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JP2000278180A - Cdma受信機 - Google Patents

Cdma受信機

Info

Publication number
JP2000278180A
JP2000278180A JP11082797A JP8279799A JP2000278180A JP 2000278180 A JP2000278180 A JP 2000278180A JP 11082797 A JP11082797 A JP 11082797A JP 8279799 A JP8279799 A JP 8279799A JP 2000278180 A JP2000278180 A JP 2000278180A
Authority
JP
Japan
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path
timing
signal
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read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11082797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisami Tsunoda
久美 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Kokusai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Co Ltd filed Critical Kokusai Electric Co Ltd
Priority to JP11082797A priority Critical patent/JP2000278180A/ja
Publication of JP2000278180A publication Critical patent/JP2000278180A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 RAKE合成に適したCDMA受信機を提供
する。 【解決手段】 受信タイミング検出手段1が複数の異な
る経路を介して到来する同一情報の拡散信号に対して各
経路毎の受信タイミングを検出し、逆拡散手段C1〜C
3が当該受信タイミングに基づいて各経路毎の受信信号
と拡散符号との相関値を検出し、記憶手段M1〜M3が
各経路毎に検出される同一情報の相関値を互いに対応付
けて記憶し、読出タイミング生成手段G1〜G3が当該
同一情報の相関値の読出タイミングを各経路の受信タイ
ミングに所定の遅延を与えて生成し、経路検出手段D1
〜D3、2が同一情報の受信タイミングが最先となる経
路を検出し、選択手段3が当該経路に対応する読出タイ
ミングを選択し、合成手段4が選択された読出タイミン
グで記憶手段から読み出した相関値を合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、拡散変調された信
号を受信するCDMA受信機に関し、特に、複数の異な
る経路を介して到来する同一情報の無線信号を受信する
に際して、各経路毎の受信信号と拡散符号とから得られ
る同一情報の相関値(逆拡散データ)を合成するのに適
したCDMA受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば移動通信では、送信機から無線送
信された信号が建物等で反射や回折等されることにより
複数の異なる経路(パス)を介して受信機に到来するこ
と(マルチパス)が生じ、この場合、受信機では同一の
信号の受信ピークが遅延広がりをもって複数検出され
る。このような場合に、受信機が各経路を介して到来し
てくる同一の信号を合成すれば当該信号の受信レベルを
実質的に高めることが可能であり、このような合成法は
RAKEとして知られている。
【0003】また、上記のようなRAKE合成を実現す
るためには同一の信号の各受信ピークが互いに分離でき
なければならないが、例えばスペクトル拡散によりマル
チプルアクセスを行うCDMA(Code Division Multip
le Access)方式を用いた無線通信では、各受信ピーク
を分離することができる場合が多いことが知られてい
る。このようなCDMA方式の特徴を活かして、例えば
近年開発されようとしているW−CDMAでは上記のよ
うなRAKE合成を行うことにより通信品質を向上させ
ることが検討等されている。
【0004】なお、上記では1つの送信機から無線送信
された同一の信号が複数の異なる経路を介して受信機に
到来する場合を示したが、例えばCDMA方式では、複
数の送信機(或いは複数のアンテナ)から同一の情報を
拡散変調して無線送信することで故意にマルチパスを発
生させる一方、受信機にRAKE合成を行わせることで
受信レベルを高めることも検討等されている。
【0005】図3には、例えばDS−CDMA(Direct
Sequence-Code Division MultipleAccess:直接拡散符
号分割多元接続)方式により拡散変調された信号を受信
して上記のようなRAKE合成を行うCDMA受信機の
構成例を示してある。なお、同図では、RAKE合成を
