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JP2000252160A - 積層部品の製造方法 - Google Patents

積層部品の製造方法

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Publication number
JP2000252160A
JP2000252160A JP11055776A JP5577699A JP2000252160A JP 2000252160 A JP2000252160 A JP 2000252160A JP 11055776 A JP11055776 A JP 11055776A JP 5577699 A JP5577699 A JP 5577699A JP 2000252160 A JP2000252160 A JP 2000252160A
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JP
Japan
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pattern
laminated
forming
screen
internal electrode
Prior art date
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Application number
JP11055776A
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English (en)
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Inventor
Kuniyasu Watanabe
邦保 渡辺
Nobunori Mochizuki
宣典 望月
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Publication of JP2000252160A publication Critical patent/JP2000252160A/ja
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Publication of JP3642462B2 publication Critical patent/JP3642462B2/ja
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】積層コンデンサ等やこれと積層インダクタ等と
を重ねた積層部品を製造する場合、セラミックグリーン
シートやスクリーンの種類が少なくてすむ製造方法を提
供する。 【解決手段】同一セラミックグリーンシート上に、製品
状態で積層方向に互いに対向させるべき内部電極パター
ンである第1パターン2と第2パターン3とを形成す
る。第1パターン2と第2パターン3の形成態様は、積
層工程時の状態から上下に隣接するセラミックグリーン
シートのうちの一方を、内部電極の配設領域の中心を回
転中心として90度または180度回転させることによ
り、内部電極パターンが一致するようにする。これによ
り平面状の内部電極を有するセラミックグリーンシート
として同一のセラミックグリーンシートを共用可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート法やスクリ
ーン印刷法等の厚膜形成方法により、積層体内部にコン
デンサ、バリスタ、サーミスタあるいは圧電材を形成し
てなる積層部品、またはその積層部品にさらにこれらと
同種または異種の積層部品を積層して一体の複合部品と
して形成してなる積層部品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】内部電極を形成したセラミック(誘電
体)グリーンシートを重ねることにより積層型コンデン
サを製造する場合、従来は図8(A)、(B)に示すよ
うに、積層方向に隣接する一方のセラミックグリーンシ
ートにはすべて同じパターンの内部電極21を形成し、
他方のセラミックグリーンシートには対向するパターン
22(内部電極23、24、25からなる)を形成し、
これらを重ねて圧着し、縦横の分割線26a、26bに
そって切断後に焼成するか、あるいは焼成後に切断し、
切断により得られたチップの引き出し部21a、23
a、24a、25aに接続されるように、端子電極(図
示せず)を設ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような積層コンデ
ンサあるいはさらに積層コンデンサに積層インダクタを
重ねた構成の積層部品を製造する場合、内部電極を形成
したセラミックグリーンシートとして、図8(A)、
(B)に示す2種類のものを備える必要があり、内部電
極を印刷するスクリーンも2種類備える必要がある。
【0004】また、従来、一般に引き出し部21a〜2
4aは分割線26a、26bの切り代まで出るように設
計されるが、例えば横の分割線26bが図8(B)の2
