により貼り合わせてもよい。又は、接触と同時に熱処理
を行ってもよい。更に貼り合わせ工程においては、両者
がより密着するように加圧しながら熱処理等を行っても
よい。
6の表面と第2のウエハ2の表面とを貼り合わせて多層
構造体を形成する。CZシリコンウエハ、FZシリコン
ウエハ等のバルクウエハ等からなる第2のウエハ2は、
半導体が露出しているウエハであっても、表面に絶縁膜
を形成したものであってもよく、或いは第2のウエハの
代わりに石英ガラスのような絶縁性光透過性基板を用い
てもよい。貼り合わせの際には、室温で両者を接触させ
たのち熱処理して接合強度を高めてもよいし、陽極接合
により貼り合わせてもよい。又は、接触と同時に熱処理
を行ってもよい。更に貼り合わせ工程においては、両者
がより密着するように加圧しながら熱処理等を行っても
よい。
【0104】また、一対の貼り合わせ面の少なくともい
ずれか一方に酸素、窒素、シリコン、水素、希ガス等の
プラズマ処理を行い貼り合わせ面を予め活性化すること
も好ましいものである。更には、間に接着層を介在させ
て貼り合わせてもよい。
ずれか一方に酸素、窒素、シリコン、水素、希ガス等の
プラズマ処理を行い貼り合わせ面を予め活性化すること
も好ましいものである。更には、間に接着層を介在させ
て貼り合わせてもよい。
【0105】そして、図5(E)では、分離層(多孔質
層4)において、前述した方法により多層構造体を分離
する。剥離された第1のウエハの非多孔質部分はウエハ
形状を保っており、分離された面上に多孔質層の残留部
41を有している。一方第2のウエハ2上には非多孔質
層5が絶縁層6とともに、第1のウエハから移設されて
おり、その分離された面上に多孔質層の残留部42を有
している。
層4)において、前述した方法により多層構造体を分離
する。剥離された第1のウエハの非多孔質部分はウエハ
形状を保っており、分離された面上に多孔質層の残留部
41を有している。一方第2のウエハ2上には非多孔質
層5が絶縁層6とともに、第1のウエハから移設されて
おり、その分離された面上に多孔質層の残留部42を有
している。
【0106】図5(F)では、残留部42を除去する。
残留部42の厚さが比較的厚い場合には、ふっ酸と過酸
化水素とアルコールの混合液をエッチャントとして用い
て残留部42を選択的にウエットエッチングして除去
し、その後水素アニールにより表面を平滑化する。残留
部42の厚さが薄い場合には、ウエットエッチングする
ことなく水素アニールして残留部42の除去と同時に平
滑化処理を行ってもよい。こうして付加価値の高いSO
Iウエハ(図5(F))が得られる。
残留部42の厚さが比較的厚い場合には、ふっ酸と過酸
化水素とアルコールの混合液をエッチャントとして用い
て残留部42を選択的にウエットエッチングして除去
し、その後水素アニールにより表面を平滑化する。残留
部42の厚さが薄い場合には、ウエットエッチングする
ことなく水素アニールして残留部42の除去と同時に平
滑化処理を行ってもよい。こうして付加価値の高いSO
Iウエハ(図5(F))が得られる。
【0107】図5(G)では、剥離後のウエハ1(半導
体基体)上の残留部41を、研磨、ウエットエッチン
グ、水素アニール等により除去し、平滑化する。この
時、図5(A)で形成したエピタキシャル層10が残っ
ているので、この状態で水素アニールを施せば、表面は
平滑化されるとともに含有ボロン濃度が外方拡散により
低下して層10は、P-型単結晶半導体層となる。これ
は所謂P-エピタキシャルウエハと同品質のウエハであ
る。積極的に外方拡散する必要がない場合には、研磨乃
至短時間の水素アニールにより表面平滑化してもP+ エ
ピタキシャルウエハと同品質のウエハになる。もちろ
ん、層10の上にさらにエピタキシャル膜を成長させて
もよい。
体基体)上の残留部41を、研磨、ウエットエッチン
グ、水素アニール等により除去し、平滑化する。この
時、図5(A)で形成したエピタキシャル層10が残っ
ているので、この状態で水素アニールを施せば、表面は
平滑化されるとともに含有ボロン濃度が外方拡散により
低下して層10は、P-型単結晶半導体層となる。これ
は所謂P-エピタキシャルウエハと同品質のウエハであ
る。積極的に外方拡散する必要がない場合には、研磨乃
至短時間の水素アニールにより表面平滑化してもP+ エ
ピタキシャルウエハと同品質のウエハになる。もちろ
ん、層10の上にさらにエピタキシャル膜を成長させて
もよい。
【0108】また、層10をも除去すれば最初と同じバ
ルクウエハが得られる(図5(H))。
ルクウエハが得られる(図5(H))。
【0109】更に必要に応じて、図5(I)に示すよう
に剥離後のウエハ1の表面にエピタキシャル成長処理を
行い非多孔質のP型単結晶半導体からなるエピタキシャ
ル層7を形成しエピタキシャルウエハとしてもよい。す
なわち、2枚のウエハから1枚のSOIウエハと別の1
枚のエピタキシャルウエハあるいはバルクウエハが得ら
れ、この非SOIウエハを再度SOIの製造に利用する
ことなく、他の用途に転用、販売するのである。
に剥離後のウエハ1の表面にエピタキシャル成長処理を
行い非多孔質のP型単結晶半導体からなるエピタキシャ
ル層7を形成しエピタキシャルウエハとしてもよい。す
なわち、2枚のウエハから1枚のSOIウエハと別の1
枚のエピタキシャルウエハあるいはバルクウエハが得ら
れ、この非SOIウエハを再度SOIの製造に利用する
ことなく、他の用途に転用、販売するのである。
【0110】ここで、2枚のシリコンウエハから1枚の
SOIウエハと1枚のエピタキシャルウエハを作製する
場合の利点について図15(A)〜図15(H)を用い
て説明する。
SOIウエハと1枚のエピタキシャルウエハを作製する
場合の利点について図15(A)〜図15(H)を用い
て説明する。
【0111】図15(A)に示すようにバルクのシリコ
ン基板1上にエピタキシャルシリコン層3を形成する。
ン基板1上にエピタキシャルシリコン層3を形成する。
【0112】次に図15(B)のようにエピタキシャル
層3の一部を陽極化成により多孔質化し、多孔質層(分
離層)4を形成する。その後、多孔質層4上にSOIウ
エハの活性層となる非多孔質単結晶シリコン層5を形成
する(図15(C))。そして、SOIウエハの絶縁膜
の一部となる酸化膜6を形成する(図15(D))。こ
のとき、図に示すように、シリコン基板1の表面にも酸
化膜が形成される。そして、第2のシリコンウエハ2と
貼り合わせる(図15(E))。その際、酸化性雰囲気
で熱処理を行い、接着力を強めるとともにシリコン基板
1の表面の酸化膜を厚くすることができる。その後、貼
り合わされた基体を分離し(図15(F))、残留する
多孔質層41,42を除去することによりSOIウエハ
(図15(G))とエピタキシャルウエハ(図15
(H))が得られる。
層3の一部を陽極化成により多孔質化し、多孔質層(分
離層)4を形成する。その後、多孔質層4上にSOIウ
エハの活性層となる非多孔質単結晶シリコン層5を形成
する(図15(C))。そして、SOIウエハの絶縁膜
の一部となる酸化膜6を形成する(図15(D))。こ
のとき、図に示すように、シリコン基板1の表面にも酸
化膜が形成される。そして、第2のシリコンウエハ2と
貼り合わせる(図15(E))。その際、酸化性雰囲気
で熱処理を行い、接着力を強めるとともにシリコン基板
1の表面の酸化膜を厚くすることができる。その後、貼
り合わされた基体を分離し(図15(F))、残留する
多孔質層41,42を除去することによりSOIウエハ
(図15(G))とエピタキシャルウエハ(図15
(H))が得られる。
【0113】デバイス形成用のエピウエハでは、プロセ
ス工程において、ウエハからの外部への不純物拡散を防
ぐべく、表面とりわけ、基板の裏面にバックシールドと
しての酸化膜をつけて用いられる。
ス工程において、ウエハからの外部への不純物拡散を防
ぐべく、表面とりわけ、基板の裏面にバックシールドと
しての酸化膜をつけて用いられる。
【0114】前述の工程によれば、バックシールドを形
成する工程を他の工程と区別して設けなくても、SOI
ウエハ作製の一連の工程の中でバックシールドが形成さ
れるので非常に効率よくエピタキシャルウエハが作製で
きる。
成する工程を他の工程と区別して設けなくても、SOI
ウエハ作製の一連の工程の中でバックシールドが形成さ
れるので非常に効率よくエピタキシャルウエハが作製で
きる。
【0115】とりわけ、一連のSOI作製工程を経て得
られるエピタキシャルウエハ(図15(H))の裏面酸
化膜6が、10nm〜10μm、より好ましくは、10
0nm〜3μmとなるように制御することが好ましい。
られるエピタキシャルウエハ(図15(H))の裏面酸
化膜6が、10nm〜10μm、より好ましくは、10
0nm〜3μmとなるように制御することが好ましい。
【0116】図15においては、分離層として陽極化成
を用いる場合について述べたが、イオン注入により形成
される微小気泡層を利用してSOIウエハを作製する場
合にも2つの酸化工程(イオン注入に先立ってシリコン
ウエハの表面に保護膜を形成するための酸化工程、およ
び、貼り合わせ強度を増すための酸化工程)を含むこと
により、分離工程と同時にバックシールドのついたエピ
タキシャルウエハが得られる。 (実施形態4)図6は、本発明の第4実施形態によるウ
エハの製造方法を示す工程図である。
を用いる場合について述べたが、イオン注入により形成
される微小気泡層を利用してSOIウエハを作製する場
合にも2つの酸化工程(イオン注入に先立ってシリコン
ウエハの表面に保護膜を形成するための酸化工程、およ
び、貼り合わせ強度を増すための酸化工程)を含むこと
により、分離工程と同時にバックシールドのついたエピ
タキシャルウエハが得られる。 (実施形態4)図6は、本発明の第4実施形態によるウ
エハの製造方法を示す工程図である。
【0117】先ず、図6(A)では、CZシリコンウエ
ハ、FZシリコンウエハ等のバルクウエハからなる第1
のウエハ1を用意する。このうち第1のウエハの表面を
酸化するなどして必要に応じて絶縁層6を形成する。
ハ、FZシリコンウエハ等のバルクウエハからなる第1
のウエハ1を用意する。このうち第1のウエハの表面を
酸化するなどして必要に応じて絶縁層6を形成する。
【0118】続いて、図6(B)では、水素、窒素、希
ガスから選択されるイオンを注入し、所定の深さのとこ
ろに分離層となる微少空隙(マイクロバブル、マイクロ
キャビティ)を含む層14を形成する。イオン注入に際
しては、既述のPIIIプロセスを用いることもでき
る。こうして分離層14の上には単結晶半導体の非多孔
質層5を有する第1の部材が形成される。
ガスから選択されるイオンを注入し、所定の深さのとこ
ろに分離層となる微少空隙(マイクロバブル、マイクロ
キャビティ)を含む層14を形成する。イオン注入に際
しては、既述のPIIIプロセスを用いることもでき
る。こうして分離層14の上には単結晶半導体の非多孔
質層5を有する第1の部材が形成される。
【0119】図6(C)では、第1のウエハ1の絶縁層
6の表面と第2のウエハ2の表面とを貼り合わせて多層
構造体を形成する。第2のウエハは半導体が露出してい
るウエハであっても、表面に酸化膜などの絶縁膜を形成
したものであってもよく、或いは第2のウエハの代わり
に石英ガラスのような絶縁性光透過性基板を用いてもよ
い。室温のままでもよいし貼り合わせの際には、室温で
両者を接触させたのち熱処理して接合強度を高めてもよ
いし、陽極接合により貼り合わせてもよい。又は、接触
と同時に熱処理を行ってもよい。更に貼り合わせ工程に
おいては、両者がより密着するように加圧しながら熱処
理等を行ってもよい。また、間に接着層を介在させて貼
り合わせてもよい。また、一対の貼り合わせ面の少なく
ともいずれか一方に酸素、窒素、シリコン、水素、希ガ
ス等のプラズマ処理を行い貼り合わせ面を予め活性化す
ることも好ましいものである。
6の表面と第2のウエハ2の表面とを貼り合わせて多層
構造体を形成する。第2のウエハは半導体が露出してい
るウエハであっても、表面に酸化膜などの絶縁膜を形成
したものであってもよく、或いは第2のウエハの代わり
に石英ガラスのような絶縁性光透過性基板を用いてもよ
い。室温のままでもよいし貼り合わせの際には、室温で
両者を接触させたのち熱処理して接合強度を高めてもよ
いし、陽極接合により貼り合わせてもよい。又は、接触
と同時に熱処理を行ってもよい。更に貼り合わせ工程に
おいては、両者がより密着するように加圧しながら熱処
理等を行ってもよい。また、間に接着層を介在させて貼
り合わせてもよい。また、一対の貼り合わせ面の少なく
ともいずれか一方に酸素、窒素、シリコン、水素、希ガ
ス等のプラズマ処理を行い貼り合わせ面を予め活性化す
ることも好ましいものである。
【0120】そして、図6(C)に示すよう、分離層1
4において、前述した方法により多層構造体を分離す
る。本方法では、図6(C)の熱処理時に温度を400
℃以上とすれば貼り合わせと同時に分離現象が発生する
こともある。好ましくは、400℃〜600℃の範囲で
ある。
4において、前述した方法により多層構造体を分離す
る。本方法では、図6(C)の熱処理時に温度を400
℃以上とすれば貼り合わせと同時に分離現象が発生する
こともある。好ましくは、400℃〜600℃の範囲で
ある。
【0121】剥離された第1のウエハの非多孔質部分は
ウエハ形状を保っており、分離された面上に分離層14
の残留部141を有している。一方第2のウエハ2上に
は非多孔質層5が絶縁層6とともに、第1のウエハから
移設されており、その分離された面上に分離層14の残
留部142を有している。
ウエハ形状を保っており、分離された面上に分離層14
の残留部141を有している。一方第2のウエハ2上に
は非多孔質層5が絶縁層6とともに、第1のウエハから
移設されており、その分離された面上に分離層14の残
留部142を有している。
【0122】図6(E)では、残留部142を除去す
る。この時は、低い研磨レートで研磨すればよいし、そ
の後水素アニールしてもよい。或いは、研磨することな
く水素アニールして残留部142の除去と同時に平滑化
処理を行ってもよい。こうして付加価値の高いSOIウ
エハが得られる。
る。この時は、低い研磨レートで研磨すればよいし、そ
の後水素アニールしてもよい。或いは、研磨することな
く水素アニールして残留部142の除去と同時に平滑化
処理を行ってもよい。こうして付加価値の高いSOIウ
エハが得られる。
【0123】図6(F)では、剥離後のウエハ1(半導
体基体)上の残留部141を、研磨、ウエットエッチン
グ、水素アニール等により除去し、平滑化する。こうし
て、バルクウエハが得られる。更に必要に応じて、図6
(G)に示すように剥離後のウエハ1の表面にエピタキ
シャル成長処理を行い非多孔質のP型単結晶半導体から
なるエピタキシャル層7を形成してもよく、この場合エ
ピタキシャルウエハが得られる。
体基体)上の残留部141を、研磨、ウエットエッチン
グ、水素アニール等により除去し、平滑化する。こうし
て、バルクウエハが得られる。更に必要に応じて、図6
(G)に示すように剥離後のウエハ1の表面にエピタキ
シャル成長処理を行い非多孔質のP型単結晶半導体から
なるエピタキシャル層7を形成してもよく、この場合エ
ピタキシャルウエハが得られる。
【0124】第1のウエハ1として高濃度P型ウエハ、
エピタキシャル層7としてP-単結晶層を用いることに
より図6(G)でP- エピ/P+ 基板ができ、図6
(E)で水素アニールを行えば、高濃度P+ 層5はボロ
ンの外方拡散により低濃度化されSOIウエハ(P
- 層)ができる。そして、P- エピ/P+ 基板を前述の
SOI作製以外の他の用途に転用する。 (実施形態5)図7は、本発明の第5実施形態によるウ
エハの製造方法を示す工程図である。
エピタキシャル層7としてP-単結晶層を用いることに
より図6(G)でP- エピ/P+ 基板ができ、図6
(E)で水素アニールを行えば、高濃度P+ 層5はボロ
ンの外方拡散により低濃度化されSOIウエハ(P
- 層)ができる。そして、P- エピ/P+ 基板を前述の
SOI作製以外の他の用途に転用する。 (実施形態5)図7は、本発明の第5実施形態によるウ
エハの製造方法を示す工程図である。
【0125】先ず、図7(A)では、CZシリコンウエ
ハ、FZシリコンウエハ等のバルクウエハからなる第1
のウエハ1を用意し、その表面上にエピタキシャル成長
処理により単結晶半導体層3を形成する。
ハ、FZシリコンウエハ等のバルクウエハからなる第1
のウエハ1を用意し、その表面上にエピタキシャル成長
処理により単結晶半導体層3を形成する。
【0126】図7(B)では、第1のウエハのエピタキ
シャル層3の表面を熱酸化するなどして必要に応じて絶
縁層6を形成する(図7(B))。次に、水素、窒素、
希ガスから選択されるイオンを注入し、所定の深さのと
ころに分離層となる微少空隙を含む層14を形成する。
こうして分離層14の上には単結晶半導体の非多孔質層
5が残る。こうして第1の部材が形成される(図7
(C))。
シャル層3の表面を熱酸化するなどして必要に応じて絶
縁層6を形成する(図7(B))。次に、水素、窒素、
希ガスから選択されるイオンを注入し、所定の深さのと
ころに分離層となる微少空隙を含む層14を形成する。
こうして分離層14の上には単結晶半導体の非多孔質層
5が残る。こうして第1の部材が形成される(図7
(C))。
【0127】この時、分離層14の下方に非多孔質のエ
ピタキシャル層10が10nm乃至20μm程残るよう
にエピタキシャル層3中にイオンを注入することが好ま
しい。
ピタキシャル層10が10nm乃至20μm程残るよう
にエピタキシャル層3中にイオンを注入することが好ま
しい。
【0128】図7(D)では、第1のウエハ1の絶縁層
6の表面と第2のウエハ2の表面とを貼り合わせて多層
構造体を形成する。CZシリコンウエハ、FZシリコン
ウエハ等のバルクウエハ等からなる第2の部材たる第2
のウエハ2は半導体が露出しているウエハであっても、
表面に絶縁膜を形成したものであってもよく、或いは第
1のウエハの代わりに石英ガラスのような絶縁性光透過
性基板であってもよい。室温のままでもよいし貼り合わ
せの際には、室温で両者を接触させたのち熱処理して接
合強度を高めてもよいし、陽極接合により貼り合わせて
もよい。又は、接触と同時に熱処理を行ってもよい。更
に貼り合わせ工程においては、両者がより密着するよう
に加圧しながら熱処理等を行ってもよい。また、間に接
着層を介在させて貼り合わせてもよい。また、一対の貼
り合わせ面の少なくともいずれか一方に酸素、窒素、シ
リコン、水素、希ガス等のプラズマ処理を行い貼り合わ
せ面を予め活性化することも好ましいものである。
6の表面と第2のウエハ2の表面とを貼り合わせて多層
構造体を形成する。CZシリコンウエハ、FZシリコン
ウエハ等のバルクウエハ等からなる第2の部材たる第2
のウエハ2は半導体が露出しているウエハであっても、
表面に絶縁膜を形成したものであってもよく、或いは第
1のウエハの代わりに石英ガラスのような絶縁性光透過
性基板であってもよい。室温のままでもよいし貼り合わ
せの際には、室温で両者を接触させたのち熱処理して接
合強度を高めてもよいし、陽極接合により貼り合わせて
もよい。又は、接触と同時に熱処理を行ってもよい。更
に貼り合わせ工程においては、両者がより密着するよう
に加圧しながら熱処理等を行ってもよい。また、間に接
着層を介在させて貼り合わせてもよい。また、一対の貼
り合わせ面の少なくともいずれか一方に酸素、窒素、シ
リコン、水素、希ガス等のプラズマ処理を行い貼り合わ
せ面を予め活性化することも好ましいものである。
【0129】そして、図7(E)では、分離層14にお
いて、前述した方法により多層構造体を分離する。図7
(D)での工程の熱処理時に温度を400℃〜600℃
とすれば貼り合わせと同時に分離現象が発生することも
ある。
いて、前述した方法により多層構造体を分離する。図7
(D)での工程の熱処理時に温度を400℃〜600℃
とすれば貼り合わせと同時に分離現象が発生することも
ある。
【0130】剥離された第1のウエハ1はその厚みが減
少することなくウエハ形状を保っており、分離された面
上に分離層14の残留部141を有している。一方第2
のウエハ2上には非多孔質層5が絶縁層6とともに、第
1のウエハから移設されており、その分離された面上に
分離層14の残留部142を有している。図7(F)で
は、残留部142を除去する。この時は、低い研磨レー
トで研磨すればよいし、その後水素アニールしてもよ
い。或いは、研磨することなく水素アニールして残留部
142の除去と同時に平滑化処理を行ってもよい。こう
して付加価値の高いSOIウエハが得られる。
少することなくウエハ形状を保っており、分離された面
上に分離層14の残留部141を有している。一方第2
のウエハ2上には非多孔質層5が絶縁層6とともに、第
