JP2000272134A - 印刷装置、印刷装置の保守方法、および記録媒体 - Google Patents
印刷装置、印刷装置の保守方法、および記録媒体Info
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Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フラッシング処理によるインクの消費量の増
加を低減させる。 【解決手段】 ヘッドから吐出されるインク滴の飛行速
度を測定するインク滴速度測定手段を設け、各ノズルに
ついてインク滴の飛行速度を測定する。測定された飛行
速度が、所定値以下のノズルのみについて、ノズル位置
を記憶しておく。全ノズルについて飛行速度の測定を終
了した後、ノズル位置を記録しておいたノズルのフラッ
シング処理を行う。こうすれば、インク滴の飛行速度が
低下しているノズルのみについてフラッシング処理を行
うことが可能となる。従って、処理の不要なノズルを含
めて全ノズルについて定期的にフラッシング処理を行う
必要がなくなるので、フラッシング処理に伴うインクの
消費量の増加を低減させることができる。
加を低減させる。 【解決手段】 ヘッドから吐出されるインク滴の飛行速
度を測定するインク滴速度測定手段を設け、各ノズルに
ついてインク滴の飛行速度を測定する。測定された飛行
速度が、所定値以下のノズルのみについて、ノズル位置
を記憶しておく。全ノズルについて飛行速度の測定を終
了した後、ノズル位置を記録しておいたノズルのフラッ
シング処理を行う。こうすれば、インク滴の飛行速度が
低下しているノズルのみについてフラッシング処理を行
うことが可能となる。従って、処理の不要なノズルを含
めて全ノズルについて定期的にフラッシング処理を行う
必要がなくなるので、フラッシング処理に伴うインクの
消費量の増加を低減させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インク滴を吐出
して印刷媒体上に画像を印刷する技術に関する。
して印刷媒体上に画像を印刷する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】微細なインク滴を吐出して印刷媒体上に
画像を印刷する印刷装置は、コンピュータ等から出力さ
れる画像の出力装置として広く使用されている。これら
印刷装置ではヘッドに複数のノズルが設けられていて、
ヘッドを印刷媒体に対して相対的に移動させながら、各
ノズルからインク滴を吐出することによって画像を印刷
している。
画像を印刷する印刷装置は、コンピュータ等から出力さ
れる画像の出力装置として広く使用されている。これら
印刷装置ではヘッドに複数のノズルが設けられていて、
ヘッドを印刷媒体に対して相対的に移動させながら、各
ノズルからインク滴を吐出することによって画像を印刷
している。
【0003】所望の画像を印刷するためには、ヘッドの
移動に合わせて適切なノズルから適切なタイミングでイ
ンク滴を吐出することが必要であり、従ってヘッドの設
けられたすべてのノズルから同じようにインク滴が吐出
されているわけではない。換言すれば、印刷しようとす
る画像に応じて、インク滴の吐出頻度の高いノズルと吐
出頻度の低いノズルが存在していることになる。
移動に合わせて適切なノズルから適切なタイミングでイ
ンク滴を吐出することが必要であり、従ってヘッドの設
けられたすべてのノズルから同じようにインク滴が吐出
されているわけではない。換言すれば、印刷しようとす
る画像に応じて、インク滴の吐出頻度の高いノズルと吐
出頻度の低いノズルが存在していることになる。
【0004】使用頻度の低いノズルでは、ノズル内のイ
ンクから揮発成分が抜けていくに従って、インクの粘度
が少しずつ増加(増粘)していき、吐出されるインク滴
の飛行速度が小さくなる現象が起きる。あまりに長期間
使用されないノズルでは、インクの増粘が進んでノズル
が目詰まりする場合もある。目詰まりには至らないまで
も、吐出するインク滴の飛行速度が一部のノズルで小さ
くなり、その結果、飛行速度のばらつきが大きくなる
と、印刷画質が損なわれてしまう。すなわち、ヘッドは
印刷媒体に対して相対移動しながらインク滴を吐出する
ので、飛行速度にばらつきが生じると、インク滴が印刷
媒体上に到達する位置(着弾位置、すなわちインクドッ
トが形成される位置)にばらつきが生じ、印刷画質の悪
化を引き起こすのである。
ンクから揮発成分が抜けていくに従って、インクの粘度
が少しずつ増加(増粘)していき、吐出されるインク滴
の飛行速度が小さくなる現象が起きる。あまりに長期間
使用されないノズルでは、インクの増粘が進んでノズル
が目詰まりする場合もある。目詰まりには至らないまで
も、吐出するインク滴の飛行速度が一部のノズルで小さ
くなり、その結果、飛行速度のばらつきが大きくなる
と、印刷画質が損なわれてしまう。すなわち、ヘッドは
印刷媒体に対して相対移動しながらインク滴を吐出する
ので、飛行速度にばらつきが生じると、インク滴が印刷
媒体上に到達する位置(着弾位置、すなわちインクドッ
トが形成される位置)にばらつきが生じ、印刷画質の悪
化を引き起こすのである。
【0005】このようなインクの増粘による画質の悪化
を避けるために、印刷装置ではフラッシング(空打ち)
と呼ばれる動作を行う。これは、全ノズルからインク滴
を強制的に吐出して増粘インクを排出する動作である。
定期的のフラッシングを行ってインクの増粘を防げば、
インクの増粘による画質の悪化を回避することができ
る。ノズルの使用頻度は、印刷しようとする画像はもち
ろんのこと、得ようとする印刷画質や印刷速度の設定等
によっても複雑に変化するので、予めどのノズルでいつ
頃増粘が起きるかを予測することは困難である。このた
め、フラッシングは、インク滴の定期的な排出を全ノズ
ルについて実施していた。
を避けるために、印刷装置ではフラッシング(空打ち)
と呼ばれる動作を行う。これは、全ノズルからインク滴
を強制的に吐出して増粘インクを排出する動作である。
定期的のフラッシングを行ってインクの増粘を防げば、
インクの増粘による画質の悪化を回避することができ
る。ノズルの使用頻度は、印刷しようとする画像はもち
ろんのこと、得ようとする印刷画質や印刷速度の設定等
によっても複雑に変化するので、予めどのノズルでいつ
頃増粘が起きるかを予測することは困難である。このた
め、フラッシングは、インク滴の定期的な排出を全ノズ
ルについて実施していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】フラッシングを行えば
インクの増粘による印刷画質の悪化を避けることができ
るが、反面、定期的に全ノズルからインク滴を吐出する
ため、インク消費量が増大するという問題がある。
インクの増粘による印刷画質の悪化を避けることができ
るが、反面、定期的に全ノズルからインク滴を吐出する
ため、インク消費量が増大するという問題がある。
【0007】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、インクの増粘に
よる印刷画質の悪化を避けつつ、インク消費量の増加を
できるだけ抑制する技術を提供することを目的とする。
を解決するためになされたものであり、インクの増粘に
よる印刷画質の悪化を避けつつ、インク消費量の増加を
できるだけ抑制する技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の印
刷装置は、次の構成を採用した。すなわち、ヘッドに設
けられたノズルからインク滴を吐出して、印刷媒体上に
画像を印刷する印刷装置であって、前記吐出されるイン
ク滴の速度を測定するインク滴速度測定手段と、前記ノ
ズルから吐出されるインク滴の速度を回復させるための
動作たるインク滴速度回復動作の要否について、前記測
定したインク滴の速度に基づいて判断する回復要否判断
手段と、該判断結果に基づいて前記インク滴速度回復動
作を行うインク滴速度回復手段とを備えることを要旨と
する。
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の印
刷装置は、次の構成を採用した。すなわち、ヘッドに設
けられたノズルからインク滴を吐出して、印刷媒体上に
画像を印刷する印刷装置であって、前記吐出されるイン
ク滴の速度を測定するインク滴速度測定手段と、前記ノ
ズルから吐出されるインク滴の速度を回復させるための
動作たるインク滴速度回復動作の要否について、前記測
定したインク滴の速度に基づいて判断する回復要否判断
手段と、該判断結果に基づいて前記インク滴速度回復動
作を行うインク滴速度回復手段とを備えることを要旨と
する。
【0009】また、上記の印刷装置に対応する本発明の
印刷装置の保守方法は、ヘッドに設けられたノズルから
インク滴を吐出して印刷媒体上に画像を印刷する印刷装
置の保守方法であって、前記吐出されるインク滴の速度
を測定し、該測定されたインク滴の速度が所定値以下と
なったときに、前記ノズルから吐出されるインク滴の速
度を回復させるための動作たるインク滴速度回復動作の
実施が必要と判断することを要旨とする。
印刷装置の保守方法は、ヘッドに設けられたノズルから
インク滴を吐出して印刷媒体上に画像を印刷する印刷装
置の保守方法であって、前記吐出されるインク滴の速度
を測定し、該測定されたインク滴の速度が所定値以下と
なったときに、前記ノズルから吐出されるインク滴の速
度を回復させるための動作たるインク滴速度回復動作の
実施が必要と判断することを要旨とする。
【0010】かかる印刷装置および印刷装置の保守方法
においては、ノズルから吐出されるインク滴の速度を回
復させるために行う動作であるインク滴速度回復動作を
行うか否かを判断するにあたって、先ず、ノズルから吐
出されるインク滴の速度を測定し、測定結果に基づいて
インク滴速度回復動作の要否を判断する。
においては、ノズルから吐出されるインク滴の速度を回
復させるために行う動作であるインク滴速度回復動作を
行うか否かを判断するにあたって、先ず、ノズルから吐
出されるインク滴の速度を測定し、測定結果に基づいて
インク滴速度回復動作の要否を判断する。
【0011】このように、インク滴速度の測定結果に基
づいて、必要な場合のみインク滴速度の回復動作を行え
ば、不必要な回復動作を行うことがなくなるので、回復
動作に伴って消費されるインク量を減少させることがで
きる。
づいて、必要な場合のみインク滴速度の回復動作を行え
ば、不必要な回復動作を行うことがなくなるので、回復
動作に伴って消費されるインク量を減少させることがで
きる。
【0012】かかる印刷装置においては、ノズル側に第
1の所定位置を、印刷媒体側に第2の所定位置をそれぞ
れ設定しておき、ノズルから吐出されたインク滴が、該
第1の所定位置を通過してから前記第2の所定位置を通
過するまでの所要時間を測定することによって、インク
滴の速度を測定することも好適である。このような方法
を用いれば、インク滴の速度を容易に、かつ正確に測定
することができ、こうして求めたインク滴の速度に基づ
いてインク滴速度の回復動作を行えば、必要な場合にの
みかかる回復動作を行うことができるので、インクの消
費量を減少させることができる。
1の所定位置を、印刷媒体側に第2の所定位置をそれぞ
れ設定しておき、ノズルから吐出されたインク滴が、該
第1の所定位置を通過してから前記第2の所定位置を通
過するまでの所要時間を測定することによって、インク
滴の速度を測定することも好適である。このような方法
を用いれば、インク滴の速度を容易に、かつ正確に測定
することができ、こうして求めたインク滴の速度に基づ
いてインク滴速度の回復動作を行えば、必要な場合にの
みかかる回復動作を行うことができるので、インクの消
費量を減少させることができる。
【0013】また、発光素子と該発光素子が発する光を
検出する受光素子との組を前記第1の所定位置の設置す
るとともに、同じく発光素子と受光素子の他の組を前記
第2の所定位置に設置して、前記第1の受光素子がイン
ク滴の通過を検出してから前記第2の受光素子がインク
滴の通過を検出するまでの経過時間を測定することによ
って、インク滴の速度を測定することも好適である。
検出する受光素子との組を前記第1の所定位置の設置す
るとともに、同じく発光素子と受光素子の他の組を前記
第2の所定位置に設置して、前記第1の受光素子がイン
ク滴の通過を検出してから前記第2の受光素子がインク
滴の通過を検出するまでの経過時間を測定することによ
って、インク滴の速度を測定することも好適である。
【0014】このような光学的な方法を用いれば、イン
ク滴が第1の所定位置を通過してから第2の所定位置を
通過するまでの経過時間を、正確にかつ容易に測定する
ことができるので、インク滴の速度も正確かつ容易に測
定することができる。こうして測定したインク滴の速度
に基づいてインク滴速度の回復動作の要否を判断すれ
ば、必要な場合にのみかかる回復動作を行うことがで
き、インクの使用量を減少させることができる。
ク滴が第1の所定位置を通過してから第2の所定位置を
通過するまでの経過時間を、正確にかつ容易に測定する
ことができるので、インク滴の速度も正確かつ容易に測
定することができる。こうして測定したインク滴の速度
に基づいてインク滴速度の回復動作の要否を判断すれ
ば、必要な場合にのみかかる回復動作を行うことがで
き、インクの使用量を減少させることができる。
【0015】特に、ノズルからインク滴が吐出されるか
否かを発光素子と受光素子の組を用いて検査している印
刷装置においては、前記第1の所定位置あるいは第2の
所定位置の光学素子の組のどちらかを、インク滴の吐出
の有無の検査に使用される光学素子の組と共用すること
ができるので好ましい。
否かを発光素子と受光素子の組を用いて検査している印
刷装置においては、前記第1の所定位置あるいは第2の
所定位置の光学素子の組のどちらかを、インク滴の吐出
の有無の検査に使用される光学素子の組と共用すること
ができるので好ましい。
【0016】かかる印刷装置においては、前記発光素子
と受光素子の組を前記第1の所定位置に設ける代わり
に、ノズルがインク滴を吐出する時期を検出する吐出時
期検出手段を設けてもよい。
と受光素子の組を前記第1の所定位置に設ける代わり
に、ノズルがインク滴を吐出する時期を検出する吐出時
期検出手段を設けてもよい。
【0017】ノズルから前記第2の所定位置までの距離
は一定であるため、ノズルがインク滴を吐出してから前
記第2の所定位置を通過するまでの経過時間を測定して
も、インク滴の速度を測定することができる。特に、印
刷装置の各ノズルは、所定の制御の下でインク滴を吐出
しているので、通常インク滴の吐出時期の検出は容易で
あることから、このような方法を用いればインク滴の速
度を容易に測定することができる。こうして測定したイ
ンク滴の速度に基づいて、インク滴速度回復動作の要否
を判断すれば、必要な場合のみかかる回復動作を行うこ
とができて、インクの消費量を減少させることが可能と
なる。
は一定であるため、ノズルがインク滴を吐出してから前
記第2の所定位置を通過するまでの経過時間を測定して
も、インク滴の速度を測定することができる。特に、印
刷装置の各ノズルは、所定の制御の下でインク滴を吐出
しているので、通常インク滴の吐出時期の検出は容易で
あることから、このような方法を用いればインク滴の速
度を容易に測定することができる。こうして測定したイ
ンク滴の速度に基づいて、インク滴速度回復動作の要否
を判断すれば、必要な場合のみかかる回復動作を行うこ
とができて、インクの消費量を減少させることが可能と
なる。
【0018】更に、ノズルからインク滴が吐出されるか
否かを発光素子と受光素子の組を用いて検査している印
刷装置においては、前記第2の所定位置の光学素子の組
を、インク滴の吐出の有無の検査に使用される光学素子
の組と共用することができるので、インク滴の速度を測
定するための専用の装置を設ける必要がなくなるので好
適である。
否かを発光素子と受光素子の組を用いて検査している印
刷装置においては、前記第2の所定位置の光学素子の組
を、インク滴の吐出の有無の検査に使用される光学素子
の組と共用することができるので、インク滴の速度を測
定するための専用の装置を設ける必要がなくなるので好
適である。
【0019】また、かかる印刷装置においては、前記発
光素子と受光素子の組を前記第2の所定位置に設ける代
わりに、振動によってインク滴の到達を検出可能な着弾
時期検出手段を設けることも可能である。
光素子と受光素子の組を前記第2の所定位置に設ける代
わりに、振動によってインク滴の到達を検出可能な着弾
時期検出手段を設けることも可能である。
【0020】前記第1の所定位置からインク滴の着弾位
置までの距離は一定であるから、インク滴が前記第1の
所定位置を通過してから着弾するまでの経過時間を測定
することによっても、インク滴の速度を測定することが
できる。
置までの距離は一定であるから、インク滴が前記第1の
所定位置を通過してから着弾するまでの経過時間を測定
することによっても、インク滴の速度を測定することが
できる。
【0021】特に、ノズルからインク滴が吐出されるか
否かをインク滴が到達する際の振動を検出することで検
査している印刷装置においては、前記着弾時期検出手段
をインク滴の吐出の有無の検査に使用される手段と共用
することができ、インク滴の速度を測定するための専用
の装置を設ける必要がなくなるので好適である。
否かをインク滴が到達する際の振動を検出することで検
査している印刷装置においては、前記着弾時期検出手段
をインク滴の吐出の有無の検査に使用される手段と共用
することができ、インク滴の速度を測定するための専用
の装置を設ける必要がなくなるので好適である。
【0022】かかる印刷装置においては、発光素子と該
発光素子の光を受ける受光素子とを設けておき、ノズル
から吐出されたインク滴が受光素子に入射している光を
遮っている時間を測定することも好適である。
発光素子の光を受ける受光素子とを設けておき、ノズル
から吐出されたインク滴が受光素子に入射している光を
遮っている時間を測定することも好適である。
【0023】受光素子に入射している光を遮ったインク
滴が再び遮らなくなるためには、該インク滴が所定距離
を移動しなければならないので、この所定距離を移動す
るために必要な時間を測定することによってインク滴の
速度を測定することができる。こうして測定したインク
滴の速度に基づいて、インク滴速度回復動作の要否を判
断すれば、必要な場合にのみ回復動作を行うことができ
るので、不必要なインク滴速度回復動作を行うことによ
るインクの浪費を避けることができる。
滴が再び遮らなくなるためには、該インク滴が所定距離
を移動しなければならないので、この所定距離を移動す
るために必要な時間を測定することによってインク滴の
速度を測定することができる。こうして測定したインク
滴の速度に基づいて、インク滴速度回復動作の要否を判
断すれば、必要な場合にのみ回復動作を行うことができ
るので、不必要なインク滴速度回復動作を行うことによ
るインクの浪費を避けることができる。
【0024】かかる印刷装置においては、所定のインク
滴を所定回数だけ吐出することによってインク滴の速度
を回復させると共に、該回復中に吐出されるインク滴の
速度を測定して、該測定値に基づいてインク滴速度の回
復動作を終了するか否かを判断してもよい。
滴を所定回数だけ吐出することによってインク滴の速度
を回復させると共に、該回復中に吐出されるインク滴の
速度を測定して、該測定値に基づいてインク滴速度の回
復動作を終了するか否かを判断してもよい。
【0025】このようにして、回復動作中に吐出される
インク滴の速度を測定し、測定結果に基づいて回復動作
を終了すれば、インク滴の速度が回復した時点でインク
滴の吐出を中止すれば、回復動作によって消費されるイ
ンク量を減少することができる。また、インク滴の速度
が回復した時点で、かかる回復動作を終了するので、回
復動作に要する時間を短縮する効果も生ずる。
インク滴の速度を測定し、測定結果に基づいて回復動作
を終了すれば、インク滴の速度が回復した時点でインク