6b’に示すようにずれ、引き出し部23aの先端が分
割線26b’にとどかない状態となると、端子電極との
間が接続不良となり断線を起こしてしまうという問題点
がある。また、横の分割線26bが図8(B)の26
b”に示すようにずれ、引き出し部23aの先端が分割
線26b”よりもはみ出してしまうと、隣接チップ内に
引き出し部が残ることとなり、この残留した引き出し部
による応力を生じ、クラックが入り、品質を低下させる
場合がある。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
積層コンデンサ等やこれと積層インダクタ等とを重ねた
積層部品を製造する場合、セラミックグリーンシートや
スクリーンの種類が少なくてすむ製造方法を提供するこ
とを目的とする。また、本発明は、この目的に加えて、
分割線のずれによる端子電極との接続不良等の品質低下
を解消することが可能な積層部品の製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の積層部品の製
造方法は、セラミックグリーンシート上に、複数個分の
積層部品を構成する平面状の内部電極を縦横の行列に沿
って形成し、該内部電極を形成したセラミックグリーン
シートを重ねるか、または該セラミックグリーンシート
に別の種類の積層部品用の内部電極を有するセラミック
グリーンシートをさらに重ね、重ねられたものを焼結前
もしくは焼結後に個々のチップに縦横に切断して積層部
品単体または積層部品と前記別の積層部品との複合部品
である積層部品を製造する方法であって、同一セラミッ
クグリーンシート上に、製品状態で積層方向に互いに対
向させるべき内部電極パターンである第1パターンと第
2パターンとを形成し、該第1パターンと第2パターン
の形成態様は、積層工程時の状態から上下に隣接するセ
ラミックグリーンシートのうちの一方を、内部電極の配
設領域の中心を回転中心として90度または180度回
転させることにより、内部電極パターンが一致するよう
に形成し、もって平面状の内部電極を有するセラミック
グリーンシートとして同一のセラミックグリーンシート
を共用可能にしたことを特徴とする。
【0007】このように、本発明においては、セラミッ
クグリーンシート上に形成する内部電極として、積層方
向に対向する2種のパターンを設け、その形成態様は、
積層工程時より90度または180度回転させればパタ
ーンが一致するようにしてセラミックグリーンシートの
共用化を達成したので、セラミックグリーンシートの種
類を少なくすることができる。
【0008】請求項2の積層部品の製造方法は、請求項
1において、前記積層部品は外周面に端子電極を設けた
ものであって、セラミックグリーンシート上に、内部電
極を、その引き出し部が、チップごとの分割線において
連続するように配列することを特徴とする。
【0009】このように、引き出し部を分割線において
連続させることにより、分割後における端子電極との断
線や引き出し部の残存によるクラック発生を防止するこ
とができる。
【0010】請求項3の積層部品の製造方法は、印刷用
スクリーン上に複数個分の積層部品の平面状の内部電極
形成用のパターンを縦横の行列に沿って配列し、絶縁体
形成用スクリーンによる絶縁体層の印刷と前記内部電極
形成用のパターンを有するスクリーンによる内部電極用
導体層の印刷とを交互に行うことにより得られる積層部
品、もしくはさらに該積層部品に一体に重ねられる別の
種類の積層部品の絶縁体層と導体層とを交互に印刷して
複合部品である積層部品を製造する方法であって、内部
電極形成用の同一スクリーン上に、製品状態で絶縁体層
を介して積層方向に互いに対向させるべき内部電極パタ
ーンである第1パターンと第2パターンとを形成し、前
記第1パターンと第2パターンの形成態様は、内部電極
形成用のスクリーンを、内部電極形成用パターンの形成
領域の中心を回転中心としてスクリーンを90度または
180度回転させると、回転前の第1パターンが回転後
に第2パターンの位置となるように形成し、該内部電極
形成用スクリーンを、少なくとも2枚用意して、その向
きを前記90度または180度回転させて配置し、これ
らの内部電極形成用スクリーンを前記絶縁体形成用スク
リーンと共に交互に使用して印刷することにより、積層
素材上に絶縁体層を介して互いに積層方向に対向するよ
うに第1パターンの内部電極と第2パターンの内部電極
とを形成し、もって同一パターンの内部電極形成用スク
リーンによる印刷を可能にしたことを特徴とする。
【0011】請求項4の積層部品の製造方法は、印刷用
スクリーン上に複数個分の積層部品の平面状の内部電極
形成用のパターンを縦横の行列に沿って配列し、絶縁体
形成用スクリーンによる絶縁体層の印刷と前記内部電極
形成用のパターンを有するスクリーンによる内部電極用
導体層の印刷とを交互に行うことにより得られる積層部
品、もしくはさらに該積層部品に一体に重ねられる別の
種類の積層部品の絶縁体層と導体層とを交互に印刷して
複合部品である積層部品を製造する方法であって、内部
電極形成用の同一スクリーン上に、製品状態で絶縁体層
を介して積層方向に互いに対向させるべき内部電極パタ
ーンである第1パターンと第2パターンとを形成し、前
