JP2000288357A - 中空糸膜モジュールの製造方法、中空糸膜モジュールおよびこれを用いた中空糸膜モジュールユニット - Google Patents
中空糸膜モジュールの製造方法、中空糸膜モジュールおよびこれを用いた中空糸膜モジュールユニットInfo
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
り、リークの発生することがない中空糸膜モジュールの
製造方法、中空糸膜モジュールおよびこれを用いた中空
糸膜モジュールユニットを提供する。 【解決手段】 複数本の中空糸膜3が束ねられた中空糸
膜束4の端部をハウジング2内に収納し、前記ハウジン
グ2に設けられた樹脂注入部に樹脂5を供給して前記ハ
ウジング2に前記中空糸膜束4を固定する中空糸膜モジ
ュールの製造方法において、前記樹脂を0.01〜0.
5MPaに加圧してノズルから前記樹脂注入部に供給す
る中空糸膜モジュール1の製造方法、これにより得られ
る中空糸膜モジュール1およびこれを用いた中空糸膜モ
ジュールユニット20。
Description
中空糸膜モジュール、これを用いた中空糸膜モジュール
ユニットおよび中空糸膜モジュールの製造方法に関し、
詳しくは、汚濁性(殊に有機物の汚濁物質による)の高
い液体をろ過するのに適した中空糸膜モジュール、これ
を用いた中空糸膜モジュールユニットおよび中空糸膜モ
ジュールの製造方法に関する。
水、飲料水、高度純水の製造、空気の浄化等の数多くの
用途で使用されてきた。これらの用途に加えて、近年で
は、下水処理場における2次処理、3次処理や、浄化槽
における固液分離、産業廃水中のSS(懸濁物質)の固
液分離など、高汚濁性水の処理用途に用いられるように
なっている。
中空糸膜モジュールとしては、特開平5−261253
号公報、特開平6−342号公報、特開平6−340号
公報等に開示されているような、矩形のハウジング内部
にシート状の中空糸膜束の端部を収容し、固定用樹脂を
用いて固定してなる中空糸膜モジュールが挙げられる。
ジング内に固定用樹脂を注入して、中空糸膜束の端部を
固定用樹脂により固定した後、該中空糸膜の端部が開口
するように固定用樹脂の一部をカットすることにより行
われる。このような製造方法においては、固定用樹脂が
中空糸膜間に十分に含浸されることが重要となる。固定
用樹脂の含浸具合によって、得られる中空糸膜モジュー
ルおよび該モジュールを用いた中空糸膜モジュールユニ
ットの性能が大きく左右される。
た中空糸膜モジュールの製造方法においては、図6に示
すように、樹脂の入ったポット31の注入口32から、
樹脂を自重によってハウジング33と中空糸膜束34の
境目の樹脂注入部に落とし、樹脂注入部に拡散させて固
化させる、いわゆる重力ポッティング法によって樹脂の
注入および含浸が行われていた。このように従来の製造
方法では、固定用樹脂に重力以外の強制的な力が加わっ
ておらず、固定用樹脂の中空糸膜間への含浸を積極的に
促進させる方策は採られていない。
場合、固定用樹脂の中空糸膜間への完全な含浸は著しく
困難となる。このようにして形成される固定用樹脂の未
含浸部分が原因となり、従来の中空糸膜モジュールにお
いては、分離物(ハウジング内部)と被分離物(ハウジ
ング外部)との仕切りが不十分となる、いわゆるリーク
の状態が発生する頻度が高かった。このリークの発生に
よって、製品歩留まりは低下すると共に、リークの補修
作業に多くの作業が必要になる。従って、従来よりリー
ク発生を回避するべく、固定用樹脂の中空糸膜間への良
好な含浸手法の開発が所望されていた。
部と外部との仕切りが十分であり、リークの発生するこ
とがない中空糸膜モジュールの製造方法、この製造方法
によって得られる中空糸膜モジュールおよびこれを用い
た中空糸膜モジュールユニットを提供することにある。
糸膜モジュールの製造方法は、複数本の中空糸膜が束ね
られた中空糸膜束の端部をハウジング内に収納し、前記
ハウジングに設けられた樹脂注入部に樹脂を供給して前
記ハウジングに前記中空糸膜束を固定する中空糸膜モジ
ュールの製造方法において、前記樹脂を0.01〜0.
