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JP2000228160A - 導電性反射防止膜 - Google Patents

導電性反射防止膜

Info

Publication number
JP2000228160A
JP2000228160A JP11028358A JP2835899A JP2000228160A JP 2000228160 A JP2000228160 A JP 2000228160A JP 11028358 A JP11028358 A JP 11028358A JP 2835899 A JP2835899 A JP 2835899A JP 2000228160 A JP2000228160 A JP 2000228160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
nitride
film
geometric thickness
reflection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11028358A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Miwa
義治 三和
Toshimasa Kanai
敏正 金井
Tsutomu Imamura
努 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority to JP11028358A priority Critical patent/JP2000228160A/ja
Publication of JP2000228160A publication Critical patent/JP2000228160A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、膜総数が3層であっても、
反射低減、帯電防止、電磁波遮蔽について優れた能力を
有し、しかも耐熱性に優れた導電性反射防止膜を提供す
ることである。 【構成】 基体側から順に第1、第2、第3の層と呼ぶ
時、第1の層は、遷移金属窒化物を主成分とする層で、
0.5〜200nmの幾何学的厚みを有し、第2の層
は、アルミニウムの窒化物とシリコンの窒化物を主成分
とする層で、1〜30nmの幾何学的厚みを有し、第3
の層は、シリコンの酸化物の層で、70〜120nmの
幾何学的厚みを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電性反射防止膜に関
し、特に成膜後に400℃以上の熱処理が施される陰極
線管パネルの前面に形成するのに適した導電性反射防止
膜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、陰極線管の表示面であるパネ
ル前面には、反射低減や帯電防止が要求されており、最
近では、人体に悪影響を及ぼす極低周波の電磁波を遮断
することも求められるようになってきている。
【0003】そのため陰極線管のパネル前面に各種の多
層膜を形成することによって、陰極線管に、反射低減、
帯電防止及び電磁波遮蔽の機能を付与することが試みら
れており、これらの特性を満足させる導電性反射防止膜
として、酸化物や窒化物を用いた多層膜が提案されてい
る。
【0004】従来から提案されている導電性反射防止膜
で、優れた反射低減能力、具体的には0.5%以下の視
感反射率を有するものとしては、SiO2、TiO2、S
nO 2等の層からなる多層膜があるが、このような多層
膜は、膜総数が4〜7層と多いため、生産コストが高く
なるという問題がある。
【0005】また近年では、窒化物からなる吸収膜を含
み、膜総数を少なくした多層膜も提案されており、例え
ば特表平6−510382号公報には、基体側から順
に、窒化ニオブを含む層と、二酸化チタンを含む層と、
二酸化ケイ素を含む層からなる導電性反射防止膜が提案
されている。
【0006】また特開平9−156964号公報には、
基体側から順に、チタン、ジルコニアおよびハフニウム
から選択された金属の窒化物を主成分とする層と、シリ
カ層からなる導電性反射防止膜が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで陰極線管の場
合、基体となるパネル上に成膜した後に、ファンネルと
のフリットシール工程や排気工程が存在し、これらの工
程で400℃以上の熱処理が施される。
【0008】しかしながら特表平6−510382号公
報や特開平9−156964号公報に開示された導電性
反射防止膜は、耐熱性が十分でないため、成膜後に40
0℃以上の高温で加熱されると、膜の反射特性や抵抗値
が大きく変化しやすいという欠点を有している。
【0009】本発明の目的は、膜総数が3層であって
も、反射低減、帯電防止、電磁波遮蔽について優れた能
力を有し、しかも耐熱性に優れた導電性反射防止膜を提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の導電性反射防止
膜は、基体上に形成される3つの層を含み、基体側から
順に第1、第2、第3の層と呼ぶ時、第1の層は、遷移
金属窒化物を主成分とする層で、0.5〜200nmの
幾何学的厚みを有し、第2の層は、アルミニウムの窒化
物とシリコンの窒化物を主成分とする層で、1〜30n
mの幾何学的厚みを有し、第3の層は、シリコンの酸化
物の層で、70〜120nmの幾何学的厚みを有するこ
とを特徴とする。
【0011】また本発明の導電性反射防止膜は、第1の
層の遷移金属酸化物を主成分とする層が、チタンの窒化
物を主成分とする層であることを特徴とし、さらにチタ
ンの窒化物を主成分とする層が、チタンに対する原子割
合が0.5以下の酸素を含む層であることを特徴とす
る。
【0012】
【作用】本発明において、最も基体側に形成される第1
の層である遷移金属窒化物を主成分とする層は、低反射
と導電性を付与する作用を有している。
