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JP2000347379A - 熱現像装置 - Google Patents

熱現像装置

Info

Publication number
JP2000347379A
JP2000347379A JP11154963A JP15496399A JP2000347379A JP 2000347379 A JP2000347379 A JP 2000347379A JP 11154963 A JP11154963 A JP 11154963A JP 15496399 A JP15496399 A JP 15496399A JP 2000347379 A JP2000347379 A JP 2000347379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
development
thermal
unit
developing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11154963A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Kaburagi
光男 冠城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP11154963A priority Critical patent/JP2000347379A/ja
Publication of JP2000347379A publication Critical patent/JP2000347379A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】感光性熱現像材料を均一に加熱できる熱現像装
置を提供する。 【解決手段】熱現像部200Cのべルト駆動装置6にお
けるベルト6bの表面素材を不織布とし、回転ローラ4
のチューブ4aの熱伝導度が0.2W/(m・K)以下
とした。更に、予備加熱部200Cでは、搬送ローラ1
4,16が2カ所以上のニップ部で挟みながら予備加熱
し、加えて、回転ローラ4の表面素材4aの熱伝導度が
1.0W/(m・K)以上とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状の露光済
み感光性熱現像材料を加熱して熱現像する熱現像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5352863号に、熱現像
部であるオーブンの中で、熱現像材料を下方から支える
3本以上のローラで搬送しながら加熱して熱現像するこ
とが記載されている。また、米国特許第5869806
号、米国特許第5869807号に、熱現像材料を上下
千鳥状に配置したローラで曲げながら予備加熱すること
が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の技術では、熱現像部の温度を制御することが難し
かった。また。温度分布ムラが発生しやすく、濃度ムラ
が発生しやすかった。特に、新聞製版などを形成するた
めの熱現像装置においては、濃度ムラに関する要求が厳
しいという実情がある。また、装置を立ち上げてから熱
現像部の温度が所定の現像温度に到達するまでの時間が
長かった。
【0004】本発明者は、この現象を鋭意検討したとこ
ろ、以下に述べる原因を見いだした。すなわち、従来技
術の熱現像装置において、熱現像材料を下方から支える
ため3本以上のローラを設けているが、搬送される熱現
像材料の上方に広い空間があるため、かかる空間に外気
が流入しやすく、また、かかる空間を空気が流れやすい
ということがある。それにより、熱現像部の温度を制御
することが難しく、温度分布ムラが発生しやすくなり、
結果として濃度ムラが発生しやすく、装置を立ち上げて
から熱現像部の温度が所定の現像温度に到達するまでの
時間が長くなるものと考えられる。
【0005】本発明は、これらの問題に鑑みてなされた
ものであり、濃度ムラを抑制し、装置を立ち上げてから
熱現像部の温度が所定の現像温度に到達するまでの時間
が短い熱現像装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するための手段を以下に示す。 (1)本発明の熱現像装置は、シート状の露光済み感光
性熱現像材料を供給する供結部と、前記供給部から供給
された熱現像材料を、略水平方向の搬送路に沿って搬送
しながら予備加熱する予備加熱部と、前記予備加熱部に
より予備加熱きれた熱現像材料を、実質的に水平の搬送
路に沿って搬送しながら加熱して熱現像する熱現像部
と、前記熱現像部で熱現像された熱現像材料を、搬送し
ながら冷却する冷却部と、を有し、前記熱現像部では前
記熱現像材料が熱現像される最低熱現像温度以上の所定
の熱現像温度で熱現像し、前記予備加熱部では、前記搬
送路を挟むニップ部が2カ所以上となるように、搬送ロ
ーラが設けられており、前記熱現像部では、前記搬送路
の下側から前記熱現像材料を支持しながら搬送する搬送
べルトと、前記搬送べルトに対向して前記搬送路を挟む
ように設けられた2本以上の回転ローラとを有する熱現
像装置において、前記搬送ベルトの表面素材が不織布で
あり、前記回転ローラの表面素材の熱伝導率が0.2W
/(m・K)以上1.0W/(m・K)以下である。従
って、熱現像部の搬送べルトの表面素材が不織布であ
