[go: up one dir, main page]

JP2000229579A - アクティブ操舵システムを有する車両の操舵反力の低減方法及びそのためのアクティブ操舵システム - Google Patents

アクティブ操舵システムを有する車両の操舵反力の低減方法及びそのためのアクティブ操舵システム

Info

Publication number
JP2000229579A
JP2000229579A JP2000032582A JP2000032582A JP2000229579A JP 2000229579 A JP2000229579 A JP 2000229579A JP 2000032582 A JP2000032582 A JP 2000032582A JP 2000032582 A JP2000032582 A JP 2000032582A JP 2000229579 A JP2000229579 A JP 2000229579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
steering
loop control
electric servomotor
steering system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000032582A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4510976B2 (ja
Inventor
Weber Kay
ヴェーバー カイ
Rainer Muenz
ミュンツ ライナー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2000229579A publication Critical patent/JP2000229579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4510976B2 publication Critical patent/JP4510976B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/002Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits computing target steering angles for front or rear wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/008Changing the transfer ratio between the steering wheel and the steering gear by variable supply of energy, e.g. by using a superposition gear

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重畳トランスミッションを有するアクティブ
操舵システムにおいて,モータの高い操作速度を維持し
た状態で,電動サーボモータが発生するトルクに起因す
る操舵反力を回避あるいは許容限度まで低減させる。 【解決手段】 重畳トランスミッションを有するアクテ
ィブ操舵システムにおいて,第1の認識工程で付加操舵
角の目標値に飛躍が発生したか否かを認識し,付加操舵
角の目標値に飛躍が発生したことが第1の認識工程で認
識された場合に,第2の認識工程で走行動力学的に危険
な状況が存在するか否かを認識し,第2の認識工程の結
果に応じて電動サーボモータから重畳トランスミッショ
ンに伝達される操作トルク強度を,走行動力学的に危険
でない状況では操作トルクを低減させ,走行動力学的に
危険な状況では増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,アクティブ操舵シ
ステムを有する車両のステアリングホイール反力の低減
方法及びそのためのアクティブ操舵システムに関し,さ
らに詳細には,運転者がステアリングホイールに設定す
るステアリングホイール角に対し,電動サーボモータの
駆動により重畳トランスミッションが付加操舵角を重畳
するアクティブ操舵システムを有する車両の操舵反力の
低減方法,及び,そのためのアクティブ操舵システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるアクティブ操舵システム
は,ドイツ公開公報第DE−OS4031316号から
既知であり,添付図面の図3に概略的に示す。かかるア
クティブ操舵システムでは,運転者がステアリングホイ
ール21を介して調整するステアリングホイール角δL
が,重畳トランスミッション22の入力に印加される。
さらに,走行状況と周囲状況に関する信号に基づいて,
開ループ制御/閉ループ制御ユニット37が付加操舵角
δMを算出し,電動サーボモータ23に対して相応する
駆動電流を供給する。
【0003】付加操舵角δMは,重畳トランスミッショ
ン22の他の入力に印加される。重畳トランスミッショ
ン22の出力側には,操舵車輪25a,25bに対する
重畳操舵角δL’が発生するので,この重畳操舵角は,
ステアリングホイールで調整されるステアリングホイー
ル角δLとは無関係に変化させることができる。
【0004】ステアリングギアボックス24では,重畳
操舵角δL’を相応するステアリングシャフト26の運
動に変換する。図示の装置によれば,走行動力学,走行
安全性及び車両特性を改良する種々の機能を実現するこ
