JP2000290558A - インクジェット捺染用インク組成物及びインクジェット捺染方法並びに布帛 - Google Patents
インクジェット捺染用インク組成物及びインクジェット捺染方法並びに布帛Info
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- JP2000290558A JP2000290558A JP10177699A JP10177699A JP2000290558A JP 2000290558 A JP2000290558 A JP 2000290558A JP 10177699 A JP10177699 A JP 10177699A JP 10177699 A JP10177699 A JP 10177699A JP 2000290558 A JP2000290558 A JP 2000290558A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェット記録方法への適用性に優れ、
さらに良好な画像を布帛の上に実現できるインク組成物
およびそれを用いたインクジェット捺染方法の提供。 【解決手段】 直接染料と、常圧における沸点が150
℃以上の有機溶媒と、ノニオン系界面活性剤と、金属封
鎖剤と水とを少なくとも含んでなり、粘度が8.0m・
Pa・s(20℃)以下であるインク組成物をインクジ
ェット方法によって布帛に適用する。さらに、布帛とし
て、糊剤を含んでなる前処理剤をあらかじめ塗工されて
なるものを用いる。
さらに良好な画像を布帛の上に実現できるインク組成物
およびそれを用いたインクジェット捺染方法の提供。 【解決手段】 直接染料と、常圧における沸点が150
℃以上の有機溶媒と、ノニオン系界面活性剤と、金属封
鎖剤と水とを少なくとも含んでなり、粘度が8.0m・
Pa・s(20℃)以下であるインク組成物をインクジ
ェット方法によって布帛に適用する。さらに、布帛とし
て、糊剤を含んでなる前処理剤をあらかじめ塗工されて
なるものを用いる。
Description
【0001】
【発明の背景】〔発明の分野〕本発明は、インクジェッ
ト記録方法によって直接染料を含むインク組成物を植物
性繊維、動物性繊維、アミド系繊維からなる布帛及び或
いは少なくともこれらの繊維の一つを含む混紡からなる
布帛に捺染するインクジェット捺染方法に関する。
ト記録方法によって直接染料を含むインク組成物を植物
性繊維、動物性繊維、アミド系繊維からなる布帛及び或
いは少なくともこれらの繊維の一つを含む混紡からなる
布帛に捺染するインクジェット捺染方法に関する。
【0002】〔背景技術〕インクジェット記録方法は、
インク組成物の小滴を飛翔させ、紙等の記録媒体に付着
させて印刷を行う印刷方法である。この方法は、比較的
安価な装置で高解像度、高品位な画像を、高速で印刷可
能であるという特徴を有する。
インク組成物の小滴を飛翔させ、紙等の記録媒体に付着
させて印刷を行う印刷方法である。この方法は、比較的
安価な装置で高解像度、高品位な画像を、高速で印刷可
能であるという特徴を有する。
【0003】このインクジェット記録方法を捺染に適用
すれば、階調性、多色表現性等に優れる種々の画像を布
帛上に容易に形成することができる。また、印捺後処理
するインクが少なく環境保全に有効である。
すれば、階調性、多色表現性等に優れる種々の画像を布
帛上に容易に形成することができる。また、印捺後処理
するインクが少なく環境保全に有効である。
【0004】インクジェット記録方法を捺染に適用した
際に重要となる点とは、インク組成物が高発色の捺染画
像を実現できること、インク組成物をインクジェット記
録方法に適した低粘性を有するものに調整できること、
インク組成物が布帛の前処理剤と好ましいマッチング特
性を有し、良好な画像が実現できること、インク乾燥時
間が比較的早く印捺後に裏移りがしないこと、更にイン
ク組成物が長期間の保存に耐えるものであることなどが
挙げられる。尚、本発明で言うインク乾燥とは、インク
成分蒸発に加えて、インクが布帛に浸透し指触等でイン
クの移りが生じなくなることも含む。
際に重要となる点とは、インク組成物が高発色の捺染画
像を実現できること、インク組成物をインクジェット記
録方法に適した低粘性を有するものに調整できること、
インク組成物が布帛の前処理剤と好ましいマッチング特
性を有し、良好な画像が実現できること、インク乾燥時
間が比較的早く印捺後に裏移りがしないこと、更にイン
ク組成物が長期間の保存に耐えるものであることなどが
挙げられる。尚、本発明で言うインク乾燥とは、インク
成分蒸発に加えて、インクが布帛に浸透し指触等でイン
クの移りが生じなくなることも含む。
【0005】直接染料を用いたインク組成物を用いてイ
ンクジェット方式にて捺染を行うインクジェット捺染方
法としては、例えば特開平4−153381号、特開平
5−19544号、特開平10−331078号各公報
などが挙げられる。
ンクジェット方式にて捺染を行うインクジェット捺染方
法としては、例えば特開平4−153381号、特開平
5−19544号、特開平10−331078号各公報
などが挙げられる。
【0006】
【発明の概要】本発明者は、今般、インクジェット記録
方法への適用性および保存安定性に優れ、さらに良好な
画像を布帛の上に実現できるインク組成物およびそれを
用いたインクジェット捺染方法を見出した。
方法への適用性および保存安定性に優れ、さらに良好な
画像を布帛の上に実現できるインク組成物およびそれを
用いたインクジェット捺染方法を見出した。
【0007】従って、本発明は、インクジェット記録方
法への適用性および保存安定性に優れ、さらに良好な画
像を布帛の上に実現できるインク組成物の提供をその目
的としている。
法への適用性および保存安定性に優れ、さらに良好な画
像を布帛の上に実現できるインク組成物の提供をその目
的としている。
【0008】さらに本発明は、良好な画像を布帛の上に
実現するインクジェット捺染方法の提供をその目的とし
ている。
実現するインクジェット捺染方法の提供をその目的とし
ている。
【0009】そして、本発明によるインクジェット捺染
用インク組成物は、予め前処理剤を塗工した布帛上に印
捺されるインクジェットインク組成物であり、このイン
クが少なくとも直接染料と、常圧における沸点が150
℃以上の有機溶媒と、ノニオン系界面活性剤と、金属封
鎖剤と水とを含んでなり、粘度が8.0mPs(20
℃)以下であるものである。
用インク組成物は、予め前処理剤を塗工した布帛上に印
捺されるインクジェットインク組成物であり、このイン
クが少なくとも直接染料と、常圧における沸点が150
℃以上の有機溶媒と、ノニオン系界面活性剤と、金属封
鎖剤と水とを含んでなり、粘度が8.0mPs(20
℃)以下であるものである。
【0010】さらに本発明によるインクジェット捺染方
法は、インク組成物のインク滴を吐出し、このインク滴
を植物性繊維、動物性繊維、アミド系繊維からなる布帛
或いはこれらの繊維の少なくとも一つを含む混紡からな
る布帛に付着させるインクジェット捺染方法であって、
インク組成物として本発明によるインク組成物を用い、
前記布帛が少なくとも糊剤を含んでなる前処理剤を予め
塗工されてなるものである。
法は、インク組成物のインク滴を吐出し、このインク滴
を植物性繊維、動物性繊維、アミド系繊維からなる布帛
或いはこれらの繊維の少なくとも一つを含む混紡からな
る布帛に付着させるインクジェット捺染方法であって、
インク組成物として本発明によるインク組成物を用い、
前記布帛が少なくとも糊剤を含んでなる前処理剤を予め
塗工されてなるものである。
【0011】特に前処理を施す繊維種としては木綿、
麻、羊毛、絹、ビスレーヨン、キュプラレーヨン、ポリ
ノジック、、ビニロン、ナイロン、テンセルで市販され
ている木質繊維類が好適である。またこれらの繊維を少
なくとも一つ含む混紡であってもよい。
麻、羊毛、絹、ビスレーヨン、キュプラレーヨン、ポリ
ノジック、、ビニロン、ナイロン、テンセルで市販され
ている木質繊維類が好適である。またこれらの繊維を少
なくとも一つ含む混紡であってもよい。
【0012】
【発明の具体的説明】〔インク組成物〕本発明によるイ
ンク組成物が着色剤として含む直接染料は、アゾ染料と
してベンジジン系、ジアリール尿素誘導体系、シアヌー
ル環系、チアソール環系、スチルベン系、銅錯塩系が挙
げられる。更に、フタロシアニン系、ジオキサジン系も
使用可能である。
ンク組成物が着色剤として含む直接染料は、アゾ染料と
してベンジジン系、ジアリール尿素誘導体系、シアヌー
ル環系、チアソール環系、スチルベン系、銅錯塩系が挙
げられる。更に、フタロシアニン系、ジオキサジン系も
使用可能である。
【0013】このような染料の具体例としては、C.
