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JP2000221920A - 連続動作映像表示装置 - Google Patents

連続動作映像表示装置

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Publication number
JP2000221920A
JP2000221920A JP11024304A JP2430499A JP2000221920A JP 2000221920 A JP2000221920 A JP 2000221920A JP 11024304 A JP11024304 A JP 11024304A JP 2430499 A JP2430499 A JP 2430499A JP 2000221920 A JP2000221920 A JP 2000221920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display device
light
video
image display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP11024304A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaomi Yamamoto
雅臣 山本
Ichiro Hokura
一郎 保倉
Hirofumi Maruyama
裕文 丸山
Ryuichi Okumura
隆一 奥村
Yutaka Choji
裕 丁子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11024304A priority Critical patent/JP2000221920A/ja
Publication of JP2000221920A publication Critical patent/JP2000221920A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ライトなどが当たってもコントラストが低下し
ないようにした。 【解決手段】静止画映像信号はそれぞれのディスプレイ
装置6に対して僅かずつ時間が異なり、電車などの移動
体から見た場合に映像全体として連続動作となる映像信
号である。映像は電気信号で与えられるから、映像の内
容を変更するのは画像メモリの内容を書き換えるだけで
済む。したがってどのような映像でも表示でき、複数の
映像を表示することもできる。映像表示時間を映像の表
示停止時間よりも短くすることで多重像がなくなり、よ
り自然で鮮明な映像が得られる。ディスプレイ装置6の
周囲にはコントラスト向上手段としての光吸収体104
が配される。この光吸収体104によって電車のライト
などの外光が映像表示面に重畳しないようにすることが
できるから、映像のコントラストを改善できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続動作映像表示
装置に関する。詳しくは、トンネルの内側壁面などに複
数の映像表示装置を配置し、これら複数の映像表示装置
に対し、相互に関連する連続映像の1コマ、1コマの静
止映像を割り当て、それぞれの静止映像を同時にオンオ
フすることによって動画像を表示できるようにすると共
に、映像表示装置の周囲の一部にコントラスト向上手段
を設けることによって、動画像のコントラストを向上さ
せたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、地下鉄のトンネル内に適用された
映像表示装置として、トンネル内を通過する車両の搭乗
者に対して、車外よりコマ送りの映像を提供するように
なされた画像表示装置が提案されている(特開平5−0
27197号公報、特開平5−040448号公報、特
開平5−224617号公報等)。
【0003】このような画像表示装置は、例えばトンネ
ル内の壁面に、所定間隔で、映像を表示する端末の画像
表示手段を複数個配置する。そして、各画像表示手段で
動画を構成する各コマの静止画像を点滅表示させること
で、移動する車両内の乗客に対して数コマ若しくは数1
0コマ分の画像よりなる動画(モーションピクチャー)
表示を可能にしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種画像表示装置では、画像表示手段は上述したように壁
面に近いところに設置されているため、光の照り返しに
よって画像のコントラストを劣化させてしまう。例え
ば、図25のようにトンネル5の壁面5aに一定間隔で
複数の画像パネル(画像表示手段)6が配され、それぞ
れの画像パネル6には光源が設けられている。2は電車
が通る軌道である。
【0005】このように、単にトンネル壁面5aに画像
パネルを配置しただけである。トンネル内は暗くなって
いるものの、車両に乗って壁面5aを見ると、車両内の
照明や、トンネル5内に設けられた例えば非常灯の照り
返しなどにより、完全な暗部とはなっていない。特に車
両が設置壁面5aに近づくと、この傾向が顕著となる。
この照り返しによる非暗部の画像への影響、つまり、順
次連続画像となる画像パネルを車両の走行速度から決ま
る周期で一斉に点滅させたときに、非暗部の観測画像に
与える影響について、以下に述べる。
【0006】ちらつきの刺激の度数が増すと、視覚はフ
リッカとして感ぜず、連続光で刺激した場合と同様に感
ずる。一般の動画表示用のディスプレイはこの視覚の特
性を利用し、連続光と感ぜられる所定の周期で、順次連
続画像を定位置にある表示面に表示することで動画を実
現している。
【0007】従来の技術で述べた上記連続画像表示装置
は、これと同じ原理を利用していることは言うまでもな
い。但し、上記連続画像表示装置は、各画像パネルの間
隔と車両の速度から決まる周期で、画像パネルを点滅照
明し、車両と共に移動する観測者からは、点滅した瞬間
には常に定位置に画像が表示されることで、前記ディス