1のウエハから移設されており、その分離された面上に
分離層14の残留部142を有している。図7(F)で
は、残留部142を除去する。この時は、低い研磨レー
トで研磨すればよいし、その後水素アニールしてもよ
い。或いは、研磨することなく水素アニールして残留部
142の除去と同時に平滑化処理を行ってもよい。こう
して付加価値の高いSOIウエハが得られる。
【0131】図7(G)では、剥離後のウエハ1(半導
体基体)上の残留部141を、研磨、ウエットエッチン
グ、水素アニール等により除去し、平滑化する。この
時、図7(C)で形成したエピタキシャル層10が残っ
ているので、この状態で水素アニールを施せば、表面は
平滑化されるとともに、もしボロン濃度が高ければ含有
ボロン濃度が外方拡散により低下して層10は、P-型
単結晶半導体層となる。
体基体)上の残留部141を、研磨、ウエットエッチン
グ、水素アニール等により除去し、平滑化する。この
時、図7(C)で形成したエピタキシャル層10が残っ
ているので、この状態で水素アニールを施せば、表面は
平滑化されるとともに、もしボロン濃度が高ければ含有
ボロン濃度が外方拡散により低下して層10は、P-型
単結晶半導体層となる。
【0132】また、エピタキシャル層10をも除去すれ
ば最初と同じバルクウエハが得られる(図7(H))。
ば最初と同じバルクウエハが得られる(図7(H))。
【0133】更に必要に応じて、図7(I)に示すよう
に剥離後のウエハ1の表面にエピタキシャル成長処理を
行い非多孔質のP型単結晶半導体からなるエピタキシャ
ル層7を形成してもよい。こうしてエピタキシャルウエ
ハが得られる。すなわち、2枚のウエハから1枚のSO
Iウエハと1枚のバルクウエハあるいはエピウエハが得
られる。そして、本発明では、非SOIウエハをSOI
作製以外の用途に用いるのである。
に剥離後のウエハ1の表面にエピタキシャル成長処理を
行い非多孔質のP型単結晶半導体からなるエピタキシャ
ル層7を形成してもよい。こうしてエピタキシャルウエ
ハが得られる。すなわち、2枚のウエハから1枚のSO
Iウエハと1枚のバルクウエハあるいはエピウエハが得
られる。そして、本発明では、非SOIウエハをSOI
作製以外の用途に用いるのである。
【0134】第1のウエハ1として高濃度P型ウエハ、
エピタキシャル層7としてP-単結晶層を用いることに
より図7(I)の工程でP- エピ/P+ 基板ができ、図
7(F)の工程で水素アニールを行えば、高濃度P+ 層
5はボロンの外方拡散により低濃度化されSOIウエハ
(P- 層)ができる。 (実施形態6)第1の基板として、シリコンウエハのよ
うな半導体基板を用意する。該半導体基板の上にCVD
や分子線エピタキシャル成長のような方法により、ヘテ
ロエピタキシャル成長させた基板とは異なる材料からな
る半導体層を形成する。この半導体はSiGeやGeで
ある。
エピタキシャル層7としてP-単結晶層を用いることに
より図7(I)の工程でP- エピ/P+ 基板ができ、図
7(F)の工程で水素アニールを行えば、高濃度P+ 層
5はボロンの外方拡散により低濃度化されSOIウエハ
(P- 層)ができる。 (実施形態6)第1の基板として、シリコンウエハのよ
うな半導体基板を用意する。該半導体基板の上にCVD
や分子線エピタキシャル成長のような方法により、ヘテ
ロエピタキシャル成長させた基板とは異なる材料からな
る半導体層を形成する。この半導体はSiGeやGeで
ある。
【0135】一方、第2の基板としてシリコンウエハを
用意する。半導体層の表面及び/又は第2の基板表面の
うちすくなくともいずれか一方の表面に酸化膜のような
絶縁膜を形成する。
用意する。半導体層の表面及び/又は第2の基板表面の
うちすくなくともいずれか一方の表面に酸化膜のような
絶縁膜を形成する。
【0136】第1の基板及び第2の基板を貼り合わせ
て、多層構造体を得る。
て、多層構造体を得る。
【0137】こうして得られた多層構造体においては、
ヘテロ界面即ち第1の基板と半導体層との界面に応力が
集中するので、この界面で多層構造体は剥離し易い構造
になっている。
ヘテロ界面即ち第1の基板と半導体層との界面に応力が
集中するので、この界面で多層構造体は剥離し易い構造
になっている。
【0138】よって、上述した分離のためのエネルギー
を与えると、それがきっかけになり多層構造体は分離
し、半導体層は第2の基板上に移設される。なお、分離
面は多少ゆらぐ可能もあり、必要に応じて平坦化を行な
う。
を与えると、それがきっかけになり多層構造体は分離
し、半導体層は第2の基板上に移設される。なお、分離
面は多少ゆらぐ可能もあり、必要に応じて平坦化を行な
う。
【0139】こうして、2枚のシリコンウエハから、1
枚のSOIウエハと1枚のシリコンウエハ(その上にエ
ピタキシャル成長させればエピウエハ)が得られる。こ
の得られたシリコンウエハを上述の工程以外の他の用途
に用いることで、SOI製造には常に新品のシリコンウ
エハを用いることができる。 (実施形態7)図8は、本発明の第7実施形態によるウ
エハの製造方法を示す工程図である。
枚のSOIウエハと1枚のシリコンウエハ(その上にエ
ピタキシャル成長させればエピウエハ)が得られる。こ
の得られたシリコンウエハを上述の工程以外の他の用途
に用いることで、SOI製造には常に新品のシリコンウ
エハを用いることができる。 (実施形態7)図8は、本発明の第7実施形態によるウ
エハの製造方法を示す工程図である。
【0140】先ず、図8(A)では、P型シリコンウエ
ハからなる第1のウエハ1を用意し、エピタキシャル成
長により第1のウエハよりも低不純物濃度のエピタキシ
ャル層31とエピタキシャル層31よりも高不純物濃度
のエピタキシャル層32を形成する。なお、P型シリコ
ンウエハとしては、ボロン濃度が1×1017cm-3〜1
×1020cm-3、比抵抗では0.001〜0.5Ω・c
mの高濃度P型シリコンウエハが好ましい。
ハからなる第1のウエハ1を用意し、エピタキシャル成
長により第1のウエハよりも低不純物濃度のエピタキシ
ャル層31とエピタキシャル層31よりも高不純物濃度
のエピタキシャル層32を形成する。なお、P型シリコ
ンウエハとしては、ボロン濃度が1×1017cm-3〜1
×1020cm-3、比抵抗では0.001〜0.5Ω・c
mの高濃度P型シリコンウエハが好ましい。
【0141】エピタキシャル層32の不純物濃度はエピ
タキシャル層31の不純物濃度よりも高ければよく、エ
ピタキシャル層32の比抵抗がエピタキシャル層31の
比抵抗より低くなるように、具体的にはエピタキシャル
層31の比抵抗が0.02〜10000Ω・cm、より
好ましくは0.1〜100Ω・cmとし、エピタキシャ
ル層32の比抵抗が0.001〜0.1Ω・cm、より
好ましくは0.005〜0.02Ω・cmとする。
タキシャル層31の不純物濃度よりも高ければよく、エ
ピタキシャル層32の比抵抗がエピタキシャル層31の
比抵抗より低くなるように、具体的にはエピタキシャル
層31の比抵抗が0.02〜10000Ω・cm、より
好ましくは0.1〜100Ω・cmとし、エピタキシャ
ル層32の比抵抗が0.001〜0.1Ω・cm、より
好ましくは0.005〜0.02Ω・cmとする。
【0142】図8(B)では、第1のウエハ1のエピタ
キシャル半導体層32とエピタキシャル層31の途中ま
で陽極化成するなどして多孔質化して多孔質層4を形成
する。陽極化成時に電流一定でも、このように不純物濃
度の異なるエピタキシャル層を用いると多孔度の異なる
多孔質層を形成することができる。多孔質層4はエピタ
キシャル半導体層32の多孔質化部よりもエピタキシャ
ル半導体層31の多孔質化部の方が多孔度が高く脆弱と
なる。この時、多孔質層4の下方に非多孔質の層10が
100nm乃至20μm程残るように多孔質化する。
キシャル半導体層32とエピタキシャル層31の途中ま
で陽極化成するなどして多孔質化して多孔質層4を形成
する。陽極化成時に電流一定でも、このように不純物濃
度の異なるエピタキシャル層を用いると多孔度の異なる
多孔質層を形成することができる。多孔質層4はエピタ
キシャル半導体層32の多孔質化部よりもエピタキシャ
ル半導体層31の多孔質化部の方が多孔度が高く脆弱と
なる。この時、多孔質層4の下方に非多孔質の層10が
100nm乃至20μm程残るように多孔質化する。
【0143】以下、不純物濃度の異なるエピタキシャル
層を形成する点についてさらに説明する。
層を形成する点についてさらに説明する。
【0144】エピタキシャル成長層の組成、不純物濃
度、種類の少なくとも一つを変えることにより(本実施
形態では不純物濃度を変えた)、エピタキシャル成長層
を2層以上の構造にすれば、かかるエピタキシャル成長
層に形成される多孔質層を構造の異なる2層以上の多孔
質層構造にすると、後に述べる貼り合わせ後の分離工程
において、多孔質層中の分離位置を規定することができ
る。
度、種類の少なくとも一つを変えることにより(本実施
形態では不純物濃度を変えた)、エピタキシャル成長層
を2層以上の構造にすれば、かかるエピタキシャル成長
層に形成される多孔質層を構造の異なる2層以上の多孔
質層構造にすると、後に述べる貼り合わせ後の分離工程
において、多孔質層中の分離位置を規定することができ
る。
【0145】多孔質層構造は表面側で低多孔度層、内部
に高多孔度層が位置することが望ましい。表面側の低多
孔度層は後に形成する非多孔質単結晶層の結晶性を向上
するために必要であり、内部に位置する高多孔度層は、
機械的に脆弱で分離工程において、主として高多孔度層
中、あるいは、高多孔度層と隣接する層の界面におい
て、優先的に分離する層である。
に高多孔度層が位置することが望ましい。表面側の低多
孔度層は後に形成する非多孔質単結晶層の結晶性を向上
するために必要であり、内部に位置する高多孔度層は、
機械的に脆弱で分離工程において、主として高多孔度層
中、あるいは、高多孔度層と隣接する層の界面におい
て、優先的に分離する層である。
【0146】多孔質層形成に先立って、予めエピタキシ
ャル成長層中に組成、不純物濃度、種類等の異なる層を
形成しておくことで、陽極化成中の多孔質層形成条件を
多孔質層形成中に特に可変せずとも、少なくとも上記し
たような低多孔度層、高多孔度層を形成できる。
ャル成長層中に組成、不純物濃度、種類等の異なる層を
形成しておくことで、陽極化成中の多孔質層形成条件を
多孔質層形成中に特に可変せずとも、少なくとも上記し
たような低多孔度層、高多孔度層を形成できる。
【0147】なお、複数枚の第1の基板を陽極化成溶液
中に配置して多孔質層を形成する場合、陽極側の電極か
ら溶出する金属イオンが第1の基板の裏面に付着してし
まうのを防ぐために、陽極側にシリコンウエハをシール
ドウエハとして配置する場合があった。電流密度を可変
して2層以上の多孔質層を形成した場合、シールドウエ
ハ表面にも同様な構造が形成されることがある。もし、
シールドウエハをn回使用した場合には、シールドウエ
ハ中には2n層の多孔質層が形成されることになり、多
孔質層は極めて不安定になり、例えば、n+1回目に、
シールドウエハに形成された多孔質が剥離され、容器内
に散乱してしまう場合があった。特に低多孔度層と高多
孔度層が交互に形成される場合には、一定の化成条件で
同じ厚さの多孔質層を形成する場合に比べて、機械的強
度は著しく低下してしまう。すなわち、シールドウエハ
の使用回数が限定されていた。しかしながら、本発明に
よれば、第1の基板の多孔質層の2層以上の構造は、予
め第1の基板の表面に形成したエピタキシャル成長層の
構造によって、決定付けられるので、シールドウエハに
印加する電流密度は一定にすることができ、シールドウ
エハの寿命を延ばすことができる。
中に配置して多孔質層を形成する場合、陽極側の電極か
ら溶出する金属イオンが第1の基板の裏面に付着してし
まうのを防ぐために、陽極側にシリコンウエハをシール
ドウエハとして配置する場合があった。電流密度を可変
して2層以上の多孔質層を形成した場合、シールドウエ
ハ表面にも同様な構造が形成されることがある。もし、
シールドウエハをn回使用した場合には、シールドウエ
ハ中には2n層の多孔質層が形成されることになり、多
孔質層は極めて不安定になり、例えば、n+1回目に、
シールドウエハに形成された多孔質が剥離され、容器内
に散乱してしまう場合があった。特に低多孔度層と高多
孔度層が交互に形成される場合には、一定の化成条件で
同じ厚さの多孔質層を形成する場合に比べて、機械的強
度は著しく低下してしまう。すなわち、シールドウエハ
の使用回数が限定されていた。しかしながら、本発明に
よれば、第1の基板の多孔質層の2層以上の構造は、予
め第1の基板の表面に形成したエピタキシャル成長層の
構造によって、決定付けられるので、シールドウエハに
印加する電流密度は一定にすることができ、シールドウ
エハの寿命を延ばすことができる。
【0148】多孔質層構造は必要があれば、2層以上の
何層でもよい。特に表面からに2層目に高多孔度層を形
成し、その下層に第2の低多孔度層を形成すれば、分離
時に欠陥が導入された場合にも、多孔質層中であるの
で、後の多孔質除去工程で除去することができ、第1の
基板に欠陥が残留してしまうことがない。このように3
層、あるいはそれ以上の多孔質層構造を形成する場合に
は、エピタキシャル成長層中に、これらの多孔質層に見
合った組成、不純物濃度、種類の異なる層を形成してお
く。
何層でもよい。特に表面からに2層目に高多孔度層を形
成し、その下層に第2の低多孔度層を形成すれば、分離
時に欠陥が導入された場合にも、多孔質層中であるの
で、後の多孔質除去工程で除去することができ、第1の
基板に欠陥が残留してしまうことがない。このように3
層、あるいはそれ以上の多孔質層構造を形成する場合に
は、エピタキシャル成長層中に、これらの多孔質層に見
合った組成、不純物濃度、種類の異なる層を形成してお
く。
【0149】続いて、図8(C)では、多孔質層4上に
非多孔質層5を形成して第1の部材を形成する。非多孔
質層5の形成方法としては、水素アニールにより多孔質
層4の孔を塞いで表層を非多孔質化する方法や、エピタ
キシャル成長により非多孔質の単結晶層を形成する方法
がある。そして、必要に応じて非多孔質層5の表面を酸
化するなどして、非多孔質層5の上に絶縁層6を形成す
る。熱酸化に代えて、CVDやスパッタリング等により
絶縁層6を形成してもよい。本実施形態ではエピタキシ
ャル半導体層31の多孔質化部が分離層になる。
非多孔質層5を形成して第1の部材を形成する。非多孔
質層5の形成方法としては、水素アニールにより多孔質
層4の孔を塞いで表層を非多孔質化する方法や、エピタ
キシャル成長により非多孔質の単結晶層を形成する方法
がある。そして、必要に応じて非多孔質層5の表面を酸
化するなどして、非多孔質層5の上に絶縁層6を形成す
る。熱酸化に代えて、CVDやスパッタリング等により
絶縁層6を形成してもよい。本実施形態ではエピタキシ
ャル半導体層31の多孔質化部が分離層になる。
【0150】図8(D)では、第1のウエハ1の絶縁層
6の表面と第2のウエハ2の表面とを貼り合わせて多層
構造体を形成する。CZシリコンウエハ、FZシリコン
ウエハ等のバルクウエハ等からなる第2の部材となる第
2のウエハ2を用意する。第2のウエハは半導体が露出
しているウエハであっても、表面に絶縁膜を形成したも
のであってもよく、或いは第2のウエハの代わりに石英
ガラスのような絶縁性光透過性基板を用いてもよい。貼
り合わせの際には、室温で両者を接触させたのち熱処理
して接合強度を高めてもよいし、陽極接合により貼り合
わせてもよい。又は、接触と同時に熱処理を行ってもよ
い。更に貼り合わせ工程においては、両者がより密着す
るように加圧しながら熱処理等を行ってもよい。
6の表面と第2のウエハ2の表面とを貼り合わせて多層
構造体を形成する。CZシリコンウエハ、FZシリコン
ウエハ等のバルクウエハ等からなる第2の部材となる第
2のウエハ2を用意する。第2のウエハは半導体が露出
しているウエハであっても、表面に絶縁膜を形成したも
のであってもよく、或いは第2のウエハの代わりに石英
ガラスのような絶縁性光透過性基板を用いてもよい。貼
り合わせの際には、室温で両者を接触させたのち熱処理
して接合強度を高めてもよいし、陽極接合により貼り合
わせてもよい。又は、接触と同時に熱処理を行ってもよ
い。更に貼り合わせ工程においては、両者がより密着す
るように加圧しながら熱処理等を行ってもよい。
【0151】また、一対の貼り合わせ面のすくなくとも
いずれか一方に酸素、窒素、シリコン、水素、希ガス等
のプラズマ処理を行い貼り合わせ面を予め活性化するこ
とも好ましいものである。更には、間に接着層を介在さ
せて貼り合わせてもよい。
いずれか一方に酸素、窒素、シリコン、水素、希ガス等
のプラズマ処理を行い貼り合わせ面を予め活性化するこ
とも好ましいものである。更には、間に接着層を介在さ
せて貼り合わせてもよい。
【0152】そして、図8(E)では、分離層(エピタ
キシャル半導体層31の多孔質化部)において、前述し
た方法により多層構造体を分離する。剥離された第1の
ウエハの非多孔質部分はウエハ形状を保っており、分離
された面上に多孔質層の残留部41(エピタキシャル半
導体層31の多孔質化部の一部)を有している。一方第
2のウエハ2上には非多孔質層5が絶縁層6とともに、
第1のウエハから移設されており、その分離された面上
に多孔質層の残留部42(エピタキシャル層32の多孔
質化部とエピタキシャル半導体層31の多孔質化部の一
部)を有している。
キシャル半導体層31の多孔質化部)において、前述し
た方法により多層構造体を分離する。剥離された第1の
ウエハの非多孔質部分はウエハ形状を保っており、分離
された面上に多孔質層の残留部41(エピタキシャル半
導体層31の多孔質化部の一部)を有している。一方第
2のウエハ2上には非多孔質層5が絶縁層6とともに、
第1のウエハから移設されており、その分離された面上
に多孔質層の残留部42(エピタキシャル層32の多孔
質化部とエピタキシャル半導体層31の多孔質化部の一
部)を有している。
【0153】図8(F)では、残留部42を除去する。
残留部42の厚さが比較的厚い場合には、ふっ酸と過酸
化水素とアルコールの混合液をエッチャントとして用い
て残留部42を選択的にウエットエッチングして除去
し、その後水素アニールにより表面を平滑化する。残留
部42の厚さが薄い場合には、ウエットエッチングする
ことなく水素アニールして残留部42の除去と同時に平
滑化処理を行ってもよい。こうして付加価値の高いSO
Iウエハが得られる。
残留部42の厚さが比較的厚い場合には、ふっ酸と過酸
化水素とアルコールの混合液をエッチャントとして用い
て残留部42を選択的にウエットエッチングして除去
し、その後水素アニールにより表面を平滑化する。残留
部42の厚さが薄い場合には、ウエットエッチングする
ことなく水素アニールして残留部42の除去と同時に平
滑化処理を行ってもよい。こうして付加価値の高いSO
Iウエハが得られる。
【0154】図8(G)では、剥離後のウエハ1(半導
体基体)上の残留部41を、研磨、ウエットエッチン
グ、水素アニール等により除去し、平滑化する。
体基体)上の残留部41を、研磨、ウエットエッチン
グ、水素アニール等により除去し、平滑化する。
【0155】このとき、ウエハ1上には非多孔質の層
(エピタキシャル層)10が残っており、エピタキシャ
ルウエハが得られる。なお、分離後のエピタキシャルウ
エハとして、エピタキシャル層下の基体に、P型シリコ
ンウエハ以外のウエハが望まれる場合には、所望のシリ
コンウエハ(例えばP- やN型)を用いることもでき
る。
(エピタキシャル層)10が残っており、エピタキシャ
ルウエハが得られる。なお、分離後のエピタキシャルウ
エハとして、エピタキシャル層下の基体に、P型シリコ
ンウエハ以外のウエハが望まれる場合には、所望のシリ
コンウエハ(例えばP- やN型)を用いることもでき
る。
【0156】ここまでの工程で、エピタキシャル半導体
層31を2層以上にわたって形成しても良い。例えば2
層の場合を例に取ると、エピタキシャル半導体層31′
および31′′(合わせて31)をこの順で形成する。
多孔質化は表面のエピタキシャル半導体層32から行わ
れ、少なくとも単結晶半導体層31′′に入るまで、多
くともエピタキシャル半導体層31′の一部が多孔質化
されずに残るように多孔質化する。よって、多孔質化が
31′の途中まで行われた場合は、第1のウエハ1側か
らエピタキシャル半導体層31′、多孔質層41′(エ
ピタキシャル半導体層31′の一部が多孔質化された
層)、多孔質層41′′(エピタキシャル半導体層3
1′′が多孔質化された層)、多孔質層42(単結晶半
導体層32が多孔質化された層)の順に形成される。ま
た多孔質化が単結晶半導体層31′′と単結晶半導体層
31′の界面まで行われた場合には、多孔質層41′
(単結晶半導体層31′が多孔質化された層)は存在し
