JP2000281840A - 超高分子量ポリオレフィン組成物、該組成物からなる成形体及びその製造方法 - Google Patents
超高分子量ポリオレフィン組成物、該組成物からなる成形体及びその製造方法Info
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- JP2000281840A JP2000281840A JP9266999A JP9266999A JP2000281840A JP 2000281840 A JP2000281840 A JP 2000281840A JP 9266999 A JP9266999 A JP 9266999A JP 9266999 A JP9266999 A JP 9266999A JP 2000281840 A JP2000281840 A JP 2000281840A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、希釈剤の抽出工程を有する製法で
製造しても、耐候性、耐薬品性、耐熱安定性に優れ、引
張強度や引張弾性率に優れた超高分子量ポリオレフィン
成形体が得られるような超高分子量ポリオレフィン組成
物を提供することを課題としている。 【解決手段】 本発明の超高分子量ポリオレフィン組成
物は、[A]極限粘度[η]が5〜40dl/gである超高分
子量ポリオレフィンと、[B]希釈剤と、[C]重量平均分
子量(Mw)が300以上、好ましくは650以上、さ
らに好ましくは2000以上の耐酸化安定剤とを含有
し、上記[A]を3〜80重量部、[B]を97〜20重量
部、これら[A]と[B]との合計100重量部に対して、
[C]を0.05〜5.0重量部の量で含有する。
製造しても、耐候性、耐薬品性、耐熱安定性に優れ、引
張強度や引張弾性率に優れた超高分子量ポリオレフィン
成形体が得られるような超高分子量ポリオレフィン組成
物を提供することを課題としている。 【解決手段】 本発明の超高分子量ポリオレフィン組成
物は、[A]極限粘度[η]が5〜40dl/gである超高分
子量ポリオレフィンと、[B]希釈剤と、[C]重量平均分
子量(Mw)が300以上、好ましくは650以上、さ
らに好ましくは2000以上の耐酸化安定剤とを含有
し、上記[A]を3〜80重量部、[B]を97〜20重量
部、これら[A]と[B]との合計100重量部に対して、
[C]を0.05〜5.0重量部の量で含有する。
Description
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は、超高分子量ポリオレフ
ィン組成物、該組成物からなる成形体及びその製造方法
に関し、さらに詳しくは、常温下はもとより高温下にお
いても耐酸化安定性に優れ、優れた引張弾性率および引
張強度などの特性を長期間に亘り保持しうる成形体を得
ることができる超高分子量ポリオレフィン組成物、該組
成物からなる成形体及びその製造方法に関する。
ィン組成物、該組成物からなる成形体及びその製造方法
に関し、さらに詳しくは、常温下はもとより高温下にお
いても耐酸化安定性に優れ、優れた引張弾性率および引
張強度などの特性を長期間に亘り保持しうる成形体を得
ることができる超高分子量ポリオレフィン組成物、該組
成物からなる成形体及びその製造方法に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】超高分子量ポリオレフィン組成物
から得られた各種成形体(超高分子量ポリオレフィン成
形体とも言う。)は、高引張弾性率および高引張強度を
有することが知られている。このような超高分子量ポリ
オレフィン成形体は、超高分子量ポリオレフィン組成物
を繊維、テープ、フィルム等の所望形状に成形した後延
伸することによって得られる。
から得られた各種成形体(超高分子量ポリオレフィン成
形体とも言う。)は、高引張弾性率および高引張強度を
有することが知られている。このような超高分子量ポリ
オレフィン成形体は、超高分子量ポリオレフィン組成物
を繊維、テープ、フィルム等の所望形状に成形した後延
伸することによって得られる。
【0003】具体的には、たとえば特開昭56−154
08号公報には、超高分子量ポリエチレンの希薄溶液を
紡糸し、得られたフィラメントを延伸することによって
超高分子量ポリエチレン成形体を製造する方法が提案さ
れている。また特開昭59−130313号公報には、
超高分子量ポリエチレンとワックス(希釈剤)との溶融
混練物を押出し、次いで冷却固化した後延伸することに
よって超高分子量ポリエチレン成形体を製造する方法が
提案されている。さらに特開昭59−187614号公
報には、超高分子量ポリエチレンとワックス(希釈剤)
との溶融混練物を押出した後、ドラフトをかけ、次いで
冷却固化して延伸することによって超高分子量ポリエチ
レン成形体を製造する方法が提案されている。
08号公報には、超高分子量ポリエチレンの希薄溶液を
紡糸し、得られたフィラメントを延伸することによって
超高分子量ポリエチレン成形体を製造する方法が提案さ
れている。また特開昭59−130313号公報には、
超高分子量ポリエチレンとワックス(希釈剤)との溶融
混練物を押出し、次いで冷却固化した後延伸することに
よって超高分子量ポリエチレン成形体を製造する方法が
提案されている。さらに特開昭59−187614号公
報には、超高分子量ポリエチレンとワックス(希釈剤)
との溶融混練物を押出した後、ドラフトをかけ、次いで
冷却固化して延伸することによって超高分子量ポリエチ
レン成形体を製造する方法が提案されている。
【0004】ところでこのような超高分子量ポリオレフ
ィン成形体は、用途によっては、屋外で長時間太陽光に
晒されて使用されたり、長時間高温雰囲気下で使用され
ることがあるが、該成形体は、太陽光(紫外線)や熱に
より容易に劣化して、引張強度や引張弾性率が低下して
しまうという問題点があった。このような問題点を解決
するために、従来、上記成形時に各種安定剤を成形原料
に添加して、得られる超高分子量ポリオレフィン成形体
の耐候性や耐熱安定性を向上させようとしていた。
ィン成形体は、用途によっては、屋外で長時間太陽光に
晒されて使用されたり、長時間高温雰囲気下で使用され
ることがあるが、該成形体は、太陽光(紫外線)や熱に
より容易に劣化して、引張強度や引張弾性率が低下して
しまうという問題点があった。このような問題点を解決
するために、従来、上記成形時に各種安定剤を成形原料
に添加して、得られる超高分子量ポリオレフィン成形体
の耐候性や耐熱安定性を向上させようとしていた。
【0005】しかしながらこの方法では、成形工程にお
いて上述の希釈剤を溶媒抽出する際に、安定剤の種類に
よっては、安定剤が希釈剤とともに溶媒中に抽出されて
しまい、得られる超高分子量ポリオレフィン成形体は、
耐候性および耐熱安定性が充分ではないという問題点が
あった。
いて上述の希釈剤を溶媒抽出する際に、安定剤の種類に
よっては、安定剤が希釈剤とともに溶媒中に抽出されて
しまい、得られる超高分子量ポリオレフィン成形体は、
耐候性および耐熱安定性が充分ではないという問題点が
あった。
【0006】このため、常温下はもとより高温下におい
ても長期間に亘って耐酸化安定性に優れるなど、耐熱安
定性や耐候性などが向上し、屋外や高温下などの諸条件
下で使用しても長期間に亘って優れた引張強度や引張弾
性率を保持しうる超高分子量ポリオレフィン成形体の出
現が望まれていた。
ても長期間に亘って耐酸化安定性に優れるなど、耐熱安
定性や耐候性などが向上し、屋外や高温下などの諸条件
下で使用しても長期間に亘って優れた引張強度や引張弾
性率を保持しうる超高分子量ポリオレフィン成形体の出
現が望まれていた。
【0007】
【発明の目的】本発明は、希釈剤の抽出工程を有する成
形方法で製造されても、常温下はもとより高温下におい
ても長期間に亘って耐酸化安定性に優れるなど、耐熱安
定性や耐候性に優れ、屋外や高温下などの諸条件下で使
用しても長期間に亘って優れた引張強度や引張弾性率を
保持しうる成形体を得ることができる超高分子量ポリオ
レフィン組成物、その組成物からなる成形体並びにその
製造方法を提供することを目的としている。
形方法で製造されても、常温下はもとより高温下におい
ても長期間に亘って耐酸化安定性に優れるなど、耐熱安
定性や耐候性に優れ、屋外や高温下などの諸条件下で使
用しても長期間に亘って優れた引張強度や引張弾性率を
保持しうる成形体を得ることができる超高分子量ポリオ
レフィン組成物、その組成物からなる成形体並びにその
製造方法を提供することを目的としている。
【0008】
【発明の概要】本発明に係る超高分子量ポリオレフィン
組成物は、[A]極限粘度[η]が5〜40dl/gである超
高分子量ポリオレフィンと、[B]希釈剤と、[C]重量平
均分子量(Mw)が300以上の耐酸化安定剤と、を含
有し、上記[A]を3〜80重量部、[B]を97〜20重
量部、これら[A]と[B]との合計100重量部に対し
て、[C]を0.05〜5.0重量部の量で含有すること
を特徴としている。
組成物は、[A]極限粘度[η]が5〜40dl/gである超
高分子量ポリオレフィンと、[B]希釈剤と、[C]重量平