5MPaに加圧してノズルから前記樹脂注入部に供給す
ることを特徴とするまた、前記ノズルの先端の内径は
0.1〜5mmの範囲であることが望ましい。また、前
記ノズルを0.1〜5.0m/minの速度で移動させ
ながら樹脂を供給することが望ましい。
数本の中空糸膜が束ねられた中空糸膜束の端部がハウジ
ング内に収納され、前記中空糸膜束が前記ハウジングの
樹脂注入部に0.01〜0.5MPaに加圧されて供給
された樹脂によって前記ハウジングに固定されているこ
とを特徴とする。また、本発明の中空糸膜モジュールユ
ニットは、前記中空糸膜モジュールの複数個と、内部に
濾液を導く集水路を有する集水ヘッダーとを具備してな
り、前記中空糸膜モジュールが、前記中空糸膜モジュー
ルのハウジング内部と前記集水ヘッダー内部の集水路と
が連通するように、前記集水ヘッダーに接続、固定され
ていることを特徴とする。
ルの製造方法、中空糸膜モジュールおよびこれを用いた
中空糸膜モジュールユニットについて詳細に説明する。
図1は、本発明の中空糸膜モジュールの一例を示す斜視
図であり、図2は、図1の中空糸膜モジュールにおける
中空糸膜束固定部の断面図である。この中空糸膜モジュ
ール1は、ハウジング2と、複数の中空糸膜3がシート
状に束ねられた中空糸膜束4と、および中空糸膜束4の
端部を、中空糸膜3端部の開口状態を保ったままハウジ
ング2に固定する固定用樹脂5とから概略構成される。
成された断面U字形の筒状体である。このような断面U
字形の筒状とすることで、ハウジング2間距離を適正範
囲内に一定に保持することが可能になり、中空糸膜モジ
ュール1を複数積層してユニット化する際に、集積率を
高くすることができる。ハウジング2の少なくとも一端
には、内部路6に連通し、外部に開口した配管7が設け
られている。また、ハウジング2の側面には、中空糸膜
束4の端部を内部路6に収納するための挿入口となるス
リット状の開口部8が形成され、この開口部8の周囲を
囲むように、固定用樹脂5の垂れ防止のための堰9がハ
ウジング2と一体になって形成されている。そして、こ
の堰9に囲まれた部分が、固定用樹脂5を注入するため
の樹脂注入部10となっている。
および耐久性を有するものであればよく、例えばポリカ
ーボネート、ポリスルフォン、ポリオレフィン、PVC
(ポリ塩化ビニル)、アクリル樹脂、ABS樹脂、変成
PPE(ポリフェニレンエーテル)等を用いることがで
きる。使用後に焼却処理が必要な場合には、燃焼により
有毒ガスを出さずに、完全燃焼させることのできるポリ
オレフィン等の炭化水素系の樹脂を材質とするのが好ま
しい。
固定用樹脂5が中空糸膜モジュール1に求められる耐圧
性、中空糸膜束4の固定部の安定性を満足できる程度の
厚みを形成できればよく、特に限定はされないが、例え
ば、1〜50mmの範囲内とされる。
ットの幅は、ハウジング2の外側から中空糸膜束4を挿
入でき、かつ中空糸膜3が潰れない程度の圧着力で中空
糸膜3を保持できる幅であることが望ましい。開口部8
の最適なスリット幅は、当然、使用される中空糸膜3の
外径によって異なり、特に限定はされないが、例えば、
0.3〜5mmの範囲内とされる。開口部8のスリット
幅がせまく中空糸膜束4が挿入しにくい場合には、挿入
時に開口部8を広げる手段を併用しても良い。
用でき、例えばセルロース系、ポリオレフィン系、ポリ
ビニルアルコール系、PMMA(ポリメタクリル酸メチ
ル)系、ポリスルフォン系など、各種材科からなる中空
糸膜が使用できる。中でも、ポリエチレン等の強伸度の
高い材質からなる中空糸膜を用いることが好ましい。な
お、濾過膜として使用可能な中空糸膜であれば、その孔
径、空孔率、膜厚、外径等は、特に限定されるものでは