り、回転ローラの表面素材の熱伝導度が0.2W/(m
・K)以下であるので、搬送ローラとの間で断熱性空間
を形成でき、さらに、搬送路以外との空間とも断熱性を
持つことができるので、空気が流れにくいものとなり、
熱現像部の温度を比較的容易に制御することができる。
また、周囲との熱伝導を抑えることができ、熱現像部の
搬送路における温度分布を均一にしやすく、周囲の温度
の変動による熱現像温度の変動を抑えることができ、更
に、予備加熱部では、搬送ローラが2カ所以上のニップ
部で挟みながら予備加熱するので、感光性熱現像材料の
熱現像性が向上し、その後、熱現像部で熱現像するの
で、熱現像部が小さくて済み、熱現像部内の温度ムラを
抑えやすく、加えて、回転ローラの表面素材の熱伝導度
が1.0W/(m・K)以上なので、短い時間で熱現像
材料を熱現像温度まで加熱して所定時間の熱現像を行う
ことができる。
【0007】(2)更に、前記搬送べルトが、ベルト状
支持体の表面側に不織布を設けた構造であり、前記べル
ト状支持体の熱伝導率が0.2W/(m・K)以上10
W/(m・K)以下であれば、べルト状支持体の熱伝導
率が0.2W/(m・K)以上なので、ベルト状支持体
内での温度ムラが発生しにくく、熱現像された熱現像材
料の濃度ムラの発生を抑え、また、ベルト状支持体の熱
伝導率が0.2w/(m・K)以下であるので、周囲に
熱が逃げにくく、装置を立ち上げてから熱現像部の温度
が所定の現像温度に到達するまでの時間を短くできる。
【0008】(3)更に、前記回転ローラの表面素材の
比電気抵抗が1014Ωm以下であり、前記べルト状支持
体の比電気抵抗が1014Ωm以下であれば、搬送べルト
の表面素材が不織布で回転ローラや熱現像材料との間に
静電気が発生しても、回転ローラの表面素材の比電気抵
抗が1014Ωm以下と低く、ベルト状支持体の比電気抵
抗が1014Ωm以下と低いので、静電気が溜まりにく
く、熱現像材料への放電などを抑えられる。
【0009】(4)更に、前記回転ローラの表面素材の
比熱が1.5J/(K・g)以上であれば、熱現像材料
に熱が奪われて回転ローラの表面温度が急激に低下し
て、後から搬送されてくる熱現像材料の熱現像温度が低
くなることを抑えられ、安定した熱現像ができ、濃度ム
ラの発生を抑えられる。
【0010】(5)更に、熱現像時の前記回転ローラの
表面温度のバラツキが2℃以下であれば、回転ローラの
温度のバラツキが少ないので、温度ムラによる濃度ムラ
を抑えられる。
【0011】(6)更に、隣接する前記回転ローラの中
心間距離L(mm)と、前記回転ローラの直径D(m
m)とが以下の式を満たせば、 50≦L≦200 20≦D≦50 30≦L−D≦150 搬送べルトからの熱現像材料の浮き上がりを抑え、安定
した経路で熱現像材料を搬送でき、搬送の撓みによる濃
度ムラを抑えられ、また、搬送べルトの上方に広い空間
が無いので、空気が流れにくいので、熱現像部の温度を
比較的容易に制御することができ、また、周囲との熱伝
導を抑えることができ、熱現像部の搬送路における温度
分布を均一にしやすく、周囲の温度の変動による熱現像
温度の変動を抑えることができ、また、部品コスト及び
製造コストも低くできる。
【0012】(7)本発明の熱現像装置は、シート状の
露光済み感光性熱現像材料を供給する供給部と、前記供
給部から供給された熱現像材料を、略水平の搬送路に沿
って搬送しながら予備加熱する予備加熱部と、前記予備
加熱部により予備加熱された熱現像材料を、実質的に水
平の搬送路に沿って搬送しながら加熱して熱現像する熱
現像部と、前記熱現像部で熱現像された熱現像材料を、
搬送しながら冷却する冷却部と、を有し、前記熱現像部
では前記熱現像材料が熱現像される最低熱現像温度以上
の所定の熱現像温度で熱現像し、前記予備加熱部では、
前記搬送路を挟むニップ部が2カ所以上となるように、
搬送ローラが設けられており、前記熱現像部では、前記
搬送路の下側から前記熱現像材料を支持しながら搬送す
る搬送べルトと、前記搬送べルトに対向して前記搬送路
を挟むように設けられた2本以上の回転ローラとを有す
る熱現像装置において、隣接する前記回転ローラの中心
間距離L(mm)と、前記回転ローラの直径D(mm)
とが以下の式を満たすので、 50≦L≦200 20≦D≦50 30≦L−D≦150 搬送ベルトからの熱現像材料の浮き上がりを抑え、安定
した経路で熱現像材料を搬送でき、搬送の撓みによる濃
度ムラを抑えられ、また、搬送べルトの上方に広い空間
が無いので、空気が流れにくいので、熱現像部の温度を
比較的容易に制御することができ、また、周囲との熱伝
導を抑えることができ、熱現像部の搬送路における温度
分布を均一にしやすく、周囲の温度の変動による熱現像
温度の変動を抑えることができ、また、予備加熱部で
は、搬送ローラが2カ所以上のニップ部で挟みながら予
備加熱するので、感光性熱現像材料の熱現像性が向上
し、その後、熱現像部で熱現像するので、熱現像部が小
さくて済み、熱現像部内の温度ムラを抑えやすく、ま
た、短い時間で熱現像材料を熱現像温度まで加熱して所
定時間の熱現像を行うことができ、さらに、部品コスト
及び製造コストも低くできる。
【0013】(8)更に、前記搬送ローラのローラ間の
圧力が15g/平方cm以上40g/平方cm以下であ
り、前記回転ローラと前記搬送べルトとの間の圧力が0
g/平方cm以上40g/平方cm以下であるので、感
光性熱現像材料の熱現像性をさらに向上させつつ、熱現
像材料に圧痕や圧力被りの発生を抑えることができる。
