JP2000291570A - 可変容量形ポンプ - Google Patents
可変容量形ポンプInfo
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Abstract
グの振動、ポンプ吐出側での脈動を減衰させて騒音問題
を解決するとともに、ポンプ全体の構造の簡素化とコン
パクト化を図る。 【解決手段】 ポンプボディ21内で揺動可能なカムリ
ング27の両側に第1、第2の流体圧室43,44を備
える。カムリングをポンプ容量が最大となる方向に付勢
する付勢手段61を内設したプランジャダンパ64を、
第2の流体圧室に設け、カムリングの側部に当接させ
る。メータリング絞り60を構成する可変メータリング
絞り69を、プランジャダンパの摺動動作によって開閉
される位置であって、第2の流体圧室とは区画された位
置に設ける。メータリング絞りを構成する固定メータリ
ング絞り68を、可変メータリング絞りに近接する位置
であって、プランジャダンパの摺動動作で開閉されない
位置に設ける。制御バルブとしてのスプールバルブのス
プールにリリーフバルブを付設する。
Description
ハンドル操作力を軽減する動力舵取装置のような圧力流
体利用機器に用いる可変容量形ポンプに関する。
は、自動車用エンジンで直接回転駆動される容量形のベ
ーンポンプが用いられている。このような容量形ポンプ
は、エンジン回転数に対応して吐出流量が増減するた
め、自動車の停車中や低速走行時に操舵補助力を大きく
し、高速走行時に操舵補助力を小さくするという動力舵
取装置に要求される操舵補助力とは相反する特性をもっ
ている。したがって、このような容量形ポンプには、回
転数が低い低速走行時にも必要な操舵補助力が得られる
程度の吐出流量を確保できる大容量のものを用いる必要
がある。しかも、回転数が高い高速走行時には、吐出流
量を一定量以下に制御する流量制御弁が必須となる。こ
のため、容量形ポンプでは、構成部品点数が増え、構造
や通路構成が複雑で、全体の大型化やコスト高となるこ
とが避けられない。
るために、一回転当たりの吐出流量(cc/rev)を
回転数の増加に比例して減少させることが可能な可変容
量形ベーンポンプが、たとえば特開平5−278622
号公報、特開平6−200883号公報、特開平7−2
43385号公報、特開平8−200239号公報等に
よって提案されている。これらの可変容量形ポンプによ
れば、容量形ポンプのような流量制御弁が不要となり、
また駆動馬力の無駄が防げるためエネルギ効率の面でも
優れている。また、タンク側への戻りもないことから油
温が上昇するというようなことがなく、しかもポンプ内
部での漏れや容積効率が低下するという問題も防止でき
る。
例を、たとえば特開平8−200239号公報等におけ
るポンプ構造を示す図12を用いて簡単に説明すると、
図中1はポンプボディ、1aはアダプタリング、2はこ
のボディ1のアダプタリング1a内に形成される楕円形
空間部1b内で支軸部となる揺動支点ピン2aを介して
揺動可能に設けられたカムリングで、図中左方向に押圧
するばね手段(圧縮コイルばね2b)により付勢されて
いる。
にポンプ室4を形成するように他側寄りに偏心して収容
されている。このロータ3が外部駆動源によって回転駆
動されることにより、放射方向に進退自在に保持したベ
ーン3aを進退させる。なお、図中3bはロータ3の駆
動軸で、ロータ3は図中矢印で示す方向に回転駆動され
る。ここでは、ポンプ室4を、カムリング2内でロータ
3の一側に形成されるほぼ三日月形状を呈する空間部で
あって、後述する吸込側開口7から吐出側開口8にかけ
て形成される空間部を示すものとして説明する。
グ1aの楕円形空間部1b内でカムリング2の外周面両
側に形成され、それぞれが高圧側と低圧側となる第1、
第2の流体圧室である。これらの室5,6には、カムリ
ング2を揺動させるための制御圧としてポンプ吐出側通
路11に設けたメータリング絞りの上、下流側の流体圧
を導く通路5a,6aが、後述するスプール式制御バル
ブ10を介して開口している。
を、第2の流体圧室6を形成するボディ1の側壁面に開
口した孔部12aと、この孔部12aを開閉するように
移動するカムリング2の側縁部12bとによって形成し
ている。このため、第2の流体圧室6は、上述した可変
メータリング絞り12の下流側の流体圧の状態におかれ
ており、この流体圧が前記通路6aを介して前記制御バ
ルブ10の低圧側の室に導かれている。また、上述した
可変メータリング絞り12の下流側のポンプ吐出側通路
を符号13で示す。
のポンプ吸込側領域4Aに臨んで開口されるポンプ吸込
側開口(吸込ポート)、8はポンプ室4のポンプ吐出側
領域4Bに臨んで開口されるポンプ吐出側開口(吐出ポ
ート)である。これらの開口7,8は、ロータ3および
カムリング2からなるポンプ構成要素を両側から挾み込
んで保持するための固定壁部であるプレッシャプレート
およびサイドプレート(図示せず)の少なくともいずれ
か一方に形成されている。
bによって流体圧室6側から付勢され、前記ポンプ室4
内の容積(ポンプ容量)を最大に維持する方向に押圧さ
れている。また、図中2cはカムリング2の外周面に設
けられ揺動支点ピン2aと共に左、右両側に流体圧室
5,6を画成するためのシール材である。
吐出側通路11,13の途中に設けた可変メータリング
絞り12の上、下流側での差圧P1,P2により作動
し、ポンプ吐出側の流量の大小に応じた流体圧P3(P
1〜P0)を、前記カムリング2の外側部で高圧側の流
体圧室5に対し導入することにより、ポンプ始動直後に
おいても充分な流量を確保できるように構成している。
路11,13の可変メータリング絞り12の上、下流側
の流体圧を制御バルブ10で制御して前記カムリング2
両側の流体圧室5,6に導入することにより、図12中
黒塗り矢印または白抜き矢印で示すように、カムリング
2を所要の方向に揺動させてポンプ室4内の容積を変
え、図13の流量特性に示すようにポンプ吐出側での流
量に対応させて吐出流量を制御することができる。ま
た、ポンプ回転数の増加に伴って吐出側の流量を所定流
量まで立上げてその状態を維持するとともにポンプの高
回転数域では流量を減少させるという流量制御を行なう
ことができる。
Bにかけての状態を示し、ポンプ回転数が一定以上にな
ると、前記可変メータリング絞り12の上、下流側の流
体圧力差が増大し、その結果カムリング2は図中右側
(黒塗り矢印で示す方向)に揺動し、可変メータリング
絞り12を絞ることによりその絞り量に応じてポンプか
らの吐出流量が減少し、最小の絞り位置で領域Cで示す
ように一定流量に維持されることになる。
用機器(たとえばパワーステアリング装置のパワーシリ
ンダであって図中PSで示す)の作動による負荷作用時
に、可変メータリング絞り12の上、下流側での差圧が
所定の値以上になったときに可変メータリング絞り12
よりも上流側の流体圧P1を制御圧としてカムリング2
外側の高圧側の流体圧室5に導入し、カムリング2の揺
動を防止するように動作する。
から前記スプール式制御バルブ10の低圧室を通って前