プレイのごとく一定の位置に動画が観測される。
【0008】したがって、前記一般の動画ディスプレイ
と、トンネル内に設置された連続画像表示装置との相違
点は、表示される画像が点滅する周期ごとに物理的に移
動することであり、さらに言及すれば、その間に表示さ
れる画像間の壁面(無効エリア)も視界を通過している
ことである。
【0009】その際、この無効エリアが外光を散乱して
いる場合、この無効エリアを高速で通過すると、無効エ
リアの散乱光が画像パネルの表示画像部に視覚上混ざり
合い、パネル画像自体の黒レベルを浮かせてしまう。こ
れは、頂部に扇状に白と黒で塗り分けられた独楽を高速
で回転させると、灰色に見えるようになることと同じ現
象である。これにより、無効エリアの散乱光が、本来黒
レベルであるべき表示パネル画像に重畳され、結果とし
てパネル画像のコントラストを劣化させることとなって
いる。
【0010】また、この画像表示装置をトンネル外の外
光がそそぐ部所に設置した場合には、外光が画像表示面
に直接入射するようになる。そのため、同じく本来黒レ
ベルであるべき表示パネル画像に重畳され、結果として
画像のコントラストを劣化させるという問題があった。
【0011】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、移動体の走行方向に沿って並
ぶ各画像表示面の周囲の一部に光吸収体などを配置する
ことによって、走行時に観測される映像(動画像)のコ
ントラストを向上させるようにした連続動作映像表示装
置を提案するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、人を乗せて走行する移動体
と、前記移動体から見ることができる位置に走行方向に
沿って配置された複数個の映像表示装置と、前記映像表
示装置の画像を一斉点滅させる表示制御手段とを備えた
連続映像表示装置において、前記移動体の走行方向に沿
って、前記複数個の映像表示装置における表示画像のコ
ントラストを向上させる手段が、上記映像表示装置の周
囲の一部に設けられたことを特徴とするものである。
【0013】ここで、コントラスト向上手段としての光
吸収体は、外光による照り返し等による前記画像表示面
間(無効エリア部分)の散乱光を低減させ、散乱光が表
示画像表示部に視覚上重畳されるのを防ぐように作用す
る。
【0014】また、コントラスト向上手段としての遮光
板は、外光が前記画像表示面に直接入射し、その散乱光
が本来黒であるべき表示画像に重畳されるのを防ぐよう
に作用する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態に基
づいて本発明を詳細に説明する。以下の実施形態は本発
明を連続動作の映像として見ることのできる連続動作映
像表示装置に適用した場合である。
【0016】図1は本発明が適用される実施の態様を示
すもので、レール2が施設された走行路3を、人を乗せ
て走行することができる移動体であるこの例では電車4
より、その窓4aを通して電車4から見ることのできる
部位、この例では走行路3が形成されたトンネル5の壁
面5aに、所定間隔で一列状態で映像表示手段として機
能するディスプレイ装置6が配列されて連続動作映像表
示装置1が構成される。
【0017】ディスプレイ装置6には所定の静止画像を
映し出す静止映像信号が供給されるもので、この例では
複数個のLED(ライト・エミッティング・ダイオー
ド)がマトリックス状に配列された二次元表示装置(L
ED表示装置)を使用した場合を示す。
【0018】壁面5aには所定の間隔を保持して一列に
複数個のLED表示装置6が取り付けられており、これ
ら複数のLED表示装置6の周囲の一部にはLED表示
装置6に映し出された映像のコントラストが低下しない
ようにするためのコントラスト向上手段100が設けら
れる。
【0019】コントラストが低下するのはLED表示装
置6に表示された映像の黒レベルが外部からの光によっ
て持ち上げられ、結果的に黒レベルが灰色レベル側にシ
フトしてしまうためである。そのためコントラスト向上
手段100は、LED表示装置6の周囲からの光がLE
D表示装置6の表示面に入射しないようにする手段とし
て機能する。したがってこのコントラスト向上手段10
0としては光吸収体を始めとして光吸収層や遮光体など
が考えられる。
【0020】図2に示す実施形態は、LED表示装置6
と6との間の空間(無効エリア部分)102に、コント
ラスト向上手段としての光吸収体104を設けた場合で
ある。光吸収体104としては波板(アルミニウムなど
の軽金属板若しくは樹脂板)が使用され、LED表示装
置6と6との間に入射した外光(電車のライト、トンネ
ル5内の照明灯などの光)を吸収若しくは散乱(乱反
射)して、LED表示装置6の映像表示面に到達しない
ような形状のものが使用される。
【0021】例えば、図3のようにLED表示装置6の
厚みよりも波板の高さが低く、その幅は図2のようにL
ED表示装置6の縦方向の長さにほぼ等しくなされた光
吸収体104が使用される。
【0022】光吸収体104は電車4が何れの方向から
進入してもその光が散乱して映像表示面に到達しないよ
うに、例えば図示するような断面三角形状のものが使用
される。三角波の数は任意である。
【0023】光吸収体104は図3のようにLED表示
装置6と並行するように配置される。光吸収体104の
表面に対して艶消し塗装などを施すと、光吸収効果や光
の減衰効果を一層高めることができる。また、LED表
示装置6の上下の壁面5aからもその散乱光が間接的に
入射することが考えられる。したがってこの上下の壁面
5aからの外光の入射も阻止するには、図4のようにこ
の壁面5aに斜線で示すようなエリア内に光吸収層10
6を塗布すればよい。光吸収層106としては黒色塗料
などが考えられる。光吸収層106を塗布するエリアと
してはLED表示装置6への反射を阻止できる数cm〜
数10cmの幅となる。
【0024】このようにLED表示装置6の周囲の全部
に外光の散乱を阻止するような手段100を形成するこ