とができる。しかしながら,サーボステアリングなどの
パワーアシスト機能は,上記方法により達成することが
できない。即ち,運転者が設定するステアリングホイー
ル角δLは変化されず,ステアリングホイールはその位
置に維持される。
【0005】重畳トランスミッション22では,固定の
回転トルク比あるいはパワー比を伴って,自由な回転数
あるいは速度が機械的出力に対して加算される。かかる
電動サーボモータから出力されるトルクは,ステアリン
グホイール21を支持することにより,ステアリングギ
アボックス24の方向に伝達されなければならない。
【0006】かかるトルクが,ステアリングホイール2
1で全く支持されない場合あるいは一部しか支持されな
い場合には,車輪25a,25bが回動せずにステアリ
ングホイール21が回動を開始する。従って,電動サー
ボモータ23の介入中は,運転者はステアリングホイー
ル21から手を離すことができない。
【0007】運転者が支持するステアリングホイール2
1に対して反力を与えるモータトルクは,電動サーボモ
ータ23の加速度あるいは現存の質量慣性に従う。支持
されるトルクは,所定以上の大きさになると運転者に感
知され,運転者は車両走行に違和感を覚える。従来の操
舵システムでは極めて良好であった運転者の操舵感覚
を,重畳トランスミッションを有する電子操舵システム
を使用することで悪化させてはならない。
【0008】したがって,走行動力学的に危険な走行状
況を補正するために,電子操舵システムが作動する場合
には,必要な付加操舵角δMを短時間で発生させること
が必要である。かかる理由により,付加操舵角を発生さ
せる電動サーボモータを,急速に高回転数で回転させな
ければならない。このモータ回転数nmotは,モータ
トルクmmotの時間積分と質量慣性Jにより重み付け
され,以下の式により算出される。
【0009】
【数1】
【0010】上式では,電動サーボモータ23が急速に
高い回転数に到達するために,与えられた慣性質量Jで
高いトルクを発生しなければならないことが示される。
このように,高いモータトルクによりモータを急加速す
ることが可能となるが,この高いモータトルクは上記操
舵反力を発生して運転者の走行感覚に対して悪影響を与
えるので,特に必要としない状況では,このような高い
モータトルクの発生を回避しなければならない。しかし
ながら,その一方で,必要時に高いトルクが得られるよ
うに,モータ寸法を設計しなければならない。
【0011】次に,付加操舵角δMの飛躍に対するモー
タの応答特性を図4に基づいて説明する。図4は,制御
入力の飛躍(即ち,付加操舵角δMの飛躍)に対するモ
ータの応答特性を表すシミュレーション結果を示すグラ
フ図である。なお,図示のシミュレーション結果は,P
D制御する閉ループ制御回路に基づくものである。
【0012】図4において,符号Aは,制御入力(即ち
目標角)の時間的推移を示す(LR度)。符号Bは,実
際角の時間的推移を示す(LR度)。符号Cは,モータ
回転数の時間的推移を示す(l/s)。符号Dは,ステ
アリングシャフトに作用するモータトルクの時間推移を
示す(Nm)。
【0013】図4に示すように,電動サーボモータの実
際角(曲線B)は,約200ms後に,曲線Aに示す目
標値に到達する。このとき,曲線Cに示すように,モー
タは最大回転数に到達する。一方,電動サーボモータが
ステアリングシャフトにもたらすトルクは,曲線Dに示
すように,50Nmよりも高いピーク値に達する。この
高いトルクピークは,運転者に明確に感知され車両走行
中に違和感を覚える。
【0014】次に,図5に基づいて,従来における一般
的な目標角速度の勾配制限方法を説明する。図5は,目
標角速度を4.35rad/sに勾配制限した制御入力
飛躍に対するモータの応答特性を示すグラフ図である。
【0015】図5に示すように,目標角速度の勾配を制
限することにより,制御入力「付加操舵角δMの目標
値」は,ランプ形状に上昇する。このように,目標角速
度の勾配を制限することにより,図4と比較して,モー
タトルクが大幅に低減されることがわかる(曲線D)。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
目標角速度の勾配を制限する方法では,図5に示すよう
に,モータは最大回転数には到達せずに(曲線C),目
標値に到達するまでに約400msを要する(曲線
B)。このように,従来の方法では,モータにより迅速
に目標値に到達できないという問題がある。
【0017】したがって,本発明の課題は,重畳トラン
スミッションを有するアクティブ操舵システムにおい
て,電動サーボモータが発生するトルクに起因する操舵
反力を回避しあるいは許容限度まで低減させる一方,モ
ータの高い操作速度を維持することが可能な新規かつ改
良された車両の操舵反力の低減方法及びそのためのアク
ティブ操舵システムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,請求項1に記載の発明のように,運転者がステアリ
ングホイールに設定するステアリングホイール角に対
し,電動サーボモータの駆動により重畳トランスミッシ
ョンが付加操舵角を重畳するアクティブ操舵システムを
有する車両において,前記付加操舵角の目標値に飛躍が
発生したか否かを認識する第1の認識工程と,前記付加
操舵角の目標値に飛躍が発生したことが前記第1の認識
工程で認識された場合に,走行動力学的に危険な状況が
存在するか否かを認識する第2の認識工程と,前記電動
サーボモータから前記重畳トランスミッションに伝達さ