記ポンプ室4のポンプ吸込側領域4Aに至るポンプ吸込
側通路14を設けている。また、前記ポンプ吐出側通路
13には、ポンプ吐出側の流体圧が一定圧以上になった
ときに前記ポンプ吸込側通路14を介してポンプ吸込側
(またはタンクT側)に圧力流体をポンプ吸込側(タン
クT側)にリリーフさせる位置に圧力制御弁として直動
型のリリーフバルブ15を設けている。
は、カムリング2を揺動動作させるための一対の流体圧
室5,6のうち、第2の流体圧室6に可変メータリング
絞り12の下流側の流体圧を直接導入する構造となって
いる。すなわち、第2の流体圧室6を構成するポンプボ
ディ1側の側壁に設けた孔部12aと揺動動作するカム
リング2の外周縁部とで可変メータリング絞り12が形
成され、この第2の流体圧室6を通って前記ポンプ吐出
側通路13側に給送されている。
よる従来の可変容量形ポンプにおいて、カムリング2が
第1、第2の流体圧室5,6の圧力と前記第2の流体圧
室6内に設けた圧縮コイルばね2bの付勢力とによっ
て、ポンプ回転数に伴う流体の供給流量の増減に応じて
揺動動作し、ポンプ容量が所要の大きさになるように制
御しているが、このカムリング2の揺動動作を適切に制
御するうえで問題がある。
に、制御バルブ10により可変メータリング絞り12の
上流側の流体圧を導入する第1の流体圧室5は、一部に
絞り部を有する通路5aを介して流体圧を導入する構造
であるから、カムリング2がこの第1の流体圧室5側に
揺動したときには、前記通路5aの絞り部によるダンパ
機能によって、前記カムリング2に対して所要の制動力
を作用させることができる。
ルばね2bを設けているだけであって、上述した第1の
流体圧室5側のようにカムリング2に制動力を与えるダ
ンパ機能をもつ手段が設けられていない。このため、カ
ムリング2が第2の流体圧室6側に揺動したときには、
ばね2bが撓むことによる弾撥力は多少作用するもの
の、ダンパ機能による制動力を効かせることができな
い。したがって、カムリング2の第1、第2の流体圧室
5,6側への揺動動作(特に第1の流体圧室5側から第
2の流体圧室6側への揺動動作)が不安定となり易い。
そして、カムリング2が振動したり、ポンプ吐出側の流
体圧に脈動を生じることが避けられない。
部12aからポンプ吐出側の流体圧が噴流となって流入
し、これをカムリング2の外側縁部で開閉しようとした
ときにカムリング2が振動しやすく、しかもこのような
孔部12aからの噴流をカムリング2の外側縁部で開閉
することにより、ポンプ吐出側において脈動が大きくな
る。
取装置において、操舵力が変動したり、流体音等の騒音
が大きくなるという問題につながるおそれがあり、この
ような問題を解決することができる何らかの対策を講じ
ることが望まれている。
は、ポンプボディ内の圧力流体の通路構造の簡素化や、
カムリングを揺動させるための制御バルブの構造の簡素
化を図り、またポンプ全体の構造のコンパクト化を図る
ことが望まれており、このような点に対する対策も必要
となっている。
ば、ポンプ全体の構造を可能な限り簡素化し、ポンプボ
ディ内で圧力流体の流れる通路構造を簡素化するととも
に加工性、組立性も向上させ、製造コストを低減するこ
とが可能な対策を講じることが望まれている。
ものであり、ポンプ内部で揺動動作するカムリングの動
きを所要の状態で制御する第1、第2の流体圧室におい
て、カムリングの両揺動方向ともダンパ機能による制動
力を作用させるように構成することにより、従来問題と
なっていたカムリングの振動や吐出側流体圧での脈動を
軽減し、騒音問題を解決することができ、しかもポンプ
全体の構造の簡素化とコンパクト化を図ることができる
可変容量形ポンプを得ることを目的としている。
ために本発明の請求項1に係る可変容量形ポンプは、ロ
ータを一側寄りに片寄らせた状態で配置しこのロータの
他側寄りの部分との間にポンプ室を形成するカムリング
と、前記カムリングをその外周面の一部に設けた揺動支
点ピンを支点として揺動可能に支持する内部空間を有す
るポンプボディと、前記ポンプボディ内で前記カムリン
グを前記ポンプ室からのポンプ容量を最大とする方向に
付勢する付勢手段と、前記ポンプボディの内部空間内で
前記カムリングの外周部との間にシール手段を介して分
割形成され前記カムリングを揺動させる流体圧が導かれ
る第1および第2の流体圧室と、前記ポンプ室から吐出
される圧力流体の吐出側通路の途中に設けたメータリン
グ絞りの上、下流側の流体圧により作動され前記カムリ
ングの揺動を制御するスプール式の制御バルブとを備え
た可変容量形ポンプにおいて、前記付勢手段を内設した
プランジャダンパを前記第2の流体圧室内に設け、この
プランジャダンパを前記カムリングの側部に当接させる
とともに、 前記メータリング絞りを構成する可変メー
タリング絞りを、このプランジャダンパのカムリングの
揺動に伴う摺動動作によって開閉される位置であって、
前記第2の流体圧室とは区画された位置に設けたことを
特徴とする。
ポンプは、請求項1において、前記メータリング絞りを
構成する固定メータリング絞りを、前記可変メータリン
グ絞りに近接する位置であって、前記プランジャダンパ
の摺動動作によって開閉されない位置に設けたことを特
徴とする。
発明)によれば、ポンプ吐出側の通路の一部に設けた固
定メータリング絞りと可変メータリング絞りとからなる
メータリング絞りの上流側の流体圧とポンプ吸込側の流
体圧とから制御バルブによって制御した制御圧を、カム
リングの揺動方向の一側の第1の流体圧室に導入し、前
記メータリング絞りの下流側の流体圧を前記カムリング
の揺動方向の他側の第2の流体圧室に導入することによ
り、カムリングをポンプ吐出側の流量に応じて揺動さ
せ、ポンプ吐出側への供給流量を一定量またはポンプ回
転数の増加とともに一定量以下の任意の量に維持するよ
うに制御できる。
記載の発明)によれば、付勢手段の付勢力をプランジャ
ダンパを介してカムリングに作用させているから、カム
リングに対して付勢力と制動力を適切に作用させ、円滑
な揺動を得ることができる。
記載の発明)によれば、カムリングの揺動に伴って摺動
動作するプランジャダンパによって開閉されるように可
変メータリング絞りを設けているから、カムリングの動
きに合わせた可変メータリング絞りの開閉を所要の状態
で行える。
ポンプは、請求項1または請求項2において、前記メー
タリング絞りの上、下流側の流体圧を前記制御バルブの
両端側に形成されるそれぞれの室にパイロット圧通路を
介して導入するとともに、前記メータリング絞りの上流
側の流体圧とポンプ吸込側の流体圧とを前記制御バルブ
の作動に応じて第1の流体圧室に選択的に導入するダン
パ絞りを有する流路と、前記メータリング絞りの下流側
の流体圧を前記第2の流体圧室に導入するダンパ絞りを
有する流路とを設けたことを特徴とする。
ポンプは、請求項3において、前記制御バルブとしてス
プールバルブを用いるとともに、この制御バルブのスプ
ールに前記メータリング絞りの下流側の流体圧をポンプ
吸込側にリリーフするリリーフバルブを設けたことを特
徴とする。
ポンプは、請求項4において、前記メータリング絞りの
