JP2000289162A - 化粧シート - Google Patents
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Abstract
断や白化などを発生することのない化粧シートを提供す
ることにある。 【解決手段】曲げ初期弾性率が10000kgf/cm
2 以上、22000kgf/cm2 以下、引張破断伸び
が200%以上で、且つ分子量分布MWDが5以下の高
結晶化ポリプロピレン樹脂を主体樹脂として構成される
樹脂組成物による透明樹脂層1を少なくとも具備してい
る。
Description
の表面、家電品の表面材等に用いられる化粧シートに関
し、木質系ボード類、無機系ボード類、金属板等に貼り
合わせて化粧板として用いられる化粧シートに関するも
のである。
る化粧シートとして、オレフイン系樹脂を使用した化粧
シートが数多く提案されている。例えば、特開平2−1
28843号公報、特開平4−83664号公報、特開
平6−1881号公報、特開平6−198831号公
報、特開平9−328562号公報等である。しかし、
これらに開示されたオレフイン系樹脂を使用した化粧シ
ートにおいては、その製造方法において塩化ビニル樹脂
を使用しないことにより、焼却時の有毒ガス等の発生は
無くなるか、一般的なポリプロピレンシート若しくは軟
質ポリプロピレンシートを使用しているために表面の耐
傷付き性が悪く、従来の塩化ビニル製の化粧シートの表
面傷付き性からは、遙かに劣るものであった。
期弾性率が10000kgf/cm2 以上である高結晶
性ポリプロピレンを検討し、傷付き性で優れた利点を見
いだしたが、化粧シートや化粧板として後加工でVカッ
ト加工や穴あけ加工などのカッティング加工を行った場
合、フィルムの破断や外周部の割れが生じる場合があ
り、また、高結晶性ポリプロピレンの製膜性の改良を目
的として、ポリエチレンを5%以上添加したものは、ポ
リエチレンとポリプロピレンの相溶性が悪いため、Vカ
ットを行った時に白化が生じることがあった。
晶性ポリプロピレン95〜100重量%とポリエチレン
0〜5重量%とから構成される樹脂組成物からなり、曲
げ初期弾性率が10000kgf/cm2 以上、250
00kgf/cm2 以下であり、引張破断伸びが200
%以上の透明樹脂層を少なくとも具備し、且つ総厚が8
0μm以上250μm以下の化粧シートを開発し、これ
によって大幅にVカット加工適性を改善し、表面傷付き
性との両立を成し遂げた。しかしながら、低温環境下、
高速折り曲げ時などの条件においては、前記高結晶性ポ
リプロピレンによる透明樹脂層の白化や破断が生じて問
題になることがあった。
傷付き性に優れ、しかもVカット加工時に破断や白化な
どを発生することのない化粧シートを提供することにあ
る。
発明は、曲げ初期弾性率が10000kgf/cm2以
上、22000kgf/cm2 以下、引張破断伸びが2
00%以上で、且つ分子量分布MWDが5以下の高結晶
化ポリプロピレン樹脂を主体樹脂として構成される樹脂
組成物による透明樹脂層を少なくとも具備していること
を特徴とする化粧シートである。また本発明の請求項2
に係る発明は、上記請求項1に係る発明の化粧シートに
おいて、前記樹脂組成物中の高結晶化ポリプロピレン樹
脂の組成率が、90〜100重量%である化粧シートで
ある。また本発明の請求項3に係る発明は、上記請求項
1又は請求項2に係る発明の化粧シートにおいて、前記
化粧シートの総厚が、80μm以上250μm以下であ
る化粧シートである。
層を少なくとも具備する化粧シートであり、該透明樹脂
層を構成する樹脂組成物は、その曲げ初期弾性率が10
000kgf/cm2 以上、22000kgf/cm2
以下、より好ましくは13000kgf/cm2 以上、
22000kgf/cm2 以下である。そして、前記樹
脂組成物は、その引張破断伸びが200%以上、より好
ましくは300%以上、1000%以下であり、且つ分
子量分布(MWD)が5以下、より好ましくは4以下の
高結晶化ポリプロピレン樹脂が、主として90〜100
重量%にて構成され、なお且つ、化粧シートの総厚が8
