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JP2000200045A - 積層表示機構 - Google Patents

積層表示機構

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Publication number
JP2000200045A
JP2000200045A JP10378565A JP37856598A JP2000200045A JP 2000200045 A JP2000200045 A JP 2000200045A JP 10378565 A JP10378565 A JP 10378565A JP 37856598 A JP37856598 A JP 37856598A JP 2000200045 A JP2000200045 A JP 2000200045A
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JP
Japan
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magnet
sheet
ferromagnetic material
magnets
layer
Prior art date
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Application number
JP10378565A
Other languages
English (en)
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JP3681910B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Maehashi
清 前橋
Kazumasa Fujii
一正 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichilaymagnet Co Ltd
Original Assignee
Nichilaymagnet Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichilaymagnet Co Ltd filed Critical Nichilaymagnet Co Ltd
Priority to JP37856598A priority Critical patent/JP3681910B2/ja
Publication of JP2000200045A publication Critical patent/JP2000200045A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3681910B2 publication Critical patent/JP3681910B2/ja
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は多極着磁した複数の磁石を、互いの
磁極の方向に影響されず自由な方向にむけて積層するこ
とができ、しかも同極が対向することによる反発がなく
安定して一体化できる積層表示機構を得ようとする。 【解決手段】 強磁性体の板状基板1の片面にシート状
磁石2を貼着して第1の磁石層を形成する。第1の磁石
層表面にシート状強磁性体4を重ねる。更に強磁性体4
の表面に任意の面積のシート状磁石6を吸着して第2の
磁石層を形成する。各磁石層または強磁性体表面に装飾
層を有し、その表面が表示可能な積層表示機構を形成し
ている。積層した各層は安定して着脱自在に一体化して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数枚のシート状磁
石または強磁性体から成る表示体を積層でき、かつ張り
替え自在な積層表示機構に関するもので、机上で使用す
る小面積のものから掲示板、管理板、白板、地図など、
事務所、学校、講演会での表示、説明用として、室内装
飾用として広い面積で使用できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホワイトボードのように鉄板等の
