JP2000212481A - 軽量パテ組成物 - Google Patents
軽量パテ組成物Info
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- JP2000212481A JP2000212481A JP1332199A JP1332199A JP2000212481A JP 2000212481 A JP2000212481 A JP 2000212481A JP 1332199 A JP1332199 A JP 1332199A JP 1332199 A JP1332199 A JP 1332199A JP 2000212481 A JP2000212481 A JP 2000212481A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パテ施工業者の運搬、施工作業などの重量負
担を軽減することができる更に軽量のパテ組成物を提供
する。 【解決手段】 水性バインダーと体質顔料を配合してな
るパテ組成物において、水性バインダー(固形分)10
0重量部に対し有機質マイクロバルーン10〜300重
量部を配合した軽量パテ組成物。有機質マイクロバルー
ンは粒径20〜100μm 、密度0.1〜0.2g/cm3
の有機質軽量マイクロバルーン及び/又は粒径40〜1
00μm 、密度0.02〜0.05g/cm3 の有機質発泡
微粉末がよい。また、軽量パテ組成物に有機質マイクロ
バルーンと等量以下の無機質マイクロバルーンを配合し
てもよい。
担を軽減することができる更に軽量のパテ組成物を提供
する。 【解決手段】 水性バインダーと体質顔料を配合してな
るパテ組成物において、水性バインダー(固形分)10
0重量部に対し有機質マイクロバルーン10〜300重
量部を配合した軽量パテ組成物。有機質マイクロバルー
ンは粒径20〜100μm 、密度0.1〜0.2g/cm3
の有機質軽量マイクロバルーン及び/又は粒径40〜1
00μm 、密度0.02〜0.05g/cm3 の有機質発泡
微粉末がよい。また、軽量パテ組成物に有機質マイクロ
バルーンと等量以下の無機質マイクロバルーンを配合し
てもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量パテ組成物に
関し、更に詳しくは石膏ボード、軽量気泡コンクリー
ト、モルタル、合板などの継ぎ目や被塗物の欠陥部に、
ヘラなどでしごき込み、塗布して、平滑な表面を得るに
用いられる軽量パテ組成物に関する。
関し、更に詳しくは石膏ボード、軽量気泡コンクリー
ト、モルタル、合板などの継ぎ目や被塗物の欠陥部に、
ヘラなどでしごき込み、塗布して、平滑な表面を得るに
用いられる軽量パテ組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の内装工事において、石膏ボー
ド、軽量気泡コンクリート板(ALC板)、珪酸カルシ
ウム板、セメントモルタル、合板などの継ぎ目や被塗物
の欠陥部を平滑にするため、仕上げ用パテをヘラなどで
しごき込み、塗布する作業工程が行われる。通常、この
ような目的に用いられるパテ組成物は、アクリル樹脂エ
マルション等の水性バインダーに炭酸カルシウム、タル
ク、マイカ、クレー等のフィラー(体質顔料と称され
る)を基本組成とし、これに作業性などを改善するため
の増粘剤、分散剤等の添加剤を配合したものである。
ド、軽量気泡コンクリート板(ALC板)、珪酸カルシ
ウム板、セメントモルタル、合板などの継ぎ目や被塗物
の欠陥部を平滑にするため、仕上げ用パテをヘラなどで
しごき込み、塗布する作業工程が行われる。通常、この
ような目的に用いられるパテ組成物は、アクリル樹脂エ
マルション等の水性バインダーに炭酸カルシウム、タル
ク、マイカ、クレー等のフィラー(体質顔料と称され
る)を基本組成とし、これに作業性などを改善するため
の増粘剤、分散剤等の添加剤を配合したものである。
【0003】この仕上げパテは、凹部を平滑にする使命
があるため、塗料に比べて体質顔料分が多くなり、密度
が1.5〜2.0g/cm3 と重いものとなっていた。近
年、建築物の高層化や省エネ化による各種材料の軽量化
が求められ、軽量石膏ボード、ALC板、珪酸カルシウ
ム板、軽量コンクリートブロック等の軽量建材が使用さ
れるようになり、これに伴って塗材、パテなどについて
