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JP2000202921A - タイヤ用ゴム部材の製造方法およびタイヤ - Google Patents

タイヤ用ゴム部材の製造方法およびタイヤ

Info

Publication number
JP2000202921A
JP2000202921A JP11005715A JP571599A JP2000202921A JP 2000202921 A JP2000202921 A JP 2000202921A JP 11005715 A JP11005715 A JP 11005715A JP 571599 A JP571599 A JP 571599A JP 2000202921 A JP2000202921 A JP 2000202921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
tire
rubber
rubber member
rubber strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11005715A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Tanaka
良和 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP11005715A priority Critical patent/JP2000202921A/ja
Priority to EP00300151A priority patent/EP1020284A3/en
Publication of JP2000202921A publication Critical patent/JP2000202921A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/52Unvulcanised treads, e.g. on used tyres; Retreading
    • B29D30/58Applying bands of rubber treads, i.e. applying camel backs
    • B29D30/60Applying bands of rubber treads, i.e. applying camel backs by winding narrow strips
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D30/30Applying the layers; Guiding or stretching the layers during application
    • B29D30/3028Applying the layers; Guiding or stretching the layers during application by feeding a continuous band and winding it helically, i.e. the band is fed while being advanced along the drum axis, to form an annular element

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度良くタイヤ用ゴム部材を製造する。 【解決手段】 ゴムストリップ2を周方向かつ螺旋状に
重ねて巻き付けることにより該ゴムストリップ2が重置
されたタイヤ用ゴム部材1を形成する。タイヤ用ゴム部
材1の仕上げ横断面Sを、該仕上げ横断面Sの端部に形
成される斜辺P2、P3の少なくとも一部を一辺とする
略三角形状の巻き付け領域を含んで複数の巻き付け領域
A1、A2に仮想分割する。各巻き付け領域A1、A2
へは同時又は順番にゴムストリップ2を巻き付けて前記
仕上げ横断面Sを形成する。この際、前記斜辺P1、P
2をゴムストリップ2のエッジ2eが階段状で重なる巻
き上げにより形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精度良くサイドウ
ォールゴム、トレッドゴムなどのタイヤ用ゴム部材を製
造しうるタイヤ用ゴム部材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】タイ
ヤの生カバーを成型する際に用いられるタイヤ用ゴム部
材、例えば図7に示すような仕上げ横断面形状を有する
サイドウォールゴム部材g1にあっては、通常、その形
状に見合った口金を介してゴム押出機等から連続して一
体に押し出し成形されていた。ところが、近年では、生
産効率の改善やゴム部材の保管時の省スペース化などの
理由から、図8に示すように、上述のような仕上げ横断