I.ダイレクトイエロー1、8、11、12、24、2
6、27、28、33、39、44、50、58、8
5、86、87、88、89、98、100、106、
110、127、142、C.I.ダイレクトオレンジ
6、8、10、26、29、39、41、49、51、
57、102、107、C.I.ダイレクトレッド1、
2、4、9、11、13、17、20、23、24、2
8、31、33、37、39、44、46、62、6
3、75、79、80、81、83、84、89、9
5、99、113、197、201、218、220、
224、225、226、228、229、230、2
31、C.I.ダイレクトブルー1、2、6、15、2
2、25、41、71、76、77、78、80、8
6、90、98、106、108、120、158、1
60、163、165、168、189、192、19
3、194、195、196、199、200、20
1、202、203、207、225、226、23
6、246、248、249、C.I.ダイレクトグリ
ーン1、6、8、28、30、31、33、37、5
9、63、64、74、C.I.ダイレクトブラック
1、7、17、19、22、32、38、51、56、
62、71、74、75、77、94、105、10
6、107、108、112、113、117、11
8、132、133、146、154、168、173
等が挙げられる。
I.ダイレクトイエロー1、8、11、12、24、2
6、27、28、33、39、44、50、58、8
5、86、87、88、89、98、100、106、
110、127、142、C.I.ダイレクトオレンジ
6、8、10、26、29、39、41、49、51、
57、102、107、C.I.ダイレクトレッド1、
2、4、9、11、13、17、20、23、24、2
8、31、33、37、39、44、46、62、6
3、75、79、80、81、83、84、89、9
5、99、113、197、201、218、220、
224、225、226、228、229、230、2
31、C.I.ダイレクトブルー1、2、6、15、2
2、25、41、71、76、77、78、80、8
6、90、98、106、108、120、158、1
60、163、165、168、189、192、19
3、194、195、196、199、200、20
1、202、203、207、225、226、23
6、246、248、249、C.I.ダイレクトグリ
ーン1、6、8、28、30、31、33、37、5
9、63、64、74、C.I.ダイレクトブラック
1、7、17、19、22、32、38、51、56、
62、71、74、75、77、94、105、10
6、107、108、112、113、117、11
8、132、133、146、154、168、173
等が挙げられる。
【0014】また、印捺画像の色表現範囲を更に広げる
ため或いは特色に対応するために適宜、バイオレット、
ブラウン等種々の色が使用できる。更にこれらの染料を
適宜混合して使用することも可能である。尚、本発明の
直接染料とはカラーインデックス中で直接染料に分類さ
れている物質をいう。
ため或いは特色に対応するために適宜、バイオレット、
ブラウン等種々の色が使用できる。更にこれらの染料を
適宜混合して使用することも可能である。尚、本発明の
直接染料とはカラーインデックス中で直接染料に分類さ
れている物質をいう。
【0015】又、本発明のインクを直接染料で染着し難
い繊維を含む混紡布帛に印捺するときは、本発明のイン
クに別種の染料を加えて印捺することで、混紡布帛に更
に良好な印捺を得ることができる。例えば綿とポリエス
テルからなる布帛には、本発明の前処理剤を塗工した
後、本発明のインクに分散染料を配合したインクでイン
クジェット印捺を行うことでポリエステル上に、良好な
印捺品位が得られる。
い繊維を含む混紡布帛に印捺するときは、本発明のイン
クに別種の染料を加えて印捺することで、混紡布帛に更
に良好な印捺を得ることができる。例えば綿とポリエス
テルからなる布帛には、本発明の前処理剤を塗工した
後、本発明のインクに分散染料を配合したインクでイン
クジェット印捺を行うことでポリエステル上に、良好な
印捺品位が得られる。
【0016】更に、直接染料系で得にくい色についても
他種の染料を配合することで表現することができる。例
えば本発明の前処理剤を塗工した絹、羊毛、或いはこれ
らの一つを含む混紡の場合、本発明のインクに酸性染料
を加えることで色の再現範囲を広げることが可能であ
る。
他種の染料を配合することで表現することができる。例
えば本発明の前処理剤を塗工した絹、羊毛、或いはこれ
らの一つを含む混紡の場合、本発明のインクに酸性染料
を加えることで色の再現範囲を広げることが可能であ
る。
【0017】本発明によるインク組成物において、染料
の添加量は適宜決定されてよいが、インク組成物に対し
て0.1〜15重量%程度が好ましく、より好ましくは
1〜10重量%程度である。また同色で染料濃度を変え
た濃淡インクを用いることで印捺物の階調性をより上げ
ることも可能である。この濃淡インクは特に中間濃度領
域の粒状感緩和に有効である。又、本発明のインクは直
接染料の溶解性とインク吐出安定性に密接な関係があ
る。染料濃度が比較的高い場合にはインク中にアルカリ
剤を添加し、染料の溶解性を向上させることが好まし
い。この為にはインク調合時にアルカリを添加すること
が好適である。水に溶解するアルカリであれば特に制限
はないが、トリエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、ジメチルアミン、トリメチルアミン等の有機アミン
類、苛性ソーダ、苛性カリ、アンモニア等の無機塩基類
が好適に用いられる。アルカリの添加量は、インクのp
Hが11以下、好ましくは10以下、更に好ましくは9
以下になるように添加量を調節することが望ましい。
の添加量は適宜決定されてよいが、インク組成物に対し
て0.1〜15重量%程度が好ましく、より好ましくは
1〜10重量%程度である。また同色で染料濃度を変え
た濃淡インクを用いることで印捺物の階調性をより上げ
ることも可能である。この濃淡インクは特に中間濃度領
域の粒状感緩和に有効である。又、本発明のインクは直
接染料の溶解性とインク吐出安定性に密接な関係があ
る。染料濃度が比較的高い場合にはインク中にアルカリ
剤を添加し、染料の溶解性を向上させることが好まし
い。この為にはインク調合時にアルカリを添加すること
が好適である。水に溶解するアルカリであれば特に制限
はないが、トリエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、ジメチルアミン、トリメチルアミン等の有機アミン
類、苛性ソーダ、苛性カリ、アンモニア等の無機塩基類
が好適に用いられる。アルカリの添加量は、インクのp
Hが11以下、好ましくは10以下、更に好ましくは9
以下になるように添加量を調節することが望ましい。
【0018】本発明の好ましい態様によれば、インク組
成物中の染料に由来する不純物としての塩が1重量%以
下の濃度まで染料は精製されていることが好ましい。こ
のような精製された染料の利用により、インク組成物の
吐出安定性が高い次元で確保でき、さらにプリンタの金
属部分の錆の発生を抑制することができることから好ま
しい。
