JP2000278899A - 回転電機の永久磁石付き回転子 - Google Patents
回転電機の永久磁石付き回転子Info
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- JP2000278899A JP2000278899A JP11081731A JP8173199A JP2000278899A JP 2000278899 A JP2000278899 A JP 2000278899A JP 11081731 A JP11081731 A JP 11081731A JP 8173199 A JP8173199 A JP 8173199A JP 2000278899 A JP2000278899 A JP 2000278899A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で電磁力のn次高調波成分による
磁気騒音を低減できるようにする。 【解決手段】 回転子鉄心14は、磁極の外周半径r
と、その外周半径rの中心と回転子12の中心とのずれ
量aとの比r/aが−0.0097n3 +0.426
n2 −6.278n+36を満足するように外周面が
湾曲形成されている。但し、nは回転子鉄心14と固定
子鉄心16との間の空隙で発生する電磁力のうち低減目
標とするn次高調波成分である。このような構成によ
り、鉄心間空隙に発生する電磁力のうち騒音源となって
いる高調波成分による騒音を低減することが分ったの
で、斯様な形状に磁極を形成することにより、回転電機
から発生する騒音を効果的に低減することができる。
磁気騒音を低減できるようにする。 【解決手段】 回転子鉄心14は、磁極の外周半径r
と、その外周半径rの中心と回転子12の中心とのずれ
量aとの比r/aが−0.0097n3 +0.426
n2 −6.278n+36を満足するように外周面が
湾曲形成されている。但し、nは回転子鉄心14と固定
子鉄心16との間の空隙で発生する電磁力のうち低減目
標とするn次高調波成分である。このような構成によ
り、鉄心間空隙に発生する電磁力のうち騒音源となって
いる高調波成分による騒音を低減することが分ったの
で、斯様な形状に磁極を形成することにより、回転電機
から発生する騒音を効果的に低減することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒状の回転子鉄
心に複数の磁極を形成するように板状の永久磁石を設け
た回転電機の永久磁石付き回転子に関する。
心に複数の磁極を形成するように板状の永久磁石を設け
た回転電機の永久磁石付き回転子に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】図10は回転電機を示
している。この図10において、回転軸1に装着された
回転子2は固定子3(固定子巻線は省略)の内周に回転
可能に配置されている。この回転子2は、回転子鉄心4
の各磁極の形成部位に板状の永久磁石5を挿入して構成
されており、各永久磁石5は隣同士でS極とN極とが交
互となるように回転子鉄心4の半径方向に着磁されてい
る。この場合、回転子鉄心4の外周と固定子鉄心6の内
周との鉄心間空隙は全体にわたって均一となっている。
している。この図10において、回転軸1に装着された
回転子2は固定子3(固定子巻線は省略)の内周に回転
可能に配置されている。この回転子2は、回転子鉄心4
の各磁極の形成部位に板状の永久磁石5を挿入して構成
されており、各永久磁石5は隣同士でS極とN極とが交
互となるように回転子鉄心4の半径方向に着磁されてい
る。この場合、回転子鉄心4の外周と固定子鉄心6の内
周との鉄心間空隙は全体にわたって均一となっている。
【0003】このように従来の構成では、内周が円形で
ある固定子鉄心6に対して、外周が円形である回転子鉄
心4を組合わせているため、鉄心間空隙の間隔は全周に
わたって一定となり、周上の何れの部位であっても磁気
抵抗の差は小さい。このため、鉄心間空隙の磁束密度分
布は永久磁石5の配置に依存されることになり、矩形波
波形に近似する。このため、鉄心間空隙の磁束密度が大
きく変化することになり、トルク脈動、磁気振動及び磁
気騒音を発生するという欠点を有する。
ある固定子鉄心6に対して、外周が円形である回転子鉄
心4を組合わせているため、鉄心間空隙の間隔は全周に
わたって一定となり、周上の何れの部位であっても磁気
抵抗の差は小さい。このため、鉄心間空隙の磁束密度分
布は永久磁石5の配置に依存されることになり、矩形波
波形に近似する。このため、鉄心間空隙の磁束密度が大
きく変化することになり、トルク脈動、磁気振動及び磁
気騒音を発生するという欠点を有する。
【0004】この欠点を除去するための手段として、特
公昭63−14644号公報のものでは、図11に示す
ように回転子鉄心7と固定子鉄心8との間の鉄心間空隙
を大きく設けると共に、回転子鉄心7の磁極の外周を弓
型に湾曲形成することを提案している。これは、磁極の
外周を弓形に湾曲形成することにより、鉄心間空隙に形
成される磁束密度分布を矩形波波形から正弦波波形に近
似させ、トルク脈動、磁気振動及び磁気騒音を低減する
ことを狙いとしている。
公昭63−14644号公報のものでは、図11に示す
ように回転子鉄心7と固定子鉄心8との間の鉄心間空隙
を大きく設けると共に、回転子鉄心7の磁極の外周を弓
型に湾曲形成することを提案している。これは、磁極の
外周を弓形に湾曲形成することにより、鉄心間空隙に形
成される磁束密度分布を矩形波波形から正弦波波形に近