れる操作トルク強度を,前記第2の認識工程の結果に応
じて,前記走行動力学的に危険でない状況では低減さ
せ,前記走行動力学的に危険な状況では増大させるよう
に制御する制御工程と,を有することを特徴とする車両
の操舵反力の低減方法が提供される。
【0019】本項記載の発明では,走行動力学的に危険
でない状況では,電動サーボモータは極端に急加速せず
に介入するので,運転者が感知しない程度までモータト
ルクを低減することができる。一方,危険な状況におい
ては,必要となるモータの高い操作速度を維持した状態
で,運転者が感知しない程度まで電動サーボモータの発
生トルクを制限することができる。このように,ステア
リングシャフトに伝達されるトルクを,状況に応じて可
変に制限することができる。この結果,運転者は,良好
な車両走行感覚で,車両走行の安全性も確保することが
できる。
【0020】また,請求項2に記載の発明のように,前
記電動サーボモータの前記トルク制御は,電動サーボモ
ータに供給されるモータ電流強度を制限することにより
実行される如く構成すれば,モータ電流強度に比例して
発生するトルクを,モータ電流の強さを予め設定された
値に制限するので,電動サーボモータが必要なトルクを
越えないことが保証される。
【0021】また,請求項3に記載の発明のように,前
記第2の認識工程は,複数の異なる走行動力学的に危険
な状況を識別する識別工程を有し,前記制御工程は,前
記識別工程で識別された走行状況の危険性に比例してモ
ータ電流強度を累進的に増大させる如く構成すれば,例
えばハンドルをとられた場合,あるいは左右車輪が異な
る摩擦値で制動される場合(μ−スプリット制動)など
の走行状況の危険性がより高い場合には,危険性に応じ
て累進的に高いトルクを発生させることができるので,
車両走行の安全性をより一層確保することができる。
【0022】また,上記課題を解決するために,請求項
4に記載の発明のように,運転者が調整するステアリン
グホイール角に対し,車両状況あるいは周囲状況により
定められるパラメータに従って,電動サーボモータ及び
重畳トランスミッションが付加操舵角を重畳する開ルー
プ制御/閉ループ制御ユニットを有するアクティブ操舵
システムであって,前記開ループ制御/閉ループ制御ユ
ニットは,電流制御/制限ユニットを有し,前記電流制
御/制限ユニットは,車両内センサ及び/又は車両内の
他の制御装置から供給される信号により前記開ループ制
御/閉ループ制御ユニットが算出した走行状況の危険性
に応じて,前記電動サーボモータに供給するモータ電流
強度を可変制限することを特徴とするアクティブ操舵シ
ステムが提供される。
【0023】本項記載の発明では,走行動力学的に危険
でない状況では,電動サーボモータは極端に急加速せず
に介入するので,運転者が感知しない程度までモータト
ルクを低減することができる。一方,危険な状況におい
ては,必要となるモータの高い操作速度を維持した状態
で,運転者が感知しない程度まで電動サーボモータの発
生トルクを制限することができる。このように,ステア
リングシャフトに伝達されるトルクを,状況に応じて可
変に制限することができる。この結果,運転者は,良好
な車両走行感覚で,車両走行の安全性も確保することが
できる。
【0024】また,請求項5に記載の発明のように,前
記開ループ制御/閉ループ制御ユニットは,前記付加操
舵角の前記目標値に飛躍が発生したか否かを認識し,か
つ前記付加操舵角の前記目標値に飛躍が発生したことを
認識した場合に走行動力学的に危険な状況が存在するか
否かを認識する手段を有し,前記手段は,車両モデル及
び/又は周囲モデルを有する如く構成すれば,特に,第
2の認識工程を実行する際に,車両モデル及び/又は周
囲モデルを使用して実行することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好適な実施の形態
について,添付図面を参照しながら詳細に説明する。
尚,以下の説明及び添付図面において,同一の機能及び
構成を有する構成要素については,同一符号を付するこ
とにより,重複説明を省略する。
【0026】(第1の実施の形態)以下,図1を参照し
ながら,第1の実施の形態について説明する。図1は,
本実施形態にかかるアクティブ操舵システムの機能ブロ
ック回路図である。
【0027】図1に示すように,車両35のステアリン
グホィール31で設定され,ステアリングホイールシャ
フト(図示せず)を介して重畳トランスミッション32
の入力側に作用するステアリングホイール角δLは,ス
テアリングホイールシャフトに接続されるステアリング
ホイール角センサ38により検出され,開ループ制御/
閉ループ制御ユニット37の入力側に供給される。重畳
トランスミッション32の出力側には,重畳された操舵
角δL’が出力され,ステアリングギアボックス34に
供給される。
【0028】車両内に設置される他のセンサ36は,ス
テアリングギアボックス34が発生する前車輪の実際操
舵角δV,走行速度あるいは他の車両状況と周囲状況を
検出し,同様に,開ループ制御/閉ループ制御ユニット
37の入力に供給する。
【0029】この開ループ制御/閉ループ制御ユニット
37は,電動サーボモータ33に供給されるモータ電流
強度imotを(特に走行状況の危険性に応じて)可変
に制御する電流制御/制限ユニット39を有する。この
走行状況の危険性は,開ループ制御/閉ループ制御ユニ
ット37が供給する信号及び必要に応じてメモリ40に
格納される車両モデル及び/又は周囲モデルを使用して
算出される。したがって,開ループ制御/閉ループ制御
ユニット37は,制御入力が飛躍的な場合に電動サーボ