ないが、例えば、その外径は20〜2000μm、孔径
は0.01〜1μm、空径率は20〜90%、膜厚は5
〜300μmの範囲とされる。
単にひき揃えたものでもよいが、中空糸膜3を緯糸とし
て用いて編み地としたもの、またはこの編み地を数枚積
層して積層体としたものが、中空糸膜モジュール1の加
工性の面から好適である。ここでいう編み地を複数枚積
層した中空糸膜束には、編み地を切断せずに適当な長さ
に折り畳み重ねたものも包含される。編み地の積層(折
り畳み)枚数は、編み地の厚さ、すなわち中空糸膜3の
太さや編み地を編成する際の中空糸膜3の合糸本数によ
っても変化するが、通常は5枚程度までがよい。
と、幅の広い樹脂注入部10に形成されることによっ
て、その断面は凸字状となっている。固定用樹脂5の断
面をこのような形状とすることで、中空糸膜3がハウジ
ング2に接触することによる外傷の発生を防止すること
を可能とする。固定用樹脂5としては、エポキシ樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコー
ン系充填材、各種ホットメルト樹脂等を用いることがで
き、適宜選定することが可能である。また、固化前の固
定用樹脂5の粘度も、特に限定はされないが、500〜
5000mPa・sが好ましく、より好ましくは200
0〜3000mPa・sの範囲である。固定用樹脂5の
粘度が500mPa・s未満では、固定用樹脂5が中空
糸膜3の開口部まで流動し、該開口部を閉塞する原因と
なり、固定用樹脂5の粘度が5000mPa・sを超え
ると、複数の中空糸膜3間に含浸することが困難となる
ので好ましくない。
ついて説明する。まず、中空糸膜束4を構成している各
中空糸膜3の端部をあらかじめカットして開口させてお
く。中空糸膜3の端部がカットされた中空糸膜束4の端
部を、ハウジング2の開口部8に中空糸膜3の開口端部
がハウジング2の内部路6に位置するように挿入する。
ったまま、加圧された液状の固定用樹脂5をノズルから
樹脂注入部10および開口部8に供給し、これを固化さ
せて、中空糸膜束4をハウジング2に固定する。樹脂の
供給は、ノズル11をハウジング2の開口部8のスリッ
ト長手方向に移動させながら行う。なお、図示例の中空
糸膜モジュール1の製造方法では、あらかじめ中空糸膜
3の端部をカットして開口し、中空糸膜3の端部の開口
状態を保ったまま固定用樹脂5を注入しているが、本発
明の中空糸膜モジュールの製造方法はこれに限定される
ものではない。例えば、中空糸膜3の端部をあらかじめ
カットしていない中空糸膜束4の端部をハウジング2内
に挿入し、中空糸膜3の端部をすべて覆うようにハウジ
ング2の内部路6まで固定用樹脂5を供給、固化した
後、内部路6内の固定用樹脂5を中空糸膜3の端部と一
緒にカットし、中空糸膜3端部を開口させる方法などが
挙げられる。
状のものであり、供給気体が広範囲に散乱しないように
先端が細くされた先端構造であることが好ましい。ま
た、その材質は、特に限定はされないが、固定用樹脂5
に対して耐食性を示すものが好ましい。ノズル11の寸
法は、後述する固定用樹脂5の加圧時の圧力により適宜
決定することが可能である。
の範囲であることが必要であり、好ましくは、0.5m
m〜3mmの範囲である。内径が0.1mm未満では、
固定用樹脂5の粘度を10MPa以下にしなければ、良
好な含浸効果が得られず、従って、用いる固定用樹脂5
の種類が大きく限定されてしまうため好ましくない。一
方、内径が5mmを超えると、固定用樹脂5の加圧時の
圧力に関わらず、複数本の中空糸膜3に同時に固定用樹
脂5が供給されてしまうため、各々の中空糸膜3間への
固定用樹脂5の含浸が不十分となる。前述の寸法範囲で