似させ、トルク脈動、磁気振動及び磁気騒音を低減する
ことを狙いとしている。
【0005】ところが、このように磁極の外周を湾曲形
状に形成するにしても、実際には、必ずしもこれらの問
題を解決できていないのが実情である。そこで、騒音の
発生要因を究明するために、回転子鉄心7の磁極の外周
湾曲に対する電磁力と騒音との関係を究明した結果、問
題となる騒音は、電磁力のn次高調波成分の周波数と構
造系の固有振動数との共振現象が原因で大きくなること
が確認できた。その内容を具体的に説明すると、騒音の
発生メカニズムは、固定子巻線電流を流すことにより磁
束が生じ、その磁束から電磁力が鉄心間空隙に作用し、
この電磁力により構造系の固定子鉄心が振動して騒音放
射となる。この場合、電磁力としては運転周波数に応じ
て発生するものに加えてn次高調波成分によるものも発
生することから、そのn次高調波成分による電磁力と固
定子鉄心の共振現象に着目する必要がある。
状に形成するにしても、実際には、必ずしもこれらの問
題を解決できていないのが実情である。そこで、騒音の
発生要因を究明するために、回転子鉄心7の磁極の外周
湾曲に対する電磁力と騒音との関係を究明した結果、問
題となる騒音は、電磁力のn次高調波成分の周波数と構
造系の固有振動数との共振現象が原因で大きくなること
が確認できた。その内容を具体的に説明すると、騒音の
発生メカニズムは、固定子巻線電流を流すことにより磁
束が生じ、その磁束から電磁力が鉄心間空隙に作用し、
この電磁力により構造系の固定子鉄心が振動して騒音放
射となる。この場合、電磁力としては運転周波数に応じ
て発生するものに加えてn次高調波成分によるものも発
生することから、そのn次高調波成分による電磁力と固
定子鉄心の共振現象に着目する必要がある。
【0006】要するに、回転子の回転に寄与する電磁力
の成分は、回転子の円周方向であるのに対し、振動を引
起こす電磁力は主に回転子の半径方向に作用するので、
鉄心間空隙の磁束密度分布を正弦波波形とすることだけ
に着目していても騒音は低減できないことが分った。特
に、鉄心間空隙の磁束密度分布は回転子を駆動するため
のトルクを発生するもので円周方向に作用する電磁力が
主であるものの、騒音の原因は、回転子の半径方向に作
用する電磁力が主であることから、電磁力の高調波成分
に着目する必要がある。
の成分は、回転子の円周方向であるのに対し、振動を引
起こす電磁力は主に回転子の半径方向に作用するので、
鉄心間空隙の磁束密度分布を正弦波波形とすることだけ
に着目していても騒音は低減できないことが分った。特
に、鉄心間空隙の磁束密度分布は回転子を駆動するため
のトルクを発生するもので円周方向に作用する電磁力が
主であるものの、騒音の原因は、回転子の半径方向に作
用する電磁力が主であることから、電磁力の高調波成分
に着目する必要がある。
【0007】ここで、電磁力のn次高調波成分による騒
音発生に関する具体的事例を説明する。図12は、イン
バータ運転の運転周波数f=0〜240Hz を5分間で
スイープ運転させ、騒音レベルであるオーバー・オール
値を記録したものである。この図12において、横軸に
運転周波数fを示し、縦軸に騒音レベルを示している。
この図12から分るように、f=180Hz 付近で大き
な騒音ピークが現れている点が問題である。
音発生に関する具体的事例を説明する。図12は、イン
バータ運転の運転周波数f=0〜240Hz を5分間で
スイープ運転させ、騒音レベルであるオーバー・オール
値を記録したものである。この図12において、横軸に
運転周波数fを示し、縦軸に騒音レベルを示している。
この図12から分るように、f=180Hz 付近で大き
な騒音ピークが現れている点が問題である。
【0008】一方、図13は運転周波数f=180Hz
に固定し、騒音の周波数分析を行った結果を示してい
る。この結果から、騒音の顕著周波数は1440Hz で
あることが確認できた。この顕著周波数は運転周波数f
=180Hz の8倍成分である。また、構造系の固有振
動数の測定結果から固定子鉄心が楕円形に変形する構造
系の固有振動数がf=1440Hz に存在することが分
った。つまり、大きな騒音ピークの原因は、運転周波数
fの8倍成分と固有振動数とが一致した共振現象である
ことが分る。
に固定し、騒音の周波数分析を行った結果を示してい
る。この結果から、騒音の顕著周波数は1440Hz で
あることが確認できた。この顕著周波数は運転周波数f
=180Hz の8倍成分である。また、構造系の固有振
動数の測定結果から固定子鉄心が楕円形に変形する構造
系の固有振動数がf=1440Hz に存在することが分
った。つまり、大きな騒音ピークの原因は、運転周波数
fの8倍成分と固有振動数とが一致した共振現象である
ことが分る。
【0009】図14は上述した共振現象の発生を説明す
るためのものである。この図14は、横軸に運転周波数
fを示し、縦軸に騒音発生周波数を示している。また、
図中の横軸の太い実線は構造系の固有振動数を示してい
る。この図14から、運転周波数fに対して電磁力のn
次高調波成分が発生し、固有振動数fnと一致したとき
に黒丸印で示す騒音が発生している。この場合、騒音の
大きさを黒丸印の大きさで示している。この図14から
理解できるように、インバータ運転の場合は、運転周波
数fが可変となるため、共振現象は避けることができ
ず、共振点での騒音低減は困難であるものの、騒音を低
減する手段としては、(1)固有振動数fnを電磁力の
高調波成分がない周波数まで離調する。(2)構造系に