【0014】(9)本発明の熱現像装置は、シート状の
露光済み感光性熱現像材料を供給する供給部と、前記供
給部から供給された熱現像材料を、実質的に水平の搬送
路に沿って搬迭しながら予備加熱する予備加熱部と、前
記予備加熱部により予備加熱された熱現像材料を、実質
的に水平の搬送路に沿って搬送しながら加熱して熱現像
する熱現像部と、前記熱現像部で熱現像きれた熱現像材
料を、搬送しながら冷却する冷却部と、を有し、前記熱
現像部では前記熱現像材料が熱現像される最低熱現像温
度以上の所定の熱現像温度で熱現像し、前記予備加熱部
では、前記搬送路を挟むニップ部が2カ所以上となるよ
うに、搬送ローラが設けられており、前記熱現像部で
は、前記搬送路の下側から前記熱現像材料を支持しなが
ら搬送する搬送べルトと、前記搬送べルトに対向して前
記搬送路を挟むように設けられた2本以上の回転ローラ
とを有する熱現像装置において、前記搬送ローラ対のロ
ーラ間の圧力が15g/平方cm以上40g/平方cm
以下であり、前記回転ローラと前記搬送べルトとの圧力
が0g/平方cm以上40g/平方cm以下であるの
で、搬送べルトの上方に広い空間が無いから、空気が流
れにくいので、熱現像部の温度を比較的容易に制御する
ことができ、また、周囲との熱伝導を抑えることがで
き、熱現像部の搬送路における温度分布を均一にしやす
く、周囲の温度の変動による熱現像温度の変動を抑える
ことができ、また、予備加熱部では、搬送ローラが2カ
所以上のニップ部で挟みながら予備加熱するので、感光
性熱現像材料の熱現像性が向上し、その後、熱現像部で
熱現像するので、熱現像部が小さくて済み、熱現像部内
の温度ムラを抑えやすく、また、短い時間で熱現像材料
を熱現像温度まで加熱して所定時間の熱現像を行うこと
ができつつ、感光性熱現像材料の熱現像性をさらに向上
させつつ、熱現像材料に圧痕や圧力被りの発生を抑える
ことができる。
【0015】(10)更に、前記供給部から前記予備加
熱部への前記熱現像材料の搬送速度と、前記予備加熱部
及び前記熱現像部の前記熱現像材料の搬送速度と、前記
熱現像部から前記冷却部への搬送速度とが、実質的に同
一の搬送速度であり、1cm/秒以上3cm/秒以下で
あるので、装置を小型化しつつ、温度ムラの発生を抑え
られ、さらに、熱現像材料による熱の持ち出しに十分に
対応でき、熱現像温度を一定化でき、濃度ムラを抑えら
れる。
【0016】(11)更に、前記熱現像材料が、感光性
ハロゲン化銀粒子と、有機銀塩と、銀イオン還元剤とを
含有し、40℃以下の温度では実質的に熱現像されず、
80℃以上である最低現像温度以上の温度で熱現像され
るものであるので、室温では実質的に熱現像されないか
ら、熱現像された画像を長期的に保存できる。
【0017】(12)更に、前記熱現像部が、前記熱現
像材料を前記最低現像温度以上の熱現像温度で、所定の
熱現像時間の間、熱現像するものであり、前記予備加熱
部は、前記最低熱現像温度以下の温度まで加熱するもの
であるので、より良好な熱現像ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例である発明の
実施の形態を説明する。従って、発明の用語の意義や発
明自体を、発明の実施の形態の記載により限定して解釈
すべきではなく、適宜変更/改良が可能であることは言
うまでもない。
【0019】本発明の熱現像装置は、例えばレーザダイ
オードを含む露光装置により、レーザ光などを照射され
ることによって露光され、潜像が形成された感光材料を
現像する機能を有する。図1は、露光装置100の概略
構成を示す図である。
【0020】露光装置100は、画像信号Sに基づき強
度変調されたレーザ光Lを、回転多面鏡113によって
偏向して、フィルムF上を主走査すると共に、フィルム
Fをレーザ光Lに対して主走査の方向と略直角な方向に
相対移動させることにより副走査し、レーザ光Lを用い
てフィルムFに潜像を形成するものである。
【0021】より具体的な構成を以下に述べる。図1に
おいて、画像信号出力装置121から出力されたデジタ
ル信号である画像信号Sは、D/A変換器122におい
てアナログ信号に変換され、変調回路123に入力され
る。変調回路123は、かかるアナログ信号に基づき、
レーザ光源部110のドライバ124を制御して、レー
ザ光源部110から変調されたレーザ光Lを照射させ
る。
【0022】レーザ光源部110から照射されたレーザ
光Lは、コリメータレンズ112を通過し、シリンドリ
カルレンズ115により上下方向にのみ収束されて、図
中矢印A方向に回転する回転多面鏡113に対し、その
駆動軸に垂直な線像として入射するようになっている。
回転多面鏡113は、レーザ光Lを主走査方向に反射偏
向し、偏向されたレーザ光Lは、4枚のレンズを組み合
わせてなるシリンドリカルレンズを含むfθレンズ11
4を通過した後、光路上に主走査方向に延在して設けら
れたミラー116で反射されて、搬送装置142により
矢印Y方向に搬送されている(副走査されている)フィ
ルムFの被走査面上を、矢印X方向に繰り返し主走査さ
れる。すなわち、レーザ光Lは、フィルムF上の被走査
面全面にわたって走査する。
【0023】fθレンズ114のシリンドリカルレンズ
は、入射したレーザ光LをフィルムFの被走査面上に、
副走査方向にのみ収束させるものとなっており、またf
θレンズ114からフイルムFの被走査面までの距離
は、fθレンズ114全体の焦点距離と等しくなってい
る。このように、本露光装置100においては、シリン