あれば中空糸膜3の間に固定用樹脂5が十分に入り込
み、従って極めて良好な含浸効果を発現することができ
る。
3に接触しない範囲で中空糸膜3の近傍に配置されるこ
とが好ましく、ノズル11と中空糸膜3との間の距離
は、例えば、5mm以下とされ、好ましくは0.1〜
2.0mmの範囲である。ノズル11の位置が中空糸膜
3から離れすぎると、複数の中空糸膜3間への固定用樹
脂5の含浸が不十分となるおそれがある。
1〜5.0m/minであり、より好ましくは0.5〜
2.0m/minである。ノズル11の移動速度が0.
1m/min未満ではモジュールの生産性が著しく減少
し、一方、5.0m/minを超えると複数の中空糸膜
3間への固定用樹脂5の含浸が不十分となるおそれがあ
る。
0.01〜0.5MPaの範囲であることが必要であ
り、好ましくは、0.05〜0.2MPaの範囲であ
る。固定用樹脂5の加圧時の圧力が0.01MPa未満
では、圧力が低すぎるため中空糸膜3間への含浸が不十
分となる。一方、圧力が0.5MPaを超えると、中空
糸膜3が樹脂圧力により押し倒されることによる折れ曲
がりの危険性が高くなるため好ましくない。前述の圧力
範囲による固定用樹脂5の供給によって、中空糸膜3へ
の固定用樹脂5の良好な含浸効果が発現される。
ットの一例を示したものである。中空糸膜モジュールユ
ニット20は、上述の中空糸膜モジュール1を複数個配
置し、これらのハウジング2が集水ヘッダー21によっ
て連接されることによって一体化してなるものである。
20の集水ヘッダー21の一例を示したものである。集
水ヘッダー21は、中空糸膜モジュール1,1・・・の
内部路6の配管7に連通させるための複数の連設孔22
を有し、その内部に濾液を通す集水路23を有する角筒
状のもので、その連設孔22において複数個の中空糸膜
モジュール1,1・・・に連接するとともに、それらを
固定一体化している。また、上記集水路23は集水ヘッ
ダー21の外部に連絡し、吸水ポンプ(図示略)と接続
している。なお、集水ヘッダー21形状としては、中空
糸膜モジュール1を複数個まとめて簡易に接続し、固定
できるマニホールドタイプのものが好ましが、中空糸膜
モジュール1,1・・・から濾液が取り出せる構造であ
れば特に限定されない。
ット20は、各中空糸膜モジュール1,1・・・のハウ
ジング2の片端部を集水ヘッダー21により一体化した
ものであるが、ハウジング2の両端部を集水ヘッダー2
1により固定するものであってもよい。このような中空
糸膜モジュールユニット20にあっては、上述の中空糸
膜モジュール1を複数個配置し、集水ヘッダー21によ
り積層、一体化させたものであるので、集積率を高く設
計できると共に、簡便に中空糸膜モジュールの交換を行
うことができる。
る。 (実施例1)図1に示すような、中空糸膜モジュール1
を製造し、リーク試験を行った。中空糸膜モジュール1
の製造方法は以下の通りである。まず、スリット幅が1
mm、全長が600mmのスリット状の開口部8が設け
られたハウジング2に中空糸膜3を1インチあたり96
本の割合で、ハウジング2に配置した。ついで、ハウジ
ング2の両端部を、一端を通水可能とした状態で.キャ
ップ状物で封止した。その後、1本のノズル11を、常
にその先端が中空糸膜3から約1mm離れた場所になる
ように、スリットの長手方向に1m/minの割合で移
動させながら、固定用樹脂5を0.01MPaに加圧し
てノズル11からハウジング2の樹脂注入部10に厚さ
5mmになるように注入、固化して、中空糸膜モジュー
ル1を得た。用いたノズルの吹き出し口の内径は0.1
mmであった。また、ここで用いた中空糸膜3は、三菱
レイヨン(株)製ポリエチレン中空糸膜(文画性能0.