0μm以上、250μm以下、より好ましくは100μ
m以上、160μm以下となっていることが重要であ
る。
ンの単独重合体、即ちホモポリマーでも良いし、あるい
はエチレン、ブテン等と共重合した2元、3元のランダ
ム共重合体でも良い。尚、本発明において高結晶性ポリ
プロピレンとは、沸騰ヘプタン可溶残分が95%以上の
ポリプロピレンを指す。
プロピレン以外の樹脂は、高結晶化ポリプロピレンの物
性に著しく悪影響を与えないならば、その配合の目的に
よって適宜選定が可能である。
レンを用いた化粧シートを図面に従って詳細に説明す
る。
ロピレン樹脂を用いたシート状の透明樹脂層1を備えた
単層の化粧シートの一例であり、必要に応じて片面又は
両面をコロナ処理、プラズマ処理、電子線処理、紫外線
処理、重クロム酸処理等で活性にした透明樹脂層1の一
方の面に、絵柄層2及び隠蔽層3を設け、透明樹脂層1
の反対の面にトップコート層4を設けた構成の化粧シー
トである。前記隠蔽層3が、化粧シートを貼り合わせる
化粧板形成用の板状基材に対して接着性に問題があれ
ば、この隠蔽層3に重ねてプライマー層5を適宜設けて
もかまわない。また、意匠性を向上させるためにトップ
コート層4側にエンボス模様を適宜設けてもよい。
設けるエンボス模様は、高結晶性ポリプロピレン樹脂の
透明樹脂層1に直接付与されるもので、その方法は製膜
されたシート状の透明樹脂層1を、熱及び圧力により凹
凸模様を有するエンボス版を用いてエンボス模様を付与
する方法や、押出機を用いて製膜する際に凹凸模様を有
する冷却ロールを用いて冷却と同時にエンボスを設ける
方法などがある。ここではエンボス模様のエンボス凹部
にインキを埋め込み、さらに意匠性を向上させることも
可能である。
るシート状の透明樹脂層1の成形方法は、製膜できれば
特に問題はなく、本発明においては規定されるものでは
ないが、樹脂溶融押出機を用いる方法が一般的である。
る方法は、高結晶性ポリプロピレン樹脂による透明樹脂
層1に直接、グラビア印刷、オフセット印刷、スクリー
ン印刷、フレキソ印刷、静電印刷、インキジェット印刷
等を行う方法がある。また、特に隠蔽層3を施す場合は
コンマコーター、ナイフコーター、リップコーター、金
属蒸着あるいはスパッタリング法等を用いてもよい。
3や絵柄層2等を設ける方法と同様であって、本発明に
おいて何ら規定されるものではない。
樹脂による透明樹脂層1には、必要に応じて熱安定剤、
難燃剤、紫外線吸収剤、光安定剤、ブロッキング防止
剤、触媒捕捉剤、透明性を維持する範囲での着色剤、半
透明化のための光散乱剤、艶調整剤等を添加することも
できる。熱安定剤としてはヒンダードフェノール系、硫
黄系、ヒドラジン系等、難燃剤としては水酸化アルミニ
ウム、水酸化マグネシウム等、紫外線吸収剤としてはベ
ンゾトリアゾール系、ベンゾエート系、ベンゾフェノン
系、トリアジン系等、光安定剤としてはヒンダードアミ
ン系等を用い、これらを任意の組み合わせで添加するの
が一般的である。特に本用途に用いる場合は、耐候性を
考慮する必要かあり、紫外線吸収剤と光安定剤は必須と
なり添加量は、透明樹脂層1を100重量%として、そ
れぞれ0.1〜1.0重量%が適量である。
キバインダーとしては硝化綿、セルロース、塩化ビニル
ー酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリウ
レタン、アクリル、ポリエステル系等の単独もしくは各
変性物の中から適宜選定すればよい。これらは水性、溶
剤系、エマルジョンタイプのいずれでも問題なく、また
1液硬化タイプでも、硬化剤を使用した2液硬化タイプ
でも任意に選定可能である。さらに紫外線や電子線等の
照射によりインキを硬化させることも可能である。中で
も最も一般的な方法は、ウレタン系のインキでイソシア
ネートで硬化させる方法である。これらバインダー以外
には通常のインキに含まれている顔料、染料等の着色
剤、体質顔料、溶剤、各種添加剤が添加されている。特
によく用いられる顔料には縮合アゾ、不溶性アゾ、キナ
クリドン、イソインドリン、アンスラキノン、イミダゾ
ロン、コバルト、フタロシアニン、カーボン、酸化チタ