下流側の流体圧を導く制御バルブの他端側の室に至るパ
イロット圧通路にパイロット絞りを設けたことを特徴と
する。
5に記載の発明)によれば、制御バルブとしてのスプー
ルバルブのスプールにリリーフバルブを設けているか
ら、ポンプ吐出側通路内の圧力流体のリリーフを所要の
状態で行える。
ポンプは、請求項1ないし請求項5のいずれか1項にお
いて、前記プランジャダンパを摺動動作自在に保持する
とともに、前記ポンプ室からのポンプ吐出側通路が接続
される第1の通路空間とポンプ吐出側ポートに至るポン
プ吐出側通路が接続される第2の通路空間とを前記ポン
プボディと外周部との間で軸線方向に離間した二位置に
形成する筒状部材を備え、この筒状部材の前記各通路空
間に対応する位置に内、外を連通する第1、第2の孔を
形成するとともに、これらの孔を連通する通路空間を、
前記プランジャダンパの外周に形成した縮径部により前
記筒状部材の内周部との間に形成したことを特徴とす
る。
ば、ポンプ室から吐出される圧力流体は、第1の通路空
間から第1の孔を介してプランジャダンパの縮径部によ
る環状の通路空間を通り、第2の孔から第2の通路空間
を経てポンプ吐出側ポートから吐出される。
ポンプは、請求項6において、前記第1、第2の通路空
間に対応して筒状部材に形成した孔のいずれか一方を、
前記メータリング絞りを構成する小孔としたことを特徴
とする。
ば、第1、第2の孔のいずれかをメータリング絞りを構
成する小孔としたから、前記カムリングを揺動動作させ
てポンプ室からポンプ吐出側ポートを経て吐出する吐出
流量を調整できる。
ポンプは、請求項6において、前記筒状部材内で前記プ
ランジャダンパの外周に形成した縮径部による通路空間
に前記メータリング絞りの下流側の流体圧を導入するよ
うに、前記第1の通路空間に対応して筒状部材に形成し
た孔部を、前記メータリング絞りを構成する小孔として
形成したことを特徴とする。
部材内で前記プランジャダンパの外周に形成した縮径部
による環状の通路空間にメータリング絞りの下流側の流
体圧を導入しているから、プランジャダンパの両端部を
含めてこれを摺動自在に保持している部分における流体
圧をほぼ等しい圧力に維持することができ、プランジャ
ダンパを付勢手段の付勢力のみでカムリング側に押圧力
を作用させることができ、このカムリングの揺動動作を
所要の状態で行える。
変容量形ポンプの第1の実施の形態を示す図である。こ
こで、この第1の実施の形態では、本発明に係るベーン
ポンプが動力舵取装置の油圧発生源となるベーンタイプ
のオイルポンプであって、その吐出流量をポンプの回転
数が増大するにしたがって、最大吐出流量よりも少ない
所定流量になり、その流量を維持するという、いわゆる
ドルーピング特性をもつポンプによって説明する。ま
た、この実施の形態では、図1、図3に示すように、直
動型のリリーフバルブを備えている例を示す。
ベーンタイプの可変容量形ポンプは、ポンプボディを構
成するフロントボディ21およびリアボディ22を備え
ている。このフロントボディ21は、図1、図2に示す
ように全体が略カップ状を呈し、その内部にポンプカー
トリッジとしてのポンプ構成要素23を収納配置する収
納空間24が形成されるとともに、この収納空間24の
開口端を閉塞するようにリアボディ22が組合わせられ
一体に組立てられる。このフロントボディ21には、ポ
ンプ構成要素23を構成するロータ25を外部から回転
駆動するためのドライブシャフト26が貫通した状態で
軸受26a,26b(26aはフロントボディ21側、
26bはリアボディ22側に配設される)により回転自
在に支持されている。26cはオイルシールである。
はベーン25aを有するロータ25の外周部に嵌装して
配置される内側カム面27aを有し、かつこの内側カム
面27aとロータ25との間にポンプ室28を形成して
いる。また、このカムリング27は、後述するようにポ
ンプ室28の容積(ポンプ容量)を可変できるように収
納空間24内で空間内壁部分に嵌合状態で設けられたア
ダプタリング29内で移動変位可能に配置されている。
なお、このアダプタリング29は、ボディ21の収納空
間24内でカムリング27を移動変位可能に保持するた
めのものである。
トで、このプレッシャプレート30は、上述したロータ
25、カムリング27およびアダプタリング29によっ
て構成されているポンプカートリッジ(ポンプ構成要素
23)のフロントボディ21側に圧接して積層配置され
ている。また、ポンプカートリッジの反対側面には前記
リアボディ22の端面がサイドプレートとして圧接さ
れ、フロントボディ21とリアボディ22との一体的な
組立てによって所要の組立状態とされる。そして、これ
らの部材によって、前記ポンプ構成要素23が構成され
ている。
ムリング27を介して積層されるサイドプレートとなる
リアボディ22とは、後述する揺動支点ピン31や適宜
の回り止め手段(図示せず)によって回転方向で位置決
めされた状態で一体的に組付け固定されている。前記揺
動支点ピン31は、カムリング27を揺動可能とするた
めの軸支部および位置決めピンとして機能し、またカム
リング27を揺動させる流体圧室を画成するシール機能
も有する。
24内でその底部側に形成されるポンプ吐出側圧力室
で、この圧力室33によってポンプ吐出側圧力がプレッ
シャプレート30に作用する。34はこのポンプ吐出側
圧力室33にポンプ室28からの圧油を導くようにプレ
ッシャプレート30に穿設されているポンプ吐出側開口
である。
いがポンプ吸込側開口35(図1ではポンプ室28に対
する開口位置を示す)が設けられ、この吸込側開口35
を介してタンクT(ポンプ吸込側)から流入する吸込側
流体は、リアボディ22の一部に設けた吸込側ポートか
らボディ22内に形成したポンプ吸込側通路(共に図示
せず)を通り、リアボディ22の端面に開口するポンプ
吸込側開口35からポンプ室28内に供給される。
ャフト26と直交する方向に形成されたバルブ孔41と
スプール42とからなる制御バルブである。この制御バ
ルブ40により、前記アダプタリング29内でカムリン
グ27の両側に前記揺動支点ピン31とその軸対象位置
に設けたシール材45により分割形成した第1、第2の
流体圧室43,44に導入する流体圧をポンプ回転数に
応じて制御するように構成されている。
いが前記ポンプ吐出側圧力室33からのパイロット圧通
路51(図1中破線で示す)が接続されている。また、
前記バルブ孔41の他端側には、前記スプール42を前
記一端側に付勢する圧縮コイルばね46aを有するばね
室46が形成されている。このばね46aにより前記ス
プール42を図1中右側に付勢している。この実施の形
態では、ばね室46には、前記ポンプ吐出側通路のフロ
ントボディ21における終端部であるポンプ吐出側ポー
ト55部分から形成したパイロット圧通路52が接続さ
れている。
圧室44に対して接続通路47により接続されている。
この接続通路47の一部にはダンパ絞り47aが形成さ
れている。また、前記スプール42の一端側に形成され
る高圧側の室48は、前記スプール42がばね室46側