強磁性体を被着体とし、縞状に多極着磁したシート状磁
石によって表示片を形成し、磁力によって被着体にシー
ト状の表示片を吸着し、磁石の表示片を何層にも重ねる
ことは余り行われていない。シート状磁石を重ねる例と
しては図7に示すように被着体23と表示片24とに同
一ピッチで縞状に多極着磁したシート状磁石を用い、異
極同士を対向吸着することにより固定するものがあっ
た。この場合の表示片24は着磁ピッチが磁石の厚さよ
りも大きいため、非着磁面側にも磁極を生じている。こ
の磁石の表示片24を強磁性体の被着体25に吸着する
と図9に示すように非着磁面26側の漏洩磁束密度が増
大するので、表示片24と同種の表示片を積層すること
ができる。この場合、2枚の表示片の磁極は互いに平行
に異極同士が対向吸着している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように多極着磁
のシート状磁石を積層した場合、必然的に同極同士が反
発し異極同士が吸着するため、互いに縞状の磁極が対向
した状態でのみ安定した吸着を得ることができる。しか
し、磁極が交差した状態では異極同士が対向した位置の
み吸着し同極が対向した位置では反発し、図10のよう
にシートが部分的に浮いた状態になるため交差角度によ
っては反発力が強く吸着することができなかった。した
がって表示片の吸着時の方向が一定に限られ、任意の方
向に向けて吸着することはできず、吸着位置の移動も図
7(イ)(ロ)に示すように着磁ピッチの2倍毎の幅に
制限され、固定位置を自由に選択できないものであっ
た。また、着磁ピッチの異なる磁石27及び28を積層
したときも図10に示すように、同極が対向した位置で
反発が生じ、部分的に浮いた状態になり落下しやすい欠
点があった。
【0004】本発明は表面漏洩磁束密度の増大を防止
し、かつ表示片を自由な方向に向け任意の位置に張り付
けることのできる積層表示機構を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、磁性体又は非磁性体から成る板状基板の
片面にシート状磁石を貼着して第1の磁石層を形成し、
この表面の全面又は任意の位置に、強磁性体微粉末と有
機高分子粘着材とから成るシート状強磁性体を積層介在
し、この全面又は任意の位置にシート状磁石の貼着によ
り第2の磁石層を形成し、磁石層毎にシート状強磁性体
を介在して複数段の磁石層を積層できるようにし、最上
面および各磁石層または強磁性体表面に装飾層を設け、
かつ表示可能にした積層表示機構を形成したもので、積
層した各層は安定して着脱自在に一体化している。
【0006】
【発明の実施の形態】鉄板等の強磁性体を磁石に吸着
し、磁気閉回路を形成することにより、効率の良い磁気
吸着及び磁気遮蔽効果が得られることに着眼し、本発明
を構成したものである。本発明による積層表示機構は板
状基板の片面に等方性または異方性の多極着磁をしたシ
ート状磁石を積層し、更に強磁性体微粉末と有機高分子
粘結材等から成るシート状強磁性体を積層することによ
り磁気遮蔽し、前記シート状強磁性体の表面全面又は一
部に、シート状磁石の着磁ピッチや着磁方向に拘らず自
由な位置に磁石を積層吸着している。更にシート状強磁
性体を介在しながらシート状磁石を複数段にわたって積
層することができる。
【0007】本発明に用いるシート状磁石はフェライト
系磁石材料、希土類磁石材料等の硬質磁性材料の微粉末
と高分子粘結材から成り、その厚さは0.1mm〜3.
0mm程度が好ましく、縞状の多極着磁の極間は1.5
mm〜7.0mm程度が好ましい。
【0008】また、シート状強磁性体は強磁性体微粉末
と有機高分子粘結材とから成り、強磁性体微粉末として
は鉄粉(軟鉄粉、炭素鋼粉、ケイ素鋼粉、還元鉄粉、ア
トマイズ鉄粉、カーボニル鉄粉等)又は鉄との合金粉
(パーマロイ粉、センダスト粉、アルパーム粉、アモル
ファス磁性合金粉等)あるいはニッケル粉、コバルト
粉、カーボニルニッケル粉、カーボニルコバルト粉、ソ
フトフェライト粉(マンガン・ジンク系粉、ニッケル・
ジンク系粉、四三酸化鉄粉等)等が用いられ、有機高分
子粘結材としては塩素化ポリエチレン、クロロスルフォ
ン化ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ク