とによって、LED表示装置6に表示される映像のコン
トラストを大幅に改善することができる。
【0025】図5以下は、コントラスト向上手段100
の他の実施形態を示すもので、図5および図6に示すよ
うに、LED表示装置6の周囲の壁面5aに光吸収層1
06を塗布した場合である。このようにLED表示装置
6を取り囲むように光吸収層106を塗布すれば、LE
D表示装置6の周りからの光の反射を有効に阻止できる
から、これによって映像のコントラストを改善できる。
この場合、壁面5aからのLED表示装置6の映像表示
面までの距離をある程度大きく、つまりLED表示装置
6の器機自体の厚みを例えば10〜15cmとすること
によって、反射光をさらに効果的に阻止できる。光吸収
層106としては上述したような黒色塗装が考えられ
る。
【0026】さらに、LED表示装置6自体に、その映
像表示面を囲むように数cm単位のフード(図示はしな
い)を付ければ一層効果的である。もちろん、図7のよ
うにLED表示装置6と6との間の無効エリアの区間だ
け光吸収層106を塗布してもよい。つまり、LED表
示装置6の周囲の一部にのみ光吸収層106を塗布する
こともできる。もちろん、壁面5aを濃い無彩色の粗面
に形成することでも、外光を吸収させることができるた
め、ある程度の効果を期待できる。
【0027】上述した複数のLED表示装置6はトンネ
ル5の内部に設置して連続動画像を得るようにした場合
に適用したが、トンネル5の外部でもこの発明を適用で
きる。その場合にはコントラスト向上手段100とし
て、図8に示すような遮光体110(110a、110
b)を、LED表示装置6の上下両端部側に、並行に設
ければよい。
【0028】この場合、複数のLED表示装置6は図9
に示すように、電車4と所定の間隔を保持した状態で対
向するように保持版112の一端部に取り付け固定され
る。
【0029】また、電車4内の乗客113が立った状態
で窓114の外を見ている場合でも、座った状態で車窓
を見ている場合でも、それぞれの目線115,116に
よってLED表示装置6を注視できるような高さに取り
付け固定される。
【0030】そして、LED表示装置6の映像表示面に
外光118が到達しないように、上側の遮光体110a
の長さなどが選定される。下側の遮光体110bがあれ
ば一層効果的に外光や散乱光を阻止できる。遮光体11
0は図10のような箱状の構造体であってもよい。この
場合には箱状の構造体の内面には艶消しなどの処理が施
されたものを使用することによってコントラスト改善効
果が高まる。
【0031】このように光吸収体104,光吸収層10
6あるいは遮光体110をLED表示装置6の周囲の一
部若しくは全部に設けることによって、LED表示装置
6の映像表示面への外光、散乱光などの光到達が阻止さ
れるようになるので、映像レベルのうち黒レベルが浮き
上がりが少なくなる。これによってコントラストの劣化
を改善できる。
【0032】ところで、この発明に係る複数のLED表
示装置6のそれぞれには、連続動作となる静止映像信号
が供給される。この静止映像信号を供給する連続動作映
像表示装置1を図11に示す。図11において、図1と
重複するところは同じ番号を使用してその説明は省略す
る。
【0033】図11において、連続動作映像表示装置1
は2次元LED表示素子を使用したLED表示装置6に
それぞれの静止映像信号を供給するための画像メモリ7
と、この画像メモリ7を制御する画像メモリ制御装置8
とからなる映像信号供給装置9を有し、さらにこの映像
信号供給装置9とLED表示装置6の間に設けられ、画
像メモリ7からの静止画信号を間欠的に前記複数個のL
ED表示装置6に供給するバッファメモリ10から構成
されている。
【0034】画像メモリ7としてはランダムアクセスメ
モリ(RAM)などを使用することができる。画像メモ
リ7を用いた映像信号供給装置9から供給される順次連
続動作となる静止画信号は、動画的に動きが連続した画
像となるような映像信号であって、いわゆるアニメーシ
ョン動画を構成する1コマ1コマ毎の映像信号と同じも
のである。したがって映画フィルムの1コマ1コマのよ
うな静止画を表す信号でもある。
【0035】映像信号供給装置9には第1のモニタ13
と、第2のモニタ15と、画像入力装置14が接続され
ている。また映像信号供給装置9からの信号線12がバ
ッファメモリ10に接続されており、これによってバッ
ファメモリ10の動作が制御される。
【0036】以上のように構成された連続動作映像表示
装置1において、まず画像メモリ7への静止画信号の取
り込み動作について説明する。順次連続動作となる静止
画としては、跳躍するウサギを例示する。そしてそれぞ
れ違った窓4aから図12に示すようにウサギが跳躍し
て見えるような静止画6A,6B,6C,6D,6Eを
説明する。
【0037】まず跳躍する前のウサギを示す静止画6A
を画像入力装置14から画像メモリ制御装置8に入力す
るとともにその静止画を第2のモニタ15で確認し、使
用するべき静止画として決定すれば、画像メモリ7の番
地を指定して静止画6Aを画像メモリ7に記憶する。
【0038】次にウサギの次のモーションを示す静止画
6Bを画像入力装置14にて画像メモリ制御装置8に取
り込むとともに第2のモニタ15でその画像を確認し、
画像メモリ7の別の番地を指定してその番地に静止画6
Bを記憶する。以下同様にして静止画6Eまでをそれぞ
れの番地を指定して画像メモリ7に記憶する。
【0039】記憶されたこれら5つの静止画は例えばマ
ルチディスプレイ式モニタ13にて同時に確認すること
ができる。
【0040】例として5枚の静止画で説明しているが、
もちろん本発明の実際の適用に際しては、最もポピュラ
ーな例として1秒間に30枚の静止画を例示すると、こ
の場合には例えば3秒間の表示を行うためには90枚の
静止画が必要であることはいうまでもない。以下は説明
を簡単にするために引き続き5枚の静止画を用いて説明
をする。
【0041】さて、画像メモリ制御装置8に静止画を入
力する画像入力装置14としては、まずテレシネが考え