14、外径410m)であった。
述の中空糸膜モジュール1をアルコール度数50%の水
溶液中に1分間浸析した直後に、水中に浸漬し、浸漬し
た状態で配管7から中空糸膜モジュール1内部に圧力
0.05MPaの空気を供給した。リーク試験を50サ
ンプルについて実施したところ、固定用樹脂5で固定さ
れた中空糸膜3の間から空気のリークが見られた中空糸
膜モジュール1は1本もなく、極めて良好な結果であっ
た。
0.08mmとした以外は、実施例1と同一の製造条件
で中空糸膜モジュールを製造した。得られた中空糸膜モ
ジュールについて、実施例1と同様のリーク試験方法に
よりリークの状態を調査した。リーク試験を50サンプ
ルについて実施したところ、固定用樹脂5で固定された
中空糸膜3の間から空気のリークが見られた中空糸膜モ
ジュールは10本あり、結果は良好ではなかった。
07MPaとした以外は、実施例1と同一の製造条件で
中空糸膜モジュールを製造した。得られた中空糸膜モジ
ュールについて、実施例1と同様のリーク試験方法によ
りリークの状態を調査した。リーク試験を50サンプル
について実施したところ、固定用樹脂5で固定された中
空糸膜3の間から空気のリークが見られた中空糸膜モジ
ュールは9本あり、結果は良好ではなかった。
4.5mm、固定用樹脂5の加圧を0.5MPaとした
以外は、実施例1と同一の製造条件で中空糸膜モジュー
ルを製造した。得られた中空糸膜モジュールについて、
実施例1と同様のリーク試験方法によりリークの状態を
調査した。リーク試験を50サンプルについて実施した
ところ、固定用樹脂5で固定された中空糸膜3の間から
空気のリークが見られた中空糸膜モジュールは1本もな
く、極めて良好な結果であった。
6.5mmとした以外は、実施例2と同一の製造条件で
中空糸膜モジュールを製造した。得られた中空糸膜モジ
ュールについて、実施例1と同様のリーク試験方法によ
りリークの状態を調査した。リーク試験を50サンプル
について実施したところ、固定用樹脂5で固定された中
空糸膜3の間から空気のリークが見られた中空糸膜モジ
ュールは4本あり、結果は良好ではなかった。
MPaとした以外は、実施例2と同一の製造条件で中空
糸膜モジュールを製造した。得られた中空糸膜モジュー
ルについて、実施例1と同様のリーク試験方法によりリ
ークの状態を調査した。リーク試験を50サンプルにつ
いて実施したところ、固定用樹脂5で固定された中空糸
膜3の間から、および中空糸膜3が折損していると思わ
れる箇所から空気のリークが見られた中空糸膜モジュー
ルは4本あり、結果は良好ではなかった。
モジュール1の複数個を、その内部に濾液を導く集水路
23を有する集水ヘッダー20(マニホールド)に接続
固定し、中空糸膜モジュールユニット20を製造した。
空気のリークが発生しない良好な中空糸膜モジュールユ
ニットが得られた。
モジュールの製造方法によれば、複数本の中空糸膜が束
ねられた中空糸膜束の端部をハウジング内に収納し、前
記ハウジングに設けられた樹脂注入部に樹脂を供給して
前記ハウジングに前記中空糸膜束を固定する中空糸膜モ
ジュールの製造方法において、前記樹脂を0.01〜
0.5MPaに加圧してノズルから前記樹脂注入部に供
給するので、固定用樹脂の中空糸膜間への含浸を積極的
に促進させることが可能になり、複数本の中空糸膜が束
状となった場合でも、固定用樹脂の含浸性は極めて良好
となる。この結果、リークの発生を押さえることがで
き、製品歩留まりの向上とリークの補修作業の回避を達
成することができる。また、前記ノズルの先端の内径を
0.1〜5mmの範囲とすることによって、固定用樹脂
の含浸性をさらに良好とすることができる。また、前記
ノズルを0.1〜5.0m/minの速度で移動させな
がら樹脂を供給することによって、固定用樹脂の含浸性
をさらに良好とすることができる。
数本の中空糸膜が束ねられた中空糸膜束の端部がハウジ
ング内に収納され、前記中空糸膜束が前記ハウジングの
樹脂注入部に0.01〜0.5MPaに加圧されて供給
された樹脂によって前記ハウジングに固定されているの
で、中空糸膜間に十分に含浸された固定用樹脂によっ
て、リークの発生を押さえることができ、製品歩留まり