ドリカルレンズ115及びシリンドリカルレンズを含む
fθレンズ114を配設しており、レーザ光Lが回転多
面鏡113上で、一旦副走査方向にのみ収束させるよう
になっているので、回転多面鏡113に面倒れや軸ブレ
が生じても、フィルムFの被走査面上において、レーザ
光Lの走査位置が副走査方向にずれることがなく、等ピ
ッチの走査線を形成することができるようになってい
る。回転多面鏡113は、たとえばガルバノメータミラ
ー等、その他の光偏光器に比べ走査安定性の点で優れて
いるという利点がある。以上のようにして、フィルムF
に画像信号Sに基づく潜像が形成されることとなる。
尚、本実施の形態においては、搬送ローラ142により
搬送される際に、フィルムFがレーザ光の照射を受ける
構成としているが、フィルムFを中空のドラム内周に巻
き付けて、かかるドラムを回転しながらレーザ光をフィ
ルムFに照射しても良い。
【0024】図2は、本実施の形態にかかる熱現像装置
の長手方向断面図である。図2において、熱現像装置2
00は、露光装置(図2において不図示)側から、シー
ト状の露光済みフィルムFを供給する供給部200A
と、供給部200Aから供給されたフィルムFを、実質
的に水平の搬送路26に沿って搬迭しながら予備加熱す
る予備加熱部200Bと、予備加熱部200Bにより予
備加熱されたフィルムFを、実質的に水平の搬送路26
に沿って搬送しながら加熱して熱現像する熱現像部20
0Cと、熱現像部200Cで熱現像きれたフィルムF
を、搬送しながら冷却する冷却部200Dとから構成さ
れている。
【0025】供給部200Aには、露光装置よりフィル
ムFを受け入れる導入部に、一対の入口側ローラ2が配
置されている。入口側ローラ2は、フィルムFを受け取
って、予備加熱部200Bへと送出する機能を有する。
【0026】予備加熱部200Bには、その入口側に一
対のニップローラ56が配置されている。ニップローラ
56は、予備加熱部200Bの入口を密封して、搬送路
26に沿って不要な空気流が生じないようにしている。
その奥側には、搬送路26の上方に3本の搬送ローラ1
4が並行して配置され、搬送路26の下方に4本の搬送
ローラ16が、搬送ローラ14を挟むようにして、かつ
並行して配置されている。すなわち、予備加熱部200
Bでは、搬送路26を挟むニップ部が2カ所以上となる
ように、搬送ローラ14,16が設けられている。
【0027】搬送路26を挟んで上下に千鳥状に配置さ
れた搬送ローラ14,16の更に上方及び下方には、加
熱部材28,32が配置されている。加熱部材28,3
2は、搬送ローラ14,16を取り巻くように形成され
たフィン部40を有し、かかる搬送ローラ14,16を
加熱することによって、搬送ローラ14,16により挟
持され搬送されるフィルムFを間接的に加熱することが
できる。
【0028】フィン40と、搬送路26に沿って搬送さ
れるフィルムFとのスキマを小さくすることによって、
放射性熱伝導率を向上させることができる。ただし、不
均一な加熱や、ジャムなどを防止すべく、フィン40は
フィルムFに接触しないことが望まれる。尚、搬送ロー
ラ14,16の支持部材20は、低熱容量及び低熱伝導
性を有していると熱収支が減るため、温度制御が容易に
なるから好ましい。
【0029】熱現像部200Cにおいて、搬送路26の
上方には、9本の回転ローラ4が等間隔に、軸間距離が
距離Lで配置されている。搬送路26の下方には、一対
のプーリ6aと、それらの間の張設されたベルト6bと
を有するベルト駆動装置6が配置されている。回転ロー
ラ4の上方には、シーズヒータなどの熱源7が配置さ
れ、ベルト駆動装置6のベルト間には、同様にシーズヒ
ータなどの熱源8が配置されている。
【0030】図3は、回転ローラ4の軸方向断面図であ
る。図3において、回転ローラ4aは、ステンレス又は
アルミから形成されるドラム状の芯金部4bと、芯金部
4aの外周に嵌合されたシリコンなどのチューブ4aを
有している。芯金部4bの両端には、支持軸4cが形成
され、支持軸4cは、不図示の軸受により筐体1(図
2)に対して回転自在に支持されている。
【0031】回転ローラ4の表面素材、すなわちチュー
ブ4aの熱伝導率は、0.2W/(m・K)以上1.0
W/(m・K)以下であり、その比電気抵抗は1014Ω
m以下である。更に、隣接する回転ローラ4の中心間距
離L(mm)と、回転ローラ4の直径D(mm)とが以
下の式を満たす。 50≦L≦200 (1) 20≦D≦50 (2) 30≦L−D≦150 (3)
【0032】図4は、回転ローラ4に対向して配置され
たベルト6bの構成を示す断面図であり、フィルムFを
搬送している状態で示している。ベルト6bは、ステン
レス製のベルト状支持体6cの外周面に不織布6dをコ
ーティングしている。不織布6dは、表面に植設された
多数の毛を有している。
【0033】べルト状支持体6cの熱伝導率は、0.2
W/(m・K)以上10W/(m・K)以下であり、そ
の比電気抵抗は、1014Ωm以下である。
【0034】各回転ローラ4と、ベルト駆動装置6と
は、不図示の動力源からの動力により、同期して駆動さ
れるようになっており、ベルト駆動装置6のベルト6b
により、搬送路26の下側からフィルムFは支持され
て、回転ローラ4の下方を搬送される。
【0035】尚、ニップローラ56のローラ間の圧力
は、15g/平方cm以上40g/平方cm以下であ
り、回転ローラ4とべルト6bとの間の圧力は、0g/
平方cm以上40g/平方cm以下である。