モータにより伝達される車両の操舵反力を低減する手段
を有する。
【0030】開ループ制御/閉ループ制御ユニット37
が有する上記手段は,まず,付加操舵角δMの目標値あ
るいは制御入力の飛躍が発生したか否かを認識する第1
の認識工程を実行する。次いで,第2の認識工程で,第
1の認識工程の結果として付加操舵角の目標値の飛躍が
発生したことが認識された場合に,走行動力学的に危険
な状況が存在するか否かを認識する。
【0031】開ループ制御/閉ループ制御ユニット37
は,電流制御/制限ユニット39に信号を供給し,かか
る信号により走行状況に応じた制限が実行される。電動
サーボモータ33から重畳トランスミッション32に伝
達される操作トルク強度は,第2の認識工程の結果に応
じて,走行動力学的に危険のない状況では低減し,走行
動力学的に危険な状況で増大させるように制御する。
【0032】開ループ制御/閉ループ制御ユニット37
に付設されているメモリ40には,第2の認識工程を実
行する際に使用される車両モデル及び/又は周囲モデル
を格納することができる。
【0033】上記のように,モータトルクmmotの制
御は,電動サーボモータに供給される電流強度を制御す
ることにより実行する。なお,このとき,開ループ制御
/閉ループ制御ユニット37は,複数の異なる走行動力
学的に危険な状況を識別し,走行状況の危険性に応じて
モータ電流強度を累進的に増大するように形成するのが
好ましい。
【0034】本実施形態にかかる方法により,走行動力
学的に危険のない状況では,電動サーボモータが介入す
る際のモータトルクは,運転者に感知されない程度まで
低減される。これは,重畳トランスミッションを有する
アクティブ操舵システムは,走行動力学的に危険のない
状況においては,モータを極端に急加速する必要がない
ので,低減したモータトルクでも十分に対応できる。
【0035】一方,走行動力学的に危険な状況において
は,より高いモータトルクが許容される。許容されるモ
ータトルクは,状況の危険性の増大に伴って累進的に上
昇する。例えばハンドルをとられた場合,あるいは左右
車輪が異なる摩擦値で制動される場合(μ−スプリット
制動)などの危険な状況では,必要なモータの高い操作
速度を維持した状態で,電動サーボモータが発生するト
ルクが運転者に感知されないように制限される。
【0036】電動サーボモータが発生するトルクm
motは,次式に示すようにモータ電流強度imot
比例する。 mmot=k・imot なお,kは定数である。
【0037】上式から明らかなように,モータ電流強度
を予め設定された値に制限することにより,電動サーボ
モータが必要なトルクを越えないことが保証される。モ
ータ電流の制限は,例えば可変の目標値制限を有する電
流制御/制限ユニットなどの好適な手段により実現する
ことができる。
【0038】次に,図2に基づいて,モータの応答特性
について説明する。図2は,従来技術で示した図4及び
図5と同様に,本実施形態にかかる制御入力の飛躍に対
するモータ応答特性を示す。
【0039】図2において,曲線Aは,目標角の時間的
推移を示す(LR度)。曲線Bは,実際角の時間的推移
を示す(LR度)。曲線Cは,モータ回転数の時間的推
移を示す(l/s)。曲線Dは,ステアリングシャフト
に伝達されるモータトルクの時間的推移を示す(N
m)。
【0040】図2に示すように,左右のモータトルク
は,各々25Nmに制限される(曲線D)。このステア
リングシャフトに伝達されるトルク及びそれに伴う操舵
反力は,従来の電動サーボモータの操舵反力(図4中の
曲線D)と比較して,略半分程度まで低減される。
【0041】さらに,モータの実際角(曲線B)は,略
220ms後には,目標値(曲線A)に到達する。この
電動サーボモータが目標値に到達するまでの到達時間
は,目標角速度を制限しない電動サーボモータの場合
(図4中の曲線B)と比較して,略同一程度に速い。一
方,従来の目標角速度を4.35rad/sまでに制限
した場合の到達時間(図5中曲線B)と比較して,略半
分程度まで短縮される。
【0042】以上,本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例及び変更例を想定し得
るものであり,それらの修正例及び変更例についても本
発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【0043】
【発明の効果】走行動力学的に危険でない状況では,極
端に急加速せずに電動サーボモータが介入するので,運
転者に感知されない程度までモータトルクを低減するこ
とができる。このように,ステアリングシャフトに伝達
されるトルクを,状況に応じて可変に制限することがで
きる。この結果,運転者は,良好な車両走行感覚を得た
状態で,車両走行の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるアクティブ操舵システムの
機能ブロック回路である。
【図2】電動サーボモータのトルク制限した電動サーボ
モータの制御入力飛躍に対する応答特性を示すグラフ図
である。
【図3】従来のアクティブ操舵システムのブロック回路
図である。
【図4】従来の勾配制限しない電動サーボモータの制御
入力飛躍に対する応答特性を示すグラフ図である。
【図5】従来の勾配制限した電動サーボモータの制御入
力飛躍に対する応答特性を示すグラフ図である。
【符号の説明】