成物中の染料に由来する不純物としての塩が1重量%以
下の濃度まで染料は精製されていることが好ましい。こ
のような精製された染料の利用により、インク組成物の
吐出安定性が高い次元で確保でき、さらにプリンタの金
属部分の錆の発生を抑制することができることから好ま
しい。
【0019】本発明によるインク組成物は、有機溶媒と
して常圧における沸点が150℃以上の有機溶媒を用い
ることが好ましい。このような有機溶媒の利用により、
インク組成物の乾燥を有効に防止でき、それによってノ
ズルの目詰まりを防ぐことができるとの利点が得られ
る。このような有機溶媒の例としては、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、
トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、
グリセリン、1,5−ペンタンジオール、3-メトキシ
−1,2−プロパンジオール、チオグリコール等の水酸
基を有するものが好適である。また、グリセロールエト
キシレートも有効である。代表的な化合物としては、グ
リセレス26がある。
して常圧における沸点が150℃以上の有機溶媒を用い
ることが好ましい。このような有機溶媒の利用により、
インク組成物の乾燥を有効に防止でき、それによってノ
ズルの目詰まりを防ぐことができるとの利点が得られ
る。このような有機溶媒の例としては、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、
トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、
グリセリン、1,5−ペンタンジオール、3-メトキシ
−1,2−プロパンジオール、チオグリコール等の水酸
基を有するものが好適である。また、グリセロールエト
キシレートも有効である。代表的な化合物としては、グ
リセレス26がある。
【0020】また、本発明の好ましい態様によれば、ア
ルキレングリコールアルキルエーテルの添加はインク組
成物の乾燥防止に加え、インク組成物のノズルからの吐
出を安定させることに効果を示すことから好ましい。こ
の吐出安定性効果はピエゾ振動子を用いた吐出方式に特
に有効である。これらの材料としてはエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチ
レングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
ルキレングリコールアルキルエーテルの添加はインク組
成物の乾燥防止に加え、インク組成物のノズルからの吐
出を安定させることに効果を示すことから好ましい。こ
の吐出安定性効果はピエゾ振動子を用いた吐出方式に特
に有効である。これらの材料としてはエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチ
レングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
【0021】更に本発明の好ましい態様によればピロリ
ドン系の有機溶媒を添加することが望ましい。ピロリド
ン系溶媒はインク組成物の乾燥防止に加え、インク組成
物全体の相溶性を向上させインクジェット吐出の安定性
を向上させる。この効果はピエソ振動子型のインクジェ
ット吐出に特に有効である。これらの材料としてはN−
メチルピロリドン、2−ピロリドン、1,3−ジメチル
イミダゾリジノン等が挙げられる。
ドン系の有機溶媒を添加することが望ましい。ピロリド
ン系溶媒はインク組成物の乾燥防止に加え、インク組成
物全体の相溶性を向上させインクジェット吐出の安定性
を向上させる。この効果はピエソ振動子型のインクジェ
ット吐出に特に有効である。これらの材料としてはN−
メチルピロリドン、2−ピロリドン、1,3−ジメチル
イミダゾリジノン等が挙げられる。
【0022】この沸点が150℃以上の有機溶媒の添加
量は適宜決定されてよいが、インク組成物に対して5〜
50重量%程度が好ましく、より好ましくは10〜40
重量%程度である。またこれらの溶媒は適宜単独あるい
は混合して用いられる。
量は適宜決定されてよいが、インク組成物に対して5〜
50重量%程度が好ましく、より好ましくは10〜40
重量%程度である。またこれらの溶媒は適宜単独あるい
は混合して用いられる。
【0023】この有機溶媒は、溶剤としてインク組成物
の構成成分に対して実質的な相溶性を有するものである
ことが好ましいことは無論である。ここで、実質的な相
溶性とは、得られたインク組成物が相分離することな
く、また析出物を生じさせない程度の溶解性を示すこと
を意味する。更に好ましくは、インク中の水蒸発時にお
いても常温で液体の成分間において相分離を生じさせな
い程度の相溶性を意味する。実質的な相溶性を有するイ
ンクはより安定的にインクジェット吐出する。
の構成成分に対して実質的な相溶性を有するものである
ことが好ましいことは無論である。ここで、実質的な相
溶性とは、得られたインク組成物が相分離することな
く、また析出物を生じさせない程度の溶解性を示すこと
を意味する。更に好ましくは、インク中の水蒸発時にお
いても常温で液体の成分間において相分離を生じさせな
い程度の相溶性を意味する。実質的な相溶性を有するイ
ンクはより安定的にインクジェット吐出する。
【0024】さらに本発明によるインク組成物はノニオ
ン系界面活性剤を含んでなる。ノニオン系界面活性剤の
添加によって、吐出安定性に優れたインク組成物を得る
ことができる。この効果はピエゾ振動子を用いたインク
ジェット方式に顕著に表れる。さらに、ノニオン系界面
活性剤の添加はインク組成物の布帛への浸透時間が短く
なり、インク組成物を短時間の内に布帛に適用すること
ができるので有利である。
ン系界面活性剤を含んでなる。ノニオン系界面活性剤の
添加によって、吐出安定性に優れたインク組成物を得る
ことができる。この効果はピエゾ振動子を用いたインク
ジェット方式に顕著に表れる。さらに、ノニオン系界面
活性剤の添加はインク組成物の布帛への浸透時間が短く
なり、インク組成物を短時間の内に布帛に適用すること
ができるので有利である。
【0025】ノニオン系界面活性剤の好ましい例として
は、エチレングリコール系界面活性剤、多価アルコール
系界面活性剤、アセチレングリコール系界面活性剤など
が挙げられる。本発明の好ましい態様によれば、アセチ
レングリコール系界面活性剤の利用が好ましい。この種
の活性剤は例えばオルフィンY、サーフィノール82、
サーフィノール440、サーフィノール465、サーフ
ィノール485(いずれも製造:Air Produc
ts and Chemicals.Inc.)として
入手可能である。
は、エチレングリコール系界面活性剤、多価アルコール
系界面活性剤、アセチレングリコール系界面活性剤など
が挙げられる。本発明の好ましい態様によれば、アセチ
レングリコール系界面活性剤の利用が好ましい。この種
の活性剤は例えばオルフィンY、サーフィノール82、
サーフィノール440、サーフィノール465、サーフ
ィノール485(いずれも製造:Air Produc
ts and Chemicals.Inc.)として
入手可能である。
【0026】ノニオン系界面活性剤の添加量は適宜決定
されてよいが、インク組成物に対して0.05〜5重量