も軽量化の検討がなされている。
があるため、塗料に比べて体質顔料分が多くなり、密度
が1.5〜2.0g/cm3 と重いものとなっていた。近
年、建築物の高層化や省エネ化による各種材料の軽量化
が求められ、軽量石膏ボード、ALC板、珪酸カルシウ
ム板、軽量コンクリートブロック等の軽量建材が使用さ
れるようになり、これに伴って塗材、パテなどについて
も軽量化の検討がなされている。
【0004】例えば、特開昭48−32127号公報に
は、シラスを焼成して得た微細な中空ガラス球(シラス
バルーン)を無機又は有機固結物質に混合した軽量化と
強度増大された塗材が提案されている。また、特公昭5
5−34196号公報には、充填材(フィラー)の一部
又は全部としてシラスバルーンを用いたパテ、コーキン
グ材が提案されている。更に、特公昭61−29388
号公報には、親水性バインダーとシリカバルーン、シラ
スバルーン等の中空球状軽量骨材とメチルセルローズと
を配合した建材類の補修用パテが提案され、特開平3−
232781号公報には、界面活性剤で表面処理したガ
ラスバルーン、フライアッシュバルーン等の無機質マイ
クロバルーンを結合材に配合した軽量塗材が提案されて
いる。
は、シラスを焼成して得た微細な中空ガラス球(シラス
バルーン)を無機又は有機固結物質に混合した軽量化と
強度増大された塗材が提案されている。また、特公昭5
5−34196号公報には、充填材(フィラー)の一部
又は全部としてシラスバルーンを用いたパテ、コーキン
グ材が提案されている。更に、特公昭61−29388
号公報には、親水性バインダーとシリカバルーン、シラ
スバルーン等の中空球状軽量骨材とメチルセルローズと
を配合した建材類の補修用パテが提案され、特開平3−
232781号公報には、界面活性剤で表面処理したガ
ラスバルーン、フライアッシュバルーン等の無機質マイ
クロバルーンを結合材に配合した軽量塗材が提案されて
いる。
【0005】しかしながら、これらの無機質マイクロバ
ルーンを配合した軽量パテ類は、製造時の混合・分散工
程でマイクロバルーンに割れや傷が生じやすく、このた
めバルーンの中空間に水やその他の成分が浸み込んで、
時間が経つにつれてパテの密度が高くなることも考えら
れる。また、このパテは従来品よりかなり軽いものでは
あるが、重量負担を十分に軽減させるものではなかっ
た。
ルーンを配合した軽量パテ類は、製造時の混合・分散工
程でマイクロバルーンに割れや傷が生じやすく、このた
めバルーンの中空間に水やその他の成分が浸み込んで、
時間が経つにつれてパテの密度が高くなることも考えら
れる。また、このパテは従来品よりかなり軽いものでは
あるが、重量負担を十分に軽減させるものではなかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、パテ施工業者の運搬、施工作業などの重量負担
を軽減することができる更に軽量のパテ組成物を提供す
ることにある。
目的は、パテ施工業者の運搬、施工作業などの重量負担
を軽減することができる更に軽量のパテ組成物を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、水
性バインダーと体質顔料を配合してなるパテ組成物にお
いて、水性バインダー(固形分)100重量部に対し有
機質マイクロバルーン10〜300重量部を配合したこ
とを特徴とする軽量パテ組成物である。この有機質マイ
クロバルーンとしては、粒径20〜100μm 、密度
0.1〜0.2g/cm3 の有機質軽量マイクロバルーン及
び/又は粒径40〜100μm 、密度0.02〜0.0
5g/cm3 の有機質発泡微粉末であることがよい。また、
必要に応じて、この軽量パテ組成物に有機質マイクロバ
ルーンと等量以下の無機質マイクロバルーンを配合して
もよい。
性バインダーと体質顔料を配合してなるパテ組成物にお
いて、水性バインダー(固形分)100重量部に対し有
機質マイクロバルーン10〜300重量部を配合したこ
とを特徴とする軽量パテ組成物である。この有機質マイ
クロバルーンとしては、粒径20〜100μm 、密度
0.1〜0.2g/cm3 の有機質軽量マイクロバルーン及
び/又は粒径40〜100μm 、密度0.02〜0.0
5g/cm3 の有機質発泡微粉末であることがよい。また、