滴の吐出を中止すれば、回復動作によって消費されるイ
ンク量を減少することができる。また、インク滴の速度
が回復した時点で、かかる回復動作を終了するので、回
復動作に要する時間を短縮する効果も生ずる。
【0026】かかる印刷装置においては、測定されたイ
ンク滴の速度が所定の閾値より小さい場合にインク滴速
度の回復動作が必要であると判断し、かかる回復動作を
行うようにしてもよい。
ンク滴の速度が所定の閾値より小さい場合にインク滴速
度の回復動作が必要であると判断し、かかる回復動作を
行うようにしてもよい。
【0027】ノズルから吐出されるインク滴の速度が低
下すると画質の悪化を来すが、インク滴の速度が所定の
閾値より高い場合はインク滴速度回復動作は未だ必要で
はない。従って、インク滴の速度が所定の閾値より遅く
なった場合にのみインク滴速度回復動作を行えば、不要
な回復動作を行ってインクを浪費することを回避して、
インク消費量を減少させることができる。
下すると画質の悪化を来すが、インク滴の速度が所定の
閾値より高い場合はインク滴速度回復動作は未だ必要で
はない。従って、インク滴の速度が所定の閾値より遅く
なった場合にのみインク滴速度回復動作を行えば、不要
な回復動作を行ってインクを浪費することを回避して、
インク消費量を減少させることができる。
【0028】かかる印刷装置においては、画像の印刷に
際して印刷装置に設定される印刷条件を検出する印刷条
件検出手段を備えておき、インク滴の速度の測定値と前
記検出した印刷条件とに基づいて、インク滴速度回復動
作の要否を判断するようにしてもよい。
際して印刷装置に設定される印刷条件を検出する印刷条
件検出手段を備えておき、インク滴の速度の測定値と前
記検出した印刷条件とに基づいて、インク滴速度回復動
作の要否を判断するようにしてもよい。
【0029】印刷装置に設定される印刷条件によって、
画質の悪化を許容可能な範囲が異なる場合があり、この
ため印刷条件に応じてインク滴の速度を回復させる動作
を行うか否かの判断が異なる場合がある。従って、検出
した印刷条件と測定したインク滴の速度に基づいて、イ
ンク滴速度回復動作の要否を判断すれば、印刷条件を考
慮せずに判断する場合よりも適切な判断を行うことが可
能となる。判断が適切であれば、その分だけ、不要なイ
ンク滴速度回復動作を行うことがなくなるので、インク
の消費量を減少させることができる。
画質の悪化を許容可能な範囲が異なる場合があり、この
ため印刷条件に応じてインク滴の速度を回復させる動作
を行うか否かの判断が異なる場合がある。従って、検出
した印刷条件と測定したインク滴の速度に基づいて、イ
ンク滴速度回復動作の要否を判断すれば、印刷条件を考
慮せずに判断する場合よりも適切な判断を行うことが可
能となる。判断が適切であれば、その分だけ、不要なイ
ンク滴速度回復動作を行うことがなくなるので、インク
の消費量を減少させることができる。
【0030】ヘッドに複数のノズルを備え、それぞれの
ノズルからインク滴を吐出して画像を印刷する印刷装置
においては、インク滴の速度の測定とインク滴速度回復
動作の要否の判断とをノズルを区別してノズル毎に行
い、インク滴速度回復動作が必要であると判断されたノ
ズルについて、インク滴の速度を回復させる動作を行う
ことも可能である。
ノズルからインク滴を吐出して画像を印刷する印刷装置
においては、インク滴の速度の測定とインク滴速度回復
動作の要否の判断とをノズルを区別してノズル毎に行
い、インク滴速度回復動作が必要であると判断されたノ
ズルについて、インク滴の速度を回復させる動作を行う
ことも可能である。
【0031】印刷装置に複数のノズルが設けられている
場合は、必ずしも全てのノズルから吐出されるインク滴
の速度が同じように低下するわけではなく、換言すれば
全てのノズルで同じようにインク滴速度回復動作が必要
になるとは限らない。従って、ノズルを区別しながらノ
ズル毎にインク滴の速度を測定し、インク滴回復動作の
要否もノズル毎に判断して、インク滴回復動作が必要と
判断されたノズルについてインク滴の速度を回復させる
動作を行えば、インク滴回復動作に伴って消費されるイ
ンク量を減少させることができる。
場合は、必ずしも全てのノズルから吐出されるインク滴
の速度が同じように低下するわけではなく、換言すれば
全てのノズルで同じようにインク滴速度回復動作が必要
になるとは限らない。従って、ノズルを区別しながらノ
ズル毎にインク滴の速度を測定し、インク滴回復動作の
要否もノズル毎に判断して、インク滴回復動作が必要と
判断されたノズルについてインク滴の速度を回復させる
動作を行えば、インク滴回復動作に伴って消費されるイ
ンク量を減少させることができる。
【0032】また、上述の印刷装置においては、ノズル
毎に測定されたインク滴の速度のノズル間でのばらつき
を調べ、所定値よりもばらつきの大きなノズルを、前記
インク滴速度回復動作が必要なノズルであると判断する
ことも可能である。
毎に測定されたインク滴の速度のノズル間でのばらつき
を調べ、所定値よりもばらつきの大きなノズルを、前記
インク滴速度回復動作が必要なノズルであると判断する
ことも可能である。
【0033】印刷装置に複数のノズルが設けられている
場合、各ノズルが吐出するインク滴の速度は、初めはノ
ズル間でのばらつきも比較的小さい。また、インク滴の
速度の低下は全てのノズルについて同じように起きるの
ではなく、一部のノズルについて速度が低下していくの
が普通である。一部のノズルについてインク滴の速度が
低下すれば、その結果としてノズル間でインク滴の速度
のばらつきが増大する。従って、インク滴の速度のばら
つきが所定値より大きいか否かに基づいて、インク滴速
度回復動作の要否を判断することができる。
場合、各ノズルが吐出するインク滴の速度は、初めはノ
ズル間でのばらつきも比較的小さい。また、インク滴の
速度の低下は全てのノズルについて同じように起きるの
ではなく、一部のノズルについて速度が低下していくの
が普通である。一部のノズルについてインク滴の速度が
低下すれば、その結果としてノズル間でインク滴の速度
のばらつきが増大する。従って、インク滴の速度のばら
つきが所定値より大きいか否かに基づいて、インク滴速
度回復動作の要否を判断することができる。
【0034】このように、ばらつきに基づいて判断する
方法には次のような利点がある。例えば、インク滴の速
度が何らかの理由で全体的に大きめに測定される場合
に、予め定められた閾値に基づいてインク滴速度回復動
作の要否を判断すると、本来は回復動作の不要なノズル
にまで回復動作を行ってしまい、無駄なインクと消費す
るおそれがある。これに対して、ノズル間でインク滴の
速度のばらつきを調べ、所定値よりばらつきの大きなノ
ズルをインク滴速度回復動作が必要なノズルと判断すれ
ば、例えばインク滴の測定値が全体的に大きめになった
としても、インク滴回復動作の必要なノズルのみを検出
することができる。このため、本来は不要なインク滴速
度回復動作を行って、インクを無駄にするおそれがな
い。
方法には次のような利点がある。例えば、インク滴の速
度が何らかの理由で全体的に大きめに測定される場合
に、予め定められた閾値に基づいてインク滴速度回復動
作の要否を判断すると、本来は回復動作の不要なノズル
にまで回復動作を行ってしまい、無駄なインクと消費す
るおそれがある。これに対して、ノズル間でインク滴の
速度のばらつきを調べ、所定値よりばらつきの大きなノ
ズルをインク滴速度回復動作が必要なノズルと判断すれ
ば、例えばインク滴の測定値が全体的に大きめになった
としても、インク滴回復動作の必要なノズルのみを検出
することができる。このため、本来は不要なインク滴速
度回復動作を行って、インクを無駄にするおそれがな
い。
【0035】複数のノズルを備えた印刷装置において
は、それらノズル中の一部のノズルについて、特にノズ
ルを区別することなく各ノズルのインク滴の速度を測定
し、各ノズル間で速度のばらつきが所定値より大きいと
きに、それら一部のノズルはインク滴速度回復動作を要
すると判断することも可能である。
は、それらノズル中の一部のノズルについて、特にノズ
ルを区別することなく各ノズルのインク滴の速度を測定
し、各ノズル間で速度のばらつきが所定値より大きいと
きに、それら一部のノズルはインク滴速度回復動作を要
すると判断することも可能である。
【0036】こうすれば、インク滴の速度の測定値をノ
ズルを区別して記憶しておく必要がないので、全体の処
理の簡略化を図ることが可能となる。
ズルを区別して記憶しておく必要がないので、全体の処
理の簡略化を図ることが可能となる。
【0037】また、複数のノズルを備えた印刷装置にお
いては、複数のノズル中の一部のノズルから一斉にイン
ク滴を吐出し、該インク滴の集団が第1の所定位置を通
過してから第2の所定位置を通過するまでに要する時間
を測定し、該測定された時間が所定値より大きいとき
に、インク滴を吐出したノズルはインク滴速度回復動作
が必要であると判断するようにしてもよい。
いては、複数のノズル中の一部のノズルから一斉にイン
ク滴を吐出し、該インク滴の集団が第1の所定位置を通
過してから第2の所定位置を通過するまでに要する時間
を測定し、該測定された時間が所定値より大きいとき
に、インク滴を吐出したノズルはインク滴速度回復動作
が必要であると判断するようにしてもよい。
【0038】かかるノズルから吐出されたインク滴中に
速度の遅いものが存在していれば、前記第1の所定位置
を通過してから第2の所定位置を通過するまでの時間
は、速度が遅いインク滴が存在する分だけ長くなる。従
って、かかる時間を測定することによって、速度の遅い
インク滴が存在するか否かを判断することができる。
速度の遅いものが存在していれば、前記第1の所定位置
を通過してから第2の所定位置を通過するまでの時間
は、速度が遅いインク滴が存在する分だけ長くなる。従
って、かかる時間を測定することによって、速度の遅い
インク滴が存在するか否かを判断することができる。
【0039】このような方法を用いてインク滴速度回復
動作の要否を判断すれば、複数のノズルからインク滴を
一斉に吐出して判断することができるので、判断に要す
る時間を短縮することが可能となる。
動作の要否を判断すれば、複数のノズルからインク滴を
一斉に吐出して判断することができるので、判断に要す
る時間を短縮することが可能となる。
【0040】複数のノズルを備える印刷装置において
は、次のようにすれば、ノズルと印刷媒体との間の一点
(観測位置)でインクの通過を検出するだけで、インク
滴速度回復動作の要否を判断することも可能である。
は、次のようにすれば、ノズルと印刷媒体との間の一点
(観測位置)でインクの通過を検出するだけで、インク
滴速度回復動作の要否を判断することも可能である。
【0041】先ず、複数のノズル中の一部のノズルから
一斉にインク滴を吐出して、該インク滴の集団が、前記
観測位置を通過するために必要な時間を測定する。ここ
で、インク滴の速度の低下は全てのノズルについて同じ
ように起きるのではなく、一部のノズルについて速度が
低下していくのが普通であるから、ノズルから吐出され
たインク滴の集団中に速度の遅いものが存在していれ
ば、インク滴の集団が前記観測位置を通過するのに必要
な時間は、その分だけ長くなっていく。従って、観測位
置での通過時間を測定することによって、速度の遅いイ
ンク滴が存在するか否かを判断することができ、通過時
間が所定値より長いか否かに基づいてインク滴速度回復
動作の要否を判断することができる。
一斉にインク滴を吐出して、該インク滴の集団が、前記
観測位置を通過するために必要な時間を測定する。ここ
で、インク滴の速度の低下は全てのノズルについて同じ
ように起きるのではなく、一部のノズルについて速度が
低下していくのが普通であるから、ノズルから吐出され
たインク滴の集団中に速度の遅いものが存在していれ
ば、インク滴の集団が前記観測位置を通過するのに必要
な時間は、その分だけ長くなっていく。従って、観測位
置での通過時間を測定することによって、速度の遅いイ
ンク滴が存在するか否かを判断することができ、通過時
間が所定値より長いか否かに基づいてインク滴速度回復
動作の要否を判断することができる。
【0042】かかる方法を用いてインク滴速度回復動作
の要否を判断すれば、インク滴の通過を、ノズルと印刷
媒体との間の一点のみで検出すれば良いので、回復動作
の要否を判断するための装置および処理の簡略化を図る
ことができる。
の要否を判断すれば、インク滴の通過を、ノズルと印刷
媒体との間の一点のみで検出すれば良いので、回復動作
の要否を判断するための装置および処理の簡略化を図る
ことができる。
【0043】本発明の印刷装置の保守方法は、印刷装置
と該印刷装置を制御するコンピュータとを組み合わせ、
必要な処理をコンピュータで行わせることによっても実
現することができる。従って、本発明の印刷装置の保守
方法は、コンピュータに必要な処理を行わせるためのプ
ログラムを記憶した記録媒体としての態様も含んでい
る。すなわち、ヘッドに設けられたノズルからインク滴
を吐出して印刷媒体上に画像を印刷する印刷装置の保守
方法を、コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒
体であって、前記吐出されるインク滴の速度を測定する
機能と、該測定されたインク滴速度に基づいて、前記ノ
ズルから吐出されるインク滴の速度を回復させるための
動作たるインク滴速度回復動作の要否について判断する
機能とを記録した記録媒体としての態様である。
と該印刷装置を制御するコンピュータとを組み合わせ、
必要な処理をコンピュータで行わせることによっても実
現することができる。従って、本発明の印刷装置の保守
方法は、コンピュータに必要な処理を行わせるためのプ
ログラムを記憶した記録媒体としての態様も含んでい
る。すなわち、ヘッドに設けられたノズルからインク滴
を吐出して印刷媒体上に画像を印刷する印刷装置の保守
方法を、コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒
体であって、前記吐出されるインク滴の速度を測定する
機能と、該測定されたインク滴速度に基づいて、前記ノ
ズルから吐出されるインク滴の速度を回復させるための
動作たるインク滴速度回復動作の要否について判断する
機能とを記録した記録媒体としての態様である。
【0044】かかる記録媒体に記憶されたプログラムを
コンピュータが読み込んで、該コンピュータが印刷装置
を制御しながら前記の各機能を実現することにより、必
要な場合にのみ該印刷装置にインク滴速度回復動作を行
わせることができるので、インク消費量を低減させるこ
とが可能となる。
コンピュータが読み込んで、該コンピュータが印刷装置
を制御しながら前記の各機能を実現することにより、必
要な場合にのみ該印刷装置にインク滴速度回復動作を行
わせることができるので、インク消費量を低減させるこ
とが可能となる。
【0045】
【発明の実施の形態】A.装置の構成 (1)ハードウェア構成概要 本発明の実施の形態を、実施例に基づいて説明する。図
1は、本発明の一実施例としてのインクジェットプリン
タ20の主要な構成を示す概略斜視図である。このイン
クジェットプリンタ20は、用紙スタッカ22と、ステ
ップッモータ(図示省略)によって駆動される紙送りロ
ーラ24と、プラテン板26と、キャリッジ28と、ス
テップモータ30と、ステップモータ30によって駆動
される索引ベルト32と、キャリッジ28の移動を案内
するためのガイドレール34とを備えている。キャリッ
ジ28には、多数のノズルを備えた印刷ヘッド36が搭
載されている。
1は、本発明の一実施例としてのインクジェットプリン
タ20の主要な構成を示す概略斜視図である。このイン
クジェットプリンタ20は、用紙スタッカ22と、ステ
ップッモータ(図示省略)によって駆動される紙送りロ
ーラ24と、プラテン板26と、キャリッジ28と、ス
テップモータ30と、ステップモータ30によって駆動
される索引ベルト32と、キャリッジ28の移動を案内
するためのガイドレール34とを備えている。キャリッ
ジ28には、多数のノズルを備えた印刷ヘッド36が搭
載されている。
【0046】キャリッジ28の所定の待機位置(ホーム
ポジション)には、第1のドット抜け検査部40、ある
いは第2のドット抜け検査部42のいずれかが設けられ
ている。通常備えられているドット抜け検査部は、第1
あるいは第2のいずれか一方で、どちらも備えているこ
とは稀であるが、ここでは説明の都合上、本実施例のイ
ンクジェットプリンタ20は第1のドット抜け検査部4
0と第2のドット抜け検査部42のどちらも備えている
ものとして説明する。もちろん、どちらのドット抜け検
査部も備えているインクジェットプリンタを排除するも
のではない。
ポジション)には、第1のドット抜け検査部40、ある
いは第2のドット抜け検査部42のいずれかが設けられ
ている。通常備えられているドット抜け検査部は、第1
あるいは第2のいずれか一方で、どちらも備えているこ
とは稀であるが、ここでは説明の都合上、本実施例のイ
ンクジェットプリンタ20は第1のドット抜け検査部4
0と第2のドット抜け検査部42のどちらも備えている
ものとして説明する。もちろん、どちらのドット抜け検
査部も備えているインクジェットプリンタを排除するも
のではない。
【0047】第1のドット抜け検査部40は、発光素子
40aと受光素子40bとを備えており、これらの素子
40a,40bの間をインク滴が横切るか否かを調べる
ことによってドット抜けを検査する。第2のドット抜け
検査部42は、その表面に設けられた振動板がインク滴
で振動するか否かを調べることによってドット抜けを検
査する。
40aと受光素子40bとを備えており、これらの素子
40a,40bの間をインク滴が横切るか否かを調べる
ことによってドット抜けを検査する。第2のドット抜け
検査部42は、その表面に設けられた振動板がインク滴
で振動するか否かを調べることによってドット抜けを検
査する。
【0048】印刷用紙Pは、用紙スタッカ22から紙送
りローラ24によって巻き取られて、プラテン板26の
表面上を副走査方向へ送られる。キャリッジ28は、ス
テップモータ30により駆動される索引ベルト32に索
引されて、ガイドレール34に沿って主走査方向に移動
する。主走査方法は副走査方向に垂直である。
りローラ24によって巻き取られて、プラテン板26の
表面上を副走査方向へ送られる。キャリッジ28は、ス
テップモータ30により駆動される索引ベルト32に索
引されて、ガイドレール34に沿って主走査方向に移動
する。主走査方法は副走査方向に垂直である。
【0049】図2は、インクジェットプリンタ20の電
気的な回路構成の概要を示すブロック図である。インク
ジェットプリンタ20は、ホストコンピュータ100か
ら供給された信号を受信する受信バッファメモリ50
と、印刷データを格納するイメージバッファ52と、イ
ンクジェットプリンタ20全体の動作を制御するシステ
ムコントローラ54とを備えている。システムコントロ
ーラ54には、キャリッジ移動用のステップモータ30
を駆動する主走査駆動ドライバ61と、紙送りモータ3
1を駆動する副走査駆動ドライバ62と、ドット抜け検
査部40および42をそれぞれ駆動する検査部ドライバ
63,64と、印刷ヘッド36を駆動するヘッド駆動ド
ライバ66とが接続されている。また、本実施例のイン
クジェットプリンタ20にはインク滴速度測定回路65
が設けられており、システムコントローラ54と2つの
ドット抜け検査部40,42との間で情報のやり取りを
行いながら、この回路を用いてインク滴速度の測定を行
う。本実施例のインクジェットプリンタ20はドット抜
け検査部40あるいは42を利用してインク滴の飛行速
度を測定しているので、インク滴速度測定回路65は、
検査部ドライバ63,64あるいはヘッド駆動ドライバ
66と信号をやり取りしながらインク滴の飛行速度を測
定する。尚、本実施例では、専用の電気回路を用いてイ
ンク滴の飛行速度を測定しているが、もちろん、電気回
路によらずソフトウェア的にインク滴速度の測定を行う
ものであっても構わない。
気的な回路構成の概要を示すブロック図である。インク
ジェットプリンタ20は、ホストコンピュータ100か
ら供給された信号を受信する受信バッファメモリ50
と、印刷データを格納するイメージバッファ52と、イ
ンクジェットプリンタ20全体の動作を制御するシステ
ムコントローラ54とを備えている。システムコントロ
ーラ54には、キャリッジ移動用のステップモータ30
を駆動する主走査駆動ドライバ61と、紙送りモータ3
1を駆動する副走査駆動ドライバ62と、ドット抜け検
査部40および42をそれぞれ駆動する検査部ドライバ
63,64と、印刷ヘッド36を駆動するヘッド駆動ド
ライバ66とが接続されている。また、本実施例のイン
クジェットプリンタ20にはインク滴速度測定回路65
が設けられており、システムコントローラ54と2つの
ドット抜け検査部40,42との間で情報のやり取りを
行いながら、この回路を用いてインク滴速度の測定を行
う。本実施例のインクジェットプリンタ20はドット抜
け検査部40あるいは42を利用してインク滴の飛行速
度を測定しているので、インク滴速度測定回路65は、
検査部ドライバ63,64あるいはヘッド駆動ドライバ
66と信号をやり取りしながらインク滴の飛行速度を測
定する。尚、本実施例では、専用の電気回路を用いてイ
ンク滴の飛行速度を測定しているが、もちろん、電気回
路によらずソフトウェア的にインク滴速度の測定を行う
ものであっても構わない。
【0050】ホストコンピュータ100のプリンタドラ
イバ(図示せず)は、ユーザの指定した印刷モード(詳
細は後述)に基づいて、印刷動作を規定する各種のパラ
メータ値を決定する。このプリンタドライバは、更に、
これらのパラメータ値に基づいて、その印刷モードで印
刷を行うための印刷データを生成して、インクジェット
プリンタ20に転送する。転送された印刷データは、一
旦、受信バッファメモリ50に蓄えられる。インクジェ
ットプリンタ20内では、システムコントローラ54
が、受信バッファメモリ50から印刷データの中から必
要な情報を読み取り、これに基づいて、各ドライバ61
〜64,66に対して制御信号を出力する。
イバ(図示せず)は、ユーザの指定した印刷モード(詳
細は後述)に基づいて、印刷動作を規定する各種のパラ
メータ値を決定する。このプリンタドライバは、更に、
これらのパラメータ値に基づいて、その印刷モードで印
刷を行うための印刷データを生成して、インクジェット
プリンタ20に転送する。転送された印刷データは、一
旦、受信バッファメモリ50に蓄えられる。インクジェ
ットプリンタ20内では、システムコントローラ54
が、受信バッファメモリ50から印刷データの中から必
要な情報を読み取り、これに基づいて、各ドライバ61
〜64,66に対して制御信号を出力する。
【0051】イメージバッファ52には、受信バッファ
メモリ50で受信された印刷データを色成分に分解して
得られた複数の色成分のイメージデータが格納される。
ヘッド駆動ドライバ66は、システムコントローラ54
からの制御信号に従って、イメージバッファ52から各
色成分のイメージデータを読み出し、これに応じて印刷
ヘッド36に設けられた各色のノズルアレイを駆動す
る。
メモリ50で受信された印刷データを色成分に分解して
得られた複数の色成分のイメージデータが格納される。
ヘッド駆動ドライバ66は、システムコントローラ54
からの制御信号に従って、イメージバッファ52から各
色成分のイメージデータを読み出し、これに応じて印刷
ヘッド36に設けられた各色のノズルアレイを駆動す
る。
【0052】(2)インク滴の吐出機構 印刷ヘッド36がノズルアレイを駆動してインク滴を吐
出する機構について、以下に説明する。図3(a)はノ
ズルアレイの内部構造を示した説明図である。印刷ヘッ
ド36には、シアン,マゼンタ,イエロ,ブラックの各
色毎にノズルアレイ74ないし77が設けられており、
各ノズルアレイは48個のノズルnで構成されている。
各ノズルには、インク通路80とその通路上にピエゾ素
子PEが設けられている。ピエゾ素子PEは周知のよう
に、電圧の印加により結晶構造が歪み、極めて高速に電
気−機械エネルギの変換を行う素子である。本実施例で
は、ピエゾ素子PEの両端に設けられた電極間に所定時
間幅の電圧を印加することにより、図3(b)に示すよ
うにピエゾ素子PEが電圧の印加時間だけ伸張し、イン
ク通路80の一側壁を変形させる。この結果、インク通
路80の体積はピエゾ素子PEの伸張に応じて伸縮し、
この収縮分に相当するインクが粒子Ipとなってノズル
nから高速で吐出される。このインクIpがプラテン板
26に装着された印刷用紙Pに染み込むことにより、印
刷用紙Pの上にドットが形成される。
出する機構について、以下に説明する。図3(a)はノ
ズルアレイの内部構造を示した説明図である。印刷ヘッ
ド36には、シアン,マゼンタ,イエロ,ブラックの各
色毎にノズルアレイ74ないし77が設けられており、
各ノズルアレイは48個のノズルnで構成されている。
各ノズルには、インク通路80とその通路上にピエゾ素
子PEが設けられている。ピエゾ素子PEは周知のよう
に、電圧の印加により結晶構造が歪み、極めて高速に電
気−機械エネルギの変換を行う素子である。本実施例で
は、ピエゾ素子PEの両端に設けられた電極間に所定時
間幅の電圧を印加することにより、図3(b)に示すよ
うにピエゾ素子PEが電圧の印加時間だけ伸張し、イン
ク通路80の一側壁を変形させる。この結果、インク通
路80の体積はピエゾ素子PEの伸張に応じて伸縮し、
この収縮分に相当するインクが粒子Ipとなってノズル
nから高速で吐出される。このインクIpがプラテン板
26に装着された印刷用紙Pに染み込むことにより、印
刷用紙Pの上にドットが形成される。
【0053】ピエゾ素子PEに印加する駆動波形につい
て簡単に説明しておく。図4は、インク滴を吐出する際
にピエゾ素子PEに印加される駆動波形を示した説明図
である。基準電圧よりも高い電圧を印加するとピエゾ素
子PEはインク通路80の体積を減少させる方向に変形
しインク滴が吐出されるが、実際の駆動波形は図4に示
すように、一旦、基準電圧よりも低い電圧をピエゾ素子
PEに印加し、その後に高い電圧を印加している。これ
をインク界面(メニスカス)の動きに着目して説明する
と、一旦、基準電圧より低い電圧が印加された時には
(区間d2)インク通路80の断面積が増大する方向に
変形するので、図4の状態aに示したようにメニスカス
はノズルnの内側にへこんだ状態となる。その後、基準
電圧より高い電圧が印加されると(区間d3)、インク
通路80の断面積が減少して図4の状態bに示したよう
にインク滴が吐出される。すなわち、インク滴はピエゾ
素子PEに区間d3の駆動波形が印加されたときに吐出
されることになる。尚、このように区間d2で、一旦、
基準電圧よりも低い電圧を印加してインク界面を内側に
引き込んでからインク滴を吐出しているので、インク界
面の引き込み方を制御することによって吐出するインク
滴の大きさを制御することが可能となる。
て簡単に説明しておく。図4は、インク滴を吐出する際
にピエゾ素子PEに印加される駆動波形を示した説明図
である。基準電圧よりも高い電圧を印加するとピエゾ素
子PEはインク通路80の体積を減少させる方向に変形
しインク滴が吐出されるが、実際の駆動波形は図4に示
すように、一旦、基準電圧よりも低い電圧をピエゾ素子
PEに印加し、その後に高い電圧を印加している。これ
をインク界面(メニスカス)の動きに着目して説明する
と、一旦、基準電圧より低い電圧が印加された時には
(区間d2)インク通路80の断面積が増大する方向に
変形するので、図4の状態aに示したようにメニスカス
はノズルnの内側にへこんだ状態となる。その後、基準
電圧より高い電圧が印加されると(区間d3)、インク
通路80の断面積が減少して図4の状態bに示したよう
にインク滴が吐出される。すなわち、インク滴はピエゾ
素子PEに区間d3の駆動波形が印加されたときに吐出
されることになる。尚、このように区間d2で、一旦、
基準電圧よりも低い電圧を印加してインク界面を内側に
引き込んでからインク滴を吐出しているので、インク界
面の引き込み方を制御することによって吐出するインク
滴の大きさを制御することが可能となる。
【0054】(3)ドット抜けの検査原理 前述したように、本実施例のインクジェットプリンタ2
0では、ドット抜け検査部40,42を利用することに
よってインク滴の飛行速度を測定している。そこで、イ
ンク滴飛行速度の測定方法を説明する準備として、ドッ
ト抜けを検査する原理について簡単に説明する。尚、前
述したように、説明の都合上、本実施例のインクジェッ
トプリンタ20では第1のドット抜け検査部40と第2
のドット抜け検査部42のいずれも備えているものとし
て説明しているので、それぞれのドット抜け検査部の検
査原理をまとめて説明している。従って、第1および第
2のドット抜け検査部をいずれも備えていなければなら
ない趣旨ではない。もちろん、どちらのドット抜け検査
部も備えるインクジェットプリンタが排除されるもので
はない。
0では、ドット抜け検査部40,42を利用することに
よってインク滴の飛行速度を測定している。そこで、イ
ンク滴飛行速度の測定方法を説明する準備として、ドッ
ト抜けを検査する原理について簡単に説明する。尚、前
述したように、説明の都合上、本実施例のインクジェッ
トプリンタ20では第1のドット抜け検査部40と第2
のドット抜け検査部42のいずれも備えているものとし
て説明しているので、それぞれのドット抜け検査部の検
査原理をまとめて説明している。従って、第1および第
2のドット抜け検査部をいずれも備えていなければなら
ない趣旨ではない。もちろん、どちらのドット抜け検査
部も備えるインクジェットプリンタが排除されるもので
はない。
【0055】図5は、第1のドット抜け検査部40の構
成と、その検査方法(飛行滴検査法)の原理を示す説明
図である。図5は、印刷ヘッド36を下面側から見た図
であり、印刷ヘッド36の4色分のノズルアレイと、第
1のドット抜け検査部40を構成する発光素子40aお
よび受光素子40bとが描かれている。
成と、その検査方法(飛行滴検査法)の原理を示す説明
図である。図5は、印刷ヘッド36を下面側から見た図
であり、印刷ヘッド36の4色分のノズルアレイと、第
1のドット抜け検査部40を構成する発光素子40aお
よび受光素子40bとが描かれている。
【0056】印刷ヘッド36の下面には、ブラックイン
クを吐出するためのブラックインクノズル群Kと、シア
ンインクを吐出するためのシアンインクノズル群Cと、
マゼンタインクを吐出するためにマゼンタインクノズル
群Mと、イエロインクを吐出するためのイエロインクノ
ズル群Yとが形成されている。
クを吐出するためのブラックインクノズル群Kと、シア
ンインクを吐出するためのシアンインクノズル群Cと、
マゼンタインクを吐出するためにマゼンタインクノズル
群Mと、イエロインクを吐出するためのイエロインクノ
ズル群Yとが形成されている。
【0057】各ノズル群の複数のノズルは副走査方向S
Sに沿ってそれぞれ整列しており、各色ごとのノズル列
(ノズルアレイ)には、K,C,M,Yの順にノズルア
レイ番号1,2,3,4が付されている(図5参照)。
画像の印刷時には、キャリッジ28(図1)とともに印
刷ヘッド36が主走査方向MSに移動しつつ、各ノズル
からインク滴が吐出される。
Sに沿ってそれぞれ整列しており、各色ごとのノズル列
(ノズルアレイ)には、K,C,M,Yの順にノズルア
レイ番号1,2,3,4が付されている(図5参照)。
画像の印刷時には、キャリッジ28(図1)とともに印
刷ヘッド36が主走査方向MSに移動しつつ、各ノズル
からインク滴が吐出される。
【0058】発光素子40aは、外径が約1mm以下の
光束Lを射出するレーザである。このレーザ光Lは、副
走査方向SSに平行に射出され、受光素子40bで受光
される。ドット抜け検査の際には、先ず、図5のよう
に、1色分(例えばイエロY)のノズル群がレーザ光L
の光路上にくるように、印刷ヘッド36を位置決めす
る。この状態において、ヘッド駆動ドライバ66(図
2)を用いてイエロYのノズルを1つずつ、かつ、所定
の駆動期間ずつ順番に駆動して、各ノズルからインク滴
を順次吐出させる。ノズルからきちんとインク滴が吐出
されていれば、途中でレーザ光Lの光路を遮って受光素
子40bにおける受光が一時的に中断されるので、その
ノズルは目詰まりしていないと判断することができる。
また、あるノズルの駆動期間内にレーザ光Lが全く遮光
されないときには、そのノズルは目詰まりしていると判
断することができる。
光束Lを射出するレーザである。このレーザ光Lは、副
走査方向SSに平行に射出され、受光素子40bで受光
される。ドット抜け検査の際には、先ず、図5のよう
に、1色分(例えばイエロY)のノズル群がレーザ光L
の光路上にくるように、印刷ヘッド36を位置決めす
る。この状態において、ヘッド駆動ドライバ66(図
2)を用いてイエロYのノズルを1つずつ、かつ、所定
の駆動期間ずつ順番に駆動して、各ノズルからインク滴
を順次吐出させる。ノズルからきちんとインク滴が吐出
されていれば、途中でレーザ光Lの光路を遮って受光素
子40bにおける受光が一時的に中断されるので、その
ノズルは目詰まりしていないと判断することができる。
また、あるノズルの駆動期間内にレーザ光Lが全く遮光
されないときには、そのノズルは目詰まりしていると判
断することができる。
【0059】1色分のすべてのノズルに関して目詰まり
の検査が済むと、印刷ヘッド36を主走査方向に少し移
動させて、次の色(図5の例ではマゼンタM)のノズル
の検査を実行する。こうして全ての色のノズルについて
検査を行う。
の検査が済むと、印刷ヘッド36を主走査方向に少し移
動させて、次の色(図5の例ではマゼンタM)のノズル
の検査を実行する。こうして全ての色のノズルについて
検査を行う。
【0060】この飛行滴検査法では、飛行中のインク滴
を検出することによって各ノズルの目詰まりの有無(す
なわちドット抜けの有無)を検査するので、比較的短時
間で検査が終了するという利点がある。
を検出することによって各ノズルの目詰まりの有無(す
なわちドット抜けの有無)を検査するので、比較的短時
間で検査が終了するという利点がある。
【0061】図6は、第1のドット抜け検査部40の他
の構成を示す説明図である。図6では、レーザ光Lの進
行方向が副走査方向SSからやや傾いた方向になるよう
に、発光素子40aと受光素子40bの向きが調整され
ている。このレーザ光Lの進行方向は、1つのノズルか
ら吐出されたインク滴をレーザ光Lで検出しようとする
ときに、このレーザ光Lが、他のノズルから吐出される
インク滴によって遮光されることがないように設定され
ている。換言すれば、レーザ光Lの光路が、複数のノズ
ルから吐出されるインク滴の進路と干渉することがない
ように設定されている。
の構成を示す説明図である。図6では、レーザ光Lの進
行方向が副走査方向SSからやや傾いた方向になるよう
に、発光素子40aと受光素子40bの向きが調整され
ている。このレーザ光Lの進行方向は、1つのノズルか
ら吐出されたインク滴をレーザ光Lで検出しようとする
ときに、このレーザ光Lが、他のノズルから吐出される
インク滴によって遮光されることがないように設定され
ている。換言すれば、レーザ光Lの光路が、複数のノズ
ルから吐出されるインク滴の進路と干渉することがない
ように設定されている。
【0062】このように、レーザ光Lを副走査方向SS
から傾いた斜めの方向に向けて射出するようにすれば、
印刷ヘッド36をゆっくりと主走査方向に移動させつ
つ、各ノズルを1つずつ順番に駆動してインク滴を吐出
させることによって、各ノズルの目詰まりを検出するこ
とが可能である。このようにすると、仮にいくつかのノ
ズルから吐出されるインク滴の進路が規定の方向から多
少それたときにも、そのノズルの目詰まりを検査するこ
とが可能であるという利点もある。
から傾いた斜めの方向に向けて射出するようにすれば、
印刷ヘッド36をゆっくりと主走査方向に移動させつ
つ、各ノズルを1つずつ順番に駆動してインク滴を吐出
させることによって、各ノズルの目詰まりを検出するこ
とが可能である。このようにすると、仮にいくつかのノ
ズルから吐出されるインク滴の進路が規定の方向から多
少それたときにも、そのノズルの目詰まりを検査するこ
とが可能であるという利点もある。
【0063】図7は、第2のドット抜け検査部42の構
成と、その検査方法(振動板検査法)の原理を示す説明
図である。図7は、印刷ヘッド36の1つのノズルnの
近傍の断面図であり、図中には、第2のドット抜け検査
部42を構成する振動板42aとマイクロフォン42b
も記載されている。
成と、その検査方法(振動板検査法)の原理を示す説明
図である。図7は、印刷ヘッド36の1つのノズルnの
近傍の断面図であり、図中には、第2のドット抜け検査
部42を構成する振動板42aとマイクロフォン42b
も記載されている。
【0064】ノズルnから吐出されたインク滴Ipが振
動板42aに到達すると、振動板42aが振動する。マ
イクロフォン42bは、この振動板42aの振動を電気
信号に変換する。従って、マイクロフォン42bからの
出力信号(振動音信号)を検出すれば、インク滴Ipが
振動板42aに到達したか否か(すなわちノズルの目詰
まりの有無)を知ることができる。
動板42aに到達すると、振動板42aが振動する。マ
イクロフォン42bは、この振動板42aの振動を電気
信号に変換する。従って、マイクロフォン42bからの
出力信号(振動音信号)を検出すれば、インク滴Ipが
振動板42aに到達したか否か(すなわちノズルの目詰
まりの有無)を知ることができる。
【0065】尚、このような振動板42aとマイクロフ
ォン42bのセットは、1色分のノズル個数(本実施例
では48個)と同じ数だけ、副走査方向に沿って配列し
ておくことが好ましい。こうすれば、1色分の全てのノ
ズルについて、目詰まりの有無を同時に検査することが
可能である。但し、隣接するノズルからインク滴Ipを
同時に吐出すると、隣接する振動板42a同士が干渉し
て、誤検出するおそれがある。このような誤検出を防止
するためには、同時にインク滴を吐出して目詰まりの有
無を検査するノズルを、数個おきに設定することが好ま
しい。
ォン42bのセットは、1色分のノズル個数(本実施例
では48個)と同じ数だけ、副走査方向に沿って配列し
ておくことが好ましい。こうすれば、1色分の全てのノ
ズルについて、目詰まりの有無を同時に検査することが
可能である。但し、隣接するノズルからインク滴Ipを
同時に吐出すると、隣接する振動板42a同士が干渉し
て、誤検出するおそれがある。このような誤検出を防止
するためには、同時にインク滴を吐出して目詰まりの有
無を検査するノズルを、数個おきに設定することが好ま
しい。
【0066】以上説明したように、本実施例のインクジ
ェットプリンタ20は、ドット抜け検査部40,42を
備えており、飛行滴検査法あるいは振動板検査法のいず
れの方法によっても、ドット抜けの有無を検査すること
が可能となっている。もちろん、インクジェットプリン
タが第1のドット抜け検査部あるいは第2のドット抜け
検査部のいずれか一方のみを装着する場合は、飛行滴検
査法あるいは振動板検査法の内の対応するどちらか一方
の方法によってのみ、ドット抜けの検査が可能であるこ
とはいうまでもない。
ェットプリンタ20は、ドット抜け検査部40,42を
備えており、飛行滴検査法あるいは振動板検査法のいず
れの方法によっても、ドット抜けの有無を検査すること
が可能となっている。もちろん、インクジェットプリン
タが第1のドット抜け検査部あるいは第2のドット抜け
検査部のいずれか一方のみを装着する場合は、飛行滴検
査法あるいは振動板検査法の内の対応するどちらか一方
の方法によってのみ、ドット抜けの検査が可能であるこ
とはいうまでもない。
【0067】B.インク滴飛行速度の測定方法 前述したように、本実施例のインクジェットプリンタ2
0は、ドット抜け検査部40、あるいはドット抜け検査
部42を利用して、更にはこれらを組み合わせて使用す
ることによって、ノズルから吐出されるインク滴の速度
を測定している。これらドット抜け検査部40,42を
利用してインク滴速度を測定する方法について以下に説
明する。
0は、ドット抜け検査部40、あるいはドット抜け検査
部42を利用して、更にはこれらを組み合わせて使用す
ることによって、ノズルから吐出されるインク滴の速度
を測定している。これらドット抜け検査部40,42を
利用してインク滴速度を測定する方法について以下に説
明する。
【0068】(1)第1の測定方法 第1の測定方法は、ドット抜け検査部40を利用してイ
ンク滴の飛行速度を測定する。もちろんこの方法は、イ
ンクジェットプリンタが第1のドット抜け検査部40を
備えている場合に用いることができる。
ンク滴の飛行速度を測定する。もちろんこの方法は、イ
ンクジェットプリンタが第1のドット抜け検査部40を
備えている場合に用いることができる。
【0069】図8(a)は、ドット抜け検査部40を利
用してインク滴速度を測定する原理を示す説明図であ
る。図示するように第1の測定方法におけるドット抜け
検査部40には、ドット抜け検査に使用する前述の発光
素子40aと受光素子40bの組に加えて、より印刷媒
体側(インク滴進路の下流側)にもう一組の発光素子4
0cと受光素子40dの組が設けられている。2つの光
路、すなわち上流側の光路L1(発光素子40aから受
光素子40bに至る光路)と下流側の光路(発光素子4
0cから受光素子40dに至る光路)L2の間隔は、図
示するように所定距離に設定されている。この所定距離
をDsとする。
用してインク滴速度を測定する原理を示す説明図であ
る。図示するように第1の測定方法におけるドット抜け
検査部40には、ドット抜け検査に使用する前述の発光
素子40aと受光素子40bの組に加えて、より印刷媒
体側(インク滴進路の下流側)にもう一組の発光素子4
0cと受光素子40dの組が設けられている。2つの光
路、すなわち上流側の光路L1(発光素子40aから受
光素子40bに至る光路)と下流側の光路(発光素子4
0cから受光素子40dに至る光路)L2の間隔は、図
示するように所定距離に設定されている。この所定距離
をDsとする。
【0070】ノズルnからインク滴が吐出されると、イ
ンク滴は初めに上流側の光路L1を遮り、次いで下流側
の光路L2を遮ることになる。このときの受光素子側の
出力を示したのが図8(b)である。インク滴が上流側
の光路L1を遮っている間は受光素子40bの出力が低
下し、インク滴の下流側の光路L2を遮っている間は受
光素子40dの出力が低下する。そこで、受光素子40
bの出力が低下(図中のta)してから受光素子40d
の出力が低下(図中のtb)するまでの時間Tを測定
し、2つの光路間の距離Dsを時間Tで除算することに
より、インク滴速度の飛行速度を求めることができる。
尚、距離Dsは通常、インクジェットプリンタで固定さ
れた値であるから、距離Dsを時間Tで除算することな
く、時間Tを用いてインク滴の飛行速度を代表させても
良いのはもちろんである。この場合は、時間Tが大きく
なる程インク滴の飛行速度が小さくなり、時間Tが小さ
くなるほどインク滴の飛行速度は大きくなる。
ンク滴は初めに上流側の光路L1を遮り、次いで下流側
の光路L2を遮ることになる。このときの受光素子側の
出力を示したのが図8(b)である。インク滴が上流側
の光路L1を遮っている間は受光素子40bの出力が低
下し、インク滴の下流側の光路L2を遮っている間は受
光素子40dの出力が低下する。そこで、受光素子40
bの出力が低下(図中のta)してから受光素子40d
の出力が低下(図中のtb)するまでの時間Tを測定
し、2つの光路間の距離Dsを時間Tで除算することに
より、インク滴速度の飛行速度を求めることができる。
尚、距離Dsは通常、インクジェットプリンタで固定さ
れた値であるから、距離Dsを時間Tで除算することな
く、時間Tを用いてインク滴の飛行速度を代表させても
良いのはもちろんである。この場合は、時間Tが大きく
なる程インク滴の飛行速度が小さくなり、時間Tが小さ
くなるほどインク滴の飛行速度は大きくなる。
【0071】尚、第1の測定方法においては、ノズルか
ら吐出されたインク滴が上流側の光路L1と下流側の光
路L2を確実に遮らなければ、インク滴の飛行速度を求
めることはできない。ところが、ノズルの加工精度等の
影響でインク滴の吐出方向がばらつくと、吐出されたイ
ンク滴がノズルに近い上流側の光路L1は遮っても、ノ
ズルから遠い下流側の光路L2は遮らない場合が起こり
うる。このようなことを避けるため、下流側の光路L2
の光径を上流側の光路L1の光径よりも大きめに設定し
ておくことも好適である。こうすることにより、ノズル
から吐出されるインク滴の吐出角度が多少ばらついたと
しても、下流側の光路L2を遮ることになるので、イン
ク滴の飛行速度を確実に測定することが可能になる。
ら吐出されたインク滴が上流側の光路L1と下流側の光
路L2を確実に遮らなければ、インク滴の飛行速度を求
めることはできない。ところが、ノズルの加工精度等の
影響でインク滴の吐出方向がばらつくと、吐出されたイ
ンク滴がノズルに近い上流側の光路L1は遮っても、ノ
ズルから遠い下流側の光路L2は遮らない場合が起こり
うる。このようなことを避けるため、下流側の光路L2
の光径を上流側の光路L1の光径よりも大きめに設定し
ておくことも好適である。こうすることにより、ノズル
から吐出されるインク滴の吐出角度が多少ばらついたと
しても、下流側の光路L2を遮ることになるので、イン
ク滴の飛行速度を確実に測定することが可能になる。
【0072】(2)第2の測定方法 第2の測定方法もドット抜け検査部40を利用してイン
ク滴の飛行速度を測定する。但し後述するように、第2
の測定方法を実施するためには、第1の測定方法を実施
する場合に比べて、第1のドット抜け検査部40の装着
角度を少し変えておく必要がある。
ク滴の飛行速度を測定する。但し後述するように、第2
の測定方法を実施するためには、第1の測定方法を実施
する場合に比べて、第1のドット抜け検査部40の装着
角度を少し変えておく必要がある。
【0073】図9(a)は、第2の測定方法においてイ
ンク滴速度を測定する原理を示す説明図である。第2の
測定方法では、発光素子40aから射出されるレーザ光
は、スリット40sによって所定の厚さのレーザ光Lに
整形された後に受光素子40bに入射される。ここでは
所定の厚さをDsとする。スリット40sで整形された
レーザ光Lの断面概形を図9(b)に示す。発光素子4
0aから射出されるレーザ光は略円形の断面形状をして
いるが、スリット40sによってノズル側と印刷媒体側
の光が遮光され、図示するような断面形状を有する厚み
Dsのレーザ光Lに整形されて受光素子40bに入射す
る。尚、本実施例ではスリット40sを用いて略円形断
面のレーザ光から厚みDsのレーザ光を得ることとして
いるが、面発光するレーザを使用して初めから厚みDs
のレーザ光を作成しても構わないのはもちろんである。
ンク滴速度を測定する原理を示す説明図である。第2の
測定方法では、発光素子40aから射出されるレーザ光
は、スリット40sによって所定の厚さのレーザ光Lに
整形された後に受光素子40bに入射される。ここでは
所定の厚さをDsとする。スリット40sで整形された
レーザ光Lの断面概形を図9(b)に示す。発光素子4
0aから射出されるレーザ光は略円形の断面形状をして
いるが、スリット40sによってノズル側と印刷媒体側
の光が遮光され、図示するような断面形状を有する厚み
Dsのレーザ光Lに整形されて受光素子40bに入射す
る。尚、本実施例ではスリット40sを用いて略円形断
面のレーザ光から厚みDsのレーザ光を得ることとして
いるが、面発光するレーザを使用して初めから厚みDs
のレーザ光を作成しても構わないのはもちろんである。
【0074】また、図9(a)に示したように発光素子
側にスリット40sを設ける代わりに、図9(c)に示
すように受光素子側にスリット40sを設けても良い。
図9(c)はインク滴が受光素子40bに入射される光
を遮っている状態を示している。図から明らかなよう
に、このようなレイアウトにおいても、インク滴が距離
Dsを移動する間は受光素子40bに入射される光が遮
られるので、インク滴が距離Dsを移動する時間を測定
することが可能である。
側にスリット40sを設ける代わりに、図9(c)に示
すように受光素子側にスリット40sを設けても良い。
図9(c)はインク滴が受光素子40bに入射される光
を遮っている状態を示している。図から明らかなよう
に、このようなレイアウトにおいても、インク滴が距離
Dsを移動する間は受光素子40bに入射される光が遮
られるので、インク滴が距離Dsを移動する時間を測定
することが可能である。
【0075】ノズルnから吐出されたインク滴が光路L
に達すると、インク滴が光を遮るために受光素子40b
の出力が低下し、インク滴が距離Dsだけ飛行して光路
Lから抜け出ると受光素子40bの出力は再び元の出力
に回復する。図9(d)にはインク滴が光路Lを遮るこ
とにより、受光素子40bの出力が変化する様子を示し
ている。受光素子40bの出力が低下しているタイミン
グ(図中のta)でインク滴が光路Lに達し、出力が回
復したタイミング(図中のtb)でインク滴が光路Lを
抜け出ている。スリット40sによって光路Lは厚みD
sに整形されているので、図中のtaからtbまでの経
過時間Tに距離Dsだけ飛行したことになる。従って、
距離Dsを時間Tで除算することにより、インク滴の飛
行速度を求めることができる。もちろん前述したよう
に、時間Tによりインク滴速度を代表させても構わな
い。尚、光路Lの大きさに比べてインク滴の大きさは極
めて小さいので、飛行速度の計算においてインク滴の大
きさは無視できるものとしている。
に達すると、インク滴が光を遮るために受光素子40b
の出力が低下し、インク滴が距離Dsだけ飛行して光路
Lから抜け出ると受光素子40bの出力は再び元の出力
に回復する。図9(d)にはインク滴が光路Lを遮るこ
とにより、受光素子40bの出力が変化する様子を示し
ている。受光素子40bの出力が低下しているタイミン
グ(図中のta)でインク滴が光路Lに達し、出力が回
復したタイミング(図中のtb)でインク滴が光路Lを
抜け出ている。スリット40sによって光路Lは厚みD
sに整形されているので、図中のtaからtbまでの経
過時間Tに距離Dsだけ飛行したことになる。従って、
距離Dsを時間Tで除算することにより、インク滴の飛
行速度を求めることができる。もちろん前述したよう
に、時間Tによりインク滴速度を代表させても構わな
い。尚、光路Lの大きさに比べてインク滴の大きさは極
めて小さいので、飛行速度の計算においてインク滴の大
きさは無視できるものとしている。
【0076】(3)第3の測定方法 第3の測定方法は、ドット抜け検査部40とドット抜け
検査部42とを利用してインク滴の飛行速度を測定す
る。図10(a)は、第3の測定方法においてインク滴
の飛行速度を測定する原理を示す説明図である。図示す
るように、第3の測定方法では、発光素子40aと受光
素子40bと振動板42aとマイクロフォン42bとを
使用しており、発光素子40aと受光素子40bの間の
光路Lと振動板との距離は所定距離Dsに予め設定され
ている。このような構成で、ノズルから吐出されたイン
ク滴が、光路Lを遮ってから振動板に達するまでの時間
を測定することにより、インク滴の飛行速度を求めるの
である。
検査部42とを利用してインク滴の飛行速度を測定す
る。図10(a)は、第3の測定方法においてインク滴
の飛行速度を測定する原理を示す説明図である。図示す
るように、第3の測定方法では、発光素子40aと受光
素子40bと振動板42aとマイクロフォン42bとを
使用しており、発光素子40aと受光素子40bの間の
光路Lと振動板との距離は所定距離Dsに予め設定され
ている。このような構成で、ノズルから吐出されたイン
ク滴が、光路Lを遮ってから振動板に達するまでの時間
を測定することにより、インク滴の飛行速度を求めるの
である。
【0077】図10(b)は、ノズルからインク滴が吐
出された後に計測される受光素子40bの出力とマイク
ロフォン42bの振動音信号を示したものである。イン
ク滴が光路Lを遮ると受光素子40bの出力が低下し
(図中のta)、振動板42aに達して振動板を振動さ
せるとマイクロフォン42bが振動を拾って振動音信号
を出力する(図中のtb)。従って、タイミングtaか
らタイミングtbまでの経過時間Tを測定し、距離Ds
を時間Tで除算することによりインク滴の飛行速度を求
めることができる。もちろん前述したように、時間Tに
よりインク滴速度を代表させても構わない。
出された後に計測される受光素子40bの出力とマイク
ロフォン42bの振動音信号を示したものである。イン
ク滴が光路Lを遮ると受光素子40bの出力が低下し
(図中のta)、振動板42aに達して振動板を振動さ
せるとマイクロフォン42bが振動を拾って振動音信号
を出力する(図中のtb)。従って、タイミングtaか
らタイミングtbまでの経過時間Tを測定し、距離Ds
を時間Tで除算することによりインク滴の飛行速度を求
めることができる。もちろん前述したように、時間Tに
よりインク滴速度を代表させても構わない。
【0078】(4)第4の測定方法 第4の測定方法では、インク滴を吐出するためにピエゾ
素子PEに印加される駆動信号を検出し、この信号とド
ット抜け検査部40あるいは42とを用いて、インク滴
の飛行速度を測定する。この第4の測定方法は、第1の
ドット抜け検査部40、あるいは第2のドット抜け検査
部42のいずれを装着するインクジェットプリンタにお
いても実施することが可能である。
素子PEに印加される駆動信号を検出し、この信号とド
ット抜け検査部40あるいは42とを用いて、インク滴
の飛行速度を測定する。この第4の測定方法は、第1の
ドット抜け検査部40、あるいは第2のドット抜け検査
部42のいずれを装着するインクジェットプリンタにお
いても実施することが可能である。
【0079】図11(a)は、第4の測定方法を用いて
インク滴の飛行速度を測定する原理を示した説明図であ
る。図示するように、ノズルnの下側に、発光素子40
aと受光素子40bとの間に光路Lが形成されていて、
ノズルnの端面と光路Lとの距離は所定距離に設定され
ている。この所定距離をDsとする。
インク滴の飛行速度を測定する原理を示した説明図であ
る。図示するように、ノズルnの下側に、発光素子40
aと受光素子40bとの間に光路Lが形成されていて、
ノズルnの端面と光路Lとの距離は所定距離に設定され
ている。この所定距離をDsとする。
【0080】前述したように、駆動信号をピエゾ素子P
Eに印加するとインク滴が吐出されるが、図4を用いて
説明したように、ノズルnが実際にインク滴を吐出する
のは、区間d3の信号(図4参照)が印加された時期で
ある。従って、区間d3の信号が印加されてからインク
滴が光路Lを遮るまでの時間を測定すれば、インク滴の
飛行速度を求めることができる。
Eに印加するとインク滴が吐出されるが、図4を用いて
説明したように、ノズルnが実際にインク滴を吐出する
のは、区間d3の信号(図4参照)が印加された時期で
ある。従って、区間d3の信号が印加されてからインク
滴が光路Lを遮るまでの時間を測定すれば、インク滴の
飛行速度を求めることができる。
【0081】図11(b)は、ピエゾ素子PEに印加さ
れる駆動信号と受光素子40bの出力とを示したもので
ある。図示するように、ピエゾ素子PEには区間d2で
基準電圧より低い電圧が印加された後、区間d3で基準
電圧より高い電圧が印加され、ノズルnからインク滴が
吐出される。インク滴が吐出されるタイミングは、検出
の容易さを考慮して駆動電圧が基準電圧を超えたタイミ
ング(図中のta)としている。吐出されたインク滴が
光路Lを遮るのは、受光素子40bの出力が低下してい
るタイミング(図中のtb)である。ノズルnから光路
Lまでの距離はDsであるから、図中のtaからtbへ
の経過時間Tで距離Dsを除算すればインク滴の飛行速
度を求めることができる。もちろん前述したように、時
間Tによりインク滴速度を代表させても構わない。
れる駆動信号と受光素子40bの出力とを示したもので
ある。図示するように、ピエゾ素子PEには区間d2で
基準電圧より低い電圧が印加された後、区間d3で基準
電圧より高い電圧が印加され、ノズルnからインク滴が
吐出される。インク滴が吐出されるタイミングは、検出
の容易さを考慮して駆動電圧が基準電圧を超えたタイミ
ング(図中のta)としている。吐出されたインク滴が
光路Lを遮るのは、受光素子40bの出力が低下してい
るタイミング(図中のtb)である。ノズルnから光路
Lまでの距離はDsであるから、図中のtaからtbへ
の経過時間Tで距離Dsを除算すればインク滴の飛行速
度を求めることができる。もちろん前述したように、時
間Tによりインク滴速度を代表させても構わない。
【0082】尚、ここで説明した実施例では、インク滴
の吐出タイミングを駆動電圧が基準電圧を超えたタイミ
ングとしているが、もちろん、駆動信号を制御するヘッ
ド駆動ドライバ66(図2参照)からの情報に基づい
て、インク滴の吐出タイミングをソフト的に検出するこ
とも好適である。こうすれば、専用の電気回路を設ける
ことなくインク滴の吐出タイミングを決定することがで
きる。
の吐出タイミングを駆動電圧が基準電圧を超えたタイミ
ングとしているが、もちろん、駆動信号を制御するヘッ
ド駆動ドライバ66(図2参照)からの情報に基づい
て、インク滴の吐出タイミングをソフト的に検出するこ
とも好適である。こうすれば、専用の電気回路を設ける
ことなくインク滴の吐出タイミングを決定することがで
きる。
【0083】また、図11に示した例では、発光素子4
0aと受光素子40bとを用いてインク滴が光路Lを遮
るタイミングを検出しているが、図7に示すように振動
板42aとマイクロフォン42bとを用いてインク滴が
振動板42aに到達したタイミングを検出するものであ
っても同様な方法を適用することができる。
0aと受光素子40bとを用いてインク滴が光路Lを遮
るタイミングを検出しているが、図7に示すように振動
板42aとマイクロフォン42bとを用いてインク滴が
振動板42aに到達したタイミングを検出するものであ
っても同様な方法を適用することができる。
【0084】以上説明した第4の測定方法によれば、ド
ット抜けの検査に使用される検査部の他に特別の装置を
追加することなくインク滴の飛行速度を測定することが
可能となる。
ット抜けの検査に使用される検査部の他に特別の装置を
追加することなくインク滴の飛行速度を測定することが
可能となる。
【0085】C.印刷ヘッドの保守方法 本実施例のインクジェットプリンタ20は、上述してき
たいずれかの方法を用いてインク滴の飛行速度を検出
し、検出した飛行速度に基づいて印刷ヘッドの保守を行
う。こうして、必要な場合にだけ印刷ヘッドの保守動作
を行うことにより、インクの消費量を低減させることが
できる。以下に、インクジェットプリンタ20が行って
いる印刷ヘッドの保守方法について説明する。
たいずれかの方法を用いてインク滴の飛行速度を検出
し、検出した飛行速度に基づいて印刷ヘッドの保守を行
う。こうして、必要な場合にだけ印刷ヘッドの保守動作
を行うことにより、インクの消費量を低減させることが
できる。以下に、インクジェットプリンタ20が行って
いる印刷ヘッドの保守方法について説明する。
【0086】図12は、本実施例のインクジェットプリ
ンタ20が行う印刷ヘッドの保守動作の基本的な流れを
示したフローチャートである。図12に示した保守動作
は、前述したプリンタドライバが起動している時間をプ
リンタドライバ自身がカウントし、カウント値が一定値
に達するとプリンタドライバの指示によって開始され
る。図示するように、本実施例の保守動作は、印刷ヘッ
ドに装着されたノズルが吐出するインク滴の飛行速度を
測定する処理(ステップS100)と、飛行速度の測定
結果を基にフラッシング処理を行う必要があるか否かを
判断する処理(ステップS300)と、ステップS30
0での判断結果に基づいてフラッシングを行う処理(ス
テップS500)の、大きく3つの処理から構成されて
いる。
ンタ20が行う印刷ヘッドの保守動作の基本的な流れを
示したフローチャートである。図12に示した保守動作
は、前述したプリンタドライバが起動している時間をプ
リンタドライバ自身がカウントし、カウント値が一定値
に達するとプリンタドライバの指示によって開始され
る。図示するように、本実施例の保守動作は、印刷ヘッ
ドに装着されたノズルが吐出するインク滴の飛行速度を
測定する処理(ステップS100)と、飛行速度の測定
結果を基にフラッシング処理を行う必要があるか否かを
判断する処理(ステップS300)と、ステップS30
0での判断結果に基づいてフラッシングを行う処理(ス
テップS500)の、大きく3つの処理から構成されて
いる。
【0087】詳細には後述するが、インク滴速度測定処
理(ステップS100)では、前述した第1の測定方法
ないし第4の測定方法のいずれかの方法により、ノズル
から吐出されるインク滴の飛行速度を測定する。その結
果、所定の閾値より低い速度のインク滴が検出されてい
る場合には、そのまま印刷したのでは画質が悪化するお
それがあるのでフラッシング処理が必要と判断し(ステ
ップS300)、フラッシング処理を行う(ステップS
500)。所定の閾値より低い速度のインク滴が検出さ
れていない場合には、フラッシング処理を行わなくても
高画質の印刷が可能と判断し、フラッシング処理を行わ
ずにそのまま画像の印刷を続行する。このように本実施
例のインクジェットプリンタ20では、必要がある場合
のみフラッシング処理を行うことが可能である。
理(ステップS100)では、前述した第1の測定方法
ないし第4の測定方法のいずれかの方法により、ノズル
から吐出されるインク滴の飛行速度を測定する。その結
果、所定の閾値より低い速度のインク滴が検出されてい
る場合には、そのまま印刷したのでは画質が悪化するお
それがあるのでフラッシング処理が必要と判断し(ステ
ップS300)、フラッシング処理を行う(ステップS
500)。所定の閾値より低い速度のインク滴が検出さ
れていない場合には、フラッシング処理を行わなくても
高画質の印刷が可能と判断し、フラッシング処理を行わ
ずにそのまま画像の印刷を続行する。このように本実施
例のインクジェットプリンタ20では、必要がある場合
のみフラッシング処理を行うことが可能である。
【0088】すなわち、インクの増粘によりインク滴の
飛行速度が遅くなる現象は、どのノズルでいつ頃発生す
るかを予測することは困難であるため、従来は定期的に
全ノズルについてフラッシング処理を行っていたが、イ
ンク滴の飛行速度を測定して速度の遅いノズルについて
のみフラッシング処理を行えば良く、不要なフラッシン
グ処理を回避してインクの浪費を避けることが可能とな
る。
飛行速度が遅くなる現象は、どのノズルでいつ頃発生す
るかを予測することは困難であるため、従来は定期的に
全ノズルについてフラッシング処理を行っていたが、イ
ンク滴の飛行速度を測定して速度の遅いノズルについて
のみフラッシング処理を行えば良く、不要なフラッシン
グ処理を回避してインクの浪費を避けることが可能とな
る。
【0089】本実施例のインクジェットプリンタ20
は、印刷操作者の指定により、印刷時間は短いが印刷画
質は若干劣る高速・低画質モード(ドラフトモード)
と、標準的な印刷時間で高画質の印刷が可能な中速・高
画質モード(ファインモード)と、印刷時間は長いが極
めて高画質の印刷が可能な低速・超高画質モード(スー
パーファインモード)の3つの印刷モードで印刷するこ
とが可能である。
は、印刷操作者の指定により、印刷時間は短いが印刷画
質は若干劣る高速・低画質モード(ドラフトモード)
と、標準的な印刷時間で高画質の印刷が可能な中速・高
画質モード(ファインモード)と、印刷時間は長いが極
めて高画質の印刷が可能な低速・超高画質モード(スー
パーファインモード)の3つの印刷モードで印刷するこ
とが可能である。
【0090】ドラフトモードは印刷画質が多少劣っても
高速印刷を達成するための印刷モードであり、また、フ
ラッシング処理中は画像の印刷はできないことから、ド
ラフトモードでの印刷中は高速印刷の障害となるフラッ
シングは必要最小限に留め、飛行速度の極端に遅いイン
ク滴が検出された場合にのみフラッシング処理を行うこ
とが適当であると考えられる。一方、スーパーファイン
モードは印刷時間が長くなっても可能な限り高画質印刷
を達成するための印刷モードであるから、飛行速度の少
しでも遅いインク滴が検出されれば、例え印刷時間が増
大しても、画質の悪化を避けるためにフラッシング処理
を行うことが適当であると考えられる。このことから、
ステップS300における判断では、インクジェットプ
リンタ20の印刷モードに応じて、フラッシング処理の
要否を判断する閾値を切り替えている。すなわち、ドラ
フトモードにおける閾値がもっとも低い値に設定されて
おり、ファインモード、スーパーファインモードの順に
設定されている閾値の値が高くなっている。このため、
ドラフトモードで印刷しているときには、かなり飛行速
度の遅いインク滴が検出されなければフラッシング処理
を行わないが、スーパーファインモードで印刷している
ときには、飛行速度のわずかに遅いインク滴が検出され
ただけでフラッシング処理を行う。
高速印刷を達成するための印刷モードであり、また、フ
ラッシング処理中は画像の印刷はできないことから、ド
ラフトモードでの印刷中は高速印刷の障害となるフラッ
シングは必要最小限に留め、飛行速度の極端に遅いイン
ク滴が検出された場合にのみフラッシング処理を行うこ
とが適当であると考えられる。一方、スーパーファイン
モードは印刷時間が長くなっても可能な限り高画質印刷
を達成するための印刷モードであるから、飛行速度の少
しでも遅いインク滴が検出されれば、例え印刷時間が増
大しても、画質の悪化を避けるためにフラッシング処理
を行うことが適当であると考えられる。このことから、
ステップS300における判断では、インクジェットプ
リンタ20の印刷モードに応じて、フラッシング処理の
要否を判断する閾値を切り替えている。すなわち、ドラ
フトモードにおける閾値がもっとも低い値に設定されて
おり、ファインモード、スーパーファインモードの順に
設定されている閾値の値が高くなっている。このため、
ドラフトモードで印刷しているときには、かなり飛行速
度の遅いインク滴が検出されなければフラッシング処理
を行わないが、スーパーファインモードで印刷している
ときには、飛行速度のわずかに遅いインク滴が検出され
ただけでフラッシング処理を行う。
【0091】図12に示したインク滴速度測定処理(ス
テップS100)、あるいはフラッシング処理(ステッ
プS500)には、それら処理を行う各種方法が存在し
ており、これら方法を組合せれば、印刷ヘッドの保守方
法として多くの実施態様を想定することができる。以下
に、代表的な組合せについて説明するが、本発明の実施
態様は以下に説明する組合せに限定されるものではな
く、他の組合せの実施態様を含んでいることはもちろん
である。
テップS100)、あるいはフラッシング処理(ステッ
プS500)には、それら処理を行う各種方法が存在し
ており、これら方法を組合せれば、印刷ヘッドの保守方
法として多くの実施態様を想定することができる。以下
に、代表的な組合せについて説明するが、本発明の実施
態様は以下に説明する組合せに限定されるものではな
く、他の組合せの実施態様を含んでいることはもちろん
である。
【0092】(1)第1の実施態様 本実施例の第1の実施態様は、インク滴の飛行速度をノ
ズル毎に測定し、フラッシング処理もノズル毎に行う。
第1の実施態様におけるインク滴速度測定処理の流れを
示すフローチャートを図13に示す。インク滴速度測定
処理を開始すると、先ず、印刷ヘッドをホームポジショ
ン(待機位置)に戻してから、印刷ヘッドに設けられた
複数のノズルの中から1つのノズルを選択し(ステップ
S110)、そのノズルから吐出されるインク滴の飛行
速度を計測する(ステップS112)。前述したように
飛行速度の測定には第1の測定方法ないし第4の測定方
法の方法を初めとして、各種の方法を用いることができ
る。
ズル毎に測定し、フラッシング処理もノズル毎に行う。
第1の実施態様におけるインク滴速度測定処理の流れを
示すフローチャートを図13に示す。インク滴速度測定
処理を開始すると、先ず、印刷ヘッドをホームポジショ
ン(待機位置)に戻してから、印刷ヘッドに設けられた
複数のノズルの中から1つのノズルを選択し(ステップ
S110)、そのノズルから吐出されるインク滴の飛行
速度を計測する(ステップS112)。前述したように
飛行速度の測定には第1の測定方法ないし第4の測定方
法の方法を初めとして、各種の方法を用いることができ
る。
【0093】選択したノズルから吐出されるインク滴の
飛行速度が求まったら、求めた飛行速度と所定の閾値と
を比較し(ステップS114)、飛行速度が閾値以下の
場合は選択したノズルの位置を記憶する(ステップS1
16)。飛行速度が閾値より大きい場合にはノズルの位
置は記憶しない。本実施例では、ノズル位置を記憶する
か否かの判断に使用する閾値の値を、印刷モードに応じ
て切り替えている。すなわち、印刷モードがドラフトモ
ードの場合に使用される閾値の値がもっとも低い値であ
り、次いでファインモード、スーパーファインモードの
順に高い値となっている。尚、この実施例では飛行速度
の遅いノズルのみノズル位置を記憶することとしている
が、全てのノズルについて飛行速度とノズル位置とを一
旦記憶しておき、全ノズルの測定終了後に、所定の閾値
との比較により飛行速度の遅いノズルのみを選び出すよ
うにしても構わない。
飛行速度が求まったら、求めた飛行速度と所定の閾値と
を比較し(ステップS114)、飛行速度が閾値以下の
場合は選択したノズルの位置を記憶する(ステップS1
16)。飛行速度が閾値より大きい場合にはノズルの位
置は記憶しない。本実施例では、ノズル位置を記憶する
か否かの判断に使用する閾値の値を、印刷モードに応じ
て切り替えている。すなわち、印刷モードがドラフトモ
ードの場合に使用される閾値の値がもっとも低い値であ
り、次いでファインモード、スーパーファインモードの
順に高い値となっている。尚、この実施例では飛行速度
の遅いノズルのみノズル位置を記憶することとしている
が、全てのノズルについて飛行速度とノズル位置とを一
旦記憶しておき、全ノズルの測定終了後に、所定の閾値
との比較により飛行速度の遅いノズルのみを選び出すよ
うにしても構わない。
【0094】次いで、全てのノズルについてインク滴速
度の測定が終了したか否かを判断し(ステップS11
8)、未測定のノズルがあればステップS110に戻っ
て続く一連の処理を行う。全てのノズルについて飛行速
度の測定が終了している場合には、インク滴速度測定処
理を終了して、印刷ヘッド保守動作ルーチン(図12)
に戻る。
度の測定が終了したか否かを判断し(ステップS11
8)、未測定のノズルがあればステップS110に戻っ
て続く一連の処理を行う。全てのノズルについて飛行速
度の測定が終了している場合には、インク滴速度測定処
理を終了して、印刷ヘッド保守動作ルーチン(図12)
に戻る。
【0095】図12の印刷ヘッド保守動作ルーチンに戻
ると、今しがた行ったインク滴速度測定処理(ステップ
S100)中でノズル位置を記憶している場合はフラッ
シング処理が必要と判断して(ステップS300)、フ
ラッシング処理を開始する(ステップS500)。一
方、インク滴速度測定処理(ステップS100)中でノ
ズル位置を記憶していない場合にはフラッシング処理は
不要と判断して、印刷ヘッド保守動作ルーチンを終了し
て、そのまま印刷を続行する。
ると、今しがた行ったインク滴速度測定処理(ステップ
S100)中でノズル位置を記憶している場合はフラッ
シング処理が必要と判断して(ステップS300)、フ
ラッシング処理を開始する(ステップS500)。一
方、インク滴速度測定処理(ステップS100)中でノ
ズル位置を記憶していない場合にはフラッシング処理は
不要と判断して、印刷ヘッド保守動作ルーチンを終了し
て、そのまま印刷を続行する。
【0096】図14は、第1実施例のフラッシング処理
の流れを示すフローチャートである。第1実施例のフラ
ッシング処理を開始すると、先ず、先のインク滴速度測
定処理中でノズル位置を記憶しておいたノズル(インク
滴の飛行速度の遅いノズル)の中から1つのノズルを選
択し(ステップS510)、選択したノズルについてノ
ーマルフラッシングを行う(ステップS512)。ノー
マルフラッシングとは、印刷ヘッドのホームポジション
(待機位置)でノズルから数滴のインク滴を強制的に吐
出する動作であり、ノズル内に増粘したインクが溜まり
インク滴の飛行速度が低下している場合に、増粘したイ
ンクを強制的に排出して代わりに新たなインクを導入す
ることでインク滴速度を正常値に回復させることを目的
に行われる。これに対しパワーフラッシングと呼ばれる
動作も存在するが、これについては後述する。
の流れを示すフローチャートである。第1実施例のフラ
ッシング処理を開始すると、先ず、先のインク滴速度測
定処理中でノズル位置を記憶しておいたノズル(インク
滴の飛行速度の遅いノズル)の中から1つのノズルを選
択し(ステップS510)、選択したノズルについてノ
ーマルフラッシングを行う(ステップS512)。ノー
マルフラッシングとは、印刷ヘッドのホームポジション
(待機位置)でノズルから数滴のインク滴を強制的に吐
出する動作であり、ノズル内に増粘したインクが溜まり
インク滴の飛行速度が低下している場合に、増粘したイ
ンクを強制的に排出して代わりに新たなインクを導入す
ることでインク滴速度を正常値に回復させることを目的
に行われる。これに対しパワーフラッシングと呼ばれる
動作も存在するが、これについては後述する。
【0097】選択したノズルについてのノーマルフラッ
シングを終了すると、ノズルから吐出されるインク滴速
度が回復しているか否かを検査するために、そのノズル
から吐出されるインク滴の飛行速度を測定する(ステッ
プS514)。飛行速度の測定は印刷ヘッドのホームポ
ジション(待機位置)で行い、前述の第1の測定方法な
いし第4の測定方法を初めとする各種の方法を使用する
ことができる。
シングを終了すると、ノズルから吐出されるインク滴速
度が回復しているか否かを検査するために、そのノズル
から吐出されるインク滴の飛行速度を測定する(ステッ
プS514)。飛行速度の測定は印刷ヘッドのホームポ
ジション(待機位置)で行い、前述の第1の測定方法な
いし第4の測定方法を初めとする各種の方法を使用する
ことができる。
【0098】飛行速度の測定値と所定の閾値とを比較し
(ステップS516)、測定値が閾値より大きい場合は
そのノズルについての保守動作を終了し、次いで保守動
作の必要な全ノズル(ノズル位置が記憶されているノズ
ル)のフラッシングを終了したか否かを判断する(ステ
ップS528)。全ノズル終了していると判断された場
合はフラッシング処理を終了して、図12に示す印刷ヘ
ッド保守動作ルーチンに戻る。全ノズル終了していない
と判断された場合は、再びステップS510に戻ってノ
ズル位置の記憶されている別のノズルを選択し、続く一
連の処理を行う。尚、ステップS516の判断において
使用される閾値は、前述のインク滴速度測定処理におけ
る場合と同様に、印刷モードに応じて切り替えて使用さ
れる。
(ステップS516)、測定値が閾値より大きい場合は
そのノズルについての保守動作を終了し、次いで保守動
作の必要な全ノズル(ノズル位置が記憶されているノズ
ル)のフラッシングを終了したか否かを判断する(ステ
ップS528)。全ノズル終了していると判断された場
合はフラッシング処理を終了して、図12に示す印刷ヘ
ッド保守動作ルーチンに戻る。全ノズル終了していない
と判断された場合は、再びステップS510に戻ってノ
ズル位置の記憶されている別のノズルを選択し、続く一
連の処理を行う。尚、ステップS516の判断において
使用される閾値は、前述のインク滴速度測定処理におけ
る場合と同様に、印刷モードに応じて切り替えて使用さ
れる。
【0099】ステップS516において、飛行速度の測
定値が所定の閾値より小さい場合、すなわちノーマルフ
ラッシングを行ってもインク滴の飛行速度が回復してい
ない場合は、パワーフラッシングを行う(ステップS5
20)。パワーフラッシングとは、ノーマルフラッシン
グよりも大きな振幅の駆動信号をピエゾ素子PEに印加
し、ノーマルフラッシングよりも大きなインク滴を勢い
良く吐出するフラッシングである。パワーフラッシング
もノーマルフラッシングと同様、ホームポジション(待
機位置)で複数滴のインク滴を吐出する。
定値が所定の閾値より小さい場合、すなわちノーマルフ
ラッシングを行ってもインク滴の飛行速度が回復してい
ない場合は、パワーフラッシングを行う(ステップS5
20)。パワーフラッシングとは、ノーマルフラッシン
グよりも大きな振幅の駆動信号をピエゾ素子PEに印加
し、ノーマルフラッシングよりも大きなインク滴を勢い
良く吐出するフラッシングである。パワーフラッシング
もノーマルフラッシングと同様、ホームポジション(待
機位置)で複数滴のインク滴を吐出する。
【0100】ノズル内に滞留しているインクが多少増粘
している程度なら、ノーマルフラッシングを行って増粘
インクを排出するだけでインク滴速度が回復するはずの
ところを、それでも回復しないということは、インクの
増粘が進んでノズルの目詰まりを起こしかけているもの
と考えられる。そこで、ステップS516でインク滴速
度が回復していないと判断された場合には、パワーフラ
ッシングを行って勢い良くインク滴を吐出することで、
目詰まりしかけているノズルの回復を図るのである。
している程度なら、ノーマルフラッシングを行って増粘
インクを排出するだけでインク滴速度が回復するはずの
ところを、それでも回復しないということは、インクの
増粘が進んでノズルの目詰まりを起こしかけているもの
と考えられる。そこで、ステップS516でインク滴速
度が回復していないと判断された場合には、パワーフラ
ッシングを行って勢い良くインク滴を吐出することで、
目詰まりしかけているノズルの回復を図るのである。
【0101】選択したノズルのパワーフラッシングを終
了すると、ノズルから吐出されるインク滴速度が回復し
ているか否かを検査するために、そのノズルから吐出さ
れるインク滴の飛行速度を測定する(ステップS52
0)。飛行速度の測定値と所定の閾値とを比較し(ステ
ップS522)、飛行速度の測定値が閾値より大きくな
っている場合はそのノズルについての保守動作を終了
し、次いで保守動作の必要な全ノズル(ノズル位置が記
憶されているノズル)のフラッシングを終了したか否か
を判断する(ステップS528)。飛行速度がいぜんと
して閾値より小さい場合は、そのノズルにとってパワー
フラッシングを行うのが初めてか否かを判断し(ステッ
プS524)、初回の場合はステップS518に戻って
再度パワーフラッシングを行う。そのノズルについてパ
ワーフラッシングを2度以上行っている場合は、そのノ
ズルを異常ノズルとしてノズル位置を記憶しておき(ス
テップS526)、印刷ヘッド保守動作の完了後にホス
トコンピュータ100(図2参照)の画面上にエラー表
示を行う。その後、保守動作の必要な全ノズルのフラッ
シングを終了したか否かを判断し(ステップS52
8)、全ノズル終了していない場合はステップS510
に戻って続く一連の処理を行い、全ノズル終了している
場合はフラッシング処理を終了して、図12の印刷ヘッ
ド保守動作ルーチンに復帰する。
了すると、ノズルから吐出されるインク滴速度が回復し
ているか否かを検査するために、そのノズルから吐出さ
れるインク滴の飛行速度を測定する(ステップS52
0)。飛行速度の測定値と所定の閾値とを比較し(ステ
ップS522)、飛行速度の測定値が閾値より大きくな
っている場合はそのノズルについての保守動作を終了
し、次いで保守動作の必要な全ノズル(ノズル位置が記
憶されているノズル)のフラッシングを終了したか否か
を判断する(ステップS528)。飛行速度がいぜんと
して閾値より小さい場合は、そのノズルにとってパワー
フラッシングを行うのが初めてか否かを判断し(ステッ
プS524)、初回の場合はステップS518に戻って
再度パワーフラッシングを行う。そのノズルについてパ
ワーフラッシングを2度以上行っている場合は、そのノ
ズルを異常ノズルとしてノズル位置を記憶しておき(ス
テップS526)、印刷ヘッド保守動作の完了後にホス
トコンピュータ100(図2参照)の画面上にエラー表
示を行う。その後、保守動作の必要な全ノズルのフラッ
シングを終了したか否かを判断し(ステップS52
8)、全ノズル終了していない場合はステップS510
に戻って続く一連の処理を行い、全ノズル終了している
場合はフラッシング処理を終了して、図12の印刷ヘッ
ド保守動作ルーチンに復帰する。
【0102】上述したように第1の実施態様では、全て
のノズル毎にインク滴の飛行速度を測定して飛行速度の
遅いノズルを検出し、検出したノズルについてのみフラ
ッシング処理を行っている。つまり、飛行速度が遅くな
っていないノズルについてはフラッシング処理を行わな
いので、その分だけフラッシングによるインクの消費を
抑制することができる。
のノズル毎にインク滴の飛行速度を測定して飛行速度の
遅いノズルを検出し、検出したノズルについてのみフラ
ッシング処理を行っている。つまり、飛行速度が遅くな
っていないノズルについてはフラッシング処理を行わな
いので、その分だけフラッシングによるインクの消費を
抑制することができる。
【0103】また、かかる第1の実施態様では、フラッ
シングを行うたびにインク滴の飛行速度を測定し、飛行
速度が回復していれば、それ以上のフラッシングを行う
ことがない。従って、各ノズルについても必要回数以上
にフラッシングを行うことがないので、その分だけイン
クの消費を抑制することが可能となる。
シングを行うたびにインク滴の飛行速度を測定し、飛行
速度が回復していれば、それ以上のフラッシングを行う
ことがない。従って、各ノズルについても必要回数以上
にフラッシングを行うことがないので、その分だけイン
クの消費を抑制することが可能となる。
【0104】(2)第2の実施態様 第1の実施態様におけるインク滴速度測定処理では、イ
ンク滴の飛行速度を各ノズルについて測定し、測定値と
所定の閾値とを比較することによってフラッシング処理
の必要なノズルを検出した。これに対し第2の実施態様
におけるインク滴速度測定処理では、初めに全てのノズ
ルについてインク滴の飛行速度を測定し、計測した飛行
速度の分布に基づいてフラッシングの必要なノズルを検
出する。また、第1の実施態様と第2の実施態様とで
は、フラッシング処理中でノズルが回復したか否かを確
認する方法も、後述するように若干異なっている。
ンク滴の飛行速度を各ノズルについて測定し、測定値と
所定の閾値とを比較することによってフラッシング処理
の必要なノズルを検出した。これに対し第2の実施態様
におけるインク滴速度測定処理では、初めに全てのノズ
ルについてインク滴の飛行速度を測定し、計測した飛行
速度の分布に基づいてフラッシングの必要なノズルを検
出する。また、第1の実施態様と第2の実施態様とで
は、フラッシング処理中でノズルが回復したか否かを確
認する方法も、後述するように若干異なっている。
【0105】図15は、第2の実施態様におけるインク
滴速度測定処理の流れを示すフローチャートである。イ
ンク滴速度測定処理を開始すると、第2の実施態様にお
いても第1の実施態様と同様に、ノズルを1つ選択し
(ステップS130)、そのノズルから吐出されるイン
ク滴の飛行速度を測定して(ステップS132)、ノズ
ル位置と飛行速度とを記憶しておく(ステップS13
4)。飛行速度の測定方法は、前述の第1の方法ないし
第4の方法を初めとする各種の測定方法を用いることが
できる。次いで、飛行速度を未計測のノズルがあるか否
かを判断し(ステップS136)、未計測のノズルがあ
ればステップS130に戻って続く一連の処理を行い、
最終的に全てのノズルについての飛行速度を記憶する。
滴速度測定処理の流れを示すフローチャートである。イ
ンク滴速度測定処理を開始すると、第2の実施態様にお
いても第1の実施態様と同様に、ノズルを1つ選択し
(ステップS130)、そのノズルから吐出されるイン
ク滴の飛行速度を測定して(ステップS132)、ノズ
ル位置と飛行速度とを記憶しておく(ステップS13
4)。飛行速度の測定方法は、前述の第1の方法ないし
第4の方法を初めとする各種の測定方法を用いることが
できる。次いで、飛行速度を未計測のノズルがあるか否
かを判断し(ステップS136)、未計測のノズルがあ
ればステップS130に戻って続く一連の処理を行い、
最終的に全てのノズルについての飛行速度を記憶する。
【0106】全てのノズルの飛行速度を計測し終わる
と、飛行速度の分布を元にフラッシングを要するノズル
を検出する(ステップS138)。フラッシングを要す
るノズルの検出は次のようにして行う。先ず、飛行速度
に対するノズル数の分布を描き(図16参照)、ノズル
数のもっとも多い飛行速度(図16中のVn)を見つけ
だす。次いで、その飛行速度に所定値(例えば0.8)
を乗算した値を閾値として、閾値より飛行速度の小さな
ノズルをフラッシングを要するノズルとするのである。
と、飛行速度の分布を元にフラッシングを要するノズル
を検出する(ステップS138)。フラッシングを要す
るノズルの検出は次のようにして行う。先ず、飛行速度
に対するノズル数の分布を描き(図16参照)、ノズル
数のもっとも多い飛行速度(図16中のVn)を見つけ
だす。次いで、その飛行速度に所定値(例えば0.8)
を乗算した値を閾値として、閾値より飛行速度の小さな
ノズルをフラッシングを要するノズルとするのである。
【0107】尚、所定値は印刷モードに応じて切り替え
て使用される。また、上述の説明においては、ノズル数
のもっとも多い飛行速度(図16中のVn)の値に所定
値を乗算して閾値としたが、Vnの値から所定値を減算
して閾値としても構わない。また、ノズル数のもっとも
多い飛行速度Vnの代わりに、測定した飛行速度の平均
値を代用しても実用上の問題は生じない。こうしてフラ
ッシングを要するノズルを検出するとインク滴速度測定
処理を終了して、図12に示す印刷ヘッド保守動作ルー
チンに戻る。
て使用される。また、上述の説明においては、ノズル数
のもっとも多い飛行速度(図16中のVn)の値に所定
値を乗算して閾値としたが、Vnの値から所定値を減算
して閾値としても構わない。また、ノズル数のもっとも
多い飛行速度Vnの代わりに、測定した飛行速度の平均
値を代用しても実用上の問題は生じない。こうしてフラ
ッシングを要するノズルを検出するとインク滴速度測定
処理を終了して、図12に示す印刷ヘッド保守動作ルー
チンに戻る。
【0108】このような方法でフラッシングを要するノ
ズルを検出することができる理由は、次のようなもので
ある。印刷ヘッドの全ノズルが正常であれば、各ノズル
から吐出されるインク滴の飛行速度は小さなばらつき範
囲内にあるので、飛行速度に対するノズル数の分布は、
図16の実線で示すように、所定の飛行速度Vnに集中
した所定のばらつきを持った分布を示す。ところが印刷
条件によっては、ノズルの中に、使用頻度が少ないため
にノズル内のインクが増粘してインク滴の飛行速度が低
下するノズルが現れる。とはいえ、大部分のノズルから
は依然として所定の飛行速度(Vn)のインク滴が吐出
されていると考えることができ、図16の破線で示すよ
うな分布となっている。そこで、ノズル数のもっとも多
い飛行速度を見つけだし、飛行速度がその飛行速度の一
定割合以下になっているノズル(図16中の斜線を施し
た領域)をフラッシングを要するノズルとして検出する
のである。
ズルを検出することができる理由は、次のようなもので
ある。印刷ヘッドの全ノズルが正常であれば、各ノズル
から吐出されるインク滴の飛行速度は小さなばらつき範
囲内にあるので、飛行速度に対するノズル数の分布は、
図16の実線で示すように、所定の飛行速度Vnに集中
した所定のばらつきを持った分布を示す。ところが印刷
条件によっては、ノズルの中に、使用頻度が少ないため
にノズル内のインクが増粘してインク滴の飛行速度が低
下するノズルが現れる。とはいえ、大部分のノズルから
は依然として所定の飛行速度(Vn)のインク滴が吐出
されていると考えることができ、図16の破線で示すよ
うな分布となっている。そこで、ノズル数のもっとも多
い飛行速度を見つけだし、飛行速度がその飛行速度の一
定割合以下になっているノズル(図16中の斜線を施し
た領域)をフラッシングを要するノズルとして検出する
のである。
【0109】飛行速度の頻度分布に基づいて閾値を設定
する方法は、予め閾値を設定しておく方法に比べて、測
定誤差の影響を受けにくいという特徴がある。この特徴
について以下に説明する。
する方法は、予め閾値を設定しておく方法に比べて、測
定誤差の影響を受けにくいという特徴がある。この特徴
について以下に説明する。
【0110】インク滴速度測定処理では、前述の第1の
方法ないし第4の方法によりインク滴の飛行速度を測定
している。これら方法は、いずれも所定距離Dsをイン
ク滴が通過する時間を測定してインク滴の飛行速度を求
めている(図8ないし図11参照)。所定距離Dsは約
0.7〜0.8mm前後に設定されているので、所定距
離Dsが例えば70μずれているだけで、インク滴飛行
速度の測定値が10%前後ずれてしまうことになる。そ
の結果、予め設定されている閾値と比較してフラッシン
グを要するノズルを検出する場合は、フラッシングの必
要のない正常なノズルをフラッシングを要するノズルと
誤検出したり、逆にフラッシングの必要なノズルを検出
できなかったりするおそれが生じる。換言すれば、予め
設定されている閾値との比較によってフラッシングを要
するノズルを検出する場合は、所定距離Dsを非常に精
度良く設定しておく必要がある。
方法ないし第4の方法によりインク滴の飛行速度を測定
している。これら方法は、いずれも所定距離Dsをイン
ク滴が通過する時間を測定してインク滴の飛行速度を求
めている(図8ないし図11参照)。所定距離Dsは約
0.7〜0.8mm前後に設定されているので、所定距
離Dsが例えば70μずれているだけで、インク滴飛行
速度の測定値が10%前後ずれてしまうことになる。そ
の結果、予め設定されている閾値と比較してフラッシン
グを要するノズルを検出する場合は、フラッシングの必
要のない正常なノズルをフラッシングを要するノズルと
誤検出したり、逆にフラッシングの必要なノズルを検出
できなかったりするおそれが生じる。換言すれば、予め
設定されている閾値との比較によってフラッシングを要
するノズルを検出する場合は、所定距離Dsを非常に精
度良く設定しておく必要がある。
【0111】これに対して、一旦、全てのノズルについ
て飛行速度を測定して飛行速度の分布を調べ、もっとも
ノズル数の多い飛行速度の所定割合以下のノズルをフラ
ッシングを要するノズルとして検出する方法では、所定
距離Dsの誤差を受けにくい。例えば、所定距離Dsが
大きめに設定されている場合は、飛行速度の測定値が全
体的に大きめとなるが、それに応じて閾値も高めの値に
設定されることになるので、結局、所定距離Dsの設定
に誤差があってもフラッシングを要するノズルを正確に
検出することができるのである。
て飛行速度を測定して飛行速度の分布を調べ、もっとも
ノズル数の多い飛行速度の所定割合以下のノズルをフラ
ッシングを要するノズルとして検出する方法では、所定
距離Dsの誤差を受けにくい。例えば、所定距離Dsが
大きめに設定されている場合は、飛行速度の測定値が全
体的に大きめとなるが、それに応じて閾値も高めの値に
設定されることになるので、結局、所定距離Dsの設定
に誤差があってもフラッシングを要するノズルを正確に
検出することができるのである。
【0112】図17は、第2実施例のフラッシング処理
の流れを示すフローチャートである。第2実施例のフラ
ッシング処理では、第1実施例のフラッシング処理と異
なり、フラッシング中に吐出されるインク滴の飛行速度
を測定し、この測定値に基づいてノズルが回復したか否
かを判断している。以下、図17のフローチャートに従
って、第2実施例のフラッシング処理の内容を説明す
る。
の流れを示すフローチャートである。第2実施例のフラ
ッシング処理では、第1実施例のフラッシング処理と異
なり、フラッシング中に吐出されるインク滴の飛行速度
を測定し、この測定値に基づいてノズルが回復したか否
かを判断している。以下、図17のフローチャートに従
って、第2実施例のフラッシング処理の内容を説明す
る。
【0113】第2の実施例のフラッシング処理を開始す
ると、先ず、先のインク滴速度測定処理中でノズル位置
を記憶しておいたノズル(インク滴の飛行速度の遅いノ
ズル)の中から1つのノズルを選択し(ステップS54
0)、選択したノズルについてノーマルフラッシングを
行う(ステップS542)。このとき、フラッシング中
に吐出されるインク滴の飛行速度も同時に測定してお
く。次いで、フラッシング中に測定した飛行速度が所定
の閾値より大きいか否かを判断することによって、その
ノズルが回復したか否かを判断する(ステップS54
4)。判断に使用する閾値は、先に行ったインク滴速度
測定処理中で使用した閾値に所定割合を乗算して算出す
る。もちろん、飛行速度の測定精度が十分に確保されて
いるのであれば、予め設定されている閾値と比較するこ
とでノズルが回復しているか否かを判断しても構わな
い。
ると、先ず、先のインク滴速度測定処理中でノズル位置
を記憶しておいたノズル(インク滴の飛行速度の遅いノ
ズル)の中から1つのノズルを選択し(ステップS54
0)、選択したノズルについてノーマルフラッシングを
行う(ステップS542)。このとき、フラッシング中
に吐出されるインク滴の飛行速度も同時に測定してお
く。次いで、フラッシング中に測定した飛行速度が所定
の閾値より大きいか否かを判断することによって、その
ノズルが回復したか否かを判断する(ステップS54
4)。判断に使用する閾値は、先に行ったインク滴速度
測定処理中で使用した閾値に所定割合を乗算して算出す
る。もちろん、飛行速度の測定精度が十分に確保されて
いるのであれば、予め設定されている閾値と比較するこ
とでノズルが回復しているか否かを判断しても構わな
い。
【0114】飛行速度の測定値が閾値より大きい場合は
そのノズルについての保守動作を終了し、次いで保守動
作の必要な全ノズル(ノズル位置が記憶されているノズ
ル)のフラッシングを終了したか否かを判断する(ステ
ップS554)。全ノズル終了していないと判断された
場合は、再びステップS540に戻ってノズル位置の記
憶されている別のノズルを選択し、続く一連の処理を行
う。
そのノズルについての保守動作を終了し、次いで保守動
作の必要な全ノズル(ノズル位置が記憶されているノズ
ル)のフラッシングを終了したか否かを判断する(ステ
ップS554)。全ノズル終了していないと判断された
場合は、再びステップS540に戻ってノズル位置の記
憶されている別のノズルを選択し、続く一連の処理を行
う。
【0115】飛行速度の測定値が閾値より小さい場合、
すなわちノーマルフラッシングを行ってもインク滴の飛
行速度が回復しない場合は、パワーフラッシングを行う
(ステップS546)。このときもフラッシング中に吐
出されるインク滴の飛行速度を測定しておき、続くステ
ップS548においては、飛行速度の測定値が閾値より
大きいか否かに基づいてノズルの回復を判断する。前述
したように、パワーフラッシングはノーマルフラッシン
グよりもインク滴が勢いよく吐出されるので、パワーフ
ラッシングによるノズル回復の判断(ステップS54
8)に使用される閾値は、ノーマルフラッシングによる
ノズル回復の判断(ステップS544)に使用される閾
値より大きめの閾値を使用する必要がある。このため、
ステップS548において判断に使用される閾値は、ス
テップS544で使用する閾値に所定値を乗算して使用
する。
すなわちノーマルフラッシングを行ってもインク滴の飛
行速度が回復しない場合は、パワーフラッシングを行う
(ステップS546)。このときもフラッシング中に吐
出されるインク滴の飛行速度を測定しておき、続くステ
ップS548においては、飛行速度の測定値が閾値より
大きいか否かに基づいてノズルの回復を判断する。前述
したように、パワーフラッシングはノーマルフラッシン
グよりもインク滴が勢いよく吐出されるので、パワーフ
ラッシングによるノズル回復の判断(ステップS54
8)に使用される閾値は、ノーマルフラッシングによる
ノズル回復の判断(ステップS544)に使用される閾
値より大きめの閾値を使用する必要がある。このため、
ステップS548において判断に使用される閾値は、ス
テップS544で使用する閾値に所定値を乗算して使用
する。
【0116】飛行速度の測定値が閾値より大きい場合
は、そのノズルはパワーフラッシングにより回復したも
のと判断して保守動作を終了し、次いで保守動作の必要
な全ノズル(ノズル位置が記憶されているノズル)のフ
ラッシングを終了したか否かを判断する(ステップS5
54)。飛行速度がいぜんとして閾値より小さい場合
は、そのノズルにとってパワーフラッシングを行うのが
初めてか否かを判断し(ステップS550)、初回の場
合はステップS546に戻って再度パワーフラッシング
を行う。そのノズルについてパワーフラッシングを2回
以上行っている場合は、そのノズルを異常ノズルとして
ノズル位置を記憶しておき(ステップS552)、印刷
ヘッド保守動作の完了後にホストコンピュータ100
(図2参照)の画面上にエラー表示を行う。その後、保
守動作の必要な全ノズルのフラッシングを終了したか否
かを判断し(ステップS554)、全ノズル終了してい
ない場合はステップS540に戻って続く一連の処理を
行い、全ノズル終了している場合はフラッシング処理を
終了して、図12の印刷ヘッド保守動作ルーチンに復帰
する。
は、そのノズルはパワーフラッシングにより回復したも
のと判断して保守動作を終了し、次いで保守動作の必要
な全ノズル(ノズル位置が記憶されているノズル)のフ
ラッシングを終了したか否かを判断する(ステップS5
54)。飛行速度がいぜんとして閾値より小さい場合
は、そのノズルにとってパワーフラッシングを行うのが
初めてか否かを判断し(ステップS550)、初回の場
合はステップS546に戻って再度パワーフラッシング
を行う。そのノズルについてパワーフラッシングを2回
以上行っている場合は、そのノズルを異常ノズルとして
ノズル位置を記憶しておき(ステップS552)、印刷
ヘッド保守動作の完了後にホストコンピュータ100
(図2参照)の画面上にエラー表示を行う。その後、保
守動作の必要な全ノズルのフラッシングを終了したか否
かを判断し(ステップS554)、全ノズル終了してい
ない場合はステップS540に戻って続く一連の処理を
行い、全ノズル終了している場合はフラッシング処理を
終了して、図12の印刷ヘッド保守動作ルーチンに復帰
する。
【0117】上述した第2の実施態様においても第1の
実施態様と同様に、全ノズルについてインク滴の飛行速
度を測定し、飛行速度の遅いノズルについてのみフラッ
シング処理を行う。従って、フラッシング処理の不要な
ノズルにまでフラッシングを行うことがないので、その
分だけフラッシングによるインクの消費を抑制すること
ができる。また、第2の実施態様では、フラッシング中
にインク滴の飛行速度を測定し、ノズルが正常状態に回
復したか否かを判断している。従って、フラッシング後
に改めてインク滴の飛行速度を測定する時間を短縮する
ことができる。また、飛行速度が回復していれば、それ
以上のフラッシングを行うことがないので、その分だけ
インクの消費を抑制することが可能となる。
実施態様と同様に、全ノズルについてインク滴の飛行速
度を測定し、飛行速度の遅いノズルについてのみフラッ
シング処理を行う。従って、フラッシング処理の不要な
ノズルにまでフラッシングを行うことがないので、その
分だけフラッシングによるインクの消費を抑制すること
ができる。また、第2の実施態様では、フラッシング中
にインク滴の飛行速度を測定し、ノズルが正常状態に回
復したか否かを判断している。従って、フラッシング後
に改めてインク滴の飛行速度を測定する時間を短縮する
ことができる。また、飛行速度が回復していれば、それ
以上のフラッシングを行うことがないので、その分だけ
インクの消費を抑制することが可能となる。
【0118】(3)第3の実施態様 第3の実施態様におけるインク滴速度測定処理では、イ
ンク滴の飛行速度を、個々のノズルについて測定するの
ではなくノズルアレイを構成する全ノズルについて一度
に測定する。また、フラッシング処理もノズルアレイ単
位でまとめて行う。以下、第3の実施態様について説明
する。
ンク滴の飛行速度を、個々のノズルについて測定するの
ではなくノズルアレイを構成する全ノズルについて一度
に測定する。また、フラッシング処理もノズルアレイ単
位でまとめて行う。以下、第3の実施態様について説明
する。
【0119】第3の実施態様におけるインク滴速度測定
処理では、発光素子40aと受光素子40bとを図5に
示す位置関係に設置し、光路Lとノズルアレイの中心と
を一致させておく。この状態で、各ノズルから一斉にイ
ンク滴を吐出すると、それらインク滴が所定距離Dsを
通過するのに要する時間Tを計測することができる。計
測した時間Tで所定距離Dsを除算した値を、一斉に吐
出したインク滴全体の飛行速度という意味から、インク
滴群の飛行速度と呼ぶことにする。尚、所定距離Ds
は、通常インクジェットプリンタ毎に決まった値をとる
ので、前述したように、時間Tでインク滴群の飛行速度
を代表させても構わないのはもちろんである。以下、第
3の実施態様について図18を用いて具体的に説明す
る。
処理では、発光素子40aと受光素子40bとを図5に
示す位置関係に設置し、光路Lとノズルアレイの中心と
を一致させておく。この状態で、各ノズルから一斉にイ
ンク滴を吐出すると、それらインク滴が所定距離Dsを
通過するのに要する時間Tを計測することができる。計
測した時間Tで所定距離Dsを除算した値を、一斉に吐
出したインク滴全体の飛行速度という意味から、インク
滴群の飛行速度と呼ぶことにする。尚、所定距離Ds
は、通常インクジェットプリンタ毎に決まった値をとる
ので、前述したように、時間Tでインク滴群の飛行速度
を代表させても構わないのはもちろんである。以下、第
3の実施態様について図18を用いて具体的に説明す
る。
【0120】図18は、前述の第1の測定方法を用い
て、インク滴群の飛行速度を測定する様子を説明したも
のである。もちろん、インク滴群の飛行速度の測定には
第1の方法に限られず、第2ないし第4の方法を初めと
する各種の方法を用いて測定することが可能である。第
1の測定方法では、前述したように発光素子と受光素子
の組を2組使用し、受光素子側の出力を検出することに
よって、インク滴が上流側の光路L1を横切ってから下
流側の光路L2を横切るまでの時間を測定している。図
18(a)は、ノズルからインク滴が別々に吐出された
ときの受光素子の出力を模式的に示したものである。図
では、煩雑化を避けるためにノズルは1番から6番まで
の6ノズルのみ示し、各ノズル毎に上流側の受光素子の
出力(上側)と下流側の受光素子の出力(下側)とを少
し上下にずらして表示している。いずれのノズルからイ
ンク滴を吐出した場合でも、先ず上流側の受光素子の出
力が低下し、しばらく経って下流側の受光素子の出力が
低下していることが分かる。
て、インク滴群の飛行速度を測定する様子を説明したも
のである。もちろん、インク滴群の飛行速度の測定には
第1の方法に限られず、第2ないし第4の方法を初めと
する各種の方法を用いて測定することが可能である。第
1の測定方法では、前述したように発光素子と受光素子
の組を2組使用し、受光素子側の出力を検出することに
よって、インク滴が上流側の光路L1を横切ってから下
流側の光路L2を横切るまでの時間を測定している。図
18(a)は、ノズルからインク滴が別々に吐出された
ときの受光素子の出力を模式的に示したものである。図
では、煩雑化を避けるためにノズルは1番から6番まで
の6ノズルのみ示し、各ノズル毎に上流側の受光素子の
出力(上側)と下流側の受光素子の出力(下側)とを少
し上下にずらして表示している。いずれのノズルからイ
ンク滴を吐出した場合でも、先ず上流側の受光素子の出
力が低下し、しばらく経って下流側の受光素子の出力が
低下していることが分かる。
【0121】このような1番ないし6番のノズルから一
斉にインク滴を吐出すると、図18(b)に示すような
出力が得られる。すなわち、インク滴を一斉に吐出して
いるので各ノズルは上流側の光路L1をほぼ同時に通過
し、従って上流側の受光素子の出力は単一ノズルからイ
ンク滴を吐出した場合とあまり変わらない。しかし各ノ
ズルが吐出するインク滴の飛行速度にばらつきがあると
各インク滴が下流側の光路L2を通過する時期にばらつ
きが生じる。このため下流側の受光素子の出力は、初め
のインク滴が通過して出力レベルが低下してから最後の
インク滴が通過するまで出力レベルがなかなか元に戻ら
ず、ちょうど単一インク滴が通過したときの出力を時間
軸方向に引き延ばしたような出力となる。上流側の受光
素子の出力が低下してから下流側の出力が元に戻るまで
の経過時間Tを測定して、所定距離Dsを経過時間Tで
除算すれば、1番ないし6番のノズルから吐出されるイ
ンク滴群の飛行速度を求めることができる。
斉にインク滴を吐出すると、図18(b)に示すような
出力が得られる。すなわち、インク滴を一斉に吐出して
いるので各ノズルは上流側の光路L1をほぼ同時に通過
し、従って上流側の受光素子の出力は単一ノズルからイ
ンク滴を吐出した場合とあまり変わらない。しかし各ノ
ズルが吐出するインク滴の飛行速度にばらつきがあると
各インク滴が下流側の光路L2を通過する時期にばらつ
きが生じる。このため下流側の受光素子の出力は、初め
のインク滴が通過して出力レベルが低下してから最後の
インク滴が通過するまで出力レベルがなかなか元に戻ら
ず、ちょうど単一インク滴が通過したときの出力を時間
軸方向に引き延ばしたような出力となる。上流側の受光
素子の出力が低下してから下流側の出力が元に戻るまで
の経過時間Tを測定して、所定距離Dsを経過時間Tで
除算すれば、1番ないし6番のノズルから吐出されるイ
ンク滴群の飛行速度を求めることができる。
【0122】仮に、吐出されるインク滴の飛行速度のば
らつきが小さければ、図18(c)に示すように、下流
側の受光素子の出力は時間軸方向にさほど引き延ばされ
た出力とはならず、経過時間Tも小さな値となる。この
ことから、ノズルアレイのインク滴群の飛行速度を計測
することで、そのノズルアレイ中に飛行速度の遅いノズ
ルが含まれているか否かを判断することが可能である。
第3の実施態様におけるインク滴速度測定処理では、こ
のようにノズルアレイから一斉に吐出されるインク滴群
の飛行速度を測定することによって、そのノズルアレイ
中にフラッシングを要するノズルが存在するか否かを検
出している。
らつきが小さければ、図18(c)に示すように、下流
側の受光素子の出力は時間軸方向にさほど引き延ばされ
た出力とはならず、経過時間Tも小さな値となる。この
ことから、ノズルアレイのインク滴群の飛行速度を計測
することで、そのノズルアレイ中に飛行速度の遅いノズ
ルが含まれているか否かを判断することが可能である。
第3の実施態様におけるインク滴速度測定処理では、こ
のようにノズルアレイから一斉に吐出されるインク滴群
の飛行速度を測定することによって、そのノズルアレイ
中にフラッシングを要するノズルが存在するか否かを検
出している。
【0123】図19は、第3の実施態様におけるインク
滴速度測定処理の流れを示すフローチャートである。イ
ンク滴速度測定処理を開始すると、先ず、あるノズルア
レイを選択して(ステップS150)、そのノズルアレ
イから一斉にインク滴を吐出しインク滴群の飛行速度を
測定する(ステップS152)。次いで、測定したイン
ク滴群の飛行速度と所定の閾値とを比較することによ
り、そのノズルアレイ中にフラッシングを要するノズル
が存在しているか否かを判断する(ステップS15
4)。判断に使用される閾値の値は、前述した第1の実
施態様あるいは第2の実施態様と同様に、印刷モードに
応じて切り換えて使用される。インク滴群の飛行速度が
閾値より大きい場合は、そのノズルアレイはフラッシン
グ処理が必要であると判断してノズルアレイの番号(図
5参照)を記憶しておく(ステップS156)。インク
滴群の飛行速度が閾値より小さい場合にはフラッシング
は不要と判断する。次いで、全ノズルアレイについてイ
ンク滴群の飛行速度を測定したか否かを判断し(ステッ
プS158)、未測定のノズルアレイがあればステップ
S150に戻って続く一連の処理を行い、未測定のノズ
ルアレイが残っていなければインク滴速度測定処理を終
了して、図12の印刷ヘッド保守動作ルーチンに戻る。
滴速度測定処理の流れを示すフローチャートである。イ
ンク滴速度測定処理を開始すると、先ず、あるノズルア
レイを選択して(ステップS150)、そのノズルアレ
イから一斉にインク滴を吐出しインク滴群の飛行速度を
測定する(ステップS152)。次いで、測定したイン
ク滴群の飛行速度と所定の閾値とを比較することによ
り、そのノズルアレイ中にフラッシングを要するノズル
が存在しているか否かを判断する(ステップS15
4)。判断に使用される閾値の値は、前述した第1の実
施態様あるいは第2の実施態様と同様に、印刷モードに
応じて切り換えて使用される。インク滴群の飛行速度が
閾値より大きい場合は、そのノズルアレイはフラッシン
グ処理が必要であると判断してノズルアレイの番号(図
5参照)を記憶しておく(ステップS156)。インク
滴群の飛行速度が閾値より小さい場合にはフラッシング
は不要と判断する。次いで、全ノズルアレイについてイ
ンク滴群の飛行速度を測定したか否かを判断し(ステッ
プS158)、未測定のノズルアレイがあればステップ
S150に戻って続く一連の処理を行い、未測定のノズ
ルアレイが残っていなければインク滴速度測定処理を終
了して、図12の印刷ヘッド保守動作ルーチンに戻る。
【0124】図12の印刷ヘッド保守動作ルーチンに戻
ると、今しがた行ったインク滴速度測定処理(ステップ
S100)中でフラッシングの必要なノズルアレイが検
出されたか否か、すなわち番号を記憶しているノズルア
レイがあるか否かを判断し、ノズルアレイの番号を1つ
も記憶していない場合は、そのまま印刷ヘッド保守動作
を終了する。ノズルアレイの番号を記憶している場合
は、そのノズルアレイのフラッシング処理を開始する
(ステップS500)。
ると、今しがた行ったインク滴速度測定処理(ステップ
S100)中でフラッシングの必要なノズルアレイが検
出されたか否か、すなわち番号を記憶しているノズルア
レイがあるか否かを判断し、ノズルアレイの番号を1つ
も記憶していない場合は、そのまま印刷ヘッド保守動作
を終了する。ノズルアレイの番号を記憶している場合
は、そのノズルアレイのフラッシング処理を開始する
(ステップS500)。
【0125】図20は、第3の実施態様におけるフラッ
シング処理の流れを示すフローチャートである。フラッ
シング処理を開始すると、記憶しているノズルアレイを
1つ選択し(ステップS570)、そのノズルアレイを
構成する全ノズルをまとめてノーマルフラッシングを行
う(ステップS572)。ノーマルフラッシング後、そ
のノズルアレイについてインク滴群の飛行速度を計測し
(ステップS574)、測定した飛行速度と所定の閾値
とを比較することにより、ノズルアレイを構成する各ノ
ズルが正常な状態に回復したか否かを判断する(ステッ
プS576)。判断に使用する閾値は、先に行ったイン
ク滴速度測定処理中で使用した閾値を使用することがで
きる。
シング処理の流れを示すフローチャートである。フラッ
シング処理を開始すると、記憶しているノズルアレイを
1つ選択し(ステップS570)、そのノズルアレイを
構成する全ノズルをまとめてノーマルフラッシングを行
う(ステップS572)。ノーマルフラッシング後、そ
のノズルアレイについてインク滴群の飛行速度を計測し
(ステップS574)、測定した飛行速度と所定の閾値
とを比較することにより、ノズルアレイを構成する各ノ
ズルが正常な状態に回復したか否かを判断する(ステッ
プS576)。判断に使用する閾値は、先に行ったイン
ク滴速度測定処理中で使用した閾値を使用することがで
きる。
【0126】インク滴群の飛行速度が閾値より大きい場
合はそのノズルアレイについての保守動作を終了し、次
いで保守動作の必要な全ノズルアレイ(番号が記憶され
ているノズルアレイ)のフラッシングを終了したか否か
を判断する(ステップS588)。全ノズル終了してい
ないと判断された場合は、再びステップS570に戻っ
て番号の記憶されている別のノズルアレイを選択し、続
く一連の処理を行う。
合はそのノズルアレイについての保守動作を終了し、次
いで保守動作の必要な全ノズルアレイ(番号が記憶され
ているノズルアレイ)のフラッシングを終了したか否か
を判断する(ステップS588)。全ノズル終了してい
ないと判断された場合は、再びステップS570に戻っ
て番号の記憶されている別のノズルアレイを選択し、続
く一連の処理を行う。
【0127】インク滴群の飛行速度が閾値より小さい場
合、すなわちノーマルフラッシングを行ってもノズルア
レイの状態が回復しない場合は、パワーフラッシングを
行う(ステップS578)。パワーフラッシング後に再
びインク滴群の飛行速度を測定し(ステップS58
0)、測定値が閾値より大きいか否かに基づいてノズル
アレイが回復したか否かを判断する(ステップS58
2)。測定値が閾値より大きい場合は、そのノズルアレ
イはパワーフラッシングにより回復したものと判断して
保守動作を終了し、次いで保守動作の必要な全ノズルア
レイ(番号が記憶されているノズルアレイ)のフラッシ
ングを終了したか否かを判断する(ステップS58
8)。インク滴群の飛行速度が閾値より小さい場合は、
そのノズルアレイにとってパワーフラッシングを行うの
が初めてか否かを判断し(ステップS584)、初回の
場合はステップS578に戻って再度パワーフラッシン
グを、2回以上パワーフラッシングを行っている場合
は、そのノズルアレイを異常ノズルアレイとしてノズル
アレイ番号を記憶して(ステップS586)、印刷ヘッ
ド保守動作の完了後にホストコンピュータ100(図2
参照)の画面上にエラー表示を行う。その後、保守動作
の必要な全ノズルアレイのフラッシングを終了したか否
かを判断し(ステップS588)、全ノズルアレイが終
了していればフラッシング処理を終了して、図12の印
刷ヘッド保守動作ルーチンに復帰する。
合、すなわちノーマルフラッシングを行ってもノズルア
レイの状態が回復しない場合は、パワーフラッシングを
行う(ステップS578)。パワーフラッシング後に再
びインク滴群の飛行速度を測定し(ステップS58
0)、測定値が閾値より大きいか否かに基づいてノズル
アレイが回復したか否かを判断する(ステップS58
2)。測定値が閾値より大きい場合は、そのノズルアレ
イはパワーフラッシングにより回復したものと判断して
保守動作を終了し、次いで保守動作の必要な全ノズルア
レイ(番号が記憶されているノズルアレイ)のフラッシ
ングを終了したか否かを判断する(ステップS58
8)。インク滴群の飛行速度が閾値より小さい場合は、
そのノズルアレイにとってパワーフラッシングを行うの
が初めてか否かを判断し(ステップS584)、初回の
場合はステップS578に戻って再度パワーフラッシン
グを、2回以上パワーフラッシングを行っている場合
は、そのノズルアレイを異常ノズルアレイとしてノズル
アレイ番号を記憶して(ステップS586)、印刷ヘッ
ド保守動作の完了後にホストコンピュータ100(図2
参照)の画面上にエラー表示を行う。その後、保守動作
の必要な全ノズルアレイのフラッシングを終了したか否
かを判断し(ステップS588)、全ノズルアレイが終
了していればフラッシング処理を終了して、図12の印
刷ヘッド保守動作ルーチンに復帰する。
【0128】第3の実施態様においては、個々のノズル
についてインク滴速度を測定する代わりに、全ノズルを
まとめてインク滴群の飛行速度を測定するために、フラ
ッシングを要するノズルの有無を判定するために必要な
時間を短縮することができる。また、フラッシング処理
も個々のノズル毎に行う代わりにノズルアレイ単位でフ
ラッシングするために、フラッシング処理に要する時間
も短縮することができ、フラッシングを要するノズルの
有無の判定に要する時間の短縮と合わせて、印刷ヘッド
保守動作ルーチンに必要な時間を大幅に短縮することが
可能となる。
についてインク滴速度を測定する代わりに、全ノズルを
まとめてインク滴群の飛行速度を測定するために、フラ
ッシングを要するノズルの有無を判定するために必要な
時間を短縮することができる。また、フラッシング処理
も個々のノズル毎に行う代わりにノズルアレイ単位でフ
ラッシングするために、フラッシング処理に要する時間
も短縮することができ、フラッシングを要するノズルの
有無の判定に要する時間の短縮と合わせて、印刷ヘッド
保守動作ルーチンに必要な時間を大幅に短縮することが
可能となる。
【0129】(4)第4の実施態様 最後に、第4の実施態様について簡単に説明する。第4
の実施態様におけるインク滴速度測定処理においても第
3の実施態様と同様に、各ノズルから順番にインク滴を
吐出するのではなく、ノズルアレイを構成する全ノズル
から一斉にインク滴を吐出して、ノズルアレイ中にフラ
ッシングを要するノズルが存在するか否かを検出する。
但し、先に説明した第3の実施態様においては、一斉に
吐出されたインク滴群の飛行速度を測定しているが、以
下に説明する第4の実施態様ではインク滴群の飛行速度
を測定するわけではない。以下では、第4の実施態様に
おけるインク滴速度測定処理中で、フラッシングを要す
るノズルの有無をどのようにして検出しているかを説明
する。
の実施態様におけるインク滴速度測定処理においても第
3の実施態様と同様に、各ノズルから順番にインク滴を
吐出するのではなく、ノズルアレイを構成する全ノズル
から一斉にインク滴を吐出して、ノズルアレイ中にフラ
ッシングを要するノズルが存在するか否かを検出する。
但し、先に説明した第3の実施態様においては、一斉に
吐出されたインク滴群の飛行速度を測定しているが、以
下に説明する第4の実施態様ではインク滴群の飛行速度
を測定するわけではない。以下では、第4の実施態様に
おけるインク滴速度測定処理中で、フラッシングを要す
るノズルの有無をどのようにして検出しているかを説明
する。
【0130】第4の実施態様におけるインク滴速度測定
処理でも、第3の実施態様におけると同様に、発光素子
40aと受光素子40bとを図5に示す位置関係に設置
し、光路Lとノズルアレイとを一致させておく。但し、
先に説明した第3の実施態様においては、発光素子と受
光素子の組合せは上流側と下流側の2組あるものとして
説明したが、第4の実施態様においては、下流側の1組
しか必要ではない。1つの受光素子の出力から、フラッ
シングを要するノズル(インク滴速度の遅くなっている
ノズル)の有無を判断する方法を、図18を利用して説
明する。
処理でも、第3の実施態様におけると同様に、発光素子
40aと受光素子40bとを図5に示す位置関係に設置
し、光路Lとノズルアレイとを一致させておく。但し、
先に説明した第3の実施態様においては、発光素子と受
光素子の組合せは上流側と下流側の2組あるものとして
説明したが、第4の実施態様においては、下流側の1組
しか必要ではない。1つの受光素子の出力から、フラッ
シングを要するノズル(インク滴速度の遅くなっている
ノズル)の有無を判断する方法を、図18を利用して説
明する。
【0131】第4の実施態様におけるインク滴速度測定
処理では、受光素子は下流側の1つしかないので、図1
8(b)に示された下流側の出力のみが得られることに
なる。しかし、インク滴は全ノズルから一斉に吐出して
いるので、吐出されるインク滴の速度がそろっていれ
ば、各インク滴はほぼ同じタイミングで光路を遮り、従
って受光素子の出力はあたかも単一のインク滴が通過し
たかのような出力、すなわち、図18(c)に示すよう
な、出力レベルが低下しても直ぐに元のレベルまで復帰
する出力となるはずである。つまり、受光素子の出力レ
ベルが最初に低下してからは、最後の復帰するまでの経
過時間tは、インク滴速度のばらつきを反映していると
考えることができる。通常の使用状態では、全ノズルの
インク滴速度が一度に遅くなることはなく大部分のノズ
ルからは正常な速度のインク滴が吐出されていると考え
ることができるから、経過時間tが大きいということは
インク滴速度の遅いノズルが存在することを意味し、経
過時間tが小さいということはインク滴速度の遅いノズ
ルは存在していないことを意味していると考えることが
できる。第4の実施態様におけるインク滴速度測定処理
では、このような原理に基づいて、フラッシング処理を
要するノズルの有無を判断するのである。尚、上述の説
明では、発光素子と受光素子の組合せ(第1のドット検
査部)を利用して経過時間tを測定しているが、振動板
とマイクロフォンとを組み合わせた第2のドット検査部
を利用しても、経過時間tを測定し同様な原理に基づい
てフラッシングを要するノズルの有無を判断することが
可能である。
処理では、受光素子は下流側の1つしかないので、図1
8(b)に示された下流側の出力のみが得られることに
なる。しかし、インク滴は全ノズルから一斉に吐出して
いるので、吐出されるインク滴の速度がそろっていれ
ば、各インク滴はほぼ同じタイミングで光路を遮り、従
って受光素子の出力はあたかも単一のインク滴が通過し
たかのような出力、すなわち、図18(c)に示すよう
な、出力レベルが低下しても直ぐに元のレベルまで復帰
する出力となるはずである。つまり、受光素子の出力レ
ベルが最初に低下してからは、最後の復帰するまでの経
過時間tは、インク滴速度のばらつきを反映していると
考えることができる。通常の使用状態では、全ノズルの
インク滴速度が一度に遅くなることはなく大部分のノズ
ルからは正常な速度のインク滴が吐出されていると考え
ることができるから、経過時間tが大きいということは
インク滴速度の遅いノズルが存在することを意味し、経
過時間tが小さいということはインク滴速度の遅いノズ
ルは存在していないことを意味していると考えることが
できる。第4の実施態様におけるインク滴速度測定処理
では、このような原理に基づいて、フラッシング処理を
要するノズルの有無を判断するのである。尚、上述の説
明では、発光素子と受光素子の組合せ(第1のドット検
査部)を利用して経過時間tを測定しているが、振動板
とマイクロフォンとを組み合わせた第2のドット検査部
を利用しても、経過時間tを測定し同様な原理に基づい
てフラッシングを要するノズルの有無を判断することが
可能である。
【0132】かかる第4の実施態様におけるインク滴速
度測定処理のフローチャートは、先に説明した第3の実
施態様におけるものとほとんど同じである。以下、第3
の実施態様におけるインク滴速度測定処理のフローチャ
ート(図19)を利用して、第4の実施態様におけるフ
ローチャートを簡単に説明する。
度測定処理のフローチャートは、先に説明した第3の実
施態様におけるものとほとんど同じである。以下、第3
の実施態様におけるインク滴速度測定処理のフローチャ
ート(図19)を利用して、第4の実施態様におけるフ
ローチャートを簡単に説明する。
【0133】先ず、インク滴速度測定処理を開始すると
ノズルアレイを1つ選択し(ステップS150相当)、
そのノズルアレイについて前述の経過時間tを測定する
(ステップS152相当)。次いで、経過時間tと閾値
とを比較して(ステップS154相当)、経過時間tが
閾値より大きい場合はそのノズルアレイにはフラッシン
グを要するノズルが含まれていると判断し、ノズルアレ
イの番号を記憶しておく(ステップS156相当)。経
過時間tが閾値より小さい場合は、全ノズルアレイにつ
いて以上の処理を行ったか否かを判断して(ステップS
158相当)、全てのノズルアレイについて処理を終了
したらインク滴速度測定処理を終了して、図12の印刷
ヘッド保守動作ルーチンに戻る。印刷ヘッド保守動作ル
ーチンに戻った以降の処理は、第3の実施態様における
ものと同様であるので説明を省略する。
ノズルアレイを1つ選択し(ステップS150相当)、
そのノズルアレイについて前述の経過時間tを測定する
(ステップS152相当)。次いで、経過時間tと閾値
とを比較して(ステップS154相当)、経過時間tが
閾値より大きい場合はそのノズルアレイにはフラッシン
グを要するノズルが含まれていると判断し、ノズルアレ
イの番号を記憶しておく(ステップS156相当)。経
過時間tが閾値より小さい場合は、全ノズルアレイにつ
いて以上の処理を行ったか否かを判断して(ステップS
158相当)、全てのノズルアレイについて処理を終了
したらインク滴速度測定処理を終了して、図12の印刷
ヘッド保守動作ルーチンに戻る。印刷ヘッド保守動作ル
ーチンに戻った以降の処理は、第3の実施態様における
ものと同様であるので説明を省略する。
【0134】以上説明してきた第4の実施態様において
は、ドット抜け検査に使用される第1のドット抜け検査
部あるいは第2のドット抜け検査部に何ら変更を加える
ことなく、フラッシングを要するノズルの有無を判断す
ることが可能となる。
は、ドット抜け検査に使用される第1のドット抜け検査
部あるいは第2のドット抜け検査部に何ら変更を加える
ことなく、フラッシングを要するノズルの有無を判断す
ることが可能となる。
【0135】以上、各種の実施例について説明してきた
が、本発明は上記すべての実施例に限られるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実
施することができる。例えば、上述の機能を実現するソ
フトウェアプログラム(アプリケーションプログラム)
を、通信回線を介してコンピュータシステムのメインメ
モリまたは外部記憶装置に供給し実行するものであって
もよい。
が、本発明は上記すべての実施例に限られるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実
施することができる。例えば、上述の機能を実現するソ
フトウェアプログラム(アプリケーションプログラム)
を、通信回線を介してコンピュータシステムのメインメ
モリまたは外部記憶装置に供給し実行するものであって
もよい。
【図1】本実施例のインクジェットプリンタの概略構成
図である。
図である。
【図2】本実施例のインクジェットプリンタの電気的な
構成を示す説明図である。
構成を示す説明図である。
【図3】本実施例のインクジェットプリンタがインク滴
を吐出する機構を示す説明図である。
を吐出する機構を示す説明図である。
【図4】インク滴を吐出するためにピエゾ素子PEに印
加される駆動信号を示す説明図である。
加される駆動信号を示す説明図である。
【図5】本実施例のインクジェットプリンタが第1のド
ット抜け検査部を用いてドット抜けの有無を検査する方
法を示す説明図である。
ット抜け検査部を用いてドット抜けの有無を検査する方
法を示す説明図である。
【図6】本実施例のインクジェットプリンタが第1のド
ット抜け検査部を用いてドット抜けの有無を検査する他
の方法を示す説明図である。
ット抜け検査部を用いてドット抜けの有無を検査する他
の方法を示す説明図である。
【図7】本実施例のインクジェットプリンタが第2のド
ット抜け検査部を用いてドット抜けの有無を検査する方
法を示す説明図である。
ット抜け検査部を用いてドット抜けの有無を検査する方
法を示す説明図である。
【図8】本実施例のインクジェットプリンタが第1の測
定方法によりインク滴の飛行速度を測定する原理を示す
説明図である。
定方法によりインク滴の飛行速度を測定する原理を示す
説明図である。
【図9】本実施例のインクジェットプリンタが第2の測
定方法によりインク滴の飛行速度を測定する原理を示す
説明図である。
定方法によりインク滴の飛行速度を測定する原理を示す
説明図である。
【図10】本実施例のインクジェットプリンタが第3の
測定方法によりインク滴の飛行速度を測定する原理を示
す説明図である。
測定方法によりインク滴の飛行速度を測定する原理を示
す説明図である。
【図11】本実施例のインクジェットプリンタが第4の
測定方法によりインク滴の飛行速度を測定する原理を示
す説明図である。
測定方法によりインク滴の飛行速度を測定する原理を示
す説明図である。
【図12】本実施例のインクジェットプリンタが行う印
刷ヘッドの保守動作の概要を示すフローチャートであ
る。
刷ヘッドの保守動作の概要を示すフローチャートであ
る。
【図13】本実施例のインクジェットプリンタが第1の
実施態様において行うインク滴速度測定処理の流れを示
すフローチャートである。
実施態様において行うインク滴速度測定処理の流れを示
すフローチャートである。
【図14】本実施例のインクジェットプリンタが第1の
実施態様において行うフラッシング処理の流れを示すフ
ローチャートである。
実施態様において行うフラッシング処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図15】本実施例のインクジェットプリンタが第2の
実施態様において行うインク滴速度測定処理の流れを示
すフローチャートである。
実施態様において行うインク滴速度測定処理の流れを示
すフローチャートである。
【図16】第2の実施態様のインク滴速度測定処理にお
いてフラッシングを要するノズルを検出する原理を示す
説明図である。
いてフラッシングを要するノズルを検出する原理を示す
説明図である。
【図17】本実施例のインクジェットプリンタが第2の
実施態様において行うフラッシング処理の流れを示すフ
ローチャートである。
実施態様において行うフラッシング処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図18】第3の実施態様のインク滴速度測定処理にお
いてインク滴群の飛行速度を測定する原理を示す説明図
である。
いてインク滴群の飛行速度を測定する原理を示す説明図
である。
【図19】本実施例のインクジェットプリンタが第3の
実施態様において行うインク滴速度測定処理の流れを示
すフローチャートである。
実施態様において行うインク滴速度測定処理の流れを示
すフローチャートである。
【図20】本実施例のインクジェットプリンタが第3の
実施態様において行うフラッシング処理の流れを示すフ
ローチャートである。
実施態様において行うフラッシング処理の流れを示すフ
ローチャートである。
20…インクジェットプリンタ 22…用紙スタッカ 24…紙送りローラ 26…プラテン板 28…キャリッジ 30…ステップモータ 31…紙送りモータ 32…索引ベルト 34…ガイドレール 36…印刷ヘッド 40,42…検査部 40a…発光素子 40b…受光素子 40c…発光素子 40d…受光素子 40s…スリット 42a…振動板 42b…マイクロフォン 50…受信バッファメモリ 52…イメージバッファ 54…システムコントローラ 61…主走査駆動ドライバ 62…副走査駆動ドライバ 63,64…検査部ドライバ 65…インク滴速度測定回路 66…ヘッド駆動ドライバ 74…ノズルアレイ 80…インク通路 100…ホストコンピュータ
Claims (16)
- 【請求項1】 ヘッドに設けられたノズルからインク滴
を吐出して、印刷媒体上に画像を印刷する印刷装置であ
って、 前記吐出されるインク滴の速度を測定するインク滴速度
測定手段と、 前記ノズルから吐出されるインク滴の速度を回復させる
ための動作たるインク滴速度回復動作の要否について、
前記測定したインク滴の速度に基づいて判断する回復要
否判断手段と、 該判断結果に基づいて前記インク滴速度回復動作を行う
インク滴速度回復手段とを備える印刷装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の印刷装置であって、 前記インク滴速度測定手段は、吐出されたインク滴が前
記ノズル側に設定された第1の所定位置を通過してか
ら、前記印刷媒体側に設定された第2の所定位置を通過
するまでの経過時間を測定することによって、インク滴
の速度を測定する手段である印刷装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の印刷装置であって、 前記インク滴速度測定手段は、 第1の発光素子と該第1の発光素子が発する光を検出す
る第1の受光素子とからなり、該第1の受光素子の出力
に基づいて、インク滴が前記第1の所定位置を通過する
時期を検出する第1の検出手段と、 第2の発光素子と該第2の発光素子が発する光を検出す
る第2の受光素子とからなり、該第2の受光素子の出力
に基づいて、インク滴が前記第2の所定位置を通過する
時期を検出する第2の検出手段とを備え、 前記第1の検出手段がインク滴の通過を検出してから、
前記第2の検出手段がインク滴の通過を検出するまでの
経過時間を測定することによって、インク滴の速度を測
定する手段である印刷装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の印刷装置であって、 前記インク滴速度測定手段は、前記第1の検出手段に代
えて、ノズルがインク滴を吐出する時期を検出する吐出
時期検出手段を備え、 該吐出時期検出手段がインク滴の吐出時期を検出してか
ら、前記第2の検出手段が該吐出されたインク滴の通過
を検出するまでの経過時間を測定することによって、イ
ンク滴の速度を測定する手段である印刷装置。 - 【請求項5】 請求項3記載の印刷装置であって、 前記インク滴速度測定手段は、前記第2の検出手段に代
えて、振動によってインク滴の到達を検出可能な着弾時
期検出手段を備え、 前記第1の検出手段がインク滴の通過を検出してから、
前記着弾時期検出手段が該インク滴の到達を検出するま
での経過時間を測定することによって、インク滴の速度
を測定する手段である印刷装置。 - 【請求項6】 請求項2記載の印刷装置であって、 発光素子と該発光素子が発する光を受ける受光素子とを
備え、 前記インク滴速度測定手段は、 前記インク滴が前記第1の所定位置を通過してから前記
第2の所定位置を通過するまでの経過時間として、該イ
ンク滴が前記受光素子に入射する光を遮っている経過時
間を測定する手段である印刷装置。 - 【請求項7】 請求項1記載の印刷装置であって、 前記インク滴速度回復手段は、前記インク滴速度回復動
作として、所定のインク滴を所定回数吐出する手段であ
り、 前記インク滴速度測定手段は、前記インク滴速度回復動
作中に前記インク滴の速度を計測する手段を備え、 前記回復要否判断手段は、該インク滴速度回復動作中に
計測された前記インク滴の速度に基づいて、該インク滴
速度回復動作を終了するか否かについて判断する手段を
有する印刷装置。 - 【請求項8】 請求項1記載の印刷装置であって、 前記回復要否判断手段は、前記測定されたインク滴の速
度が所定値より小さい場合にインク滴速度回復動作を要
すると判断する手段である印刷装置。 - 【請求項9】 請求項1記載の印刷装置であって、 画像の印刷に際して、前記印刷装置に設定される印刷条
件を検出する印刷条件検出手段を備え、 前記回復要否判断手段は、前記測定されたインク滴の速
度と前記検出された印刷条件とに基づいて、前記インク
滴速度回復動作の要否を判断する手段である印刷装置。 - 【請求項10】 請求項1記載の印刷装置であって、 前記ヘッドは複数のノズルを備え、 前記インク滴速度測定手段は、前記各ノズルから吐出さ
れるインク滴の速度を該ノズル毎に区別して測定する手
段であり、 前記回復要否判断手段は、前記ノズル毎に区別して測定
された前記インク滴の速度に基づいて、該ノズル毎に前
記インク滴速度回復動作の要否を判断する手段であり、 前記インク滴速度回復手段は、前記インク滴速度回復動
作を要すると判断されたノズルについて、前記インク滴
速度回復動作を行う手段である印刷装置。 - 【請求項11】 請求項10記載の印刷装置であって、 前記回復要否判断手段は、前記測定された速度のノズル
間でのばらつきに基づいて、所定値よりもばらつきの大
きいノズルを、前記インク滴速度回復動作を要するノズ
ルと判断する手段である印刷装置。 - 【請求項12】 請求項1記載の印刷装置であって、 前記ヘッドは複数のノズルを備え、 前記インク滴速度測定手段は、前記複数のノズル中の一
部のノズルについて、各ノズルから吐出されるインク滴
の速度をノズル毎に測定する手段であり、 前記回復要否判断手段は、該測定されたインク滴の速度
のノズル間でのばらつきが所定値より大きくなったとき
に、前記インク滴速度回復動作を要すると判断する手段
であり、 前記インク滴速度回復手段は、前記インク滴を吐出した
複数のノズルについて、前記インク滴速度回復動作を行
う手段である印刷装置。 - 【請求項13】 請求項2記載の印刷装置であって、 前記ヘッドは複数のノズルを備え、 前記インク滴速度測定手段は、前記複数のノズル中の一
部のノズルから一斉に吐出されたインク滴の集団たるイ
ンク滴群が、前記第1の所定位置を初めに通過してから
前記第2の所定位置を最後に通過するまでの経過時間を
測定する手段であり、 前記回復要否判断手段は、該測定された経過時間が所定
値より大きくなった場合に、前記インク滴速度回復動作
を要すると判断する手段であり、 前記インク滴速度回復手段は、前記インク滴を吐出した
複数のノズルについて、前記インク滴速度回復動作をま
とめて行う手段である印刷装置。 - 【請求項14】 ヘッドに設けられた複数のノズルから
インク滴を吐出して、印刷媒体上に画像を印刷する印刷
装置であって、 前記複数のノズル中の一部のノズルから一斉に吐出され
たインク滴の集団たるインク滴群が、前記ノズルと印刷
媒体との間の設定された所定位置たる観測位置を、通過
するために必要な時間を測定する通過時間測定手段と、 該測定された通過時間に基づいて、前記ノズルから吐出
されるインク滴の速度を回復させるための動作たるイン
ク滴速度回復動作の要否を判断する回復要否判断手段
と、 該判断結果に基づいて、前記インク滴を吐出した複数の
ノズルについて、前記インク滴速度回復動作をまとめて
行うインク滴速度回復手段とを備える印刷装置。 - 【請求項15】 ヘッドに設けられたノズルからインク
滴を吐出して印刷媒体上に画像を印刷する印刷装置の保
守方法であって、 前記吐出されるインク滴の速度を測定し、 該測定されたインク滴の速度が所定値以下となったとき
に、前記ノズルから吐出されるインク滴の速度を回復さ
せるための動作たるインク滴速度回復動作の実施が必要
と判断する印刷装置の保守方法。 - 【請求項16】 ヘッドに設けられたノズルからインク
滴を吐出して印刷媒体上に画像を印刷する印刷装置の保
守方法を、コンピュータで読み取り可能に記録した記録
媒体であって、 前記吐出されるインク滴の速度を測定する機能と、 該測定されたインク滴速度に基づいて、前記ノズルから
吐出されるインク滴の速度を回復させるための動作たる
インク滴速度回復動作の要否について判断する機能とを
記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8653199A JP2000272134A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 印刷装置、印刷装置の保守方法、および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8653199A JP2000272134A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 印刷装置、印刷装置の保守方法、および記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000272134A true JP2000272134A (ja) | 2000-10-03 |
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-
1999
- 1999-03-29 JP JP8653199A patent/JP2000272134A/ja active Pending
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