ないことになる。 [各層の役割] エピタキシャル層32:多孔質化したこの層の上に良質
なエピ層(SOIになる)を形成する役割 エピタキシャル層31′:多孔質化されずに残存した層
は、第2の半導体基板用のエピ層になる。 エピタキシャル層31′′:ここに形成された多孔質層
の内部あるいは上下界面で分離する役割。
層31を2層以上にわたって形成しても良い。例えば2
層の場合を例に取ると、エピタキシャル半導体層31′
および31′′(合わせて31)をこの順で形成する。
多孔質化は表面のエピタキシャル半導体層32から行わ
れ、少なくとも単結晶半導体層31′′に入るまで、多
くともエピタキシャル半導体層31′の一部が多孔質化
されずに残るように多孔質化する。よって、多孔質化が
31′の途中まで行われた場合は、第1のウエハ1側か
らエピタキシャル半導体層31′、多孔質層41′(エ
ピタキシャル半導体層31′の一部が多孔質化された
層)、多孔質層41′′(エピタキシャル半導体層3
1′′が多孔質化された層)、多孔質層42(単結晶半
導体層32が多孔質化された層)の順に形成される。ま
た多孔質化が単結晶半導体層31′′と単結晶半導体層
31′の界面まで行われた場合には、多孔質層41′
(単結晶半導体層31′が多孔質化された層)は存在し
ないことになる。 [各層の役割] エピタキシャル層32:多孔質化したこの層の上に良質
なエピ層(SOIになる)を形成する役割 エピタキシャル層31′:多孔質化されずに残存した層
は、第2の半導体基板用のエピ層になる。 エピタキシャル層31′′:ここに形成された多孔質層
の内部あるいは上下界面で分離する役割。
【0157】図8(G)では、剥離後のウエハ1(半導
体基体)上の残留部41を、研磨、ウエットエッチン
グ、水素アニール等により除去し、平滑化する。この
時、図8(A)で形成したエピタキシャル層10(元の
単結晶半導体層31)が残っているので、この状態で水
素アニールを施せば、表面は平滑化される。含有ボロン
濃度が所定の濃度よりも高い場合には外方拡散によりボ
ロン濃度を低下させて層10は、P- 型単結晶半導体層
となる。
体基体)上の残留部41を、研磨、ウエットエッチン
グ、水素アニール等により除去し、平滑化する。この
時、図8(A)で形成したエピタキシャル層10(元の
単結晶半導体層31)が残っているので、この状態で水
素アニールを施せば、表面は平滑化される。含有ボロン
濃度が所定の濃度よりも高い場合には外方拡散によりボ
ロン濃度を低下させて層10は、P- 型単結晶半導体層
となる。
【0158】これは所謂P- エピタキシャルウエハと同
品質のウエハである。この層のボロン濃度は始めのエピ
タキシャル半導体層31のボロン濃度にほぼ等しいこと
になる。この層は表面に近い領域は多孔質化(多孔質層
42)され分離層として作用するので、P- エピタキシ
ャルウエハ用のボロン濃度に合致していない場合も有り
得る。この場合は上記した様に、エピタキシャル半導体
層31をボロン濃度を変えた2層以上で構成することに
より、分離用多孔質化に最適なボロン濃度の層(3
1′′)とP-エピタキシャルウエハ用に最適なボロン
濃度の層(31′)に分けて形成すれば良い。積極的に
外方拡散する必要がない場合には、研磨乃至短時間の水
素アニールにより表面平滑化してもP- エピタキシャル
ウエハと同品質のウエハになる。こうして、2枚のウエ
ハから付加価値の高い1枚のSOIウエハと1枚のエピ
タキシャルが得られる。そして、このエピウエハをSO
Iの製造に再度利用することなく、それ以外の用途に用
いられるウエハとして転用、あるいは販売することで経
済上有利なSOIウエハ製造プロセスが構築できるとと
もに、常に新品のウエハを用いてSOIの製造が可能で
あるので、その生産効率も上がる。 (実施形態8)図9は、本発明の第8実施形態によるウ
エハの製造方法を示す工程図である。
品質のウエハである。この層のボロン濃度は始めのエピ
タキシャル半導体層31のボロン濃度にほぼ等しいこと
になる。この層は表面に近い領域は多孔質化(多孔質層
42)され分離層として作用するので、P- エピタキシ
ャルウエハ用のボロン濃度に合致していない場合も有り
得る。この場合は上記した様に、エピタキシャル半導体
層31をボロン濃度を変えた2層以上で構成することに
より、分離用多孔質化に最適なボロン濃度の層(3
1′′)とP-エピタキシャルウエハ用に最適なボロン
濃度の層(31′)に分けて形成すれば良い。積極的に
外方拡散する必要がない場合には、研磨乃至短時間の水
素アニールにより表面平滑化してもP- エピタキシャル
ウエハと同品質のウエハになる。こうして、2枚のウエ
ハから付加価値の高い1枚のSOIウエハと1枚のエピ
タキシャルが得られる。そして、このエピウエハをSO
Iの製造に再度利用することなく、それ以外の用途に用
いられるウエハとして転用、あるいは販売することで経
済上有利なSOIウエハ製造プロセスが構築できるとと
もに、常に新品のウエハを用いてSOIの製造が可能で
あるので、その生産効率も上がる。 (実施形態8)図9は、本発明の第8実施形態によるウ
エハの製造方法を示す工程図である。
【0159】先ず、図9(A)では、P型シリコンウエ
ハからなる第1のウエハ1を用意し、その表面上にエピ
タキシャル成長により第1導電型(例えばP- )で第1
の比抵抗のエピタキシャル層31と第2導電型(例えば
n)で第2の比抵抗のエピタキシャル層32を形成す
る。本実施形態ではエピタキシャル層32はSOIウエ
ハ側の活性層、エピタキシャル層31はエピタキシャル
ウエハ側の活性層となり、それぞれの活性層を1回の連
続する工程のエピタキシャル成長で作製できる。エピタ
キシャル層31とエピタキシャル層32は同一導電型
(P型あるいはN型)であってもよく、比抵抗は特に変
えなくとも同一であってもよい(すなわち、単一のエピ
タキシャル層であってもよい)。単結晶半導体層31お
よび32の層は最終的には、エピウエハおよびSOI等
のウエハの表面半導体層になるので、不純物の導電型、
濃度はそれぞれの用途に最適化しておいた方が好まし
い。なお、第1のウエハとしては、高濃度P型シリコン
ウエハを用いることが好ましい。
ハからなる第1のウエハ1を用意し、その表面上にエピ
タキシャル成長により第1導電型(例えばP- )で第1
の比抵抗のエピタキシャル層31と第2導電型(例えば
n)で第2の比抵抗のエピタキシャル層32を形成す
る。本実施形態ではエピタキシャル層32はSOIウエ
ハ側の活性層、エピタキシャル層31はエピタキシャル
ウエハ側の活性層となり、それぞれの活性層を1回の連
続する工程のエピタキシャル成長で作製できる。エピタ
キシャル層31とエピタキシャル層32は同一導電型
(P型あるいはN型)であってもよく、比抵抗は特に変
えなくとも同一であってもよい(すなわち、単一のエピ
タキシャル層であってもよい)。単結晶半導体層31お
よび32の層は最終的には、エピウエハおよびSOI等
のウエハの表面半導体層になるので、不純物の導電型、
濃度はそれぞれの用途に最適化しておいた方が好まし
い。なお、第1のウエハとしては、高濃度P型シリコン
ウエハを用いることが好ましい。
【0160】図9(B)では、第1のウエハのエピタキ
シャル層32の表面を熱酸化するなどして絶縁層6を形
成する(図9(C))。次に、水素、窒素、あるいは希
ガスから選択されるイオンを注入し、所定の深さのとこ
ろに分離層となる微少空隙を含む層14を形成する。分
離層の位置は、分離層14の上には少なくとも単結晶半
導体32の一部(非多孔質層5)が残り、さらに分離層
14の下には少なくとも単結晶半導体31の一部(非多
孔質層10)が残るように規定する。こうして第1の部
材が形成される。
シャル層32の表面を熱酸化するなどして絶縁層6を形
成する(図9(C))。次に、水素、窒素、あるいは希
ガスから選択されるイオンを注入し、所定の深さのとこ
ろに分離層となる微少空隙を含む層14を形成する。分
離層の位置は、分離層14の上には少なくとも単結晶半
導体32の一部(非多孔質層5)が残り、さらに分離層
14の下には少なくとも単結晶半導体31の一部(非多
孔質層10)が残るように規定する。こうして第1の部
材が形成される。
【0161】この時、分離層14の下方に非多孔質のエ
ピタキシャル層10(エピタキシャル層31の一部)が
10nm乃至20μm程残るようにエピタキシャル層3
1又は/及びエピタキシャル層32中にイオンを注入す
ることが好ましい。ここでは、分離層14中にエピタキ
シャル層31とエピタキシャル層32との界面が存在す
るように(すなわち、エピタキシャル層31とエピタキ
シャル層32とに分離層が形成されるように)、分離層
14が形成されている場合について示している。
ピタキシャル層10(エピタキシャル層31の一部)が
10nm乃至20μm程残るようにエピタキシャル層3
1又は/及びエピタキシャル層32中にイオンを注入す
ることが好ましい。ここでは、分離層14中にエピタキ
シャル層31とエピタキシャル層32との界面が存在す
るように(すなわち、エピタキシャル層31とエピタキ
シャル層32とに分離層が形成されるように)、分離層
14が形成されている場合について示している。
【0162】図9(D)では、第1のウエハ1の絶縁層
6の表面と第2のウエハ2の表面とを貼り合わせて多層
構造体を形成する。CZシリコンウエハ、FZシリコン
ウエハ等のバルクウエハ等からなる第2の部材たる第2
のウエハ2は半導体が露出しているウエハであっても、
表面に絶縁膜を形成したものであってもよく、或いは第
1のウエハの代わりに石英ガラスのような絶縁性光透過
性基板であってもよい。室温のままでもよいし貼り合わ
せの際には、室温で両者を接触させたのち熱処理して接
合強度を高めてもよいし、陽極接合により貼り合わせて
もよい。又は、接触と同時に熱処理を行ってもよい。更
に貼り合わせ工程においては、両者がより密着するよう
に加圧しながら熱処理等を行ってもよい。また、間に接
着層を介在させて貼り合わせてもよい。また、一対の貼
り合わせ面の少なくともいずれか一方に酸素、窒素、シ
リコン、水素、希ガス等のプラズマ処理を行い貼り合わ
せ面を予め活性化することも好ましいものである。
6の表面と第2のウエハ2の表面とを貼り合わせて多層
構造体を形成する。CZシリコンウエハ、FZシリコン
ウエハ等のバルクウエハ等からなる第2の部材たる第2
のウエハ2は半導体が露出しているウエハであっても、
表面に絶縁膜を形成したものであってもよく、或いは第
1のウエハの代わりに石英ガラスのような絶縁性光透過
性基板であってもよい。室温のままでもよいし貼り合わ
せの際には、室温で両者を接触させたのち熱処理して接
合強度を高めてもよいし、陽極接合により貼り合わせて
もよい。又は、接触と同時に熱処理を行ってもよい。更
に貼り合わせ工程においては、両者がより密着するよう
に加圧しながら熱処理等を行ってもよい。また、間に接
着層を介在させて貼り合わせてもよい。また、一対の貼
り合わせ面の少なくともいずれか一方に酸素、窒素、シ
リコン、水素、希ガス等のプラズマ処理を行い貼り合わ
せ面を予め活性化することも好ましいものである。
【0163】そして、図9(E)では、分離層14にお
いて、前述した方法により多層構造体を分離する。本例
の方法では、図9(D)の熱処理時に温度を400℃以
上、好ましくは400℃〜600℃とすれば貼り合わせ
と同時に分離現象が発生することもある。
いて、前述した方法により多層構造体を分離する。本例
の方法では、図9(D)の熱処理時に温度を400℃以
上、好ましくは400℃〜600℃とすれば貼り合わせ
と同時に分離現象が発生することもある。
【0164】剥離された第1のウエハ1はその厚みが減
少することなくウエハ形状を保っており、分離された面
上に分離層14の残留部141を有している。一方第2
のウエハ2上には非多孔質層5が絶縁層6とともに、第
1のウエハから移設されており、その分離された面上に
分離層14の残留部142を有している。図9(F)で
は残留部142を除去する。残留部141を研磨、ウエ
ットエッチング、水素アニール等により除去し、平滑化
する。こうして、付加価値の高いSOIウエハを得る。
少することなくウエハ形状を保っており、分離された面
上に分離層14の残留部141を有している。一方第2
のウエハ2上には非多孔質層5が絶縁層6とともに、第
1のウエハから移設されており、その分離された面上に
分離層14の残留部142を有している。図9(F)で
は残留部142を除去する。残留部141を研磨、ウエ
ットエッチング、水素アニール等により除去し、平滑化
する。こうして、付加価値の高いSOIウエハを得る。
【0165】図9(F)では、残留部142を除去す
る。この時は、低い研磨レートで研磨すればよいし、そ
の後水素アニールしてもよい。或いは、研磨することな
く水素アニールして残留部142の除去と同時に平滑化
処理を行ってもよい。こうして付加価値の高いSOIウ
エハが得られる。
る。この時は、低い研磨レートで研磨すればよいし、そ
の後水素アニールしてもよい。或いは、研磨することな
く水素アニールして残留部142の除去と同時に平滑化
処理を行ってもよい。こうして付加価値の高いSOIウ
エハが得られる。
【0166】図9(G)では、剥離後のウエハ1(半導
体基体)上の残留部141を、研磨、ウエットエッチン
グ、水素アニール等により除去し、平滑化する。この
時、図9(A)で形成したエピタキシャル層10が残っ
ている。この状態で水素アニールを施せば、表面は平滑
化されるとともに含有ボロン濃度が外方拡散により低下
して層10を、P- 型単結晶半導体層とすることができ
る。こうして、2枚のウエハから1枚のSOIウエハ
と、1枚のエピタキシャルウエハ(例えば、P+ 基板上
にP- エピ層が形成されたウエハ)を得ることができ
る。 (製造システム)以下、本発明のウエハの製造方法を実
施するに適した製造システム(製造プラント)について
説明する。
体基体)上の残留部141を、研磨、ウエットエッチン
グ、水素アニール等により除去し、平滑化する。この
時、図9(A)で形成したエピタキシャル層10が残っ
ている。この状態で水素アニールを施せば、表面は平滑
化されるとともに含有ボロン濃度が外方拡散により低下
して層10を、P- 型単結晶半導体層とすることができ
る。こうして、2枚のウエハから1枚のSOIウエハ
と、1枚のエピタキシャルウエハ(例えば、P+ 基板上
にP- エピ層が形成されたウエハ)を得ることができ
る。 (製造システム)以下、本発明のウエハの製造方法を実
施するに適した製造システム(製造プラント)について
説明する。
【0167】図10は製造システムの一例を示す模式的
説明図である。同図に示すように、第1の基板(ウエ
ハ)1は、陽極化成装置、エピタキシャル成長装置、イ
オン注入装置、酸化装置等を有するプロセス装置群51
に送られ、前述した工程S2等を実施する。
説明図である。同図に示すように、第1の基板(ウエ
ハ)1は、陽極化成装置、エピタキシャル成長装置、イ
オン注入装置、酸化装置等を有するプロセス装置群51
に送られ、前述した工程S2等を実施する。
【0168】分離層が形成された第1の基板1は、貼り
合わせ装置群52に送られて、ここで第2の基板(ウエ
ハ)2と貼り合わされ、多層構造体が得られる。
合わせ装置群52に送られて、ここで第2の基板(ウエ
ハ)2と貼り合わされ、多層構造体が得られる。
【0169】多層構造体はウオータージェット装置、熱
処理装置、楔挿入装置、等を少なくとも1つ含む分離装
置群53に送られ、ここで分離がなされる。
処理装置、楔挿入装置、等を少なくとも1つ含む分離装
置群53に送られ、ここで分離がなされる。
【0170】分離後の第2の基板は、エッチング装置、
研磨装置、熱処理装置等を含む分離層除去及び表面平滑
化装置群54に送られて、処理がなされSOIウエハ2
0が完成する。
研磨装置、熱処理装置等を含む分離層除去及び表面平滑
化装置群54に送られて、処理がなされSOIウエハ2
0が完成する。
【0171】一方、剥離された第1の基板は装置群54
にて平滑化処理がなされてバルクウエハとして完成する
か、或いはエピタキシャル装置55に送られてエピタキ
シャル成長処理が施されエピタキシャルウエハ21が完
成する。もちろん、装置群51において、第1の基板1
に、エピタキシャル成長させておけば、分離と同時にエ
ピタキシャルウエハが得られるので、エピタキシャル装
置55を用いないことも可能である。
にて平滑化処理がなされてバルクウエハとして完成する
か、或いはエピタキシャル装置55に送られてエピタキ
シャル成長処理が施されエピタキシャルウエハ21が完
成する。もちろん、装置群51において、第1の基板1
に、エピタキシャル成長させておけば、分離と同時にエ
ピタキシャルウエハが得られるので、エピタキシャル装
置55を用いないことも可能である。
【0172】これら、SOIウエハ20とエピタキシャ
ルウエハ21(或いはバルクウエハ)は検査解析装置群
56に送られ、膜厚分布測定、異物粒子密度測定、欠陥
密度測定等が行われ、出荷箱詰め装置群57にて箱詰め
され出荷される。エピタキシャルウエハ21は再び第1
の基板1や第2の基板2としては使用せず、他の用途の
ウエハとして転用あるいは販売する。58はメンテナン
スエリア、59はウエハを搬送するためのクリーンエリ
アである。こうして、2枚のウエハを用いて1枚のSO
Iウエハと1枚のエピタキシャルウエハ(或いはバルク
ウエハ)を作製できる。SOIウエハの製造には常に新
品のウエハを用いることができ、また従来は同一の工程
に再利用又は廃棄するしかなかったウエハを別の用途に
転用、販売することで、効率のよい半導体製造プロセス
の構築ができる。
ルウエハ21(或いはバルクウエハ)は検査解析装置群
56に送られ、膜厚分布測定、異物粒子密度測定、欠陥
密度測定等が行われ、出荷箱詰め装置群57にて箱詰め
され出荷される。エピタキシャルウエハ21は再び第1
の基板1や第2の基板2としては使用せず、他の用途の
ウエハとして転用あるいは販売する。58はメンテナン
スエリア、59はウエハを搬送するためのクリーンエリ
アである。こうして、2枚のウエハを用いて1枚のSO
Iウエハと1枚のエピタキシャルウエハ(或いはバルク
ウエハ)を作製できる。SOIウエハの製造には常に新
品のウエハを用いることができ、また従来は同一の工程
に再利用又は廃棄するしかなかったウエハを別の用途に
転用、販売することで、効率のよい半導体製造プロセス
の構築ができる。
【0173】図11は、図10のシステムを一部変更し
たもので、得られたSOIウエハ20とエピタキシャル
ウエハ21(又はバルクウエハ)を別々に検査し、箱詰
めするようにしたものである。
たもので、得られたSOIウエハ20とエピタキシャル
ウエハ21(又はバルクウエハ)を別々に検査し、箱詰
めするようにしたものである。
【0174】こうして、2枚のウエハから1枚のSOI
ウエハと1枚のエピタキシャルウエハを製造することが
できウエハの利用効率のよい、製造プロセスを構築でき
る。
ウエハと1枚のエピタキシャルウエハを製造することが
できウエハの利用効率のよい、製造プロセスを構築でき
る。
【0175】図12は、分離後の第1のウエハの転用先
を決定するための検査工程のフローチャートである。
を決定するための検査工程のフローチャートである。
【0176】図12に示すように、まず分離後の第1の
ウエハの表面異物測定を行なう(工程S50)。表面の
異物が測定されない又は基準値以下であれば、次に第1
の基準(低い基準)に基づいて表面ラフネスの測定を行
なう(工程S51)。表面ラフネスの第1の基準を満足
するときは、第2の基準(第1の基準より高い基準)に
基づいて表面ラフネスの測定を行なう(工程S52)。
表面ラフネスの第2の基準を満足するときは、エッジ部
の判定を行なう(工程S53)。エッジ部が問題なけれ
ば、第1のウエハは、製品化されデバイスウエハ,エピ
ウエハ,高品質ダミーウエハとして用いられる(工程S
54)。
ウエハの表面異物測定を行なう(工程S50)。表面の
異物が測定されない又は基準値以下であれば、次に第1
の基準(低い基準)に基づいて表面ラフネスの測定を行
なう(工程S51)。表面ラフネスの第1の基準を満足
するときは、第2の基準(第1の基準より高い基準)に
基づいて表面ラフネスの測定を行なう(工程S52)。
表面ラフネスの第2の基準を満足するときは、エッジ部
の判定を行なう(工程S53)。エッジ部が問題なけれ
ば、第1のウエハは、製品化されデバイスウエハ,エピ
ウエハ,高品質ダミーウエハとして用いられる(工程S
54)。
【0177】工程S50で表面の異物が基準値を超えて
いる場合、又は工程S51で表面のラフネスが第1の基
準を満足しない場合は、再洗浄、再研磨等の再表面処理
を行なう(工程55)。再表面処理後は必要に応じて、
再度工程S50〜S54の検査を行なうか、ダミー用ウ
エハとして用いる(工程S56)。また、工程S52で
