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JP2000206394A - レンズ装置及びこれを使用する電子カメラ - Google Patents

レンズ装置及びこれを使用する電子カメラ

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Publication number
JP2000206394A
JP2000206394A JP11247587A JP24758799A JP2000206394A JP 2000206394 A JP2000206394 A JP 2000206394A JP 11247587 A JP11247587 A JP 11247587A JP 24758799 A JP24758799 A JP 24758799A JP 2000206394 A JP2000206394 A JP 2000206394A
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JP
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drive
zoom
stepping motor
lens
drive mode
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JP11247587A
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Naoki Fujii
尚樹 藤井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】要求される駆動条件に応じて効率的なレンズ鏡
枠の駆動制御を行ない、消費電力の低減化に寄与し得る
レンズ装置とこれを使用する電子カメラを提供する。 【解決手段】レンズ鏡筒1内にあって収納状態となる収
納位置と撮影可能状態となる撮影準備位置との間の収納
区間と撮影準備位置を含み変倍動作が実行されるズーム
区間とを移動し撮影光学系を保持する複数のレンズ鏡枠
と、複数のレンズ鏡枠を移動させるステッピングモータ
26と、複数のレンズ鏡枠を収納位置から撮影準備位置
まで移動させる繰出動作時とレンズ鏡枠をズーム区間内
の任意の位置から上記収納位置へと移動させる収納動作
時にはステッピングモータを第1の駆動モードによって
駆動制御し、レンズ鏡枠をズーム区間内において移動さ
せるズーム動作時には、ステッピングモータを第1の駆
動モードよりも低い電流で動作させる第2の駆動モード
で駆動制御する駆動制御手段8とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レンズ装置及び
これを使用する電子カメラ、詳しくは沈胴式のズームレ
ンズをステッピングモータにより駆動するレンズ装置
と、このレンズ装置を具備してなる電子カメラに関する
ものであって、特に電子カメラにおけるレンズ鏡枠の駆
動制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、写真撮影用フイルムを使用して写
真撮影等を行なうカメラや、撮像素子等を利用して電気
的な画像信号を生成し、この画像信号を記録媒体等に記
録するようにした電子カメラ等(以下、両者をカメラ等
と総称する)においては、携帯して使用するのに至便な
ようにカメラ本体の小型化が望まれている。
【0003】また、その一方で自動焦点調節装置(オー
トフォーカス装置=AF装置)の高精度化や撮影レンズ
として使用されるズームレンズの高倍率化等、より一層
の高機能化が要求されている。
【0004】そこで、従来のカメラ等においては、カメ
ラ本体の小型化及び高機能化を両立させるための様々な
工夫がなされている。例えばカメラの不使用時には、撮
影レンズを保持する複数のレンズ鏡枠を収納した撮影レ
ンズ鏡筒(なお、撮影レンズがズームレンズである場合
にはズームレンズ鏡筒ともいう)をカメラ本体の内部に
収納するようにして携帯時の小型化を図る一方、カメラ
の使用時には、同レンズ鏡筒をカメラ本体の前面に向け
て繰り出させると共に、このレンズ鏡筒内の複数のレン
ズ鏡枠を所定の位置にそれぞれ移動させることで変倍動
作(ズーム動作)や自動焦点調節動作(AF動作)を実
現するいわゆる沈胴式のズームレンズ装置等を備えてな
るものが一般的に実用化されている。
【0005】この沈胴式のズームレンズ装置等において
は、レンズ鏡枠がカメラ本体の内部に収納された状態と
なる収納位置と、レンズ鏡枠がカメラ本体の前面から突
出するように繰り出されて撮影が可能となる状態の撮影
準備位置との間を移動する収納区間と、撮影準備位置を
始点とする撮影動作時におけるレンズ鏡枠の移動区間、
即ちズーム動作のために所定のレンズ鏡枠が移動し得る
ズーム区間との二つの移動区間において、レンズ鏡枠が
移動されるように構成されている。
【0006】このようにレンズ鏡枠の移動区間が、大き
く分けて二つの異なる動作を行なうように構成した場
合、即ち主にズーム動作を行なうズーム区間(又はズー
ム領域ともいう)と、レンズ鏡筒をカメラ本体内部に収
納するための収納区間とを有して構成される場合には、
両区間においてレンズ鏡枠を駆動させるために要求され
る要件がそれぞれ異なるものになる。
【0007】通常の場合、ズーム区間におけるレンズ鏡
枠の移動は、主に撮影動作のためになされる移動である
ので、より高精度な移動精度が要求される。これに反し
て、収納区間では、高い精度は要求されない代わりに、
より迅速な動作が要求され、高速かつ確実な移動によっ
て素早くレンズ鏡枠(鏡筒)を収納位置へと移動させる
必要がある。このことから、各移動区間に応じて最適と
なる駆動条件でレンズ鏡枠の駆動制御を行なうことが望
ましい。
【0008】このような点を考慮して、例えば特許番号
第2702474号によって開示されているレンズ駆動
装置では、ズーム区間とそれ以外の区間とでズームレン
ズの駆動速度を変化させるようにしている。つまりズー
ム区間では、ズームレンズの駆動速度を低速で駆動する
ように制御する一方、非ズーム区間では、ズームレンズ
の駆動速度を高速で駆動する制御を行なうようにしてい
る。
【0009】これによれば、非ズーム区間でのズームレ
ンズの移動を高速化したことによって、装置の可動状態
から収納状態への切り換え時間の短縮を実現することが
できるというものである。
【0010】このように、上記特許番号2702474
号に開示されている手段では、ズーム区間とそれ以外の
移動区間とでそれぞれ要求されるズームレンズの駆動速
度に着目して、ズーム区間とそれ以外の移動区間におけ
るズームレンズの駆動条件を変更するように制御してい
るのである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、通常の沈胴
式のズームレンズ装置においては、駆動速度以外にも、
以下に示すような駆動条件が要求されることがある。通
常の場合、レンズ鏡枠の収納区間においては、レンズ鏡
枠を移動させるカム等からなる機構を工夫することによ
って、比較的高速で動作させるようにする手段が多く用
いられる。また、レンズ鏡枠を保持するレンズ鏡筒等に
対しては、不測の外力が加わることも考えられる。した
がって、レンズ鏡筒を収納する収納区間における駆動制
御を実行するには、十分な駆動トルクが要求されること
になる。
【0012】また、ズーム区間においては、高精度にズ
ーム倍率を調整するために、より細かいステップでの移
動が不可欠になると共に、所定のレンズ鏡枠を所定の位
置に確実に位置決めさせるためにも、より高精度な駆動
制御が要求されることとなる。
【0013】さらに、例えば電子カメラ等においては、
撮影動作時に消費電力が比較的大きな撮影系に関する電
気回路等を動作させる必要があるため、撮影動作時に
は、撮影系以外の他の電気回路系によって消費される電
力を低く抑える必要性がある。
【0014】したがって、このためには消費電力が比較
的大きく、撮影動作時に頻繁に利用されるズーム動作に
関する駆動電流を低減させることができれば、高い省電
力効果が期待される。そこで、撮影動作時におけるズー
ム動作に関する駆動電流の低減化は、近年、特に望まれ
ている機能であると言える。
【0015】ところで、上述したようにレンズ鏡枠を保
持するレンズ鏡筒等に対して意図しない不測の外力が加
わること、例えば図9の模式図に示すように撮影時に前
玉鏡枠102に外力Fが作用すると、カメラ本体101
の内部に向けて同鏡枠102が移動しててしまい、前玉
鏡枠102の配置されるべき本来の位置からずれてしま
うことがあり得る。
【0016】従来においては、レンズ鏡枠や駆動用のカ
ムに位置検出用のエンコーダを設け、このエンコーダと
駆動用DCモータとを組み合わせたいわゆるクローズド
ループのレンズ鏡筒駆動方式を採用することで、上述の
ような外力Fによる位置ずれの問題を解決していた。こ
れによれば、外力等によってレンズ鏡枠の位置が変化し
てもエンコーダによって位置の変化を検出できるので、
これを修正することができるのである。
【0017】レンズ鏡枠の異常動作に対応したレンズ鏡
筒の例としては、例えば特開平6−347683号公報
・特開平7−218807号公報・特開平9−2302
15号公報等に開示されているものがあり、これらの技
術手段は、いずれもレンズ鏡枠の位置検出用のエンコー
ダ出力を利用して異常動作を検出するようにしている。
【0018】また、レンズ鏡枠の駆動方式としては、上
述のようなDCモータとエンコーダとを組み合わせたも
のよりも、駆動パルスで制御するステッピングモータを
駆動源として用いた駆動方式の方がコスト的にも占有空
間の上からも有利であることはよく知られている。例え
ば特開平5−188267号公報等に開示されている手