【0036】冷却部200Dにおいて、搬送路26は、
冷却ファン54を備えた冷却室44を通って下方に延在
し、一対のニップローラ50に至る。ニップローラ50
の下方には、平行な直線的冷却ガイド60が設けられ、
一対の排出ローラ62まで延在している。
【0037】冷却部200Dに隣接して、脱臭フィルタ
52が設けられている。脱臭フィルタ52は、活性炭な
どのフィルタ部(不図示)を含み、熱現像時にフィルム
Fより揮発する有機溶媒などを吸着する機能を有する。
【0038】次に、本実施の形態における熱現像の態様
について、図2を参照して説明する。まず、露光装置
(図1)において、潜像が形成されたフィルムFは、入
口側ローラ2間に侵入し、回転する入口側ローラ2によ
り、予備加熱部200Bへと送出される。
【0039】予備加熱部200Bにおいて、回転するニ
ップローラ56間にフィルムFは侵入し、更に、千鳥状
に配置された回転する搬送ローラ14,16に挟持され
つつ、搬送路26に沿って移動させられる。このとき、
熱源部28,30により加熱されて、フィルムFは、1
00℃〜115℃、より好ましくは105℃〜110℃
まで加熱される。かかる温度では、フィルムFに現像は
生じない。
【0040】搬送ローラ14,16により、予備加熱部
200Bより熱現像部200Cへと送出されたフィルム
Fは、回転ローラ4と、ベルト駆動装置6との間に挟持
されて、加熱されながら搬送される。より具体的には、
回転ローラ4は、上方の熱源7から加熱された外周面が
回転してフィルムFに対向したときに、フィルムFの上
面に輻射熱を供給する。
【0041】一方、ベルト駆動装置6内に配置された熱
原8からの熱により、ベルト状支持体6cが加熱され、
その輻射熱をフィルムFの下面に供給する。かかる輻射
熱により、フィルムFの表面は、熱現像温度である12
0℃〜125℃、好ましくは123℃まで加熱される。
このように輻射熱を利用して、フィルムFを加熱すれ
ば、直接加熱に比べ、フィルムFの表面を均一に加熱す
ることができる。
【0042】このとき、図4に示すように、搬送される
フィルムFは、下面が不織布6dの毛により支持され、
側部も同様に不織布6dの毛によって覆われているた
め、毛と毛との間に保持された空気層によって断熱化さ
れた空間が生じ、それによりフィルムFと外部との間に
おける熱収支を抑制することができ、フィルムFを極力
均一に加熱することができる。
【0043】熱現像部200Cから送出されたフィルム
Fは、冷却部200Dの冷却室44を通過する際に、フ
ァン54の送風によって、例えば全面が60℃以下とな
るように均一に冷却され、それにより、フィルムFの熱
現像を速やかに停止させると共に、次工程において作業
者がフィルムFを把持しても熱さを感じないようにして
いる。冷却されたフィルムFは、ガイド60及び排出ロ
ーラ62を介して外部へと排出される。尚、フィルムF
を急激に冷却する場合、カーリングなどが生じ易くなる
が、本実施の形態においては、ガイド60を用いてフィ
ルムFを直線的に支持しているため、カーリングの発生
を抑制することができる。
【0044】尚、供給部200Aから予備加熱部200
BへのフィルムFの搬送速度と、予備加熱部200B及
び熱現像部200CのフィルムFの搬送速度と、熱現像
部200Cから冷却部200Dへの搬送速度とは、実質
的に同一の搬送速度であり、1cm/秒以上3cm/秒
以下である。
【0045】冷却室44における、冷却ファン54から
の空気流S1は、搬送路26に沿って搬送されるフィル
ムFの側方(左方)を通過して外部へと排出される。一
方、冷却ファン54からのもう一つの空気流S2は、搬
送路26に沿って搬送されるフィルムFの画像形成面に
沿って流れ、チューブ52aを介して脱臭フィルタ部5
2へ吸入されるようになっている。空気流S2は、画像
形成面に沿って流れるときに、熱現像時に放出される有
機溶媒等を取り込み、そのまま脱臭フィルタ部52に吸
引され、不図示のフィルタによって有機溶媒等を吸着さ
せ、清浄化された空気が脱臭フィルタ部52から排出さ
れるようになっている。
【0046】本実施の形態によれば、熱現像部200C
のべルト駆動装置6におけるベルト6bの表面素材が不
織布であり、回転ローラ4のチューブ4aの熱伝導度が
0.2W/(m・K)以下であるので、フィルムFの周
囲に断熱性空間を形成でき、さらに、搬送路26以外と
の空間とも断熱性を持つことができるので、空気が流れ
にくいものとなり、熱現像部200Cの温度を比較的容
易に制御することができる。また、周囲との熱伝導を抑
えることができ、熱現像部200Cの搬送路26におけ
る温度分布を均一にしやすく、周囲の温度の変動による
熱現像温度の変動を抑えることができ、更に、予備加熱
部200Cでは、搬送ローラ14,16が2カ所以上の
ニップ部で挟みながら予備加熱するので、フィルムFの
熱現像性が向上し、その後、熱現像部200Cで熱現像
するので、熱現像部200Cが小さくて済み、熱現像部
200C内の温度ムラを抑えやすく、加えて、回転ロー
ラ4の表面素材4aの熱伝導度が1.0W/(m・K)
以上なので、短い時間でフィルムFを熱現像温度まで加
熱して所定時間の熱現像を行うことができる。
【0047】更に、本実施の形態においては、べルト駆
動装置6のベルト6bが、ベルト状支持体6cの表面側
に不織布6dを設けた構造であり、べルト状支持体6b
の熱伝導率が0.2W/(m・K)以上10W/(m・
K)以下である。べルト状支持体6bの熱伝導率が0.