記第1パターンと第2パターンの形成態様は、内部電極
形成用のスクリーンを、内部電極形成用パターンの形成
領域の中心を回転中心としてスクリーンを90度または
180度回転させると、回転前の第1パターンが回転後
に第2パターンの位置となるように形成し、前記内部電
極形成用のスクリーンとして、前記同一または一種類の
スクリーンを用い、積層工程において、内部電極となる
導体層形成時に、印刷により形成される積層素材を前記
角度だけ回転させながら印刷し、もって同一パターンの
内部電極形成用スクリーンによる印刷を可能にしたこと
を特徴とする。
【0012】請求項3、4の製造方法においては、同一
の内部電極形成用スクリーンを用いることができるの
で、積層部品のコスト低減を達成することができる。
【0013】請求項5の積層部品の製造方法は、請求項
3または4において、前記積層部品は外周面に端子電極
を設けたものであって、前記積層素材上に内部電極とな
る導体層を形成する場合、内部電極の引き出し部がチッ
プ毎の分割線において連続するように形成することを特
徴とする。
【0014】このように、引き出し部を分割線において
連続させることにより、分割後における端子電極との断
線や引き出し部の残存によるクラック発生を防止するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1(A)は本発明の製造方法に
より製造される積層部品の内部電極の配置の一例を示す
平面図、図1(B)はその断面図である。図1(A)、
(B)において、1は内部電極を印刷等により形成した
セラミックグリーンシートを重ね、圧着して切断後焼結
することにより形成された絶縁体からなる基体である。
2は内部電極の第1パターン、3は内部電極の第2パタ
ーンであり、本例においては、第1パターン2は引き出
し部2a、2bにおいてチップの外周面のグランド端子
電極4、5に接続される。第2パターン3は3つのコン
デンサの内部電極6、7、8を含み、それぞれの引き出
し部6a、7a、8aがそれぞれチップ外周面の端子電
極9、10、11に接続される。
【0016】図1(C)は積層コンデンサCの上に積層
インダクタLを重ねた例である。この積層インダクタL
も磁性体または非磁性体からなる基体12内にコイル導
体13を積層構造で設けたものである。この積層インダ
クタLは、基体となる磁性体グリーンシートまたは非磁
性体グリーンシートを積層コンデンサCの上にセラミッ
クグリーンシートの状態で重ねて同時に切断、焼結する
ことにより構成される。このようなセラミックグリーン
シート状態で積層コンデンサCに積層インダクタLを一
体化する代わりに、積層コンデンサC上にチップ状の積
層インダクタを半田付けにより搭載する場合もある。ま
た、積層インダクタ以外の抵抗、半導体素子などを搭載
してもよい。
【0017】図2は本発明による製造方法を実施するセ
ラミックグリーンシートの内部電極パターンの最小単位
を示すもので、14a、14bはチップ毎に分断するた
めの縦横の分割線であり、図2(A)と図2(B)はこ
の図示状態で積層される。本例においては、セラミック
グリーンシートの内部電極形成領域の中心Oを回転中心
として、図2(A)の状態から、反時計回りに90度回
転させると、図2(B)の状態になるように、前記第1
パターン2と第2パターン3とが形成される。換言すれ
ば、同一のセラミックグリーンシートに積層方向に対向
する第1パターン2と第2パターン3とを共に形成して
おき、積層工程において上下に隣接するセラミックグリ
ーンシートを中心Oを回転中心として90度回転させて
重ねることにより、積層方向については、第1パターン
2と第2パターン3とが対向することとなり、同一のセ
ラミックグリーンシートを用いることが可能となる。た
だし、チップの表裏面に内部電極を形成しないセラミッ
クグリーンシートを重ねる場合は、別の無地のセラミッ
クグリーンシートは必要になる。
【0018】図2(A)、(B)に示すように、第1パ
ターン2の内部電極と第2パターン3の内部電極6の引
き出し部2b、6aを分割線14a、14bの部分にお
いて連続させることにより、前記端子電極4、5あるい
は端子電極9との間の接続不良の問題は解消される。
【0019】図3(A)、(B)は1枚のグリーンシー
トにより形成するチップ数を16とした場合であり、こ
の場合も図3(A)のセラミックグリーンシートを中心
Oを回転中心として反時計回りに90度回転させること
により、図3(B)のパターンとなり、同一のセラミッ
クグリーンシートが積層コンデンサの形成に用いられ
る。
【0020】また、本例に示すように、第1パターン2
の内部電極と第2パターン3の内部電極6の引き出し部
2aまたは2bと6aとが分割線14a、14bにおい
て連続するのみならず、第1パターン2の引き出し部2
a、2b、内部電極7、8の引き出し部7a、8aも分
割線14a、14bにおいて連続する。これにより、す
べての内部電極について、端子電極4、5、9〜11と
引き出し部2a、2b、6a〜8aとの接続不良の問題
を解消することができる。また、残存する引き出し部が
無いので、クラック発生を防止することができる。
【0021】90度回転により内部電極形成領域を形成