%程度が好ましく、より好ましくは0.1〜3重量%程
度である。
されてよいが、インク組成物に対して0.05〜5重量
%程度が好ましく、より好ましくは0.1〜3重量%程
度である。
【0027】本発明の好ましい態様によれば、ノニオン
系界面活性剤として、ノニオン系界面活性剤の沸点15
0℃以上の有機溶媒に対する溶解度が10g/100g
以上のものであるものを利用することが好ましい。この
ような関係を満たすノニオン系界面活性剤および有機溶
媒の利用は、高い温度環境(例えば、35℃)における
ノズルからの吐出安定性を確保することが可能となる点
で有利である。またこの効果は圧電素子を使ったピエゾ
タイプのインクジェット捺染方式に特に有効である。ま
た、ピエゾタイプのインクジェット方式ではノニオン系
界面活性剤、好適にはアセチレングリコール系界面活性
剤を加えることでドット毎のインク吐出量が安定し、安
定した印捺濃度を得やすい利点が有る。
系界面活性剤として、ノニオン系界面活性剤の沸点15
0℃以上の有機溶媒に対する溶解度が10g/100g
以上のものであるものを利用することが好ましい。この
ような関係を満たすノニオン系界面活性剤および有機溶
媒の利用は、高い温度環境(例えば、35℃)における
ノズルからの吐出安定性を確保することが可能となる点
で有利である。またこの効果は圧電素子を使ったピエゾ
タイプのインクジェット捺染方式に特に有効である。ま
た、ピエゾタイプのインクジェット方式ではノニオン系
界面活性剤、好適にはアセチレングリコール系界面活性
剤を加えることでドット毎のインク吐出量が安定し、安
定した印捺濃度を得やすい利点が有る。
【0028】また、ノニオン活性剤は均染性向上、滲み
防止に有効である。シルクスクリーン等に使用する従来
の印捺糊と比較し著しく粘度の低いインクジェット印捺
用インクは、印捺布上でインク流れを起こし均染性が得
にくい欠点が現れやすい。この現象は特にべた部で起こ
りやすい。また、このインク流れは色境界で滲みを起こ
しやすくなる。本発明のノニオン活性剤はこれらの欠点
を防止するのに有効である。特に、アセチレングリコー
ル系界面活性剤は本発明の前処理剤とのマッチングに優
れ、べた部斑、滲み防止に有効である。
防止に有効である。シルクスクリーン等に使用する従来
の印捺糊と比較し著しく粘度の低いインクジェット印捺
用インクは、印捺布上でインク流れを起こし均染性が得
にくい欠点が現れやすい。この現象は特にべた部で起こ
りやすい。また、このインク流れは色境界で滲みを起こ
しやすくなる。本発明のノニオン活性剤はこれらの欠点
を防止するのに有効である。特に、アセチレングリコー
ル系界面活性剤は本発明の前処理剤とのマッチングに優
れ、べた部斑、滲み防止に有効である。
【0029】尚、本発明におけるべたとは5×5ミリ以
上の面積を隙間なく印捺してある状態を意味する。
上の面積を隙間なく印捺してある状態を意味する。
【0030】さらに本発明のインク組成物は金属イオン
封鎖剤の添加が望ましい。好ましい添加量は0.001
〜0.1重量%であり、更に好適には0.005〜0.
03重量%である。封鎖剤の添加は本発明のインクジェ
ットインクを長期間安定的に吐出させる効果をもつ。ま
た、印捺布上で安定した濃度・色相を確保することがで
きる。金属封鎖剤としてはエチレンジアミンテトラ酢酸
(EDTA)、EDTA塩、ヒドロキシエチルエチレン
ジアミントリ酢酸(EDTA−OH)等が好適である。
封鎖剤の添加が望ましい。好ましい添加量は0.001
〜0.1重量%であり、更に好適には0.005〜0.
03重量%である。封鎖剤の添加は本発明のインクジェ
ットインクを長期間安定的に吐出させる効果をもつ。ま
た、印捺布上で安定した濃度・色相を確保することがで
きる。金属封鎖剤としてはエチレンジアミンテトラ酢酸
(EDTA)、EDTA塩、ヒドロキシエチルエチレン
ジアミントリ酢酸(EDTA−OH)等が好適である。
【0031】本発明によるインク組成物において、水は
主溶媒である。水は、イオン交換水、限外濾過水、逆浸
透水、蒸留水等の純水、または超純水を用いることがで
きる。また、紫外線照射、または過酸化水素添加などに
より滅菌した水を用いることにより、インク組成物を長
期保存する場合にカビやバクテリアの発生を防止するこ
とができるので好適である。
主溶媒である。水は、イオン交換水、限外濾過水、逆浸
透水、蒸留水等の純水、または超純水を用いることがで
きる。また、紫外線照射、または過酸化水素添加などに
より滅菌した水を用いることにより、インク組成物を長
期保存する場合にカビやバクテリアの発生を防止するこ
とができるので好適である。
【0032】本発明によるインク組成物は、粘度が20
℃下で8.0mPas以下、好ましくは1.5〜6.0
mPs以下の範囲におかれる。この範囲であれば通常の
環境温度で何ら支障なくインク吐出が可能である。20
℃で8.0mPasを超えるインクは低温領域での吐出
安定性が悪くなる。
℃下で8.0mPas以下、好ましくは1.5〜6.0
mPs以下の範囲におかれる。この範囲であれば通常の
環境温度で何ら支障なくインク吐出が可能である。20
℃で8.0mPasを超えるインクは低温領域での吐出
安定性が悪くなる。
【0033】さらに、ヒドロトロピー剤の好ましい例と
しては、尿素、ジメチル尿素、チオ尿素、モノメチルチ
オ尿素、ジメチルチオ尿素等のアルキル尿素、チオ尿
素、アルキルチオ尿素が挙げられる。本発明の態様によ
れば、このヒドロトロピー剤として、尿素或いはアルキ
ル尿素を固形分換算で2〜10重量%とチオ尿素を1〜
5重量%組み合わせて添加されることが更に好ましい。
インク組成物中にこれらを添加すると長期乾燥目詰まり
に効果が有るばかりでなく、印捺濃度向上に有効であ
る。またチオ尿素は特に均染性向上に有効である。また
このヒドロトロピー剤をインク液中に入れることで、布
帛の前処理剤に添加するヒドロトロピー剤の量を減少或
いは無添加にすることが可能である。この事は環境保存
に極めて有効である。
しては、尿素、ジメチル尿素、チオ尿素、モノメチルチ
オ尿素、ジメチルチオ尿素等のアルキル尿素、チオ尿
素、アルキルチオ尿素が挙げられる。本発明の態様によ
れば、このヒドロトロピー剤として、尿素或いはアルキ
ル尿素を固形分換算で2〜10重量%とチオ尿素を1〜
5重量%組み合わせて添加されることが更に好ましい。
インク組成物中にこれらを添加すると長期乾燥目詰まり
に効果が有るばかりでなく、印捺濃度向上に有効であ
る。またチオ尿素は特に均染性向上に有効である。また
このヒドロトロピー剤をインク液中に入れることで、布
帛の前処理剤に添加するヒドロトロピー剤の量を減少或
いは無添加にすることが可能である。この事は環境保存
に極めて有効である。
【0034】本発明によるインク組成物は、上記成分に
加えて、インク組成物の諸性能を改善するために添加剤
を加えることができる。そのような添加剤の例として
は、防腐剤が挙げられる。防腐剤の好ましい例として
は、プロキセルCRL、プロキセルBDN、プロキセル
GXL,プロキセルXL−2、プロキセルIB、プロキ
セルTNなどが挙げられる。
加えて、インク組成物の諸性能を改善するために添加剤
を加えることができる。そのような添加剤の例として
は、防腐剤が挙げられる。防腐剤の好ましい例として
は、プロキセルCRL、プロキセルBDN、プロキセル