ロロプレンゴム、ニトリルゴム、アクリルゴム等のエラ
ストマーが用いられている。また、強磁性体微粉末の粒
子径は3〜300μmが好ましい。
【0009】強磁性体微粉末と有機高分子粘結材との総
量に対する強磁性体微粉末の配合割合は45〜70容積
%で、この範囲内で製品の用途及び目的に応じて強磁性
体粉の磁化率及び飽和磁束密度を考慮して、適宜配合割
合を決定する。45容積%未満では使用する強磁性体の
性能を十分に引き出すことができず、70容積%を越え
るとシート状にするときに製造機械に与える負荷が増大
し製造が困難になると共に、シート状強磁性体の可撓性
が低下し実用性に欠ける製品になる。また、シート状強
磁性体の厚さはシート状磁石の漏洩磁束密度によって適
宜決められる。
【0010】本発明では板状基板は鉄板等の強磁性体又
は木製等の非磁性体を用いることもできる。板状基板に
強磁性体を用いた場合、第1の磁石層を成すシート状磁
石の着磁面を基板表面に吸着すると、第1の磁石層が異
方性片面着磁であっても非着磁面側の漏洩磁束が強くな
る。しかしシート状強磁性体を積層吸着することにより
磁気閉回路を構成することができ、漏洩磁束を遮蔽する
ことができる。したがって、第2の磁石層を成すシート
状磁石を前記シート状強磁性体表面に積層吸着すること
ができ、第2の磁石層は第1の磁石層の磁極の方向や着
磁ピッチに影響されることなく任意の位置に任意の方向
に向けて固定することができる。更に第2の磁石層表面
に強磁性体を介在し、磁石と強磁性体を交互に積層し3
段以上の磁石層を形成することができる。
【0011】板状基板に非磁性体を用いた場合、片面着
磁の第1の磁石層を成すシート状磁石は非着磁面を接着
剤又は粘着剤により板状基板表面に固定し、次にシート
状強磁性体を積層吸着し、第2の磁石層を積層し、更に
強磁性体を介在して磁石層を積層固定する構成は前記の
強磁性体の基板を用いた場合と同様であり、同様の作用
効果を得ることができる。
【0012】第1の磁石層及び第2の磁石層は1枚の磁
石で構成するとは限らず、第1及び第2のそれぞれの磁
石層を互いに吸着した2枚の磁石によって構成し、2枚
1組の磁石毎にシート状強磁性体を介在し、複数段の磁
石を積層することができる。また、複数段積層した磁石
層を1枚の磁石で構成した段と2枚の磁石で構成した段
によって構成することもできる。最上面または各段毎に
シート状強磁性体を介在したことによりシート状磁石の
積層による表面漏洩磁束密度の増大を防止し、磁気記録
媒体等への磁気障害を防止することができる。
【0013】
【第1実施例】図1は本発明の第1実施例を示した正面
図、図2は同拡大断面図である。1は強磁性体から成る
630mm×930mmの板状基板、2は450mm×
700mmのシート状磁石で、第1の磁石層を構成す
る。磁石材料としてはストロンチウムフェライト、粘結
材としては塩素化ポリエチレンを使用している。このシ
ート状磁石2は着磁面を板状基板1表面に吸着してい
る。シート状磁石2の表面側には漏洩磁束を阻害しない
装飾層3が一体的に形成されている。4は磁石2に積層
吸着した350mm×500mmのシート状強磁性体
で、強磁性体微粉末と有機高分子粘結材から成り表面に
装飾層5が一体に設けられている。
【0014】6はシート状強磁性体4に吸着した150
mm×400mmのシート状磁石で、磁石2に対して交
差角45゜で互いの磁極が交差して吸着し、第2の磁石
層を構成している。7は第2のシート状磁石6表面の装
飾層である。本実施例では各面の装飾層3、5、7はい
ずれも粘着剤処理を施した厚さ0.1mmの塩化ビニル
樹脂をラミネートしている。以下本実施例中の第1の磁
石層、第2の磁石層及びシート状強磁性体について、特
性の異なる磁石又は強磁性体として表1に示した磁石又
は表2に示した強磁性体を使用した具体例1〜6を列挙
する。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】(具体例1) 第1及び第2の磁石層を構
成するシート状磁石2及び6に、表1(イ)の等方性両
面着磁の磁石を使用している。ストロンチウムフェライ
トの充填量60v%で厚さ0.8mmである。シート状
強磁性体として、表2(ニ)のアトマイズ鉄粉充填量5
3v%で厚さ0.75mmの強磁性体を使用している。