31 ステアリングホイール 32 重畳トランスミッション 33 電動サーボモータ δL ステアリングホイール角 δM 付加操舵角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライナー ミュンツ ドイツ連邦共和国 71254 ディツィンゲ ン, オプストヴィーゼンヴェーク 9

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者がステアリングホイールに設定す
    るステアリングホイール角に対し,電動サーボモータの
    駆動により重畳トランスミッションが付加操舵角を重畳
    するアクティブ操舵システムを有する車両において,前
    記付加操舵角の目標値に飛躍が発生したか否かを認識す
    る第1の認識工程と,前記付加操舵角の目標値に飛躍が
    発生したことが前記第1の認識工程で認識された場合
    に,走行動力学的に危険な状況が存在するか否かを認識
    する第2の認識工程と,前記電動サーボモータから前記
    重畳トランスミッションに伝達される操作トルク強度
    を,前記第2の認識工程の結果に応じて,前記走行動力
    学的に危険でない状況では低減させ,前記走行動力学的
    に危険な状況では増大させるように制御する制御工程
    と,を有することを特徴とする車両の操舵反力の低減方
    法。
  2. 【請求項2】 前記電動サーボモータの前記トルク制御
    は,前記電動サーボモータに供給されるモータ電流強度
    を制限することにより実行されることを特徴とする請求
    項1に記載の車両の操舵反力の低減方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の認識工程は,複数の異なる走
    行動力学的に危険な状況を識別する識別工程を有し,前
    記制御工程は,前記識別工程で識別された走行状況の危
    険性に応じて前記モータ電流強度を累進的に増大させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両の操舵反力の低
    減方法。
  4. 【請求項4】 運転者が調整するステアリングホイール
    角に対し,車両状況あるいは周囲状況により定められる
    パラメータに従って,電動サーボモータ及び重畳トラン
    スミッションが付加操舵角を重畳する開ループ制御/閉
    ループ制御ユニットを有するアクティブ操舵システムで
    あって,前記開ループ制御/閉ループ制御ユニットは,
    電流制御/制限ユニットを有し,前記電流制御/制限ユ
    ニットは,車両内センサ及び/又は車両内の他の制御装
    置から供給される信号により前記開ループ制御/閉ルー
    プ制御ユニットが算出した走行状況の危険性に応じて,
    前記電動サーボモータに供給するモータ電流強度を可変
    制限することを特徴とするアクティブ操舵システム。
  5. 【請求項5】 前記開ループ制御/閉ループ制御ユニッ
    トは,前記付加操舵角の前記目標値に飛躍が発生したか
    否かを認識し,かつ前記付加操舵角の前記目標値に飛躍
    が発生したことを認識した場合に走行動力学的に危険な
    状況が存在するか否かを認識する手段を有し,前記手段
    は,車両モデル及び/又は周囲モデルを有することを特
    徴とする請求項4に記載のアクティブ操舵システム。
JP2000032582A 1999-02-10 2000-02-10 アクティブ操舵システムを有する車両の操舵反力の低減方法及びそのためのアクティブ操舵システム Expired - Fee Related JP4510976B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE1999105433 DE19905433B4 (de) 1999-02-10 1999-02-10 Aktives Lenksystem
DE19905433.9 1999-02-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000229579A true JP2000229579A (ja) 2000-08-22
JP4510976B2 JP4510976B2 (ja) 2010-07-28

Family

ID=7897000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000032582A Expired - Fee Related JP4510976B2 (ja) 1999-02-10 2000-02-10 アクティブ操舵システムを有する車両の操舵反力の低減方法及びそのためのアクティブ操舵システム

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4510976B2 (ja)
DE (1) DE19905433B4 (ja)
GB (1) GB2346598B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003527999A (ja) * 2000-03-20 2003-09-24 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 車両のサーボ支援される操舵システム
WO2004078560A1 (en) 2003-03-06 2004-09-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicular steering control apparatus