面形状を、小巾かつ帯状をなす未加硫のゴムストリップ
aを、タイヤ周方向に螺旋状に順次巻き重ねて形成する
ことが行われつつある。なお図中、一点鎖線でその仕上
げ断面を重ねて描いている。
【0003】このような方法は、通常、前記仕上げ横断
面の一端側bを巻き付けの始端として前記ゴムストリッ
プaを巻回するとともに、他端側cまで連続して一回の
作業でゴムストリップaを巻回している。ところが、ゴ
ムストリップaの巻き付けの始端となる前記一端側bで
は、その巻き付けの螺旋ピッチなどを微妙に調節して断
面輪郭を自在に画定しうるが、巻き付けの終端となる前
記他端側cでは、仕上げ横断面内の残余の巻き付け空間
がおのずと制限される結果、ゴムストリップaの巻き付
けによる端部の形状を画定するのが困難となり、ゴム部
材の成形精度が悪化する。
【0004】特に、ゴム部材の前記仕上げ横断面におい
ては、その端部に斜辺d、eが形成されることが多く、
通常、この斜辺が生カバー成型時の貼り付け位置の基準
となるため、高い成形精度が要求される。またサイドウ
ォールゴム部材、トレッドゴム部材などでは、この部分
の成形精度が悪いと加硫中のベアやディフェクトといっ
た加硫不良がタイヤ表面に現れてしまう問題がある。
【0005】また、特に乗用車用タイヤに用いるゴム部
材の場合、大型車両用タイヤに比べると、その寸法精度
が一段と高く要求され、そのときゴムストリップの巾、
厚さも非常に小さくなる傾向があり、これらにも十分に
対応しうるゴム部材の製造方法が切望されている。
【0006】本発明は、このような実状に鑑み案出なさ
れたもので、先ずタイヤ用ゴム部材の仕上げ横断面を、
成形に際して重要となりがちな前記仕上げ横断面の斜辺
の少なくとも一部を一辺とする略三角形状の巻き付け領
域を1以上含んで複数の巻き付け領域に仮想分割するこ
とを知見した。そして、各巻き付け領域へは同時又は順
番にゴムストリップを巻き付けて前記仕上げ横断面を形
成するが、前記斜辺についてはゴムストリップのエッジ
が階段状で重なる巻き上げて形成することにより、精度
良くゴム部材を形成しうることを見出し、本発明を完成
させるに至った。
【0007】以上のように、本発明は、ゴムストリップ
の巻き付けにより精度良くタイヤ用ゴム部材を形成しう
るタイヤ用ゴム部材の製造方法及びそれを用いたタイヤ
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、ゴムストリップを周方向かつ螺旋状に重ね
て巻き付けることにより前記ゴムストリップが重置され
たタイヤ用ゴム部材を形成するタイヤ用ゴム部材の製造
方法であって、前記タイヤ用ゴム部材の仕上げ横断面
を、前記仕上げ横断面の端部に形成される斜辺の少なく
とも一部を一辺とする略三角形状の巻き付け領域を1以
上含んで複数の巻き付け領域に仮想分割し、かつ各巻き
付け領域へ同時又は順番にゴムストリップを巻き付けて
前記仕上げ横断面を形成するとともに、前記斜辺をゴム
ストリップのエッジが階段状で重なる巻き上げにより形
成することを特徴としている。
【0009】また請求項2記載の発明は、前記ゴムスト
リップは、巾が10〜30mm、かつ厚さが0.5〜1.
5mmであることを特徴とする請求項1記載のタイヤ用ゴ
ム部材の製造方法である。
【0010】また請求項3記載の発明は、前記ゴムスト
リップは、タイヤ用ゴム部材の両端に位置する前記巻き
付け領域の端部を始端として巻回されることを特徴とす
る請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム部材の製造方法で
ある。
【0011】また請求項4記載の発明は、前記請求項1
乃至3のいずれか1記載の製造方法により得られたタイ
ヤ用ゴム部材を用いて加硫成形されたタイヤである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
タイヤ用ゴム部材として、図2に示すような空気入りタ
イヤTのサイドウォールゴムGsとなるサイドウォール
ゴム部材を例に挙げて図面に基づき説明する。図1
(A)には、サイドウォールゴム部材G1の横断面を例
示しており、このサイドウォールゴム部材G1は、小巾
かつ帯状をなす未加硫のゴムストリップ2を周方向かつ
螺旋状に重ねて巻き付けることにより、該ゴムストリッ
プ2が重置されて形成される。
【0013】前記サイドウォールゴム部材G1は、本例
では図1(B)に示すような仕上げ横断面Sが予め設定
されている。この「仕上げ横断面」とは、タイヤ生カバ
ー成型時にサイドウォールゴム部材G1に要求される断
面形状であって、加硫後のタイヤに現れる前記サイドウ
ォールゴムGsの横断面形状とは異なる。本実施形態の
前記仕上げ横断面Sは、略直線状の下辺P1と、その両
端からのび巾方向中央部側へと傾く2つの斜辺P2、P
3と、該斜辺P2、P3間を継ぐ滑らかな凹状の上辺P