(図中左方)に動いたときに、ポンプ吸込側から徐々に
切り離される接続通路49を介して前記第1の流体圧室
43に選択的に接続されている。
2の一端側のランド部42aに形成した小径部42bに
よる隙間通路を介して前記スプール42の軸線方向の中
央部分に環状溝42cによって形成した環状空間が接続
されている。この環状空間は、図1、図3に示すように
ポンプ吸込側となる通路53を介してタンクTに接続さ
れている。そして、スプール42の変位量によって、前
記パイロット圧通路51側の流体圧P1 が、前記接続通
路49を介して第1の流体圧通路43に選択的に接続さ
れるように構成されている。
8,46には、前記各パイロット圧通路51,52を介
して、前記ポンプ吐出側の通路の途中に設けた後述する
メータリング絞り部60の上流側、下流側の流体圧P1
,P2 が導かれている。
機器(PS)の作動時はメータリング絞り部60の上、
下流側での差圧が小さいから、スプール42は図1、図
3に図示した位置にあり、第1の流体圧室43には、ポ
ンプ吸込側の流体圧P0 が導入されている。このとき、
第2の流体圧室44には、前記メータリング絞り部60
の下流側でのポンプ吐出側の流体圧P2 が導入されてお
り、カムリング27はポンプ室28の容積が最大となる
状態を維持する。
り、しかも油圧利用機器(PS)が非作動状態であると
きには、スプール42はばね46aを撓ませる方向に移
動し、これによりパイロット圧通路51が接続されてい
る室48が接続通路49に接続されることになる。この
ようになると、第1の流体圧室43には、スプール42
の移動量に伴ってメータリング絞り部60の上流側の流
体圧が導入され、その結果カムリング27は図1中左側
に揺動変位し、ポンプ室28の容積を減少させる。
d−eで示し、制御バルブ40は小径部42bによる隙
間通路は図6(a)または同図(b)に示す状態にあっ
て、第1の流体圧室43には、スプール42の移動にし
たがって、ポンプ吸込側またはポンプ吐出側の流体圧が
給送され、所要の供給流体圧の制御が行われる。
うに、このパイロット圧通路51の一部にダンパ絞り5
1aを設け、ポンプ吐出側通路での流体圧力変動に伴う
スプール42の無用な動きを抑制するようになってい
る。このとき、室48には流体圧P4 が作用する。な
お、この実施の形態では通常の通路径で形成したが、メ
ータリング絞り部60の下流側であるポンプ吐出側通路
をばね室46に接続する通路52の一部にダンパ絞りを
設けてもよい。また、前記ダンパ絞り49a,47a
も、上述した第1、第2の流体圧室43,44での流体
圧力変動を防ぎ、カムリング27の無用な動きを抑制す
るためのものである。
路54が、前記ポンプ吐出側圧力室33から前記パイロ
ット圧通路通路51とは別に分岐して形成され、第2の
流体圧室44側であって、カムリング27をポンプ室2
8の容積が最大となる方向に付勢する圧縮コイルばね6
1を設けたプラグ孔62の外方端側の内周壁に開口して
いる。このプラグ孔62には、図1〜図4に示すよう
に、その開口端を閉塞するプラグ63が設けられ、前記
このプラグ63の筒状部63a内には、前記ばね61の
付勢力を前記カムリング27に作用させるためのプラン
ジャダンパ64が摺動自在に保持されている。
63aとプランジャダンパ64とによって、前記メータ
リング絞り部60を形成している。これを詳述すると、
前記プランジャダンパ64の外方端側は小径部64aと
して形成され、この小径部64aと前記プラグ63の筒
状部63aの内周壁との間に環状の通路空間65が形成
されている。
54は、前記ボディ21のプラグ孔62とプラグ63と
の間の空間からプラグ63の径方向に形成した通路孔6
6を介して前記環状の通路空間65に連通している。
かれる流体は、前記プラグ63の筒状部63aに軸線方
向に沿って設けた固定メータリング絞りとなる小孔68
と、可変メータリング絞りとなる小孔69とから前記通
路空間65とは区画して形成された第2の通路空間70
に導かれる。この第2の通路空間70は、前記ポンプ吐
出側ポート55に通路71を介して連通している。
る小孔69は、前記カムリング27の揺動動作に伴って
軸線方向に移動するプランジャダンパ64の小径部64
aに近接する段差部により開閉されるように構成されて
いる。
より開閉される可変メータリング絞りとなる小孔69
は、プラグ63の筒状部63aにおいて周方向に等配し
た複数箇所(この実施の形態では4箇所)に設けるとよ
い。勿論、このような構造には限らない。また、このよ
うな小孔69以外の小孔68、通路孔66としても、プ
ラグ63の周方向においてバランスする位置に設けると
よい。この実施の形態では、二箇所に設けた例を示す。
を付勢する圧縮コイルばね61は、前記第2の流体圧室
44の一部に臨む円形空間となるプラグ孔62内に配置
され、この孔62の開口端を閉塞するように螺入したプ
ラグ63の筒状部63a内に形成され、この筒状部63
aには一端が開口するプランジャダンパ64が前記ばね
61の弾撥力によってカムリング27の外周部に当接し
ている。したがって、このカムリング27の揺動動作に
かかわらず、常にカムリング27に対してばね61によ
る付勢力が常時作用する。
ね61を配設した内部と第2の流体圧室44とを連通す
る小孔によりカムリング27との間にダンパ絞り64b
が形成されている。なお、このダンパ絞り64bに代え
て、前記プラグ63の一部に大気に開口するブリード孔
を設け、このブリード孔の働きで前記ばね61とプラン
ジャダンパ64とによってダンパ機能が得られるように
構成してもよい。
42内に設けたリリーフバルブであり、前記ばね室4
6、パイロット圧通路52を介してポンプ吐出側通路の
一部を構成するポンプ吐出側ポート55に接続され、ポ
ンプ吐出側の流体圧をスプール42の小径部42cに形
成した孔部75を介してポンプ吸込側に逃がすことがで
きるように構成されている。
ンプ20において、上述した以外の構成は従来から広く
知られている通りであり、ここでの具体的な説明は省略
する。
によれば、ポンプ吐出側圧力室33からの吐出側通路5
4,62,66,65を流れる圧力流体を、前記ダンパ
機構部を構成するプランジャダンパ64とプラグ63と
によって形成した固定メータリング絞り(小孔68)と
可変メータリング絞り(小孔69)とからなるメータリ
ング絞り部60に導いている。そして、このメータリン
グ絞り部60を通過した圧力流体を、吐出側通路70,
71を介してポンプ吐出側ポート55に至り、図示しな
い圧力流体利用機器としてのパワーステアリング装置の
パワーシリンダPSに供給する。
9の上流側の流体圧をパイロット圧通路51を介して前
記制御バルブ40の一方の室48に導入することによ
り、この流体圧とポンプ吸込側の流体圧(タンク圧)と
から制御バルブ40によって制御した制御圧をカムリン
グ27の揺動方向の一側である第1の流体圧室43に導
入している。一方、前記メータリング絞り68,69の
下流側の流体圧を前記パイロット圧通路52、ばね室4
6、通路47を介して前記カムリング27の揺動方向の
他側である第2の流体圧室44に導入している。