ン、酸化鉄、雲母等のパール顔料等かある。また、イン
キの塗布とは別に各種金属の蒸着やスパッタリングで意
匠を施すことも可能である。
柄層2と同じものでよいが、目的として隠蔽性を持たせ
る必要があるために、顔料としては不透明な顔料、酸化
チタン、酸化鉄等を使用する。また、隠蔽層3には、隠
蔽性を上げるために金、銀、銅、アルミ等の金属を添加
することも可能である。一般的にはフレーク状のアルミ
を添加させることが多い。隠蔽層3の塗布厚みは、2μ
m以下では隠蔽性を付与し難く、10μm以上では隠蔽
層3の樹脂分の凝集力が弱くなるため2μm〜10μm
が妥当である。
発明においては特に規定されるものではないが、ポリウ
レタン系、アクリル系、アクリルシリコン系、フッソ
系、エポキシ系、ビニル系、ポリエステル系、メラミン
系、アミノアルキッド系、尿素系等から適宜選択でき
る。また、トップコート層4の形態も、水性、エマルジ
ョン、溶剤系いずれでも可能で、且つ硬化も1液硬化タ
イプでも、硬化剤を用いた2液タイプでも良い。中でも
イソシアネート反応を利用したウレタン系のトップコー
トが作業性、価格、樹脂自体の凝集力等の観点からも望
ましい。イソシアネートにはトリレンジイソシアネート
(TDI)、キシリレンジイソシアネート(XDI)、
ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)、メタジ
イソシアネート(MDI)、リジンジイソシアネート
(LDI)、イソホロジイソシアネート(IPDI)、
メチルヘキサンジイソシアネート(HTDI)、メチル
シクロヘキサノンジイソシアネート(HXDI)、トリ
メチルヘキサメチレンジイソシアネート(TMDI)等
から適宜選定できるが、耐候性を考慮すると2重結合を
もつタイプよりも直鎖状の構造を持つタイプ、特にヘキ
サメチレンジイソシアネート(HMDI)が最適であ
る。表面の硬度をさらに向上させるためには、紫外線や
電子線照射で硬化する樹脂の使用も可能である。さらに
耐候性を向上させるために紫外線吸収材及び光安定材を
適宜添加してもよい。また各種機能を付与するために抗
菌材、防カビ材等の機能性添加材の添加も任意に行え
る。さらに表面の意匠性から艶の調整のため、あるい
は、さらに耐磨耗性を付与するために、アルミナ、シリ
カ、窒化珪素、炭化珪素、ガラスビーズ等の添加も任意
に行える。塗布厚みは通常2μm〜10μmが妥当であ
る。
には絵柄層2、隠蔽層3と同じものでよいが、プライマ
ー層5は化粧シートの裏面に施されるためにウエブ状で
巻取りを行うことを考慮するとブロッキングを避けて、
且つ接着剤との密着を高めるために、シリカ、アルミ
ナ、マグネシア、酸化チタン、硫酸バリウム等の無機充
填剤を添加させても良い。塗布厚みは、化粧シートを貼
り合わせるための化粧板用の板状基材との密着を確保す
ることが目的であるので、0.1μm〜3.0μmが妥
当である。
よるシート状の透明樹脂層1と絵柄の施された各種支持
シートとの積層タイプの構成の一例を示す。ここで積層
方法及び透明樹脂層1をはじめとする各種透明層の層数
は任意に選択できる。重要なことは複数の合成樹脂シー
トを積層した多層構成の化粧シートの内、少なくとも最
表面の合成樹脂シートを高結晶性ポリプロピレン樹脂に
よるシート状の透明樹脂層1で構成することである。
上から順にトップコート層4、透明樹脂層1、接着層6
(感熱接着剤層、アンカーコート層、ドライラミネート
接着剤層)、絵柄層2、支持シート7、プライマー層5
とを積層した化粧シートの構成の一例である。ここでト
ップコート層4やトップコート層4(及び透明樹脂層
1)に設けるエンボスなどは必要とあれば設ければよ
く、プライマー層5も化粧シートを貼り合わせるための
化粧板用基材がオレフィン系材料のように表面不活性な
場合には必要であるが、表面が活性な基材の場合は、特
に必要なものではない。また、基材にオレフィン系基材
のような表面が不活性な基材を用いる場合は基材の表裏
に、コロナ処理、プラズマ処理、オゾン処理、電子線処
理、紫外線処理、重クロム酸処理等を行うことが望まし
い。さらには絵柄との密着を確保させるためにはプライ
