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JP2000211345A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

Info

Publication number
JP2000211345A
JP2000211345A JP11018884A JP1888499A JP2000211345A JP 2000211345 A JP2000211345 A JP 2000211345A JP 11018884 A JP11018884 A JP 11018884A JP 1888499 A JP1888499 A JP 1888499A JP 2000211345 A JP2000211345 A JP 2000211345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater core
flow path
heat exchanger
vehicle
exchange medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11018884A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hamamoto
浩 濱本
Tomonori Zenbou
友紀 前坊
Hajime Yamamoto
肇 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Climate Systems Corp
Original Assignee
Japan Climate Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Climate Systems Corp filed Critical Japan Climate Systems Corp
Priority to JP11018884A priority Critical patent/JP2000211345A/ja
Publication of JP2000211345A publication Critical patent/JP2000211345A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速な冷暖房、特に、暖房性能の優れたもの
とする。 【解決手段】 冷却水用バイパス流路b2にエンジンオ
イルを冷却するオイルクーラー40を設ける。ヒータコ
ア11と並列にヒータコアバイパス流路b4を接続す
る。熱交換媒体流路aを流動する熱交換媒体と、前記ヒ
ータコアバイパス流路b4を流動するエンジン冷却水と
の間の熱交換を行う補助熱交換器12を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空調装置、特
に補助暖房機能を備えた車両用空調装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置では、図6に示す
ように、コンプレッサ1、コンデンサ2、アキュムレー
タ3、絞り弁4及びエバポレータ5からなる冷房サイク
ルAと、エンジン冷却サイクルBの途中に設けたヒータ
コア6とから構成されている。
【0003】エンジン冷却サイクルBには、前記ヒータ
コア6のほか、エンジン7に配設したウォーターポンプ
8、ラジエータ9、バイパス通路10a及び水路切替部
材10bが設けられている。ヒータコア6、ラジエータ
9及びバイパス通路10aは並列接続されている。水路
切替部材(サーモスタットバルブ)10bは、エンジン
冷却水が所定温度に達するまではバイパス通路10aに
通水し、所定温度に達すればラジエータ9に通水するも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
近年の高効率ディーゼルエンジン等では、エンジン7の
温度自体が上昇せず、従ってエンジン冷却水の温度上昇
もそれ程望めない。このため、前記従来の車両用空調装
置のように、ヒータコア6でエンジン冷却水の温度を利
用していたのでは車内を迅速に暖房することは難しい。
【0005】また、前記従来の車両用空調装置では、車
内を冷房する場合、冷媒を循環させてコンデンサ2で外
気に放熱し、エバポレータ5で気化させて車内に送風す
る空気から吸熱している。この場合、外気温度が高けれ
ば、コンデンサ2による車外への放熱がスムーズに行か
ず、迅速な冷房が困難である。
【0006】そこで、本発明は、迅速な冷暖房、特に、
暖房性能の優れた車両用空調装置を提供することを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、熱交換媒体流路に、コンプレ
ッサ、車外側熱交換器及び車内側熱交換器を備えた冷暖
房サイクルと、ラジエータを有するラジエータ流路に並
列接続されるヒータコア流路に設けたヒータコアとから
なる車両用空調装置において前記ヒータコア流路のヒー
タコアの上流側にエンジンオイルを冷却するオイルクー
ラーを設ける一方、前記ヒータコアと並列にヒータコア
バイパス流路を接続し、前記熱交換媒体流路を流動する
熱交換媒体と、前記ヒータコアバイパス流路を流動する
エンジン冷却水との間の熱交換を行う補助熱交換器を設
けたものである。
【0008】この構成により、車内を暖房する場合、エ
ンジン冷却水は、エンジンからだけでなく、オイルクー
ラーを流動するエンジンオイルからも熱量を受け、補助
熱交換器で熱交換媒体に放熱する。これにより、車内側
熱交換器の暖房能力が向上する。また、車内を冷房する
場合、エンジン冷却水は、補助熱交換器で熱交換媒体か
ら吸熱する。これにより、車内側熱交換器の冷房能力が
向上する。
【0009】前記オイルクーラーと並列にオイルクーラ
ーバイパス流路を接続し、前記オイルに所望の粘度が得
られない場合、オイルをオイルクーラーバイパス流路に
迂回させるオイルバイパス手段を設けると、流動抵抗の
増大に伴うオイル循環不足による潤滑不良を防止できる
点で好ましい。
【0010】前記補助熱交換器へのエンジン冷却水の流
量を調整する流量調整手段と、前記コンプレッサからの
熱交換媒体の吐出圧力を検出する圧力検出手段と、前記
コンプレッサが駆動条件を満足しているか否かを、前記
圧力検出手段での検出圧力に基づいて判断し、当該駆動
条件を満足するように、前記流量調整手段により補助熱
交換器への流量を調整する制御手段とを設けるようにし
てもよい。
【0011】この構成により、圧力検出手段での検出吐
出圧力が高くなり過ぎてコンプレッサが強制的に停止さ
れる恐れがある場合には、流量調整手段により補助熱交
換器への流量が抑制される。これにより、熱交換媒体の
温度が低下し、コンプレッサの吸入圧力及び吐出圧力が
降下するので、コンプレッサが停止して車内側熱交換器
による暖房が中止されることがなくなる。
【0012】この場合、前記ラジエータ流路と並列にラ
ジエータバイパス流路を接続し、該ラジエータバイパス
流路にエンジン冷却水の温度を検出する水温検出手段を
設けると共に、前記ヒータコアへの流量を調整する第2
の流量調整手段を設け、前記制御手段により、前記圧力
検出手段での検出圧力に基づいて車内側熱交換器の暖房
能力を推測し、該推測結果と、エンジン冷却水温度の変
化とに基づいて、送風温度が大きく変動しないようにヒ
ータコアへの流量を調整した後、水温検出手段での検出
温度に基づいてヒータコアに所望の暖房能力が得られる
と判断すれば、コンプレッサの駆動を停止するようにし
てもよい。
【0013】この構成により、車内側熱交換器による暖
房能力を抑制しつつ、徐々にヒータコアによる加熱に移
行することができ、その後、コンプレッサを停止しても
車内への送風温度が急激に変化することがない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添
付図面に従って説明する。
【0015】図1に示す車両用空調装置は、冷暖房サイ
クルAと、エンジン冷却サイクルBの途中に配設された
ヒータコア11と、冷暖房サイクルAとエンジン冷却サ
イクルBの両方に設けられた補助熱交換器12とを備え
ている。
【0016】冷暖房サイクルAでは、熱交換媒体流路a
の途中に、コンプレッサ13、車外側熱交換器14及び
車内側熱交換器15を設け、四方弁16を介して2方向
に熱交換媒体が循環するようになっている。車外側熱交
換器14と四方弁16との間には前記補助熱交換器12
が設けられている。この補助熱交換器12は、二重管
式、シェルアンドコイル式、プレート式等のいずれの方
式を採用してもよく、要は冷暖房サイクルAを循環する
熱交換媒体と、下記するエンジン冷却サイクルBを循環
するエンジン冷却水との間で熱交換できるものであれば
よい。
【0017】また、熱交換媒体流路aの途中には、車外
側熱交換器14と並列にバイパス流路a1が設けられて
いる。車外側熱交換器14から延びる流路a2及びa3
には、第1電磁開閉弁17及び逆止弁18がそれぞれ設
けられ、補助熱交換器12から車外側熱交換器14への
熱交換媒体の流入を阻止可能となっている。また、バイ
パス流路a1には、車内側熱交換器15から補助熱交換
器12へのみ熱交換媒体を流動可能とする逆止弁19が
設けられている。また、コンプレッサ13から吐出され
た熱交換媒体の圧力は圧力検出センサ20によって検出
されるようになっている。
【0018】なお、21は熱交換媒体の膨張手段で、キ
ャピラリーチューブ、温度膨張弁、伝導膨張弁等のいず
れの方式を採用してもよく、通過する熱交換媒体を気化
しやすい状態とする。また、22は気液分離用のアキュ
ムレータである。
【0019】エンジン冷却サイクルBでは、エンジン2
3から延びるエンジン冷却水路bの途中に、ラジエータ
24を有するラジエータ流路b1と、ヒータコア11を
有するヒータコア流路b2とが並列に設けられている。
【0020】前記ヒータコア流路b2のヒータコア11
の上流側にはオイルクーラー40が配設されている。オ
イルクーラー40にはオイル流路b5を介してエンジン
23からのオイルが流動し、ヒータコア流路b2を通過
するエンジン冷却水と熱交換できるようになっている。
また、オイルクーラー40と並列にオイルバイパス流路
b6が接続され、流路切替部材42により、オイルがい
ずれか一方を流動するようになっている。流路切替部材
42は、オイルの粘度に応じて自動的に切り替わるよう
になっている。使用可能な流路切替部材42としては、
サーモスタットバルブ等が挙げられ、要は、オイルの温
度に基づいて所定温度よりも低温であれば、オイルバイ
パス流路b6側に切り替わり、高温であれば、オイルク
ーラー40側に切り替わる構成であればよい。
【0021】前記ラジエータ24には、水路切替部材2
5を介して第1冷却水用バイパス流路b3が並列接続さ
れている。また、ヒータコア11には、第2冷却水用バ
イパス流路b4が並列接続されている。第2冷却水用バ
イパス流路b2の途中には、エンジン冷却水の温度を検
出する水温検出センサ41と、前記補助熱交換器12と
が設けられている。水路切替部材25は、エンジン冷却
水の温度が第1設定温度(本実施形態では80℃)を越
えるまでは、ラジエータ24へのエンジン冷却水の供給
を遮断し、越えた後は許容するように切り替わるように
なっている。また、ヒータコア11と補助熱交換器12
の上流側には第2電磁開閉弁26と第3電磁開閉弁27
がそれぞれ設けられている。
【0022】前記車内側熱交換器15及びヒータコア1
1は、図2に示すように、車内前方部に設けた送風ユニ
ット28内に配設されている。送風ユニット28内に
は、上流側から順にブロア29、前記車内側熱交換器1
5、エアミックスダンパ30が設けられ、エアミックス
ダンパ30によって分割された流路の一方に前記ヒータ
コア11が配設されている。
【0023】前記圧力検出センサ20、水温検出センサ
41での検出信号は、制御装置31に入力されるように
なっている。制御装置31は、これらの検出信号に基づ
いて、後述するようにして第1、第2及び第3電磁開閉
弁17、26及び27等を駆動制御するようになってい
る。
【0024】次に、前記車両用空調装置の動作を説明す
る。
【0025】まず、エンジン冷却サイクルBでの動作を
説明する。
【0026】エンジン23を始動すると、エンジン冷却
水がエンジン冷却水路bを流動する。このとき、エンジ
ン冷却水の温度が80℃を越えていなければ、冷却の必
要がないと判断し、水路切替部材25を切り替えてラジ
エータ24への通水を阻止する。これにより、エンジン
冷却水がエンジン始動直後等でそれ程暖まっていない場
合に、ラジエータ24で冷却されることはない。
【0027】また、エンジンオイルをオイルクーラー4
0で流動させ、このオイルからエンジン冷却水に放熱さ
せる。これにより、エンジン冷却水を効果的に加熱する
ことが可能となる。但し、オイルの粘度が高い場合に
は、流路切替部材42によりオイルをオイルバイパス流
路b6に迂回させる。これにより、粘度の高いオイルが
オイルクーラー40内に滞留してオイル循環不足に伴う
エンジンの潤滑不良が発生することがない。
【0028】オイル温度は、エンジン23の始動開始か
ら、例えば、図3のグラフに示すように変化する。ここ
では、オイル温度が約35℃以下であれば、オイル粘度
が高く、オイルクーラー40内にオイルが滞留する恐れ
があると判断している。そこで、オイル温度が約35℃
を超えた時点で、オイルがオイルクーラー40を流動す
るように流路切替部材42を切り替える。これにより、
オイルクーラー40を損傷させることなく、早期にオイ
ルからエンジン冷却水に放熱させることが可能となる。
【0029】一方、エンジン冷却水の温度が80℃を越
えていれば、水路切替部材25が切り替わり、第1冷却
水用バイパス流路b3への通水が阻止される。これによ
り、エンジン冷却水はラジエータ24を流動して外気に
放熱される。
【0030】なお、第2及び第3電磁開閉弁26及び2
7の駆動制御については、以下の冷暖房サイクルAの動
作の説明で言及する。
【0031】次に、冷暖房サイクルAの動作について説
明する。
【0032】暖房の場合、すなわち、図示しないヒート
ポンプスイッチが操作された場合、四方弁16は実線で
示すように切り替わり、いわゆるヒートポンプサイクル
が形成される。このとき、第1電磁開閉弁17により車
外側熱交換器14への熱交換媒体の流入が阻止される。
これにより、コンプレッサ13から吐出された熱交換媒
体は、車内側熱交換器15、膨張弁21、補助熱交換器
12及びアキュムレータ18からコンプレッサ13に戻
って循環する。この場合、熱交換媒体が補助熱交換器1
2を通過することにより流動抵抗が増大することになる
が、前記第1電磁開閉弁17の閉動作により、熱交換媒
体が車外側熱交換器14を循環しないので、コンプレッ
サ13への負荷が増大することはない。熱交換媒体はコ
ンプレッサ13で高温・高圧とされて車内側熱交換器1
5に流入し、送風ユニット25内を通過する空気を加熱
する。そして、補助熱交換器12でエンジン冷却水から
吸熱する。したがって、熱交換媒体は熱容量を増大させ
た状態でコンプレッサ13に戻ってくる。このため、本
実施形態では、コンプレッサ13での吐出圧力を約2.
6MPa、凝縮温度を約80℃とすることができ、非常に
高い暖房能力を発揮させることが可能となる。
【0033】このようにして車内側熱交換器15による
暖房性能を向上させて行くと、逆に熱交換媒体の温度が
上昇し過ぎる結果、コンプレッサ13に於ける熱交換媒
体の吸入及び吐出圧力が増大し、駆動条件を満足しなく
なることがある。この場合、前記圧力検出センサ20で
の検出圧力に基づいて、コンプレッサ13が損傷する前
に強制的にその駆動を停止していたのでは、車内暖房に
寄与していた車内側熱交換器13による加熱が突然停止
されることになり、送風温度が大きく変動するため好ま
しくない。そこで、本実施形態では、前記圧力検出セン
サ20での検出圧力がコンプレッサ13の駆動を停止さ
せる値に至る前に、前記エンジン冷却サイクルBの第3
電磁開閉弁27を徐々に閉じ、補助熱交換器12でのエ
ンジン冷却水の流量を減少させている。これにより、エ
ンジン冷却水から熱交換媒体に伝達される熱量が減少
し、コンプレッサ13での熱交換媒体の吸入及び吐出圧
力が抑制されるので、コンプレッサ13が停止に至るこ
とはない。
【0034】また、エンジン冷却水の温度上昇度合いに
応じて第2電磁開閉弁26を徐々に開放し、ヒータコア
11への通水量を増大させる。これにより、補助熱交換
器12での交換熱量の抑制に伴う車内側熱交換器15で
の暖房能力の低下を補うように、徐々にヒータコア11
による暖房能力が増大する。そして、エンジン冷却水温
度が十分に上昇し(本実施形態では、約70℃)、ヒー
タコア11のみによって車内暖房を十分に行える状態と
なれば、コンプレッサ13の駆動を停止し、エンジン2
3への負荷を軽減する。また、第3電磁開閉弁27によ
り、エンジン冷却水の補助熱交換器12への通水を遮断
し、ヒータコア11へのエンジン冷却水の通水量を増大
させる。このように、エンジン冷却水の温度上昇度合い
に応じて、車内側熱交換器15による暖房から、ヒータ
コア11による暖房にスムーズに切り替えることができ
るので、送風温度の変動が抑えられ、乗員が不快感を受
けることもない。
【0035】なお、第2電磁開閉弁26を開放する時期
は、外気温度等の環境条件、エンジン23の温度上昇度
合い、車内側熱交換器15の暖房性能等の違いに応じた
任意の時期となる。コンプレッサ13からの熱交換媒体
の吐出圧力が安定するまでの間は、この吐出圧力に基づ
いて車内側熱交換器15での暖房能力を推測し、この推
測結果に基づいて第2電磁開閉弁26の開放時期を決定
すればよい。
【0036】図4は、前記第1実施形態と従来例におけ
る暖房時の送風温度の比較結果をグラフで表したもので
ある。このグラフからも明らかなように、第1実施形態
に係る車両用空調装置によれば、暖房開始の初期段階で
送風温度を迅速に上昇させることが可能である。
【0037】また、このように、エンジン冷却水からも
吸熱可能な前記ヒートポンプサイクルを利用することに
より、ヒータコア11に比べて大容量の車内側熱交換器
15で送風温度を上昇させることができる。このため、
所望の送風量を確保しつつ所望温度の空気を車内に供給
可能となる。しかも、エンジン冷却水の温度が高温(本
実施形態では70℃以上)となれば、補助熱交換器12
への通水が遮断されるので、熱交換媒体が必要以上に加
熱されてヒートポンプサイクル内の熱交換媒体が異常に
高圧となることもない。
【0038】冷房の場合、すなわち、図示しないエアコ
ン(A/C)スイッチが操作された場合、四方弁16
は、点線で示すように切り替わり、いわゆる冷凍サイク
ルが形成される。そして、コンプレッサ13から吐出さ
れた熱交換媒体は、補助熱交換器12、車外側熱交換器
14、膨張手段21、車内側熱交換器15及びアキュム
レータ18からコンプレッサ13に戻って循環する。熱
交換媒体は、高温・高圧のガス状態で補助熱交換器12
を通過する。このとき、エンジン冷却水の温度が70℃
未満であれば、前述のように、第3電磁開閉弁27によ
りエンジン冷却水は補助熱交換器12を通過するので、
熱交換媒体からエンジン冷却水に放熱可能となる。ま
た、熱交換媒体は、車外側熱交換器14でも外気に放熱
される。したがって、膨張手段21を通過して減圧さ
れ、車内側熱交換器15で気化する熱交換媒体の量が増
大し、送風ユニット25内を通過する空気を効果的に冷
却することが可能となる。
【0039】図5は、前記第1実施形態と従来例におけ
る冷房時の送風温度の比較結果をグラフで表したもので
ある。このグラフからも明らかなように、第1実施形態
に係る車両用空調装置によれば、冷房開始の初期段階で
送風温度を迅速に降下させることが可能である。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る車両用空調装置によれば、エンジン冷却水と、熱
交換媒体流路を流動する熱交換媒体とで熱交換させる補
助熱交換器を設けるようにしたので、暖房時の熱交換媒
体の加熱及び冷房時の熱交換媒体の冷却を効果的に行う
ことができ、冷暖房の速効性に優れた効果を発揮する。
特に、冷却水用バイパス流路にオイルクーラーを設ける
ようにしたので、オイルの廃熱をもエンジン冷却水の加
熱に利用でき、暖房の速効性をさらに高めることが可能
となる。
【0041】また、オイルの粘度が高い場合、オイルバ
イパス手段によりオイルクーラーでの流量を抑制するよ
うにしたので、流動抵抗の増大に伴うオイル循環不足に
よるエンジン潤滑不良を防止することができる。
【0042】また、圧力検出手段での検出圧力に基づい
て補助熱交換器への流量を調整するようにしたので、熱
交換媒体の温度上昇を抑えて、コンプレッサの吸引及び
吐出圧力を調整し、停止に至ることを防止可能である。
【0043】さらに、車内側熱交換器の暖房能力の変化
と、エンジン冷却水温度の変化とに基づいて、送風温度
が大きく変動しないようにヒータコアへの流量を調整し
た後、水温検出手段での検出温度に基づいてヒータコア
に所望の暖房能力が得られると判断すれば、コンプレッ
サの駆動を停止するようにしたので、所望の送風温度を
維持しつつ、スムーズにエンジンの負荷増大を伴う車内
側熱交換器の暖房から、ヒータコアの暖房に移行するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係る車両用空調装置の概略図
である。
【図2】 図1の車内側熱交換器とヒータコアとを配設
する送風ユニットの断面図である。
【図3】 各パラメータの変化を示すグラフである。
【図4】 図1の車両用空調装置と従来例に係るものと
で、暖房時の送風温度を比較したグラフである。
【図5】 図1の車両用空調装置と従来例に係るものと
で、冷房時の送風温度を比較したグラフである。
【図6】 従来例に係る車両用空調装置の概略図であ
る。
【符号の説明】
11…ヒータコア 12…補助熱交換器 13…コンプレッサ 14…車外側熱交換器 15…車内側熱交換器 20…圧力検出センサ(圧力検出手段) 23…エンジン 24…ラジエータ 26…第2電磁開閉弁(第2の流量調整手段) 27…第3電磁開閉弁(流量調整手段) 40…オイルクーラー 41…水温検出センサ(水温検出手段) 42…水路切替部材(オイルバイパス手段) a…熱交換媒体流路 b2…第2冷却水用バイパス流路 b3…第1冷却水用バイパス流路 b4…第2冷却水用バイパス流路 b5…オイル流路 b6…オイルバイパス流路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月24日(1999.2.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】なお、21は熱交換媒体の膨張手段で、キ
ャピラリーチューブ、温度膨張弁、電動膨張弁等のいず
れの方式を採用してもよく、通過する熱交換媒体を気化
しやすい状態とする。また、22は気液分離用のアキュ
ムレータである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】暖房の場合、すなわち、図示しないヒート
ポンプスイッチが操作された場合、四方弁16は実線で
示すように切り替わり、いわゆるヒートポンプサイクル
が形成される。このとき、第1電磁開閉弁17により車
外側熱交換器14への熱交換媒体の流入が阻止される。
これにより、コンプレッサ13から吐出された熱交換媒
体は、車内側熱交換器15、膨張手段21、補助熱交換
器12及びアキュムレータ18からコンプレッサ13に
戻って循環する。この場合、熱交換媒体が補助熱交換器
12を通過することにより流動抵抗が増大することにな
るが、前記第1電磁開閉弁17の閉動作により、熱交換
媒体が車外側熱交換器14を循環しないので、コンプレ
ッサ13への負荷が増大することはない。熱交換媒体は
コンプレッサ13で高温・高圧とされて車内側熱交換器
15に流入し、送風ユニット25内を通過する空気を加
熱する。そして、補助熱交換器12でエンジン冷却水か
ら吸熱する。したがって、熱交換媒体は熱容量を増大さ
せた状態でコンプレッサ13に戻ってくる。このため、
本実施形態では、コンプレッサ13での吐出圧力を約
2.6MPa、凝縮温度を約80℃とすることができ、非常
に高い暖房能力を発揮させることが可能となる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換媒体流路に、コンプレッサ、車外
    側熱交換器及び車内側熱交換器を備えた冷暖房サイクル
    と、 ラジエータを有するラジエータ流路に並列接続されるヒ
    ータコア流路に設けたヒータコアとからなる車両用空調
    装置において、 前記ヒータコア流路のヒータコアの上流側にエンジンオ
    イルを冷却するオイルクーラーを設ける一方、 前記ヒータコアと並列にヒータコアバイパス流路を接続
    し、 前記熱交換媒体流路を流動する熱交換媒体と、前記ヒー
    タコアバイパス流路を流動するエンジン冷却水との間の
    熱交換を行う補助熱交換器を設けたことを特徴とする車
    両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記オイルクーラーと並列にオイルクー
    ラーバイパス流路を接続し、 前記オイルに所望の粘度が得られない場合、オイルをオ
    イルクーラーバイパス流路に迂回させるオイルバイパス
    手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用
    空調装置。
  3. 【請求項3】 前記補助熱交換器へのエンジン冷却水の
    流量を調整する流量調整手段と、 前記コンプレッサからの熱交換媒体の吐出圧力を検出す
    る圧力検出手段と、 前記コンプレッサが駆動条件を満足しているか否かを、
    前記圧力検出手段での検出圧力に基づいて判断し、当該
    駆動条件を満足するように、前記流量調整手段により補
    助熱交換器への流量を調整する制御手段とを設けたこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記ラジエータ流路と並列にラジエータ
    バイパス流路を接続し、 該ラジエータバイパス流路にエンジン冷却水の温度を検
    出する水温検出手段を設けると共に、 前記ヒータコアへの流量を調整する第2の流量調整手段
    を設け、 前記制御手段により、前記圧力検出手段での検出圧力に
    基づいて車内側熱交換器の暖房能力を推測し、該推測結
    果と、エンジン冷却水温度の変化とに基づいて、送風温
    度が大きく変動しないようにヒータコアへの流量を調整
    した後、水温検出手段での検出温度に基づいてヒータコ
    アに所望の暖房能力が得られると判断すれば、コンプレ
    ッサの駆動を停止することを特徴とする請求項3に記載
    の車両用空調装置。
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