表面のラフネスが第2の基準を満足しない場合は、ダミ
ー用ウエハとして用いる(工程S56)。
いる場合、又は工程S51で表面のラフネスが第1の基
準を満足しない場合は、再洗浄、再研磨等の再表面処理
を行なう(工程55)。再表面処理後は必要に応じて、
再度工程S50〜S54の検査を行なうか、ダミー用ウ
エハとして用いる(工程S56)。また、工程S52で
表面のラフネスが第2の基準を満足しない場合は、ダミ
ー用ウエハとして用いる(工程S56)。
【0178】工程S53でエッジ判定で問題があればエ
ッジポリッシュ等の再エッジ処理を行なう(工程S5
7)。エッジの使用を問わないものはそのまま製品化さ
れ、デバイスウエハ,エピウエハ,高品質ダミーウエハ
として用いる(工程S54)。
ッジポリッシュ等の再エッジ処理を行なう(工程S5
7)。エッジの使用を問わないものはそのまま製品化さ
れ、デバイスウエハ,エピウエハ,高品質ダミーウエハ
として用いる(工程S54)。
【0179】以下、上記実施形態7、8の製造方法を実
施するに適した製造システム(製造プラント)について
説明する。
施するに適した製造システム(製造プラント)について
説明する。
【0180】図13は製造システムの一例を示す模式的
説明図である。なお図13の製造システムは図10の製
造システムの一部が異なるのみなので、図10と同一な
構成要素については同一符号を付して説明を省略する。
説明図である。なお図13の製造システムは図10の製
造システムの一部が異なるのみなので、図10と同一な
構成要素については同一符号を付して説明を省略する。
【0181】図13の製造システムが図10の製造シス
テムと異なるのは、第1の基板(ウエハ)1上にエピタ
キシャル層が形成された後に、陽極化成装置、エピタキ
シャル成長装置、イオン注入装置、酸化装置等を有する
プロセス装置群51に送られることであり、剥離された
第1の基板は装置群54にて平滑化処理がなされるとエ
ピタキシャルウエハ21が完成されることである(すな
わち、エピタキシャル層形成のためにあらたなエピタキ
シャル成長を行なう必要がない)。
テムと異なるのは、第1の基板(ウエハ)1上にエピタ
キシャル層が形成された後に、陽極化成装置、エピタキ
シャル成長装置、イオン注入装置、酸化装置等を有する
プロセス装置群51に送られることであり、剥離された
第1の基板は装置群54にて平滑化処理がなされるとエ
ピタキシャルウエハ21が完成されることである(すな
わち、エピタキシャル層形成のためにあらたなエピタキ
シャル成長を行なう必要がない)。
【0182】図14は、図13のシステムを一部変更し
たもので、得られたSOIウエハ20とエピタキシャル
ウエハ21(又はバルクウエハ)を別々に検査し、箱詰
めするようにしたものである。なお、図14の製造シス
テムは図11の製造システムの一部が異なるのみであ
り、図14の製造システムが図11の製造システムと異
なるのは、第1の基板(ウエハ)1上にエピタキシャル
層が形成された後に、陽極化成装置、エピタキシャル成
長装置、イオン注入装置、酸化装置等を有するプロセス
装置群51に送られることであり、剥離された第1の基
板は装置群54にて平滑化処理がなされるとエピタキシ
ャルウエハ21が完成されることである(すなわち、エ
ピタキシャル層形成のためにあらたなエピタキシャル成
長を行なう必要がない)。
たもので、得られたSOIウエハ20とエピタキシャル
ウエハ21(又はバルクウエハ)を別々に検査し、箱詰
めするようにしたものである。なお、図14の製造シス
テムは図11の製造システムの一部が異なるのみであ
り、図14の製造システムが図11の製造システムと異
なるのは、第1の基板(ウエハ)1上にエピタキシャル
層が形成された後に、陽極化成装置、エピタキシャル成
長装置、イオン注入装置、酸化装置等を有するプロセス
装置群51に送られることであり、剥離された第1の基
板は装置群54にて平滑化処理がなされるとエピタキシ
ャルウエハ21が完成されることである(すなわち、エ
ピタキシャル層形成のためにあらたなエピタキシャル成
長を行なう必要がない)。
【0183】分離後の第1のウエハの転用先を決めるた
めの検査工程は図12に示したフローチャートと同様で
ある。
めの検査工程は図12に示したフローチャートと同様で
ある。
【0184】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 (実施例1)比抵抗0.01〜0.02Ω・cmのP型
の第1の単結晶Si基板を、HF溶液中において陽極化
成を行った。
の第1の単結晶Si基板を、HF溶液中において陽極化
成を行った。
【0185】陽極化成条件は以下のとおりであった。 電流密度: 7(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 H5 OH=1:1:1 時間: 11(分) 多孔質Siの厚み: 12(μm) 多孔質Siは高品質エピタキシャルSi層を形成させる
ために、さらに分離層として用い、それぞれ機能を一層
で共用している。因みに多孔質Si層の厚さは0.1μ
mから600μm程度の範囲から適宜選択できる。
ために、さらに分離層として用い、それぞれ機能を一層
で共用している。因みに多孔質Si層の厚さは0.1μ
mから600μm程度の範囲から適宜選択できる。
【0186】この基板を酸素雰囲気中400℃で1時間
酸化した。この酸化により多孔質Siの孔の内壁は熱酸
化膜で覆われた。多孔質Si上に単結晶Siを0.3μm
エピタキシャル成長した。成長条件は以下の通りであ
る。なお、単結晶Siの成長に先立って、既述の水素ベ
ーキング工程、微量原料供給工程、高温ベーキング工程
を行ってもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.15μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
100nmのSiO2層を形成した。
酸化した。この酸化により多孔質Siの孔の内壁は熱酸
化膜で覆われた。多孔質Si上に単結晶Siを0.3μm
エピタキシャル成長した。成長条件は以下の通りであ
る。なお、単結晶Siの成長に先立って、既述の水素ベ
ーキング工程、微量原料供給工程、高温ベーキング工程
を行ってもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.15μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
100nmのSiO2層を形成した。
【0187】そして、自然酸化膜を除去した同径のシリ
コンウエハに接触させ、熱処理を行って貼り合わせ、多
層構造体を形成した。
コンウエハに接触させ、熱処理を行って貼り合わせ、多
層構造体を形成した。
【0188】多層構造体の側面に剛体の楔を挿入して、
多層構造体から第1の基板を剥離した。剥離後、第2の
基板上にはエピタキシャル層が移設されていた。
多層構造体から第1の基板を剥離した。剥離後、第2の
基板上にはエピタキシャル層が移設されていた。
【0189】エピタキシャル層上の残留多孔質層をウエ
ットエッチングにより除去し、水素アニール処理してS
OIウエハを得た。このSOIウエハを用いて、完全空
乏型薄膜トランジスタを作製した。
ットエッチングにより除去し、水素アニール処理してS
OIウエハを得た。このSOIウエハを用いて、完全空
乏型薄膜トランジスタを作製した。
【0190】一方、剥離された第1の基板の剥離面を研
磨して残留多孔質層を除去するとともに、平坦化し、バ
ルクウエハを得た。このバルクウエハを用いてCMOS
論理回路を作製した。
磨して残留多孔質層を除去するとともに、平坦化し、バ
ルクウエハを得た。このバルクウエハを用いてCMOS
論理回路を作製した。
【0191】また、得られたバルクウエハを用いて太陽
電池を作製することもできた。その一例をまず、図16
(A)に示すように多孔質層4を陽極化成により形成し
た後エピタキシャル層5を成長させた。
電池を作製することもできた。その一例をまず、図16
(A)に示すように多孔質層4を陽極化成により形成し
た後エピタキシャル層5を成長させた。
【0192】この半導体膜5のエピタキシャル成長は、
常圧Siエピタキシャル成長装置に、SiH4 ガスとB
2 H6 ガスとを用いたエピタキシャル成長を3分間行っ
て、ボロンBが1019atoms/cm3 にドープされたp+
Siによる第1の半導体層503を形成し、次に、B2
H6 ガスの流量を変更して、Siエピタキシャル成長を
10分間行って、ボロンBが1016atoms/cm3 にドー
プされた低濃度のp-Siによる第2の半導体層502
を形成し、更にB2 H6 ガスに換えてPH3 ガスを供給
して、エピタキシャル成長を4分間行って、p- エピタ
キシャル半導体層502上に、リンが1019atoms/cm
3 の高濃度にドープされたn+ Siによる第3の半導体
層501を形成して、第1〜第3のエピタキシャル半導
体層501〜503よりなるp+ /p- /n+ 構造の半
導体膜5を形成した。
常圧Siエピタキシャル成長装置に、SiH4 ガスとB
2 H6 ガスとを用いたエピタキシャル成長を3分間行っ
て、ボロンBが1019atoms/cm3 にドープされたp+
Siによる第1の半導体層503を形成し、次に、B2
H6 ガスの流量を変更して、Siエピタキシャル成長を
10分間行って、ボロンBが1016atoms/cm3 にドー
プされた低濃度のp-Siによる第2の半導体層502
を形成し、更にB2 H6 ガスに換えてPH3 ガスを供給
して、エピタキシャル成長を4分間行って、p- エピタ
キシャル半導体層502上に、リンが1019atoms/cm
3 の高濃度にドープされたn+ Siによる第3の半導体
層501を形成して、第1〜第3のエピタキシャル半導
体層501〜503よりなるp+ /p- /n+ 構造の半
導体膜5を形成した。
【0193】次に、この実施例においては、半導体膜5
上に表面熱酸化によってSiO2 膜すなわち透明の絶縁
膜80を形成し、フォトリソグラフィによるパターンエ
ッチングを行って電極ないしは配線81とのコンタクト
を行った。この配線81は、所要の間隔を保持して図に
おいては紙面と直交する方向に延長するストライプ状に
平行配列して形成する。
上に表面熱酸化によってSiO2 膜すなわち透明の絶縁
膜80を形成し、フォトリソグラフィによるパターンエ
ッチングを行って電極ないしは配線81とのコンタクト
を行った。この配線81は、所要の間隔を保持して図に
おいては紙面と直交する方向に延長するストライプ状に
平行配列して形成する。
【0194】この電極ないしは配線81を形成する金属
膜は、例えば厚さ30nmのTi膜、厚さ50nmのP
d、厚さ100nmのAgを順次蒸着し、さらにこれの
上にAgメッキを行なうことによって形成した多層構造
膜によって構成し得る。その後400℃で20〜30分
間のアニールを行った。
膜は、例えば厚さ30nmのTi膜、厚さ50nmのP
d、厚さ100nmのAgを順次蒸着し、さらにこれの
上にAgメッキを行なうことによって形成した多層構造
膜によって構成し得る。その後400℃で20〜30分
間のアニールを行った。
【0195】次に、ストライプ状の電極ないしは配線8
1上に、それぞれこれらに沿って導電線82として金属
ワイヤを接合し、これの上に透明の接着剤84によっ
て、透明基板83を接合する。電極ないしは配線81へ
の導電性82の接合は、半田付けによることができる。
そして、これら導電線82は、その一端もしくは他端
を、電極ないしは配線81よりそれぞれ長くして外方に
導出する。
1上に、それぞれこれらに沿って導電線82として金属
ワイヤを接合し、これの上に透明の接着剤84によっ
て、透明基板83を接合する。電極ないしは配線81へ
の導電性82の接合は、半田付けによることができる。
そして、これら導電線82は、その一端もしくは他端
を、電極ないしは配線81よりそれぞれ長くして外方に
導出する。
【0196】その後、バルクウエハ1と透明基板83と
に、互いに引き離す外力を与える。多孔質層4で分離さ
れ、透明基板83上に、エピタキシャル半導体膜5が接
合された薄膜半導体86が得られる(図16(B))。
に、互いに引き離す外力を与える。多孔質層4で分離さ
れ、透明基板83上に、エピタキシャル半導体膜5が接
合された薄膜半導体86が得られる(図16(B))。
【0197】この場合、裏面には、多孔質層41が残存
するが、これの上に銀ペーストを塗布し、更に金属板を
接合して他方の裏面電極85を構成する。このようにし
て、透明基板83にp+ /p- /n+ 構造の薄膜半導体
86が形成された太陽電池が構成される(図16
(C))。この金属電極85は、太陽電池裏面の素子層
保護膜としても機能する。
するが、これの上に銀ペーストを塗布し、更に金属板を
接合して他方の裏面電極85を構成する。このようにし
て、透明基板83にp+ /p- /n+ 構造の薄膜半導体
86が形成された太陽電池が構成される(図16
(C))。この金属電極85は、太陽電池裏面の素子層
保護膜としても機能する。
【0198】なお、多孔質層4は、図16(D)に示す
ように多孔度の異なる複数の層とすることもできる。
ように多孔度の異なる複数の層とすることもできる。
【0199】例えば、401の多孔度は低く(そうする
ことで、良質のエピタキシャル膜が形成できる。)、4
02及び404の多孔度は、401のそれよりも高く
し、さらに403の多孔度を最大とする。
ことで、良質のエピタキシャル膜が形成できる。)、4
02及び404の多孔度は、401のそれよりも高く
し、さらに403の多孔度を最大とする。
【0200】こうすることにより分離される際には、高
多孔度の403で機能的に分離が可能となる。多孔度を
それぞれ変えるには電流密度を制御するとよい。 (実施例2)比抵抗0.01〜0.02Ω・cmのP型
の第1の単結晶Si基板を、HF溶液中において陽極化
成を行った。
多孔度の403で機能的に分離が可能となる。多孔度を
それぞれ変えるには電流密度を制御するとよい。 (実施例2)比抵抗0.01〜0.02Ω・cmのP型
の第1の単結晶Si基板を、HF溶液中において陽極化
成を行った。
【0201】陽極化成条件は以下のとおりであった。 電流密度: 7(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 H5 OH=1:1:1 時間: 5(分) 多孔質Siの厚み: 5.5(μm) 電流密度: 30(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 H5 OH=1:1:1 時間: 10(秒) 多孔質Siの厚み: 0.2(μm) 多孔質Si層を2層構成にすることにより、先に低電流
で陽極化成した表面層の多孔質Siは高品質エピタキシ
ャルSi層を形成させるために用い、そして後で高電流
で陽極化成した下層の多孔質Siは分離層として用い、
それぞれ機能を分離した。
で陽極化成した表面層の多孔質Siは高品質エピタキシ
ャルSi層を形成させるために用い、そして後で高電流
で陽極化成した下層の多孔質Siは分離層として用い、
それぞれ機能を分離した。
【0202】因みに、低電流多孔質Si層の厚さは、こ
れに限っておらず、600μmから0.1μm程度まで
使用できる。また、2層目の多孔質Si層形成後に3層
目以降を形成しておいても何ら問題はない。
れに限っておらず、600μmから0.1μm程度まで
使用できる。また、2層目の多孔質Si層形成後に3層
目以降を形成しておいても何ら問題はない。
【0203】この基板を酸素雰囲気中400℃で1時間
酸化した。この酸化により多孔質Siの孔の内壁は熱酸
化膜で覆われた。多孔質Si上にCVDにより単結晶S
iを0.3μmエピタキシャル成長した。成長条件は以
下の通りである。なお、単結晶Siの成長に先立って、
既述の水素ベーキング工程、微量原料供給工程、高温ベ
ーキング工程を行ってもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.3μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
酸化した。この酸化により多孔質Siの孔の内壁は熱酸
化膜で覆われた。多孔質Si上にCVDにより単結晶S
iを0.3μmエピタキシャル成長した。成長条件は以
下の通りである。なお、単結晶Siの成長に先立って、
既述の水素ベーキング工程、微量原料供給工程、高温ベ
ーキング工程を行ってもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.3μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
【0204】そして、自然酸化膜を除去した同径のシリ
コンウエハに接触させ、酸化性雰囲気で熱処理を行って
貼り合わせ、多層構造体を形成した。
コンウエハに接触させ、酸化性雰囲気で熱処理を行って
貼り合わせ、多層構造体を形成した。
【0205】多層構造体の側面にウオータージェット装
置を用いて高圧力の水を吹き付けて、流体の楔のように
水を多層構造体に浸入させて、多層構造体から第1の基
板を剥離した。剥離後、第2の基板上にはエピタキシャ
ル層が移設されていた。
置を用いて高圧力の水を吹き付けて、流体の楔のように
水を多層構造体に浸入させて、多層構造体から第1の基
板を剥離した。剥離後、第2の基板上にはエピタキシャ
ル層が移設されていた。
【0206】エピタキシャル層上の残留多孔質層をウエ
ットエッチングにより除去し、水素アニール処理してS
OIウエハを得た。このSOIウエハを用いて、完全空
乏型薄膜トランジスタを作製した。
ットエッチングにより除去し、水素アニール処理してS
OIウエハを得た。このSOIウエハを用いて、完全空
乏型薄膜トランジスタを作製した。
【0207】一方、剥離された第1の基板の剥離面に残
留した多孔質層を除去して、平坦化した後、エピタキシ
ャル成長を施して高濃度P型基板上に、P- のエピタキ
シャル層をもつエピタキシャルウエハを得た。この場
合、ウエハ裏面には、厚さ600nmの酸化膜がバック
シールドとして形成されていた。なお、エピタキシャル
ウエハをデバイス作製に用いる場合には、通常エピタキ
シャル層側の面と反対側の面及び側面にバックシール用
の裏面酸化膜を形成して、ウエハからの不純物の外部へ
の拡散を防止する。
留した多孔質層を除去して、平坦化した後、エピタキシ
ャル成長を施して高濃度P型基板上に、P- のエピタキ
シャル層をもつエピタキシャルウエハを得た。この場
合、ウエハ裏面には、厚さ600nmの酸化膜がバック
シールドとして形成されていた。なお、エピタキシャル
ウエハをデバイス作製に用いる場合には、通常エピタキ
シャル層側の面と反対側の面及び側面にバックシール用
の裏面酸化膜を形成して、ウエハからの不純物の外部へ
の拡散を防止する。
【0208】本実施例においては多層構造体から分離し
た時点で既にエピタキシャルウエハ裏面及び側面にバッ
クシールドが形成されており、デバイスプロセス中のバ
ックシールドの形成工程を省略することができる。これ
は、貼り合わせ工程前のエピタキシャル層表面の酸化工
程や貼り合わせの際の熱処理によりウエハの裏面、側面
にバックシールドが形成されるからである。他の実施例
においても同様にバックシールドの効果が得られる。な
お、酸化膜の厚さとしては、10nm〜10μm以上、
より好ましくは100nm〜3μmとなることが望まし
い。
た時点で既にエピタキシャルウエハ裏面及び側面にバッ
クシールドが形成されており、デバイスプロセス中のバ
ックシールドの形成工程を省略することができる。これ
は、貼り合わせ工程前のエピタキシャル層表面の酸化工
程や貼り合わせの際の熱処理によりウエハの裏面、側面
にバックシールドが形成されるからである。他の実施例
においても同様にバックシールドの効果が得られる。な
お、酸化膜の厚さとしては、10nm〜10μm以上、
より好ましくは100nm〜3μmとなることが望まし
い。
【0209】このエピタキシャルウエハを用いてCMO
S論理回路を作製した。
S論理回路を作製した。
【0210】またこのエピウエハ上にDRAM等を形成
して品質、イールド、信頼性の向上を確認できた。
して品質、イールド、信頼性の向上を確認できた。
【0211】なお、多孔質Si上のエピタキシャル成長
と、分離工程後の第1の基板のエピタキシャル成長を同
一のCVD装置で行えば、非常に高価なCVD装置の稼
動効率を上げることができる。 (実施例3)第1の単結晶Si基板上にCVDにより比
抵抗0.015Ω・cmのP型単結晶Siを15μmエピ
タキシャル成長した。その基板の表面からHF溶液中に
おいて陽極化成を行った。
と、分離工程後の第1の基板のエピタキシャル成長を同
一のCVD装置で行えば、非常に高価なCVD装置の稼