この場合、板状基板1に対するシート状磁石2の吸着力
すなわち面Aの測定値は23g/cm、シート状磁石
2に対する強磁性体4の吸着力すなわち面Bの測定値は
27g/cm、強磁性体4に対するシート状磁石6の
吸着力すなわち面Cの測定値は18g/cmである。
シート状強磁性体4を介在したことにより磁石の漏洩磁
束を遮蔽することができる。また、磁石6の位置及び第
1の磁石層に対する貼付角度を変更しても安定した貼付
ができ貼付の任意性も良好である。
【0018】(具体例2) 第1及び第2の磁石層を成
すシート状磁石2及び6として、表1(イ)の等方性両
面着磁の磁石を使用し、シート状強磁性体として、表2
(ホ)のマンガン・ジンクフェライト焼結粉砕粉の充填
量63v%で厚さ0.75mmの強磁性体を使用する。
測定値は面Aが23g/cm、面Bが26g/c
、面Cが17g/cmであり、具体例1と同様に
漏洩磁束を遮蔽でき、貼付の任意性も良好である。
【0019】(具体例3) 第1及び第2の磁石層を成
すシート状磁石2及び6として、表1(ハ)の異方性磁
石を使用している。ストロンチウムフェライトの充填量
63v%で厚さ0.5mmである。シート状強磁性体と
して、表2(ニ)のアトマイズ鉄粉充填量53v%で厚
さ0.75mmの強磁性体を使用している。測定値は面
Aが36g/cm、面Bが39g/cm、面Cが1
7g/cmであり、具体例1と同様に漏洩磁束を遮蔽
でき、貼付の任意性も良好である。
【0020】(具体例4) 第1及び第2の磁石層を成
すシート状磁石2及び6として、表1(ハ)の異方性磁
石を使用している。シート状強磁性体として、表2
(ホ)のマンガン・ジンクフェライト焼結粉砕粉の充填
量63v%で厚さ0.75mmの強磁性体を使用してい
る。測定値は面Aが36g/cm、面Bが38g/c
、面Cが16g/cmであり、具体例1と同様に
漏洩磁束を遮蔽でき、貼付の任意性も良好である。
【0021】(具体例5) 第1の磁石層を成すシート
状磁石2として、表1(イ)の等方性両面着磁の磁石を
使用し、第2の磁石層を成すシート状磁石6として、表
1(ロ)のセミ異方性磁石で、磁石材料粉の充填量61
v%、厚さ0,7mmを使用する。シート状強磁性体と
して表2(ニ)のアトマイズ鉄粉53v%含有した強磁
性体を使用する。測定値は面Aが36g/cm、面B
が39g/cm、面Cが28g/cmであり、具体
例1と同様に漏洩磁束を遮蔽でき、貼付の任意性も良好
である。
【0022】(具体例6) 第1の磁石層を成すシート
状磁石2として、表1(イ)の等方性両面着磁の磁石を
使用し、第2の磁石層を成すシート状磁石6として、表
1(ロ)のセミ異方性磁石で、磁石材料粉の充填量61
v%、厚さ0,7mmを使用する。シート状強磁性体と
して、表2(ホ)のマンガン・ジンクフェライト焼結粉
砕粉の充填量63v%で厚さ0.75mmの強磁性体を
使用している。測定値は面Aが36g/cm、面Bが
38g/cm、面Cが26g/cmであり、具体例
1と同様に漏洩磁束を遮蔽でき、貼付の任意性も良好で
ある。
【0023】上記実施例1の具体例1〜6の積層した材
料及び測定結果をまとめると表3のとおりである。
【0024】
【表3】
【0025】
【第2実施例】図3は本発明の第2実施例を示した正面
図、図4は同拡大断面図である。10は強磁性体から成
る板状基板、11及び12は互いに吸着し第1の磁石層
を構成するシート状磁石で、それぞれの表面に磁力を阻
害しない程度の装飾層13又は14が一体に形成されて
いる。磁石11は板状基板10全面に貼着されている。
磁石12はシート状磁石11と材質、着磁ピッチ及び厚
さが同一の450mm×600mmのシート状磁石で、
磁石11の表面の一部に磁極に沿って積層吸着されてい
る。
【0026】15は強磁性体微粉末と有機高分子粘着材
から成るシート状強磁性体で、表面に装飾層16が一体
に貼着されている。350mm×400mmの強磁性体
15をシート状磁石12表面の一部に積層吸着すること
により、磁石11、12から成る第1の磁石層の漏洩磁
束を遮蔽している。17、18は磁極に沿って互いに吸
着し第2の磁石層を構成したシート状磁石で、磁石17
は200mm×200mm、磁石18は150mm×1
50mmである。磁石17及び18のそれぞれの表面に