JP2005532217A (ja) * 2002-07-05 2005-10-27 コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト オーバーライド操舵システムによって車両を操舵する方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10045385A1 (de) * 2000-09-14 2002-03-28 Bayerische Motoren Werke Ag Vorrichtung und Verfahren zur elektronischen Steuerung eines einem Regelsystem zugeordneten Aktuators in Kraftfahrzeugen
DE10142366B4 (de) 2001-08-30 2018-06-21 Volkswagen Ag Verfahren und Vorrichtung für ein aktives Lenkungssystem
WO2005063547A1 (de) 2003-12-24 2005-07-14 Continental Teves Ag & Co.Ohg Verfahren zum lenken eines fahrzeugs und fahrzeuglenkung
DE102004028828A1 (de) * 2004-06-15 2006-01-05 Zf Lenksysteme Gmbh Verfahren zum Betrieb eines Lenksystems eines Kraftfahrzeugs
FR2912983B1 (fr) * 2007-02-28 2009-09-04 Renault Sas Dispositif et procede de limitation de la vitesse de braquage d'un vehicule.
DE102007000978A1 (de) * 2007-11-06 2009-05-14 Zf Lenksysteme Gmbh Verfahren zum Ansteuern eines Motors einer Winkelüberlagerungslenkung

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63219480A (ja) * 1987-03-09 1988-09-13 Mazda Motor Corp 自動車の定速走行装置
JPS63247168A (ja) * 1987-04-03 1988-10-13 Mazda Motor Corp 自動車のステアリング装置
JPH01244979A (ja) * 1988-03-25 1989-09-29 Nissan Motor Co Ltd 操舵比制御装置
JPH04283168A (ja) * 1991-03-08 1992-10-08 Toyota Motor Corp 車両用ステアリング装置
JPH10315997A (ja) * 1997-03-22 1998-12-02 Robert Bosch Gmbh 車両操舵システムおよびその制御方法
JPH10329746A (ja) * 1997-03-22 1998-12-15 Robert Bosch Gmbh 車両の操舵システムの制御方法及び制御機構
JPH111175A (ja) * 1997-06-13 1999-01-06 Toyota Motor Corp 車両用操舵装置
JPH11208499A (ja) * 1998-01-30 1999-08-03 Toyota Motor Corp 車両用操舵装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0295982A (ja) * 1988-09-30 1990-04-06 Fuji Heavy Ind Ltd 4輪操舵車両の操舵制御方法
JPH035680U (ja) * 1989-06-06 1991-01-21
DE4031316C2 (de) * 1990-10-04 2001-11-22 Bosch Gmbh Robert Motorbetriebenes Servolenksystem
JPH05105100A (ja) * 1991-09-27 1993-04-27 Honda Motor Co Ltd 車両の操舵装置
DE4307420C1 (de) * 1993-03-09 1994-04-28 Deutsche Forsch Luft Raumfahrt Verfahren zum Lenken eines Straßenfahrzeugs mit Vorderradlenkung
JP3229077B2 (ja) * 1993-06-29 2001-11-12 本田技研工業株式会社 車輌用操舵装置
US5703775A (en) * 1993-09-16 1997-12-30 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle steering control system
JP3521245B2 (ja) * 1994-11-21 2004-04-19 光洋精工株式会社 電動パワーステアリング装置
JP3688140B2 (ja) * 1998-11-10 2005-08-24 光洋精工株式会社 パワーステアリング装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63219480A (ja) * 1987-03-09 1988-09-13 Mazda Motor Corp 自動車の定速走行装置