必要に応じて、この軽量パテ組成物に有機質マイクロバ
ルーンと等量以下の無機質マイクロバルーンを配合して
もよい。
【0008】以下、本発明の軽量パテ組成物について詳
細に説明する。本発明の軽量パテ組成物には、軽量フィ
ラーとして有機質マイクロバルーン(有機質微小中空球
体)を配合する。有機質マイクロバルーンは、無機質マ
イクロバルーンとは異なり、材質が柔軟で強度があり、
加工時に割れたりひびが入ることが少なく、もし粒子が
破損しても材料密度が無機系の半分以下であるため、パ
テの軽量化は保たれる。
細に説明する。本発明の軽量パテ組成物には、軽量フィ
ラーとして有機質マイクロバルーン(有機質微小中空球
体)を配合する。有機質マイクロバルーンは、無機質マ
イクロバルーンとは異なり、材質が柔軟で強度があり、
加工時に割れたりひびが入ることが少なく、もし粒子が
破損しても材料密度が無機系の半分以下であるため、パ
テの軽量化は保たれる。
【0009】本発明で用いる有機質マイクロバルーンと
しては、例えば粒径20〜100μm 、密度0.1〜
0.2g/cm3 の有機質軽量マイクロバルーンや、粒径4
0〜100μm 、密度0.02〜0.05g/cm3 の有機
発泡微粉末(発泡マイクロカプセル)などが挙げられ
る。これらの有機質マイクロバルーンに用いられる有機
高分子物質としては、例えば塩化ビニリデン系樹脂、ア
クリロニトリル系樹脂、スチレン系樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、ユリア・ホルムアルデヒド樹脂な
どが挙げられる。また、その表面に炭酸カルシウム、タ
ルク、酸化チタン等の無機微粉末をコーティングした有
機質マイクロバルーンを用いると、水性バインダーとの
なじみがよくなるため、施工性が改善される。
しては、例えば粒径20〜100μm 、密度0.1〜
0.2g/cm3 の有機質軽量マイクロバルーンや、粒径4
0〜100μm 、密度0.02〜0.05g/cm3 の有機
発泡微粉末(発泡マイクロカプセル)などが挙げられ
る。これらの有機質マイクロバルーンに用いられる有機
高分子物質としては、例えば塩化ビニリデン系樹脂、ア
クリロニトリル系樹脂、スチレン系樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、ユリア・ホルムアルデヒド樹脂な
どが挙げられる。また、その表面に炭酸カルシウム、タ
ルク、酸化チタン等の無機微粉末をコーティングした有
機質マイクロバルーンを用いると、水性バインダーとの
なじみがよくなるため、施工性が改善される。
【0010】この有機質マイクロバルーンは、粒径が1
00μm を超えると、パテの触感がザラついたものとな
り、施工表面の平滑性が損なわれる。また、密度が0.
2g/cm3 を超えると、軽量パテ組成物を得るにはより多
量に配合する必要があり、コストが増加する。
00μm を超えると、パテの触感がザラついたものとな
り、施工表面の平滑性が損なわれる。また、密度が0.
2g/cm3 を超えると、軽量パテ組成物を得るにはより多
量に配合する必要があり、コストが増加する。
【0011】また、有機質発泡微粉末は、密度が0.0
2〜0.05g/cm3 と、有機質軽量マイクロバルーンに
較べて密度が1/10から1/2程度と超軽量であるの
で、これを少量配合するだけで軽量パテ組成物が得られ
る。しかし、有機質軽量マイクロバルーンだけでも軽量
化は可能であるが、作業性の観点から両者を併用するこ
とが好ましい。
2〜0.05g/cm3 と、有機質軽量マイクロバルーンに
較べて密度が1/10から1/2程度と超軽量であるの
で、これを少量配合するだけで軽量パテ組成物が得られ
る。しかし、有機質軽量マイクロバルーンだけでも軽量
化は可能であるが、作業性の観点から両者を併用するこ
とが好ましい。
【0012】この有機質マイクロバルーンの配合割合
は、水性バインダー(固形分)100重量部に対し有機
質マイクロバルーン10〜300重量部程度がよい。有
機質マイクロバルーンとして超軽量の有機質発泡微粉末
のみを用いる場合は、水性バインダー(固形分)100
重量部に対し10重量部程度でも軽量化が可能である。
これに対し、密度が0.1〜0.2g/cm3 程度の有機質
軽量マイクロバルーンを用いる場合は、水性バインダー
と等量程度かそれ以上の量がよい。