をポンプ吐出側の流量の大きさに応じて所要の状態で揺
動させ、ポンプ吐出側への供給流量を図5に示すように
一定量またはポンプ回転数の増加とともに一定量以下の
任意の量に維持することができる。
から中速域に至ると、a−b、さらにcに示すように供
給流量が変化する。このとき、制御バルブ40は、図6
(a)に示すように、ポンプ回転が低速であるときは、
第1の流体圧室43には通路孔49、ダンパ絞り49a
を介してポンプ吸込側の流体圧(タンク圧)が導かれ、
両メータリング絞り68,69の絞り量によって得られ
る差圧で決められた一定量を維持する。
ブ40のスプール42が図6(b)に示すように左行
し、第1の流体圧室43への通路孔49をメータリング
絞り68,69の上流側の流体圧に切り換える。したが
って、前記カムリング27は、ばね61を設けている第
2の流体圧室44側に揺動し、これにより移動するプラ
ンジャダンパ64の動きに伴ってその大径部分により可
変メータリング絞りとなる小孔69は徐々に閉じられ
る。
小孔69がカムリング27の動きに伴ってプランジャダ
ンパ64の大径部分で完全に閉じられると、固定メータ
リング絞りとなる小孔68の上、下流側の差圧で制御バ
ルブ40が制御され、これによって定められる流量を維
持することができる(図5中d−eで示す)。このよう
な流量特性がいわゆるドルーピング特性である。
構成する小孔69とプランジャダンパ64の大径部分の
変位による開口量との関係を変えると、図5に示す流量
特性を変えることができる。
69をプランジャダンパ64を保持するプラグ63の筒
状部63aにおいて周方向の等配した位置に円形穴とし
て設けているが、これに限らず、一個でも複数個でもよ
い。また、複数個の小孔69を設けるときに、孔の形状
は円形に限らず、長穴、角穴形状でもよく、また要求さ
れている特性によっては複数の孔を軸線方向に位置をず
らして形成してもよい。
1、第2の流体圧室43,44を、ダンパ絞り49a,
47aを介して制御バルブ40、ポンプ吐出側通路(吐
出側ポート55)に接続しているから、ポンプ回転数の
増減による吐出側通路の途中のメータリング絞り68,
69の上、下流側での流体圧の圧力差に伴ってカムリン
グ27が揺動する際に、カムリング27に対して両揺動
方向で所要の制動力を与えることができる。
体圧室43,44側への揺動時に適切な制動力を与える
ことができるから、カムリング27が振動したり、ポン
プ吐出側で脈動を生じたりすることがないようにカムリ
ング27を所要の状態で円滑に揺動させることができ
る。
通路孔47は、固定メータリング絞り53の下流側であ
ればよいから、たとえば図7に符号82で示す絞り孔を
介して制御バルブ40のばね室46に変えて第2の流体
圧室44を直接吐出側ポート55側に連通させることも
できる。
御バルブ40のばね室46にメータリング絞り部60の
下流側の流体圧を導く役割りを果たすとともに、このパ
イロット圧通路52によって、スプール42内に付設し
たリリーフバルブ74にポンプ吐出側通路からの圧力流
体を導く役割りを果たす。
コイルばね61の付勢力をプランジャダンパ64を介し
てカムリングに作用させているから、カムリング27に
対して付勢力と制動力を適切に作用させ、円滑な揺動を
より一層効果的に得ることができる。さらに、このプラ
ンジャダンパ64の動きで可変メータリング絞り69を
開閉していることから、このような可変メータリング絞
りとしての機能を発揮させることができる。
ャダンパ64とプラグ63とによって可変メータリング
絞りを構成しているから、この可変メータリング絞りを
省略するだけで、可変容量形ポンプ20をドルーピング
タイプから定流量タイプに変更することができる。
ポンプ20において、ドルーピングタイプのものと定流
量タイプのものとの間で、可変メータリング絞りを構成
する以外の部分は部品の共通化を図ることができ、仕様
の変更に対する対応を簡素化することができるという利
点がある。
ポンプ20の第2の実施の形態を示す。これらの図にお
いて、前述した図1〜図6と同一または相当する部分に
は同一番号を付して詳細な説明は省略する。この第2の
実施の形態も、第1の実施の形態と同様に、ポンプ吐出
側の流量を回転数の増加に伴って供給流量を最大流量よ
りも減少させる、いわゆるドルーピング特性とする可変
容量形ポンプである。
ね室46をポンプ吐出側においてメータリング絞り部6
0の下流側に接続するパイロット圧通路52に、前述し
た第1の実施の形態とは異なり、パイロット絞り81を
設けている。
と、リリーフバルブ74のリリーフ時に制御バルブ40
のばね室46内の圧力が圧力降下するため、カムリング
27のポンプ室28を最大容量とする側の第2の流体圧
室44への供給流体圧P5 を減少させることができる。
したがって、このようなパイロット絞り81を設けたポ
ンプでは、リリーフバルブ74のリリーフ時にカムリン
グ27をポンプ室28の容積が減少する方向に揺動させ
ることができ、ポンプからの吐出量をより一層減少させ
ることができるから、ポンプにおける省エネルギ化を図
ることができる。
路に設けた固定メータリング絞りと可変メータリング絞
りとによるメータリング絞り部60を通過して得られた
流量のうち、パイロット絞り81での絞り量に反比例し
た分だけ減じられた流量がリリーフバルブ74を介して
ポンプ吸込側にリリーフされる。したがって、この実施
の形態でのリリーフバルブ74は、前述した実施の形態
のようにポンプ吐出側通路中の圧力流体を全てリリーフ
する直動型に比べて多少リリーフ量は少ない、いわゆる
準直動型であるということができる。
を設けると、制御バルブ40のスプール42への流体圧
力変動などに伴う悪影響を防止することができる。
形ポンプ20の第3の実施の形態を示す。これらの図に
おいて、前述した図1〜図6、図7および図8と同一ま
たは相当する部分には同一番号を付して説明は省略す
る。この第3の実施の形態も、前述した第1、第2の実
施の形態と同様に、いわゆるドルーピング特性をもつ可
変容量形ポンプである。
ンプ室28の容積が最大となる方向に付勢する圧縮コイ
ルばね61を内設したプランジャダンパ64の外周部
に、環状溝64dを形成し、この環状溝64d内で前記
プラグ63の筒状部63aの内周壁との間に環状の通路
空間65を形成している。
の通路54は、前記プラグ筒状部63aの軸線方向の略
中央部外周とボディ21のプラグ孔62との間に環状に
形成した第1の通路空間91に連通している。この第1
の通路空間91に対応するプラグ筒状部63aには、前
記メータリング絞り部60を構成するように、固定メー
タリング絞りとなる複数個の小孔68と、可変メータリ
ング絞りとなる複数個の小孔69とが軸線方向に沿って
形成されている。なお、可変メータリング絞りとなる小
孔69は、前記カムリング27の揺動動作に伴って軸線
方向に移動するプランジャダンパ64の環状溝64dの
溝端縁部分で開閉されるように構成されている。
から第1の通路空間91に流入するポンプ吐出側流体
は、メータリング絞り部60を構成する小孔68,69
を介して前記プランジャダンパ64の環状溝64dによ