GXL,プロキセルXL−2、プロキセルIB、プロキ
セルTNなどが挙げられる。
【0035】〔インクジェット捺染方法〕さらに本発明
によるインクジェット捺染方法は、インク組成物のイン
ク滴を吐出し、このインク滴を植物性繊維、動物性繊
維、アミド系繊維からなる布帛に付着させることを含ん
でなるインクジェット捺染方法であって、インク組成物
として上記の本発明によるインク組成物を用い、前記布
帛が、少なくとも糊剤を含んでなる前処理剤をあらかじ
め塗工されてなるものである。特に繊維種としては木
綿、麻、羊毛、絹、ビスレーヨン、キュプラレーヨン、
ポリノジック、テンセル類、ビニロン、ナイロンが好適
である。また、これらの繊維の混紡布帛でもいい。
によるインクジェット捺染方法は、インク組成物のイン
ク滴を吐出し、このインク滴を植物性繊維、動物性繊
維、アミド系繊維からなる布帛に付着させることを含ん
でなるインクジェット捺染方法であって、インク組成物
として上記の本発明によるインク組成物を用い、前記布
帛が、少なくとも糊剤を含んでなる前処理剤をあらかじ
め塗工されてなるものである。特に繊維種としては木
綿、麻、羊毛、絹、ビスレーヨン、キュプラレーヨン、
ポリノジック、テンセル類、ビニロン、ナイロンが好適
である。また、これらの繊維の混紡布帛でもいい。
【0036】本発明においてインク組成物の布帛への適
用は、インクジェット記録方法によって実施される。イ
ンクジェット記録方法としては、圧電体素子の機械的体
積変化によりインク滴を形成し、吐出させるいわゆるピ
エゾタイプのインクジェット記録方法、インク組成物に
熱エネルギーを加え、それによる体積膨張を利用してイ
ンク滴を形成し、吐出させるいわゆるバブルジェット、
サーマルジェットタイプのいずれであっても良い。特に
インクジェット技術を捺染分野に展開する際には長時間
インクが安定的に吐出することが要求される。本インク
はこのような要求を満たすことができる。又、本インク
は耐久性に優れるピエゾ型のプリントヘッドとのマッチ
ングに特に優れており長尺物のインクジェット捺染に好
適である。
用は、インクジェット記録方法によって実施される。イ
ンクジェット記録方法としては、圧電体素子の機械的体
積変化によりインク滴を形成し、吐出させるいわゆるピ
エゾタイプのインクジェット記録方法、インク組成物に
熱エネルギーを加え、それによる体積膨張を利用してイ
ンク滴を形成し、吐出させるいわゆるバブルジェット、
サーマルジェットタイプのいずれであっても良い。特に
インクジェット技術を捺染分野に展開する際には長時間
インクが安定的に吐出することが要求される。本インク
はこのような要求を満たすことができる。又、本インク
は耐久性に優れるピエゾ型のプリントヘッドとのマッチ
ングに特に優れており長尺物のインクジェット捺染に好
適である。
【0037】本発明によるインクジェット捺染方法にお
いて使用される布帛はインク液付着前に以下のような処
理に付されることが必須である。本発明の好ましい態様
によれば、前処理は、糊剤と水が必須成分である。
いて使用される布帛はインク液付着前に以下のような処
理に付されることが必須である。本発明の好ましい態様
によれば、前処理は、糊剤と水が必須成分である。
【0038】本発明の好ましい態様によれば、糊剤とし
ては、グアー、ローカストビーン等の天然ガム類、澱粉
類、アルギン酸ソーダ、ふのり等の海草類、ペクチン酸
等の植物皮類、メチル繊維素、エチル繊維素、ヒドロキ
シエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の
繊維素誘導体、ハ゛焙焼澱粉、アルファ澱粉、カルボキシ
メチル澱粉、カルボキシエチル澱粉、ヒドロキシエチル
澱粉等の加工澱粉、シラツガム系、ローストビーンガム
系等の加工天然ガム、アルギン誘導体又、ポリビニール
アルコール、ポリアクリル酸エステル等の合成糊、エマ
ルジョン等が用いられる。
ては、グアー、ローカストビーン等の天然ガム類、澱粉
類、アルギン酸ソーダ、ふのり等の海草類、ペクチン酸
等の植物皮類、メチル繊維素、エチル繊維素、ヒドロキ
シエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の
繊維素誘導体、ハ゛焙焼澱粉、アルファ澱粉、カルボキシ
メチル澱粉、カルボキシエチル澱粉、ヒドロキシエチル
澱粉等の加工澱粉、シラツガム系、ローストビーンガム
系等の加工天然ガム、アルギン誘導体又、ポリビニール
アルコール、ポリアクリル酸エステル等の合成糊、エマ
ルジョン等が用いられる。
【0039】さらに、本発明の前処理剤としては、糊剤
にヒドロトロピー剤を加えることが好ましい。ヒドロト
ロピー剤としては、尿素、ジメチル尿素、チオ尿素、モ
ノメチルチオ尿素、ジメチルチオ尿素等のアルキル尿素
が挙げられる。ヒドロトロピー剤の添加により印捺濃度
をさらに向上できる。またこれらのヒドロトロピー剤は
尿素、アルキル尿素とチオ尿素の組み合わせて添加する
と添加量を減らすことができる。ヒドロトロピー剤は前
処理剤処方後の安定性向上、パッディング布表面状態の
安定化に効果が有る。またチオ尿素は特に均染性向上に
有効である。ヒドロトロピー剤はインクとのマッチング
で決定されるが、15% o.w.p以下でいい。イン
クジェットインクにヒドロトロピー剤を添加すれば減量
〜無添加にすることができ、環境保全に有効な捺染方法
となる。
にヒドロトロピー剤を加えることが好ましい。ヒドロト
ロピー剤としては、尿素、ジメチル尿素、チオ尿素、モ
ノメチルチオ尿素、ジメチルチオ尿素等のアルキル尿素
が挙げられる。ヒドロトロピー剤の添加により印捺濃度
をさらに向上できる。またこれらのヒドロトロピー剤は
尿素、アルキル尿素とチオ尿素の組み合わせて添加する
と添加量を減らすことができる。ヒドロトロピー剤は前
処理剤処方後の安定性向上、パッディング布表面状態の
安定化に効果が有る。またチオ尿素は特に均染性向上に
有効である。ヒドロトロピー剤はインクとのマッチング
で決定されるが、15% o.w.p以下でいい。イン
クジェットインクにヒドロトロピー剤を添加すれば減量
〜無添加にすることができ、環境保全に有効な捺染方法
となる。
【0040】前処理剤の塗工は常法に従い実施されてよ
く、例えばパディング方法が良い。その際のマングル
圧、スピード、乾燥時間等は適宜決定されてよい。
く、例えばパディング方法が良い。その際のマングル
圧、スピード、乾燥時間等は適宜決定されてよい。
【0041】本発明の好ましい態様によれば、パティン
グの際の絞り率は40〜90%程度が好ましく、より好
ましくは60〜80%程度である。絞り率をあげればは
定着濃度の向上に効果がある。
グの際の絞り率は40〜90%程度が好ましく、より好
ましくは60〜80%程度である。絞り率をあげればは
定着濃度の向上に効果がある。
【0042】前処理剤の付着量は多くとも特に支障はな
いが、対環境性から25グラム/平米以下が適当であ
る。詳細には3〜25グラム/平米、好ましくは5〜2
0グラム/平米、更に好ましくは7〜15グラム/平米
がいい。付着量を多くするとインクジェット捺染インク
の定着性が向上し、印捺濃度があがってくる。また、2
5グラムを超えると印捺濃度は飽和領域に入ってくる。
いが、対環境性から25グラム/平米以下が適当であ
る。詳細には3〜25グラム/平米、好ましくは5〜2