均分子量(Mw)が300以上の耐酸化安定剤と、を含
有し、上記[A]を3〜80重量部、[B]を97〜20重
量部、これら[A]と[B]との合計100重量部に対し
て、[C]を0.05〜5.0重量部の量で含有すること
を特徴としている。
【0009】本発明においては、上記耐酸化安定剤[C]
の重量平均分子量(Mw)が650以上、好ましくは2
000以上であることが望ましい。本発明においては、
上記耐酸化安定剤[C]が、ヒンダードアミン系安定剤、
ベンゾトリアゾール系安定剤、ベンゾフェノン系安定
剤、ベンゾエート系安定剤、ニッケル系安定剤、シアノ
アクリレート系安定剤、シュウ酸アミド系安定剤、フェ
ノール系安定剤、有機ホスファイト系安定剤、チオエー
テル系安定剤からなる群から選択される1種または2種
以上であることが望ましい。
の重量平均分子量(Mw)が650以上、好ましくは2
000以上であることが望ましい。本発明においては、
上記耐酸化安定剤[C]が、ヒンダードアミン系安定剤、
ベンゾトリアゾール系安定剤、ベンゾフェノン系安定
剤、ベンゾエート系安定剤、ニッケル系安定剤、シアノ
アクリレート系安定剤、シュウ酸アミド系安定剤、フェ
ノール系安定剤、有機ホスファイト系安定剤、チオエー
テル系安定剤からなる群から選択される1種または2種
以上であることが望ましい。
【0010】本発明においては、上記耐酸化安定剤[C]
が、コハク酸ジメチル・1-(2-ヒドロキシエチル)-4-
ヒドロキシ-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン重縮合
物、ポリ[{6-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)アミノ-1,
3,5-トリアジン-2,4-ジイル}{(2,2,6,6-テトラメチル-4
-ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6-テトラ
メチル-4-ピペリジル)イミノ}]、N,N'-ビス(3-アミノプ
ロピル)エチレンジアミン・2,4-ビス[N-ブチル-N-(1,2,
2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジル)アミノ]-6-クロロ-
1,3,5-トリアジン縮合物、ビス(2,2,6,6-テトラメチル
-4-ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6-ペンタメ
チル-4-ピペリジニル)セバケート、2-(3,5-ジ-t-ブチ
ル-4-ヒドロキシベンジル)-2-n-ブチルマロン酸ビス
(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジル)、ビス(3,5
-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジルホスホン酸エチ
ル)カルシウム、トリス-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロ
キシベンジル)-イソシアヌレート、オクチル化ジフェ
ニルアミン、2-[[2,4,8,10-テトラキス(1,1-ジメチ
ルエチル)ジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサフォスフ
ェピン6-イル]オキシ]-N,N-ビス[2-[[2,4,8,10
-テトラキス(1,1-ジメチルエチル)ジベンゾ[d,f]
[1,3,2]ジオキサフォスフェピン-6-イル]オキシ]-
エチル]エタナミンの群から選択される1種または2種
以上であることがより好ましく、さらに好ましくは、上
記耐酸化安定剤[C]が、ポリ[{6-(1,1,3,3-テトラメチ
ルブチル)アミノ-1,3,5-トリアジン-2,4-ジイル}{(2,2,
6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレ
ン{(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)イミノ}]、N,
N'-ビス(3-アミノプロピル)エチレンジアミン・2,4-ビ
ス[N-ブチル-N-(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジ
ル)アミノ]-6-クロロ-1,3,5-トリアジン縮合物、ビス
(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジニル)セバケー
ト、ビス(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジルホス
ホン酸エチル)カルシウム、 2-[[2,4,8,10-テトラ
キス(1,1-ジメチルエチル)ジベンゾ[d,f][1,3,2]
ジオキサフォスフェピン6-イル]オキシ]-N,N-ビス
[2-[[2,4,8,10-テトラキス(1,1-ジメチルエチル)
ジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサフォスフェピン-6-
イル]オキシ]-エチル]エタナミンの群から選択され
る1種または2種以上であることが望ましい。
が、コハク酸ジメチル・1-(2-ヒドロキシエチル)-4-
ヒドロキシ-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン重縮合
物、ポリ[{6-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)アミノ-1,
3,5-トリアジン-2,4-ジイル}{(2,2,6,6-テトラメチル-4
-ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6-テトラ
メチル-4-ピペリジル)イミノ}]、N,N'-ビス(3-アミノプ
ロピル)エチレンジアミン・2,4-ビス[N-ブチル-N-(1,2,
2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジル)アミノ]-6-クロロ-
1,3,5-トリアジン縮合物、ビス(2,2,6,6-テトラメチル
-4-ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6-ペンタメ
チル-4-ピペリジニル)セバケート、2-(3,5-ジ-t-ブチ
ル-4-ヒドロキシベンジル)-2-n-ブチルマロン酸ビス
(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジル)、ビス(3,5
-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジルホスホン酸エチ
ル)カルシウム、トリス-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロ
キシベンジル)-イソシアヌレート、オクチル化ジフェ
ニルアミン、2-[[2,4,8,10-テトラキス(1,1-ジメチ
ルエチル)ジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサフォスフ
ェピン6-イル]オキシ]-N,N-ビス[2-[[2,4,8,10
-テトラキス(1,1-ジメチルエチル)ジベンゾ[d,f]
[1,3,2]ジオキサフォスフェピン-6-イル]オキシ]-
エチル]エタナミンの群から選択される1種または2種
以上であることがより好ましく、さらに好ましくは、上
記耐酸化安定剤[C]が、ポリ[{6-(1,1,3,3-テトラメチ
ルブチル)アミノ-1,3,5-トリアジン-2,4-ジイル}{(2,2,
6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレ
ン{(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)イミノ}]、N,
N'-ビス(3-アミノプロピル)エチレンジアミン・2,4-ビ
ス[N-ブチル-N-(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジ
ル)アミノ]-6-クロロ-1,3,5-トリアジン縮合物、ビス
(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジニル)セバケー
ト、ビス(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジルホス
ホン酸エチル)カルシウム、 2-[[2,4,8,10-テトラ
キス(1,1-ジメチルエチル)ジベンゾ[d,f][1,3,2]
ジオキサフォスフェピン6-イル]オキシ]-N,N-ビス
[2-[[2,4,8,10-テトラキス(1,1-ジメチルエチル)
ジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサフォスフェピン-6-
イル]オキシ]-エチル]エタナミンの群から選択され
る1種または2種以上であることが望ましい。
【0011】本発明に係る超高分子量ポリオレフィン成