4とからなる略台形状を例示している。
【0014】また本例では、前記仕上げ横断面Sの斜辺
P2、P3は、図2に示した如く、一方がトレッドゴム
Gt、他方がクリンチゴムGcへと接合される。従っ
て、この部分は、寸法精度が高く要求され、また金型に
接することがあるなど生カバー成型に際して重要な斜辺
となる。本実施形態では、前記仕上げ横断面Sは、この
ような成型に際して重要となる斜辺P2又はP3の少な
くとも一部を一辺とする略三角形状の巻き付け領域を1
以上含んで複数の巻き付け領域に仮想分割される。
【0015】本実施形態では、前記仕上げ横断面Sは、
図1(B)のように前記上辺P4と下辺P1とを継いで
斜めにのびる区分線Kにより、左右で非対称となる第1
の巻き付け領域A1と、第2の巻き付け領域A2に仮想
区分したものを例示している。
【0016】前記第1の巻き付け領域A1は、下辺P1
の大部分P1bと、一方の斜辺P2の全部と、上辺P4
の小部分P4aおよび前記区分線Kからなる辺とを三辺
とする横長状かつ不等辺をなす略三角形状の巻き付け領
域を形成している。
【0017】また、前記第2の巻き付け領域A2も、一
方の斜辺P3の全部と、上辺P3の大部分P4bと、下
辺P1の小部分P1aおよび区分線Kからなる辺とを三
辺とする横長状かつ不等辺をなす略三角形状の巻き付け
領域を形成している。なお第2の巻き付け領域A2は、
その一部が前記第1の巻き付け領域A1の一部にオーバ
ーラップしている。
【0018】このように、本例では、複数の巻き付け領
域A1、A2が、いずれも斜辺の前部を一辺に含む略三
角形状の巻き付け領域をなす特に好ましい態様を例示し
ている。なお「略三角形状」であるから、巻き付け領域
に厳密な三角形状までは要求されず、前記第2の巻き付
け領域A2も実質的に略三角形状といいうる。
【0019】次に、各巻き付け領域A1、A2に、順番
に又は同時にゴムストリップ2を巻き付けて前記仕上げ
横断面Sを形成していくが、少なくとも前記斜辺P2、
P3をゴムストリップ2のエッジ2eが階段状で重なる
巻き上げにより形成することを特徴の一つとしている。
【0020】本実施形態では、先ずタイヤ半径方向内側
の前記第1の巻き付け領域A1にゴムストリップ2を巻
き付けていき、その巻き付け完了後、前記第2の巻き付
け領域A2にゴムストリップ2を巻き付けるものを例示
する。またこの際、前記ゴムストリップ2は、仕上げ横
断面Sの両端E1、E2に位置する該各巻き付け領域A
1、A2の端部、すなわち本例では前記斜辺P2、P3
を巻き付けの始端としている。
【0021】そして、ゴムストリップ2を前記第1の巻
き付け領域A1に巻き付ける場合、前記斜辺P2の形成
に際しては、図3(A)に示す如く、斜辺P2側からゴ
ムストリップ2r1、2r2、2r3、2r4、2r
5、2r6のように、サイドウォールゴム部材G1の巾
方向へ移動しながら螺旋巻きして、ゴムストリップ2の
エッジ2eが階段状で重なる巻き上げにより形成する。
【0022】同様にゴムストリップ2を前記第2の巻き
付け領域A2に巻き付ける場合、前記斜辺P3の形成に
際しては、図3(B)に示す如く、斜辺P3側からゴム
ストリップ2m1、2m2、2m3、2m4、2m5の
ように、サイドウォールゴム部材G1の巾方向へ移動し
ながら螺旋巻きして、ゴムストリップ2のエッジ2eが
階段状で重なる巻き上げにより形成する。
【0023】前記斜辺P2、P3をゴムストリップ2の
螺旋状の巻き付けにより精度良く形成するためには、ゴ
ムストリップ2の螺旋ピッチL1をほぼ一定とした螺旋
巻きが最も確実でかつ能率的である。またこのとき、該
斜辺P2、P3を形成した後、ゴムストリップ2の巻回
螺旋ピッチをL2の如くさらに大きくしていけば、図3
(A)、(B)に示す如く、ゴムストリップ2の巻付体
の横断面形状を容易に略三角形状に構成しうる。
【0024】従って、ゴム部材1の仕上げ横断面Sを、
このような略三角形状の巻き付け領域A1、A2を含ん
で、好ましくは全ての巻き付け領域を略三角形状の巻き
付け領域として仮想分割してゴムストリップ2を巻き付
けることにより、各巻き付け領域A1、A2の横断面を
精度良く形成しうる。
【0025】なお本例では、第2の巻き付け領域A2
は、すでに巻き終えた巻き付け領域A1にオーバラップ
して巻き付けが行われるため、第1の巻き付け領域A1
のゴムストリップ2r1〜2r6と、第2の巻き付け領
域A2のゴムストリップ2m1〜2m5とは、交互には
積み重ならない。
【0026】このように、前記各巻き付け領域A1、A
2が、仕上げ横断面Sの斜辺P2、P3を一辺に含んだ
略三角形状をなすため、個々の巻き付け領域A1、A2
の斜辺P2、P3などを精度良く輪郭成形することがで
きるから、最終的な仕上げ横断面S全体についても精度
良く形成しうる。また、このような成形精度の高いサイ