2W/(m・K)以上なので、ベルト状支持体6b内で
の温度ムラが発生しにくく、熱現像されたフィルムFの
濃度ムラの発生を抑え、また、ベルト状支持体6bの熱
伝導率が0.2w/(m・K)以下であるので、周囲に
熱が逃げにくく、装置を立ち上げてから熱現像部200
Cの温度が所定の現像温度に到達するまでの時間を短く
できる。
【0048】更に、本実施の形態においては、回転ロー
ラ4のチューブ4aの比電気抵抗が1014Ωm以下であ
り、べルト状支持体6cの比電気抵抗が1014Ωm以下
であるので、不織布6dと、回転ローラ4やフィルムF
との間に静電気が発生しても、チューブ4aの比電気抵
抗が1014Ωm以下と低く、ベルト状支持体6bの比電
気抵抗が1014Ωm以下と低いので、静電気が溜まりに
くく、フィルムFへの放電などを抑えられる。
【0049】更に、本実施の形態においては、回転ロー
ラ4のチューブ4aの比熱が1.5J/(K・g)以上
であるので、フィルムFに熱が奪われて回転ローラ4の
表面温度が急激に低下して、後から搬送されてくるフィ
ルムFの熱現像温度が低くなることを抑えられ、安定し
た熱現像ができ、濃度ムラの発生を抑えられる。
【0050】更に、本実施の形態においては、熱現像時
の回転ローラ4の表面温度のバラツキが2℃以下である
ので、回転ローラ4の温度のバラツキが少ないので、温
度ムラによる濃度ムラを抑えられる。
【0051】更に、本実施の形態においては、隣接する
回転ローラ4の中心間距離L(mm)と、回転ローラ4
の直径D(mm)とが以下の式を満たすので、 50≦L≦200 20≦D≦50 30≦L−D≦150 べルト6bからのフィルムFの浮き上がりを抑え、安定
した経路でフィルムFを搬送でき、搬送の撓みによる濃
度ムラを抑えられ、また、べルト6bの上方に広い空間
が無いので、空気が流れにくいので、熱現像部200C
の温度を比較的容易に制御することができ、また、周囲
との熱伝導を抑えることができ、熱現像部200Cの搬
送路26における温度分布を均一にしやすく、周囲の温
度の変動による熱現像温度の変動を抑えることができ、
また、部品コスト及び製造コストも低くできる。
【0052】更に、本実施の形態においては、搬送ロー
ラ14,16におけるローラ間の圧力が15g/平方c
m以上40g/平方cm以下であり、回転ローラ4とベ
ルト駆動装置6のベルト6bとの間の圧力が0g/平方
cm以上40g/平方cm以下であるので、フィルムF
の熱現像性をさらに向上させつつ、フィルムFにおける
圧痕や圧力被りの発生を抑えることができる。
【0053】更に、本実施の形態においては、供給部2
00Aから予備加熱部200BへのフィルムFの搬送速
度と、予備加熱部200B及び熱現像部200Cのフィ
ルムFの搬送速度と、熱現像部200Cから冷却部20
0Dへの搬送速度とが、実質的に同一の搬送速度であ
り、1cm/秒以上3cm/秒以下であるので、装置を
小型化しつつ、温度ムラの発生を抑えられ、さらに、フ
ィルムFによる熱の持ち出しに十分に対応でき、熱現像
温度を一定化でき、濃度ムラを抑えられる。
【0054】尚、フィルムFが、感光性ハロゲン化銀粒
子と、有機銀塩と、銀イオン還元剤とを含有し、40℃
以下の温度では実質的に熱現像されず、80℃以上(例
えば120℃)である最低現像温度以上の温度で熱現像
されるものであるので、室温では実質的に熱現像されな
いから、熱現像された画像を長期的に保存できる。
【0055】また、熱現像部200Cが、フィルムFを
最低現像温度以上の熱現像温度で、所定の熱現像時間の
間、熱現像するものであり、予備加熱部は、最低熱現像
温度以下の温度まで加熱するものであるので、より良好
な熱現像ができる。
【0056】図5は、実施例に示すフィルムFの断面図
であり、露光時におけるフィルムF内の化学的反応を模
式的に示した図である。図6は、加熱時におけるフィル
ムF内の化学的反応を模式的に示した、図5と同様な断
面図である。フィルムFは、PETからなる支持体(基
層)上に、ポリビニルブチラールを主材とする感光層が
形成され、更に、その上にセルロースブチレートからな
る保護層が形成されている。感光層には、ベヘン酸銀
(Beh.Ag)と、還元剤及び調色剤とが配合されて
いる。
【0057】露光時に、露光部100よりレーザ光Lが
フィルムFに対して照射されると、図5に示すように、
レーザ光Lが照射された領域に、ハロゲン化銀粒子が感
光し、潜像が形成される。一方、フィルムFが加熱され
て最低熱現像温度以上になると、図6に示すように、ベ
ヘン酸銀から銀イオン(Ag+)が放出され、銀イオン
を放出したベヘン酸は調色剤と錯体を形成する。その後
銀イオンが拡散して、感光したハロゲン化銀粒子を核と
して還元剤が作用し、化学的反応により銀画像が形成さ
れると思われる。このようにフィルムFは、感光性ハロ
ゲン化銀粒子と、有機銀塩と、銀イオン還元剤とを含有
し、40℃以下の温度では実質的に熱現像されず、80
℃以上である最低現像温度以上の温度で熱現像される。
【0058】熱現像材料に用いられる感光性のハロゲン
化銀は、典型的に、有機銀塩に関して、0.75〜25
mol%の範囲で用いられることができ、好ましくは、
2〜20mol%の範囲で用いられることができる。
【0059】このハロゲン化銀は、臭化銀や、ヨウ化銀
や、塩化銀や、臭化ヨウ化銀や、塩化臭化ヨウ化銀や、
塩化臭化銀等のあらゆる感光性ハロゲン化銀であっても
良い。このハロゲン化銀は、これらに限定されるもので
はないが、立方体や、斜方晶系状や、平板状や、4面体
等を含む、感光性であるところのあらゆる形態であった
も良い。
【0060】有機銀塩は、銀にオンの還元源を含むあら
ゆる有機材料である。有機酸の、特に長鎖脂肪酸(10
〜30の炭素原子、好ましくは15〜28の炭素原子)
の銀塩が好ましい。配位子が全体的に4.0〜10.0
の間で一定の安定性を有する有機又は無機の銀塩錯体で
あることが好ましい。そして、画像形成層の重量の約5
〜30%であることが好ましい。
【0061】この熱現像材料に用いられることができる
有機銀塩は、光に対して比較的安定な銀塩であって、露
光された光触媒(たとえば写真用ハロゲン化銀等)と還
元剤の存在において、80℃以上の温度に加熱されたと
きに銀画像を形成する銀塩である。
【0062】好ましい有機銀塩には、カルボキシル基を
有する有機化合物の銀塩が含まれる。それらには、脂肪
族カルボン酸の銀塩及び芳香族カルボン酸の銀塩が含ま
れる。脂肪族カルボン酸の銀塩の好ましい例には、ベヘ
ン酸銀、ステアリン酸銀等が含まれる。脂肪族カルボン
酸におけるハロゲン原子又はヒドロキシルとの銀塩も効
果的に用いうる。メルカプト又はチオン基を有する化合
物及びそれらの誘導体の銀塩も用いうる。更に、イミノ
基を有する化合物の銀塩を用いうる。