0グラム/平米、更に好ましくは7〜15グラム/平米
がいい。付着量を多くするとインクジェット捺染インク
の定着性が向上し、印捺濃度があがってくる。また、2
5グラムを超えると印捺濃度は飽和領域に入ってくる。
【0043】本発明の好ましい様態によれば、インク吐
出量はインク吐出密度が120ドット/インチ以上であ
り且つべた印刷でインク吐出量が5グラム/平米以上で
あることが望ましい。吐出密度が120ドット/インチ
以上であれば印捺物に粒状感が少なくなってくる。ま
た、インク吐出量が5グラムを超えれば、高濃度印捺を
表現し易い。
出量はインク吐出密度が120ドット/インチ以上であ
り且つべた印刷でインク吐出量が5グラム/平米以上で
あることが望ましい。吐出密度が120ドット/インチ
以上であれば印捺物に粒状感が少なくなってくる。ま
た、インク吐出量が5グラムを超えれば、高濃度印捺を
表現し易い。
【0044】インク組成物の付着を受けた布帛は、後処
理に付され、繊維に定着される。また、定着しなかった
着色剤、その他のインク組成物は洗浄工程によって十分
除去されることが好ましい。本発明の好ましい態様によ
れば、後処理はいくつかの工程に別れる。まずインク組
成物を布帛に付着させた後、この布帛を常温〜120℃
に0.5分〜30分放置しインクを予備乾燥することが
望ましい。この予備乾燥は印捺濃度向上、滲み防止に有
効である。なお、この予備乾燥とはインクが布帛中に浸
透することも含む。
理に付され、繊維に定着される。また、定着しなかった
着色剤、その他のインク組成物は洗浄工程によって十分
除去されることが好ましい。本発明の好ましい態様によ
れば、後処理はいくつかの工程に別れる。まずインク組
成物を布帛に付着させた後、この布帛を常温〜120℃
に0.5分〜30分放置しインクを予備乾燥することが
望ましい。この予備乾燥は印捺濃度向上、滲み防止に有
効である。なお、この予備乾燥とはインクが布帛中に浸
透することも含む。
【0045】本発明の好ましい様態によれば、前記予備
乾燥を連続工程で過熱乾燥することが好ましい。布帛を
ロール状でインクジェット印捺機に供給印捺し、印捺布
を巻き取る以前に乾燥工程を通す。乾燥機は印捺機に直
結していてもいいし、離れていてもいい。乾燥機では1
20℃以下で0.5〜30分処理することが好ましい。
また乾燥方法は、空気対流方式、加熱ロール直付け方
式、照射方式等が好ましい。
乾燥を連続工程で過熱乾燥することが好ましい。布帛を
ロール状でインクジェット印捺機に供給印捺し、印捺布
を巻き取る以前に乾燥工程を通す。乾燥機は印捺機に直
結していてもいいし、離れていてもいい。乾燥機では1
20℃以下で0.5〜30分処理することが好ましい。
また乾燥方法は、空気対流方式、加熱ロール直付け方
式、照射方式等が好ましい。
【0046】更に、予備乾燥した布帛をスチーミングに
より定着することが好ましい。好適な条件は湿度50〜
100%(より好ましくは湿度80〜100%)および
温度90〜120℃(好ましくは95〜105℃)の環
境に、15〜120分(好ましくは20〜40分)置き
定着処理することである。更に定着後、少なくとも界面
活性剤を含む温水により洗浄することが好ましい。この
ような工程に基づいて後処理された印捺布は発色が優
れ、インク滲みが少なくなる。
より定着することが好ましい。好適な条件は湿度50〜
100%(より好ましくは湿度80〜100%)および
温度90〜120℃(好ましくは95〜105℃)の環
境に、15〜120分(好ましくは20〜40分)置き
定着処理することである。更に定着後、少なくとも界面
活性剤を含む温水により洗浄することが好ましい。この
ような工程に基づいて後処理された印捺布は発色が優
れ、インク滲みが少なくなる。
【0047】
【実施例】インク組成物の調製 以下の組成のインク1を以下の手順で調整した。110
cc用サンプル瓶中へ、40℃の水52グラムを入れマグ
ネチックスターラーで攪拌しながら、サーフィノール4
65の10重量%水溶液を5g、防腐剤プロキセルXL
10重量%水溶液を2.5g、、およびキレート剤ED
TAの1重量%水溶液0.5g添加した。さらに、C.
I.ダイレクトイエロー50を7グラムを入れ、加熱し
ながらマグネチックスターラーで染料が溶解するまで撹
拌した。さらにジエチレングリコール10g、トリエチ
レングリコール10g、グリセリン8g、およびジエチ
レングリコールモノ−n−ブチルエーテル5gを添加し
た。添加後攪拌を10分間続けインクとした。なお、以
下のインク調整で水の残量とは計100グラムになる量
を意味する。
cc用サンプル瓶中へ、40℃の水52グラムを入れマグ
ネチックスターラーで攪拌しながら、サーフィノール4
65の10重量%水溶液を5g、防腐剤プロキセルXL
10重量%水溶液を2.5g、、およびキレート剤ED
TAの1重量%水溶液0.5g添加した。さらに、C.
I.ダイレクトイエロー50を7グラムを入れ、加熱し
ながらマグネチックスターラーで染料が溶解するまで撹
拌した。さらにジエチレングリコール10g、トリエチ
レングリコール10g、グリセリン8g、およびジエチ
レングリコールモノ−n−ブチルエーテル5gを添加し
た。添加後攪拌を10分間続けインクとした。なお、以
下のインク調整で水の残量とは計100グラムになる量
を意味する。
【0048】インク1 C.I.ダイレクトイエロー50 7重量% ジエチレングリコール 10重量% トリエチレングリコール 10重量% グリセリン 8重量% ジエチレングリコール モノ−n−ブチルエーテル 5重量% サーフィノール465 0.5重量% プロキセルXL 0.25重量% E.D.T.A. 0.005重量% 水 残量 また以下の組成のインク2〜5を、上記インク1と同様
にして調製した。
にして調製した。
【0049】インク2 C.I.ダイレクトレッド80 10重量% ジエチレングリコール 13重量% トリエチレングリコール モノ−n−ブチルエーテル 9.5重量% N−メチル−2−ピロリドン 5重量% トリエタノールアミン 0.5重量% サーフィノール465 0.7重量% プロキセルCRL 0.2重量% EDTA−OH 0.01重量% 水 残量 インク3 C.I.ダイレクトブルー189 10重量% 3−メトキシ−1,2−プロパン −ジオル 10重量% チオジグリコール 3重量% ジエチレングリコール モノ−n−ブチルエーテル 7重量% サーフィノール465 0.9重量% プロキセルBDN 0.15重量% EDTA−OH 0.015重量% 水 残量 インク4 C.I.ダイレクトブラック168 6重量% トリエチレングリコール 10重量% グリセレス26 5重量% 2−ピロリドン 5重量% サーフィノール485 1.1重量% プロキセルXL−2 0.1重量% EDTA 0.02重量% 水 残量 インク5 C.I.ダイレクトブラック173 10重量% ジエチレングリコール 15重量% 尿素 7重量% ジエチレングリコール モノ−n−ブチルエーテル 5重量% サーフィノール485 1.3重量% プロキセルIB 0.05重量% EDTA 0.025重量% 水 残量 布帛の前処理剤 前処理剤1 1リットルの水をゆっくり撹拌しながらアルギン酸(商
品名、キミツアルギンB3)を約4時間かけて15g添
加した。更に撹拌しながら尿素1.0g、チオ尿素0.