り形成した環状の通路空間65に流入している。このた
め、環状の通路空間65内は、メータリング絞り部60
の下流側の流体圧となっている。
た絞り部下流側の流体は、通路空間65内を前記カムリ
ング27から離れる方向に流れ、プラグ筒状部63aに
径方向に形成した通路孔66を介して前記プラグ筒状部
63aの外周部で前記プラグ孔62の開口端寄りの部分
に環状に形成した第2の通路空間92に導かれる。この
第2の通路空間92は、ポンプ吐出側通路を構成する通
路孔93により前記ポンプ吐出側ポート55に連通して
いる。
4の環状溝64dにより形成した環状の通路空間65の
内部に、メータリング絞り部60の下流側の流体圧が導
入されている点で、前述した実施の形態とは異なる。
圧室44内の圧力とほぼ同圧状態にあるプランジャダン
パ64内で圧縮コイルばね61を設けている空間内の圧
力とほぼ同圧とすることができる。
述した第1、第2の実施の形態のようにばね61を設け
たプランジャダンパ64内の流体圧(メータリング絞り
部60の下流側の流体圧に連動する第2の流体圧室44
と同等の圧力)であって、前記メータリング絞り部60
の上流側の圧力である環状の通路空間65内の流体圧よ
りも低いことから生じるおそれがあるポンプ吐出側流体
の内部漏れの問題がない。
に、プラグ筒状部63aの内周部とプランジャダンパ6
4の外周部とを精度よく加工したりシール材を介在させ
たりする漏れ防止対策が必要で、コスト高をまねくおそ
れがある。たとえば上述した加工精度を確保するために
はこれらの部品を旋盤加工等で精度よく加工することが
必要である。また、内部漏れを生じると、その漏れ量に
よってはポンプ吐出側の流体流量が少なくなり、いわゆ
るN(ポンプ回転数)−Q(流体の吐出流量)特性が変
動する。
4の外周側の通路空間65内にメータリング絞り部60
の上流側の流体圧が導入されていると、プランジャダン
パ64にカムリング27の揺動変位を阻止する方向への
推力が作用するおそれもある。
は第2の流体圧室44に臨んでカムリング27の外周に
当接しているから、このプランジャダンパ64のカムリ
ング側の端部は、メータリング絞り部60の下流側の流
体圧を制御した圧力となっている。一方、反対側には、
メータリング絞り部60の上流側の流体圧が作用してい
るから、このプランジャダンパ64には、カムリング2
7を押圧する方向への推力が作用する。このようになる
と、カムリング27の円滑な揺動運動が阻害され、した
がってポンプ吐出流量の可変調整を適切に行うことがで
きない。
ランジャダンパ64の外周部に形成した環状溝64dに
よる通路空間65の流体圧を、メータリング絞り部60
の下流側の圧力としているから、プランジャダンパ64
内の流体圧とほぼ同じ圧力となり、上述したような内部
漏れの問題はなく、これらの部分での厳密な加工精度や
シール性を確保するための対策が不要となり、コスト低
減を図れる。
ャダンパ64の両端側の流体圧がほぼ等しくなるから、
このプランジャダンパ64は、圧縮コイルばね61の付
勢力でカムリング27を押圧し、このカムリング27の
所要の動きを得ることができる。
説明すると、図9および図10に示すように、ポンプ室
28から吐出された圧油は、ポンプ吐出側開口34から
ポンプ吐出側圧力室33、ポンプ吐出側通路54を介し
てフロントボディ21のプラグ孔62とプラグ筒状部6
3aとの間の第1の通路空間91に導かれる。そして、
この第1の通路空間91からプラグ筒状部63aに設け
たメータリング絞り部60を構成する小孔68,69を
介してプランジャダンパ64の外周の通路空間65に至
り、さらにプラグ筒状部63aに設けた通路孔66を介
してプラグ孔62との間の第2の通路空間92に導かれ
る。この第2の通路空間92から通路孔93を経てポン
プ吐出側ポート55からポンプ外に吐出される。
ダンパ64の外周に環状溝64dで形成した通路空間6
5は、メータリング絞り部60の下流側の流体圧とな
る。したがって、このプラグ筒状部63a内のプランジ
ャダンパ64を収納する収納空間、プランジャダンパ6
4の両端側、プランジャダンパ64の環状溝64dによ
る通路空間65が全てメータリング絞り部60の下流側
の流体圧となり、流体圧力の観点からはバランスした状
態となる。
パ64を設けても、このプランジャダンパ64にカムリ
ング27の揺動動作を抑制するような推力は生ぜず、カ
ムリング27を円滑にしかも適切に揺動動作させること
ができ、またカムリング27の無用な振動を抑えること
ができる。
圧の内部漏れは生じないから、ポンプのN−Q特性を安
定させることができる。また、内部漏れの問題がないか
ら、プランジャダンパ64やこれを保持するプラグ筒状
部63aの加工精度も不要であり、これらを焼結等の成
形部品で構成することができ、製造コストを低減するこ
とができる。
例を示す。この実施の形態では、プランジャダンパ64
の外周部に環状の通路空間65を形成するにあって、前
述した第1の実施の形態のように、小径部64aを形成
し、この小径部64aの先端部分を保持する内径部63
eをプラグ63内に設けている。このような構造として
も、上述した第3の実施の形態と同等の作用効果が得ら
れることは明らかであり、ここでの詳細な説明は省略す
る。
限定されず、可変容量形ポンプ20の各部の形状、構造
等を、適宜変形、変更することは自由であり、種々の変
形例が考えられる。また、上述した各実施の形態では、
プラグ63に設けた小孔68,69とそのうちの小孔6
9を開閉するプランジャダンパ64とによって形成され
るメータリング絞り部を構成する固定メータリング絞り
や可変メータリング絞りを、単に「絞り」として説明し
たが、これはこのような絞り部分がオリフィスであって
もチョークであってもよいからである。
量形ポンプによれば、制御バルブを構成するスプール内
にリリーフバルブを内蔵できることから、ポンプボディ
の他の部分に設ける場合よりはボディの外方への張り出
しを防ぎ、ポンプ全体のコンパクト化を図ることができ
る。また、本発明によれば、リリーフバルブの収納穴の
加工もし易く、しかもバルブスプールをホルダとして用
いるから、部品点数の削減とコスト低減とを図ることが
できる。
圧によって作動されるバルブであり、ポンプ吐出側流体
圧をこのバルブ内に積極的に流すことはないから、この
制御バルブのバルブ穴の加工が容易に行える。
ブのスプール内にリリーフバルブを内蔵することによ
り、このリリーフバルブを直動型または準直動型のいず
れにも対応することが簡単に行える。
体圧を制御バルブを通さずに、カムリングに付勢力を与
えるダンパ機能部を通し、このダンパ機能部を構成する
プランジャダンパとプラグとによってメータリング絞り
部を構成しているから、この部分のみを変更するだけ
で、ポンプの回転数に対する供給流量の特性の調整や変
更を簡単に行うことができる。さらに、本発明によれ
ば、メータリング絞り部に可変メータリング絞りを設け
ると、ドルーピングタイプの流量特性をもつポンプを構
成することができるとともに、可変メータリング絞りを
省略すると、定容量タイプの流量特性をもつポンプを構