られる。テレシネは通常の映画フィルムから1コマ1コ
マをテレビジョン信号に変換する装置であって、1秒間
に24コマの静止画を1秒間に30フレームのテレビジ
ョン信号に変換することができる。
【0042】コマーシャル用途の映像は通常銀塩フィル
ムで撮影することが一般的であることから、画像入力装
置14としてテレシネが用いられる。コマーシャル映像
であってもビデオカメラで撮影したとすれば、画像入力
装置14としては静止画再生機能付きのビデオテープレ
コーダ(VTR)などが使用される。さらにはアニメー
ション作成専用VTRを用いて原静止画を撮影した場合
にあってはこのVTRそのものが画像入力装置14とな
りうる。最終的に使用する動画映像が決定されているの
であれば、VTRの再生動画映像をそのまま画像メモリ
制御装置8に送れば、再生映像信号に含まれるフレーム
同期信号を検出してフレーム毎に画像メモリ7に記憶す
ることも可能である。
【0043】このようにして画像メモリ7に記憶された
5枚の静止画は、画像メモリ制御装置8の制御により転
送ライン11を介してバッファメモリ10に供給され
る。バッファメモリ10はそれぞれのLED表示装置6
に対応した番地を有する。従って画像メモリ7から供給
された静止画6Aは例えばバッファメモリ10の番地A
に格納されることになり、これによって図11のLED
表示装置6のうち一番右側のLED表示装置に静止画6
Aが表示されることとされている。以下同様にしてバッ
ファメモリ10から各LED表示装置6にそれぞれの静
止画が画像メモリ制御装置8によって制御されながら供
給される。
【0044】次に、バッファメモリ10からLED表示
装置6への静止画の供給について説明する。本発明は順
次連続動作となる静止画をならべて、電車の乗客が動画
として見える装置を提供することを目的としているの
で、LED表示装置6は間欠的な表示を行う必要があ
る。間欠的な表示については上記した3件の従来例たる
特許公開公報にも開示があるのでその詳細については説
明を省略するも、本発明の間欠的表示は従来例にはない
独特の間欠的表示を行うことを特徴としている。
【0045】すなわち、本発明においては画像メモリ制
御装置8によりバッファメモリ10を制御して図13に
示すように間欠的に静止画をLED表示装置に供給する
とともに、静止画供給時間(表示時間)をt1とし、静
止画供給停止時間をt2とすると、100t1<t2な
る時間関係になるような間欠的表示を行うようにしてい
る。
【0046】画像メモリ制御装置8は信号線12を介し
てバッファメモリ10の動作を制御する制御信号(例え
ば図13例示の信号)をバッファメモリ10に送信す
る。この制御信号を受けたバッファメモリ10は時間t
1の間、それぞれの番地に格納された静止画を、対応す
るそれぞれのLED表示装置6に同時に供給する。これ
によってLED表示装置6は一斉にそれぞれの静止画を
表示する。
【0047】次に、時間t2の間、バッファメモリ10
はLED表示装置6への静止画の供給を停止する。これ
によって、LED表示装置は静止画の表示を停止し、表
示画面は暗くなる。
【0048】この動作を連続して行えば、LED表示装
置6はt1の時間だけ点灯し、t2の時間だけ暗くなる
点滅表示を行うことになる。本出願人の実験によれば、
t1とt2の関係は種々の条件にもよるが、200t1
=t2から1000t1=t2の間が最も自然で、ボケ
のない鮮明なスムーズな動きの動画が得られた。t1が
100t1=t2以下(即ち100t1>t2)である
と、動画としては満足すべきものが得られなかった。こ
れは人間の目の残像効果により、あるコマの静止画の点
灯時間が長いと次のコマを見てもこれら二つのコマが同
時に見えていることとなり、実際の見えかたとしては画
像が流れてボケてしまう、あるいは多重像となって見え
るためと考えられる。
【0049】上述した実験例は、隣りの静止画が1mm
ずれたとしてもその動きによりボケることなくその静止
画を視認できるものとした場合である。その場合、60
km/Hのときで表示装置間隔が後述するように53c
mとすると、そのときの最適表示時間t1としては、 t1=(1/30)秒×(1/530mm) となる。
【0050】上述した表示時間と表示停止時間との関係
は、電車の走行速度を始めとして、LED表示装置6の
発光光量、表示装置6の大きさなどによってその最適値
が相違することになるが、上述した範囲内にあれば殆ど
静止画がボケるようなことはなく、より鮮明な静止画と
して見ることができることが判明した。
【0051】このような表示時間に選定したときの電車
4とトンネル5内に設置した複数のLED表示装置6と
の関係を模式的に図示したのが図14である。ただし、
この図は電車5が通過する前若しくは通過した後でも映
像が表示されているように図示されているが、これはあ
くまでも模式的な図のためである。実際には電車5の先
頭が最初のLED表示装置6を通過してから電車5が通
り過ぎるまでの間だけ映像が表示されている。
【0052】間欠表示の制御としてバッファメモリ10
の出力の制御を行ったが、もちろん、LED表示装置の
電力(電源)を図13に示した関係となるように断続的
に供給することによっても同様な間欠表示が可能であ
る。
【0053】さて、連続した静止画が動画として人間の
目に視認されるためには、映画の場合にあっては1秒間
に24コマ、テレビションの場合にあってはNTSC標
準では1秒間に30フレーム、PAL標準にあっては1
秒間に25フレームが必要とされている。従って通常の
動画映像を得るには最低24コマ/秒を必要とするが、
本実施形態では30フレーム/秒を例にとって説明す
る。
【0054】LED表示装置6を電車4のトンネル壁部
5aに設置する場合について、その設置間隔や表示装置
6の大きさ等について説明する。設置間隔は電車4の走
行速度によって、LED表示装置6の大きさは電車4と
壁面5aまでの対向距離などによって相違する。(表
1)は電車4の時速と秒速及び設置間隔について記した
ものである。
【0055】
【表1】
【0056】この(表1)から判るように、時速60k