行う構成の要部のみを示してあり、CDMA受信機の他
の構成部分については図示を省略してある。また、同図
では、CDMA受信機において一般的に用いられる複数
フィンガ構成のスライディングコリレータ(複数フィン
ガ対応スライディングコリレータ)を採用した場合の例
を示してあり、一例としてフィンガ数が3である場合の
構成例を示してある。ここで、フィンガ数とはRAKE
合成することが可能な最大の経路数のことであり、すな
わち、同図に示した構成では最大で3経路分の相関値
(逆拡散データ)をRAKE合成することが可能であ
る。
【0006】具体的には、上記図3には、各経路毎の受
信信号と拡散符号との相関値を検出することで逆拡散を
行う3つのスライディングコリレータS1〜S3と、各
経路毎のスライディングコリレータS1〜S3により得
られた相関値を記憶する3つのメモリR1〜R3と、こ
れらのメモリR1〜R3から同一情報の相関値を同時に
出力させるためのメモリアドレスを生成するメモリアド
レス生成回路Aと、これらのメモリR1〜R3から出力
された同一情報の相関値を合成するRAKE合成部21
とを示してある。
【0007】なお、上記図3では、各処理部S1〜S
3、R1〜R3、Aにより処理される信号等がいずれの
経路に係るものであるかを区別するために各処理部S1
〜S3、R1〜R3、Aの名称に“#1”、“#2”、
“#3”といった符号を付してあり、それぞれ異なる経
路に係るものであることを示している。また、同図で
は、後述するダンプ信号や相関値(逆拡散データ)につ
いても、各経路毎に“フィンガ#1”、“フィンガ#
2”、“フィンガ#3”といった符号を付して区別して
ある。
【0008】上記図3に示したCDMA受信機により行
われる動作の一例を示す。まず、例えばCDMA送信機
により拡散変調されて無線送信された信号が複数の異な
る経路を介してCDMA受信機に到来すると、CDMA
受信機では同一情報の無線信号を時間差をもって複数受
信する。なお、この例では、説明の便宜上から、CDM
A受信機により受信される同一情報の無線信号の数が3
であるとする。
【0009】次に、CDMA受信機では例えば図外の処
理回路により、上記した3経路分の同一情報の無線信号
の中で最も先に受信した信号(以下、先行波と呼ぶ)を
検出して、当該先行波を受信した経路に対して上記図3
に示した3つのスライディングコリレータS1〜S3の
内の特定のスライディングコリレータS1を割り当てる
とともに、他の2つの経路に対して残りのスライディン
グコリレータS2、S3をそれぞれ任意に割り当てる。
【0010】ここで、先行波を受信した経路に対して特
定のスライディングコリレータS1を割り当てる理由
は、当該先行波の逆拡散タイミングに基づいて後述する
メモリアドレス生成回路Aにより生成したメモリアドレ
スを出力するためであり、この詳細については後述す
る。また、上記した先行波の検出処理やスライディング
コリレータS1の割り当て処理は、主にソフトウエアを
用いて行われている。
【0011】次いで、CDMA受信機では例えば図外の
処理回路により、各スライディングコリレータS1〜S
3に対してそれぞれ割り当てた経路に対応するダンプ信
号や拡散符号を出力するとともに、先行波を受信した経
路に対応するダンプ信号をメモリアドレス生成回路Aへ
出力する。ここで、各経路毎に出力されるダンプ信号
は、各経路毎の受信信号を逆拡散処理するタイミング
(例えばスライディングコリレータS1〜S3からメモ
リR1〜R3へ相関値を出力するタイミング)を制御す
る信号であり、例えば各経路毎の信号の受信タイミング
に基づいて生成される。
【0012】次に、CDMA受信機の各スライディング
コリレータS1〜S3では、入力される受信信号と拡散
符号との相関値を上記したダンプ信号に従ったタイミン
グで検出し、検出した相関値をそれぞれの経路に対応す
るメモリR1〜R3へ出力して各メモリR1〜R3に記
憶させる。ここで、CDMA受信機により受信されて処
理される各経路毎の同一情報の信号は互いに時間差を有
しているため、各経路毎に検出される同一情報の相関値
がそれぞれのメモリR1〜R3に格納される順序として
は、まず、先行波の相関値が当該先行波を受信した経路
に割り当てられたメモリR1に格納され、その後、他の
経路を介して受信した信号の相関値がそれぞれの経路に
割り当てられたメモリR2、R3に遅延時間をもって格
納される。
【0013】また、CDMA受信機のメモリアドレス生
成回路Aでは、先行波を受信した経路に対応するダンプ
信号と当該CDMA受信機での処理タイミングの基準と
なるフレームタイミングとを入力し、当該ダンプ信号等
に基づく読出タイミングで3つのメモリR1〜R3から
各経路毎の同一情報の相関値を同時に読み出すためのメ
モリアドレスを各メモリR1〜R3へ出力する。
【0014】ここで、上記した読出タイミングについて
詳しく説明する。上記のようにCDMA受信機では同一
情報の無線信号が各経路毎に時間差をもって受信される
ことから各経路毎の受信信号から得られる同一情報の相
関値(逆拡散データ)が時間差をもって各メモリR1〜
R3に格納されるが、これら同一情報の相関値をRAK
E合成するためには当該相関値を全てのメモリR1〜R
3から同時にRAKE合成部21へ読み出す必要があ
る。
【0015】このため、上記図3に示した構成では、各
経路毎に得られた相関値を一時的にメモリR1〜R3に