は、水性バインダー(固形分)100重量部に対し有機
質マイクロバルーン10〜300重量部程度がよい。有
機質マイクロバルーンとして超軽量の有機質発泡微粉末
のみを用いる場合は、水性バインダー(固形分)100
重量部に対し10重量部程度でも軽量化が可能である。
これに対し、密度が0.1〜0.2g/cm3 程度の有機質
軽量マイクロバルーンを用いる場合は、水性バインダー
と等量程度かそれ以上の量がよい。
【0013】また、本発明の軽量パテ組成物には、本発
明の目的を損なわない範囲で、有機質マイクロバルーン
に加えて無機質マイクロバルーンを配合することができ
る。このような無機質マイクロバルーンとしては、例え
ばシリカバルーン、シラスバルーン、ガラスバルーン、
フライアッシュバルーンなどが挙げられる。これらの無
機質マイクロバルーンは、単独でもよいし、2種類以上
を併用してもよい。その配合量は、有機質マイクロバル
ーンと等量以下がよい。
明の目的を損なわない範囲で、有機質マイクロバルーン
に加えて無機質マイクロバルーンを配合することができ
る。このような無機質マイクロバルーンとしては、例え
ばシリカバルーン、シラスバルーン、ガラスバルーン、
フライアッシュバルーンなどが挙げられる。これらの無
機質マイクロバルーンは、単独でもよいし、2種類以上
を併用してもよい。その配合量は、有機質マイクロバル
ーンと等量以下がよい。
【0014】本発明の軽量パテ組成物に用いられる水性
バインダーとしては、従来からパテ組成物のマトリック
スとして用いられている合成樹脂の水性エマルションで
あれば特に制限されない。このような合成樹脂として
は、例えばアクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エチレン−
酢酸ビニル樹脂、スチレン−アクリル樹脂、酢酸ビニル
−アクリル樹脂、酢酸ビニル−ベオバ樹脂、ウレタン樹
脂、スチレン−ブタジエンゴム及びその共重合体などが
挙げられる。これらの水性バインダーは、単独でもよい
し、2種類以上を併用してもよい。
バインダーとしては、従来からパテ組成物のマトリック
スとして用いられている合成樹脂の水性エマルションで
あれば特に制限されない。このような合成樹脂として
は、例えばアクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エチレン−
酢酸ビニル樹脂、スチレン−アクリル樹脂、酢酸ビニル
−アクリル樹脂、酢酸ビニル−ベオバ樹脂、ウレタン樹
脂、スチレン−ブタジエンゴム及びその共重合体などが
挙げられる。これらの水性バインダーは、単独でもよい
し、2種類以上を併用してもよい。
【0015】また、本発明の軽量パテ組成物に用いられ
る体質顔料としては、従来からパテ組成物の体質顔料
(フィラー)として用いられているものであれば特に制
限されない。このような体質顔料としては、例えば炭酸
カルシウム、クレー、タルク、カオリン、微粉マイカ、
硫酸バリウムなどが挙げられる。これらの体質顔料は、
単独でもよいし、2種類以上を併用してもよい。体質顔
料の粒径は、平滑性の観点から100μm 以下、好まし
くは50μm 以下である。その配合量は、軽量パテ組成
物の40〜70重量%程度がよい。
る体質顔料としては、従来からパテ組成物の体質顔料
(フィラー)として用いられているものであれば特に制
限されない。このような体質顔料としては、例えば炭酸
カルシウム、クレー、タルク、カオリン、微粉マイカ、
硫酸バリウムなどが挙げられる。これらの体質顔料は、
単独でもよいし、2種類以上を併用してもよい。体質顔
料の粒径は、平滑性の観点から100μm 以下、好まし
くは50μm 以下である。その配合量は、軽量パテ組成
物の40〜70重量%程度がよい。
【0016】本発明の軽量パテ組成物には、パテ組成物
の添加剤として従来より公知の添加剤を配合することが
できる。このような添加剤としては、例えば、体質顔料
やマイクロバルーンを水性バインダーに分散させるため
のアニオン系、ノニオン系等の各種界面活性剤(分散
剤)や、パテ組成物の粘性を調整するためのメチルセル
ローズ(MC)、カルボキシメチルセルローズ(CM
C)、ヒドロキシエチルセルローズ(HEC)、アクリ
ルコポリマー系アルカリ増粘剤等の各種増粘剤や、パテ
組成物を着色する各種顔料などの他に、消泡剤、防腐