mの移動体(電車4)は秒速では16.6mである。こ
の16.6mの間に30フレームの静止画が存在しなけ
ればならないので、設置間隔は16.6m/30=53
cmとなる。従って、用いるLED表示装置6の横方向
のサイズはこの設置間隔によって制限されることが判
る。
【0057】LED表示装置6が取り付けられる場所に
おける電車通過速度が定められていれば、必然的にLE
D表示装置6の設置間隔と大きさが決まる。上記した例
では時速が60kmであり、設置間隔は53cmである
ので、LED表示装置6の大きさは横幅50cm以下
(従って縦方向も50cm以下が望ましい)位が考えら
れる。しかし、電車4の窓際からこのLED表示装置ま
での間隔は通常50cm位しかないので、このことも考
慮すると、横幅25〜40cm位のLED表示装置6が
好適である。
【0058】電車4の速度がより速い場合には、それに
応じてLED表示装置6のサイズも大きくすることが可
能であることは、(表1)からも理解できることである
が、電車4の窓4aからLED表示装置6までの距離が
50cm位であると、あまり大きなLED表示装置を用
いても全体を視認できなくなるおそれがある。この距離
が1m、あるいは2mと離れるような場合で速度が速い
場合にはそれに応じてLED表示装置6の横幅を大きく
できることは上記した通りである。
【0059】上述の説明においては、ひとつの動画(1
つの整合性がとれる動画内容)を構成する順次連続動作
となる静止映像信号を画像メモリ7に格納するようにな
されているが、実際の用途においては内容の異なった複
数の動画内容が記憶される場合もある。例えば商品の宣
伝や広告などに用いる動画であるときは、提供するスポ
ンサーによってその動画内容が相違するからである。こ
のように動画内容が相違する場合であっても、これらの
動画内容(これをプログラムと称す)は何れも画像メモ
リ7に一旦ストアされる。
【0060】記憶されたこれら複数のプログラムのうち
の1つが、画像メモリ制御装置8の制御に基づいて画像
メモリ7からバッファメモリ10に供給され、そして間
欠的にLED表示装置6が駆動されて連続動作する映像
が表示される。
【0061】図15はこの画像メモリ7に記憶されてい
る複数のプログラムを模式的に表したものである。複数
のプログラムを画像メモリ7に記憶する場合には同図の
ように、例えばプログラムアドレス01には化粧品の宣
伝広告のために使用する静止映像信号が蓄積される。同
様にプログラムアドレス02には例えば乗用車の宣伝広
告のために使用する静止映像信号が蓄積される。因み
に、図15の例では同03にはハンバーガーの、同06
にはコーヒーの、同07にはウイスキーの、同08には
たばこの、同09には電気製品のそれぞれ宣伝広告用静
止映像信号が記憶されている。
【0062】どのように蓄積するかは任意であるが、例
えば画像入力装置14を用いて記憶する場合には次のよ
うになる。まず化粧品に関する静止映像信号であって所
定フレーム分を画像入力装置14から取り込んで、画像
メモリ7にアドレス01を与えて記憶する。次に乗用車
に関する所定フレーム数分の静止映像信号を画像入力装
置14から取り込んでアドレス02を指定して画像メモ
リ7に記憶する。以下順番に同様の手順にて残りの静止
映像信号を所定フレーム数分記憶する。
【0063】図15に示された複数のプログラムが記憶
されたリストをプログラムリストと呼称する。プログラ
ムリストは必要あればモニタ13や15で確認すること
ができる。
【0064】画像メモリ制御装置8は通常パーソナルコ
ンピュータで構成することができる。図16にパーソナ
ルコンピュータを使用したときの画像メモリ制御装置8
の具体的な構成を示す。画像メモリ制御装置8は制御プ
ログラムが格納されたメモリであるROM81と、中央
処理装置CPU82と、制御情報を入力するキーボード
83と、外部入力装置であるこの例ではマウス84とで
構成されている。
【0065】CPU82にはLED表示装置6が設置さ
れている場所に電車が接近したことを検出する検出装置
85からの検出信号が入力する。この例では電車の先端
部(運転者席)が通過したことを検出するセンサー85
が電車先端部に最も近いLED表示装置6側に設置され
ており、この通過を検出した信号がCPU82に供給さ
れる。
【0066】CPU82がこの検出信号を受信すると、
CPU82は信号線12を介して上述した態様でバッフ
ァメモリ10に格納された静止映像信号をLED表示装
置6に送出するようにバッファメモリ10が制御され
る。
【0067】検出センサー85が動作している期間が経
過すると、つまり電車が通り過ぎると、CPU82は信
号線12を介して表示終了信号をバッファメモリ10に
送出し、LED表示装置6はプログラムリスト01に関
する化粧品の静止映像信号に関する連続動作表示を終了
する。
【0068】プログラムリスト01の送出が終了する
と、今度はCPU82はプログラムリストを01から0
2に変える。これによって画像メモリ7に記憶されてい
るプログラムリスト02、この例では乗用車に関する静
止映像信号がバッファメモリ10に送出され、バッファ
メモリ10の内容が化粧品から乗用車の映像情報に変更
される。
【0069】そして検出センサー85が次の電車が通過
したことを検出すれば、連続動作映像装置は上述したと
同じ動作を行い、別の映像の連続表示モードとなる。表
示動作が終了すればバッファメモリ10の内容をプログ
ラムリスト02から同03に書き換える。
【0070】以上の動作をフローチャートで示せば図1
7のようになる。
【0071】すなわちステップS1で初期モードとして
バッファメモリ10にプログラムリスト01の内容を格
納しておく。次にステップS2で電車が到来したことを
示す検出センサー85からの信号を待つ。検出センサー
85がオンになるとステップS3でCPU82はバッフ
ァメモリ10を間欠的に駆動する。そしてステップS4
で検出センサー85がオフになったことを検出すると、
ステップS5でCPU82はバッファメモリ10の動作
を停止する。