段では、レンズ鏡枠の駆動源としてステッピングモータ
を用いており、基準位置(ホームポジション)の検出を
行なうための検出手段としてフォトセンサを利用するよ
うにしている。
【0019】一方、レンズ鏡枠等を駆動する駆動速度等
の駆動条件は、モータ等の駆動源と密接な関係にある。
したがって、各種の駆動条件に確実に適応させて駆動源
の制御を行なうためには、駆動源の限定が不可欠であ
る。通常の場合、カメラ等におけるレンズ鏡筒の駆動源
としては、エンコーダ等の部材が不要となるステッピン
グモータ等が従来より一般的に広く利用されている。
【0020】ここで、一般的なステッピングモータの駆
動方法について、簡単に説明する。通常のステッピング
モータの駆動方法には、一般的に図10に示す1相励磁
駆動と、図11に示す2相励磁駆動と、図12に示す1
−2相励磁駆動等があり、さらにマイクロステップ駆動
(図示せず)等、種々の駆動方法がある。
【0021】1相励磁駆動は、図10で示すようにA相
とB相のコイルに交互に通電を繰り返す駆動形式であ
る。したがって低消費電力での駆動が可能である一方、
駆動トルクは、比較的低い駆動方式であるという特徴が
ある。
【0022】また、2相励磁の場合には、ロータの磁極
は、ステータの隣接する二つの磁極の中間に対向するよ
うに移動するが、一回の磁極の変化で回転する回転量
は、1相励磁の場合と同じである。この2相励磁は、図
11で示すようにA相とB相のコイルに同時に通電をす
る駆動形式である。したがって2相励磁の場合には、モ
ータが停止している状態を保持するために、常にステー
タを励磁する必要がある。このことから2相励磁は、1
相励磁に比べて消費電力を多く必要とする反面、1相励
磁に比べて高い駆動トルクでの駆動を行なうことがで
き、より高速な移動を実現し得るという特徴がある。
【0023】そして、1−2相励磁の場合には、1相励
磁と2相励磁とを繰り返すようになっているので、例え
ばステータの磁極に対向する位置から回転が開始する
と、次の磁極の変化によってステータの隣接する二つの
磁極の中間に移動し、さらに次の磁極の変化で隣の磁極
に対向する位置にロータが移動する。これによってステ
ータの一回の磁極の変化により得られる回転量は、1相
励磁や2相励磁の場合の2分の1相当の回転量となる。
したがって1−2相励磁では、1相励磁や2相励磁の場
合に比べて、磁極変化の一回当たりの回転量を少なくす
ることができるので、より微細な駆動を行なうことがで
き、より高精度の位置決め精度を確保し得るという特徴
があると共に、低振動化・低騒音化することができる利
点がある。
【0024】また、マイクロステップ駆動は、さらに電
気的に微細なステップ角を実現することのできる駆動方
法であって、1−2相励磁の場合より以上に、高精度な
位置決め精度を確保し得ると共に、低振動化・低騒音化
に寄与し得るという特徴がある。
【0025】このようにステッピングモータを利用する
場合には、要求される駆動条件に応じてステッピングモ
ータの駆動方式を切り換えるように制御すれば、より効
率的にレンズ鏡枠を移動させることができ、極めて至便
である。
【0026】ところで、インナーフォーカスタイプのズ
ームレンズ鏡筒においては、外力による前玉鏡枠のずれ
に対して最も問題になるのが、ズームレンズとフォーカ
スレンズとの位置関係である。従来の銀塩カメラでよく
用いられる合焦方式によると、ズームレンズの位置と測
距した距離情報とによってフォーカスレンズの位置を決
定するようにしていることから、上述のように前玉鏡枠
が本来の位置からずれることは許されない。したがっ
て、従来の手段においては、エンコーダによるレンズ鏡
枠の位置を検出し、これを常に所定の位置となるように
管理することは不可欠な問題である。
【0027】また、従来の電子カメラやビデオムービー
等においては、合焦状態を距離情報によらずに撮像素子
により取得される信号の高周波成分を検出して行なうよ
うにしたいわゆるコントラスト合焦方式を採用したもの
が一般的であるが、この合焦手段を用いたものでは、ズ
ームレンズとフォーカスレンズとの位置関係に厳密さが
要求されないことも知られている。
【0028】ところが、上述のように従来の電子カメラ
等において、コントラスト合焦方式を採用したもので
は、外力等による前玉鏡枠のずれが僅かであれば、撮影
動作には、特に支障はないのでエンコーダを設ける必要
性がない。しかしながら、レンズ鏡枠を移動させるため
の駆動源としてステッピングモータを使用するもので
は、前玉鏡枠のずれ量がある程度以上大きくなった場合
に、これを修正するには、レンズ鏡枠が基準位置(ホー
ムポジション)に戻った時に行なうことができるのみで
ある。このために、例えば撮影者が撮影動作の実行中に
使用しているカメラにおけるレンズ鏡枠のうちの前玉鏡
枠が大きく位置ずれしていた場合には、この位置ずれ状
態となっていることを知らずにそのまま撮影を続けてし
まう場合も考えられる。すると、次のような問題が生じ
ることになる。
【0029】即ち、ズームレンズとフォーカスレンズと
の間隔が本来あるべき間隔ではなくなってしまい、合焦
動作の実行中において移動するフォーカスレンズが隣接
するズームレンズ等に衝突してしまうことが考えられ
る。
【0030】また、合焦動作の完了後に、ズームレンズ
の位置とフォーカスレンズの位置との関係によって被写
体距離を算出し、この被写体距離に関する情報をストロ
ボ装置等を制御するためのカメラ制御情報としてに利用
する場合には、位置ずれが大きいと、カメラ制御情報の
誤差が大きくなってしまい、よって画質を劣化させるこ
とにもなりかねない。
【0031】上述のような問題があるために、従来の電
子カメラ等において適用される前玉鏡枠を進退自在に設
けたズームレンズ鏡筒では、ステッピングモータを駆動
源とした鏡筒駆動構造をエンコーダを使用しないような
構成とすることは困難であると考えられる。
【0032】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、レンズ鏡枠をカ
メラ本体の内部へと移動させる収納動作時には、レンズ
鏡枠をより迅速に移動させるような駆動制御を行なうと
共に、撮影動作中のズーム動作時には、レンズ鏡枠をよ
り高精度に移動させ得る駆動制御を行なうことによっ
て、要求される駆動条件に応じて効率的な駆動制御を実
現し、これによって装置全体の消費電力の低減化に寄与
することのできるレンズ装置を提供することにある。
【0033】また、本発明は、特に電子カメラ等におけ
るレンズ鏡枠を移動させるための駆動源として利用され
るステッピングモータの駆動制御を、複数の駆動方法
(駆動モード)に応じて最適に行なうことによって、消
費電力の低減化に寄与し得るレンズ装置を備え、これに
よって良好な使用感と操作性とを共に取得し得る電子カ
メラを提供することを目的とする。
【0034】そして、本発明は、レンズ鏡枠に加えられ
た外力等によって被写体側にあるレンズ鏡枠の位置ずれ
が発生したような場合にも、この位置ずれを自動的にず
れ補正処理によって解決し、かつ撮影動作の続行を可能
とする小型で、低コストのズームレンズ鏡筒を有するカ
メラを提供することを目的とする。
【0035】さらに、本発明は、動画像データと静止画
像データとを生成し記録し得る電子カメラにおいて、動
画撮影動作の実行中におけるズーム動作と、静止画撮影
動作の実行中におけるズーム動作とを、異なる駆動モー
ドで駆動制御することで、動画撮影動作の実行中にズー
ム駆動に伴うモータ等の駆動音等のノイズ成分が同時に
記録されてしまうことを抑えると共に、振動を抑えて良
好な動画像データを記録し得ると共に、静止画像データ
の記録をも快適に実行し得る電子カメラを提供すること
を目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明によるレンズ装置は、レンズ鏡筒内にあ
って、収納状態となる収納位置と撮影可能状態となる撮
影準備位置との間の収納区間と、上記撮影準備位置を含
み変倍動作が実行されるズーム区間とを移動し、撮影光
学系を保持する複数のレンズ鏡枠と、上記複数のレンズ
鏡枠を移動させるステッピングモータと、上記複数のレ
ンズ鏡枠を上記収納位置から上記撮影準備位置まで移動
させる繰出動作時と、上記レンズ鏡枠を上記ズーム区間
内の任意の位置から上記収納位置へと移動させる収納動
作時には、上記ステッピングモータを第1の駆動モード
によって駆動制御し、上記レンズ鏡枠を上記ズーム区間
内において移動させるズーム動作時には、上記ステッピ
ングモータを上記第1の駆動モードよりも低い電流で動
作させる第2の駆動モードで駆動制御する駆動制御手段
とを備えてなることを特徴とする。
【0037】また、第2の発明は、上記第1の発明によ
るレンズ装置において、上記駆動制御手段は、上記第1
の駆動モードでは、上記ステッピングモータを2相励磁
で駆動制御し、上記第2の駆動モードでは、上記ステッ
ピングモータを1−2相励磁又はマイクロステップ駆動
で駆動制御することを特徴とする。
【0038】そして、第3の発明による電子カメラは、
撮影光学系により結像された被写体像を光電変換して画
像信号を生成する電子的撮像手段と、この電子的撮像手
段により生成された画像信号に対して所定の処理を施し
て所定の形態に変換する画像処理手段と、この画像処理
手段からの出力を画像データとして記録する記録手段と
を備えた電子カメラにおいて、レンズ鏡筒内にあって、
レンズ鏡枠が収納される状態となる収納位置と撮影可能
となる位置である撮影準備位置との間の収納区間と上記
撮影準備位置を含み変倍動作が実行されるズーム区間と
に移動し、撮影光学系を保持する複数のレンズ鏡枠と、
この複数のレンズ鏡枠を移動させるステッピングモータ
と、上記ステッピングモータの駆動力をレンズ鏡枠に伝
達する伝達手段と、上記複数のレンズ鏡枠が上記収納位
置から上記撮影準備位置まで移動する繰出動作時と、上