は磁力を阻害しない程度の装飾層19及び20が一体に
貼着されている。このシート状磁石17、18は第1の
磁石層即ち磁石11、12に対して磁極の交差角が約4
5゜になるように積層吸着されている。以下本実施例中
の第1の磁石層、第2の磁石層及びシート状強磁性体に
ついて、特性の異なる磁石又は強磁性体として表1に示
した磁石又は表2に示した強磁性体を使用した具体例7
〜12を列挙する。
【0027】(具体例7) 第1及び第2の磁石層を構
成する4枚のシート状磁石として、表1(イ)の等方性
両面着磁の磁石を使用している。シート状強磁性体とし
て、表2(ニ)のアトマイズ鉄粉充填量53v%で厚さ
0.75mmの強磁性体を使用している。板状基板1に
対するシート状磁石2の吸着力すなわち面Aの測定値は
23g/cm、第1の磁石層を構成する磁石2と磁石
6とが吸着する面Dの測定値は26g/cm、第1の
磁石層に対する強磁性体15の吸着力すなわち面Eの測
定値は33g/cm、強磁性体15に対する磁石17
の吸着力すなわち面Fの吸着力は17g/cm、第2
の磁石層を構成するシート状磁石17と磁石18とが吸
着する面Gの測定値は29g/cmである。シート状
強磁性体15を介在したことにより磁石の漏洩磁束を遮
蔽することができ、貼付の任意性も良好である。
【0028】(具体例8) 第1及び第2の磁石層を構
成する4枚のシート状磁石として、表1(イ)の等方性
両面着磁の磁石を使用している。シート状強磁性体とし
て、表2(ホ)のマンガン・ジンクフェライト焼結粉砕
粉の充填量63v%で厚さ0.75mmの強磁性体を使
用している。測定値は面Aが測定値は23g/cm
面Dが26g/cm、面Eが31g/cm、面Fが
15g/cm、面Gが29g/cmであり、具体例
7と同様に漏洩磁束を遮蔽でき、貼付の任意性も良好で
ある。
【0029】(具体例9) 第1及び第2の磁石層を構
成する4枚のシート状磁石として、表1(ハ)の異方性
磁石を使用し、シート状強磁性体として、表2(ニ)の
アトマイズ鉄粉充填量53v%で厚さ0.75mmの強
磁性体を使用している。測定値は面Aが36g/c
、面Dが39g/cm、面Eが33g/cm
面Fが20g/cm、面Gが31g/cmである。
漏洩磁束の遮蔽効果及び貼付の任意性も良好である。
【0030】(具体例10) 第1及び第2の磁石層を
構成する4枚のシート状磁石として、表1(ハ)の異方
性磁石を使用し、シート状強磁性体として、表2(ホ)
のマンガン・ジンクフェライト焼結粉砕粉の充填量63
v%で厚さ0.75mmの強磁性体を使用している。測
定値は面Aが36g/cm、面Dが39g/cm
面Eが32g/cm、面Fが18g/cm、面Gが
31g/cmである。漏洩磁束の遮蔽効果及び貼付の
任意性も良好である。
【0031】(具体例11) 第1の磁石層又は第2の
磁石層を構成するシート状磁石のうち基板側磁石11及
び17に表1(ハ)の異方性磁石を使用し、磁石12及
び18に表1(ロ)のセミ異方性磁石を使用する。シー
ト状強磁性体として、表2(ニ)のアトマイズ鉄粉充填
量53v%で厚さ0.75mmの強磁性体を使用する。
測定値は面Aが36g/cm、面Dが38g/c
、面Eが21g/cm、面Fが23g/cm
面Gが23g/cmである。漏洩磁束の遮蔽効果及び
貼付の任意性も良好である。
【0032】(具体例12) 第1の磁石層又は第2の
磁石層を構成するシート状磁石のうち基板側磁石11及
び17に表1(ハ)の異方性磁石を使用し、磁石12及
び18に表1(ロ)のセミ異方性磁石を使用する。シー
ト状強磁性体として、表2(ホ)のマンガン・ジンクフ
ェライト焼結粉砕粉の充填量63v%で厚さ0.75m
mの強磁性体を使用している。測定値は面Aが36g/
cm、面Dが38g/cm、面Eが20g/c
、面Fが21g/cm、面Gが22g/cm
ある。漏洩磁束の遮蔽効果及び貼付の任意性も良好であ
る。
【0033】上記実施例2の具体例7〜12の積層した
磁石又は強磁性体及び測定結果をまとめると表4のとお
りである。
【0034】
【表4】
【0035】本明細書に記載した磁気吸着力の測定方法
は張り付けるシート状磁石又はシート状強磁性体を直径
3.57cmの円形(10cm)に切り抜いたもの
を、同寸法のプラスチック板の片面に引っ掛けを有する