【0072】次にステップS6で映像表示モードが継続
していることが確認されると、ステップS7でプログラ
ムリスト01を「1」だけインクリメントしてステップ
S1に戻り、同様な映像表示動作の待機状態となる。
【0073】映像表示モードが終了した場合にはこの映
像表示処理プログラムが終了する。このように映像表示
モード期間中は電車が通過するたびにプログラムリスト
が更新されるから、電車4が通過するたびに自動的に表
示する映像のプログラムが書き換えることができる。し
たがって、送出プログラムのプログラムの仕方によって
は乗客に提供する各プログラムの送出回数を同じにする
ことができる。
【0074】上述では電車の通過毎にプログラムリスト
を書き換えるようにしたが、電車の通過毎ではなく、例
えば5回通過する毎にプログラムリストを書き換えた
り、プログラム毎にその書き換えの頻度を異ならしめて
もよい。
【0075】例えばプログラムリスト01の化粧品につ
き3回連続に表示を行うとすると、化粧品に関する静止
映像信号をバッファメモリ10に送出するとともに、表
示頻度を示す頻度データとして「3」を指定する。この
頻度データが「0」になったとき、プログラムの書き換
え処理が行われる。これと同時に次のプログラムの頻度
データも併せて指定する。
【0076】このような処理を行うためには、図18に
示すようにまずステップS1で送出すべきプログラム#
N(N=1、・・・)の他に、その頻度データ#Mを入
力しておく。そしてステップS8で電車4の通過回数を
カウントし、#M=1となるまで同じプログラムを繰り
返す。#M=1となると、表示中止指令がない限り、プ
ログラム#Nのインクリメントと、新しいプログラムに
おける頻度データ#Mの更新が行われ(ステップS
7)、その後ステップS1に戻る。
【0077】以上のことからプログラムごとに表示頻度
を設定することもできる。例えばプログラム01の化粧
品に関する静止映像信号は連続3回、プログラム02の
乗用車に関する静止映像信号は連続5回まで表示するこ
とも可能である。
【0078】あるいはまた、1日の時間帯の中で表示頻
度を変更することも可能である。例えば、ビールやウイ
スキーのような酒類の映像を表示するプログラムである
場合には、サラリーマンの帰宅時間をターゲットにすべ
く午後5時以降の時間帯に表示頻度を多くし、またハン
バーガーのように食品類の映像を表示するプログラムで
ある場合には、食事時間帯に的を絞ってその表示頻度を
多くするように、表示時間帯に応じて表示頻度を変更す
るようにプログラムすることも可能である。
【0079】表示プログラムの表示頻度をいろいろな条
件で変更するためには、その表示頻度と時間帯に関する
データを変更したり書き換えたりする必要がある。
【0080】図19には表示時間帯と表示頻度をそれぞ
れ考慮したプログラムリストを例示する。この例によれ
ば、プログラムリスト01の化粧品やプログラムリスト
02の乗用車は時間帯に関係なく常に一定の頻度で対応
する映像が表示され、プログラムリスト03のハンバー
ガーは11時から13時までの食事時間帯に集中して表
示され、プログラムリスト07のウイスキーやビールに
ついては17時から20時までの時間帯に集中して表示
される。
【0081】時間帯の決定や頻度の決定については図1
9の画面を例えばモニタ15に表示してキーボード83
やマウス84を利用しながらこれら時間帯や頻度のデー
タが入力される。
【0082】上述した表示態様としては、電車4が到来
してから通過するまでの時間だけ表示する例であるが、
この他にも例えば電車4が到来してから所定時間(例え
ば3秒なり、5秒なり)だけ表示することもできる。要
は、送出プログラムによって映像表示態様を自由に設定
することができる。
【0083】以上までの説明は画像入力装置14を用い
てプログラムリストを作成して直接画像メモリ7に記憶
する方法についてであるが、予め作成されたプログラム
リストを利用することも可能である。例えば近年電子カ
ードと称されるメモリを内臓したカードを利用すること
ができる。この場合には図19に示したプログラムリス
トを、対応する複数フレーム分の静止映像信号とともに
記憶した電子カードを利用する。この場合には画像メモ
リ制御装置8に差し込むことで、画像メモリ7の代替と
なる。
【0084】上述の映像表示動作は何れもスムーズな動
画表示を行う場合について述べたが、映像表現によって
は時としてわざとぎこちない動きをとることでより効果
をもたせることができる。いわゆるリミテッド・アニメ
ーションによる映像表示も考えられる。このような場合
においては、1秒間に30フレームの少しずつ異なった
静止画を表示するのではなくて、これよりも少ないフレ
ーム数例えば15フレームの静止映像信号を1秒間に3
0枚表示するようにすればよい。
【0085】このリミテッド・アニメーションを実現す
るには連続する静止画が記憶された画像メモリ7の静止
映像信号を複数のLED表示装置6で同時に使用するよ
うに画像メモリ7を制御する。
【0086】例えば画像メモリ7の1番目の静止映像信
号をバッファメモリ10の連続するアドレス(たとえば
AとB)に送出する。これによってバッファメモリ10
は2つの隣り合うLED表示装置に同じ静止映像信号が
送出される。画像メモリ7の2番目の静止映像信号(2
フレーム目の映像信号)は使用しないで、3番目の静止
映像信号をバッファメモリ10の連続するアドレス(例
えばCとD)に送出する。
【0087】このようにすれば通常の動画より半分の映
像情報で映像が表示されることになるので、人間の目に
はきわめてぎこちない動きと映り、リミテッド・アニメ
ーション効果を発揮する。
【0088】フレーム数を1/2に間引くと上述した動
作となる。フレーム数を1/3や1/4に間引き、連続
して3つあるいは4つのLED表示装置に同時に同じフ
レームの映像信号を供給して映像を表示することもでき
る。このように制御手段としてCPU82を用いれば、
画像メモリのアドレスを制御するだけで種々の映像表現
が可能となる。
【0089】以上の説明においては、表示装置6として