する場合は、チップ対応の領域は正方形をなし、内部電
極形成領域全体も正方形をなすことになる。また、ミリ
オーダーあるいはそれ以下の小型のチップでは、数千個
以上のチップ分のセラミックグリーンシートを重ねて成
形するから、第1パターン2と第2パターン3の配置の
形態は多数存在する。
【0022】図4(A)、(B)は本発明の他の実施の
形態を示すもので、図4(A)のセラミックグリーンシ
ートの中心Oを回転中心として180度回転することに
より、図4(B)のパターンに一致するように、前記内
部電極の第1パターン2、第2パターン3を形成したも
のである。この場合には、縦横の分割線14a、14b
により区分けされた各領域は長方形であってもよく、内
部電極形成領域全体も長方形であってよいから、融通性
が向上する。第1パターン2、第2パターン3の形成方
法としては、紙面における横の分割線14bより上方に
第1パターン2のみを形成し、横の分割線14bより下
方は第2パターン3のみを形成する方法と、横の分割線
14bを中心に、上下にそれぞれ第1パターン2、第2
パターン3を混在させる方法とがある。
【0023】図5(A)、(B)は本発明の他の実施の
形態であり、積層工程時には上下の第1パターン2Aと
第2パターン3Aとが図5(A)、(B)の状態で重ね
られ、セラミックグリーンシートの内部電極形成領域の
中点Oを中心に180度回転することによりパターンが
一致するように構成したものである。また、内部電極1
5、16の引き出し部15a、16aが縦の分割線14
aで連続するように構成したものである。このように、
中心Oを回転中心とするものにおいても、分割線14a
(横の分割線14bでもよい)の部分で連続するように
パターンを形成することにより、前記のような端子電極
との間の接続不良をなくすことができる。
【0024】以上の例はシート法により積層部品を製造
する例であるが、本発明はスクリーン印刷法により積層
部品を製造する場合にも適用できる。図6、図7はスク
リーン印刷法による本発明の実施する形態を示す。図5
の例は、図3に示した第1パターン2と第2パターン3
とを同一の内部電極形成用スクリーン31、33に形成
し、絶縁体形成用スクリーン32による絶縁体層の印刷
と前記内部電極形成用のパターンを有するスクリーン3
1、33による内部電極用導体層の印刷とを交互に行う
ものである。内部電極形成用スクリーン31、33は第
1パターン2、3を同じ配置で形成したものである。
【0025】スクリーン31、33の図示の状態は、印
刷の工程における第1パターン2と第2パターン3との
印刷の工程における位置を示しており、上段に図示のス
クリーン31を、内部電極形成用パターンの形成領域の
中心Oを回転中心として90度回転させると、スクリー
ン31の第1パターン2がスクリーン33の第2パター
ン3の位置となるように形成される。
【0026】このような内部電極形成用スクリーン3
1、33を、少なくとも2枚用意して、その向きを前記
90度回転させて配置し、これらの内部電極形成用スク
リーンを前記絶縁体形成用スクリーン32に交互に使用
して印刷することにより、積層素材上に絶縁体層を介し
て互いに積層方向に対向するように第1パターン2の内
部電極と第2パターンの内部電極3とを形成する。この
ように、同一の内部電極パターンを有するスクリーン3
1、33を90度回転させて使用することにより、同一
パターンの内部電極形成用スクリーン31、33による
印刷を可能にしている。なお、図4あるいは図5に示し
たような同一の内部電極形成用パターン2、3または2
A、3Aを形成した2枚のスクリーンを用い、これを互
いに180度回転させて印刷に使用することにより、同
一パターンのスクリーンを使用することも可能である。
【0027】図7の実施の形態は、図3に示した1枚ま
たは1種の内部電極形成用スクリーン31を用い、印刷
により絶縁体層と導体層とを交互に印刷し積層する積層
素材34を形成する場合、スクリーン31に対し、積層
素材34を形成する台板35を隣接する内部電極を形成
するごとに90度回転させることにより、第1パターン
2と、第2パターン3とが絶縁体層を介して対向する平
面状の内部電極を有する例えば積層コンデンサを形成す
ることができ、同一パターンのスクリーンが使用可能と
なる。なお、図4、図5の内部電極パターンのスクリー
ンを用いる場合は、隣接する内部電極を形成するごとに
台板35を180回転させながら印刷を行うことにな
る。
【0028】図6、図7のように、印刷法による場合、
内部電極形成用パターンの引き出し部を連続させること
により、シート法と同様の効果を得ることができる。
【0029】本発明は、上記各実施の形態で示したよう
に、チップ内の1層に複数の内部電極が形成され、積層
方向に隣接する層に1層の内部電極が形成される場合の
みならず、複数の内部電極どうしが絶縁体層を挟んで積
層方向に対向する場合にも適用できることはいうまでも
ない。また、本発明はコンデンサのみならず、バリス
タ、サーミスタあるいは圧電材を形成してなる積層部
品、またはその積層部品にさらにこれらと同種または異
種の積層部品を積層して一体の複合部品として形成して
なる積層部品の製造方法に適用することができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1によれば、同一セラミックグリ
ーンシート上に、積層方向にチップ対応に互いに対向さ
せるべき内部電極パターンである第1パターンと第2パ
ターンとを形成し、該第1パターンと第2パターンの形
成態様は、積層工程時の状態から上下に隣接するセラミ
ックグリーンシートのうちの一方を、内部電極の配設領
域の中心を回転中心として90度または180度回転さ
せることにより、内部電極パターンが一致するようにな
し、もって平面状の内部電極を有するセラミックグリー
ンシートとして同一のセラミックグリーンシートを共用
できるようにしたので、セラミックグリーンシートの種
類を少なくすることができる。このため、内部電極の印
刷等のためのスクリーンの数やスクリーンの変更工程を
削減でき、積層部品のコスト低減を達成することができ
る。
【0031】請求項2によれば、請求項1において、セ
ラミックグリーンシート上に、内部電極を、その引き出
し部が、チップごとの分割線において連続するように配
列するようにしたので、分割線における端子電極との断
線や引き出し部の残存によるクラック発生を防止するこ
とができる。これにより歩留りを向上させることがで
き、さらなるコスト低減に寄与する。
【0032】請求項3、4によれば、印刷法による場
合、スクリーン数を低減することができるので、積層部
品のコスト低減に寄与する。
【0033】請求項5によれば、印刷法による場合、請
求項2と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による製造方法により得られる
積層部品の一例の内部電極構造を示す平面図、(B)は
その断面図、(C)は本発明の方法により得られる別の
積層部品を示す断面図である。
【図2】(A)、(B)は図1(A)〜(C)に示した
積層部品を本発明により製造する場合に積層工程におい
て上下に隣接する内部電極のパターン(90度回転式)
を示す図である。
【図3】(A)、(B)は図1(A)〜(C)に示した
積層部品を本発明により製造する場合に積層工程におい
て上下に隣接する内部電極のパターン(90度回転式)
についてチップ数を増やした例を示す図である。
【図4】(A)、(B)は図1(A)〜(C)に示した
積層部品を本発明により製造する場合に積層工程におい
て上下に隣接する内部電極のパターン(180度回転
式)の他の例について示す図である。
【図5】(A)、(B)は積層部品を本発明により製造
する場合に積層工程において上下に隣接する内部電極の
パターン(180度回転式)についての他の例を示す図
である。
【図6】本発明をスクリーン印刷法により実施する場合
の一実施の形態を示すスクリーンの斜視図である。
【図7】本発明をスクリーン印刷法により実施する場合
の他の実施の形態を示すスクリーンおよび積層素材の例
を示す斜視図である。
【図8】(A)、(B)は積層部品を従来方法により製
造する場合に積層工程において上下に隣接する内部電極
のパターンの例を示す図である。
【符号の説明】
1:基体、2、2A:第1パターン、2a、2b:引き
出し部、3、3A:第2パターン、4、5:グランド用
端子電極、6〜8:内部電極、6a〜8a:引き出し
部、9〜11:端子電極、12:基体、13:コイル導
体、14a、14b:分割線、15、16:内部電極、
15a、16a:引き出し部、31、33:内部電極形
成用スクリーン、32:絶縁体形成用スクリーン、3
4:積層素材、35:台板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E001 AB03 AC08 AF06 AH01 AH05 AH06 AH09 AJ01 AZ01 5E082 AB03 BC38 CC03 DD08 EE04 EE17 EE35 FG06 FG26 JJ03 JJ23 LL01 LL02 LL03 PP10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミックグリーンシート上に、複数個分
    の積層部品を構成する平面状の内部電極を縦横の行列に
    沿って形成し、 該内部電極を形成したセラミックグリーンシートを重ね
    るか、または該セラミックグリーンシートに別の種類の
    積層部品用の内部電極を有するセラミックグリーンシー
    トをさらに重ね、 重ねられたものを焼結前もしくは焼結後に個々のチップ
    に縦横に切断して積層部品単体または積層部品と前記別
    の積層部品との複合部品である積層部品を製造する方法
    であって、 同一セラミックグリーンシート上に、製品状態で積層方
    向に互いに対向させるべき内部電極パターンである第1
    パターンと第2パターンとを形成し、 該第1パターンと第2パターンの形成態様は、積層工程
    時の状態から上下に隣接するセラミックグリーンシート
    のうちの一方を、内部電極の配設領域の中心を回転中心
    として90度または180度回転させることにより、内
    部電極パターンが一致するように形成し、 もって平面状の内部電極を有するセラミックグリーンシ