の向上とリークの補修作業の回避を達成することができ
る。また、本発明の中空糸膜モジュールユニットは、前
記中空糸膜モジュールを複数個集水ヘッダーに接続、固
定したものであるので、リークの発生を押さえることが
でき、また、集積率を高く設計できると共に、簡便に中
空糸膜モジュールの交換を行うことができる。
視図である。
束固定部の断面図である。
る、ノズルを用いた固定用樹脂の供給方法の一例を示す
断面図である。
を示す斜視図である。
れる集水ヘッダーを示す斜視図である。
る、固定用樹脂の供給工程の一例を示す側面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数本の中空糸膜が束ねられた中空糸膜
束の端部をハウジング内に収納し、前記ハウジングに設
けられた樹脂注入部に樹脂を供給して前記ハウジングに
前記中空糸膜束を固定する中空糸膜モジュールの製造方
法において、 前記樹脂を0.01〜0.5MPaに加圧してノズルか
ら前記樹脂注入部に供給することを特徴とする中空糸膜
モジュールの製造方法。 - 【請求項2】 前記ノズルの先端の内径が0.1〜5m
mの範囲であることを特徴とする請求項1記載の中空糸
膜モジュールの製造方法。 - 【請求項3】 前記ノズルを0.1〜5.0m/min
の速度で移動させながら樹脂を供給することを特徴とす
る請求項1または請求項2記載の中空糸膜モジュールの
製造方法。 - 【請求項4】 複数本の中空糸膜が束ねられた中空糸膜
束の端部がハウジング内に収納され、前記中空糸膜束が
前記ハウジングの樹脂注入部に0.01〜0.5MPa
に加圧されて供給された樹脂によって前記ハウジングに
固定されていることを特徴とする中空糸膜モジュール。 - 【請求項5】 請求項4記載の中空糸膜モジュールの複
数個と、内部に濾液を導く集水路を有する集水ヘッダー
とを具備してなり、 前記中空糸膜モジュールが、前記中空糸膜モジュールの
ハウジング内部と前記集水ヘッダー内部の集水路とが連
通するように、前記集水ヘッダーに接続、固定されてい
ることを特徴とする中空糸膜モジュールユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11095571A JP2000288357A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 中空糸膜モジュールの製造方法、中空糸膜モジュールおよびこれを用いた中空糸膜モジュールユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11095571A JP2000288357A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 中空糸膜モジュールの製造方法、中空糸膜モジュールおよびこれを用いた中空糸膜モジュールユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000288357A true JP2000288357A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14141290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11095571A Pending JP2000288357A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 中空糸膜モジュールの製造方法、中空糸膜モジュールおよびこれを用いた中空糸膜モジュールユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000288357A (ja) |
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1999
- 1999-04-01 JP JP11095571A patent/JP2000288357A/ja active Pending
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