保持し、各経路毎の同一情報の相関値が全ての経路に対
応するメモリR1〜R3に格納されたとみなすことがで
きる程度の時間が経過した時点で3つのメモリR1〜R
3から各経路毎の同一情報の相関値を同時に読み出すこ
とを行っている。上記した読出タイミングとしてはこの
ような時点(タイミング)が設定され、この読出タイミ
ングは上記のように先行波の処理タイミング(例えば逆
拡散タイミング)に基づいて設定される。
【0016】具体的には、通常、全てのメモリR1〜R
3に各経路毎の同一情報の相関値が格納されるために
は、先行波の相関値がメモリR1に格納された時点から
少なくとも1拡散符号分の信号処理にかかる程度の時間
が経過することを必要とする。このため、上記した読出
タイミングとしては、例えば先行波の相関値がメモリR
1に格納される時点から1拡散符号分の信号処理時間が
経過したタイミング等に設定される。
【0017】このような読出タイミングでメモリアドレ
ス生成回路Aから各メモリR1〜R3へメモリアドレス
が出力されると、各メモリR1〜R3では当該メモリア
ドレスに格納されている相関値、すなわち、各経路毎の
同一情報の相関値を同時にRAKE合成部21へ出力す
る。そして、CDMA受信機のRAKE合成部21では
3つのメモリR1〜R3から入力した各経路毎の同一情
報の相関値を合成し、CDMA受信機では当該RAKE
合成部21により得られた合成結果を例えば図外の復調
部等により復調等する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなCDMA受信機では、上記したように複数の異な
る経路を介して到来する同一情報の無線信号の中で最も
先に受信した信号(すなわち、先行波)を検出するとと
もに当該先行波を受信した経路に対して特定のスライデ
ィングコリレータ(上記図3ではスライディングコリレ
ータS1)を割り当てた後でなければ各経路の受信信号
を逆拡散等する処理を行うことができないが、このよう
な割り当て処理には多大な時間がかかってしまうため、
受信データを取りこぼしてしまうことがあるといった不
具合があった。
【0019】具体的には、例えばCDMA受信機とCD
MA送信機との間の通信環境が変動すると同一情報の無
線信号がCDMA受信機に到来してくる各経路が変動す
るため、CDMA受信機では変動後の通信環境に対応し
て先行波の検出処理やスライディングコリレータの割り
当て処理を行い直す必要が発生する。このような場合、
CDMA受信機では、変動後の先行波を受信した経路に
対応するダンプ信号や拡散符号を特定のスライディング
コリレータに対して割り当て直す必要があるが、このよ
うな割り当て処理に時間がかかってしまうと受信信号の
逆拡散処理等が停止してしまうため、正常に逆拡散等す
ることができない受信データが発生してしまうことがあ
った。
【0020】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、複数の異なる経路を介して到
来する同一情報の無線信号を受信するに際して、上記の
ような受信データの取りこぼしを発生させることなく、
各経路毎の受信信号と拡散符号とから得られる同一情報
の相関値(逆拡散データ)を合成するのに適したCDM
A受信機を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るCDMA受信機では、拡散変調された
信号を受信するに際して、次のようにして各経路毎の受
信信号と拡散符号とから得られる同一情報の相関値(逆
拡散データ)を合成する。すなわち、受信タイミング検
出手段が複数の異なる経路を介して到来する同一情報の
無線信号に対して各経路毎の信号の受信タイミングを検
出し、逆拡散手段が検出した受信タイミングに基づいて
各経路毎の受信信号と拡散符号との相関値を検出し、記
憶手段が各経路毎に検出される同一情報の相関値を互い
に対応付けて記憶し、読出タイミング生成手段が各経路
毎の同一情報の相関値を記憶手段から読み出すタイミン
グを各経路の受信タイミングに所定の遅延を与えて生成
する。
【0022】また、経路検出手段が各経路の受信タイミ
ングに基づいて同一情報の受信タイミングが最先となる
経路を検出し、選択手段が読出タイミング生成手段によ
り生成される読出タイミングの中から経路検出手段によ
り検出した経路に対応する読出タイミングを選択し、合
成手段が選択された読出タイミングで記憶手段から読み
出した各経路毎の同一情報の相関値を合成する。
【0023】従って、本発明では、読出タイミング生成
手段により各経路の受信タイミングに基づく読出タイミ
ングが生成されるとともに選択手段により同一情報の受
信タイミングが最先となる経路に対応する読出タイミン
グが選択される構成であるため、例えば上記した経路検
出手段により同一情報の受信タイミングが最先となる経
路(すなわち、先行波を受信した経路)が検出される前
であっても、上記した逆拡散手段による逆拡散処理や記
憶手段による記憶処理を行うことが可能となる。
【0024】このため、本発明では、例えば上記従来例
で示したように先行波の検出処理や所定の割り当て処理
を行った後でなければ逆拡散処理等を行うことができな
いといったことがないため、受信信号の逆拡散処理等を
スムーズに行うことができ、これにより、受信データを
取りこぼしてしまうことなく各経路毎の同一情報の相関