記レンズ鏡枠が上記ズーム区間内の任意の位置から上記
収納位置へと移動する収納動作時には、上記ステッピン
グモータを第1の駆動モードによって駆動制御し、上記
レンズ鏡枠が上記ズーム区間内で移動するズーム動作時
には、上記ステッピングモータを上記第1の駆動モード
よりも低い電流で動作させる第2の駆動モードによって
駆動制御する駆動制御手段とを備えてなることを特徴と
する。
【0039】第4の発明は、上記第3の発明による電子
カメラにおいて、上記駆動制御手段は、上記第1の駆動
モードでは、上記ステッピングモータを2相励磁で駆動
制御し、上記第2の駆動モードでは、上記ステッピング
モータを1−2相励磁又はマイクロステップ駆動で駆動
制御することを特徴とする。
【0040】第5の発明は、上記第3の発明による電子
カメラにおいて、上記レンズ鏡枠の繰出動作時及び収納
動作時には、上記電子的撮像手段への電源供給を行わな
いように制御する制御手段を、さらに備えてなることを
特徴とする。
【0041】第6の発明は、上記第5の発明による電子
カメラにおいて、上記駆動制御手段は、上記第1の駆動
モードでは、上記第2の駆動モードよりも高い駆動電圧
によって上記ステッピングモータを駆動制御することを
特徴とする。
【0042】第7の発明による電子カメラは、撮影光学
系により結像された被写体像を光電変換して画像信号を
生成する電子的撮像手段と、この電子的撮像手段により
生成された画像信号に対して所定の処理を施して所定の
形態に変換する画像処理手段と、この画像処理手段から
の出力を画像データとして記録する記録手段とを備えた
電子カメラにおいて、レンズ鏡筒内にあって、上記撮影
光学系を保持する複数のレンズ鏡枠からなり、少なくと
も1つのレンズ鏡枠がカメラ本体の前面より突出して進
退駆動されるレンズ鏡枠と、上記複数のレンズ鏡枠を移
動させるパルス駆動のステッピングモータと、上記ステ
ッピングモータの駆動力をレンズ鏡枠に伝達する伝達手
段と、上記ステッピングモータの駆動制御を行ない、上
記レンズ鏡枠の位置を制御する制御手段と、上記レンズ
鏡枠のズーム位置を検出する複数の位置検出手段とを備
えてなることを特徴とする。
【0043】第8の発明は、上記第7の発明による電子
カメラにおいて、上記伝達手段は、カム部材であり、上
記複数の位置検出手段は、上記カム部材の変位を検出す
ることによって上記レンズ鏡枠のズーム位置を検出する
ことを特徴とする。
【0044】第9の発明は、上記第7の発明又は上記第
8の発明による電子カメラにおいて、上記ステッピング
モータを駆動する駆動パルス信号からズーム位置情報を
算出する算出手段と、ズーミング動作中に上記算出手段
により算出されたズーム位置情報を上記複数の位置検出
手段の出力に応じて補正する補正手段とを、さらに備え
てなることを特徴とする。
【0045】第10の発明は、上記第8の発明による電
子カメラにおいて、上記カム部材は、円筒部の周上にカ
ム溝が形成されたカム筒であり、上記複数の位置検出手
段は、上記カム筒の円筒部の円周上の周方向に沿うよう
に配置されていることを特徴とする。
【0046】第11の発明は、上記第2の発明によるレ
ンズ装置において、上記駆動制御手段は、上記第1の駆
動モードでは、上記第2の駆動モードよりも高い駆動周
波数によって上記ステッピングモータを駆動制御するこ
とを特徴とする。
【0047】第12の発明は、上記第4の発明による電
子カメラにおいて、上記駆動制御手段は、上記第1の駆
動モードでは、上記第2の駆動モードよりも高い駆動周
波数によって上記ステッピングモータを駆動制御するこ
とを特徴とする。
【0048】第13の発明は、上記第2の発明によるレ
ンズ装置において、上記駆動制御手段は、電源がオフ状
態にされたときには、上記ステッピングモータを2相励
磁で駆動制御することを特徴とする。
【0049】第14の発明は、上記第4の発明による電
子カメラにおいて、上記駆動制御手段は、電源がオフ状
態にされたときには、上記ステッピングモータを2相励
磁で駆動制御することを特徴とする。
【0050】第15の発明による電子カメラは、撮影光
学系により結像された被写体像を光電変換して画像信号
を生成する電子的撮像手段と、この電子的撮像手段によ
り生成された画像信号に対して所定の処理を施して所定
の形態に変換する画像処理手段と、この画像処理手段か
らの出力を画像データとして記録する記録手段とを備
え、動画像データと静止画像データとを生成し記録し得
る電子カメラにおいて、レンズ鏡筒内にあって、レンズ
鏡枠が収納される状態となる収納位置と撮影可能となる
位置である撮影準備位置との間の収納区間と上記撮影準
備位置を含み変倍動作が実行されるズーム区間とに移動
し、撮影光学系を保持する複数のレンズ鏡枠と、この複
数のレンズ鏡枠を移動させるステッピングモータと、上
記ステッピングモータの駆動力をレンズ鏡枠に伝達する
伝達手段と、上記複数のレンズ鏡枠が上記収納位置から
上記撮影準備位置まで移動する繰出動作時と、上記レン
ズ鏡枠が上記ズーム区間内の任意の位置から上記収納位
置へと移動する収納動作時及び静止画像の撮影動作時に
は、上記ステッピングモータを第1の駆動モードによっ
て駆動制御し、上記レンズ鏡枠が上記ズーム区間内で移
動するズーム動作時及び動画像の撮影動作時には、上記
ステッピングモータを上記第1の駆動モードよりも低い
電流で動作させる第2の駆動モードによって駆動制御す
る駆動制御手段とを備えてなることを特徴とする。
【0051】第16の発明は、上記第15の発明による
電子カメラにおいて、上記駆動制御手段は、上記第1の
駆動モードでは、上記ステッピングモータを2相励磁で
駆動制御し、上記第2の駆動モードでは、上記ステッピ
ングモータを1−2相励磁又はマイクロステップ駆動で
駆動制御することを特徴とする。
【0052】第17の発明は、上記第15の発明による
電子カメラにおいて、上記駆動制御手段は、上記第1の
駆動モードでは、上記ステッピングモータを1−2相励
磁で駆動制御し、上記第2の駆動モードでは、上記ステ
ッピングモータをマイクロステップ駆動で駆動制御する
ことを特徴とする。
【0053】第18の発明による電子カメラは、撮影光
学系により結像された被写体像を光電変換して画像信号
を生成する電子的撮像手段と、この電子的撮像手段によ
り生成された画像信号に対して所定の処理を施して所定
の形態に変換する画像処理手段と、この画像処理手段か
らの出力を動画像データ又は静止画像データとして記録
する記録手段とを備えた電子カメラにおいて、レンズ鏡
筒内にあって、レンズ鏡枠が収納される状態となる収納
位置と撮影可能となる位置である撮影準備位置との間の
収納区間と上記撮影準備位置を含み変倍動作が実行され
るズーム区間とに移動し、撮影光学系を保持する複数の
レンズ鏡枠と、この複数のレンズ鏡枠を移動させるステ
ッピングモータと、上記ステッピングモータの駆動力を
レンズ鏡枠に伝達する伝達手段と、静止画像の撮影動作
時には、上記ステッピングモータを第1の駆動モードに
よって駆動制御し、動画像の撮影動作時には、上記ステ
ッピングモータを上記第1の駆動モードよりも低い電流
で動作させる第2の駆動モードによって駆動制御する駆
動制御手段とを備えてなることを特徴とする。
【0054】第19の発明は、上記第18の発明による
電子カメラにおいて、上記駆動制御手段は、上記第1の
駆動モードでは、上記ステッピングモータを2相励磁で
駆動制御し、上記第2の駆動モードでは、上記ステッピ
ングモータを1−2相励磁又はマイクロステップ駆動で
駆動制御することを特徴とする。
【0055】第20の発明は、上記第18の発明による
電子カメラにおいて、上記駆動制御手段は、上記第1の
駆動モードでは、上記ステッピングモータを1−2相励
磁で駆動制御し、上記第2の駆動モードでは、上記ステ
ッピングモータをマイクロステップ駆動で駆動制御する
ことを特徴とする。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって
本発明を説明する。本発明の以下に示す実施形態は、撮
像素子等を利用して電気的な画像信号を取得するように
構成された電子カメラ(以下、カメラと略記する)を例
示している。
【0057】本発明の一実施形態のカメラは、図1のブ
ロック構成図に示すようにカメラ全体の動作が制御手段
としてのシステムコントローラ8によって制御される。
このシステムコントローラ8には、操作手段である操作
スイッチ群のうち撮影開始を指示する信号を発生させる
レリーズスイッチ(SW)11、ズーム動作のうちズー
ムアップ動作を指示する信号を発生させるズームアップ
スイッチ(SW)9、同様にズームダウン動作を指示す
る信号を発生させるズームダウンスイッチ(SW)1
0、電源供給の開始及び停止を指示する信号(パワーオ
ン信号及びパワーオフ信号)を発生させるパワースイッ
チ(SW)12等が電気的に接続されており、それぞれ
の操作出力信号が、システムコントローラ8に入力され
るようになっている。
【0058】本カメラにおいて、まずレリーズスイッチ
11によって撮影開始が指示されると、ズームレンズ鏡
筒1の撮影光学系を介して取り込まれた被写体像が撮像
素子であるイメージャ2によって電気信号に変換され、
撮像回路3において、この電気信号に対してサンプルホ
ールド等の画像処理が施され、その出力の画像信号は、
A/D変換回路4によりデジタル信号に変換される。次
いで、合焦回路7においてA/D変換回路4から出力さ
れるデジタル画像信号の高周波成分から撮影レンズの合
焦駆動のためのコントラスト情報を抽出し、システムコ
ントローラ8に出力される。
【0059】一方、A/D変換回路4から出力された画
像信号は、画像処理手段である画像処理回路13に出力
され、ここで各種の画像処理が施された後、バッファメ
モリ等のメモリ14に一時的に格納される。このメモリ
14に格納された画像信号は、必要に応じて表示回路1