    ートとして同一のセラミックグリーンシートを共用可能
    にしたことを特徴とする積層部品の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記積層部品は外周面に端子電極を設けたものであっ
    て、 前記セラミックグリーンシート上に、内部電極を、その
    引き出し部が、チップごとの分割線において連続するよ
    うに配列することを特徴とする積層部品の製造方法。
  3. 【請求項3】印刷用スクリーン上に複数個分の積層部品
    の平面状の内部電極形成用のパターンを縦横の行列に沿
    って配列し、 絶縁体形成用スクリーンによる絶縁体層の印刷と前記内
    部電極形成用のパターンを有するスクリーンによる内部
    電極用導体層の印刷とを交互に行うことにより得られる
    積層部品、もしくはさらに該積層部品に一体に重ねられ
    る別の種類の積層部品の絶縁体層と導体層とを交互に印
    刷して複合部品である積層部品を製造する方法であっ
    て、 内部電極形成用の同一スクリーン上に、製品状態で絶縁
    体層を介して積層方向に互いに対向させるべき内部電極
    パターンである第1パターンと第2パターンとを形成
    し、 前記第1パターンと第2パターンの形成態様は、内部電
    極形成用のスクリーンを、内部電極形成用パターンの形
    成領域の中心を回転中心としてスクリーンを90度また
    は180度回転させると、回転前の第1パターンが回転
    後に第2パターンの位置となるように形成し、 該内部電極形成用スクリーンを、少なくとも2枚用意し
    て、その向きを前記90度または180度回転させて配
    置し、 これらの内部電極形成用スクリーンを前記絶縁体形成用
    スクリーンと共に交互に使用して印刷することにより、
    積層素材上に絶縁体層を介して互いに積層方向に対向す
    るように第1パターンの内部電極と第2パターンの内部
    電極とを形成し、 もって同一パターンの内部電極形成用スクリーンによる
    印刷を可能にしたことを特徴とする積層部品の製造方
    法。
  4. 【請求項4】印刷用スクリーン上に複数個分の積層部品
    の平面状の内部電極形成用のパターンを縦横の行列に沿
    って配列し、 絶縁体形成用スクリーンによる絶縁体層の印刷と前記内
    部電極形成用のパターンを有するスクリーンによる内部
    電極用導体層の印刷とを交互に行うことにより得られる
    積層部品、もしくはさらに該積層部品に一体に重ねられ
    る別の種類の積層部品の絶縁体層と導体層とを交互に印
    刷して複合部品である積層部品を製造する方法であっ
    て、 内部電極形成用の同一スクリーン上に、製品状態で絶縁
    体層を介して積層方向に互いに対向させるべき内部電極
    パターンである第1パターンと第2パターンとを形成
    し、 前記第1パターンと第2パターンの形成態様は、内部電
    極形成用のスクリーンを、内部電極形成用パターンの形
    成領域の中心を回転中心としてスクリーンを90度また
    は180度回転させると、回転前の第1パターンが回転
    後に第2パターンの位置となるように形成し、 前記内部電極形成用のスクリーンとして、前記同一また
    は一種類のスクリーンを用い、積層工程において、内部
    電極となる導体層形成時に、印刷により形成される積層
    素材を前記角度だけ回転させながら印刷し、 もって同一パターンの内部電極形成用スクリーンによる
    印刷を可能にしたことを特徴とする積層部品の製造方
    法。
  5. 【請求項5】請求項3または4において、 前記積層部品は外周面に端子電極を設けたものであっ
    て、 前記積層素材上に内部電極となる導体層を形成する場
    合、内部電極の引き出し部がチップ毎の分割線において
    連続するように形成することを特徴とする積層部品の製
    造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100568305B1 (ko) 2004-07-21 2006-04-05 삼성전기주식회사 적층형 세라믹 캐패시터
US7316755B2 (en) * 2003-09-29 2008-01-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method of producing multi-terminal type laminated ceramic electronic component
JP2009513006A (ja) * 2005-10-20 2009-03-26 エプコス アクチエンゲゼルシャフト 電気モジュール
JP2010097994A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Tdk Corp 積層貫通コンデンサの製造方法

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