粘性のある材料を用いて減衰機能をもたせる。(3)共
振する周波数のn次高調波成分の電磁力そのものを低減
させるなどが考えられる。
るためのものである。この図14は、横軸に運転周波数
fを示し、縦軸に騒音発生周波数を示している。また、
図中の横軸の太い実線は構造系の固有振動数を示してい
る。この図14から、運転周波数fに対して電磁力のn
次高調波成分が発生し、固有振動数fnと一致したとき
に黒丸印で示す騒音が発生している。この場合、騒音の
大きさを黒丸印の大きさで示している。この図14から
理解できるように、インバータ運転の場合は、運転周波
数fが可変となるため、共振現象は避けることができ
ず、共振点での騒音低減は困難であるものの、騒音を低
減する手段としては、(1)固有振動数fnを電磁力の
高調波成分がない周波数まで離調する。(2)構造系に
粘性のある材料を用いて減衰機能をもたせる。(3)共
振する周波数のn次高調波成分の電磁力そのものを低減
させるなどが考えられる。
【0010】図15は、上述した騒音発生メカニズムを
検証するために、回転電機のサイズ、つまり固有振動数
の異なるものを用いて、運転周波数0〜240Hz でス
イープ運転させ、騒音レベルのオーバーオール値を記録
したものである。この機種においては、f=120Hz
及び240Hz に大きな騒音ピークが現れている。この
f=240Hz において運転周波数を固定させ、周波数
分析を行った結果、図16に示すように4次高調波成分
の960Hz のスペクトルが大きいことが分った。これ
は、図17に示すように構造系の固有振動数fn=96
0Hz と電磁力の4次高調波成分の960Hz とが一致
した共振現象であることが分る。また、同図において運
転周波数f=120Hz においても8次高調波成分によ
る電磁力と960Hz の固有振動数とが一致して大きな
騒音ピークとなっていることが分る。
検証するために、回転電機のサイズ、つまり固有振動数
の異なるものを用いて、運転周波数0〜240Hz でス
イープ運転させ、騒音レベルのオーバーオール値を記録
したものである。この機種においては、f=120Hz
及び240Hz に大きな騒音ピークが現れている。この
f=240Hz において運転周波数を固定させ、周波数
分析を行った結果、図16に示すように4次高調波成分
の960Hz のスペクトルが大きいことが分った。これ
は、図17に示すように構造系の固有振動数fn=96
0Hz と電磁力の4次高調波成分の960Hz とが一致
した共振現象であることが分る。また、同図において運
転周波数f=120Hz においても8次高調波成分によ
る電磁力と960Hz の固有振動数とが一致して大きな
騒音ピークとなっていることが分る。
【0011】以上の結果から分るように、特公昭63−
14644号公報で記述されているように鉄心間空隙の
磁束密度分布を正弦波波形に近似させるだけでは必ずし
も問題は解決されず、それに加えて、共振現象を引起こ
す電磁力のn次高調波成分を低減するような回転子鉄心
の形状が必要となる。
14644号公報で記述されているように鉄心間空隙の
磁束密度分布を正弦波波形に近似させるだけでは必ずし
も問題は解決されず、それに加えて、共振現象を引起こ
す電磁力のn次高調波成分を低減するような回転子鉄心
の形状が必要となる。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、簡単な構造で電磁力のn次高調波成分
による磁気騒音を低減できるようにした回転電機の永久
磁石付き回転子を提供することにある。
で、その目的は、簡単な構造で電磁力のn次高調波成分
による磁気騒音を低減できるようにした回転電機の永久
磁石付き回転子を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転子鉄心に
複数の磁極を形成するように板状の永久磁石を設けた回
転電機の永久磁石付き回転子において、前記回転子鉄心
の外周は、磁極の外周半径rと、この外周半径rの中心
からのズレ量aとの比r/aが次式で表される湾曲形状
に形成されていることを特徴とする回転電機の永久磁石
付き回転子。 r/a=−0.0097n3 +0.426n2 −
6.278n+36 但し、nは回転子鉄心と固定子鉄心との間の鉄心間空隙
で発生する電磁力のうち騒音低減目標とするn次高調波
成分である(請求項1)。
複数の磁極を形成するように板状の永久磁石を設けた回
転電機の永久磁石付き回転子において、前記回転子鉄心
の外周は、磁極の外周半径rと、この外周半径rの中心
からのズレ量aとの比r/aが次式で表される湾曲形状
に形成されていることを特徴とする回転電機の永久磁石
付き回転子。 r/a=−0.0097n3 +0.426n2 −
6.278n+36 但し、nは回転子鉄心と固定子鉄心との間の鉄心間空隙
で発生する電磁力のうち騒音低減目標とするn次高調波
成分である(請求項1)。
【0014】本発明者による検証の結果、磁極の外周半
径rと、この外周半径rの中心からのズレ量aとの比r
/aが−0.0097n3 +0.426n2 −6.
278n+36という式を満足するように回転子鉄心の
外周形状を形成することにより、鉄心間空隙に発生する
電磁力のうち騒音源となっている電磁力の高調波成分に
よる騒音を低減することが分ったので、斯様な形状に磁
極を形成することにより、回転電機から発生する騒音を
効果的に低減することができる。
径rと、この外周半径rの中心からのズレ量aとの比r
/aが−0.0097n3 +0.426n2 −6.
278n+36という式を満足するように回転子鉄心の
外周形状を形成することにより、鉄心間空隙に発生する
電磁力のうち騒音源となっている電磁力の高調波成分に
よる騒音を低減することが分ったので、斯様な形状に磁
極を形成することにより、回転電機から発生する騒音を
効果的に低減することができる。
【0015】上記構成において、比r/aの許容最大ず
れの比率は±1.0%以内であるのが望ましい(請求項
2)。上記式で求められる比r/aの許容最大ずれの比
率が±1.0%以内のときに騒音レベルが最小となり、
それ以上となると騒音レベルが増大することが分ったの
で、このような構成を採用することにより、回転電機の
騒音を効果的に低減することができる。
れの比率は±1.0%以内であるのが望ましい(請求項
2)。上記式で求められる比r/aの許容最大ずれの比
率が±1.0%以内のときに騒音レベルが最小となり、
それ以上となると騒音レベルが増大することが分ったの
で、このような構成を採用することにより、回転電機の
騒音を効果的に低減することができる。
【0016】また、騒音低減目標とするn次高調波成分
は、2≦n≦16の偶数である(請求項3)。回転電機
の騒音に影響する電磁力の周波数成分は、周波数分析か
ら、n=2,4,6,8,10,12高調波成分である
ことが分ったので、このような構成を採用することによ
り、全体の騒音を効果的に低減することができる。
は、2≦n≦16の偶数である(請求項3)。回転電機
の騒音に影響する電磁力の周波数成分は、周波数分析か
ら、n=2,4,6,8,10,12高調波成分である
ことが分ったので、このような構成を採用することによ
り、全体の騒音を効果的に低減することができる。
【0017】また、永久磁石は、磁極の外周半径rと回
転子鉄心の中心からの距離bとの比r/bが1.2から
1.4までの位置に設けられているのが望ましい(請求
項4)。
転子鉄心の中心からの距離bとの比r/bが1.2から
1.4までの位置に設けられているのが望ましい(請求
項4)。
【0018】回転子に作用する電磁力の波形を高調波成
分が含まれていない正弦波波形に近似するには、鉄心間
空隙に形成される磁束密度分布が正弦波波形となるよう
に永久磁石の位置を設定すればよい。この場合、回転子
中心からの永久磁石の位置が近すぎる場合(r/bが大
きい場合)は、一つの永久磁石から発生する磁束は、隣
り合う別の永久磁石の影響を大きく受けるため、永久磁
石隣接部において鉄心間空隙の磁束密度が大きくなる。
このため、鉄心間空隙における磁束密度分布は正弦波波
形から大きくずれる結果となる。
分が含まれていない正弦波波形に近似するには、鉄心間
空隙に形成される磁束密度分布が正弦波波形となるよう
に永久磁石の位置を設定すればよい。この場合、回転子
中心からの永久磁石の位置が近すぎる場合(r/bが大
きい場合)は、一つの永久磁石から発生する磁束は、隣
り合う別の永久磁石の影響を大きく受けるため、永久磁
石隣接部において鉄心間空隙の磁束密度が大きくなる。
このため、鉄心間空隙における磁束密度分布は正弦波波
形から大きくずれる結果となる。
【0019】一方、永久磁石の位置が回転子中心から遠
い場合(r/bが小さい場合)は、隣り合う永久磁石同
士が離れ過ぎるため、永久磁石付近での磁束密度は小さ
くなり過ぎる。このため、鉄心間空隙における磁束密度
分布は正弦波波形から大きくずれる結果となる。
い場合(r/bが小さい場合)は、隣り合う永久磁石同
士が離れ過ぎるため、永久磁石付近での磁束密度は小さ
くなり過ぎる。このため、鉄心間空隙における磁束密度
分布は正弦波波形から大きくずれる結果となる。
【0020】従って、鉄心間空隙の磁束密度を正弦波波
形に近似させて、電磁力の高調波成分を抑制するのに最
適な比r/bは1.2〜1.4となることが分ったの
で、このような構成を採用することにより、回転電機の
騒音を一層低減することができる。
形に近似させて、電磁力の高調波成分を抑制するのに最
適な比r/bは1.2〜1.4となることが分ったの
で、このような構成を採用することにより、回転電機の
騒音を一層低減することができる。
【0021】また、永久磁石間に、これら間に磁束が通
じることを阻止する補助永久磁石を設けるようにしても
よい(請求項5)。このような構成によれば、回転子鉄
心の永久磁石間に磁束が通じることは補助永久磁石によ
り阻止することができるので、永久磁石から発生する磁
束は無駄なく回転子を回す電磁力として作用させること
ができ、トルクを高めることができる。
じることを阻止する補助永久磁石を設けるようにしても
よい(請求項5)。このような構成によれば、回転子鉄
心の永久磁石間に磁束が通じることは補助永久磁石によ
り阻止することができるので、永久磁石から発生する磁
束は無駄なく回転子を回す電磁力として作用させること
ができ、トルクを高めることができる。
【0022】また、永久磁石は、長尺方向が磁極中心の
接線方向に対して2〜4度傾斜するようにしてもよい
(請求項6)。このような構成によれば、n次高調波成
分の偶数倍成分を低減することができるので、奇数倍成
分が増加するにしても、エネルギー的には小さいことか
ら、回転電機の騒音を効果的に低減することができる。
接線方向に対して2〜4度傾斜するようにしてもよい
(請求項6)。このような構成によれば、n次高調波成
分の偶数倍成分を低減することができるので、奇数倍成
分が増加するにしても、エネルギー的には小さいことか
ら、回転電機の騒音を効果的に低減することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)以下、本発明の
第1の実施例を図1乃至図6を参照して説明する。図2
は回転電機を概略的に示している。この図2において、
回転軸11に装着された回転子12は固定子13(固定
子巻線は省略)の内周に回転可能に配置されている。こ
の回転子12は、回転子鉄心14の各磁極の形成部位に
板状の永久磁石15を挿入して構成されており、各永久
磁石15は隣同士でS極とN極とが交互となるように回
転子鉄心14の半径方向に着磁されている。この場合、
回転子鉄心14の外周と固定子鉄心16の内周との間に
は鉄心間空隙が形成されている。
第1の実施例を図1乃至図6を参照して説明する。図2
は回転電機を概略的に示している。この図2において、
回転軸11に装着された回転子12は固定子13(固定
子巻線は省略)の内周に回転可能に配置されている。こ
の回転子12は、回転子鉄心14の各磁極の形成部位に
板状の永久磁石15を挿入して構成されており、各永久
磁石15は隣同士でS極とN極とが交互となるように回
転子鉄心14の半径方向に着磁されている。この場合、
回転子鉄心14の外周と固定子鉄心16の内周との間に
は鉄心間空隙が形成されている。
【0024】図1は上記回転子鉄心14を示している。
この図1において、回転子鉄心14は、磁極の外周半径
rと、その外周半径rの中心と回転子12の中心とのず
れ量aとの比r/aが次式を満足するように外周面が湾
曲形成されている。
この図1において、回転子鉄心14は、磁極の外周半径
rと、その外周半径rの中心と回転子12の中心とのず
れ量aとの比r/aが次式を満足するように外周面が湾
曲形成されている。
【0025】r/a=−0.0097n3 +0.42
6n2 −6.278n+36 但し、nは回転子鉄心14と固定子鉄心16との間の空
隙で発生する電磁力のうち低減目標とするn次高調波成
分である。この場合、比r/aの許容最大ずれの比率は
1.0%以内、nは2≦n≦16の偶数としている。
6n2 −6.278n+36 但し、nは回転子鉄心14と固定子鉄心16との間の空
隙で発生する電磁力のうち低減目標とするn次高調波成
分である。この場合、比r/aの許容最大ずれの比率は
1.0%以内、nは2≦n≦16の偶数としている。
【0026】さて、上述したような形状に回転子鉄心1
4を形成した理由を説明する。発明が解決しようとする
課題で説明したように鉄心間空隙の磁束密度分布が正弦
波波形となるように回転子の磁極を湾曲形状に形成した
だけでは騒音を低減することはできないことから、磁極
の外周半径rと、その外周半径rの中心と回転子12の
中心とのずれ量aとの比r/aをパラメータとして騒音
が低減する形状を見出だすため、モデルを作り検証する
と共に、磁束解析から電磁力を計算し、電磁力の発生成
分の周波数分析を行い、電磁力のn次高調波成分を低減
させることを検討した。電磁力の計算は、図3に示す有
限要素法による磁束解析から求めるもので、電磁力は、
鉄心間空隙における固定子13側と回転子12側に起因
する高調波磁束の相互作用により発生するものである。
4を形成した理由を説明する。発明が解決しようとする
課題で説明したように鉄心間空隙の磁束密度分布が正弦
波波形となるように回転子の磁極を湾曲形状に形成した
だけでは騒音を低減することはできないことから、磁極
の外周半径rと、その外周半径rの中心と回転子12の
中心とのずれ量aとの比r/aをパラメータとして騒音
が低減する形状を見出だすため、モデルを作り検証する
と共に、磁束解析から電磁力を計算し、電磁力の発生成
分の周波数分析を行い、電磁力のn次高調波成分を低減
させることを検討した。電磁力の計算は、図3に示す有
限要素法による磁束解析から求めるもので、電磁力は、
鉄心間空隙における固定子13側と回転子12側に起因
する高調波磁束の相互作用により発生するものである。
【0027】ここで、電磁力は、高調波磁束からマック
スウェルの応力により次式のようにして求めることがで
きる。
スウェルの応力により次式のようにして求めることがで
きる。
【0028】
【数1】
【0029】従って、有限要素法による磁束密度分布か
ら直接電磁力を求めることができるので、電磁力につい
ても磁束密度の場合と同様に、空間成分と回転子12を
回転させたときの時間成分を計算し、それぞれフーリエ
解析により周波数分析を行う。
ら直接電磁力を求めることができるので、電磁力につい
ても磁束密度の場合と同様に、空間成分と回転子12を
回転させたときの時間成分を計算し、それぞれフーリエ
解析により周波数分析を行う。
【0030】図4はこのようにして求めた電磁力の計算
結果である。この図4から、従来と比較して、8次高調
波成分が大きく低減していることが分る。これらの電磁
力成分に基づいてマックスウェルの応力の振動の計算を
行う。
結果である。この図4から、従来と比較して、8次高調
波成分が大きく低減していることが分る。これらの電磁
力成分に基づいてマックスウェルの応力の振動の計算を
行う。
【0031】一方、構造系の固有振動数は、簡易式によ
る固定子鉄心16の固有振動数を計算する。この計算式
は、円環の固有振動数を基本として、ティース及び巻線
を付加質量として扱ったものであり、今日では、設計段
階で一般に用いられているものである。
る固定子鉄心16の固有振動数を計算する。この計算式
は、円環の固有振動数を基本として、ティース及び巻線
を付加質量として扱ったものであり、今日では、設計段
階で一般に用いられているものである。
【0032】
【数2】
【0033】従って、構造系の固定子鉄心16の固有振
動数が計算できれば、共振するどの電磁力のn次高調波
成分を低減すれば効果的であるかが予測できる。
動数が計算できれば、共振するどの電磁力のn次高調波
成分を低減すれば効果的であるかが予測できる。
【0034】図5は実験によって、磁極の外周半径r
と、その外周半径rの中心と回転子12の中心とのずれ
量aとの比r/aをパラメータとして変え、各n次高調
波成分が最大限に低減する結果を示している。この図5
から、8次高調波成分が最も低減するのは、r/a=
7.5である。また、4次高調波成分はr/a=17.
0で最も低減し、2次高調波成分はr/a=25.0で
最も低減する。
と、その外周半径rの中心と回転子12の中心とのずれ
量aとの比r/aをパラメータとして変え、各n次高調
波成分が最大限に低減する結果を示している。この図5
から、8次高調波成分が最も低減するのは、r/a=
7.5である。また、4次高調波成分はr/a=17.