LED表示装置を例にとって説明をしたが、もちろんL
ED表示装置に代えて液晶表示装置(LCD表示装置)
を使用してもよい。液晶表示装置には反射型と透過型の
二つの方式があるが、いずれの場合にあっても点滅光源
としてストロボを使用することができる。透過型液晶表
示装置の場合にあっては、バックライトとしてストロボ
が使用され、反射型液晶表示装置にあっては単に照明装
置としてストロボが使用される。
【0090】図20はディスプレイ装置として液晶表示
装置(LCD装置)6を使用した連続動作映像表示装置
1の一実施形態である。
【0091】図20において、図11と重複するところ
はその説明を省略するが、本例においては複数個のスト
ロボライト20と、このストロボライト20を駆動する
ストロボ駆動回路21が設けられている。画像メモリ制
御装置8から信号線12を介して出力される画像の点滅
制御信号はストロボ駆動回路21に供給され、これによ
ってストロボライト20の点滅が制御される。
【0092】ストロボライト20を用いた場合でもその
点滅のデューティ比はLED表示装置の場合と同じであ
るから、ストロボ駆動回路21は図14に示したデュー
ティ比で表される点滅制御信号に応答して動作する。
【0093】図20では液晶表示装置6のそれぞれに対
応して1個のストロボライト20が設けられているが、
使用する液晶表示装置6のサイズが横幅30〜50cm
位の大きさであれば、2以上の液晶表示装置、例えば2
つの液晶表示装置に1つのストロボライト20を使用す
るように共用化することもできる。
【0094】次に上述した実施形態のさらに変形例につ
いて説明する。
【0095】第1に、上述では電車4に乗車している乗
客にとって連続的な動作となる静止画映像信号をそれぞ
れの表示装置6に供給するようにした場合である。これ
に対して乗客にとっては全く静止して見えるような静止
画映像信号をそれぞれの表示装置6に供給することもで
きる。この場合には画像メモリ7には全く同じ映像信号
が記憶されている。図14と同じ条件で映像信号を同時
に表示装置6に供給すれば、図21のように全く静止し
た映像が車窓外に映し出されることは容易に理解でき
る。
【0096】このような静止画を供給するメリットとし
ては、例えば移動体の事業主が乗客に対して行うお知ら
せ(文字情報のみや文字情報と絵の組み合わせなど)
や、各種公共機関が提供する同様なお知らせのようなも
のは、何れも乗客にとっては静止画であった方がその内
容の判読が容易になるからである。この静止画は電車の
進行方向と逆方向に僅かに動いてもよい。
【0097】第2に、移動体として電車を説明したが、
この他にエレベータ、エスカレータ、動く歩道、遊園地
の乗物、道路などであってもよい。図22はエレベータ
にこの発明を適用した場合であって、空洞側壁70内に
一定の間隔を保持して複数個の表示装置6が上下に一列
となるように配列される(図23参照)。エレベータ7
2の上下動に伴って映像表示内容を逆転させて供給する
ことによって、エレベータ72に乗っている人は登りで
も降りでも、連続映像若しくは静止映像を見ることがで
きる。その他の内容については上述した実施形態を参照
されたい。
【0098】そしてこのようなエレベータ72の場合で
も、最近では外の景色を展望できるようなガラス張りの
昇降装置も存在するので、外光が入り込むような昇降装
置の場合には光吸収体104,光吸収層106あるいは
遮光体110の何れか若しくはこれらを組み合わせたコ
ントラスト向上手段100が適用される。
【0099】図24はエスカレータ74に乗っている人
が連続映像や静止映像を楽しめるようにしたもので、エ
スカレータ74の乗降に沿って複数の表示装置6が壁面
に設置されるると共に、走行速度に合わせて映像タイミ
ングが調整される。そしてこの場合には箱状の構造体1
12の内部にLED表示装置6を取り付けることによっ
て、外光や散乱光を遮断することができる。
【0100】第3に、映像表示すべき映像ソースは、広
告や宣伝のためのコマーシャル映像の他に、上述したよ
うに地下鉄などの移動体営業主体のお知らせや、公共機
関のお知らせなどように文字情報を主体とした映像ソー
スが考えられる。
【0101】第4に、図11の例ではバッファメモリ1
0を映像信号供給装置9側に設けた場合であるが、表示
装置6側のそれぞれにバッファメモリ10を内蔵させる
構成であってもよい。
【0102】この場合には、画像メモリ7からは同軸ケ
ーブル若しくは光ケーブルなどの単一の信号線をトンネ
ル内などに施設するだけで済む。それぞれの表示装置6
にはパケット通信によって必要な情報が伝達され、そし
て保存される。それぞれの表示装置6に対する制御信号
(表示タイミング信号や、電源制御信号など)も同一の
ケーブル線を使用して映像信号供給装置9側から伝送で
きる。
【0103】第5に、移動体の速度は一定であることを
前提にしたが、そうでない場合でもこの発明を適用でき
る。その場合には走行速度を検出し、その検出信号に基
づいてそれぞれの表示装置6における表示タイミングを
制御すれば、連続した映像若しくは静止した映像を見る
ことができる。
【0104】第6に、トンネル内にこの発明に係る連続
動作映像表示装置を適用する場合、その設置場所は問わ
ない。トンネルの出入り口付近やトンネル中央であって
もよい。同一トンネル内の複数箇所に設置することも可
能である。この場合、互いに連動して映像を表示するこ
ともできれば、独立して映像を表示することもできる。
さらに、駅間で映像表示に関するネットワークを構築し
てもよい。緊急時などのときに対応できる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明にあってはコントラスト向上手段を設けたので、
電車などのライトや外光が差し込むような場所であって
も映像コントラストの劣化を防止できるから、常に鮮明
な動画像を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をトンネル内で使用する場合の実施の形
態の概略を示す説明図である。