動効率を上げることができる。 (実施例3)第1の単結晶Si基板上にCVDにより比
抵抗0.015Ω・cmのP型単結晶Siを15μmエピ
タキシャル成長した。その基板の表面からHF溶液中に
おいて陽極化成を行った。
【0212】陽極化成条件は以下のとおりであった。 電流密度: 7(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 H5 OH=1:1:1 時間: 11(分) 多孔質Siの厚み: 12(μm) 電流密度: 22(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 H5 OH=1:1:1 時間: 2(分) 多孔質Siの厚み: 3(μm) 多孔質Si層を2層構成にすることにより、先に低電流
で陽極化成した表面層の多孔質Siは高品質エピタキシ
ャルSi層を形成させるために用い、そして後で高電流
で陽極化成した下層の多孔質Siは分離層として用い、
それぞれ機能を分離した。
で陽極化成した表面層の多孔質Siは高品質エピタキシ
ャルSi層を形成させるために用い、そして後で高電流
で陽極化成した下層の多孔質Siは分離層として用い、
それぞれ機能を分離した。
【0213】この基板を酸素雰囲気中400℃で1時間
酸化した。この酸化により多孔質Siの孔の内壁は熱酸
化膜で覆われた。多孔質Si上にCVDにより単結晶S
iを0.3μmエピタキシャル成長した。成長条件は以下
の通りである。なお、単結晶Siの成長に先立って、既
述の水素ベーキング工程、微量原料供給工程、高温ベー
キング工程を行ってもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.3μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
酸化した。この酸化により多孔質Siの孔の内壁は熱酸
化膜で覆われた。多孔質Si上にCVDにより単結晶S
iを0.3μmエピタキシャル成長した。成長条件は以下
の通りである。なお、単結晶Siの成長に先立って、既
述の水素ベーキング工程、微量原料供給工程、高温ベー
キング工程を行ってもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.3μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
【0214】そして、自然酸化膜を除去した同径のシリ
コンウエハに接触させ、熱処理を行って貼り合わせ、多
層構造体を形成した。
コンウエハに接触させ、熱処理を行って貼り合わせ、多
層構造体を形成した。
【0215】多層構造体の側面にウオータージェット装
置を用いて高圧力の水を吹き付けて、流体の楔のように
水を多層構造体に浸入させて、多層構造体から第1の基
板を剥離した。剥離後、第2の基板上にはエピタキシャ
ル層が移設されていた。
置を用いて高圧力の水を吹き付けて、流体の楔のように
水を多層構造体に浸入させて、多層構造体から第1の基
板を剥離した。剥離後、第2の基板上にはエピタキシャ
ル層が移設されていた。
【0216】エピタキシャル層上の残留多孔質層をウエ
ットエッチングにより除去し、水素アニール処理してS
OIウエハを得た。このSOIウエハを用いて、完全空
乏型薄膜トランジスタを作製した。
ットエッチングにより除去し、水素アニール処理してS
OIウエハを得た。このSOIウエハを用いて、完全空
乏型薄膜トランジスタを作製した。
【0217】一方、剥離された第1の基板の剥離面に残
留した多孔質層を除去して、水素アニールを施して表面
が平坦なバルクウエハを得た。
留した多孔質層を除去して、水素アニールを施して表面
が平坦なバルクウエハを得た。
【0218】このバルクウエハを用いてCMOS論理回
路を作製した。もちろん、論理回路等を作製せず、バル
クウエハ自体を市場価格よりも安価に販売することもで
きる。 (実施例4)第1の単結晶Si基板上にCVDにより比
抵抗0.015Ω・cmのP型単結晶Siを16μmエピ
タキシャル成長した。
路を作製した。もちろん、論理回路等を作製せず、バル
クウエハ自体を市場価格よりも安価に販売することもで
きる。 (実施例4)第1の単結晶Si基板上にCVDにより比
抵抗0.015Ω・cmのP型単結晶Siを16μmエピ
タキシャル成長した。
【0219】その基板の表面からHF溶液中において陽
極化成を行った。
極化成を行った。
【0220】陽極化成条件は以下のとおりであった。 電流密度: 7(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 H5 OH=1:1:1 時間: 11(分) 多孔質Siの厚み: 12(μm) 電流密度: 22(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 H5 OH=1:1:1 時間: 2(分) 多孔質Siの厚み: 3(μm) 多孔質Si層を2層構成にすることにより、先に低電流
で陽極化成した表面層の多孔質Siは高品質エピタキシ
ャルSi層を形成させるために用い、そして後で高電流
で陽極化成した下層の多孔質Siは分離層として用い、
それぞれ機能を分離した。
で陽極化成した表面層の多孔質Siは高品質エピタキシ
ャルSi層を形成させるために用い、そして後で高電流
で陽極化成した下層の多孔質Siは分離層として用い、
それぞれ機能を分離した。
【0221】この基板を酸素雰囲気中400℃で1時間
酸化した。この酸化により多孔質Siの孔の内壁は熱酸
化膜で覆われた。多孔質Si上にCVDにより単結晶S
iを0.3μmエピタキシャル成長した。成長条件は以下
の通りである。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.3μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
酸化した。この酸化により多孔質Siの孔の内壁は熱酸
化膜で覆われた。多孔質Si上にCVDにより単結晶S
iを0.3μmエピタキシャル成長した。成長条件は以下
の通りである。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.3μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
【0222】そして、自然酸化膜を除去した同径のシリ
コンウエハに接触させ、熱処理を行って貼り合わせ、多
層構造体を形成した。
コンウエハに接触させ、熱処理を行って貼り合わせ、多
層構造体を形成した。
【0223】多層構造体の側面にウオータージェット装
置を用いて高圧力の水を吹き付けて、流体の楔のように
水を多層構造体に浸入させて、多層構造体から第1の基
板を剥離した。剥離後、第2の基板上にはエピタキシャ
ル層が移設されていた。
置を用いて高圧力の水を吹き付けて、流体の楔のように
水を多層構造体に浸入させて、多層構造体から第1の基
板を剥離した。剥離後、第2の基板上にはエピタキシャ
ル層が移設されていた。
【0224】エピタキシャル層上の残留多孔質層をウエ
ットエッチングにより除去し、水素アニール処理してS
OIウエハを得た。このSOIウエハを用いて、完全空
乏型薄膜トランジスタを作製した。
ットエッチングにより除去し、水素アニール処理してS
OIウエハを得た。このSOIウエハを用いて、完全空
乏型薄膜トランジスタを作製した。
【0225】一方、剥離された第1の基板には、多孔質
化されずに残ったエピタキシャル層と多孔質層の残留部
が存在していたので多孔質の残留層を除去し、水素アニ
ールにより1μmの残留エピタキシャル層のボロンを外
方拡散させてエピタキシャルウエハとほぼ同じ性能のバ
ルクウエハを得た。
化されずに残ったエピタキシャル層と多孔質層の残留部
が存在していたので多孔質の残留層を除去し、水素アニ
ールにより1μmの残留エピタキシャル層のボロンを外
方拡散させてエピタキシャルウエハとほぼ同じ性能のバ
ルクウエハを得た。
【0226】このバルクウエハを用いてCMOS論理回
路を作製した。 (実施例5)第1の単結晶Si基板表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
路を作製した。 (実施例5)第1の単結晶Si基板表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
【0227】ここで投影飛程がSi基板中になるよう
に、第1の基板表面からH+ を40keVで5×1016
cm-2イオン注入した。これによって、分離層として働
く層が、投影飛程の深さの所に微小気泡層あるいは注入
イオン種高濃度層による歪み層として形成された。
に、第1の基板表面からH+ を40keVで5×1016
cm-2イオン注入した。これによって、分離層として働
く層が、投影飛程の深さの所に微小気泡層あるいは注入
イオン種高濃度層による歪み層として形成された。
【0228】そして、自然酸化膜を除去した同径のシリ
コンウエハに接触させ、500℃で熱処理を行って貼り
合わせ、多層構造体を形成するとともに、同時に第1の
基板と第2の基板を分離した。
コンウエハに接触させ、500℃で熱処理を行って貼り
合わせ、多層構造体を形成するとともに、同時に第1の
基板と第2の基板を分離した。
【0229】第2の基板上には単結晶半導体層が移設さ
れていた。
れていた。
【0230】第2の基板上に移設された単結晶半導体層
の表面上の残留分離層を水素アニール処理して除去する
とともに平滑化し、SOIウエハを得た。このSOIウ
エハを用いて、完全空乏型薄膜トランジスタを作製し
た。
の表面上の残留分離層を水素アニール処理して除去する
とともに平滑化し、SOIウエハを得た。このSOIウ
エハを用いて、完全空乏型薄膜トランジスタを作製し
た。
【0231】一方、剥離された第1の基板には、分離層
の残留部が存在していたので、水素アニールによりこれ
を除去しつつ、平滑化しバルクウエハを得た。その後、
低濃度のP型エピタキシャル層を形成し、エピタキシャ
ルウエハとした。 (実施例6)第1の単結晶Si基板上にCVDにより単
結晶Siを1μmエピタキシャル成長した。成長条件は
以下の通りである。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.30μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
の残留部が存在していたので、水素アニールによりこれ
を除去しつつ、平滑化しバルクウエハを得た。その後、
低濃度のP型エピタキシャル層を形成し、エピタキシャ
ルウエハとした。 (実施例6)第1の単結晶Si基板上にCVDにより単
結晶Siを1μmエピタキシャル成長した。成長条件は
以下の通りである。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.30μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
【0232】ここで投影飛程がエピタキシャル層中にな
るように、第1の基板表面からH+を40keVで5×1
016cm-2イオン注入した。これによって、分離層とし
て働く層が、投影飛程の深さの所に微小気泡層あるいは
注入イオン種高濃度層による歪み層として形成された。
るように、第1の基板表面からH+を40keVで5×1
016cm-2イオン注入した。これによって、分離層とし
て働く層が、投影飛程の深さの所に微小気泡層あるいは
注入イオン種高濃度層による歪み層として形成された。
【0233】そして、表面に酸化膜を形成した同径のシ
リコンウエハ(第2の基板)の貼り合わせ面を窒素プラ
ズマ処理して、第1及び第2の基板を接触させて貼り合
わせ、多層構造体を形成した。そしてこの多層構造体の
側面にウオータージェットを吹き付けて側面側から中心
に向かって第1の基板と第2の基板を分離した。
リコンウエハ(第2の基板)の貼り合わせ面を窒素プラ
ズマ処理して、第1及び第2の基板を接触させて貼り合
わせ、多層構造体を形成した。そしてこの多層構造体の
側面にウオータージェットを吹き付けて側面側から中心
に向かって第1の基板と第2の基板を分離した。
【0234】第2の基板上には単結晶半導体層が移設さ
れていた。
れていた。
【0235】第2の基板上に移設されたエピタキシャル
層の表面上の残留分離層を水素アニール処理して除去す
るとともに平滑化し、SOIウエハを得た。このSOI
ウエハを用いて、完全空乏型薄膜トランジスタを作製し
た。
層の表面上の残留分離層を水素アニール処理して除去す
るとともに平滑化し、SOIウエハを得た。このSOI
ウエハを用いて、完全空乏型薄膜トランジスタを作製し
た。
【0236】一方、剥離された第1の基板には、エピタ
キシャル層とその表面上に分離層の残留部が存在してい
たので、水素アニールによりこれを除去しつつ、平滑化
しバルクウエハを得た。このバルクウエハはその表面に
エピタキシャル層を水素アニールした層を有しているの
で、エピタキシャルウエハ並みの性能をもつ。
キシャル層とその表面上に分離層の残留部が存在してい
たので、水素アニールによりこれを除去しつつ、平滑化
しバルクウエハを得た。このバルクウエハはその表面に
エピタキシャル層を水素アニールした層を有しているの
で、エピタキシャルウエハ並みの性能をもつ。
【0237】このバルクウエハを用いてCMOS論理回
路を作製した。 (実施例7)第1の単結晶Si基板表面に熱酸化により
100nmのSiO2 層を形成した。
路を作製した。 (実施例7)第1の単結晶Si基板表面に熱酸化により
100nmのSiO2 層を形成した。
【0238】ここで投影飛程がSi基板中になるよう
に、第1の基板表面からH+ を30keVで5×1016
cm-2イオン注入した。これによって、分離層として働
く層が、投影飛程の深さの所に微小気泡層あるいは注入
イオン種高濃度層による歪み層として形成された。
に、第1の基板表面からH+ を30keVで5×1016
cm-2イオン注入した。これによって、分離層として働
く層が、投影飛程の深さの所に微小気泡層あるいは注入
イオン種高濃度層による歪み層として形成された。
【0239】その後、表面酸化膜を除去して、単結晶S
i表面にCVD法により非晶質あるいは多結晶Siを
0.30μm成長した。成長条件は以下の通りである。 ガス種: SiH4 ガス圧力: 1.01×105Pa(760Torr) 温度: 400℃ その後、表面にCVDでSiO2 層を200nm堆積し
た。
i表面にCVD法により非晶質あるいは多結晶Siを
0.30μm成長した。成長条件は以下の通りである。 ガス種: SiH4 ガス圧力: 1.01×105Pa(760Torr) 温度: 400℃ その後、表面にCVDでSiO2 層を200nm堆積し
た。
【0240】そして、自然酸化膜を除去した同径のシリ
コンウエハに接触させ、600℃で熱処理を行って貼り
合わせ、多層構造体を形成するとともに、第1の基板と
第2の基板を分離した。
コンウエハに接触させ、600℃で熱処理を行って貼り
合わせ、多層構造体を形成するとともに、第1の基板と
第2の基板を分離した。
【0241】第2の基板上にはエピタキシャル成長によ
る単結晶半導体層が移設されていた。
る単結晶半導体層が移設されていた。
【0242】第2の基板上に移設された単結晶半導体層
の表面上の残留分離層を水素アニール処理して除去する
とともに平滑化し、SOIウエハを得た。このSOIウ
エハを用いて、完全空乏型薄膜トランジスタを作製し
た。
の表面上の残留分離層を水素アニール処理して除去する
とともに平滑化し、SOIウエハを得た。このSOIウ
エハを用いて、完全空乏型薄膜トランジスタを作製し
た。
【0243】一方、剥離された第1の基板には、分離層
の残留部が存在していたので、水素アニールによりこれ
を除去しつつ、平滑化しバルクウエハを得た。勿論、本
発明においては、水素アニール前に研磨或いはエッチン
グにより残留部を一部或いは全部除去しておいてもよ
い。
の残留部が存在していたので、水素アニールによりこれ
を除去しつつ、平滑化しバルクウエハを得た。勿論、本
発明においては、水素アニール前に研磨或いはエッチン
グにより残留部を一部或いは全部除去しておいてもよ
い。
【0244】このバルクウエハを用いてCMOS論理回
路を作製した。 (実施例8)比抵抗0.01〜0.02Ω・cmのP型
の第1の単結晶Si基板を、HF溶液中において陽極化
成を行った。
路を作製した。 (実施例8)比抵抗0.01〜0.02Ω・cmのP型
の第1の単結晶Si基板を、HF溶液中において陽極化
成を行った。
【0245】陽極化成条件は以下のとおりであった。 電流密度: 7(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 H5 OH=1:1:1 時間: 11(分) 多孔質Siの厚み: 12(μm) この基板を酸素雰囲気中400℃で1時間酸化した。こ
の酸化により多孔質Siの孔の内壁は熱酸化膜で覆われ
た。
の酸化により多孔質Siの孔の内壁は熱酸化膜で覆われ
た。
【0246】ここで投影飛程が多孔質Si層中(或いは
多孔質Si/基板界面でもよい)になるように、第1の
基板表面からイオン注入した。これによって、分離層と
して働く層が、投影飛程の深さの所に微小気泡層あるい
は注入イオン種高濃度層による歪み層として形成され
た。
多孔質Si/基板界面でもよい)になるように、第1の
基板表面からイオン注入した。これによって、分離層と
して働く層が、投影飛程の深さの所に微小気泡層あるい
は注入イオン種高濃度層による歪み層として形成され
た。
【0247】多孔質Si上にCVD法により単結晶Si
を0.3μmエピタキシャル成長した。成長条件は以下の
通りである。なお、単結晶Siの成長に先立って、既述
の水素ベーキング工程、微量原料供給工程、高温ベーキ
ング工程を行ってもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.3μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。そして、自然酸化
膜を除去した同径のシリコンウエハに接触させ、熱処理
を行って貼り合わせ、多層構造体を形成した。
を0.3μmエピタキシャル成長した。成長条件は以下の
通りである。なお、単結晶Siの成長に先立って、既述
の水素ベーキング工程、微量原料供給工程、高温ベーキ
ング工程を行ってもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.3μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。そして、自然酸化
膜を除去した同径のシリコンウエハに接触させ、熱処理
を行って貼り合わせ、多層構造体を形成した。
【0248】多層構造体の側面にウオータージェット装
置を用いて高圧力の水を吹き付けて、流体の楔のように
水を多層構造体に浸入させて、多層構造体から第1の基
板を剥離した。剥離後、第2の基板上にはエピタキシャ
ル層が移設されていた。
置を用いて高圧力の水を吹き付けて、流体の楔のように
水を多層構造体に浸入させて、多層構造体から第1の基
板を剥離した。剥離後、第2の基板上にはエピタキシャ
ル層が移設されていた。
【0249】エピタキシャル層上の残留多孔質層をウエ
ットエッチングにより除去し、水素アニール処理してS
OIウエハを得た。このSOIウエハを用いて、完全空
乏型薄膜トランジスタを作製した。
ットエッチングにより除去し、水素アニール処理してS
OIウエハを得た。このSOIウエハを用いて、完全空
乏型薄膜トランジスタを作製した。
【0250】一方、剥離された第1の基板の剥離面にエ
ピタキシャル成長を施してエピタキシャルウエハを得
た。この場合残留多孔質層を一旦除去してからエピタキ
シャル成長を施してもよい。
ピタキシャル成長を施してエピタキシャルウエハを得
た。この場合残留多孔質層を一旦除去してからエピタキ
シャル成長を施してもよい。
【0251】このエピタキシャルウエハを用いてCMO
S論理回路を作製した。
S論理回路を作製した。
【0252】またこのエピウエハ上にDRAM等を形成
して品質、イールド、信頼性の向上を確認できた。 (実施例9)比抵抗0.01Ω・cmのP型の第1の単
結晶Si基板を、HF溶液中において陽極化成を行っ
た。
して品質、イールド、信頼性の向上を確認できた。 (実施例9)比抵抗0.01Ω・cmのP型の第1の単
結晶Si基板を、HF溶液中において陽極化成を行っ
た。
【0253】陽極化成条件は以下のとおりであった。 電流密度: 7(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 H5 OH=1:1:1 時間: 12(分) 多孔質Siの厚み: 11(μm) この基板を酸素雰囲気中400℃で1時間酸化した。こ