値を合成することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施例を図面を参
照して説明する。図1には、本発明に係るCDMA受信
機の一構成例を示してあり、このCDMA受信機には例
えばCDMA送信機により拡散変調されて無線送信され
た同一情報の信号が複数の異なる経路を介して到来する
とする。なお、本発明に係るCDMA受信機の要部は複
数の異なる経路を介して受信した信号を逆拡散等して各
経路毎の受信信号と拡散符号とから得られる同一情報の
相関値(逆拡散データ)を合成する処理に係る構成であ
るため、同図では当該構成に係る部分のみの構成例を示
してあり、また、本例ではCDMA受信機の他の構成部
分については図示や説明を省略する。
【0026】上記図1に示されるように、本例のCDM
A受信機には、各経路毎の信号の受信タイミングを検出
する受信タイミング検出部1と、各経路毎の受信信号を
逆拡散する3つのスライディングコリレータC1〜C3
と、逆拡散により得られる各経路毎の相関値を記憶する
3つのメモリM1〜M3と、各経路毎の逆拡散タイミン
グに基づいて3つのメモリM1〜M3から各経路毎の同
一情報の相関値を同時に読み出すための読出タイミング
を生成する3つのメモリアドレス生成回路G1〜G3
と、各経路毎の逆拡散タイミングの基準タイミング(本
例では後述するフレームタイミング)からの遅延時間を
検出する3つの遅延サンプルカウンタ回路D1〜D3
と、各経路毎に検出される遅延時間を比較する比較器2
と、当該比較結果に基づいてメモリアドレス生成回路G
1〜G3により生成される読出タイミングを選択するセ
レクタ3と、3つのメモリM1〜M3から同時に出力さ
れる各経路毎の同一情報の相関値を合成するRAKE合
成部4とが備えられている。
【0027】ここで、本例のCDMA受信機では、一例
として最大で3経路分の相関値(逆拡散データ)をRA
KE合成することが可能な構成(すなわち、上記従来例
に言うフィンガ数が3である場合の構成)を示してあ
り、これら3つの経路に対応して上記したスライディン
グコリレータC1〜C3やメモリM1〜M3やメモリア
ドレス生成回路G1〜G3や遅延サンプルカウンタ回路
D1〜D3がそれぞれ3つ備えられている。
【0028】また、上記図1では、例えば上記図3と同
様に、各処理部C1〜C3、M1〜M3、G1〜G3、
D1〜D3により処理される信号等がいずれの経路に係
るものであるかを区別するために各処理部C1〜C3、
M1〜M3、G1〜G3、D1〜D3の名称に“#
1”、“#2”、“#3”といった符号を付してあり、
それぞれ異なる経路に係るものであることを示してい
る。また、同図では、後述するダンプ信号や相関値(逆
拡散データ)についても、各経路毎に“フィンガ#
1”、“フィンガ#2”、“フィンガ#3”といった符
号を付して区別してある。
【0029】受信タイミング検出部1は複数の異なる経
路を介して受信した信号(拡散信号)を入力し、当該受
信信号に基づいて各経路毎の信号の受信タイミングを検
出し、当該受信タイミングに基づいて各経路毎のダンプ
信号を各経路に対応するスライディングコリレータC1
〜C3やメモリアドレス生成回路G1〜G3や遅延サン
プルカウンタ回路D1〜D3へ出力する機能を有してい
る。
【0030】ここで、各経路毎の信号の受信タイミング
を検出する仕方としては、一例として、入力した受信信
号と各経路の拡散符号との相関値を乗算タイミングをず
らしながら複数算出し、算出した相関値が最大ピークと
なるときに受信信号中の拡散符号と乗算した拡散符号と
の乗算タイミングが一致していたものとみなすことで各
経路毎の信号の受信タイミングを検出することができ
る。
【0031】また、各経路毎のダンプ信号は各経路毎の
受信信号を逆拡散処理するタイミングを制御する信号で
あり、このような逆拡散処理のタイミングは各経路毎の
信号の受信タイミングに基づいて決まる。なお、具体的
には、後述するスライディングコリレータC1〜C3で
は1拡散符号分(1シンボル分)にわたって受信信号と
拡散符号との乗算値をコンデンサで積分することにより
当該1拡散符号分の積分値(すなわち、受信信号と拡散
符号との相関値)を検出することを行っており、本例の
ダンプ信号は当該コンデンサから1拡散符号分毎の相関
値を出力させるタイミングを通知するものである。すな
わち、本例の各経路毎のダンプ信号は、各経路毎のスラ
イディングコリレータC1〜C3から各経路毎のメモリ
M1〜M3へ1拡散符号分毎の相関値を出力するタイミ
ングを制御している。
【0032】本例では、上記した受信タイミング検出部
1が各経路毎の信号の受信タイミングを検出することに
より、複数の異なる経路を介して到来する同一情報の無
線信号に対して各経路毎の信号の受信タイミングを検出
する受信タイミング検出手段が構成されている。
【0033】各スライディングコリレータC1〜C3は
それぞれ各経路に対応して備えられており、受信信号と
拡散符号とダンプ信号を入力し、入力した受信信号と拡
散符号との相関値(逆拡散データ)をダンプ信号に従っ
て1拡散符号分毎に各メモリM1〜M3へ出力する機能
を有している。ここで、各スライディングコリレータC
1〜C3に入力される拡散符号のタイミングは例えば各
経路毎の信号の受信タイミングに基づいて制御されてい
る。
【0034】本例では、上記したスライディングコリレ