0で最も低減し、2次高調波成分はr/a=25.0で
最も低減する。
【0035】以上の関係をまとめた結果を検討して次式
を得た。 r/a=−0.0097n3 +0.426n2 −
6.278n+36 この関係は、例えばn=8の場合に8次高調波成分のみ
が低減するのではなく、その整数倍成分である16,3
2,……高調波成分も数%であるが低減される傾向にあ
ることを示している。
を得た。 r/a=−0.0097n3 +0.426n2 −
6.278n+36 この関係は、例えばn=8の場合に8次高調波成分のみ
が低減するのではなく、その整数倍成分である16,3
2,……高調波成分も数%であるが低減される傾向にあ
ることを示している。
【0036】図6は8次高調波成分を低減するためにr
/a=7.5でもって構成した図1に示す回転子12を
インバータ運転の運転周波数f=0〜240Hz を5分
間スイープ運転させ、騒音レベルのオーバーオール値を
記録したものである。この図6から、従来問題となって
いた運転周波数f=180Hz 近傍の騒音ピークが現れ
ているものの、従来に比較して効果的に低減されている
のが分る。
/a=7.5でもって構成した図1に示す回転子12を
インバータ運転の運転周波数f=0〜240Hz を5分
間スイープ運転させ、騒音レベルのオーバーオール値を
記録したものである。この図6から、従来問題となって
いた運転周波数f=180Hz 近傍の騒音ピークが現れ
ているものの、従来に比較して効果的に低減されている
のが分る。
【0037】また、上記数1においてr/aの許容最大
ずれの比率を±1.0%以内に設定したのは、図5に示
すr/aとn次数の関係に基づくものであり、±1.0
%以内のときに騒音レベルが最小となるが、それ以上と
なると騒音レベルが増大するからである。
ずれの比率を±1.0%以内に設定したのは、図5に示
すr/aとn次数の関係に基づくものであり、±1.0
%以内のときに騒音レベルが最小となるが、それ以上と
なると騒音レベルが増大するからである。
【0038】また、上記数1においてn次高調波成分
を、2≦n≦16の偶数であると設定したのは、騒音に
影響する電磁力の周波数成分の現象から分ることである
が、周波数分析結果から、n=2,4,6,8,10,
12,14,16高調波成分が主に発生しているからで
ある(図13参照)。また、騒音で耳障りとされていた
のは数百Hz から数千Hz であり、n次高調波成分は、
2≦n≦16の整数がこの範囲内となるからである。こ
のことから、騒音を低減するには、前記次数を対象とし
た。
を、2≦n≦16の偶数であると設定したのは、騒音に
影響する電磁力の周波数成分の現象から分ることである
が、周波数分析結果から、n=2,4,6,8,10,
12,14,16高調波成分が主に発生しているからで
ある(図13参照)。また、騒音で耳障りとされていた
のは数百Hz から数千Hz であり、n次高調波成分は、
2≦n≦16の整数がこの範囲内となるからである。こ
のことから、騒音を低減するには、前記次数を対象とし
た。
【0039】このような実施例によれば、回転子鉄心1
4の磁極の形状を、所定のn次電磁力成分と構造系固有
振動数との共振状態での振動応答が小さくなるように工
夫したので、鉄心間空隙の磁束密度分布を単に正弦波波
形に近似させただけの従来例のものと違って、簡単な構
造でn次高調波成分の磁気騒音を低減して、回転電機全
体の騒音を効果的に低減することができる。
4の磁極の形状を、所定のn次電磁力成分と構造系固有
振動数との共振状態での振動応答が小さくなるように工
夫したので、鉄心間空隙の磁束密度分布を単に正弦波波
形に近似させただけの従来例のものと違って、簡単な構
造でn次高調波成分の磁気騒音を低減して、回転電機全
体の騒音を効果的に低減することができる。
【0040】(第2の実施例)次に本発明の第2の実施
例を図7を参照して説明する。この第2の実施例は、回
転子鉄心14に設けられている永久磁石15の位置を規
定したことに特徴を有する。即ち、回転子鉄心14の永
久磁石15の位置は、回転子12の中心からの距離bと
磁極の外周半径rとの比r/bが1.2〜1.4となる
ように設定されている。
例を図7を参照して説明する。この第2の実施例は、回
転子鉄心14に設けられている永久磁石15の位置を規
定したことに特徴を有する。即ち、回転子鉄心14の永
久磁石15の位置は、回転子12の中心からの距離bと
磁極の外周半径rとの比r/bが1.2〜1.4となる
ように設定されている。
【0041】さて、回転子12に発生する電磁力を高調
波成分が含まれていない正弦波波形に近似させるには、
鉄心間空隙に形成される磁束密度分布が正弦波波形とな
ればよい。これを達成しようした場合、永久磁石15の
位置が重要となる。
波成分が含まれていない正弦波波形に近似させるには、
鉄心間空隙に形成される磁束密度分布が正弦波波形とな
ればよい。これを達成しようした場合、永久磁石15の
位置が重要となる。
【0042】ここで、回転子12の中心からの永久磁石
15の位置が近すぎる場合(r/bが大きい場合)、一
つの永久磁石15から発生する磁束は、隣り合う別の永
久磁石15の影響を大きく受けるため、永久磁石15の
隣接部において鉄心間空隙の磁束密度が大きくなる。こ
のため、鉄心間空隙における磁束密度分布は正弦波波形
から大きくずれる結果となる。
15の位置が近すぎる場合(r/bが大きい場合)、一
つの永久磁石15から発生する磁束は、隣り合う別の永
久磁石15の影響を大きく受けるため、永久磁石15の
隣接部において鉄心間空隙の磁束密度が大きくなる。こ
のため、鉄心間空隙における磁束密度分布は正弦波波形
から大きくずれる結果となる。
【0043】一方、永久磁石15の位置が回転子12の
中心から遠い場合(r/bが小さい場合)は、隣り合う
永久磁石15同士が離れ過ぎるため、永久磁石15付近
での磁束密度は小さくなり過ぎる。このため、鉄心間空
隙における磁束密度分布は正弦波波形から大きくずれる
結果となる。
中心から遠い場合(r/bが小さい場合)は、隣り合う
永久磁石15同士が離れ過ぎるため、永久磁石15付近
での磁束密度は小さくなり過ぎる。このため、鉄心間空
隙における磁束密度分布は正弦波波形から大きくずれる
結果となる。
【0044】以上の結果から、鉄心間空隙の磁束密度を
正弦波波形に近似させ、電磁力の高調波成分を抑制する
のに最適な比r/bは1.2〜1.4であることが判明