の酸化により多孔質Siの孔の内壁は熱酸化膜で覆われ
た。多孔質Si上にCVD法により単結晶Siを0.3
μmエピタキシャル成長した。成長条件は以下の通りで
ある。なお、単結晶Siの成長に先立って、既述の水素
ベーキング工程、微量原料供給工程、高温ベーキング工
程を行ってもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.3μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
の酸化により多孔質Siの孔の内壁は熱酸化膜で覆われ
た。多孔質Si上にCVD法により単結晶Siを0.3
μmエピタキシャル成長した。成長条件は以下の通りで
ある。なお、単結晶Siの成長に先立って、既述の水素
ベーキング工程、微量原料供給工程、高温ベーキング工
程を行ってもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.3μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
【0254】ここで投影飛程がエピタキシャル層/多孔
質Si界面(あるいは多孔質Si/基板界面あるいは多
孔質Si層中でもよい)になるように、第1の基板表面
からイオン注入した。これによって、分離層として働く
層が、投影飛程の深さの所に微小気泡層あるいは注入イ
オン種高濃度層による歪み層として形成された。
質Si界面(あるいは多孔質Si/基板界面あるいは多
孔質Si層中でもよい)になるように、第1の基板表面
からイオン注入した。これによって、分離層として働く
層が、投影飛程の深さの所に微小気泡層あるいは注入イ
オン種高濃度層による歪み層として形成された。
【0255】そして、自然酸化膜を除去した同径のシリ
コンウエハに接触させ、1000℃の熱処理を行って貼
り合わせ、多層構造体を形成するとともに、分離した。
剥離後、第2の基板上にはエピタキシャル層が移設され
ていた。
コンウエハに接触させ、1000℃の熱処理を行って貼
り合わせ、多層構造体を形成するとともに、分離した。
剥離後、第2の基板上にはエピタキシャル層が移設され
ていた。
【0256】エピタキシャル層上には多孔質層がほとん
ど残留していなかったので、ウエットエッチングは行わ
ず、水素アニール処理のみしてSOIウエハを得た。こ
のSOIウエハを用いて、完全空乏型薄膜トランジスタ
を作製した。
ど残留していなかったので、ウエットエッチングは行わ
ず、水素アニール処理のみしてSOIウエハを得た。こ
のSOIウエハを用いて、完全空乏型薄膜トランジスタ
を作製した。
【0257】一方、剥離された第1の基板の剥離面を研
磨してバルクウエハを得た。このバルクウエハを用いて
CMOS論理回路を作製した。
磨してバルクウエハを得た。このバルクウエハを用いて
CMOS論理回路を作製した。
【0258】これらの実施例の第2の基板を貼り合わせ
る代わりに、第1の基板の最表面上にCVD等の堆積法
により200μm〜800μm程度の多結晶シリコンを
形成してもよい。これらの実施例以外にも一体となった
構造体を複数に分割し、それぞれを固有のウエハとし
て、転用ないし機能させてもよい。 (実施例10)第1のp型単結晶Si基板の表面にCV
D法によりエピタキシャル成長層を11μmの厚さで形
成した。その際、ドーパントとして添加するジボランの
濃度を調整し、比抵抗0.015Ω・cmのp++Si層
とした。この時、ウエハの厚みは、634μmであっ
た。
る代わりに、第1の基板の最表面上にCVD等の堆積法
により200μm〜800μm程度の多結晶シリコンを
形成してもよい。これらの実施例以外にも一体となった
構造体を複数に分割し、それぞれを固有のウエハとし
て、転用ないし機能させてもよい。 (実施例10)第1のp型単結晶Si基板の表面にCV
D法によりエピタキシャル成長層を11μmの厚さで形
成した。その際、ドーパントとして添加するジボランの
濃度を調整し、比抵抗0.015Ω・cmのp++Si層
とした。この時、ウエハの厚みは、634μmであっ
た。
【0259】このエピタキシャル層を形成した層にHF
とエタノールの混合溶液中において陽極化成を行った。
とエタノールの混合溶液中において陽極化成を行った。
【0260】陽極化成条件は以下の通りであった。 電流密度: 7(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 H5 OH=1:1:1 時間: 10(min) この陽極化成により、ポロジティおよそ20%の多孔質
シリコン層が10μmの厚みで形成されていることが高
い分解能走査型電子顕微鏡による断面観察により確認さ
れた。
シリコン層が10μmの厚みで形成されていることが高
い分解能走査型電子顕微鏡による断面観察により確認さ
れた。
【0261】このウエハを400℃、酸素雰囲気中で1
時間処理したのち、1.25%のHF水溶液に30秒漬
けて、表面に形成された極薄酸化シリコン膜を除去しの
ち、エピタキシャル成長装置に入れCVD(Chemical Va
por Deposition)法により単結晶Siを0.3μmエピ
タキシャル成長した。成長条件は以下の通りである。な
お、単結晶Siの成長に先立って、既述の水素ベーキン
グ工程、微量原料供給工程、高温ベーキング工程を行っ
てもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0033/3 L/S(0.2/180 l/min) ガス圧力: 1.01×105Pa(760Torr) 温度: 1060℃ 成長速度: 0.15μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
時間処理したのち、1.25%のHF水溶液に30秒漬
けて、表面に形成された極薄酸化シリコン膜を除去しの
ち、エピタキシャル成長装置に入れCVD(Chemical Va
por Deposition)法により単結晶Siを0.3μmエピ
タキシャル成長した。成長条件は以下の通りである。な
お、単結晶Siの成長に先立って、既述の水素ベーキン
グ工程、微量原料供給工程、高温ベーキング工程を行っ
てもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0033/3 L/S(0.2/180 l/min) ガス圧力: 1.01×105Pa(760Torr) 温度: 1060℃ 成長速度: 0.15μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
【0262】該SiO2 層表面を別に用意したSi基板
(支持基板)の表面とを重ね合わせ、接触させた後、1
180℃−5minでアニールしたところ、貼り合わせ
は強固になった。
(支持基板)の表面とを重ね合わせ、接触させた後、1
180℃−5minでアニールしたところ、貼り合わせ
は強固になった。
【0263】貼り合わせウエハを分離させたところ、高
多孔度層で分割された。分割方法は、加圧、引っ張り、
せん断、楔、等の外圧をかける方法、超音波を印加する
方法、熱をかける方法、酸化により多孔質Siを周辺か
ら膨張させ多孔質Si内に内圧をかける方法、パルス状
に加熱し、熱応力をかける、あるいは軟化させる方法等
がある。そのどの方法でも分離することは可能であっ
た。
多孔度層で分割された。分割方法は、加圧、引っ張り、
せん断、楔、等の外圧をかける方法、超音波を印加する
方法、熱をかける方法、酸化により多孔質Siを周辺か
ら膨張させ多孔質Si内に内圧をかける方法、パルス状
に加熱し、熱応力をかける、あるいは軟化させる方法等
がある。そのどの方法でも分離することは可能であっ
た。
【0264】引き続いて、支持基板側をHFと過酸化水
素水の混合水溶液に漬けたところ、およそ60分で表面
に残留する多孔質シリコン層が除去され、SOIウエハ
が形成された。
素水の混合水溶液に漬けたところ、およそ60分で表面
に残留する多孔質シリコン層が除去され、SOIウエハ
が形成された。
【0265】さらに水素雰囲気中、1100℃、4時間
の熱処理を施した。表面粗さを原子間力顕微鏡で評価し
たところ、50μm角の領域での平均2乗粗さは0.2nm
で通常市販されているSiウエハと同等であった。同様
に結晶欠陥密度を測定したところ、積層欠陥密度は50
個/cm2 であった。すなわち、Si酸化膜上に低欠陥
密度の単結晶Si層が形成できた。
の熱処理を施した。表面粗さを原子間力顕微鏡で評価し
たところ、50μm角の領域での平均2乗粗さは0.2nm
で通常市販されているSiウエハと同等であった。同様
に結晶欠陥密度を測定したところ、積層欠陥密度は50
個/cm2 であった。すなわち、Si酸化膜上に低欠陥
密度の単結晶Si層が形成できた。
【0266】酸化膜は、エピタキシャル層表面でなく、
第2の基板表面に形成しても、あるいは、その両者に形
成しても同様の結果が得られた。
第2の基板表面に形成しても、あるいは、その両者に形
成しても同様の結果が得られた。
【0267】第1の基板側に残った多孔質層は、HFと
過酸化水素水の混合水溶液に漬けたところ、およそ30
分で除去された。こうして第1のP型単結晶Si基板上
の1μmのエピタキシャル層を水素アニールし、不純物
濃度を低下させ、該基板を用いてCMOS論理回路を作
製した。
過酸化水素水の混合水溶液に漬けたところ、およそ30
分で除去された。こうして第1のP型単結晶Si基板上
の1μmのエピタキシャル層を水素アニールし、不純物
濃度を低下させ、該基板を用いてCMOS論理回路を作
製した。
【0268】またこのエピウエハ上にDRAM等を形成
して品質、イールド、信頼性の向上を確認できた。 (実施例11)第1のp型単結晶Si基板の表面にCV
D法によりエピタキシャル成長層を3μmの厚さで形成
した。その際、ドーパントとして添加するジボランの濃
度を可変し、表面側2μmを比抵抗0.015Ω・cm
のp++Si層、その下1μmを比抵抗0.5Ω・cmの
p+ Si層とした。
して品質、イールド、信頼性の向上を確認できた。 (実施例11)第1のp型単結晶Si基板の表面にCV
D法によりエピタキシャル成長層を3μmの厚さで形成
した。その際、ドーパントとして添加するジボランの濃
度を可変し、表面側2μmを比抵抗0.015Ω・cm
のp++Si層、その下1μmを比抵抗0.5Ω・cmの
p+ Si層とした。
【0269】成長条件は、原料ガスとして、SiHCl
3/H2、温度1100℃、圧力1.01×105Pa
(760Torr)とし、ドーパントの1%B2 H6
をP++Si層では60sccm、P+Si層では0.1
sccm流し、エピタキシャル層の成長速度は3.33
μm/minで行った。
3/H2、温度1100℃、圧力1.01×105Pa
(760Torr)とし、ドーパントの1%B2 H6
をP++Si層では60sccm、P+Si層では0.1
sccm流し、エピタキシャル層の成長速度は3.33
μm/minで行った。
【0270】このエピタキシャル層を形成した層にHF
とエタノールの混合溶液中において陽極化成を行った。
とエタノールの混合溶液中において陽極化成を行った。
【0271】陽極化成条件は以下の通りであった。 電流密度: 7(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 H5 OH=1:1:1 時間: 4(min) この陽極化成により、表面2μmにはポロジティおよそ
20%の低多孔度層がその下層のp+ Si層に相当する
層のうち、0.5μmには多孔度(porosity)がおよそ
50%の構造的に脆弱な高多孔度薄層が形成されている
ことが高い分解能走査型電子顕微鏡による断面観察によ
り確認された。
20%の低多孔度層がその下層のp+ Si層に相当する
層のうち、0.5μmには多孔度(porosity)がおよそ
50%の構造的に脆弱な高多孔度薄層が形成されている
ことが高い分解能走査型電子顕微鏡による断面観察によ
り確認された。
【0272】このウエハを400℃、酸素雰囲気中で1
時間処理したのち、1.25%のHF水溶液に30秒漬
けて、表面に形成された極薄酸化シリコン膜を除去しの
ち、エピタキシャル成長装置に入れCVD(Chemical Va
por Deposition)法により単結晶Siを0.3μmエピ
タキシャル成長した。成長条件は以下の通りである。な
お、単結晶Siの成長に先立って、既述の水素ベーキン
グ工程、微量原料供給工程、高温ベーキング工程を行っ
てもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0033/3 L/S(0.2/180 l/min) ガス圧力: 1.01×105Pa(760Torr) 温度: 1060℃ 成長速度: 0.15μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
時間処理したのち、1.25%のHF水溶液に30秒漬
けて、表面に形成された極薄酸化シリコン膜を除去しの
ち、エピタキシャル成長装置に入れCVD(Chemical Va
por Deposition)法により単結晶Siを0.3μmエピ
タキシャル成長した。成長条件は以下の通りである。な
お、単結晶Siの成長に先立って、既述の水素ベーキン
グ工程、微量原料供給工程、高温ベーキング工程を行っ
てもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0033/3 L/S(0.2/180 l/min) ガス圧力: 1.01×105Pa(760Torr) 温度: 1060℃ 成長速度: 0.15μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
【0273】該SiO2 層表面を別に用意したSi基板
(支持基板)の表面とを重ね合わせ、接触させた後、1
180℃-5minでアニールしたところ、貼り合わせ
は強固になった。
(支持基板)の表面とを重ね合わせ、接触させた後、1
180℃-5minでアニールしたところ、貼り合わせ
は強固になった。
【0274】貼り合わせウエハを分離させたところ、高
多孔度層で分割された。分割方法は、加圧、引っ張り、
せん断、楔、等の外圧をかける方法、超音波を印加する
方法、熱をかける方法、酸化により多孔質Siを周辺か
ら膨張させ多孔質Si内に内圧をかける方法、パルス状
に加熱し、熱応力をかける、あるいは軟化させる方法等
がある。そのどの方法でも分離することは可能であっ
た。
多孔度層で分割された。分割方法は、加圧、引っ張り、
せん断、楔、等の外圧をかける方法、超音波を印加する
方法、熱をかける方法、酸化により多孔質Siを周辺か
ら膨張させ多孔質Si内に内圧をかける方法、パルス状
に加熱し、熱応力をかける、あるいは軟化させる方法等
がある。そのどの方法でも分離することは可能であっ
た。
【0275】引き続いて、支持基板側をHFと過酸化水
素水の混合水溶液に漬けたところ、およそ60分で表面
に残留する多孔質シリコン層が除去され、SOIウエハ
が形成された。
素水の混合水溶液に漬けたところ、およそ60分で表面
に残留する多孔質シリコン層が除去され、SOIウエハ
が形成された。
【0276】さらに水素雰囲気中、1100℃、4時間
の熱処理を施した。表面粗さを原子間力顕微鏡で評価し
たところ、50μm角の領域での平均2乗粗さは0.2
nmで通常市販されているSiウエハと同等であった。
同様に結晶欠陥密度を測定したところ、積層欠陥密度は
50個/cm2 であった。
の熱処理を施した。表面粗さを原子間力顕微鏡で評価し
たところ、50μm角の領域での平均2乗粗さは0.2
nmで通常市販されているSiウエハと同等であった。
同様に結晶欠陥密度を測定したところ、積層欠陥密度は
50個/cm2 であった。
【0277】すなわち、Si酸化膜上に低欠陥密度の単
結晶Si層が形成できた。
結晶Si層が形成できた。
【0278】酸化膜は、エピタキシャル層表面でなく、
第2の基板表面に形成しても、あるいは、その両者に形
成しても同様の結果が得られた。
第2の基板表面に形成しても、あるいは、その両者に形
成しても同様の結果が得られた。
【0279】第1の基板側に残った多孔質層は、HFと
過酸化水素水の混合水溶液に漬けたところ、およそ30
分で除去された。その後、第1のP型単結晶Si基板よ
りもボロン濃度の低いエピタキシャル層を成長させ、エ
ピウエハとし、該エピウエハにCMOS論理回路を作製
した。
過酸化水素水の混合水溶液に漬けたところ、およそ30
分で除去された。その後、第1のP型単結晶Si基板よ
りもボロン濃度の低いエピタキシャル層を成長させ、エ
ピウエハとし、該エピウエハにCMOS論理回路を作製
した。
【0280】またこのエピウエハ上にDRAM等を形成
して品質、イールド、信頼性の向上を確認できた。 (実施例12)第1の単結晶Si基板上にCVDにより
単結晶Siを1μmエピタキシャル成長した。成長条件
は以下の通りである。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.30μm/min 初期の0.5μmはB2H6をドーパントとして1Ω・
cmのP- 層を形成し、表面側の0.5μmはPH3を
ドーパントとして1Ω・cmのN-層を形成した。
して品質、イールド、信頼性の向上を確認できた。 (実施例12)第1の単結晶Si基板上にCVDにより
単結晶Siを1μmエピタキシャル成長した。成長条件
は以下の通りである。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.30μm/min 初期の0.5μmはB2H6をドーパントとして1Ω・
cmのP- 層を形成し、表面側の0.5μmはPH3を
ドーパントとして1Ω・cmのN-層を形成した。
【0281】さらに、このエピタキシャルSi層表面に
熱酸化により200nmのSiO2 層を形成した。
熱酸化により200nmのSiO2 層を形成した。
【0282】ここで投影飛程がエピタキシャル層中にな
るように、第1の基板表面からH+を70keVで5×
1016cm-2イオン注入した。これによって、分離層と
して働く層が、投影飛程の深さの所、この場合およそP
- /N- 界面付近に微小気泡層あるいは注入イオン種高
濃度層による歪み層として形成された。
るように、第1の基板表面からH+を70keVで5×
1016cm-2イオン注入した。これによって、分離層と
して働く層が、投影飛程の深さの所、この場合およそP
- /N- 界面付近に微小気泡層あるいは注入イオン種高
濃度層による歪み層として形成された。
【0283】そして、表面に同径のシリコンウエハ(第
2の基板)の貼り合わせ面を窒素プラズマ処理して、第
1及び第2の基板を接触させて貼り合わせ、多層構造体
を形成した。ここで、200℃程度の熱処理を行っても
よい。
2の基板)の貼り合わせ面を窒素プラズマ処理して、第
1及び第2の基板を接触させて貼り合わせ、多層構造体
を形成した。ここで、200℃程度の熱処理を行っても
よい。
【0284】そしてこの多層構造体の側面にウオーター
ジェットを吹き付けて側面側から中心に向かって第1の
基板と第2の基板を分離した。
ジェットを吹き付けて側面側から中心に向かって第1の
基板と第2の基板を分離した。
【0285】分離方法は、他に、500℃の熱処理によ
っても、結晶再配列作用および微小気泡内の圧力作用に
より分離した。
っても、結晶再配列作用および微小気泡内の圧力作用に
より分離した。
【0286】第2の基板上にはN-単結晶半導体層が移
設されていた。
設されていた。
【0287】第2の基板上に移設されたエピタキシャル
層の表面上の残留分離層を水素アニール処理して除去す
るとともに平滑化し、SOIウエハを得た。水素アニー
ルの代わりに、表面研磨(タッチポリッシュ)によって
も同様なSOIウエハを作製できた。このSOIウエハ
を用いて、完全空乏型薄膜トランジスタを作製した。
層の表面上の残留分離層を水素アニール処理して除去す
るとともに平滑化し、SOIウエハを得た。水素アニー
ルの代わりに、表面研磨(タッチポリッシュ)によって
も同様なSOIウエハを作製できた。このSOIウエハ
を用いて、完全空乏型薄膜トランジスタを作製した。
【0288】一方、剥離された第1の基板には、P-エ
ピタキシャル層とその表面上に分離層の残留部が存在し
ていたので、水素アニールによりこれを除去しつつ、平
滑化しエピウエハを得た。水素アニールの代わりに、表
面研磨(タッチポリッシュ)によっても同様なエピウエ
ハを作製できた。このバルクウエハはその表面にエピタ
キシャル層を水素アニールした層を有しているので、エ
ピタキシャルウエハ並みの性能をもつ。ここで第1のS
iウエハとしてP+ 基板を用いれば、P-エピタキシャ
ル/P+ ウエハとして最も広く用いられているエピウエ
ハとなる。このエピウエハを用いてCMOS論理回路を
作製した。