マ一層5を設けることもある。また、化粧シートに隠蔽
性を付与したい場合は、支持シート7として隠蔽性の着
色シートを使用しても良いし、また、支持シート7に、
図1に示すような隠蔽層3と同様の隠蔽機能をもつ層を
設けても良い。
タン紙、樹脂含浸紙等の紙、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリブチレン、ポリスチレン、ポリカーボネー
ト、ポリエステル、ポリアミド、エチレンー酢酸ビニル
共重合体、ポリビニルアルコール、アクリル等の合成樹
脂、あるいはこれら合成樹脂の発泡体、エチレンープロ
ピレン共重合ゴム、エチレンープロピレンージエン共重
合ゴム、スチレンーブタジエン共重合ゴム、スチレンー
イソプレンースチレンブロック共重合ゴム、スチレンー
ブタジエンースチレンブロック共重合ゴム、ポリウレタ
ン等のゴム、有機もしくは無機系の不織布、合成紙、ア
ルミニウム、鉄、金、銀等の金属箔等から任意に選定可
能である。また、支持シート7は透明樹脂層1と同一の
樹脂組成物からなるシートであってもかまわない。
ップコート層4、プライマー層5は図1のそれと同一で
よい。
いる接着層6は、接着方法において任意の材料選定が可
能であり、熱ラミネート、押し出しラミネート、ドライ
ラミネート等による積層方法があり、使用する接着剤
は、アクリル系、ポリエステル系、ポリウレタン系等の
材料から選定できる。通常はその凝集力からイソシアネ
ートを用いたポリオールとの反応の2液硬化タイプのウ
レタン系が望ましい。
ないが、熱圧を応用した方法、押し出しラミネート法及
びドライラミネート法等が一般的である。またエンボス
模様を施す場合には、一旦各種方法でラミネートしたシ
ートに後から熱圧によりエンボスを入れる方法、押し出
しラミネートと同時に凹凸エンボス模様を設けた冷却ロ
ールによりエンボスを施す方法がある。また、押し出し
と同時エンボスを施した透明樹脂層1と基材シート7を
熱あるいはドライラミネートで貼り合わせる方法等があ
る。また、絵柄層2及び接着層6を施す位置は、通常通
り支持シート7側でもよいし、又は透明樹脂層1側でも
よい。
で意匠性を向上させることも可能である。
の一例を示す。プライマー層5、支持シート7、絵柄層
2、透明樹脂層1、トップコート層4、接着層6等は、
図2と全く同様であるが、異なるところは接着層6と透
明樹脂層1の間に接着性樹脂層8が設けられているとこ
ろである。これは、特に押し出しラミネート方法でさら
なるラミネート強度を求める場合に行うが、透明樹脂層
1と接着性樹脂層8との共押し出し法でラミネートを行
う。
ポリエチレン、アクリル系等の樹脂に酸変性を施したも
ので、厚みは接着力向上目的から2μm以上、また厚過
ぎると、せっかく高結晶性の透明樹脂層1で表面硬度を
向上させたにもかかわらず接着性樹脂層8自体の柔らか
さの影響を受けるため20μm以下が望ましい。
(及び化粧シートを貼り合わせる化粧板用基材)を守る
ために、前記のようにトップコート層4及び透明樹脂層
1に耐候性処方を施すだけではなく、接着層6に紫外線
吸収剤及び光安定剤を添加する方法もある。
みは、支持シート7としては印刷作業性、コストを考慮
して30μm〜150μm、透明樹脂層1としては意匠
性、後加工性、コストを考慮して30μm〜150μm
とすることが望ましいが、積層品としての総厚みは80
μm〜250μmの範囲にすることが必要である。
樹脂に塩化ビニル樹脂を使用しないため、焼却時等に有
毒ガスの発生もなく環境に優しいだけでなく、塩化ビニ
ル製の化粧シートと同等の耐傷付き性を持ち、Vカット
加工適性の良好な優れた化粧シートとなる。
について説明する。 <実施例1>曲げ初期弾性率18000kgf/cm2
以下、引張破断伸びが600%、分子量分布(MWD)
が3の高結晶性ポリプロピレン樹脂(沸騰ヘプタン可溶
残分98%)にヒンダードフェノール系酸化防止剤(イ
ルガノックス1010;チバスペシャリティケミカルズ
社製)を500ppm、ベンゾトリアゾール系紫外線吸
収剤(チヌビン328;チバスペシャリティケミカルズ
社製)を2000ppm、ヒンダードアミン系光安定剤