ドウォールゴム部材(タイヤ用ゴム部材)G1を用いた
場合には、タイヤ生カバーの成型が精度良く行え、ひい
ては加硫不良などを防止しかつ寸法安定性に優れた空気
入りタイヤを得ることが可能になる。
【0027】なお前記ゴムストリップ2は、乗用車用タ
イヤなどにも採用し得るよう、巾が10〜30mm、かつ
厚さが0.5〜1.5mmとするのが特に好ましいものと
なるが、これらの寸法はタイヤの種類などに応じて種々
変更しうる。またゴムストリップ2の断面形状は、本例
では横長矩形状をなすが、台形状や、さらには巾方向両
端が小厚さとなるものなど、ゴム部材の仕上げ横断面形
状に応じて種々のかつ好ましい形状が採用できる。なお
本発明の製造方法では、上述のような小巾かつ小厚さの
ゴムストリップ2にも好適に適用しうる。
【0028】また前記ゴムストリップ2は、例えば図4
に示す如く、円筒状のタイヤ成形用フォーマ5、又はそ
の上に巻き回された円筒状カーカス(図示せず)などの
外側に巻き付けされて前記ゴム部材1を製造しうる。ま
たゴムストリップ2を前記フォーマ5等へと供給しうる
ストリップ供給機(図示せず)は、1つであっても良い
が、2以上あっても良い。また複数のゴムストリップ2
a、2b、2cを供給する場合、図4に示したように始
端の周方向位置を違えた複数箇所からゴムストリップ2
の巻き付けを行うこともできる。
【0029】なおゴムストリップ2を巻き付ける際の螺
旋ピッチ、ゴム部材1の仕上げ横断面形状、仮想分割さ
れた巻き付け領域などは、予め制御装置などに適宜記憶
されており所定の制御がなされる。
【0030】また前記実施形態では、各巻き付け領域A
1、A2をゴムストリップ2で巻き付ける際に、ゴムス
トリップ2をタイヤ軸方向の一方から他方に向けて一方
向に移動しつつ螺旋状に巻き付けるものを例示したが、
これに往復動作を付加しても良く、斜辺P2、P3以外
では種々の巻き付け形態が包含される。
【0031】図5(A)〜(C)には、本発明の他の実
施形態を示している。本例では、タイヤ用ゴム部材1と
してトレッドゴムGtとなるトレッドゴム部材G2の略
台形状の仕上げ横断面Sと、その仮想分割された巻き付
け領域を例示している。図5(A)は、第1、第2の巻
き付け領域B1、B2がいずれも略三角形状の巻き付け
領域をなす。ゴムストリップ2は、先ず矢印のように
移動して螺旋巻きされ、第1の巻き付け領域B1を巻き
付けする。その後、ゴムストリップ2を、矢印のよう
に移動させながら螺旋巻きして第2の巻き付け領域B2
を巻き付けしうる。
【0032】図5(B)では、第1の巻き付け領域B1
が、斜辺の一部を一辺とする略三角形状の巻き付け領域
であり、第2の巻き付け領域は、その残余となる。ゴム
ストリップ2は、矢印のように移動して螺旋巻きさ
れ、第1の巻き付け領域B1を巻き付けする。その後、
ゴムストリップ2を、矢印のように移動させながら螺
旋巻きして第2の巻き付け領域B2を巻き付けしうる。
【0033】図5(C)は、第1、第2および第3の巻
き付け領域B1、B2、B3がいずれも略三角形状の巻
き付け領域をなす。ゴムストリップ2は、矢印、、
のように移動して螺旋巻きされて第1〜3の巻き付け
領域B1、B2、B3を巻き付けする。
【0034】なおタイヤ用ゴム部材1が、トレッドゴム
部材G2の場合には、ゴムストリップ2を円筒状のフォ
ーマ上などで巻くものの他、更生用の台タイヤのトレッ
ドゴムを切削してバフ研磨等を行ったバフ研磨面の上に
直接巻き付けても良い。
【0035】図6(A)、(B)には、タイヤ用ゴム部
材1としてタイヤビード部に配されてクリンチゴムGc
となるクリンチゴム部材G3の仕上げ横断面Sとその仮
想分割した巻き付け領域C1〜C3を略示している。図
6(A)には、斜辺P3の全部を一辺とする略三角形状
の巻き付け領域C2が、図6(B)には、斜辺P3の一
部を一辺とする略三角形状の巻き付け領域C1が夫々含
まれている。
【0036】以上、本実施形態のタイヤ用ゴム部材の製
造方法について、サイドウォールゴム部材G1、トレッ
ドゴム部材G2、クリンチゴム部材G3などについて説
明したが、これ以外にもビード部の内部に配される硬質
のビードエーペックスゴム部材など種々のものが製造で
きる。また、巻き付け領域でゴムストリップの配合や横
断面形状を異ならせることもでき、本発明は種々の態様
にて実施しうる。
【0037】
【実施例】図1に示した仕上げ横断面を有するサイドウ
ォールゴム部材を、本発明方法、一体押し出し法、およ
びゴムストリップを一端から他端まで連続して巻き付け
により製造し(それぞれ実施例、従来例および比較
例)、このゴム部材を用いてタイヤ生カバーを成型する
とともに、これらを加硫して空気入りタイヤ(タイヤサ
イズ:195/65R15)を各200本づつ製造し
た。そして、加硫成形された空気入りタイヤのサイドウ
ォール部を外観検査してベア発生率を調べた。テストの