した。但し、本実施例では、第1の実施例で説明した数
1を満足する場合のみ騒音を効果的に低減することがで
きる。
正弦波波形に近似させ、電磁力の高調波成分を抑制する
のに最適な比r/bは1.2〜1.4であることが判明
した。但し、本実施例では、第1の実施例で説明した数
1を満足する場合のみ騒音を効果的に低減することがで
きる。
【0045】この第2の実施例によれば、回転子鉄心1
4に設けられた永久磁石15の位置を規定することによ
り、鉄心間空隙における磁束密度分布を正弦波波形に近
似させるようにしたので、トルク脈動、磁気振動及び磁
気騒音を効果的に低減して、全体の騒音を一層低減する
ことができる。
4に設けられた永久磁石15の位置を規定することによ
り、鉄心間空隙における磁束密度分布を正弦波波形に近
似させるようにしたので、トルク脈動、磁気振動及び磁
気騒音を効果的に低減して、全体の騒音を一層低減する
ことができる。
【0046】(第3の実施例)次に本発明の第3の実施
例を図8を参照して説明する。この第3の実施例は、回
転子からの磁束漏れを低減したことに特徴を有する。
例を図8を参照して説明する。この第3の実施例は、回
転子からの磁束漏れを低減したことに特徴を有する。
【0047】即ち、回転子を示す図8において、回転子
鉄心14において永久磁石15間(磁極間)には補助永
久磁石17が挿入されている。この補助永久磁石17
は、当該補助永久磁石17を挟む永久磁石15が形成す
る磁界を打消すように設けられている。このように補助
永久磁石17を配置することにより、回転子鉄心14の
内部を通じて隣合う永久磁石15間に磁束が通じてしま
うことを防ぐことができる。
鉄心14において永久磁石15間(磁極間)には補助永
久磁石17が挿入されている。この補助永久磁石17
は、当該補助永久磁石17を挟む永久磁石15が形成す
る磁界を打消すように設けられている。このように補助
永久磁石17を配置することにより、回転子鉄心14の
内部を通じて隣合う永久磁石15間に磁束が通じてしま
うことを防ぐことができる。
【0048】この第3の実施例によれば、回転子鉄心1
4の内部を通じて隣合う永久磁石15間に磁束が通じて
しまうことが防止できるので、永久磁石15から発生す
る磁束は無駄なく回転子12を回転させる電磁力として
作用することになり、回転トルクを高めることができ
る。
4の内部を通じて隣合う永久磁石15間に磁束が通じて
しまうことが防止できるので、永久磁石15から発生す
る磁束は無駄なく回転子12を回転させる電磁力として
作用することになり、回転トルクを高めることができ
る。
【0049】また、回転子鉄心14に補助永久磁石17
を取付けることで、さらに鉄心間空隙における磁束密度
分布を高調波成分を含まない正弦波波形に近似させるこ
とも可能となり、一層の騒音低減が実現できる。
を取付けることで、さらに鉄心間空隙における磁束密度
分布を高調波成分を含まない正弦波波形に近似させるこ
とも可能となり、一層の騒音低減が実現できる。
【0050】(第4の実施例)次に本発明の第4の実施
例を図9を参照して説明する。この第4の実施例は、回
転子の永久磁石の配置を工夫した点に特徴を有する。即
ち、回転子を示す図9において、板状の永久磁石15の
長尺方向角度θを回転子鉄心16の磁極中心の接線方向
に対してθ=2〜4度に傾斜させて設定している。この
ように永久磁石15を傾斜させて配置することにより、
電磁力のn次高調波成分のうち3,5,7……の奇数倍
の高調波成分が増加する一方で、その分だけ、2,4,
6,8……の偶数倍の高調波成分が低減させることがで
きることが分っている。
例を図9を参照して説明する。この第4の実施例は、回
転子の永久磁石の配置を工夫した点に特徴を有する。即
ち、回転子を示す図9において、板状の永久磁石15の
長尺方向角度θを回転子鉄心16の磁極中心の接線方向
に対してθ=2〜4度に傾斜させて設定している。この
ように永久磁石15を傾斜させて配置することにより、
電磁力のn次高調波成分のうち3,5,7……の奇数倍
の高調波成分が増加する一方で、その分だけ、2,4,
6,8……の偶数倍の高調波成分が低減させることがで
きることが分っている。
【0051】従って、偶数倍の電磁力成分を低減するこ
とができるので、構造系の固有振動数との共振現象を回
避して、騒音を低減することができる。この場合、奇数
倍の高調波成分が増加するにしても、エネルギ的には小
さいことから騒音を効果的に低減することができる。
とができるので、構造系の固有振動数との共振現象を回
避して、騒音を低減することができる。この場合、奇数
倍の高調波成分が増加するにしても、エネルギ的には小
さいことから騒音を効果的に低減することができる。
【0052】この第4の実施例によれば、長尺状の永久
磁石15の配置方向を工夫することにより、電磁力の偶
数倍の高調波成分を低減するようにしたので、n次高調
波成分による騒音を低減して、全体の騒音低減を実現す
ることができる。
磁石15の配置方向を工夫することにより、電磁力の偶
数倍の高調波成分を低減するようにしたので、n次高調
波成分による騒音を低減して、全体の騒音低減を実現す
ることができる。
【0053】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、次のように変形または拡張できる。騒音低減と
なる目標の電磁力のn次高調波成分としては、8次に限
定されることなく、2次、4次、10次、12次を騒音
低減となる目標の電磁力のn次高調波成分として回転子
鉄心の磁極形状を求めるようにしてもよい。アウタロー
タ形の回転電機に適用するようにしてもよい。
はなく、次のように変形または拡張できる。騒音低減と
なる目標の電磁力のn次高調波成分としては、8次に限
定されることなく、2次、4次、10次、12次を騒音
低減となる目標の電磁力のn次高調波成分として回転子
鉄心の磁極形状を求めるようにしてもよい。アウタロー
タ形の回転電機に適用するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の回転電機の磁石付き回転子によれば、回転子鉄心の外
周を、磁極の外周半径rとこの外周半径rの中心からの
ズレ量aとの比r/aが所定式で規定された湾曲形状に
形成するようにしたので、電磁力のn次高調波成分を低
減して、簡単な構造で電磁力のn次高調波成分による磁
気騒音を低減できるという優れた効果を奏する。
の回転電機の磁石付き回転子によれば、回転子鉄心の外