JPS63247168A (ja) * 1987-04-03 1988-10-13 Mazda Motor Corp 自動車のステアリング装置
JPH01244979A (ja) * 1988-03-25 1989-09-29 Nissan Motor Co Ltd 操舵比制御装置
JPH04283168A (ja) * 1991-03-08 1992-10-08 Toyota Motor Corp 車両用ステアリング装置
JPH10315997A (ja) * 1997-03-22 1998-12-02 Robert Bosch Gmbh 車両操舵システムおよびその制御方法
JPH10329746A (ja) * 1997-03-22 1998-12-15 Robert Bosch Gmbh 車両の操舵システムの制御方法及び制御機構
JPH111175A (ja) * 1997-06-13 1999-01-06 Toyota Motor Corp 車両用操舵装置
JPH11208499A (ja) * 1998-01-30 1999-08-03 Toyota Motor Corp 車両用操舵装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003527999A (ja) * 2000-03-20 2003-09-24 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 車両のサーボ支援される操舵システム
JP5021135B2 (ja) * 2000-03-20 2012-09-05 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 車両のサーボ支援される操舵システム
JP2005532217A (ja) * 2002-07-05 2005-10-27 コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト オーバーライド操舵システムによって車両を操舵する方法
WO2004078560A1 (en) 2003-03-06 2004-09-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicular steering control apparatus
US7203582B2 (en) 2003-03-06 2007-04-10 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicular steering control apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
GB2346598A (en) 2000-08-16
DE19905433A1 (de) 2000-08-17
GB0001259D0 (en) 2000-03-08
GB2346598B (en) 2003-02-26
DE19905433B4 (de) 2011-11-10
JP4510976B2 (ja) 2010-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111731375B (zh) 转向控制系统
EP1808359B1 (en) Electric power steering apparatus
EP2017161B1 (en) Vehicle steering apparatus
JP4282858B2 (ja) 車両用走行制御装置
JP2005508781A (ja) 運転者アシストシステムおよびその運転方法
EP3705382B1 (en) Vehicle control system
JP2003206780A (ja) 走行制御装置および駐車支援装置
JP2009226981A (ja) 車線逸脱防止装置
EP3575184B1 (en) Steering control apparatus
JP4973413B2 (ja) 走行支援装置および走行支援方法
JP4510976B2 (ja) アクティブ操舵システムを有する車両の操舵反力の低減方法及びそのためのアクティブ操舵システム
JP7385764B2 (ja) ステアバイワイヤ式のステアリング装置
JPH10201008A (ja) 電気自動車の回生制動装置
JP2022041538A (ja) 車両用操舵制御装置
JPH10226351A (ja) 操舵装置
JP2000159136A (ja) 車両の制御装置
JP7613978B2 (ja) 走行制御装置
JP7522912B2 (ja) ステアバイワイヤ式のステアリング装置
JP2002331952A (ja) 自動操舵装置
JPH11254995A (ja) 車両用走行制御装置
JP2007039017A (ja) 車両操作支援装置
JP3262068B2 (ja) 産業車両の走行速度制御装置
JP3718346B2 (ja) 車両のステアリング装置
JPS59119418A (ja) 車間距離制御装置
JP2002370658A (ja) 操舵反力制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091118

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100506

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees