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JP2000280002A - 帯板の冷間タンデム圧延方法および冷間タンデム圧延機 - Google Patents

帯板の冷間タンデム圧延方法および冷間タンデム圧延機

Info

Publication number
JP2000280002A
JP2000280002A JP11090938A JP9093899A JP2000280002A JP 2000280002 A JP2000280002 A JP 2000280002A JP 11090938 A JP11090938 A JP 11090938A JP 9093899 A JP9093899 A JP 9093899A JP 2000280002 A JP2000280002 A JP 2000280002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricating oil
roll coolant
rolling
supply amount
rolling speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11090938A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Ogimoto
省三 荻本
Teruhiro Saito
輝弘 斉藤
Hidenori Miyake
英徳 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP11090938A priority Critical patent/JP2000280002A/ja
Publication of JP2000280002A publication Critical patent/JP2000280002A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/02Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
    • B21B45/0239Lubricating
    • B21B45/0245Lubricating devices
    • B21B45/0248Lubricating devices using liquid lubricants, e.g. for sections, for tubes
    • B21B45/0251Lubricating devices using liquid lubricants, e.g. for sections, for tubes for strips, sheets, or plates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B27/00Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
    • B21B27/06Lubricating, cooling or heating rolls
    • B21B27/10Lubricating, cooling or heating rolls externally

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の圧延速度以下での圧延荷重を低減でき
る冷間タンデム圧延方法を提供する。 【解決手段】 圧延速度が所定値以下の場合の入側ロー
ルクーラントの供給量を圧延速度に応じて、圧延速度が
所定値を超えた場合の入側ロールクーラントの供給量よ
り減少させて圧延することを特徴とする帯板の冷間タン
デム圧延方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、潤滑油とロールク
ーラントとを別々に供給する直接方式の圧延油供給シス
テムを採用した冷間タンデム圧延方法および冷間タンデ
ム圧延機に関する。
【0002】
【従来の技術】潤滑油とロールクーラントとを別々に供
給する直接方式の圧延油供給システムは、圧延潤滑性お
よびワークロールの冷却能が良好であるので、ブリキ原
板や亜鉛メッキ原板等の冷延帯板を高速で圧延する冷間
タンデム圧延機に適用されている。この冷間タンデム圧
延機は、ワークロールを有するスタンドを複数直列に配
置したもので、普通、5〜6スタンドのスタンドを備え
ている。
【0003】この直接方式の圧延油供給システムを採用
した冷間タンデム圧延機としては、ロールクーラントを
ワークロールにスタンドの出側から噴射するものや、入
側および出側の両方から噴射するものが知られている。
また、ロールクーラントはワークロールに直接噴射する
場合、ロールバイト部に噴射する場合、それらの両方に
噴射する場合などがある。ロールクーラントとしては通
常水を用いることが多く、一方、潤滑油としては圧延油
を温水等で希釈して、冷延帯板に直接噴射することが一
般的である。
【0004】たとえば、特開平4-253512 号公報には、
冷却効率を高め、表面欠陥を減少して高速圧延を可能と
することを目的とした、図9に示す冷間タンデム圧延機
のスタンドが開示されている。この特開平4-253512 号
公報に記載されている冷間タンデム圧延機のスタンドは
上、下ワークロール1a、1bと上、下バックアップロール
2a、2bを有するスタンドであって、潤滑油噴射装置7を
スタンドの入側に設けて冷延帯板3に潤滑油を噴射する
とともに、その潤滑油噴射装置7よりもスタンドの入側
の近くに入側ロールクーラント噴射装置4を設け、さら
にスタンドの出側に出側ロールクーラント噴射装置5を
設けてワークロール1a、1bを水冷しつつ冷延帯板3を圧
延するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、生産効率の観点
から冷間タンデム圧延機の圧延速度は増大する傾向にあ
り、たとえば冷延鋼帯を製造する冷間タンデム圧延機で
は最大圧延速度が2000m/min を超えるものも珍しくはな
くなっている。ところが、このような高速タンデム圧延
に合わせて潤滑・冷却系を設計すると、冷延帯板の継ぎ
替え時などで圧延速度を下げる際に、所定の圧延速度以
下でロールと帯板との間の摩擦係数が上昇する現象が発
生する。このような摩擦係数の上昇は、圧延荷重の上昇
を招き、またそのため帯板に形状不良が発生し易くなる
などの問題を引き起こす。
【0006】圧延速度の低下による摩擦係数上昇は、ロ
ールの回転速度および冷延帯板の搬送速度の低下によ
り、潤滑油が噛込み部に導入されにくくなることが原因
と一般に考えられており、上記現象も同様の原因に基づ
くものと考えられたが、この低速圧延域における摩擦係
数の上昇は、単に潤滑油の供給量を増加させても改善が
見られず、回避が困難であった。
【0007】そこで、本発明の目的は、従来技術の上記
問題点を解消することにあり、所定の圧延速度以下での
圧延荷重を低減できる冷間タンデム圧延方法および冷間
タンデム圧延機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の現
象を種々解析した結果、従来知られている摩擦係数上昇
機構以外に、圧延速度の低下時に潤滑油がロールクーラ
ントにより押し戻される現象が大きく関わっていること
を知見し、本発明に至ったものである。すなわち、本発
明は、冷間タンデム圧延機の少なくとも一つ以上のスタ
ンドで、該スタンドの入側で帯板に潤滑油を供給し、該
スタンドのワークロールに入側ロールクーラントを供給
して帯板を冷間タンデム圧延する方法において、前記ス
タンドの内の少なくとも一つ以上のスタンドで、圧延速
度が所定値以下での前記入側ロールクーラントの供給量
を前記圧延速度に応じて、前記圧延速度が前記所定値を
超えた場合の前記入側ロールクーラントの供給量より減
少させて圧延することを特徴とする帯板の冷間タンデム
圧延方法である。
【0009】また、前記圧延速度が所定値以下での前記
潤滑油の供給量を前記圧延速度に応じて、前記圧延速度
が所定値を超えた場合の前記潤滑油の供給量よりも増加
するのが好ましい。また、冷間タンデム圧延機の少なく
とも一つ以上のスタンドに、該スタンドの入側に設けた
潤滑油噴射装置と、該潤滑油噴射装置よりも圧延機の入
側近くに設けた入側ロールクーラント噴射装置と、前記
潤滑油噴射装置に潤滑油を送給する潤滑油供給ポンプ
と、該入側ロールクーラント噴射装置にロールクーラン
トを送給するロールクーラント供給ポンプとを備えた冷
間タンデム圧延機であって、前記スタンドの内の少なく
とも一つ以上のスタンドに、前記ロールクーラント供給
ポンプから前記入側ロールクーラント噴射装置に至る配
管経路の途中に、入側ロールクーラント流量調整弁を設
けるとともに、圧延速度に応じて前記入側ロールクーラ
ント流量調整弁の開度指令を出力する入側ロールクーラ
ント供給量制御装置を設けたことを特徴とする帯板の冷
間タンデム圧延機である。
【0010】また、前記潤滑油供給ポンプから前記潤滑
油噴射装置に至る配管経路の途中に、潤滑油流量調整弁
を設けるとともに、圧延速度に応じて前記潤滑油流量調
整弁の開度指令を出力する潤滑油供給量制御装置を設け
るのが好ましい。本発明の圧延速度の所定値は、スタン
ドにより異なり、また圧延材によって変更してよいが、
冷間タンデム圧延機の最終スタンドにおいて、300 〜80
0m/minの範囲内にあるのが好ましい。
【0011】なお、本発明においては入側ロールクーラ
ントの供給量を零に減少させることを含むものとする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の冷間タンデム圧延機につ
いて、帯板として主に仕上板厚0.35mm以下で、好適には
0.25mm以下のブリキ原板や亜鉛メッキ原板等の冷延鋼板
を圧延する図1に示す、一つのスタンドに適用した場合
を例に詳細に説明する。図1は、6スタンド冷間タンデ
ム圧延機の第6スタンド(最終スタンド)であり、冷延
鋼帯3が左から右に圧延されている。図において、従来
の冷間タンデム圧延機のスタンドと同じものについては
同一符合を付し、従来の技術で説明したものについては
詳細な説明を省略する。
【0013】ただし、ロールクーラント調節弁8は、ロ
ールの入側および出側に供給されるロールクーラントの
総量を制御するものである。なお、入側ロールクーラン
トの供給量と出側ロールクーラントの供給量の比は、入
側ロールクーラント供給量を調節する入側ロールクーラ
ント流量調整弁10を調節して行うが、これに加え、もし
くはこれに代えて出側クーラント流量を制御する調整弁
等を設けても良い。
【0014】また、ロールクーラント供給ポンプ9は、
入側ロールクーラント噴射装置4および出側ロールクー
ラント噴射装置5の噴射圧力を所定圧力とし、所定圧力
で一定のロールクーラントを入側ロールクーラント噴射
装置4および出側ロールクーラント噴射装置5に送給す
るポンプである。10は前述のように入側ロールクーラン
ト噴射装置4の入側ロールクーラント供給量を調整する
入側ロールクーラント流量調整弁であり、11は圧延速度
に応じて入側ロールクーラント流量調整弁10の開度指令
を出力する入側ロールクーラント供給量制御装置であ
る。入側ロールクーラント供給量制御装置11には、例え
ば図2(a) に示すように、圧延速度に応じて400m/min以
下での入側ロールクーラント供給量を400m/minを超えた
場合の供給量の0%にする開度指令のパターンが予め組
み込んである。
【0015】また12は潤滑油噴射装置の潤滑油供給量を
調整する潤滑油流量調整弁であり、13は潤滑油流量調整
弁12の開度指令を出力する潤滑油給量制御装置である。
潤滑油供給量制御装置13には、例えば図2(b) の実線に
示すように、圧延速度に応じて400m/min以下での潤滑油
供給量を、400m/minを超えた場合の供給量に対して、30
0m/minでは110 %、停止直前では最大400 %に増加させ
る開度指令のパターンが予め組み込んである。または、
図2(b) の破線に示すように潤滑油供給量を一定とする
開度指令のパターンが予め組み込んである。
【0016】そして、本発明の冷間タンデム圧延機の特
徴とするところは、ロールクーラント供給ポンプ9から
入側ロールクーラント噴射装置4に至る配管経路の途中
に、入側ロールクーラント流量調整弁10を設けるととも
に、圧延速度に応じて入側ロールクーラント流量調整弁
10の開度指令を出力する入側ロールクーラント供給量制
御装置11をスタンドに設けることにより、所定の圧延速
度以下での入側ロールクーラントの供給量を圧延速度に
応じて、所定の圧延速度を超えた場合の入側ロールクー
ラントの供給量より減少させて所定の圧延速度以下での
圧延荷重を低減していることである。
【0017】また、本発明の冷間タンデム圧延機のスタ
ンドでは、さらに潤滑油供給ポンプから潤滑油噴射装置
7に至る配管経路の途中に、潤滑油流量調整弁12を設け
るとともに、圧延速度に応じて潤滑油流量調整弁12の開
度指令を出力する潤滑油供給量制御装置13を設けること
により、所定の圧延速度以下での潤滑油の供給量を圧延
速度に応じて、所定の圧延速度を超えた場合の潤滑油の
供給量よりも増加させて所定の圧延速度以下での圧延荷
重を低減してもよい。
【0018】また、図1に示す本発明の冷間タンデム圧
延機のスタンドでは、入側と出側のクーラント供給量の
総量はロールクーラント流量調節弁8によりほぼ一定と
なっているので、入側のロールクーラント量が減少して
も、出側に回る流量が増加し、ワークロールの温度上昇
により生じる冷延鋼帯の表面欠陥を防止することができ
る。なお、必要であればロールクーラント流量調節弁8
を入側ロールクーラント流量調節弁10の設定変更に合わ
せて制御し、総流量をより精密に管理しても良いし、ま
た出側ロールクーラント流量を調節する調節弁および供
給量制御装置を設けて、直接出側ロールクーラント流量
を制御しても良い。
【0019】このように、本発明の冷間タンデム圧延機
のスタンドでは、所定の速度以下での入側ロールクーラ
ントの供給量を圧延速度に応じて、所定の圧延速度を超
えた場合の入側ロールクーラントの供給量より減少させ
る際に、出側ロールクーラントの流量をその減少分を補
う程度に増加させることが望ましい。本発明の冷間タン
デム圧延機の第6スタンドでは、例えば図3に示すよう
に、定常の圧延速度は2000m/min を超え、冷延鋼帯の切
断( シャーカット) は200m/minの低速で施すようにされ
ている。このように、2000m/min を超える高圧延速度
で、仕上板厚0.35mm以下、好適には0.25mm以下のブリキ
原板を圧延する冷間タンデム圧延機では、圧延荷重が増
大し形状が悪化し始める圧延速度は鋼種および仕上げ板
厚により、300 〜800m/minの範囲内である。そこで、上
記所定の圧延速度を300 〜800m/minの範囲内で設定する
とよい。
【0020】本発明に用いる潤滑油は、ブリキ原板や亜
鉛メッキ原板の薄物が良好な表面品質で高速圧延できる
圧延潤滑油であればよく、パーム油、牛脂または合成エ
ステルを基油としたものが好ましい。本発明の特徴であ
る所定の圧延速度以下での入側ロールクーラントの供給
量を圧延速度に応じて、所定の圧延速度を超えた場合の
入側ロールクーラントの供給量より減少させて、所定の
圧延速度以下での圧延荷重を減少できる理由は次のよう
に考えられる。
【0021】図5(b) は、所定の圧延速度より高速で圧
延している時の、冷延帯板上の潤滑油と入側ロールクー
ラントの分布を示したもので、図中14は入側ロールクー
ラントが主として分布する領域、15は潤滑油が主として
分布する領域、そして16は入側ロールクーラントと潤滑
油が同程度の量混ざり合った混合領域である。なお、た
とえば14の領域にも量を減じつつも帯板上に潤滑油が残
留することは言うまでもない。
【0022】所定の圧延速度より高速での圧延下におい
ては、入側ロールクーラントは高速で移動する冷延帯板
に搬送されてロールの噛込み部へと運ばれる。このた
め、入側ロールクーラントは図5(b) に示されるよう
に、ロールの近くにのみ分布し、そのため潤滑油も充分
な量がロールの噛込み部に供給される。一方、入側ロー
ルクーラントの供給量を変えないまま圧延速度を所定の
圧延速度以下に落とすと、入側ロールクーラントをロー
ルの噛込み部へ搬送する作用が弱まるため、図5(a) に
示すようにロールクーラントの分布領域が潤滑油噴射装
置の方向へ拡大する。この結果、たとえ潤滑油の噴射量
を増やしたとしても、大部分がロール噛込み部に至る前
に入側ロールクーラントにより洗い流されてしまうた
め、摩擦係数の著しい上昇を招くのである。
【0023】本発明においては、所定の圧延速度以下で
の入側ロールクーラントの供給量を圧延速度に応じて、
所定の圧延速度を超えた場合の入側ロールクーラント供
給量より減少させ、図5(b) に示す高速(所定の圧延速
度を超えた場合)での分布に近づけることにより、潤滑
油がロールの噛込み部まで充分行き渡るようにしたた
め、摩擦係数が低下し、圧延荷重が減少したものであ
る。
【0024】上記の如く入側ロールクーラント等の分布
を改善しても、圧延速度の低下そのものによる潤滑油の
噛込み部への供給量低下も生じているため、その分の摩
擦係数増大分は解消されないが、これはさらに、所定の
圧延速度以下での潤滑油の供給量を圧延速度に応じて、
所定の圧延速度を超えた場合の潤滑油も供給量より増加
させて供給することにより、改善することができるので
ある。なお、潤滑油の増加は上記のロールクーラント等
の分布の改善と共に実施しないとほとんど効果が得られ
ないことは既に述べた通りである。
【0025】以上の説明では、本願発明を冷間タンデム
圧延機の第6スタンド(最終スタンド)に適用したとし
て説明したが、それ以外のスタンドにも適用でき、複数
のスタンドに適用してもよい。本願発明を複数スタンド
に適用する場合は最終スタンドでの圧延荷重の増大が著
しく、形状が悪化しやすいので、最終スタンドを含むの
が好ましい。
【0026】また、入側ロールクーラント供給量制御装
置11に組み込む開度指令パターンは、図2(a) に代え
て、図6(a) に示す階段状や、図7(a) に示す傾きが一
定の直線状や、図8(a) に示す曲線状としてもよい。入
側ロールクーラント供給量の開度指令パターンとして
は、不連続点のない図8(a) に示す曲線状が操業が安定
するので好ましい。
【0027】また、潤滑油供給量制御装置13に組み込む
開度指令パターンは、図2(b) に代えて、図6(b) に示
す階段状や図7(b) に示す傾きの異なる3つの直線(200
〜500m/minの範囲内でも傾きが異なる) や図8(b) に示
す曲線状としてもよい。潤滑油供給量の開度指令パター
ンとしては、不連続点のない図8(b) に示す曲線状が操
業が安定するので好ましい。
【0028】
【実施例】(実施例1) 以上説明した本発明のスタン
ドを第6スタンド(最終スタンド)に備えた冷間タンデ
ム圧延機を用いて、第1〜第6スタンドの圧延機の入側
で帯板にパーム油を供給するとともに、それよりも圧延
機の入側近くにおいてワークロールに冷却水である入側
ロールクーラントを供給しつつ、第6スタンド(最終ス
タンド)の圧延速度を2000m/min を超える定常速度から
減速して300m/minとした。帯板は母板板厚2.0 mmのブリ
キ用原板であり、冷間タンデム圧延機で板厚0.18mmに圧
延した。
【0029】その際、第6スタンド(最終スタンド)の
圧延機の入側ロールクーラント供給量は、図2(a) に示
す圧延速度に応じた入側ロールクーラントの供給量パタ
ーンとして圧延し発明例とした。そして所定圧延速度以
下の300m/minでの第6スタンドの圧延荷重を測定し、こ
の圧延荷重に基づいてHILL の圧延荷重式から摩擦係数
を求めた結果を図4に示す。
【0030】ただし、ロールクーラント流量調整弁8を
調整して、入側ロールクーラントの供給量と出側ロール
クーラントの供給量の総量が変化しないようにした。ま
た、パーム油供給量は図2(b) に示した実線および破線
の2条件とし、圧延速度400m/minを超えた場合のパーム
油供給量を設定供給量として、圧延速度300m/minでのパ
ーム油供給量を設定供給量の100 %、110 %にした。
【0031】一方、従来例として、第6スタンドの入側
ロールクーラント供給量制御装置11を変更して、入側ロ
ールクーラントの供給量を圧延速度によらず一定( 圧延
速度400m/minを超えたときの入側ロールクーラント供給
量を100 %にした。)として、上記発明例と同じ材質、
寸法のブリキ用原板を圧延し、同様にして摩擦係数を求
めた結果を図4に合わせて示す。
【0032】この結果から、本発明の所定の圧延速度以
下での入側ロールクーラントの供給量を圧延速度に応じ
て、所定の圧延速度を超えた場合の前記入側ロールクー
ラントの供給量より減少させて圧延することにより、従
来例よりも所定の圧延速度以下での摩擦係数を低下でき
圧延荷重を軽減できることがわかる。また、本発明の所
定の圧延速度以下でのパーム油の供給量を、所定の圧延
速度を超えた場合のパーム油の供給量よりも圧延速度に
応じて増加させることによりさらに、所定の圧延速度以
下での摩擦係数を低下でき圧延荷重を軽減できることが
わかる。
【0033】したがって、本発明によれば所定の圧延速
度以下で良好な形状のブリキ原板を得ることができとい
う効果を奏するのである。 (実施例2) 実施例1と同じ冷間タンデム圧延機を用
いて、第1〜第6スタンドの圧延機の入側で帯板にパー
ム油を供給するとともに、それよりも圧延機の入側近く
においてワークロールに冷却水である入側ロールクーラ
ントを供給しつつ、図3に示す圧延速度パターン(2000
m/min を超える定常圧延速度から減速して圧延速度200m
/minでシャーカットし、加速して定常圧延速度にす
る。)で、母板板厚2.2 mmのブリキ用原板を仕上板厚0.
24 mmに圧延し、コイル(単重約10ton )に巻き取っ
た。
【0034】その際、10コイル毎( 単重は上記と同じ)
に第6スタンドの圧延機の入側ロールクーラント供給量
を、表1中に示す入側ロールクーラント供給量( 圧延速
度800m/minを超えたときの入側ロールクーラント供給量
は全て同じ。)のパターンの欄通りとして圧延し発明例
とした。一方、従来例として、第6スタンドの入側ロー
ルクーラント供給量制御装置11を変更して、入側ロール
クーラントの供給量(圧延速度800m/minを超えたときの
上記発明例の入側ロールクーラント供給量と同じ。)を
圧延速度によらず一定として、上記発明例と同じ材質、
寸法のブリキ用原板を同じコイル数圧延した。
【0035】ただし、パーム油供給量のパターンおよび
出側ロールクーラントの供給量は、表1中のパーム油供
給量のパターンの欄、表1中の出側ロールクーラント欄
の通りとした。発明例の形状不良(急峻度1.5 %以上)
による歩留りロスを従来例と比較して表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】この結果から、本発明の所定の圧延速度以
下での入側ロールクーラントの供給量を圧延速度に応じ
て、所定の圧延速度を超えた場合の前記入側ロールクー
ラントの供給量より減少させて圧延することにより、従
来例よりも歩留りが向上することがわかる。また、本発
明の所定の圧延速度以下での潤滑油の供給量を圧延速度
に応じて、所定の圧延速度を超えた場合の潤滑油の供給
量よりも増加させて圧延することにより、さらに歩留り
を向上できることがわかる。
【0038】また、所定の圧延速度以下での入側ロール
クーラントの減少量だけ出側ロールクーラントの供給量
を増大すると、さらに歩留りを向上できるので好ましい
ことがわかる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
定の圧延速度以下での圧延荷重を軽減できるので、良好
な形状の帯板を得ることができ、帯板の歩留りが向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の冷間タンデム圧延機のスタンド
の概略構成図である。
【図2】図2(a) は本発明に用いる入側ロールクーラン
ト供給量の開度指令パターンを示すグラフである。図2
(b) は本発明に用いる潤滑油供給量の開度指令パターン
を示すグラフである。
【図3】図3は本発明に用いる圧延速度のパターンを示
すグラフである。
【図4】図4は本発明例の効果を従来例と比較して示す
グラフである。
【図5】本発明の原理を説明する概略平面図である。
【図6】図6(a) は本発明に用いる図2(a) とは別の入
側ロールクーラント供給量の開度指令パターンを示すグ
ラフである。図6(b) は本発明に用いる図2(b) とは別
の潤滑油供給量の開度指令パターンを示すグラフであ
る。
【図7】図7(a) は本発明に用いる図2(a) とは別の入
側ロールクーラント供給量の開度指令パターンを示すグ
ラフである。図7(b) は本発明に用いる図2(b) とは別
の潤滑油供給量の開度指令パターンを示すグラフであ
る。
【図8】図8(a) は本発明に用いる図2(a) とは別の入
側ロールクーラント供給量の開度指令パターンを示すグ
ラフである。図8(b) は本発明に用いる図2(b) とは別
の潤滑油供給量の開度指令パターンを示すグラフであ
る。
【図9】図9は従来の冷間タンデム圧延機のスタンドの
概略構成図である。
【符号の説明】
1a 上ワークロール 1b 上ワークロール 2a 上バックアップロール 2b 下バックアップロール 3 冷延鋼帯 4 入側ロールクーラント噴射装置 5 出側ロールクーラント噴射装置 6 鋼帯クーラント噴射装置 7 潤滑油噴射装置(パーム油噴射装置) 8 ロールクーラント流量調整弁 9 ロールクーラント供給ポンプ 10 入側ロールクーラント流量調整弁 11 入側ロールクーラント供給量制御装置 12 潤滑油流量調整弁(パーム油流量調整弁) 13 潤滑油供給量制御装置(パーム油供給量制御装置) 14 入側ロールクーラント 15 潤滑油( パーム油) 16 入側ロールクーラントと潤滑油の混合領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 英徳 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 Fターム(参考) 4E002 AD05 BA01 BC02 BC08 BD07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷間タンデム圧延機の少なくとも一つ以
    上のスタンドで、該スタンドの入側で帯板に潤滑油を供
    給し、該スタンドのワークロールに入側ロールクーラン
    トを供給して帯板を冷間タンデム圧延する方法におい
    て、前記スタンドの内の少なくとも一つ以上のスタンド
    で、圧延速度が所定値以下での前記入側ロールクーラン
    トの供給量を前記圧延速度に応じて、前記圧延速度が前
    記所定値を超えた場合の前記入側ロールクーラントの供
    給量より減少させて圧延することを特徴とする帯板の冷
    間タンデム圧延方法。
  2. 【請求項2】 前記圧延速度が所定値以下での前記潤滑
    油の供給量を前記圧延速度に応じて、前記圧延速度が前
    記所定値を超えた場合の前記潤滑油の供給量よりも増加
    させて圧延することを特徴とする請求項1に記載の帯板
    の冷間タンデム圧延方法。
  3. 【請求項3】 冷間タンデム圧延機の少なくとも一つ以
    上のスタンドに、該スタンドの入側に設けた潤滑油噴射
    装置と、該潤滑油噴射装置よりも圧延機の入側近くに設
    けた入側ロールクーラント噴射装置と、前記潤滑油噴射
    装置に潤滑油を送給する潤滑油供給ポンプと、該入側ロ
    ールクーラント噴射装置にロールクーラントを送給する
    ロールクーラント供給ポンプとを備えた冷間タンデム圧
    延機であって、前記スタンドの内の少なくとも一つ以上
    のスタンドに、前記ロールクーラント供給ポンプから前
    記入側ロールクーラント噴射装置に至る配管経路の途中
    に、入側ロールクーラント流量調整弁を設けるととも
    に、圧延速度に応じて前記入側ロールクーラント流量調
    整弁の開度指令を出力する入側ロールクーラント供給量
    制御装置を設けたことを特徴とする帯板の冷間タンデム
    圧延機。
  4. 【請求項4】 前記潤滑油供給ポンプから前記潤滑油噴
    射装置に至る配管経路の途中に、潤滑油流量調整弁を設
    けるとともに、圧延速度に応じて前記潤滑油流量調整弁
    の開度指令を出力する潤滑油供給量制御装置を設けたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の帯板の冷間タンデム圧
    延機。
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