5を介して液晶ディスプレイ等の表示手段(以下、単に
LCDという)16に出力され、これに画像として表示
される。また、圧縮伸長回路19に出力されて、記録に
適する圧縮処理が施された後、記録手段であるインター
フェース(I/F)17を介してメモリカードやフラッ
シュメモリ等の記録媒体18に出力され、これに記録さ
れる。なお、この記録媒体18に圧縮処理された形態で
記録された画像信号は、操作スイッチ群からの所定の指
示信号を受けて、I/F17を介して圧縮伸長回路19
に読み込まれ、ここで表示に適する伸長処理が施された
後、メモリ14に読み込まれ、されに表示回路15を介
してLCD16に表示出力されるようになっている。
【0060】なお、本実施形態において、イメージャ2
及び撮像回路3等からなるブロックは、複数のレンズ鏡
枠に保持される撮影レンズによって結像される被写体像
を光電変換して画像信号を生成する電子的撮像手段であ
る。また、この電子的撮像手段を少なくとも含み、さら
にA/D変換回路4及び合焦回路7等の構成部材により
形成されるブロックを、撮影ブロックと言うものとす
る。
【0061】システムコントローラ8は、フォーカスモ
ータ駆動回路6を介してズームレンズ鏡筒1に内蔵され
るフォーカスモータ29を駆動し、ズームレンズ鏡筒1
の合焦動作(AF動作)を行なわしめるようになってい
る。
【0062】また、撮影動作時において、レリーズSW
11の操作に先立ってズームアップSW9又はズームダ
ウンSW10が操作された場合には、システムコントロ
ーラ8は、入力されたズーム動作指示に基づいてズーム
モータ駆動回路5を介してズームレンズ鏡筒1に内蔵さ
れるズームモータ26を駆動し、撮影光学系の変倍動作
(ズーム動作)を行なう駆動制御回路の役目もしてい
る。
【0063】そして、システムコントローラ8には、電
源回路41を介して駆動電源である電池42が電気的に
接続されている。この電源回路41は、システムコント
ローラ8の制御によって本カメラの各内部回路に給電を
行なっている。
【0064】上記ズームレンズ鏡筒1は、図1に示すよ
うに1群レンズ22、2群レンズ23、3群レンズ2
4、4群レンズ25等の撮影光学系と、1群レンズ22
を保持する1群レンズ枠21と、変倍動作(ズーム動
作)を行なわしめるズームカム枠27と、このズームカ
ム枠27を駆動させるズームモータ26と、合焦動作
(AF動作)を行なわしめるために撮影レンズ系の所定
のレンズ群を光軸Oに沿う方向に移動させるフォーカス
モータ29と、このフォーカスモータ29等を保持する
補助枠28と、位置検出手段であるフォトリフレクタ;
PR(A)31及びフォトリフレクタ;PR(B)32
等の各部材によって構成されている。
【0065】このズームレンズ鏡筒1について、さらに
詳しく説明する。図2は、本実施形態のカメラのズーム
レンズ鏡筒を示す斜視図である。
【0066】ズームレンズ鏡筒1は、本ズームレンズ鏡
筒1をカメラ本体(図示せず)の前面に固定支持する固
定枠30と、複数のレンズ群(22,23,24,2
5)等(図2では一部図示せず。図1参照)からなる上
記撮影光学系と、ズーム駆動源としてのステッピングモ
ータ等からなるズームモータ26(図2では図示せず。
図1参照)と、このズームモータ26により駆動される
伝達手段であって固定枠30に回動自在に支持され1群
レンズ枠21、2群レンズ23、3群レンズ24及び補
助枠28等を光軸Oに沿う方向に進退可能に支持するカ
ム部材であるズームカム枠27と、4群レンズ25(図
1参照)を光軸Oに沿う方向に移動させ合焦動作を行な
うフォーカスモータ29(図2では図示せず。図1参
照)と、このフォーカスモータ29等が取り付けられ、
4群レンズ25を光軸Oに沿う方向に進退自在に支持す
るフォーカス駆動用の補助枠28(図2では図示せず。
図1参照)と、上記ズームカム枠27の回動状態を検出
することによってズームカム枠27のカム溝27aに係
合するカムピンの位置を検出する位置検出手段である二
つのPR(A)31,PR(B)32等によって構成さ
れている。
【0067】なお、上記1群レンズ22は、最も被写体
側に配置され、撮影動作時にカメラ本体から前面に向け
て突出するように配置され、1群レンズ枠21に保持さ
れているものである。また、2群レンズ23、3群レン
ズ24、フォーカスレンズである4群レンズ25等は、
ズームカム枠27の内部に収容されている。
【0068】上記PR(A)31及びPR(B)32
は、固定枠30の外周面上の同一周方向に沿って並べて
配置されている。これらPR(A)31及びPR(B)
32の通過経路にそれぞれ対向する位置であって、ズー
ムカム枠27の外周面上の所定の位置には、光軸Oと直
交する方向に沿って反射部材である検出パターン(A)
33及び検出パターン(B)34が並べて貼り付けられ
ている。そして、検出パターン(A)33は、検出パタ
ーン(B)34よりも検出期間が長くなるように形成さ
れていて、かつ検出パターン(A)33の長さがPR
(A)31・PR(B)32の間隔よりも長くなるよう
に設定されている。
【0069】したがって、検出パターン(A)33及び
検出パターン(B)34の反射光をPR(A)31及び
PR(B)32が受光すると、同PR(A)31及びP
R(B)32のそれぞれから出力信号が検出されること
になる。これによってズームカム枠27の位置、即ちズ
ームレンズ鏡筒1が沈胴区間及びズーム区間において移
動した際に、どの位置にあるかを検知することができる
ようになっている(図4参照)。
【0070】ズームカム枠27は、略円筒形状からな
り、その外周部には、1群レンズ枠21が摺動自在に嵌
合している。また、ズームカム枠27には、周面上の所
定の位置に所定の形状からなるカム溝27aが穿設され
ていて、このカム溝27aには、1群レンズ枠21の内
周側に向けて突設された駆動ピンが嵌入している。さら
に、1群レンズ枠21は、固定枠30の突出腕部30a
の内面側に設けられている直進ガイド溝によって光軸O
に沿う方向に直進ガイドされるようになっている。した
がって、ズームカム枠27がズームモータ26によって
回動されると、これを受けて1群レンズ枠21は、光軸
Oに沿う方向に進退駆動され、ズームレンズ鏡筒を沈胴
区域の最後端位置(収納位置又は沈胴位置)からズーム
区間の最先端位置(最大望遠(テレ)位置)までの間で
移動する。
【0071】そして、ズームカム枠27の内部には、2
群レンズ23と3群レンズ24と補助枠28とが光軸方
向に進退自在に保持されており、ズームカム枠27がズ
ームモータ26によって回動されることで、上記2群レ
ンズ23、3群レンズ24、補助枠28等の撮影系の各
部材が光軸Oに沿う方向に移動するようになっている。
【0072】また、ズーム動作時には、補助枠28の進
退移動に伴ってフォーカスモータ29も一体的に移動
し、同時にフォーカスモータ29が所定のトラッキング
カーブにしたがって回転駆動することによって、4群レ
ンズ25は各ズーム位置における合焦位置に移動する。
【0073】図3は、本カメラにおけるズームレンズ鏡
筒において、沈胴位置からワイド端位置(撮影準備位置
でもある)を経てテレ端位置に到る際の各レンズ群の繰
り出し位置関係を概念的に示す図である。
【0074】図3において沈胴位置とは、ズームレンズ
鏡筒1がカメラ本体の内部に完全に収納された状態にあ
るときの位置であって、沈胴区間の最後端位置を示すも
のである。またワイド端(位置)及びテレ端(位置)
は、カメラが撮影可能状態にあるときのズームレンズ鏡
筒1の移動範囲、即ちズーム区間における両端位置を示
し、撮影レンズの変倍率が広角寄りの最端位置をワイド
端と言い、望遠よりの最端位置をテレ端と言うものとし
ている。なお、ワイド端は、撮影準備位置であって、沈
胴区間における前端側の最端位置でもある。
【0075】図3に示すようにズームレンズ鏡筒1が沈
胴位置からワイド端(撮影準備位置)に移動するときに
は、1群〜4群レンズ22〜25が所定の位置に繰り出
され、ワイド端において本カメラは撮影準備状態とな
る。
【0076】また、ワイド端からテレ端までの区間で
は、1群及び3群レンズ22・24が繰り出され、光軸
Oに沿う方向に移動することで変倍動作(ズーム動作)
がなされる。これに応じて4群レンズ25も所定の範囲
で同方向に繰り出され移動する。この4群レンズ25
は、図3において斜線で示す範囲内、即ちフォーカス移
動範囲内を移動することによって焦点調節動作(AF動
作)がなされる。
【0077】なお、4群レンズ25の繰り出し位置は、
被写体距離と変倍率によって決定される。つまり、図3
における最至近カーブ及び無限遠カーブで示されるよう
に、同一の被写体距離に対する4群レンズ25の繰り出
し位置は、変倍率に応じて変化する。
【0078】また、上述したようにPR(A)31及び
PR(B)32は、検出パターン(A)33及び検出パ
ターン(B)34に対向する位置に配置されると、それ
ぞれが検出パターン(A)33及び検出パターン(B)
34からの反射光を受光することになる。これを受けて
PR(A)31及びPR(B)32は、オン信号を発生
するようになっている。したがって、PR(A)31及
びPR(B)32のそれぞれの出力信号と、ズームカム
枠27の回動角に基づいてズームカム枠27が沈胴区間
とズーム区間のいずれの位置にあるかが検知されるよう
になっている。
【0079】図4は、PR(A)31及びPR(B)3
2の出力信号と、これによって検出し得るズーム区間内
の領域(ゾーン)を示す図である。つまり、本実施形態
においては、PR(A)31・PR(B)32及び検出
パターン(A)33・検出パターン(B)34の配置を
上述のように工夫することで、PR(A)31及びPR
(B)32によってズーム区間内の4つの領域(図4の
符号Z1〜Z4)を検出し得るようになっている。
【0080】本実施形態のカメラは、上述のような構成