【図2】コントラスト向上手段として光吸収体を使用し
たときの一実施形態を示す要部の構成図である。
【図3】その一部断面図である。
【図4】その一部平面図である。
【図5】コントラスト向上手段として光吸収層を使用し
たときの一実施形態を示す要部の構成図である。
【図6】その一部断面図である。
【図7】その一部平面図である。
【図8】コントラスト向上手段として遮光体を使用した
ときの一実施形態を示す要部の構成図である。
【図9】その使用状態の一部断面図である。
【図10】遮光体の他の実施形態を示す要部の斜視図で
ある。
【図11】本発明を連続動作の映像表示装置に適用した
ときの実施の形態の詳細を示す説明図である。
【図12】LED表示装置に静止画が映し出されたとき
の車窓状態を示す説明図である。
【図13】本発明の実施の形態における静止画の表示期
間と表示停止期間との関係を示す説明図である。
【図14】トンネル内を走行する電車とLED表示装置
との関係を示す模式図である。
【図15】本発明の実施の形態のメモリの内容の詳細を
示す説明図である。
【図16】本発明の制御に係る要部を示す説明図であ
る。
【図17】本発明の実施の形態の制御の一例を示すフロ
ーチャートである(その1)。
【図18】本発明の実施の形態の制御の一例を示すフロ
ーチャートである(その2)。
【図19】本発明の実施の形態のメモリの内容の詳細を
示す説明図である。
【図20】本発明の他の実施の形態である液晶表示装置
を用いたときの詳細を示す説明図である。
【図21】本発明の他の実施形態である乗客と正対する
静止した連続動作映像表示装置の関係を示す概念図であ
る。
【図22】移動体がエレベータであるときの連続動作映
像表示装置の関係を示す概念図(正面図)である。
【図23】移動体がエレベータであるときの連続動作映
像表示装置の関係を示す図22の側面図である。
【図24】移動体がエスカレータであるときの連続動作
映像表示装置の関係を示す概念図である。
【図25】従来の連続動作映像表示装置の概念図であ
る。
【符号の説明】
1・・・連続動作映像表示装置、2・・・レール、3・
・・走行路、4,4a・・・移動体及び窓、5,5a・
・・トンネル及び壁面、6,6A,6B,6C,6D,
6E・・・LED表示装置および静止画、7・・・画像
メモリ、8・・・画像メモリ制御装置、9・・・映像信
号供給装置、10・・・バッファメモリ、11,12・
・・送信線、13,15・・・モニタ、14・・・画像
入力装置、20・・・ストロボライト、21・・・スト
ロボライト駆動回路、81・・・リードオンリーメモリ
(ROM)、82・・・中央処理装置(CPU)、83
・・・キーボード、84・・・マウス、85・・・検出
センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 裕文 神奈川県厚木市旭町4丁目14番1号 ソニ ーマーケティング株式会社内 (72)発明者 奥村 隆一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 丁子 裕 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C082 AA34 BA20 BA41 BD07 CA85 DA87 MM10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人を乗せて走行する移動体と、 前記移動体から見ることができる位置に走行方向に沿っ
    て配置された複数個の映像表示装置と、 前記映像表示装置の画像を一斉点滅させる表示制御手段
    とを備えた連続動作映像表示装置において、 前記移動体の走行方向に沿って、前記複数個の映像表示
    装置における表示画像のコントラストを向上させる手段
    が、上記映像表示装置の周囲の一部に設けられたことを
    特徴とする連続動作映像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記コントラスト向上手段として、光吸
    収体を配したことを特徴とする請求項1記載の連続動作
    映像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記光吸収体は、少なくとも前記画像表
    示面と略同一面上に、前記移動体が走行する方向に対
    し、前記画像表示面の垂直方向の長さで決まる幅とほぼ
    同じ長さとなるように選定されたことを特徴とする請求
    項2記載の連続動作映像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記光吸収体が、前記壁面に貼られた光
    吸収板であることを特徴とする請求項3記載の連続動作
    映像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記光吸収体が、前記壁面への略黒色塗
    装であることを特徴とする請求項3記載の連続動作映像
    表示装置。
  6. 【請求項6】 前記コントラスト向上手段は、遮光板で
    あることを特徴とする請求項1記載の連続動作映像表示
    装置。
  7. 【請求項7】 前記遮光板は、走行方向と並行であっ
    て、少なくとも前記表示面の片側に外光を遮断するよう
    に設けられたことを特徴とする請求項6記載の連続動作
    映像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記コントラスト向上手段が、箱状の一
    体の構造物で形成したことを特徴とする請求項1記載の
    連続動作映像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記構造物は、前記映像表示装置ごとに
    設けられるか、複数の映像表示装置ごとに設けられるよ
    うになされたことを特徴とする請求項8記載の連続動作
    映像表示装置。
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