円盤に両面テープで張付け、被着体側に磁気吸着後、バ
ネ計りで引っ掛けに掛けて垂直方向に引っ張り、引き離
しに要する力を測定し磁気吸着力g/cmを求めた。
室温23℃である。また、貼付けの任意性評価方法は、
書くシート状磁石またはシート状強磁性体を順次張り重
ねた時に位置及び角度を変化させて、任意の位置又は任
意の方向に貼付できるか否かを指触と目視で判定してい
る。
【0036】
【第3実施例】図5は本発明の第3実施例を示した断面
図である。21は非磁性体からなる板状基板で、一面側
にシート状磁石11が接着剤層22によって一体に固定
されている。磁石11及び12を互いに吸着して第1の
磁石層を構成し、実施例2と同様にシート状強磁性体1
5を介在し、更にシート状磁石17及び18から成る第
2の磁石層を積層吸着している。このように板状基板2
1に非磁性体を用い、磁石11に片面着磁の異方性磁石
を用いた場合は磁石11の非着磁面側と板状基板21表
面とを接着剤により固定し、記述の実施例と同様にシー
ト状磁石とシート状強磁性体とを積層することにより同
様の作用を得ることができる。
【0037】上記各実施例は複数の磁石層の間に強磁性
体を介在したので漏洩磁束を遮蔽することができる。例
えば第1実施例の第2の磁石層表面にシート状強磁性体
を設けると、その表面は3ガウスを示し、第2実施例の
第1の磁石層に設けた強磁性体表面は20ガウスを示し
た。この数値は同一積層構造でシート状磁石のみを積層
した場合の最上面の表面磁束密度が170ガウスまたは
400ガウスであったことと比較すると遮蔽効果が顕著
である。その結果、強磁性体表面に表3及び表4に示す
ように安定した吸着力で任意の方向に向けてシート状磁
石を貼付することができる。上記各実施例では最上面に
第1の磁石層の磁極に対し、45°の角度で磁石を貼着
した例を示したが、貼着角度を45°以外に変更しても
同様に安定した貼着を継続することができる。
【0038】図6は本発明を実施した製品として完成し
た場合の一例を示した断面図である。8は木製の基台
で、この内面に接着剤9により板状基板10を固定して
いる。板状基板10全面にシート状磁石11を貼着し共
に基台8に納まっている。磁石11とその表面に積層吸
着した磁石12によって第1の磁石層を形成し、更にシ
ート状強磁性体15および第2の磁石層として磁石17
を積層している。
【0039】記述の実施例では基台を示していないが、
実際に製品化をするときは基台を用いないこともある
が、多くの場合は板状基板とシート状磁石又は板状基板
のみを基台に納めて構成する。基台の素材は金属、合成
樹脂などでも良く木製に限らない。
【0040】
【発明の効果】本発明は上記のような構成及び作用を有
するので、シート状磁石を複数段積層して貼着すること
ができ、しかも後に積層する磁石層は先に形成した磁石
層の漏洩磁束に影響されず、磁極の向きに拘らず自由な
方向に向けて貼着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示した正面図。
【図2】同拡大断面図。
【図3】本発明の第2実施例を示した正面図。
【図4】同拡大断面図。
【図5】第3実施例を示した断面図。
【図6】製品化した例の断面図。
【図7】(イ)(ロ)は従来の磁石の積層貼着状態を示
した断面図。
【図8】従来の磁石積層貼着状態の平面図。
【図9】被着体に吸着した多極磁石の磁束漏洩状態を示
した断面図。
【図10】従来の磁極を交差して磁石を積層吸着したと
きの端面図。
【符号の説明】
1 板状基板 2 シート状磁石 3 装飾層 4 シート状強磁性体 5 装飾層 6 シート状磁石 7 装飾層 10 板状基板 11,12 シート状磁石 13,14 装飾層 15 シート状強磁性体 16 装飾層 17,18 シート状磁石 19,20 装飾層 21 板状基板 22 接着剤層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月23日(1999.3.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように多極着磁
のシート状磁石を積層した場合、必然的に同極同士が反
発し異極同士が吸着するため、互いに縞状の磁極が対向
した状態でのみ安定した吸着を得ることができる。しか