を有しており、カメラ本体から突出するレンズ鏡枠の一
つである1群レンズ枠21に対して、例えば外力が作用
して1群レンズ枠21がカメラ本体側に向けて大きく移
動してしまった場合、あるいは、ズーム駆動中に1群レ
ンズ枠21に対して外力が作用することによりズームモ
ータ26が大きく脱調してしまったような場合には、シ
ステムコントローラ8に予め記憶されている本来のズー
ム位置データと実際に検出されるズームカム枠27のズ
ーム位置が異なることになる。例えばシステムコントロ
ーラ8による駆動指示が行なわれてズーム位置がテレ端
にあるべきときに、実際のズームカム枠27は、ワイド
端寄りの位置にあるような場合等には、システムコント
ローラ8の指示信号に基づいて規定されるズームカム枠
27の位置データと、PR(A)31及びPR(B)3
2によって検出されるズームカム枠27のズーム位置と
に差異が生じることがある。
【0081】そこで、本実施形態のカメラでは、このよ
うな場合には、ズームモータ26を駆動してズームカム
枠27をワイド端の所定の位置まで繰り込むように回動
させるようになっている。なお、上記PR(A)31及
びPR(B)32により検出されたズームカム枠27の
位置が沈胴区間である場合には、ワイド端の所定の位置
まで繰り出すようにする。これと同時に、システムコン
トローラ8のズーム位置データもワイド端を示すデータ
に書き換えるようにしている。これによって、外力等が
作用してズームカム枠27の位置に異常が発生した場合
には、そのズームカム枠27の位置の修正を行なうよう
にしている。
【0082】このように構成された上記一実施形態のカ
メラにおける撮影動作時の作用を、以下に説明する。
【0083】図5は、本実施形態のカメラにおける撮影
動作のシーケンスを示すフローチャートである。
【0084】まずステップS11において、本電子カメ
ラのシステムコントローラ8は、操作スイッチ群のうち
パワーSW12の状態を確認し、同パワーSW12がオ
ン状態にされたことを確認すると、次のステップS12
の処理に移行する。
【0085】ステップS12において、撮影準備処理の
サブルーチン、即ちズームレンズ鏡筒1が沈胴位置から
撮影準備位置(ズーム区間のワイド端位置)へと繰り出
されて、本電子カメラを撮影準備状態とする処理(レン
ズ繰り出しの処理)が実行される。
【0086】次いでステップS13において、システム
コントローラ8は、PR(B)32の出力信号の状態を
監視し、PR(B)32からのオン信号が検出された場
合には、次のステップS15の処理に進む。なおステッ
プS13において、PR(B)32からのオン信号が検
出されない場合には、ステップS14の異常処理のサブ
ルーチン(図8参照)を実行した後、ステップS15の
処理に進む。
【0087】ステップS15において、システムコント
ローラ8は、ズームモータ駆動回路5を介してズームモ
ータ26を所定の方向(ここでは正転方向)に回転駆動
して、ズームカム枠27を回転させる。すると、これを
受けて1群レンズ枠21等の複数のレンズ鏡枠が光軸O
に沿う方向に繰り出され、これに伴ってズームレンズ鏡
筒1が繰り出される。このときズームモータ26は、シ
ステムコントローラ8によって第1の駆動モードである
2相励磁駆動で駆動制御される。そして、ズームレンズ
鏡筒1が撮影準備位置まで移動すると、PR(A)31
の出力信号がオン状態になる。
【0088】つまりシステムコントローラ8は、PR
(A)31の出力信号の状態を監視しており、ステップ
S16においてPR(A)31からのオン信号が検出さ
れるまで、上述のステップS15以降の処理を繰り返し
実行する。そして上述のステップS16において、PR
(A)31からのオン信号が検出されると、次のステッ
プS17の処理に進む。このステップS17において、
システムコントローラ8は、電源回路41を制御して、
撮影ブロックへの電源供給を開始する(撮影ブロックの
電源をオン状態とする)。
【0089】このようにして撮影ブロックへの電源供給
が開始されることで、実際の撮影を行なうことができる
状態、即ち撮影準備状態が整うこととなる。この状態に
おいて撮影者は、任意に操作スイッチ群を操作して所望
の動作を実行する。
【0090】例えば、ステップS18におけるズーム処
理のサブルーチンは、ズームアップSW9又はズームダ
ウンSW10を操作することによって実行され、これに
より所望のズーム動作が行なわれる(図7参照)。
【0091】このズーム動作時においては、次のような
処理がなされる。即ち駆動制御手段であるシステムコン
トローラ8がズームモータ駆動回路5を介してズームモ
ータ26を駆動制御することとなるが、このときズーム
モータ26は、第1の駆動モードよりも低い電流で動作
させる第2の駆動モードである1−2相励磁駆動又はマ
イクロステップ駆動によって駆動制御される。そして、
ズームダウンSW9及びズームダウンSW10とは異な
る操作スイッチが操作されることにより、このズーム処
理のサブルーチンを終了し、カメラは撮影待機状態(メ
インルーチン)に戻る(リターン)。
【0092】ここで、ズーム処理のシーケンスを、図7
のフローチャートによって、さらに詳しく説明する。
【0093】上述したように、ズームアップSW9又は
ズームダウンSW10からの指示信号によってズーム処
理のシーケンスに入ると、まずステップS21におい
て、ズームスイッチ、即ちズームアップSW9又はズー
ムダウンSW10の出力信号がオン状態であるかオフ状
態であるかを判別し、何れかのスイッチがオン状態であ
る場合には、ステップS22の処理に進み、何れのスイ
ッチもオフ状態である場合には、ステップS30の処理
に進む。
【0094】ステップS22において、ズームモードに
入り、次のステップS23において、ズームモータ26
のパルス駆動を開始する。続いてステップS24におい
て、出力された駆動パルス値Pを加算又は減算して、カ
ウントアップ又はカウントダウンを行なって、これを記
憶する。
【0095】次に、ステップS25において、システム
コントローラ8は、上述のステップS24で記憶した駆
動パルス値Pに対応するズーム位置データを算出する。
このズーム位置データは、ズームレンズ鏡筒1がその移
動範囲(沈胴位置からワイド端位置まで及びワイド端位
置からテレ端位置までの範囲)のうちのどの位置にある
かを示すデータであって、ズームカム枠27の回動角度
に対応するものである。このようにシステムコントロー
ラ8は、ズームモータ26(ステッピングモータ)を駆
動する駆動パルス値P(駆動パルス信号)からズーム位
置情報(データ)を算出する算出手段の役目をする。
【0096】ステップS26において、ズーム位置の正
常判断モードに入り、次のステップS27において、上
述の駆動パルス値Pと、システムコントローラ8に予め
記憶されている本来のズーム位置データに応じたパルス
値との比較を行なう。
【0097】ズームモータ26の駆動パルスは、基本的
にはステッピングモータの脱調等がない限り、実際のズ
ーム位置に対応するようになっている。
【0098】そこで、このステップS27においては、
ズームモータ26の駆動パルス値Pと、本来あるべきズ
ーム位置のパルス値とが合致しているか否かを、PR
(A)31及びPR(B)32の出力によって判別す
る。
【0099】なお、この判別は、PR(A)31又はP
R(B)32の出力信号のオン/オフ状態が切り換わる
とき(図4の符号C1・C2・C3・C4でそれぞれ示
す点に対応するズーム位置)にのみ行われる。
【0100】即ち、PR(A)31及びPR(B)32
の出力は、システムコントローラ8によって常に監視さ
れており、ズーム位置が図4の符号C1・C2・C3・
C4でそれぞれ示す位置になったときには、その時点に
おけるズームモータ26の駆動パルス値Pと、符号C1
・C2・C3・C4におけるズーム位置に対応する駆動
パルス値とが比較されるのである。
【0101】ここで、駆動パルス値Pと本来のズーム位
置に応じたパルス値とが一致する場合には、正常な状態
にあると判断されて、ステップS29の処理に進む。一
方、駆動パルス値Pと本来のズーム位置に応じたパルス
値とが一致しない場合には、ズーム駆動時にズームカム
枠27が、例えば外力等の作用によって動かされている
ものと考えられることから、正常な状態にはないものと
判断されて、ステップS28の処理に進む。
【0102】ステップS28では、システムコントロー
ラ8は、自身の内部に保存されるズーム位置データを、
PR(A)31及びPR(B)32によって検出された
ズーム位置データとなるように補正する。ここで、シス
テムコントローラ8は、ズーミング動作中に算出された
ズーム位置情報をPR(A)31及びPR(B)32
(位置検出手段)の出力に応じて補正する補正手段の役
目をする。その後、ステップS29の処理に進む。
【0103】次いで、ステップS29において、ズーム
モータ26を所定のパルス数以上で駆動したときに、P
R(A)31・PR(B)32の所定の出力があるか否
かの判別を行なう。ここで、PR(A)31及びPR
(B)32の所定の出力が出ていると判断された場合に
は、上述のステップS21の処理に戻る。
【0104】一方、PR(A)31及びPR(B)32
の出力が所定の出力にならない場合には、何らかの外力
等が1群レンズ枠21に作用し続けているものと判断さ
れてステップS31に進み、このステップS31におい
て、異常処理のサブルーチンがコールされる。
【0105】一方、上述のステップS21において、ズ
ームスイッチが何れもオフ状態であると判別された場合
は、上述したようにステップS30に進む。この場合に
は、このステップS30において、ズーム位置が前回の
判別時と変化がなければ、このズーム処理の一連のシー
ケンスを終了する(リターン)。
【0106】一方、このステップS30において、ズー
ム位置が前回の判別時と変化していると判断された場合
