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JP2000266850A - レーザレーダ装置 - Google Patents

レーザレーダ装置

Info

Publication number
JP2000266850A
JP2000266850A JP11076588A JP7658899A JP2000266850A JP 2000266850 A JP2000266850 A JP 2000266850A JP 11076588 A JP11076588 A JP 11076588A JP 7658899 A JP7658899 A JP 7658899A JP 2000266850 A JP2000266850 A JP 2000266850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
pulse
optical pulse
laser radar
delay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11076588A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Onodera
利浩 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11076588A priority Critical patent/JP2000266850A/ja
Publication of JP2000266850A publication Critical patent/JP2000266850A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、小型軽量で電力消費量も少なく、
しかも、宇宙空間に存在するデブリの検出を正確に行な
うことができて、宇宙機器に搭載するのに好適するレー
ザレーダ装置を提供することを目的としている。 【解決手段】送信する光パルスにその波高値を低くしパ
ルス幅を広げるように変調を施し、この変調した光パル
スに対して共役な特性を有する光整合フィルタ17によ
り、受信した光パルスのパルス幅を圧縮するようにして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、宇宙空間に存在
するデブリ(目標物)を検出するレーザレーダ装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年では、被検出空間に
レーザ光を照射し、その反射光のレベルに基づいて、空
間内のデブリを検出するレーザレーダ装置が開発されて
いる。そして、このレーザレーダ装置は、宇宙空間に存
在するデブリの検出にも使用されてきている。
【0003】ところで、宇宙空間に存在するデブリによ
って反射されたレーザ光の受光レベルは、光通信におけ
る受光レベルよりも数10dB程度低くなっている。こ
のため、従来では、照射するレーザ光のレベル、つま
り、レーザ光源に与える送信のためのピーク電力(パル
ス波高値)を非常に大きくし、かつ、受光アンテナの径
を大きくして受光する手段が用いられている。
【0004】しかしながら、このような手段を講じた従
来のレーザレーダ装置では、システムが単純であるにも
かかわらず、装置の大型化及び大重量化を招くととも
に、消費電力も大きくなるので、宇宙機器に搭載するの
に適さないという問題が生じている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、宇宙空
間に存在するデブリを検出する従来のレーダレーザ装置
では、大型で重量が重くなり電力消費量も大きいので、
宇宙機器に搭載するには実用的でないという問題を有し
ている。
【0006】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、小型軽量で電力消費量が少なく、しか
も、宇宙空間に存在するデブリの検出を正確に行なうこ
とができて、宇宙機器に搭載するのに好適する極めて良
好なレーザレーダ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレーザレ
ーダ装置は、光パルスにその波高値を低くしパルス幅を
広げるように変調を施して送信する送信手段と、この送
信手段で変調した光パルスに対して共役な特性を有し、
受信した光パルスのパルス幅を圧縮する光整合フィルタ
と、この光整合フィルタの出力をベースバンド信号に変
換する変換手段とを有する受信手段とを備えるようにし
たものである。
【0008】上記のような構成によれば、送信する光パ
ルスにその波高値を低くしパルス幅を広げるように変調
を施し、この変調した光パルスに対して共役な特性を有
する光整合フィルタで、受信した光パルスのパルス幅を
圧縮するようにしたので、ピークパワーの小さなレーザ
光源でも好感度の受信が可能となり、消費電力を少なく
することができ、ひいては小型軽量化が促進され宇宙機
器に搭載するのに好適するものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1において、M
系列の光データは、変調器11に供給され、所定周波数
のクロックCLKに基づいて、パルス波高値が低くパル