し、磁極が交差した状態では異極同士が対向した位置の
み吸着し同極が対向した位置では反発し、交差角度によ
っては反発力が強く吸着することができなかった。した
がって表示片の吸着時の方向が一定に限られ、任意の方
向に向けて吸着することはできず、吸着位置の移動も図
7(イ)(ロ)に示すように着磁ピッチの2倍毎の幅に
制限され、固定位置を自由に選択できないものであっ
た。また、着磁ピッチの異なる磁石27及び28を積層
したとき図10に示すように、同極が対向した位置で反
発が生じ、部分的に浮いた状態になり落下しやすい欠点
があった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、磁性体又は非磁性体から成る板状基板の
片面にシート状磁石を貼着して第1の磁石層を形成し、
この表面の全面又は任意の位置に、強磁性体微粉末と有
機高分子粘結材とから成るシート状強磁性体を積層介在
し、この全面又は任意の位置にシート状磁石の貼着によ
り第2の磁石層を形成し、磁石層毎にシート状強磁性体
を介在して複数段の磁石層を積層できるようにし、最上
面および各磁石層または強磁性体表面に装飾層を設け、
かつ表示可能にした積層表示機構を形成したもので、積
層した各層は安定して着脱自在に一体化している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 15は強磁性体微粉末と有機高分子粘結
材から成るシート状強磁性体で、表面に装飾層16が一
体に貼着されている。350mm×400mmの強磁性
体15をシート状磁石12表面の一部に積層吸着するこ
とにより、磁石11、12から成る第1の磁石層の漏洩
磁束を遮蔽している。17、18は磁極に沿って互いに
吸着し第2の磁石層を構成したシート状磁石で、磁石1
7は200mm×200mm、磁石18は150mm×
150mmである。磁石17及び18のそれぞれの表面
には磁力を阻害しない程度の装飾層19及び20が一体
に貼着されている。このシート状磁石17、18は第1
の磁石層即ち磁石11、12に対して磁極の交差角が約
45°になるように積層吸着されている。以下本実施例
中の第1の磁石層、第2の磁石層及びシート状強磁性体
について、特性の異なる磁石又は強磁性体として表1に
示した磁石又は表2に示した強磁性体を使用した具体例
7〜12を列挙する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】 (具体例12) 第1の磁石層又は第2
の磁石層を構成するシート状磁石のうち基板側磁石11
及び17に表1(ハ)の異方性磁石を使用し、磁石12
及び18に表1(ロ)の異方性磁石を使用する。シート
状強磁性体として、表2(ホ)のマンガン・ジンクフェ
ライト焼結粉砕粉の充填量63v%で厚さ0.75mm
の強磁性体を使用している。測定値は面Aが36g/c
、面Dが38g/cm、面Eが20g/cm
面Fが21g/cm、面Gが22g/cmである。
漏洩磁束の遮蔽効果及び貼付の任意性も良好である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】 着磁ピッチの異なる磁石を積層吸着
したときの端面図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体又は非磁性体から成る板状基板の
    片面にシート状磁石を貼着して第1の磁石層を形成し、
    この表面の全面又は任意の位置に、強磁性体微粉末と有
    機高分子粘着材とから成るシート状強磁性体を積層介在
    し、この全面又は任意の位置にシート状磁石の貼着によ
    り第2の磁石層を形成し、磁石層毎にシート状強磁性体
    を介在することにより複数段の磁石層を積層形成でき、
    最上面および各磁石層または強磁性体表面に装飾層を有
    し、かつ表示可能としたことを特徴とする積層表示機
    構。
  2. 【請求項2】 シート状強磁性体を介在して積層形成し
    た複数段の磁石層の全部又は任意の磁石層を2枚1対の
    シート状磁石によって形成した請求項1記載の積層表示
    機構。
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