には、何らかの外力等が作用して1群レンズ枠21が移
動してしまったものと考えられる。したがって、ステッ
プS31に進み、異常処理のサブルーチンがコールされ
る。
【0107】ここで異常処理のサブルーチンについての
詳細を、図8に示すフローチャートによって説明する。
【0108】ステップS41において、フォーカスモー
タ29を駆動し、次いでステップS42において、4群
レンズ(フォーカスレンズ)25を所定の無限遠位置ま
で移動させる。この動作は、ズームレンズが正常な繰り
出し位置にないことが考えられることから3群レンズ2
4と4群レンズ25とが干渉してしまうことを防止する
ためになされる処理である。
【0109】次いで、ステップS43において、ズーム
モータ26を正転又は逆転させてズームカム枠27を所
定のズーム位置、即ちワイド端寄りの所定の位置まで移
動させる。即ち、このステップS43におけるズームモ
ータ26の駆動以前にズームカム枠27が沈胴区間にあ
る場合には、ズームモータ26を正転させてズームカム
枠27を所定の方向に回動させて、ワイド端位置となる
ように繰り出させる。また、同様にズームモータ26の
駆動以前にズーム区間にある場合には、ズームモータ2
6を逆転させてズームカム枠27を所定の方向に回動さ
せて、ワイド端位置となるように繰り込ませる。
【0110】次いで、ステップS44において、PR
(A)31及びPR(B)32の出力信号を確認するこ
とで、ズームカム枠27がワイド端位置に到達したか否
かを判別する。ここで、ズームカム枠27が、同位置に
到達したものと判断された場合には、次のステップS4
5の処理に進み、到達していないと判断された場合に
は、ステップS46の処理に進む。
【0111】ステップS46において、ズームモータ2
6が所定のパルス数以上の駆動を行なったか否かの確認
を行なう。そして、この場合において、既に所定のパル
ス数以上の駆動がなされたことが確認された場合には、
何らかの原因によってズーム動作が正常に行ない得ない
状態にあると判断され、所定のNG処理が実行される。
このNG処理としては、例えば警告表示等を行なって撮
影動作を中止させる等の一連の処理である。
【0112】一方、ステップS46において、いまだ所
定のパルス数の駆動がなされていない状態であると判断
された場合には、ステップS43の処理に戻り、以降の
処理を繰り返す。
【0113】ステップS45においては、ズーム位置デ
ータをワイド端位置に対応するデータとして記憶させる
初期化処理がなされる。こうして一連の異常処理が完了
し、ズーム処理のシーケンス、即ち図7のステップS2
1の処理に戻る。
【0114】また、図5のステップS19における撮影
処理は、レリーズSW11を操作することによって実行
される処理であり、例えばファーストレリーズ操作によ
って行なわれるAE動作及びAF動作と、セカンドレリ
ーズ操作によって行なわれるレリーズ動作とを含む撮影
動作時のサブルーチンである。そして、一連の撮影動作
が終了するとこの撮影処理を終了し、カメラは撮影待機
状態(メインルーチン)に戻る(リターン)。
【0115】一方、図5のステップS20においては、
パワーSW12を操作して撮影状態を終了させると共
に、レンズ鏡筒1をカメラ本体の内部に収納する処理で
ある撮影終了処理(パワーオフ処理)が行なわれる。こ
の撮影終了処理のシーケンスについては、図6のフロー
チャートによって、以下に詳しく説明する。
【0116】本実施形態のカメラにおいては、撮影動作
が可能な状態にあるときにシステムコントローラ8がパ
ワーSW12の出力信号を常に監視しており、図6のス
テップS51に示すように同パワーSW12からの出力
信号がパワーオフ信号であるか否かの判断を行なう。こ
こで、パワーSW12のオフ信号が検出されると、撮影
終了処理が実行される。
【0117】システムコントローラ8は、まずステップ
S52において、電源回路41を制御して撮影ブロック
への給電を停止する(電源オフ)。次いでステップS5
3において、システムコントローラ8は、ズームモータ
駆動回路5を介してズームモータ26を所定の方向(こ
こでは逆転方向)に回転駆動して、ズームカム枠27を
回転させる。すると、これを受けて1群レンズ枠21等
の複数のレンズ鏡枠が光軸Oに沿う方向に繰り込まれ、
これに伴ってズームレンズ鏡筒1が収納方向に移動す
る。このときズームモータ26は、システムコントロー
ラ8により第1の駆動モードである2相励磁駆動によっ
て駆動制御される。そして、ズームレンズ鏡筒1が沈胴
位置まで移動すると、PR(B)32の出力信号がオン
状態になる。
【0118】つまり、システムコントローラ8は、PR
(B)32の出力信号を監視しており、ステップS54
において、このPR(B)32からの出力信号がオン信
号であるか否かの判断を行なう。上述したようにズーム
レンズ鏡筒1が沈胴位置に至り、PR(B)32からオ
ン信号が発生すると、これを受けてシステムコントロー
ラ8は、ステップS55において、電源回路41を制御
してズームモータ駆動回路5等への給電を停止する(パ
ワーオフ処理)。そして、この撮影終了処理の一連のシ
ーケンスを終了する(エンド)。
【0119】このように、パワーSW12の操作によっ
て生じるパワーオフ信号を受けて実行される撮影終了処
理においては、ズームレンズ鏡筒1がズーム区間内の任
意の位置からズーム区間の一部及び沈胴区間を経て沈胴
位置に移動することとなる。このときズームモータ26
は、第1の駆動モード(2相励磁駆動)によって駆動制
御されることとなる。
【0120】つまり、撮影終了処理は、カメラが撮影動
作を実行し得る状態にあるときに、撮影者が任意にパワ
ーSW12をオフ操作することにより開始されるもので
ある。したがって、パワーSW12が操作される直前に
おけるズームレンズ鏡筒1の状態は、ズーム区間内にお
ける任意の位置にあることになる。
【0121】しかし、撮影終了処理がなされるときに
は、より迅速にズームレンズ鏡筒1を収納させる必要性
があることから、本実施形態においては、ズームレンズ
鏡筒1がズーム区間内の任意の位置からワイド端位置
(撮影準備位置)までの間のズーム区間を移動するとき
にも、ズームモータ26を第1の駆動モード(2相励磁
駆動)で駆動制御するようにしている。
【0122】以上説明したように上記一実施形態によれ
ば、撮影動作時におけるズーム処理の実行中には、ズー
ムレンズ鏡筒1を第2の駆動モード(1−2相励磁駆動
又はマイクロステップ駆動)によって駆動制御すること
で、消費電力を抑えながら、より高精度な位置決め精度
を確保することができる。
【0123】また、パワーSW12のパワーオフ信号を
受けて開始される撮影終了処理においては、ズームレン
ズ鏡筒1がズーム区間内を移動するときにも第1の駆動
モード(2相励磁駆動)で駆動制御するようにしたこと
で、第1の駆動モード時よりも高いトルクによって駆動
させることができ、移動中のズームレンズ鏡筒1に対し
て不測の外力が加わったとしても、確実にレンズ鏡筒1
を収納し得ることができる。そして、撮影終了処理時に
は、パワーオフ信号を受けて撮影ブロックへの給電を停
止するようにしたので、消費電力を抑制することができ
ると共に、電池電圧が消耗していた場合にも、確実にズ
ームモータ26を駆動させることができる。
【0124】このように、本実施形態の電子カメラで
は、ズームレンズ鏡筒1の各移動区間に応じて最適な駆
動制御に切り換えて、より効率的にズームモータ26を
駆動するようにしたので、カメラ全体の消費電力の低減
化に寄与することができる。
【0125】さらに、本実施形態においては、ズーム駆
動用のモーターとしてステッピングモータを適用した構
成であるにも関わらず、ズームエンコーダを使用するこ
となく、ズーム位置検出用の2つのPRをズームカム枠
27の周面上に配設するのみの構成で、レンズ枠の位置
が異常な状態になった場合にも、容易に位置の修正を行
なうことができると共に、カメラ自体の小型化及び低コ
スト化に寄与することができる。例えば1群レンズ枠2
1が外力等の作用によって大きく位置ずれしてしまった
ような場合や、ズームモータ26が大きく脱調したよう
な場合等であっても、一旦、基準となるワイド端位置に
ズームカム枠27を移動させることによって、上述のよ
うな異常な状態を修正することができるのである。
【0126】なお、本電子カメラにおいては、合焦方式
をコントラスト合焦方式としていることから、露光動作
の直前に改めて被写体像の高周波成分の情報を検出する
合焦動作を行うようにしているので、レンズ枠の位置ず
れが少ない移動量である場合には、特に問題が生じるこ
とはない。また、ストロボ発光制御に関してもレンズ枠
のずれが少ない場合は、特に問題にならないことは当然
である。
【0127】なお、撮影終了処理の実行中におけるズー
ムモータ駆動回路5への供給電圧、即ち第1の駆動モー
ド時においては、第2の駆動モードよりも高い駆動電圧
によって、ズームモータ26を駆動制御するようにして
も良い。このようにすれば、より高速かつ確実な収納動
作を確保することが容易となる。
【0128】また、上述の一実施形態においては、電子
カメラを例に挙げて説明しているが、本発明はこれに限
らず、例えば銀塩フイルムを使用するカメラや電子的な
動画像信号を磁気テープ等の記録媒体に記録するビデオ
カメラ等に対しても容易に適用することができるもので
ある。
【0129】ところで、上述の一実施形態においては、
適用されるズームレンズ鏡筒1における1群レンズ22
がワイド端位置からテレ端位置の間で進退駆動されるよ
うなズーム光学系を有してなるものについて例示してい
る。しかし、これに限らず、例えば1群レンズがワイド
端からテレ端の間では進退しないような構成のズームレ
ンズ鏡筒であっても、適用することは可能である。
【0130】即ち、1群レンズがワイド端からテレ端の