ス幅が長い光パルスに変換される。この変調器11から
出力される光パルスは、光増幅器12で増幅され、サー
キュレータ13を介した後、光アンテナ14から送信さ
れる。
【0010】宇宙空間に存在するデブリ15により反射
された微弱な光パルスは、光アンテナ14で受信され、
サーキュレータ13を介して低雑音光増幅器16により
増幅された後、光整合フィルタ17に供給される。この
光整合フィルタ17は、詳細は後述するが、上記変調器
11で変調された光パルスと位相特性が共役関係に設定
されており、低雑音光増幅器16から供給される光パル
スを圧縮する機能を有している。
【0011】そして、この光整合フィルタ17で圧縮さ
れた光パルスは、フロントエンド18で検波されること
によりベースバンド信号に変換され、ベースバンド増幅
器19に供給される。このベースバンド増幅器19は、
入力されたベースバンド信号を、ベースバンド信号処理
回路19aにより、同期抽出回路19bで抽出した同期
信号に基づいて信号処理することによって、デブリ15
までの距離を示すランジデータを生成するとともに、同
期信号の位相誤差からデブリ15の遠近移動を示すドッ
プラーデータを生成している。
【0012】ここで、M系列の光データを変調器11で
変調した、パルス波高値が低くパルス幅が長い光パルス
のスペクトルは、広い周波数帯域に渡って分布してい
る。このため、この光パルスは、同じ波高値で同一パル
ス幅を持つ無変調光パルスに比べて、広い周波数帯域を
持った分だけ大きなエネルギーを有することになる。
【0013】そして、この変調された光パルスは、その
振幅特性と位相特性とを保持したまま増幅され、光アン
テナ14から放射される。その後、デブリ15から反射
された光パルスは、低雑音光増幅器16で増幅され、変
調器11で変調された光パルスと位相特性が共役関係に
設定された光整合フィルタ17に供給されて圧縮される
ことにより、そのレベルが高められる。
【0014】図2は、上記光整合フィルタ17をタップ
ド遅延線で構成した一例を示している。すなわち、上記
低雑音光増幅器17から出力された光パルスは、入力端
子17aを介して、3dBカプラ17bに供給され2分
される。
【0015】この2分された光パルスのうちの一方は、
移相器17cによりπだけ移相された後、直列に接続さ
れた複数の1チップ遅延線17d1に供給されて順次遅
延される。この1チップ遅延線17d1の1つの遅延時
間τdは、1.3nsecである。
【0016】そして、移相器17cから出力された光パ
ルス及び各1チップ遅延線17d1から出力される光パ
ルスは、それぞれカプラ17e1を介して取り出され、
スターカプラ17fによって加算される。
【0017】また、上記3dBカプラ17bによって2
分された他方の光パルスは、直列に接続された複数の1
チップ遅延線17g1に供給されて順次遅延される。こ
の1チップ遅延線17g1の1つの遅延時間τdも、
1.3nsecである。
【0018】そして、各1チップ遅延線17g1から出
力される光パルスは、それぞれカプラ17h1を介して
取り出され、スターカプラ17fによって加算される。
【0019】これにより、スターカプラ17fからは、
光整合フィルタ17に入力された光パルスを圧縮したレ
ベルの高い光パルスが生成され、出力端子17iを介し
て上記フロントエンド18に送出される。
【0020】すなわち、送信される光パルスのM系列
と、時間的に順序が逆の関係に設定されたタップド遅延
線は、デブリ15によって反射された光パルスと相関が
とれると、タップの数だけ加算された高レベルの光パル
スを得ることができる。
【0021】このため、ピークパワーの小さなレーザ光
源を用いても、好感度の受信を達成することができるよ
うになるので、大きなピークパワーを持つレーザ抗原を
装備したことと等価になる。その結果、大きなピークパ
ワーを持つレーザ光源が不要になるので、消費電力を少
なくすることができるとともに、周辺の光処理回路素子
の処理容量も小さく、素子自体も小型化でき、軽量化を
図ることができる。
【0022】ここで、送信する光パルスの変調は、M系
列に限ったものではなく、周波数変調でも可能である。
図3(a)は、このように周波数変調が用いられた場合
の、光整合フィルタ17の構成を示している。
【0023】すなわち、上記低雑音光増幅器16から出
力された光パルスは、入力端子17jを介して分波器1
7kに供給され、n個の周波数f1〜fnの信号に分離
される。この分離されたn個の周波数f1〜fnの信号
は、それぞれ遅延時間が異なる遅延線17lによって遅
延された後、合波器17mにより合波され、出力端子1
7nを介して上記フロントエンド18に供給される。
【0024】図3(b)は、各周波数f1〜fnの信号
の振幅特性を示し、図3(c)は、遅延線17lの遅延
特性を示している。周波数f1の信号に対する遅延時間
τ1が最も短く、以後、上記した1チップ遅延線17d
1,17g1と同じ遅延時間τdづつ長くなり、周波数
fnの信号に対する遅延時間τnが最も長くなってい
る。この遅延時間の分布は、送信される光パルスの遅延
時間の分布に対して、共役関係となるように設定されて
いる。
【0025】つまり、送信される光パルスは、その周波
数f1の信号に対する遅延時間τnが最も長く、周波数
f1の信号に対する遅延時間τ1が最も短くなってい
る。このため、合波器17mでは、全ての周波数f1〜
fnの信号が同時刻に重なり合う、つまり圧縮されるこ
とになり、出力端子17nからは波高値の高い光パルス
を得ることができるようになる。
【0026】次に、図4は、この発明の他の実施の形態
を示すもので、図1と同一部分には同一符号を付してい
る。すなわち、デブリ15で反射され、光アンテナ14
で受信された光パルスは、サーキュレータ13を介した
後、フロンドエンド18に供給されて検波されることに
よりベースバンド信号に変換され、ベースバンド増幅器
20に供給される。
【0027】このベースバンド増幅器20は、入力され
たベースバンド信号を、ベースバンド整合フィルタ20
aにより、同期抽出回路20bで抽出した同期信号に基
づいて圧縮信号処理することによって、デブリ15まで
の距離を示すランジデータを生成するとともに、同期信
号の位相誤差からデブリ15の遠近移動を示すドップラ
ーデータを生成している。
【0028】このように、受信された光パルスをベース
バンド信号に変換してから整合フィルタ20aでパルス
圧縮することにより、上記した光整合フィルタ17のよ
うに光の波長レベルでの位相の処理が必要ない分、整合
フィルタ20aが技術的に作り易くなる。また、整合フ
ィルタ20aには、弾性表面波による分散遅延線を用い
るようにしても良い。
【0029】なお、この発明は上記した各実施の形態に
限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施することができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
小型軽量で電力消費量が少なく、しかも、宇宙空間に存
在するデブリの検出を正確に行なうことができ、宇宙機
器に搭載するのに好適する極めて良好なレーザレーダ装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るレーザレーダ装置の実施の形態
を示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態における光整合フィルタの一例を
示すブロック構成図。
【図3】同実施の形態における光整合フィルタの他の例
を示す図。
【図4】この発明の他の実施の形態を示すブロック構成
図。
【符号の説明】
11…変調器、 12…光増幅器、 13…サーキュレータ、 14…光アンテナ、 15…デブリ、 16…低雑音光増幅器、 17…光整合フィルタ、 18…フロントエンド、 19,20…ベースバンド増幅器。
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月13日(1999.4.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 レーザレーダ装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、宇宙空間に存在
するデブリ等の目標物を検出するレーザレーダ装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年では、被検出空間に
レーザ光を照射し、その反射光のレベルに基づいて、空
間内のデブリ等の目標物を検出するレーザレーダ装置が
開発されている。そして、このレーザレーダ装置は、宇
宙空間に存在するデブリの検出にも使用されてきてい
る。
【0003】ところで、宇宙空間に存在するデブリによ
って反射されたレーザ光の受光レベルは、光通信におけ
る受光レベルよりも数10dB程度低くなっている。こ
のため、従来では、照射するレーザ光のレベル、つま
り、レーザ光源に与える送信のためのピーク電力(パル
ス波高値)を非常に大きくし、かつ、受光アンテナの径
を大きくして受光する手段が用いられている。
【0004】しかしながら、このような手段を講じた従
来のレーザレーダ装置では、システムが単純であるにも
かかわらず、装置の大型化及び大重量化を招くととも
に、消費電力も大きくなるので、宇宙機器に搭載するの
に適さないという問題が生じている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、宇宙空
間に存在するデブリ等の小さな目標物を検出する従来の
レーダレーザ装置では、大型で重量が重くなり電力消費
量も大きいので、宇宙機器に搭載するには実用的でない
という問題を有している。
【0006】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、小型軽量で電力消費量が少なく、しか
も、宇宙空間に存在するデブリ等の小物体の検出を正確
に行なうことができて、宇宙機器に搭載するのに好適す
る極めて良好なレーザレーダ装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレーザレ
ーダ装置は、光パルスにその波高値を低くしパルス幅を
広げるように変調及び増幅を施して送信する送信手段
と、この送信手段で変調した光パルスに対して共役な特
性を有し、受信した光パルスのパルス幅を圧縮する光整
合フィルタと、この光整合フィルタの出力をベースバン
ド信号に変換する変換手段とを有する受信手段とを備え
るようにしたものである。
【0008】上記のような構成によれば、送信する光パ
ルスにその波高値を低くしパルス幅を広げるように変調
を施し、この変調した光パルスに対して共役な特性を有
する光整合フィルタで、受信した光パルスのパルス幅を
圧縮するようにしたので、ピークパワーの小さなレーザ
光源でも感度の受信が可能となり、消費電力を少なく
することができ、ひいては小型軽量化が促進され宇宙機
器に搭載するのに好適するものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1において、M
系列の光データは、変調器11に供給され、所定周波数
のクロックCLKに基づいて、パルス波高値が低くパル
ス幅がい光パルスに変換される。この変調器11から
出力される光パルスは、光増幅器12で増幅され、サー
キュレータ13を介した後、光アンテナ14から送信さ
れる。
【0010】宇宙空間に存在するデブリ等の目標物15
により反射された微弱な光パルスは、光アンテナ14で
受信され、サーキュレータ13を介して低雑音光増幅器
16により増幅された後、光整合フィルタ17に供給さ
れる。この光整合フィルタ17は、詳細は後述するが、
上記変調器11で変調された光パルスと位相特性が共役
関係に設定されており、低雑音光増幅器16から供給さ
れる光パルスを圧縮する機能を有している。
【0011】そして、この光整合フィルタ17で圧縮さ
れた光パルスは、フロントエンド18で検波されること
によりベースバンド信号に変換され、ベースバンド増幅
器19に供給される。このベースバンド増幅器19は、
入力されたベースバンド信号を、ベースバンド信号処理
回路19aにより、同期抽出回路19bで抽出した同期
信号に基づいて信号処理することによって、デブリ15
までの距離を示すンジデータを生成するとともに、同
期信号の位相誤差からデブリ15の遠近移動を示すドッ
プラーデータを生成している。
【0012】ここで、M系列の光データを変調器11で
変調した、パルス波高値が低くパルス幅がい光パルス
のスペクトルは、広い周波数帯域に渡って分布してい
る。このため、この光パルスは、同じ波高値で同一パル
ス幅を持つ無変調光パルスに比べて、広い周波数帯域を
持った分だけ大きなエネルギーを有することになる。
【0013】そして、この変調された光パルスは、その
振幅特性と位相特性とを保持したまま増幅され、光アン
テナ14から放射される。その後、デブリ15から反射
された光パルスは、低雑音光増幅器16で増幅され、変
調器11で変調された光パルスと位相特性が共役関係に
設定された光整合フィルタ17に供給されて圧縮される
ことにより、そのレベルが高められる。
【0014】図2は、上記光整合フィルタ17をタップ
ド遅延線で構成した一例を示している。すなわち、上記
低雑音光増幅器17から出力された光パルスは、入力端
子17aを介して、3dBカプラ17bに供給され2分
される。
【0015】この2分された光パルスのうちの一方は、
移相器17cによりπだけ移相された後、直列に接続さ
れた複数の1チップ遅延線17d1に供給されて順次遅
延される。この1チップ遅延線17d1の1つの遅延時
間τdは、1.3nsecである。
【0016】そして、移相器17cから出力された光パ
ルス及び各1チップ遅延線17d1から出力される光パ
ルスは、それぞれカプラ17e1を介して取り出され、
スターカプラ17fによって加算される。
【0017】また、上記3dBカプラ17bによって2
分された他方の光パルスは、直列に接続された複数の1
チップ遅延線17g1に供給されて順次遅延される。こ
の1チップ遅延線17g1の1つの遅延時間τdも、
1.3nsecである。
【0018】そして、各1チップ遅延線17g1から出
力される光パルスは、それぞれカプラ17h1を介して
取り出され、スターカプラ17fによって加算される。
【0019】これにより、スターカプラ17fからは、
光整合フィルタ17に入力された光パルスを圧縮したレ
ベルの高い光パルスが生成され、出力端子17iを介し
て上記フロントエンド18に送出される。
【0020】すなわち、送信される光パルスのM系列
と、時間的に順序が逆の関係に設定されたタップド遅延
線は、デブリ15によって反射された光パルスと相関が
とれると、タップの数だけ加算された高レベルの光パル
スを得ることができる。
【0021】このため、ピークパワーの小さなレーザ光
源を用いても、感度の受信を達成することができるよ
うになるので、大きなピークパワーを持つレーザ光源
装備したことと等価になる。その結果、大きなピークパ
ワーを持つレーザ光源が不要になるので、消費電力を少
なくすることができるとともに、周辺の光処理回路素子
の処理容量も小さく、素子自体も小型化でき、軽量化を
図ることができる。
【0022】ここで、送信する光パルスの変調は、M系
列に限ったものではなく、周波数変調でも可能である。
図3(a)は、このように周波数変調が用いられた場合
の、光整合フィルタ17の構成を示している。
【0023】すなわち、上記低雑音光増幅器16から出
力された光パルスは、入力端子17jを介して分波器1
7kに供給され、n個の周波数f1〜fnの信号に分
される。この分されたn個の周波数f1〜fnの信号
は、それぞれ遅延時間が異なる遅延線17lによって遅
延された後、合波器17mにより合波され、出力端子1
7nを介して上記フロントエンド18に供給される。
【0024】図3(b)は、各周波数f1〜fnの信号
の振幅特性を示し、図3(c)は、遅延線17lの遅延
特性を示している。周波数f1の信号に対する遅延時間
τ1が最も短く、以後、上記した1チップ遅延線17d
1,17g1と同じ遅延時間τdづつ長くなり、周波数
fnの信号に対する遅延時間τnが最も長くなってい
る。この遅延時間の分布は、送信される光パルスの遅延
時間の分布に対して、共役関係となるように設定されて
いる。
【0025】つまり、送信される光パルスは、その周波
数f1の信号に対する遅延時間τnが最も長く、周波数
f1の信号に対する遅延時間τ1が最も短くなってい
る。このため、合波器17mでは、全ての周波数f1〜
fnの信号が同時刻に重なり合う、つまり圧縮されるこ
とになり、出力端子17nからは波高値の高い光パルス
を得ることができるようになる。
【0026】次に、図4は、この発明の他の実施の形態
を示すもので、図1と同一部分には同一符号を付してい
る。すなわち、デブリ15で反射され、光アンテナ14
で受信された光パルスは、サーキュレータ13を介した
後、フロンドエンド18に供給されて検波されることに
よりベースバンド信号に変換され、ベースバンド増幅器
20に供給される。
【0027】このベースバンド増幅器20は、入力され
たベースバンド信号を、ベースバンド整合フィルタ20
aにより、同期抽出回路20bで抽出した同期信号に基
づいて圧縮信号処理することによって、デブリ15まで
の距離を示すンジデータを生成するとともに、同期信
号の位相誤差からデブリ15の遠近移動を示すドップラ
ーデータを生成している。
【0028】このように、受信された光パルスをベース
バンド信号に変換してから整合フィルタ20aでパルス
圧縮することにより、上記した光整合フィルタ17のよ
うに光の波長レベルでの位相の処理が必要ない分、整合
フィルタ20aが技術的に作り易くなる。また、整合フ
ィルタ20aには、中心周波数が100MHz台の弾性
表面波による分散遅延線を用いるようにしても良い。
【0029】なお、この発明は上記した各実施の形態に
限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施することができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
小型軽量で電力消費量が少なく、しかも、宇宙空間に存
在するデブリの検出を正確に行なうことができ、宇宙機
器に搭載するのに好適する極めて良好なレーザレーダ装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るレーザレーダ装置の実施の形態
を示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態における光整合フィルタの一例を
示すブロック構成図。
【図3】同実施の形態における光整合フィルタの他の例
を示す図。
【図4】この発明の他の実施の形態を示すブロック構成
図。
【符号の説明】 11…変調器、 12…光増幅器、 13…サーキュレータ、 14…光アンテナ、 15…デブリ、 16…低雑音光増幅器、 17…光整合フィルタ、 18…フロントエンド、 19,20…ベースバンド増幅器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光パルスにその波高値を低くしパルス幅
    を広げるように変調を施して送信する送信手段と、 この送信手段で変調した光パルスに対して共役な特性を
    有し、受信した光パルスのパルス幅を圧縮する光整合フ
    ィルタと、この光整合フィルタの出力をベースバンド信
    号に変換する変換手段とを有する受信手段とを具備して
    なることを特徴とするレーザレーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記光整合フィルタは、それぞれが一定
    の遅延量を有し、直列に接続された複数の光遅延線と、
    この複数の光遅延線の所定の出力を取り出して加算する
    光加算手段とを具備してなることを特徴とする請求項1
    記載のレーザレーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記光整合フィルタは、受信した光パル
    スを複数の周波数成分の光信号に分波する分波手段と、
    この分波手段で分波された各光信号をそれぞれ異なる遅
    延量で遅延する遅延手段と、この遅延手段で遅延された
    各光信号を合波する合波手段とを具備してなることを特
    徴とする請求項1記載のレーザレーダ装置。
  4. 【請求項4】 光パルスにその波高値を低くしパルス幅
    を広げるように変調を施して送信する送信手段と、 受信した光パルスをベースバンド信号に変換する変換手
    段と、前記送信手段で変調した光パルスに対して共役な
    特性を有し、前記変換手段から出力されるベースバンド
    信号のパルス幅を圧縮する整合フィルタとを有する受信
    手段とを具備してなることを特徴とするレーザレーダ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記整合フィルタに、弾性表面波による
    分散遅延線を用いたことを特徴とする請求項4記載のレ
    ーザレーダ装置。
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