結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】テストの結果、本発明の製造方法は、ゴム
ストリップを仕上げ横断面の一端から他端まで連続して
巻き付ける方式の比較例に比べて、ベア発生率が大幅に
向上しており、従来の一体押し出し方式と同レベルにな
っていることが確認できた。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、タイヤ
用ゴム部材の仕上げ横断面のうち、斜辺をゴムストリッ
プのエッジが階段状で重なる巻き上げにより形成してい
る。このため、通常、タイヤ成型時に重要となりがちな
これらの斜辺を特に精度良く形成することができ、寸法
安定性に優れかつ加硫不良の少ないタイヤを製造するこ
とが可能になる。
【0041】また、前記仕上げ横断面は、このような巻
き上げを効率よく行うために、該仕上げ横断面の端部に
形成される斜辺の少なくとも一部を一辺とする略三角形
状の巻き付け領域を1以上含んで複数の巻き付け領域に
仮想分割し、かつ各巻き付け領域へ同時又は順番にゴム
ストリップを巻き付けて前記仕上げ横断面を完成させて
いる。これは、ゴムストリップの前記巻き上げにより前
記斜辺を形成した後、螺旋ピッチを大とすることで、略
三角形状の巻付体が容易に形成されることに由来してお
り、このような略三角形状の巻き付け領域を含んで仕上
げ横断面を分割して巻くことにより、最終的な仕上げ横
断面全体を精度良く形成することが可能になる。
【0042】またこの際、ゴムストリップは、タイヤ用
ゴム部材の両端に位置する前記巻き付け領域の端部を始
端として巻回されることによって、該両端に位置する2
つの斜辺をともに精度良く成形しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明にて製造されたサイドウォール
ゴム部材の断面図、(B)はその仕上げ横断面を示す線
図である。
【図2】空気入りタイヤの部分断面図である。
【図3】(A)は巻き付け領域A1を巻き終えた断面
図、(B)は巻き付け領域A2を別に巻き終えた断面図
である。
【図4】ゴムストリップの巻き付け状態を例示する断面
図である。
【図5】(A)から(C)は、トレッドゴム部材の仕上
げ横断面を仮想分割した略図である。
【図6】(A)、(B)は、クリンチゴム部材の仕上げ
横断面を仮想分割した略図である。
【図7】従来の一体押し出しによるサイドウォールゴム
部材の断面図である。
【図8】従来のゴムストリップを重置したサイドウォー
ルゴム部材の断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ用ゴム部材 2 ゴムストリップ 2e ゴムストリップのエッジ A1、B1、C1 第1の巻き付け領域 A2、B2、C2 第2の巻き付け領域 B3、C3 第3の巻き付け領域 G1 サイドウォールゴム部材 G2 トレッドゴム部材 G3 クリンチゴム部材 G4 ビードエーペックスゴム G5 クリンチゴム S 仕上げ横断面 T 空気入りタイヤ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴムストリップを周方向かつ螺旋状に重ね
    て巻き付けることにより前記ゴムストリップが重置され
    たタイヤ用ゴム部材を形成するタイヤ用ゴム部材の製造
    方法であって、 前記タイヤ用ゴム部材の仕上げ横断面を、該仕上げ横断
    面の端部に形成される斜辺の少なくとも一部を一辺とす
    る略三角形状の巻き付け領域を1以上含んで複数の巻き
    付け領域に仮想分割し、 かつ各巻き付け領域へ同時又は順番にゴムストリップを
    巻き付けて前記仕上げ横断面を形成するとともに、 前記斜辺を前記ゴムストリップのエッジが階段状で重な
    る巻き上げにより形成することを特徴とするタイヤ用ゴ
    ム部材の製造方法。
  2. 【請求項2】前記ゴムストリップは、巾が10〜30m
    m、かつ厚さが0.5〜1.5mmであることを特徴とす
    る請求項1記載のタイヤ用ゴム部材の製造方法。
  3. 【請求項3】前記ゴムストリップは、タイヤ用ゴム部材
    の両端に位置する前記巻き付け領域の端部を始端として
    巻回されることを特徴とする請求項1又は2記載のタイ
    ヤ用ゴム部材の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1記載の製造方
    法により得られたタイヤ用ゴム部材を用いて加硫成形さ
    れたタイヤ。
JP11005715A 1999-01-12 1999-01-12 タイヤ用ゴム部材の製造方法およびタイヤ Pending JP2000202921A (ja)

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