ピタキシャル層とその表面上に分離層の残留部が存在し
ていたので、水素アニールによりこれを除去しつつ、平
滑化しエピウエハを得た。水素アニールの代わりに、表
面研磨(タッチポリッシュ)によっても同様なエピウエ
ハを作製できた。このバルクウエハはその表面にエピタ
キシャル層を水素アニールした層を有しているので、エ
ピタキシャルウエハ並みの性能をもつ。ここで第1のS
iウエハとしてP+ 基板を用いれば、P-エピタキシャ
ル/P+ ウエハとして最も広く用いられているエピウエ
ハとなる。このエピウエハを用いてCMOS論理回路を
作製した。
【0289】またこのエピウエハ上にDRAM等を形成
して品質、イールド、信頼性の向上を確認できた。 (実施例13)比抵抗0.01〜0.02Ω・cmのい
わゆるP+ の第1の単結晶Si基板上にCVDにより比
抵抗およそ18Ω・cmのP-の単結晶Siを1μmエピ
タキシャル成長した。成長条件は以下の通りである。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.30μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2 層を形成した。
して品質、イールド、信頼性の向上を確認できた。 (実施例13)比抵抗0.01〜0.02Ω・cmのい
わゆるP+ の第1の単結晶Si基板上にCVDにより比
抵抗およそ18Ω・cmのP-の単結晶Siを1μmエピ
タキシャル成長した。成長条件は以下の通りである。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.30μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2 層を形成した。
【0290】ここで投影飛程がエピタキシャル層中にな
るように、第1の基板表面からH+を40keVで5×
1016cm-2イオン注入した。これによって、分離層と
して働く層が、投影飛程の深さの所に微小気泡層あるい
は注入イオン種高濃度層による歪み層として形成され
た。
るように、第1の基板表面からH+を40keVで5×
1016cm-2イオン注入した。これによって、分離層と
して働く層が、投影飛程の深さの所に微小気泡層あるい
は注入イオン種高濃度層による歪み層として形成され
た。
【0291】そして、表面に酸化膜を形成した同径のシ
リコンウエハ(第2の基板)の貼り合わせ面を窒素プラ
ズマ処理して、第1及び第2の基板を接触させて貼り合
わせ、多層構造体を形成した。そしてこの多層構造体の
側面にウオータージェットを吹き付けて側面側から中心
に向かって第1の基板と第2の基板を分離した。なお、
分離は熱処理でも行なうことができた。
リコンウエハ(第2の基板)の貼り合わせ面を窒素プラ
ズマ処理して、第1及び第2の基板を接触させて貼り合
わせ、多層構造体を形成した。そしてこの多層構造体の
側面にウオータージェットを吹き付けて側面側から中心
に向かって第1の基板と第2の基板を分離した。なお、
分離は熱処理でも行なうことができた。
【0292】第2の基板上には単結晶半導体層が移設さ
れていた。
れていた。
【0293】第2の基板上に移設されたエピタキシャル
層の表面上の残留分離層を水素アニール処理して除去す
るとともに平滑化し、SOIウエハを得た。このSOI
ウエハを用いて、完全空乏型薄膜トランジスタを作製し
た。このように、水素イオンを注入してSOIウエハを
つくる場合であっても、エピ層を利用することでP+基
板を使用できる。
層の表面上の残留分離層を水素アニール処理して除去す
るとともに平滑化し、SOIウエハを得た。このSOI
ウエハを用いて、完全空乏型薄膜トランジスタを作製し
た。このように、水素イオンを注入してSOIウエハを
つくる場合であっても、エピ層を利用することでP+基
板を使用できる。
【0294】一方、剥離された第1の基板には、エピタ
キシャル層とその表面上に分離層の残留部が存在してい
たので、水素アニールによりこれを除去しつつ、平滑化
しバルクウエハを得た。このバルクウエハはその表面に
エピタキシャル層を水素アニールした層を有しているの
で、エピタキシャルウエハ並みの性能をもつ。
キシャル層とその表面上に分離層の残留部が存在してい
たので、水素アニールによりこれを除去しつつ、平滑化
しバルクウエハを得た。このバルクウエハはその表面に
エピタキシャル層を水素アニールした層を有しているの
で、エピタキシャルウエハ並みの性能をもつ。
【0295】このバルクウエハを用いてCMOS論理回
路を作製した。 (実施例14)第1の単結晶Si基板の表面にHF溶液
中において陽極化成処理を施した。陽極化成条件は以下
の通りであった。
路を作製した。 (実施例14)第1の単結晶Si基板の表面にHF溶液
中において陽極化成処理を施した。陽極化成条件は以下
の通りであった。
【0296】 先に作る第1の多孔質層の最表面層の形成条件: 電流密度: 1(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 H5 OH=1:1:1 時間: 0.1(min) 多孔質Siの厚み: 0.2(μm) 次に作る第2の多孔質層の形成条件: 電流密度: 50(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 H5 OH=1:1:1 時間: 5(sec) 多孔質Siの厚み: 0.1(μm) 最後に作る第3の多孔質層の作製条件: 電流密度: 7(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 H5 OH=1:1:1 時間: 1(min) 多孔質Siの厚み: 1(μm) この陽極化成により、50(mA・cm-2)による第1
の多孔質層より厚い第2の多孔質Si層の多孔度は他の
多孔質Si層の多孔度に比べて大きくなり、構造的に脆
弱な層となる。
の多孔質層より厚い第2の多孔質Si層の多孔度は他の
多孔質Si層の多孔度に比べて大きくなり、構造的に脆
弱な層となる。
【0297】この基板を酸素雰囲気中400℃で1時間
酸化した。この酸化により多孔質Siの孔の内壁表面は
熱酸化膜で覆われた。このウエハをエピタキシ装置の水
素雰囲気中に配置した後、1040℃で5分間ベークし
た。この熱処理(ベーキング)により多孔質Siの表面
孔は埋められた。そして、最表面層即ち電流密度1mA
・cm-2で形成した第1の多孔質Si層はSi原子のマ
イグレーションにより、非多孔質化した。
酸化した。この酸化により多孔質Siの孔の内壁表面は
熱酸化膜で覆われた。このウエハをエピタキシ装置の水
素雰囲気中に配置した後、1040℃で5分間ベークし
た。この熱処理(ベーキング)により多孔質Siの表面
孔は埋められた。そして、最表面層即ち電流密度1mA
・cm-2で形成した第1の多孔質Si層はSi原子のマ
イグレーションにより、非多孔質化した。
【0298】続けて、非多孔質化した表面を有する多孔
質Si上にCVD(Chemical VaporDeposition)法によ
り単結晶Siを0.3μmエピタキシャル成長した。成
長条件は以下の通りであった。なお、単結晶Siの成長
に先立って、既述の水素ベーキング工程、微量原料供給
工程、高温ベーキング工程を行ってもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.30μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
質Si上にCVD(Chemical VaporDeposition)法によ
り単結晶Siを0.3μmエピタキシャル成長した。成
長条件は以下の通りであった。なお、単結晶Siの成長
に先立って、既述の水素ベーキング工程、微量原料供給
工程、高温ベーキング工程を行ってもよい。 ソースガス: SiH2 Cl2 /H2 ガス流量: 0.0083/3 L/S(0.5/180 l/min) ガス圧力: 1.07×104Pa(80Torr) 温度: 950℃ 成長速度: 0.30μm/min さらに、このエピタキシャルSi層表面に熱酸化により
200nmのSiO2層を形成した。
【0299】該SiO2 層表面と、別に用意したSi基
板(第2の基板)の表面と、を重ね合わせ、接触させた
後、1180℃5分間熱処理したところ、貼り合わせは
強固になった。
板(第2の基板)の表面と、を重ね合わせ、接触させた
後、1180℃5分間熱処理したところ、貼り合わせは
強固になった。
【0300】貼り合わせ基板に外力を加えて分離させた
ところ、多孔度の大きい第2の多孔質層が崩壊し、非多
孔質の層と多孔質の層との界面で分割された。
ところ、多孔度の大きい第2の多孔質層が崩壊し、非多
孔質の層と多孔質の層との界面で分割された。
【0301】以上の結果、第2の基板のSi酸化膜上に
0.2μmの厚みを持った単結晶Si層を有するSOI
基板が形成できた。単結晶Si層の表面(分離面)には
多孔質Siは残留していなかった。このように、非多孔
質の層と多孔質層との界面で分離することにより、表面
平滑なSOI層を得るための、種々の工程を省略でき
る。
0.2μmの厚みを持った単結晶Si層を有するSOI
基板が形成できた。単結晶Si層の表面(分離面)には
多孔質Siは残留していなかった。このように、非多孔
質の層と多孔質層との界面で分離することにより、表面
平滑なSOI層を得るための、種々の工程を省略でき
る。
【0302】このように界面分離できるのは、界面付近
に応力を集中させることができるからである。他にも、
シリコン上のSiGeなどのヘテロエピタキシャル膜な
どの場合も、界面に応力を集中させることができる。
に応力を集中させることができるからである。他にも、
シリコン上のSiGeなどのヘテロエピタキシャル膜な
どの場合も、界面に応力を集中させることができる。
【0303】第1の基板上に残っている多孔質Siは、
49%弗酸と30%過酸化水素水との混合液で攪拌しな
がら選択エッチングし表面の平滑なバルクウエハを得
た。そして、前述の第1の基板あるいは、第2の基板と
して再利用することなく、デバイス形成用ウエハ、ある
いはモニターウエハとして用いた。
49%弗酸と30%過酸化水素水との混合液で攪拌しな
がら選択エッチングし表面の平滑なバルクウエハを得
た。そして、前述の第1の基板あるいは、第2の基板と
して再利用することなく、デバイス形成用ウエハ、ある
いはモニターウエハとして用いた。
【0304】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
より大量生産及び再現性に優れた半導体ウエハの製造方
法を得ることができる。また、より半導体ウエハの利用
効率を高め、市場に出回るウエハの数を減らすことな
く、良質のSOIウエハを提供できる半導体ウエハの製
造方法を得ることができる。
より大量生産及び再現性に優れた半導体ウエハの製造方
法を得ることができる。また、より半導体ウエハの利用
効率を高め、市場に出回るウエハの数を減らすことな
く、良質のSOIウエハを提供できる半導体ウエハの製
造方法を得ることができる。
【図1】本発明の基本的な実施の形態による半導体ウエ
ハの製造方法のフローチャートである。
ハの製造方法のフローチャートである。
【図2】本発明の基本的な他の実施の形態による半導体
ウエハの製造方法のフローチャートである。
ウエハの製造方法のフローチャートである。
【図3】本発明の基本的な他の実施の形態による半導体
ウエハの製造方法のフローチャートである。
ウエハの製造方法のフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施形態によるウエハの製造方法
を示す工程図である。
を示す工程図である。
【図5】本発明の第2実施形態によるウエハの製造方法
を示す工程図である。
を示す工程図である。
【図6】本発明の第4実施形態によるウエハの製造方法
を示す工程図である。
を示す工程図である。
【図7】本発明の第5実施形態によるウエハの製造方法
を示す工程図である。
を示す工程図である。
【図8】本発明の第7実施形態によるウエハの製造方法
を示す工程図である。
を示す工程図である。
【図9】本発明の第8実施形態によるウエハの製造方法
を示す工程図である。
を示す工程図である。
【図10】製造システムの一例を示す模式的説明図であ
る。
る。
【図11】製造システムの他の例を示す模式的説明図で
ある。
ある。
【図12】分離後の第1のウエハの転用先を決めるため
の検査工程のフローチャートである。
の検査工程のフローチャートである。
【図13】製造システムの一例を示す模式的説明図であ
る。
る。
【図14】製造システムの他の例を示す模式的説明図で
ある。
ある。
【図15】本発明に係るウエハの製造方法を示す工程図
である。
である。
【図16】本発明に係る太陽電池の製造方法を示す図で
ある。
ある。
【図17】従来のエピタキシャル層移設法を示す模式図
である。
である。
1 第1のウエハ 2 第2のウエハ 31,32 エピタキシャル層 4 多孔質層 5 非多孔質層 6 絶縁層 41,42 分離された多孔質層 141,142 分離された分離層 7 エピタキシャル層 10 エピタキシャル層 14 分離層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂口 清文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 近江 和明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 嶋田 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (105)
- 【請求項1】 半導体基体上に半導体層を有する第1の
部材を用意する工程と、 前記半導体層を前記第1の部材から分離して第2の部材
上へ移設する移設工程と、 前記移設工程後に、前記半導体基体を前記第1及び第2
の部材の形成に用いられる半導体ウエハ以外の用途の半
導体ウエハとして用いるために、前記半導体基体の表面
を平坦化する平坦化工程と、 を含むことを特徴とする半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項2】 半導体基体上に分離層を介して半導体層
を有する第1の部材を用意する工程と、 前記半導体層を前記分離層により分離して第2の部材上
へ移設する移設工程と、 前記移設工程後に、前記半導体基体を前記第1及び第2
の部材の形成に用いられる半導体ウエハ以外の用途の半
導体ウエハとして用いるために、前記半導体基体の表面
を平坦化する平坦化工程と、 を含むことを特徴とする半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項3】 P型半導体基体上に半導体層を有する第
1の部材を形成する工程と、 前記半導体層を前記第1の部材から分離して第2の部材
上へ移設して第1の半導体ウエハを形成する工程と、 前記半導体層が分離された前記P型半導体基体上に前記
P型半導体基体よりもP型導電性を規定する不純物濃度
の低い低濃度P型半導体層をエピタキシャル成長させて
第2の半導体ウエハを形成する工程と、 を含むことを特徴とする半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項4】 P型半導体基体上に分離層を介して半導
体層を有する第1の部材を用意する工程と、 前記半導体層を前記分離層により分離して第2の部材上
へ移設して第1の半導体ウエハを形成する工程と、 前記分離層により分離された前記P型半導体基体上に前
記P型半導体基体よりもP型導電性を規定する不純物濃
度の低い低濃度P型半導体層をエピタキシャル成長させ
て第2の半導体ウエハを形成する工程と、 を含むことを特徴とする半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項5】 P型半導体基体の内部に分離層を形成
し、該分離層上に半導体層を有する第1の部材を形成す
る工程と、 前記半導体層を前記分離層により分離して第2の部材上
へ移設して第1の半導体ウエハを形成する工程と、 前記分離層により分離された前記P型半導体基体上に前
記P型半導体基体よりもP型導電性を規定する不純物濃
度の低い低濃度P型半導体層をエピタキシャル成長させ
て第2の半導体ウエハを形成する工程と、 を含むことを特徴とする半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項6】 P型シリコン基板上に分離層を介して半
導体層を有する第1の部材を用意する工程、 該第1の部材と第2の部材とを貼り合わせ、多層構造体
を形成する工程、 該多層構造体を酸化性雰囲気で熱処理する工程、 該多層構造体を分離層で分離し、該第2の部材上に該半
導体層を移設して第1の半導体ウエハを形成する工程、 及び該多層構造体から分離された該P型シリコン基板上
に、該P型シリコン基板よりもP型の導電性を規定する
不純物濃度が低い低濃度P型半導体層をエピタキシャル
成長させ第2の半導体ウエハを形成する工程、 とを含むことを特徴とする半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項7】 P型半導体基体上に、少なくとも、前記
P型半導体基体よりもP型導電性を規定する不純物濃度
の低いエピタキシャル半導体層からなる第1の半導体
層、分離層、及び第2の半導体層を前記P型半導体基体
側から、この順に有する第1の部材を用意する工程と、 前記第2の半導体層を前記分離層により分離する分離工
程により第2の部材上へ移設して第1の半導体ウエハと
し、前記分離層により分離された、前記第1の半導体層
を有する前記P型半導体基体を第2の半導体ウエハとす
る工程と、 を含むことを特徴とする半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項8】 P型半導体基体上に、少なくとも、前記
P型半導体基体よりもP型導電性を規定する不純物濃度
の低いエピタキシャル半導体層からなる第1の半導体
層、前記第1の半導体層よりもP型導電性を規定する不
純物濃度の高いエピタキシャル半導体層からなる第2の
半導体層を前記P型半導体基体側からこの順で形成し、
前記第2の半導体層と前記第1の半導体層の途中までと
を多孔質化し、多孔質化された前記第2の半導体層上に
第3の半導体層を形成して第1の部材を形成する工程
と、 前記第3の半導体層を第2の部材上へ移設して第1の半
導体ウエハとし、前記第1の半導体層を有する前記P型
半導体基体を第2の半導体ウエハとする工程と、 を含むことを特徴とする半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項9】 前記半導体基体あるいはP型半導体基体
あるいはP型シリコン基板は、CZシリコンウエハ、F
Zシリコンウエハ、エピタキシャルシリコンウエハ、あ
るいは水素アニールされたシリコンウエハである請求項
1〜8のいずれかの請求項に記載の半導体ウエハの製造
方法。 - 【請求項10】 前記半導体層は単結晶半導体層、多結
晶半導体層、非晶質半導体層のいずれかである請求項1
〜6のいずれかの請求項に記載の半導体ウエハの製造方
法。 - 【請求項11】 前記分離層は、多孔質層、微小気泡層
である請求項2、4、5、6、7のいずれかの請求項に
記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項12】 前記分離層あるいは多孔質化した層
は、陽極化成により形成される請求項8又は請求項11
に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項13】 前記分離層は、水素、窒素、あるいは
希ガスのイオン注入により形成される請求項11に記載
の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項14】 前記イオン注入は、プラズマ浸漬イオ
ン注入法により行われる請求項13に記載の半導体ウエ
ハの製造方法。 - 【請求項15】 前記第1の部材は、前記半導体基体表
面に前記分離層となる多孔質層を形成した後、前記多孔
質層表面に前記半導体層を形成して得られる請求項2、
4、5、6、7のいずれかの請求項に記載の半導体ウエ
ハの製造方法。 - 【請求項16】 前記半導体層の形成に先だって、前記
多孔質層の孔壁に保護膜を形成する工程を含む請求項1
5に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項17】 前記半導体層の形成に先だって、前記
多孔質層を水素を含む還元性雰囲気で熱処理する工程を
含む請求項15に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項18】 前記半導体層の原料ガスを微小量供給