成することができる。
プランジャダンパとプラグとの間に形成したメータリン
グ絞り部を構成する小孔としては、周方向において対称
な複数の円形穴を設けると、このダンパ機能部における
適切な作動が得られるとともに、可変メータリング絞り
のプランジャダンパの動きに追従した可変絞り機能を得
ることができる。
側の室をそれぞれダンパ絞り部を介して第1、第2の流
体圧室に接続しているから、カムリングの両揺動方向と
もダンパ機能を適切に作用させることができ、カムリン
グの揺動時の振動を適切に減衰させることができるとと
もに、ポンプ吐出側での脈動を防止することができる。
したがって、従来問題であった騒音を低減することがで
きる。
部分に固定メータリング絞りと可変メータリング絞りと
からなるメータリング絞り部を設けたことにより、カム
リングの揺動動作時における振動がメータリング絞り部
に直接伝わらないため、このメータリング絞り部を通過
する圧力流体での脈動の発生を少なくすることができ
る。しかも、このようなプランジャダンパは必要に応じ
て簡単に追加することができるから、従来タイプのポン
プを簡単に改造することができる。
とこれを保持する筒状部材との間に形成した環状の通路
空間内を通るポンプ吐出側の流体圧を、メータリング絞
り部の下流側の流体圧とし、プランジャダンパの両端側
での流体圧とほぼ同等の圧力とすることができるから、
ポンプ吐出側流路からの内部漏れは生ぜず、ポンプとし
てのN−Q特性を所要の状態に確保できる。
を設けても、このプランジャダンパに流体圧によってカ
ムリングの揺動動作を抑制するような推力は生ぜず、カ
ムリングを円滑にしかも適切に揺動動作させることがで
き、カムリングの無用な振動を抑えることができる。
ないから、プランジャダンパやこれを保持する筒状部材
の加工精度も不要であり、これらを焼結等の成形部品で
構成することができ、製造コストを低減することができ
る。
ーピングタイプの流量特性をもつ場合の第1の実施の形
態を示し、(a)は低回転時(図5のa−bの直前)の
状態にあるポンプの要部断面図、(b)はその要部拡大
図である。
る。
の流体の流れを説明するための概要図である。
グ絞りと可変メータリング絞りとからなるメータリング
絞り部を形成するプラグとこれに関連する部品との関係
を説明するための側断面図、(b)はプラグの可変メー
タリング絞りとなる小孔の形成位置で断面した要部断面
図である。
プ回転数Nに対する供給流量Qの関係を説明するための
特性図である。
直前)における制御バルブによる第1の流体圧室への制
御圧力を説明するための制御バルブ部の要部拡大図、
(b)はポンプの中、高回転時(図5のb−e)におけ
る制御バルブによる第1の流体圧室への制御圧力を説明
するための制御バルブ部の要部拡大図である。
ーピングタイプの流量特性をもつ場合の第2の実施の形
態を示し、低回転時の状態にあるポンプの要部断面図で
ある。
の流れを説明するための概要図である。
ーピングタイプの流量特性をもつ場合の第3の実施の形
態を示し、低回転時の状態にあるポンプの要部断面図で
ある。
ある。
状態での作動説明図である。
対する供給流量Qの関係を説明する特性図である。
ーンポンプ)、21…フロントボディ(ポンプボデ
ィ)、22…リアボディ(ポンプボディ)、23…ポン
プ構成要素、24…収納空間、25…ロータ、25a…
ベーン、26…ドライブシャフト(回転軸)、27…カ
ムリング、28…ポンプ室、29…アダプタリング、3
0…プレッシャプレート、31…揺動支点ピン、33…
ポンプ吐出側圧力室、34…ポンプ吐出側開口、40…
スプール式制御バルブ、41…バルブ孔、42…スプー
ル、42a…ランド部、42b…隙間通路を形成する小
径部、43,44…第1、第2の流体圧室、45…シー
ル材、46…ばね室、46a…圧縮コイルばね、47…
接続通路、47a…ダンパ絞り、48…高圧側の室、4
9…接続通路、49a…ダンパ絞り、51…パイロット
圧通路、51a…ダンパ絞り、52…パイロット圧通
路、53…ポンプ吸込側の通路、54…ポンプ吐出側の
通路、55…ポンプ吐出側ポート、60…メータリング
絞り部、61…圧縮コイルばね(付勢手段)、62…プ
ラグ孔、63…プラグ、63a…筒状部、64…プラン
ジャダンパ、64a…小径部(縮径部)、64b…ダン
パ絞り、64d…環状溝(縮径部)、65…環状の通路
空間、66…通路孔、68…固定メータリング絞りとな
る小孔、69…可変メータリング絞りとなる小孔、70
…第2の通路空間、71…通路、74…リリーフバル
ブ、75…孔部、81…パイロット絞り、82…絞り
孔、91…第1の通路空間、92…第2の通路空間、9
3…通路孔(ポンプ吐出側通路)、PS…圧力流体利用
機器(パワーステアリング装置のパワーシリンダ)、T
…タンク。
4)
るために、一回転当たりの吐出流量(cc/rev)を
回転数の増加に比例して減少させることが可能な可変容
量形ベーンポンプが、たとえば特開平6−200883
号公報、特開平7−243385号公報、特開平8−2
00239号公報等によって提案されている。これらの
可変容量形ポンプによれば、容量形ポンプのような流量
制御弁が不要となり、また駆動馬力の無駄が防げるため
エネルギ効率の面でも優れている。
ものであり、ポンプボディ内部で揺動動作するカムリン
グに生じる振動やポンプ吐出側に生じる脈動を減衰さ
せ、これらに起因する騒音問題を解決することができる
可変容量形ポンプを得ることを目的とする。また、本発
明は、ポンプボディ内部で揺動動作するカムリングの動
きを正規の状態に制御し、従来よりもカムリングを円滑
でしかも確実に揺動させることができる可変容量形ポン
プを得ることを目的とする。また、本発明は、ポンプか
ら吐出する流体圧を所定の供給流量特性をもって吐出す
ることができる可変容量形ポンプを得ることを目的とす
る。
量形ポンプによれば、カムリングの両側に形成される第
1、第2の流体圧室を、ポンプ吐出側通路から区画して
設け、各流体圧室にダンパ機能を付加することにより、
カムリングの両揺動方向ともダンパ機能を適切に作用さ
せることができる。このようにすれば、カムリングの揺
動方向における両側への動きにおいて所要の制動力を与
えることが可能となるから、カムリングの揺動時に生じ
ている振動を適切に減衰させることができるとともに、
ポンプ吐出側での脈動を改善することができる。したが
って、従来問題であった騒音を少なくすることができ
る。
体圧を制御バルブを通さずに、カムリングに付勢力を与
えるダンパ機能部を通し、このダンパ機能部を構成する
プランジャダンパとプラグとによってメータリング絞り
を構成しているから、この部分のみを変更するだけで、
ポンプの回転数に対する供給流量の特性の調整や変更を
簡単に行うことができる。
部分に固定メータリング絞りと可変メータリング絞りと
からなるメータリング絞りを設けたことにより、カムリ
ングの揺動動作時における振動がメータリング絞り部に
直接伝わらないため、このメータリング絞りを通過する
圧力流体での脈動の発生を少なくすることができる。し
かも、このようなプランジャダンパは必要に応じて簡単