ータC1〜C3がダンプ信号に従って各経路毎の受信信
号と拡散符号との相関値を検出することにより、検出し
た受信タイミングに基づいて各経路毎の受信信号と拡散
符号との相関値を検出する逆拡散手段が構成されてい
る。なお、本例ではダンプ信号に基づいて逆拡散を行っ
ているが、上記のように各経路毎のダンプ信号は各経路
毎の信号の受信タイミングに基づいて生成されるため、
実質的には受信タイミングに基づいて逆拡散を行ってい
る。
【0035】各メモリM1〜M3はそれぞれ各経路に対
応して備えられており、各スライディングコリレータC
1〜C3から入力した各経路毎の同一情報の相関値を互
いに対応付けて一時的に格納し、後述するセレクタ3を
介して入力されるメモリアドレスに従って格納している
各経路毎の同一情報の相関値を同時にRAKE合成部4
へ出力する機能を有している。
【0036】本例では、上記したメモリM1〜M3が各
経路毎の同一情報の相関値を互いに対応付けて記憶する
ことにより、各経路毎に検出される同一情報の相関値を
互いに対応付けて記憶する記憶手段が構成されている。
なお、本例では各経路毎に別個なメモリM1〜M3を備
えたが、例えば1つのメモリの記憶領域を複数の領域に
分割してそれぞれの領域を各経路に割り当てる構成とす
ることもできる。
【0037】各メモリアドレス生成回路G1〜G3はそ
れぞれ各経路に対応して備えられており、当該CDMA
受信機での処理タイミングの基準となるフレームタイミ
ングと各経路毎のダンプ信号とを入力し、当該ダンプ信
号等に基づく読出タイミングで3つのメモリM1〜M3
から各経路毎の同一情報の相関値を読み出すためのメモ
リアドレスをセレクタ3へ出力する機能を有している。
【0038】ここで、各メモリアドレス生成回路G1〜
G3では、それぞれに対応する経路により同一情報の無
線信号を最も先に受信した(すなわち、当該経路により
当該情報の先行波を受信した)とする場合に要求される
読出タイミング(本例では上記したメモリアドレスを出
力するタイミング)を生成する。すなわち、本例では、
各メモリアドレス生成回路G1〜G3が各経路の受信信
号が先行波であると仮定した場合の読出タイミングに対
応しておくことにより、後述するように、いずれの経路
の受信信号が先行波であった場合であっても、当該先行
波を受信した経路に対応して適切な読出タイミングを実
現することができるようにしている。
【0039】なお、或る経路の受信信号が先行波である
と仮定して生成される読出タイミングとしては、例えば
上記従来例で示したように、当該経路の受信信号から得
られる相関値がメモリ(本例ではメモリM1〜M3のい
ずれかのメモリ)に格納される時点(本例では、ダンプ
信号に従ってスライディングコリレータC1〜C3から
メモリM1〜M3へ相関値が出力される時点)から1拡
散符号分の信号処理時間が経過したタイミング等に設定
される。すなわち、本例では、先行波の相関値がメモリ
に格納された時点から1拡散符号分の信号処理にかかる
程度の時間が経過すれば、当該先行波と同一情報の全て
の相関値(本例では3つの相関値)がメモリM1〜M3
に格納されるものとみなしている。
【0040】また、上記したようにフレームタイミング
は当該CDMA受信機により行われる処理のタイミング
の基準となり、このフレームタイミングとしては種々な
ものが用いられてもよいが、本例では、例えば或る経路
を介して受信される信号のフレームタイミング(CDM
A送信機からの無線通信に用いられるフレームタイミン
グ)から数スロット分遅延して同期したタイミングを用
いている。
【0041】本例では、上記のようにしてメモリアドレ
ス生成回路G1〜G3が各経路毎の同一情報の相関値を
メモリM1〜M3から読み出す読出タイミングを生成す
ることにより、各経路毎の同一情報の相関値を記憶手段
から読み出すタイミングを各経路の受信タイミングに所
定の遅延を与えて生成する読出タイミング生成手段が構
成されている。ここで、本例では上記したように、各経
路の相関値がメモリM1〜M3に格納される時点に1拡
散符号分の信号処理時間の遅延を与えて読出タイミング
を生成しているが、各経路の相関値がメモリM1〜M3
に格納される時点は各経路の信号の受信タイミングに基
づいて決まるため、実質的には各経路の受信タイミング
に所定の遅延を与えて読出タイミングを生成している。
なお、所定の遅延としては、装置の使用状況等に応じて
任意に設定されてもよい。
【0042】各遅延サンプルカウンタ回路D1〜D3は
それぞれ各経路に対応して備えられており、上記したフ
レームタイミングとサンプルクロックと各経路毎のダン
プ信号を入力し、入力したダンプ信号のフレームタイミ
ングからの遅延時間を検出して比較器2へ出力する機能
を有している。なお、サンプルクロックは所定の単位時
間(1サンプル時間)毎に時刻を計時するクロック信号
であり、本例では、このサンプルクロックに基づいて遅
延時間が検出される。
【0043】ここで、本例では、上記した各遅延サンプ
ルカウンタ回路D1〜D3の構成や動作は同様であり、
これらの遅延サンプルカウンタ回路D1〜D3の構成等
を遅延サンプルカウンタ回路D1を代表させて示す。な
お、図2には、各遅延サンプルカウンタ回路D1〜D3
に入力される信号等のタイミングの一例を示してあり、
サンプルクロックとフレームタイミングは全ての遅延サ
ンプルカウンタ回路D1〜D3に共通の信号である。同
図については更に後述する。
【0044】上記図1に示されるように、本例の遅延サ
ンプルカウンタ回路D1は、ORゲート11と、フリッ
プフロップ12と、イネーブル付カウンタ13とから構
成されている。ORゲート11はフレームタイミングと
後述するフリップフロップ12からのカウンタイネーブ
ル信号を入力し、これらのOR論理の結果をOR信号と
してフリップフロップ12へ出力する機能を有してい
る。
【0045】具体的には、本例のORゲート11では、
入力したフレームタイミングとカウンタイネーブル信号
とが共に“0”値である場合には“0”値のOR信号を
フリップフロップ12へ出力する一方、入力したフレー
ムタイミングとカウンタイネーブル信号との少なくとも
一方が“1”値である場合には“1”値のOR信号をフ
リップフロップ12へ出力する。なお、ここで言うフレ
ームタイミングが“1”値であるとは例えばフレームタ
イミングが入力されている状態を示す一方、“0”値で
あるとは例えばフレームタイミングが入力されていない
状態(無信号入力の状態)を示している。
【0046】フリップフロップ12はサンプルクロック
と上記したORゲート11からのOR信号と当該遅延サ
ンプルカウンタ回路D1に対応する経路のダンプ信号を
入力し、例えば入力したOR信号を1サンプル時間遅延
させた信号をカウンタイネーブル信号として上記したO
Rゲート11やイネーブル付カウンタ13へ出力する機
能を有している。また、フリップフロップ12はダンプ
信号を入力したことに応じて上記したカウンタイネーブ
ル信号を“0”値にリセットする機能を有している。な
お、本例の初期状態では、フリップフロップ12から出
力されるカウンタイネーブル信号は“0”値に設定され
ている。
【0047】イネーブル付カウンタ13はフレームタイ
ミングとサンプルクロックと上記したフリップフロップ
12からのカウンタイネーブル信号を入力し、入力した
カウンタイネーブル信号が“1”値であるときにはカウ
ンタ値を1サンプル時間毎に1ずつ増加させる一方、入
力したカウンタイネーブル信号が“0”値であるときに
はカウンタ値を増加させずに保持する機能を有してお
り、入力されるカウンタイネーブル信号が“1”値から
“0”値へ変化してカウント動作が終了した後に保持し
ているカウンタ値を比較器2へ出力する機能を有してい
る。また、イネーブル付カウンタ13はフレームタイミ
ングを入力したことに応じてカウンタ値を“0”にリセ
ットする機能を有している。
【0048】上記図2を参照して遅延サンプルカウンタ
回路D1の動作の一例を示す。まず、初期状態としてO
Rゲート11に入力されるフレームタイミングやカウン
タイネーブル信号が共に“0”値であり、イネーブル付
カウンタ13のカウント値が“0”であるとする。この
状態でORゲート11に入力されるフレームタイミング
が“0”値から“1”値へ変化すると、ORゲート11
から出力されるOR信号が“0”値から“1”値へ変化
することによりフリップフロップ12から出力されるカ
ウンタイネーブル信号が“0”値から“1”値へ変化
し、これにより、イネーブル付カウンタ13のカウント
値がカウントされ始める。
【0049】このようにしてイネーブル付カウンタ13
のカウント値がカウントされ始めると、上記のようにフ
リップフロップ12から出力されるカウンタイネーブル
信号が“1”値に変化しているため、ORゲート11に
入力されるフレームタイミングが“0”値に戻ってもカ
ウント値が増加され続ける。そして、カウント値が増加
され続けているときにダンプ信号がフリップフロップ1
2に入力されると、フリップフロップ12から出力され
るカウンタイネーブル信号が“0”値にリセットされる
ことにより、イネーブル付カウンタ13のカウンタ値の
カウント動作が終了させられる。
【0050】このように本例の遅延サンプルカウンタ回
路D1では、フレームタイミングが入力されてから当該
遅延サンプルカウンタ回路D1に対応する経路のダンプ
信号が入力されるまでの時間(すなわち、当該ダンプ信
号のフレームタイミングからの遅延時間)を上記したカ
ウンタ値により検出することができ、当該カウンタ値を
検出した遅延時間としてイネーブル付カウンタ13から
比較器2へ出力する。なお、上記図2では、例えば“フ
ィンガ#1”に対応する経路について検出されるカウン
ト値が“2”であり、“フィンガ#2”に対応する経路
について検出されるカウント値が“6”であり、“フィ
ンガ#3”に対応する経路について検出されるカウント
値が“4”である場合の例を示してある。
【0051】また、カウント値のカウント動作が終了し
た状態ではORゲート11に入力されるフレームタイミ
ングやカウンタイネーブル信号は共に“0”値であり、
その後、ORゲート11に入力されるフレームタイミン
グが再び“1”値となると、イネーブル付カウンタ13
のカウント値が“0”にリセットされて再び上記と同様
なカウント処理が繰り返して行われる。このように、本
例の遅延サンプルカウンタ回路D1はフレームタイミン
グが入力される毎に同様な動作を行う。
【0052】比較器2は各遅延サンプルカウンタ回路D
1〜D3から入力したカウンタ値を比較していずれが最
小のカウンタ値であるかを検出し、最小のカウンタ値
(例えば上記図2に示した例では“フィンガ#1”に対
応するカウンタ値)を出力した遅延サンプルカウンタ回