(キマソーブ944;チバスペシヤリティケミカルズ社
製)を2000ppm添加した樹脂を押し出し機を用い
て溶融押し出しを行い、厚さ80μmの高結晶性透明樹
脂シートを製膜し、このシートの両面にコロナ処理を施
して表面の濡れを40dyn/cm以上として、シート
状の透明樹脂層1を形成した。他方、隠蔽性のある厚さ
70μmの着色した支持シート7の一方面に、2液硬化
型ウレタンインキ(V180;東洋インキ製造(株)
製)にて柄印刷を施して絵柄層2を形成し、また、その
支持シート7の他方面(裏面)にプライマーコートを施
してプライマー層5を形成した。しかる後、この支持シ
ート7の絵柄層2の面に、前記高結晶性のシート状透明
樹脂層1を、接着層6としてドライラミネート用接着剤
(タケラックA540;武田薬品工業(株)製;塗布量
2g/m2 )を介して、ドライラミネート法にて貼り合
わせ、このシートの透明樹脂層1の面にエンボスを施し
た後、この面に2液硬化型ウレタントップコート(W1
84;大日本インキ(株)製)を塗布量3g/m2 にて
塗布してトップコート層4を形成し、図2に示す総厚1
54μmの本発明の化粧シートを得た。
gf/cm2 以下、引張破断伸びが600%、分子量分
布(MWD)が3の高結晶性ポリプロピレン樹脂(沸騰
ヘプタン可溶残分98%)に、ヒンダードフェノール系
酸化防止剤(イルガノックス1010;チバスペシャリ
ティケミカルズ社製)を500ppm、ベンゾトリアゾ
ール系紫外線吸収剤(チヌビン328;チバスペシャリ
ティケミカルズ社製)を2000ppm、ヒンダードア
ミン系光安定剤(キマソーブ944;チバスペシヤリテ
ィケミカルズ社製)を2000ppm添加した樹脂と、
ポリエチレン系の易接着樹脂による接着性樹脂とを溶融
押し出し機を用いて共押出しにて80μmの厚みでシー
ト状に押し出して、接着性樹脂層8を一方面に積層した
シート状の透明樹脂層1を形成した。他方、隠蔽性のあ
る厚さ70μmの着色した支持シート7の一方面に、2
液硬化型ウレタンインキ(V180;東洋インキ製造
(株)製)にて柄印刷を施して絵柄層2を形成し、ま
た、その支持シート7の他方面(裏面)に、プライマー
コートを施した樹脂シートをエクストルージョンラミネ
ートにて貼り合わせてプライマー層5を形成した。しか
る後、この支持シート7の絵柄層2の面に、前記高結晶
性のシート状透明樹脂層1の接着性樹脂層8の面を、接
着層6としてドライラミネート用接着剤(タケラックA
540;武田薬品工業(株)製;塗布量2g/m2 )を
介してドライラミネート法にて貼り合わせ、このシート
の透明樹脂層1の面にエンボスを施した後、この面に2
液硬化型ウレタントップコート(W184;大日本イン
キ(株)製)を塗布量3g/m2 にて塗布してトップコ
ート層4を形成し、図3に示す総厚155μmの本発明
の化粧シートを得た。
gf/cm2 以下、引張破断伸びが600%、分子量分
布(MWD)が3の高結晶性ポリプロピレン樹脂(沸騰
ヘプタン可溶残分98%)にヒンダードフェノール系酸
化防止剤(イルガノックス1010;チバスペシャリテ
ィケミカルズ社製)を500ppm、ベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤(チヌビン328;チバスペシャリテ
ィケミカルズ社製)を2000ppm、ヒンダードアミ
ン系光安定剤(キマソーブ944;チバスペシャリティ
ケミカルズ社製)を2000ppm添加した樹脂を、押
し出し機を用いて溶融押し出しを行い、厚さ100μm
の高結晶性のシート状の透明樹脂層1を形成した。次
に、透明樹脂層1の両面にコロナ処理を施し、表面の濡
れを40dyn/cm以上に保ち、続いて、該透明樹脂
層1の一方面に、2液硬化型ウレタンインキ(V18
0;東洋インキ製造(株)製)にて柄印刷を施して絵柄
層2を施し、その絵柄層2に重ねて、2液硬化型ウレタ
ンインキ(V180;東洋インキ製造(株)製)による
隠蔽層3を塗布量6g/m2 にて塗布し、続いて、この
隠蔽層3に重ねて、2液硬化型ウレタンインキ(PET
−E レジューサー;大日精化(株)製)を塗布量1g