間では進退しないような構成のズームレンズ鏡筒では、
ズームカム枠に配設される1群レンズ枠駆動用のカム溝
は、ワイド端とテレ端間ではレンズ光軸に対して直交し
た形状のカム溝となる。したがって、この1群レンズ枠
に被写体側から外力が作用しても1群レンズ枠自体は、
カム溝の圧力角の関係により光軸方向に移動することは
ない。
【0131】しかし、外力が作用したときにステッピン
グモータがズーム駆動中であった場合には、加えられた
外力によって、ズームカム枠のカム溝とこれに係合する
カムピンとの間に生じる摩擦によって抵抗力が増大する
等に起因して、ズームカム枠の回動がスムーズに行なわ
れず、ひいてはステッピングモータが脱調してしまうと
いったこともあり得る。すると、このステッピングモー
タの脱調に伴って、ズームカム枠がシステムコントロー
ラによって指示されたズーム位置から大きくずれてしま
い、2群レンズや3群レンズ又は補助枠等のズーム位置
にずれが生じることになる。
【0132】このようなずれが生じた場合には、上述の
一実施形態と同様にズーム位置のずれを検出する手段を
設け、これによって外力による異常が発生したことを認
識するようにして、ズームカム枠を、一旦、ワイド端位
置となるように移動させることで位置の修正した後、以
降の撮影処理を実行するようにすれば良い。このように
すれば、1群レンズがワイド端からテレ端の間では進退
しないような構成のズームレンズ鏡筒であっても、1群
レンズ枠のずれによる障害をなくすことは容易にでき
る。
【0133】ところで、近年においては、電子カメラに
おいても、動画像を扱い得るものが種々提案され、また
さまざまなものが実用化されている。
【0134】即ち、上述の一実施形態に示される電子カ
メラにおいても、動画像データを生成及び記録し得るよ
うに構成することは容易である。通常の場合、動画像デ
ータを記録するときには、同時に音声データを合わせて
記録するようにしているのが普通である。したがって、
動画像データの記録動作時、即ち動画像の撮影動作時に
は、取得される動画像の画質劣化の原因となるノイズ成
分や、動画像データと同時に記録される音声データに混
入する雑音等のノイズ成分等を極力抑える必要がある。
これらのノイズ成分は、電子カメラの場合、例えば駆動
モータにより発生される振動や駆動音等が原因となるも
のである。
【0135】そこで、上述の一実施形態の電子カメラに
おいて、動画像データを生成及び記録し得るように構成
する場合には、ズームモータ26の駆動制御は、次のよ
うにすれば良い。
【0136】上述のように動画撮影動作の実行中には、
ズーム駆動等を行なうことによってズームモータの駆動
音等が大きいと、これが雑音として録音されてしまうこ
とになる。一方、静止画撮影動作の実行中には、ズーム
駆動によるズームモータの駆動音が多少発生したとして
も、撮影自体に問題はない。
【0137】したがって、静止画撮影動作を行なうとき
には、ズームモータを、例えば2相励磁(第1の駆動モ
ード)によって駆動制御し、動画撮影動作を行なうとき
には、ズームモータを第1の駆動モードよりも低い電流
で動作させる駆動制御、例えば1−2相励磁又はマイク
ロステップ駆動(第2の駆動モード)によって駆動制御
する。
【0138】このような駆動制御を行うことによって、
動画撮影動作時には、低騒音化及び低振動化を実現する
ことができるので、取得される動画データの画質劣化
や、動画像データと同時に録音される音声データに雑音
等のノイズ成分が含まれてしまうようなことを抑えるこ
とができる。また、静止画撮影動作時には、より確実
に、かつ素早いズーム駆動を行なうことができるので良
好な操作性を確保することができるのである。
【0139】また、これとは別に、例えば静止画撮影動
作を行なうときにズームモータを、例えば1−2相励磁
(第1の駆動モード)によって駆動制御するようにして
も良い。この場合には、動画撮影動作を行なうときに
は、ズームモータを第1の駆動モードよりも低い電流で
動作させる駆動制御、即ちマイクロステップ駆動(第2
の駆動モード)で駆動制御すれば良い。
【0140】このようにすれば、上述の場合より以上に
低騒音化及び低振動化をすることができることになる。
【0141】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、レン
ズ鏡枠をカメラ本体の内部へと移動させる収納動作(撮
影終了処理)時には、レンズ鏡枠をより迅速に移動させ
るような駆動制御を行なうと共に、撮影動作中のズーム
動作(ズーム処理)時には、レンズ鏡枠をより高精度に
移動させ得る駆動制御を行なうことによって、各駆動条
件に応じた効率的な駆動制御を行なって、これにより装
置全体の消費電力の低減化に寄与し得るレンズ装置を提
供することができる。
【0142】また、本発明によれば、電子カメラ等にお
けるレンズ鏡枠を移動させる駆動源としてのステッピン
グモータの駆動制御を、複数の駆動方法(駆動モード)
に応じて最適に行なうことで、消費電力の低減化を実現
すると共に、より良好な使用感及び操作性の向上に寄与
し得る電子カメラを提供することができる。
【0143】さらに、本発明によれば、動画像データと
静止画像データとを生成し記録し得る電子カメラにおい
て、動画撮影動作の実行中におけるズーム動作と、静止
画撮影動作の実行中におけるズーム動作とを、異なる駆
動モードで駆動制御するようにしたので、動画撮影動作
の実行中にズーム駆動に伴うモータ等の駆動音等のノイ
ズ成分が同時に記録されてしまうことを抑えることがで
きると共に、振動を抑えて良好な動画像データを記録す
ることができ、さらに静止画像データの撮影記録動作を
も快適に実行し得る電子カメラを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のカメラの構成を示すブロ
ック構成図。
【図2】図1に示すカメラのズームレンズ鏡筒を示す斜
視図。
【図3】図1に示すカメラにおけるズームレンズ鏡筒に
おいて、沈胴位置からワイド端位置(撮影準備位置)を
経てテレ端位置に到る際の各レンズ群の繰り出し位置の
関係を示す概念図。
【図4】図1に示すカメラにおけるPR(A)31及び
PR(B)32の出力信号と、これによって検出し得る
ズーム区間内の領域(ゾーン)とズームカム枠27の回
転角を示す図。
【図5】図1に示すカメラの撮影動作のシーケンスを示
すフローチャート。
【図6】図1に示すカメラの撮影終了処理のシーケンス
を示すフローチャート。
【図7】図5の撮影シーケンスで呼び出されるズーム処
理のサブルーチンを示すフローチャート。
【図8】図5の撮影シーケンス又は図7のズーム処理で
呼び出される異常処理のサブルーチンを示すフローチャ
ート。
【図9】従来のカメラにおいて撮影時に前玉鏡枠に外力
が作用する状態を示す模式図。
【図10】従来の一般的なステッピングモータにおける
1相励磁駆動を説明する図。
【図11】従来の一般的なステッピングモータにおける
2相励磁駆動を説明する図。
【図12】従来の一般的なステッピングモータにおける
1−2相励磁駆動を説明する図。
【符号の説明】
1……ズームレンズ鏡筒 2……イメージャ(電子的撮像手段) 3……撮像回路(電子的撮像手段) 4……A/D変換回路 5……ズームモータ駆動回路 6……フォーカスモータ駆動回路 7……合焦回路 8……システムコントローラ(駆動制御手段、制御手
段、算出手段、補正手段) 9……ズームアップスイッチ(SW) 10……ズームダウンスイッチ(SW) 11……レリーズスイッチ(SW) 12……パワースイッチ(SW) 13……画像処理回路(画像処理手段) 14……メモリ 15……表示回路 16……LCD(表示手段) 17……I/F(インターフェース;記録手段) 18……記録媒体 19……圧縮伸長回路 21……1群レンズ枠 22……1群レンズ(撮影光学系) 23……2群レンズ(撮影光学系) 24……3群レンズ(撮影光学系) 25……4群レンズ(撮影光学系、フォーカスレンズ) 26……ズームモータ(ステッピングモータ) 27……ズームカム枠(伝達手段) 27a……カム溝(伝達手段) 28……補助枠 29……フォーカスモータ 30……固定枠 30a……突出腕部 31……PR(A)(フォトリフレクタ;位置検出手
段) 32……PR(B)(フォトリフレクタ;位置検出手
段) 41……電源回路 42……電池

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ鏡筒内にあって、収納状態とな
    る収納位置と撮影可能状態となる撮影準備位置との間の
    収納区間と、上記撮影準備位置を含み変倍動作が実行さ
    れるズーム区間とを移動し、撮影光学系を保持する複数
    のレンズ鏡枠と、 上記複数のレンズ鏡枠を移動させるステッピングモータ
    と、 上記複数のレンズ鏡枠を上記収納位置から上記撮影準備
    位置まで移動させる繰出動作時と、上記レンズ鏡枠を上
    記ズーム区間内の任意の位置から上記収納位置へと移動
    させる収納動作時には、上記ステッピングモータを第1
    の駆動モードによって駆動制御し、上記レンズ鏡枠を上
    記ズーム区間内において移動させるズーム動作時には、
    上記ステッピングモータを上記第1の駆動モードよりも
    低い電流で動作させる第2の駆動モードで駆動制御する
    駆動制御手段と、 を備えてなることを特徴とするレンズ装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動制御手段は、上記第1の駆動
    モードでは、上記ステッピングモータを2相励磁で駆動
    制御し、上記第2の駆動モードでは、上記ステッピング
    モータを1−2相励磁又はマイクロステップ駆動で駆動
    制御することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装