剤、凍結防止剤などの1種又は2種以上が挙げられる。
の添加剤として従来より公知の添加剤を配合することが
できる。このような添加剤としては、例えば、体質顔料
やマイクロバルーンを水性バインダーに分散させるため
のアニオン系、ノニオン系等の各種界面活性剤(分散
剤)や、パテ組成物の粘性を調整するためのメチルセル
ローズ(MC)、カルボキシメチルセルローズ(CM
C)、ヒドロキシエチルセルローズ(HEC)、アクリ
ルコポリマー系アルカリ増粘剤等の各種増粘剤や、パテ
組成物を着色する各種顔料などの他に、消泡剤、防腐
剤、凍結防止剤などの1種又は2種以上が挙げられる。
【0017】本発明の軽量パテ組成物の調製方法は、従
来より公知のパテ調製方法あれば特に制限はないが、例
えば、増粘剤と凍結防止剤を水に分散させ、この分散液
に水性バインダー、分散剤、消泡剤を仕込み、攪拌しな
がら体質顔料、有機質マイクロバルーン及び必要に応じ
て添加される無機質マイクロバルーンを加えて混練し、
更に防腐剤を加えて混合し、水の添加によりパテの粘度
調整を行えばよい。
来より公知のパテ調製方法あれば特に制限はないが、例
えば、増粘剤と凍結防止剤を水に分散させ、この分散液
に水性バインダー、分散剤、消泡剤を仕込み、攪拌しな
がら体質顔料、有機質マイクロバルーン及び必要に応じ
て添加される無機質マイクロバルーンを加えて混練し、
更に防腐剤を加えて混合し、水の添加によりパテの粘度
調整を行えばよい。
【0018】本発明の軽量パテ組成物は、石膏ボード、
ALC板、珪酸カルシウム板、モルタル、合板などの継
ぎ目や被塗物の欠陥部に、直接又は寒冷紗を貼った上に
ヘラなどでしごき込み、塗布して、平滑な仕上げ面を得
るに好適に用いられる。また、軽量コーキング材、塗料
下塗りなどにも好適である。
ALC板、珪酸カルシウム板、モルタル、合板などの継
ぎ目や被塗物の欠陥部に、直接又は寒冷紗を貼った上に
ヘラなどでしごき込み、塗布して、平滑な仕上げ面を得
るに好適に用いられる。また、軽量コーキング材、塗料
下塗りなどにも好適である。
【0019】
【実施例】実施例1〜5、比較例1〜2 水性バインダーとしてアクリル樹脂エマルション(三菱
BASF社製 アクロナールS−400 固形分57
%)、体質顔料として炭酸カルシウム(三共製粉社製
エスカロン#100)、クレー(山陽クレイ工業社製
OSクレー)、軽量フィラーとして有機質軽量マイクロ
バルーン(マツモト油脂製薬社製 マイクロスフェアー
MFL−80GCA 粒径20μm 密度0.2)、有
機質発泡体湿粉A(マツモト油脂製薬社製 マイクロス
フェアーF−30E 含水率90%粒径50〜60μm
密度0.024g/cm3 (含水前))、有機質発泡体微
粉末B(日本フィライト社製 エクスパンセル551D
粒径30〜50μm 密度0.036g/cm3 )、無機
質中空バルーン(旭硝子社製 セルスターZ−36粒径
55μm 密度0.36g/cm3 )を用いた。その他、分
散剤(サンノプコ社製 ノプコスパース44C)、消泡
剤(旭電化社製 アデカネートB−940)、増粘剤
(マツモト油脂製薬社製 メチルセルローズ)、防腐剤
(シントーファイン社製 ネオシントール)、凍結防止
剤(エチレングリコール)を用いた。
BASF社製 アクロナールS−400 固形分57
%)、体質顔料として炭酸カルシウム(三共製粉社製
エスカロン#100)、クレー(山陽クレイ工業社製
OSクレー)、軽量フィラーとして有機質軽量マイクロ
バルーン(マツモト油脂製薬社製 マイクロスフェアー
MFL−80GCA 粒径20μm 密度0.2)、有
機質発泡体湿粉A(マツモト油脂製薬社製 マイクロス
フェアーF−30E 含水率90%粒径50〜60μm
密度0.024g/cm3 (含水前))、有機質発泡体微
粉末B(日本フィライト社製 エクスパンセル551D
粒径30〜50μm 密度0.036g/cm3 )、無機
質中空バルーン(旭硝子社製 セルスターZ−36粒径
55μm 密度0.36g/cm3 )を用いた。その他、分
散剤(サンノプコ社製 ノプコスパース44C)、消泡
剤(旭電化社製 アデカネートB−940)、増粘剤
(マツモト油脂製薬社製 メチルセルローズ)、防腐剤
(シントーファイン社製 ネオシントール)、凍結防止
剤(エチレングリコール)を用いた。
【0020】エチレングリコールにメチルセルローズを