5グラム添加した。一日放置し、ままこがないことを確
認して、更に1時間攪拌して前処理剤1を作成した。
品名、キミツアルギンB3)を約4時間かけて15g添
加した。更に撹拌しながら尿素1.0g、チオ尿素0.
5グラム添加した。一日放置し、ままこがないことを確
認して、更に1時間攪拌して前処理剤1を作成した。
【0050】前処理剤2 尿素をジメチル尿素、チオ尿素をジメチルチオ尿素に変
えた以外は前処理剤1と同様にして得たものを前処理剤
2とした。
えた以外は前処理剤1と同様にして得たものを前処理剤
2とした。
【0051】前処理剤3 前処理剤2でアルギン酸ソーダをでん粉糊に代えた以外
は同様にして得たものを前処理剤3として調製した。
は同様にして得たものを前処理剤3として調製した。
【0052】前処理剤4 前処理剤1で尿素を除いた以外は同様にして得たものを
前処理剤4として調製した。
前処理剤4として調製した。
【0053】パディング 前処理剤のパディングは、マチス社製HVF350を用
いて40℃下で行った。予め210×315ミリに切っ
た布帛を、圧力2bar、スピード2〜3メートル/
分、絞り率70〜85%の条件下でパディングした。
いて40℃下で行った。予め210×315ミリに切っ
た布帛を、圧力2bar、スピード2〜3メートル/
分、絞り率70〜85%の条件下でパディングした。
【0054】インクジェット印捺 インクジェットプリンタMJ930C(セイコーエプソ
ン株式会社製)により前処理剤が上記の通りパディング
された絹に捺染を行った。
ン株式会社製)により前処理剤が上記の通りパディング
された絹に捺染を行った。
【0055】後処理 マチス社スチーマ-DHe型により定着操作を行った。定
着条件は102℃×飽和蒸気圧×60分であった。
着条件は102℃×飽和蒸気圧×60分であった。
【0056】その後洗浄操作を行った。布を水道水で揉
み洗いし、徐々に温水を追加していった。その後ノニオ
ン活性剤(ポリエチレングリコール)を入れた50℃の
洗浄水中に、時々撹拌しながら20分間浸けた。さらに
洗浄液中に水道水を入れながら手揉み洗いをした。布を
乾燥させた後、アイロンを掛け、捺染布を得た。
み洗いし、徐々に温水を追加していった。その後ノニオ
ン活性剤(ポリエチレングリコール)を入れた50℃の
洗浄水中に、時々撹拌しながら20分間浸けた。さらに
洗浄液中に水道水を入れながら手揉み洗いをした。布を
乾燥させた後、アイロンを掛け、捺染布を得た。
【0057】評価試験1 インク組成物および前処理剤の組み合わせを以下の表に
記載の通りとして、捺染を行った。後処理後得られた捺
染布の印刷部分のOD値を測定した。その結果は、以下
の表に記載されるとおりであった。
記載の通りとして、捺染を行った。後処理後得られた捺
染布の印刷部分のOD値を測定した。その結果は、以下
の表に記載されるとおりであった。
【0058】
【表1】
【0059】また、この試験を木綿、麻、羊毛、ビスレ
ーヨン、キュプラレーヨン、ポリノジック、テンセル
類、ビニロン、ナイロンで行うと同様の結果が得られ
る。尚、洗浄水温度は80℃以上にする。
ーヨン、キュプラレーヨン、ポリノジック、テンセル
類、ビニロン、ナイロンで行うと同様の結果が得られ
る。尚、洗浄水温度は80℃以上にする。
【0060】評価試験2 評価試験1に供したパディング布を35℃下7日放置し
たのち評価試験1と同様に印捺〜後処理を行った。
たのち評価試験1と同様に印捺〜後処理を行った。
【0061】
【表2】
【0062】また、この試験を木綿、麻、羊毛、ビスレ
ーヨン、キュプラレーヨン、ポリノジック、テンセル
類、ビニロン、ナイロンで行うと同様の結果が得られ
る。尚、洗浄水温度は80℃以上にする。
ーヨン、キュプラレーヨン、ポリノジック、テンセル
類、ビニロン、ナイロンで行うと同様の結果が得られ
る。尚、洗浄水温度は80℃以上にする。
【0063】評価試験3 インクジェットプリンタMJ930Cにインク1〜5を
充填し、35℃で印捺した。その結果、泡、インク乾燥
に起因する吐出不良は観察されず、記録ヘッドの全ての
ノズルからインク滴が吐出されていることが観察され
た。
充填し、35℃で印捺した。その結果、泡、インク乾燥
に起因する吐出不良は観察されず、記録ヘッドの全ての
ノズルからインク滴が吐出されていることが観察され
た。
【0064】評価試験4 インク1〜5をインクジェットプリンタMJ930Cに
充填し、環境温度0℃、20℃、および40℃において
A4記録紙2000枚に印刷を行った。いずれの温度に
おいても吐出不良は観察されず、良好な印刷を行うこと
ができた。
充填し、環境温度0℃、20℃、および40℃において
A4記録紙2000枚に印刷を行った。いずれの温度に
おいても吐出不良は観察されず、良好な印刷を行うこと
ができた。
【0065】評価試験5 インク1〜5をインクジェットプリンタMJ930Cに
充填し、プリントヘッドをホームポジションから外し環
境温度40℃において一週間放置した。その後MJ93
0Cのクリーニング処理を3回行いインク吐出状況を確
認した。いずれのインクも全ノズル吐出した。
充填し、プリントヘッドをホームポジションから外し環
境温度40℃において一週間放置した。その後MJ93
0Cのクリーニング処理を3回行いインク吐出状況を確
認した。いずれのインクも全ノズル吐出した。
【0066】評価試験6 評価試験1に供したインクと前処理剤の組み合わせでべ
た印捺後5分間常温放置した。放置後指触したがインク
移りはなかった。布帛は絹であった。
た印捺後5分間常温放置した。放置後指触したがインク
移りはなかった。布帛は絹であった。
【0067】比較例1 C.I.ダイレクトイエロー50=7重量%、サーフィ
ノール465=0.5重量%、プロキセルXL=0.2
5重量%、E.D.T.A.=0.005重量%、水=
残量のインク調整を行った。このインクをインクジェッ
トプリンタMJ930Cに充填し、プリントヘッドをホ
ームポジションから外した。環境温度40℃において一
週間放置したのち目詰まり状況を確認した。全ノズルつ
まりが発生し、このプリンタのクリーニング処理を5回
行っても殆どのノズルで復帰しなかった。
ノール465=0.5重量%、プロキセルXL=0.2
5重量%、E.D.T.A.=0.005重量%、水=
残量のインク調整を行った。このインクをインクジェッ
トプリンタMJ930Cに充填し、プリントヘッドをホ
ームポジションから外した。環境温度40℃において一
週間放置したのち目詰まり状況を確認した。全ノズルつ
まりが発生し、このプリンタのクリーニング処理を5回
行っても殆どのノズルで復帰しなかった。
【0068】比較例2 実施例中記載のインク1の組成からE.D.T.Aを除
いたインクをインクジェットプリンタMJ930Cに充
填し、環境温度50℃において一ヶ月放置したのち常温
で吐出試験を行った。全ノズル吐出したが10%のドッ
トが飛行曲がりを起こした。飛行曲がりを起こしたノズ
ルメニスカス部に金属塩が析出していた。実施例インク
1で同様の試験を行ったが何ら不具合は生じなかった。
いたインクをインクジェットプリンタMJ930Cに充
填し、環境温度50℃において一ヶ月放置したのち常温
で吐出試験を行った。全ノズル吐出したが10%のドッ
トが飛行曲がりを起こした。飛行曲がりを起こしたノズ
ルメニスカス部に金属塩が析出していた。実施例インク
1で同様の試験を行ったが何ら不具合は生じなかった。
【0069】比較例3 実施例中記載のインク2の組成からサ−フィノール46
5を除いたインクをインクジェットプリンタMJ930
Cに充填し、35℃で吐出試験を行った。A4紙150
0枚吐出時点で吐出飛行曲がり、吐出不良が発生しだし
た。また、MJ930Cのクリーニング機構を使い5回
クリーニングを繰り返したが、完全に復帰しなかった。