/m2 にて塗布してプライマー層5を形成した。このシ
ートの透明樹脂層1の面にエンボスを施した後、この面
に2液硬化型ウレタントップコート(W184;大日本
インキ(株)製)を塗布量3g/m2 にて塗布してトッ
プコート層4を形成し、図1に示す総厚110μmの本
発明の化粧シートを得た。
初期弾性率18000kgf/cm2 以下、引張破断伸
びが600%、分子量分布(MWD)が3の高結晶性ポ
リプロピレン樹脂(沸騰ヘプタン可溶残分98%)の代
わりに、曲げ初期弾性率8000kgf/cm2 、引張
破断伸びが800%のランダムポリプロピレン樹脂(沸
騰ヘプタン可溶残分83%)を使用し、その他は実施例
2と同様の方法で比較例1の化粧シートを得た。
初期弾性率18000kgf/cm2 以下、引張破断伸
びが600%、分子量分布(MWD)が3の高結晶性ポ
リプロピレン樹脂(沸騰ヘプタン可溶残分98%)の代
わりに、曲げ初期弾性率18000kgf/cm2 以
下、引張破断伸びが600%、分子量分布(MWD)が
7の高結晶性ポリプロピレン樹脂(沸騰ヘプタン可溶残
分96%)を使用し、その他は実施例2と同様の方法で
比較例2の化粧シートを得た。
初期弾性率18000kgf/cm2 以下、引張破断伸
びが600%、分子量分布(MWD)が3の高結晶性ポ
リプロピレン樹脂(沸騰ヘプタン可溶残分98%)の代
わりに、曲げ初期弾性率18000kgf/cm2 、引
張破断伸びが25%の高結晶性ポリプロピレン樹脂(沸
騰ヘプタン可溶残分96%)を使用し、その他は実施例
2と同様の方法で比較例3の化粧シートを得た。
晶性ポリプロピレン樹脂と接着性樹脂との共押し出しに
より得られる樹脂の厚みを200μmとして化粧シート
の総厚を275μmとした以外は、実施例2と同様の方
法で比較例4の化粧シートを得た。
〜4にて得られたそれぞれ化粧シートを、ウレタン系の
接着剤を用いて木質基材に貼り合わせ、それぞれ比較試
験用の化粧板を作製した。そして、各々化粧板につい
て、その化粧シート面の表面硬度(表面傷付き性)を鉛
筆硬度試験にて評価し、また木質基材側からの断面V字
状のカット加工試験(Vカット試験)を行って、Vカッ
ト加工適性の有無を評価した。評価結果は表1に示す。
尚、鉛筆硬度試験、Vカット試験は、加工機や加工時の
環境に左右されないように低温5℃の雰囲気にて行い、
また、Vカット後の各々化粧板をVカット面にて直角に
折り曲げる際の折り曲げ所要時間を0.2秒とする高速
折り曲げ条件にて実施した。
に、本発明による高結晶性ポリプロピレンを透明樹脂層
1として使用した化粧シートは、従来の化粧シートに比
へて表面傷付き性に優れ、且つVカット加工適性が良好
であった。
を一切使用していないために、地球環境に優しいだけで
なく、表面の耐傷付き性に優れ、Vカット加工性も優秀
な化粧シートが提供できる。
図である。
断面図である。
す側断面図である。
コート層 5…プライマ一層 6…接着層 7…支持シート 8…
接着性樹脂層
Claims (3)
- 【請求項1】曲げ初期弾性率が10000kgf/cm
2 以上、22000kgf/cm2以下、引張破断伸び
が200%以上で、且つ分子量分布MWDが5以下の高
結晶化ポリプロピレン樹脂を主体樹脂として構成される
樹脂組成物による透明樹脂層を少なくとも具備している
ことを特徴とする化粧シート。 - 【請求項2】前記樹脂組成物中の高結晶化ポリプロピレ
ン樹脂の組成率が、90〜100重量%である請求項1
記載の化粧シート。 - 【請求項3】前記化粧シートの総厚が、80μm以上2
50μm以下である請求項1又は請求項2記載の化粧シ
ート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11105298A JP2000289162A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 化粧シート |
Applications Claiming Priority (1)
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