し、20nm/min.以下の低成長速度で前記半導体
層を形成する工程を含む請求項15に記載の半導体ウエ
ハの製造方法。 - 【請求項19】 前記半導体層の形成に先だって、前記
多孔質層を水素還元性雰囲気中で熱処理する工程、及び
/又は前記半導体層の原料ガスを微小量供給する工程を
含む前記多孔質層表面の封止工程後に、前記封止工程を
行なう温度よりも高い温度であって、かつ水素還元性雰
囲気中で熱処理する工程を含む請求項15に記載の半導
体ウエハの製造方法。 - 【請求項20】 前記第1の部材は、前記半導体基体表
面に水素、窒素、希ガスから選ばれる少なくとも1種以
上のイオンを注入して、前記半導体基体内部に前記分離
層となるイオン注入層を形成して得られる請求項2、
4、5、6、7のいずれかの請求項に記載の半導体ウエ
ハの製造方法。 - 【請求項21】 前記第1の部材は、前記半導体基体表
面に絶縁層を形成した後、前記半導体基体内部に前記分
離層となるイオン注入層を形成して得られる請求項2、
4、5、6、7のいずれかの請求項に記載の半導体ウエ
ハの製造方法。 - 【請求項22】 前記第1の部材を構成する半導体基体
は、P+ シリコンウエハ若しくはP- シリコンウエハで
ある請求項1又は請求項2に記載の半導体ウエハの製造
方法。 - 【請求項23】 前記第1の部材は、前記半導体基体上
にエピタキシャル層を形成し、該エピタキシャル層表面
を多孔質化して前記分離層を形成した後、該分離層表面
に前記半導体層を形成する請求項2、4、5、6、7の
いずれかの請求項に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項24】 前記多孔質化は、前記半導体基体上の
前記エピタキシャル層の残厚が100nmから20μm
になるように行なう請求項23に記載の半導体ウエハの
製造方法。 - 【請求項25】 前記エピタキシャル層のボロン濃度
が、1×1017cm-3〜1×1020cm-3のP+ 層であ
る請求項23に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項26】 前記移設工程は、前記第1の部材と前
記第2の部材とを前記半導体層が内側に位置するように
貼り合わせて多層構造体を形成する貼り合わせ工程と、
該多層構造体を分離する分離工程と、を含む請求項1又
は請求項2に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項27】 前記貼り合わせ工程は、絶縁層を介し
て行われる請求項26に記載の半導体ウエハの製造方
法。 - 【請求項28】 前記半導体層表面に絶縁層を形成した
後、前記貼り合わせ工程を行なう請求項26に記載の半
導体ウエハの製造方法。 - 【請求項29】 前記第2の部材の表面に絶縁層を形成
した後、前記貼り合わせ工程を行なう請求項26に記載
の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項30】 前記分離工程は、前記多層構造体を加
熱処理する方法、あるいは分離層及び/又はその近傍を
側面から酸化する方法により行われる請求項26に記載
の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項31】 前記加熱処理が、400℃から600
℃で行われる請求項30に記載の半導体ウエハの製造方
法。 - 【請求項32】 前記分離工程は、前記分離層側面に楔
を挿入する方法、前記多層構造体若しくは前記分離層側
面に流体を吹き付ける方法、前記分離層に引張り力、圧
縮力、若しくは剪断力を加える方法、前記分離層にてス
ライスする方法、前記分離層に超音波振動を与える方法
の少なくとも一つの方法により行われる請求項26に記
載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項33】 前記流体は、水、アルコール、エッチ
ング液、空気、窒素ガス、炭酸ガス、希ガスから選ばれ
る請求項32に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項34】 前記半導体ウエハとは、エピタキシャ
ルウエハである請求項1又は請求項2に記載の半導体ウ
エハの製造方法。 - 【請求項35】 前記半導体ウエハあるいは前記第2の
半導体ウエハを用いて、半導体装置、あるいは太陽電池
を作製する請求項1〜8のいずれかの請求項に記載の半
導体ウエハの製造方法。 - 【請求項36】 前記第2の部材は、CZシリコンウエ
ハ、FZシリコンウエハ、エピタキシャルウエハ、水素
アニールされたシリコンウエハ、ガラス、石英ガラス、
プラスチック、フレキシブルフィルム、セラミックスあ
るいは導電性基板である請求項1〜8のいずれかの請求
項に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項37】 前記第2の部材は、表面に酸化膜を有
するシリコンウエハである請求項1〜8のいずれかの請
求項に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項38】 前記平坦化工程は、前記半導体基体に
表面研磨、研削、エッチング、熱処理の少なくとも一つ
を施す工程である請求項1又は請求項2に記載の半導体
ウエハの製造方法。 - 【請求項39】 前記表面研磨は、化学的機械的研磨あ
るいはタッチポリッシュである請求項38に記載の半導
体ウエハの製造方法。 - 【請求項40】 前記熱処理は、水素アニールである請
求項38に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項41】 前記水素アニールの温度が800℃以
上であって且つ前記半導体基体の構成材料の融点以下で
ある請求項40に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項42】 前記水素アニールとは、少なくとも水
素を含む還元性雰囲気下で行われる熱処理である請求項
40に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項43】 請求項1又は請求項2の平坦化工程後
の前記半導体基体を、非SOIウエハとして使用する半
導体ウエハの使用方法。 - 【請求項44】 請求項1又は請求項2の平坦化工程後
の前記半導体基体を、半導体装置の作製に用いる半導体
ウエハとして利用する半導体ウエハの使用方法。 - 【請求項45】 請求項1又は請求項2の平坦化工程後
の前記半導体基体を、ダミーウエハとして使用する半導
体ウエハの使用方法。 - 【請求項46】 請求項1又は請求項2の平坦化工程後
の前記半導体基体を、モニターウエハとして使用する半
導体ウエハの使用方法。 - 【請求項47】 平坦化された前記半導体基体にエピタ
キシャル層を形成する工程を有する請求項1又は請求項
2に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項48】 前記平坦化工程後に得られる半導体基
体について、表面異物粒子密度検査、膜厚分布検査、欠
陥密度検査、表面形状検査、あるいはエッジ検査の内少
なくとも1種類の検査工程を行なう請求項1又は請求項
2に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項49】 前記検査工程により、基体を、ダミー
ウエハ、モニターウエハ、デバイスウエハ、あるいはエ
ピタキシャルウエハとして用いるかを選別する請求項4
8に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項50】 前記P型半導体基体とは、高濃度P型
シリコンウエハである請求項3、4、5、7、8のいず
れかの請求項に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項51】 前記高濃度P型シリコンウエハのボロ
ン濃度が、1×10 17cm-3〜1×1020cm-3である
請求項50に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項52】 前記高濃度P型半導体ウエハの比抵抗
が0.001〜0.5Ω・cmである請求項50に記載
の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項53】 前記第1の半導体ウエハを形成する工
程は、前記第1の部材と前記第2の部材とを前記半導体
層が内側に位置するように貼り合わせて多層構造体を形
成する貼り合わせ工程と、該多層構造体を分離する分離
工程とを含む請求項3〜8のいずれかの請求項に記載の
半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項54】 前記貼り合わせ工程は、絶縁層を介し
て行われる請求項53に記載の半導体ウエハの製造方
法。 - 【請求項55】 前記半導体層表面に絶縁層を形成した
後、前記貼り合わせ工程を行なう請求項53に記載の半
導体ウエハの製造方法。 - 【請求項56】 前記第2の部材の表面に絶縁層を形成
した後、前記貼り合わせ工程を行なう請求項53に記載
の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項57】 前記分離工程は、前記多層構造体を加
熱処理する方法、あるいは分離層及び/又はその近傍を
側面から酸化する方法により行われる請求項53に記載
の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項58】 前記加熱処理が、400℃から600
℃の範囲で行われる請求項57に記載の半導体ウエハの
製造方法。 - 【請求項59】 前記分離工程は、前記分離層側面に楔
を挿入する方法、前記多層構造体若しくは前記分離層側
面に流体を吹き付ける方法、前記分離層に引張り力、圧
縮力、若しくは剪断力を加える方法、前記分離層にてス
ライスする方法、前記分離層に超音波振動を与える方法
の少なくとも一つの方法により行われる請求項53に記
載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項60】 前記流体は、水、アルコール、エッチ
ング液、空気、窒素ガス、炭酸ガス、希ガスから選ばれ
る請求項59に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項61】 前記低濃度P型半導体層とは、比抵抗
が0.02Ω・cmから10000Ω・cmである請求
項3〜6のいずれかの請求項に記載の半導体ウエハの製
造方法。 - 【請求項62】 前記低濃度P型半導体層とは、ボロン
濃度が1017cm-3のエピタキシャルシリコン層である
請求項3〜6のいずれかの請求項に記載の半導体ウエハ
の製造方法。 - 【請求項63】 前記第2の半導体ウエハについて、表
面異物粒子密度検査、膜厚分布検査、欠陥密度検査、表
面形状検査、あるいはエッジ検査の内少なくとも1種類
の検査工程を行なう請求項3〜8のいずれかの請求項に
記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項64】 前記エピタキシャル成長は、CVD法
により形成される請求項3〜6のいずれかの請求項に記
載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項65】 前記P型シリコン基板とは、高濃度P
型シリコンウエハである請求項6に記載の半導体ウエハ
の製造方法。 - 【請求項66】 前記高濃度P型シリコンウエハのボロ
ン濃度が、1×10 17cm-3〜1×1020cm-3である
請求項65に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項67】 前記高濃度P型シリコンウエハの比抵
抗が0.001〜0.5Ω・cmである請求項65に記
載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項68】 前記第1の半導体層は、P- 型エピタ
キシャルシリコン層である請求項7又は請求項8に記載
の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項69】 前記第1の半導体層は複数の層から形
成される請求項7又は請求項8に記載の半導体ウエハの
製造方法。 - 【請求項70】 前記第2の半導体層は、前記第1の半
導体層よりもP型導電性を規定する不純物濃度が高い請
求項7に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項71】 前記第1の半導体層と前記第2の半導
体層とは、P型導電性を規定する不純物濃度が同一であ
る請求項7に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項72】 前記第2の半導体層及び分離層は、前
記第1の半導体層に水素、窒素、希ガスから選ばれる少
なくとも一種類のガスをイオン注入することにより形成
される請求項7に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項73】 前記第3の半導体層は、エピタキシャ
ル単結晶シリコン層である請求項8に記載の半導体ウエ
ハの製造方法。 - 【請求項74】 前記第1の部材は、前記分離層形成
後、前記第2の半導体層を形成することにより得られる
請求項7に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項75】 前記第2の半導体層の形成に先だっ
て、前記分離層である多孔質層の孔壁に保護膜を形成す
る工程を含む請求項74に記載の半導体ウエハの製造方
法。 - 【請求項76】 前記第2の半導体層の形成に先だっ
て、前記分離層である多孔質層を水素を含む還元雰囲気
で熱処理する工程を含む請求項74に記載の半導体ウエ
ハの製造方法。 - 【請求項77】 前記第2の半導体層を構成する原料ガ
スを微小量供給し、20nm/min.以下の低成長速
度で前記第2の半導体層を形成する工程を含む請求項7
4に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項78】 前記第2の半導体層の形成に先だっ
て、前記分離層である多孔質層を水素還元性雰囲気中で
熱処理する工程、及び/又は前記第2の半導体層の原料
ガスを微小量供給する工程を含む前記多孔質層表面の封
止工程後に、前記封止工程を行なう温度よりも高い温度
であって、かつ水素還元性雰囲気中で熱処理する工程を
含む請求項74に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項79】 前記第1の部材は、多孔質化された前
記第2の半導体層上に前記第3の半導体層を形成するこ
とにより得られる請求項8に記載の半導体ウエハの製造
方法。 - 【請求項80】 前記第3の半導体層の形成に先だっ
て、多孔質化された前記第2の半導体層である多孔質層
の孔壁に保護膜を形成する工程を含む請求項79に記載
の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項81】 前記第3の半導体層の形成に先だっ
て、多孔質化された前記第2の半導体層である多孔質層
を水素を含む還元性雰囲気で熱処理する工程を含む請求
項79に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項82】 前記第3の半導体層を構成する原料ガ
スを微小量供給し、20nm/min.以下の低成長速
度で前記第3の半導体層を形成する工程を含む請求項7
9に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項83】 前記第3の半導体層の形成に先だっ
て、多孔質化された前記第2の半導体層である多孔質層
を水素還元性雰囲気中で熱処理する工程、及び/又は前
記第3の半導体層の原料ガスを微小量供給する工程を含
む前記多孔質層表面の封止工程後に、前記封止工程を行
なう温度よりも高い温度であって、かつ水素還元性雰囲
気中で熱処理する工程を含む請求項79に記載の半導体
ウエハの製造方法。 - 【請求項84】 前記低濃度P型半導体層のエピタキシ
ャル成長前に高濃度P型半導体基体の表面を平坦化する
請求項3〜6のいずれかの請求項に記載の半導体ウエハ
の製造方法。 - 【請求項85】 分離された前記P型半導体基体上の前
記第1の半導体層の表面を平坦化して前記第2の半導体
ウエハを形成する請求項7又は請求項8に記載の半導体
ウエハの製造方法。 - 【請求項86】 前記分離後の平坦化は、表面研磨、研
削、エッチング、熱処理の少なくとも一つを施すことに
より行われる請求項85に記載の半導体ウエハの製造方
法。 - 【請求項87】 前記熱処理は、水素を含む雰囲気中で
の熱処理である請求項86に記載の半導体ウエハの製造
方法。 - 【請求項88】 前記水素を含む雰囲気中で熱処理の温
度が800℃以上、前記P型半導体基体の構成材料の融
点以下である請求項87に記載の半導体ウエハの製造方
法。 - 【請求項89】 前記第2の半導体層を前記第2の部材
に移設した後、前記第2の半導体層上に残留する前記分
離層を除去する請求項7に記載の半導体ウエハの製造方
法。 - 【請求項90】 前記第3の半導体層を前記第2の部材
に移設した後、前記第2の半導体層上に残留する前記分
離層を除去する請求項8に記載の半導体ウエハの製造方
法。 - 【請求項91】 前記残留する分離層を除去後に、水素
を含む雰囲気中で熱処理する請求項89又は請求項90
に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項92】 前記分離層による分離は、分離層の内
部、又は分離層の上側あるいは下側界面で分離する請求
項2、4、5、6、7のいずれかの請求項に記載の半導
体ウエハの製造方法。 - 【請求項93】 前記第2の部材上への前記第3の半導
体層の移設が、多孔質化された前記第1の半導体層内
部、又は多孔質化された前記第1の半導体層の上側ある
いは下側界面で分離することにより行われる請求項8に
記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項94】 前記半導体層と前記低濃度P型半導体
層が同一のCVD装置により形成される請求項3〜6の
いずれかの請求項に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項95】 前記第2の半導体ウエハが前記第1及
び第2の部材以外の用途に用いられる請求項3〜8のい
ずれかの請求項に記載の半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項96】 前記酸化性雰囲気での熱処理により前
記P型シリコン基板裏面に10nm以上、10μm以下
の酸化膜を形成する請求項6に記載の半導体ウエハの製
造方法。 - 【請求項97】 貼り合わせSOI基板の作製に用いら
れるシードウエハを用意し、前記シードウエハの少なく
とも一方の表面を平坦化処理した後、半導体ウエハとし
て販売することを特徴とする半導体ウエハの利用方法。 - 【請求項98】 前記貼り合わせSOI基板の作製は、
単結晶シリコン領域上に分離層を介して単結晶半導体層
を有する第1の部材を第2の部材と貼り合わせる工程、
前記分離層の内部及び/又は界面で分離する工程を含む
請求項97に記載の半導体ウエハの利用方法。 - 【請求項99】 前記貼り合わせる工程が、前記単結晶
半導体層上及び/又は前記第2の部材上に形成された絶
縁層を介して貼り合わせる工程である請求項98に記載
の半導体ウエハの利用方法。 - 【請求項100】 前記分離層は、シリコン基板の陽極
化成により形成される多孔質層あるいは、水素、窒素、
希ガスの中から選ばれる少なくとも1種類の元素のイオ
ン注入により形成される微小気泡層である請求項98に
記載の半導体ウエハの利用方法。 - 【請求項101】 前記平坦化処理が鏡面研磨工程を含
む請求項97に記載の半導体ウエハの利用方法。 - 【請求項102】 前記シードウエハの両方の表面を平
坦化処理する請求項97に記載の半導体ウエハの利用方
法。 - 【請求項103】 前記シードウエハの両面を鏡面研磨
した後、前記半導体ウエハとして販売する請求項97に
記載の半導体ウエハの利用方法。 - 【請求項104】 前記平坦化処理は、水素アニールを
含む工程である請求項97に記載の半導体ウエハの利用
方法。 - 【請求項105】 前記シードウエハ上にエピタキシャ
ル半導体層を形成する工程を含む請求項97に記載の半
導体ウエハの利用方法。
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