【0063】有機銀塩のための還元剤は、銀イオンを金
属銀に還元できるいずれの材料でも良く、好ましくは有
機材料である。フェニドン、ヒドロキノン及びカテコー
ルのような従来の写真現像剤が有用である。しかし、フ
ェノール還元剤が好ましい。還元剤は画像形成層の1〜
10重量%存在するべきである。多層構成においては、
還元剤が乳剤層以外の相に添加される場合は、わずかに
高い割合である約2〜15重量%がより望ましい。
【0064】
【実施例】以下、フィルムFを説明する。ハロゲン化銀
−ベヘン酸銀ドライソープを、米国特許第3,839,
049号に記載の方法によって調製した。上記ハロゲン
化銀は総銀量の9モル%を有し、一方べへン酸銀は総銀
量の91モル%を有した。上記ハロゲン化銀は、ヨウ化
物2%を有する0.055μm臭化ヨウ化銀エマルジョ
ンであった。
【0065】熱現像乳剤を、上記ハロゲン化銀−ベヘン
酸銀ドライソープ455g、トルエン27g、2−ブタ
ノン1918g、およびポリビニルブチラール(モンサ
ント製のB−79)と均質化した。上記均質化熱現像乳
剤(698g)および2−ブタノン60gを撹拌しなが
ら12.8℃まで冷却した。ピリジニウムヒドロブロミ
ドペルブロミド(0.92g)を加えて、2時間撹絆し
た。
【0066】臭化カルシウム溶液(CaBr(1g)と
メタノール10ミリリットル)3.25ミリリットルを
加え、続いて30分間撹拌した。更にポリビニルブチラ
ール(158g;モンサント製B−79)を加え、20
分間撹拌した。温度を21.1℃まで上昇し、以下のも
のを撹絆しながら15分間かけて加えた。 2−(トリブロモメチルスルホン)キノリン 3.42g、 1,1−ビス(2−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−3,5,5 −トリメチルヘキサン 28.1g、 5−メチルメルカプトべンズイミダゾール0.545gを含有する溶液 41.1g、 2−(4−クロロべンゾイル)安息香酸 6.12g S−1(増感染料) 0.104g メタノール 34.3g イソシアネート(デスモダーN3300、モべイ製) 2.14g テトラクロロフタル酸無水物 0.97g フタラジン 2.88g 尚、染料S−1は以下の構造を有する。
【化1】
【0067】活性保護トップコート溶液を以下の成分を
用いて調製した, 2−ブタノン 80.0g メタノール 10.7g 酢酪酸セルロース(CAB−171−155、イーストマン・ケミカルズ製) 8.0g 4−メチルフタル酸 0.52g MRA−1、モトル還元剤、N−エチルペルフルオロオクタンスルホニルアミド エチルメタクリレート/ヒドロキシエチルメタクリレート/アクリル酸の重量比 70:20:10の3級ポリマ― 0.80g
【0068】この熱現像乳剤とトッブコートとは、同時
に、0.18mmの青色ポリエステル・フィルム・べー
スにコーティングされた。ナイフ・コーターは、同時に
コーティングする2つのバーやナイフを15.2cmの
距離を置いた状態で設定された。銀トリップ層と、トッ
プ・コートとは、銀乳剤をリアー・ナイフに先立ってフ
ィルムに注ぎ、トップ・コートをフロント・バーに先立
ってフィルムに注ぐことにより、多層コーティングされ
た。
【0069】このフィルムは、次いで、両方の層が同時
にコーテングされるように、前方へ引き出された。これ
は、多層コーティング方法を1回行って得られた。コー
ティングされたポリエステル・べースは、79.4℃で
4分間乾燥せしめられた。そのナイフは、その銀層に対
して1m2当たりの乾燥被膜重量が23gとなるよう
に、そして、そのトップ・コートに対して1m2当たり
の乾燥被膜重量が2.4gとなるように調整された。
【0070】
【発明の効果】本発明は、感光性熱現像材料の加熱を均
一に行うことができるため、特に新聞製版を作成する熱
現像装置に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】露光装置100の概略構成を示す図である。
【図2】本実施の形態にかかる熱現像装置の長手方向断
面図である。
【図3】回転ローラ4の軸方向断面図である。
【図4】回転ローラ4に対向して配置されたベルト6b
の構成を示す断面図である。
【図5】フィルムFの断面図であり、露光時におけるフ
ィルムF内の化学的反応を模式的に示した図である。
【図6】加熱時におけるフィルムF内の化学的反応を模
式的に示した、図8と同様な断面図である。
【符号の説明】 100 露光装置 200 熱現像装置 200A 供給部 200B 予備加熱部 200C 熱現像部 200D 冷却部 4 回転ローラ 6 ベルト駆動装置 14,16 搬送ローラ F フィルム

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の露光済み感光性熱現像材料を
    供給する供結部と、 前記供給部から供給された熱現像材料を、略水平方向の
    搬送路に沿って搬送しながら予備加熱する予備加熱部
    と、 前記予備加熱部により予備加熱きれた熱現像材料を、実
    質的に水平の搬送路に沿って搬送しながら加熱して熟現
    像する熱現像部と、 前記熱現像部で熱現像された熱現像材料を、搬送しなが
    ら冷却する冷却部と、を有し、 前記熱現像部では前記熱現像材料が熱現像される最低熱
    現像温度以上の所定の熱現像温度で熱現像し、 前記予備加熱部では、前記搬送路を挟むニップ部が2カ
    所以上となるように、搬送ローラが設けられており、 前記熱現像部では、前記搬送路の下側から前記熱現像材
    料を支持しながら搬送する搬送べルトと、前記搬送べル
    トに対向して前記搬送路を挟むように設けられた2本以
    上の回転ローラとを有する熱現像装置において、 前記搬送ベルトの表面素材が不織布であり、 前記回転ローラの表面素材の熱伝導率が0.2W/(m
    ・K)以上1.0W/(m・K)以下であることを特徴
    とする熱現像装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送べルトは、ベルト状支持体の表
    面側に不織布を設けた構造であり、 前記べルト状支持体の熱伝導率が0.2W/(m・K)
    以上10W/(m・K)以下であることを特徴とする語
    求項1に記載の熱現像装置。
  3. 【請求項3】 前記回転ローラの表面素材の比電気抵抗
    が1014Ωm以下であり、 前記べルト状支持体の比電気抵抗が1014Ωm以下であ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱現像装
    置。
  4. 【請求項4】 前記回転ローラの表面素材の比熱が1.