周を、磁極の外周半径rとこの外周半径rの中心からの
ズレ量aとの比r/aが所定式で規定された湾曲形状に
形成するようにしたので、電磁力のn次高調波成分を低
減して、簡単な構造で電磁力のn次高調波成分による磁
気騒音を低減できるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施例における回転子を示す図
【図2】回転電機を概略的に示す図
【図3】有限要素法による磁束解析を示す図
【図4】電磁力の周波数分析を示す図
【図5】n次高調波成分が最大限に低減する場合の比r
/aを示す図
/aを示す図
【図6】騒音のオーバーオール値を示す図
【図7】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図8】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図9】本発明の第4の実施例を示す図1相当図
【図10】従来例を示す図2相当図
【図11】その他の従来例を示す図2相当図
【図12】図6相当図
【図13】騒音の周波数分析結果を示す図
【図14】電磁力のn次高調波成分と構造系の固有振動
数との関係を示す図
数との関係を示す図
【図15】騒音のオーバーオール値を示す図
【図16】騒音の周波数分析結果を示す図
【図17】電磁力のn次高調波成分と構造系の固有振動
数との関係を示す図
数との関係を示す図
12は回転子、13は固定子、14は回転子鉄心、15
は永久磁石、16は固定子鉄心、17は補助永久磁石で
ある。
は永久磁石、16は固定子鉄心、17は補助永久磁石で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津田 純一 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 (72)発明者 望月 資康 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 (72)発明者 西沢 隆志 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 Fターム(参考) 5H622 AA03 CA02 CA05 CA13 CB03 CB05 PP03 PP10 PP16 PP19 QB02 QB05
Claims (6)
- 【請求項1】 回転子鉄心に複数の磁極を形成するよう
に板状の永久磁石を設けた回転電機の永久磁石付き回転
子において、 前記回転子鉄心の外周は、磁極の外周半径rと、この外
周半径rの回転子中心からのズレ量aとの比r/aが次
式で表される湾曲形状に形成されていることを特徴とす
る回転電機の永久磁石付き回転子。 r/a=−0.0097n3 +0.426n2 −
6.278n+36 但し、nは回転子鉄心と固定子鉄心との間の鉄心間空隙
で発生する電磁力のうち騒音低減目標とするn次高調波
成分である。 - 【請求項2】 比r/aの許容最大ずれの比率は±1.
0%以内であることを特徴とする請求項1記載の回転電
機の永久磁石付き回転子。 - 【請求項3】 騒音低減目標とするn次高調波成分は、
2≦n≦16の偶数であることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の回転電機の永久磁石付き回転子。 - 【請求項4】 永久磁石は、磁極の外周半径rと回転子
鉄心の中心からの距離bとの比r/bが1.2から1.
4までの位置に設けられていることを特徴とする請求項
1乃至3の何れかに記載の回転電機の永久磁石付き回転
子。 - 【請求項5】 永久磁石間には、これらの間に磁束が通
じることを阻止する補助永久磁石が備えられていること
を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の回転電機
の永久磁石付き回転子。 - 【請求項6】 永久磁石は、長尺方向が磁極中心の接線
方向に対して2〜4度傾斜していることを特徴とする請
求項1乃至5の何れかに記載の回転電機の永久磁石付き
回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11081731A JP2000278899A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 回転電機の永久磁石付き回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11081731A JP2000278899A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 回転電機の永久磁石付き回転子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000278899A true JP2000278899A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13754580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11081731A Pending JP2000278899A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 回転電機の永久磁石付き回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000278899A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6989619B2 (en) * | 2003-05-22 | 2006-01-24 | Ut-Battelle Llc | Rotor apparatus for high strength undiffused brushless electric machine |
| US7129611B2 (en) * | 2003-05-22 | 2006-10-31 | Ut-Battelle Llc | Method and radial gap machine for high strength undiffused brushless operation |
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