路(遅延サンプルカウンタ回路D1〜D3の中のいずれ
か)に対応する経路を特定する情報をセレクタ3へ出力
する機能を有している。ここで、カウンタ値が最小であ
ることはフレームタイミングからのダンプ信号の遅延時
間が最小であることを示すため、最小のカウンタ値を出
力した遅延サンプルカウンタ回路D1〜D3に対応する
経路により同一情報の先行波を受信したものとみなすこ
とができる。すなわち、比較器2からセレクタ3へ出力
される情報は、先行波を受信した経路を特定する。
【0053】本例では、上記のようにして遅延サンプル
カウンタ回路D1〜D3や比較器2が同一情報の先行波
を受信した経路を検出することにより、各経路の受信タ
イミングに基づいて同一情報の受信タイミングが最先と
なる経路(すなわち、先行波を受信した経路)を検出す
る経路検出手段が構成されている。なお、本例ではダン
プ信号に基づいて先行波を受信した経路を検出している
が、上記のように各経路毎のダンプ信号は各経路毎の信
号の受信タイミングに基づいて生成されるため、実質的
には受信タイミングに基づいて先行波を受信した経路を
検出している。
【0054】セレクタ3は比較器2から入力した情報に
より特定される経路、すなわち、先行波を受信した経路
に対応するメモリアドレス生成回路(メモリアドレス生
成回路G1〜G3のいずれか)を選択し、選択したメモ
リアドレス生成回路G1〜G3から出力されるメモリア
ドレスを各メモリM1〜M3へ出力する機能を有してい
る。なお、上記したように、選択されたメモリアドレス
生成回路G1〜G3からセレクタ3を介して各メモリM
1〜M3へメモリアドレスが読出タイミングで出力され
ると、各メモリM1〜M3に格納されている各経路毎の
同一情報の相関値が同時にRAKE合成部4へ出力され
る。
【0055】本例では、上記したセレクタ3が先行波を
受信した経路に対応するメモリアドレス生成回路G1〜
G3を選択することで当該経路に対応する読出タイミン
グを選択することにより、読出タイミング生成手段によ
り生成される読出タイミングの中から経路検出手段によ
り検出した経路に対応する読出タイミングを選択する選
択手段が構成されている。
【0056】RAKE合成部4は3つのメモリM1〜M
3から同時に入力した各経路毎の同一情報の相関値(本
例では3つの相関値)を合成し、当該合成結果を例えば
図外の復調部等へ出力する機能を有している。なお、図
外の復調部等ではRAKE合成部4により得られた合成
結果を復調等することが行われる。本例では、上記した
RAKE合成部4が3つのメモリM1〜M3から入力し
た各経路毎の同一情報の相関値を合成することにより、
選択された読出タイミングで記憶手段から読み出した各
経路毎の同一情報の相関値を合成する合成手段が構成さ
れている。
【0057】以上の構成により、本例のCDMA受信機
では、複数の異なる経路を介して到来する同一情報の無
線信号(拡散信号)を受信するに際して、まず、受信タ
イミング検出部1により各経路毎の信号の受信タイミン
グを検出し、次に、各スライディングコリレータC1〜
C3により各経路毎の受信信号を逆拡散し、当該逆拡散
により得られる相関値(逆拡散データ)を各メモリM1
〜M3に一時的に格納する。また、各メモリアドレス生
成回路G1〜G3により各経路の受信信号が先行波であ
ると仮定した場合の読出タイミングを生成するととも
に、例えば上記した逆拡散処理等と並列して各遅延サン
プルカウンタ回路D1〜D3や比較器2により実際に先
行波を受信した経路を検出する。そして、セレクタ3に
より実際に先行波を受信した経路に対応する読出タイミ
ングでメモリアドレスを各メモリM1〜M3へ出力さ
せ、これにより3つのメモリM1〜M3から同時に読み
出される各経路毎の同一情報の相関値をRAKE合成部
4により合成する。
【0058】以上のように、本例のCDMA受信機で
は、先行波を受信した経路を検出する前であっても各経
路毎の受信信号を逆拡散等することができるため、例え
ば本例のように各経路毎の受信信号の逆拡散処理と先行
波を受信した経路の検出処理とを並列的に実行すること
が可能である。
【0059】従って、本例のCDMA受信機では、例え
ば上記従来例で示したように先行波の検出処理や所定の
割り当て処理を行った後でなければ逆拡散処理等を行う
ことができないといったことがないため、各経路毎の受
信信号の逆拡散処理等をスムーズに行うことができ、こ
れにより、受信データを取りこぼしてしまうことなく各
経路毎の同一情報の相関値をRAKE合成することがで
きる。
【0060】また、本例のCDMA受信機では、好まし
い態様として、先行波を受信した経路を検出する構成部
分を上記した遅延サンプルカウンタ回路D1〜D3等と
いったハードウエア回路から構成したため、例えば先行
波を受信した経路を主にソフトウエアを用いて検出して
いた従来の装置に比べて、ソフトウエアの処理量を低減
させることができ、これにより、通信時におけるソフト
ウエアにかかる負担を低減させることができる。また、
本例のCDMA受信機では、例えば従来例で示したよう
な割り当て処理を行う必要がないといったことからも、
ソフトウエアにかかる負担を低減させることができる。
このように通信時におけるソフトウエアの処理量を低減
させると、例えば当該処理を実行するCPUから出力さ
れるノイズを低減させることができるため、CDMA受
信機における信号の受信感度を向上させることも可能で