実施例インク2で同様の試験を行ったがA4紙2000
枚吐出で何ら支障はなかった。
5を除いたインクをインクジェットプリンタMJ930
Cに充填し、35℃で吐出試験を行った。A4紙150
0枚吐出時点で吐出飛行曲がり、吐出不良が発生しだし
た。また、MJ930Cのクリーニング機構を使い5回
クリーニングを繰り返したが、完全に復帰しなかった。
実施例インク2で同様の試験を行ったがA4紙2000
枚吐出で何ら支障はなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06P 3/04 D06P 3/04 H 3/14 3/14 G 3/24 3/24 F 3/62 3/62 5/00 111 5/00 111A 112 112 117 117 5/20 5/20 A 7/00 7/00 Fターム(参考) 3B154 AB19 BA09 BA19 BB33 BD01 BD15 BD17 BD20 BF01 BF11 BF15 BF30 4H057 AA01 AA02 BA04 BA24 BA26 CA12 CA22 CA27 CA29 CA90 CB14 CB16 CB18 CB34 CC02 DA01 DA21 DA22 DA28 DA34 FA02 FA13 FA18 GA04 GA25 HA01 HA09 HA13 HA24 JA13 JB03 4J039 BC07 BC09 BC12 BC13 BC14 BC15 BC19 BC33 BC36 BC37 BC39 BC50 BC54 BC60 BE03 BE12 BE19 BE22 BE33 CA03 CA06 EA41 EA42 EA44 EA47 EA48 FA03 GA24
Claims (15)
- 【請求項1】 予め前処理剤を塗工した布帛上に印捺す
るインクジェット捺染用インク組成物に於いて、少なく
とも直接染料と、常圧における沸点が150℃以上の有
機溶媒と、ノニオン系界面活性剤と、金属封鎖剤と水と
を含んでなり、粘度が8.0m・Pa・s(20℃)以
下である、インクジェット捺染用インク組成物。 - 【請求項2】 染料に由来する不純物としての塩が1重
量%以下の濃度である請求項1記載のインクジェット捺
染用インク組成物。 - 【請求項3】 前記沸点が150℃以上の有機溶媒とし
て、アルキレングリコールアルキルエーテルを含んでな
る、請求項1または2に記載のインクジェット捺染用イ
ンク組成物。 - 【請求項4】 前記沸点が150℃以上の有機溶媒とし
て、多価アルコール類を含んでなる請求項1〜3のいず
れか一項に記載のインクジェット捺染用インク組成物。 - 【請求項5】 ヒドロトロピー剤として少なくとも尿
素、チオ尿素、アルキル置換尿素、アルキルチオ尿素系
化合物の一を含んでなる請求項1〜4のいずれか一項に
記載のインクジェット捺染用インク組成物。 - 【請求項6】 防腐剤を含んでなる請求項1〜5のいず
れか一項に記載のインクジェット捺染用インク組成物。 - 【請求項7】 前記ノニオン系界面活性剤がアセチレン
グリコール誘導体である、請求項1〜6のいずれか一項
に記載のインクジェット捺染用インク組成物。 - 【請求項8】 前記ノニオン系界面活性剤の前記沸点1
50℃以上の有機溶媒に対する溶解度が10g/100
g以上のものである、請求項1〜7のいずれか一項に記
載のインクジェット捺染用インク組成物。 - 【請求項9】 植物系、動物系或いはアミド系を含んで
なる繊維に予め糊剤を含む前処理剤を付着させた布帛に
インクを付着させるインクジェット捺染方法であって、
前記インク組成物として請求項1〜8のいずれか一項に
記載のインク組成物を用いるインクジェット捺染方法。 - 【請求項10】 前記前処理剤中にヒドロトロピー剤と
して少なくとも尿素、チオ尿素、アルキル置換尿素、ア
ルキルチオ尿素系化合物の一を含んでなる請求項9記載
のインクジェット捺染方法。 - 【請求項11】 ピエゾ振動子によりインク液吐出を行
うインクジェット捺染機により捺染を行う請求項9又は
10記載のインクジェット捺染方法。 - 【請求項12】 インク吐出密度が120ドット/イン
チ以上であり且つべた印刷でインク吐出量が5グラム/
平方米以上であるインク吐出方法を用いた請求項9〜1
1のいずれか一項に記載のインクジェット捺染方法。 - 【請求項13】 前処理した布帛をロール状でインクジ
ェット捺染機に供給し、この布帛上にインクジェット印
捺し、加熱乾燥する工程を連続で行う請求項9〜12の
いずれか一項に記載のインクジェット捺染方法。 - 【請求項14】 インク組成物をインクジェット捺染に
て布帛に付着させ後に、このインクを予備乾燥させ、更
にこの布帛を湿度60〜100%および温度90〜11
0℃の環境に、5〜120分置く定着処理に付し、さら
に少なくとも界面活性剤を含む温水により洗浄する工程
を行う、請求項9〜13のいずれか一項に記載のインク
ジェット捺染方法。 - 【請求項15】 請求項9〜14のいずれか一項に記載
のインクジェット捺染方法によって捺染が行われた、布
帛。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10177699A JP2000290558A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | インクジェット捺染用インク組成物及びインクジェット捺染方法並びに布帛 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10177699A JP2000290558A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | インクジェット捺染用インク組成物及びインクジェット捺染方法並びに布帛 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000290558A true JP2000290558A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14309617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10177699A Pending JP2000290558A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | インクジェット捺染用インク組成物及びインクジェット捺染方法並びに布帛 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000290558A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004502046A (ja) * | 2000-06-28 | 2004-01-22 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 布地処理組成物 |
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| US10493775B2 (en) | 2017-10-16 | 2019-12-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming method and ink set |
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- 1999-04-08 JP JP10177699A patent/JP2000290558A/ja active Pending
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