【0013】この第1の層としては、チタン、ジルコニ
ウム、ハフニウムから選択される金属の窒化物を主成分
とする膜が使用でき、特にチタンの窒化物を主成分とす
る膜を使用すると、可視光領域での低反射領域が広くな
るため好ましい。尚、チタンの窒化物を主成分とする膜
を使用する場合には、反射防止の点から、膜中における
チタンに対する窒素の原子割合が0.75〜1.30で
あることが望ましい。またこの膜中に酸素を、チタンに
対する原子割合が0.5以下となるように含ませると、
導電性がより向上するため好ましい。
【0014】また第2の層であるアルミニウムの窒化物
とシリコンの窒化物を主成分とする層は、耐熱性を付与
する作用を有している。尚、アルミニウムの窒化物とシ
リコンの窒化物の割合は、AlとSiの原子割合が1:
9〜9:1となるようにすれば良い。
【0015】この第2の層として、シリコンの窒化物の
みからなる層を使用しても、多層膜の耐熱性は向上する
が、上記したアルミニウムの窒化物とシリコンの窒化物
からなる複合層とする方が、多層膜の耐熱性を向上する
効果がより大となり、この層の存在によって、特表平6
−510382号公報や特開平9−156964号公報
に開示された多層膜よりも優れた耐熱性が得られること
になる。
【0016】さらに第3の層であるシリコンの酸化物の
層は、反射防止を付与する作用を有している。
【0017】本発明においては、上記したような第1〜
第3の膜層以外にも、膜の密着性を向上させたり、色調
を調整する目的で、付加的な薄膜層を適宜設けることも
可能である。
【0018】本発明の導電性反射防止膜の成膜方法とし
ては、一般的な薄膜形成手段が使用できる。例えばスパ
ッタリング法、真空蒸着法、CVD法、スピンコート
法、ゾルゲル法等が適用可能であるが、大面積化が容易
であることや膜厚を制御しやすいこと等を考慮すると、
スパッタリング法が最も好ましい。
【0019】
【実施例】以下、本発明の導電性反射防止膜を実施例に
基づいて詳細に説明する。
【0020】表1は、実施例の導電性反射防止膜(試料
No.1、2)と比較例の導電性反射防止膜(試料N
o.3)を示すものである。尚、試料No.1、2の第
2層はAlとSiの原子割合が、2:8となるように、
AlNとSi34を混合したものである。
【0021】
【表1】
【0022】表中の導電性反射防止膜は、次のようにし
て作製した。
【0023】まず17インチサイズの陰極線管パネルガ
ラスを準備し、その前面にマグネトロンスパッタコート
装置を用いて、表に示すような3層構造の導電性反射防
止膜を形成した。表中の膜構成の欄には、各膜層の材料
と、幾何学的厚みを示した。
【0024】こうして得られた各試料を箱型電気炉に入
れ、450℃、60分間の熱処理を行い、熱処理前後の
波長450nm、波長550nm、波長620nmにお
ける反射率と、抵抗値を測定した。
【0025】その結果、実施例であるNo.1、2の各
試料に比較して、比較例であるNo.3の試料は、熱処
理前に比べ、熱処理後の反射率の変動が大きく、抵抗値
も大きく変動した。
【0026】尚、表中の反射率は、瞬間マルチ反射率測
定器を用いて、15°正反射を測定したものである。
【0027】また抵抗値は、パネル短辺側の中央部に超
音波ハンダで電極を取り付け、電極間の抵抗をテスター
で測定したものである。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明の導電性反射防止膜
は、膜総数が3層であっても、反射低減、帯電防止、電
磁波遮蔽について優れた能力を有し、しかも耐熱性に優
れているため、陰極線管パネル上に成膜される導電性反
射防止膜として好適である。またこれ以外にも、成膜後
に高温の熱処理が施される液晶ディスプレイ基板やプラ
ズマディスプレイ基板等の各種ディスプレイにも適用可
能である。
フロントページの続き Fターム(参考) 2K009 AA06 BB02 CC02 CC03 DD04 EE03 5C032 AA02 DD02 DE01 DE03 DF01 DF03 DF05 DG01 DG02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上に形成される3つの層を含み、基
    体側から順に第1、第2、第3の層と呼ぶ時、第1の層
    は、遷移金属窒化物を主成分とする層で、0.5〜20
    0nmの幾何学的厚みを有し、第2の層は、アルミニウ
    ムの窒化物とシリコンの窒化物を主成分とする層で、1
    〜30nmの幾何学的厚みを有し、第3の層は、シリコ
    ンの酸化物の層で、70〜120nmの幾何学的厚みを
    有することを特徴とする導電性反射防止膜。
  2. 【請求項2】 第1の層の遷移金属窒化物を主成分とす
    る層が、チタンの窒化物を主成分とする層であることを
    特徴とする請求項1記載の導電性反射防止膜。
  3. 【請求項3】 チタン窒化物を主成分とする層が、チタ
    ンに対する原子割合が0.5以下の酸素を含む層である
    ことを特徴とする請求項2記載の導電性反射防止膜。
JP11028358A 1999-02-05 1999-02-05 導電性反射防止膜 Pending JP2000228160A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100458073B1 (ko) * 2001-08-02 2004-11-20 청화 픽처 튜우브스 리미티드 음극선관 디스플레이 스크린을 위한 높은 콘트라스트,방습 정전기 방지/반사 방지 코팅

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100458073B1 (ko) * 2001-08-02 2004-11-20 청화 픽처 튜우브스 리미티드 음극선관 디스플레이 스크린을 위한 높은 콘트라스트,방습 정전기 방지/반사 방지 코팅

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