    5J/(K・g)以上であることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の熱現像装置。
  5. 【請求項5】 熱現像時の前記回転ローラの表面温度の
    バラツキが2℃以下であることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の熱現像装置。
  6. 【請求項6】 隣接する前記回転ローラの中心間距離L
    (mm)と、前記回転ローラの直径D(mm)とが以下
    の式を満たすことを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の熱現像装置。 50≦L≦200 20≦D≦50 30≦L−D≦150
  7. 【請求項7】 シート状の露光済み感光性熱現像材料を
    供給する供給部と、前記供給部から供給された熱現像材
    料を、略水平の搬送路に沿って搬送しながら予備加熱す
    る予備加熱部と、 前記予備加熱部により予備加熱された熱現像材料を、実
    質的に水平の搬送路に沿って搬送しながら加熱して熱現
    像する熱現像部と、 前記熱現像部で熱現像された熱現像材料を、搬送しなが
    ら冷却する冷却部と、を有し、 前記熱現像部では前記熱現像材料が熱現像される最低熱
    現像温度以上の所定の熱現像温度で熱現像し、 前記予備加熱部では、前記搬送路を挟むニップ部が2カ
    所以上となるように、搬送ローラが設けられており、 前記熱現像部では、前記搬送路の下側から前記熱現像材
    料を支持しながら搬送する搬送べルトと、前記搬送べル
    トに対向して前記搬送路を挟むように設けられた2本以
    上の回転ローラとを有する熱現像装置において、 隣接する前記回転ローラの中心間距離L(mm)と、前
    記回転ローラの直径D(mm)とが以下の式を満たすこ
    とを特徴とする熱現像装置。 50≦L≦200 20≦D≦50 30≦L−D≦150
  8. 【請求項8】 前記搬送ローラのローラ間の圧力が15
    g/平方cm以上40g/平方cm以下であり、 前記回転ローラと前記搬送べルトとの間の圧力が0g/
    平方cm以上40g/平方cm以下であることを特徴と
    する請求項1〜7のいずれかに記載の熱現像装置。
  9. 【請求項9】 シート状の露光済み感光性熱現像材料を
    供給する供給部と、 前記供給部から供給された熱現像材料を、実質的に水平
    の搬送路に沿って搬迭しながら予備加熱する予備加熱部
    と、 前記予備加熱部により予備加熱された熱現像材料を、実
    質的に水平の搬送路に沿って搬送しながら加熱して熱現
    像する熱現像部と、 前記熱現像部で熱現像きれた熱現像材料を、搬送しなが
    ら冷却する冷却部と、を有し、 前記熱現像部では前記熱現像材料が熱現像される最低熱
    現像温度以上の所定の熱現像温度で熱現像し、 前記予備加熱部では、前記搬送路を挟むニップ部が2カ
    所以上となるように、搬送ローラが設けられており、 前記熱現像部では、前記搬送路の下側から前記熱現像材
    料を支持しながら搬送する搬送べルトと、前記搬送べル
    トに対向して前記搬送路を挟むように設けられた2本以
    上の回転ローラとを有する熱現像装置において、 前記搬送ローラ対のローラ間の圧力が15g/平方cm
    以上40g/平方cm以下であり、 前記回転ローラと前記搬送べルトとと間の圧力が0g/
    平方cm以上40g/平方cm以下であることを特徴と
    する熱現像装置。
  10. 【請求項10】 前記供給部から前記予備加熱部への前
    記熱現像材料の搬送速度と、前記予備加熱部及び前記熱
    現像部の前記熱現像材料の搬送速度と、前記熱現像部か
    ら前記冷却部への搬送速度とが、実質的に同一の搬送速
    度であり、1cm/秒以上3cm/秒以下であることを
    特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の熱現像
    装置。
  11. 【請求項11】 前記熱現像材料が、感光性ハロゲン化
    銀粒子と、有機銀塩と、銀イオン還元剤とを含有し、4
    0℃以下の温度では実質的に熱現像されず、80℃以上
    である最低現像温度以上の温度で熱現像されるものであ
    ることを特徴とする語求項1〜10のいずれか1項に記
    載の熱現像装置。
  12. 【請求項12】 前記熱現像部が、前記熱現像材料を前
    記最低現像温度以上の熱現像温度で、所定の熱現像時間
    の間、熱現像するものであり、前記予備加熱部は、前記
    最低熱現像温度以下の温度まで加熱するものであること
    を特徴とする請求項11に記載の熱現像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6536963B2 (en) 2000-07-27 2003-03-25 Agfa-Gevaert Thermal processing of a sheet of thermographic material
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