    置。
  3. 【請求項3】 撮影光学系により結像された被写体像
    を光電変換して画像信号を生成する電子的撮像手段と、
    この電子的撮像手段により生成された画像信号に対して
    所定の処理を施して所定の形態に変換する画像処理手段
    と、この画像処理手段からの出力を画像データとして記
    録する記録手段とを備えた電子カメラにおいて、 レンズ鏡筒内にあって、レンズ鏡枠が収納される状態と
    なる収納位置と撮影可能となる位置である撮影準備位置
    との間の収納区間と上記撮影準備位置を含み変倍動作が
    実行されるズーム区間とに移動し、撮影光学系を保持す
    る複数のレンズ鏡枠と、この複数のレンズ鏡枠を移動さ
    せるステッピングモータと、 上記ステッピングモータの駆動力をレンズ鏡枠に伝達す
    る伝達手段と、 上記複数のレンズ鏡枠が上記収納位置から上記撮影準備
    位置まで移動する繰出動作時と、上記レンズ鏡枠が上記
    ズーム区間内の任意の位置から上記収納位置へと移動す
    る収納動作時には、上記ステッピングモータを第1の駆
    動モードによって駆動制御し、上記レンズ鏡枠が上記ズ
    ーム区間内で移動するズーム動作時には、上記ステッピ
    ングモータを上記第1の駆動モードよりも低い電流で動
    作させる第2の駆動モードによって駆動制御する駆動制
    御手段と、 を備えてなることを特徴とする電子カメラ。
  4. 【請求項4】 上記駆動制御手段は、上記第1の駆動
    モードでは、上記ステッピングモータを2相励磁で駆動
    制御し、上記第2の駆動モードでは、上記ステッピング
    モータを1−2相励磁又はマイクロステップ駆動で駆動
    制御することを特徴とする請求項3に記載の電子カメ
    ラ。
  5. 【請求項5】 上記レンズ鏡枠の繰出動作時及び収納
    動作時には、上記電子的撮像手段への電源供給を行わな
    いように制御する制御手段を、さらに備えてなることを
    特徴とする請求項3に記載の電子カメラ。
  6. 【請求項6】 上記駆動制御手段は、上記第1の駆動
    モードでは、上記第2の駆動モードよりも高い駆動電圧
    によって上記ステッピングモータを駆動制御することを
    特徴とする請求項5に記載の電子カメラ。
  7. 【請求項7】 撮影光学系により結像された被写体像
    を光電変換して画像信号を生成する電子的撮像手段と、
    この電子的撮像手段により生成された画像信号に対して
    所定の処理を施して所定の形態に変換する画像処理手段
    と、この画像処理手段からの出力を画像データとして記
    録する記録手段とを備えた電子カメラにおいて、 レンズ鏡筒内にあって、上記撮影光学系を保持する複数
    のレンズ鏡枠からなり、少なくとも1つのレンズ鏡枠が
    カメラ本体の前面より突出して進退駆動されるレンズ鏡
    枠と、 上記複数のレンズ鏡枠を移動させるパルス駆動のステッ
    ピングモータと、 上記ステッピングモータの駆動力をレンズ鏡枠に伝達す
    る伝達手段と、 上記ステッピングモータの駆動制御を行ない、上記レン
    ズ鏡枠の位置を制御する制御手段と、 上記レンズ鏡枠のズーム位置を検出する複数の位置検出
    手段と、 を備えてなることを特徴とする電子カメラ。
  8. 【請求項8】 上記伝達手段は、カム部材であり、 上記複数の位置検出手段は、上記カム部材の変位を検出
    することによって上記レンズ鏡枠のズーム位置を検出す
    ることを特徴とする請求項7に記載の電子カメラ。
  9. 【請求項9】 上記ステッピングモータを駆動する駆
    動パルス信号からズーム位置情報を算出する算出手段
    と、 ズーミング動作中に上記算出手段により算出されたズー
    ム位置情報を上記複数の位置検出手段の出力に応じて補
    正する補正手段と、 をさらに備えてなることを特徴とする請求項7又は請求
    項8に記載の電子カメラ。
  10. 【請求項10】 上記カム部材は、円筒部の周上にカ
    ム溝が形成されたカム筒であり、上記複数の位置検出手
    段は、上記カム筒の円筒部の円周上の周方向に沿うよう
    に配置されていることを特徴とする請求項8に記載の電
    子カメラ。
  11. 【請求項11】 上記駆動制御手段は、上記第1の駆
    動モードでは、上記第2の駆動モードよりも高い駆動周
    波数によって上記ステッピングモータを駆動制御するこ
    とを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
  12. 【請求項12】 上記駆動制御手段は、上記第1の駆
    動モードでは、上記第2の駆動モードよりも高い駆動周
    波数によって上記ステッピングモータを駆動制御するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の電子カメラ。
  13. 【請求項13】 上記駆動制御手段は、電源がオフ状
    態にされたときには、上記ステッピングモータを2相励
    磁で駆動制御することを特徴とする請求項2に記載のレ
    ンズ装置。
  14. 【請求項14】 上記駆動制御手段は、電源がオフ状
    態にされたときには、上記ステッピングモータを2相励
    磁で駆動制御することを特徴とする請求項4に記載の電
    子カメラ。
  15. 【請求項15】 撮影光学系により結像された被写体
    像を光電変換して画像信号を生成する電子的撮像手段
    と、この電子的撮像手段により生成された画像信号に対
    して所定の処理を施して所定の形態に変換する画像処理
    手段と、この画像処理手段からの出力を画像データとし
    て記録する記録手段とを備え、動画像データと静止画像
    データとを生成し記録し得る電子カメラにおいて、 レンズ鏡筒内にあって、レンズ鏡枠が収納される状態と
    なる収納位置と撮影可能となる位置である撮影準備位置
    との間の収納区間と上記撮影準備位置を含み変倍動作が
    実行されるズーム区間とに移動し、撮影光学系を保持す
    る複数のレンズ鏡枠と、この複数のレンズ鏡枠を移動さ
    せるステッピングモータと、 上記ステッピングモータの駆動力をレンズ鏡枠に伝達す
    る伝達手段と、 上記複数のレンズ鏡枠が上記収納位置から上記撮影準備
    位置まで移動する繰出動作時と、上記レンズ鏡枠が上記
    ズーム区間内の任意の位置から上記収納位置へと移動す
    る収納動作時及び静止画像の撮影動作時には、上記ステ
    ッピングモータを第1の駆動モードによって駆動制御
    し、上記レンズ鏡枠が上記ズーム区間内で移動するズー
    ム動作時及び動画像の撮影動作時には、上記ステッピン
    グモータを上記第1の駆動モードよりも低い電流で動作
    させる第2の駆動モードによって駆動制御する駆動制御
    手段と、 を備えてなることを特徴とする電子カメラ。
  16. 【請求項16】 上記駆動制御手段は、上記第1の駆
    動モードでは、上記ステッピングモータを2相励磁で駆
    動制御し、上記第2の駆動モードでは、上記ステッピン
    グモータを1−2相励磁又はマイクロステップ駆動で駆
    動制御することを特徴とする請求項15に記載の電子カ
    メラ。
  17. 【請求項17】 上記駆動制御手段は、上記第1の駆
    動モードでは、上記ステッピングモータを1−2相励磁
    で駆動制御し、上記第2の駆動モードでは、上記ステッ
    ピングモータをマイクロステップ駆動で駆動制御するこ
    とを特徴とする請求項15に記載の電子カメラ。
  18. 【請求項18】 撮影光学系により結像された被写体
    像を光電変換して画像信号を生成する電子的撮像手段
    と、この電子的撮像手段により生成された画像信号に対
    して所定の処理を施して所定の形態に変換する画像処理
    手段と、この画像処理手段からの出力を動画像データ又
    は静止画像データとして記録する記録手段とを備えた電
    子カメラにおいて、 レンズ鏡筒内にあって、レンズ鏡枠が収納される状態と
    なる収納位置と撮影可能となる位置である撮影準備位置
    との間の収納区間と上記撮影準備位置を含み変倍動作が
    実行されるズーム区間とに移動し、撮影光学系を保持す
    る複数のレンズ鏡枠と、この複数のレンズ鏡枠を移動さ
    せるステッピングモータと、 上記ステッピングモータの駆動力をレンズ鏡枠に伝達す
    る伝達手段と、 静止画像の撮影動作時には、上記ステッピングモータを
    第1の駆動モードによって駆動制御し、動画像の撮影動
    作時には、上記ステッピングモータを上記第1の駆動モ
    ードよりも低い電流で動作させる第2の駆動モードによ
    って駆動制御する駆動制御手段と、 を備えてなることを特徴とする電子カメラ。
  19. 【請求項19】 上記駆動制御手段は、上記第1の駆
    動モードでは、上記ステッピングモータを2相励磁で駆
    動制御し、上記第2の駆動モードでは、上記ステッピン
    グモータを1−2相励磁又はマイクロステップ駆動で駆
    動制御することを特徴とする請求項18に記載の電子カ
    メラ。
  20. 【請求項20】 上記駆動制御手段は、上記第1の駆
    動モードでは、上記ステッピングモータを1−2相励磁
    で駆動制御し、上記第2の駆動モードでは、上記ステッ
    ピングモータをマイクロステップ駆動で駆動制御するこ
    とを特徴とする請求項18に記載の電子カメラ。
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