に追加することができるから、従来タイプのポンプを比
較的簡単に改造することができる。
とこれを保持する筒状部材との間に形成した環状の通路
空間内を通るポンプ吐出側の流体圧を、メータリング絞
り部の下流側の流体圧とし、プランジャダンパの両端側
での流体圧とほぼ同等の圧力とすることができるから、
ポンプ吐出側流路からの内部漏れは生ぜず、ポンプとし
ての供給流量特性(N−Q特性)を所要の状態に確保で
きる。
を設けても、このプランジャダンパに流体圧によってカ
ムリングの揺動動作を抑制するような推力は生ぜず、カ
ムリングを円滑にしかも適切に揺動動作させることがで
き、カムリングの無用な振動を抑えることができる。
ないから、プランジャダンパやこれを保持する筒状部材
の加工精度も不要であり、これらを焼結等の成形部品で
構成することができ、製造コストを低減することができ
る。
部に可変メータリング絞りを設けると、ドルーピングタ
イプの流量特性をもつポンプを構成することができる。
さらに、これととともに、可変メータリング絞りを省略
すると、定容量タイプの流量特性をもつポンプを構成す
ることができる。
するスプール内にリリーフバルブを内蔵できることか
ら、ポンプボディの他の部分に設ける場合よりはボディ
の外方への張り出しを防ぎ、ポンプ全体のコンパクト化
を図ることができる。さらに、このように構成すれば、
リリーフバルブの収納穴の加工もし易く、しかもバルブ
スプールをホルダとして用いるから部品点数の削減とコ
スト低減とを図ることができる。
ロット圧によって作動されるバルブであり、ポンプ吐出
側流体圧をこのバルブ内に積極的に流すことはないか
ら、この制御バルブのバルブ穴の加工が容易に行える。
成するプランジャダンパとプラグとの間に形成したメー
タリング絞り部を構成する小孔を、周方向において対称
な複数の円形穴を設けることにより、このダンパ機能部
における適切な作動を得ることができるとともに、可変
メータリング絞りのプランジャダンパの動きに追従した
可変絞り機能を発揮させることができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 ロータを一側寄りに片寄らせた状態で配
置しこのロータの他側寄りの部分との間にポンプ室を形
成するカムリングと、 前記カムリングをその外周面の一部に設けた揺動支点ピ
ンを支点として揺動可能に支持する内部空間を有するポ
ンプボディと、 前記ポンプボディ内で前記カムリングを前記ポンプ室か
らのポンプ容量を最大とする方向に付勢する付勢手段
と、 前記ポンプボディの内部空間内で前記カムリングの外周
部との間にシール手段を介して分割形成され前記カムリ
ングを揺動させる流体圧が導かれる第1および第2の流
体圧室と、 前記ポンプ室から吐出される圧力流体の吐出側通路の途
中に設けたメータリング絞りの上、下流側の流体圧によ
り作動され前記カムリングの揺動を制御するスプール式
の制御バルブとを備えた可変容量形ポンプにおいて、 前記付勢手段を内設したプランジャダンパを、前記第2
の流体圧室内に設け、このプランジャダンパを前記カム
リングの側部に当接させるとともに、 前記メータリング絞りを構成する可変メータリング絞り
を、このプランジャダンパのカムリングの揺動に伴う摺
動動作によって開閉される位置であって、前記第2の流
体圧室とは区画された位置に設けたことを特徴とする可
変容量形ポンプ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の可変容量形ポンプにお
いて、 前記メータリング絞りを構成する固定メータリング絞り
を、前記可変メータリング絞りに近接する位置であっ
て、前記プランジャダンパの摺動動作によって開閉され
ない位置に設けたことを特徴とする可変容量形ポンプ。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の可変容
量形ポンプにおいて、 前記メータリング絞りの上、下流側の流体圧を前記制御
バルブの両端側に形成されるそれぞれの室にパイロット
圧通路を介して導入するとともに、 前記メータリング絞りの上流側の流体圧とポンプ吸込側
の流体圧とを前記制御バルブの作動に応じて第1の流体
圧室に選択的に導入するダンパ絞りを有する流路と、 前記メータリング絞りの下流側の流体圧を前記第2の流
体圧室に導入するダンパ絞りを有する流路とを設けたこ
とを特徴とする可変容量形ポンプ。 - 【請求項4】 請求項3に記載の可変容量形ポンプにお
いて、 前記制御バルブとしてスプールバルブを用いるととも
に、この制御バルブのスプールに前記メータリング絞り
の下流側の流体圧をポンプ吸込側にリリーフするリリー
フバルブを設けたことを特徴とする可変容量形ポンプ。 - 【請求項5】 請求項4に記載の可変容量形ポンプにお
いて、 前記メータリング絞りの下流側の流体圧を導く制御バル
ブの他端側の室に至るパイロット圧通路にパイロット絞
りを設けたことを特徴とする可変容量形ポンプ。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか1項
に記載の可変容量形ポンプにおいて、 前記プランジャダンパを摺動動作自在に保持するととも
に、前記ポンプ室からのポンプ吐出側通路が接続される
第1の通路空間とポンプ吐出側ポートに至るポンプ吐出
側通路が接続される第2の通路空間とを前記ポンプボデ
ィと外周部との間で軸線方向に離間した二位置に形成す
る筒状部材を備え、 この筒状部材の前記各通路空間に対応する位置に内、外
を連通する第1、第2の孔を形成するとともに、 これらの孔を連通する通路空間を、前記プランジャダン
パの外周に形成した縮径部により前記筒状部材の内周部
との間に形成したことを特徴とする可変容量形ポンプ。 - 【請求項7】 請求項6に記載の可変容量形ポンプにお
いて、 前記第1、第2の孔のいずれか一方を前記メータリング
絞りを構成する小孔としたことを特徴とする可変容量形
ポンプ。 - 【請求項8】 請求項6に記載の可変容量形ポンプにお
いて、 前記第1の孔を前記メータリング絞りを構成する小孔で
形成したことを特徴とする可変容量形ポンプ。
Priority Applications (4)
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| JP11-23755 | 1999-02-01 | ||
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- 1999-05-28 JP JP14973499A patent/JP3866449B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-01-31 DE DE10004028A patent/DE10004028A1/de not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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