ある。
【0061】ここで、上記実施例では、CDMA受信機
により最大で3経路分の相関値(逆拡散データ)を合成
することが可能な構成(すなわち、上記従来例に言うフ
ィンガ数が3である場合の構成)を示したが、本発明で
は、同一情報の相関値を合成することが可能な経路の数
としては、複数であれば任意であってもよい。
【0062】また、上記実施例では、複数の異なる経路
を介してCDMA受信機に到来する無線信号として、1
つのCDMA送信機から無線送信された信号が反射や回
折等により複数の異なる経路を伝播してCDMA受信機
に到来する場合を示したが、本発明に係るCDMA受信
機では、例えば複数のCDMA送信機や複数のアンテナ
から同一の情報を拡散変調して無線送信することで故意
にマルチパスを実現するような場合にも適用可能なもの
であり、このようなマルチパスにより受信した複数の信
号から得られる同一情報の相関値を合成することも可能
なものである。
【0063】また、本発明に係るCDMA受信機の構成
としては、必ずしも上記実施例に示したものに限られ
ず、要は、各経路の信号の受信タイミングに基づいて読
出タイミングを生成するとともに同一情報の受信タイミ
ングが最先となる経路を検出して当該経路に対応する読
出タイミングを選択し、選択した読出タイミングで記憶
手段から読み出した各経路毎の同一情報の相関値を合成
するような構成であれば、どのような構成が用いられて
もよい。
【0064】一例として、本発明に係るCDMA受信機
に備えられる各機能手段により行われる各種の処理とし
ては、例えば当該処理を実行するための当該各機能手段
を独立したハードウエア回路として構成することができ
るばかりでなく、例えばプロセッサやメモリ等を備えた
ハードウエア資源においてプロセッサが制御プログラム
を実行することにより当該処理を制御する構成とするこ
とも可能である。
【0065】また、本発明に係るCDMA受信機は、例
えばCDMA方式を採用する基地局や移動局(例えば携
帯電話端末等)に適用することができるものであり、ま
た、必ずしも受信機能のみを有する受信装置に適用する
ことができるばかりでなく、例えば送信機能と受信機能
とを共に有する通信装置に適用することもできるもので
ある。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るCD
MA受信機によると、複数の異なる経路を介して到来す
る同一情報の無線信号(拡散信号)を受信し、各経路毎
の受信信号を逆拡散することにより得られる同一情報の
相関値(逆拡散データ)をメモリ等に互いに対応付けて
記憶した後に読み出して合成するに際して、各経路の信
号の受信タイミングに所定の遅延を与えて読出タイミン
グを生成し、同一情報の受信タイミングが最先となる経
路を検出して当該経路に対応する読出タイミングを選択
し、選択した読出タイミングで読み出した各経路毎の同
一情報の相関値を合成するようにしたため、例えば上記
従来例で示したように先行波の検出処理や所定の割り当
て処理を行った後でなければ逆拡散処理等を行うことが
できないといったことがないことから、受信信号の逆拡
散処理等をスムーズに行うことができ、これにより、受
信データを取りこぼしてしまうことなく各経路毎の同一
情報の相関値を合成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るCDMA受信機の一構
成例を説明するための図である。
【図2】遅延サンプルカウンタ回路に入力される信号等
のタイミングの一例を示す図である。
【図3】従来例に係るCDMA受信機の構成例を説明す
るための図である。
【符号の説明】 1・・受信タイミング検出部、 2・・比較器、 3・
・セレクタ、4・・RAKE合成部、 C1〜C3・・
スライディングコリレータ、M1〜M3・・メモリ、
G1〜G3・・メモリアドレス生成回路、D1〜D3・
・遅延サンプルカウンタ回路、 11・・ORゲート、
12・・フリップフロップ、 13・・イネーブル付カ
ウンタ、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡散変調された信号を受信するCDMA
    受信機において、 複数の異なる経路を介して到来する同一情報の無線信号
    に対して各経路毎の信号の受信タイミングを検出する受
    信タイミング検出手段と、 検出した受信タイミングに基づいて各経路毎の受信信号
    と拡散符号との相関値を検出する逆拡散手段と、 各経路毎に検出される同一情報の相関値を互いに対応付
    けて記憶する記憶手段と、 各経路毎の同一情報の相関値を記憶手段から読み出すタ
    イミングを各経路の受信タイミングに所定の遅延を与え
    て生成する読出タイミング生成手段と、 各経路の受信タイミングに基づいて同一情報の受信タイ
    ミングが最先となる経路を検出する経路検出手段と、 読出タイミング生成手段により生成される読出タイミン
    グの中から経路検出手段により検出した経路に対応する
    読出タイミングを選択する選択手段と、 選択された読出タイミングで記憶手段から読み出した各
    経路毎の同一情報の相関値を合成する合成手段と、 を備えたことを特徴とするCDMA受信機。
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