加えてメチルセルローズを湿らせ、更に水を加えてデス
パーで攪拌し、メチルセルローズを溶解させた。ヘンシ
ェルミキサーに、アクリル樹脂エマルションとメチルセ
ルローズ溶液、分散剤、消泡剤を仕込み、攪拌しながら
体質顔料、有機質マイクロバルーン及び必要に応じて無
機質マイクロバルーンを加えて混練した。混練後に防腐
剤を混合し、水を添加して粘度調整を行い、パテ組成物
を得た。なお、比較のため、軽量フィラーを配合しない
従来品と、軽量フィラーとして無機質中空バルーンのみ
を配合したパテ組成物を調製した。パテ組成物の配合割
合(重量部)を表1に示す。
加えてメチルセルローズを湿らせ、更に水を加えてデス
パーで攪拌し、メチルセルローズを溶解させた。ヘンシ
ェルミキサーに、アクリル樹脂エマルションとメチルセ
ルローズ溶液、分散剤、消泡剤を仕込み、攪拌しながら
体質顔料、有機質マイクロバルーン及び必要に応じて無
機質マイクロバルーンを加えて混練した。混練後に防腐
剤を混合し、水を添加して粘度調整を行い、パテ組成物
を得た。なお、比較のため、軽量フィラーを配合しない
従来品と、軽量フィラーとして無機質中空バルーンのみ
を配合したパテ組成物を調製した。パテ組成物の配合割
合(重量部)を表1に示す。
【0021】得られたパテ組成物の密度を測定した。ま
た、各パテ組成物を石膏ボードにヘラ付けして、作業
性、パテ面の状態(外観)及び素地、上塗り(エマルシ
ョン塗料)に対する付着性(比較例の従来品と対比)を
観察した。結果を表1に示す。表1から明らかなよう
に、本発明の軽量パテ組成物は従来品(比較例1)より
50%以上軽量化でき、また無機質中空バルーンのみを
配合したパテ組成物(比較例2)より20%以上軽量で
あり、作業性、外観、付着性も従来品と変わらず良好で
あった。
た、各パテ組成物を石膏ボードにヘラ付けして、作業
性、パテ面の状態(外観)及び素地、上塗り(エマルシ
ョン塗料)に対する付着性(比較例の従来品と対比)を
観察した。結果を表1に示す。表1から明らかなよう
に、本発明の軽量パテ組成物は従来品(比較例1)より
50%以上軽量化でき、また無機質中空バルーンのみを
配合したパテ組成物(比較例2)より20%以上軽量で
あり、作業性、外観、付着性も従来品と変わらず良好で
あった。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】本発明の有機質マイクロバルーンを配合
したパテ組成物は、著しく軽量でハンドリングしやすい
など作業性に優れており、またパテとしての性能も従来
品と比較してなんら遜色がない。
したパテ組成物は、著しく軽量でハンドリングしやすい
など作業性に優れており、またパテとしての性能も従来
品と比較してなんら遜色がない。
Claims (5)
- 【請求項1】 水性バインダーと体質顔料を配合してな
るパテ組成物において、水性バインダー(固形分)10
0重量部に対し有機質マイクロバルーン10〜300重
量部を配合したことを特徴とする軽量パテ組成物。 - 【請求項2】 有機質マイクロバルーンが、粒径20〜
100μm 、密度0.1〜0.2g/cm3 の有機質軽量マ
イクロバルーンである請求項記載の軽量パテ組成物。 - 【請求項3】 有機質マイクロバルーンが、粒径40〜
100μm 、密度0.02〜0.05g/cm3 の有機質発
泡微粉末である請求項1記載の軽量パテ組成物。 - 【請求項4】 請求項2の有機質軽量マイクロバルーン
及び請求項3の有機質発泡微粉末の両者を配合してなる
請求項1記載の軽量パテ組成物。 - 【請求項5】 請求項1の軽量パテ組成物に有機質マイ
クロバルーンと等量以下の無機質マイクロバルーンを配
合してなる軽量パテ組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1332199A JP2000212481A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 軽量パテ組成物 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-01-21 JP JP1332199A patent/JP2000212481A/ja active Pending
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