形体の製造方法は、上記記載の超高分子量ポリオレフィ
ン組成物を溶融混練した後成形することを特徴としてい
る。本発明においては、上記のように超高分子量ポリオ
レフィン組成物を溶融混練した後成形すると共に、該組
成物中に含有される希釈剤[B]を成形時および/または
成形後に抽出除去しても良い。
形体の製造方法は、上記記載の超高分子量ポリオレフィ
ン組成物を溶融混練した後成形することを特徴としてい
る。本発明においては、上記のように超高分子量ポリオ
レフィン組成物を溶融混練した後成形すると共に、該組
成物中に含有される希釈剤[B]を成形時および/または
成形後に抽出除去しても良い。
【0012】本発明に係る成形体は、上記何れかに記載
の超高分子量ポリオレフィン組成物から形成されてい
る。上記のような超高分子量ポリオレフィン組成物によ
れば、希釈剤の抽出工程を有する成形方法で製造されて
も、常温下はもとより高温下においても長期耐酸化安定
性に優れるなど、耐熱安定性や耐候性に優れ、屋外や高
温下などの諸条件下で使用しても長期間に亘って優れた
引張強度や引張弾性率を保持しうる成形体を得ることが
できる。
の超高分子量ポリオレフィン組成物から形成されてい
る。上記のような超高分子量ポリオレフィン組成物によ
れば、希釈剤の抽出工程を有する成形方法で製造されて
も、常温下はもとより高温下においても長期耐酸化安定
性に優れるなど、耐熱安定性や耐候性に優れ、屋外や高
温下などの諸条件下で使用しても長期間に亘って優れた
引張強度や引張弾性率を保持しうる成形体を得ることが
できる。
【0013】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係る超高分子量ポ
リオレフィン組成物及びその成形体について具体的に説
明する。
リオレフィン組成物及びその成形体について具体的に説
明する。
【0014】本発明に係る超高分子量ポリオレフィン組
成物は、以下のような[A]超高分子量ポリオレフィン
と、[B]希釈剤と、[C]耐酸化安定剤とを含有してい
る。また、本発明に係る成形体は、上記超高分子量ポリ
オレフィン組成物から形成されている。 <超高分子量ポリオレフィン組成物>以下、該超高分子
量ポリオレフィン組成物に含まれる上記超高分子量ポリ
オレフィン[A]、希釈剤[B]、耐酸化安定剤[C]につい
てはじめに説明する。超高分子量ポリオレフィン[A] 本発明で用いられる超高分子量ポリオレフィン[A]は、
135℃デカリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が、5
〜40dl/gである。この極限粘度が5dl/g未満であ
ると得られる分子配向成形体では引張強度が十分でな
く、一方40dl/gを越えると分子配向成形体の成形が
困難となる。
成物は、以下のような[A]超高分子量ポリオレフィン
と、[B]希釈剤と、[C]耐酸化安定剤とを含有してい
る。また、本発明に係る成形体は、上記超高分子量ポリ
オレフィン組成物から形成されている。 <超高分子量ポリオレフィン組成物>以下、該超高分子
量ポリオレフィン組成物に含まれる上記超高分子量ポリ
オレフィン[A]、希釈剤[B]、耐酸化安定剤[C]につい
てはじめに説明する。超高分子量ポリオレフィン[A] 本発明で用いられる超高分子量ポリオレフィン[A]は、
135℃デカリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が、5
〜40dl/gである。この極限粘度が5dl/g未満であ
ると得られる分子配向成形体では引張強度が十分でな
く、一方40dl/gを越えると分子配向成形体の成形が
困難となる。
【0015】本発明で用いられる超高分子量ポリオレフ
ィン[A]は、炭素数2〜12のα-オレフィンの単独重
合体または共重合体である。このようなα-オレフィン
としては、具体的に、エチレン、プロピレン、1-ペンテ
ン、1-ヘキセン、1-オクテン、1-デセン、1-ドデセン、
4-メチル-1-ペンテン、3-メチル-1-ペンテンなどが挙げ
られる。これらのうち、エチレンの単独重合体またはエ
チレンを主成分としてなるエチレンと他のα-オレフィ
ンとの共重合体が特に好ましい。希釈剤[B] 本発明の超高分子量ポリオレフィン組成物には、希釈剤
[B]が含まれているために、上記のような超高分子量ポ
リオレフィン[A]を含む組成物から成形体の形成、特に
溶融成形による成形体の形成が可能となっている。
ィン[A]は、炭素数2〜12のα-オレフィンの単独重
合体または共重合体である。このようなα-オレフィン
としては、具体的に、エチレン、プロピレン、1-ペンテ
ン、1-ヘキセン、1-オクテン、1-デセン、1-ドデセン、
4-メチル-1-ペンテン、3-メチル-1-ペンテンなどが挙げ
られる。これらのうち、エチレンの単独重合体またはエ
チレンを主成分としてなるエチレンと他のα-オレフィ
ンとの共重合体が特に好ましい。希釈剤[B] 本発明の超高分子量ポリオレフィン組成物には、希釈剤
[B]が含まれているために、上記のような超高分子量ポ
リオレフィン[A]を含む組成物から成形体の形成、特に
溶融成形による成形体の形成が可能となっている。
【0016】この希釈剤[B]としては、超高分子量ポリ
オレフィン[A]を溶解しうる溶剤あるいは、超高分子量
ポリオレフィン[A]に対して分散性に優れたワックス類
が用いられる。
オレフィン[A]を溶解しうる溶剤あるいは、超高分子量
ポリオレフィン[A]に対して分散性に優れたワックス類
が用いられる。
【0017】本発明で用いられる溶剤は、沸点が超高分
子量ポリオレフィン[A]の融点以上であることが好まし
く、さらに20℃以上高いことが好ましい。このような
溶剤としては、具体的に、n-ノナン、n-ドデカン、n-ウ
ンデカン、n-テトラデカン、n-オクタデカン、流動パラ
フィン、灯油などの脂肪族炭化水素系溶媒;キシレン、
ナフタリン、テトラリン、ブチルベンゼン、p-シメン、
シクロヘキシルベンゼン、ジエチルベンゼン、ペンチル
ベンゼン、ドデシルベンゼン、ビシクロヘキシル、デカ
リン、メチルナフタリン、エチルナフタリンなどの芳香
族炭化水素系溶媒またはその水素化誘導体;1,1,2,2-テ
トラクロロエタン、ペンタクロロエタン、ヘキサクロロ
エタン、1,2,3-トリクロロプロパン、ジクロロベンゼ
ン、1,2,4-トリクロロベンゼン、ブロモベンゼンなどの
ハロゲン化炭化水素溶媒;パラフィン系プロセスオイ
ル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族系プロセスオイ
ルなどの鉱油;等が挙げられる。
子量ポリオレフィン[A]の融点以上であることが好まし
く、さらに20℃以上高いことが好ましい。このような
溶剤としては、具体的に、n-ノナン、n-ドデカン、n-ウ
ンデカン、n-テトラデカン、n-オクタデカン、流動パラ
フィン、灯油などの脂肪族炭化水素系溶媒;キシレン、
ナフタリン、テトラリン、ブチルベンゼン、p-シメン、
シクロヘキシルベンゼン、ジエチルベンゼン、ペンチル
ベンゼン、ドデシルベンゼン、ビシクロヘキシル、デカ
リン、メチルナフタリン、エチルナフタリンなどの芳香
族炭化水素系溶媒またはその水素化誘導体;1,1,2,2-テ
トラクロロエタン、ペンタクロロエタン、ヘキサクロロ
エタン、1,2,3-トリクロロプロパン、ジクロロベンゼ
ン、1,2,4-トリクロロベンゼン、ブロモベンゼンなどの
ハロゲン化炭化水素溶媒;パラフィン系プロセスオイ
ル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族系プロセスオイ
ルなどの鉱油;等が挙げられる。
【0018】ワックス類としては、脂肪族炭化水素化合
物またはその誘導体が用いられる。脂肪族炭化水素化合
物としては、具体的に、飽和脂肪族炭化水素化合物を主
体とし、通常、分子量が2000以下、好ましくは10
00以下、さらに好ましくは800以下であるパラフィ
ン系ワックスが用いられる。
物またはその誘導体が用いられる。脂肪族炭化水素化合
物としては、具体的に、飽和脂肪族炭化水素化合物を主
体とし、通常、分子量が2000以下、好ましくは10
00以下、さらに好ましくは800以下であるパラフィ
ン系ワックスが用いられる。
【0019】より具体的には、ドコサン、トリコサン、
テトラコサン、トリアコンタンなどの、炭素数22以上
のn-アルカンまたはこれらを主成分として含有し、さら
に低級n-アルカンを含有するアルカン類の混合物、石油
から分離精製されたいわゆるパラフィンワックス、エチ
レンまたはエチレンと他のα-オレフィンとを(共)重
合して得られる低分子量重合体である中・低圧ポリエチ
レンワックス、高圧法ポリエチレンワックス、エチレン
共重合ワックス、または中・低圧法ポリエチレン、高圧
法ポリエチレンなどのポリエチレンを熱減成などにより
分子量を低下させたワックス、およびそれらのワックス
を酸化した酸化ワックスまたはマレイン酸変性したマレ
イン酸変性ワックスなどが挙げられる。
テトラコサン、トリアコンタンなどの、炭素数22以上
のn-アルカンまたはこれらを主成分として含有し、さら
に低級n-アルカンを含有するアルカン類の混合物、石油
から分離精製されたいわゆるパラフィンワックス、エチ
レンまたはエチレンと他のα-オレフィンとを(共)重
合して得られる低分子量重合体である中・低圧ポリエチ
レンワックス、高圧法ポリエチレンワックス、エチレン
共重合ワックス、または中・低圧法ポリエチレン、高圧
法ポリエチレンなどのポリエチレンを熱減成などにより
分子量を低下させたワックス、およびそれらのワックス
を酸化した酸化ワックスまたはマレイン酸変性したマレ
イン酸変性ワックスなどが挙げられる。
【0020】さらに脂肪族炭化水素化合物誘導体として
は、たとえば脂肪族炭化水素基(アルキル基、アルケニ
ル基)の末端もしくはそれ以外の部分(内部)に1個ま
たはそれ以上、好ましくは1〜2個、特に好ましくは1
個の官能基例えば、カルボキシル基、水酸基、カルバモ
イル基、エステル基、メルカプト基、カルボニル基など
の官能基を有する化合物が好ましい。また、このような
脂肪族炭化水素化合物誘導体は、その炭素数が8以上、
好ましくは炭素数が12〜50であることが望ましい。
またその分子量が130〜2000、好ましくは200
〜800であることが望ましい。本発明では、このよう
な官能基、炭素数、分子量を有する脂肪酸、脂肪族アル
コール、脂肪酸アミド、脂肪酸エステル、脂肪族メルカ
プタン、脂肪族アルデヒド、脂肪族ケトンなどが用いら
れる。
は、たとえば脂肪族炭化水素基(アルキル基、アルケニ
ル基)の末端もしくはそれ以外の部分(内部)に1個ま
たはそれ以上、好ましくは1〜2個、特に好ましくは1
個の官能基例えば、カルボキシル基、水酸基、カルバモ
イル基、エステル基、メルカプト基、カルボニル基など
の官能基を有する化合物が好ましい。また、このような
脂肪族炭化水素化合物誘導体は、その炭素数が8以上、
好ましくは炭素数が12〜50であることが望ましい。
またその分子量が130〜2000、好ましくは200
〜800であることが望ましい。本発明では、このよう
な官能基、炭素数、分子量を有する脂肪酸、脂肪族アル
コール、脂肪酸アミド、脂肪酸エステル、脂肪族メルカ
プタン、脂肪族アルデヒド、脂肪族ケトンなどが用いら
れる。
【0021】具体的には、上記脂肪酸として、カプリン
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸などが挙げられ、脂肪族アルコール
として、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、
セチルアルコール、ステアリルアルコールなどが挙げら
れ、脂肪酸アミドとして、カプリン酸アミド、ラウリン
酸アミド、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミドな
どが挙げられ、脂肪酸エステルとして、ステアリル酢酸
エステルなどが挙げられる。
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸などが挙げられ、脂肪族アルコール
として、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、
セチルアルコール、ステアリルアルコールなどが挙げら
れ、脂肪酸アミドとして、カプリン酸アミド、ラウリン
酸アミド、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミドな
どが挙げられ、脂肪酸エステルとして、ステアリル酢酸
エステルなどが挙げられる。
【0022】これらの希釈剤[B]は、1種または2種以
上組み合わせて用いられる。耐酸化安定剤[C] 耐酸化安定剤[C]は、常温下はもとより特に高温下にお
ける超高分子量ポリオレフィン成形体の長期耐酸化安定
性に寄与し、このような耐酸化安定剤[C]としては、そ
の重量平均分子量(Mw)が通常300以上、好ましく
は650以上、さらに好ましくは2000以上、特に好
ましくは2000〜4000であることが望ましい。
上組み合わせて用いられる。耐酸化安定剤[C] 耐酸化安定剤[C]は、常温下はもとより特に高温下にお
ける超高分子量ポリオレフィン成形体の長期耐酸化安定
性に寄与し、このような耐酸化安定剤[C]としては、そ
の重量平均分子量(Mw)が通常300以上、好ましく
は650以上、さらに好ましくは2000以上、特に好
ましくは2000〜4000であることが望ましい。
【0023】本発明においては、上記重量平均分子量
(Mw)を有する耐酸化安定剤を広く使用できあるが、
中でも、上記分子量のヒンダードアミン系安定剤、ベン
ゾトリアゾール系安定剤、ベンゾフェノン系安定剤、ベ
ンゾエート系安定剤、ニッケル系安定剤、シアノアクリ
レート系安定剤、シュウ酸アミド系安定剤、フェノール
系安定剤、有機ホスファイト系安定剤、チオエーテル系
安定剤が好ましい。
(Mw)を有する耐酸化安定剤を広く使用できあるが、
中でも、上記分子量のヒンダードアミン系安定剤、ベン
ゾトリアゾール系安定剤、ベンゾフェノン系安定剤、ベ
ンゾエート系安定剤、ニッケル系安定剤、シアノアクリ
レート系安定剤、シュウ酸アミド系安定剤、フェノール
系安定剤、有機ホスファイト系安定剤、チオエーテル系
安定剤が好ましい。
【0024】本発明においては、上記耐酸化安定剤[C]
としては、具体的には、下記〜(10)に記載のものが挙
げられ、これらの耐酸化安定剤[C]は、1種または2種
以上組み合わせて用いられる。
としては、具体的には、下記〜(10)に記載のものが挙
げられ、これらの耐酸化安定剤[C]は、1種または2種
以上組み合わせて用いられる。
【0025】すなわち、 コハク酸ジメチル・1-(2-
ヒドロキシエチル)-4-ヒドロキシ-2,2,6,6-テトラメチ
ルピペリジン重縮合物(好ましくは分子量Mw:310
0〜4000、n:繰り返し単位数):
ヒドロキシエチル)-4-ヒドロキシ-2,2,6,6-テトラメチ
ルピペリジン重縮合物(好ましくは分子量Mw:310
0〜4000、n:繰り返し単位数):
【0026】
【化1】
【0027】 ポリ[{6-(1,1,3,3-テトラメチルブチ
ル)アミノ-1,3,5-トリアジン-2,4-ジイル}{(2,2,6,6-テ
トラメチル-4-ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,
2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)イミノ}](好ましく
は分子量Mw:2000〜3100、n:繰り返し単位
数):
ル)アミノ-1,3,5-トリアジン-2,4-ジイル}{(2,2,6,6-テ
トラメチル-4-ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,
2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)イミノ}](好ましく
は分子量Mw:2000〜3100、n:繰り返し単位
数):
【0028】
【化2】
【0029】 N,N'-ビス(3-アミノプロピル)エチレン
ジアミン・2,4-ビス[N-ブチル-N-(1,2,2,6,6-ペンタメ
チル-4-ピペリジル)アミノ]-6-クロロ-1,3,5-トリアジ
ン縮合物(好ましくは分子量Mw:2000以上、n:
繰り返し単位数):
ジアミン・2,4-ビス[N-ブチル-N-(1,2,2,6,6-ペンタメ
チル-4-ピペリジル)アミノ]-6-クロロ-1,3,5-トリアジ
ン縮合物(好ましくは分子量Mw:2000以上、n:
繰り返し単位数):
【0030】
【化3】
【0031】上記式中、Rは、水素原子(H)または下
記置換基
記置換基
【0032】
【化4】
【0033】を示す。 ビス(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケ
ート(分子量Mw:480.7):
ート(分子量Mw:480.7):
【0034】
【化5】
【0035】 ビス(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペ
リジニル)セバケート(分子量Mw:508.8):
リジニル)セバケート(分子量Mw:508.8):
【0036】
【化6】
【0037】 2-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベ
ンジル)-2-n-ブチルマロン酸ビス(1,2,2,6,6-ペンタ
メチル-4-ピペリジル)(分子量Mw:685.1):
ンジル)-2-n-ブチルマロン酸ビス(1,2,2,6,6-ペンタ
メチル-4-ピペリジル)(分子量Mw:685.1):
【0038】
【化7】
【0039】 ビス(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシ
ベンジルホスホン酸エチル)カルシウム(分子量Mw:
694.9):
ベンジルホスホン酸エチル)カルシウム(分子量Mw:
694.9):
【0040】
【化8】
【0041】 トリス-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキ
シベンジル)-イソシアヌレート(分子量Mw:78
4.0):
シベンジル)-イソシアヌレート(分子量Mw:78
4.0):
【0042】
【化9】
【0043】 オクチル化ジフェニルアミン(R:オ
クチル基):
クチル基):
【0044】
【化10】
【0045】(10) 2-[[2,4,8,10-テトラキス(1,1-
ジメチルエチル)ジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサフ
ォスフェピン6-イル]オキシ]-N,N-ビス[2-[[2,
4,8,10-テトラキス(1,1-ジメチルエチル)ジベンゾ
[d,f][1,3,2]ジオキサフォスフェピン-6-イル]オ
キシ]-エチル]エタナミン(分子量Mw:146
5):
ジメチルエチル)ジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサフ
ォスフェピン6-イル]オキシ]-N,N-ビス[2-[[2,
4,8,10-テトラキス(1,1-ジメチルエチル)ジベンゾ
[d,f][1,3,2]ジオキサフォスフェピン-6-イル]オ
キシ]-エチル]エタナミン(分子量Mw:146
5):
【0046】
【化11】
【0047】など。本発明においては、上記耐酸化安定
剤[C]のうちでも、さらに、付番、、、、、
(10)のものが好ましく、特に付番、、のものが好
ましい。
剤[C]のうちでも、さらに、付番、、、、、
(10)のものが好ましく、特に付番、、のものが好
ましい。
【0048】このような耐酸化安定剤[C]は、常温下は
もとより特に高温下における超高分子量ポリオレフィン
成形体の長期耐酸化安定性に寄与し、ポリオレフィン成
形体への親和性に優れるとともに耐揮散性に優れてい
る。超高分子量ポリオレフィン組成物 本発明に係る超高分子量ポリオレフィン組成物は、上記
超高分子量ポリオレフィン[A]を3〜80重量部、好ま
しくは10〜60重量部の量で、上記希釈剤[B]を97
〜20重量部、好ましくは90〜40重量部(但し[A]
+[B]=100重量部)の量で含有していることが望ま
しい。またこの超高分子量ポリオレフィン組成物は、上
記[A]と[B]との合計100重量部に対して、耐酸化安
定剤[C]を0.05〜5.0重量部、好ましくは0.0
5〜1重量部の量で含有していることが望ましい。超高
分子量ポリオレフィン[A]に対して希釈剤[B]をこのよ
うな量(比)で用いると、組成物は成形時に溶融混練お
よび溶融成形が容易となり、しかも得られた成形体は延
伸性に優れ、肌荒れなどが生じることのない成形体(超
高分子量ポリオレフィン成形体)が得られる。また、耐
酸化安定剤[C]を上記のような量で用いると、常温下は
もとより高温下においても耐酸化安定性に優れ、優れた
引張弾性率および引張強度などの特性を長期間に亘り保
持しうる成形体を得ることができる。
もとより特に高温下における超高分子量ポリオレフィン
成形体の長期耐酸化安定性に寄与し、ポリオレフィン成
形体への親和性に優れるとともに耐揮散性に優れてい
る。超高分子量ポリオレフィン組成物 本発明に係る超高分子量ポリオレフィン組成物は、上記
超高分子量ポリオレフィン[A]を3〜80重量部、好ま
しくは10〜60重量部の量で、上記希釈剤[B]を97
〜20重量部、好ましくは90〜40重量部(但し[A]
+[B]=100重量部)の量で含有していることが望ま
しい。またこの超高分子量ポリオレフィン組成物は、上
記[A]と[B]との合計100重量部に対して、耐酸化安
定剤[C]を0.05〜5.0重量部、好ましくは0.0
5〜1重量部の量で含有していることが望ましい。超高
分子量ポリオレフィン[A]に対して希釈剤[B]をこのよ
うな量(比)で用いると、組成物は成形時に溶融混練お
よび溶融成形が容易となり、しかも得られた成形体は延
伸性に優れ、肌荒れなどが生じることのない成形体(超
高分子量ポリオレフィン成形体)が得られる。また、耐
酸化安定剤[C]を上記のような量で用いると、常温下は
もとより高温下においても耐酸化安定性に優れ、優れた
引張弾性率および引張強度などの特性を長期間に亘り保
持しうる成形体を得ることができる。
【0049】このような超高分子量ポリオレフィン組成
物を得るには、例えば、上記各成分[A]、[B]、[C]と
共に必要により後述するような各種配合剤を混合し、あ
るいは後述するような条件下に溶融混練するなど、従来
より公知の方法を適宜利用すればよい。該組成物は、成
形材料としての任意の一般的形態、例えば、ペレット
状、板状、シート状、繊維状などの形状を採ることがで
きる。
物を得るには、例えば、上記各成分[A]、[B]、[C]と
共に必要により後述するような各種配合剤を混合し、あ
るいは後述するような条件下に溶融混練するなど、従来
より公知の方法を適宜利用すればよい。該組成物は、成
形材料としての任意の一般的形態、例えば、ペレット
状、板状、シート状、繊維状などの形状を採ることがで
きる。
【0050】上記のような超高分子量ポリオレフィン組
成物によれば、希釈剤の抽出工程を有する成形方法で製
造されても、常温下はもとより高温下においても長期耐
酸化安定性に優れるなど、耐熱安定性や耐候性に優れ、
屋外や高温下などの諸条件下で使用しても長期間に亘っ
て優れた引張強度や引張弾性率を保持しうる成形体を得
ることができる。 <成形体の製造>以下、上記のような超高分子量ポリオ
レフィン[A]と希釈剤[B]と耐酸化安定剤[C]とを含む
超高分子量ポリオレフィン組成物を用いて超高分子量ポ
リオレフィン成形体(成形体)を製造する方法について
より具体的に説明する。
成物によれば、希釈剤の抽出工程を有する成形方法で製
造されても、常温下はもとより高温下においても長期耐
酸化安定性に優れるなど、耐熱安定性や耐候性に優れ、
屋外や高温下などの諸条件下で使用しても長期間に亘っ
て優れた引張強度や引張弾性率を保持しうる成形体を得
ることができる。 <成形体の製造>以下、上記のような超高分子量ポリオ
レフィン[A]と希釈剤[B]と耐酸化安定剤[C]とを含む
超高分子量ポリオレフィン組成物を用いて超高分子量ポ
リオレフィン成形体(成形体)を製造する方法について
より具体的に説明する。
【0051】本発明では、例えば、まず超高分子量ポリ
オレフィン[A]と希釈剤[B]と耐酸化安定剤[C]とを常
温、常圧下に混合して超高分子量ポリオレフィン組成物
を調製する。この際には、必要により、顔料等の後述す
るような各種配合剤を添加してもよい。
オレフィン[A]と希釈剤[B]と耐酸化安定剤[C]とを常
温、常圧下に混合して超高分子量ポリオレフィン組成物
を調製する。この際には、必要により、顔料等の後述す
るような各種配合剤を添加してもよい。
【0052】次いで、この超高分子量ポリオレフィン組
成物を溶融混練する。この溶融混練は、通常、150〜
300℃、好ましくは170〜270℃の温度で行われ
る。溶融混練を上記のような温度範囲よりも低い温度で
行うと、混練物の溶融粘度が高すぎて溶融成形が困難に
なる傾向にあり、一方上記温度範囲よりも高い温度で行
うと、熱減成により含まれる超高分子量ポリオレフィン
[A]の分子量が低下して、優れた高弾性率および高強度
を有する成形体が得られにくくなる。
成物を溶融混練する。この溶融混練は、通常、150〜
300℃、好ましくは170〜270℃の温度で行われ
る。溶融混練を上記のような温度範囲よりも低い温度で
行うと、混練物の溶融粘度が高すぎて溶融成形が困難に
なる傾向にあり、一方上記温度範囲よりも高い温度で行
うと、熱減成により含まれる超高分子量ポリオレフィン
[A]の分子量が低下して、優れた高弾性率および高強度
を有する成形体が得られにくくなる。
【0053】溶融混練は、ヘンシェルミキサー、V型ブ
レンダーなどによる乾式ブレンダーで行ってもよいし、
あるいは単軸押出機または多軸押出機を用いて行っても
よい。 本発明では、この溶融混練物を従来公知の方法
により所望形状に成形し、必要により延伸する。
レンダーなどによる乾式ブレンダーで行ってもよいし、
あるいは単軸押出機または多軸押出機を用いて行っても
よい。 本発明では、この溶融混練物を従来公知の方法
により所望形状に成形し、必要により延伸する。
【0054】本発明においては、上記超高分子量ポリオ
レフィン組成物中に含有される上記希釈剤[B]すなわち
溶融混練物中に含有される上記希釈剤[B]を、従来より
公知の方法にて抽出除去して使用しても良く、例えば、
溶融混練後の成形時および/または成形後に、従来より
公知の方法にて抽出除去しても良い。
レフィン組成物中に含有される上記希釈剤[B]すなわち
溶融混練物中に含有される上記希釈剤[B]を、従来より
公知の方法にて抽出除去して使用しても良く、例えば、
溶融混練後の成形時および/または成形後に、従来より
公知の方法にて抽出除去しても良い。
【0055】より具体的には、上記溶融混練物を板状等
の所望形状に成形したのち、トリクロロエチレンなどの
有機溶媒に浸漬して20〜70℃程度の温度で1〜10
時間程度保持することにより、希釈剤[B]の抽出除去を
行っても良い。また、例えば、本願出願人が先に提案し
た特開平5−209069号公報に示すように、未延伸
成形体を、超高分子量ポリオレフィン[A]の融点よりも
高融点の熱媒体、例えば、デカリン、デカン、灯油等を
用いて40〜160℃の温度に保持して延伸しても良
い。このようにすると、希釈剤[B]は溶出除去され、延
伸時の延伸むらが解消された、高延伸倍率の成形体が得
られる。
の所望形状に成形したのち、トリクロロエチレンなどの
有機溶媒に浸漬して20〜70℃程度の温度で1〜10
時間程度保持することにより、希釈剤[B]の抽出除去を
行っても良い。また、例えば、本願出願人が先に提案し
た特開平5−209069号公報に示すように、未延伸
成形体を、超高分子量ポリオレフィン[A]の融点よりも
高融点の熱媒体、例えば、デカリン、デカン、灯油等を
用いて40〜160℃の温度に保持して延伸しても良
い。このようにすると、希釈剤[B]は溶出除去され、延
伸時の延伸むらが解消された、高延伸倍率の成形体が得
られる。
【0056】なお本発明に係る超高分子量ポリオレフィ
ン成形体を形成するに際しては、上記成分[A]、[B]お
よび[C]に加えて、例えば、他の安定剤、顔料、染料、
滑剤、帯電防止剤、無機フィラーなど、通常ポリオレフ
ィンに添加される配合剤を、本発明の目的を損なわない
範囲で用いてもよい。
ン成形体を形成するに際しては、上記成分[A]、[B]お
よび[C]に加えて、例えば、他の安定剤、顔料、染料、
滑剤、帯電防止剤、無機フィラーなど、通常ポリオレフ
ィンに添加される配合剤を、本発明の目的を損なわない
範囲で用いてもよい。
【0057】
【発明の効果】本発明に係る超高分子量ポリオレフィン
組成物によれば、屋外や高温条件下で使用されても耐酸
化安定性に優れ耐熱寿命が長いなど、耐熱安定性や耐候
性などが向上し、優れた引張強度および引張弾性率を長
期間に亘って保持しうる超高分子量ポリオレフィン成形
体が得られる。
組成物によれば、屋外や高温条件下で使用されても耐酸
化安定性に優れ耐熱寿命が長いなど、耐熱安定性や耐候
性などが向上し、優れた引張強度および引張弾性率を長
期間に亘って保持しうる超高分子量ポリオレフィン成形
体が得られる。
【0058】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明はこれら実施例により何等限定されるものではな
い。
発明はこれら実施例により何等限定されるものではな
い。
【0059】なお実施例で得られる超高分子量ポリオレ
フィン成形体は、下記のようにして試験した。 [酸化誘導時間]ASTM D3895に準じて、成形体
の耐熱寿命の目安となる酸化誘導時間(OIT:Oxidat
ive Induction Time)試験を行った。
フィン成形体は、下記のようにして試験した。 [酸化誘導時間]ASTM D3895に準じて、成形体
の耐熱寿命の目安となる酸化誘導時間(OIT:Oxidat
ive Induction Time)試験を行った。
【0060】試験は、SEIKO電子製のDSC装置
(DSC220)を用いて行い、温度170℃の酸素雰
囲気中で、成形体の酸化反応による発熱変化が現れるま
での時間(酸化誘導時間/単位:分)を測定した。
(DSC220)を用いて行い、温度170℃の酸素雰
囲気中で、成形体の酸化反応による発熱変化が現れるま
での時間(酸化誘導時間/単位:分)を測定した。
【0061】
【実施例1】超高分子量ポリオレフィン[A](超高分子
量ポリエチレン、極限粘度[η]=14.5dl/g、デカ
リン中、135℃で測定)粉末30重量部と、希釈剤と
してパラフィンワックス[B](日本精蝋製、商品名:ル
バックス、融点:69℃)70重量部に、耐酸化安定剤
[C]として、ビス(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベン
ジルホスホン酸エチル)カルシューム(チバ・スペシャ
ルティ・ケミカルズ(株)製、商品名:IRGANOX
1425、分子量:694.9)0.1重量部、2-
[[2,4,8,10-テトラキス(1,1-ジメチルエチル)ジベン
ゾ[d,f][1,3,2]ジオキサフォスフェピン6-イル]オキシ
-N,N-ビス[2-[[2,4,8,10-テトラキス(1,1ジメチルエチ
ル)ジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサフォスフェピン-6-
イル]オキシ]-エチル]エタナミン(チバ・スペシャリ
ティ・ケミカルズ(株)製、商品名:IRGAFOS
12、分子量:1465)0.2重量部を25℃で3分
間ヘンシェル混合した後、次いで得られた混合物を下記
の条件下で溶融混練して成形体を得た。
量ポリエチレン、極限粘度[η]=14.5dl/g、デカ
リン中、135℃で測定)粉末30重量部と、希釈剤と
してパラフィンワックス[B](日本精蝋製、商品名:ル
バックス、融点:69℃)70重量部に、耐酸化安定剤
[C]として、ビス(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベン
ジルホスホン酸エチル)カルシューム(チバ・スペシャ
ルティ・ケミカルズ(株)製、商品名:IRGANOX
1425、分子量:694.9)0.1重量部、2-
[[2,4,8,10-テトラキス(1,1-ジメチルエチル)ジベン
ゾ[d,f][1,3,2]ジオキサフォスフェピン6-イル]オキシ
-N,N-ビス[2-[[2,4,8,10-テトラキス(1,1ジメチルエチ
ル)ジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサフォスフェピン-6-
イル]オキシ]-エチル]エタナミン(チバ・スペシャリ
ティ・ケミカルズ(株)製、商品名:IRGAFOS
12、分子量:1465)0.2重量部を25℃で3分
間ヘンシェル混合した後、次いで得られた混合物を下記
の条件下で溶融混練して成形体を得た。
【0062】すなわち、該混合物を東洋精機製ラベプラ
ストミル混練装置(20C−200型、定格トルク:1
96N・m、ローラーミキサー形式:R−60)を用い
て、温度250℃、ローラーミキサー回転数100min
-1の条件下で3分間混練して溶融混練物を得た。
ストミル混練装置(20C−200型、定格トルク:1
96N・m、ローラーミキサー形式:R−60)を用い
て、温度250℃、ローラーミキサー回転数100min
-1の条件下で3分間混練して溶融混練物を得た。
【0063】該溶融混練物を公知のプレス成形機を用い
て、温度200℃の条件下で250μm厚みの成形体を
得た。次いで、該成形体50gをトリクロルエチレン2
000CC中に浸漬し、温度50℃で4時間保持し、該
成形体中に含まれる希釈剤の抽出を行った。その後、温
度70℃のエアー雰囲気中で30分間乾燥し、試験用の
成形体を得た。
て、温度200℃の条件下で250μm厚みの成形体を
得た。次いで、該成形体50gをトリクロルエチレン2
000CC中に浸漬し、温度50℃で4時間保持し、該
成形体中に含まれる希釈剤の抽出を行った。その後、温
度70℃のエアー雰囲気中で30分間乾燥し、試験用の
成形体を得た。
【0064】次に、該試験用の成形体の酸化誘導時間を
評価したところ、107.1分であった。結果を併せて
表1に示す。
評価したところ、107.1分であった。結果を併せて
表1に示す。
【0065】
【実施例2】実施例1において、耐酸化安定剤[C]とし
て、コハク酸ジメチル・1-(2-ヒドロキシエチル)-4-
ヒドロキシ-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン重縮合物
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製、商品
名:TINUVIN 622、分子量:3100〜40
00)0.2重量部を用いた以外は実施例1と同様にし
て試験用の成形体を得た。
て、コハク酸ジメチル・1-(2-ヒドロキシエチル)-4-
ヒドロキシ-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン重縮合物
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製、商品
名:TINUVIN 622、分子量:3100〜40
00)0.2重量部を用いた以外は実施例1と同様にし
て試験用の成形体を得た。
【0066】該試験用の成形体の酸化誘導時間を評価し
たところ、94.2分であった。結果を併せて表1に示
す。
たところ、94.2分であった。結果を併せて表1に示
す。
【0067】
【実施例3】実施例1において、耐酸化安定剤[C]とし
て、ポリ[{6-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)アミノ-1,
3,5-トリアジン-2,4-ジイル}{(2,2,6,6-テトラメチル-4
-ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6-テトラ
メチル-4-ピペリジル)イミノ}](チバ・スペシャルティ
・ケミカルズ(株)製、商品名:CHIMASSORB
944、分子量:2000〜3100)0.2重量
部、コハク酸ジメチル・1-(2-ヒドロキシエチル)-4-ヒ
ドロキシ-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン重縮合物
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製、商品
名:TINUVIN 622、分子量:3100〜40
00)0.2重量部を用いた以外は実施例1と同様にし
て試験用の成形体を得た。
て、ポリ[{6-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)アミノ-1,
3,5-トリアジン-2,4-ジイル}{(2,2,6,6-テトラメチル-4
-ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6-テトラ
メチル-4-ピペリジル)イミノ}](チバ・スペシャルティ
・ケミカルズ(株)製、商品名:CHIMASSORB
944、分子量:2000〜3100)0.2重量
部、コハク酸ジメチル・1-(2-ヒドロキシエチル)-4-ヒ
ドロキシ-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン重縮合物
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製、商品
名:TINUVIN 622、分子量:3100〜40
00)0.2重量部を用いた以外は実施例1と同様にし
て試験用の成形体を得た。
【0068】該試験用の成形体の酸化誘導時間を評価し
たところ、136.7分であった。結果を併せて表1に
示す。
たところ、136.7分であった。結果を併せて表1に
示す。
【0069】
【実施例4】実施例1において、耐酸化安定剤[C]とし
て、N,N'-ビス(3-アミノプロピル)エチレンジアミン・
2,4-ビス[N-ブチル-N-(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペ
リジル)アミノ]-6-クロロ-1,3,5-トリアジン縮合物(チ
バ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製、商品名:C
HIMASSORB 119、分子量:2000以上)
を0.2重量部用いた以外は実施例1と同様にして試験
用の成形体を得た。
て、N,N'-ビス(3-アミノプロピル)エチレンジアミン・
2,4-ビス[N-ブチル-N-(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペ
リジル)アミノ]-6-クロロ-1,3,5-トリアジン縮合物(チ
バ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製、商品名:C
HIMASSORB 119、分子量:2000以上)
を0.2重量部用いた以外は実施例1と同様にして試験
用の成形体を得た。
【0070】該試験用の成形体の酸化誘導時間を評価し
たところ、124.1分であった。結果を併せて表1に
示す。
たところ、124.1分であった。結果を併せて表1に
示す。
【0071】
【実施例5】実施例1において、耐酸化安定剤[C]とし
て、コハク酸ジメチル・1-(2-ヒドロキシエチル)-4-ヒ
ドロキシ-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン重縮合物
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製、商品
名:TINUVIN 622、分子量:3100〜40
00)0.2重量部、N,N'-ビス(3-アミノプロピル)エ
チレンジアミン・2,4-ビス[N-ブチル-N-(1,2,2,6,6-ペ
ンタメチル-4-ピペリジル)アミノ]-6-クロロ-1,3,5-ト
リアジン縮合物(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ
(株)製、商品名:CHIMASSORB 119、分
子量:2000以上)を0.2重量部用いた以外は実施
例1と同様にして試験用の成形体を得た。
て、コハク酸ジメチル・1-(2-ヒドロキシエチル)-4-ヒ
ドロキシ-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン重縮合物
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製、商品
名:TINUVIN 622、分子量:3100〜40
00)0.2重量部、N,N'-ビス(3-アミノプロピル)エ
チレンジアミン・2,4-ビス[N-ブチル-N-(1,2,2,6,6-ペ
ンタメチル-4-ピペリジル)アミノ]-6-クロロ-1,3,5-ト
リアジン縮合物(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ
(株)製、商品名:CHIMASSORB 119、分
子量:2000以上)を0.2重量部用いた以外は実施
例1と同様にして試験用の成形体を得た。
【0072】該試験用の成形体の酸化誘導時間を評価し
たところ、127.6分であった。結果を併せて表1に
示す。
たところ、127.6分であった。結果を併せて表1に
示す。
【0073】
【実施例6】実施例1において、耐酸化安定剤[C]とし
て、ビス(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジニル)セ
バケート(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)
製、商品名:TINUVIN 765、分子量:50
8.8)を0.2重量部用いた以外は実施例1と同様に
して試験用の成形体を得た。
て、ビス(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジニル)セ
バケート(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)
製、商品名:TINUVIN 765、分子量:50
8.8)を0.2重量部用いた以外は実施例1と同様に
して試験用の成形体を得た。
【0074】該試験用の成形体の酸化誘導時間を評価し
たところ、44.5分であった。結果を併せて表1に示
す。
たところ、44.5分であった。結果を併せて表1に示
す。
【0075】
【比較例1】耐酸化安定剤[C]を用いなかった以外は実
施例1と同様にして試験用の成形体を得た。
施例1と同様にして試験用の成形体を得た。
【0076】該試験用の成形体の酸化誘導時間を評価し
たところ、10.8分であった。結果を併せて表1に示
す。なお、表1中、[C]欄の〜は、前記耐酸化安定
剤[C]の例示に付した番号を示す。
たところ、10.8分であった。結果を併せて表1に示
す。なお、表1中、[C]欄の〜は、前記耐酸化安定
剤[C]の例示に付した番号を示す。
【0077】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/17 C08K 5/17 5/20 5/20 5/3432 5/3432 5/3477 5/3477 5/37 5/37 5/524 5/524 Fターム(参考) 4F071 AA15 AA20 AA21 AA58 AA59 AA71 AA81 AC02 AC03 AC05 AC09 AC10 AC11 AC12 AC13 AC15 AC19 AE04 AE05 AF45 AF57 BA01 BB06 BB07 4J002 AE04W AE05W BB03W BB03X BB12X BB17X BB19X BB21W BB25W CM013 CM023 EA016 EA056 EA066 EB026 EB126 EB136 EN047 EN067 EU087 EU187 EU197 EW067 EW127 FD02W FD026 FD073 FD077
Claims (9)
- 【請求項1】[A]極限粘度[η]が5〜40dl/gである
超高分子量ポリオレフィンと、[B]希釈剤と、[C]重量
平均分子量(Mw)が300以上の耐酸化安定剤と、を
含有し、 上記[A]を3〜80重量部、[B]を97〜20重量部、
これら[A]と[B]との合計100重量部に対して、[C]
を0.05〜5.0重量部の量で含有することを特徴と
する超高分子量ポリオレフィン組成物。 - 【請求項2】上記耐酸化安定剤[C]の重量平均分子量
(Mw)が650以上である請求項1に記載の超高分子
量ポリオレフィン組成物。 - 【請求項3】上記耐酸化安定剤[C]の重量平均分子量
(Mw)が2000以上である請求項1に記載の超高分
子量ポリオレフィン組成物。 - 【請求項4】上記耐酸化安定剤[C]が、ヒンダードアミ
ン系安定剤、ベンゾトリアゾール系安定剤、ベンゾフェ
ノン系安定剤、ベンゾエート系安定剤、ニッケル系安定
剤、シアノアクリレート系安定剤、シュウ酸アミド系安
定剤、フェノール系安定剤、有機ホスファイト系安定
剤、チオエーテル系安定剤からなる群から選択される1
種または2種以上であることを特徴とする請求項1〜3
の何れかに記載の超高分子量ポリオレフィン組成物。 - 【請求項5】上記耐酸化安定剤[C]が、 コハク酸ジメチル・1-(2-ヒドロキシエチル)-4-ヒド
ロキシ-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン重縮合物、 ポリ[{6-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)アミノ-1,3,5-
トリアジン-2,4-ジイル}{(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピ
ペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6-テトラメチ
ル-4-ピペリジル)イミノ}]、 N,N'-ビス(3-アミノプロピル)エチレンジアミン・2,4-
ビス[N-ブチル-N-(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジ
ル)アミノ]-6-クロロ-1,3,5-トリアジン縮合物、 ビス(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケー
ト、 ビス(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジニル)セバケ
ート、 2-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)-2-n-ブ
チルマロン酸ビス(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリ
ジル)、 ビス(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジルホスホン
酸エチル)カルシウム、 トリス-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)-イ
ソシアヌレート、 オクチル化ジフェニルアミン、 2-[[2,4,8,10-テトラキス(1,1-ジメチルエテル)ジ
ベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサフォスフェピン6-イ
ル]オキシ]-N,N-ビス[2-[[2,4,8,10-テトラキ
ス(1,1-ジメチルエチル)ジベンゾ[d,f][1,3,2]ジ
オキサフォスフェピン-6-イル]オキシ]-エチル]エタ
ナミンの群から選択される1種または2種以上である請
求項1〜3の何れかに記載の超高分子量ポリオレフィン
組成物。 - 【請求項6】上記耐酸化安定剤[C]が、 ポリ[{6-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)アミノ-1,3,5-
トリアジン-2,4-ジイル}{(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピ
ペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6-テトラメチ
ル-4-ピペリジル)イミノ}]、 N,N'-ビス(3-アミノプロピル)エチレンジアミン・2,4-
ビス[N-ブチル-N-(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジ
ル)アミノ]-6-クロロ-1,3,5-トリアジン縮合物、 ビス(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジニル)セバケ
ート、 ビス(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジルホスホン
酸エチル)カルシウム、 2-[[2,4,8,10-テトラキス
(1,1-ジメチルエチル)ジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオ
キサフォスフェピン6-イル]オキシ]-N,N-ビス[2-
[[2,4,8,10-テトラキス(1,1-ジメチルエチル)ジベ
ンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサフォスフェピン-6-イ
ル]オキシ]-エチル]エタナミンの群から選択される
1種または2種以上である請求項1〜3の何れかに記載
の超高分子量ポリオレフィン組成物。 - 【請求項7】請求項1〜6の何れかに記載の超高分子量
ポリオレフィン組成物からなる超高分子量ポリオレフィ
ン成形体。 - 【請求項8】請求項1〜6の何れかに記載の超高分子量
ポリオレフィン組成物を溶融混練した後成形することを
特徴とする超高分子量ポリオレフィン成形体の製造方
法。 - 【請求項9】請求項1〜6の何れかに記載の超高分子量
ポリオレフィン組成物を溶融混練した後成形すると共
に、該組成物中に含有される上記希釈剤[B]を成形時お
よび/または成形後に抽出除去することを特徴とする超
高分子量ポリオレフィン成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9266999A JP2000281840A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 超高分子量ポリオレフィン組成物、該組成物からなる成形体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9266999A JP2000281840A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 超高分子量ポリオレフィン組成物、該組成物からなる成形体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000281840A true JP2000281840A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=14060896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9266999A Pending JP2000281840A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 超高分子量ポリオレフィン組成物、該組成物からなる成形体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000281840A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003026851A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-29 | Mitsui Chemicals Inc | 含浸体、該含浸体を含むポリオレフィン組成物およびその製造方法、並びに該組成物から得られる成形体 |
| JP2011503252A (ja) * | 2007-11-06 | 2011-01-27 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 高分子量ポリエチレンの生産方法 |
| JP2020111865A (ja) * | 2013-05-23 | 2020-07-27 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ.Dsm Ip Assets B.V. | Uhmwpe繊維 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP9266999A patent/JP2000281840A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003026851A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-29 | Mitsui Chemicals Inc | 含浸体、該含浸体を含むポリオレフィン組成物およびその製造方法、並びに該組成物から得られる成形体 |
| JP2011503252A (ja) * | 2007-11-06 | 2011-01-27 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 高分子量ポリエチレンの生産方法 |
| JP2020111865A (ja) * | 2013-05-23 | 2020-07-27 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ.Dsm Ip Assets B.V. | Uhmwpe繊維 |
| JP7214065B2 (ja) | 2013-05-23 | 2023-01-30 | ディーエスエム プロテクティブ マテリアルズ ビー.ブイ. | Uhmwpe繊維 |
| US12480229B2 (en) | 2013-05-23 | 2025-11-25 | Avient Protective Materials B.V. | UHMWPE fiber |
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